JP2022078590A - マニュアルアクチュエータ - Google Patents

マニュアルアクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP2022078590A
JP2022078590A JP2020189367A JP2020189367A JP2022078590A JP 2022078590 A JP2022078590 A JP 2022078590A JP 2020189367 A JP2020189367 A JP 2020189367A JP 2020189367 A JP2020189367 A JP 2020189367A JP 2022078590 A JP2022078590 A JP 2022078590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
pusher
elastic member
connector
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020189367A
Other languages
English (en)
Inventor
岳史 軣木
Takeshi Todoroki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokowo Co Ltd, Yokowo Mfg Co Ltd filed Critical Yokowo Co Ltd
Priority to JP2020189367A priority Critical patent/JP2022078590A/ja
Publication of JP2022078590A publication Critical patent/JP2022078590A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

【課題】マニュアルアクチュエータのサイズの制約による影響を抑えつつ、プッシャを被検査装置に向けて付勢させる力を増強する。【解決手段】マニュアルアクチュエータ10は、リッド200と、リッド200に取り付けられたコネクタ300と、リッド200と電子装置30との間に設けられ、電子装置30を押圧するプッシャ400と、コネクタ300とプッシャ400との間に設けられ、プッシャ400を電子装置30に向けて付勢する第1弾性部材510と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、マニュアルアクチュエータに関する。
集積回路(IC)等の被検査装置である電子装置を検査するため、マニュアルアクチュエータが用いられる場合がある。例えば特許文献1に記載されているように、マニュアルアクチュエータは、リッド部材と、リッド部材と半導体装置との間に設けられ、半導体装置を押圧する押圧体(プッシャ)と、を備えている。押圧体は、リッド部材と押圧体との間に設けられたコイルスプリング等の弾性部材によって半導体装置に向けて付勢されている。
特開2017-76587号公報
例えば、特許文献1に記載されているマニュアルアクチュエータでは、押圧体を被検査装置に向けて付勢させる力を増強するために、押圧体とリッド部材との間に設けられるコイルスプリングの長さを長くしたり、当該コイルスプリングの数を増やしたりする場合がある。しかしながら、マニュアルアクチュエータの高さ、幅等のサイズの制約から、当該コイルスプリングの長さを長くしたり、当該コイルスプリングの数を増やしたりすることができない場合がある。
本発明の目的の一例は、マニュアルアクチュエータのサイズの制約による影響を抑えつつ、プッシャを被検査装置に向けて付勢させる力を増強することにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
本発明の一態様は、
リッドと、
前記リッドに取り付けられたコネクタと、
前記リッドと被検査装置との間に設けられ、前記被検査装置を押圧するプッシャと、
前記コネクタと前記プッシャとの間に設けられ、前記プッシャを前記被検査装置に向けて付勢する第1弾性部材と、
を備えるマニュアルアクチュエータである。
本発明の上記態様によれば、マニュアルアクチュエータのサイズの制約による影響を抑えつつ、プッシャを被検査装置に向けて付勢させる力を増強することができる。
実施形態に係るマニュアルアクチュエータの斜視図である。 実施形態に係るマニュアルアクチュエータの分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
本明細書において、「第1」、「第2」、「第3」等の序数詞は、特に断りのない限り、同様の名称が付された構成を単に区別するために付されたものであり、構成の特定の特徴(例えば、順番又は重要度)を意味するものではない。
図1は、実施形態に係るマニュアルアクチュエータ10の斜視図である。図2は、実施形態に係るマニュアルアクチュエータ10の分解斜視図である。
図1及び図2において、第1方向Xは、鉛直方向に直交する水平方向に平行な方向である。具体的には、第1方向Xは、後述する2つのコネクタ300が対向する方向である。第2方向Yは、水平方向に平行な方向であり、第1方向Xに直交している。第3方向Zは、鉛直方向に平行な方向である。第1方向X、第2方向Y又は第3方向Zを示す矢印は、当該矢印の基端から先端に向かう方向が当該矢印によって示される方向の正方向であり、当該矢印の先端から基端に向かう方向が当該矢印によって示される方向の負方向であることを示している。第3方向Zの正方向は、鉛直方向の上方向となっており、第3方向Zの負方向は、鉛直方向の下方向となっている。
マニュアルアクチュエータ10は、ベース100、リッド200、2つのコネクタ300、プッシャ400、2つの第1弾性部材510及び4つの第2弾性部材520を備えている。
本実施形態では、マニュアルアクチュエータ10を用いて、ソケット20の上面側に設けられた被検査装置であるIC等の電子装置30が検査される。電子装置30は、ソケット20の下面側に設けられる不図示のPCB(Printed Circuit Board)等の検査基板に、ソケット20を介して電気的に接続される。
ベース100は、ソケット20の上面側に設けられている。ベース100は、ソケット20の上面側に設けられた電子装置30を囲む枠形状となっている。ベース100のうち第1方向X側の両辺の各々には、後述するコネクタ300の爪322が引っ掛かるラッチ102が設けられている。また、ベース100は、ソケット20の下方からソケット20の一部分を貫通してベース100に挿入されるネジ112によってソケット20に固定されている。本実施形態では、ベース100のうち第1方向Xの両側の各々にネジ112が設けられている。なお、ベース100をソケット20に固定する方法は、本実施形態に係る方法に限定されない。
リッド200は、後述するプッシャ400、2つの第1弾性部材510及び4つの第2弾性部材520を介して、電子装置30及びベース100の上方に配置されている。後述するように、リッド200は、コネクタ300によって、ベース100に対して着脱自在になっている。
コネクタ300は、リッド200の第1方向Xの両側の各々に設けられている。各コネクタ300は、リッド200に回転可能に取り付けられている。各コネクタ300は、第1延伸部310、第2延伸部320及び爪322を有している。また、詳細を後述するように、各コネクタ300には、リッド200に取り付けられた第1ポール212が貫通している。
以下、必要に応じて、リッド200の第1方向Xの負方向側に設けられたコネクタ300、第1延伸部310、第2延伸部320、爪322及び第1ポール212を、それぞれ、第1方向Xの負方向側のコネクタ300、第1延伸部310、第2延伸部320、爪322及び第1ポール212という。また、必要に応じて、リッド200の第1方向Xの正方向側に設けられたコネクタ300、第1延伸部310、第2延伸部320、爪322及び第1ポール212を、それぞれ、第1方向Xの正方向側のコネクタ300、第1延伸部310、第2延伸部320、爪322及び第1ポール212という。さらに、必要に応じて、ベース100のうち第1方向Xの負方向側の辺に設けられたラッチ102を第1方向Xの負方向側のラッチ102という。また、必要に応じて、ベース100のうち第1方向Xの正方向側の辺に設けられたラッチ102を第1方向Xの正方向側のラッチ102という。
第1方向Xの負方向側の第1延伸部310は、リッド200の中心を第1方向Xに平行に通過する仮想線上に位置し、かつリッド200の中心から第1方向Xの負方向側にずれて位置している。また、第1方向Xの負方向側の第1延伸部310は、第1方向Xの負方向側の第2延伸部320のうち第3方向Zの正方向側の端部と交差していて、第1方向Xの負方向側の第2延伸部320のうち第3方向Zの正方向側の端部からリッド200の中心に向けて第1方向Xの正方向に延伸している。第1方向Xの負方向側の第2延伸部320は、第1方向Xの負方向側の第1延伸部310のうち第1方向Xの負方向側の端部と交差していて、第1方向Xの負方向側の第1延伸部310のうち第1方向Xの負方向側の端部から下方に向けて第3方向Zの負方向に延伸している。これによって、第2方向Yから見て、第1方向Xの負方向側のコネクタ300は、略L字状になっている。第1方向Xの負方向側の第2延伸部320の先端、すなわち下端には、第1方向Xの負方向側のラッチ102に引っ掛かる爪322が設けられている。第1方向Xの負方向側のコネクタ300は、リッド200に取り付けられた第1方向Xの負方向側の第1ポール212がコネクタ300のうち第1延伸部310と第2延伸部320との間の交差部を第2方向Yに沿って貫通した状態で、リッド200に取り付けられている。これによって、コネクタ300は、第1ポール212を回転軸として回転可能になっている。このため、第1方向Xの負方向側の第1延伸部310のうち第1方向Xの負方向側の第1ポール212に対して第1方向Xの正方向側に位置する少なくとも一部分を下方に向けて押し込むことで、第1方向Xの負方向側の第2延伸部320の下端がリッド200の第1方向Xの外側、すなわち、第1方向Xの負方向に向けて移動するようになる。
第1方向Xの正方向側のコネクタ300は、リッド200の中心を第2方向Yに平行に通過する仮想線に関して、第1方向Xの負方向側のコネクタ300と対称に配置されている。第1方向Xの正方向側の第1延伸部310のうち第1方向Xの正方向側の第1ポール212に対して第1方向Xの負方向側に位置する少なくとも一部分を下方に向けて押し込むことで、第1方向Xの正方向側の第2延伸部320の下端がリッド200の第1方向Xの外側、すなわち、第1方向Xの正方向に向けて移動するようになる。
リッド200は、次のようにしてベース100に取り付けられる。まず、第1方向Xの負方向側の第1延伸部310のうち第1方向Xの負方向側の第1ポール212に対して第1方向Xの正方向側に位置する少なくとも一部分を下方に向けて押し込む。また、第1方向Xの正方向側の第1延伸部310のうち第1方向Xの正方向側の第1ポール212に対して第1方向Xの負方向側に位置する少なくとも一部分を下方に向けて押し込む。これによって、第1方向Xの負方向側のコネクタ300が第1方向Xの負方向側の第1ポール212を回転軸として回転して、第1方向Xの負方向側の第2延伸部320の下端がリッド200の第1方向Xの外側、すなわち、第1方向Xの負方向に向けて移動する。また、第1方向Xの正方向側のコネクタ300が第1方向Xの正方向側の第1ポール212を回転軸として回転して、第1方向Xの正方向側の第2延伸部320の下端がリッド200の第1方向Xの外側、すなわち、第1方向Xの正方向に向けて移動する。次いで、2つのコネクタ300が第1方向Xにベース100を挟むように、リッド200をベース100の上方に配置する。次いで、第1延伸部310を下方に向けて押し込む力を解除する。これによって、第1延伸部310が後述するように第1弾性部材510によって上方に向けて付勢されて、第1方向Xの負方向側の第2延伸部320の下端がベース100、すなわち第1方向Xの正方向側に向けて移動し、第1方向Xの負方向側の爪322が第1方向Xの負方向側のラッチ102に引っ掛かる。また、第1方向Xの正方向側の第2延伸部320の下端がベース100、すなわち第1方向Xの負方向側に向けて移動し、第1方向Xの正方向側の爪322が第1方向Xの正方向側のラッチ102に引っ掛かる。このようにして、図1に示すように、リッド200がベース100に取り付けられる。
図1に示すようにリッド200がベース100に取り付けられている場合、リッド200は、次のようにしてベース100から取り外される。まず、第1方向Xの負方向側の第1延伸部310のうち第1方向Xの負方向側の第1ポール212に対して第1方向Xの正方向側に位置する少なくとも一部分を下方に向けて押し込む。また、第1方向Xの正方向側の第1延伸部310のうち第1方向Xの正方向側の第1ポール212に対して第1方向Xの負方向側に位置する少なくとも一部分を下方に向けて押し込む。これによって、第1方向Xの負方向側のコネクタ300が第1方向Xの負方向側の第1ポール212を回転軸として回転して、第1方向Xの負方向側の第2延伸部320の下端がベース100の第1方向Xの外側、すなわち、第1方向Xの負方向に向けて移動し、第1方向Xの負方向側の爪322が第1方向Xの負方向側のラッチ102から離れる。また、第1方向Xの正方向側のコネクタ300が第1方向Xの正方向側の第1ポール212を回転軸として回転して、第1方向Xの正方向側の第2延伸部320の下端がベース100の第1方向Xの外側、すなわち、第1方向Xの正方向に向けて移動し、第1方向Xの正方向側の爪322が第1方向Xの正方向側のラッチ102から離れる。次いで、リッド200をベース100の上方から別の場所へ移動させる。このようにして、リッド200がベース100から取り外される。
プッシャ400は、リッド200と電子装置30との間、具体的には、リッド200の下面と電子装置30の上面との間に設けられている。図1に示すようにリッド200がベース100に取り付けられている場合、プッシャ400は、後述する第1弾性部材510及び第2弾性部材520の付勢によって、電子装置30を下方、すなわちソケット20に向けて押圧する。具体的には、プッシャ400は、リッド200に取り付けられた第2ポール214がプッシャ400の第1貫通孔402を第2方向Yに沿って貫通した状態で、リッド200に取り付けられている。第1貫通孔402の第3方向Zの幅は、第2ポール214の第3方向Zの幅より広くなっている。このため、プッシャ400は、第2ポール214が第1貫通孔402を貫通した状態で、リッド200に対して第3方向Zに沿って移動可能になっている。本実施形態では、プッシャ400の第1方向Xの中心を挟んで第1方向Xの両側の各々に第2ポール214が設けられている。なお、第2ポール214の数及び配置は、本実施形態に係る例に限定されない。
第1弾性部材510は、コネクタ300とプッシャ400との間、具体的には、第1延伸部310の下面とプッシャ400の上面との間に設けられている。第1弾性部材510はバネとなっている。なお、第1弾性部材510は、ゴム等、バネ以外の弾性部材であってもよい。第1弾性部材510の下端は、プッシャ400の上面に設けられた第1案内穴410に挿入されている。これによって、第1弾性部材510の位置合わせがなされている。なお、第1弾性部材510を位置合わせする方法は、本実施形態に係る方法に限定されない。例えば、プッシャ400の上面に設けられた突起に第1弾性部材510の下端を貫通させることで、第1弾性部材510を位置合わせしてもよい。リッド200がベース100に取り付けられる際又はリッド200がベース100から取り外される際に第1延伸部310が下方に向けて押し込まれた場合、第1弾性部材510は、第1延伸部310を上方に向けて付勢する。また、図1に示すようにベース100がリッド200に取り付けられている場合、第1弾性部材510は、第3方向Zに圧縮されている。したがって、ベース100がリッド200に取り付けられている場合、第1弾性部材510は、プッシャ400を電子装置30に向けて付勢する。
本実施形態では、プッシャ400の第1方向Xの中心を挟んで第1方向Xの両側の各々に第1弾性部材510が設けられている。この場合、プッシャ400の第1方向Xの中心を挟んで第1方向Xの両側の一方のみに第1弾性部材510が設けられている場合と比較して、プッシャ400を第3方向Zにより均一に付勢することが可能になる。なお、第1弾性部材510は、プッシャ400の第1方向Xの中心を挟んで第1方向Xの両側の一方のみに設けられていてもよい。また、プッシャ400の第1方向Xの中心を挟んで第1方向Xの両側の一方には、複数の第1弾性部材510が設けられていてもよい。
また、本実施形態において、第1弾性部材510は、コネクタ300とプッシャ400との間でリッド200の第2貫通孔202を第3方向Zに貫通して設けられている。この場合、既存のリッドに第2貫通孔202を形成することで本実施形態に係るマニュアルアクチュエータ10を製造することができ、コストを比較的低くすることができる。なお、第1弾性部材510は、リッド200を貫通して設けられていなくてもよい。
第2弾性部材520は、リッド200とプッシャ400との間、具体的には、リッド200の下面とプッシャ400の上面との間に設けられている。第2弾性部材520はバネとなっている。なお、第2弾性部材520は、ゴム等、バネ以外の弾性部材であってもよい。第2弾性部材520の下端は、プッシャ400の上面に設けられた第2案内穴420に挿入されている。これによって、第2弾性部材520の位置合わせがなされている。なお、第2弾性部材520を位置合わせする方法は、本実施形態に係る方法に限定されない。例えば、プッシャ400の上面に設けられた突起に第2弾性部材520の下端を貫通させることで、第1弾性部材510を位置合わせしてもよい。図1に示すようにベース100がリッド200に取り付けられている場合、第2弾性部材520は、第3方向Zに圧縮されている。したがって、ベース100がリッド200に取り付けられている場合、第2弾性部材520は、プッシャ400を電子装置30に向けて付勢する。
本実施形態では、プッシャ400の第1方向Xの中心を挟んで第1方向Xの両側の各々において、第1弾性部材510の第2方向Yの両側の各々に第2弾性部材520が設けられている。また、2つの第1弾性部材510及び4つの第2弾性部材520は、プッシャ400の中心を第2方向Yに平行に通過する仮想線に関して対称に配置されている。この場合、第1弾性部材510及び第2弾性部材520が当該仮想線に関して非対称に配置されている場合と比較して、プッシャ400を第3方向Zにより均一に付勢することが可能になる。なお、第1弾性部材510及び第2弾性部材520の数及び配置は、本実施形態に係る例に限定されない。
本実施形態では、リッド200をベース100に取り付ける際又はリッド200をベース100から取り外す際に下方に向けて押し込まれた第1延伸部310を上方に向けて付勢させる部材として機能する第1弾性部材510を、プッシャ400を電子装置30に向けて付勢させる部材としても機能させている。このため、リッド200とプッシャ400との間に設けられる第2弾性部材520の第3方向Zの長さを長くしたり、第2弾性部材520の数を増やしたりすることなく、第1弾性部材510を設けない場合と比較して、プッシャ400を電子装置30に向けて付勢させる力を増強することができる。第2弾性部材520の第3方向Zの長さを長くしたり、第2弾性部材520の数を増やしたりするといったことは、マニュアルアクチュエータ10の第3方向Zの高さ、第1方向X、第2方向Y等の水平方向の幅等のサイズの制約の観点からできない場合がある。これに対して、本実施形態によれば、マニュアルアクチュエータ10のサイズの制約による影響を抑えつつ、第1弾性部材510を設けない場合と比較して、プッシャ400を電子装置30に向けて付勢させる力を増強することができる。
また、第1弾性部材510が設けられる第1延伸部310の下面とプッシャ400の上面との間の第3方向Zの距離は、第2弾性部材520が設けられるリッド200の下面とプッシャ400の上面との間の第3方向Zの距離より長くなっている。したがって、第1弾性部材510の第3方向Zの長さは、第2弾性部材520の第3方向Zの長さより長くすることができる。このため、第1弾性部材510の第3方向Zのストローク長さは第2弾性部材520の第3方向Zのストローク長より長くすることができる。この場合、第1弾性部材510の第3方向Zの長さが第2弾性部材520の第3方向Zの長さ以下である場合と比較して、第1弾性部材510の設計に余裕を持たせることができる。
また、本実施形態では、第1弾性部材510だけでなく、第2弾性部材520も、プッシャ400を電子装置30に向けて付勢している。この場合、第2弾性部材520を設けない場合と比較して、プッシャ400を電子装置30に向けて付勢させる力を増強することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、本実施形態では、マニュアルアクチュエータ10は、リッド200とプッシャ400との間に設けられた第2弾性部材520を備えている。しかしながら、マニュアルアクチュエータ10は、第2弾性部材520を備えていなくてもよい。この場合、第1弾性部材510のみによって、プッシャ400を電子装置30に向けて付勢することができる。
また、本実施形態では、ラッチ102がベース100に設けられている。しかしながら、ラッチ102は、ソケット20に設けられていてもよい。この場合、マニュアルアクチュエータ10は、ベース100を備えていなくてもよく、コネクタ300がソケット20のラッチ102に直接引っ掛かる。
また、本実施形態では、リッド200の第1方向Xの両側にコネクタ300が設けられている。しかしながら、コネクタ300は、リッド200の第1方向Xの両側のうちの一方のみに設けられていてもよい。この場合、例えば、リッド200の第1方向Xの両側のうちもう一方には、ベース100に接続されたヒンジが設けられていてもよい。この例において、リッド200は、ヒンジによってベース100に対して開閉可能になる。
また、本実施形態では、第1弾性部材510は、コネクタ300及びプッシャ400に溶接等で接合されておらず、マニュアルアクチュエータ10の分解時においてコネクタ300及びプッシャ400から取り外し可能になっている。しかしながら、第1弾性部材510は、コネクタ300及びプッシャ400の少なくとも一方に溶接等で接合されていてもよい。
また、本実施形態では、第2弾性部材520は、リッド200及びプッシャ400に溶接等で接合されておらず、マニュアルアクチュエータ10の分解時においてリッド200及びプッシャ400から取り外し可能になっている。しかしながら、第2弾性部材520は、リッド200及びプッシャ400の少なくとも一方に溶接等で接合されていてもよい。また、第2弾性部材520がリッド200及びプッシャ400に接合されている場合、第1貫通孔402及び第2ポール214を用いることなく、第2弾性部材520によってプッシャ400をリッド200に移動可能に取り付けることができる。
本明細書によれば、以下の態様が提供される。
(態様1)
態様1は、
リッドと、
前記リッドに取り付けられたコネクタと、
前記リッドと被検査装置との間に設けられ、前記被検査装置を押圧するプッシャと、
前記コネクタと前記プッシャとの間に設けられ、前記プッシャを前記被検査装置に向けて付勢する第1弾性部材と、
を備えるマニュアルアクチュエータである。
態様1によれば、リッドの取り付け又は取り外しの際に、プッシャが位置する側に向けて押し込まれたコネクタをプッシャが位置する側の反対側に向けて付勢させる部材として機能する第1弾性部材を、プッシャを被検査装置に向けて付勢させる部材としても機能させている。このため、リッドとプッシャとの間に設けられる弾性部材の長さを長くしたり、当該弾性部材の数を増やしたりすることなく、第1弾性部材を設けない場合と比較して、プッシャを電子装置に向けて付勢させる力を増強することができる。したがって、マニュアルアクチュエータのサイズの制約による影響を抑えつつ、第1弾性部材を設けない場合と比較して、プッシャを電子装置に向けて付勢させる力を増強することができる。
(態様2)
態様2は、
前記第1弾性部材は、前記コネクタと前記プッシャとの間で前記リッドを貫通して設けられている、態様1に記載のマニュアルアクチュエータである。
態様2によれば、既存のリッドに、第1弾性部材を通すための貫通孔を形成することでマニュアルアクチュエータを製造することができ、コストを比較的低くすることができる。
(態様3)
態様3は、
前記リッドと前記プッシャとの間に設けられ、前記プッシャを前記被検査装置に向けて付勢する第2弾性部材をさらに備える、態様1又は2に記載のマニュアルアクチュエータである。
態様3によれば、第2弾性部材を設けない場合と比較して、プッシャを電子装置に向けて付勢させる力を増強することができる。
10 マニュアルアクチュエータ
20 ソケット
30 電子装置
100 ベース
102 ラッチ
112 ネジ
200 リッド
202 第2貫通孔
212 第1ポール
214 第2ポール
300 コネクタ
310 第1延伸部
320 第2延伸部
322 爪
400 プッシャ
402 第1貫通孔
410 第1案内穴
420 第2案内穴
510 第1弾性部材
520 第2弾性部材
X 第1方向
Y 第2方向
Z 第3方向

Claims (3)

  1. リッドと、
    前記リッドに取り付けられたコネクタと、
    前記リッドと被検査装置との間に設けられ、前記被検査装置を押圧するプッシャと、
    前記コネクタと前記プッシャとの間に設けられ、前記プッシャを前記被検査装置に向けて付勢する第1弾性部材と、
    を備えるマニュアルアクチュエータ。
  2. 前記第1弾性部材は、前記コネクタと前記プッシャとの間で前記リッドを貫通して設けられている、請求項1に記載のマニュアルアクチュエータ。
  3. 前記リッドと前記プッシャとの間に設けられ、前記プッシャを前記被検査装置に向けて付勢する第2弾性部材をさらに備える、請求項1又は2に記載のマニュアルアクチュエータ。
JP2020189367A 2020-11-13 2020-11-13 マニュアルアクチュエータ Pending JP2022078590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020189367A JP2022078590A (ja) 2020-11-13 2020-11-13 マニュアルアクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020189367A JP2022078590A (ja) 2020-11-13 2020-11-13 マニュアルアクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022078590A true JP2022078590A (ja) 2022-05-25

Family

ID=81706949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020189367A Pending JP2022078590A (ja) 2020-11-13 2020-11-13 マニュアルアクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022078590A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4109095B2 (ja) Cpuソケットの取外装置
TWI268015B (en) Card fitting mechanism having a plurality of card receiving portions and yet capable of being reduced in size
TWI438449B (zh) 中繼連接器
US9048556B2 (en) Electric contact pin and socket for electrical parts
US7393232B2 (en) Socket for electrical parts
US20070259543A1 (en) Pressure device for test socket
JP3776331B2 (ja) 電気部品用ソケット
KR20130037754A (ko) 엘이디 바 검사 장치
US7862363B2 (en) IC socket with floatable pressing device for receiving testing IC packages of different sizes
EP1049365A2 (en) Socket for electrical parts
JP2022078590A (ja) マニュアルアクチュエータ
US7204700B2 (en) Electrical connector
US8251577B2 (en) Heat sink tester
US7658620B2 (en) Electrical connector having an improved frame
KR101930734B1 (ko) 자동 테스트 소켓의 카메라 모듈 고정장치
US7407401B2 (en) Socket for electrical parts
CN211707975U (zh) 针脚折弯装置及插件机
KR101212946B1 (ko) 이미지 센서 테스트 장치
WO1997003467A1 (en) Top loading socket for ball grid arrays
KR102193725B1 (ko) 반도체 칩 패키지 테스트 소켓
JP4071791B2 (ja) ソケット
JP6660683B2 (ja) 電気部品用ソケット
KR102213076B1 (ko) 반도체 칩 패키지 테스트 소켓
JP5804495B2 (ja) Icソケット
TWM335817U (en) Electrical connector assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240828