JP2022077281A - 検出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】運転手を正しく認識できる検出システムを提供する。【解決手段】本開示は、車両内を撮影するように構成された撮影部と、撮影部が撮影した撮影画像から人物の顔を検出するように構成された検出部と、検出部が検出した運転手の顔を基準顔として記憶するように構成された記憶部と、基準顔の大きさに対する検出部が検出した判定対象人物の顔の大きさの比が閾値以上であり、かつ、判定対象人物の顔の中心座標と基準顔の中心座標との距離が基準顔の幅以内のときに、判定対象人物を運転手と判定するように構成された運転手判定部と、を備える検出システムである。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和2年6月30日に株式会社デンソーセールス(現 株式会社デンソーソリューション)に販売したことにより公開
本開示は、検出システムに関する。
車両内で撮影した運転手の顔画像に基づいて、運転手が居眠りしている危険な状態を検出するシステムが公知である(特許文献1参照)。このシステムでは、運転手の目の動きに基づいて、居眠り状態を検出する。
特開2017-79055号公報
上述のシステムにおいて、例えば後部座席に同乗者が存在する場合、同乗者の顔を運転手の顔と誤認識する可能性がある。このような誤認識が発生すると、運転手の状態を検出できない。
本開示の一局面は、運転手を正しく認識できる検出システムを提供することを目的としている。
本開示の一態様は、車両内を撮影するように構成された撮影部と、撮影部が撮影した撮影画像から人物の顔を検出するように構成された検出部と、検出部が検出した運転手の顔を基準顔として記憶するように構成された記憶部と、基準顔の大きさに対する検出部が検出した判定対象人物の顔の大きさの比が閾値以上であり、かつ、判定対象人物の顔の中心座標と基準顔の中心座標との距離が基準顔の幅以内のときに、判定対象人物を運転手と判定するように構成された運転手判定部と、を備える検出システムである。
このような構成によれば、最初に記憶した基準顔に対する大きさの比及び中心座標のずれによって、判定対象人物の顔の前後方向(つまり奥行方向)及び左右方向における位置が判定できる。つまり、検出された顔の位置が想定範囲内である場合に判定対象人物が運転手と判定できる。そのため、運転手を正しく認識した状態で、運転手の監視を行うことができる。
本開示の一態様は、撮影画像に基づいて運転手への警報の必要を判定するように構成された警報判定部と、運転手判定部により判定対象人物が運転手と判定され、かつ、警報判定部により警報が必要と判定された場合に警報信号を出力するように構成された警報出力部と、をさらに備えてもよい。このような構成によれば、運転手を正しく認識した状態で、運転手に適切に警報を通知することができる。
本開示の一態様では、警報判定部は、撮影画像における少なくとも運転手の目の状態に基づいて警報が必要な危険状態を判定する第1処理と、撮影画像における運転手の口の変形量が閾値以上の場合に警報が不要な非危険状態であると判定し、かつ、非危険状態であると判定した場合に第1処理を一定時間キャンセルする第2処理と、を実行してもよい。このような構成によれば、目の状態に基づいて危険状態を判定する第1処理に加えて、口の変形量が大きいときに非危険状態であると判定する第2処理を行うことで、運転手が笑顔状態の場合に警報をキャンセルすることができる。また、非危険状態と判定された場合に第1処理を一定時間キャンセルすることで、笑顔状態に対して警報が発せられることが抑制される。そのため、危険状態に対する警報の精度が高められる。
本開示の一態様では、警報判定部は、第1処理において、撮影画像における運転手の目の高さが閾値以下である状態が一定時間継続し、撮影画像における運転手の顔の角度が閾値以下であり、かつ、車両の速度が閾値以上である場合に、危険状態であると判定してもよい。このような構成によれば、運転手が居眠りをしている状態に対して的確に警報を通知できる。
本開示の一態様では、警報判定部は、第1処理において、撮影画像における運転手の目の高さが閾値以下である状態が一定時間継続し、撮影画像における運転手の口の大きさが閾値以上であり、撮影画像における運転手の顔の角度が閾値以下であり、かつ、車両の速度が閾値以上であると共に警報判定部の起動から一定時間が経過している場合に、危険状態であると判定してもよい。このような構成によれば、運転手が疲労している状態に対して的確に警報を通知できる。
本開示の一態様では、警報判定部は、撮影画像における運転手の顔の角度が閾値以上である状態が一定時間継続し、かつ、車両の速度が閾値以上及び横方向の加速度が閾値以下であると共に車両のブレーキ、ウィンカー及びリバースギアのいずれもが機能していない場合に、警報が必要な危険状態であると判定してもよい。このような構成によれば、運転手が脇見をしながら運転している状態に対して的確に警報を通知できる。
本開示の一態様では、警報判定部は、撮影画像における運転手の顔及び手の位置に基づいて、警報が必要な危険状態を判定してもよい。このような構成によれば、運転手が危険な動作をしている状態に対して的確に警報を通知できる。
本開示の一態様では、警報判定部は、撮影画像において運転手が携帯端末を利用していると判定した場合、危険状態であると判定してもよい。このような構成によれば、運転手が携帯端末を利用しながら運転している状態に対して警報を通知できる。
本開示の一態様では、警報判定部は、撮影画像において運転手が喫煙していると判定した場合、危険状態であると判定してもよい。このような構成によれば、運転手が喫煙しながら運転している状態に対して警報を通知できる。
本開示の一態様では、警報出力部は、警報信号を出力した後、一定時間経過するまでは新たな警報信号を出力しなくてもよい。このような構成によれば、一度警報を通知した危険状態に対して、重ねて警報が通知されることを抑制できる。
図1Aは、実施形態における検出システムの構成を概略的に示すブロック図であり、図1Bは、図1Aの検出システムの外観の一例である。 図2は、図1Aの検出システムによる運転手の判定に用いられる画像の一例である。 図3は、目の高さを説明するための模式図である。 図4A及び図4Bは、顔の方向を説明するための模式図である。 図5A及び図5Bは、口の大きさを説明するための模式図である。 図6は、図1Aの検出システムが実行する処理を概略的に示すフロー図である。 図7は、図6のキャリブレーション処理を概略的に示すフロー図である。 図8は、図6の運転手判定処理を概略的に示すフロー図である。 図9は、図6の警報判定処理を概略的に示すフロー図である。 図10は、図9の状態判定処理におけるイベントの一例を概略的に示すフロー図である。 図11は、図9の状態判定処理におけるイベントの一例を概略的に示すフロー図である。 図12は、図9の状態判定処理におけるイベントの一例を概略的に示すフロー図である。 図13は、図9の状態判定処理におけるイベントの一例を概略的に示すフロー図である。 図14は、図9の状態判定処理におけるイベントの一例を概略的に示すフロー図である。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
図1A及び図1Bに示す検出システム1は、車両内に配置される車載器の一種である。検出システム1は、撮影部2と、処理部3とを備える。
<撮影部>
撮影部2は、車両内を撮影するように構成されている。撮影部2は、公知のカメラで構成される。撮影部2は、少なくとも運転中の運転手の顔を含む画像を取得可能な位置及び姿勢で車両内に配置される。
撮影部2は、撮影部2及び処理部3を収容する筐体4を介して、例えば、車両のフロントガラス、ダッシュボード等に取り付けられる。撮影部2は、撮影した撮影画像をデータとして検出部31に出力する。
<処理部>
処理部3は、撮影部2が撮影した撮影画像に基づいて運転手の状態判定等の処理を行うように構成されている。
処理部3は、例えば、プロセッサと、記憶媒体と、通信インタフェースとを備えるコンピュータにより構成される。処理部3は、検出部31と、記憶部32と、運転手判定部33と、警報判定部34と、警報出力部35とを有する。
(検出部)
検出部31は、撮影部2が撮影した撮影画像から人物の顔を検出するように構成されている。
検出部31は、人物の顔の検出に加えて、目、鼻、口等のパーツの位置及び大きさといった顔の特性も検出する。人物の顔及び特性の検出は、公知の画像解析用のアルゴリズム、AI(人工知能)等を用いて行われる。
(記憶部)
記憶部32は、検出部31が検出した運転手の顔を基準顔として記憶するように構成されている。
基準顔は、運転状態(つまり、運転席に座ってハンドルを握った状態)の運転手を撮影した撮影画像から抽出される。また、記憶部32には、基準顔の他に、一定期間内に撮影部2が撮影した撮影画像、一定期間内に検出部31が検出した顔の特性データ等も記憶される。
(運転手判定部)
運転手判定部33は、基準顔に基づいて、撮影部2が撮影した撮影画像から検出部31が検出した判定対象人物の顔が、運転手の顔であるかどうかを判定する。
具体的には、運転手判定部33は、基準顔の大きさに対する検出部31が検出した判定対象人物の顔の大きさの比が第1閾値以上であり、かつ、判定対象人物の顔の中心座標と基準顔の中心座標との距離が基準顔の幅以内のときに、判定対象人物を運転手と判定するように構成されている。
ここで、「顔の大きさ」とは、撮影画像における顔を内包する最小の長方形の面積、又は撮影画像における実際の顔の面積である。また、「顔の中心座標」とは、撮影画像における顔を内包する最小の長方形の重心座標、又は撮影画像における実際の顔の重心座標である。また、第1閾値は、例えば40%である。
図2は、基準顔P0と、判定対象人物の顔P1との比較イメージである。図2では、判定対象人物の顔P1を内包する最小の長方形R1の面積(つまり顔P1の大きさ)が、基準顔P0を内包する最小の長方形R0の面積(つまり基準顔P0の大きさ)の第1閾値未満である。そのため、撮影画像Iにおける判定対象人物は、運転手ではなく、後部座席の同乗者と判定される。
また、図2の例では、判定対象人物の顔P1を内包する最小の長方形R1の重心G1(つまり顔P1の中心座標)と、基準顔P0を内包する最小の長方形R0の重心G0(つまり基準顔P0の中心座標)との水平距離Dが、基準顔P0の幅Wよりも大きい。そのため、この点からも撮影画像Iにおける判定対象人物は、後部座席の同乗者と判定される。
(警報判定部)
警報判定部34は、撮影画像に基づいて運転手への警報の必要を判定するように構成されている。なお、警報判定部34は、運転手判定部33が判定対象人物を運転手と判定しなかった場合には、以下の危険状態の判定は行わない。
警報判定部34は、撮影画像における少なくとも運転手の目の状態に基づいて警報が必要な危険状態を判定する第1処理と、撮影画像における運転手の口の変形量に基づいて警報が不要な非危険状態を判定し、かつ、非危険状態であると判定した場合に第1処理を一定時間キャンセルする第2処理と、を実行する。
さらに、警報判定部34は、第1処理及び第2処理の前に、検出部31によって運転手の顔が検出できているか確認する事前処理と、第1処理の判定対象外となる危険状態を判定する第3処理とを実行する。
(事前処理)
事前処理では、警報判定部34は、顔の検出が一定時間成功し、かつ顔の検出精度が一定値以上である場合に、危険状態の判定(つまり第1処理、第2処理及び第3処理)が実行可能な状態であると判定する。
顔の検出が一定時間成功していると判定されるのは、例えば5秒連続で顔が検出できた場合である。また、顔の検出精度が一定値以上と判定されるのは、例えば顔のパーツの位置関係に基づく「顔スコア」(PUX社の顔認識ソフトウェアで算出)がスコア最大値の80%以上の場合である。
(第1処理)
警報判定部34が第1処理で判定する危険状態には、閉眼状態と、疲れ状態とが含まれる。
閉眼状態は、運転手が目を閉じている状態であり、居眠り状態が含まれる。警報判定部34は、第1処理において、閉眼条件が満たされる場合に閉眼状態であると判定する。閉眼条件は、撮影画像における運転手の目の高さが第2閾値以下である状態が一定時間(つまり第3閾値以上)継続し、撮影画像における運転手の顔の角度が第4閾値以下であり、かつ、車両の速度が第5閾値以上であることである。
「運転手の目の高さ」は、図3に示すように、基準高さに対する判定中の顔における目Eの最大上下幅Wの比を、左右の目で平均したものである。基準高さは、運転中の運転手における左右の目の最大上下幅Hの平均値である。第2閾値は、例えば75%であり、第3閾値は、例えば2秒である。
また、警報判定部34は、閉眼条件が満たされた状態で、さらに運転手の目の高さが第2閾値以下である状態が第3閾値よりも大きい追加閾値(例えば5秒)以上継続した場合に、より危険度が高く、強い警報が必要な「居眠り状態」と判定してもよい。
「運転手の顔の角度」は、図4Aに示す基準顔P0の方向A0と、図4Bに示す判定中の顔P1の方向A1とが成す角度θの絶対値である。なお、「顔の方向」は、撮影画像中の目、鼻、口等の顔のパーツの位置及び大きさによって算出される。第4閾値は、例えば10°である。
「車両の速度」は、検出システム1に接続された車両情報取得装置10から信号として処理部3に送信される。車両情報取得装置10は、ドライブレコーダ等の車載器、又は車両のECU(エレクトリックコントロールユニット)に搭載された速度センサである。なお、検出システム1が車両情報取得装置10を備えてもよい。第5閾値は、例えば30km/hである。
このように、警報判定部34は、車両の速度がある程度出ており、かつ、運転手が正面を向きながら運転手の目の開き具合が低下する状態が続いた場合に、危険状態の1つである閉眼状態と判定する。
疲れ状態は、運転手が疲労を感じて集中力が低下している状態である。警報判定部34は、第1処理において、疲れ条件が満たされる場合に疲れ状態であると判定する。疲れ条件は、撮影画像における運転手の目の高さが第6閾値以下である状態が一定時間(つまり第7閾値以上)継続し、撮影画像における運転手の口の大きさが第8閾値以上であり、撮影画像における運転手の顔の角度が第9閾値以下であり、かつ、車両の速度が第10閾値以上であると共に警報判定部34の起動から一定時間(つまり第11閾値以上)が経過していることである。
「運転手の目の高さ」は、閉眼条件で使用されるパラメータと同じである。第6閾値は、閉眼条件の第2閾値よりも大きく、例えば85%である。第7閾値は、閉眼条件の第3閾値よりも大きく、例えば4秒である。
「運転手の口の大きさ」は、図5Aに示す基準面積S0に対する、図5Bに示す判定中の顔における唇Lの上下左右の4点で囲まれた面積S1の比である。基準面積S0は、運転中の運転手における唇Lの上下左右の4点で囲まれた面積である。第8閾値は、例えば190%である。
「運転手の顔の角度」は、閉眼条件で使用されるパラメータと同じである。第9閾値は、閉眼条件の第4閾値と同じであり、例えば10°である。
「車両の速度」は、閉眼条件で使用されるパラメータと同じである。第10閾値は、閉眼条件の第5閾値と同じであり、例えば30km/hである。
「警報判定部34の起動からの時間」は、検出システム1の電源をオンにした後、自動的にカウントされる。第11閾値は、例えば10分である。
このように、警報判定部34は、車両の速度がある程度出ており、かつ、運転手が正面を向きながら運転手の目の開き具合が低下した状態が続き、さらに運転手があくびをした場合に、危険状態の1つである疲れ状態と判定する。なお、運転手の目の開き具合の判定は、閉眼状態における判定よりも緩くされている。
(第2処理)
第2処理は、運転手が目を細めている(又は閉じている)笑顔状態が、閉眼状態又は疲れ状態と誤判定されることを回避するために実行される。
警報判定部34は、笑顔条件が満たされる場合に警報が不要な非危険状態であると判定する。笑顔条件は、運転手の口の変形量が第12閾値以上であることである。
「運転手の口の変形量」は、基準幅に対する判定中の顔の口の横幅LW(図5A参照)の比である。基準幅は、運転中の運転手における口の平均横幅である。第12閾値は、例えば1.2である。なお、口の横幅の代わりに、口角の高さを判定に用いてもよい。
また、警報判定部34は、非危険状態であると判定した場合に第1処理を一定時間キャンセルする。つまり、笑顔状態の判定後、一定時間経過するまでは、閉眼状態及び疲れ状態の判定が行われない。キャンセル時間は、例えば笑顔条件が満たされなくなるまで(つまり警報判定部34が非危険状態ではないと判定するまで)の時間である。
(第3処理)
警報判定部34が第3処理で判定する危険状態には、脇見状態と、携帯端末利用状態と、喫煙状態とが含まれる。これらの危険状態の判定は、第2処理によってキャンセルされない。
脇見状態は、運転手が正面を見ずに運転している状態である。警報判定部34は、脇見条件が満たされる場合に危険状態の1つである脇見状態と判定する。脇見条件は、撮影画像における運転手の顔の角度が第21閾値以上である状態が一定時間(つまり第22閾値以上)継続し、かつ、車両の速度が第23閾値以上及び横方向の加速度が第24閾値以下であると共に車両のブレーキ、ウィンカー及びリバースギアのいずれもが機能していないことである。
「運転手の顔の角度」は、閉眼条件で使用されるパラメータと同じである。第21閾値は、例えば20°である。第22閾値は、例えば2秒又は3秒である。
「車両の速度」は、閉眼条件で使用されるパラメータと同じである。第23閾値は、閉眼条件の第5閾値と同じであり、例えば30km/hである。
「車両の横方向の加速度」は、車両の速度と同様に、検出システム1に接続された車両情報取得装置10から信号として送信される。第24閾値は、例えば0.07Gである。
車両のブレーキ、ウィンカー及びリバースギアが機能しているか否かは、それぞれ、検出システム1に接続された車両情報取得装置10から信号として送信される。
このように、警報判定部34は、車両の速度がある程度出ており、車両がカーブ走行中、右左折中、及びバック中のいずれにも該当せず、かつ、運転手が正面を向いていない場合に、危険状態の1つである脇見状態と判定する。
携帯端末利用状態は、運転手が運転中に携帯電話等の携帯端末の操作、又は携帯端末による通話をしている状態である。警報判定部34は、携帯端末利用条件が満たされる場合に、危険状態の1つである携帯端末利用状態と判定する。
携帯端末利用条件は、撮影画像における運転手の顔及び手と携帯端末との位置に基づいて運転手が携帯端末を利用していると判定される状態が、第31閾値以上継続していることである。第31閾値は、例えば5秒である。
喫煙状態は、運転手が運転中にタバコ等の喫煙具を使用して喫煙している状態である。警報判定部34は、喫煙条件が満たされる場合に、危険状態の1つである喫煙状態であると判定する。
喫煙条件は、撮影画像における運転手の顔及び手と喫煙具との位置に基づいて運転手が喫煙していると判定される状態が、第32閾値以上継続していることである。第32閾値は、例えば3秒である。
警報判定部34は、車両の現在速度が第41閾値以上であり、一定時間内の車両の速度の最大値と最小値との差が第42閾値以下であり、一定時間内の車両の前後方向の加速度の最大値と最小値との差が第43閾値以下であり、一定時間内の車両の左右方向の加速度の最大値と最小値との差が第44閾値以下であり、一定時間内の車両の上下方向の加速度の最大値と最小値との差が第45閾値以下であり、かつ、車両のエンジン始動から一定時間(つまり第46閾値以上)経過している場合に、危険状態の1つとして単調運転状態を判定してもよい。
第41閾値は、例えば30km/hである。第42閾値は、例えば5km/hである。第43閾値は、例えば0.2Gである。第44閾値は、例えば0.2Gである。第45閾値は、例えば0.2Gである。第46閾値は、例えば30分である。
(警報出力部)
警報出力部35は、運転手判定部33により判定対象人物が運転手と判定され、かつ、警報判定部34により警報が必要と判定された場合(つまり危険状態が判定された場合)に警報信号を出力するように構成されている。
警報出力部35は、警報信号を外部の警報装置20(例えばドライブレコーダ等の車載器)に送信する。警報装置20は、音声、照明、ディスプレイへの表示等によって、警報を車両内の運転手に通知する。なお、検出システム1が警報装置20を備えてもよい。また、警報出力部35は、警報信号又は警報履歴を外部記憶装置30に出力する。
警報出力部35は、解除条件が満たされるまでは新たな警報信号を出力しない。解除条件は、警報信号を出力した後、一定時間経過することである。以下に危険状態ごとの解除条件の一例を示す。
閉眼状態の判定によって警報信号を出力した場合、警報出力部35は、運転手の目の高さが第2閾値を超える状態が第51閾値以上継続するまでは、再度警報信号を出力しない。第51閾値は、例えば5秒である。
疲れ状態の判定によって警報信号を出力した場合、警報出力部35は、運転手の目の高さが第6閾値を超える状態が第52閾値以上継続するか、又は警報信号の出力から第53閾値以上経過するまでは、再度警報信号を出力しない。第52閾値は、例えば5秒である。第53閾値は、例えば15分である。
脇見状態の判定によって警報信号を出力した場合、警報出力部35は、運転手の顔の角度が第21閾値未満となる状態が第54閾値以上継続するまでは、再度警報信号を出力しない。第54閾値は、例えば5秒である。
携帯端末利用状態の判定によって警報信号を出力した場合、警報出力部35は、携帯端末利用状態でない状態が第55閾値以上継続するまでは、再度警報信号を出力しない。第55閾値は、例えば10秒である。
喫煙状態の判定によって警報信号を出力した場合、警報出力部35は、警報が発生してから第56閾値以上継続するまでは、再度警報信号を出力しない。第56閾値は、例えば15分である。
単調運転状態の判定によって警報信号を出力した場合、警報出力部35は、警報が発生してから第57閾値以上継続するまでは、再度警報信号を出力しない。第57閾値は、例えば15分である。
<処理>
以下、図6のフロー図を参照しつつ、検出システム1が実行する処理の一例について説明する。
検出システム1は、起動に伴って本処理を開始する。本処理では、検出システム1は、まず、キャリブレーションが済んでいるか否か判定する(ステップS110)。キャリブレーションは、基準顔を登録するための処理であり、検出システム1を新規に車両に取り付けた場合、検出システム1の取り付け位置(つまり撮影部2の画角)を変更した場合等に実施される。
キャリブレーションが済んでいない場合(S110:NO)、検出システム1は、キャリブレーション処理(ステップS120)を実行した後に、運転手判定処理(ステップS130)を実行する。一方、キャリブレーションが済んでいる場合(S110:YES)、検出システム1は、キャリブレーション処理S120を実行せずに運転手判定処理S130を実行する。
運転手判定処理S130の実行後、検出システム1は、警報判定処理(ステップS140)を実行する。検出システム1は、警報判定処理S140の終了に伴って、全体の処理を終了する。
(キャリブレーション処理)
図7に示すキャリブレーション処理では、検出システム1は、まず車両内の画像を撮影する(ステップS210)。
画像の撮影後、検出システム1は、撮影画像から運転手の顔を検出する(ステップS220)。続いて、検出システム1は、顔の検出が成功したか否か判定する(ステップS230)。
顔の検出が成功した場合(S230:YES)、検出システム1は、キャリブレーション処理を終了する。一方、顔の検出が失敗した場合(S230:NO)、検出システム1は、画像の撮影からを繰り返す。なお、検出システム1は、顔の検出が失敗した場合にアナウンスを発してもよい。
(運転手判定処理)
図8に示す運転手判定処理では、検出システム1は、まず撮影部2の撮影画像から顔を検出する(ステップS310)。
次に、検出システム1は、後述する失敗回数が予め定めた閾値以上であるか否か判定する(ステップS320)。失敗回数が閾値以上の場合(S320:YES)、検出システム1は、上述したキャリブレーション処理S120を実行すると共に失敗回数をゼロリセットし、顔の検出に戻る。
失敗の回数が閾値未満の場合(S320:NO)、検出システム1は、基準顔の大きさに対する検出した判定対象人物の顔の大きさの比が閾値以上であるか否か判定する(ステップS330)。
顔の大きさの比が閾値以上の場合(S330:YES)、検出システム1は、判定対象人物の顔の中心座標と基準顔の中心座標との距離が基準顔の幅以内であるか否か判定する(ステップS340)。
上記距離が基準顔の幅以内の場合(S340:YES)、検出システム1は、顔を検出した判定対象人物が運転手であると判定し(ステップS350)、運転手判定処理を終了する。
一方、顔の大きさの比が閾値未満の場合(S330:NO)、又は上記距離が基準顔の幅を超える場合(S340:NO)、検出システム1は、失敗回数をカウントし(ステップS360)、顔の検出からを繰り返す。
なお、検出システム1は、運転手が判定された場合、及び/又は運転手の判定ができなかった場合にアナウンスを発してもよい。
(警報判定処理)
図9に示す警報判定処理では、検出システム1は、まず撮影部2の撮影画像から顔を検出する(ステップS410)。
次に、検出システム1は、一定の第1期間(例えば5秒間)、運転手の顔の検出成功が継続したか否か判定する(ステップS420)。検出成功の継続時間が第1期間未満の場合(S420:NO)、検出システム1は、第1期間よりも長い第2期間(例えば3分間)、運転手の顔の検出失敗が継続したか否か判定する(ステップS450)。
検出失敗の継続時間が第2期間未満の場合(S450:NO)、検出システム1は、顔の検出に戻る。一方、検出失敗の継続時間が第2期間以上の場合(S450:YES)、検出システム1は、上述した運転手判定処理S130を実行してから、顔検出に戻る。このとき、検出システム1は、顔検出の異常アナウンスを発してもよい。
検出成功の継続時間が第1期間以上の場合(S420:YES)、検出システム1は、検出精度(例えば顔スコア)が閾値以上であるか否か判定する(ステップS430)。検出精度が閾値以上の場合(S430:YES)、検出システム1は、状態判定処理(ステップS440)を実行する。一方、検出精度が閾値未満の場合(S430:NO)、検出システム1は、顔の検出に戻る。
状態判定処理S440を実行した後、検出システム1は、終了信号が有るか否か判定する(ステップS450)。終了信号がない場合(S450:NO)、検出システム1は、顔の検出からを繰り返す。
一方、終了信号がある場合(S450:YES)、検出システム1は、警報判定処理を終了する。なお、終了信号とは、検出システム1の電源オフ、警報判定機能の終了操作等に基づいて発生する信号である。
(状態判定処理)
状態判定処理は、閉眼状態を判定するイベント(図10)と、疲れ状態を判定するイベント(図11)と、脇見状態を判定するイベント(図12)と、携帯端末利用状態を判定するイベント(図13)と、喫煙状態を判定するイベント(図14)とを含む。これらのイベントは並列して行われる。
図10に示す閉眼状態の判定イベントでは、検出システム1は、まず、解除条件が満たされているか否か判定する(ステップS510)。解除条件が満たされていない場合(S510:NO)、検出システム1は、本イベントを終了する。
一方、解除条件が満たされている場合(S510:YES)、検出システム1は、後述するキャンセルフラグがオンになっているか否か判定する(ステップS520)。キャンセルフラグがオンの場合(S520:YES)、検出システム1は、検出した顔が笑顔条件を満たすか否か判定する(ステップS570)。
キャンセルフラグがオンのときに笑顔条件が満たされない場合(S570:NO)、検出システム1は、キャンセルフラグをオフにし(ステップS580)、本イベントを終了する。キャンセルフラグがオンのときに笑顔条件が満たされる場合(S570:YES)、検出システム1は、キャンセルフラグをオンのまま、本イベントを終了する。なお、キャンセルフラグはイベントごとに設定される。
一方、キャンセルフラグがオフの場合(S520:NO)、検出システム1は、検出した顔が閉眼条件を満たすか否か判定する(ステップS530)。閉眼条件が満たされない場合(S530:NO)、検出システム1は、本イベントを終了する。
一方、閉眼条件が満たされる場合(S530:YES)、検出システム1は、検出した顔が笑顔条件を満たすか否か判定する(ステップS540)。笑顔条件が満たされる場合(S540:YES)、検出システム1は、キャンセルフラグをオンにし(ステップS560)、本イベントを終了する。
一方、笑顔条件が満たされない場合(S540:NO)、検出システム1は、警報信号を出力する(ステップS550)。警報信号の出力後、検出システム1は、本イベントを終了する。
図11に示す疲れ状態の判定イベントは、図10のイベントにおける閉眼条件(S530)に代えて、検出した顔が疲れ条件を満たすか否かが判定される(ステップS531)点を除いて、図10のイベントと同じ内容である。
図12に示す脇見状態の判定イベントは、図10のイベントにおける閉眼条件(S530)に代えて、検出した顔が脇見条件を満たすか否かが判定される(ステップS532)点と、笑顔状態の判定(S540)及びキャンセルフラグの処理(S520及びS560)が実行されない点とを除いて、図10のイベントと同じ内容である。
図13に示す携帯端末利用状態の判定イベントは、図12のイベントにおける脇見条件(S532)に代えて、撮影画像の顔及び手が携帯端末利用条件を満たすか否かが判定される(ステップS533)点を除いて、図12のイベントと同じ内容である。
図14に示す喫煙状態の判定イベントは、図12のイベントにおける脇見条件(S532)に代えて、撮影画像の顔及び手が喫煙条件を満たすか否かが判定される(ステップS534)点を除いて、図12のイベントと同じ内容である。
[1-2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)運転手判定部33によって、最初に記憶した基準顔に対する大きさの比及び中心座標のずれによって、判定対象人物の顔の前後方向(つまり奥行方向)及び左右方向における位置が判定できる。つまり、検出された顔の位置が想定範囲内である場合に、判定対象人物が運転手と判定できる。そのため、運転手を正しく認識した状態で、運転手の監視を行うことができる。
(1b)警報判定部34によって、運転手を正しく認識した状態で、運転手に適切に警報を通知することができる。
(1c)運転手の目の状態に基づいて危険状態を判定する第1処理に加えて、口の変形量が大きいときに非危険状態であると判定する第2処理を行うことで、運転手が笑顔状態の場合に警報をキャンセルすることができる。また、非危険状態と判定された場合に第1処理を一定時間キャンセルすることで、笑顔状態に対して警報が発せられることが抑制される。そのため、危険状態に対する警報の精度が高められる。
(1d)閉眼状態の判定により、運転手が居眠りをしている状態に対して的確に警報を通知できる。
(1e)疲労状態の判定により、運転手が疲労している状態に対して的確に警報を通知できる。
(1f)脇見状態の判定により、運転手が脇見をしながら運転している状態に対して的確に警報を通知できる。
(1g)携帯端末利用状態の判定により、運転手が携帯端末を利用しながら運転している状態に対して警報を通知できる。
(1h)喫煙状態の判定により、運転手が喫煙しながら運転している状態に対して警報を通知できる。
(1i)警報信号が出力されてから一定時間経過するまで新たな警報信号が出力されないことで、一度警報を通知した危険状態に対して、重ねて警報が通知されることを抑制できる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態の検出システムにおいて、警報判定部は、必ずしも危険状態を判定する処理をキャンセルする第2処理を実行しなくてもよい。
(2b)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…検出システム、2…撮影部、3…処理部、4…筐体、10…車両情報取得装置、
20…警報装置、30…外部記憶装置、31…検出部、32…記憶部、
33…運転手判定部、34…警報判定部、35…警報出力部。

Claims (10)

  1. 車両内を撮影するように構成された撮影部と、
    前記撮影部が撮影した撮影画像から人物の顔を検出するように構成された検出部と、
    前記検出部が検出した運転手の顔を基準顔として記憶するように構成された記憶部と、
    前記基準顔の大きさに対する前記検出部が検出した判定対象人物の顔の大きさの比が閾値以上であり、かつ、前記判定対象人物の顔の中心座標と前記基準顔の中心座標との距離が前記基準顔の幅以内のときに、前記判定対象人物を前記運転手と判定するように構成された運転手判定部と、
    を備える、検出システム。
  2. 請求項1に記載の検出システムであって、
    前記撮影画像に基づいて前記運転手への警報の必要を判定するように構成された警報判定部と、
    前記運転手判定部により前記判定対象人物が前記運転手と判定され、かつ、前記警報判定部により前記警報が必要と判定された場合に警報信号を出力するように構成された警報出力部と、
    をさらに備える、検出システム。
  3. 請求項2に記載の検出システムであって、
    前記警報判定部は、
    前記撮影画像における少なくとも前記運転手の目の状態に基づいて前記警報が必要な危険状態を判定する第1処理と、
    前記撮影画像における前記運転手の口の変形量が閾値以上の場合に前記警報が不要な非危険状態であると判定し、かつ、前記非危険状態であると判定した場合に前記第1処理を一定時間キャンセルする第2処理と、
    を実行する、検出システム。
  4. 請求項3に記載の検出システムであって、
    前記警報判定部は、前記第1処理において、前記撮影画像における前記運転手の目の高さが閾値以下である状態が一定時間継続し、前記撮影画像における前記運転手の顔の角度が閾値以下であり、かつ、前記車両の速度が閾値以上である場合に、前記危険状態であると判定する、検出システム。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の検出システムであって、
    前記警報判定部は、前記第1処理において、前記撮影画像における前記運転手の目の高さが閾値以下である状態が一定時間継続し、前記撮影画像における前記運転手の口の大きさが閾値以上であり、前記撮影画像における前記運転手の顔の角度が閾値以下であり、かつ、前記車両の速度が閾値以上であると共に前記警報判定部の起動から一定時間が経過している場合に、前記危険状態であると判定する、検出システム。
  6. 請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の検出システムであって、
    前記警報判定部は、前記撮影画像における前記運転手の顔の角度が閾値以上である状態が一定時間継続し、かつ、前記車両の速度が閾値以上及び横方向の加速度が閾値以下であると共に前記車両のブレーキ、ウィンカー及びリバースギアのいずれもが機能していない場合に、前記警報が必要な危険状態であると判定する、検出システム。
  7. 請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の検出システムであって、
    前記警報判定部は、前記撮影画像における前記運転手の顔及び手の位置に基づいて、前記警報が必要な危険状態を判定する、検出システム。
  8. 請求項7に記載の検出システムであって、
    前記警報判定部は、前記撮影画像において前記運転手が携帯端末を利用していると判定した場合、前記危険状態であると判定する、検出システム。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の検出システムであって、
    前記警報判定部は、前記撮影画像において前記運転手が喫煙していると判定した場合、前記危険状態であると判定する、検出システム。
  10. 請求項2から請求項9のいずれか1項に記載の検出システムであって、
    前記警報出力部は、前記警報信号を出力した後、一定時間経過するまでは新たな前記警報信号を出力しない、検出システム。
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