JP2022075135A - センサモジュール - Google Patents

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Abstract

Figure 2022075135000001
【課題】安価な構成で絶縁膜の影響を低減できるセンサモジュールを提供する。
【解決手段】センサモジュール1は、電源側接続部30を介して電源31に接続されるモジュール側接続部10と、電源31から電源側接続部30及びモジュール側接続部10を介して通電され、センサ40を制御する制御IC11と、モジュール側接続部10と制御IC11とに亘って設けられる第1電源線12と、電源側接続部30及びモジュール側接続部10に流れる電流を増大させる指示を行う増大指示部14と、第1電源線12と当該第1電源線12よりも低い電位が印加される第2電源線13とに亘って設けられ、増大指示部14の指示に応じて電流を増大させる電流増大部17と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部からコネクタを介して電力が供給され、センサを制御する制御ICを備えるセンサモジュールに関する。
従来、センサを制御する制御ICを備えたセンサモジュールが利用されてきた。このようなセンサモジュールは、外部からコネクタを介して電力が共有されるものがある(例えば特許文献1)。
特許文献1には、車両用ドアハンドル装置が記載されている。この車両用ドアハンドル装置は、車両ドアの施解錠を行うために利用され、ドアアウタパネルに設けられるアウトサイドドアハンドルにドアのロック及びアンロックを検知するセンサ部(ロック検知領域及びアンロック検知領域)が設けられている。このセンサ部はセンサICにより制御され、センサICは第1の電線及び第2の電線により接続された駆動ECUから電力が供給される。第1の電線は一端が第1制御部側端子に接続され、他端が第1モジュール側端子に接続される。また、第2の電線は一端が第2制御部側端子に接続され、他端が第2モジュール側端子に接続される。
ここで、例えばコネクタ等を用いて二つの端子を接続する場合、当該二つの端子に錫メッキが施されていると、二つの端子の夫々に絶縁膜(酸化膜)が形成され、導電性が悪化する可能性があることが知られている。そこで、特許文献2に記載の技術のように、端子に金メッキを施すことが考えられる。
特開2018-40186号公報 特開2013-177654号公報
しかしながら、特許文献2に記載の技術は、金メッキの材料コストが増大し、その結果、センサモジュールのコストアップの要因となる。
そこで、安価な構成で絶縁膜の影響を低減することができるセンサモジュールが求められる。
本発明に係るセンサモジュールの特徴構成は、電源側接続部を介して電源に接続されるモジュール側接続部と、前記電源から前記電源側接続部及び前記モジュール側接続部を介して通電され、センサを制御する制御ICと、前記モジュール側接続部と前記制御ICとに亘って設けられる第1電源線と、前記電源側接続部及び前記モジュール側接続部に流れる電流を増大させる指示を行う増大指示部と、前記第1電源線と当該第1電源線よりも低い電位が印加される第2電源線とに亘って設けられ、前記増大指示部の前記指示に応じて前記電流を増大させる電流増大部と、を備えている点にある。
このような特徴構成とすれば、第1電源線に通常の制御ICの動作時よりも大電流を流すことができる。また、一時的に大電流を流すことで、例えば電源側接続部やモジュール側接続部に絶縁膜が形成されている場合に、当該絶縁膜を破壊し易くできる。このように電流の増大により絶縁膜を破壊し易くできるため、安価な構成で絶縁膜の影響を低減することが可能となる。
また、増大後の前記電流の電流値は、前記電源側接続部及び前記モジュール側接続部の少なくとも何れか一方に形成された絶縁膜を絶縁破壊可能な電流値であると好適である。
このような構成とすれば、一時的に大電流を流すことで酸化膜を絶縁破壊し、導通不良を防止し、電力供給の伝達効率を向上することが可能となる。したがって、安定した電圧の供給が可能となる。また、絶縁膜の形成を抑制するために例えば金メッキ等を用いる必要がないので、コストアップを防止できる。
また、前記増大指示部は、前記制御ICへの通電開始後、予め設定された時間が経過した後、前記指示を行うと好適である。
このような構成とすれば、制御ICが通電開始直後に初期化される構成である場合に、制御ICの初期化を適切に行うことが可能となる。
また、前記第2電源線に対する前記第1電源線の電位差を検出する検出部を更に有し、前記増大指示部は、前記検出部の検出結果が予め設定された範囲外となった場合に前記指示を行うと好適である。
このような構成とすれば、第1電源線に印加される電圧の電圧値に応じて電流の増大を行うことが可能となる。
また、前記電流増大部は、増大させる電流の電流値を設定する抵抗器と、当該抵抗器と直列に接続され、前記指示に応じて開閉制御されるスイッチとを含み、前記抵抗器及び前記スイッチは前記制御ICに内蔵されていると好適である。
このような構成とすれば、スイッチの開閉制御により電流を増大したり、電流の増大を停止したりできるので、制御を容易にすることができる。したがって、電流の増大している状態と増大していない状態とを適切に切り替えることが可能となる。また、抵抗器とスイッチとを制御ICに内蔵することで、部品点数を削減することができる。更に、スイッチの開閉状態を切り替えることにより電流を増大したり停止したりできるので、電源に対する負荷を低減できる。
また、前記増大指示部は、前記センサの起動完了後に前記指示を行うと好適である。
このような構成とすれば、センサの初期化を適切に行うことができるので、適切にセンサを制御することが可能となる。
また、前記制御ICは所定時間毎に前記センサを駆動させ、前記増大指示部は、前記制御ICが前記センサの駆動を行っていないときに前記指示を行うと好適である。
このような構成とすれば、センサの動作中に電流の増大を行わないため、電流の増大に伴う電圧値の変動を防止でき、センサを適切に制御することが可能となる。
センサモジュールの構成を示すブロック図である。 センサモジュールの動作を示すタイミングチャートである。 センサモジュールの処理を示すフローチャートである。 その他の実施形態に係るセンサモジュールの構成を示すブロック図である。 その他の実施形態に係るセンサモジュールの構成を示すブロック図である。 その他の実施形態に係るセンサモジュールの構成を示すブロック図である。
本発明に係るセンサモジュールは、通電に利用される電源線を流れる電流を増大させることができるように構成される。以下、本実施形態のセンサモジュール1について説明する。
図1は、本実施形態のセンサモジュール1の構成を模式的に示したブロック図である。図1に示されるように、センサモジュール1は、モジュール側接続部10、制御IC11、第1電源線12、増大指示部14、電流増大部17、検出部18を備えて構成され、各機能部は、電源線を流れる電流の増大に係る処理を行うために、CPUを中核部材としてハードウェア又はソフトウェア或いはその両方で構築されている。
モジュール側接続部10は、電源側接続部30を介して電源31に接続される。ここで、本実施形態では、センサモジュール1は車両のドア(例えばスライドドア)の開閉を制御するためのユーザ操作を検知するセンサ(例えば静電容量センサ)40の動作を制御する場合の例を挙げて説明する。また、本実施形態では、電源側接続部30は、車両ECU2のVin端子とセンサモジュール1の正端子10Aとを接続するハーネス60のうち、正端子10Aと接続されるコネクタ61の端子30Aが相当する。また、電源31は車両に搭載されるバッテリが相当する。したがって、モジュール側接続部10は、ハーネス60におけるコネクタ61の電源側接続部30を介して車両に搭載されるバッテリに接続される。なお、本実施形態では、モジュール側接続部10は、車両ECU2からセンサモジュール1に対して電力供給が行われる正端子10Aと基準電位(GND電位)が印加される負端子10Bとを含む。したがって、電源側接続部30は、上述した端子30Aだけでなく負端子10Bと接続される端子30Bも含まれる。
制御IC11は、電源31から電源側接続部30及びモジュール側接続部10を介して通電され、センサ40を制御する。したがって、制御IC11は電源31及びセンサ40と接続される。本実施形態では、制御IC11に制御部15が設けられ、この制御部15がセンサ40の制御を行う。制御部15によるセンサ40の制御は特に限定されるものではなく、ここでの説明は省略する。
第1電源線12は、モジュール側接続部10と制御IC11とに亘って設けられる。「モジュール側接続部10と制御IC11とに亘って設けられる」とは、電源31から供給される電力を、モジュール側接続部10を介して制御IC11に伝達可能に設けられることを意味する。なお、図1に示されるように、第1電源線12に保護用のダイオードD1や電流制限用の抵抗器R1が含まれていても良い。
また、上述したようにモジュール側接続部10は端子30Bを介して車両ECU2のGND電位と接続される負端子10Bを有するが、この負端子10Bには制御IC11の基準端子が第2電源線13を介して接続される。第1電源線12と第2電源線13とに亘って、保護用のツェナーダイオードZD、電圧及び電流の脈動を平滑するコンデンサC1及びコンデンサC2が設けられる。
増大指示部14は、電源側接続部30及びモジュール側接続部10に流れる電流を増大させる指示を行う。電源側接続部30及びモジュール側接続部10に流れる電流とは、電源31から電源側接続部30及びモジュール側接続部10に流れる電流である。本実施形態では、増大指示部14は、制御IC11に印加される電圧の電圧値に応じて電源側接続部30及びモジュール側接続部10に流れる電流を増大させる指示を行う。
本実施形態では、検出部18が第2電源線13に対する第1電源線12の電位差を検出する。具体的には、制御IC11に印加された電圧を、レギュレータ16で所定の電圧値に降圧し、コンパレータの一方の入力端子に入力する。また、コンパレータの他方の入力端子には制御IC11に印加された電圧を抵抗器R3及び抵抗器R4で分圧した電圧が印加される。したがって、検出部18は、制御IC11に印加された電圧が所定の電圧値より大きいか否か(小さいか否か)を判定する、すなわち、制御IC11に印加された電圧と所定の電圧値との電位差を検出する。
増大指示部14には、検出部18の検出結果が伝達され、検出部18の検出結果が予め設定された範囲外となった場合に指示(電流の増大指示)を行う。具体的には、増大指示部14は、検出部18から伝達される判定結果、すなわち制御IC11に印加された電圧が所定の電圧値(レギュレータ16で降圧する所定の電圧値)より大きいか否か(小さいか否か)の判定結果に応じて、電流の増大指示を行う。レギュレータ16で降圧する所定の電圧値は、増大指示部14が指示を行う閾値に相当する。本実施形態では、増大指示部14は、制御IC11に印加された電圧が所定の電圧値より小さい場合に電流を増大する指示を行うように構成される。
電流増大部17は、第1電源線12と当該第1電源線12よりも低い電位が印加される第2電源線13とに亘って設けられ、増大指示部14の指示に応じて電流を増大させる。「第1電源線12と当該第1電源線12よりも低い電位が印加される第2電源線13とに亘って設けられ」とは、本実施形態では、一端は電源31からの電力が供給される第1電源線12に接続され、他端はGND電位が印加される第2電源線13に接続されることを意味する。増大指示部14の指示に応じて電流を増大させるとは、増大指示部14による上述した検出部18から伝達される判定結果、すなわち制御IC11に印加された電圧が所定の電圧値より大きいか否か(小さいか否か)の判定結果に応じた指示を受け、電流を増大させることをいう。
本実施形態では、電流増大部17は、抵抗器R2とスイッチSWとを含んで構成される。抵抗器R2の一方の端子が第1電源線12に接続され、抵抗器R2の他方の端子はスイッチSWの一方の端子と接続される。スイッチSWの他方の端子は第2電源線13に接続される。したがって、スイッチSWは抵抗器R2と直列に接続される。抵抗器R2は、増大指示部14の指示に応じて電源側接続部30及びモジュール側接続部10において増大させる電流の電流値を設定する。具体的には、増大させる電流を大きくしたい程、抵抗器R2の抵抗値を小さくし、増大させる電流を小さくしたい程、抵抗器R2の抵抗値を大きくすると良い。スイッチSWは、増大指示部14の指示に応じて開閉制御される。すなわち、増大指示部14から電流を増大させる指示を受けた場合にはスイッチSWを閉状態にし、増大指示部14から電流を増大させる指示を受けない場合にはスイッチSWを開状態にする。これにより、増大指示部14から電流を増大させる指示を受けた場合に、第1電源線12から第2電源線13に対して、第1電源線12と第2電源線13との電位差を抵抗器R2の抵抗値で徐した値からなる電流値の電流を流すことが可能となる。
本実施形態では、抵抗器R2及びスイッチSWは制御IC11に内蔵されている。これにより、抵抗器R2及びスイッチSWを制御IC11に内蔵しない場合に比べてコンパクトに構成することが可能となる。
また、増大指示部14から電流を増大させる指示を受けた場合に、電流増大部17は、第1電源線12から第2電源線13に対して、第1電源線12と第2電源線13の電位差を抵抗器R2の抵抗値で徐した値からなる電流値の電流を流すが、この増大後の電流の電流値は、電源側接続部30及びモジュール側接続部10の少なくとも何れか一方に形成された絶縁膜を絶縁破壊可能な電流値であると好適である。これにより、電源側接続部30やモジュール側接続部10における各端子(正端子10A、負端子10B、端子30A、端子30B)が酸化して形成された絶縁物(酸化膜)を、電流増大部17により増大された電流で絶縁破壊させることが可能となる。
図2は、センサモジュール1の動作を示すタイミングチャートである。図2に示されるように、制御IC11は、(a)で示されるように通電されると、(b)で示されるように初期化が行われる。図2では、「センサ起動シーケンス」と示されている。したがって、増大指示部14は、センサ40の起動完了後に指示を行うように構成される。これにより、制御IC11の初期化と共に、センサ40の初期化を適切に行うことが可能となる。
また、増大指示部14は、制御IC11への通電開始後、予め設定された時間が経過した後、指示を行うように構成される。予め設定された時間とは、例えば電源側接続部30及びモジュール側接続部10に形成された酸化膜が通電に与える影響が少ない状態に係る時間である。例えば図2の(e)に示されるように、センサ起動シーケンス後に所定の処理(例えば基準値の取り込み(図2の(c)))が行われ、その後、予め設定された時間T1が経過する毎に、増大指示部14が指示を行うようにすることで、定期的に電流を増大でき、酸化膜の形成を抑制することが可能となる。
また、例えば図2の(d)に示されるように、制御IC11は所定時間毎にセンサ40を駆動させる。この場合、図2の(e)に示されるように、増大指示部14は、制御IC11がセンサ40の駆動を行っていないときに指示を行うと良い。これにより、制御IC11によるセンサ40との通信を妨げないようにすることが可能となる。
次に、図3のフローチャートを用いてセンサモジュール1の処理について説明する。まず、電源31から電源側接続部30及びモジュール側接続部10を介してセンサモジュール1に電力供給される(ステップ#1)。電力供給の後、センサモジュール1及びセンサ40の起動が完了していなければ(ステップ#2:No)、処理を保留する。センサモジュール1及びセンサ40の起動が完了していれば(ステップ#2:Yes)、センサ40が動作中であるか否かの確認が行われる。センサ40が動作中であれば(ステップ#3:No)、処理を保留する。センサ40が動作中でなければ(ステップ#3:Yes)、センサ40が検知出力を行っているか否か、すなわち制御IC11がセンサ40と通信を行っているか否かの確認が行われる。
センサ40が検知出力を行っていれば(ステップ#4:No)、処理を保留する。センサ40が検知出力を行っていなければ(ステップ#4:Yes)、電源電圧(電源31から印加される電圧の電圧値)が低下しているか否か、すなわち予め設定された範囲外となっているか否かの確認が行われる。電源電圧が低下していなければ(ステップ#5:No)、処理を保留する。電源電圧が低下していれば(ステップ#5:Yes)、制御IC11への通電開始後、予め設定された時間が経過しているか否かの確認が行われる。
制御IC11への通電開始後、予め設定された時間が経過していなければ(ステップ#6:No)、処理を保留する。制御IC11への通電開始後、予め設定された時間が経過していれば(ステップ#6:Yes)、増大指示部14が電流を増大させる指示を行う。この指示に応じて、スイッチSWが所定時間に亘って閉状態にされる(ステップ#7)。その後、増大指示部14が電流を増大させる指示を停止する。この指示の停止に応じて、スイッチSWが開状態にされ(ステップ#8)、処理を終了する。このようにしてセンサモジュール1は処理を行う。なお、この時、上述した電源電圧の低下量に応じてスイッチSWを閉状態にする時間を変更しても良い。
ここで、図3で示したフローチャートにおいては、状況の判定処理として、ステップ#2-ステップ#6を行うように説明した。例えば、センサモジュール1が、ステップ#1、及びステップ#6-ステップ#8のフローチャートからなる処理を行うように構成することで、定期的にスイッチSWを開閉制御し、酸化膜の発生を防止することが可能となる。また、センサモジュール1が、ステップ#1、ステップ#2、及びステップ#6-ステップ#8のフローチャートからなる処理を行うようにすることも可能であるし、ステップ#1、ステップ#3、及びステップ#6-ステップ#8のフローチャートからなる処理を行うようにすることも可能である。更には、ステップ#1、ステップ#4、及びステップ#6-ステップ#8のフローチャートからなる処理を行うようにすることも可能である。これらの場合には、センサ40を適切に制御できると共に、酸化膜の発生を防止することが可能である。更には、ステップ#1、ステップ#5、及びステップ#7-ステップ#8のフローチャートからなる処理を行うようにすることも可能である。係る場合には、電源31の出力電圧の低下を抑制することが可能である。もちろん、上記以外の組み合わせに限定されることなく、図3のフローチャートにおいて、適宜、ステップを組み合わせて構成することが可能である。
〔その他の実施形態〕
上記実施形態では、センサモジュール1が車両のドア(例えばスライドドア)の開閉を制御するためのユーザ操作を検知するセンサ(例えば静電容量センサ)40の動作を制御する場合の例を挙げて説明したが、センサモジュール1は他のセンサ(例えば超音波センサ、赤外線センサ、ひずみゲージセンサなど)の動作を制御するものであっても良い。また、車両のドアは、スイングドアであっても良いし、バックドアであっても良い。
上記実施形態では、電源側接続部30は、車両ECU2のVin端子とセンサモジュール1の正端子10Aとを接続するハーネス60のうち、正端子10Aと接続されるコネクタ61の端子30Aが相当するとして説明したが、電源側接続部30は車両ECU2のVin端子とセンサモジュール1の正端子10Aとを接続するハーネス60のうち、Vin端子と接続されるコネクタの端子であっても良い。
上記実施形態では、増大後の電流の電流値は、電源側接続部30及びモジュール側接続部10の少なくとも何れか一方に形成された絶縁膜を絶縁破壊可能な電流値であるとして説明したが、増大後の電流の電流値は、電源側接続部30及びモジュール側接続部10の双方に形成された絶縁膜を絶縁破壊可能な電流値であっても良い。
上記実施形態では、増大指示部14は、制御IC11への通電開始後、予め設定された時間が経過した後、電流を増大させる指示を行うとして説明したが、増大指示部14は、制御IC11への通電開始後、直ちに電流を増大させる指示を行うように構成することも可能である。
上記実施形態では、センサモジュール1は、第2電源線13に対する第1電源線12の電位差を検出する検出部18を更に有し、増大指示部14は、検出部18の検出結果が予め設定された範囲外となった場合に指示を行うとして説明した。具体的には、増大指示部14は、制御IC11に印加された電圧が所定の電圧値(レギュレータ16で降圧する所定の電圧値)より大きいか否か(小さいか否か)を判定し、その判定結果に応じて指示を行うとして説明した。上記の範囲として、例えば上限値と下限値とを予め設定しておくことも可能である。係る場合、図4に示すように、レギュレータ16とコンパレータとをもう1組(レギュレータ161及びコンパレータ)用いて、例えばレギュレータ16で上限値を設定し、レギュレータ161で下限値を設定するように構成すると良い。この時、レギュレータ161と共に用いられるコンパレータに入力する電圧は、抵抗器R31と抵抗器R41とで分圧した電圧を入力すると良い。また、センサモジュール1は、検出部18を備えずに構成することも可能である。
上記実施形態では、電流増大部17は、増大させる電流の電流値を設定する抵抗器R2と、当該抵抗器R2と直列に接続され、指示に応じて開閉制御されるスイッチSWとを含むとして説明したが、電流増大部17は抵抗器R2及びスイッチSWとは異なる構成で電流を増大させることができるように構成することも可能である。また、図5に示されるように、図1における抵抗器R2に代えて抵抗値を変更できる可変抵抗器VRを用いて構成することも可能であるし、図6に示されるように、抵抗器R2とスイッチSWとを直列に接続した回路に対して、抵抗器R21とスイッチSW1とを直列に接続した回路や、抵抗器R22とスイッチSW2とを直列に接続した回路を並列に接続して構成することも可能である。係る場合、例えば電源電圧の電圧値に応じて増大する電流値を調整することが可能となる。なお、追加する抵抗器とスイッチとを直列に接続した回路は少なくとも1つでよい。
上記実施形態では、抵抗器R2及びスイッチSWは制御IC11に内蔵されているとして説明したが、抵抗器R2及びスイッチSWは制御IC11に対して所謂外付けで構成しても良い。
上記実施形態では、増大指示部14は、センサ40の起動完了後に指示を行うとして説明したが、増大指示部14はセンサ40の起動完了にかかわらずに指示を行うように構成することも可能である。
上記実施形態では、増大指示部14は、制御IC11が所定時間毎のセンサ40の駆動を行っていないときに指示を行うとして説明したが、増大指示部14は制御IC11がセンサ40を駆動させる制御割り込みをして指示を行うように構成することも可能である。
本発明は、外部からコネクタを介して電力が供給され、センサを制御する制御ICを備えるセンサモジュールに用いることが可能である。
1:センサモジュール
10:モジュール側接続部
11:制御IC
12:第1電源線
13:第2電源線
14:増大指示部
17:電流増大部
18:検出部
30:電源側接続部
31:電源
40:センサ
60:ハーネス
61:コネクタ
R2:抵抗器
SW:スイッチ

Claims (7)

  1. 電源側接続部を介して電源に接続されるモジュール側接続部と、
    前記電源から前記電源側接続部及び前記モジュール側接続部を介して通電され、センサを制御する制御ICと、
    前記モジュール側接続部と前記制御ICとに亘って設けられる第1電源線と、
    前記電源側接続部及び前記モジュール側接続部に流れる電流を増大させる指示を行う増大指示部と、
    前記第1電源線と当該第1電源線よりも低い電位が印加される第2電源線とに亘って設けられ、前記増大指示部の前記指示に応じて前記電流を増大させる電流増大部と、
    を備えるセンサモジュール。
  2. 増大後の前記電流の電流値は、前記電源側接続部及び前記モジュール側接続部の少なくとも何れか一方に形成された絶縁膜を絶縁破壊可能な電流値である請求項1に記載のセンサモジュール。
  3. 前記増大指示部は、前記制御ICへの通電開始後、予め設定された時間が経過した後、前記指示を行う請求項1又は2に記載のセンサモジュール。
  4. 前記第2電源線に対する前記第1電源線の電位差を検出する検出部を更に有し、
    前記増大指示部は、前記検出部の検出結果が予め設定された範囲外となった場合に前記指示を行う請求項1から3のいずれか一項に記載のセンサモジュール。
  5. 前記電流増大部は、増大させる電流の電流値を設定する抵抗器と、当該抵抗器と直列に接続され、前記指示に応じて開閉制御されるスイッチとを含み、
    前記抵抗器及び前記スイッチは前記制御ICに内蔵されている請求項1から4のいずれか一項に記載のセンサモジュール。
  6. 前記増大指示部は、前記センサの起動完了後に前記指示を行う請求項1から5のいずれか一項に記載のセンサモジュール。
  7. 前記制御ICは所定時間毎に前記センサを駆動させ、
    前記増大指示部は、前記制御ICが前記センサの駆動を行っていないときに前記指示を行う請求項1から6のいずれか一項に記載のセンサモジュール。
JP2020185723A 2020-11-06 2020-11-06 センサモジュール Active JP7501314B2 (ja)

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