JP2022073690A - 超音波接合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホーンと集電箔との溶着及びアンビルと集電端子との溶着を発生させることなく集電箔の剥離を低減することができる複数積層された集電箔と集電端子との4超音波接合方法を提供する。【解決手段】複数枚積層された集電箔21と集電端子22との超音波接合方法であって、集電箔21と対向する表面に複数の凸部22Aを形成した集電端子22を用い、複数枚積層された集電箔21と集電端子22とを超音波接合によって溶着接合する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば電池の複数枚積層された集電箔と集電端子との超音波接合方法に関する。
従来、超音波による振動を接合対象に印加して溶着接合する超音波接合が公知である。電池の複数枚積層された集電箔と集電端子との超音波接合では、ホーン(加振源)側に複数枚積層された集電箔が配置され、アンビル(固定端)側に集電端子が配置されて振動が印加される。
例えば、特許文献1には、複数枚積層された集電箔と集電端子との超音波接合方法として、集電端子を平面に加工することによって集電端子と集電箔との接合面を安定させて、接合強度を向上させる超音波接合方法が開示されている。
特開2015-213945号公報
しかし、特許文献1に開示される超音波接合方法において、集電箔の枚数が多い、又は集電箔材質の硬度が高い場合には、集電端子と集電箔との接合は強固となるものの、集電箔同士の接合強度が低くなり、集電箔の剥離が生じることがある。
上述した集電箔の剥離を回避するため、加圧力又は振動振幅を大きくすることが考えられる。しかし、加圧力又は振動振幅を大きくした場合には、ホーンと集電箔との摩擦熱が大きくなりホーンと集電箔との間で溶着が発生する。このとき、ホーンと集電箔との摩擦熱が集電端子からアンビルに伝達し、アンビルと集電端子との間でも溶着が発生する。
そこで、本発明は、ホーンと集電箔との溶着及びアンビルと集電端子との溶着を発生させることなく集電箔の剥離を低減することができる超音波接合方法を提供することを目的とする。
本発明に係る超音波接合方法は、複数枚積層された集電箔と集電端子との超音波接合方法であって、集電箔と対向する表面に複数の凸部を形成した集電端子を用意し、複数枚積層された集電箔と集電端子とを超音波接合によって溶着接合することを特徴とする。
本発明は、ホーンと集電箔との溶着及びアンビルと集電端子との溶着を発生させることなく集電箔の剥離を低減することができる。
実施形態に係る超音波接合装置を示す模式図である。 集電端子の集電箔と対向する面を示す斜視図である。 実施形態の一例である超音波接合工程の流れを示すフローである。 (A)実施形態の一例である超音波接合工程による複数積層された集電箔及び集電端子の断面の温度分布を示す図、(B)従来の超音波接合工程による複数積層された集電箔及び集電端子の断面の温度分布を示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。以下の説明において、具体的な形状、材料、方向、数値等は、本開示の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等に合わせて適宜変更することができる。
図1を用いて、実施形態に係る超音波接合装置10について説明する。図1は、超音波接合装置10を示す模式図である。
超音波接合装置10は、超音波による振動を複数積層された集電箔21と集電端子22とに印加して複数積層された集電箔21と集電端子22とを溶着接合する装置である。複数積層された集電箔21及び集電端子22は、例えば二次電池の複数積層された正極タブ及び正極集電端子、或いは複数積層された負極タブ及び負極集電端子であってもよい。
図1に示すように、超音波接合装置10は、集電端子22を載置する台座であって、表面に複数の凸部が形成されるアンビル11と、アンビル11と対向して設けられ、表面に複数の凸部が形成され、複数積層された集電箔21に超音波振動を印加するホーン12とを備える。
超音波接合装置10によって複数積層された集電箔21と集電端子22とを溶着接合する際には、アンビル11とホーン12とで複数積層された集電箔21と集電端子22とを所定圧力で加圧しながらホーン12を超音波振動させる。
図1及び図2を用いて、実施形態に係る集電端子22について説明する。図2は、集電端子22を示す斜視図である。
図2に示すように、集電端子22の集電箔21と対向する表面には、複数の凸部22Aが設けられる。凸部22Aは、四角錘に形成されるが、三角錐又は円錐に形成されてもよい。複数の凸部22Aは、規則的に整列して形成されることが好ましい。凸部22Aは、塑性加工によって形成されることが好ましいが、例えばプレス加工又は鍛造加工によって形成されてもよい。
図3を用いて、実施形態の一例である超音波接合工程S10の流れについて説明する。図3は、超音波接合方法の流れを示すフロー図である。
超音波接合方法としての超音波接合工程S10は、上述した超音波接合装置10を用いて、超音波による振動を複数積層された集電箔21と集電端子22とに印加して複数積層された集電箔21と集電端子22とを溶着接合する装置である。超音波接合方法によれば、詳細は後述するが、ホーン12と集電箔21との溶着及びアンビル11と集電端子22との溶着を発生させることなく、複数積層された集電箔21同士及び集電箔21と集電端子22との溶着接合を行うことができる。また、集電箔21の剥離を低減することができる。
超音波接合方法は、表面に複数の凸部22Aを形成した集電端子22をアンビル11に設置する工程S11と、アンビル11とホーン12とで複数積層された集電箔21と集電端子22とを所定圧力で加圧しながらホーン12を超音波振動させる超音波振動工程S12とを含む。
工程S11で設置された集電端子22の集電箔21と対向する表面には、複数の凸部22Aが形成されている。表面加工は、例えばプレス加工又は鍛造加工によって複数の凸部22Aを形成してもよい。
超音波振動工程S12では、上述したようにアンビル11とホーン12とで複数積層された集電箔21と集電端子22とを所定圧力で加圧しながらホーン12を超音波振動させて複数積層された集電箔21と集電端子22とを溶着接合する。
図4を用いて、超音波接合工程S10による効果について説明する。図4(A)は、超音波接合工程S10による複数積層された集電箔21及び集電端子22の断面の接合時における温度分布図である。図4(B)は、従来の超音波接合工程による複数積層された集電箔21及び集電端子22の断面の接合時における温度分布図である。
図4(A)及び図4(B)は、複数積層された集電箔21をニッケル(15μm厚、30枚)、集電端子22をニッケル(0.4mm厚)、アンビル11を鋼製、ホーン12を鋼製として、500~3000Nの加圧力によって加圧し、20~40kHzの振動を印加した超音波接合を模擬した試験のCAE解析結果による複数積層された集電箔21と集電端子22の断面の温度分布図である。
図4(A)及び図4(B)に示すように、同じ超音波接合条件においても本開示の集電端子22を用いた超音波接合工程S10の方が、集電箔21間の接合部の温度を向上させることが確認できた。
この理由としては、集電端子22に凸部22Aが形成されたことによって、加圧時に集電端子22及び複数積層された集電箔21の塑性変形による塑性熱が発生したことが考えられる。また、集電端子22に凸部22Aが形成されたことによって、接合界面が増加し、超音波振動時の接合界面の摩擦熱が増加したことが考えられる。さらに、局所的に集電箔21の厚さが薄くなることによって集電箔21と集電端子22との界面に生じる熱移動経路が短くなったことが考えられる。
これにより、集電端子22に凸部22Aが形成されたことで、加圧力又は振幅数を過度に大きくすることなく、集電箔21とホーン12又は集電端子22とアンビル11と間の溶着を防ぐことができ、かつ集電箔21間の剥離を防ぐことができる。
また、集電端子22に近い集電箔21では、集電端子22の凸部22Aに型取り成形される塑性変形が生じることによって、集電端子22の凸部22A周辺の集電箔21の接触界面に新生面が多く形成される。これにより、集電箔21の接触界面中の酸素濃度が低減でき、集電箔21同士の接合強度が向上される。
なお、本発明は上述した実施形態及びその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の変更又は改良が可能であることは勿論である。
10 超音波接合装置、11 アンビル、12 ホーン、21 集電箔、22 集電端子、22A 凸部、S10 超音波接合工程、S11 表面加工工程、S12 超音波振動工程

Claims (1)

  1. 複数積層された集電箔と集電端子との超音波接合方法であって、
    前記集電箔と対向する表面に複数の凸部を形成した前記集電端子を用い、
    複数積層された前記集電箔と前記集電端子とを超音波接合によって溶着接合する、
    超音波接合方法。
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