JP2022077876A - 寝具乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】寝具の乾燥効率の向上を図れる寝具乾燥装置を提供する。【解決手段】寝具乾燥装置1は、装置本体2と台車3とを含む。装置本体2は、乾燥室2Bと、乾燥室2Bに温風を供給する供給部11とを有する。台車3は、乾燥室2Bに対して引き出し可能に収納される。台車3は、寝具Pが山折り状態で載せられるセット部22と、押付部材51と有する。セット部22には、供給部11から供給される温風の通り道となる内部空間22Bと、内部空間22Bに連通した通気穴22Aを有して寝具Pに接触する表面部22Cとが設けられる。押付部材51は、山折り状態でセット部22に載せられる寝具Pを表面部22Cに押し付ける。【選択図】図2

Description

この発明は、布団などの寝具を乾燥させる寝具乾燥装置に関する。
下記特許文献1に記載の寝具類乾燥機は、内部に乾燥室が形成された筐体と、乾燥室に対して引き出し可能に収納されて寝具が載置される載置部材とを含む。筐体の上部には、ヒータとファンとが設けられる。載置部材は、通気性を有する材料によって構成される。寝具類乾燥機の乾燥運転がスタートすると、ヒータ及びファンが作動する。これにより、外気が、ヒータの後方の外気吸込口から取り入れられた後に、加熱されて温風となり、乾燥室に流入する。温風は、乾燥室内で載置部材に載置された寝具を通過して載置部材の内部空間に流入した後に、乾燥室の側壁下部の吸引口から排気ダクトに至り、機外に排出される。温風が寝具を通過することによって、寝具の乾燥が促進される。
特開2000-157795号公報
特許文献1の寝具類乾燥機では、載置部材が逆U字状に構成されるので、寝具が2つ折り状態で載置部材に載置される。寝具の乾燥効率を向上させるためには、乾燥室から載置部材の内部空間に流入しようとする温風を、できる限り寝具を通過させる必要がある。しかし、反発力が強い寝具の場合には、載置部材に載置された2つ折り状態の寝具が開脚しようとして載置部材から浮き上がることにより、寝具と載置部材との間に隙間が発生するおそれがある。寝具と載置部材との間に隙間が発生すると、温風が寝具を通過せずに、この隙間に逃げてしまうことにより、寝具の乾燥効率の向上が困難になる。
この発明は、かかる背景のもとにおいてなされたものであり、寝具の乾燥効率の向上を図れる寝具乾燥装置を提供することを目的とする。
本発明は、乾燥室と、前記乾燥室に温風を供給する供給部と、を有する装置本体と、前記乾燥室に対して引き出し可能に収納される台車と、を含み、前記台車が、寝具が山折り状態で載せられるセット部であって、前記供給部から供給される温風の通り道となる中空部分と、前記中空部分に連通した通気穴を有して寝具に接触する表面部と、が設けられたセット部と、山折り状態で前記セット部に載せられる寝具を前記表面部に押し付ける押付部材と、有する、寝具乾燥装置である。
また、本発明は、前記台車が、前記押付部材を前記表面部へ向けて付勢する付勢部材を有することを特徴とする。
また、本発明は、前記押付部材が、温風を流す流路と、前記流路から温風を流出させる流出口と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、前記供給部が、第1供給部であり、前記寝具乾燥装置が、前記装置本体に設けられ、前記流路に温風を供給する第2供給部を含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記押付部材が、前記流路に温風を流入させる流入口を有し、前記装置本体には、前記第2供給部からの温風の供給口が設けられ、前記台車が前記乾燥室に収納されると、前記流入口が前記供給口に接続されることを特徴とする。
また、本発明は、前記押付部材が発熱体であることを特徴とする。
本発明によれば、寝具乾燥装置では、寝具が山折り状態でセット部の表面部に載せられた台車が装置本体の乾燥室に収納された状態で、供給部が温風を供給すると、温風は、セット部の表面部の通気穴を介して乾燥室とセット部の中空部分とを流れ、その際に寝具を通過する。これにより、寝具を乾燥させることができる。台車に設けられた押付部材が、山折り状態でセット部に載せられた寝具をセット部の表面部に押し付けるので、反発力が強い寝具であっても、寝具がセット部から浮き上がって寝具とセット部の表面部との間に隙間を発生させることを防止できる。これにより、乾燥室とセット部の中空部分とを流れる温風を、この隙間に逃がすことなく、確実に寝具を通過させることができるので、寝具乾燥装置では、寝具の乾燥効率の向上を図れる。
また、本発明によれば、台車に設けられた付勢部材が、押付部材をセット部の表面部へ向けて付勢するので、押付部材は、山折り状態でセット部に載せられた寝具を確実にセット部の表面部に押し付けることができる。
また、本発明によれば、押付部材では、温風が流路を流れて流出口から流出し、寝具に浴びせられる。そのため、供給部から乾燥室に供給される温風だけでなく、押付部材の流出口から流出する温風によっても寝具を乾燥させることができるので、寝具の乾燥効率の向上を図れる。
また、本発明によれば、第1供給部から乾燥室に供給される温風だけでなく、第2供給部から押付部材の流路に供給されて流出口から流出する温風によっても寝具を乾燥させることができるので、寝具の乾燥効率の向上を図れる。
また、本発明によれば、台車が乾燥室に収納されると、押付部材の流入口が第2供給部の供給口に接続されるので、第2供給部からの温風を自動的に押付部材の流路に供給できる。
また、本発明によれば、押付部材が発熱体であるので、寝具において押付部材の付近の部分を効果的に乾燥させることができる。これにより、寝具の乾燥効率の向上を図れる。
この発明の一実施形態に係る寝具乾燥装置の模式的な縦断面右側面図である。 寝具乾燥装置の模式的な縦断面正面図である。 寝具乾燥装置に含まれる台車の斜視図である。 ベース部の一部が取り外された状態にある台車の斜視図である。 台車の正面図である。 台車の斜視図である。 台車が引き出された状態にある寝具乾燥装置の斜視図である。 台車の収納が完了した状態にある寝具乾燥装置の斜視図である。 変形例に係る台車の斜視図である。 変形例に係る寝具乾燥装置の模式的な縦断面右側面図である。 変形例に係る寝具乾燥装置の模式的な縦断面背面図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る寝具乾燥装置1の模式的な縦断面右側面図である。図1において紙面に直交する方向を寝具乾燥装置1の左右方向Xといい、図1における左右方向を寝具乾燥装置1の前後方向Yといい、図1における上下方向を寝具乾燥装置1の上下方向Zという。左右方向Xのうち、図1の紙面の奥側を左側X1といい、図1の紙面の手前側を右側X2という。前後方向Yのうち、左側を前側Y1といい、右側を後側Y2という。上下方向Zのうち、上側を上側Z1といい、下側を下側Z2という。
本実施形態の寝具乾燥装置1は、業務用であり、コインランドリなどに設置される。寝具乾燥装置1は、その筐体をなす装置本体2と、装置本体2内に配置されて布団やマットレスなどの寝具Pが載せられる台車3とを含む。装置本体2は、左右方向Xに扁平で縦長のボックス状である。装置本体2は、左右一対の側壁4と、底壁5と、天壁6と、後壁7と、前壁8と、扉9とを有する。左右一対の側壁4は、それぞれが縦に延びる板であって、平行に配置される。底壁5は、水平に延びる板であって、一対の側壁4の下端間に架設される。天壁6は、水平に延びる中空体であって、一対の側壁4の上端間に架設される。後壁7は、縦に延びる中空体であって、一対の側壁4の後端間に架設され、底壁5及び天壁6の後端間にも架設される。前壁8は、左右方向Xに長手で縦に延びる中空体であって、一対の側壁4の上端部の前端間に架設され、天壁6の前端に接続される。
装置本体2の正面部である前面部には、一対の側壁4の前端と底壁5の前端と前壁8によって縁取られた縦長の出入口2Aが形成される。扉9は、出入口2Aとほぼ同じ大きさを有する縦長の板であり、ヒンジ20(図8参照)を介して、一方の側壁4、例えば右側X2の側壁4に連結される。扉9は、出入口2Aを閉じた閉位置(図1参照)と、出入口2Aを開いた開位置(図7参照)との間で、ヒンジ20を中心として回動可能である。閉位置にある扉9の前面部には、扉9の開閉のために使用者によって把持される取っ手10が設けられる。装置本体2の内部には、一対の側壁4と、底壁5と、天壁6と、後壁7と、前壁8と、閉位置の扉9とによって囲まれた乾燥室2Bが設けられる。乾燥室2Bは、装置本体2の体積の大部分を占めるボックス状の空間である。扉9が開位置にある状態では、乾燥室2Bが出入口2Aから前側Y1へ露出される。乾燥室2Bが機外から視認できるように、扉9の少なくとも一部がガラスなどによって透明又は半透明に構成されてもよい。
装置本体2は、乾燥室2Bに温風を供給する供給部11を有する。供給部11に関連して、天壁6の後面部には、機外つまり装置本体2の外に臨む吸気口6Aが設けられ、天壁6の下面部には、乾燥室2Bに臨む入口6Bが設けられる。また、後壁7の前面部の下部には、乾燥室2Bに臨む出口7Aが設けられ、天壁6の上面部には、機外に臨む排気口6Cが設けられる。そして、供給部11は、天壁6内において吸気口6Aから前側Y1へ延びた後に下側Z2へ折れ曲がって入口6Bにつながった吸気路12と、後壁7内において出口7Aから上側Z1へ延びた後に天壁6内において前側Y1や上側Z1へ延びて排気口6Cにつながった排気路13とを含む。なお、図1では、排気路13の途中が吸気路12によって遮断されたように見えるが、実際には、排気路13は、途中で遮断されることなく、出口7Aから排気口6Cまで延びる。
さらに、供給部11は、排気路13に配置されたファンなどの送風部14と、吸気路12に配置されたバーナなどの加熱部15とを含む。送風部14が作動すると、乾燥室2B、吸気路12及び排気路13が負圧状態になる。これにより、外気が、黒抜きの矢印で示すように、吸気口6Aから吸気路12に取り込まれて入口6Bから乾燥室2Bに流入し、その後、出口7Aから排気路13に流出して排気口6Cから機外に排出される。送風部14が作動した状態で加熱部15が作動すると、吸気口6Aから吸気路12に取り込まれた外気が加熱部15によって加熱されて温風になり、乾燥室2Bに供給された後に、排気路13を流れて排気口6Cから機外に排出される。
台車3は、乾燥室2Bに収納される。台車3は、ベース部21と、ベース部21上に設けられて寝具Pが載せられるセット部22とを有する。ベース部21は、上下方向Zに扁平なボックス状であり、前後方向Yにおいて乾燥室2Bとほぼ同じ寸法を有する。ベース部21は、左右一対の側壁23と、一対の側壁23の前端間に架設された前壁24と、一対の側壁23の後端間に架設された後壁25とを有する。ベース部21は、一対の側壁23の下端間に架設されて前壁24及び後壁25の下端間にも架設された下壁26と、一対の側壁23の上端間に架設されて前壁24及び後壁25の上端間にも架設された上壁27とを有する。
側壁23、前壁24及び後壁25のそれぞれは、縦に延びる矩形の板であり、下壁26及び上壁27のそれぞれは、水平に延びる矩形の板である。ベース部21は、一対の側壁23と、前壁24と、後壁25と、下壁26と、上壁27とによって囲まれた内部空間21Aを有する。後壁25には、内部空間21Aにつながった取出口25Aが設けられる。下壁39の下面部の四隅には、車輪28が設けられる。上壁27には、内部空間21Aにつながった取込口27Aが設けられる。
寝具乾燥装置1の模式的な縦断面正面図である図2も参照して、セット部22は、ベース部21の上壁27から上側Z1へ突出した山型の全体形状を有する。セット部22は、前後方向Yにおいて、ベース部21より若干小さいものの、乾燥室2Bとほぼ同じ寸法を有する。セット部22は、寝具Pが実際に載せられる本体部29と、前後方向Yにおける本体部29の両側に配置された前後一対の端壁部30とを有する。本体部29は、正面視において上下が逆になった逆U字状又は逆V字状の断面を有する。前側Y1の端壁部30の前面部の上部には、取っ手33が設けられる(図3参照)。
セット部22は、本体部29の外面部に設けられた多数の通気穴22Aを有する。通気穴22Aは、本体部29の全域に分布する。各端壁部30は、上側Z1へ突出した山型をなす板であり、前後一対の端壁部30は、本体部29の前端縁及び後端縁をそれぞれ縁取るように本体部29に固定される。セット部22は、ベース部21の上壁27と、本体部29と、前後一対の端壁部30とによって囲まれた山型の内部空間22Bを有する。各通気穴22Aと、上壁27の取込口27Aとは、内部空間22Bに連通した状態にある。通気穴22Aが設けられた本体部29の外面部は、セット部22の表面部22Cである。なお、図3以降の各図では、通気穴22Aの図示が省略されることがある。
このような台車3は、扉9が開位置にある状態において、装置本体2の乾燥室2Bから前側Y1へ引き出し可能である。使用者は、台車3の引き出しや収納の際には、取っ手33(図3参照)を把持する。使用者は、二つ折りにした寝具Pを、引き出した台車3のセット部22に載せる。すると、寝具Pは、セット部22の本体部29に沿って山折りになった状態でセット部22の表面部22Cに接触し、本体部29の通気穴22Aを塞ぐ。そして、使用者が台車3を装置本体2の出入口2Aから乾燥室2Bに押し込んで収納する。収納状態の台車3は、装置本体2の底壁5上に配置される。
底壁5の上面部には、台車3における左右の車輪28をそれぞれ受け入れる左右一対のガイドレール31が設けられる(図2参照)。各車輪28がガイドレール31に受け入れられることによって、台車3は、乾燥室2B内で左右方向Xにおいて位置決めされる。使用者が扉9を閉位置まで閉じると、ベース部21が装置本体2の後壁7と扉9との間で挟まれるので、乾燥室2B内の台車3が前後方向Yにおいて位置決めされる。
寝具Pがセット部22に載せられた台車3では、前述したように寝具Pが本体部29の通気穴22Aを塞いだ状態にあり、ベース部21の後壁25の取出口25Aが装置本体2の後壁7の出口7Aにつながった状態にある(図1参照)。この状態で寝具乾燥装置1の乾燥運転が始まると、前述したように送風部14及び加熱部15が作動する。すると、吸気口6Aから吸気路12に取り込まれて加熱部15によって加熱された外気である温風が、入口6Bから乾燥室2Bに流入して、乾燥室2B内の寝具Pに浴びせられる。
寝具Pに浴びせられた温風は、寝具Pを通過して本体部29の通気穴22Aに到達し、通気穴22Aからセット部22の内部空間22Bに流入する。そして、寝具Pを通過して内部空間22B内に流入した温風は、ベース部21の内部空間21Aに流れ落ち、取出口25A及び出口7Aを通って排気路13に流出して排気口6Cから機外に排出される。このように、セット部22の内部空間22Bは、供給部11から供給されて寝具Pを通過する温風の通り道となる中空部分である。そして、所定時間にわたって温風が寝具Pに浴びせられることによって寝具Pが乾燥すると、乾燥運転が終了する。
台車3のベース部21の上壁27におけるセット部22の左右両側には、上側Z1へ突出した押付部材51が1つずつ設けられる。各押付部材51は、図3に示すように、例えば側面視においてM字状をなすように折り曲げられたパイプによって構成される。このような押付部材51は、前後方向Yに並んで上下方向Zに延びる前縦部51A及び後縦部51Bと、前縦部51Aの上端から円弧状に折れ曲がって後側Y2へ水平に延びる前水平部51Cと、後縦部51Bの上端から円弧状に折れ曲がって前側Y1へ水平に延びる後水平部51Dとを有する。さらに、押付部材51は、前水平部51Cの後端から円弧状に折れ曲がって後下側へ傾斜して伸びる前傾斜部51Eと、後水平部51Dの後端から円弧状に折れ曲がって前下側へ傾斜して伸びる後傾斜部51Fと、前傾斜部51E及び後傾斜部51Fの下端間に架設されて前後方向Yに沿って水平に延びる中央水平部51Gとを有する。
各押付部材51の前後方向Yの寸法は、ベース部21やセット部22の前後方向Yの寸法とほぼ同じである。各押付部材51の上端部である前水平部51C及び後水平部51Dは、上下方向Zにおけるセット部22の中央よりも下側Z2に位置する。
図4に示すように、各押付部材51は、前縦部51Aの下端から円弧状に折れ曲がってから前側Y1へ水平に延びる前根元部51Hと、後縦部51Bの下端から円弧状に折れ曲がってから後側Y2へ水平に延びる後根元部51Iとを有する。前根元部51Hは、ベース部21の内部空間21Aにおいて、前ブラケット52を介して下壁26の前端部に固定される。前ブラケット52は、平面視においてセット部22側へ向いたU字状であって、前根元部51Hは、前ブラケット52によって回転可能に支持される。後根元部51Iは、ベース部21の内部空間21Aにおいて、後ブラケット53を介して下壁26の後端部に固定される。後ブラケット53は、平面視においてセット部22側へ向いたU字状であって、後根元部51Iは、後ブラケット53によって回転可能に支持される。後根元部51I及び後根元部51Iは、前後方向Yに延びる同一直線上に配置され、各押付部材51は、自身の後根元部51I及び後根元部51Iまわりに左右に回動可能である。
ベース部21の上壁27には、各押付部材51の前縦部51A及び後縦部51Bが1つずつ挿通される挿通穴27Bが合計で4つ形成される(図2参照)。各挿通穴27Bは、左右方向Xに長手であるので、押付部材51の回動に応じた前縦部51A又は後縦部51Bの左右方向Xの移動を許容する。
ベース部21内には、付勢部材54が設けられる。付勢部材54は、各押付部材51において前根元部51H及び後根元部51Iの少なくとも一方に取り付けられる。本実施例における付勢部材54は、コイルばねであり、前根元部51H又は後根元部51Iに巻き付けられたコイル状の本体部54Aと、本体部54Aから延び出た先端部54Bとを有する。先端部54Bは、左右方向Xにおける外側、つまり、押付部材51に対するセット部22の反対側から前縦部51A又は後縦部51Bに引っ掛かった状態にあって、押付部材51をセット部22の表面部22Cへ向けて常に付勢する。
台車3を装置本体2の乾燥室2Bから引き出した使用者は、図5に示すように、左右の押付部材51を掴んで互いに離れるように、つまり開脚するように回動させてから、寝具Pを山折り状態でセット部22に載せる。使用者が左右の押付部材51から手を離すと、これらの押付部材51は、付勢部材54の付勢力によって互いに接近するように回動して、図6に示すように、各押付部材51における少なくとも前水平部51C及び後水平部51Dが、この寝具Pをセット部22に左右方向Xの外側からセット部22の表面部22Cに押し付ける。なお、台車3は、一対の押付部材51をまとめて回動させるために使用者によって操作されるレバーなどの操作部(図示せず)を有してもよい。使用者が、このように寝具Pがセット部22に押し付けられた状態で載せられた台車3を、図7に示すように乾燥室2Bに収納して、図8に示すように扉9を閉位置まで閉じると、寝具乾燥装置1では、乾燥運転が可能になる。
以上のように、寝具乾燥装置1では、寝具Pが山折り状態でセット部22の表面部22Cに載せられた台車3が装置本体2の乾燥室2Bに収納された状態で、供給部11が温風を供給すると、温風は、表面部22Cの通気穴22Aを介して乾燥室2Bとセット部22の内部空間22Bとを流れ、その際に寝具Pを通過する(図2参照)。これにより、寝具Pを乾燥させることができる。台車3に設けられた押付部材51が、山折り状態でセット部22に載せられた寝具Pを表面部22Cに押し付けるので、反発力が強い寝具Pであっても、寝具Pがセット部22から浮き上がって寝具Pと表面部22Cとの間に隙間を発生させることを防止できる。これにより、乾燥室2Bとセット部22の内部空間22Bとを流れる温風を、この隙間に逃がすことなく、確実に寝具Pを通過させることができるので、寝具乾燥装置1では、寝具Pの乾燥効率の向上を図れる。
特に、台車3に備え付けられた押付部材51によって寝具Pを表面部22Cに押し付けることができるので、寝具Pを押し付けるためにバンドなどを別に準備しなくても済む。さらに、台車3に設けられた付勢部材54(図4参照)が、押付部材51をセット部22の表面部22Cへ向けて付勢するので、押付部材51は、山折り状態でセット部22に載せられた寝具Pを確実に表面部22Cに押し付けることができる。
図9は、変形例に係る台車3の斜視図である。各押付部材51は、温風を流す流路51Jと、流路51Jから温風を流出させる流出口51Kと、流路51Jに温風を流入させる流入口51Lとを有してもよい。流路51Jは、パイプによって構成された押付部材51における中空部分である。流出口51Kは、押付部材51の外周面に形成された複数の小穴であって、本実施形態では、押付部材51のほぼ全域、具体的には、前縦部51A、後縦部51B、前水平部51C、後水平部51D、前傾斜部51E、後傾斜部51F及び中央水平部51Gのそれぞれに設けられる。流入口51Lは、押付部材51の後根元部51Iの後端面に設けられた開口であって、ベース部21の後壁25の後面部から露出される。左右の押付部材51の流入口51Lは、後壁25の取出口25Aに対して左右方向Xの両側に配置される。
図10は、変形例に係る寝具乾燥装置1の模式的な縦断面右側面図である。図11は、変形例に係る寝具乾燥装置1の模式的な縦断面背面図である。変形例に係る寝具乾燥装置1では、前述した供給部11を「第1供給部11」という。装置本体2には、各押付部材51の流路51Jに温風を供給する第2供給部55が設けられる。第2供給部55に関連して、後壁7の後面部の上部には、機外に臨む吸気口7Bが左右一対設けられ、後壁7の前面部の下部には、乾燥室2Bに臨む供給口7C(図11参照)が左右一対設けられる。
そして、第2供給部55は、後壁7内においていずれかの吸気口7Bから下側Z2へ延びて供給口7Cにつながった左右一対の供給路56と、各供給路56において吸気口7Bよりも上側Z1に配置されたファンなどの送風部57と、各供給路56において吸気口7Bよりも下側Z2に配置された電熱線などの加熱部58とを含む。台車3が乾燥室2Bに収納されると、台車3における左右一対の押付部材51の流入口51Lが、左右一対の供給口7Cに1つずつ接続される(図11参照)。この状態で各供給路56の送風部57及び加熱部58が作動すると、外気が、白抜きの矢印で示すように、吸気口7Bから供給路56に取り込まれた後に加熱されて温風となり、供給口7Cから、対応する流入口51Lを通って押付部材51の流路51Jに供給される。
各押付部材51では、供給された流路51Jに充満して、いずれかの流出口51Kからセット部22の寝具Pに浴びせられる。具体的には、図11を参照して、左側X1の押付部材51の流出口51Kから流出した温風は、セット部22において山折りになった寝具Pにおいて左側X1へ垂れ下がった左部分P1の下部に浴びせられる。また、右側X2の押付部材51の流出口51Kから流出した温風は、寝具Pにおいて右側X2へ垂れ下がった右部分P2の下部に浴びせられる。そのため、第1供給部11から乾燥室2Bに供給される温風(図10における黒塗りの矢印)だけでなく、第2供給部55から押付部材51の流路51Jに供給されて流出口51Kから流出する温風(白塗りの矢印)によっても寝具Pを乾燥させることができるので、寝具Pの乾燥効率の向上を図れる。
特に、山折り状態になった寝具Pでは、自重によって左部分P1及び右部分P2の下部に水分が溜まりやすいので、これらの左部分P1及び右部分P2に重点的に温風を浴びせることによって、寝具Pの全体を漏れなく乾燥させることができる。さらに、台車3が乾燥室2Bに収納されると、押付部材51の流入口51Lが第2供給部55側の供給口7Cに接続されるので、第2供給部55からの温風を自動的に押付部材51の流路51Jに供給できる。
この発明は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項に記載の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、第2供給部55は、温風の代わりに、オゾン風を押付部材51に供給できてもよい。その場合には、各押付部材51の流出口51Kから流出したオゾン風が寝具Pの左部分P1及び右部分P2の下部に浴びせられる。これらの左部分P1及び右部分P2は、枕元や足元に相当する部分なので、これらの部分をオゾン風によって消臭したり除菌したりすることができる。
また、台車3では、各押付部材51が自重によって寝具Pをセット部22に押し付けるように構成されるのであれば、付勢部材54が省略されてもよい。
また、本実施形態では、吸気路12から取り込まれた外気が乾燥室2Bで寝具Pを通過して台車3のセット部22の内部空間22Bに流入して排気路13から機外に排出される(図1参照)。これに代え、吸気路12と排気路13とで機能が逆になって、外気が排気路13から取り込まれて内部空間22Bに到達した後に寝具Pを通過して乾燥室2Bに流出し、吸気路12から機外に排出されてもよい。また、温風は、寝具乾燥装置1内で循環してもよい。
また、押付部材51が、ヒータなどを内蔵することによって発熱体であってもよい。この場合には、寝具Pにおいて押付部材51の付近の部分を効果的に乾燥させることができる。これにより、寝具Pの乾燥効率の向上を図れる。押付部材51について前述した様々な特徴は、適宜組み合わせることができる。
1 寝具乾燥装置
2 装置本体
2B 乾燥室
3 台車
7C 供給口
11 供給部
22 セット部
22A 通気穴
22B 内部空間
22C 表面部
51 押付部材
51J 流路
51K 流出口
51L 流入口
54 付勢部材
55 第2供給部
P 寝具

Claims (6)

  1. 乾燥室と、前記乾燥室に温風を供給する供給部と、を有する装置本体と、
    前記乾燥室に対して引き出し可能に収納される台車と、を含み、
    前記台車は、
    寝具が山折り状態で載せられるセット部であって、前記供給部から供給される温風の通り道となる中空部分と、前記中空部分に連通した通気穴を有して寝具に接触する表面部と、が設けられたセット部と、
    山折り状態で前記セット部に載せられる寝具を前記表面部に押し付ける押付部材と、有する、寝具乾燥装置。
  2. 前記台車は、前記押付部材を前記表面部へ向けて付勢する付勢部材を有する、請求項1に記載の寝具乾燥装置。
  3. 前記押付部材は、温風を流す流路と、前記流路から温風を流出させる流出口と、を有する、請求項1又は2に記載の寝具乾燥装置。
  4. 前記供給部は、第1供給部であり、
    前記装置本体に設けられ、前記流路に温風を供給する第2供給部を含む、請求項3に記載の寝具乾燥装置。
  5. 前記押付部材は、前記流路に温風を流入させる流入口を有し、
    前記装置本体には、前記第2供給部からの温風の供給口が設けられ、
    前記台車が前記乾燥室に収納されると、前記流入口が前記供給口に接続される、請求項4に記載の寝具乾燥装置。
  6. 前記押付部材が発熱体である、請求項1~5のいずれか一項に記載の寝具乾燥装置。
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