JP2022071260A - 発光装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】得られる発光装置の光出力のばらつきを低減可能な製造方法を提供する。【解決手段】光反射部材に、蛍光体を含有しない第1ガラスをスパッタにより形成する第1ガラス形成工程と、前記第1ガラス及び前記光反射部材を第1雰囲気温度で加熱する加熱工程と、光入射面及び光出射面を有し、第1蛍光体を含有するセラミックス又は第1蛍光体の単結晶からなる蛍光体含有部材を、前記第1ガラスを介して前記光反射部材に配置する蛍光体含有部材配置工程と、第2雰囲気温度で前記第1ガラスを前記蛍光体含有部材に融着することにより、前記蛍光体含有部材を前記光反射部材に固定する固定工程と、前記蛍光体含有部材の光入射面に光を照射可能な位置に発光素子を配置する発光素子配置工程と、を有することを特徴とする発光装置の製造方法。【選択図】図1A

Description

本発明は発光装置の製造方法に関する。
半導体レーザ素子と光部品とを組み合わせた発光装置が知られている。特許文献1には、支持部材に設けられた貫通孔の内壁に第1透光部材による融着によって第2透光部材が固定された光部品が記載されている。また、第2透光部材の上に第3透光部材を融着によって固定してもよく、第1透光部材の材料として例えばガラスが記載されている。
特開2016-072513号公報
このような光部品を有する発光装置について更なる検討を重ねた結果、ガラスの形成から融着までの時間によってはガラスを形成した光部品の反射率が低下する場合があることがわかった。ガラスを形成した光部品の反射率が低下すると、発光装置の光出力が低下する。
本開示は、以下の発明を含む。光反射部材に、蛍光体を含有しない第1ガラスをスパッタにより形成する第1ガラス形成工程と、
前記第1ガラス及び前記光反射部材を第1雰囲気温度で加熱する加熱工程と、
光入射面及び光出射面を有し、第1蛍光体を含有するセラミックス又は第1蛍光体の単結晶からなる蛍光体含有部材を、前記第1ガラスを介して前記光反射部材に配置する蛍光体含有部材配置工程と、
第2雰囲気温度で前記第1ガラスを前記蛍光体含有部材に融着することにより、前記蛍光体含有部材を前記光反射部材に固定する固定工程と、
前記蛍光体含有部材の光入射面に光を照射可能な位置に発光素子を配置する発光素子配置工程と、を有することを特徴とする発光装置の製造方法。
上述の発明によれば、第1ガラスを形成した光反射部材の反射率の低下を抑制することができ、得られる発光装置の光出力のばらつきを低減することが可能である。
本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法の別の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的な断面図である。 本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的な断面図である。 本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的な断面図である。 本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的な断面図である。 本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的な断面図である。 本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的な斜視図である。 図3Aの発光装置について一部部材を切断した状態を示す模式的な斜視図である。 図3Aの発光装置の分解斜視図である。 実験例1~4の光学部材の、第1ガラスの加熱から融着までの時間に対する光束を示すグラフである。 比較例1~4の光学部材の、第1ガラスの加熱から融着までの時間に対する光束を示すグラフである。
以下、発明の実施の形態について適宜図面を参照して説明する。ただし、以下に説明する発光装置の製造方法は、本発明の技術思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本発明を以下のものに限定しない。各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張していることがある。
図1Aは、本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法を示すフローチャートである。本実施形態の発光装置の製造方法は、図1Aに示すように、第1ガラス形成工程S101と、加熱工程S102と、蛍光体含有部材配置工程S103と、固定工程S104と、発光素子配置工程S107とを含む。発光装置の製造方法は、図1Aに示すように、固定工程S104の後に、第2ガラス配置工程S105及び融着工程S106を含んでもよい。
図1Bは、本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法の別の例を示すフローチャートである。図1Bに示すように、第2ガラス配置工程S105は固定工程S104の前に行ってもよい。この場合、固定工程S104において第2ガラスも融着させることが可能であるため、融着工程S106を省略することができる。
各工程について、図2A~図3Cを用いて説明する。図2A~図2Eは、本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的な断面図である。図3Aは、本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的な斜視図である。図3Bは、図3Aの発光装置について一部部材を切断した状態を示す模式的な斜視図である。図3Cは、図3Aの発光装置の分解斜視図である。
(第1ガラス形成工程S101)
第1ガラス形成工程S101では、図2Aに示すように、光反射部材11に、蛍光体を含有しない第1ガラス12をスパッタにより形成する。光反射部材11は、後述する発光素子21及び/又は蛍光体含有部材13からの光が到達し得る面を有し、その面が反射面として機能する。第1ガラス12の少なくとも一部をこの反射面に形成する。光反射部材11の発光素子21が出射する光に対する反射率は、少なくとも反射面において、70%以上であることが好ましく、90%以上であることがより好ましい。
図2Aに示すように、光反射部材11は、貫通孔を有することができる。この場合、第1ガラス12を、少なくとも貫通孔の内壁11aに形成する。この貫通孔が光の通路となるため、貫通孔の内壁11aを反射面とすることができる。
光反射部材11の材料は、後述する第1ガラス12の融着に耐え得る材料から選択する。具体的には、第1ガラス12を融着させる際の温度よりも融点が高い材料が挙げられ、融点が1000℃以上のものが好ましく、融点が1500℃以上のものがさらに好ましい。光反射部材11の材料としては、セラミックス、金属、又は、セラミックス及び金属の複合体などが挙げられ、例えばセラミックスを用いる。セラミックスとしては、高熱伝導率及び高反射率であるアルミナ(Al)セラミックスを用いることが好ましい。光反射部材11の厚みは、強度を考慮すると0.2mm以上であることが好ましい。また、光反射部材11は蛍光体含有部材13を保持できる程度の厚みがあればよい。コスト増大及び発光装置100の高さの増大を抑えるため、光反射部材11の厚みは2mm以下とすることができる。
図2Aでは、光反射部材11の貫通孔の内壁11aは、光の進行方向に沿って拡がる形状である。このような形状とすることにより、入射した光の戻り光を貫通孔の内壁11aによって反射させて、光出射側に効率的に取り出すことができる。貫通孔の開口の形状としては、三角形及び四角形等の多角形のほか、円形又は楕円形であるものが挙げられる。貫通孔の立体形状としては、柱状、錐形状又はこれらを組み合わせた形状が挙げられる。
第1ガラス12は、光反射部材11の上面(光出射側の面)及び/又は下面(光入射側の面)にも形成されていてよい。第1ガラス12は、光反射部材11と、後述する蛍光体含有部材13とを固定するために利用される。光反射部材11が貫通孔を有する場合は、貫通孔の内壁11aに膜状に配置されていることが好ましい。貫通孔の内壁11aにおける第1ガラス12の厚みは、薄くすると第1ガラス12が形成されない箇所ができやすく、固定強度や蛍光体含有部材13の放熱性が低下しやすい。一方で厚くすると光の吸収が増大して発光効率が低下しやすく、熱伝導率の低い第1ガラス12の影響により蛍光体含有部材13の放熱性が低下しやすい。したがって、貫通孔の内壁11aにおける第1ガラス12の厚みは、0.1μm~20μm程度とすることが好ましく、1μm~10μm程度がさらに好ましい。第1ガラス12はスパッタにより形成するため、光反射部材11の上面及び/又は下面における第1ガラス12の厚みは、貫通孔の内壁11aにおける第1ガラス12の厚みよりも大となる傾向にある。
第1ガラス12は透光性を有する。第1ガラス12を構成する材料としては、例えば、ホウ珪酸ガラス、ソーダ石灰ガラス、ソーダガラス、鉛ガラスが挙げられる。例えば、ホウ珪酸ガラスを第1ガラス12として用いることができる。ホウ珪酸ガラスは、例えば500℃~900℃の間に軟化点を有する。第1ガラス12を形成する際の温度は、例えば50℃~200℃が挙げられる。
(加熱工程S102)
加熱工程S102では、第1ガラス12及び光反射部材11を第1雰囲気温度で加熱する。加熱工程S102では、第1ガラス12に蛍光体含有部材13は配置されていない。これにより、第1ガラス12を形成した光反射部材11の反射率の低下を抑制することができる。後述する固定工程S104において第1ガラス12の応力に起因して第1ガラス12の内部に気泡が発生すると考えられ、そのような気泡により、光が散乱し、その光の一部が第1ガラス12及び/又は光反射部材11で吸収されることで、第1ガラス12を形成した光反射部材11の反射率が低下すると考えられる。加熱工程S102で第1ガラス12を加熱することにより、第1ガラス12の応力を解放することができ、固定工程S104において第1ガラス12の内部に気泡が発生する可能性を低減することができる。これにより、第1ガラス12を形成した光反射部材11の反射率の低下を抑制することができると考えられる。また、第1ガラス12の内部の気泡が低減されることにより、蛍光体含有部材13から光反射部材11への放熱性の低下の抑制も期待できる。
第1雰囲気温度は、第1ガラス12が溶融又は軟化する温度であることが好ましい。第1ガラス12が溶融又は軟化することによって、より確実に第1ガラス12の応力を解放することができるため、より確実に第1ガラス12を形成した光反射部材11の反射率の低下を抑制することができる。第1ガラス12がホウ珪酸ガラスである場合、軟化点は例えば900℃以下であり、第1雰囲気温度は900℃以上1200℃以下とすることができる。なお、第1雰囲気温度とは、加熱に用いる電気炉等の炉内における雰囲気の温度を指す。また、第1雰囲気温度は、昇温後に所定の時間で保持する温度を指す。第1雰囲気温度で保持する時間は、例えば、0.5~10時間が挙げられる。加熱工程S102において、加熱時の雰囲気としては、真空雰囲気、大気雰囲気等が挙げられる。第1ガラス12はアルゴン(Ar)雰囲気等の酸素を含まない雰囲気で形成してもよく、この場合、加熱工程S102において大気雰囲気等の酸素を含む雰囲気で加熱することが好ましい。第1ガラス12を酸素を含まない雰囲気で形成することにより、酸素を含む雰囲気で形成する場合よりも形成速度を向上させることができる。また、第1ガラス12を酸素を含まない雰囲気で形成すると酸素欠損が生じる場合があるが、加熱工程S102において酸素を含む雰囲気で加熱することにより、第1ガラス12に酸素を含ませることができるため、第1ガラス12の酸素欠損を低減することができる。酸素を含む雰囲気は、雰囲気中に含まれる酸素の含有率が10体積%以上であればよく、好ましくは15体積%以上であり、さらに好ましくは20体積%以上である。
第1ガラス形成工程S101を行ってから加熱工程S102を行うまでの時間が短いほど、加熱工程S102による効果が得られやすい。このため、第1ガラス形成工程S101と加熱工程S102との間の時間は、加熱工程S102と固定工程S104との間の時間よりも短いことが好ましい。また、第1ガラス形成工程S101と加熱工程S102との間の時間は、100時間以下が挙げられ、10時間以下が好ましく、1時間以下がより好ましい。第1ガラス形成工程S101と加熱工程S102との間の時間は、例えば5分以上が挙げられ、実質的にゼロであってもよい。
加熱工程S102を行った後、次の工程を行う前に、第1ガラス12が溶融又は軟化しない温度にまで降温することが好ましい。これにより、第1ガラス12が硬化するため、保管に適している。第1ガラス12は例えば室温で固体であり、この場合、第1雰囲気温度は室温よりも高い温度であり、室温まで降温することで再び固体に戻る。
(蛍光体含有部材配置工程S103)
蛍光体含有部材配置工程S103では、蛍光体含有部材13を、第1ガラス12を介して光反射部材11に配置する。図2Bに示すように、蛍光体含有部材13は、光入射面13a及び光出射面13bを有する。蛍光体含有部材13は、第1蛍光体を含有するセラミックス又は第1蛍光体の単結晶からなる。
蛍光体含有部材13は、励起光によって蛍光を発する第1蛍光体を含有する。励起光とは、後述する発光素子21が発する光である。第1蛍光体としては、例えば、セリウムで賦活されたイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)、セリウムで賦活されたルテチウム・アルミニウム・ガーネット(LAG)、αサイアロン蛍光体、βサイアロン蛍光体などが挙げられる。第1蛍光体としては、耐熱性が良好な蛍光体であるYAG蛍光体を用いることが好ましい。YAG蛍光体は、ガリウム(Ga)やガドリニウム(Gd)を含んでもよい。
図2Bに示すように、光反射部材11が貫通孔を有する場合は、貫通孔内に蛍光体含有部材13を配置する。蛍光体含有部材13は、さらに、光入射面13aと光出射面13bとを繋ぐ側面13cを有することができる。側面13cは、貫通孔の内壁11aと略一致した形状であってもよい。側面13cは、貫通孔の内壁11aとは異なる傾斜角度を有する面としてもよい。蛍光体含有部材13は、例えば、その全体が貫通孔に収まるように配置する。この場合、貫通孔の一方の開口の側に光入射面13aが位置し、他方の開口の側に光出射面13bが位置する。光入射面13a及び光出射面13bは、発光素子21からの光の進行方向を示す軸線、すなわち光軸に対して、それぞれ垂直に配置することができる。例えば、光入射面13a及び光出射面13bは、互いに平行に対向する平坦面とする。
蛍光体含有部材13は、第1蛍光体を含有するセラミックス又は第1蛍光体の単結晶からなる。このような耐光性及び耐熱性の良好な材料によって形成されていることにより、レーザ光のような高密度の光が照射されても変質が生じ難い。また、蛍光体含有部材13は、後述する第1ガラス12及び第2ガラス14の融着の温度よりも融点が高い材料からなることが好ましい。蛍光体含有部材13の材料としては、例えば融点が1300℃~2500℃のものが挙げられ、融点が1500℃~2200℃のものがより好ましい。このような融点の高い材料を用いることにより、蛍光体含有部材13自体が融解することを抑制することができ、ひいては蛍光体含有部材13の変形及び変色等を回避することができる。よって、長期間、所望の光学特性を維持することができる。蛍光体含有部材13の厚みは、例えば、0.1mm~1.5mm程度が挙げられる。蛍光体含有部材13は、例えば、第1蛍光体とアルミナ(Al、融点:約1900℃~2100℃)等の透光性材料とを焼結させた蛍光体セラミックスとすることができる。この場合、第1蛍光体の含有量は、蛍光体含有部材13の総重量に対して0.05~50重量%とすることが好ましく、1~30重量%がより好ましい。また、このような透光性材料を用いずに第1蛍光体の紛体を焼結させることにより形成する、実質的に第1蛍光体のみからなる蛍光体セラミックスを蛍光体含有部材13として用いてもよい。また、蛍光体含有部材13として、第1蛍光体からなる単結晶を用いてもよい。なお、蛍光体含有部材13の表面には、バンドパスフィルター等のコーティングが施されていてもよい。
(固定工程S104)
固定工程S104では、第2雰囲気温度で第1ガラス12を蛍光体含有部材13に融着することにより、蛍光体含有部材13を光反射部材11に固定する。
第2雰囲気温度は、第1ガラス12が溶融又は軟化する温度である。第1ガラス12が溶融又は軟化することによって、第1ガラス12を蛍光体含有部材13に融着することができる。第2雰囲気温度は、第1雰囲気温度と同じであってもよい。第1ガラス12がホウ珪酸ガラスである場合、軟化点は例えば900℃以下であり、第2雰囲気温度は900℃以上1200℃以下とすることができる。なお、第2雰囲気温度とは、加熱に用いる電気炉等の炉内における雰囲気の温度を指す。また、第2雰囲気温度は、昇温後に所定の時間で保持する温度を指す。第2雰囲気温度で保持する時間は、例えば、0.5~10時間が挙げられる。固定工程S104において、加熱時の雰囲気としては、例えば真空雰囲気が挙げられる。蛍光体は酸素を含む雰囲気で加熱すると発光効率が低下する場合があるため、固定工程S104の加熱時の雰囲気は、酸素の含有率が1体積%未満の雰囲気である酸素を含まない雰囲気であることが好ましい。固定工程S104を行った後、次の工程を行う前に、第1ガラス12が溶融又は軟化しない温度にまで降温することができる。これにより、第1ガラス12が硬化する。
図2Bに示すように、光反射部材11が貫通孔を有する場合は、固定工程S104において、蛍光体含有部材13の側面13cを貫通孔の内壁11aに固定する。第2雰囲気温度での熱処理は、蛍光体含有部材13を光反射部材11に押圧した状態で行ってもよい。
(第2ガラス配置工程S105)
第2ガラス配置工程S105では、図2Cに示すように、蛍光体含有部材13の光出射面13b側に、第2蛍光体を含有する第2ガラス14を配置する。
第2ガラス14は第2蛍光体を含有するため、第1ガラス12のようにスパッタで形成することは困難である。したがって、図2Cに示すように、柱状等の形状である一片の第2ガラス14を準備し、これを蛍光体含有部材13の上方に配置することが好ましい。第2ガラス14を配置する位置は、これが溶融又は軟化した場合に、蛍光体含有部材13の光出射面13b側を覆い、且つ、光反射部材11及び第1ガラス12の一方又は両方に接触する位置とする。図2Cに示すように、光反射部材11が貫通孔を有する場合、第2ガラス14を配置する位置は、これが溶融又は軟化した場合に貫通孔の開口を塞ぐ位置とすることが好ましい。
第2ガラス14は、発光素子21からの光及び蛍光体含有部材13が発する蛍光の両方に対して透光性を有する材料によって形成することができる。第2ガラス14の軟化点は、例えば第1ガラス12の軟化点と同程度とすることができる。第2ガラス14は、第2蛍光体と、ガラスとを有する。ガラスとしては、例えば、ホウ珪酸ガラス、ソーダ石灰ガラス、ソーダガラス、鉛ガラスが挙げられる。例えば、500℃~900℃の間に軟化点を有するホウ珪酸ガラスを母材として、その中に第2蛍光体を分散させたものを第2ガラス14として用いることができる。第2ガラス14が第2蛍光体を含有することにより、第1蛍光体のみでは得られない色の光を発光装置100の発光として得ることができる。第2ガラス14における第2蛍光体の含有量は、例えば、第2ガラス14の総重量に対して、0.1~10重量%が挙げられ、0.5~3重量%が好ましい。例えば、蛍光体含有部材13が含有する蛍光体は第1蛍光体のみ、第2ガラス14が含有する蛍光体は第2蛍光体のみ、とすることができる。第2ガラス14の厚みは、例えば、数十μm~数百μm程度が挙げられる。第2ガラス14は、第2蛍光体に加えて光散乱部材を含有していてもよい。
図1Bに示すように、第2ガラス配置工程S105を、蛍光体含有部材配置工程S103と固定工程S104との間に行ってもよい。この場合、固定工程S104において、第1ガラス12のみならず第2ガラス14も溶融又は軟化させることができる。すなわち、固定工程S104において、第2雰囲気温度で、第1ガラス12を蛍光体含有部材13に融着すると共に、第2ガラス14を光反射部材11及び第1ガラス12の一方又は両方に融着することができる。これにより、後述する融着工程S106を不要とできるため、工程を簡略化することが可能である。この場合の第2雰囲気温度は、後述する融着工程S106の第3雰囲気温度と同様の温度とすることが好ましい。例えば、この場合の第2雰囲気温度は900℃以下とする。
(融着工程S106)
融着工程S106では、図2Dに示すように、第1雰囲気温度及び第2雰囲気温度より低い第3雰囲気温度で、第2ガラス14を光反射部材11及び第1ガラス12の一方又は両方に融着する。
第3雰囲気温度は、第1ガラス12が溶融又は軟化しない温度とすることができる。第3雰囲気温度は例えば900℃以下とする。なお、第3雰囲気温度とは、加熱に用いる電気炉等の炉内における雰囲気の温度を指す。また、第3雰囲気温度は、昇温後に所定の時間で保持する温度を指す。第3雰囲気温度で保持する時間は、例えば、5~60分が挙げられる。融着工程S106において、加熱時の雰囲気は、例えば真空雰囲気が挙げられる。蛍光体は酸素を含む雰囲気で加熱すると発光効率が低下する場合があるため、融着工程S106の加熱時の雰囲気は、酸素の含有率が1体積%未満の雰囲気である酸素を含まない雰囲気であることが好ましい。融着工程S106を行った後、次の工程を行う前に、第2ガラス14が溶融又は軟化しない温度にまで降温することができる。これにより、第2ガラス14が硬化する。
図2Eに示すように、第2ガラス14を融着した後、その上面側を研磨等により除去してもよい。この除去によって、第2蛍光体を含有する第2ガラス14の体積を調整することができるため、発光装置100の発光の色味を調整することができる。また、この除去によって光反射部材11の上面と第2ガラス14の上面が実質的に面一となるように平坦化してもよい。第2ガラス14の除去と共に光反射部材11の上面の第1ガラス12も除去してもよい。
(発光素子配置工程S107)
発光素子配置工程S107では、蛍光体含有部材13の光入射面13aに光を照射可能な位置に発光素子21を配置する。これによって得られる発光装置100を図3A~図3Cに示す。
発光素子21は、例えば半導体レーザ素子である。半導体レーザ素子が出射するレーザ光は、発光ダイオード(LED)が発する光よりも光密度が高い。樹脂よりも耐光性及び耐熱性が良好である蛍光体含有部材13を用いることで、このような高光密度の光を入射させることができる。なお、蛍光体含有部材13の光入射面13a側にサファイア等の蛍光体を含有しない透光性部材を配置してもよい。この透光性部材の表面にバンドパスフィルター等のコーティングが施されていてもよい。
発光装置100は、図3A~図3Cに示すように、上述の工程を経て形成された蛍光体含有部材13等を有する光部品10に対して、発光素子21を有するパッケージ20を組み合せることで形成する。図3Aは、本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的な斜視図であり、得られる発光装置100の外観の斜視図である。図3Bは、パッケージ20のキャップ22及びレンズ23と光部品10とを光の主要な進路に沿って切断した状態を示す模式的な斜視図である。図3Cは、発光装置100の分解斜視図である。
光部品10は、上述の光反射部材11が押さえ部15と蓋部16とに挟まれて固定されている。光反射部材11は貫通孔を有し、その貫通孔内には、上述のとおり、第1ガラス12と蛍光体含有部材13と第2ガラス14とが配置されている。図3Bに示すように、蓋部16は、光反射部材11の下面に配置される第1蓋部16Aと、第1蓋部16Aの下面に接続された第2蓋部16Bとの2つの部分からなってもよい。
パッケージ20は、図3Bに示すように、ステム24と、ステム24を貫通する2本のリード端子25と、ステム24が有する凸部の側面に固定されたサブマウント26と、サブマウント26に固定された発光素子21と、発光素子21とリード端子25のそれぞれとを電気的に接続するワイヤ27と、を有する。パッケージ20は、さらに、ステム24に固定されたキャップ22と、キャップ22が有する開口に固定されたレンズ23とを有する。光部品10の蓋部16は、ステム24に固定されている。図3Bに一点鎖線で示すように、発光素子21から出射したレーザ光は、レンズ23で集光され、蛍光体含有部材13の手前で焦点を結び、蛍光体含有部材13に入射する。発光装置100の発光が白色光である場合、例えば、蛍光体含有部材13が含有する第1蛍光体をYAG蛍光体とし、発光素子21が出射するレーザ光を青色光(ピーク波長が420nm~480nm程度)とする。青色レーザ光を出射する発光素子21としては、InGaN井戸層の活性層を有するGaN系レーザ素子が挙げられる。
以上の工程を有することにより、第1ガラス12を形成した光反射部材11の反射率の低下を抑制することができ、得られる発光装置100の光出力のばらつきを低減することが可能である。光出力は例えば光束である。
(実験例1)
実験例1として、図1Aに示す手順で光反射部材11に第1ガラス12と蛍光体含有部材13と第2ガラス14とを形成し(以下、光反射部材11に第1ガラス12と蛍光体含有部材13と第2ガラス14とを形成したものを「光学部材」という。)、レーザ光と組み合わせて光束を測定した。具体的な製造方法は以下のとおりである。
まず、貫通孔を有するジルコニウム含有アルミナからなる光反射部材11を準備し、その貫通孔の内壁11aに、ホウ珪酸ガラスからなる第1ガラス12をスパッタにより形成した。光反射部材11の厚みは約0.7mmであり、貫通孔の下側の開口は直径約0.2mmの略円形であり、貫通孔の上側の開口は直径約0.65mmの略円形であり、貫通孔の内壁11aは上下の開口を結び逆テーパー状に傾斜していた。
次に、第1ガラス12が形成された光反射部材11を真空雰囲気で約1000℃の温度で加熱した。この加熱は、第1ガラス12の形成から1時間以内に行った。加熱は、第1ガラス12が形成された光反射部材11を電気炉に入れて行った。熱処理時間は約60分とした。すなわち、第1ガラス12が形成された光反射部材11を電気炉に入れ、雰囲気温度が約1000℃になるまで昇温し、雰囲気温度を約1000℃のまま約60分間維持した後、温室まで降温した。
次に、アルミナとYAG蛍光体とが混合されたセラミックスからなる蛍光体含有部材13を貫通孔内に配置した。蛍光体含有部材13の総重量に対して、YAG蛍光体の含有量は約27重量%であった。蛍光体含有部材13の厚みは約0.3mmであった。その後、真空雰囲気で約1000℃の温度で第1ガラス12を蛍光体含有部材13に融着させた。熱処理時間は約60分とした。すなわち、光反射部材11と第1ガラス12と蛍光体含有部材13とを含む部材を電気炉に入れ、雰囲気温度が約1000℃になるまで昇温し、雰囲気温度を約1000℃のまま約60分間維持した後、室温まで降温した。なお、第1ガラス12の加熱から第1ガラス12の融着までの時間は1時間以内とした。
そして、主としてホウ珪酸ガラスを含有し、αサイアロン蛍光体を含有する第2ガラス14を蛍光体含有部材13の光出射面13b側に配置した。その後、真空雰囲気で約850℃の温度で第2ガラス14を第1ガラス12及び蛍光体含有部材13に融着させた。熱処理時間は約20分とした。すなわち、第2ガラス14等を形成した部材を電気炉に入れ、雰囲気温度が約850℃になるまで昇温し、雰囲気温度を約850℃のまま約20分間維持した後、室温まで降温した。融着後の第2ガラス14は、貫通孔の光出射側の開口を塞いでおり、光反射部材11の上面の第1ガラス12に接するまで広がっていた。その後、第2ガラス14の上面と光反射部材11の上面が実質的に面一となるまで第2ガラス14と第1ガラス12とを上方から研磨した。
(実験例2~4)
実験例2~4として、第1ガラス12の加熱から第1ガラス12の融着までの時間をそれぞれ、約1週間、約2週間、約4週間とした以外は実験例1と同様にして光学部材を作製した。
(比較例1~4)
比較例1~4として、第1ガラス12の加熱を行わないこと以外は実験例1~4と同様にして光学部材を作製した。比較例1~4において、第1ガラス12の形成から第1ガラス12の融着までの時間はそれぞれ、1時間以内、約1週間、約2週間、約4週間とした。
(評価1)
実験例1~4及び比較例1~4の光学部材について、実質的に同じ条件でそれぞれ複数個作製し、ピーク波長450nmのレーザ光を照射して光束を測定した。具体的には、蛍光体含有部材13の光入射面13aにレーザ光を照射し、第2ガラス14から出射される光について光束を測定した。その結果を図4A及び図4Bに示す。図4Aは、実験例1~4の光学部材の、第1ガラスの加熱から融着までの時間に対する光束を示すグラフである。図4Bは、比較例1~4の光学部材の、第1ガラスの形成から融着までの時間に対する光束を示すグラフである。図4A及び図4Bでは、それぞれ、実験例1又は比較例1の光束の平均値を1として相対値を示す。図4A及び図4Bでは、実験例1~4及び比較例1~4のそれぞれの平均値と標準偏差を示しており、平均値を線で繋いだ。
実験例1と比較例1の光束の平均値を比較すると、実験例1は比較例1に対して約0.3%高く、ほぼ同程度であった。実験例1と実験例2~4の光束の平均値を比較すると、実験例2は実験例1に対して約99.8%であり、実験例3は実験例1に対して約100.4%であり、実験例4は実験例1に対して約97.9%であった。比較例1と比較例2~4の光束の平均値を比較すると、比較例2は比較例1に対して約98.6%、比較例3は比較例1に対して約96.4%、比較例4は比較例1に対して約87.0%の光束となった。これらの結果から、第1ガラス12の形成から第1ガラス12の融着までの間に第1ガラス12の加熱を行うことにより、光束の低下を抑制することが可能であると理解することができる。
(実施例1)
実施例1として、図3A~図3Cに示す発光装置100を作製した。まず、上述の実験例1と同様の材料及び製造方法で、光学部材を作製した。そして、このようにして得られた蛍光体含有部材13等を有する光部品10を、発光素子21としてピーク波長約450nmのレーザ光を発振する半導体レーザ素子が搭載されたパッケージ20と組み合わせ、実施例1の発光装置100を得た。この実施例1の発光装置100は、電流約2.3Aにおける光束が約535.8lmであった。
10 光部品
11 光反射部材
11a 貫通孔の内壁
12 第1ガラス
13 蛍光体含有部材
13a 光入射面
13b 光出射面
13c 側面
14 第2ガラス
15 押さえ部
16 蓋部
16A 第1蓋部
16B 第2蓋部
20 パッケージ
21 発光素子
22 キャップ
23 レンズ
24 ステム
25 リード端子
26 サブマウント
27 ワイヤ
100 発光装置

Claims (8)

  1. 光反射部材に、蛍光体を含有しない第1ガラスをスパッタにより形成する第1ガラス形成工程と、
    前記第1ガラス及び前記光反射部材を第1雰囲気温度で加熱する加熱工程と、
    光入射面及び光出射面を有し、第1蛍光体を含有するセラミックス又は第1蛍光体の単結晶からなる蛍光体含有部材を、前記第1ガラスを介して前記光反射部材に配置する蛍光体含有部材配置工程と、
    第2雰囲気温度で前記第1ガラスを前記蛍光体含有部材に融着することにより、前記蛍光体含有部材を前記光反射部材に固定する固定工程と、
    前記蛍光体含有部材の光入射面に光を照射可能な位置に発光素子を配置する発光素子配置工程と、を有することを特徴とする発光装置の製造方法。
  2. 前記固定工程の後に、
    前記蛍光体含有部材の光出射面側に、第2蛍光体を含有する第2ガラスを配置する第2ガラス配置工程と、
    前記第1雰囲気温度及び前記第2雰囲気温度より低い第3雰囲気温度で、前記第2ガラスを前記光反射部材及び前記第1ガラスの一方又は両方に融着する融着工程と、を有することを特徴とする請求項1に記載の発光装置の製造方法。
  3. 前記蛍光体含有部材配置工程と前記固定工程との間に、前記蛍光体含有部材の光出射面側に、第2蛍光体を含有する第2ガラスを配置する第2ガラス配置工程を有し、
    前記固定工程において、前記第2雰囲気温度で前記第2ガラスを前記光反射部材及び前記第1ガラスの一方又は両方に融着することを特徴とする請求項1に記載の発光装置の製造方法。
  4. 前記第1ガラスは、ホウ珪酸ガラスからなることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の発光装置の製造方法。
  5. 前記第1雰囲気温度は、900℃以上1200℃以下であることを特徴とする請求項4に記載の発光装置の製造方法。
  6. 前記第1蛍光体は、YAG蛍光体であることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の発光装置の製造方法。
  7. 前記発光素子は半導体レーザ素子であることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の発光装置の製造方法。
  8. 前記光反射部材は、貫通孔を有し、
    前記蛍光体含有部材は、前記光入射面と前記光出射面とを繋ぐ側面を有し、
    前記第1ガラス形成工程において、前記第1ガラスを前記貫通孔の内壁に形成し、
    前記固定工程において、前記蛍光体含有部材の側面を前記貫通孔の内壁に固定することを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の発光装置の製造方法。
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