JP2022069806A - 排出トレイ装置及び該排出トレイ装置を備えた原稿自動送り装置 - Google Patents

排出トレイ装置及び該排出トレイ装置を備えた原稿自動送り装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シート排出口から排出されるシートが上面に積載されるシート排出トレイと、該シート排出トレイの上面側に設けられ、シートの先端位置を規制するストッパーと、を備えた排出トレイ装置において、使用するシートサイズに応じてストッパーの位置を容易に調整できるようにする。【解決手段】排出トレイ装置は、ストッパー73の位置に対応するシートサイズを検出するシートサイズ検出部80,90と、前記シートサイズ検出部80,90により検出したシートサイズを視認可能に表示する表示部72fとを備えている。【選択図】図7

Description

本発明は、排出トレイ装置及び該排出トレイ装置を備えた原稿自動送り装置に関する。
一般に、原稿自動送り装置(ADF)等に搭載されるシート排出装置は、シート排出口から排出されたシートが積載される排出トレイと、排出トレイに積載されるシートの先端が突き当たるストッパーとを有している。このストッパーは、例えば排出トレイに排出されたシートの先端位置を整列したり、シートの排出トレイからの飛び出しを防止したりする機能を有している。
この種のシート排出装置の一例として、排出トレイに排出されるシートのサイズに応じて、ストッパーをシート排出方向に位置調整可能に構成した装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このストッパーは、排出トレイの上面部においてシート排出方向に延設されたスライド溝に沿って移動可能に構成されている。スライド溝の縁部には、複数のシートサイズ(例えば、はがき、B5横サイズ、A4横サイズ、B5縦サイズ、及びA4縦サイズ等)のそれぞれの先端位置に対応するマークが付されている。ユーザーは、使用するシートのサイズに応じて、ストッパーの位置を各マークの位置に合わせることで、ストッパーを適切な位置に配置できるようになっている。
特開2020-147406号公報
しかしながら、特許文献1のシート排出装置では、ストッパーの位置調整を行う際に、スライド溝に沿って並ぶ複数のマークの中から、使用するシートサイズに対応するマークを見つけて視線を切らさずにストッパーをスライドさせる必要がある。このような作業は、ユーザーにとって煩わしい作業であり、特に、シート排出トレイの上側にシート供給トレイが配置されている場合には、マークがユーザーから見え難いので煩わしさ感が増加する。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、使用するシートサイズに応じてストッパーの位置を容易に調整できるようにすることにある。
本発明の一局面に係るシート排出装置は、シート排出口から排出されるシートが上面に積載されるシート排出トレイと、該シート排出トレイの上面側に設けられ、シートの先端位置を規制するストッパーと、を備えている。前記ストッパーは、シート排出方向において、使用が予定される複数のシートサイズのそれぞれの先端位置に対応する位置に移動可能に構成されている。そして、前記シート排出トレイ装置は、前記ストッパーの位置に対応するシートサイズを検出するシートサイズ検出部と、前記シートサイズ検出部により検出したシートサイズを視認可能に表示する表示部とを備えている。
本発明の他の局面に係る原稿自動送り装置は、前記シート排出装置を備えている。
本発明によれば、使用するシートサイズに応じてストッパーの位置を容易に調整することができる。
図1は、本実施形態における排出トレイ装置を含む原稿自動送り装置を備えた画像形成装置を示す外観斜視図である。 図2は、原稿自動送り装置を示すシート排出方向に沿った縦断面図である。 図3は、原稿自動送り装置からシート供給トレイを取外した状態を示す外観斜視図である。 図4は、原稿自動送り装置を示す前側の斜め右側から見た斜視図である。 図5は、排出トレイ装置を示す斜視図である。 図6は、連動部材を介したストッパーとダイヤル板との連動機構を示す斜視図である。 図7は、連動部材を介したストッパーとダイヤル板との連動機構を示す下側から見た平面図である。 図8はダイヤル板を示す上側から見た拡大平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態》
図1は、実施形態係る排出トレイ装置Aを有する原稿自動送り装置7を搭載した画像形成装置1を示している。この画像形成装置1は、印刷機能の他にスキャナ機能とファックス機能とコピー機能とを有する複合型の画像形成装置(複合機)である。尚、以下の説明において、前側、後側は、画像形成装置1の前側、後側を意味し、左側、右側は、画像形成装置1を前側から見たときの左側、右側を意味するものとする。
画像形成装置1は、画像形成装置本体2とその上側に配置された画像読取部3とを備えている。画像形成装置本体2は、その上下方向の中間部に配置された印刷部4と、印刷部4の下側に配置された複数の給紙カセット5とを有している。各給紙カセット5内にはそれぞれサイズが異なる用紙が収容されている。印刷部4は、給紙カセット5より供給される用紙に対して所定の画像データに基づいて印刷を行う。印刷部4における印刷方式には例えば電子写真方式が採用されている。すなわち、印刷部4は、感光体ドラムの表面に画像データに対応するレーザー光を照射して静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーで現像して用紙に転写する。印刷部4による画像印刷後の用紙は、印刷部4と画像読取部3との間に設けられた胴内排紙空間S1に排出される。
上記画像読取部3は、その上面のコンタクトガラス上に載置された原稿の画像を光学的に読み取る。画像読取部3の上面は、原稿を押さえるための原稿押さえカバー6によって開閉可能に覆われている。原稿押さえカバー6は原稿自動送り装置7と一体化されている。
原稿自動送り装置7は、シート供給トレイ71にセットされた原稿(シートの一例)をシート供給口(図示省略)から受け入れて所定の搬送経路に沿って搬送し、上記コンタクトガラス上に設定された画像読取り位置を通過させた後、後述する排出トレイ装置Aの一部であるシート排出トレイ72に排出する。上記画像読取部3の前面部には操作パネル8が突出形成されている。操作パネル8には、テンキーやスタートキーを含む操作部9と、液晶ディスプレイからなる表示部10とが設けられている。
[排出トレイ装置の構成]
排出トレイ装置Aは、シート排出トレイ72の他に、ストッパー73と、シートサイズを表示するためのダイヤル板(後述する図6参照)と、ストッパー73の移動に連動してダイヤル板をその中心軸回りに回転させる連動部材80とを備えている。
図2及び図3に示すように、シート排出トレイ72は、原稿自動送り装置7の搬送経路を収容するケース体7bの右側に配置されている。ケース体7bの右側面にはシート排出口7aが設けられている。シート排出トレイ72は、シート排出口7aから排出されたシートを受け止める排出面部72aを有している。
図2~図5に示すように、排出面部72aでは、シート排出口7aから排出されたシートが順次積載される。排出面部72aとシート供給トレイ71との間には空間S2(図2参照)が確保されている。ユーザーは、この空間S2に手を入れて排出面部72a上のシートを取出し可能になっている。
排出面部72aは、上側から見て、画像形成装置1の左右方向に長い矩形状をなしている。本実施形態の例では、画像形成装置1の左右方向が、排出面部72aにおけるシート排出方向に一致しており、左側がシート排出方向の上流側に相当し、右側がシート排出方向の下流側に相当する。
図2及び図3に示すように、排出面部72aは、シート排出方向において上流側に位置する上流側傾斜面72bと、下流側に位置する下流側平坦面72cとを有している。上流側傾斜面72bは、前記ケース体7bの右側面の下端縁に接続されていて、シート排出方向の下流側に向かって上側に傾斜している。下流側平坦面72cは、水平な平坦面であって上流側傾斜面72bの下流側端縁に接続されている。シート排出口7aから排出された通常サイズ以下のシートは上流側傾斜面72bの範囲内で積層され、大型サイズのシートは上流側傾斜面72bと下流側平坦面72cとに跨がった状態で積層される。
図3に示すように、排出面部72aの前側の端部には、左右方向に延びる平面視略台形状の作業用凹部72eが形成されている。作業用凹部72eは前側及び上側に開放する凹部であり、ユーザーは排出面部72aに排出されたシートを取出す際に、作業用凹部72eを介してシートの下側に指を入れてシートを容易に取り出すことができる。
シート排出トレイ72における作業用凹部72eの裏面側には、後述するダイヤル板90が収容されており、作業用凹部72eの底壁部には矩形状の開口窓72fが形成されている。開口窓72fは、ダイヤル板90に付された複数のシートサイ(サイズ文字91a)のうち現時点におけるストッパー73の位置に対応するシートサイズを視認可能に露出させる機能(表示機能)を有している。
[ストッパーの構成]
ストッパー73は、排出面部72aに排出されたシートを堰き止めて整列させるものであって、図3及び図4に示すように、排出面部72aに対して起伏自在に構成されている。
ストッパー73は、扁平な矩形ケース状をなしていて、例えば樹脂部材により構成されている。ストッパー73は、その幅方向が、シート幅方向(シート排出方向に直交する方向)に一致する状態で配置されている。ストッパー73における幅方向に延びる一対の端縁部のうちの一方は、支持軸100(図2参照)により支持されている。ストッパー73は、この支持軸100を支点として起立位置(図4参照)と倒伏位置(図3参照)との間で回動可能になっている。ストッパー73は、起立位置において、シート排出口7aから排出されたシートの下流側端縁に当接することでシートを堰き止めて整列させる。

ストッパー73は、倒伏位置においては、排出面部72aに形成されたストッパー収容凹部72d内に収容される。ストッパー73内には、圧縮コイルバネを含む付勢機構(図示省略)が収容されている。付勢機構は、ストッパー73の倒伏位置に対する傾斜角度が所定角度以上になると該ストッパー73を起立位置に付勢する一方、該傾斜角度が該所定角度未満になると該ストッパー73を倒伏位置に付勢するように構成されている。このようにストッパー73を起立位置と倒伏位置とに切替え可能に構成することで、ユーザーが必要な場合にのみストッパー73を起立させればよくなり利便性が向上する。
図2~図4に示すように、ストッパー収容凹部72dは、シート排出方向に長い直方体状の凹部であって、排出面部72aにおけるシート幅方向(シート排出方向に直交する方向)の中央部に設けられている。ストッパー収容凹部72dは、上流側傾斜面72bのシート排出方向の中央部付近から下流側平坦面72c(図3参照)におけるシート排出方向の上流側端部に亘って形成されている。
ストッパー収容凹部72d内には、前記支持軸100を支持するスライダー76(図2参照)が設けられている。スライダー76は、ストッパー収容凹部72dの底壁面に対して僅かに隙間を持って配置されたレール板77に係合している。そして、スライダー76は、このレール板77に沿ってシート排出方向にスライド可能になっている。このスライダー76は支持軸100を介してストッパー73に連結されている。したがって、スライダー76のスライド位置を調整することで、ストッパー73の位置をシートサイズに応じて変更することができる。
図6に示すように、スライダー76は、シート幅方向(前後方向)に対向する一対の支持板部76aと、一対の支持板部76aを連結するベース台76bと、前側の支持板部76aの前側面に突設され、後述する連動部材80に係合する連結係合片76cとを有している。
一対の支持板部76aはそれぞれ略台形状に形成されており、支持軸100の両端部は各支持板部76aの上端部に形成された貫通孔に回動可能に支持されている。
連結係合片76cは、前側の支持板部76aの前側面から前側に突出した後に下側に屈曲するL字状のブロック片からなる。連結係合片76cの先端の下端面には、T字状の係合部材76dが螺合されており、この係合部材76dと連動部材80とが係合して連結されている。
ベース台76bは、シート排出方向(左右方向)に貫通する中空偏平板状のスライド溝(図示省略)を有している。スライド溝は、ストッパー収容凹部72d内に設けられたシート排出方向に延びるレール板77(図2参照)にスライド可能に嵌合している。スライド溝とレール板77との嵌合度は、スライダー76の位置調部整を行うことができ且つ調整後にスライダー76が不用意に動かないよう締り気味に設定することが好ましい。
ストッパー73は、図3に示す倒伏位置において、ユーザーが手の指を挿入できる程度の切欠部Kを有している。ユーザーは、ストッパー73を倒伏位置から起立位置に切替える際にはこの切欠部Kに指を入れてストッパー73を上側に持ち上げる。そして、ストッパー73を不図示の規制部材に当接するまで回転させることで、ストッパー73が図4に示す起立位置に切替わる。これとは逆に、起立位置にあるストッパー73を倒伏位置に切替える際には、ストッパー73を支持軸100回りに図4の右斜め下側に回動させればよい。
[連動部材の構成]
連動部材80は、ストッパー73のシート排出方向の移動に連動してダイヤル板90を回転させるための部材である。
図6及び図7に示すように、連動部材80は、円弧状ギア部81と連結板部82とを有している。
円弧状ギア部81は、平面視で扇型状をなしており、その周面には全周に亘って多数の歯部が所定ピッチで形成されている。
連結板部82は、円弧状ギア部81の中心部から、円弧状ギア部81の扇型の中心角を二等分する直線の延長線に沿って径方向外側に延設されている。
連結板部82には、その延設方向に沿って延びる長孔82aが形成されている。長孔82aの長手方向に延びる端縁部には、前記連結係合片76cの先端に取付けられた係合部材76d(図7参照)が係合している。係合部材76dは、長孔82aに対してその長手方向に相対移動可能に係合している。
[ダイヤル板の構成]
図7に示すように、ダイヤル板90は、円板状のダイヤル本体91と、ダイヤル本体91と同軸にその裏面に回転一体に固定された小径ギア部92とを有している。
前記小径ギア部92には、連動部材80の円弧状ギア部81が噛合しており、後述するようにストッパー73の移動に連動して連動部材80が回転することで小径ギア部92がダイヤル本体91と共に回転するようになっている。
ダイヤル本体91の表面(上面であって裏面とは反対側面)には、図8に拡大して示すように、使用が予定される複数のシートサイズに対応するサイズ文字91aが付されている。サイズ文字91aの付し方は、刻印、シールの貼付け、又はペイントなど種々な態様を採用することができる。図9の例では、サイズ文字91aの一例として、A4サイズ、B5サイズ、及びLTR(レターサイズ)等のサイズが設定されている。これらのサイズ文字91aは、ダイヤル本体91の周縁部に周方向に間隔を空けて付されている。
図6に示すように、シート排出トレイ72には、このダイヤル本体91に付された複数のサイズ文字91aのうちの一つを外部から視認可能に露出させる開口窓72fが形成されている。開口窓72fは、作業用凹部72eの底壁における右側且つ前側の端部に形成されている。より具体的には、開口窓72fは、図4に示すように、シート供給トレイ71の前側且つ右側の角部に形成された欠損部71aの直下に位置しており、シート供給トレイ71よりも高い目線からであっても欠損部71aを介して開口窓72fから露出するサイズ文字91aを視認可能になっている。
[ストッパーの移動に伴うダイヤル板の回転動作]
図6を参照して、ストッパー73の移動に伴うダイヤル板90の回転動作を説明する。ストッパー73を支持するスライダー76をシート排出方向の上流側に移動させると、スライダー76の連結係合片76cに取付けられた係合部材76dが、連動部材80の長孔82aに沿ってスライドしながら、連動部材80をその中心軸周りに図のR1方向に回転させる。連動部材80の円弧状ギア部81はダイヤル板90の小径ギア部92に噛合しているので、ダイヤル板90がこの連動部材80の回転によって図のR2方向に回転する。
これとは逆に、ストッパー73を支持するスライダー76をシート排出方向の下流側に移動させると、前記係合部材76dが連動部材80の長孔82aに沿ってスライドしながら、連動部材80をその中心軸周りに図のR3方向に回動させる。この結果、連動部材80の円弧状ギア部81に噛合するダイヤル板90の小径ギア部92が回転駆動されて、ダイヤル板90が図のR4方向に回転する。
こうして、ストッパー73のシート排出方向の位置に応じてダイヤル板90がその中心軸周りに異なる角度に回転駆動される。そして、ストッパー73を、予め定めた複数のシートサイズ(A4サイズ、B5サイズ、及びLTR(レター)サイズ等)のそれぞれの先端位置に対応する位置に移動させると、当該ストッパー73の位置に対応するサイズ文字91aが前記シート排出トレイ72に形成された開口窓72fに位置するようになっている。
[作用効果]
以上説明したように、本実施形態の排出トレイ装置Aでは、ストッパー73に連結された連動部材80を介してダイヤル板90を回転させることで、該ストッパー73の位置に対応するシートサイズを検出し、検出したシートサイズに対応するサイズ文字91aを開口窓72fを介して視認可能に表示するように構成されている。ここで、連動部材80及びダイヤル板90がシートサイズ検出部として機能し、開口窓72fが表示部として機能する。
この構成によれば、ユーザーがストッパー73をシート排出方向にスライドさせると、その位置に応じたシートサイズが開口窓72fに自動的に表示される。したがって、従来のように、ストッパー73の位置を調整する際に、使用するシートサイズに対応するマークを見つけて視線を切らさずにストッパー73をスライドさせるといった煩わしい作業が必要なくなる。よって、ストッパー73の位置調整作業を容易に行うことができる。また、シートサイズ検出部は、ダイヤル板90と連動部材80とを備えた簡単な機械機構により構成されるので、センサー等を用いてストッパー73の位置を検出するようにした場合に比べてコストを低減することができる。
また、本実施形態では、シート排出トレイ72の上面における前側(予め定めたユーザー作業側)の端部には、前側及び上側に開放してユーザーが指を入れることが可能な作業用凹部72eが形成されており、前記開口窓72fは該作業用凹部72eの底壁部に形成されている。
この構成によれば、作業用凹部72eを利用して、開口窓72fを極力低い位置に形成することができる。これにより、開口窓72fをユーザーの高い視線からでも容易に視認することができる。特に、本実施形態のように、シート排出トレイ72の上側にシート供給トレイ71が配置されている場合には、開口窓72fの位置を極力低くすることで、シート供給トレイ71が邪魔にならずに開口窓72fを容易に視認することができる。
また、本実施形態では、シート供給トレイ71における前側(予め定めたユーザー作業側)の端部には欠損部71aが設けられ、開口窓72fは、該欠損部71aを介してシート供給トレイ71よりも高い目線位置からでも視認可能に構成されている。
この構成によれば、ユーザーがストッパー73の位置調整を行う際に、開口窓72fを覗き込むために屈んだり無理な姿勢を取ったりしなくても、シート供給トレイ71よりも高い視線から開口窓72fに表示しれたサイズ文字91aを容易に視認することができる。
《他の実施形態》
前記実施形態では、シートサイズ検出部の一例として、連動部材80とダイヤル板90とを組合わせた機械的機構を示したが、これに限ったものではなく、センサー等の電気的手段によってストッパー73の位置を検出し、検出したストッパー73の位置に対応するシートサイズをデジタル表示器に表示するようにしてもよい。この場合、センサーがシートサイズ検出部として機能し、デジタル表示器が表示部として機能する。
また、前記実施形態では、排出トレイ装置Aを原稿自動送り装置に適用した例を説明したが、これに限ったものではない。排出トレイ装置Aを、例えば胴内排紙型の画像形成装置の胴内に設けられたシート排出トレイに適用するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明は、排出トレイ装置及び該排出トレイ装置を備えた原稿自動送り装置について有用である。
A :排出トレイ装置
7 :原稿自動送り装置
7a :シート排出口
7b :ケース体
10 :表示部
71 :シート供給トレイ
71a :欠損部
72 :シート排出トレイ
72e :作業用凹部
72f :開口窓(表示部)
73 :ストッパー
80 :連動部材(シートサイズ検出部)
90 :ダイヤル板(シートサイズ検出部)

Claims (4)

  1. シート排出口から排出されるシートが上面に積載されるシート排出トレイと、該シート排出トレイの上面側に設けられ、シートの先端位置を規制するストッパーと、を備えた排出トレイ装置であって、
    前記ストッパーは、シート排出方向において、使用が予定される複数のシートサイズのそれぞれの先端位置に対応する位置に移動可能に構成され、
    前記ストッパーの位置に対応するシートサイズを検出するシートサイズ検出部と、
    前記シートサイズ検出部により検出したシートサイズを視認可能に表示する表示部とを備えている、排出トレイ装置。
  2. 請求項1記載の排出トレイ装置において、
    前記シートサイズ検出部は、
    前記複数のシートサイズが、周方向に間隔を空けて表記され、中心軸回りに回転可能に構成されたダイヤル板と、
    前記ストッパーのシート排出方向の移動に連動して、前記ダイヤル板をその中心軸回りに回転させる連動部材とを備え、
    前記ダイヤル板は前記シート排出トレイによって覆われており、
    前記シート排出トレイには、前記ダイヤル板に表記された複数のシートサイズのうちの一つを外部から視認可能に露出させる前記表示部としての開口窓が形成されており、
    前記連動部材は、前記ストッパーを前記複数のシートサイズのそれぞれの先端位置に対応する位置に移動させると、当該ストッパーの位置に対応するシートサイズが前記開口窓に位置するように前記ダイヤル板を回転させるように構成されている、排出トレイ装置。
  3. 請求項1又は2記載の排出トレイ装置において、
    前記シート排出トレイの上面における予め定めたユーザー作業側の端部には、該作業側及び上側に開放してユーザーが指を入れることが可能な作業用凹部が形成され、
    前記表示部は前記作業用凹部の底壁部に設けられている、排出トレイ装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の排出トレイ装置を備えた原稿自動送り装置であって、
    シート排出トレイの上側に配置されたシート供給トレイをさらに備え、
    前記シート供給トレイにおける予め定めたユーザー作業側の端部には欠損部が設けられ、
    前記表示部は、前記欠損部を介して前記シート供給トレイよりも高い目線位置からでも視認可能に構成されている、原稿自動送り装置。
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