JP2022083727A - 電源制御装置 - Google Patents

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Akira Serizawa
真太郎 村松
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Abstract

【課題】電線の軽量化及び配策性の向上を図った電源制御装置を提供する。【解決手段】第1スイッチユニット8は、メインバッテリ2及びサブバッテリ3間に接続される第1FETQ1と、第1FETQ1に流れる電流に基づいて異常を検知するとともに、第1FETQ1のオンオフを制御するCPU83と、を有する。第2スイッチユニット9は、メインバッテリ2及びサブバッテリ3間において第1FETQ1よりもサブバッテリ3側に接続され、寄生ダイオードの向きが第1FETQ1の寄生ダイオードとは逆向きに配置された第2FETQ2と、第2FETQ2に流れる電流に基づいて異常を検知すると共に、第2FETQ2のオンオフを制御するCPU93と、を有する。電線10が、第1FETQ1及び第2FETQ2間を接続する。CPU83、93は、CPU83、93の何れか一方が異常を検知したとき第1FETQ1及び第2FETQ2をオフする。【選択図】図1

Description

本発明は、電源制御装置に関する。
近年、車両に2つの第1、第2バッテリを搭載して、負荷に第1、第2バッテリの双方から電源供給できるようにすることが考えられている。また、第1、第2バッテリ間にスイッチを設け、第1、第2バッテリ側の電源系統のうち何れかでショートまたは電圧異常が発生したときに、スイッチをオフして、第1、第2バッテリ間の接続を遮断することが考えられている。
上記第1バッテリとスイッチとの間、第2バッテリとスイッチとの間は、第1バッテリ、第2バッテリのバッテリヒューズの電流容量に適合する太い電線で接続する必要がある。ところで、上述した第1、第2バッテリを車両の前方と後方との離れた位置にそれぞれ配置する場合がある。この場合、スイッチを例えば、第1バッテリ近傍の車両前方に配置すると、車両前方から後方に太い電線を配索しなければならない。このため、車両の重量が増加し、燃料効率が悪化するという問題が生じる。また、電線が太く曲げ難いため、車両に電線配索スペースを大きく確保する必要があり、電線の配索性が悪いという問題が発生する。
また、電源系統のデッドショートを検知する技術としては特許文献1、2に記載されたものが知られている。
特開2000-16201号公報 特開2009-298260号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電線の軽量化及び配策性の向上を図った電源制御装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電源制御装置は、下記[1]~[5]を特徴としている。
[1]
第1電源及び第2電源間に接続される第1半導体スイッチと、前記第1半導体スイッチに流れる電流に基づいて異常を検知する第1異常検知部と、前記第1半導体スイッチのオンオフを制御する第1スイッチ制御部と、を有する第1スイッチユニットと、
前記第1電源及び前記第2電源間において前記第1半導体スイッチよりも前記第2電源側に接続され、寄生ダイオードの向きが前記第1半導体スイッチの寄生ダイオードとは逆向きに配置された第2半導体スイッチと、前記第2半導体スイッチに流れる電流に基づいて異常を検知する第2異常検知部と、前記第2半導体スイッチのオンオフを制御する第2スイッチ制御部と、を有する第2スイッチユニットと、
前記第1半導体スイッチ及び前記第2半導体スイッチ間を接続する電線と、を備えた電源制御装置であって、
前記第1スイッチ制御部及び前記第2スイッチ制御部は、前記第1異常検知部及び前記第2異常検知部の何れか一方が異常を検知したとき前記第1半導体スイッチ及び前記第2半導体スイッチをオフする、
電源制御装置であること。
[2]
[1]に記載の電源制御装置であって、
前記第1異常検知部は、前記第1半導体スイッチに流れる電流と、前記電流が流れている累積時間から前記電線の温度を算出し、算出した前記電線の温度が許容温度に達する前に前記異常を検知し、
前記第2異常検知部は、前記第2半導体スイッチに流れる電流と、前記電流が流れている累積時間から前記電線の温度を算出し、算出した前記電線の温度が許容温度に達する前に前記異常を検知する、
電源制御装置であること。
[3]
[1]又は[2]に記載の電源制御装置であって、
前記第1スイッチ制御部及び前記第2スイッチ制御部は、通信可能であり、
前記第1スイッチ制御部は、前記第1異常検知部が前記異常を検知したときその旨を前記第2スイッチ制御部に送信し、
前記第2スイッチ制御部は、前記第2異常検知部が前記異常を検知したときその旨を前記第1スイッチ制御部に送信する、
電源制御装置であること。
[4]
[1]~[3]何れか1項に記載の電源制御装置であって、
前記第1スイッチユニットは、第3半導体スイッチを有し、
前記第1半導体スイッチ及び前記第3半導体スイッチのソース端子同士が互いに接続され、前記第1半導体スイッチのゲート端子及び前記第3半導体スイッチのドレイン端子が接続され、
前記第2スイッチユニットは、第4半導体スイッチを有し、
前記第2半導体スイッチ及び前記第4半導体スイッチのソース端子同士が互いに接続され、前記第2半導体スイッチのゲート端子及び前記第4半導体スイッチのドレイン端子が接続され、
前記第1スイッチ制御部は、前記第3半導体スイッチをオンすることにより、前記第1半導体スイッチをオフし、
前記第2スイッチ制御部は、前記第4半導体スイッチをオンすることにより、前記第1半導体スイッチをオフする、
電源制御装置であること。
[5]
[3]項に記載の電源制御装置であって、
前記第1スイッチユニットは、前記第1半導体スイッチの両端のうち一方の電圧に基づいてデッドショートを検知して、前記第1半導体スイッチをオフする第1デッドショート検知回路と、前記第1半導体スイッチの両端のうち他方の電圧に基づいてデッドショートを検知して、前記第1半導体スイッチをオフする第2デッドショート検知回路と、を有し、
前記第2スイッチユニットは、前記第2半導体スイッチの両端のうち一方の電圧に基づいてデッドショートを検知して、前記第2半導体スイッチをオフする第3デッドショート検知回路と、前記第2半導体スイッチの両端のうち他方の電圧に基づいてデッドショートを検知して、前記第2半導体スイッチをオフする第4デッドショート検知回路と、を有し、
前記第1~第4デッドショート検知回路は各々、前記電圧の変動率を各々変化させる、時定数が互いに異なる2つのフィルタ回路と、前記2つのフィルタ回路の出力を比較する比較回路と、を有し、
前記第1スイッチ制御部及び前記第2スイッチ制御部は、通信可能であり、
前記第1スイッチ制御部は、前記第1及び前記第2デッドショート検知回路が前記デッドショートを検知したときその旨を前記第2スイッチ制御部に送信し、
前記第2スイッチ制御部は、前記第3及び前記第4デッドショート検知回路が前記デッドショートを検知したときその旨を前記第1スイッチ制御部に送信し、
前記第1スイッチ制御部は、前記第2スイッチ制御部から前記デッドショートの検知を受信したときに、前記第1半導体スイッチをオフし、
前記第2スイッチ制御部は、前記第1スイッチ制御部から前記デッドショートの検知を受信したときに、前記第2半導体スイッチをオフする、
電源制御装置であること。
上記[1]の構成の電源制御装置によれば、第1、第2スイッチユニット間を接続する電線は、第1、第2スイッチユニットによって保護することができるため、細くすることができ、電線の軽量化及び配策性の向上を図ることができる。
上記[2]の構成の電源制御装置によれば、第1、第2スイッチユニットは、熱によって溶断するヒューズのように機能し、電線の温度が許容温度を超える前に電線に流れる電流を遮断することができる。しかも、第1、第2スイッチユニットは、ヒューズのように劣化することがないため、劣化を考慮して電線径を太くする必要がなく、より一層、電線径を細くすることができる。
上記[3]の構成の電源制御装置によれば、第1スイッチ制御部と第2スイッチ制御部との間に通信線を設けるだけで、第1、第2スイッチ制御部が、第1、第2異常検知部の何れか一方が異常を検知したときに第1、第2半導体スイッチをオフすることができる。
上記[4]の構成の電源制御装置によれば、第3、第4半導体スイッチを設けることにより、確実に第1、第2半導体スイッチをオフすることができる。
上記[5]の構成の電源制御装置によれば、デッドショート発生後迅速に第1、第2半導体スイッチをオフすることができる。
本発明によれば、電線の軽量化及び配策性の向上を図った電源制御装置を提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の電源制御装置を組み込んだ電源装置を示す回路図である。 図2は、図1に示す第1~第4デッドショート検知回路の詳細を示す回路図である。 図3(A)は、デッドショートが発生したときの図2に示す比較回路の+入力電圧、-入力電圧のタイムチャートであり、図3(B)は、電源のリセットや電源欠陥が発生したときの図2に示す比較回路の+入力電圧、-入力電圧のタイムチャートである。 図1は、図1に示す電源装置に流れる電流について説明するための説明図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1に示すように、電源装置1は、車両に搭載された2つのメインバッテリ2、サブバッテリ3と、これらメインバッテリ2、サブバッテリ3間の電源ラインをオンオフする電源制御装置4と、を備えている。
上記メインバッテリ2、サブバッテリ3は、図示しないオルタネータに対して並列に接続されている。なお、図示しないオルタネータは、電源制御装置4よりもメインバッテリ2側に接続されている。オルタネータからの電源は、DC/DCコンバータ5により例えば48Vから14Vに降圧されてメインバッテリ2、サブバッテリ3に供給される。
上記電源制御装置4よりもメインバッテリ2側には1次側ADAS負荷6が接続され、電源制御装置4よりもサブバッテリ3側には2次側ADAS負荷7が接続されている。なお、ADAS(先行運転支援システム)負荷6、7は、前方衝突警告など運転者の運転支援のための表示、警告を行なったり、運転者に代わって車両を制御したりする負荷である。
電源制御装置4により電源ラインがオンされているときは、1次側、2次側ADAS負荷6、7には、メインバッテリ2及びサブバッテリ3の双方から電源供給を受けることができる。また、メインバッテリ2側、サブバッテリ3側の何れか一方の電源系統にショートまたは電圧異常が発生すると、電源制御装置4が電源ラインをオフする。これにより、異常が発生していない側の1次側、2次側ADAS負荷6、7への電源供給を継続することができる。
第1スイッチユニット8と、メインバッテリ2と、の間にはバッテリヒューズF11が設けられている。また、第1スイッチユニット8と、1次側ADAS負荷6と、の間にはヒューズF12が設けられている。
第2スイッチユニット9と、サブバッテリ3と、の間にはバッテリヒューズF21が設けられている。また、第2スイッチユニット9と、2次側ADAS負荷7と、の間にはヒューズF22が設けられている。
電源制御装置4は、第1スイッチユニット8と、第2スイッチユニット9と、電線10と、通信線11と、を備えている。
第1スイッチユニット8は、第1半導体スイッチとしての第1電界効果トランジスタ(第1FET)Q1と、第3半導体スイッチとしての第3FETQ3と、オンドライバ81と、オフドライバ82と、第1異常検知部、第1スイッチ制御部としてのCPU83と、第1、第2デッドショート(DS)検知回路841、842と、通信インタフェース(I/F)85と、これらを搭載する図示しない基板と、を備えている。
第1FETQ1は、メインバッテリ2及び1次側ADAS負荷6間にドレイン端子が接続され、電線10の一端にソース端子が接続される。即ち、第1FETQ1の寄生ダイオードの順方向がサブバッテリ3からメインバッテリ2に向かうように配置される。第3FETQ3は、ソース端子が第1FETQ1のソース端子に接続され、ドレイン端子が第1FETQ1のゲート端子に接続される。
オンドライバ81は、第1FETQ1のゲート端子に接続されている。オンドライバ81が、第1FETQ1のゲート端子にHiレベルのオン信号を出力すると、第1FETQ1がオンする。オフドライバ82は、第3FETQ3のゲート端子に接続されている。オフドライバ82が、第3FETQ3のゲート端子にHiレベルのオフ信号を出力すると、第3FETQ3がオンする。第3FETQ3がオンすると、第1FETQ1がオフする。
上記オンドライバ81及びオフドライバ82は、CPU83に制御される。CPU83は、メモリに格納されたプログラムに従って動作するコンピュータである。CPU83は、第1異常検知部として機能し、電流センサS1により検知された第1FETQ1に流れる電流(第1FETQ1のソース端子と電線10の一端との間に流れる電流)に基づいて異常を検知する。詳しく説明すると、CPU83は、熱によって溶断されるヒューズと同様の機能を有するように、第1FETQ1に流れる電流と電流が流れている累積時間から電線10の温度を算出し、算出した電線10の温度が許容温度に達する前に異常を検知する。なお、電線の温度を算出する方法の一例としては、例えば、特許第5480957号公報に記載された周知の方法を用いることができる。
第1DS検知回路841は、第1FETQ1の両端のうちメインバッテリ2側の電圧V1に基づいて、メインバッテリ2、サブバッテリ3の間の電源ラインのデッドショートを検知する回路である。第2DS検知回路842は、第1FETQ1の両端のうちサブバッテリ3側の電圧V2に基づいて、メインバッテリ2、サブバッテリ3の間の電源ラインに基づいて異常を検知する。第1、第2DS検知回路841、842については後述する。
第1、第2DS検知回路841、842は、CPU83に接続されている。CPU83は、通信I/F85、通信線11を介して後述する第2スイッチユニット9のCPU93と通信可能に接続されている。CPU83は、第1FETQ1に流れる電流から異常を検知したとき、第1、第2DS検知回路841、842がデッドショートを検知したとき、その旨を第2スイッチユニット9のCPU93に伝える。
第2スイッチユニット9は、第2半導体スイッチとしての第2FETQ2と、第4半導体スイッチとしての第4FETQ4と、オンドライバ91と、オフドライバ92と、第2異常検知部、第2スイッチ制御部としてのCPU93と、第3、第4デッドショート(DS)検知回路941、942と、通信インタフェース(I/F)95と、これらを搭載する図示しない基板と、を備えている。
第2FETQ2は、サブバッテリ3及び2次側ADAS負荷7間にドレイン端子が接続され、電線10の他端にソース端子が接続される。即ち、第2FETQ2の寄生ダイオードの順方向がメインバッテリ2からサブバッテリ3に向かうように配置される。第1FETQ1、第2FETQ2は、ソース端子がバックツーバック接続され、寄生ダイオードの向きが逆向きに接続されている。第4FETQ4は、ソース端子が第2FETQ2のソース端子に接続され、ドレイン端子が第2FETQ2のゲート端子に接続される。
オンドライバ91は、第2FETQ2のゲート端子に接続されている。オンドライバ91が、第2FETQ2のゲート端子にHiレベルのオン信号を出力すると、第2FETQ2がオンする。オフドライバ92は、第4FETQ4のゲート端子に接続されている。オフドライバ92が、第4FETQ4のゲート端子にHiレベルのオフ信号を出力すると、第4FETQ4がオンする。第4FETQ4がオンすると、第2FETQ2がオフする。
上記オンドライバ91及びオフドライバ92は、CPU93に制御される。CPU93は、メモリに格納されたプログラムに従って動作するコンピュータである。CPU93は、第2異常検知部として機能し、電流センサS2により検知された第2FETQ2に流れる電流(第2FETQ2のソース端子と電線10の他端との間に流れる電流)に基づいて異常を検知する。詳しく説明すると、CPU93は、熱によって溶断されるヒューズと同様の機能を有するように、第2FETQ2に流れる電流と電流が流れている累積時間から電線10の温度を算出し、算出した電線10の温度が許容温度に達する前に異常を検知する。なお、電線の温度を算出する方法の一例としては、例えば、特許第5480957号公報に記載された周知の方法を用いることができる。
第3DS検知回路941は、第2FETQ2の両端のうちメインバッテリ2側の電圧V3に基づいて、メインバッテリ2、サブバッテリ3の間の電源ラインのデッドショートを検知する回路である。第4DS検知回路942は、第2FETQ2の両端のうちサブバッテリ3側の電圧V4に基づいて、メインバッテリ2、サブバッテリ3の間の電源ラインに基づいて異常を検知する。第3、第4DS検知回路941、942については後述する。
第3、第4DS検知回路941、942は、CPU93に接続されている。CPU93は、通信I/F95、通信線11を介して第1スイッチユニット8のCPU83と通信可能に接続されている。CPU93は、第2FETQ2に流れる電流から異常を検知したとき、第3、第4DS検知回路941、942がデッドショートを検知したとき、その旨を第1スイッチユニット8のCPU83に伝える。
次に、第1~第4DS検知回路841、842、941、942の詳細な構成について図2を参照して説明する。第1~第4DS検知回路841、842、941、942は、本実施形態では同様の構成している。第1~第4DS検知回路841、842、941、942は各々、2つのCR回路(フィルタ回路)12A、12Bと、2つのCR回路12A、12Bの出力を比較する比較回路12Cと、を有している。
2つのCR回路12A、12Bは、互いに異なる時定数を有していて、電圧V1~V4の変化率を各々異なる時定数で変化させる。CR回路12Aは、抵抗R11、R21及びコンデンサC1から構成されている。抵抗R11、R21は、互いに直列接続され、抵抗R21にコンデンサC1が並列接続されている。このCR回路12Aの出力が比較回路12Cの+入力に接続される。
CR回路12Bは、抵抗R12、R22及びコンデンサC2から構成されている。抵抗R12、R22は、互いに直列接続され、抵抗R22にコンデンサC2が並列接続されている。このCR回路12Bの出力が比較回路12Cの-入力に接続される。また、抵抗R11及びR12の一端は共通接続され、第1DS検知回路841の場合は電圧V1が印加され、第2DS検知回路842の場合は電圧V2が印加され、第3DS検知回路941の場合は電圧V3が印加され、第4DS検知回路942の場合は電圧V4が印加される。
なお、本実施形態では、電圧V1~V4が一定のとき、比較回路12Cの-入力に供給される電圧が+に供給される電圧より高くなるようにCR回路12A、12Bの抵抗値や容量が設定されている。また、比較回路12Cの-入力に接続されるCR回路12Bの方が、+入力に接続されるCR回路12Aよりも時定数が小さくなるように設定されている。
比較回路12Cは、出力がオフドライバ82、92に接続される。本実施形態では、オフドライバ82、92は、比較回路12Cの-入力電圧が+入力電圧よりも高いときに、第3、第4FETQ3、Q4をオフして、第1、第2FETQ1、Q2がオン状態のときは、その状態を維持する。また、オフドライバ82、92は、-入力電圧が+入力電圧よりも低くなり、比較回路12Cの出力が反転すると第3、第4FETQ3、Q4をオンして、第1、第2FETQ1、Q2をオフする。
次に、上述した構成の第1~第4DS検知回路841、842、941、942の検知原理について図3を参照して説明する。なお、図3において、点線が比較回路12Cの-入力電圧を示し、実線が比較回路12Cの+入力電圧を示す。
第1~第4DS検知回路841、842、941、942は、電圧V1~V4の電圧変動が予め規定した電圧変動範囲内のときにデッドショートを検知する回路である。本実施形態では、デッドショート発生時に生じる電圧V1~V4の5V/5μs程度の電圧変動を予め規定した電圧変動範囲としている。
一方、電圧V1~V4が一定の正常時は、比較回路12Cの-入力電圧の方が+入力電圧よりも高くなる。このとき、比較回路12Cの出力によりオフドライバ82、92は第3、第4FETQ3、Q4をオフして、第1、第2FETQ1、Q2がオン状態のときは、その状態を維持する。
一方、デッドショートが発生すると、電圧V1~V4は、5V/5μs程度で0まで変化する。このとき、時定数が小さいCR回路12Bが接続される-入力電圧の方が、時定数が大きいCR回路12Aが接続される+入力電圧に比べて電圧低下が早くなる。このため、図3(A)に示すように、電圧V1~V4が0になるまでの間に、-入力電圧の方が+入力電圧よりも低くなり、比較回路12Cの出力が反転して、第3、第4FETQ3、Q4をオンして、第1、第2FETQ1、Q2をオフすることができる。
一方、リセットや電源欠陥などにより電圧V1~V4が5V/5μsよりも緩やかに変動した場合、図3(B)に示すように、電圧V1~V4が0になるまでの間に、-入力電圧が+入力電圧よりも低くなることはない。このため、比較回路12Cの出力は反転せずにデッドショート以外の電圧変動で第1、第2FETQ1、Q2がオフすることはない。
上述した予め規定した電圧変動範囲は、各CR回路12A、12Bの時定数により調整することができる。
次に、上述した電源制御装置4の動作について説明する。通常時は、CPU83、93は、オンドライバ81、91を制御してHiレベルのオン信号を出力し、第1、第2FETQ1、Q2をオンする。CPU83は、第1FETQ1に流れる電流に基づいて異常を検出すると、オフドライバ82を制御してHiレベルのオフ信号を出力し、第3FETQ3をオンし、これにより第1FETQ1をオフする。また、CPU83は、CPU93に対して異常を検出した旨を送信する。CPU93は、CPU83から異常を検出した旨を受信すると、オフドライバ92を制御してHiレベルのオフ信号を出力し、第4FETQ4をオンし、これにより第2FETQ2をオフする。即ち、CPU83が、第1FETQ1に流れる電流に基づいて異常を検出すると第1、第2FETQ1、Q2の双方がオフする。
一方、CPU93は、第2FETQ2に流れる電流に基づいて異常を検出すると、第2FETQ2をオフする。また、CPU93は、CPU83に対して異常を検出した旨を送信する。CPU83は、CPU93から異常を検出した旨を受信すると、第1FETQ1をオフする。即ち、CPU93が、第2FETQ2に流れる電流に基づいて異常を検出すると第1、第2FETQ1、Q2の双方がオフする。
また、第1、第2DS検知回路841、842の何れか一方がデッドショートを検知して、第1FETQ1をオフする。CPU83は、第1、第2DS検知回路841、842の比較回路12Cの出力からデッドショートが検知されたと判断すると、その旨をCPU93に送信する。CPU93は、デッドショート検知を受信すると、第2FETQ2をオフする。即ち、第1、第2DS検知回路841、842の何れか一方がデッドショートを検知すると、第1、第2FETQ1、Q2の双方がオフする。
また、第3、第4DS検知回路941、942の何れか一方がデッドショートを検知して、第2FETQ2をオフする。CPU93は、第3、第4DS検知回路941、942の比較回路12Cの出力からデッドショートが検知されたと判断すると、その旨をCPU83に送信する。CPU83は、デッドショート検知を受信すると、第1FETQ1をオフする。即ち、第3、第4DS検知回路941、942の何れか一方がデッドショートを検知すると、第1、第2FETQ1、Q2の双方がオフする。
上述した実施形態によれば、第1、第2スイッチユニット8、9間を接続する電線10は、第1、第2スイッチユニット8、9によって保護することができるため、細くすることができ、電線10の軽量化及び配策性の向上を図ることができる。詳しく説明すると、図4に示すように、メインバッテリ2からの電流I1は、1次側ADAS負荷6に流れる電流I11と、サブバッテリ3及び2次側ADAS負荷7に流れる電流I12と、に分岐される。また、サブバッテリ3からの電流I2は2次側ADAS負荷7に流れる電流I21と、メインバッテリ2及び1次側ADAS負荷6に流れる電流I22と、に分岐される。
従来のように、第1、第2スイッチユニット8、9がない場合は、電線10の保護はバッテリヒューズF11、F21よって行われる。バッテリヒューズF11、F21の溶断は、メインバッテリ2、サブバッテリ3に流れる電流I1、I2に応じて定められている。このため、電線10としては、バッテリヒューズF11、F21によって保護できるような大きな電線が必要であった。これに対して、本発明では、第1、第2スイッチユニット8、9間に電線10が設けられているため、第1、第2スイッチユニット8、9によって保護することができる。第1、第2スイッチユニット8、9の切断は、電流I12(<I1)、I22(<I2)に応じて定めることができ、電流I11、I21分を保護対象から外すことができ、その分電線の細線化を図ることができる。
さらに、CPU83、93は、第1、第2FETQ1、Q2に流れる電流と、電流が流れる累積時間から電線の温度を算出し、算出した電線の温度が許容温度に達する前に異常を検知する。これにより、第1、第2スイッチユニット8、9は、熱によって溶断するヒューズのように機能し、電線10の温度が許容温度を超える前に電線10に流れる電流を遮断することができる。このため、しかも、第1、第2スイッチユニット8、9は、ヒューズのように劣化することがないため、劣化を考慮して電線径を太くする必要がなく、より一層、電線径を細くすることができる。
また、上述した実施形態によれば、CPU83、93は、通信可能であり、CPU83は、異常を検知したときその旨をCPU93に送信し、CPU93は、異常を検知したときその旨をCPU83に送信する。これにより、CPU83、93間に通信線11を設けるだけで、CPU83、93の何れか一方が異常を検知したときに第1、第2FETQ1、Q2の双方をオフすることができる。
また、上述した実施形態によれば、第1、第2FETQ1、Q2のゲート端子-ソース端子間に第3、第4FETQ3、Q4を設けることにより、確実に第1、第2FETQ1、Q2をオフすることができる。
また、上述した実施形態によれば、第1~第4DS検知回路841、842、941、942を設けることにより、デッドショート発生後迅速に第1、第2FETQ1、Q2をオフすることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上述した実施形態によれば、CPU83、93を通信線で接続していたが、これに限ったものではない。CPU83を電流センサS2に接続し、CPU83が第2FETQ2に流れる電流に基づいて異常を検知できるようにしてもよい。また、CPU93を電流センサS1に接続し、CPU93が第1FETQ1に流れる電流に基づいて異常を検知できるようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、第3、第4FETQ3、Q4を設けていたが、これに限ったものではない。第1、第2FETQ1、Q2をオンオフできる構成であればよい。
また、上述した実施形態によれば、第1~第4DS検知回路841、842、941、942を設けていたが、これに限ったものではない。第1~第4DS検知回路は必須ではなく、なくてもよい。
ここで、上述した本発明に係る電線制御装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
第1電源(2)及び第2電源(3)間に接続される第1半導体スイッチ(Q1)と、前記第1半導体スイッチ(Q1)に流れる電流に基づいて異常を検知する第1異常検知部(83)と、前記第1半導体スイッチ(Q1)のオンオフを制御する第1スイッチ制御部(83)と、を有する第1スイッチユニット(8)と、
前記第1電源(2)及び前記第2電源(3)間において前記第1半導体スイッチ(Q1)よりも前記第2電源(3)側に接続され、寄生ダイオードの向きが前記第1半導体スイッチ(Q1)の寄生ダイオードとは逆向きに配置された第2半導体スイッチ(Q2)と、前記第2半導体スイッチ(Q2)に流れる電流に基づいて異常を検知する第2異常検知部(93)と、前記第2半導体スイッチ(Q2)のオンオフを制御する第2スイッチ制御部(93)と、を有する第2スイッチユニット(9)と、
前記第1半導体スイッチ(Q1)及び前記第2半導体スイッチ(Q2)間を接続する電線(10)と、を備えた電源制御装置であって、
前記第1スイッチ制御部(83)及び前記第2スイッチ制御部(93)は、前記第1異常検知部(83)及び前記第2異常検知部(93)の何れか一方が異常を検知したとき前記第1半導体スイッチ(Q1)及び前記第2半導体スイッチ(Q2)をオフする、
電源制御装置(4)。
[2]
[1]に記載の電源制御装置(4)であって、
前記第1異常検知部(83)は、前記第1半導体スイッチ(Q1)に流れる電流と、前記電流が流れている累積時間から前記電線(10)の温度を算出し、算出した前記電線(10)の温度が許容温度に達する前に前記異常を検知し、
前記第2異常検知部(93)は、前記第2半導体スイッチ(Q2)に流れる電流と、前記電流が流れている累積時間から前記電線(10)の温度を算出し、算出した前記電線(10)の温度が許容温度に達する前に前記異常を検知する、
電源制御装置(4)。
[3]
[1]又は[2]に記載の電源制御装置(4)であって、
前記第1スイッチ制御部(83)及び前記第2スイッチ制御部(93)は、通信可能であり、
前記第1スイッチ制御部(83)は、前記第1異常検知部(83)が前記異常を検知したときその旨を前記第2スイッチ制御部(93)に送信し、
前記第2スイッチ制御部(93)は、前記第2異常検知部(93)が前記異常を検知したときその旨を前記第1スイッチ制御部(83)に送信する、
電源制御装置(4)。
[4]
[1]~[3]何れか1項に記載の電源制御装置(4)であって、
前記第1スイッチユニット(8)は、第3半導体スイッチ(Q3)を有し、
前記第1半導体スイッチ(Q1)及び前記第3半導体スイッチ(Q3)のソース端子同士が互いに接続され、前記第1半導体スイッチ(Q1)のゲート端子及び前記第3半導体スイッチ(Q3)のドレイン端子が接続され、
前記第2スイッチユニット(9)は、第4半導体スイッチ(Q4)を有し、
前記第2半導体スイッチ(Q2)及び前記第4半導体スイッチ(Q4)のソース端子同士が互いに接続され、前記第2半導体スイッチ(Q2)のゲート端子及び前記第4半導体スイッチ(Q4)のドレイン端子が接続され、
前記第1スイッチ制御部(83)は、前記第3半導体スイッチ(Q3)をオンすることにより、前記第1半導体スイッチ(Q1)をオフし、
前記第2スイッチ制御部(93)は、前記第4半導体スイッチ(Q4)をオンすることにより、前記第1半導体スイッチ(Q1)をオフする、
電源制御装置(4)。
[5]
[3]項に記載の電源制御装置(4)であって、
前記第1スイッチユニット(8)は、前記第1半導体スイッチ(Q1)の両端のうち一方の電圧に基づいてデッドショートを検知して、前記第1半導体スイッチ(Q1)をオフする第1デッドショート検知回路(841)と、前記第1半導体スイッチ(Q1)の両端のうち他方の電圧に基づいてデッドショートを検知して、前記第1半導体スイッチ(Q1)をオフする第2デッドショート検知回路(842)と、を有し、
前記第2スイッチユニット(9)は、前記第2半導体スイッチ(Q2)の両端のうち一方の電圧に基づいてデッドショートを検知して、前記第2半導体スイッチ(Q2)をオフする第3デッドショート検知回路(941)と、前記第2半導体スイッチ(Q2)の両端のうち他方の電圧に基づいてデッドショートを検知して、前記第2半導体スイッチ(Q2)をオフする第4デッドショート検知回路(942)と、を有し、
前記第1~第4デッドショート検知回路(841、842、941、942)は各々、前記電圧の変動率を各々変化させる、時定数が互いに異なる2つのフィルタ回路(12A、12B)と、前記2つのフィルタ回路(12A、12B)の出力を比較する比較回路(12C)と、を有し、
前記第1スイッチ制御部(83)及び前記第2スイッチ制御部(93)は、通信可能であり、
前記第1スイッチ制御部(83)は、前記第1及び前記第2デッドショート検知回路(841、842)が前記デッドショートを検知したときその旨を前記第2スイッチ制御部(93)に送信し、
前記第2スイッチ制御部(93)は、前記第3及び前記第4デッドショート検知回路(941、942)が前記デッドショートを検知したときその旨を前記第1スイッチ制御部(83)に送信し、
前記第1スイッチ制御部(83)は、前記第2スイッチ制御部(93)から前記デッドショートの検知を受信したときに、前記第1半導体スイッチ(Q1)をオフし、
前記第2スイッチ制御部(93)は、前記第1スイッチ制御部(83)から前記デッドショートの検知を受信したときに、前記第2半導体スイッチ(Q2)をオフする、
電源制御装置(4)。
1 電源装置
2 メインバッテリ(第1電源)
3 サブバッテリ(第2電源)
4 電源制御装置
8 第1スイッチユニット
9 第2スイッチユニット
10 電線
11 通信線
12A、12B フィルタ回路
12C 比較回路
83 CPU(第1異常検知部、第1スイッチ制御部)
85 通信I/F
93 CPU(第2異常検知部、第2スイッチ制御部)
95 通信I/F
841 第1デッドショート検知回路
842 第2デッドショート検知回路
941 第3デッドショート検知回路
942 第4デッドショート検知回路
Q1 第1FET(第1半導体スイッチ)
Q2 第2FET(第2半導体スイッチ)
Q3 第3FET(第3半導体スイッチ)
Q4 第4FET(第4半導体スイッチ)

Claims (5)

  1. 第1電源及び第2電源間に接続される第1半導体スイッチと、前記第1半導体スイッチに流れる電流に基づいて異常を検知する第1異常検知部と、前記第1半導体スイッチのオンオフを制御する第1スイッチ制御部と、を有する第1スイッチユニットと、
    前記第1電源及び前記第2電源間において前記第1半導体スイッチよりも前記第2電源側に接続され、寄生ダイオードの向きが前記第1半導体スイッチの寄生ダイオードとは逆向きに配置された第2半導体スイッチと、前記第2半導体スイッチに流れる電流に基づいて異常を検知する第2異常検知部と、前記第2半導体スイッチのオンオフを制御する第2スイッチ制御部と、を有する第2スイッチユニットと、
    前記第1半導体スイッチ及び前記第2半導体スイッチ間を接続する電線と、を備えた電源制御装置であって、
    前記第1スイッチ制御部及び前記第2スイッチ制御部は、前記第1異常検知部及び前記第2異常検知部の何れか一方が異常を検知したとき前記第1半導体スイッチ及び前記第2半導体スイッチをオフする、
    電源制御装置。
  2. 請求項1に記載の電源制御装置であって、
    前記第1異常検知部は、前記第1半導体スイッチに流れる電流と、前記電流が流れている累積時間から前記電線の温度を算出し、算出した前記電線の温度が許容温度に達する前に前記異常を検知し、
    前記第2異常検知部は、前記第2半導体スイッチに流れる電流と、前記電流が流れている累積時間から前記電線の温度を算出し、算出した前記電線の温度が許容温度に達する前に前記異常を検知する、
    電源制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電源制御装置であって、
    前記第1スイッチ制御部及び前記第2スイッチ制御部は、通信可能であり、
    前記第1スイッチ制御部は、前記第1異常検知部が前記異常を検知したときその旨を前記第2スイッチ制御部に送信し、
    前記第2スイッチ制御部は、前記第2異常検知部が前記異常を検知したときその旨を前記第1スイッチ制御部に送信する、
    電源制御装置。
  4. 請求項1~3何れか1項に記載の電源制御装置であって、
    前記第1スイッチユニットは、第3半導体スイッチを有し、
    前記第1半導体スイッチ及び前記第3半導体スイッチのソース端子同士が互いに接続され、前記第1半導体スイッチのゲート端子及び前記第3半導体スイッチのドレイン端子が接続され、
    前記第2スイッチユニットは、第4半導体スイッチを有し、
    前記第2半導体スイッチ及び前記第4半導体スイッチのソース端子同士が互いに接続され、前記第2半導体スイッチのゲート端子及び前記第4半導体スイッチのドレイン端子が接続され、
    前記第1スイッチ制御部は、前記第3半導体スイッチをオンすることにより、前記第1半導体スイッチをオフし、
    前記第2スイッチ制御部は、前記第4半導体スイッチをオンすることにより、前記第1半導体スイッチをオフする、
    電源制御装置。
  5. 請求項3項に記載の電源制御装置であって、
    前記第1スイッチユニットは、前記第1半導体スイッチの両端のうち一方の電圧に基づいてデッドショートを検知して、前記第1半導体スイッチをオフする第1デッドショート検知回路と、前記第1半導体スイッチの両端のうち他方の電圧に基づいてデッドショートを検知して、前記第1半導体スイッチをオフする第2デッドショート検知回路と、を有し、
    前記第2スイッチユニットは、前記第2半導体スイッチの両端のうち一方の電圧に基づいてデッドショートを検知して、前記第2半導体スイッチをオフする第3デッドショート検知回路と、前記第2半導体スイッチの両端のうち他方の電圧に基づいてデッドショートを検知して、前記第2半導体スイッチをオフする第4デッドショート検知回路と、を有し、
    前記第1~第4デッドショート検知回路は各々、前記電圧の変動率を各々変化させる、時定数が互いに異なる2つのフィルタ回路と、前記2つのフィルタ回路の出力を比較する比較回路と、を有し、
    前記第1スイッチ制御部及び前記第2スイッチ制御部は、通信可能であり、
    前記第1スイッチ制御部は、前記第1及び前記第2デッドショート検知回路が前記デッドショートを検知したときその旨を前記第2スイッチ制御部に送信し、
    前記第2スイッチ制御部は、前記第3及び前記第4デッドショート検知回路が前記デッドショートを検知したときその旨を前記第1スイッチ制御部に送信し、
    前記第1スイッチ制御部は、前記第2スイッチ制御部から前記デッドショートの検知を受信したときに、前記第1半導体スイッチをオフし、
    前記第2スイッチ制御部は、前記第1スイッチ制御部から前記デッドショートの検知を受信したときに、前記第2半導体スイッチをオフする、
    電源制御装置。
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