JP2022081376A - 端末装置とそのプログラム、サーバとそのプログラム並びにシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】RFIDタグの読み取り機能を持たない場合でも、ユーザが特定の場所へ訪れたことを示す通知の信頼性を高めることが可能な端末装置を提供する。【解決手段】端末装置10がRFIDタグ3との近距離無線通信機能を備えるか判定し、端末装置10が近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合は、特定の場所8に設置された光学コード5を含む画像を端末装置10のカメラ15により撮像し、撮像した画像中の光コード5が表す第2識別情報を読み取るとともに、端末装置10の位置を示す端末位置情報を取得する。そして、光コード5から読み取った第2識別情報と、取得した端末位置情報とを、ユーザが特定の場所8を訪れたことを通知する訪問通知とともにサーバ20へ送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが特定の場所を訪れたことをサーバに通知する端末装置とそのプログラム、ユーザが特定の場所を訪れたことを記録するサーバとそのプログラム、並びに、そのような端末装置とサーバを備えたシステムに関するものである。
我が国では、高齢化と少子化に伴う働き手の減少が急速に進行していることから、介護サービスの提供に関わる業務の効率性を高めることが大きな課題となっており、ICT(Information and Communication Technology)を活用した業務の自動化技術や省力化技術が盛んに開発されている。例えば、下記の特許文献1には、訪問サービスにおけるサービス提供実績を自動的に記録する装置が記載されている。この特許文献1の装置では、端末装置を携帯するヘルパーが被介護者の家に訪問した場合に、家の中に設置された無線タグから、端末装置のリーダー機能によって被介護者の識別情報を読み出して、ヘルパーの識別情報とともにサーバ装置へ送信する。サーバ装置は、ヘルパーの端末装置から受信した被介護者の識別情報及びヘルパーの識別情報と、現在の日時に関する情報とを含んだサービス提供実績の情報を、実績管理データベースに記録する。
実用新案登録第3181163号明細書
ところで、上述した特許文献1の装置では、端末装置のリーダー機能を利用して無線タグ(RFIDタグとも言う)から被介護者の識別情報を読み出している。そのため、RFIDタグのリーダー機能を備えていない一般的なスマートフォン等は端末装置として利用できないという問題がある。
RFIDタグのリーダー機能を備えていない一般的なスマートフォン等を上記の端末装置として利用できるようにするため、例えば、被介護者の識別情報を読み出す媒体としてRFIDタグの代わりにQRコード(登録商標)などの光学コードを用いることが考えられる。多くの一般的なスマートフォン等は、光学コードの読み取り機能を備えているため、被介護者の識別情報を光学コードから読み取るようにすることで、端末装置に利用可能なスマートフォン等の種類を増やすことが可能となる。
しかしながら、光学コードはスマートフォン等のカメラで撮影した画像から読み取られることから、実際には被介護者の家に存在しないもの(光学コードが印刷された紙、光学コードが表示されたディスプレイの画面など)をカメラで撮影して光学コードを読み取ることも可能であり、ヘルパーが被介護者の家へ訪問したことを示す通知の信頼性が低いという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、RFIDタグの読み取り機能を持たない場合でも、ユーザが特定の場所へ訪れたことを示す通知の信頼性を高めることが可能な端末装置とそのプログラムを提供すること、RFIDタグの読み取り機能を持たない端末装置から通知を受ける場合でも、ユーザが特定の場所へ訪れた記録の信頼性を高めることが可能なサーバとそのプログラムを提供すること、並びに、そのような端末装置とサーバを備えたシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点は、ユーザが特定の場所を訪れたことを示す訪問通知をサーバへ送信可能な端末装置に処理を実行させるプログラムであって、前記端末装置を使用する前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報を前記サーバへ送信する処理と、前記端末装置がRFID(radio frequency identifier)タグとの近距離無線通信機能を備えるか判定する処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えると判定した場合、前記特定の場所に設置された前記RFIDタグから前記近距離無線通信機能により第1識別情報を読み取る処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記特定の場所に設置された光学コードであって、光学的に読み取り可能な情報を表す前記光学コードを含む画像を前記端末装置が備えるカメラにより撮像し、撮像した画像中の前記光学コードが表す第2識別情報を読み取る処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えると判定した場合、前記RFIDタグから読み取った前記第1識別情報を前記訪問通知とともに前記サーバへ送信する処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記光学コードから読み取った前記第2識別情報と、取得した前記端末位置情報とを、前記訪問通知とともに前記サーバへ送信する処理とを前記端末装置に実行させるプログラムである。
好適に、前記端末位置情報を取得する処理は、前記端末位置情報を取得した後、前記端末位置情報を取得するための回路の動作を停止させることを含む。
好適に、前記端末装置は、前記回路を定常的に動作させるか否か設定する設定情報を記憶しており、前記端末位置情報を取得する処理は、前記回路を定常的に動作させることが前記設定情報において設定されている場合、前記端末位置情報を取得した後も前記回路の動作を継続させることを含む。
本発明の第2の観点は、特定の場所を訪れるユーザが使用する端末装置と通信可能なサーバに処理を実行させるプログラムであって、前記サーバは、複数の前記特定の場所に設置されたRFIDタグに格納される第1識別情報と、複数の前記特定の場所に設置された光学コードが表す光学的に読み取り可能な第2識別情報と、複数の前記特定の場所の位置を示す位置情報と、複数の前記ユーザの各々を識別するためのユーザ識別情報と、前記ユーザが前記特定の場所を訪れた履歴を示す履歴情報とを記憶した1以上のデータベースにアクセス可能であり、前記端末装置を使用する前記ユーザの前記ユーザ識別情報を前記端末装置から受信する処理と、前記ユーザが前記特定の場所を訪れたことを通知する訪問通知を前記端末装置から受信した場合に、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報であって、前記端末装置が近距離無線通信機能により前記RFIDタグから読み取った前記第1識別情報、又は、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報であって、前記端末装置が前記光学コードから読み取った前記第2識別情報を前記データベースにおいて検索する処理と、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報が前記データベースに記憶された情報と一致した場合、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた前記履歴情報を前記データベースに格納する処理と、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報が前記データベースに記憶された情報と一致した場合、前記訪問通知とともに受信した前記端末装置の位置を示す端末位置情報と、前記データベースに記憶される前記位置情報とに基づいて、前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別する処理と、前記訪問通知とともに受信した前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別した場合において、判別した前記特定の場所と、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報に対応する前記光学コードが設置された前記特定の場所とが一致するならば、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた前記履歴情報を前記データベースに格納する処理とを前記サーバに実行させる、プログラムである。
好適に、一の前記特定の場所に設置された前記RFIDタグに格納される前記第1識別情報と、当該一の特定の場所に設置された前記光学コードが表す前記第2識別情報とが同一の識別情報を表しており、前記履歴情報は、前記訪問通知とともに受信した前記識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた情報である。
好適に、前記プログラムが前記サーバに実行させる処理は、前記データベースに未登録の前記光学コードの前記第2識別情報を読み取った前記端末装置から、読み取った前記第2識別情報の新規の登録を求める登録要求を受信した場合に、前記登録要求とともに受信した前記端末位置情報と、前記データベースに記憶される前記位置情報とに基づいて、前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別する処理と、前記登録要求とともに受信した前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所であって、一の前記RFIDが設置される前記特定の場所を判別した場合、前記登録要求が新規の登録を求める前記第2識別情報を、当該一のRFIDに対応する前記第1識別情報に関連付けて前記データベースに記憶する処理とを有する。
本発明の第3の観点は、ユーザが特定の場所を訪れたことを示す訪問通知をサーバへ送信可能な端末装置であって、カメラと、1以上のプロセッサを含んだ端末側処理部と、前記端末側処理部において実行される端末側プログラムの命令を格納する端末側記憶部とを有し、前記端末側プログラムの命令に応じて前記端末側処理部が実行する処理は、前記端末装置を使用する前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報を前記サーバへ送信する処理と、前記端末装置がRFIDタグとの近距離無線通信機能を備えるか判定する処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えると判定した場合、前記特定の場所に設置された前記RFIDタグから前記近距離無線通信機能により第1識別情報を読み取る処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記特定の場所に設置された光学コードであって、光学的に読み取り可能な情報を表す前記光学コードを含む画像を前記カメラにより撮像し、撮像した画像中の前記光学コードが表す第2識別情報を読み取る処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えると判定した場合、前記RFIDタグから読み取った前記第1識別情報を前記訪問通知とともに前記サーバへ送信する処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記光学コードから読み取った前記第2識別情報と、取得した前記端末位置情報とを、前記訪問通知とともに前記サーバへ送信する処理とを含む、端末装置である。
本発明の第4の観点は、特定の場所を訪れるユーザが使用する端末装置と通信可能なサーバであって、1以上のプロセッサを含んだサーバ側処理部と、前記サーバ側処理部において実行されるサーバ側プログラムの命令を格納するサーバ側記憶部とを有し、前記サーバ側処理部は、複数の前記特定の場所に設置されたRFIDタグに格納される第1識別情報と、複数の前記特定の場所に設置された光学コードが表す光学的に読み取り可能な第2識別情報と、複数の前記特定の場所の位置を示す位置情報と、複数の前記ユーザの各々を識別するためのユーザ識別情報と、前記ユーザが前記特定の場所を訪れた履歴を示す履歴情報とを記憶した1以上のデータベースにアクセス可能であり、前記サーバ側プログラムの命令に応じて前記サーバ側処理部が実行する処理は、前記端末装置を使用する前記ユーザの前記ユーザ識別情報を前記端末装置から受信する処理と、前記ユーザが前記特定の場所を訪れたことを通知する訪問通知を前記端末装置から受信した場合に、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報であって、前記端末装置が近距離無線通信機能により前記RFIDタグから読み取った前記第1識別情報、又は、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報であって、前記端末装置が前記光学コードから読み取った前記第2識別情報を前記データベースにおいて検索する処理と、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報が前記データベースに記憶された情報と一致した場合、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた前記履歴情報を前記データベースに格納する処理と、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報が前記データベースに記憶された情報と一致した場合、前記訪問通知とともに受信した前記端末装置の位置を示す端末位置情報と、前記データベースに記憶される前記位置情報とに基づいて、前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別する処理と、前記訪問通知とともに受信した前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別した場合において、判別した前記特定の場所と、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報に対応する前記光学コードが設置された前記特定の場所とが一致するならば、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた前記履歴情報を前記データベースに格納する処理とを含む、サーバである。
本発明の第5の観点は、特定の場所を訪れるユーザが使用する端末装置と、前記端末装置と通信可能なサーバとを有し、前記端末装置は、カメラと、1以上のプロセッサを含んだ端末側処理部と、前記端末側処理部において実行される端末側プログラムの命令を格納する端末側記憶部とを有し、前記端末側プログラムの命令に応じて前記端末側処理部が実行する処理は、前記端末装置を使用する前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報を前記サーバへ送信する処理と、前記端末装置がRFIDタグとの近距離無線通信機能を備えるか判定する処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えると判定した場合、前記特定の場所に設置された前記RFIDタグから前記近距離無線通信機能により第1識別情報を読み取る処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記特定の場所に設置された光学コードであって、光学的に読み取り可能な情報を表す前記光学コードを含む画像を前記端末装置が備えるカメラにより撮像し、撮像した画像中の前記光学コードが表す第2識別情報を読み取る処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えると判定した場合、前記RFIDタグから読み取った前記第1識別情報を、前記ユーザが前記特定の場所を訪れたことを通知する訪問通知とともに前記サーバへ送信する処理と、前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記光学コードから読み取った前記第2識別情報と、取得した前記端末位置情報とを、前記訪問通知とともに前記サーバへ送信する処理とを含み、前記サーバは、1以上のプロセッサを含んだサーバ側処理部と、前記サーバ側処理部において実行されるサーバ側プログラムの命令を格納するサーバ側記憶部とを有し、前記サーバ側処理部は、複数の前記特定の場所に設置された前記RFIDタグに格納される前記第1識別情報と、複数の前記特定の場所に設置された前記光学コードが表す前記第2識別情報と、複数の前記特定の場所の位置を示す位置情報と、複数の前記ユーザの各々を識別するための前記ユーザ識別情報と、前記ユーザが前記特定の場所を訪れた履歴を示す履歴情報とを記憶した1以上のデータベースにアクセス可能であり、前記サーバ側プログラムの命令に応じて前記サーバ側処理部が実行する処理は、前記ユーザ識別情報を前記端末装置から受信する処理と、前記訪問通知を前記端末装置から受信した場合に、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報又は前記第2識別情報を前記データベースにおいて検索する処理と、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報が前記データベースに記憶された情報と一致した場合、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた前記履歴情報を前記データベースに格納する処理と、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報が前記データベースに記憶された情報と一致した場合、前記訪問通知とともに受信した前記端末位置情報と、前記データベースに記憶される前記位置情報とに基づいて、前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別する処理と、前記訪問通知とともに受信した前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別した場合において、判別した前記特定の場所と、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報に対応する前記光学コードが設置された前記特定の場所とが一致するならば、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた前記履歴情報を前記データベースに格納する処理とを含む、システムである。
本発明によれば、RFIDタグの読み取り機能を持たない場合でも、ユーザが特定の場所へ訪れたことを示す通知の信頼性を高めることが可能な端末装置とそのプログラム、RFIDタグの読み取り機能を持たない端末装置から通知を受ける場合でも、ユーザが特定の場所へ訪れた記録の信頼性を高めることが可能なサーバとそのプログラム、並びに、そのような端末装置とサーバを備えたシステムを提供できる。
図1は、本実施形態に係るシステムの構成の一例を示す図である。 図2A及び図2Bは、ユーザの訪問先となる特定の場所に貼り付けられるシールの一例を図解した図である。 図3は、端末装置の構成の一例を示す図である。 図4は、サーバの構成の一例を示す図である。 図5は、ユーザが特定の場所に訪問したことをサーバに通知する端末装置の処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図6は、端末装置からの通知に基いてユーザが特定の場所に訪問したことを記録するサーバの処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図7は、光学コードの第2識別情報をデータベースへ新規に登録する処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図1は、本実施形態に係るシステム1の構成の一例を示す図である。図1に示すシステム1は、インターネットなどのネットワーク9を介して互いに通信可能な端末装置10とサーバ20とを有する。端末装置10は、サーバ20に登録された特定の場所8を訪問するユーザによって使用される装置であり、例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、ノートパソコンなど、持ち運び可能な任意の情報通信機器であってよい。サーバ20は、特定の場所8を訪問したユーザの操作によって端末装置10から送信される通知に基づいて、ユーザが特定の場所8を訪れた履歴を後述の履歴データベース283に記録する。
例えば、端末装置10のユーザは訪問介護サービスを実施するヘルパーであってもよく、特定の場所8は被介護者の居宅であってもよい。この場合、サーバ20は、端末装置10から送信される通知に基づいて、ヘルパー(ユーザ)が被介護者の居宅(特定の場所8)に訪問した履歴を記録する。
ユーザが訪問する特定の場所8(被介護者の居宅等)には、図1に示すように、近距離無線通信機能によって読み取り可能な第1識別情報を格納するRFIDタグ3と、光学的に読み取り可能な第2識別情報を表す光コード5(例えばQRコード(登録商標)など)とがそれぞれ設置される。第1識別情報は、RFIDタグ3が設置された特定の場所8を識別するための情報であり、第2識別情報は、光コード5が設置された特定の場所8を識別するための情報である。第1識別情報と第2識別情報とは、独立した異なる識別情報を表してもよいし、同一の設置場所に対して同一の識別情報を表してもよい。すなわち、RFIDタグ3と光コード5が同一の特定の場所8に設置されている場合において、RFIDタグ3の第1識別情報と光コード5の第2識別情報とが独立した異なる識別情報を表してもよいし、同一の識別情報を表してもよい。後者の場合、2つの識別情報(第1識別情報、第2識別情報)を1つに集約することが可能になるため、後述する訪問先データベース282に記憶する情報を簡略化することができる。
端末装置10は、RFIDタグ3との近距離無線通信機能を備えている場合、特定の場所8に設置されたRFIDタグ3から第1識別情報を読み取り、サーバ20に送信する。サーバ20は、端末装置10から受信した第1識別情報に対応する特定の場所8へユーザが訪問したことを履歴として記録する。
他方、端末装置10は、RFIDタグ3との近距離無線通信機能を備えていない場合、特定の場所8に設置された光コード5から第2識別情報を読み取るとともに、端末装置10の位置を示す端末位置情報を取得し、この第2識別情報と端末位置情報をサーバ20へ送信する。この場合、サーバ20は、端末装置10から受信した端末位置情報に基づいて判別される特定の場所8と第2識別情報に対応する特定の場所8とを照合し、両者が一致しているか確認する。端末位置情報に基いてユーザの訪問先(特定の場所8)を確認することにより、光コード5から読み取った第2識別情報が示すユーザの訪問先(特定の場所8)の信頼性を高めることができる。
図2A及び図2Bは、RFIDタグ3と光コード5が設けられたシール7の一例を図解した図である。図2Aはシール7の表側の面を示し、図2Bはシール7の裏側を示す。図2Bに示すシール7の裏側が粘着面となっており、特定の場所8における任意の場所(例えば屋内の壁や柱など)にシール7を貼り付けることが可能である。図2Aに示すように、シール7の表側の面には光コード5が印刷される。また、図2Bに示すように、シール7の裏側の面にはRFIDタグ3の回路パターンが形成される。図2Bの例において、光コード5は回路部51とアンテナ部52を含む。アンテナ部52は、略円形の渦巻き状に形成されており、その中央部分に回路部51が配置されている。
図2A及び図2Bの例において、シール7の外形は略円形であり、その外縁部分には、それぞれ径方向に延びた複数の破線状の切込み71が形成されている。シール7の裏側の粘着面を物体の表面に一度貼り付けると、この物体からシール7を剥がそうとした場合に、切込み71に沿ってシール7が破けることによって、シール7に形成されたRFIDタグ3が破壊されて使用不能となる。これにより、シール7が登録された特定の場所8ではない別の場所で不正に使用されることを効果的に防止できる。
図3は、端末装置10の構成の一例を示す図である。図3に示す端末装置10は、端末側通信部11と、入力部12と、表示部13と、RFIDリーダー14と、カメラ15と、位置検出部16と、端末側記憶部17と、端末側処理部19とを有する。
端末側通信部11は、ネットワーク9を介して他の装置(サーバ20など)と通信を行うための装置であり、例えば所定の通信規格(無線LAN、イーサネット(登録商標)など)に準拠して通信を行う通信機器(ネットワークインターフェースカードなど)を含む。
入力部12は、ユーザの操作に応じた指示やその他の情報を処理部40に入力する。例えば、入力部12は、キーボード、マウス、タッチパッド、マイク、カメラなどの入力機能を備えた機器を少なくとも1つを含む。
表示部13は、端末側処理部19において生成される映像信号に応じた映像を表示する装置であり、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどの表示機器を含む。
RFIDリーダー14は、RFIDタグ3と近距離無線通信を行うことによってRFIDタグ3に格納されるデータ(第1識別情報)を読み取る。RFIDリーダー14は、例えば近距離無線通信用のアンテナ、無線信号を増幅するアンプ回路、アンプ回路で増幅された信号からデータを復調する復調回路などを含む。
カメラ15は、画像を撮像する装置であり、例えばCMOSセンサやCCDセンサなどの撮像素子、撮像素子に画像を結像させる光学系、撮像素子で得られた画像信号を処理する画像処理回路などを含む。
位置検出部16は、端末装置10の位置を検出して、その位置を示す端末位置情報を取得する。例えば位置検出部16は、GNSS(Global Navigation Satellite System)の測位衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて端末装置10の地理的な位置を算出する。
端末側記憶部17は、端末側処理部19において実行される端末側プログラム171の命令や、端末側処理部19による処理の過程で一時的に保存されるデータ、端末側処理部19の処理に利用されるデータ、端末側処理部19の処理の結果として得られたデータなどを記憶する。端末側記憶部17は、例えば、主記憶装置(ROM、RAMなど)と補助記憶装置(フラッシュメモリ、SSD、ハードディスク、光ディスクなど)を含む。端末側記憶部17は、1つの記憶装置から構成されてもよいし、複数の記憶装置から構成されてもよい。端末側記憶部17を構成する各記憶装置は、コンピュータのバスや他の通信手段を介して端末側処理部19と接続される。
端末側プログラム171は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(USBメモリ、光ディスクなど)に記録されたものを図示しない読み取り装置から入力して端末側記憶部17に記憶させてもよいし、端末側通信部11において他の装置から受信したものを端末側記憶部17に記憶させてもよい。
端末側記憶部17は、図3の例において、端末装置10の動作や機能を設定するための設定情報172を記憶する。設定情報172は、例えば、位置検出部16において端末位置情報を取得するための回路を定常的に動作させるか否か(すなわち定常的に位置検出を行うか否か)を設定する情報を含む。
端末側処理部19は、端末装置10の全体的な動作を統括的に司り、所定の情報処理を実行する。端末側処理部19は、例えば、端末側記憶部17に格納された1以上のプログラム(端末側プログラム171など)の命令に従って処理を実行する1以上のプロセッサ(CPU、MPUなど)を含む。端末側処理部19は、端末側記憶部17に格納された1以上のプログラムの命令を1以上のプロセッサが実行することにより、1以上のコンピュータとして動作する。
端末側処理部19は、特定の機能を実現するように構成された1以上の専用のハードウェア(ASIC、FPGAなど)を含んでもよい。この場合、端末側処理部19は、ユーザが特定の場所8に訪問したことをサーバ20に対して通知する処理を1以上のコンピュータにおいて実行してもよいし、当該処理の少なくとも一部を専用のハードウェアにおいて実行してもよい。
なお、図3に示す端末装置10はRFIDリーダー14を含んでいるが、RFIDタグ3との近距離無線通信機能を備えていない端末装置10はRFIDリーダー14を含まない。
図4は、サーバ20の構成の一例を示す図である。図4に示すサーバ20は、サーバ側通信部21と、サーバ側記憶部27と、データベース部28と、サーバ側処理部29とを有する。
サーバ側通信部21は、ネットワーク9を介して他の装置(端末装置10)と通信を行うための装置であり、例えば所定の通信規格(無線LAN、イーサネット(登録商標)など)に準拠して通信を行う通信機器(ネットワークインターフェースカードなど)を含む。
サーバ側記憶部27は、サーバ側処理部29において実行されるサーバ側プログラム271の命令や、サーバ側処理部29による処理の過程で一時的に保存されるデータ、サーバ側処理部29の処理に利用されるデータ、サーバ側処理部29の処理の結果として得られたデータなどを記憶する。サーバ側記憶部27は、例えば、主記憶装置(ROM、RAMなど)と補助記憶装置(フラッシュメモリ、SSD、ハードディスク、光ディスクなど)を含む。サーバ側記憶部27は、1つの記憶装置から構成されてもよいし、複数の記憶装置から構成されてもよい。サーバ側記憶部27を構成する各記憶装置は、コンピュータのバスや他の通信手段を介してサーバ側処理部29と接続される。
サーバ側プログラム271は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(USBメモリ、光ディスクなど)に記録されたものを図示しない読み取り装置から入力してサーバ側記憶部27に記憶させてもよいし、サーバ側通信部21において他の装置から受信したものをサーバ側記憶部27に記憶させてもよい。
データベース部28は、サーバ側処理部29がアクセス可能な一群のデータベースであり、図4の例では、ユーザデータベース281と、訪問先データベース282と、履歴データベース283を含む。
ユーザデータベース281は、端末装置10を使用するユーザに関する情報を検索可能に記憶する。例えばユーザデータベース281は、複数のユーザの各々を識別するための識別情報(以下、「ユーザ識別情報」と記す場合がある。)と、ユーザの認証に用いられる認証情報(パスワード等)と、ユーザに関する種々の情報(ユーザの名前、所属、連絡先等)とを関連付けて記憶する。
訪問先データベース282は、ユーザが訪問する訪問先に関する情報を検索可能に記憶する。例えばユーザデータベース281は、ユーザが訪問する複数の訪問先(訪問介護における被介護者等)の各々を識別するための識別情報(以下、「訪問先識別情報」と記す場合がある。)と、訪問する場所(特定の場所8)の位置を示す位置情報(緯度・経度の情報等)と、訪問する場所(特定の場所8)に設置されたRFIDタグ3及び光コード5の識別情報(第1識別情報、第2識別情報)と、訪問先に関する他の種々の情報(訪問相手の名前、住所、連絡先等)とを関連付けて記憶する。
履歴データベース283は、訪問先データベース282に登録される特定の場所8へユーザが訪れたことを示す履歴情報を検索可能に記憶する。例えば履歴情報は、訪問した日時に関する情報と、訪問先を示す訪問先識別情報と、訪問したユーザを示すユーザ識別情報と、訪問先で実施された作業(例えば介護サービス)の内容を示す情報等とを含む。この場合、訪問先識別情報は訪問先データベース282においてRFIDタグ3及び光コード5の識別情報(第1識別情報、第2識別情報)に関連付けられているため、訪問先識別情報とユーザ識別情報とを含んだ履歴情報は、RFIDタグ3及び光コード5の識別情報(第1識別情報、第2識別情報)とユーザ識別情報とを関連付けた情報である。
なお履歴情報は、訪問先識別情報の代わりにRFIDタグ3及び光コード5の識別情報(第1識別情報、第2識別情報)を含んでいてもよいし、これらの識別情報をそれぞれ含んでいてもよい。
サーバ側処理部29は、サーバ20の全体的な動作を統括的に司り、所定の情報処理を実行する。サーバ側処理部29は、例えば、サーバ側記憶部27に格納された1以上のプログラム(サーバ側プログラム271など)の命令に従って処理を実行する1以上のプロセッサ(CPU、MPUなど)を含む。サーバ側処理部29は、サーバ側記憶部27に格納された1以上のプログラムの命令を1以上のプロセッサが実行することにより、1以上のコンピュータとして動作する。
サーバ側処理部29は、特定の機能を実現するように構成された1以上の専用のハードウェア(ASIC、FPGAなど)を含んでもよい。この場合、サーバ側処理部29は、端末装置10からの通知に基いてユーザが特定の場所8に訪問したことを記録する処理を1以上のコンピュータにおいて実行してもよいし、当該処理の少なくとも一部を専用のハードウェアにおいて実行してもよい。
ここで、上述した構成を有するシステム1の動作についてフローチャートを参照して説明する。
図5は、端末装置10の処理の一例を説明するためのフローチャートであり、ユーザが特定の場所8に訪問したことをサーバ20に通知する処理の一例を示す。
端末側処理部19は、サーバ20に対してユーザの認証を要求する処理を行う(ST100)。具体的には、端末側処理部19は、認証を求めるユーザについてのユーザ識別情報及び認証情報(パスワード等)をサーバ20に送信する。
ステップST100の認証要求に応じてサーバ20がユーザを認証すると、端末側処理部19は、端末装置10がRFIDタグ3との近距離無線通信機能を備えているか判定する(ST105)。
端末装置10がRFIDタグ3との近距離無線通信機能を備えている場合(ST105のYes)、端末側処理部19は、特定の場所8に設置されたRFIDタグ3からRFIDリーダー14の近距離無線通信機能によって第1識別情報を読み取る(ST110)。そして端末側処理部19は、RFIDタグ3から読み取った第1識別情報を、ユーザが特定の場所8へ訪問したことを示す通知(以下、「訪問通知」と記す場合がある。)とともにサーバ20へ送信する(ST115)。
他方、端末装置10がRFIDタグ3との近距離無線通信機能を備えていない場合(ST105のNo)、端末側処理部19は、特定の場所8に設置された光コード5を含む画像をカメラ15により撮像し、撮像した画像中の光コード5が表す第2識別情報を読み取る(ST120)。またこの場合、端末側処理部19は、端末装置10の位置を示す位置情報を位置検出部16において取得する(ST125)。
位置情報を取得した後、端末側処理部19は、位置検出部16において端末位置情報を取得するための回路を定常的に動作させることが設定情報172に設定されているか判定する(ST130)。位置検出部16の回路を定常的に動作させることが設定されていない場合(ST130のNo)、端末側処理部19は、位置検出部16の回路の動作を停止させる(ST135)。他方、位置検出部16の回路を定常的に動作させることが設定されている場合(ST130のYes)、端末側処理部19は、ステップST125において端末位置情報を取得した後も位置検出部16の回路の動作を継続させる。
端末側処理部19は、ステップST120において光コード5から読み取った第2識別情報と、ステップST125において取得した端末位置情報とを、訪問通知とともにサーバ20へ送信する(ST140)。
図6は、サーバ20の処理の一例を説明するためのフローチャートであり、端末装置10から受信した訪問通知に基いてユーザが特定の場所8に訪問したことを記録する処理の一例を示す。
サーバ20のサーバ側処理部29は、端末装置10からの認証要求(ST100:図5)に応じて、サーバ20にアクセスする端末装置10のユーザを認証する(ST200)。具体的には、サーバ側処理部29は、端末装置10から受信したユーザ識別情報をユーザデータベース281において検索し、検索により見つかったユーザ識別情報に関連付けられている認証情報(パスワード等)と端末装置10から受信した認証情報とを照合する。この照合の結果、両者が一致した場合に、サーバ側処理部29は端末装置10のユーザを認証して、端末装置10のアクセスを許可する。
次にサーバ側処理部29は、ユーザを認証した端末装置10から訪問通知を受信する(ST205)。またサーバ側処理部29は、この訪問通知とともに、RFIDタグ3の第1識別情報を受信するか、又は、光コード5の第2識別情報と端末位置情報とを受信する。
サーバ側処理部29は、ステップST205において訪問通知とともに受信した識別情報(第1識別情報、第2識別情報)を、訪問先データベース282において検索する(ST210)。この検索の結果、訪問通知とともに受信した識別情報が訪問先データベース282に記憶される識別情報と一致しており(ST215のYes)、かつ、この一致した識別情報がRFIDタグ3の第1識別情報であった場合(ST220のYes)、サーバ側処理部29は、ステップST205において訪問通知とともに受信した第1識別情報と、ステップST200において認証したユーザのユーザ識別情報とを関連付けた履歴情報を生成して、履歴データベース283に格納する。例えば、サーバ側処理部29は、ステップST205において訪問通知とともに受信した第1識別情報に対応する訪問先識別情報を訪問先データベース282から読み出し、この訪問先識別情報とユーザ識別情報とを含む履歴情報を生成して履歴データベース283に格納する。
他方、ステップST210の検索の結果、訪問通知とともに受信した識別情報が訪問先データベース282に記憶される識別情報と一致しており(ST215のYes)、かつ、この一致した識別情報が光コード5の第2識別情報であった場合(ST220のNo)、サーバ側処理部29は、訪問通知とともに受信した端末位置情報と訪問先データベース282に記憶される特定の場所8の位置情報(緯度・経度の情報等)とに基いて、端末位置情報が示す端末装置10の位置に適合した特定の場所8を判別する(ST230)。例えばサーバ側処理部29は、訪問通知とともに受信した端末位置情報が示す端末装置10の位置と、訪問先データベース282に記憶される特定の場所8の位置情報が示す位置との距離を算出し、算出した距離が所定の長さより小さい特定の場所8を探索する。サーバ側処理部29は、この探索により見つかった特定の場所8の中で、算出した距離が最も小さいものを、端末位置情報が示す端末装置10の位置に適合した特定の場所8として判別する。サーバ側処理部29は、特定の場所8の判別結果として、例えば訪問先データベース282に記憶される訪問先識別情報を取得する。
サーバ側処理部29は、ステップST230において判別した特定の場所8と、訪問通知とともに受信した第2識別情報に対応する特定の場所8とが一致するか判定する(ST235)。たとえばサーバ側処理部29は、特定の場所8の判別結果として取得した訪問先識別情報と、訪問通知とともに受信した第2識別情報に関連付けられた訪問先識別情報とが一致するか判定する。この判定において一致するとの判定結果が得られた場合(ST235のYes)、サーバ側処理部29は、訪問通知とともに受信した第2識別情報と、ステップST200において認証したユーザのユーザ識別情報とを関連付けた履歴情報を生成して、履歴データベース283に格納する。例えば、サーバ側処理部29は、ステップST205において訪問通知とともに受信した第2識別情報に対応する訪問先識別情報を訪問先データベース282から読み出し、この訪問先識別情報とユーザ識別情報とを含む履歴情報を生成して履歴データベース283に格納する。
ステップST225又はST240において履歴情報を履歴データベース283に格納した場合、サーバ側処理部29は、この履歴情報においてユーザが訪問した訪問先に関する情報(訪問相手の名前、訪問先の住所等)を訪問先データベース282から読み出して、端末装置10に送信する(ST245)。端末装置10は、このサーバ20からの情報を受信して表示部13に表示する。これにより、端末装置10のユーザは、表示部13の画面において訪問先の情報を把握することが可能となる。
なお、ステップST210の検索の結果、訪問通知とともに端末装置10から受信した識別情報(第1識別情報、第2識別情報)を訪問先データベース282から見つけることができなかった場合(ST215のNo)、サーバ側処理部29は、端末装置10に対してエラー通知を送信する(ST250)。また、サーバ側処理部29は、ステップST230において端末位置情報が示す端末装置10の位置に適合した特定の場所8を判別することができなかった場合や、ステップST230において判別した特定の場所8と、訪問通知とともに受信した第2識別情報に対応する特定の場所8とが一致しない場合(ST235のNo)にも、端末装置10に対してエラー通知を送信する(ST250)。これにより、端末装置10のユーザは、端末装置10から送信した訪問通知に基づく履歴情報の記録にエラーが生じたことを把握できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、端末装置10がRFIDタグ3の近距離無線通信機能を備えていない場合、特定の場所8に設置された光コード5が表す第2識別情報が端末装置10により読み取られて、訪問通知とともにサーバ20へ送信される。従って、RFIDタグ3の近距離無線通信機能を備えていない端末装置10であっても、光コード5の読み取り機能を用いることによって、ユーザが特定の場所8を訪れたことをサーバ20に通知することが可能となり、端末装置10として利用可能な機器(マートフォン等)の種類を増やすことができる。
また、本実施形態によれば、光コード5の読み取り機能によって読み取られた第2識別情報に加えて、端末装置10の位置を示す端末位置情報がサーバ20へ送信されるため、端末位置情報が示す位置と、第2識別情報に対応する特定の場所8の位置とを対比して検証する可能となる。これにより、端末装置10がRFIDタグ3の近距離無線通信機能を備えていない場合でも、ユーザが特定の場所8へ訪れたことを示す通知の信頼性を高めることが可能となる。また、サーバ20では、RFIDタグ3の近距離無線通信機能を備えていない端末装置10からの通知を受ける場合でも、ユーザが特定の場所8へ訪れた記録の信頼性を高めることが可能となる。
更に、本実施形態によれば、端末位置情報を取得した後、位置検出部16において端末位置情報を取得するための回路の動作を停止させることにより、回路の動作に伴う消費電力の発生を抑えることができる。
また、回路を定常的に動作させることが設定情報172において設定されている場合においては、端末位置情報を取得した後も位置検出部16の回路の動作を継続させることにより、端末位置情報を必要に応じて継続的に取得することも可能となる。
次に、本実施形態に係るサーバ20の動作の一変形例について図7のフローチャートを参照して説明する。図7は、サーバ20の処理の一変形例を説明するためのフローチャートであり、光コード5の第2識別情報を訪問先データベース282へ新規に登録する処理の一例を説明するためのフローチャートである。
サーバ20のサーバ側処理部29は、特定の場所8に設置された未登録の光コード5について、その第2識別情報を訪問先データベース282へ新規に登録することを求める登録要求を端末装置10から受信する(ST300)。この登録要求を受信したサーバ側処理部29は、登録要求とともに受信した端末位置情報と、訪問先データベース282に記憶される位置情報(緯度・経度の情報等)とに基づいて、端末位置情報が示す端末装置10の位置に適合した特定の場所8を判別する(ST305)。例えばサーバ側処理部29は、登録要求とともに受信した端末位置情報が示す端末装置10の位置と、訪問先データベース282に記憶される特定の場所8の位置情報が示す位置との距離を算出し、算出した距離が所定の長さより小さい特定の場所8を探索する。サーバ側処理部29は、この探索により見つかった特定の場所8の中で、算出した距離が最も小さいものを、端末位置情報が示す端末装置10の位置に適合した特定の場所8として判別する。サーバ側処理部29は、特定の場所8の判別結果として、例えば訪問先データベース282に記憶される訪問先識別情報を取得する。
ステップST305において特定の場所8の判別結果が得られた場合(ST310のYes)、この判別された特定の場所8に設置されるRFIDタグ3の第1識別情報と、登録要求が新規の登録を求める第2識別情報とを関連付けて訪問先データベース282に記憶する(ST315)。例えば、特定の場所8の判別結果として訪問先識別情報を取得した場合、サーバ側処理部29は、この訪問先識別情報と登録要求が新規の登録を求める第2識別情報とを関連付けて訪問先データベース282に記憶する。
このように、端末装置10からの登録要求に基いて、光コード5の第2識別情報を訪問先データベース282へ新規に登録することが可能になるため、既にRFIDタグ3が設置されている特定の場所8への光コード5を容易に設置することが可能になる。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々のバリエーションを含んでいる。
上述した実施形態では、訪問介護サービスにおいて被介護者の居宅にヘルパーが訪問する場合に本システムを適用する例を挙げたが、本システムはこのような場合に限定されるものではなく、ユーザが特定の場所へ訪れたことを記録する場合に広く適用可能である。
1…システム、3…RFIDタグ、5…光コード、7…シール、8…特定の場所、9…ネットワーク、10…端末装置、11…端末側通信部、12…入力部、13…表示部、14…RFIDリーダー、15…カメラ、16…位置検出部、17…端末側記憶部、171…端末側プログラム、172…設定情報、19…端末側処理部、20…サーバ、21…サーバ側通信部、27…サーバ側記憶部、271…サーバ側プログラム、28…データベース部、281…ユーザデータベース、282…訪問先データベース、283…履歴データベース、29…サーバ側処理部

Claims (9)

  1. ユーザが特定の場所を訪れたことを示す訪問通知をサーバへ送信可能な端末装置に処理を実行させるプログラムであって、
    前記端末装置を使用する前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報を前記サーバへ送信する処理と、
    前記端末装置がRFIDタグとの近距離無線通信機能を備えるか判定する処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えると判定した場合、前記特定の場所に設置された前記RFIDタグから前記近距離無線通信機能により第1識別情報を読み取る処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記特定の場所に設置された光学コードであって、光学的に読み取り可能な情報を表す前記光学コードを含む画像を前記端末装置が備えるカメラにより撮像し、撮像した画像中の前記光学コードが表す第2識別情報を読み取る処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えると判定した場合、前記RFIDタグから読み取った前記第1識別情報を前記訪問通知とともに前記サーバへ送信する処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記光学コードから読み取った前記第2識別情報と、取得した前記端末位置情報とを、前記訪問通知とともに前記サーバへ送信する処理と
    を前記端末装置に実行させるプログラム。
  2. 前記端末位置情報を取得する処理は、前記端末位置情報を取得した後、前記端末位置情報を取得するための回路の動作を停止させることを含む、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記端末装置は、前記回路を定常的に動作させるか否か設定する設定情報を記憶しており、
    前記端末位置情報を取得する処理は、前記回路を定常的に動作させることが前記設定情報において設定されている場合、前記端末位置情報を取得した後も前記回路の動作を継続させることを含む、
    請求項2に記載のプログラム。
  4. 特定の場所を訪れるユーザが使用する端末装置と通信可能なサーバに処理を実行させるプログラムであって、
    前記サーバは、
    複数の前記特定の場所に設置されたRFIDタグに格納される第1識別情報と、
    複数の前記特定の場所に設置された光学コードが表す光学的に読み取り可能な第2識別情報と、
    複数の前記特定の場所の位置を示す位置情報と、
    複数の前記ユーザの各々を識別するためのユーザ識別情報と、
    前記ユーザが前記特定の場所を訪れた履歴を示す履歴情報と
    を記憶した1以上のデータベースにアクセス可能であり、
    前記端末装置を使用する前記ユーザの前記ユーザ識別情報を前記端末装置から受信する処理と、
    前記ユーザが前記特定の場所を訪れたことを通知する訪問通知を前記端末装置から受信した場合に、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報であって、前記端末装置が近距離無線通信機能により前記RFIDタグから読み取った前記第1識別情報、又は、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報であって、前記端末装置が前記光学コードから読み取った前記第2識別情報を前記データベースにおいて検索する処理と、
    前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報が前記データベースに記憶された情報と一致した場合、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた前記履歴情報を前記データベースに格納する処理と、
    前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報が前記データベースに記憶された情報と一致した場合、前記訪問通知とともに受信した前記端末装置の位置を示す端末位置情報と、前記データベースに記憶される前記位置情報とに基づいて、前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別する処理と、
    前記訪問通知とともに受信した前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別した場合において、判別した前記特定の場所と、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報に対応する前記光学コードが設置された前記特定の場所とが一致するならば、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた前記履歴情報を前記データベースに格納する処理と
    を前記サーバに実行させるプログラム。
  5. 一の前記特定の場所に設置された前記RFIDタグに格納される前記第1識別情報と、当該一の特定の場所に設置された前記光学コードが表す前記第2識別情報とが同一の識別情報を表しており、
    前記履歴情報は、前記訪問通知とともに受信した前記識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた情報である、
    請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記プログラムが前記サーバに実行させる処理は、
    前記データベースに未登録の前記光学コードの前記第2識別情報を読み取った前記端末装置から、読み取った前記第2識別情報の新規の登録を求める登録要求を受信した場合に、前記登録要求とともに受信した前記端末位置情報と、前記データベースに記憶される前記位置情報とに基づいて、前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別する処理と、
    前記登録要求とともに受信した前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所であって、一の前記RFIDが設置される前記特定の場所を判別した場合、前記登録要求が新規の登録を求める前記第2識別情報を、当該一のRFIDに対応する前記第1識別情報に関連付けて前記データベースに記憶する処理とを有する、
    請求項4に記載のプログラム。
  7. ユーザが特定の場所を訪れたことを示す訪問通知をサーバへ送信可能な端末装置であって、
    カメラと、
    1以上のプロセッサを含んだ端末側処理部と、
    前記端末側処理部において実行される端末側プログラムの命令を格納する端末側記憶部とを有し、
    前記端末側プログラムの命令に応じて前記端末側処理部が実行する処理は、
    前記端末装置を使用する前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報を前記サーバへ送信する処理と、
    前記端末装置がRFIDタグとの近距離無線通信機能を備えるか判定する処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えると判定した場合、前記特定の場所に設置された前記RFIDタグから前記近距離無線通信機能により第1識別情報を読み取る処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記特定の場所に設置された光学コードであって、光学的に読み取り可能な情報を表す前記光学コードを含む画像を前記カメラにより撮像し、撮像した画像中の前記光学コードが表す第2識別情報を読み取る処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えると判定した場合、前記RFIDタグから読み取った前記第1識別情報を前記訪問通知とともに前記サーバへ送信する処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記光学コードから読み取った前記第2識別情報と、取得した前記端末位置情報とを、前記訪問通知とともに前記サーバへ送信する処理とを含む、
    端末装置。
  8. 特定の場所を訪れるユーザが使用する端末装置と通信可能なサーバであって、
    1以上のプロセッサを含んだサーバ側処理部と、
    前記サーバ側処理部において実行されるサーバ側プログラムの命令を格納するサーバ側記憶部とを有し、
    前記サーバ側処理部は、
    複数の前記特定の場所に設置されたRFIDタグに格納される第1識別情報と、
    複数の前記特定の場所に設置された光学コードが表す光学的に読み取り可能な第2識別情報と、
    複数の前記特定の場所の位置を示す位置情報と、
    複数の前記ユーザの各々を識別するためのユーザ識別情報と、
    前記ユーザが前記特定の場所を訪れた履歴を示す履歴情報と
    を記憶した1以上のデータベースにアクセス可能であり、
    前記サーバ側プログラムの命令に応じて前記サーバ側処理部が実行する処理は、
    前記端末装置を使用する前記ユーザの前記ユーザ識別情報を前記端末装置から受信する処理と、
    前記ユーザが前記特定の場所を訪れたことを通知する訪問通知を前記端末装置から受信した場合に、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報であって、前記端末装置が近距離無線通信機能により前記RFIDタグから読み取った前記第1識別情報、又は、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報であって、前記端末装置が前記光学コードから読み取った前記第2識別情報を前記データベースにおいて検索する処理と、
    前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報が前記データベースに記憶された情報と一致した場合、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた前記履歴情報を前記データベースに格納する処理と、
    前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報が前記データベースに記憶された情報と一致した場合、前記訪問通知とともに受信した前記端末装置の位置を示す端末位置情報と、前記データベースに記憶される前記位置情報とに基づいて、前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別する処理と、
    前記訪問通知とともに受信した前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別した場合において、判別した前記特定の場所と、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報に対応する前記光学コードが設置された前記特定の場所とが一致するならば、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた前記履歴情報を前記データベースに格納する処理とを含む、
    サーバ。
  9. 特定の場所を訪れるユーザが使用する端末装置と、
    前記端末装置と通信可能なサーバとを有し、
    前記端末装置は、
    カメラと、
    1以上のプロセッサを含んだ端末側処理部と、
    前記端末側処理部において実行される端末側プログラムの命令を格納する端末側記憶部とを有し、
    前記端末側プログラムの命令に応じて前記端末側処理部が実行する処理は、
    前記端末装置を使用する前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報を前記サーバへ送信する処理と、
    前記端末装置がRFIDタグとの近距離無線通信機能を備えるか判定する処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えると判定した場合、前記特定の場所に設置された前記RFIDタグから前記近距離無線通信機能により第1識別情報を読み取る処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記特定の場所に設置された光学コードであって、光学的に読み取り可能な情報を表す前記光学コードを含む画像を前記端末装置が備えるカメラにより撮像し、撮像した画像中の前記光学コードが表す第2識別情報を読み取る処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記端末装置の位置を示す端末位置情報を取得する処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えると判定した場合、前記RFIDタグから読み取った前記第1識別情報を、前記ユーザが前記特定の場所を訪れたことを通知する訪問通知とともに前記サーバへ送信する処理と、
    前記端末装置が前記近距離無線通信機能を備えていないと判定した場合、前記光学コードから読み取った前記第2識別情報と、取得した前記端末位置情報とを、前記訪問通知とともに前記サーバへ送信する処理とを含み、
    前記サーバは、
    1以上のプロセッサを含んだサーバ側処理部と、
    前記サーバ側処理部において実行されるサーバ側プログラムの命令を格納するサーバ側記憶部とを有し、
    前記サーバ側処理部は、
    複数の前記特定の場所に設置された前記RFIDタグに格納される前記第1識別情報と、
    複数の前記特定の場所に設置された前記光学コードが表す前記第2識別情報と、
    複数の前記特定の場所の位置を示す位置情報と、
    複数の前記ユーザの各々を識別するための前記ユーザ識別情報と、
    前記ユーザが前記特定の場所を訪れた履歴を示す履歴情報と
    を記憶した1以上のデータベースにアクセス可能であり、
    前記サーバ側プログラムの命令に応じて前記サーバ側処理部が実行する処理は、
    前記ユーザ識別情報を前記端末装置から受信する処理と、
    前記訪問通知を前記端末装置から受信した場合に、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報又は前記第2識別情報を前記データベースにおいて検索する処理と、
    前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報が前記データベースに記憶された情報と一致した場合、前記訪問通知とともに受信した前記第1識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた前記履歴情報を前記データベースに格納する処理と、
    前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報が前記データベースに記憶された情報と一致した場合、前記訪問通知とともに受信した前記端末位置情報と、前記データベースに記憶される前記位置情報とに基づいて、前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別する処理と、
    前記訪問通知とともに受信した前記端末位置情報が示す前記端末装置の位置に適合した前記特定の場所を判別した場合において、判別した前記特定の場所と、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報に対応する前記光学コードが設置された前記特定の場所とが一致するならば、前記訪問通知とともに受信した前記第2識別情報と前記ユーザ識別情報とを関連付けた前記履歴情報を前記データベースに格納する処理とを含む、
    システム。
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