JP2022075271A - 制御装置および画像形成装置 - Google Patents

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聡 高橋
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Abstract

【課題】ポリゴンモータの回転の異常判定処理に伴い感光体にトナーが残ることによる地汚れの発生を抑制することができる制御装置および画像形成装置を提供する。【解決手段】感光体上にレーザ光源から照射されるレーザをポリゴンミラーにより走査してトナーによる画像形成を行う画像形成装置の制御装置10であって、非画像領域期間に、感光体上のトナーに対するクリーニング処理に必要な期間であるクリーニング必要期間が確保できるか否かを判定する第1判定部113と、第1判定部によりクリーニング必要期間が確保できると判定された場合、レーザ光源にレーザの照射を行わせる制御部13と、レーザを検知する検知部から出力される検知信号に基づいて、レーザが検知部に入射する周期が正常であるか否かを判定する第2判定部と、第2判定部により周期が正常であると判定された場合、クリーニング装置を用いたクリーニング処理を実行する制御部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、制御装置および画像形成装置に関する。
画像形成装置の書込光学系におけるレンズは温度変動により伸縮し、印刷画像の倍率変動に影響する。そこで、温度による伸縮を考慮してプロッタユニット内の熱源となるポリゴンモータを常時回転させてユニット内の温度を飽和させて使用するケースがある。ポリゴンモータは、レーザを反射させて走査するためのポリゴンミラーを回転駆動させるモータである。ポリゴンモータの回転エラーを検知する観点では、本来画像領域のみ回転異常を検知ができればよいが、ポリゴンモータを常時回転させる場合、ポリゴンモータの暴走を監視するために常時、回転エラーを検知する必要がある。エラー検出方法として、ポリゴンモータの回転中にレーザを発光させて同期を確認するための検知信号の周期が一定とならない場合はエラーとして停止し、周期が正常であれば印刷動作を実行する技術が知られている。
このようなポリゴンモータの回転エラーの検知に関する技術として、ポリゴンモータの回転エラーの検知を正確かつ短時間で判断できるようにするために、ポリゴンモータの回転中にレーザを発光させて同期信号の周期が一定とならない場合は、エラーとして停止し、周期が正常であれば印刷動作を実行する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、ポリゴンモータの回転エラーを検知する際に、同期検知部にレーザを照射させるために強制点灯することにより感光体に数ライン分印字してしまうため、非画像領域(画像形成開始前または紙間等の非画像領域)において制御する場合、強制点灯後の感光体のクリーニングが不十分だと、余計なトナーが感光体に残るため地汚れが発生するという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ポリゴンモータの回転の異常判定処理に伴い感光体にトナーが残ることによる地汚れの発生を抑制することができる制御装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、感光体上にレーザ光源から照射されるレーザをポリゴンミラーにより走査してトナーによる画像形成を行う画像形成装置の制御装置であって、画像形成が行われない期間である非画像領域期間に、前記感光体上のトナーに対するクリーニング処理に必要な期間であるクリーニング必要期間が確保できるか否かを判定する第1判定部と、前記第1判定部により前記クリーニング必要期間が確保できると判定された場合、前記レーザ光源に前記レーザの照射を行わせる第1制御部と、前記レーザを検知する検知部から出力される検知信号に基づいて、前記レーザが前記検知部に入射する周期が正常であるか否かを判定する第2判定部と、前記第2判定部により前記周期が正常であると判定された場合、前記レーザの前記感光体に対する走査に伴い発生したトナーに対して、クリーニング装置を用いた前記クリーニング処理を実行する第2制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ポリゴンモータの回転の異常判定処理に伴い感光体にトナーが残ることによる地汚れの発生を抑制することができる。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の概略構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る画像形成装置の光走査装置の概略構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る画像形成装置の制御装置の構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る画像形成装置の非画像領域における同期検知処理の流れの一例を示すタイミングチャートである。 図5は、実施形態に係る画像形成装置の調整用パターンの画像形成時における処理の流れの一例を示すタイミングチャートである。 図6は、実施形態に係る画像形成装置の同期検知処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る画像形成装置のポーリング制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る制御装置および画像形成装置の実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(画像形成装置の構成)
図1は、実施形態に係る画像形成装置の概略構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成について説明する。
図1に示す画像形成装置1は、記録紙にトナーを転写して印刷物を形成する装置である。画像形成装置1は、例えば、4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の装置である。
図1に示すように、画像形成装置1は、制御装置10と、光走査装置20と、4つの感光体ドラム30a、30b、30c、30d(感光体)と、4つのクリーニングユニット31a、31b、31c、31d(クリーニング装置)と、4つの帯電装置32a、32b、32c、32dと、4つの現像ローラ33a、33b、33c、33dと、4つのトナーカートリッジ34a、34b、34c、34dと、を備えている。さらに、図1に示すように、画像形成装置1は、転写ベルト40と、転写ローラ42と、濃度検出器45と、4つのホームポジションセンサ46a、46b、46c、46dと、定着ローラ50と、給紙コロ54と、レジストローラ対56と、排紙ローラ58と、給紙トレイ60と、排紙トレイ70と、通信制御装置80と、を備えている。
感光体ドラム30a、クリーニングユニット31a、帯電装置32a、現像ローラ33a、およびトナーカートリッジ34aは、一組で使用される。これらは、ブラック(K)の画像を形成する画像形成ステーション(Kステーションという場合もある)を構成する。
感光体ドラム30b、クリーニングユニット31b、帯電装置32b、現像ローラ33b、およびトナーカートリッジ34bは、一組で使用される。これらは、シアン(C)の画像を形成する画像形成ステーション(Cステーションという場合もある)を構成する。
感光体ドラム30c、クリーニングユニット31c、帯電装置32c、現像ローラ33c、およびトナーカートリッジ34cは、一組で使用される。これらは、マゼンタ(M)の画像を形成する画像形成ステーション(Mステーションという場合もある)を構成する。
感光体ドラム30d、クリーニングユニット31d、帯電装置32d、現像ローラ33d、およびトナーカートリッジ34dは、一組で使用される。これらは、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成ステーション(Yステーションという場合もある)を構成する。
なお、感光体ドラム30a、30b、30c、30dについて、任意の感光体ドラムを示す場合、または総称する場合、単に「感光体ドラム30」と称する場合がある。また、クリーニングユニット31a、31b、31c、31dについて、任意のクリーニングユニットを示す場合、または総称する場合、単に「クリーニングユニット31」と称する場合がある。また、帯電装置32a、32b、32c、32dについて、任意の帯電装置を示す場合、または総称する場合、単に「帯電装置32」と称する場合がある。また、現像ローラ33a、33b、33c、33dについて、任意の現像ローラを示す場合、または総称する場合、単に「現像ローラ33」と称する場合がある。また、トナーカートリッジ34a、34b、34c、34dについて、任意のトナーカートリッジを示す場合、または総称する場合、単に「トナーカートリッジ34」と称する場合がある。また、ホームポジションセンサ46a、46b、46c、46dについて、任意のホームポジションセンサを示す場合、または総称する場合、単に「ホームポジションセンサ46」と称する場合がある。
制御装置10は、画像形成装置1に備えられるそれぞれの装置を統括的に制御する制御装置である。制御装置10は、CPU(Central Processing Unit)、CPUで実行されるコードで記述されたプログラムおよびプログラムを実行する際に用いられる各種データが格納されているROM(Read Only Memory)、作業用のメモリであるRAM(Random Access Memory)、および、アナログデータをデジタルデータに変換するAD変換回路等を有する。また、制御装置10は、上位装置2からの要求に応じてそれぞれの装置を制御する共に、上位装置2からの画像データを光走査装置20へ送る。上位装置2は、印刷対象となる画像データを含む印刷ジョブを、通信制御装置80を介して制御装置10へ送信するPC(Personal Computer)またはワークステーション等の情報処理装置である。制御装置10の構成および動作の詳細は、図3において後述する。
光走査装置20は、画像データ(シアン画像データ、マゼンタ画像データ、イエロー画像データ、ブラック画像データ)に基づいて、色毎に変調されたレーザを、対応する帯電された感光体ドラム30の表面にそれぞれ照射する光学装置である。これによって、それぞれの感光体ドラム30の表面では、光が照射された部分だけ電荷が消失し、画像データに対応した潜像がそれぞれの感光体ドラム30の表面に形成される。それぞれの感光体ドラム30の表面に形成された潜像は、感光体ドラム30の回転に伴って、対応する現像ローラ33の方向に移動する。また、この光走査装置20の構成の詳細は、図2において後述する。
感光体ドラム30は、潜像担持体の一例であり、その表面に感光層が形成されているドラム状部材である。すなわち、感光体ドラム30の表面は、被走査面となる。また、感光体ドラム30a、30b、30c、30dは、例えば、回転軸が平行になるように並んで配置され、同一の方向(例えば、図1に示す矢印方向)に回転する。
なお、ここでは、XYZ3次元直交座標系において、それぞれの感光体ドラム30の中心軸に平行な方向をY軸方向、それぞれの感光体ドラム30の配列方向に沿った方向をX軸方向として説明する。
クリーニングユニット31は、対応する感光体ドラム30の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去するユニットである。残留トナーが除去された感光体ドラム30の表面は、再度対応する帯電装置32に対向する位置に戻る。
帯電装置32は、対応する感光体ドラム30の表面をそれぞれ均一に帯電させる装置である。
現像ローラ33は、回転に伴って、対応するトナーカートリッジ34からのトナーが、その表面に薄く均一に塗布されるローラである。そして、現像ローラ33の表面のトナーは、対応する感光体ドラム30の表面に接すると、この表面における光が照射された部分に付着する。すなわち、現像ローラ33は、対応する感光体ドラム30の表面に形成された潜像にトナーを付着させて顕像化させ、トナー画像を形成させる。
トナーカートリッジ34aは、現像ローラ33aにブラックトナーを供給するカートリッジである。トナーカートリッジ34bは、現像ローラ33bにシアントナーを供給するカートリッジである。トナーカートリッジ34cは、現像ローラ33cにマゼンタトナーを供給するカートリッジである。トナーカートリッジ34dは、現像ローラ33dにイエロートナーを供給するカートリッジである。
転写ベルト40は、ベルト回転機構に掛け渡されて、一定方向に回転するベルトである。転写ベルト40は、外側の面が、それぞれの感光体ドラム30の表面に、光走査装置20とは反対側の位置で接触し、それぞれの感光体ドラム30のトナー画像が順次多重に重ね合されて転写され、カラートナー画像が転写される。また、転写ベルト40は、外側の面が、転写ローラ42と接触する。
転写ローラ42は、記録紙を介して転写ベルト40の外側の面と接触し、その記録紙に対して、転写ベルト40に形成されたカラートナー画像を転写させるローラである。
濃度検出器45は、転写ベルト40の-X側(定着ローラ50よりも転写ベルト40の進行方向における上流側であって、4つの感光体ドラム30よりも下流側の位置)に配置された、転写ベルト40上のカラートナー画像のトナー濃度を検出するセンサである。
ホームポジションセンサ46は、対応する感光体ドラム30の回転のホームポジション(原位置)を検出するセンサである。
定着ローラ50は、熱と圧力とを記録紙に加えて、トナーを記録紙上に定着させるローラである。トナーが定着された記録紙は、排紙ローラ58を介して、排紙トレイ70に送られ、排紙トレイ70上に順次スタックされる。
給紙コロ54は、給紙トレイ60の近傍に配置され、記録紙を給紙トレイ60から1枚ずつ取り出し、レジストローラ対56に搬送する部材である。
レジストローラ対56は、所定のタイミングで記録紙を転写ベルト40と転写ローラ42との間隙に向けて送り出すローラ対である。これによって、転写ベルト40上のカラートナー画像は、記録紙に転写される。ここで転写された記録紙は、定着ローラ50に送られる。
排紙ローラ58は、定着ローラ50から送り出されたカラートナー画像が転写された記録紙を、排紙トレイ70に排紙するローラである。
給紙トレイ60は、記録紙を格納するトレイである。排紙トレイ70は、排紙ローラ58から排紙されたカラートナー画像が転写された記録紙をスタックするためのトレイである。
通信制御装置80は、ネットワーク等を介した上位装置2(例えば、コンピュータ)との双方向の通信を制御する装置である。通信制御装置80は、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)規格、またはUSB(Universal Serial Bus)規格に準拠した通信を実現する。
(光走査装置の構成)
図2は、実施形態に係る画像形成装置の光走査装置の概略構成の一例を示す図である。図2を参照しながら、本実施形態に係る画像形成装置1の光走査装置20に概略構成について説明する。
図2に示すように、光走査装置20は、LD(Laser Diode)ユニット21(レーザ光源)と、コリメートレンズ22と、アパーチャ23と、シリンドリカルレンズ24と、ポリゴンミラー25と、fθレンズ26と、折返しミラー27と、防塵ガラス28と、同期検知センサ29(検知部)と、を備えている。さらに、光走査装置20は、後述する図3に示すポリゴンモータ25aを備えている。
LDユニット21は、半導体レーザを照射するユニットである。LDユニット21は、後述するLD制御部13によって、レーザの点灯および消灯動作が制御され、レーザの光量が制御される。LDユニット21から照射されたレーザは、後述する各光学系を経由して、感光体ドラム30に達する。
コリメートレンズ22は、LDユニット21から照射されたレーザを、屈折を用いて平行状態にするレンズである。
アパーチャ23は、コリメートレンズ22を通過した平行状態のレーザのうち所定の光線を通過させる絞りの機能を有する部材である。
シリンドリカルレンズ24は、円柱の側面の一部を切り出した形状を有しており、入射面が局面を円柱の側面のような曲面であり、出射面が平面となっているレンズである。シリンドリカルレンズ24は、アパーチャ23を通過し、入射面に入射したレーザを直線状に集光させて出射面から出射させる。このように、LDユニット21から照射されたレーザは、コリメートレンズ22、アパーチャ23およびシリンドリカルレンズ24により、所定の形状のレーザに整形される。
ポリゴンミラー25は、後述するポリゴンモータ25aの駆動により回転動作し、回転軸方向からみて多角形を有する多角柱形状の回転多面鏡である。ポリゴンミラー25は、所定の回転数で回転し、シリンドリカルレンズ24を通過して入射するレーザを、fθレンズ26の方向に反射(偏向)して、主走査方向(感光体ドラム30の軸方向)に繰り返し走査する。
fθレンズ26は、ポリゴンミラー25により反射され、等角速度で走査されるレーザ光を、感光体ドラム30上で等速走査させるレンズである。実際には、ポリゴンミラー25で反射され、fθレンズ26を通過したレーザは、折返しミラー27により反射されて、防塵ガラス28を通過し、感光体ドラム30の表面に所定のビーム径でスポット状に結像される。このように、ポリゴンミラー25およびfθレンズ26により、レーザが感光体ドラム30上の主走査方向に繰り返し走査されることによって、感光体ドラム30上に静電潜像(潜像)が形成される。なお、fθレンズ26と折返しミラー27との間に、ポリゴンミラー25による面倒れを補正するためのバレルトロイダルレンズ(面倒れ補正用レンズ)を配置してもよい。バレルトロイダルレンズを配置することによって、ポリゴンミラー25の反射面の傾きによって、ポリゴンミラー25から反射されたレーザ光が、副走査方向にずれたとしても、レーザを感光体ドラム30上の同じ位置に結像させることができる。
同期検知センサ29は、感光体ドラム30の表面に対するレーザの主走査方向の書き込み領域外、かつ、レーザの走査上の主走査方向始点側に配置されたセンサである。同期検知センサ29は、ポリゴンミラー25により反射され、感光体ドラム30上に主走査方向に走査される直前のレーザを検知し、検知したタイミングで計測信号を生成し、後述する周期計測部14に出力する。
以上のように、LDユニット21から照射されたレーザは、コリメートレンズ22、アパーチャ23、シリンドリカルレンズ24、ポリゴンミラー25、fθレンズ26、折返しミラー27、防塵ガラス28の順に経由して、感光体ドラム30に達し、感光体ドラム30上に各色の画像の静電潜像を形成する。
なお、図2に示した光走査装置20の構成は一例であって、その他の光学系が備えられているものとしてもよい。
(制御装置の構成)
図3は、実施形態に係る画像形成装置の制御装置の構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、本実施形態に係る制御装置10の構成について説明する。
図3に示すように、制御装置10は、メイン制御部11と、ポリゴンモータ制御部12(第3制御部)と、LD制御部13(第1制御部)と、周期計測部14と、を有する。
メイン制御部11は、ポリゴンモータ制御部12およびLD制御部13を介して、それぞれポリゴンモータ25aの回転動作、およびLDユニット21の点灯動作等の制御を行ったり、その他各種演算処理を実行するモジュールである。
例えば、メイン制御部11は、ポリゴンモータ制御部12に対してタイミングの基準となるクロック信号、およびスタート信号を出力することによって、ポリゴンモータ25aの回転動作を制御する。また、メイン制御部11は、ポリゴンモータ制御部12から、ポリゴンモータ25aの回転動作の異常(周期異常等)を示すロック信号(回転エラー信号)を受信し、当該回転エラー信号の正否の判定を行う。
また、メイン制御部11は、LD制御部13に対して制御信号を出力することによって、所定のタイミングでLDユニット21を点灯させ、レーザを出力させる。この場合、LDユニット21から出力されたレーザは、ポリゴンモータ25aの回転駆動により回転するポリゴンミラー25によって偏向され、図2に示したように画像の書き出し位置に設置されている同期検知センサ29に入射することによって、同期検知センサ29は検知信号を、周期計測部14に出力する。また、周期計測部14は、同期検知センサ29から検知信号を受信することによって、同期検知センサ29へのレーザの入射の周期(スキャン周期)を計測し、計測した周期を示す計測信号をメイン制御部11へ出力する。なお、周期計測部14によって、同期検知センサ29からの検知信号によりレーザの入射の周期(スキャン周期)が計測されることに限定されるものではなく、メイン制御部11によって当該周期が計測されるものとしてもよい。
メイン制御部11は、算出部111と、記憶部112と、第1判定部113と、第2判定部114と、クリーニング制御部115(第2制御部)と、を有する。
算出部111は、同期検知センサ29により検知される検知信号の周期を示す周期計測部14からの計測信号に基づいて、後述する同期検知処理の処理時間を算出し、当該処理時間から同期検知処理で感光体ドラム30に印字されたトナー量を算出するモジュールである。同期検知処理は、同期検知センサ29により検知される検知信号の周期を示す周期計測部14からの計測信号から、ポリゴンモータ25aが正常に回転しているか否かを確認するための処理であり、詳細については後述する。また、算出部111は、算出したトナー量から、感光体ドラム30に印字されたトナーをクリーニングするのに必要な時間(クリーニング必要期間)を算出する。算出部111は、CPUによりプログラムが実行されることによって実現されるものとしてもよく、または、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるものとしてもよい。
記憶部112は、算出部111により算出されたクリーニング必要期間を記憶する記憶装置である。記憶部112は、不揮発性メモリ、またはRAM等の揮発性メモリのいずれによって実現されるものとしてもよい。記憶部112が揮発性メモリの場合、画像形成装置1の電源オン後、後述する同期検知処理が実行された場合に、記憶部112は、算出部111により算出されたクリーニング必要期間を記憶し、以後、この記憶部112に記憶されたクリーニング必要期間が用いられるものとすればよい。なお、記憶部112に記憶するクリーニング必要期間は、算出部111により算出されたクリーニング必要期間であることに限定されず、クリーニングに必要な時間が既知である場合、固定値であるクリーニング必要期間が記憶部112に記憶されているものとしてもよい。
第1判定部113は、画像形成開始前の期間、または画像形成期間(画像領域期間)同士の間の画像が形成されない期間において、後述する回転エラー信号が検知された場合に、同期検知処理の時間、および当該同期検知処理の実行によって必要となるクリーニングの時間(クリーニング必要期間)が確保できるか否かを判定するモジュールである。ここで、画像形成開始前の期間、または画像形成期間(画像領域期間)同士の間の画像が形成されない期間を、以下、非画像領域期間と称する場合がある。第1判定部113は、CPUによりプログラムが実行されることによって実現されるものとしてもよく、または、ASICまたはFPGA等の集積回路により実現されるものとしてもよい。
第2判定部114は、周期計測部14から受信した計測信号を用いて、同期検知センサ29へのレーザの入射の周期(スキャン周期)が正常であるか否かを判定するモジュールである。第2判定部114は、CPUによりプログラムが実行されることによって実現されるものとしてもよく、または、ASICまたはFPGA等の集積回路により実現されるものとしてもよい。
クリーニング制御部115は、クリーニングユニット31を制御して、感光体ドラム30に残存しているトナーの除去動作を制御するモジュールである。クリーニング制御部115は、CPUによりプログラムが実行されることによって実現されるものとしてもよく、または、ASICまたはFPGA等の集積回路により実現されるものとしてもよい。
ポリゴンモータ制御部12は、メイン制御部11から受信したクロック信号およびスタート信号に基づいて、ポリゴンモータ25aを回転駆動させるモジュールである。
LD制御部13は、メイン制御部11から受信した制御信号に従って、LDユニット21を点灯または消灯させるモジュールである。
周期計測部14は、同期検知センサ29から検知信号を受信することによって、同期検知センサ29へのレーザの入射の周期(スキャン周期)を計測するモジュールである。周期計測部14は、計測した周期を示す計測信号をメイン制御部11へ出力する。
(同期検知処理)
図4は、実施形態に係る画像形成装置の非画像領域における同期検知処理の流れの一例を示すタイミングチャートである。図5は、実施形態に係る画像形成装置の調整用パターンの画像形成時における処理の流れの一例を示すタイミングチャートである。図6は、実施形態に係る画像形成装置の同期検知処理の流れの一例を示すフローチャートである。図4~図6を参照しながら、本実施形態に係る画像形成装置1の非画像領域における同期検知処理について説明する。
通常、図4に示す非画像領域期間においてLDユニット21は消灯した状態であるが、メイン制御部11は、当該非画像領域期間において、図4に示すような同期検知処理を実行する。同期検知処理について、以下に説明する。メイン制御部11は、非画像領域期間において、ポリゴンモータ制御部12からポリゴンモータ25aの回転異常を示す回転エラー信号を受信すると、LD制御部13に対して点灯制御を開始させ、同期検知処理用にLDユニット21にレーザの点灯(照射)を行わせる。ポリゴンミラー25は常時回転した状態であるため、非画像領域期間においても、LDユニット21によるレーザの点灯(図4に示す「同期検知処理用点灯」)によって、ポリゴンミラー25の回転によりレーザが感光体ドラム30上を走査し、同期検知センサ29にレーザが繰り返し入射する。
そして、第2判定部114は、同期検知センサ29から検知信号を受信する周期計測部14から出力される計測信号を用いて、同期検知センサ29へのレーザの入射の周期(スキャン周期)が正常であるか否かを判定する。例えば、第2判定部114は、所定のスキャン回数(例えば図4に示す(1)~(4)の4回)だけレーザが走査した場合のスキャン周期が正常であるか否かを判定する。第2判定部114は、スキャン周期が正常であると判定した場合、ポリゴンモータ25aは正常に回転動作をしていると判断する。すなわち、第2判定部114は、ポリゴンモータ制御部12から回転エラー信号が出力された場合でも、ポリゴンモータ25aに回転異常が発生していないと判断する。これによって、例えば画像形成装置1の動作に伴うノイズ等の原因により、ポリゴンモータ制御部12から回転エラー信号が誤検知されたとしても、LDユニット21からレーザを強制的に点灯させ、実際のレーザのスキャン周期が正常であるか否かを判定するので、実際にポリゴンモータ25aに回転異常が発生したか否かを判断することができる。ここで、スキャン周期が正常であるとは、図4の(1)~(4)に示す検知信号がLow(L)状態になる間隔が等間隔となっている場合である。
なお、スキャン周期が正常であるか否かを判定するためのスキャン回数は、図4に示すような(1)~(4)の4回に限定されるものではなく、その他のスキャン回数分だけ判定を行うようにしてもよい。また、第2判定部114は、所定のスキャン回数だけレーザが走査した場合のスキャン周期が正常であるか否かを判定することに限定されるものではなく、例えば、所定時間だけレーザが走査した場合のスキャン周期が正常であるか否かを判定するものとしてもよい。所定回数または所定時間においてスキャン周期が正常であるか否かの具体的な判定方法としては、例えば、周期計測部14から出力される計測信号が示すスキャン周期の平均値が所定の範囲内であるか否かの判定、または、各スキャン周期のうち1つでも異常な周期が検知されるか否かの判定等が挙げられる。
また、上述のように、非画像領域期間においてLDユニット21からレーザが強制的に点灯されるため、感光体ドラム30上にはレーザが走査した分だけ印字されることになる。したがって、第2判定部114によりスキャン周期が正常であると判定された場合、図4に示すように、クリーニング制御部115は、クリーニングユニット31を制御して、感光体ドラム30に印字されたトナーを除去するクリーニングを実行する。これによって、感光体ドラム30上から余分なトナーが除去されるので、画像形成装置1の動作を停止させることなく、画像形成動作を継続することができる。
ただし、図4に示すように、非画像領域期間のうち、LDユニット21の強制点灯によるスキャン周期の判定処理(同期検知処理)が開始される前の時間および当該判定処理の時間(図4に示す制御適用期間)を除いた期間が、クリーニング処理を行うことが可能な期間(クリーニング可能期間)であるところ、このクリーニング可能期間が、実際のクリーニング処理に必要な期間(クリーニング必要期間)よりも短い場合、クリーニング処理を正常に実行することができないことになる。この場合、LDユニット21の強制点灯により感光体ドラム30に対する数ライン分の印字により、当該非画像領域期間後の画像領域期間(図4に示す「ページ有り」の期間)における画像形成動作によって、余分なトナーが記録紙に乗ってしまうことになる。
そこで、メイン制御部11は、ポリゴンモータ制御部12から回転エラー信号を受信した場合、第2判定部114によるレーザのスキャン周期が正常であるか否かの判定の前に、非画像領域期間がクリーニング処理を行うのに十分であるか否かを判定する。具体的には、算出部111は、予め、周期計測部14からの計測信号に基づいて、同期検知処理の処理時間を算出し、当該処理時間から同期検知処理で感光体ドラム30に印字されたトナー量を算出し、算出したトナー量から、感光体ドラム30に印字されたトナーをクリーニングするのに必要な時間(クリーニング必要期間)を算出し、当該クリーニング必要期間を記憶部112に記憶させておく。そして、第1判定部113は、ポリゴンモータ制御部12から回転エラー信号を受信した場合に、同期検知処理の時間、および記憶部112を参照して得られるクリーニング必要期間から、回転エラー信号を受信した非画像領域期間において、当該クリーニング必要期間が確保できるか否かを判定する。より詳しくは、第1判定部113は、非画像領域期間から、同期検知処理が開始される前の時間および当該同期検知処理の時間を除いた期間(クリーニング可能期間)が、クリーニング必要期間以上であるか否かを判定する。クリーニング必要期間が確保できると判定された場合(クリーニング可能期間がクリーニング必要期間以上であると判定された場合)、上述したように、メイン制御部11は、LD制御部13に対してLDユニット21に強制的にレーザの点灯を行わせ、第2判定部114は、スキャン周期が正常であるか否かの判定を行う。
次に、図5を参照しながら、非画像領域期間に調整用パターンの画像形成処理が行われる場合の処理について説明する。ここで、調整用パターンとは、記録紙に印字して測色器等に読み取らせることにより得られる測色値に基づいて、ICC(International Color Consortium)プロファイルの生成等の色調整処理を行うための印字パターンである。この調整用パターンの画像形成処理は、図5に示すように、所定のタイミングで非画像領域期間において実行される。図5に示す「調整用パターン用点灯」の期間が、調整用パターンの画像形成処理の期間に相当する。このような調整用パターンの画像形成処理中に、ポリゴンモータ制御部12から回転エラー信号が出力された場合、同期検知処理用にレーザを点灯させることができないため、メイン制御部11は、同期検知処理を実行しないものとする。一方、非画像領域期間であって、かつ調整用パターンの画像形成処理が実行されていない場合にポリゴンモータ制御部12から回転エラー信号が出力された場合、メイン制御部11は、同期検知処理を実行する。これによって、調整用パターン上にLDユニット21の強制点灯による数ラインの印字が行われてしまう事態を回避することができる。
次に、図6を参照しながら、同期検知処理の流れを総括して説明する。
<ステップS11>
メイン制御部11は、非画像領域期間にポリゴンモータ制御部12から回転エラー信号を検知(受信)したか否かを確認する。回転エラー信号を検知した場合(ステップS11:Yes)、ステップS12へ移行し、検知していない場合(ステップS11:No)、同期検知処理を終了する。
<ステップS12>
回転エラー信号を検知した場合、メイン制御部11は、調整用パターンの画像形成中か否かを判定する。調整用パターンの画像形成中でない場合(ステップS12:No)、ステップS13へ移行し、調整用パターンの画像形成中である場合(ステップS12:Yes)、同期検知処理を終了する。
<ステップS13>
さらに、メイン制御部11の第1判定部113は、同期検知処理の時間、および記憶部112を参照して得られるクリーニング必要期間から、非画像領域期間において、当該クリーニング必要期間が確保できるか否かを判定する。すなわち、第1判定部113は、非画像領域がクリーニング処理を実行するために十分であるか否かを判定する。非画像領域がクリーニング処理を実行するために十分である場合(ステップS13:Yes)、ステップS14へ移行し、十分でない場合(ステップS13:No)、同期検知処理を終了する。具体的な判定方法は、上述した通りである。
<ステップS14>
メイン制御部11は、LD制御部13に対して点灯制御を開始させ、同期検知処理用にLDユニット21にレーザの点灯(照射)を強制的に行わせる。そして、第2判定部114は、同期検知センサ29から検知信号を受信する周期計測部14から出力される計測信号を用いて、同期検知センサ29へのレーザの入射の周期(スキャン周期)が正常であるか否かを判定する。以上で、同期検知処理を終了する。
そして、スキャン周期が正常であると判定された場合、クリーニング制御部115は、クリーニングユニット31を制御して、感光体ドラム30に印字されたトナーを除去するクリーニングを実行する。一方、スキャン周期が異常であると判定された場合、メイン制御部11は、画像形成装置1の動作を停止する。この場合、メイン制御部11は、画像形成装置1の操作パネル等に異常停止した旨を表示させるようにすればよい。
(ポーリング制御処理)
図7は、実施形態に係る画像形成装置のポーリング制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7を参照しながら、ポーリング制御処理におけるポリゴンモータ25aの回転の異常を判定する動作について説明する。ポリゴンモータ制御部12からの回転エラー信号の検知は、メイン制御部11による一定周期のポーリング制御の中で、常時監視される。このようなポーリング制御処理において、ポリゴンモータ25aの回転の異常を判定する動作について説明する。
<ステップS21>
一定周期で実行されるポーリング制御において、メイン制御部11の第2判定部114は、同期検知センサ29から検知信号を受信する周期計測部14から出力される計測信号を用いて、同期検知センサ29へのレーザの入射の周期(スキャン周期、検知周期)が正常であるか否かを判定する。例えば、第2判定部114は、計測信号が示す検知周期が所定の期間内であるか否かの判定を行い、スキャン周期が当該期間外である場合、検知周期が異常であると判定する。検知周期が異常である場合(ステップS21:No)、ステップS22へ移行し、検知周期が正常である場合(ステップS21:Yes)、ポーリング制御処理を終了し、再びステップS21から繰り返す。
<ステップS22>
第2判定部114による検知周期が異常であるという判定が、所定回数(N回)連続して発生した場合(ステップS22:Yes)、レーザの入射の周期に異常があると判定され、ステップS23へ移行し、所定回数(N回)までは連続して発生していない場合(ステップS22:No)、ポーリング制御処理を終了し、再びステップS21から繰り返す。
<ステップS23>
そして、メイン制御部11(第3判定部)は、検知周期の異常が所定回数(N回)連続で発生したときが、画像形成中、すなわち画像領域期間であるか否かを判定する。画像形成中(画像領域期間)である場合(ステップS23:Yes)、ステップS24へ移行し、画像形成中でない、すなわち非画像領域期間である場合(ステップS23:No)、ポーリング制御処理を終了し、再びステップS21から繰り返す。
<ステップS24>
メイン制御部11は、検知周期(スキャン周期)の異常が所定回数(N回)連続で発生し、かつ画像領域期間である場合、ポリゴンモータ25aの回転異常が発生していると判断し、エラー処理として、画像形成装置1の動作を停止させる。これによって、ポーリング制御処理を終了する。
このように、図7に示したポーリング制御処理では、画像形成中、すなわち画像領域期間に、スキャン周期の異常(ポリゴンモータ25aの回転異常)が発生した場合にエラー処理を実行する。また、非画像領域期間におけるスキャン周期の異常は、上述の同期検知処理によって行われる。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置1(制御装置10)では、非画像領域期間において回転エラー信号が検知された場合、第1判定部113によって、同期検知処理の時間およびクリーニング必要期間から、非画像領域期間において当該クリーニング必要期間が確保できるか否かが判定され、非画像領域期間においてクリーニング必要期間が確保される場合に、LD制御部13によって、同期検知処理用にLDユニット21によるレーザの点灯(照射)が強制的に行われ、第2判定部114によって、同期検知センサ29から検知信号を受信する周期計測部14から出力される計測信号を用いて、同期検知センサ29へのレーザの入射の周期(スキャン周期)が正常であるか否かが判定されるものとしている。これによって、非画像領域期間における同期検知処理後の感光体ドラム30に対するクリーニング必要期間を考慮して、当該同期検知処理およびクリーニング処理を実行することができるので、LDユニット21の強制点灯に伴い感光体ドラム30上に印字されたトナーを除去することができ、感光体ドラム30にトナーが残ることによる地汚れの発生を抑制することができる。
なお、上述の同期検知処理において、ポリゴンモータ制御部12からの回転エラー信号から検知された場合に、第1判定部113および第2判定部114による判定処理が行われるものとしているが、これに限定されるものではない。すなわち、回転エラー信号の有無にかかわらず、非画像領域期間において、所定の条件(例えば、前回の同期検知処理の実行から所定期間経過した場合等)を満たす場合に、第1判定部113および第2判定部114による判定処理が行われるものとしてもよい。
また、上述の実施形態において、画像形成装置1の制御装置10の各機能部の少なくともいずれかがプログラムの実行によって実現される場合、そのプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、上述の実施形態において、画像形成装置1の制御装置10で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD-R(Compact Disk-Recordable)、またはDVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態において、画像形成装置1の制御装置10で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態において、画像形成装置1の制御装置10で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、上述の実施形態において、画像形成装置1の制御装置10で実行されるプログラムは、上述した各モジュールのうち少なくともいずれかを含む構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上述の記憶装置からプログラムを読み出して実行することにより、上述の各モジュールが主記憶装置上にロードされて生成されるようになっている。
1 画像形成装置
2 上位装置
10 制御装置
11 メイン制御部
12 ポリゴンモータ制御部
13 LD制御部
14 周期計測部
20 光走査装置
21 LDユニット
22 コリメートレンズ
23 アパーチャ
24 シリンドリカルレンズ
25 ポリゴンミラー
25a ポリゴンモータ
26 fθレンズ
27 折返しミラー
28 防塵ガラス
29 同期検知センサ
30、30a~30d 感光体ドラム
31、31a~31d クリーニングユニット
32、32a~32d 帯電装置
33、33a~33d 現像ローラ
34、34a~34d トナーカートリッジ
40 転写ベルト
42 転写ローラ
45 濃度検出器
46、46a~46d ホームポジションセンサ
50 定着ローラ
54 給紙コロ
56 レジストローラ対
58 排紙ローラ
60 給紙トレイ
70 排紙トレイ
80 通信制御装置
111 算出部
112 記憶部
113 第1判定部
114 第2判定部
115 クリーニング制御部
特開平03-204610号公報

Claims (10)

  1. 感光体上にレーザ光源から照射されるレーザをポリゴンミラーにより走査してトナーによる画像形成を行う画像形成装置の制御装置であって、
    画像形成が行われない期間である非画像領域期間に、前記感光体上のトナーに対するクリーニング処理に必要な期間であるクリーニング必要期間が確保できるか否かを判定する第1判定部と、
    前記第1判定部により前記クリーニング必要期間が確保できると判定された場合、前記レーザ光源に前記レーザの照射を行わせる第1制御部と、
    前記レーザを検知する検知部から出力される検知信号に基づいて、前記レーザが前記検知部に入射する周期が正常であるか否かを判定する第2判定部と、
    前記第2判定部により前記周期が正常であると判定された場合、前記レーザの前記感光体に対する走査に伴い発生したトナーに対して、クリーニング装置を用いた前記クリーニング処理を実行する第2制御部と、
    を備えた制御装置。
  2. 前記第2判定部により前記周期が正常であると判定された場合、前記画像形成装置の動作を停止させない請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第1制御部は、前記第1判定部により前記クリーニング必要期間が確保できないと判定された場合、前記レーザ光源に前記レーザを照射させない請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータの回転制御を行う第3制御部を、さらに備え、
    前記第1判定部は、前記第3制御部から前記ポリゴンモータの回転の異常を示す回転エラー信号が検知された場合に、前記非画像領域期間に前記クリーニング必要期間が確保できるか否かを判定する請求項1~3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記第1判定部は、前記非画像領域期間に調整用パターンの画像形成が行われていない場合に、前記非画像領域期間に前記クリーニング必要期間が確保できるか否かを判定する請求項1~4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記検知部から出力される前記検知信号を受信して、該検知信号に基づいて前記周期を計測し、計測した該周期を示す計測信号を出力する周期計測部を、さらに備え、
    前記第2判定部は、前記周期計測部から出力される前記計測信号を用いて、前記周期が正常であるか否かを判定する請求項1~5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記周期計測部から出力される前記計測信号に基づいて、前記クリーニング必要期間を算出する算出部を、さらに備え、
    前記第1判定部は、前記非画像領域期間において、前記算出部により算出された前記クリーニング必要期間が確保できるか否かを判定する請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記算出部により算出された前記クリーニング必要期間を記憶する記憶部を、さらに備え、
    前記第1判定部は、前記非画像領域期間において、前記記憶部に記憶された前記クリーニング必要期間が確保できるか否かを判定する請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記第2判定部は、前記制御装置のポーリング制御において、前記検知部から出力される前記検知信号に基づいて、前記周期が異常であるか否かを判定し、
    前記第2判定部により前記ポーリング制御において前記周期が異常であると判定された場合、画像形成中であるか否かを判定する第3判定部を、さらに備え、
    前記第2判定部により前記周期が異常であると判定された場合、前記画像形成装置の動作を停止させる請求項1~8のいずれか一項に記載の制御装置。
  10. 前記レーザを照射する前記レーザ光源と、
    前記レーザを反射することによって該レーザを走査する前記ポリゴンミラーと、
    前記レーザが走査される前記感光体と、
    請求項1~9のいずれか一項に記載の制御装置と、
    を備えた画像形成装置。
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