JP2022082021A - ディスプレイ用ガラス基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガラス基板上に形成される薄膜のムラを抑制することが可能なディスプレイ用ガラス基板を提供する。【解決手段】板引き方向Xと直交する方向Yに沿って第一主面GS1の板厚分布TDを測定した場合において、第一主面GS1の板厚分布TDにおける第一頂点A01と第二頂点B01との高低差をH1とし、第二頂点B01と第三頂点A02との高低差をH2とし、板引き方向Xと直交する方向Yにおける第一頂点A01と第二頂点B01との距離をD1とし、板引き方向Xと直交する方向Yにおける第二頂点B01と第三頂点A02との距離をD2としたとき、高低差(H1,H2)を0.005mm以下にするか、又は、高低差(H1,H2)が0.005mmを上回る場合には傾き(H1/D1,H2/D2)を1×10-4以下にする。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば有機ELディスプレイ等のディスプレイに使用されるガラス基板に関する。
周知のように、有機ELディスプレイ、液晶ディスプレイ等のディスプレイには、微細な電極や隔壁等の素子或いは構造体を形成するために、ガラス基板が使用される。ガラス基板の表面には、各種の膜を均一に塗布した後に、フォトプロセスの手法(露光工程、現像工程等)を用いて薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)が形成される。
例えば特許文献1には、第一主面と、第一主面と対向する第二主面とを備えた矩形に構成され、互いに隣り合う第一辺と第二辺とを有し、第一辺と第二辺との長さが、少なくとも1200mm以上とされたTFT用ガラス基板が開示されている。
このガラス基板では、板厚方向の断面のうち、第一辺と平行な直線に沿った第一断面において、板厚の最大値と板厚の最小値の差である板厚公差を、6.26μm未満としている(同文献の請求項1、段落0006参照)。
特開2019-34878号公報
液晶ディスプレイ用のガラス基板において厚さが不均一となる部分(偏肉部分)が存在すると、TFTを精度良く形成することが困難となる。このため、上記特許文献1に係るガラス基板のように、板厚公差を規制することがTFTを精度良く形成するために有効となる。
有機ELディスプレイの製造工程では、ガラス基板上に形成された薄膜のムラを検出する外観検査(マクロ検査)が実施される。この外観検査では、例えば、光源からガラス基板に光を照射し、その反射光を検出する。ムラが発生している場合、例えば、その箇所で反射光の方向が局所的に変化するため、濃淡が変化する。このようなマクロ検査では、特許文献1のように板厚公差を規制したガラス基板であっても、外観異常が検出される事態が生じている。薄膜のムラが発生した場合、ガラス基板は品質不良として廃棄される。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、ガラス基板上に形成される薄膜のムラを抑制することが可能なディスプレイ用ガラス基板を提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するためのものであり、板引き方向に沿う第一辺と、前記板引き方向に直交する方向に沿う第二辺と、第一主面と、厚さ方向において前記第一主面の反対側に位置する第二主面と、を有するディスプレイ用ガラス基板であって、前記板引き方向と直交する方向に沿って板厚分布を測定した場合において、前記板厚分布は、第一頂点と、前記第一頂点と隣り合う第二頂点と、前記第二頂点と隣り合う第三頂点と、を含み、前記第一頂点と前記第二頂点の高低差をH1(mm)とし、前記第二頂点と前記第三頂点の高低差をH2(mm)とし、前記板引き方向と直交する方向における前記第一頂点と前記第二頂点との距離をD1(mm)とし、前記板引き方向と直交する方向における前記第二頂点と前記第三頂点との距離をD2(mm)としたとき、前記H1及び前記D1が、下記式(1)及び下記式(3)を充足するか、又は、下記式(4)を充足し、前記H2及び前記D2が、下記式(2)及び下記式(5)を充足するか、又は、下記式(6)を充足することを特徴とする。
(H1/D1)≦1×10-4 ・・・(1)
(H2/D2)≦1×10-4 ・・・(2)
H1>0.005 ・・・(3)
H1≦0.005 ・・・(4)
H2>0.005 ・・・(5)
H2≦0.005 ・・・(6)
本発明者等は、鋭意研究を重ねた結果、ガラス基板の第一主面に薄膜を形成する場合において、板厚分布に含まれる山部が高くかつ傾きが大きい箇所で、薄膜のムラが発生しやすいことを見出した。また、板厚分布に含まれる谷部が深くかつ傾きが大きい箇所で、薄膜のムラが発生しやすいことを見出した。つまり、上記の高低差(H1,H2)及び傾き(H1/D1,H2/D2)が大きい箇所で、薄膜のムラが発生しやすいことを見出した。本発明では、板厚分布における上記の高低差(H1,H2)を小さくするか、高低差(H1,H2)が大きい場合には傾き(H1/D1,H2/D2)を小さくすることで、薄膜のムラの発生及びそれに伴う品質不良の発生を防止することが可能となる。
本発明は上記の課題を解決するためのものであり、板引き方向に沿う第一辺と、前記板引き方向に直交する方向に沿う第二辺と、第一主面と、厚さ方向において前記第一主面の反対側に位置する第二主面と、を有するディスプレイ用ガラス基板であって、前記板引き方向と直交する方向に沿って板厚分布を測定した場合において、前記板厚分布は、高低差及び幅を有する斜辺部を含み、前記斜辺部の前記高低差をH(mm)とし、前記斜辺部の前記幅をD(mm)としたとき、前記H及び前記Dが、下記式(7)及び下記式(8)を充足するか、又は、下記式(9)を充足することを特徴とする。
(H/D)≦1×10-4 ・・・(7)
H>0.005 ・・・(8)
H≦0.005 ・・・(9)
本発明者等は、上記のように、板厚分布に含まれる斜辺部の高低差(H)を小さくするか、高低差(H)が大きい場合には傾き(H/D)を小さくすることで、薄膜のムラの発生及びそれに伴う品質不良の発生を防止することが可能となることを見出した。
本発明に係るディスプレイ用ガラス基板は、有機ELディスプレイ用ガラス基板であってもよい。
本発明に係るディスプレイ用ガラス基板は、板厚の最大値と最小値との差が6μm以上であってもよい。板厚公差を小さくすることで、ガラス基板における偏肉の程度を低減するとともに、山部及び斜辺部の高低差や傾きの程度を小さくすることが可能となるが、ガラス基板の製造コストが増大してしまう。本発明では、板厚公差を上記の範囲とすることで、ガラス基板の製造コストを抑制しつつ、薄膜のムラの発生及びそれに伴う品質不良の発生を防止することが可能となる。
ディスプレイ用ガラス基板における前記第一主面及び前記第二主面は、火造り面であってもよい。或いは、前記第一主面は、火造り面であってもよく、前記第二主面は、エッチング面であってもよい。
本発明に係るディスプレイ用ガラス基板は、前記第一辺の寸法が1200mm以上であってもよく、前記第二辺の寸法が1200mm以上であってもよく、板厚寸法が0.2~1.3mmであってもよい。
本発明によれば、ガラス基板上に形成される薄膜のムラを抑制することが可能となる。
ディスプレイ用ガラス基板の斜視図である。 ディスプレイ用ガラス基板の板厚分布を示すグラフである。 ディスプレイ用ガラス基板の板厚分布を示すグラフである。 ディスプレイ用ガラス基板の板厚分布を示すグラフである。 ディスプレイ用ガラス基板の製造方法を示すフローチャートである。 ディスプレイ用ガラス基板の製造装置を示す側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。図1乃至図6は、本発明に係るディスプレイ用ガラス基板及びその製造方法の一実施形態を示す。本実施形態では、ガラス基板として、有機ELディスプレイ用ガラス基板を例示するが、これに限らず、液晶ディスプレイその他の各種ディスプレイ用のガラス基板にも本発明を適用することができる。
図1に示すように、ガラス基板Gは、例えば矩形状(長方形状)に構成される。ガラス基板Gは、板引き方向Xに沿う第一辺Gaと、板引き方向Xと直交する方向Yに沿う第二辺Gbと、第二辺Gbとほぼ平行な第三辺Gcと、第一辺Gaとほぼ平行な第四辺Gdと、を有する。本実施形態において、第一辺Ga及び第四辺Gdの長さは、1200mm以上であることが好ましく、1800mm以上であることがより好ましく、2100mm以上であることがさらにより好ましい。第二辺Gb及び第三辺Gcの長さは、1200mm以上であることが好ましく、2150mm以上であることがより好ましく、2400mm以上であることがさらにより好ましい。一方で、第一辺Ga、第二辺Gb、第三辺Gc及び第四辺Gdの長さはいずれも、4000mm以下であることが好ましい。
なお、「板引き方向」とは、ガラス基板Gを成形する際に板引きした方向を意味する。ガラス基板Gの板引き方向Xは、例えば、暗室でガラス基板Gの角度を調整しながら光源(例えばキセノンライト)から光を照射し、その透過光をスクリーンに投影することで、筋状の縞模様として観測できる。従って、成形後のガラス基板Gの状態であっても、成形時の板引き方向Xを特定できる。
また、「板引き方向に沿う」とは、板引き方向Xと幾何学的に平行な場合のみならず、実質的に平行とみなせる方向も含む意味である。また、「板引き方向と直交する方向に沿う」とは、板引き方向Xと幾何学的に直交する方向のみならず、実質的に直交するとみなせる方向も含む意味である。
ガラス基板Gは、第一主面GS1と、厚さ方向において第一主面GS1の反対側に位置する第二主面GS2と、を有する。本実施形態において、第一主面GS1は保証面とされており、第二主面GS2は非保証面とされている。ここで、「保証面」とは、例えばディスプレイの製造過程において薄膜が形成される側の面を意味する。
ガラス基板Gにおける第一主面GS1及び第二主面GS2は、火造り面であることが好ましい。ここで、「火造り面」とは、成形装置等と接触することなく、非接触の状態で形成された面をいう。このような火造り面は、未研磨であるにもかかわらず、優れた表面性状を有する。
この構成に限らず、ガラス基板Gは、第一主面GS1を火造り面とし、第二主面GS2をエッチング面としてもよい。ここで、「エッチング面」とは、粗面化処理が施された面をいう。粗面化処理の方法は、特に限定されるものではないが、エッチングなどの化学研磨、テープ研磨・ブラシ研磨・砥粒研磨などの機械研磨、化学機械研磨(CMP)などが挙げられる。このようなエッチング面は、静電気の発生が低減されているので、例えば、支持台に載置されたガラス基板を持ち上げる際に、静電気に起因してガラス基板が支持台に貼り付いて破損することを防止できる。
ガラス基板Gの板厚(厚さ寸法)は、1.0mm以下であることが好ましく、0.7mm以下であることがより好ましく、0.5mm以下であることがさらにより好ましい。一方、ガラス基板Gの板厚は、0.2mm以上であることが好ましく、0.3mm以上であることがより好ましい。製造コストの増大を抑制する観点から、ガラス基板Gにおける板厚の最大値と最小値との差(板厚公差)の好ましい下限は、3μm以上、4μm以上、5μm以上、6μm以上、7μm以上、特に7.5μm以上である。一方、液晶ディスプレイのセルギャップを均一に保つ観点から、板厚公差は、20μm以下であることが好ましく、より好ましくは、15μm以下である。
ガラス基板Gは、例えば、ケイ酸塩ガラス、シリカガラスが用いられ、好ましくはホウ珪酸ガラス、ソーダライムガラス、アルミノ珪酸塩ガラス、化学強化ガラス、無アルカリガラスにより構成される。ここで、無アルカリガラスとは、アルカリ成分(アルカリ金属酸化物)が実質的に含まれていないガラスのことであって、具体的には、アルカリ成分の重量比が3000ppm以下のガラスのことである。本発明におけるアルカリ成分の重量比は、好ましくは1000ppm以下であり、より好ましくは500ppm以下であり、最も好ましくは300ppm以下である。
図1に示すように、ガラス基板Gの第一主面GS1は、板引き方向Xと直交する方向Yとほぼ平行となるように設定される測定予定線MLに沿って、その板厚分布(板厚分布曲線)が測定される。板厚分布の測定は、レーザ変位計により、10mmピッチで、測定予定線MLに沿って行われる。レーザ変位計は、ガラス基板Gの厚さ方向における第一主面GS1と第二主面GS2との距離(板厚)を測定する。測定された板厚分布は谷部及び/又は山部を含む。
図2は、ガラス基板Gの第一主面GS1における板厚分布に含まれる谷部を示す。板厚分布TDは、第一頂点A01と、第一頂点A01と隣り合う第二頂点B01と、第二頂点B01と隣り合う第三頂点A02と、を含む。第一頂点A01、第二頂点B01及び第三頂点A02は、傾きがいずれも0(ゼロ)であり、谷部を構成する。
さらに、板厚分布TDは、第一頂点A01と第二頂点B01との間に位置する第一斜辺部C01と、第二頂点B01と第三頂点A02との間に位置する第二斜辺部C02と、を含む。
第一斜辺部C01は、第一高低差H1及び第一幅D1を有する。第一斜辺部C01の第一高低差H1は、第一頂点A01と第二頂点B01との高さの差である。第一斜辺部C01の第一幅D1は、板引き方向Xと直交する方向Yにおける第一頂点A01と第二頂点B01との距離である。
第二斜辺部C02は、第二高低差H2及び第二幅D2を有する。第二斜辺部C02の第二高低差H2は、第二頂点B01と第三頂点A02との高低差である。第二斜辺部C02の第二幅D2は、板引き方向Xと直交する方向Yにおける第二頂点B01と第三頂点A02との距離である。
図3は、ガラス基板Gの第一主面GS1における板厚分布に含まれる山部を示す。板厚分布TDは、第一頂点B11と、第一頂点B11と隣り合う第二頂点A11と、第二頂点A11と隣り合う第三頂点B12と、を含む。第一頂点B11、第二頂点A11及び第三頂点B12は、傾きがいずれも0(ゼロ)であり、山部を構成する。
さらに、板厚分布TDは、第一頂点B11と第二頂点A11との間に位置する第一斜辺部C11と、第二頂点A11と第三頂点B12との間に位置する第二斜辺部C12と、を含む。
第一斜辺部C11は、第一高低差H1及び第一幅D1を有する。第一斜辺部C11の第一高低差H1は、第一頂点B11と第二頂点A11との高さの差である。第一斜辺部C11の第一幅D1は、板引き方向Xと直交する方向Yにおける第一頂点B11と第二頂点A11との距離である。
第二斜辺部C12は、第二高低差H2及び第二幅D2を有する。第二斜辺部C12の第二高低差H2は、第二頂点A11と第三頂点B12との高低差である。第二斜辺部C12の第二幅D2は、板引き方向Xと直交する方向Yにおける第二頂点A11と第三頂点B12との距離である。
板厚分布TDにおいて、山部及び/又は谷部が存在する場合において、第一高低差H1(mm)及び第一幅D1(mm)は、下記式(1)及び下記式(3)を充足するか、又は、下記式(4)を充足する。また、第二高低差H2(mm)及び第二幅D2(mm)は、下記式(2)及び下記式(5)を充足するか、又は、下記式(6)を充足する。
(H1/D1)≦1×10-4 ・・・(1)
(H2/D2)≦1×10-4 ・・・(2)
H1>0.005 ・・・(3)
H1≦0.005 ・・・(4)
H2>0.005 ・・・(5)
H2≦0.005 ・・・(6)
板厚分布TDにおいて、複数の山部又は谷部が存在する場合には、全ての山部及び谷部が上記の式(1)から(6)による条件を充足する。換言すると、板厚分布TDにおいて、高低差(H1,H2)が0.005mmより大きい場合に傾き(H1/D1,H2/D2)が1×10-4より大きい斜辺部を有する山部及び谷部が存在しない。
本発明者等は、鋭意研究を重ねた結果、ガラス基板Gの第一主面GS1に薄膜を形成する場合において、板厚分布に含まれる山部が高くかつ傾きが大きい箇所で、薄膜のムラが発生しやすいことを見出した。また、板厚分布に含まれる谷部が深くかつ傾きが大きい箇所で、薄膜のムラが発生しやすいことを見出した。つまり、上記の高低差(H1,H2)及び傾き(H1/D1,H2/D2)が大きい箇所で、薄膜のムラが発生しやすいことを見出した。すなわち、板厚分布TDにおける上記の高低差(H1,H2)を小さくするか、又は、高低差(H1,H2)が大きい場合に傾き(H1/D1,H2/D2)を小さくすることで、薄膜のムラの発生及びそれに伴う品質不良の発生を防止することが可能となる。
図4は、ガラス基板Gの第一主面GS1における板厚分布の他の例を示す。図3に示すように、板厚分布TDは、測定方向(板引き方向と直交する方向)Yに対して傾斜する斜辺部Cを有する。斜辺部Cは、高低差H及び幅Dを有する。
板厚分布TDに斜辺部Cが存在する場合において、斜辺部Cの高低差H(mm)及び幅D(mm)が、下記式(7)及び下記式(8)を充足するか、又は、下記式(9)を充足する。
(H/D)≦1×10-4 ・・・(7)
H>0.005 ・・・(8)
H≦0.005 ・・・(9)
板厚分布TDにおいて、複数の斜辺部Cが存在する場合には、全ての斜辺部Cが上記の式(7)から(9)による条件を充足する。換言すると、板厚分布TDにおいて、高低差Hが0.005mmより大きい場合に傾きH/Dが1×10-4より大きい斜辺部が存在しない。
本発明者等は、ガラス基板Gの第一主面GS1に薄膜を形成する場合において、板厚分布TDに存在する斜辺部Cの高低差及び傾きが大きいと、薄膜のムラが発生しやすいことを見出した。すなわち、斜辺部Cの高低差Hを小さくするか、又は、高低差Hが大きい場合に傾き(H/D)を小さくすることで、薄膜のムラの発生及びそれに伴う品質不良の発生を防止することが可能となる。
ここで、下記の表1は、板厚分布に含まれる斜辺部の傾き及び高低差と、当該箇所での薄膜のムラの発生状況を示す。
Figure 2022082021000002

No.1及び2では、いずれも、斜辺部の高低差(H)が0.005mmを上回る。No.1では、傾き(H/D)が1×10-4以下であり、その結果、薄膜のムラが発生しなかったのに対し、No.2では、傾き(H/D)が1×10-4を上回り、薄膜のムラが発生した。つまり、斜辺部に高低差があっても、傾き(H/D)が1×10-4以下であれば、薄膜のムラを抑制できることが確認できる。
No.2及び3では、いずれも、斜辺部の傾きが1×10-4を上回る。No.3では、高低差(H)が0.005mm以下であり、その結果、薄膜のムラが発生しなかったのに対し、No.2では、高低差(H)が0.005mmを上回り、薄膜のムラが発生した。つまり、斜辺部に傾きがあっても、高低差(H)が0.005mm以下であれば、薄膜のムラを抑制できることが確認できる。
薄膜のムラをより低減して均一な薄膜を形成する観点から、高低差(H1,H2,H)が0.005mmより大きい場合の傾き(H1/D1,H2/D2,H/D)は、0.5×10-4以下であることが好ましい。また、高低差(H1,H2,H)が0.005mmより大きい場合、高低差(H1,H2,H)は0.02mm以下であることが好ましい。一方、傾きを小さくすることに伴う製造コストの増大を抑制する観点から、傾き(H1/D1,H2/D2,H/D)は0.05×10-4以上であることが好ましい。
ガラス基板Gは、オーバーフローダウンドロー法、スロットダウンドロー法などのダウンドロー法や、フロート法などの公知の成形方法によって製造される。本実施形態では、オーバーフローダウンドロー法によってガラス基板Gが製造される場合を例示する。
以下、上記構成のガラス基板Gを製造する方法について説明する。図5に示すように、本方法は、成形工程S1と、徐冷工程S2と、冷却工程S3と、切断工程S4と、端面加工工程S5と、洗浄工程S6と、検査工程S7と、を主に備える。
図6は、成形工程S1から切断工程S4までを実行するガラス基板Gの製造装置を示す。製造装置1は、成形工程S1を実行する成形炉2と、徐冷工程S2を実行する徐冷炉3と、冷却工程S3を行う冷却ゾーン4と、切断工程S4を実行する切断装置5と、を主に備える。この製造装置1では、成形炉2、徐冷炉3及び冷却ゾーン4のそれぞれに上下複数段のローラ対6が配置されている。
成形炉2の内部空間には、オーバーフローダウンドロー法により溶融ガラスGmからガラスリボンGrを成形する成形体7が配置されている。成形工程S1では、成形体7に供給された溶融ガラスGmを成形体7の頂部7aに形成された溝部から溢れ出させ、この溶融ガラスGmを成形体7の両側面7bに沿って流れさせ、成形体7の下端でこれらの溶融ガラスGmを合流させる。これにより、板状のガラスリボンGrが連続成形される。その後、ガラスリボンGrは、ローラ対6によって縦姿勢(好ましくは鉛直姿勢)で下方に搬送される。この場合において、図6において示すX方向が板引き方向となる。
成形炉2の側壁部のうち、成形体7の両側面7bに沿って流れる溶融ガラスGm及びガラスリボンGrと対向する部分(以下、「対向部」という)は、ガラスリボンGrの幅方向に接合部を有することなく、単一の耐火物で構成されることが好ましい。対向部をガラスリボンGrの幅方向に分割された複数の耐火物で構成する場合、耐火物同士が接合される接合部によってガラスリボンGr(溶融ガラスGm)の温度分布が不均一になりやすい。その結果、溶融ガラスGmの温度低下が生じた部位でガラスリボンGrの板厚に変化が生じ、これによるガラス板Gの板厚分布TDにおいて、山部又は斜辺部の高さ(高低差)及び傾きが大きくなる。これに対し、対向部がガラスリボンGrの幅方向に接合部を有することなく、単一の耐火物で構成されれば、ガラス板Gの板厚分布TDにおいて、山部及び斜辺部の高さ(高低差)及び傾きが小さくなる。
徐冷炉3の内部空間は、下方に向かって所定の温度勾配を有している。徐冷炉3の内部空間の温度勾配は、例えば、徐冷炉3の内面に設けた加熱装置などの温度調整装置により調整することができる。徐冷工程S2において、縦姿勢のガラスリボンGrは、ローラ対6によって搬送され、徐冷炉3の内部空間を下方に向かって移動するに連れて、温度が低くなるように徐冷される。この徐冷工程S2により、ガラスリボンGrの内部歪が低減する。
冷却工程S3では、徐冷炉3を通過したガラスリボンGrをローラ対6によって下方に搬送しつつ、冷却ゾーン4を通過させる。これにより、ガラスリボンGrは室温まで冷却される。
図6に示すように、切断装置5は、冷却ゾーン4の下方に位置する。切断工程S4では、この切断装置5によって、冷却ゾーン4を通過した縦姿勢のガラスリボンGrを所定の長さ毎に幅方向に切断する。これにより、ガラスリボンGrからガラス基板Gを順次切り出すことができる。ここで、ガラスリボンGrの幅方向は、ガラスリボンGrの長手方向(板引き方向X)と直交する方向であり、本実施形態では実質的に水平方向と一致する。
切断装置5は、冷却ゾーン4から降下してきたガラスリボンGrの一方の主面上を走行することで、ガラスリボンGrの幅方向に沿ってスクライブ線Sを形成するホイールカッタ(図示省略)と、スクライブ線Sが形成された領域に他方の主表面側から支持する接触部8と、切り出し対象のガラス基板Gに対応する部分のガラスリボンGrを保持した状態で、スクライブ線S及びその近傍に曲げ応力を作用させるための動作(図6におけるA方向の動作)を行う保持部9と、を備えている。
切断工程S4において、ホイールカッタは、降下中のガラスリボンGrに追従降下しつつ、ガラスリボンGrの幅方向の全域又は一部にスクライブ線Sを形成する。なお、スクライブ線Sはレーザの照射等によって形成してもよい。
接触部8は、降下中のガラスリボンGrに追従降下しつつ、ガラスリボンGrの幅方向の全域又は一部と接触する平面を有する板状体(定盤)から構成されている。接触部8の接触面は、幅方向に湾曲した曲面であってもよい。保持部9は、ガラスリボンGrの幅方向両側の側端部を表裏両側から挟持するチャックにより構成されている。保持部9は、ガラスリボンGrの側端部のそれぞれにおいて、ガラスリボンGrの長手方向に間隔を置いて複数設けられている。一方側の側端部に設けられた複数の保持部9は、これら全てが同一のアーム(図示省略)によって保持されている。また同様に、他方側の側端部に設けられた複数の保持部9も、これら全てが同一のアーム(図示省略)によって保持されている。
ガラスリボンGrにスクライブ線Sが形成されると、各々のアームの動作により、複数の保持部9が降下中のガラスリボンGrに追従降下しつつ、接触部8を支点としてガラスリボンGrを湾曲させるための動作(A方向の動作)を行う。これにより、スクライブ線S及びその近傍に曲げ応力を付与し、ガラスリボンGrをスクライブ線Sに沿って幅方向に割断する。この割断の結果、ガラスリボンGrからガラス基板Gが切り出される。その後、ガラスリボンGrの幅方向の端部(耳部)に相当するガラス基板Gの端部が切除される。これにより、四辺Ga~Gd、第一主面GS1及び第二主面GS2を有する矩形状のガラス基板Gが製造される。
端面加工工程S5では、ガラス基板Gの各辺Ga~Gdに対応する端面に対し、研削加工、及び研磨加工が施される。その後、洗浄工程S6において、ガラス基板Gに対し、洗浄具による各主面GS1,GS2の擦り洗浄が行われる。次に、ガラス基板Gに対してすすぎ洗浄が行われる。その後、エアナイフ等を備える乾燥装置によって、ガラス基板Gに付着したすすぎ液が除去される。必要に応じ、第二主面GS2に粗面化処理を施す粗面化工程を実施してもよい。
検査工程S7では、ガラス基板Gの板厚の測定が行われる。ガラス基板Gの板厚は、例えばレーザ変位計によって測定される。板厚分布は、ガラス基板Gの板引き方向Xと直交する方向Yに沿って10mmピッチで複数箇所を測定する。この他、検査工程S7では、ガラス基板Gにおける欠陥の有無等が公知の検査装置によって検査される。
検査工程S7において、上記の式(1)~(6)による条件、又は上記の式(7)~(9)による条件を充足するか否か、ガラス基板Gの厚さ分布における偏肉の程度、及び欠陥の程度等に基づいて、製品としてのガラス基板Gの良否が判定されることとなる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、上記した作用効果に限定されるものでもない。本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
A01,B11 第一頂点
A02,A11 第二頂点
B01,B12 第三頂点
C 斜辺部
D 斜辺部の幅
D1 第一頂点と第二頂点との距離
D2 第二頂点と第三頂点との距離
G ガラス基板
Ga ガラス基板の第一辺
Gb ガラス基板の第二辺
GS1 ガラス基板の第一主面
GS2 ガラス基板の第二主面
H 斜辺部の高低差
H1 第一頂点と第二頂点の高低差
H2 第二頂点と第三頂点の高低差
TD 板厚分布
X 板引き方向
Y 板引き方向と直交する方向

Claims (7)

  1. 板引き方向に沿う第一辺と、前記板引き方向に直交する方向に沿う第二辺と、第一主面と、厚さ方向において前記第一主面の反対側に位置する第二主面と、を有するディスプレイ用ガラス基板であって、
    前記板引き方向と直交する方向に沿って板厚分布を測定した場合において、前記板厚分布は、第一頂点と、前記第一頂点と隣り合う第二頂点と、前記第二頂点と隣り合う第三頂点と、を含み、
    前記第一頂点と前記第二頂点の高低差をH1(mm)とし、前記第二頂点と前記第三頂点の高低差をH2(mm)とし、前記板引き方向と直交する方向における前記第一頂点と前記第二頂点との距離をD1(mm)とし、前記板引き方向と直交する方向における前記第二頂点と前記第三頂点との距離をD2(mm)としたとき、
    前記H1及び前記D1が、下記式(1)及び下記式(3)を充足するか、又は、下記式(4)を充足し、
    前記H2及び前記D2が、下記式(2)及び下記式(5)を充足するか、又は、下記式(6)を充足することを特徴とするディスプレイ用ガラス基板。
    (H1/D1)≦1×10-4 ・・・(1)
    (H2/D2)≦1×10-4 ・・・(2)
    H1>0.005 ・・・(3)
    H1≦0.005 ・・・(4)
    H2>0.005 ・・・(5)
    H2≦0.005 ・・・(6)
  2. 板引き方向に沿う第一辺と、前記板引き方向に直交する方向に沿う第二辺と、第一主面と、厚さ方向において前記第一主面の反対側に位置する第二主面と、を有するディスプレイ用ガラス基板であって、
    前記板引き方向と直交する方向に沿って板厚分布を測定した場合において、前記板厚分布は、高低差及び幅を有する斜辺部を含み、
    前記斜辺部の前記高低差をH(mm)とし、前記斜辺部の前記幅をD(mm)としたとき、
    前記H及び前記Dが、下記式(7)及び下記式(8)を充足するか、又は、下記式(9)を充足することを特徴とするディスプレイ用ガラス基板。
    (H/D)≦1×10-4 ・・・(7)
    H>0.005 ・・・(8)
    H≦0.005 ・・・(9)
  3. 有機ELディスプレイ用ガラス基板である請求項1又は2に記載のディスプレイ用ガラス基板。
  4. 板厚の最大値と最小値との差が6μm以上である請求項1から3のいずれか一項に記載のディスプレイ用ガラス基板。
  5. 前記第一主面及び前記第二主面は、火造り面である請求項1から4のいずれか一項に記載のディスプレイ用ガラス基板。
  6. 前記第一主面は、火造り面であり、前記第二主面は、エッチング面である請求項1から4のいずれか一項に記載のディスプレイ用ガラス基板。
  7. 前記第一辺の寸法が1200mm以上であり、前記第二辺の寸法が1200mm以上であり、板厚が0.2~1.3mmである請求項1から6のいずれか一項に記載のディスプレイ用ガラス基板。
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