JP2022077966A - 検出装置、処理システム及び搬送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置決め装置を設けることなく、搬送対象物を位置決めできる技術を提供する。【解決手段】本開示の一態様による検出装置は、搬送機構に対する搬送対象物の位置ずれを検出する検出装置であって、前記搬送機構と該搬送機構に保持された前記搬送対象物とを含む画像を取り込む画像センサと、前記画像センサにて取り込まれた前記画像に基づいて、前記搬送対象物の水平方向及び回転方向を含む位置ずれ量を算出する演算部と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、検出装置、処理システム及び搬送方法に関する。
半導体ウエハを回転させながら、その周縁部の位置を検出し、オリフラやノッチの位置を検出すると共に、ウエハ中心の回転中心からのずれを検出して位置決めを行うよう構成された位置決め装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-47654号公報
本開示は、位置決め装置を設けることなく、搬送対象物を位置決めできる技術を提供する。
本開示の一態様による検出装置は、搬送機構に対する搬送対象物の位置ずれを検出する検出装置であって、前記搬送機構と該搬送機構に保持された前記搬送対象物とを含む画像を取り込む画像センサと、前記画像センサにて取り込まれた前記画像に基づいて、前記搬送対象物の水平方向及び回転方向を含む位置ずれ量を算出する演算部と、を備える。
本開示によれば、位置決め装置を設けることなく、搬送対象物を位置決めできる。
実施形態の処理システムの一例を示す図 図1の処理システムにおける連結部の一例を示す概略断面図 図1の処理システムにおけるプロセスモジュールの一例を示す概略断面図 実施形態の搬送方法の一例を示す図 フォークとエッジリングとの位置関係を説明するための図 フォークとエッジリングとの位置関係を説明するための図 フォークとエッジリングとの位置関係を説明するための図 図1の処理システムにおけるプロセスモジュールの別の一例を示す概略断面図 画像センサが設けられる位置の別の一例を示す図 画像センサが設けられる位置の更に別の一例を示す図
以下、添付の図面を参照しながら、本開示の限定的でない例示の実施形態について説明する。添付の全図面中、同一又は対応する部材又は部品については、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。
〔処理システム〕
図1、図2、図9及び図10を参照し、実施形態の処理システムの一例について説明する。実施形態の処理システムPSは、基板にプラズマ処理等の各種の処理を施すことが可能なシステムである。
処理システムPSは、真空搬送モジュールTM1,TM2、搬送中間室MM1,MM2、プロセスモジュールPM1~PM8、ロードロックモジュールLL1,LL2、大気搬送モジュールLM、制御部CU等を備える。
真空搬送モジュールTM1,TM2は、それぞれ平面視において略六角形状を有する。真空搬送モジュールTM1は、対向する2つの側面にプロセスモジュールPM1~PM4が接続されている。真空搬送モジュールTM1の他の対向する2つの側面のうち、一方の側面にはロードロックモジュールLL1,LL2が接続され、他方の側面には搬送中間室MM1,MM2が接続されている。真空搬送モジュールTM1のロードロックモジュールLL1,LL2が接続される側面は、2つのロードロックモジュールLL1,LL2に応じて角度が付けられている。真空搬送モジュールTM1の搬送中間室MM1,MM2が接続される側面は、2つの搬送中間室MM1,MM2に応じて角度が付けられている。真空搬送モジュールTM2は、対向する2つの側面にプロセスモジュールPM5~PM8が接続されている。真空搬送モジュールTM2の他の対向する2つの側面のうち、一方の側面には搬送中間室MM1,MM2が接続されている。真空搬送モジュールTM2の搬送中間室MM1,MM2が接続される側面は、2つの搬送中間室MM1,MM2に応じて角度が付けられている。真空搬送モジュールTM1と真空搬送モジュールTM2とは、2つの搬送中間室MM1,MM2を挟んで連結されている。真空搬送モジュールTM1,TM2は、真空室を有し、内部にそれぞれ搬送ロボットTR1,TR2が配置されている。また、真空搬送モジュールTM1,TM2には、画像センサISが配置されている。
搬送ロボットTR1,TR2は、旋回、伸縮、昇降自在に構成されている。搬送ロボットTR1は、先端に配置されたフォークFK1に搬送対象物を載置して、ロードロックモジュールLL1,LL2、搬送中間室MM1,MM2及びプロセスモジュールPM1~PM4の間で搬送対象物を搬送する。搬送ロボットTR2は、先端に配置されたフォークFK2に搬送対象物を載置して、搬送中間室MM1,MM2及びプロセスモジュールPM5~PM8の間で搬送対象物を搬送する。搬送対象物は、基板及び消耗部材を含む。基板は、例えば半導体ウエハであってよい。消耗部材は、プロセスモジュールPM1~PM8内に交換可能に取り付けられる部材であり、プロセスモジュールPM1~PM8内でプラズマ処理等の各種の処理が行われることで消耗する部材である。消耗部材は、例えば後述するエッジリング113、カバーリング114、上部電極12の天板121を含む。なお、図1では、搬送ロボットTR1がフォークFK1にエッジリング113を載置し、搬送ロボットTR2がフォークFK2にエッジリング113を載置している状態を示す。
画像センサISは、搬送ロボットTR1,TR2のフォークFK1,FK2と、該フォークFK1,FK2に保持された搬送対象物と、を含む画像を取り込む。画像センサISは、取り込んだ画像を制御部CUに送信する。画像センサISは、搬送対象物の搬送経路上に設けられる。例えば、画像センサISは、真空搬送モジュールTM1のロードロックモジュールLL1,LL2近傍、真空搬送モジュールTM1の搬送中間室MM1,MM2近傍及び真空搬送モジュールTM2の搬送中間室MM1,MM2の近傍に設けられる(図1)。ただし、画像センサISが設けられる位置や個数はこれに限定されない。例えば、画像センサISは、真空搬送モジュールTM1,TM2に1つずつ設けられていてもよい。画像センサISは、例えば真空搬送モジュールTM1,TM2の上方に取り付けられる。具体的には、画像センサISは、真空搬送モジュールTM1,TM2の天井の一部に形成された開口OPにシール部材(図示せず)を介して気密に取り付けられた光透過窓TWの上方に取り付けられる(図2)。係る画像センサISは、光透過窓TWを介して真空搬送モジュールTM1,TM2内を撮像し、搬送ロボットTR1,TR2のフォークFK1,FK2と、該フォークFK1,FK2に保持された搬送対象物と、を含む画像を取り込む。画像センサISは、例えばCCDカメラ、COMSカメラであってよい。
また、例えば図9に示されるように、画像センサISは真空搬送モジュールTM1における4つのゲートバルブG1の近傍及び真空搬送モジュールTM2における4つのゲートバルブG1の近傍に設けられていてもよい。この場合、画像センサISは、搬送対象物が搬送される際にフォークFK1,FK2と搬送対象物とを含む画像を取得でき、かつプロセスモジュールPM1~PM8内で各種の処理が行われる際にプロセスモジュールPM1~PM8内の画像を取得できる。取得したプロセスモジュールPM1~PM8内の画像により、各種の処理中のプロセスモジュールPM1~PM8内の状態を確認できる。なお、プロセスモジュールPM1~PM8内で各種の処理が行われる際にはゲートバルブG1が閉じられる。そのため、画像センサISがゲートバルブG1を介してプロセスモジュールPM1~PM8内の画像を取得できるように、例えばゲートバルブG1には石英窓等の光透過窓が設けられる。ただし、ゲートバルブG1が開かれた状態でプロセスモジュールPM1~PM8内の画像を取得する場合には、ゲートバルブG1に光透過窓が設けられなくてもよい。また、画像センサISは、フォークFK1,FK2と搬送対象物とを含む画像と、プロセスモジュールPM1~PM8内の画像とを含む複数の画像を取得できるように撮像方向が可変であることが好ましい。ただし、画像センサISは、撮像方向を変えることなく、フォークFK1,FK2と搬送対象物とを含む画像と、プロセスモジュールPM1~PM8内の画像とを含む複数の画像を撮像できる場合には、撮像方向は固定されていてもよい。
また、画像センサISは移動可能に設けられていてもよい。例えば、画像センサISはフォークFK1,FK2の水平方向における移動に追従して水平方向に移動可能に構成されていてもよい。これにより、1つの画像センサISが複数の位置において画像を取得できるので、画像センサISの数を減らすことができる。
図10の例では、真空搬送モジュールTM1にガイドレールGL11,GL12及び画像センサIS11,IS12が設けられ、真空搬送モジュールTM2にガイドレールGL21,GL22及び画像センサIS21,IS22が設けられている。以下では、ガイドレールGL11,GL12及び画像センサIS11,IS12について説明する。ただし、ガイドレールGL21,GL22及び画像センサIS21,IS22について同様の構成であってよい。
ガイドレールGL11は、真空搬送モジュールTM1の天井部上に、該真空搬送モジュールTM1の長手方向に沿って設けられている。ガイドレールGL11は、一端が真空搬送モジュールTM1の搬送中間室MM1近傍に位置し、他端が真空搬送モジュールTM1のゲートバルブG2近傍に位置する。画像センサIS11は、ガイドレールGL11に移動自在に取り付けられており、ガイドレールGL11に沿って真空搬送モジュールTM1の長手方向に移動する。真空搬送モジュールTM1の天井部には、画像センサIS11の移動範囲に対応して光透過窓(図示せず)が形成されている。画像センサIS11は、ガイドレールGL11の一端に移動することにより、真空搬送モジュールTM1と搬送中間室MM1との間で搬送される搬送対象物と該搬送対象物を保持するフォークFK1とを含む画像を、光透過窓を介して取得する。一方、画像センサIS11は、ガイドレールGL11の他端に移動することにより、真空搬送モジュールTM1とロードロックモジュールLL1との間で搬送される搬送対象物と該搬送対象物を保持するフォークFK1とを含む画像を、光透過窓を介して取得する。
ガイドレールGL12は、真空搬送モジュールTM1の天井部上に、該真空搬送モジュールTM1の長手方向に沿って設けられている。ガイドレールGL12は、一端が真空搬送モジュールTM1の搬送中間室MM2近傍に位置し、他端が真空搬送モジュールTM1のゲートバルブG2近傍に位置する。画像センサIS12は、ガイドレールGL12に移動自在に取り付けられており、ガイドレールGL12に沿って真空搬送モジュールTM1の長手方向に移動する。真空搬送モジュールTM1の天井部には、画像センサIS12の移動範囲に対応して光透過窓(図示せず)が形成されている。画像センサIS12は、ガイドレールGL12の一端に移動することにより、真空搬送モジュールTM1と搬送中間室MM2との間で搬送される搬送対象物と該搬送対象物を保持するフォークFK1とを含む画像を、光透過窓を介して取得する。一方、画像センサIS12は、ガイドレールGL12の他端に移動することにより、真空搬送モジュールTM1とロードロックモジュールLL2との間で搬送される搬送対象物と該搬送対象物を保持するフォークFK1とを含む画像を、光透過窓を介して取得する。
制御部CUは、例えばフォークFK1の位置情報に基づいて、フォークFK1の水平方向における移動に追従して画像センサIS11,IS12を移動させる。
なお、図10の例では、真空搬送モジュールTM1にガイドレールGL11,GL12及び画像センサIS11,IS12が設けられている場合を説明したが、これに限定されない。例えば、真空搬送モジュールTM1に、該真空搬送モジュールTM1の長手方向及び短手方向に延びるガイドレールを設け、該ガイドレールに1つ又は2つ以上の画像センサを設けてもよい。
また、図10の例では、真空搬送モジュールTM1の天井部上にガイドレールGL11,GL12及び画像センサIS11,IS12が設けられている場合を説明したが、これに限定されない。例えば、ガイドレールGL11,GL12及び画像センサIS11,IS12は、真空搬送モジュールTM1内に設けられていてもよい。
搬送中間室MM1,MM2は、真空搬送モジュールTM1と真空搬送モジュールTM2との間に配置されている。搬送中間室MM1,MM2は、それぞれ内部が真空搬送モジュールTM1,TM2の内部と連通し、真空雰囲気に保持されている。搬送中間室MM1,MM2は、内部に配置されたステージSGを有する。ステージSGは、上面に搬送対象物を一時的に載置する。搬送中間室MM1,MM2は、真空搬送モジュールTM1と真空搬送モジュールTM2との間で基板及び消耗部材を受け渡す際のバッファとして機能する。例えば、搬送ロボットTR1が搬送中間室MM1内のステージSGに消耗部材を載置し、搬送ロボットTR2が該ステージSGに載置された消耗部材を受け取ることにより、真空搬送モジュールTM1から真空搬送モジュールTM2に消耗部材が搬送される。また例えば、搬送ロボットTR2が搬送中間室MM1内のステージSGに消耗部材を載置し、搬送ロボットTR1が該ステージSGに載置された消耗部材を受け取ることにより、真空搬送モジュールTM2から真空搬送モジュールTM1に消耗部材が搬送される。なお、搬送中間室MM1の代わりに搬送中間室MM2を利用してもよい。また、基板についても、消耗部材と同様の方法により、真空搬送モジュールTM1と真空搬送モジュールTM2との間で受け渡すことができる。
プロセスモジュールPM1~PM8は、処理室を有し、内部に配置されたステージを有する。プロセスモジュールPM1~PM8は、ステージに基板が載置された後、内部を減圧して処理ガスを導入し、RF電力を印加してプラズマを生成し、プラズマによって基板にプラズマ処理を施す。真空搬送モジュールTM1,TM2とプロセスモジュールPM1~PM8とは、開閉自在なゲートバルブG1で仕切られている。ステージには、エッジリング113、カバーリング114等が配置される。ステージと対向する上部には、RF電力を印加するための上部電極12が配置される。
ロードロックモジュールLL1,LL2は、真空搬送モジュールTM1と大気搬送モジュールLMとの間に配置されている。ロードロックモジュールLL1,LL2は、内部を真空と大気圧との間で切り換え可能な内圧可変室を有する。ロードロックモジュールLL1,LL2は、内部に配置されたステージを有する。ロードロックモジュールLL1,LL2は、基板を大気搬送モジュールLMから真空搬送モジュールTM1へ搬入する際、内部を大気圧に維持して大気搬送モジュールLMから基板を受け取り、内部を真空に切り替えて真空搬送モジュールTM1へ基板を搬入する。ロードロックモジュールLL1,LL2は、基板を真空搬送モジュールTM1から大気搬送モジュールLMへ搬出する際、内部を真空に維持して真空搬送モジュールTM1から基板を受け取り、内部を大気圧まで昇圧して大気搬送モジュールLMへ基板を搬入する。ロードロックモジュールLL1,LL2と真空搬送モジュールTM1とは、開閉自在なゲートバルブG2で仕切られている。ロードロックモジュールLL1,LL2と大気搬送モジュールLMとは、開閉自在なゲートバルブG3で仕切られている。
大気搬送モジュールLMは、真空搬送モジュールTM1に対向して配置されている。大気搬送モジュールLMは、例えばEFEM(Equipment Front End Module)であってよい。大気搬送モジュールLMは、直方体状であり、FFU(Fan Filter Unit)を備え、大気圧に保持された大気搬送室である。大気搬送モジュールLMの長手方向に沿った一の側面には、2つのロードロックモジュールLL1,LL2が接続されている。大気搬送モジュールLMの長手方向に沿った他の側面には、ロードポートLP1~LP5が接続されている。ロードポートLP1~LP5には、搬送対象物を収容する容器(図示せず)が載置される。該容器は、例えば1又は2以上の基板を収容する容器、1又は2以上の消耗部材を収容する容器を含む。基板を収容する容器は、例えばFOUP(Front-Opening Unified Pod)であってよい。消耗部材を収容する容器は、例えばエッジリング113を収容する容器、カバーリング114を収容する容器、上部電極12の天板121を収容する容器を含む。大気搬送モジュールLM内には、搬送ロボット(図示せず)が配置されている。搬送ロボットは、ロードポートLP1~LP5に載置される容器内とロードロックモジュールLL1,LL2の内圧可変室内との間で搬送対象物を搬送する。
制御部CUは、処理システムの各部、例えば真空搬送モジュールTM1,TM2に設けられた搬送ロボットTR1,TR2、大気搬送モジュールLMに設けられた搬送ロボット、ゲートバルブG1~G4を制御する。また、制御部CUは、処理システムPSの各部を制御し、後述する実施形態の搬送方法を実行する。制御部CUは、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、補助記憶装置等を備える。CPUは、ROM又は補助記憶装置に格納されたプログラムに基づいて動作し、処理システムPSの各部を制御する。
〔プラズマ処理装置〕
図3を参照し、図1の処理システムPSが備えるプロセスモジュールPM1~PM8として用いられるプラズマ処理装置の一例について説明する。
プラズマ処理装置1は、チャンバ10、ガス供給部20、RF電力供給部30、排気部40、昇降機構50及び制御部90を含む。
チャンバ10は、支持部11及び上部電極12を含む。支持部11は、チャンバ10内の処理空間10sの下部領域に配置される。上部電極12は、支持部11の上方に配置され、チャンバ10の天板の一部として機能し得る。
支持部11は、処理空間10sにおいて基板Wを支持する。支持部11は、下部電極111、静電チャック112、エッジリング113、カバーリング114、絶縁体115及びベース116を含む。静電チャック112は、下部電極111上に配置されている。静電チャック112は、上面で基板Wを支持する。エッジリング113は、基板Wの周囲に配置される環状部材である。エッジリング113は、静電チャック112の端部をプラズマから保護する。また、エッジリング113は、基板Wの外周部のエッチング特性の不均一性を低減し、エッチング特性の面内均一性を向上させる。カバーリング114は、エッジリング113の周囲に配置される環状部材である。カバーリング114は、絶縁体115の上面をプラズマから保護する。絶縁体115は、ベース116上で下部電極111を囲むように配置される。ベース116は、チャンバ10の底部に固定され、下部電極111及び絶縁体115を支持する。
上部電極12は、絶縁部材13と共にチャンバ10を構成する。上部電極12は、ガス供給部20からの1又はそれ以上の種類の処理ガスを処理空間10sに供給する。上部電極12は、天板121及び支持体122を含む。天板121の下面は、処理空間10sを画成する。天板121には、複数のガス吐出孔121aが形成されている。複数のガス吐出孔121aの各々は、天板121の板厚方向(鉛直方向)に貫通する。支持体122は、天板121を着脱自在に支持する。支持体122の内部には、ガス拡散室122aが設けられている。ガス拡散室122aからは、複数のガス孔122bが下方に延びている。複数のガス孔122bは、複数のガス吐出孔121aにそれぞれ連通する。支持体122には、ガス導入口122cが形成されている。上部電極12は、1又はそれ以上の種類の処理ガスをガス導入口122cからガス拡散室122a、複数のガス孔122b及び複数のガス吐出孔121aを介して処理空間10sに供給する。
ガス供給部20は、1又はそれ以上のガスソース21と、1又はそれ以上の流量制御器22と、を含む。ガス供給部20は、1又はそれ以上の種類の処理ガスを、各々のガスソース21から各々の流量制御器22を介してガス導入口122cに供給する。流量制御器22は、例えばマスフローコントローラ又は圧力制御式の流量制御器を含んでもよい。更に、ガス供給部20は、1又はそれ以上の処理ガスの流量を変調又はパルス化する1又はそれ以上の流量変調デバイスを含んでもよい。
RF電力供給部30は、2つのRF電源(第1のRF電源31a、第2のRF電源31b)及び2つの整合器(第1の整合器32a、第2の整合器32b)を含む。第1のRF電源31aは、第1のRF電力を第1の整合器32aを介して下部電極111に供給する。第1のRF電力の周波数は、例えば3Hz~3000GHzであってよい。第2のRF電源31bは、第2のRF電力を第2の整合器32bを介して下部電極111に供給する。第2のRF電力の周波数は、例えば400kHz~13.56MHzであってよい。なお、第2のRF電源31bに代えて、DC電源を用いてもよい。
排気部40は、チャンバ10の底部に設けられた排気口10eに接続されている。排気部40は、圧力弁、真空ポンプ等を含む。
チャンバ10の側壁には、搬入出口10pが形成されている。基板Wは、搬入出口10pを介して、処理空間10sとチャンバ10の外部との間で搬送される。搬入出口10pは、ゲートバルブG1により開閉される。
昇降機構50は、第1の昇降機構51及び第2の昇降機構52を含む。
第1の昇降機構51は、複数の支持ピン511及びモータ512を含む。複数の支持ピン511は、下部電極111及び静電チャック112に形成された貫通孔H1に挿通されて静電チャック112の上面に対して突没可能となっている。複数の支持ピン511は、静電チャック112の上面に対して突出することにより、上端を基板Wの底面に当接させて基板Wを支持する。モータ512は、複数の支持ピン511を昇降させる。モータ512は、DCモータ、ステッピングモータ、リニアモータ等のモータ、ピエゾアクチュエータ、エア駆動機構等であってよい。係る第1の昇降機構51は、例えば搬送ロボットTR1,TR2と支持部11との間で基板Wの受け渡しをする際、複数の支持ピン511を昇降させる。
第2の昇降機構52は、複数の支持ピン521及びモータ522を含む。複数の支持ピン521は、絶縁体115に形成された貫通孔H2に挿通されて絶縁体115の上面に対して突没可能となっている。複数の支持ピン521は、絶縁体115の上面に対して突出することにより、上端をエッジリング113の底面に当接させてエッジリング113を支持する。モータ522は、複数の支持ピン521を昇降させる。モータ522は、DCモータ、ステッピングモータ、リニアモータ等のモータ、ピエゾアクチュエータ、エア駆動機構等であってよい。係る第2の昇降機構52は、例えば搬送ロボットTR1,TR2と支持部11との間でエッジリング113の受け渡しをする際、複数の支持ピン521を昇降させる。
なお、図示は省略するが、支持部11にはカバーリング114を昇降させるための昇降機構が設けられている。該昇降機構は、カバーリング114の底面に当接可能な位置に設けられる複数の支持ピン及び該複数の支持ピンを昇降させるモータを含む。
制御部90は、プラズマ処理装置1の各部を制御する。制御部90は、例えばコンピュータ91を含む。コンピュータ91は、例えば、CPU911、記憶部912、通信インターフェース913等を含む。CPU911は、記憶部912に格納されたプログラムに基づいて種々の制御動作を行うように構成され得る。記憶部912は、RAM、ROM、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等のような補助記憶装置からなるグループから選択される少なくとも1つのメモリタイプを含む。通信インターフェース913は、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介してプラズマ処理装置1との間で通信してもよい。
〔搬送方法〕
図4を参照し、実施形態の搬送方法の一例について説明する。以下では、図1に示される処理システムPSにおいて、ステージにエッジリング113が取り付けられていないプロセスモジュールPM1にエッジリング113を搬送してステージに載置する場合を例に挙げて説明する。
ステップS1では、まず、制御部CUは、大気搬送モジュールLM内の搬送ロボット(図示せず)により、例えばロードポートLP1に載置された容器内に収容されたエッジリング113を搬出する。続いて、制御部CUは、大気搬送モジュールLMとロードロックモジュールLL1との間のゲートバルブG3を開く。続いて、制御部CUは、該搬送ロボットにより、エッジリング113をロードロックモジュールLL1内のステージに載置する。続いて、制御部CUは、該ゲートバルブG3を閉じ、ロードロックモジュールLL1内を減圧して真空に切り替える。続いて、制御部CUは、ロードロックモジュールLL1と真空搬送モジュールTM1との間のゲートバルブG2を開く。続いて、制御部CUは、真空搬送モジュールTM1内に配置された搬送ロボットTR1のフォークFK1により、ロードロックモジュールLL1内のステージに載置されたエッジリング113を受け取る。
ステップS2では、まず、制御部CUは、搬送ロボットTR1を制御し、エッジリング113を載置したフォークFK1を、真空搬送モジュールTM1に設けられたいずれかの画像センサISの撮像領域に移動させる。続いて、制御部CUは、画像センサISを制御し、フォークFK1と、該フォークFK1に載置されたエッジリング113と、を含む画像を取得する。続いて、制御部CUは、画像センサISが取得した画像に基づいて、フォークFK1に対するエッジリング113の水平方向及び回転方向を含む位置ずれ量を算出する。本実施形態において、図5に示されるように、エッジリング113の中心位置C2は、フォークFK1の中心位置C1に対して右方向(+X方向)に3mmずれている。また、エッジリング113のノッチの位置N1は、フォークFK1の後退方向(-Y方向)に対して反時計回りに2°回転している。そこで、制御部CUは、エッジリング113の左右方向の位置ずれ量が+3mm、エッジリング113の回転方向の位置ずれ量が+2°と算出する。
ステップS3では、制御部CUは、ステップS2にて算出した位置ずれ量が許容範囲内であるか否かを判定する。許容範囲は、例えば処理システムPSの仕様に応じて定められる。ステップS3において、位置ずれ量が許容範囲内であると判定した場合、制御部CUは処理をステップS4へ進める。一方、ステップS3において、位置ずれ量が許容範囲を超えていると判定した場合、制御部CUは処理をステップS5へ進める。
ステップS4では、まず、制御部CUは、真空搬送モジュールTM1とプロセスモジュールPM1との間のゲートバルブG1を開く。続いて、制御部CUは、搬送ロボットTR1を制御し、ステップS2にて算出した位置ずれ量に基づき補正された姿勢でエッジリング113をプロセスモジュールPM1内に搬送し、ステージの上に載置する。本実施形態において、図6に示されるように、制御部CUは、搬送ロボットTR1を制御し、第1の姿勢でエッジリング113をプロセスモジュールPM1内のステージの上に載置する。第1の姿勢は、フォークFK1を基準位置から左方向(-X方向)に3mmずらし、かつ、フォークFK1の中心位置C1を回転中心として時計回りに2°ずらした姿勢である。ステップS4の後、制御部CUは処理を終了する。
ステップS5では、制御部CUは、搬送ロボットTR1を制御し、エッジリング113をバッファである搬送中間室MM1に搬送し、該搬送中間室MM1内のステージSGの上にエッジリング113を載置する。なお、制御部CUは、搬送中間室MM1に代えて、例えば搬送中間室MM2にエッジリング113を搬送してもよい。
ステップS6では、制御部CUは、搬送ロボットTR1を制御し、ステップS2にて算出した位置ずれ量に基づき補正された姿勢で搬送中間室MM1内のステージSGの上に載置されたエッジリング113を受け取る。本実施形態において、図7に示されるように、制御部CUは、搬送ロボットTR1を制御し、第2の姿勢で搬送中間室MM1内のステージSGの上に載置されたエッジリング113を受け取る。第2の姿勢は、フォークFK1を基準位置から右方向(+X方向)に3mmずらし、かつ、フォークFK1の中心位置C1を回転中心として反時計回りに2°ずらした姿勢である。ステップS6の後、制御部CUは処理をステップS2へ戻す。
以上に説明した実施形態の搬送方法によれば、画像センサISがフォークFK1と該フォークFK1に載置されたエッジリング113とを含む画像を取り込み、制御部CUが該画像に基づいてエッジリング113の水平方向及び回転方向を含む位置ずれ量を算出する。これにより、アライナ等の位置決め装置を設けることなく、エッジリング113を位置決めできる。そのため、処理システムPSのフットプリントを小さくできる。
また、実施形態の搬送方法によれば、制御部CUは、搬送ロボットTR1を制御し、算出した位置ずれ量に基づき補正された姿勢でエッジリング113をプロセスモジュールPM1内のステージの上に載置する。これにより、プロセスモジュールPM1を大気開放することなく、高い精度でエッジリング113を自動交換できる。
また、実施形態の搬送方法によれば、制御部CUは、該画像に基づいて算出した位置ずれ量が許容範囲を超えていると判定した場合、搬送ロボットTR1を制御し、エッジリング113を一旦、搬送中間室MM1のステージSGの上に載置する。そして、制御部CUは、搬送ロボットTR1を制御し、該画像に基づいて算出した位置ずれ量に基づき補正された姿勢で搬送中間室MM1内のステージSGの上に載置されたエッジリング113を受け取る。これにより、フォークFK1に対するエッジリング113の位置ずれ量が大きい場合でも、エッジリング113の位置を補正できる。その結果、フォークFK1に対するエッジリング113の位置ずれ量が大きい場合でも、プロセスモジュールPM1を大気開放することなく、高い精度でエッジリング113を自動交換できる。
なお、上記の実施形態では、ステップS5~S6において、エッジリング113を一時的に載置するバッファとして、搬送中間室MM1,MM2を利用する場合を説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、図8に示されるように、真空搬送モジュールTM1内にエッジリング113を載置可能な載置部BF1を設け、該載置部BF1を、エッジリング113を一時的に載置するバッファとして利用してもよい。
また、例えば実施形態の搬送方法は、プロセスモジュールPM1と同じ真空搬送モジュールTM1に接続された他のプロセスモジュールPM2~PM4にエッジリング113を搬送する場合にも同様に適用できる。
また、例えば実施形態の搬送方法は、プロセスモジュールPM1と異なる真空搬送モジュールTM2に接続されたプロセスモジュールPM5~PM8にエッジリング113を搬送する場合にも適用できる。この場合、ロードロックモジュールLL1内のステージに載置されたエッジリング113を受け取った搬送ロボットTR1は、該エッジリング113を搬送中間室MM1,MM2内のステージSGに載置する。そして、搬送ロボットTR2が搬送中間室MM1,MM2内のステージSGに載置されたエッジリング113を受け取る。そして、真空搬送モジュールTM2に設けられた画像センサISは、搬送ロボットTR2のフォークFK2と該フォークFK2に載置されたエッジリング113とを含む画像を取り込む。そして、制御部CUは、該画像に基づいてエッジリング113の水平方向及び回転方向を含む位置ずれ量を算出し、算出した位置ずれ量に基づき補正された姿勢でエッジリング113をプロセスモジュールPM5~PM8内に搬送し、ステージの上に載置する。また、この場合についても、例えば図8に示されるように、真空搬送モジュールTM2内にエッジリング113を載置可能な載置部BF2を設け、該載置部BF2を、エッジリング113を一時的に載置するバッファとして利用してもよい。
また、上記の実施形態の搬送方法では、プロセスモジュールPM1内のステージにエッジリング113が載置されていない状態で、プロセスモジュールPM1内にエッジリング113を搬送してステージに載置する場合を説明したが、本開示はこれに限定されない。
例えば、実施形態の搬送方法は、プロセスモジュールPM1内のステージに載置された使用済みのエッジリング113を新しいエッジリング113に交換する場合にも適用できる。この場合、制御部CUは、処理システムPSの各部を制御し、プロセスモジュールPM1内のステージに載置された使用済みのエッジリング113を搬出した後、上記の実施形態の搬送方法を実施することで、エッジリング113を交換できる。使用済みのエッジリング113は、例えば以下のように搬出する。
まず、制御部CUは、真空搬送モジュールTM1とプロセスモジュールPM1との間のゲートバルブG1及びロードロックモジュールLL1と真空搬送モジュールTM1との間のゲートバルブG2を開く。続いて、制御部CUは、搬送ロボットTR1を制御し、プロセスモジュールPM1内のステージに載置された使用済みのエッジリング113を受け取り、該エッジリング113をロードロックモジュールLL1内のステージに載置する。続いて、制御部CUは、真空搬送モジュールTM1とプロセスモジュールPM1との間のゲートバルブG1及びロードロックモジュールLL1と真空搬送モジュールTM1との間のゲートバルブG2を閉じる。続いて、制御部CUは、ロードロックモジュールLL1内を真空から大気圧に切り替える。続いて、制御部CUは、大気搬送モジュールLMとロードロックモジュールLL1との間のゲートバルブG3を開く。続いて、制御部CUは、大気搬送モジュールLM内に配置された搬送ロボットにより、ロードロックモジュールLL1内のステージに載置された使用済みのエッジリング113を受け取る。続いて、制御部CUは、該搬送ロボットにより、該エッジリング113を例えばロードポートLP1に載置された容器内に収容する。
また例えば、実施形態の搬送方法は、カバーリング114、上部電極12の天板121等の他の消耗部材や基板を搬送する場合にも同様に適用できる。
なお、上記の実施形態において、搬送ロボットTR1,TR2は搬送機構の一例である。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は、添付の請求の範囲及びその趣旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
113 エッジリング
114 カバーリング
CU 制御部
IS 画像センサ
TR1,TR2 搬送ロボット
FK1,FK2 フォーク
W 基板

Claims (14)

  1. 搬送機構に対する搬送対象物の位置ずれを検出する検出装置であって、
    前記搬送機構と該搬送機構に保持された前記搬送対象物とを含む画像を取り込む画像センサと、
    前記画像センサにて取り込まれた前記画像に基づいて、前記搬送対象物の水平方向及び回転方向を含む位置ずれ量を算出する演算部と、
    を備える、検出装置。
  2. 前記搬送対象物は、基板に対してプラズマ処理を施す際に用いられる消耗部材を含む、
    請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記消耗部材は、前記プラズマ処理の際に前記基板の周囲に配置される環状部材である、
    請求項2に記載の検出装置。
  4. 前記画像センサは、前記搬送対象物の搬送経路上に設けられる、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の検出装置。
  5. 搬送対象物が搬送されるチャンバと、
    前記チャンバに前記搬送対象物を搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構と前記搬送機構に保持された前記搬送対象物とを含む画像を取り込む画像センサと、
    前記画像センサにて取り込まれた前記画像に基づいて、前記搬送対象物の水平方向及び回転方向を含む位置ずれ量を算出する演算部と、
    を備える、処理システム。
  6. 前記搬送対象物は、基板に対してプラズマ処理を施す際に用いられる消耗部材を含む、
    請求項5に記載の処理システム。
  7. 前記消耗部材は、前記プラズマ処理の際に前記基板の周囲に配置される環状部材である、
    請求項6に記載の処理システム。
  8. 前記画像センサは、前記搬送対象物の搬送経路上に設けられる、
    請求項5乃至7のいずれか一項に記載の処理システム。
  9. 前記搬送機構は、前記演算部が算出した前記位置ずれ量に基づき補正された姿勢で前記搬送対象物を前記チャンバ内に搬送する、
    請求項5乃至8のいずれか一項に記載の処理システム。
  10. 前記搬送対象物が一時的に載置されるバッファを更に備え、
    前記搬送機構は、前記画像センサにより前記画像が取得された前記搬送対象物を前記バッファに収容し、前記演算部が算出した前記位置ずれ量に基づき補正された姿勢で前記バッファから前記搬送対象物を受け取る、
    請求項5乃至8のいずれか一項に記載の処理システム。
  11. 前記搬送機構は、
    前記演算部が算出した前記位置ずれ量が許容範囲内である場合、該位置ずれ量に基づき補正された姿勢で前記搬送対象物を前記チャンバ内に搬送し、
    前記演算部が算出した前記位置ずれ量が許容範囲を超えている場合、前記画像センサにより前記画像が取得された前記搬送対象物を前記バッファに収容し、前記演算部が算出した前記位置ずれ量に基づき補正された姿勢で前記バッファから前記搬送対象物を受け取る、
    請求項10に記載の処理システム。
  12. 搬送機構によりチャンバに搬送対象物を搬送する方法であって、
    前記搬送機構により前記搬送対象物を受け取る工程と、
    前記搬送機構と前記搬送機構に保持された前記搬送対象物とを含む画像を取り込む工程と、
    取り込まれた前記画像に基づいて、前記搬送対象物の水平方向及び回転方向を含む位置ずれ量を算出する工程と、
    を有する、搬送方法。
  13. 前記算出する工程において算出された前記位置ずれ量に基づき補正された姿勢で前記搬送機構により前記搬送対象物を前記チャンバ内に搬送する工程を更に有する、
    請求項12に記載の搬送方法。
  14. 前記搬送機構に保持された前記搬送対象物をバッファに収容する工程と、
    前記算出する工程において算出された前記位置ずれ量に基づき補正された姿勢で前記バッファから前記搬送対象物を受け取る工程と、
    を更に有する、請求項12又は13に記載の搬送方法。
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