JP2022070173A - 包装箱及び包装体 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示すように、本実施形態に係る包装箱3は、物品(図示略)を包装する立体的な箱である。包装箱3は、物品が出し入れされる開口部4を有する箱体1と、箱体1に内装された緩衝材2とを備えている。箱体1は、シート状の外装材10(図3参照)から組み立てられる。また、緩衝材2は、シート状の内装材20(図2参照)で形成される。
図1には、開口部4が鉛直上方を向く縦置き状態の包装箱3を例示する。ただし、包装箱3は、いずれの向き(姿勢)で配置されてもよく、例えば、開口部4が水平方向に向く横置き状態とされてもよい。
箱体1は、物品を収容可能なトレー状に形成されている。箱体1は、開口部4と反対側に配置された底面部11と、厚み方向TDにおいて互いに対面する一対の主面部12,13と、幅方向WDにおいて互いに対面する一対の側面部14とを有する。これらの面部11~14はいずれも矩形状である。箱体1では、上記の面部11~14が有底四角筒状をなす。
ここでは、長さ方向LD及び幅方向WDの各寸法に対して厚み方向TDの寸法が小さく設定された薄型の箱体1を例示する。
各主面部12,13には、緩衝材2の貼り付けられる貼付領域9が設けられている。ここでは、各主面部12,13の開口部4側の端縁部(長さ方向LDの一端縁部,図1では上端縁部)に沿って幅方向WDに延びる帯状に設定された貼付領域9を例示する。
一対の側面部14は、互いに等しく形成され、互いに平行に配置される。側面部14はいずれも、第一主面部12から第二主面部13側へ折り曲げられている。側面部14は、一対の主面部12,13における幅方向WDの端縁部どうしを繋ぐように配置される。
本実施形態の箱体1は、一対の側面部14の内側にそれぞれ重なる一対の折込片15と、第一主面部12から折り曲げられた側面部14を保持するための差込片16とを更に有する。
スリット5は、第二主面部13と折込片15との境界(角部)の各々に形成される。ここでは、第二主面部13及び折込片15の長さ方向LDの略中央に対応する高さ位置で長さ方向LDに沿う直線状に延びたスリット5を例示する。
上記のように、箱体1では、側面部14に重なる折込片15と第二主面部13に重なる差込片16との各々により、多重構造が形成されている。本実施形態の箱体1は、これらの折込片15及び差込片16により多重構造をなす多重領域に一部が設けられた折曲線6を有する。折曲線6は、包装箱3の製造過程で折り曲げられた後に折り戻された部位であって、箱体1においては折り曲げられた痕(皺)として残存している。折曲線6は、箱体1の幅方向WDの全域に延びている。
折曲線6は、貼付領域9よりも底面部11側に配置される。言い換えれば、貼付領域9は、折曲線6よりも開口部4側に配置される。
切離線7は、例えば、断続的な切れ込み(ミシン目)で形成される。ここでは、ジッパー加工が施された帯状の水平部71と、破線状の切れ込みで形成された傾斜部72とを例示する。本実施形態の第二主面部13は、切離線7に沿う破断により、貼付領域9を含む台形状の領域が切り離し可能となっている。
天面部17は、底面部11と等しい形状及び大きさに形成されている。天面部17は、第一主面部12から第二主面部13側へと折り曲げられ、封緘状態で底面部11と平行に配置される。
ここでは、台形状に形成された天貼付片18を例示する。本実施形態の天貼付片18は、両面テープ8により、第二主面部13における折曲線6と切離線7との間の領域に貼り付けられる。ただし、天貼付片18の形状、貼付位置及び貼付手法は、ここで例示するものに限定されない。
底側水かき部31は、底面部11の幅方向WDの端縁部と、側面部14及び折込片15の底面部11側の各端縁部とに連設されている。底側水かき部31は、底面部11から箱体1の内側に折り曲げられ、折込片15の内側に重なる。
天側水かき部32は、側面部14における長さ方向LDの一側(開口部4側)の端縁部と、天面部17の幅方向WDの端縁部とに連設されている。天側水かき部32は、封緘状態において、側面部14から箱体1の内側に折り曲げられ、天面部17の内側に重なる。ここでは、三角形状に折り畳まれる底側水かき部31及び天側水かき部32を例示する。
緩衝材2は、各主面部12,13の貼付領域9に貼り付けられて懸架された状態をなす内装材20で構成される。すなわち、緩衝材2は、内装材20が一対の主面部12,13の貼付領域9間に架け渡されたものである。
緩衝材2(内装材20)は、所定方向に沿って延在する複数の切れ込み部21(図2参照)が千鳥状に設けられたシート材(クッションペーパーやハニーペーパーとも称される)で形成される。緩衝材2のうち、所定方向において隣接する切れ込み部21どうしの間には、切り込まれていない非切れ込み部24が設けられている。
ここでは、底面部11に向けて凸のU字状をなす緩衝材2を例示する。緩衝材2では、開口部4側の二つの端部が、一対の主面部12,13の貼付領域9にそれぞれ貼り付けられ、これらの二つの端部の間で吊り下げられた本体部が、箱体1のいずれの部位にも貼り付けられずに配置される。なお、貼付領域9に対する緩衝材2の貼付手法は特に限定されず、例えば接着剤や粘着剤が用いられる。
図2に示すように、本実施形態に係る包装体30は、箱体1に組み立てられる外装材10と、緩衝材2となる内装材20とを備えている。包装体30では、Z字状に折り畳まれた外装材10に対し、平面状に展開された内装材20が重ねられて貼り付けられている。包装体30は、このように内装材20の貼り付けられた外装材10が箱体1に組み立てられることにより、上記の包装箱3となる。このため、包装体30は、包装箱3の半製品であるともいえる。
図3に示すように、外装材10は、上記の箱体1に設けられる底面部11,一対の主面部12,13及び一対の側面部14を有する。また、本実施形態の外装材10は、側面部14及び第二主面部13のうち、一方と連設されるとともに箱体1において他方に重なる重合部40を有する。本実施形態の重合部40には、上記の箱体1に設けられる一対の折込片1と一対の差込片16とが含まれている。さらに、本実施形態の外装材10は、上記の箱体1に設けられるスリット5,折曲線6,切離線7,天面部17,天貼付片18,一対の底側水かき部31及び一対の天側水かき部32も有する。
各主面部12,13には、内装材20の貼り付けられる貼付領域9が設定されている。本実施形態の外装材10では、各主面部12,13における縦方向D2の外側(図3では、第一主面部12の上側及び第二主面部13の下側)の端縁部に沿って横方向D1に延びる帯状の貼付領域9が設定されている。
折込片15は、縦方向D2に延びる第二縦罫線36を介して第二主面部13(他方の主面部)と連設されている。すなわち、折込片15は、第二主面部13の横方向D1の両側(図3では左右)に配置され、第二縦罫線36をそれぞれ介して第二主面部13と連設されている。
差込片16は、各側面部14から横方向D1の外側に突設されている。ここでは、縦方向D2に延びる罫線を介して側面部14と連設された差込片16を例示する。なお、差込片16の縦方向D2の位置は、外装材10が箱体1に組み立てられた場合にスリット5と同一の高さ位置となるように設定される。
天貼付片18は、天面部17から縦方向D2の外側に突設されている。天面部17と天貼付片18との間には、横方向D1に延びる第四横罫線38が設けられている。
本実施形態の第二寸法dbは、具体的には、第二主面部13の縦方向D2における外側の端縁部と、切離線7の水平部72の縦方向D2における内側の端部との縦方向D2の距離に対応する。また、第三寸法dcは、第二主面部13の縦方向D2における外側の端縁部と、折曲線6との縦方向D2の距離に対応する。
また、本実施形態の外装材10では、第一寸法daが第三寸法dcよりも小さく設定されている(da<dc)。これにより、天貼付片18は、封緘状態の箱体1において、第二主面部13の折曲線6よりも天面部17側に配置される。
天側水かき部32は、天面部17の横方向D1の両側(図3では左右)であって側面部14の縦方向D2の外側に配置され、縦方向D2に延びる罫線を介して天面部17と連設されているとともに、横方向D1に延びる罫線を介して側面部14とも連設されている。なお、底側水かき部31及び天側水かき部32の各々には、三角形状に折り畳むための罫線が更に設けられている。
一方、折曲線6は、外装材10に内装材20を貼り付けやすくするために折り曲げられる。折曲線6は、箱体1には不要の構成であるものの、包装箱3の製造容易性を確保するために設けられている。
図6に示すように、内装材20は、交差方向に引っ張られた場合に、切れ込み部21に対応する目が開くことで交差方向に伸張する。このとき、交差方向に伸張した内装材20では、切れ込み部21周辺の片部22が厚み方向(所定方向と交差方向との何れにも直交する方向)に立ち上がることで、ハニカム状の立体的なセル構造23が出現する。内装材20は、このような交差方向への伸張に伴うセル構造23の出現により、厚み方向に緩衝代が形成されたネット状に変形する。
図2に示す包装体30を図1に示す包装箱3に組み立てるには、まず、折曲線6で折られた折部6′を平面状に戻す。次いで、第一横罫線33,第二横罫線34,第一縦罫線35及び第二縦罫線36で外装材10を折り曲げて、外装材10を立体状に変形させる。
それから、折込片15の外側に側面部14を重ねて配置し、差込片16をスリット5に差し込む。これにより、差込片16を第二主面部13の内側に配置した状態で係止させる。
そして、容器状の包装箱3の開口部4から内部に物品を挿入すると、緩衝材2が物品の重力により長さ方向LDに伸張することでネット状に変形する。これにより、包装箱3に収容された物品は、ネット状の緩衝材2で保護される。
(1)図1に示すように、包装箱3では、切れ込み部21の延びる所定方向が長さ方向LDと交差する姿勢で緩衝材2が懸架されている。また、図2に示すように、包装体30に組み立てられる包装体30では、緩衝材2となる内装材20が、箱体1に組み立てられる外装材10に対し、切れ込み部21の延びる所定方向が縦方向D2と交差する姿勢で、包装箱3において懸架される状態となるように貼り付けられている。
したがって、包装箱3では、開口部4からの物品の挿入に伴って、緩衝材2を長さ方向LDに伸張させてネット状に変形させられる。これにより、物品を包装するのと同時に、ネット状に変形した緩衝材2で物品に対する緩衝性を確保できる。よって、利便性の高い包装箱3を提供できる。
また、箱体1で多重構造をなす重合部40は、第二主面部13と側面部14との連結(例えば貼合)に利用可能であるため、折曲線6が設けられた部位の補強に加えて、外装材10を箱体1に組み立てる際の組立性の向上にも寄与する。
また、第二主面部13と連設された折込片15を側面部14に貼り合わせれば、第二主面部13と側面部14とが連結されるため、仮にスリット5及び差込片16を省略したとしても、外装材10を箱体1に組み立てられる。このように、折込片15によれば、折曲線6が設けられた部位を補強できるうえに、外装体10を箱体1に組み立てるための貼合代を確保できる。
また、差込片16がスリット5に差し込まれることで、第二主面部13と側面部14とが連結されるため、粘着剤や接着剤等を用いなくても外装材10を箱体1に組み立てられる。このように、差込片16によれば、折曲線6が設けられた部位を補強できるうえに、粘着剤や接着剤等を用いない簡易な組立構造を実現できる。
また、折曲線6の延びた第二主面部13に切離線7が設けられることで、第一主面部12には折曲線6及び切離線7を設けなくて済むことから、第一主面部12において剛性低下を抑制できるとともに見栄え低下も抑制できる。このように、見栄え低下が抑制された第一主面部12は、箱体1の「おもて面」として好適である。
包装箱3及び包装体30の各構成は、上記の実施形態で例示したものに限定されない。
図7に示すように、外装体10(及び箱体1)は、スリット5及び差込片16に代えて、各側面部14の横方向D1の外側に連設された一対の側貼付片19を有してもよい。側貼付片19は、箱体1において、第一主面部12から折り曲げられた側面部14を保持するための貼合代であり、第二主面部13に重ねられて第二主面部13に貼り付けられる。ここでは、箱体1において、第二主面部13の外側に重ねられ、両面テープ8により第二主面部13に貼り付けられる側貼付片19を例示する。
本変形例の重合部40には、上記の実施形態で説明した折込片15に加えて側貼付片19が含まれている。側貼付片19は、上記の差込片16と同様に、側面部14と連設されるとともに箱体1で第二主面部13に重なる。
本変形例の折曲線6は、重合部40に含まれる折込片15及び側貼付片19により箱体1で多重構造となる多重領域に一部が配置されている。具体的には、折曲線6は、上記の実施形態と同様に、第二主面部13と一対の折込片15とにわたって横方向D1に沿う直線状に延びている。
なお、ミシン目41はスリットに変更されてもよいし、スリット42,43はミシン目に変更されてもよい。また、図7及び図8に示した底側水かき部31及び天側水かき部32が、スリット5及び差込片16を有する外装体10に適用されてもよい。
切離線7は、貼付領域9の切り離しを補助する構造であればよく、例えば、その全体が破線状の切れ込みで形成されてもよいし、全体又は一部が凹部(溝)で形成されてもよい。
スリット5及び差込片16の形状、配置及び個数も、上記の例示に限定されない。一つの側面部14から複数の差込片16が突設されてもよい。この場合は、差込片16の数に応じて、スリット5も複数設けられればよい。
天貼付片18及び側貼付片19の貼付には、上記の両面テープ8に代えて、糊(接着剤)が用いられてもよい。
2 緩衝材
3 包装箱
4 開口部
5 スリット
6 折曲線
6′ 折部
7 切離線
8 両面テープ
9 貼付領域
10 外装材
11 底面部
12 第一主面部(主面部)
13 第二主面部(主面部)
14 側面部
15 折込片
16 差込片
17 天面部
18 天貼付片
19 側貼付片
20 内装材
21 切れ込み部
22 片部
23 セル構造
30 包装体
31 底側水かき部
32 天側水かき部
33 第一横罫線(横罫線)
34 第二横罫線(横罫線)
35 第一縦罫線
36 第二縦罫線
37 第三横罫線
38 第四横罫線
39 第三縦罫線
40 重合部
41 ミシン目
42 スリット
43 スリット
44 封緘スリット
45 封緘凸片
46 基部
47 先端部
71 水平部
72 傾斜部
D1 横方向
D2 縦方向
da 第一寸法
db 第二寸法
dc 第三寸法
LD 長さ方向
TD 厚み方向
WD 幅方向
Claims (9)
- 物品が出し入れされる開口部を有する箱体と、前記箱体に内装された緩衝材と、を備えた包装箱であって、
前記箱体は、
前記開口部と反対側に配置された底面部と、
前記底面部から折り曲げられ、厚み方向において互いに対面する一対の主面部と、
一方の前記主面部から折り曲げられ、幅方向において互いに対面する一対の側面部と、を有し、
前記緩衝材は、
所定方向に沿って延在する複数の切れ込み部が千鳥状に設けられ、前記所定方向が前記開口部と前記底面部とを繋ぐ長さ方向と交差する姿勢で、各々の前記主面部の貼付領域に貼り付けられて懸架され、前記長さ方向に伸張することでネット状に変形する
ことを特徴とする包装箱。 - 物品が出し入れされる開口部を有する箱体に緩衝材が内装された包装箱に組み立てられる包装体であって、
前記箱体に組み立てられるシート状の外装材と、
所定方向に沿って延在する複数の切れ込み部が千鳥状に設けられ、前記所定方向と交差する方向に伸張することでネット状に変形する前記緩衝材となるシート状の内装材と、を備え、
前記外装材は、
前記箱体において前記開口部と反対側に配置される底面部と、
横方向に延びる一対の横罫線をそれぞれ介して前記底面部と連設され、前記箱体において互いに対面する一対の主面部と、
前記横方向と交差する縦方向に延びる第一縦罫線を介して一方の前記主面部と連設され、前記箱体において互いに対面する一対の側面部と、を有し、
前記内装材は、
前記所定方向が前記縦方向と交差する姿勢で、前記包装箱において懸架される状態となるように各々の前記主面部の貼付領域に貼り付けられた
ことを特徴とする包装体。 - 前記外装材は、
前記側面部及び他方の前記主面部のうち、一方と連設されるとともに前記箱体において他方に重なる重合部と、
前記外装材の前記横方向の全域に延び、前記箱体において前記重合部により多重構造をなす多重領域に一部が設けられた折曲線と、を有し、
前記内装材は、
一方の前記横罫線と前記折曲線とでZ字状に折り畳まれた前記外装材に対して前記折曲線を跨いで配置された
ことを特徴とする請求項2に記載の包装体。 - 前記重合部は、前記縦方向に延びる第二縦罫線を介して他方の前記主面部と連設されるとともに前記箱体において一対の前記側面部の内側にそれぞれ重なる一対の折込片を含む
ことを特徴とする請求項3に記載の包装体。 - 前記外装材は、
他方の前記主面部と前記折込片との境界に形成されたスリットを有し、
前記重合部は、各々の前記側面部から前記横方向の外側に突設されるとともに前記箱体において前記スリットに差し込まれて他方の前記主面部の内側に重なる差込片を含む
ことを特徴とする請求項4に記載の包装体。 - 前記折曲線は、前記スリットと重複する位置であって前記差込片により多重構造となる前記多重領域に一部が配置された
ことを特徴とする請求項5に記載の包装体。 - 前記重合部は、各々の前記側面部の前記横方向における外側に連設されるとともに前記箱体において他方の前記主面部に貼り付けられる一対の側貼付片を含む
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の包装体。 - 前記外装材は、
前記折曲線が延びた前記主面部に設けられ、前記貼付領域の切り離しを補助する切離線を有する
ことを特徴とする請求項3~7のいずれか一項に記載の包装体。 - 前記外装材は、
前記切離線が設けられない前記主面部の前記縦方向の外側に連設され、前記箱体の前記開口部を覆う天面部と、
前記天面部から前記縦方向の外側に突設され、前記天面部が前記開口部を覆う前記箱体において、前記切離線が設けられた前記主面部に貼り付けられる天貼付片と、を有する
ことを特徴とする請求項8に記載の包装体。
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