JP2022072663A - 連携プログラム、連携方法及び連携装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入出金業務の作業効率化を図る連携プログラム、連携方法及び連携装置を提供する。【解決手段】連携システムにおいて、金融機関が現金自動預け払い機と連携するための処理は、コンピュータに、入出金業務の取引内容を受け付ける入力画面を表示し、取引内容の入力を受け付け、入出金業務の取引の依頼を行うユーザを証明する本人確認資料を取得し、取引内容と本人確認資料とを用いて、業務装置が入出金業務を実行する際に必要となる内容を表現した2次元コードを生成し、生成された2次元コードの出力を許容する処理を実行させる。【選択図】図6

Description

特許法第30条第2項適用申請有り タブレットソリューションを提供:富士通 https://pr.fujitsu.com/jp/news/2020/10/14.html タブレットソリューションを提供:BCSOL http://www.bcsol.co.jp/img/news/[和文]みずほ銀行様プレスリリース案(店頭タブレット).pdf
本開示は、連携プログラム、連携方法及び連携装置に関する。
セキュリティの観点から、金融機関は、現金自動預け払い機(Automatic Teller Machine、ATM)に、入出金限度額を設定している。顧客が入出金限度額以上の取引を行う場合には、顧客は、金融機関の窓口での手続きが必要となる場合がある。
特開2015-108889号公報
しかしながら、顧客が窓口で入出金手続きを行う場合に、金融機関の窓口担当者は、一人一人の顧客に対応する必要がある。こうした対応は、窓口担当者の拘束時間を長時間化させ、入出金業務の作業効率を低下させる。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、入出金業務の作業効率化を図ることを目的とする。
本開示の実施形態に係る連携プログラムは、コンピュータに、入出金業務の取引内容を受け付ける入力画面を表示し、前記取引内容の入力を受け付け、前記入出金業務の取引の依頼を行うユーザを証明する本人確認資料を取得し、前記取引内容と前記本人確認資料とを用いて、業務装置が前記入出金業務を実行する際に必要となる内容を表現した2次元コードを生成し、生成された前記2次元コードの出力を許容する処理を実行させる。
実施形態の一態様によれば、入出金業務の作業効率化を図ることができる。
図1は、実施形態に係る連携システムの一例を示す図である。 図2は、本開示の例示的な実施形態に係る、ATMと連携する連携処理の一例を示す説明図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の機能構成の一例を示す図である。 図4は、ATMとの連携に使用されるQRコード(登録商標)を出力する出力処理の一例を示す説明図である。 図5は、QRコードを読み込んだATMの画面の一例を示す説明図である。 図6は、実施形態に係る端末装置によって実行される、ATMと連携するための処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、出納機と連携する連携処理の一例を示す説明図である。 図8は、ユーザ情報を取得する取得処理の一例を示す説明図である。 図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。1つまたは複数の実施形態の詳細は、以下の説明および図面に記載される。また、複数の実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の1つまたは複数の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
〔1.連携システムの構成〕
まず、図1を参照して、実施形態に係る連携システムの構成について説明する。
図1は、実施形態に係る連携システム1の一例を示す図である。連携システム1は、銀行の営業店内の環境として実現される。図1に示されるように、連携システム1は、端末装置100と、ATM200と、複数台の行員端末300とを含む。
端末装置100は、銀行の営業店に来店した顧客によって使用される情報処理装置である。端末装置100は、タブレット型PC(Personal Computer)、ノート型PC、等のクライアント装置を含む、任意のタイプの情報処理装置であってもよい。図1の例では、端末装置100は、営業店に配布されたタブレット型PCである。図1に示されるように、営業店に来店した顧客は、端末装置100を受け取り、端末装置100に、各種申込内容を入力する。図1中では図示していないが、連携システム1は、複数台の端末装置100を含んでもよい。
ATM200は、営業店に設置されたATM(Automatic Teller Machine)である。ATMは、セルフ機とも呼ばれる。ATM200は、顧客が顧客自身で入出金を行うことを可能にする業務装置である。図1中では図示していないが、連携システム1は、複数台のATM200を含んでもよい。
行員端末300は、銀行員(以下「行員」という。)によって使用される営業店端末である。行員端末300は、営業店内にある各種装置と連携している。なお、図1中では図示していないが、行員端末300は、行員端末300の脇に設置された現金機や、営業店内に設置されたプリンタと連携している。現金機は、現金を計数する装置である。プリンタは、行員端末300の処理結果を、紙の帳票に印刷する。
図1中では図示していないが、連携システム1は、番号札受付機、コンシェルジュカウンター、オープン出納機等の設備を含んでもよい。
〔2.例示的な実施形態〕
次に、図2を参照して、本開示の例示的な実施形態について詳細に説明する。
〔2-1.例示的な実施形態の概要〕
銀行は、セキュリティ対策のため、ATMに、入出金限度額を設定している。ATMでの入出金限度額は、金融機関ごとに決まっている。銀行の顧客が入出金限度額以上の取引を行いたい場合には、銀行の窓口での手続きが必要になる。
例えば、振り込み詐欺の観点から、ある銀行のATM入出金限度額が30万円に設定されているものとする。この例では、顧客が30万円を超える入出金を行いたい場合には、顧客は、窓口に30万円の現金を持っていき、行員が、窓口で現金を直接取り扱う必要がある。
説明のための一例として、顧客が、100万円を入金するために、図1の営業店に来店するものとする。この場合、現状の取引の流れは、次のとおりである。
はじめに、営業店に来店した顧客は、受付機で受付番号を発行し、コンシェルジュカウンターで、端末装置100を受領する。そして、顧客は、端末装置100に申込内容を入力する。申込内容の入力後、顧客は、端末装置100を行員に渡す。
次いで、端末装置100を受け取った行員は、営業店内のプリンタに移動する。このプリンタは、端末装置100と連携しており、端末装置100に入力された申込内容を記録したQRコード(登録商標)が印刷された紙を出力する。そして、行員は、紙を取り、顧客と一緒に、窓口に移動する。
その後、行員は、行員端末300にQRコードリーダを使用して、出力された紙からQRコードを読みとる。さらに、行員は、顧客から100万円の現金を受け取り、この現金を、行員端末300の脇に設置された現金機で処理する。そして、行員は、行員端末300を使用して入金処理を実行する。入金処理の実行後、帳票が、行員端末300と連携したプリンタから出力される。出力された帳票は、永年保管される。
しかしながら、上述した現状の取引の流れでは、行員が、QRコードの読み取りや、行員端末300を使用した入金取引を実行しなければならない。さらに、行員は、窓口で実際に現金を扱う必要がある。すなわち、行員は、顧客から現金を直接受け取り、現金機で現金の額を確認する必要がある。このように、現状の取引では、行員は、QRコードを読みとり、現金を預かり、入金処理を行い、帳票を出力するという一連の作業を行っている。この一連の作業は、行員の拘束時間の長時間化の原因となっている。行員の拘束時間の長時間化は、窓口における混雑の発生を引き起こし、その結果、窓口の待ち時間が長くなってしまっている。
そこで、例示的な実施形態に係る端末装置100は、行員の作業効率化を図るために、以下に説明される連携処理を実行する。
具体的には、図1の営業店において、端末装置100は、顧客から入出金情報に加えて、顧客の本人確認資料の画像を受け付けて、入出金情報からQRコードを生成する。そして、端末装置100は、ATM200が生成されたQRコードを読み込むことを許容する。このため、顧客は、上述した行員の一連の作業なしで、入出金限度額以上の入出金を、ATM200で行うことができる。
これにより、端末装置100は、顧客が入出金限度額以上の取引を行う場合の行員の作業を軽減することができる。加えて、行員の拘束時間が減少するため、端末装置100は、営業店における顧客の待ち時間を減少させることもできる。
〔2-2.連携処理〕
以下では、図2を参照して、例示的な実施形態に係る連携処理について説明する。
図2は、本開示の例示的な実施形態に係る、ATMと連携する連携処理の一例を示す説明図である。図2の例では、顧客10が、入金限度額以上の入金を行うために、営業店に来店するものとする。この例では、行員が、QRコードを読みとり、現金を預かり、入金処理を行い、帳票を出力するという上述の一連の作業を行わなくて済むように、端末装置100が、ATM200と連携する連携処理を行う。
図2に示されるように、はじめに、顧客10は、端末装置100を受け取り、端末装置100に取引情報を入力する(ステップS1)。現状の取引の場合と同様に、例えば、顧客10は、コンシェルジュカウンターで、端末装置100を受領し、営業店内のロビーで、端末装置100に入金情報を入力する。
次いで、端末装置100は、顧客10の本人確認資料を取得する(ステップS2)。図2の例では、端末装置100は、本人確認資料として、顧客10の免許証の画像を取得する。端末装置100は、本人確認資料として、パスポートや保険証の画像を取得してもよい。本人確認資料は行員が内容を確認し、承認する。
次いで、端末装置100は、入力された取引情報を記録したQRコードを生成する(ステップS3)。図2に示されるように、生成されたQRコードは、取引内容や本人資料に関する情報や、「ATMでQRコードを読みとってください」というメッセージとともに、端末装置100に表示される。
その後、顧客10は、ATM200に移動し、端末装置100に表示されたQRコードを、ATM200に出力する(ステップS4)。端末装置100に入力された取引情報は、QRコードを介して、ATM200に引き渡される。これにより、ATM200は、端末装置100と連携して入金処理を実行することができる。
上述のように、端末装置100は、顧客10によって入力された取引情報を、QRコードとして発行する。そして、顧客10がATM200にQRコードを読み取らせることができるように、端末装置100は、QRコードを顧客10に表示する。このため、入金額が入金限度額以上である場合でも、顧客10は、窓口で手続きを行う必要がなく、顧客10は、端末装置100を使用して、ATM200において入金することができる。
これにより、端末装置100は、QRコードを読みとり、現金の預かり、入金処理、帳票の出力といった行員の一連の作業を不要にすることができ、それによって、行員の介在を少なくすることができる。その結果、行員の拘束時間が減少し、行員の作業効率が上がる。また、現金を受け取る機会も少なくなるため、承認行為等の行員の作業も削減される。将来的には、銀行は、行員の数を削減し、銀行の店舗数を極小化することができる。
一方、顧客10は、ATM200において自分で入金することができる。このため、顧客10は、窓口での待ち時間なしで、入金限度額以上の入金を行うことができる。
上述の行員作業の軽減や待ち時間の減少以外の効果としては、低い保守費用が挙げられる。行員端末300の保守費用や導入費用は、汎用的なタブレットである端末装置100の保守費用や導入費用よりも高い。この点に関して、銀行は、保守費用が高い行員端末300よりも、保守費用が低い端末装置100を多く用意することができる。上述の連携処理は、保守費用が低い端末装置100での取引を可能にする。銀行は、現状、銀行の営業店内にあるATM200を、この連携処理に使用することができる。銀行は新しい装置を購入する必要がないため、銀行は、連携処理を使用したサービスを、少ない費用で導入することができる。
それに加え、入出金限度額以上の取引がATM200によって実行されるため、端末装置100は、帳票等の紙による応答結果の出力を不要にすることができる。上述のように、現状では、帳票が、行員端末300と連携したプリンタから出力され、永年保管される。端末装置100は、帳票が保管場所を取らないように、ペーパレス化を図ることもできる。このため、端末装置100は、紙媒体の保守費用を低減することもできる。
以下、このような連携処理を行う端末装置100について詳細に説明する。
〔3.端末装置の機能構成〕
次に、図3を参照して、図2を参照して上述した連携処理を実現する端末装置100の機能構成について詳細に説明する。
図3は、実施形態に係る端末装置100の機能構成の一例を示す図である。図3に示されるように、端末装置100は、通信部110と、入力部120と、出力部130と、制御部140とを有する。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、有線または無線によりネットワーク網と接続される。通信部110は、他の装置に、ネットワークNを介して、通信可能に接続される。通信部110は、他の装置との間で、ネットワーク網を介して、情報の送受信を行うことができる。他の装置は、例えば、勘定系システムであってもよい。
(入力部120)
入力部120は、端末装置100のユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。
(出力部130)
出力部130は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部130は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置100にタッチパネルが採用される場合には、入力部120と出力部130とは一体化される。
(制御部140)
制御部140は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(連携プログラムの一例に相当)がRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、モバイルアプリケーションと呼ばれるアプリケーションソフトウェアに該当する。また、制御部140は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、GPGPU(General Purpose Graphic Processing Unit)等の集積回路により実現されてもよい。
制御部140は、図3に示されるように、受付部141と、ユーザ情報取得部142と、確認資料取得部143と、承認取得部144、生成部145と、2次元コード出力部146と、表示部147とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。また、制御部140は、図2を参照して上述した連携処理を実現することができる。端末装置100の1つまたは複数のプロセッサは、端末装置100の1つまたは複数のメモリに記憶された命令を実行することによって、制御部140内の各制御部の機能を実現することができる。なお、制御部140の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。例えば、生成部145は、生成部145以外の部に関して後述する情報処理の全部または一部を行ってもよい。
(受付部141)
受付部141は、入出金に関する情報をユーザから受け付ける。受付部141は、入出金業務の取引内容を受け付ける入力画面を表示する。そして、受付部141は、入力画面を介して、取引内容の入力を受け付ける。図2を参照して上述したように、例えば、入力画面は、氏名、口座番号、取引内容、金額等の入力項目を含む。取引内容の入力項目は、例えば、入金、出金、振込等の取引業務の入力を受け付ける。取引内容が振込である場合には、受付部141は、振込元情報および振込先情報を受け付ける入力画面を表示し、振込元情報および振込先情報の入力を受け付ける。なお、振込が税公金振込である場合には、入力画面から納付書の枚数を受け付ける。
(ユーザ情報取得部142)
ユーザ情報取得部142は、金融機関の顧客であるユーザのユーザ情報を取得する。例えば、ユーザ情報取得部142は、口座名義、口座番号等のユーザ情報を入力画面に自動的に入力するために、ユーザ情報を勘定系システムから取得する。勘定系システムからのユーザ情報の取得は、図8を参照して以下で詳述される。
(確認資料取得部143)
確認資料取得部143は、ユーザの本人確認資料を取得する。確認資料取得部143は、入出金業務の取引の依頼を行うユーザを証明する本人確認資料を取得する。例えば、確認資料取得部143は、本人確認資料として、免許証、パスポート、保険証、マイナンバーカードの画像を取得する。
確認資料取得部143は、端末装置100に搭載されたカメラを使用して、本人確認資料の画像を取得する。確認資料取得部143は、ユーザの本人確認のための認証方法に関しては、本人確認のための情報として、キャッシュカードの暗証番号認証やスマホアプリでの生体認証などを行う。生体認証において、確認資料取得部143は、端末装置100に内蔵または外付けされた認証器を使用して、FIDO(登録商標)認証を実施してもよい。この場合、金融機関は、例えば、ユーザ用の公開鍵を、勘定系システム内の認証サーバに予め登録する。また、金融機関は、ユーザ用の秘密鍵を認証器に予め格納する。
(承認取得部144)
承認取得部144は、入出金業務の取引内容を確認する行員の承認を取得する。例えば、承認取得部144は、行員の承認として、行員を識別するための行員識別情報や行員を特定できる署名などを取得する。行員の承認の取得は、図4を参照して後述される。
(生成部145)
生成部145は、取引内容と本人確認資料とを用いて、業務装置が入出金業務を実行する際に必要となる内容を表現した2次元コードを生成する。業務装置は、例えば、図1および図2を参照して上述したATM200である。なお、業務装置は、図7を参照して後述するオープン出納機であってもよい。
生成部145は、例えば、業務装置が入出金業務を実行する際に必要となる内容を表現した2次元コードとして、この内容を表現したQRコードを生成する。生成部145は、2次元コードとして、データマトリックス等の他のコードを生成してもよい。
生成部145は、各入出金業務に固有の番号を生成してもよい。例えば、生成部145は、各入出金業務に固有の処理通番を生成してもよい。生成部145は、各入出金業務に固有の番号を、QRコードに含めてもよい。
(2次元コード出力部146)
2次元コード出力部146は、生成部145によって生成された2次元コードの出力を許容する。例えば、2次元コード出力部146は、2次元コードを含む読み取り画面を表示する。図2を参照して上述したように、例えば、読み取り画面は、「ATMでQRコードを読みとってください」というメッセージと、QRコードとを含む。
(表示部147)
表示部147は、取引内容の取引を実行するための実行画面を表示する。より具体的には、実行画面は、ユーザが、図7を参照して後述するオープン出納機に格納された現金に基づいて、取引内容の取引を実行することを可能にするユーザインタフェースである。実行画面の表示は、図7を参照して以下で詳述される。
(連携処理の一例)
上記では、例示的な実施形態に係る連携処理を、図2を参照して説明した。ここでは、連携処理を、図4および図5を参照してより詳細に説明する。
図4は、ATM200との連携に使用されるQRコードを出力する出力処理の一例を示す説明図である。図2の連携処理の場合と同様に、顧客10が入金限度額以上の入金を行うために、営業店に来店するものとする。
はじめに、受付部141は、入出金情報を受け付けるための画面11を表示する。図4に示されるように、画面11は、氏名、口座番号、取引内容、金額等の入力項目を含む。図4の例では、顧客10は、「マル子」、「777」、「振込」および「1,000,000」の情報を、氏名、口座番号、取引内容および金額の項目に、それぞれ入力する。そして、顧客10は、「OK」のボタンを押す。
次いで、確認資料取得部143は、本人確認書類の撮影のための画面12を表示する。画面12は、ガイド枠を含む。図4の例では、顧客10は、画面12を使用して、免許書を撮影する。これにより、確認資料取得部143は、顧客10の免許書の画像を、本人確認書類として取得する。
次いで、承認取得部144は、取引内容の確認のための画面13を表示する。画面13は、「当タブレットを行員にお渡しください」というメッセージを含む。図4の例では、顧客10は、端末装置100を行員に渡す。そして、端末装置100を受け取った行員は、「確認」のボタンを押す。
次いで、承認取得部144は、取引内容の確認のための画面14を表示する。図4に示されるように、画面14は、依頼人名、口座番号、振込金額等の確認項目を含む。図4の例では、行員は、画面14を見て、取引内容を確認する。この例では、行員は、取引内容に問題がないことを確認したものとする。そして、行員は、「OK」のボタンを押す。
次いで、承認取得部144は、行員の承認のための画面15を表示する。画面14は、行員を識別するためのIDであるオペレータIDの入力項目を含む。行員は、行員自身のオペレータIDを入力し、「OK」のボタンを押す。このようにして、承認取得部144は、行員識別情報として、オペレータIDを取得する。
次いで、生成部145は、受付部141によって受け付けられた入出金情報と、承認取得部144によって取得されたオペレータIDとを表現したQRコード17を生成する。そして、2次元コード出力部146は、取引依頼のための画面16を表示する。画面16は、取引内容や本人資料に関する情報と、「ATMでQRコードを読み取ってください」というメッセージと、生成部145によって生成されたQRコード17とを含む。
その後、端末装置100を持った顧客10は、ATM200に移動する。ここでは、顧客10だけが、QRコード17が表示された状態で、端末装置100をATM200に持っていく。そして、顧客10は、端末装置100に表示されたQRコード17を、ATM200に読み取らせる。QRコード17を読み取ったATM200は、取引内容確認のための画面を表示する。取引内容確認のための画面は、図5を参照して後述される。
図5は、QRコードを読み込んだATM200の画面の一例を示す説明図である。図4を参照して上述したように、顧客10は、入出金情報を受け付けるための画面11を介して、氏名、口座番号、取引内容、金額等の情報を入力する。この場合、氏名、口座番号、金額等の情報は、図4を参照して上述したQRコード17を介して、ATM200に引き渡される。ATM200は、QRコードを読み取るためのバーコードリーダを有する。ATM200は、端末装置100の生成部145によって生成されたQRコードから入出金情報を取得するためのアプリケーションを実装する。
図5の例では、QRコード17を読み込んだATM200は、取引内容確認のための画面18を表示する。言い換えると、ATM200は、取引内容の取引を実行するための実行画面として、画面18を表示する。画面18は、依頼人名、口座番号、振込金額等の確認項目を含む。図5に示されるように、図4を参照して上述した画面11の氏名、口座番号および金額は、画面18の依頼人名、口座番号、振込金額にそれぞれ対応する。顧客10が「確認」のボタンを押した場合には、取引が、画面18に表示された取引内容に基づいて実行される。
〔4.連携処理のフロー〕
次に、図6を参照して、実施形態に係る端末装置100による連携処理の手順について説明する。
図6は、実施形態に係る端末装置100によって実行される、ATM200と連携するための処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示されるように、はじめに、端末装置100の受付部141は、入出金業務に関する申込内容の入力を受け付ける(ステップS101)。例えば、受付部141は、口座番号、入出金の金額等の入力を受け付ける。
次いで、端末装置100の確認資料取得部143は、本人確認資料の受付画面を表示する(ステップS102)。
次いで、確認資料取得部143は、本人確認資料が受け付けられたかを判定する(ステップS103)。例えば、確認資料取得部143は、顧客の本人確認資料を受け付けるために、端末装置100に搭載されたカメラを使用して、本人確認資料を撮影することができる。
本人確認資料が受け付けられていないと判定された場合に(ステップS103:No)、確認資料取得部143は、再度ステップS103を実行する。一例として、本人確認資料が所定の時間内に受け付けられなかった場合に、確認資料取得部143は、本人確認資料が必要であることを通知するエラー画面を表示してもよい。そして、確認資料取得部143は、再度ステップS102を実行してもよい。
本人確認資料が受け付けられと判定された場合に(ステップS103:Yes)、端末装置100の承認取得部144は、行員の承認の入力画面を表示する(ステップS104)。
次いで、承認取得部144は、行員の承認が取得されたかを判定する(ステップS105)。例えば、承認取得部144は、行員が申込内容を承認したことを示す情報として、行員を識別するIDであるオペレータIDを取得することができる。
行員の承認が取得されていないと判定された場合に(ステップS105:No)、承認取得部144は、再度ステップS105を実行する。一例として、行員の承認が所定の時間内に受け付けられなかった場合に、承認取得部144は、行員の承認が必要であることを通知するエラー画面を表示してもよい。そして、承認取得部144は、再度ステップS104を実行してもよい。
行員の承認が取得されたと判定された場合に(ステップS105:Yes)、端末装置100の生成部145は、申込内容およびオペレータIDを記録したQRコードを生成する(ステップS106)。QRコードは、端末装置100からATM200に、申込内容および行員の承認を伝達するものである。端末装置100は、QRコードを介して、ATM200と連携する。
次いで、端末装置100の表示部147は、QRコードを表示する(ステップS107)。例えば、表示部147は、QRコードを含む画面を表示する。これにより、顧客は、端末装置100で入力された申込内容を記録したQRコードを、ATM200に読ませることができる。
〔5.他の実施形態〕
上述の実施形態に係る端末装置100は、上述の実施形態以外にも、種々の異なる形態で実施されてよい。そこで、以下では、上記の端末装置100の他の実施形態について説明する。
〔5-1.オープン出納機との連携〕
窓口の業務に関して、業務装置の制約のため、現金を格納する業務装置は、入出金金額ごとに異なる。一例として、入出金金額が紙幣200枚未満である場合に、行員端末300の脇に設置された現金機が、紙幣を計数する。あるいは、ATM200が、紙幣を計数する。一方、入出金金額が紙幣200枚以上である場合に、オープン出納機(以下では、「出納機」という。)と呼ばれる特殊な機器が、紙幣を計数する。
図4を参照して上述した出力処理においては、ATM200が、出力されたQRコードを読み込む。しかしながら、入出金金額が紙幣200枚以上である場合に、ATM200は、紙幣を計数することができない。そこで、端末装置100は、入出金金額が紙幣200枚以上である場合でも、顧客が顧客自身で取引の実行自体を行えるように、出納機と連携してもよい
図7は、出納機と連携する連携処理の一例を示す説明図である。図4の例では、顧客10は、100万円を入金した。図7の例では、顧客10は、現金機の入金限度額を超える300万円を入金するために、図1の営業店に来店するものとする。
はじめに、図4の画面11の場合と同様に、受付部141は、入出金情報を受け付けるための画面21を表示する。図7に示されるように、画面21は、氏名、口座番号、取引内容、金額等の入力項目を含む。図7の例では、顧客10は、金額の項目に、「3,000,000」の情報を入力する。そして、顧客10は、「OK」のボタンを押す。
受付部141が入出金情報を受け付けた場合に、図4の画面12の場合と同様に、確認資料取得部143が、本人確認書類の撮影のための画面を表示してもよい。そして、確認資料取得部143が、本人確認書類を取得してもよい。
次いで、承認取得部144は、入出金金額の確認のための画面22を表示する。画面22は、「現金と一緒に当タブレットを行員にお渡しください」というメッセージを含む。図7の例では、顧客10は、端末装置100を行員に渡す。そして、端末装置100を受け取った行員は、「確認」のボタンを押す。
次いで、承認取得部144は、取引内容の確認のための画面23を表示する。図7に示されるように、画面23は、依頼人名、口座番号、振込金額等の確認項目を含む。この例では、行員は、取引内容に問題がないことを確認し、「OK」のボタンを押す。
「OK」のボタンが押された場合に、図4の画面15の場合と同様に、承認取得部144は、行員の承認のための画面を表示する。行員は、行員自身のオペレータIDを入力し、承認取得部144は、オペレータIDを取得する。
次いで、図4の画面16の場合と同様に、生成部145は、受付部141によって受け付けられた入出金情報と、承認取得部144によって取得されたオペレータIDとを表現したQRコード25を生成する。そして、2次元コード出力部146は、入出金の実施のための画面24を表示する。画面24は、取引内容や本人資料に関する情報と、「出納機でQRコードを読み取ってください」というメッセージと、生成部145によって生成されたQRコード25とを含む。
画面24が表示された処理段階において、端末装置100および現金を持った行員が、出納機に移動する。そして、行員は、端末装置100に表示されたQRコード25を、出納機に読み取らせる。また、行員は、出納機に現金を格納する。出納機は、現金を計数し、入金を実施する。また、QRコード25を読み込んだ出納機は、入金の入力値を入力として取り込む。
現金の格納に関しては、例えば、行員は、出納機に紙幣を入れる。なお、出納機は、オフラインの機器である。このため、出納機は、入金の処理を行うが、この入金に基づく取引の実行は、端末装置100によって行われる。すなわち、出納機自体は、この入金に基づく取引を実行しない。
出納機は、端末装置100において入金に基づく取引を実行するのに必要な情報を表現したQRコード27が印刷された紙を出力する。この紙は、帳票ではなく、例えば、レシートである。レシートに印刷されたQRコード27は、入金に基づく取引の入力に相当する。図7の例では、QRコード27は、顧客10が300万円の入金を行ったことを示す情報を表現する。
行員は、QRコード27が印刷された紙を受け取り、端末装置100に表示された画面を、次の処理段階に進めるための操作を行う。例えば、画面24が「次へ」のボタン(図示せず)を含む場合には、行員は、「次へ」のボタンを押す。
行員が次の処理段階に進めるための操作を行った場合に、図3を参照して上述した表示部147は、QRコードの読み取りのための画面26を表示する。画面26は、ガイド枠を含む。図7の例では、顧客10は、画面26を使用して、QRコード27を撮影する。これにより、表示部147は、QRコード27を読み取る。
その後、表示部147は、入金に基づく取引を実行するための画面として、取引内容確認のための画面28を表示する。画面28は、依頼人名、口座番号、振込金額等の確認項目を含む。行員は、画面28が表示された状態で、端末装置100を、顧客10に持っていく。顧客10は、取引内容に問題がないかを確認する。そして、顧客10は、「確認」のボタンを押す。これにより、取引が、画面28に表示された取引内容に基づいて実行される。
〔5-2.顧客情報の自動入力〕
図3を参照して上述したユーザ情報取得部142は、顧客情報を自動で入力するために、勘定系システムから、ユーザ情報として、顧客情報を取得してもよい。例えば、ユーザ情報取得部142と、入出金情報がオートフィルによって入力されるように、勘定系システムと連携してもよい。
図8は、ユーザ情報を取得する取得処理の一例を示す説明図である。図8の例では、ユーザ情報取得部142は、ログインのための画面31を表示する。例えば、図2を参照して上述した顧客10は、IDとパスワードを画面31に入力する。そして、顧客10は、「ログイン」のボタンを押す。図8の例では、ユーザ情報取得部142は、インターネット等のネットワークを介して、IDおよびパスワードを、勘定系システム400に送信する。
勘定系システム400は、IDおよびパスワードに対する応答として、IDに対応する顧客のユーザ情報を、端末装置100に送信する。ユーザ情報取得部142は、顧客10のユーザ情報に基づいて、入出金情報を受け付けるための画面内の所定の入力項目に、情報を予め入力する。図8の例では、ユーザ情報取得部142は、「マル子」、「777」、および「カモ」の情報を、口座名義、口座番号、および振込先の項目に、それぞれ入力する。これにより、端末装置100は、定期的な取引に使用される顧客情報を入力する手間を省くことができる。
〔6.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置100は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一時的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が端末装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部140の機能を実現する。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る端末装置100は、受付部141と、確認資料取得部143と、生成部145と、2次元コード出力部146とを有する。
実施形態に係る端末装置100において、受付部141は、入出金業務の取引内容を受け付ける入力画面を表示し、取引内容の入力を受け付ける。また、実施形態に係る端末装置100において、確認資料取得部143は、入出金業務の取引の依頼を行うユーザを証明する本人確認資料を取得する。また、実施形態に係る端末装置100において、生成部145は、取引内容と本人確認資料とを用いて、業務装置が入出金業務を実行する際に必要となる内容を表現した2次元コードを生成する。本人確認資料は、取引の承認に用いられ、生成部145は、本人確認資料を用いた承認結果に基づいて、2次元コードを生成する。また、実施形態に係る端末装置100において、2次元コード出力部146は、生成された2次元コードの出力を許容する。
また、実施形態に係る端末装置100は、入出金業務の取引内容を確認する行員の承認を取得する承認取得部144を有する。また、実施形態に係る端末装置100において、生成部145は、行員の承認が取得された場合に、行員の承認を含む2次元コードを生成し、行員の承認が取得されなかった場合に、2次元コードの生成を抑制することができる。
また、実施形態に係る端末装置100において、承認取得部144は、行員の承認として、行員を識別するための行員識別情報を取得する。また、実施形態に係る端末装置100において、生成部145は、行員識別情報が取得された場合に、行員識別情報を含む2次元コードを生成し、行員識別情報が取得されなかった場合に、2次元コードの生成を抑制することができる。
また、実施形態に係る端末装置100は、入出金業務に係る金融機関のシステムから、ユーザのユーザ情報を取得するユーザ情報取得部142を有する。また、実施形態に係る端末装置100において、受付部141は、ユーザ情報から取引内容に関する情報を取得し、入力画面に入力する。
また、実施形態に係る端末装置100において、生成部145は、取引内容で指定される入出金金額が閾値未満である場合に、現金自動預け払い機用の2次元コードを生成し、入出金金額が閾値以上である場合に、オープン出納機用の2次元コードを生成する。閾値の設定は、顧客属性や取引内容によって、異なってもよい。
また、実施形態に係る端末装置100は、2次元コードを読みとり入出金を実施したオープン出納機が生成した新たな2次元コードを読みとり、取引内容の取引を実行するための実行画面を表示する表示部147を有する。
上述した各処理により、端末装置100は、入出金業務の作業効率化を図ることができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、生成部は、生成手段や生成回路に読み替えることができる。
1 連携システム
100 端末装置
110 通信部
120 入力部
130 出力部
140 制御部
141 受付部
142 ユーザ情報取得部
143 確認資料取得部
144 承認取得部
145 生成部
146 2次元コード出力部
147 表示部
200 ATM
300 行員端末

Claims (8)

  1. コンピュータに、
    入出金業務の取引内容を受け付ける入力画面を表示し、前記取引内容の入力を受け付け、
    前記入出金業務の取引の依頼を行うユーザを証明する本人確認資料を取得し、
    前記取引内容と前記本人確認資料とを用いて、業務装置が前記入出金業務を実行する際に必要となる内容を表現した2次元コードを生成し、
    生成された前記2次元コードの出力を許容する
    処理を実行させることを特徴とする連携プログラム。
  2. 前記入出金業務の取引内容を確認する行員の承認を取得する処理を前記コンピュータにさらに実行させ、
    前記生成する処理は、前記行員の承認が取得された場合に、前記行員の承認を含む前記2次元コードを生成し、前記行員の承認が取得されなかった場合に、前記2次元コードの生成を抑制する
    ことを特徴とする請求項1に記載の連携プログラム。
  3. 前記行員の承認を取得する処理は、前記行員の承認として、前記行員を識別するための行員識別情報を取得し、
    前記生成する処理は、前記行員識別情報が取得された場合に、前記行員識別情報を含む前記2次元コードを生成し、前記行員識別情報が取得されなかった場合に、前記2次元コードの生成を抑制する
    ことを特徴とする請求項2に記載の連携プログラム。
  4. 前記入出金業務に係る金融機関のシステムから、前記ユーザのユーザ情報を取得する処理を前記コンピュータにさらに実行させ、
    前記受け付ける処理は、前記ユーザ情報から前記取引内容に関する情報を取得し、前記入力画面に入力する
    ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1つに記載の連携プログラム。
  5. 前記2次元コードを生成する処理は、前記取引内容で指定される入出金金額が閾値未満である場合に、現金自動預け払い機用の前記2次元コードを生成し、前記入出金金額が閾値以上である場合に、オープン出納機用の前記2次元コードを生成する
    ことを特徴とする請求項1~4のうちいずれか1つに記載の連携プログラム。
  6. 前記2次元コードを読みとり入出金を実施した前記オープン出納機が生成した新たな2次元コードを読みとり、前記取引内容の取引を実行するための実行画面を表示する処理を前記コンピュータにさらに実行させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の連携プログラム。
  7. コンピュータが、
    入出金業務の取引内容を受け付ける入力画面を表示し、前記取引内容の入力を受け付け、
    前記入出金業務の取引の依頼を行うユーザを証明する本人確認資料を取得し、
    前記取引内容と前記本人確認資料とを用いて、業務装置が前記入出金業務を実行する際に必要となる内容を表現した2次元コードを生成し、
    生成された前記2次元コードの出力を許容する
    処理を実行することを特徴とする連携方法。
  8. 入出金業務の取引内容を受け付ける入力画面を表示し、前記取引内容の入力を受け付ける受付部と、
    前記入出金業務の取引の依頼を行うユーザを証明する本人確認資料を取得する取得部と、
    前記取引内容と前記本人確認資料とを用いて、業務装置が前記入出金業務を実行する際に必要となる内容を表現した2次元コードを生成する生成部と、
    生成された前記2次元コードの出力を許容する出力部と
    を備えることを特徴とする連携装置。
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