JP2022073596A - 定流量弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁座と弁体等との想定外の接触を抑制して流体の清浄度をより高い状態に保つとともに、流体を一定流量に維持する定流量弁を提供する【解決手段】流入側チャンバ20に第1ダイアフラム30と、第1ダイアフラムに設けられてともに進退動する第1可動部40とが配置され、流出側チャンバ50に第2ダイアフラム60と、第2ダイアフラムに設けられてともに進退動する弁体65及び第2可動部70とが配置され、第1ダイアフラムが加圧手段90によって第1チャンバ側に加圧され、接続チャンバ80に第1可動部とともに進退する第1ラック部材45と、第2可動部とともに進退する第2ラック部材75と、各ラック部材と歯合する伝達部材85とが配置され、接続流路15の絞り部16前後の圧力変動により第1及び第2ダイアフラムの進退動が伝達部材を介して互いのダイアフラムに伝達されて、被制御流体の流量を一定に保持するようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、所定の流体流量に一定化または可変後の流体流量を一定化する機能を備えた定流量弁に関する。
半導体の製造工程では、シリコンウエハ(基板)表面を希釈した薬液で洗浄する処理等が行われる。これは、パーティクルや金属汚染物、酸化膜等を除去することを目的としており、複数種の薬液や純水を適当な比率で混合した処理液が使用される。処理液には、APM(アンモニアと過酸化水素水と純水)、HPM(塩酸と過酸化水素水と純水)、DHF(フッ酸と純水)、SPM(硫酸と過酸化水素水)等が挙げられる。例えば、この洗浄処理が枚葉式の装置で実施される場合、水平に保持されて回転しているウエハの表面に処理液等が供給される。
枚葉式の洗浄装置では、混合された処理液がタンクに貯蔵されておりその処理液をウエハへ供給するキャビネット方式と、ウエハ直前で混合した処理液を直接供給するインラインミキシング方式がある。装置には流体の混合部があり、高濃度の薬液(原液)や純水が流通する配管が接続され、混合液の生成が行われる。ウエハを1枚ずつ処理する枚葉式の装置によるとウエハ表面に供給される混合液は少量であり、インライン方式を用いる場合、混合部への供給される薬液は微少量となる。例えば、DHFの生成では、フッ酸と純水の流量比は1:100であり、純水の流量が2.0L/minに設定されていると、必要なフッ酸の流量は0.02L/minとなる。このような微少量の薬液を制御する必要がある処理では、わずかな流量変化によりその洗浄効果に大きなばらつきが生じてしまう。そのため、混合部に対し薬液や純水を高精度に供給することができる定流量弁が必要となる。
また、半導体製造における大規模集積化、加工の微細化が進み、国際半導体技術ロードマップ(ITRS)において、2014年に24nmプロセスとなることが定められている。プロセスで表される数字(24nm)は、MPUにおける最下層の最も狭い配線のピッチ(線幅+線間隔)の半分(ハーフピッチ)として定義されている。このように配線幅が定められる中にあっては、半導体製造工程内における流体の流通経路に微細なゴミ(パーティクル)の混入は、製品の歩留まりに大きな影響を与える。パーティクルは、配線ピッチの4分の1(2014年のプロセスの場合、12nm)以下とする必要があることから、流体の清浄度を維持しながら流通させる部材は大きな意味を持つ。
特許文献1に開示の定流量弁では、同軸上に配置された複数のダイアフラムが被制御流体の圧力に対し一体に変動するように構成されている。流入部側に存在する弁座には、各ダイアフラムと一体に変動する弁体がバルブの開閉動作を行う。これらにより、定流量弁内における差圧が調節されることで被制御流体の流出量を所定の流量に制御することが可能となる。また、流路構造は被制御流体を滞留させることがなく、差圧調節を簡単にできて応答性がよい。
しかし、微少流量域で制御を行う場合は、狭い開度で弁体を進退させる必要がある。この定流量弁では、複数のダイアフラムが軸部で連結され、弁座が形成される流路内に前記軸部を挿通した構成である。このため、制御時の弁体の動作により、弁座と弁体が摺動するおそれがある。
特許文献2に開示の流量制御装置では、一次側流体に圧力変動が発生した場合に、第1圧力制御弁部によって第1圧力制御弁部の二次側が所定圧力に維持されて流量が制御される。一方、二次側流体に圧力変動が発生した場合に、第2圧力制御弁部によって第2圧力制御弁部の一次側が所定圧力に維持されて流量が制御される。従って、流量制御装置の一次側または二次側において圧力変動が発生した場合であっても、流体流量の安定化を高精度で実現することが可能である。
しかしながら、上記の流量制御装置では、二次側において流体の流出が停止される等により、流量制御装置内の流体圧力が上昇する場合がある。その際、第1圧力制御弁部が急激な閉動作を行うことによって、第1圧力制御弁部の弁座に対して弁体が強く衝突するおそれがある。
従来の定流量弁や流量制御装置にあっては、それぞれ上記のような作動により弁座と弁体等とが想定外の接触をして発塵する可能性も懸念される。そのため、微少流量を高精度で供給することが可能であり、さらに高い清浄度を維持することが可能な装置が求められている。
さらに、上記の要求を満たすとともに、所望の流量に設定を変更することができ、しかも当該変更後においても一定流量を維持することができれば、装置の集約も進む。特に、微少流量域における定流量化及び流量自体の制御を実現する装置があれば、これまで以上に流体供給の利便性が高まり、また、流体の清浄度をより保つことができる。そこで、流体流量の定流量化及び流量自体の制御を一括して実現する新たな装置が望まれていた。
特許第4022438号公報 特開2007-102754号公報
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであり、弁座と弁体等との想定外の接触を抑制して流体の清浄度をより高い状態に保つとともに、流体を一定流量に維持する定流量弁を提供する。
すなわち、請求項1の発明は、被制御流体の流入部と被制御流体の流出部とを有する弁本体部に、前記流入部に接続された流入側チャンバと、前記流出部に接続された流出側チャンバと、前記流入側チャンバと前記流出側チャンバとを接続するとともに絞り部を有する接続流路とを備えた定流量弁であって、前記流入側チャンバには、被制御流体と接する第1チャンバと該第1チャンバの背面側となり被制御流体と接しない第2チャンバとに区画し前記第1チャンバ内の流体圧力を受圧する第1ダイアフラムと、前記第1ダイアフラムの前記第2チャンバ側に設けられて前記第1ダイアフラムとともに進退動する第1可動部とが配置され、前記流出側チャンバには、前記流出部との接続部に弁座が形成され、被制御流体と接する第3チャンバと該第3チャンバの背面側となり被制御流体と接しない第4チャンバとに区画し前記第3チャンバ内の流体圧力を受圧する第2ダイアフラムと、前記第2ダイアフラムの前記第3チャンバ側に設けられて前記弁座に対して前記第2ダイアフラムとともに進退動する弁体と、前記第2ダイアフラムの前記第4チャンバ側に設けられて前記第2ダイアフラムとともに進退動する第2可動部とが配置され、前記第1ダイアフラムが弾性部材からなる加圧手段によって常時一定圧力で第1チャンバ側に加圧されており、前記弁本体部に前記第2チャンバ及び前記第4チャンバとその後部側で隣接する接続チャンバが形成され、該接続チャンバには、前記第1可動部とともに進退する第1ラック部材と、前記第2可動部とともに進退する第2ラック部材と、前記第1ラック部材及び前記第2ラック部材と歯合して各ラック部材の進退動を伝達する歯車状の伝達部材とが配置されていて、前記絞り部前後の圧力変動により生じた前記第1ダイアフラム及び前記第2ダイアフラムの進退動が、前記第1ラック部材及び前記第2ラック部材と歯合する前記伝達部材を介して互いのダイアフラムに伝達されて、前記第1ダイアフラム及び前記第2ダイアフラムの進退動を通じて前記弁体を前記弁座に対して進退動させ被制御流体の流量を一定に保持するようにしたことを特徴とする定流量弁に係る。
請求項2の発明は、前記加圧手段が前記流出側チャンバの前記第4チャンバ内に前記第2可動部を前記接続チャンバ側へ加圧するように配置されて、前記伝達部材を介して前記第1ダイアフラムを第1チャンバ側に付勢する請求項1に記載の定流量弁に係る。
請求項3の発明は、前記加圧手段が前記流入側チャンバの前記第2チャンバ内に前記第1可動部を前記第1チャンバ側へ加圧するように配置されて、前記第1可動部を介して前記第1ダイアフラムを第1チャンバ側に付勢する請求項1に記載の定流量弁に係る。
請求項4の発明は、前記流入側チャンバ側に前記第1ダイアフラムを加圧気体によって前記第1チャンバ側へ加圧する調圧手段が配置されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の定流量弁に係る。
請求項5の発明は、前記伝達部材が分割可能な複数の歯車部材で構成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の定流量弁に係る。
請求項1の発明に係る定流量弁によると、被制御流体の流入部と被制御流体の流出部とを有する弁本体部に、前記流入部に接続された流入側チャンバと、前記流出部に接続された流出側チャンバと、前記流入側チャンバと前記流出側チャンバとを接続するとともに絞り部を有する接続流路とを備えた定流量弁であって、前記流入側チャンバには、被制御流体と接する第1チャンバと該第1チャンバの背面側となり被制御流体と接しない第2チャンバとに区画し前記第1チャンバ内の流体圧力を受圧する第1ダイアフラムと、前記第1ダイアフラムの前記第2チャンバ側に設けられて前記第1ダイアフラムとともに進退動する第1可動部とが配置され、前記流出側チャンバには、前記流出部との接続部に弁座が形成され、被制御流体と接する第3チャンバと該第3チャンバの背面側となり被制御流体と接しない第4チャンバとに区画し前記第3チャンバ内の流体圧力を受圧する第2ダイアフラムと、前記第2ダイアフラムの前記第3チャンバ側に設けられて前記弁座に対して前記第2ダイアフラムとともに進退動する弁体と、前記第2ダイアフラムの前記第4チャンバ側に設けられて前記第2ダイアフラムとともに進退動する第2可動部とが配置され、前記第1ダイアフラムが弾性部材からなる加圧手段によって常時一定圧力で第1チャンバ側に加圧されており、前記弁本体部に前記第2チャンバ及び前記第4チャンバとその後部側で隣接する接続チャンバが形成され、該接続チャンバには、前記第1可動部とともに進退する第1ラック部材と、前記第2可動部とともに進退する第2ラック部材と、前記第1ラック部材及び前記第2ラック部材と歯合して各ラック部材の進退動を伝達する歯車状の伝達部材とが配置されていて、前記絞り部前後の圧力変動により生じた前記第1ダイアフラム及び前記第2ダイアフラムの進退動が、前記第1ラック部材及び前記第2ラック部材と歯合する前記伝達部材を介して互いのダイアフラムに伝達されて、前記第1ダイアフラム及び前記第2ダイアフラムの進退動を通じて前記弁体を前記弁座に対して進退動させ被制御流体の流量を一定に保持するようにしたため、弁座と弁体等との想定外の接触を抑制して流体の清浄度をより高い状態に保つとともに、流体を一定流量に維持することができる。
請求項2の発明に係る定流量弁によると、請求項1において、前記加圧手段が前記流出側チャンバの前記第4チャンバ内に前記第2可動部を前記接続チャンバ側へ加圧するように配置されて、前記伝達部材を介して前記第1ダイアフラムを第1チャンバ側に付勢するため、装置の小型化を図ることができる。
請求項3の発明に係る定流量弁によると、請求項1において、前記加圧手段が前記流入側チャンバの前記第2チャンバ内に前記第1可動部を前記第1チャンバ側へ加圧するように配置されて、前記第1可動部を介して前記第1ダイアフラムを第1チャンバ側に付勢するため、装置の小型化を図ることができる。
請求項4の発明に係る定流量弁によると、請求項1ないし3において、前記流入側チャンバ側に前記第1ダイアフラムを加圧気体によって前記第1チャンバ側へ加圧する調圧手段が配置されているため、流量を変化させる際に加圧手段の加重を調整することなく調圧手段の制御によって容易に流量を調整することができる。
請求項5の発明に係る定流量弁によると、請求項1ないし4において、前記伝達部材が分割可能な複数の歯車部材で構成されているため、メンテナンスや組み立て作業等が容易となる。
本発明の第1実施例に係る定流量弁の縦断面図である。 図1の定流量弁の第1ダイアフラムが後退した状態を表す縦断面図である。 図1の定流量弁の第1ダイアフラムが前進した状態を表す縦断面図である。 第1実施例に係る定流量弁の第1ダイアフラム近傍の拡大断面図である。 第1実施例に係る定流量弁の第2ダイアフラム近傍の拡大断面図である。 第2実施例に係る定流量弁の第1ダイアフラムが後退した状態を表す縦断面図である。 第2実施例に係る定流量弁の第1ダイアフラムが前進した状態を表す縦断面図である。 第3実施例に係る定流量弁の第1ダイアフラムが後退した状態を表す縦断面図である。 第3実施例に係る定流量弁の第1ダイアフラムが前進した状態を表す縦断面図である。 他の実施例に係る定流量弁の接続チャンバの横断面図である。
図1~図3に示す本発明の第1実施例に係る定流量弁10Aは、主に半導体製造工場や半導体製造装置等の流体管路に配設され、超純水、フッ酸、過酸化水素水、アンモニア水、塩酸等の各種の被制御流体の流通流量を一定化することができる装置であって、特にシリコンウエハの枚葉方式による洗浄に対応した被制御流体の制御を可能とする。この定流量弁10Aは、弁本体部11と、接続流路15と、流入側チャンバ20と、流出側チャンバ50と、接続チャンバ80と、加圧手段90とを備える。
定流量弁10Aでは、各部を構成する部材が、被制御流体からの腐食、あるいは被制御流体の清浄度に影響を与えない性質を有することが求められる。このため、定流量弁10Aの各部は、PTFE、PFA、PVDF等のフッ素樹脂、または、ステンレス鋼等の耐食性金属、もしくはこれらの組み合わせ等、耐食性及び耐薬品性の高い材料によって形成される。図示の定流量弁10Aはフッ素樹脂のブロックから切削により加工、形成される。
弁本体部11は、被制御流体の流入部12と被制御流体の流出部13とを有するブロック状の部材であり、内部に接続流路15、流入側チャンバ20、流出側チャンバ50、接続チャンバ80等が設けられる。接続流路15は、流入側チャンバ20と流出側チャンバ50とを接続して連通させる流路であり、絞り部16を有する。絞り部16は、接続流路15の流路径を縮小させた部位であり、流路内の流体圧力を損失させて流入側チャンバ20と流出側チャンバ50の流体圧力に差圧を生じさせる。実施例の弁本体部11は、複数のブロック体の組合せにより形成される。図において、符号12aは流入部12と流入側チャンバ20との接続部、13aは流出部13と流出側チャンバ50との接続部、15aは接続流路15と流入側チャンバ20との接続部、15bは接続流路15と流出側チャンバ50との接続部である。
流入側チャンバ20は、被制御流体の流入部12に接続され、第1ダイアフラム30と、第1可動部40とが配置される。第1ダイアフラム30は、被制御流体と接する第1チャンバ21と該第1チャンバ21の背面側となり被制御流体と接しない第2チャンバ22とに区画し、第1チャンバ21内の流体圧力を受圧する部材である。実施例の第1ダイアフラム30は、ダイアフラム面となる肉薄の可動膜部31と、可動膜部31の外周に配置される外周部32を有する。図において、符号33は第1ダイアフラム30の外周部32を固定する固定ブロックである。
第1可動部40は、第1ダイアフラム30の第2チャンバ22側に設けられて、第1ダイアフラム30とともに進退動する部材である。実施例の第1可動部40は、第2チャンバ22内に摺動自在に嵌挿されたピストン部41を有し、第1ダイアフラム30と一体に連結されている。
流出側チャンバ50は、被制御流体の流出部13に接続されてその接続部13aに弁座55が形成されるとともに、第2ダイアフラム60と、弁体65と、第2可動部70とが配置される。弁座55は、流出側チャンバ50内から流出部13へ流出する被制御流体のための開口部であって、後述の弁体65が当接される部位である。
第2ダイアフラム60は、被制御流体と接する第3チャンバ51と該第3チャンバ51の背面側となり被制御流体と接しない第4チャンバ52とに区画して、第3チャンバ51内の流体圧力を受圧する部材である。実施例の第2ダイアフラム60は、ダイアフラム面となる肉薄の可動膜部61と、可動膜部61の外周に配置される外周部62を有する。図において、符号63は第2ダイアフラム60の外周部62を固定する固定ブロックである。
弁体65は、第2ダイアフラム60の第3チャンバ51側に設けられて弁座55に対して第2ダイアフラム60とともに進退動する部位であり、進退動により弁座55の開口量を調整又は閉鎖するように構成される。実施例の弁体65は、円錐形状の突出部である。なお、弁体65の形状は弁座55の開閉を適切に行うことが可能であれば円錐形状に限定されるものではなく、適宜の形状とすることができる。
第2可動部70は、第2ダイアフラム60の第4チャンバ52側に設けられて、第2ダイアフラム60とともに進退動する部材である。実施例の第2可動部70は、第4チャンバ52内に摺動自在に嵌挿されたピストン部71を有し、第2ダイアフラム60と一体に連結されている。
接続チャンバ80は、流入側チャンバ20の第2チャンバ22及び流出側チャンバ50の第4チャンバ52と、その後部側で隣接するように形成され、第1ラック部材45と、第2ラック部材75と、伝達部材85とが配置される。第1ラック部材45は、第1可動部40に連結されて第1可動部40とともに進退する棒状部材であり、複数の歯部46が形成される。第2ラック部材75は、第2可動部70に連結されて第2可動部70とともに進退する棒状部材であり、複数の歯部76が形成される。第1ラック部材45と第2ラック部材75は、互いに歯部46,76が対向するように配置されている。
また、伝達部材85は、第1ラック部材45及び第2ラック部材75の各歯部46,76と歯合して各ラック部材45,75の進退動を伝達する歯車状の部材である。歯車状の伝達部材85は、円形状の一般的な歯車の他、第1ラック部材45と第2ラック部材75の双方と歯合して揺動又は回動可能な適宜の形状とすることができる。実施例の伝達部材85は、円形状の歯車部材85aである。
加圧手段90は、第1ダイアフラム30を常時一定圧力で第1チャンバ21側に加圧する部材である。この加圧手段90は、ばね等の弾性部材が好適に用いられる。加圧手段90は、第1ダイアフラム30を第1チャンバ21側へ加圧可能であれば、弁本体部11内のどこに配置しても構わない。実施例の加圧手段90は、流出側チャンバ50の第4チャンバ52内に第2可動部70を接続チャンバ80側へ加圧するように配置されて、伝達部材85を介して第1ダイアフラム30を第1チャンバ21側に付勢するように構成される。すなわち、加圧手段90は、第4チャンバ52内の接続チャンバ80側に位置する第2可動部70のばね受け部72と、第4チャンバ52内の第2ダイアフラム60側に位置する第2ダイアフラム60の固定ブロック63に形成されたばね受け部64との間に配置される。第2可動部70が設けられる第4チャンバ52の空間を利用して加圧手段90を配置することにより、装置の小型化を図ることができる。
本発明の第1実施例に係る定流量弁10Aでは、絞り部16前後の圧力変動により生じた第1ダイアフラム30及び第2ダイアフラム60の進退動が、第1ラック部材45及び第2ラック部材75と歯合する伝達部材85を介して互いのダイアフラムに伝達されて、第1ダイアフラム30及び第2ダイアフラム60の進退動を通じて弁体65を弁座55に対して進退動させ被制御流体の流量を一定に保持するように構成される。そこで、伝達部材85による各ダイアフラム30,60の進退動の伝達について説明する。
例えば、図2に示すように、定流量弁10Aの一次側圧力(流入部12側圧力)の上昇により第1ダイアフラム30側の流体圧力が高まると、第1ダイアフラム30が後退する。この時、第1ダイアフラム30に接続された第1可動部40、さらに第1可動部40に接続された第1ラック部材45が、それぞれ第1ダイアフラム30とともに後退する。
ここで、第1ラック部材45は歯部46が歯車部材85aである伝達部材85と歯合しており、第1ラック部材45と対向する第2ラック部材75も歯部76が伝達部材85と歯合している。そのため、第1ラック部材45の後退により、歯合する伝達部材85が一側へ回動(図の例では時計回り方向)されて、第2ラック部材75を前進(第3チャンバ51側への移動)させる。このように、第1ダイアフラム30の後退動が伝達部材85を介して第2ラック部材75に伝達されて前進させるため、第2ラック部材75と接続された第2可動部70、さらに第2可動部70と接続された第2ダイアフラム60が、一体に前進する。これにより、第1ダイアフラム30から第2ダイアフラム60へ前進方向(弁座55方向)への荷重が加わり、第2ダイアフラム60及び弁体65は弁座55に対して前進し、流出部13との接続部13aの開度が縮小される。その際、弁体65は、弁座55に着座して流出部13の接続部13aを閉鎖することが可能である。なお、弁体65が弁座55に着座する際には、第2可動部70のピストン部71は第2ダイアフラム60の固定ブロック63に接触しないように構成されている。
また、図3に示すように、定流量弁10Aの二次側圧力(流出部13側圧力)の上昇により第2ダイアフラム60側の流体圧力が高まると、第2ダイアフラム60に第1ダイアフラム30からの荷重を押し戻す方向に圧力が加わる。第2ダイアフラム60及び第2可動部70は弁体65とともに弁座55から後退し、流出部13との接続部13aの開度は拡大される。この時、第2ラック部材75の歯部76と歯合する伝達部材85は他側へ回動(図の例では反時計回り方向)されて、第1ラック部材45を前進(第1チャンバ21側への移動)させる。このように、第2ダイアフラム60の後退動が伝達部材85を介して第1ラック部材45に伝達されて前進させるため、第1ラック部材45と接続された第1可動部40、さらに第1可動部40と接続された第1ダイアフラム30が、一体に前進する。なお、第1ダイアフラム30の前進動は、第1可動部40のピストン部41が第1ダイアフラム30の固定ブロック33の上面33aに当接することによって停止されて、流入部12の接続部12aを閉鎖しないように構成される。
上記のように、各ダイアフラム30,60は絞り部16前後の被制御流体の圧力変動を受けて、第1ダイアフラム30及び第2ダイアフラム60の変動が伝達部材85を介してそれぞれに伝達される。この結果、生じた変動は第2ダイアフラム60と弁体65の進退動作に正確に反映され、定差圧、定流量を維持するように、流出部13との接続部13aの開度は調整される。また、伝達部材85(歯車部材85a)は、第1ラック部材45及び第2ラック部材75とそれぞれ歯合していることから、第1ラック部材45と接続された第1ダイアフラム30及び第2ラック部材75と接続された第2ダイアフラム60の進退動を、互いのダイアフラムに対して無駄なく伝達することができる。
次に、第1実施例に係る定流量弁10Aの構造と被制御流体の流体圧力の関係について説明する。以下の説明では、図4,5に示すように、第1ダイアフラム30に加わる流体圧力(流入部12側(一次側)の流体圧力)をP1、第2ダイアフラム60に加わる流体圧力(流出部13側(二次側)の流体圧力)をP2、第1ダイアフラム30の流体圧力P1に対する受圧面積をS1、第2ダイアフラム60の流体圧力P2に対する受圧面積をS2とする。なお、各ダイアフラムにおける受圧面積とは、その可動部である薄肉の膜部からなるダイアフラム面の可動膜部が有効に圧力を受ける面積である。また、第2ダイアフラム60の受圧面積S2は、第2ダイアフラム60の全体の面積から、弁体65の部分を除いた部分(ドーナツ状の部分)の面積である。
第1ダイアフラム30に作用する力(一次側の力)をF1、第2ダイアフラム60に作用する力(二次側の力)をF2、加圧手段90の加圧力をFkとして、一次側の力F1と二次側の力F2は、それぞれ下記の式で表される。なお、各ダイアフラムが流体から受ける圧力は、圧力(P)×受圧面積(S)である。
F1=P1×S1
F2=P2×S2+Fk
当該定流量弁10Aの構造では、一次側の力F1と二次側の力F2とがバランスをとる(F1=F2)ように自動調整される。そこで、バランス式(F1=F2)は、下記の通り表される。
P1×S1=P2×S2+Fk
弁座55のオリフィス径(流出部13との接続部13aの開口径)が第2ダイアフラム60の受圧面積S2に対して相対的に極小の場合、第1ダイアフラムの受圧面積S1と第2ダイアフラムの受圧面積S2とをほぼ同一(S1≒S2)とみなすことができる。したがって、上記バランス式は下記の通りとなる。
P1×S1=P2×S1+Fk
(P1-P2)×S1=Fk
P1-P2=Fk/S1
上記の(P1-P2)は一次側の流体圧力P1と二次側の流体圧力P2の差圧であり、加圧手段90の加圧力Fkとの関係式から理解されるように、一次側流体と二次側流体の差圧は加圧手段90の加圧力に比例する値で一定に制御されることを表す。そして、当該定流量弁10Aの構造による被制御流体の流量Qを数式で表すと、下記のとおりである。なお、下記流量の式のaはオリフィス面積に依存する係数である。
Q=a×√(P1-P2)=a×√(Fk/S1)
上記流量(Q)の関係式から理解されるように、差圧(P1-P2)が加圧手段90の加圧力に比例した値(Fk/S1)で一定に制御されることから、当該定流量弁10Aでは、加圧手段90の加圧力に応じて流量(Q)を一定に制御することができる。なお、加圧手段90が実施例の弾性部材(ばね部材)である場合、ばね自体の交換、手動あるいはモータ駆動等によりばね荷重を変化させる方法等により、ばね荷重(加圧手段90の加圧力)が調整可能である。
図6,7は、本発明の第2実施例に係る定流量弁10Bである。この定流量弁10Bでは、第1実施例に係る定流量弁10Aに対して、流入側チャンバ20の第2チャンバ22内に加圧手段90aが第1可動部40を第1チャンバ21側へ加圧するように配置されている。
加圧手段90aは、第2チャンバ22内の第1ダイアフラム30の背面側と、第1ダイアフラム30の固定ブロック33の接続チャンバ側に形成されたばね受け部34との間に配置されて、第1ダイアフラム30を第1チャンバ21側に付勢するように構成される。加圧手段90aは、第1実施例に係る定流量弁10Aの加圧手段90と設置位置が異なるものの、同様に第1ダイアフラム30を付勢することができる。また、第1ダイアフラム30とその固定ブロック33との空間を利用して加圧手段90aを配置することにより、装置の小型化を図ることができる。
図8,9は、本発明の第3実施例に係る定流量弁10Cである。この定流量弁10Cでは、第1実施例に係る定流量弁10Aに対して、伝達部材85が揺動可能な帯形状の歯車部材85bであり、流出側チャンバ50の第4チャンバ内のばね部材からなる加圧手段90の他に流入側チャンバ20側に第1ダイアフラム30を加圧気体(調圧気体)によって第1チャンバ21側へ加圧する調圧手段95が配置されている。
帯形状の歯車部材85bは、左右両端部の歯部が各ラック部材45,75とそれぞれ歯合して揺動可能に構成される。この歯車部材85bは、円形状の歯車部材85aと同様に、第1ラック部材45及び第2ラック部材75とそれぞれ歯合することにより、第2ラック部材75と接続された第2ダイアフラム60の進退動を、第1ラック部材45と接続された第1ダイアフラム30に対して無駄なく伝達することができる。
調圧手段95は、第2チャンバ22内の第1ダイアフラム30の背面側に加圧気体(調圧気体)を供給して第1ダイアフラム30を第1チャンバ側へ所定圧力で加圧するように構成される。調圧手段95は、例えば、電空レギュレータ等の電空変換器(図示せず)から供給される加圧気体等が好適に使用される。調圧手段95による加圧気体は、供給圧力に応じて第1ダイアフラム30に対する加圧量を適時変化可能である。図において、符号96は加圧気体の流入口である。
第3実施例に係る定流量弁10Cでは、第1実施例に係る定流量弁10Aと同様に、第1ダイアフラム30及び第2ダイアフラム60の進退動を通じて弁体65を弁座55に対して進退動させ被制御流体の流量を一定に保持することができる。また、定流量弁10Cでは、調圧手段95により第1ダイアフラム30に対する加圧量を適時変化可能であるとともに前述の流量Qの関係式が成立するため、流量を変化させる際には加圧手段90の加重を調整することなく調圧手段95の制御によって容易に流量を調整することができる。
以上図示し説明したように、本発明の定流量弁は、第1ダイアフラムと接続された第1ラック部材と、第2ダイアフラムと接続された第2ラック部材とが、それぞれ伝達部材に歯合しており、この伝達部材を介して絞り部前後の圧力変動により生じた第1ダイアフラム及び第2ダイアフラムの進退動を互いのダイアフラムに対して伝達して、弁体を弁座に対して進退動させ被制御流体の流量を一定に保持するように構成される。そのため、微少流量の被制御流体であっても高精度で供給しかつ流体の清浄度をより高い状態で維持することが可能となる。
なお、本発明の定流量弁は、前述の実施例のみに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。例えば、第2実施例に係る定流量弁の流入側チャンバ側に第2チャンバに加圧気体を供給して第1ダイアフラムを第1チャンバ側へ加圧する調圧手段を配置してもよい。この定流量弁では、第3実施例に係る定流量弁と同様に、流量を変化させる際に加圧手段の加重を調整することなく調圧手段の制御によって容易に流量を調整することができる。
また、実施例1~3に係る定流量弁では、第1ラック部材及び第2ラック部材と歯合する伝達部材を単一の歯車部材としたが、伝達部材を分割可能な複数の歯車部材で構成してもよい。例えば、図10に示す定流量弁Dの接続チャンバ80の横断面図に示す伝達部材85Aは、第1ラック部材45と歯合する第1歯車部材85cと、第2ラック部材75と歯合する第2歯車部材85dとが、直列状に連結されて形成されている。伝達部材85Aが第1歯車部材85cと第2歯車部材85dに分割可能であることにより、分割された歯車部材85c,85dと対応するラック部材45,75とを個別に歯合させて組み立てることができるため、メンテナンスや組み立て作業等が容易となる。
さらに、定流量弁Dでは、第1ラック部材45と第2ラック部材75とがそれぞれ異なる歯車部材(85c,85d)と歯合することにより、第1ラック部材45と第2ラック部材75とが並列されない。すなわち、第1ラック部材45と連結する第1ダイアフラム30と第2ラック部材75と連結する第2ダイアフラム60とを、並列以外の位置関係で配置することが可能となる。そのため、各ダイアフラムの配置の自由度が高められる。
以上のとおり、本発明の定流量弁は、微少流量の被制御流体を高精度で供給しかつ高い清浄度を維持することが可能である。従って、従来の定流量弁の代替として有望である。
10A,10B,10C,10D 定流量弁
11 弁本体部
12 被制御流体の流入部
12a 流入部と流入側チャンバとの接続部
13 被制御流体の流出部
13a 流出部と流出側チャンバとの接続部
15 接続流路
15a 接続流路と流入側チャンバとの接続部
15b 接続流路と流出側チャンバとの接続部
16 絞り部
20,20A 流入側チャンバ
21 第1チャンバ
22 第2チャンバ
30,30A 第1ダイアフラム
31,31a 第1ダイアフラムの可動膜部
32 第1ダイアフラムの外周部
33 第1ダイアフラムの固定ブロック
33a 第1ダイアフラムの固定ブロックの上面
34 ばね受け部
40 第1可動部
41 ピストン部
45 第1ラック部材
46 第1ラック部材の歯部
50 流出側チャンバ
51 第3チャンバ
52 第4チャンバ
55 弁座
60 第2ダイアフラム
61 第2ダイアフラムの可動膜部
62 第2ダイアフラムの外周部
63 第2ダイアフラムの固定ブロック
64 ばね受け部
65 弁体
70 第2可動部
71 ピストン部
72 ばね受け部
75 第2ラック部材
76 第2ラック部材の歯部
80 接続チャンバ
85,85A 伝達部材
85a,85b,85c,85d 歯車部材
90,90a 加圧手段
95 調圧手段
96 加圧気体の流入口
S1 第1ダイアフラムの流体圧力に対する受圧面積
S2 第2ダイアフラムの流体圧力に対する受圧面積

Claims (5)

  1. 被制御流体の流入部と被制御流体の流出部とを有する弁本体部に、前記流入部に接続された流入側チャンバと、前記流出部に接続された流出側チャンバと、前記流入側チャンバと前記流出側チャンバとを接続するとともに絞り部を有する接続流路とを備えた定流量弁であって、
    前記流入側チャンバには、被制御流体と接する第1チャンバと該第1チャンバの背面側となり被制御流体と接しない第2チャンバとに区画し前記第1チャンバ内の流体圧力を受圧する第1ダイアフラムと、前記第1ダイアフラムの前記第2チャンバ側に設けられて前記第1ダイアフラムとともに進退動する第1可動部とが配置され、
    前記流出側チャンバには、前記流出部との接続部に弁座が形成され、被制御流体と接する第3チャンバと該第3チャンバの背面側となり被制御流体と接しない第4チャンバとに区画し前記第3チャンバ内の流体圧力を受圧する第2ダイアフラムと、前記第2ダイアフラムの前記第3チャンバ側に設けられて前記弁座に対して前記第2ダイアフラムとともに進退動する弁体と、前記第2ダイアフラムの前記第4チャンバ側に設けられて前記第2ダイアフラムとともに進退動する第2可動部とが配置され、
    前記第1ダイアフラムが弾性部材からなる加圧手段によって常時一定圧力で第1チャンバ側に加圧されており、
    前記弁本体部に前記第2チャンバ及び前記第4チャンバとその後部側で隣接する接続チャンバが形成され、該接続チャンバには、前記第1可動部とともに進退する第1ラック部材と、前記第2可動部とともに進退する第2ラック部材と、前記第1ラック部材及び前記第2ラック部材と歯合して各ラック部材の進退動を伝達する歯車状の伝達部材とが配置されていて、
    前記絞り部前後の圧力変動により生じた前記第1ダイアフラム及び前記第2ダイアフラムの進退動が、前記第1ラック部材及び前記第2ラック部材と歯合する前記伝達部材を介して互いのダイアフラムに伝達されて、前記第1ダイアフラム及び前記第2ダイアフラムの進退動を通じて前記弁体を前記弁座に対して進退動させ被制御流体の流量を一定に保持するようにした
    ことを特徴とする定流量弁。
  2. 前記加圧手段が前記流出側チャンバの前記第4チャンバ内に前記第2可動部を前記接続チャンバ側へ加圧するように配置されて、前記伝達部材を介して前記第1ダイアフラムを第1チャンバ側に付勢する請求項1に記載の定流量弁。
  3. 前記加圧手段が前記流入側チャンバの前記第2チャンバ内に前記第1可動部を前記第1チャンバ側へ加圧するように配置されて、前記第1可動部を介して前記第1ダイアフラムを第1チャンバ側に付勢する請求項1に記載の定流量弁。
  4. 前記流入側チャンバ側に前記第1ダイアフラムを加圧気体によって前記第1チャンバ側へ加圧する調圧手段が配置されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の定流量弁。
  5. 前記伝達部材が分割可能な複数の歯車部材で構成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の定流量弁。
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