JP2022077265A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な工程で微細加工することが可能な半導体装置およびその製造方法を提供する。【解決手段】半導体装置であって、基板11と、基板11の上面に形成され、第1領域12A、および、第1領域12Aとは異なる構成の第2領域12Bを有する下地層12と、第1領域12Aを露出させ、第2領域12Bを覆うように、下地層12の上面に形成されたパターン層13と、を備える。第2領域12Bが第1領域12Aとは異なる構成とされているため、半導体装置の製造において、下地層12の上部に被エッチング層を形成すると、第1領域12Aの上部と第2領域12Bの上部とで、被エッチング層のエッチングレートが変化する。したがって、所望のパターン層13の形状に合わせて第1領域12A、第2領域12Bを形成することで、サイドエッチングが低減され、微細加工が可能になる。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関するものである。
半導体装置の製造で用いられるエッチングには、ウェットエッチングとドライエッチングがある。これらのうち、ウェットエッチングには、ドライエッチングに比べて加工に要する時間が短い、下地との選択エッチングが可能であるため下地へのダメージが少ないという利点がある。また、エッチングにおいては、エッチング液やエッチングガスに含まれる成分がチャンバー内に堆積するが、ウェットエッチングでは、このような設備負荷がドライエッチングに比べて小さい。これらの理由から、AlSi等で構成されたμmオーダー以上の厚い配線層等のパターニングには、ウェットエッチングが用いられることが多い。
ウェットエッチングには、異方性ウェットエッチングと等方性ウェットエッチングがある。異方性ウェットエッチングでは、一方向のみにエッチングが進むため、微細加工が容易である。しかしながら、このエッチングが進む方向は結晶方位によって決まるため、異方性ウェットエッチングは多結晶の金属層のパターニングには適していない。
一方、等方性ウェットエッチングは多結晶の金属層のパターニングにも適用できるが、等方性ウェットエッチングでは厚さ方向に加えて横方向にもエッチングが進むため、所望の部位のみを選択的に除去することが難しく、微細加工が困難である。
選択的にエッチングする方法として、例えば特許文献1では、シリサイド化反応を用いる方法が提案されている。具体的には、絶縁膜で区画されたSi領域の上にゲート電極とNi層を形成し、熱処理によりSi層とNi層とが接触する部分をエッチングされにくいシリサイドに変化させ、Ni層のうちシリサイド反応していない部分のみを選択的にエッチングしている。
特開2007-194278号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、Ni層をシリサイド化させる反応工程が必要であるため、製造工程が複雑になる。
本発明は上記点に鑑みて、簡単な工程で微細加工することが可能な半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、半導体装置であって、基板(11)と、基板の上面に形成され、第1領域(12A)、および、第1領域とは異なる構成の第2領域(12B)を有する下地層(12)と、第1領域を露出させ、第2領域を覆うように、下地層の上面に形成されたパターン層(13)と、を備える。
このように、第2領域が第1領域とは異なる構成とされている。これにより、半導体装置の製造において、下地層の上部に被エッチング層を形成すると、第1領域の上部と第2領域の上部とで、被エッチング層のエッチングレートが変化する。したがって、所望のパターン層の形状に合わせて第1、第2領域を形成することで、サイドエッチングが低減され、微細加工が可能になる。また、下地層と被エッチング層との反応工程が不要であるため、簡単な工程で微細加工することができる。
また、請求項7に記載の発明では、半導体装置の製造方法であって、基板(11)の上面に、第1領域(12A)、および、第1領域とは異なる構成の第2領域(12B)を有する下地層(12)を形成することと、下地層の上面に被エッチング層(14)を形成することと、被エッチング層のうち第1領域を覆う部分をエッチングで除去してパターン層(13)を形成することと、を備える。
このように、第2領域が第1領域とは異なる構成とされている。これにより、下地層の上部に被エッチング層を形成したときに、第1領域の上部と第2領域の上部とで、被エッチング層のエッチングレートが変化する。したがって、所望のパターン層の形状に合わせて第1、第2領域を形成することで、サイドエッチングが低減され、微細加工が可能になる。また、下地層と被エッチング層との反応工程が不要であるため、簡単な工程で微細加工することができる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態にかかる半導体装置の断面図である。 第1実施形態にかかる半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図2に続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図3に続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 粒界の密度とエッチングレートとの関係を示す図である。 比較例における半導体装置の製造工程を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。図1に示す本実施形態の半導体装置1は、例えば縦型MOSFET、縦型IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)等の車載用パワー半導体素子が形成されたものであり、図1では、半導体装置1のうち配線パターンが形成された部分を図示している。図1に示すように、半導体装置1は、基板11と、下地層12と、パターン層13とを備えている。基板11は、Si等で構成されている。
下地層12は、パターン層13を形成するための下地であり、基板11の上面に形成されている。下地層12は、2つの領域を有している。この2つの領域を、第1領域12A、第2領域12Bとする。
第1領域12Aと第2領域12Bは、互いに異なる構成とされている。具体的には、第1領域12Aと第2領域12Bは、パターン層13を構成する材料の層が下地層12の上面に形成された場合に、第1領域12Aの上部では、第2領域12Bの上部よりも、該形成された層の粒界の密度が高くなるように構成されている。あるいは、第1領域12Aと第2領域12Bは、第1領域12Aの上部では、第2領域12Bの上部よりも、該形成された層の粒径が小さくなるように構成されている。あるいは、第1領域12Aと第2領域12Bは、第1領域12Aの上部では、第2領域12Bの上部よりも、該形成された層の表面粗さが小さくなるように構成されている。
本実施形態では、下地層12は、SiO(酸化シリコン)層121と、SiO層121よりも不純物濃度の高いBPSG(Boro-phospho silicate glass)層122と、バリアメタル層123とを備えている。SiO層121は、基板11の上面に形成されている。第1領域12Aにおいて、SiO層121には凹部124が形成されており、凹部124を埋めるようにBPSG層122が形成されている。
バリアメタル層123は、パターン層13に含まれるAl等がSiO層121等に拡散することを抑制するためのものであり、SiO層121のうちBPSG層122から露出した部分の上面に形成されている。バリアメタル層123は、例えば、SiO層121の上面に形成されたTi層と、このTi層に積層されたTiN層とで構成されている。
このように、第1領域12Aは、SiO層121とBPSG層122の2層を含む構成とされており、第2領域12Bは、SiO層121とバリアメタル層123とを含む構成とされている。
パターン層13は、後述する被エッチング層14の一部を除去することで形成されたものであり、下地層12のうち第1領域12AのBPSG層122を露出させ、第2領域12Bを覆うように、バリアメタル層123の上面に形成されている。パターン層13は、下地層12の構成によって膜質が変化する材料で構成されている。パターン層13は、例えばAlSi等で構成された配線層である。
半導体装置1の製造方法について図2~図4を用いて説明する。なお、図2~図4では、半導体装置1が形成されるウェハの一部のみを図示しており、ここでは、半導体装置1のうち図1に示す部分を製造する方法について説明する。
図2(a)に示す工程では、基板11として用いられるSiウェハを用意する。図2(b)~図3(d)に示す工程では、基板11の上面に、第1領域12A、および、第1領域12Aとは異なる構成の第2領域12Bを有する下地層12を形成する。図2(b)に示す工程では、基板11の上面に、熱酸化等によってSiO層121を形成する。
図2(c)に示す工程では、SiO層121の上面に、ポリイミド等の感光性樹脂材料を塗布し、フォトリソグラフィおよびエッチングによりレジスト2を形成する。ここでは、所望のパターン層13の形状に合わせて第1領域12Aおよび第2領域12Bを設定し、SiO層121のうち第1領域12Aに含まれる部分が露出するように、レジスト2をパターニングする。図2(d)に示す工程では、レジスト2をマスクとしたエッチングにより、SiO層121の一部を除去する。これにより、第1領域12AのSiO層121に凹部124が形成される。
図3(a)に示す工程では、レジスト2をアッシングにより剥離する。これにより、SiO層121の上面全体が露出する。図3(b)に示す工程では、CVD(Chemical Vapor Deposition)により、SiO層121の上面にBPSG層122を形成し、熱処理によってBPSG層122をリフローさせて、凹部124を埋め込む。
図3(c)に示す工程では、凹部124の内部のBPSG層122を残し、SiO層121のうち凹部124の外側の部分を露出させるように、BPSG層122の一部をエッチングにより除去する。この工程では、SiO層121の表層部も除去される。
図3(d)に示す工程では、PVD(Physical Vapor Deposition)により、SiO層121およびBPSG層122の上面にバリアメタル層123を形成する。これにより、第1領域12AがSiO層121、BPSG層122、バリアメタル層123で構成され、第2領域12BがSiO層121、バリアメタル層123で構成された下地層12が形成される。
図4(a)に示す工程では、PVDによりバリアメタル層123の上面にAlSi等で構成された被エッチング層14を形成する。被エッチング層14は、下地層12の構成により、第1領域12Aの上部と第2領域12Bの上部とで膜質が異なるように形成される。具体的には、下地層12の第1領域12AがSiO/BPSG/Ti/TiNで構成され、第2領域12BがSiO/Ti/TiNで構成されているため、被エッチング層14は、第1領域12Aの上部では第2領域12Bの上部よりも粒界の密度が高くなる。あるいは、被エッチング層14は、第1領域12Aの上部では第2領域12Bの上部よりも粒径が小さくなる。あるいは、被エッチング層14は、第1領域12Aの上部では第2領域12Bの上部よりも表面粗さが小さくなる。
図4(b)に示す工程では、被エッチング層14の上面に、ポリイミド等の感光性樹脂材料を塗布し、フォトリソグラフィおよびエッチングによりレジスト3を形成する。ここでは、所望のパターン層13の形状に合わせて、レジスト3をパターニングする。すなわち、第1領域12Aの上部の被エッチング層14が露出し、第2領域12Bの上部の被エッチング層14が覆われるように、レジスト3を形成する。
図4(c)に示す工程では、レジスト3をマスクとした等方性ウェットエッチングにより、被エッチング層14のうち第1領域12Aを覆う部分を除去する。これにより、下地層12のうち第1領域12Aが露出し、第2領域12Bは残った被エッチング層14によって覆われたままとなる。この残った被エッチング層14がパターン層13となる。被エッチング層14をウェットエッチングで除去することで、ドライエッチングよりも加工時間が短くなるとともに、下地層12へのオーバーエッチングを抑制することができる。
その後、レジスト3をアッシングにより剥離する。このとき、パターン層13から露出したバリアメタル層123も除去される。そして、ウェハをダイシングによりチップ単位に分割する。このようにして、図1に示す半導体装置1が製造される。
下地層12の構成と、図4(c)に示す工程におけるエッチングレートとの関係について説明する。図5は、本発明者らがエッチングレートについて調べた実験結果を示すグラフである。
図5に示すように、被エッチング層のエッチングレートは、粒界の密度によって変化する。具体的には、粒界の密度が高いほど、エッチングレートが速くなる。また、被エッチング層のエッチングレートは、粒径や表面粗さによっても変化する。具体的には、粒径が小さいほど、あるいは、表面粗さが小さいほど、エッチングレートが速くなる。
被エッチング層の粒界の密度、粒径、表面粗さは、下地層の構成によって変化する。したがって、下地層の構成を変えることで、エッチングレートを変化させることができる。例えば、下地層の不純物濃度、組成、材質によってエッチングレートが変化する。
本発明者らが行った実験では、下地をBPSG/Ti/TiNの3層構造としたときのエッチングレートは、下地をSiO/Ti/TiNの3層構造としたときのエッチングレートの約1.3倍となった。なお、この実験では、Si基板の上面に下地を形成し、下地の上面にAlSiで構成された被エッチング層を形成した。また、本実施形態の第1領域12Aのように、下地をSiO/BPSG/Ti/TiNで構成した場合にも、下地をSiO/Ti/TiNで構成した場合に比べてエッチングレートが速くなった。このエッチングレートの差には、下地の不純物濃度が影響していると思われる。
このように下地の構成によってエッチングレートが変化することを利用して、サイドエッチングを低減することができる。
なお、エッチングレートを調整するために下地層12を厚くする必要はなく、下地層12の厚さは例えば1μm未満でもよい。そのため、下地層12は、物理エッチングでも容易に加工することができ、微細加工が可能である。
図6(a)に示す比較例では、下地層12が全体で同じ構成とされている。具体的には、BPSG層122がSiO層121の上面全体に形成されており、バリアメタル層123がBPSG層122の上面に形成されている。
このように、下地層12が全体で同じ構成とされていると、被エッチング層14のエッチングレートが全体で同じになるため、厚さ方向と同じ速度でサイドエッチングが進む。そのため、厚い被エッチング層14のパターニングをする場合には、図6(b)に示すように、サイドエッチングで除去される分が多くなる。そのため、パターン層13の微細加工が困難である。
これに対して本実施形態では、第1領域12AがSiO/BPSG/Ti/TiNで構成され、第2領域12BがSiO/Ti/TiNで構成されている。すなわち、被エッチング層14を除去したい部分でのみエッチングレートが速くなるように、下地層12が構成されている。そのため、被エッチング層14のうち第2領域12Bの上部では第1領域12Aの上部よりもエッチングレートが遅くなり、図4(c)に示すように、サイドエッチングが比較例に比べて低減される。
以上説明したように、本実施形態では、第2領域12Bの上部では第1領域12Aの上部よりもエッチングレートが遅くなるように、第1領域12Aと第2領域12Bが構成されている。これによりサイドエッチングが低減されるため、微細加工が可能になる。また、所望のパターン層13の形状に合わせて第1領域12A、第2領域12Bを形成することでサイドエッチングを低減でき、下地層12とパターン層13との反応工程が不要であるため、簡単な工程で微細加工することができる。また、エッチングで除去される領域を上記の反応工程によって区画する必要がない。そのため、第1領域12Aと第2領域12Bの両方が被エッチング層14と反応しない構成の場合、および、第1領域12Aと第2領域12Bの両方が被エッチング層14と反応する構成の場合にも、微細加工することができる。
(他の実施形態)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、第1領域12AをSiO/BPSG/Ti/TiNで構成し、第2領域12BをSiO/Ti/TiNで構成したが、第1領域12A、第2領域12Bを他の材料で構成してもよい。例えば、第1領域12Aを、BPSG/Ti/TiNの3層構造としてもよいし、Ti/TiNの2層構造としてもよいし、BPSG層で構成してもよい。また、例えば、第2領域12BをSiO層で構成してもよい。
また、パターン層13、被エッチング層14については、下地によってエッチングレートが変わるものであれば、AlSi以外の材料で構成されていてもよい。
また、被エッチング層14をドライエッチングで除去してパターン層13を形成してもよい。等方性ドライエッチングを用いる場合にも、上記実施形態のように第1領域12Aと第2領域12Bを構成することにより、エッチングレートを調整し、サイドエッチングを低減して微細加工することができる。
11 基板
12 下地層
12A 第1領域
12B 第2領域
13 パターン層

Claims (12)

  1. 半導体装置であって、
    基板(11)と、
    前記基板の上面に形成され、第1領域(12A)、および、前記第1領域とは異なる構成の第2領域(12B)を有する下地層(12)と、
    前記第1領域を露出させ、前記第2領域を覆うように、前記下地層の上面に形成されたパターン層(13)と、を備える半導体装置。
  2. 前記パターン層は、前記下地層の構成によって膜質が変化する材料で構成されている請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1領域および前記第2領域は、前記パターン層を構成する材料の層が前記下地層の上面に形成された場合に、前記第1領域の上部では、前記第2領域の上部よりも、該形成された層の粒界の密度が高くなる構成とされている請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1領域および前記第2領域は、前記パターン層を構成する材料の層が前記下地層の上面に形成された場合に、前記第1領域の上部では、前記第2領域の上部よりも、該形成された層の粒径が小さくなる構成とされている請求項1または2に記載の半導体装置。
  5. 前記第1領域および前記第2領域は、前記パターン層を構成する材料の層が前記下地層の上面に形成された場合に、前記第1領域の上部では、前記第2領域の上部よりも、該形成された層の表面粗さが小さくなる構成とされている請求項1または2に記載の半導体装置。
  6. 前記第2領域は、酸化シリコンを含む構成とされており、
    前記第1領域は、前記第2領域よりも不純物濃度の高い酸化シリコンを含む構成とされている請求項1ないし5のいずれか1つに記載の半導体装置。
  7. 半導体装置の製造方法であって、
    基板(11)の上面に、第1領域(12A)、および、前記第1領域とは異なる構成の第2領域(12B)を有する下地層(12)を形成することと、
    前記下地層の上面に被エッチング層(14)を形成することと、
    前記被エッチング層のうち前記第1領域を覆う部分をエッチングで除去してパターン層(13)を形成することと、を備える半導体装置の製造方法。
  8. 前記被エッチング層は、前記第1領域の上部と前記第2領域の上部とで膜質が異なっている請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記被エッチング層は、前記第1領域の上部では前記第2領域の上部よりも粒界の密度が高い請求項7または8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記被エッチング層は、前記第1領域の上部では前記第2領域の上部よりも粒径が小さい請求項7または8に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記被エッチング層は、前記第1領域の上部では前記第2領域の上部よりも表面粗さが小さい請求項7または8に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記第2領域は、酸化シリコンを含む構成とされており、
    前記第1領域は、前記第2領域よりも不純物濃度の高い酸化シリコンを含む構成とされている請求項7ないし11のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
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