JP2022080128A - 情報処理システム、機器、表示方法、プログラム - Google Patents

情報処理システム、機器、表示方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2022080128A
JP2022080128A JP2020191124A JP2020191124A JP2022080128A JP 2022080128 A JP2022080128 A JP 2022080128A JP 2020191124 A JP2020191124 A JP 2020191124A JP 2020191124 A JP2020191124 A JP 2020191124A JP 2022080128 A JP2022080128 A JP 2022080128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
image forming
application
information
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020191124A
Other languages
English (en)
Inventor
端思 天田
Masashi Amada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2020191124A priority Critical patent/JP2022080128A/ja
Priority to US17/524,935 priority patent/US11947414B2/en
Publication of JP2022080128A publication Critical patent/JP2022080128A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0766Error or fault reporting or storing
    • G06F11/0784Routing of error reports, e.g. with a specific transmission path or data flow
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00408Display of information to the user, e.g. menus
    • H04N1/00464Display of information to the user, e.g. menus using browsers, i.e. interfaces based on mark-up languages
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0706Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment
    • G06F11/0745Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment in an input/output transactions management context
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00477Indicating status, e.g. of a job
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00912Arrangements for controlling a still picture apparatus or components thereof not otherwise provided for
    • H04N1/00938Software related arrangements, e.g. loading applications
    • H04N1/00941Interaction of different applications

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

【課題】アプリケーションを実行中の機器が他の機器に関する情報を表示することができる情報処理システムを提供すること。【解決手段】本発明は、複数の機器103と、前記機器と通信する情報処理装置104と、を有する情報処理システム100であって、複数の機器のうちの第一の機器は、第一のアプリケーション17が表示する、前記複数の機器のうちの第二の機器に関する画面情報を前記情報処理装置から受信する第一の通信部11と、前記第一の通信部が前記画面情報を受信した時に、前記第一のアプリケーション以外の第二のアプリケーションの画面を表示している場合、前記第二のアプリケーションの画面から前記第一のアプリケーションの画面に切り替えて表示する切り替え部16と、を有し、前記情報処理装置は、前記機器が表示する前記画面情報を前記機器に送信する第二の通信部21、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、機器、表示方法、及び、プログラムに関する。
画像形成装置等の機器に何らかの異常が発生する場合がある。機器は自機に備える操作パネルなどに異常が発生した旨を表示する。しかしながら、複数の機器が動作している場合、ユーザーが異常の発生した可能性のある機器に近づくまで、異常が生じた機器を特定しにくい。ユーザーが遠方から特定できたとしても異常の内容までは判別できない。
複数の機器をサーバ等が管理する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、複数のATM(Automatic Teller Machine)1-nからの取引情報を取得し、複数のATM1-nの取引情報を集約した集約情報をホストサーバに与えるWebアプリケーションサーバが開示されている。
しかしながら、従来の技術では、アプリケーションを実行中の機器が他の機器に関する情報を表示することが困難であるという問題があった。例えば、従来においても、ユーザーが操作中の機器で何らかのアプリケーションを実行中に機器の異常が発生した場合、表示部が異常に対する対応手順などを表示することはできていた。しかし、他の機器の状態に関する情報を自機が表示すべき状況が生じても、アプリケーションを実行中の機器は他の機器に関する情報を表示することは困難であった。
本発明は、上記課題に鑑み、アプリケーションを実行中の機器が他の機器に関する情報を表示することができる情報処理システムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、複数の機器と、前記機器と通信する情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、前記複数の機器のうち第一の機器は、第一のアプリケーションが表示する、前記複数の機器のうちの第二の機器に関する画面情報を前記情報処理装置から受信する第一の通信部と、前記第一の通信部が前記画面情報を受信した時に、前記第一のアプリケーション以外の第二のアプリケーションの画面を前記第一の機器が表示している場合、前記第二のアプリケーションの画面から前記第一のアプリケーションの画面に切り替えて表示する切り替え部と、を有し、
前記情報処理装置は、前記機器が表示する前記画面情報を前記機器に送信する第二の通信部、を有することを特徴とする。
アプリケーションを実行中の機器が他の機器に関する情報を表示することができる情報処理システムを提供することができる。
情報処理システムの動作の概略を説明する図である。 情報処理システムのシステム構成例を説明する図である。 サーバ装置のハードウェア構成例を示す図である。 画像形成装置の概略構成を示す模式図の一例である。 サーバ装置、及び、画像形成装置が有する機能をブロック状に分けて説明する機能ブロック図である。 管理者が端末装置を操作して画像形成装置をサーバ装置へ登録する手順を示すシーケンス図の一例である。 画像形成装置で生じた異常に関する情報を画像形成装置が表示する処理を説明するシーケンス図の一例である。 サーバ装置が行う処理の詳細を説明するフローチャート図の一例である。 画像形成装置が行う処理の詳細を説明するフローチャート図の一例である。 画像形成装置がWebブラウザーで自機の状態を表示している画面を示す図の一例である。 画像形成装置が任意のアプリケーションを表示している画面を示す図の一例である。 画像形成装置103BがWebブラウザーで画像形成装置103Aの状態を表示している画面を示す図の一例である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、情報処理システムと情報処理システムが提供する表示方法について説明する。
<概略>
図1は、情報処理システム100の動作の概略を説明する図である。図1に示すように、サーバ装置104には2台以上の画像形成装置103(図1では画像形成装置103A、103B)が通信可能に接続されている。すなわち、サーバ装置104には複数の機器が通信可能に接続されている。
まず、画像形成装置103は、Webページを表示したりWebアプリを実行したりするWebブラウザーとは別に、アプリケーションを実行することができる。例えば、リモートデスクトップアプリケーションにより、画像形成装置103は、任意のPC(Personal Computer)の画面を表示することができる。また、画像形成装置103はWebブラウザー(第一のアプリケーションの一例)によりサーバ装置104からの情報(例えば、他の画像形成装置103の異常に関する情報)を表示することができる。
しかし、リモートデスクトップアプリケーションなどアプリケーション(第二のアプリケーションの一例)を実行中、画像形成装置103は、Webブラウザーを表示していないので、他の画像形成装置103の状態を表示することができない。例えば、ジャムの発生、用紙切れの発生などの異常を表示するのはWebブラウザーのみである。このため、ユーザーがアプリケーションを操作している場合(自機の画像形成装置103がアプリケーションを実行中の場合)、自分が操作する以外の他の画像形成装置103の異常の発生にユーザーが気づけなかった。ユーザーは異常を認識するのに時間がかかり、その間、印刷ジョブが停止してしまう。
そこで、本実施形態の情報処理システム100は以下のように動作する。
(1) まず、画像形成装置103A(第二の機器の一例)が異常を検出してサーバ装置104に通知した。
(2) サーバ装置104は異常に関する情報を画像形成装置103B(第一の機器の一例)に通知する。
(3) 画像形成装置103Bは、Webブラウザー以外のアプリケーションを実行中か(アクティブか)否かを判断する。そして、アプリケーションを実行中の場合、画像形成装置103BはアクティブなプログラムをアプリケーションからWebブラウザーへ切り替え、画像形成装置103Aの異常を表示する。
このように、本実施形態の画像形成装置103Bはリモートデスクトップアプリケーション等のアプリケーションを実行し操作パネルで画面を表示している状態で、画像形成装置103Aで異常が発生した場合、操作パネルが表示する画面をWebブラウザーに自動で切り替える。したがって、アプリケーションを実行中の画像形成装置103Bが他の画像形成装置103Aに関する情報を表示することができる。画像形成装置103Bのユーザーは、画像形成装置103Aに異常が発生したことを異常発生から短時間で気づくことができる。
<用語について>
異常とは、普通とは違った状態をいう。機器の場合、期待される出力が得られないこと、又は、期待しない出力が得られることなどを含む。異常の他、エラー、障害、又は、故障等と呼ばれる場合がある。
異常に関する情報は、どのような異常がどの画像形成装置103で発生したか知らせる情報である。異常に関する情報は、例えば、異常の内容を表すコード(識別情報)、画像形成装置103の識別情報、発生時刻、印刷ジョブの実行状況、などを含む。
Webブラウザーとは情報処理装置等がWebサーバに接続するためのプログラムである。WebブラウザーはWebページを表示したり、ハイパーリンクをたどったりするなどの機能がある。
任意のアプリケーションとは、Webブラウザー以外のアプリケーションである。Webブラウザーも厳密にはアプリケーションであるが、WebブラウザーはWebサーバと通信しないと情報を表示できない点で一般のアプリケーションとは異なっている。なお、任意のアプリケーションは何らかの画面を表示するものであることが想定される。Webブラウザー以外のアプリケーションをWebアプリと区別する場合、ネイティブアプリという。
アプリケーションの画面からWebブラウザーの画面に切り替えるとは、機器がアプリケーションの画面のみを表示している場合(全画面表示)、機器がWebブラウザーの画面のみを表示することをいう。機器がアプリケーションの画面を他のアプリケーションよりも前面に表示している場合、機器がWebブラウザーの画面を他のアプリケーションよりも前面に表示すること(最もユーザー寄りに表示すること)をいう。機器がWebブラウザーの画面のみを表示すること、又は、最もユーザー寄りに表示することを、Webブラウザーがアクティブである、又は、ユーザーの操作を受け付けることが可能な状態という。
<システム構成例>
図2は、本実施形態の情報処理システム100のシステム構成例を説明する図である。情報処理システム100は、端末装置101、DFE102、2台以上の画像形成装置103、及び、サーバ装置104を有している。
端末装置101とサーバ装置104、及び、端末装置101とDFE102はネットワークを介して通信可能である。ネットワークは例えば画像形成装置103が配置されている施設内のLANを含み、サーバ装置104又はDFE102がインターネット上に配置されている場合は更にインターネットを含む。
サーバ装置104と画像形成装置103は専用線で1対1に接続される場合もあるし、ネットワークを介して接続される場合もある。また、DFE102と画像形成装置103は専用線で1対1に接続される場合もあるし、ネットワークを介して接続される場合もある。なお、DFE102と画像形成装置103は一体でもよいし、着脱可能でもよい。
端末装置101ではWebブラウザーが動作している。サーバ装置104にWebブラウザーがアクセスして、各種の情報を表示できる。端末装置101は、画像形成装置103に対する設定値の変更などの操作を一般ユーザーから受け付け、これらをサーバ装置104に送信する。サーバ装置104は画像形成装置103に設定値を送信する。
なお、管理者と一般ユーザーはサーバ装置104にログインするため、ユーザーIDとパスワードを端末装置101に入力する。端末装置101はユーザーIDとパスワードをサーバ装置104に送信するので、サーバ装置104による認証が成功すると、一般ユーザーか管理者か特定される。一般ユーザーか管理者に応じて表示される画面や入力可能な項目が異なってよい。なお、管理者又は一般ユーザーの認証は認証サーバが行ってもよい。
端末装置101は、例えば、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルPC(サングラス型、腕時計型など)などである。ただし、通信機能を有しWebブラウザー又はサーバ装置104に専用のアプリケーションが動作すればよい。例えば、カーナビ、ゲーム機、テレビ受像器なども端末装置101となりうる。
サーバ装置104には予め2台以上の画像形成装置103が登録されており、登録されている画像形成装置103の死活などを定期的に監視している。また、サーバ装置104は定期的に異常の有無を画像形成装置103に問い合わせることもできるし、問い合わせることなく、画像形成装置103から異常の通知を受信することもできる。
また、サーバ装置104はWebブラウザーが表示する画面の画面情報を生成する。画面情報は、HTML、XML、スクリプト言語、及びCSS(cascading style sheet)等で記述されたプログラムであり、主にHTMLによりWebページの構造が特定され、スクリプト言語によりWebページの動作が規定され、CSSによりWebページのスタイルが特定される。また、クライアント側の画面情報とサーバ側のアプリやデータベースが連携して実現するアプリをWebアプリという。本実施形態でも、端末装置101又は画像形成装置103と、サーバ装置104とが協働してWebアプリを実行する。
このように、サーバ装置104は、端末装置101を操作するユーザーインターフェース(入力操作画面)を管理者又は一般ユーザーに提供する。画像形成装置103においてもWebブラウザーが動作するため、サーバ装置104は、画像形成装置103を操作するユーザーインターフェース(入力操作画面)を管理者又は一般ユーザーに提供する。サーバ装置104は1台以上の情報処理装置を有している。
サーバ装置104がディスプレイ、キーボード、マウス等の入出力装置を有することも可能であり、サーバ装置104がユーザーインターフェースとなる場合もある。この場合、端末装置101は不要であり、管理者又は一般ユーザーはサーバ装置104を直接、操作する。
DFE102は、本来、画像形成装置103が実行する印刷ジョブの受け付け、画像処理(RIP:Raster Image Processer)、実行中の進捗管理、などを行う制御装置である。
DFE102がサーバ装置104の機能を有することも可能であり、この場合、サーバ装置104が不要になる。
画像形成装置103はDFE102より受け付けた要求に応じて、印刷ジョブを実行する機器の一例である。また、なんらかの異常が発生すると、異常に関する情報をサーバ装置104に送信する。また、管理者又は一般ユーザーが端末装置101を操作して、サーバ装置104に変更した設定値を送信した場合、画像形成装置103はサーバ装置104から変更後の設定値を受信して自機に設定する。
画像形成装置103は、画像を用紙に印刷する機能を有している。画像を形成する方式には電子写真方式、又は、インクジェット方式等がある。また、画像形成装置103は複合機(マルチファンクションプリンタ)、又は、MFP(Multi-function Peripheral/Product/Printer)であってもよい。画像形成装置103は、プリンタ、印刷装置などと呼ばれていてもよい。
任意の画像形成装置を単に画像形成装置103といい、特定の画像形成装置を区別して示す場合は画像形成装置103A、103Bという。
また、本実施形態の画像形成装置103は、いわゆる商用プリンタでもよい。商用プリンタは、社員等が社内的に使用する印刷物を印刷する機器ではなく、印刷物が商品となる商用印刷用の機器である。商用印刷では、画像形成装置103が、一般の企業や団体の事業活動に使われる印刷物を出力する。例えば、チラシ、パンフレット、ポスター、カタログ、会社案内、マニュアルなどを出力する場合がある。オフィス用の画像形成装置103と商用の画像形成装置103は、主に、印刷速度、画質、対応する用紙の種類・サイズなどが異なっている。
また、本実施形態は、画像形成装置103以外の機器にも適用できる。機器は、例えば、PJ(Projector:プロジェクター)、電子黒板、テレビ会議端末、デジタルサイネージ、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、ゲーム機、ATM、ウェアラブルPC又はデスクトップPC等であってもよい。
なお、図2の構成は一例であって、いずれかの画像形成装置103がサーバ装置104の機能を有してもよい。この場合、サーバ装置104は不要になる。サーバ装置104がDEF102の機能を有していてもよい。この場合、DFE102は不要になる。画像形成装置103がサーバ装置104とDFE102の機能を有してもよい。
<ハードウェア構成>
<<サーバ装置>>
図3は、サーバ装置104のハードウェア構成例を示す図である。サーバ装置104はコンピュータと同様の構成を有している。サーバ装置104はCPU201、ROM202、RAM203、HDD/SSD204、I/F205、及び、ディスプレイ206を有している。
CPU201は、RAM203を作業領域として使用し、ROM202に格納されているプログラムを実行する。
HDD/SSD204は、記憶部として使用される。HDD/SSD204に格納されている情報は、CPU201が読み出しプログラム実行時に使用することもある。
I/F205は、画像形成装置103及び端末装置101との通信可能にするインターフェースである。
ディスプレイ206は、サーバ装置104から送信された情報をWebブラウザー等で表示する。
なお、端末装置101のハードウェア構成はサーバ装置104と同様か、異なっても本実施形態の説明上、支障がないものとする。
<<画像形成装置>>
図4は、本実施形態における画像形成装置103の概略構成を示す模式図である。本画像形成装置103は、例えば、インクジェット方式の画像形成装置103であり、主に、給紙部401、画像形成部306、乾燥部402、排紙部403、及び、制御装置423を有している。画像形成装置103においては、給紙部401から給紙されるシート材としての記録材である用紙Pに対し、画像形成部306が画像形成用の液体であるインクにより画像を形成する。そして、用紙上に付着したインクを乾燥部402が乾燥した後、用紙を排紙部403が排紙する。
給紙部401は、主に、複数の用紙Pが積載される給紙トレイ411と、給紙トレイ411から用紙を1枚ずつ分離して送り出す給送装置412と、用紙を画像形成部306へ送り込むレジストローラ対413とから構成されている。給送装置412には、ローラやコロを用いた装置や、エア吸引を利用した装置など、あらゆる給送装置を用いることが可能である。給送装置412により給紙トレイ411から送り出された用紙は、その先端がレジストローラ対413に到達した後、レジストローラ対413が所定のタイミングで駆動することにより、画像形成部306へ給紙される。なお、本実施形態において、給紙部401は、画像形成部306へ用紙Pを送り出すものであれば、その構成に制限はない。
画像形成部306は、主に、給紙された用紙Pを受け取る受け取り胴361と、受け取り胴361によって搬送された用紙Pを外周面に担持して搬送する用紙担持ドラム362と、用紙担持ドラム362に担持された用紙Pに向けてインクを吐出するインク吐出部364と、用紙担持ドラム362によって搬送された用紙Pを乾燥部402へ受け渡す受け渡し胴365とから構成されている。給紙部401から画像形成部306へ搬送されてきた用紙Pは、受け取り胴361の表面に設けられた用紙グリッパによって先端が把持され、受け取り胴361の表面移動に伴って搬送される。受け取り胴361により搬送された用紙は、用紙担持ドラム362との対向位置で用紙担持ドラム362へ受け渡される。
用紙担持ドラム362の表面にも用紙グリッパが設けられており、用紙の先端が用紙グリッパによって把持される。また、用紙担持ドラム362の表面には、複数の吸引孔が分散して形成されており、各吸引孔には吸引装置363によって用紙担持ドラム362の内側へ向かう吸い込み気流が発生する。受け取り胴361から用紙担持ドラム362へ受け渡された用紙Pは、用紙グリッパによって先端が把持されると共に、吸い込み気流によって用紙担持ドラム362の表面に吸着して、用紙担持ドラム362の表面移動に伴って搬送される。
本実施形態のインク吐出部364は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色のインクを吐出して画像を形成するものであり、インクごとに個別の液体吐出ヘッド364C,364M,364Y,364Kを備えている。液体吐出ヘッド364C,364M,364Y,364Kは、液体を吐出するものであれば、その構成に制限はなく、あらゆる構成のものを採用することができる。画像形成装置103は、必要に応じて、白色、金色、銀色などの特殊なインクを吐出する液体吐出ヘッドを有したり、表面コート液などの画像を構成しない液体を吐出する液体吐出ヘッドを有したりしていてもよい。
インク吐出部364の液体吐出ヘッド364C,364M,364Y,364Kは、画像情報に応じた駆動信号によりそれぞれ吐出動作が制御される。用紙担持ドラム362に担持された用紙Pがインク吐出部364との対向領域を通過する際に、液体吐出ヘッド364C,364M,364Y,364Kから各色インクが吐出され、当該画像情報に応じた画像が形成される。なお、本実施形態において、画像形成部306は、用紙P上に液体を付着させて画像を形成するであれば、その構成に制限はない。
乾燥部402は、主に、画像形成部306で用紙P上に付着したインクを乾燥させるための乾燥機構421と、画像形成部306から搬送されてくる用紙Pを搬送する搬送機構422とから構成されている。画像形成部306から搬送されてきた用紙Pは、搬送機構422に受け取られた後、乾燥機構421を通過するように搬送され、排紙部403へ受け渡される。乾燥機構421を通過する際、用紙P上のインクには乾燥処理が施され、これによりインク中の水分等の液分が蒸発し、用紙P上にインクが固着すると共に、用紙Pのカールが抑制される。
排紙部403は、主に、複数の用紙Pが積載される排紙トレイ431から構成されている。乾燥部402から搬送されてくる用紙Pは、排紙トレイ431上に順次積み重ねられて保持される。なお、本実施形態において、排紙部403は、用紙Pを排紙するものであれば、その構成に制限はない。
制御装置423は画像形成装置103を制御する情報処理装置である。制御装置423は、例えばCPU、RAM、ROM、SSD(HDD)、通信装置等を有している。制御装置423はDFE102と通信して、印刷ジョブの実施に応じた設定値や操作の要求を受信する。
また、画像形成装置103は操作パネル440を有している。操作パネル440はタッチパネルを有する液晶などのフラットパネルディスプレイである。操作パネル440はアプリケーションやWebブラウザーが生成する画面を表示し、また、ユーザーの操作を受け付ける。なお、操作パネル440は、画像形成装置103と一体でなくてもよく、画像形成装置103に対し外付けであってもよい。
<機能について>
図5は、サーバ装置104、及び、画像形成装置103が有する機能をブロック状に分けて説明する機能ブロック図である。なお、端末装置101とDFE102の機能について必要に応じて説明するため省略した。
<<サーバ装置>>
図5に示すように、サーバ装置104は通信部21、画面情報生成部22、及び、情報取得部23、を有する。サーバ装置104が有するこれらの機能は、サーバ装置104にインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令をCPU201が実行することで実現される機能又は手段である。
また、サーバ装置104は機器情報記憶部29を有する。サーバ装置104が有するこの記憶部は、サーバ装置104が有するHDD/SDD204、RAM203等により実現される。
なお、サーバ装置104が有する各機能は、サーバ装置104のサーバ機能と画像形成装置103のWebブラウザーが連携して実現するWebアプリケーションの機能を含む。
まず、通信部21は、主に画像形成装置103と通信し、画像形成装置103の状態を監視している。また、通信部21は画像形成装置103のWebブラウザーが表示する、画像形成装置103の状態等を知らせる画面情報を画像形成装置103に送信する。また、通信部21は異常が発生した場合は異常に関する情報を画像形成装置103から受信する(第二の通信部の一例)。
なお、通信部21は例えばWebSocketのような双方向通信の規格で画像形成装置103と通信してよい。双方向通信が可能なので、画像形成装置103からの要求がなくてもサーバ装置104から画像形成装置103にプッシュ通信することができる。
情報取得部23は、通信部21を介して、画像形成装置103から機器の状態に関する情報を取得する。機器の状態に関する情報は、例えば、機器の設定値、印刷ジョブのリスト、印刷ジョブの実行状態、及び、異常に関する情報などである。表1に示すように、サーバ装置104には管理対象の画像形成装置103が登録されている。情報取得部23は通信相手の画像形成装置103のIPアドレスにより、画像形成装置103を特定して通信できる。通信は、情報取得部23から行っても、画像形成装置103から行ってもよい。
画面情報生成部22は、機器の状態に関する情報に基づいて上記の画面情報を生成することで、画像形成装置103が表示する画面を更新する。画面情報生成部22は、例えば、自機である画像形成装置103の状態、及び、他の画像形成装置103の状態を示す画面情報を生成する。この状態には、例えば、異常に関する情報(ジャムの発生、又は、用紙切れの発生など)が含まれる。
Figure 2022080128000002

表1は、サーバ装置104の機器情報記憶部29に登録されている画像形成装置103に関する情報を示す。画像形成装置103に関する情報は、ID、IPアドレス、メーカー、及び、機種の各項目を対応付けて有している。
・IDは画像形成装置103を識別するための識別情報である。なお、IDとは複数の対象から、ある特定の対象を一意的に区別するために用いられる名称、符号、文字列、数値などの組み合わせをいう。IDは識別情報と呼ばれる場合ある。
・IPアドレスは、IPネットワーク上でパケットを送受信する機器を判別するための番号である。IPアドレスはDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバにより割り当てられる。割り当てには決まったIPアドレスを割り当てる設定があり、画像形成装置103のIPアドレスは固定である。
・名称は画像形成装置103の商品名など、一般ユーザーが画像形成装置103を呼ぶ際の呼称である。
・メーカーは、画像形成装置103の製造元又は販売元である。
・機種は、画像形成装置103の型番や機器番号等である。
<<画像形成装置>>
本実施形態の説明において、画像形成装置103Aと画像形成装置103Bの機能は同じでよい。
画像形成装置103は、通信部11、表示制御部12、操作受付部13、異常検出部14、判断部15、及び、切り替え部16を有している。画像形成装置103が有するこれらの機能は、画像形成装置103にインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令を制御装置423が実行することで実現される機能又は手段である。
本実施形態では、このプログラムがアクティブなアプリケーション18、Webブラウザー17、又は、どちらでもないソフトウェアの場合がある。どちらでもないソフトウェアはアプリケーションの1つでもよいし、ファームウェアのような内部で動作するプログラムでもよい。
通信部11は、主にサーバ装置104と通信する。通信部11は、異常に関する情報を含む機器の状態に関する情報をサーバ装置104に送信し、また、サーバ装置104が送信する通知や画面情報を受信する(第一の通信部の一例)。通信部11はアクティブなアプリケーション18、Webブラウザー17、又は、ソフトウェアのいずれのプログラムでも実現可能である。
表示制御部12は、画面情報を解析して操作パネル440に後述する機器の状態を表示する。表示制御部12は、アプリケーションの画面を表示する場合もある。表示制御部12はアクティブなアプリケーション18、Webブラウザー17、又は、ソフトウェアのいずれのプログラムでも実現可能である。
操作受付部13は、操作パネル440に対するユーザーの操作を受け付ける。操作受付部13はアクティブなアプリケーション18、Webブラウザー17、又は、ソフトウェアのいずれのプログラムでも実現可能である。
異常検出部14は画像形成装置103の基本的な機能(用紙送り、温度、湿度、画像形成等)の異常の有無を監視する。用紙送り(紙詰まり)であれば、搬送路に設けられた用紙センサが用紙を継続して検出することを検出する。スキュー検知であれば、用紙が傾いていることをセンサで検出する。また、異常検出部14は、定着器の温度を監視したり、吐出ノズルの検知パターンを印刷して光学的に読み取ることで吐出ノズルの異常を検出したりする。異常検出部14は、アプリケーション18及びWebブラウザー17のどちらでもないソフトウェアにより実現可能である。
判断部15は、画像形成装置103で動作しているアクティブなプログラムが何かを判断する。一般に、マルチタスクが可能なOS上では、複数のプログラムがタイムスライスにより割り当てられた時間、CPUを専有する。ユーザーには複数のプログラムが並行に動作するように見える。このようなプログラムのうち、画面を最も前面に表示するプログラムがアクティブなプログラムである。全画面で1つのプログラムが動作している場合は、該プログラムがアクティブなプログラムである。また、アクティブなプログラムは、ユーザーの操作を受け付け可能である。プログラムはウィンドウ単位で表示されるので、アクティブなプログラムはアクティブなウィンドウともいう。
したがって、まず、判断部15は、起動中のプログラムをOSに問い合わせて確認する。また、判断部15は、起動中のプログラムのうち、アクティブなプログラムをOSに問い合わせて確認する。判断部15はWebブラウザーのプログラム名又は識別情報を予め保持しており、OSからの回答とWebブラウザーのプログラム名又は識別情報を比較することで、Webブラウザーがアクティブかどうか判断できる。判断部15はアプリケーション18及びWebブラウザー17のどちらでもないソフトウェアにより実現可能である。
切り替え部16は、画像形成装置103で動作しているアクティブなプログラムがアプリケーションである場合、アクティブなプログラムをWebブラウザーに切り替える。Webブラウザーが起動していない場合、切り替え部16はWebブラウザーのプログラム名又は識別情報を指定して、OSに起動を要求する。起動した直後のWebブラウザーは自動的にアクティブなプログラムとなる。すでにWebブラウザーが起動している場合、切り替え部16はWebブラウザーのプログラム名又は識別情報を指定して、アクティブにすることをOSに要求する。したがって、画像形成装置103の操作パネル440にはWebブラウザーが最もユーザー寄りに(前面に)表示される。切り替え部16はアプリケーション18及びWebブラウザー17のどちらでもないソフトウェアにより実現可能である。
<サーバ装置への画像形成装置の登録>
まず、図6を参照して、画像形成装置103のサーバ装置104への登録について説明する。図6は管理者が端末装置101を操作して画像形成装置103をサーバ装置104へ登録する手順を示すシーケンス図の一例である。
S101:管理者は端末装置101を操作してサーバ装置104に接続させる。端末装置101の表示制御部12はログイン画面を表示するので、管理者は端末装置101を操作して、認証情報(ユーザー名とパスワード)を入力する。端末装置101の通信部11は認証情報をサーバ装置104に送信する。ここでは認証が成功して、ログインしたものとする。端末装置101は画像形成装置103を登録するためのWebページを表示するので、管理者が必要事項を入力する。例えば、管理者は、表1に示すID、IPアドレス、メーカー、及び、機種等を入力する。端末装置101の通信部11はこれらをサーバ装置104に送信する。なお、IDはサーバ装置104が採番してよい。
S102:サーバ装置104の通信部21はID等を受信し、機器情報記憶部29にID等を保存する。これにより、サーバ装置104の情報取得部23はIPアドレスを指定して画像形成装置103と通信できる。なお、サーバ装置104が画像形成装置103の認証を受けるための情報等も設定されてよい。また、通信はWebSocketなど、双方向通信が維持される通信方法で実現されることが好ましい。
S103:次に、一般ユーザーが端末装置101に画像形成装置103を監視させる場合、一般ユーザーは端末装置101を操作してサーバ装置104に接続させる。端末装置101の表示制御部12はログイン画面を表示するので、一般ユーザーが端末装置101を操作して、認証情報(ユーザー名とパスワード)を入力する。端末装置101の通信部11は認証情報をサーバ装置104に送信する。ここでは認証が成功して、ログインしたものとする。端末装置101とサーバ装置104で通信できると、WebSocketなどで双方向通信が維持される。
S104:画像形成装置103で異常が発生した。
S105:画像形成装置103の情報通知制御部32は双方向通信を利用して、異常に関する情報をサーバ装置104に送信する。
S106:サーバ装置104の情報取得部23は異常に関する情報を受信し、双方向通信が可能な端末装置101に対し、通信部21が異常に関する情報を端末装置101に送信する。異常に関する情報はWebブラウザーが表示可能な画面情報として送信される。
S107,S108:同様に、サーバ装置104の通信部21は異常に関する情報を、異常が発生した画像形成装置103と、他の画像形成装置103に送信する。異常に関する情報はWebブラウザーが表示可能な画面情報として送信される。
このように、サーバ装置104は登録されている画像形成装置103及び端末装置101と双方向通信を行っているので、画像形成装置103で異常が発生すると他の画像形成装置103がほぼリアルタイムで異常に関する情報を表示できる。なお、サーバ装置104から画像形成装置103への異常に関する情報の送信は、画像形成装置103Aからサーバ装置104へのポーリングし、その応答で行ってもよい。
<動作手順>
次に、図7を参照して、情報処理システムの全体的な動作について説明する。図7は、画像形成装置103Aで生じた異常に関する情報を画像形成装置103Bが表示する処理を説明するシーケンス図の一例である。
S1:画像形成装置103Aの異常検出部14が自機に生じた異常を検出する。画像形成装置103Aの通信部11は異常に関する情報をサーバ装置104に送信する。
S2:サーバ装置104の通信部21は異常に関する情報を受信し、画面情報生成部22が、画像形成装置103Aで異常が発生したことを画像形成装置103Bが表示するための画面情報を生成する。
S3、S4:サーバ装置104の通信部21は、画像形成装置103Aで異常が発生した旨、及び、ステップS2で作成した画面情報を画像形成装置103Bに送信する。異常が発生した旨には異常に関する情報が含まれる。また、通信部21は、異常が発生した画像形成装置103A以外の画像形成装置103Bだけでなく、異常が発生した画像形成装置103Aにも異常が発生した旨、及び、ステップS2で作成した画面情報を送信する。これにより、異常の発生の有無に関係なく、各画像形成装置103がWebブラウザーで異常に関する情報を表示できる。ただし、異常が発生した画像形成装置103Aでは、本実施形態で説明されるWebブラウザーへの切り替えは不要である(異常発生により切り替わるため)。ただし、異常が発生した画像形成装置103Aにおいても本実施形態で説明される方法でWebブラウザーへ切り替えてよい。
なお、通信部21は、異常が発生した旨、及び、ステップS2で作成した画面情報は同時に送信してもよいし、別々に送信してもよい。また、画面情報が、異常が発生した旨を兼ねてもよい。
S5:画像形成装置103Bの通信部21は異常が発生した旨、及び、ステップS2で作成した画面情報を受信する。通信部21は、例えば、異常が発生した旨により他の画像形成装置103で異常が発生したことを検知するか、又は、画面情報により他の画像形成装置103で異常が発生したことを検知できる。あるいは、異常に限らず、通信部21は単に画面情報を受信した場合、Webブラウザーに切り替えるべきことを検出できる。判断部15は少なくとも画面情報を受信すると、アクティブなプログラムを判断する。換言すると、判断部15は、Webブラウザーがアクティブかどうかを判断する。画像形成装置103Bは、Webブラウザーでしか画面情報(機器の状態に関する情報)を表示できないためである。ここではWebブラウザーがアクティブでなかったものとする。
S6:Webブラウザーがアクティブでない場合、判断部15は画像形成装置103Aの異常の発生状態をチェックする。判断部15は、例えば、早急にユーザーに知らせるべき異常かどうかを判断する。異常の内容によっては緊急性が低いものもあるためである。ユーザーに知らせるべき異常は、異常が発生した旨に含まれる例えば異常の種類を示すコードにより判断される。異常の内容に関わらず、画像形成装置103Aが、画面情報を受信した場合には、異常が発生した旨と異常の内容を表示してもよい。
S7:早急にユーザーに知らせるべき異常である場合、画像形成装置103Bの切り替え部16はアクティブなプログラムをWebブラウザーに切り替える。Webブラウザーが起動していない場合、切り替え部16はOSにWebブラウザーの起動を要求して、Webブラウザーを起動する。
S8:WebブラウザーはステップS2で作成された画面情報を操作パネル440に表示する。すなわち、画像形成装置103Aで異常が発生した旨と異常の内容(異常に関する情報)を表示する。Webブラウザーがアクティブなので、ユーザーの操作を受け付けることができる。例えば、確認した旨をユーザーが押下すると、操作受付部13が受け付け、通信部11が確認した旨をサーバ装置104に送信する。あるいは、異常を解消するために画像形成装置103Aの設定値の変更をユーザーが入力することもできる。
サーバ装置104はディスプレイ206に少なくとも画像形成装置103Aの異常が確認済であることを表示できる。ディスプレイ206を視認した別のユーザーが画像形成装置103Aの異常に対応が必要かどうかを判断できる。あるいは、サーバ装置104が全ての画像形成装置103に確認済を送信して、発生した異常が確認されたことを通知してもよい。この場合も、各画像形成装置103は画面情報を受信するので、発生した異常がユーザーにより認識されたことを表示できる。
このように、本実施形態の画像形成装置103Bは、Webブラウザー以外のプログラムがアクティブであっても、Webブラウザーに切り替えて、他の画像形成装置103Aで生じた異常に関する情報を表示できる。
<<サーバ装置と画像形成装置103Bにおける処理の詳細>>
図8は、サーバ装置104が行う処理の詳細を説明するフローチャート図の一例である。なお、図8の処理は、サーバ装置104が異常に関する情報を受信するとスタートする。
サーバ装置104の画面情報生成部22は、画像形成装置103Aで異常が発生したことを画像形成装置103Bが表示するための画面情報を生成する(S21)。
サーバ装置104の通信部21は、作成した画面情報を画像形成装置103Bに送信する(S22)。
図9は、画像形成装置103Bが行う処理の詳細を説明するフローチャート図の一例である。なお、図9の処理は、画像形成装置103Bが任意のアプリケーションを実行中にスタートする。
画像形成装置103Bの通信部11は異常が発生した旨及び画面情報を受信する(S31)。
これにより、判断部15は、Webブラウザー以外のアプリケーションを表示中か否か(Webブラウザー以外のアプリケーションがアクティブか)を判断する(S32)。Webブラウザーを表示中の場合、図9の処理は終了する。
Webブラウザー以外のアプリケーションを表示中の場合、切り替え部16がアクティブなプログラムをWebブラウザーに切り替える(S33)。Webブラウザーは操作パネル440の前面に表示される。これによりWebブラウザーはサーバ装置104から受信した画面情報に基づいて生成した画面(画像形成装置103Aで異常が発生した旨と異常の内容)を操作パネル440に表示する。
<画面例>
次に、図10~図12を参照して、画像形成装置103Bが表示する画面例について説明する。
図10は、画像形成装置103BがWebブラウザーで自機の状態を表示している画面500の一例である。この画面500は、Webブラウザーの画面なので、接続先のURL501を表示している。また、この画面500は画像形成装置103B(自機)の状態502を表示している。
図11は、画像形成装置103Bが任意のアプリケーションを表示している画面510の一例である。この画面510は、画像形成装置103Bの自機の状態、を表示している。
・ジョブ名511…ジョブ名511は、画像形成装置103Bが実行中の印刷ジョブのファイル名等である。
・部数512…部数512は、印刷ジョブに設定されている部数である。
・印刷モード513…印刷モード513は、カラー又は白黒の設定等である。
図11の画面510は、印刷ジョブの編集画面であるが、これに限らず、画像形成装置103Bは任意のアプリケーションを起動してさまざまな操作を受け付けることができる。
なお、画像形成装置103Bは、自機の状態に応じて、Webブラウザーと任意のアプリケーションを切り替えることが出来る。例えば、任意のアプリケーションを表示中に、異常が発生した場合、それを契機にして、画像形成装置103BがWebブラウザーに切り替える。したがって、画像形成装置103Bは、自機で異常が生じた場合、任意のアプリケーションを表示中でも、Webブラウザーに切り替えて、自機の状態(例えば異常)を表示できる。
本実施形態では、画像形成装置103Bが任意のアプリケーションを表示中、サーバ装置104から画面情報を受信した場合、Webブラウザーに切り替えることができる。
図12は、画像形成装置103BがWebブラウザーで画像形成装置103Aの状態を表示している画面520の一例である。この画面520の構成は、図10と同様であるが、この画面520は「画像形成装置103A」の状態を表示している。
このように、画像形成装置103Bは、図11のように任意のアプリケーションを表示中であっても、画面情報を受信した場合、サーバ装置104に接続された別の画像形成装置103Aの状態を表示することができる。
<主な効果>
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置103Bはリモートデスクトップアプリケーション等のアプリケーションを実行し操作パネルで画面を表示している状態で、画像形成装置103Aで異常が発生した場合、操作パネルが表示する画面をWebブラウザーに自動で切り替える。したがって、アプリケーションを実行中の画像形成装置103Bが他の画像形成装置103Aに関する情報を表示することができる。画像形成装置103Bのユーザーは、画像形成装置103Aに異常が発生したことを異常発生から短時間で気づくことができる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、図5などの構成例は、サーバ装置104、及び、画像形成装置103による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。サーバ装置104、及び、画像形成装置103の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、サーバ装置104は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
更に、サーバ装置104は、開示された処理ステップ、例えば図7等のシーケンスを様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスは、サーバ装置104が有する複数の情報処理装置によって実行され得る。また、サーバ装置104は、1つのサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」は、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサ、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、及び、従来の回路モジュール等のデバイスを含む。
100 情報処理システム
103 画像形成装置
104 サーバ装置
特開2014-238780号公報

Claims (8)

  1. 複数の機器と、前記機器と通信する情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記複数の機器のうちの第一の機器は、
    第一のアプリケーションが表示する、前記複数の機器のうちの第二の機器に関する画面情報を前記情報処理装置から受信する第一の通信部と、
    前記第一の通信部が前記画面情報を受信した時に、前記第一のアプリケーション以外の第二のアプリケーションの画面を前記第一の機器が表示している場合、前記第二のアプリケーションの画面から前記第一のアプリケーションの画面に切り替えて表示する切り替え部と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記第一の機器が表示する前記画面情報を前記第一の機器に送信する第二の通信部、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第一のアプリケーションはWebブラウザーであり、
    前記第一の通信部が前記画面情報を受信した時に、前記第二のアプリケーションの画面を前記第一の機器が表示している場合、前記切り替え部は、前記第二のアプリケーションの画面から前記Webブラウザーの画面に切り替えて表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記情報処理装置は、
    前記第二の機器で発生した異常に関する情報を前記第二の機器から受信した場合、前記第二の機器で異常が発生した旨を含む前記画面情報を生成する画面情報生成部と、
    前記画面情報生成部が生成した前記画面情報を前記第一の機器に送信する第二の通信部と、を有し、
    前記第一の機器の前記切り替え部は、前記第二の通信部が前記画面情報を受信した時に、前記第二のアプリケーションの画面を前記第一の機器が表示している場合、前記第二のアプリケーションの画面から前記Webブラウザーの画面に切り替えて表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記切り替え部は、前記第二の通信部が前記画面情報を受信した時に、前記第二のアプリケーションの画面を前記第一の機器が表示している場合、前記Webブラウザーが操作を受け付けられる状態にすることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記第一の機器の前記切り替え部により表示された前記Webブラウザーは、前記画面情報に基づいて、前記第二の機器で発生した異常に関する情報を表示することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  6. 情報処理装置と通信できる複数の機器のうちの第一の機器であって、
    第一のアプリケーションが表示する、前記複数の機器のうちの第二の機器に関する画面情報を前記情報処理装置から受信する第一の通信部と、
    前記第一の通信部が前記画面情報を受信した時に、前記第一のアプリケーション以外の第二のアプリケーションの画面を前記第一の機器が表示している場合、前記第二のアプリケーションの画面から前記第一のアプリケーションの画面に切り替えて表示する切り替え部と、
    を有することを特徴とする機器。
  7. 複数の機器と、前記機器と通信する情報処理装置と、を有する情報処理システムが行う表示方法であって、
    前記複数の機器のうちの第一の機器は、
    第一の通信部が、第一のアプリケーションが表示する、前記複数の機器のうちの第二の機器に関する画面情報を前記情報処理装置から受信するステップと、
    前記第一の通信部が前記画面情報を受信した時に、前記第一のアプリケーション以外の第二のアプリケーションの画面を前記第一の機器が表示している場合、切り替え部が、前記第二のアプリケーションの画面から前記第一のアプリケーションの画面に切り替えて表示するステップと、
    を有することを特徴とする表示方法。
  8. 情報処理装置と通信できる複数の機器のうちの第一の機器を、
    第一のアプリケーションが表示する、前記複数の機器のうちの第二の機器に関する画面情報を前記情報処理装置から受信する第一の通信部と、
    前記第一の通信部が前記画面情報を受信した時に、前記第一のアプリケーション以外の第二のアプリケーションの画面を前記第一の機器が表示している場合、前記第二のアプリケーションの画面から前記第一のアプリケーションの画面に切り替えて表示する切り替え部、
    として機能させるためのプログラム。
JP2020191124A 2020-11-17 2020-11-17 情報処理システム、機器、表示方法、プログラム Pending JP2022080128A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020191124A JP2022080128A (ja) 2020-11-17 2020-11-17 情報処理システム、機器、表示方法、プログラム
US17/524,935 US11947414B2 (en) 2020-11-17 2021-11-12 Printing abnormality information processing system, apparatus, display method, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020191124A JP2022080128A (ja) 2020-11-17 2020-11-17 情報処理システム、機器、表示方法、プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022080128A true JP2022080128A (ja) 2022-05-27

Family

ID=81587728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020191124A Pending JP2022080128A (ja) 2020-11-17 2020-11-17 情報処理システム、機器、表示方法、プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11947414B2 (ja)
JP (1) JP2022080128A (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4402022B2 (ja) * 2005-08-09 2010-01-20 キヤノン株式会社 情報処理装置及び集計方法及びコンピュータプログラム
JP4840497B2 (ja) * 2009-09-24 2011-12-21 ブラザー工業株式会社 通信システム、情報表示装置に搭載されるプログラム、通信装置、および通信装置に搭載されるプログラム
JP5488622B2 (ja) * 2012-01-16 2014-05-14 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP6152715B2 (ja) 2013-06-10 2017-06-28 沖電気工業株式会社 取引装置、取引プログラム及び取引システム
JP6379849B2 (ja) 2013-09-17 2018-08-29 株式会社リコー 選択装置、画像形成システム及び選択方法
JP6673464B2 (ja) 2016-02-29 2020-03-25 株式会社リコー システム、システムの方法および画像形成装置
JP7095268B2 (ja) * 2017-11-30 2022-07-05 ブラザー工業株式会社 プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20220156140A1 (en) 2022-05-19
US11947414B2 (en) 2024-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8553264B2 (en) Information processing including specifying a printer to execute a print process of a stored job
JP2018092558A (ja) サーバ、および制御プログラム
US10114594B2 (en) Printing apparatus with authentication function
US10694049B2 (en) Management system specifying a support candidate among persons capable of handling errors occurring in electronic devices
JP2018187796A (ja) 印刷制御装置、印刷装置、画像形成装置、印刷制御方法、プログラムおよび記録媒体
JP2022048612A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、表示方法、プログラム
US20120133977A1 (en) Print system, image forming apparatus, server, printing method, and program
JP6351282B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法およびプログラム
JP2022080128A (ja) 情報処理システム、機器、表示方法、プログラム
US20140289400A1 (en) Monitoring system, monitoring apparatus, monitoring-target apparatus, monitoring method and computer-readable recording medium having stored therein monitoring program
US20200120235A1 (en) Control apparatus, control method, and non-transitory computer-readable storage medium
CN114237522A (zh) 信息处理系统、信息处理装置、信息处理方法、记录介质、程序和设备
US9975359B2 (en) System for controlling operation of feeding recording media, and method for controlling operation of feeding recording media, and storage medium
US20100309524A1 (en) Job processing apparatus, control method, and storage medium
JP2019197244A (ja) 画像形成システム及び画像形成サーバー
JP2022161441A (ja) 情報処理装置、プログラム、システム
CN110780826B (zh) 薄片管理系统、控制方法及非暂时性计算机可读存储介质
JP2023031792A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
CN102722346A (zh) 管理装置、管理系统及管理方法
JPH0687548A (ja) カット紙印刷装置
JP2020135174A (ja) 管理システム、中継装置、管理方法、及び、中継プログラム
JP7491183B2 (ja) 検査装置、画像形成システム、検査方法、プログラム
US12041212B1 (en) Image forming apparatus and communication method for transmission of data through relay
US11907592B2 (en) Information processing system, information processing apparatus, and display method for displaying error information and solution method
JP5704208B2 (ja) 状態通知装置、画像処理システム及び制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240628