JP2022073650A - 利用料算出システム、サーバ、及び利用料算出方法 - Google Patents

利用料算出システム、サーバ、及び利用料算出方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022073650000001
【課題】従来の方法またはシステムでは対応できなかったユーザのニーズに対応した利用料を算出可能な、利用料算出システム、サーバ及び利用料算出方法を提供する。
【解決手段】車両2の利用料算出システム1は、車両の状態を検知する状態検知部(センサ21)と、状態検知部で第1期間に検知された状態に基づいて、第1期間を稼働期間とするか否かを判定する稼働判定部33と、複数の第1期間を含む第2期間において、稼働期間と判定された第1期間の数に基づいて、第2期間における車両の利用料を算出する利用料算出部34とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、利用料算出システム、サーバ、及び利用料算出方法に関する。
従来から、自動車を一時的に貸し出すレンタカー及びカーリースといったサービスがある。このような自動車貸し出しサービスでは、一般的に、日数及び時間といった貸出期間に応じて料金が決定されることが多いが、実際の利用状況に沿った料金にならない場合がある。一方、特許文献1には、車両の走行状況を検出してセンタ側装置に伝送し、センタ側装置が貸出料金を確定するシステムが開示されている。このシステムでは、貸出料金は、走行状態の情報とは無関係に定められる基本料金と、走行状態の情報に基づいて定められる利用料金とを加算することで確定されている。具体的には、車両に取り付けられた車載端末が、車両の走行距離、走行位置、走行時間などの情報を検出して1日毎に送信し、前回の積算走行距離と今回の積算走行距離との差分に単価を乗算して利用料金を算出している。特許文献1によれば、このシステムでは、ユーザ、すなわち賃借人の利用量に応じた額が請求されることでユーザの不満感を払拭でき、ユーザの不正利用を防止できるとともに、業者、すなわち賃貸人の負担を軽減することができると記載されている。
特開2004-5311号公報
しかしながら、上記従来の構成及び特許文献1に記載のシステムでは、車両を貸し出した日数及び時間、または走行距離に基づいて単純に利用料金を計算しているだけであり、ユーザのニーズに合った料金の算出に十分対応しているとはいえない場面があった。本発明では、従来の方法またはシステムでは対応できなかったユーザのニーズに対応した利用料を算出可能なシステム等を提供することを目的のひとつとする。
本発明の一態様に係る利用料算出システム(1)は、
車両(2)の状態を検知する状態検知部(21)と、
状態検知部で第1期間に検知された状態に基づいて、第1期間を稼働期間とするか否かを判定する稼働判定部(33)と、
複数の第1期間を含む第2期間において、稼働期間と判定された第1期間の数に基づいて、第2期間における車両の利用料を算出する利用料算出部(34)と、を備える。
この態様によれば、第2期間車両をユーザに貸し出し、ユーザが実際に利用した第1期間の数に応じた料金の発生を望むユーザに対して、所望のサービスを提供することができる。すなわち、例えば、1か月などの期間車両を貸し出し、ユーザが実際に利用した日数に応じて料金が発生するサービスを提供することなどができる。また、状態検知部と稼働判定部によって自動的に車両の稼働期間を判定できるため、貸出人による車両の管理を容易にしたり、ユーザによる不正を抑制したりすることができる。
上記態様において、利用料算出部は、第2期間において稼働期間と判定された第1期間の数に所定の料金を掛けた従量制料金と、所定の上限料金とを比較し、従量制料金と上限料金とのいずれか低いほうの料金を利用料として算出してもよい。
この態様によれば、例えば1か月などの第2期間に一定日数以上車両を利用したユーザに対して、第2期間車両をリースした場合と同様の料金を請求するシステムなどを構成することができる。これにより、ユーザが安心して利用しやすいサービスを提供可能なシステムとすることができる。
上記態様において、状態検知部は、車両の移動状態を検知し、稼働判定部は、第1期間における車両の移動距離が所定の距離以上のときに、当該第1期間を稼働期間と判定してもよい。
この態様によれば、例えば、所定の距離以上走行した日を料金が発生する稼働期間と判定するよう設定することなどが可能となる。これにより、エンジンを起動してメンテナンスを行ったり、洗車を行ったり、敷地内の移動またはガソリンスタンドまでの往復移動を行ったりしただけの日を稼働期間から除外するシステムにすることなどが可能となる。
上記態様において、状態検知部は、車両の起動状態を検知し、稼働判定部は、第1期間における車両の起動時間が所定の時間以上のときに、当該第1期間を稼働期間と判定してもよい。
この態様によれば、例えば、所定の時間以上、エンジンを起動した日を稼働期間として判定して料金の発生日として設定することなどが可能となる。これにより、走行距離にかかわらず、車両を起動した時間に応じて料金が発生するシステムにすることなどが可能となる。
上記態様において、状態検知部が車両に設けられ、利用料算出部が車両とは異なる場所に配置されたサーバに設けられてもよい。
この態様によれば、少なくとも利用料の算出をサーバ側で行うシステムとなるため、ユーザによる不正使用を抑制したり、車両の破損または盗難等によって利用料の算出が困難になることを防止したりすることができる。
上記態様において、第2期間における稼働期間と判定された第1期間に関する情報、及び利用料に関する情報の少なくとも一方を出力する出力部をさらに備えてもよい。
この態様によれば、貸出人またはユーザが、サーバ3またはサーバ3に接続された端末で稼働期間及び利用料を確認したり、稼働期間及び利用料が記載された請求書を貸出人が容易に印刷したりすることができる。
本発明の一態様に係るサーバ(3)は、車両の状態を検知する状態検知部で第1期間に検知された状態に基づく第1期間を稼働期間とするか否かの判定結果から得られた、複数の第1期間を含む第2期間において、稼働期間と判定された第1期間の数に基づいて、第2期間における車両の利用料を算出する。
この態様によれば、第2期間車両をユーザに貸し出し、ユーザが実際に利用した第1期間の数に応じた料金の発生を望むユーザに対して、所望のサービスを提供するシステムを提供することができる。また、状態検知部と稼働判定部によって自動的に車両の稼働期間を判定できるため、貸出人による車両の管理を容易にしたり、ユーザによる不正を抑制したりすることができる。
本発明の一態様に係る利用料算出方法は、
車両の状態を検知するステップと、
第1期間に検知された車両の状態に基づいて、第1期間を稼働期間とするか否かを判定するステップと、
複数の第1期間を含む第2期間において、稼働期間と判定された第1期間の数に基づいて、第2期間における車両の利用料を算出するステップと、を含む。
本発明によれば、従来の方法またはシステムでは対応できなかったユーザのニーズに対応した利用料を算出可能なシステム等を提供することができる。
図1は、実施形態に係る利用料算出システムの構成例を示す図である。 図2は、稼働判定処理を示すフローチャートである。 図3は、記憶部に記憶された状態情報を示す表である。 図4は、状態情報に基づいて生成された車両の稼働状況情報を示す表である。 図5は、利用料算出処理を示すフローチャートである。 図6は、出力部から出力される請求書の一例を示す図である。 図7は、変形例において、記憶部に記憶された状態情報を示す表である。 図8は、変形例において、状態情報に基づいて生成された複数の車両の稼働状況情報を示す図である。 図9は、変形例において、出力部から出力される請求書の一例を示す図である。
本実施形態の利用料算出システムの一形態は、1か月などの車両貸出期間、貸出人が保有する自動車などの車両をユーザの管理下に置いてユーザが自由に利用可能にし、ユーザが車両を実際に利用した日数などに応じて利用料を請求することを容易にするシステムに関する。ユーザは、自己の元に車両があるため、利用を希望する日毎に貸出人に対して車両の貸し出しを依頼することなく、自由に車両を利用することが可能となり、利便性を高めることができる。
本明細書では、車両を貸し出す者を「貸出人」または「賃貸人」というものとする。また、貸出人から車両を借り受ける者を「ユーザ」または「賃借人」というものとする。これらの者は、個人のみでなく法人をも含む。また、自動二輪車及び普通自動車などの自動車、ならびにその他の車輪を有する乗り物を「車両」と総称する。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一または同様の構成を有する。
図1は、実施形態に係る利用料算出システム1の構成例を示す図である。図1に示されるように、利用料算出システム1は、車両2及びサーバ3を含む。車両2は、センサ21及び通信部22を含む。サーバ3は、通信部31、記憶部32、稼働判定部33、利用料算出部34、及び出力部35を含む。サーバ3は、車両とは異なる場所となるサーバセンター、または貸出人の事業所などの場所に設置されたコンピュータである。サーバ3は、クラウドシステムであってもよい。サーバ3に含まれる各構成は、いずれも、ハードウェアであるCPUにより実行されるプログラムによって実現されるソフトウェアを機能的に示したブロック図であるが、いずれかまたはすべてが個別のハードウェアによって実現されるものであってもよい。
センサ21は、車両2の移動状態及び起動状態を検知するよう車両2に取り付けられた加速度センサなどのセンサである。本実施形態では、センサ21が加速度センサを含む構成である場合の例について説明する。センサ21は、加速度センサにより得られた車両2の加速度に基づいて演算により推定することで、車両2の移動距離を移動状態として検知し、車両2がエンジンを掛けられて起動しているか否かを起動状態として検知する。車両2の移動距離は、例えば、加速度センサにより得られた加速度を積分して演算することで取得される。センサ21は、車両2が起動しているか否かについて、例えば、10分間などの一定時間以上、加速度センサが加速度を検知しない場合には起動していない状態と判定し、加速度センサが連続的または断続的に加速度を検知している場合には起動している状態と判定する。センサ21は、検知した車両2の移動状態及び起動状態に関する情報を通信部22に出力する。なお、以下の説明では、センサ21によって検知された車両2の移動状態及び起動状態をまとめて「状態」という。また、車両2の状態を示す情報を「状態情報」という。車両2の「状態」は、ある時点での車両2の様子だけでなく、車両2の状態の変化を含む。センサ21は、本発明における「状態検知部」の一具体例である。
なお、センサ21は、車両2の加速度を検知する加速度センサに限定されず、角速度を検知する角速度センサ、または位置を検出するGPS用の位置検出装置などであってもよい。位置検出装置による位置の検出には、携帯電話の基地局などの衛星を用いた測位システム以外の種々の方法及び装置を利用してもよい。センサ21は、これらの角速度センサまたは位置検出装置を用いた場合でも、角速度センサまたは位置検出装置による検出結果に基づいて演算により推定することで、移動状態及び起動状態を検知する。
また、センサ21は、車両2の電子制御装置(ECU、Engine Control Unit)に搭載された故障診断装置(OBD、On Board Diagonosis)であってもよい。この場合、センサ21として機能する故障診断装置は、車両2のエンジンの起動状態、車速、及び/または位置などに関する情報を取得する。故障診断装置に接続された演算装置は、これらの情報に基づいて車両2の移動距離を移動状態として検知するとともに、エンジンの起動状態を検知し、通信部22に送信する。なお、通信部22はセンサ21として機能する故障診断装置から得られた情報をそのままサーバ3に送信し、サーバ3の稼働判定部33がこれらの情報に基づいて稼働判定を行う構成としてもよい。
また、センサ21は、加速度センサ、角速度センサ、または位置検出装置とは別の構成により、起動状態を検出してもよい。この場合、センサ21は、移動状態を検知するためのセンサと、起動状態を検知するためのセンサとを別々に備える構成となる。例えば、センサ21は、車両2のエンジンが掛けられた状態であるか否かを車両2に搭載された制御装置から出力される情報により起動状態を検知してもよい。別の例としては、センサ21は、車両2のドアが施錠された状態か否かを示す情報に基づき、起動状態を検知してもよい。具体的には、車両2のドアが外側から施錠解除されたタイミングで起動されたと判定し、その後ドアが外側から施錠されたタイミングで起動終了されたと判定してもよい。さらに別の例としては、運転席に人が座っていることが検知された場合に起動された状態であると判定してもよい。
上記のとおり、状態情報は、車両2の移動状態及び起動状態を示す情報である。状態情報には、車両2がその状態であった日時に関する情報が含まれる。状態情報は、例えば、車両2のエンジンが起動された期間を示す起動時間の情報、及び当該起動時間に車両2が移動した移動距離の情報を含む。具体的には後述するが、図3は状態情報の具体例を示す表である。なお、本実施形態では状態情報は移動状態及び起動状態を示す情報であるが、移動状態及び起動状態の少なくとも一方を示す情報としてもよい。
なお、状態情報は、車両2の移動状態または起動状態を直接示す情報ではなく、情報処理によって移動状態及び起動状態を間接的に示す情報となる基礎情報であってもよい。すなわち、状態情報は、センサ21によって得られた加速度の強さ及び方向を直接的または間接的に示す情報などであってもよい。また、状態情報は、車両2の移動距離を演算により導出するための所定時間間隔の位置情報などであってもよい。
通信部22は、センサ21から受け取った状態情報と、自己を識別する識別情報とを、無線通信でサーバ3に逐次送信する。なお、通信部22は、状態情報及び識別情報を所定の時間にまとめて送信してもよい。この場合には、センサ21が検知した状態情報は車両2のメモリなどに一時的に記憶され、例えば1日毎などの所定期間ごとに、記憶された状態情報をまとめてサーバ3に送信する。
サーバ3の通信部31は、車両2の通信部22から送信された状態情報を受信し、サーバ3の記憶部32に記憶させる。なお、本実施形態では、車両2が日時に関する情報を状態情報に含めてサーバ3に送信するが、日時に関する情報は通信部31など、サーバ3側で付加されてもよい。
記憶部32は、車両2のセンサ21で検知された車両2の状態情報を記憶する。また、記憶部32は、状態情報から生成された情報を含む他の情報を記憶可能である。
稼働判定部33は、所定期間が経過した後の所定のタイミングで、記憶部32に記憶された状態情報に基づいて、車両2が当該所定期間に稼働したか否かを判定するための稼働判定を行う。具体的には、稼働判定部33は、所定期間において、車両2が所定時間以上起動され、または所定時間以上の距離を走行したと判定される場合に、当該期間を稼働期間とするよう判定する。稼働判定の具体例については後述する。なお、本実施形態では1日を基準として当該日を稼働日とするか否かを判定するが、これに限定されるものではなく、半日(12時間)、6時間、または2日間などを基準として稼働判定をしてもよい。これらの稼働判定の対象となる1日などの所定期間が、本発明における「第1期間」の具体例である。
なお、稼働判定部33は、上記のように移動距離または起動時間の少なくとも一方が条件を満足するか否かに基づいて稼働判定を行うものに限定されるものではない。例えば、稼働判定部33は、移動距離または起動時間のいずれか一方のみに基づいて稼働判定を行ってもよいし、移動距離及び起動時間の双方に基づいて稼働判定を行うものとしてもよい。また、稼働判定部33は、移動距離及び起動時間が所定の組み合わせとなる条件を満足するときに稼働していると判定するものであってもよい。さらに、稼働判定部33は、移動距離及び起動時間のみでなく、他の追加条件を満足するときに稼働していると判定するものであってもよい。
利用料算出部34は、1か月などの車両貸出期間における稼働期間の数に基づき、当該期間における車両2の利用料を算出する。稼働期間の数は、稼働判定部33による稼働判定の結果に基づいて決定される。利用料算出部34は、予め設定された稼働期間ごとの料金を示す稼働期間単価に、車両貸出期間における稼働期間の数を掛けた従量制料金を仮利用料として算出する。さらに、利用料算出部34は、仮利用料と、予め設定された上限料金とを比較し、いずれか安いほうを当該車両貸出期間における利用料として算出する。すなわち、車両貸出期間中の稼働期間の数が多く、稼働期間単価に稼働期間の数を掛けた仮利用料が上限料金よりも高額になる場合には、当該車両貸出期間の利用料が上限料金となる。この上限金額は、当該車両貸出期間、車両2をリースした金額と同等前後の金額に設定されるが、これに限定されない。なお、本実施形態では1か月を車両貸出期間として料金を算出する具体例について説明するが、これに限定されるものではなく、1週間、2週間、または数か月を単位として利用料を算出するものであってもよい。これらの利用料算出の基準となる車両貸出期間が、本発明における「第2期間」の具体例である。
出力部35は、貸出人からユーザへの利用料の請求または確認などのため、車両貸出期間において稼働期間と判定された期間の情報、及び車両貸出期間の利用料とを出力する。出力結果には、貸出人及びユーザの名称、車両貸出期間、及び貸出人がユーザに対して請求する金額などが含まれる。出力部35からの出力は、例えば、モニタなどの表示部への表示、利用料を示す画像データの生成、及びプリンタによる印刷などにより行われるが、これらの手段に限定されるものではない。
出力部35から出力されるものは、後述するような請求書であってもよいし、貸出人またはユーザによる操作に従って出力される、所定の情報のデータ、画像、または印刷物などであってもよい。
次に、利用料算出システム1において、車両貸出期間における利用料算出のための、稼働判定処理及び利用料算出処理について具体的に説明する。なお、上記のとおり、以下の具体例では車両貸出期間を1か月、稼働判定のための所定期間を1日とする例について説明するが、これらの車両貸出期間及び所定期間は任意に変更可能である。
<稼働判定処理の具体例>
まず、所定期間を稼働日とするか否かを判定する稼働判定処理の具体例について説明する。図2は、稼働判定処理を示すフローチャートである。稼働判定処理は、サーバ3の稼働判定部33によって、所定期間である1日が経過した後の所定のタイミングで自動的に実行される。すなわち、例えば、稼働判定部33は、午前1時に昨日の稼働判定処理を行う。稼働判定処理が開始されると、稼働判定部33は、記憶部32に記憶された、昨日検知された車両2の状態情報を参照する(S110)。なお、稼働判定処理は貸出人による操作によって適宜開始されてもよい。
図3は、記憶部32に記憶された状態情報を示す表である。ここでは便宜的に表で示しているが、記憶部32はこれらの情報を任意の態様で記憶する。図示されるように、本実施形態において状態情報は、起動時間及び移動距離に関する情報を含む。起動時間は、車両2が起動された期間の始期と終期とが日時で示される。移動距離は、当該起動時間に車両2が移動した距離が示される。なお、状態情報は、起動時間及び移動距離の導出の基礎となる情報であってもよい。この場合、稼働判定部33が、状態情報に基づいて起動時間及び移動距離を演算により導出する。
稼働判定部33は、記憶部32に記憶された車両2の昨日の状態情報に基づき、昨日の車両2の移動距離を演算により取得する。例えば、記憶部32は、10月2日に、昨日に該当する10月1日の移動距離を、20km+20km=40kmと演算して取得する。同様に、10月2日~5日の移動距離は、それぞれ5km、0km、0km、及び50kmとなる。稼働判定部33は、これらの演算結果を記憶部32に記憶させる。稼働判定部33は、昨日の移動距離が一定の移動距離以上であるか否かを判定する(S120)。この一定の移動距離は、貸出人とユーザとの間で決定された稼働日の判定の基準となる移動距離であって、本実施形態では20kmと設定されるものとする。すなわち、稼働判定部33は、判定対象日の移動距離が20km以上であれば判定対象日が稼働日であり、判定対象日の移動距離が20km未満であれば判定対象日が非稼働日であると判定する。
次に、稼働判定部33は、記憶部32に記憶された車両2の昨日の状態情報に基づき、昨日の車両2の起動状態を演算により取得する。例えば、記憶部32は、10月2日に、昨日に該当する10月1日の合計起動時間を、1時間+2時間=3時間と演算して取得する。同様に、10月2日~5日の合計起動時間は、それぞれ0.5時間、1時間、0時間、及び4時間となる。稼働判定部33は、これらの演算結果を記憶部32に記憶させる。稼働判定部33は、昨日の合計起動時間が一定時間以上であるか否かを判定する(S130)。この一定時間は、貸出人とユーザとの間で決定された稼働日の判定の基準となる時間であって、本実施形態では1時間と設定されるものとする。すなわち、稼働判定部33は、判定対象日の合計起動時間が1時間以上であれば判定対象日が稼働日であり、判定対象日の合計起動時間が1時間未満であれば判定対象日が非稼働日であると判定する。
稼働判定部33は、上記判定により、昨日の移動距離が一定距離未満で、かつ昨日の起動時間が一定時間未満であった場合には、昨日を非稼働日として判定する(S140)。一方、稼働判定部33は、昨日の移動距離が一定距離以上、または昨日の起動時間が一定時間以上であった場合には、昨日を稼働日として判定する(S150)。稼働判定部33は、この判定結果を記憶部32に記憶させ、稼働判定処理を終了する(S190)。
図4は、上記の処理により、状態情報に基づいて稼働判定部33によって生成された車両2の稼働状況情報を示す表である。稼働状況情報には、判定対象日の日付、合計起動時間、合計移動距離、及び稼働判定の結果が含まれる。なお、状態情報と同様に、ここでは稼働状況情報を便宜的に表で示しているが、記憶部32はこれらの情報を任意の態様で記憶する。
本実施形態では、稼働判定処理を毎日行うこととして説明しているが、稼働判定処理は利用料算出処理の直前にまとめて行ってもよい。ただし、稼働判定処理を所定期間の直後となる翌日に行うと、稼働判定処理の結果を逐次確認することが可能となるため好ましい。
<利用料算出処理>
次に、車両貸出期間における利用料を算出する利用料算出処理の具体例について説明する。図5は、利用料算出処理の具体例を示すフローチャートである。利用料算出処理は、サーバ3の利用料算出部34によって、車両貸出期間である1か月が経過した翌日の稼働判定処理後に行われる。利用料算出処理が開始されると、利用料算出部34は、記憶部32に記憶された、稼働状況情報を参照し、先月の稼働日数をカウントする(S210)。
次に、利用料算出部34は、カウントした先月の稼働日数に予め設定された1日ごとの料金を示す1日単価を掛け、従量制料金を算出する(S220)。次に、利用料算出部34は、算出した従量制料金が、予め設定された月額上限料金以上であるか否かを確認する(S230)。なお、「1日単価」は、上記「稼働期間単価」の具体例である。
利用料算出部34は、従量制料金が月額上限料金未満であった場合は(S230でN)、この従量制料金を利用料として決定する(S240)。一方、利用料算出部34は、従量制料金が上限料金以上であった場合は(S230でY)、従量制料金ではなく月額上限料金を利用料として決定する(S250)。利用料算出部34は、このようにして算出された利用料を記憶部32に記憶させる。
次に、出力部35は、記憶部32に記憶された稼働状況情報、及び算出された利用料に基づき、1か月の間に稼働日と判定された日付と利用料とを出力する(S260)。前述のように出力部35による出力の態様には種々のものがあるが、ここでは、出力部35は、利用料を示す請求書としての電子データを記憶部32に記憶させる。
図6は、このようにして出力部35により出力された請求書の電子データである。このように、請求書のデータには、本書面が請求書であること、貸出人及びユーザの名称、本書面の利用料が示す期間、1日ごとの稼働日であるかの判定情報、日付、合計起動時間、及び合計移動時間、ならびに当該期間の稼働日数及び利用料が含まれる。
図6の請求書の電子データに示されるように、本実施形態では、ユーザが「株式会社〇〇」、貸出人が「△△株式会社」、対象期間が「2020年10月」である。稼働日は、2020年10月1日、3日、5日、及びそれ以降の3日を含む6日間であったため、稼働日数は6日間となっている。1日単価は5,000円であり、上限料金は50,000円に設定されているため、当該月の利用料は30,000円となっている。
出力部35による出力が完了したら、サーバ3による利用料算出処理が終了する(S290)。
なお、この利用料算出処理は、貸出人の操作により開始されてもよいし、上記以外のタイミングで開始されてもよい。貸出人による操作により利用料算出処理が開始された場合には、出力部35は、1か月の間に稼働日と判定された日付と利用料とを含む請求書の情報に基づく画像を、サーバ3とは別に設置されたモニタなどの表示部に表示させるか、または印刷物を出力することが好ましい。また、利用料算出処理は、ユーザの操作により開始されてもよい。
また、出力部35は利用料算出処理で出力処理を行わなくてもよい。この場合、利用料算出処理では利用料の算出及び算出結果を記憶部32に記憶させる処理に留まり、出力部35による出力は行われないこととなる。出力部35は、記憶部32に記憶された情報に基づいて、適宜必要な情報を出力するものであってもよい。
また、稼働判定部33による稼働判定の結果である稼働状況情報は必ずしも記憶部32に記憶されていなくてもよく、利用料算出部34が利用料を算出するタイミングで、記憶部32に記憶された車両2の状態情報に基づいて稼働判定部33が判定することもできる。
<変形例>
ここで、上記実施形態の変形例について具体的にいくつか説明する。
利用料算出システム1は、実施形態のように1台の車両2を管理するだけでなく、複数の車両2を管理することもできる。この場合、車両2の通信部22は、状態情報に加え、自己を特定するための車両番号をサーバ3に送信する。サーバ3の記憶部32は、状態情報を、車両番号を関連付けて記憶する。
図7は、本変形例の記憶部32に記憶された状態情報を示す表である。図示されるように、状態情報は車両番号と関連付けて記憶される。これにより、どの状態情報がどの車両に関するものかを判別可能になる。
図8は、本変形例の記憶部32に記憶された状態情報に基づいて稼働判定部33により生成され記憶部32に記憶された、複数の車両の稼働状況情報を示す図である。図4に示した実施形態における稼働状況情報と比較すると、車両番号が付加されている。
利用料算出部34は、この稼働状況情報に基づいて、対象月の利用料を算出する。本変形例では複数の車両についての利用料の算出が必要となるため、利用料算出部34は、車両番号に基づいて、車両ごとに利用料を算出し、算出した利用料を合計した合計利用料を算出する。利用料算出部34によって算出された利用料、及び合計利用料は記憶部32に記憶される。
図9は、本変形例において出力部35により出力された請求書の電子データである。このように、請求書のデータには、本書面が請求書であること、貸出人及びユーザの名称、本書面の利用料が示す期間、車両番号、車両毎の稼働日数、稼働日、及び利用料、ならびに当該期間の利用料が含まれる。本変形例の請求書の電子データは、複数車両についての利用料を記載可能な様式となっており実施形態1とは異なるが、実施形態1と同様のものを用いることもできる。また、単一の車両についての利用料を示す請求書の電子データについても、本変形例のような様式を用いてもよい。いうまでもなく、このような請求書のデータには必要な項目が記載されればどのような様式を用いてもよい。
図9に示された請求書では、実施形態と同様に、車両貸出期間が1か月、稼働判定の基準となる所定期間が1日、1日単価が5,000円、上限料金が50,000円と設定されたものとしている。そして、それぞれの車両の利用料は、車両番号「1」の車両が稼働日6日で30,000円、車両番号「2」の車両が稼働日3日で15,000円、車両番号「3」の車両が稼働日20日で上限金額の50,000円となり、これらの3台の車両の利用料の合計が95,000円となっている。
別の変形例として、利用料算出システム1は、移動距離に応じて段階的に稼働期間単価が変化するようにしてもよい。この場合、利用料算出部34は、移動距離が所定の距離以上だった場合において、一定の距離未満であれば短距離単価を用い、一定の距離以上であれば長距離単価を用いて稼働期間単価を算出するようにする。具体例としては、利用料算出部34は、1日の移動距離が5km以上10km未満であった場合には1日単価を2,500円と設定し、10km以上であった場合には1日単価を5,000円と設定してもよい。これにより、さらにユーザのニーズに合わせたシステムを構成することなどができる。なお、移動距離に応じて変化する稼働期間単価は上記のように2段階に限定されるものではなく、3段階以上に設定してもよい。
また、利用料算出システム1は、移動距離ではなく、起動時間の長さに応じて段階的に稼働期間単価が変化するようにしてもよい。この場合、利用料算出部34は、起動時間が所定の時間以上だった場合において、例えば30分などの一定の時間未満であれば短時間単価を用い、30分以上などの一定時間以上であれば長時間単価を用いて稼働期間単価を算出するようにしてもよい。
別の変形例として、利用料算出システム1は、車両2がセンサ21を有し、サーバ3が利用料算出部34及び出力部35を含む構成であれば、他の構成としてもよい。例えば、車両2がセンサ21及び通信部22に加え稼働判定部33及び記憶部を含み、サーバ3が、通信部31、記憶部32、利用料算出部34、及び出力部35を含む構成としてもよい。この場合には、車両2の記憶部に稼働判定部33により生成された稼働状況情報が含まれ、通信部22が稼働状況情報をサーバ3に送信する構成となる。
別の変形例として、車両2のセンサ21及び通信部22に代えて、スマートフォンのアプリなどを用いてもよい。すなわち、車両2のセンサ21は、必ずしも車両2に固定して設置されたものでなく、車両2とは独立した機器によってセンサ21及び通信部22の機能を実現するものであってもよい。このような構成であっても、スマートフォンに搭載された角速度センサ(ジャイロセンサとも呼ばれる)によって移動状態及び起動状態を取得し、スマートフォンの通信機能によってサーバ3に状態情報を送信することなどが可能となる。また、例えば、スマートフォンが、車両2のドア及び/またはエンジンの起動を可能にする機能を有していてもよい。この場合、例えば、スマートフォンにより車両2のドアの施錠解除及び施錠、またはエンジンの起動及び起動終了が行われたときに、車両2の起動状態を判定する構成とすることもできる。なお、このようなセンサ21及び通信部22に代わる機器はスマートフォンに限定されるものではなく、上記の機能を実行可能な通信機器またはウェアラブル機器などであってもよい。
また、サーバ3は、単独のサーバで構成される必要はなく、サーバと、サーバに接続された端末機器とを含んで構成されてもよい。端末機器は、例えばPC、またはタブレット、またはスマートフォンなどであってもよい。この場合、サーバに接続された端末機器は、出力部35など、実施形態においてサーバ3が有していた構成の少なくとも一部を有するものとなる。
また、実施形態においては、出力部35はサーバ3にのみ設けられた構成としていたが、車両2が出力部35を含む構成とすることもできる。この場合、記憶部32にされた情報をサーバ3の通信部31が車両2の通信部22に送信し、受信した情報を車両2に設けられたモニタなどの表示装置に表示する構成などとしてもよい。
<補足事項>
本発明の利用料算出システム及び同システムにより実行される利用料算出方法は、上記実施形態及び変形例に限定されるものではなく、これらの実施形態及び変形例に基づき当業者が考えうる形態を含むものである。
<本実施形態の特徴>
上述の実施形態及び変形例に係る利用料算出システム1では、センサ21によって検知された車両2の状態に基づき所定期間が稼働期間か否かを稼働判定部33が判定し、車両貸出期間に含まれる稼働期間の数に基づいて車両2の利用料を利用料算出部34が算出している。そのため、車両貸出期間の間、車両2をユーザに貸し出し、ユーザが実際に車両2を利用した稼働期間の数に応じた料金の発生を望むユーザに対して、所望のサービスを提供することができる。例えば、1か月の間、車両2をユーザに貸し出し、ユーザが実際に利用した日数に応じて料金が発生するサービスを提供することなどができる。また、センサ21と稼働判定部33によって自動的に車両2の稼働期間を判定できるため、貸出人による車両2の管理を容易にしたり、ユーザによる不正を抑制したりすることができる。
本実施形態及び変形例に係る利用料算出システム1では、利用料算出部34は、従量制料金と上限料金とを設定し、いずれか低いほうの料金を利用料として算出している。そのため、車両貸出期間に一定日数以上車両2を利用したユーザに対して、車両2を車両貸出期間の間リースした場合と同様の料金を請求するシステムなどを構成することができる。これにより、ユーザが安心して利用しやすいサービスを提供可能なシステムとすることができる。
本実施形態及び変形例に係る利用料算出システム1では、センサ21が車両2の移動状態を検知して、稼働判定部33が移動距離に基づいて所定期間を稼働期間とするか否かを判定可能である。このような構成によれば、例えば、所定の距離以上走行した日を稼働日と判定して料金の発生日として設定することなどが可能となる。これにより、エンジンを起動してメンテナンスを行ったり、洗車を行ったり、敷地内の移動またはガソリンスタンドまでの往復移動を行ったりしただけの日を稼働日から除外するシステムにすることなどが可能となる。
本実施形態及び変形例に係る利用料算出システム1では、センサ21が車両2の起動状態を検知して、稼働判定部33が起動時間に基づいて所定期間を稼働期間とするか否かを判定可能である。このような構成によれば、例えば、所定の時間以上、エンジンを起動した日を稼働日として判定して料金の発生日として設定することなどが可能となる。これにより、走行距離にかかわらず、車両2のエンジンを起動した時間に応じて料金が発生するシステムにすることなどが可能となる。
本実施形態及び変形例に係る利用料算出システム1では、車両2がセンサ21を含み、サーバ3が利用料算出部34を含み、サーバ3が車両2とは異なる場所に設置された構成としてもよい。このような構成によれば、少なくとも利用料の算出をサーバ3側で行うシステムとなるため、ユーザによる不正使用を抑制したり、車両2の破損または盗難等によって利用料の算出が困難になることを防止したりすることができる。
本実施形態及び変形例に係る利用料算出システム1では、出力部35によって、少なくとも、車両貸出期間における稼働期間の数、及び利用料を出力可能な構成としてもよい。このような構成によれば、貸出人またはユーザが、サーバ3またはサーバ3に接続された端末で利用料を確認したり、利用料が記載された請求書を貸出人が容易に印刷したりすることができる。
本実施形態及び変形例に係るサーバ3は、センサ21で検知された車両2の状態に基づいて所定期間を稼働期間とするか否かの判定結果に基づいて、車両貸出期間において稼働期間と判定された所定期間の数に基づいて車両2の利用料を算出している。このようなサーバ3を含む構成とすることで、車両貸出期間の間、車両2をユーザに貸し出し、この車両貸出期間にユーザが実際に車両2を利用した稼働期間の数に応じた料金の発生を望むユーザに対して、所望のサービスを提供することが可能となる。
1…利用料算出システム
2…車両
21…センサ
22…通信部
3…サーバ
31…通信部
32…記憶部
33…稼働判定部
34…利用料算出部
35…出力部

Claims (8)

  1. 車両の状態を検知する状態検知部と、
    前記状態検知部で第1期間に検知された状態に基づいて、前記第1期間を稼働期間とするか否かを判定する稼働判定部と、
    複数の前記第1期間を含む第2期間において、稼働期間と判定された前記第1期間の数に基づいて、前記第2期間における前記車両の利用料を算出する利用料算出部と、を備える、
    利用料算出システム。
  2. 前記利用料算出部は、前記第2期間において稼働期間と判定された前記第1期間の数に所定の料金を掛けた従量制料金と、所定の上限料金とを比較し、前記従量制料金と前記上限料金とのいずれか低いほうの料金を前記利用料として算出する、
    請求項1に記載の利用料算出システム。
  3. 前記状態検知部は、前記車両の移動状態を検知し、
    前記稼働判定部は、前記第1期間における前記車両の移動距離が所定の距離以上のときに、当該第1期間を稼働期間と判定する、
    請求項1または請求項2に記載の利用料算出システム。
  4. 前記状態検知部は、前記車両の起動状態を検知し、
    前記稼働判定部は、前記第1期間における前記車両の起動時間が所定の時間以上のときに、当該第1期間を稼働期間と判定する、
    請求項1または請求項2に記載の利用料算出システム。
  5. 前記状態検知部が前記車両に設けられ、
    前記利用料算出部が前記車両とは異なる場所に配置されたサーバに設けられる、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の利用料算出システム。
  6. 前記第2期間における前記稼働期間と判定された前記第1期間に関する情報、及び前記利用料に関する情報の少なくとも一方を出力する出力部をさらに備える、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の利用料算出システム。
  7. 車両の状態を検知する状態検知部で第1期間に検知された状態に基づく前記第1期間を稼働期間とするか否かの判定結果から得られた、複数の前記第1期間を含む第2期間において、稼働期間と判定された前記第1期間の数に基づいて、前記第2期間における前記車両の利用料を算出する
    サーバ。
  8. 車両の状態を検知するステップと、
    第1期間に検知された前記車両の状態に基づいて、前記第1期間を稼働期間とするか否かを判定するステップと、
    複数の前記第1期間を含む第2期間において、稼働期間と判定された前記第1期間の数に基づいて、前記第2期間における前記車両の利用料を算出するステップと、を含む、
    利用料算出方法。
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