JP2022069303A - コイル部品 - Google Patents

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Shigeto Yamamoto
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Abstract

【課題】ワイヤ及び端子電極の近接を抑制する。【解決手段】コイル部品10は、巻き芯部11を備えている。巻き芯部11の軸線方向の第1端には第1鍔部12が、第2端には第2鍔部14が備えられている。第1鍔部12において、軸線方向と直交する第1方向の第2端側には第2端子電極が設けられている。第2鍔部14において、第1方向の第2端側には第4端子電極が設けられている。巻き芯部11には第1ワイヤ30と第2ワイヤ40が巻き回されている。第2ワイヤ40の一端は第2端子電極に、他端は第4端子電極に接続されている。第2ワイヤ40の巻き芯部11に巻き回されている部分のうち第4端子電極に接続されている側の端に最も近い1周分をNターン目としたとき、第2ワイヤ40のNターン目よりも、軸線方向の第2鍔部14側には、少なくとも2ターン分のワイヤが存在している。【選択図】図3

Description

本開示は、コイル部品に関する。
特許文献1に記載のコイル部品は、四角柱状の巻き芯部を備えている。巻き芯部の軸線方向の一方の端には第1鍔部が、他方の端には第2鍔部が設けられている。
巻き芯部の軸線方向と直交する第1方向において、第1鍔部の一端には第1端子電極が、第1鍔部の他端には第2端子電極が、設けられている。また、第1方向において、第2鍔部の一端には第3端子電極が、第2鍔部の他端には第4端子電極が、設けられている。
巻き芯部には、第1ワイヤ及び第2ワイヤが巻き回されている。第1ワイヤの一端は、第1端子電極に接続されている。第1ワイヤの他端は、第3端子電極に接続されている。第2ワイヤの一端は、第2端子電極に接続されている。第2ワイヤの他端は第4端子電極に接続されている。また、第2ワイヤは、第2鍔部近傍において、巻き芯部の4つの稜線のうち第3端子電極に近い稜線から第4端子電極に向かって延びている。
特許第6578630号公報
特許文献1に記載のコイル部品では、第2ワイヤが第3端子電極の近くを通って第4端子電極に接続されている。そのため、コイル部品を基板等に実装する際に、第3端子電極に付着させたはんだが、第2ワイヤと接触してしまうおそれがある。
上記課題を解決するため、本発明は、柱状の巻き芯部と、柱状の巻き芯部と、前記巻き芯部の軸線方向の第1端に設けられた第1鍔部と、前記巻き芯部の前記軸線方向の第2端に設けられた第2鍔部と、前記第1鍔部における前記軸線方向に直交する第1方向の第1端側の端部に設けられた第1端子電極と、前記第1鍔部における前記第1方向の第2端側の端部に設けられた第2端子電極と、前記第2鍔部における前記第1方向の第1端側の端部に設けられた第3端子電極と、前記第2鍔部における前記第1方向の第2端側の端部に設けられた第4端子電極と、前記巻き芯部に巻き回され、一端が前記第1端子電極に接続され、他端が前記第3端子電極に接続された第1ワイヤと、前記巻き芯部に巻き回され、一端が前記第2端子電極に接続され、他端が前記第4端子電極に接続された第2ワイヤと、を備え、前記軸線方向及び前記第1方向の双方と直交する方向を第2方向としたとき、前記第1鍔部は、前記第2方向において前記巻き芯部の外側に張り出しており、前記第2鍔部は、前記第2方向において前記巻き芯部の外側に張り出しており、前記第2ワイヤにおける前記第4端子電極に接続されている端を含む一部は、前記第1方向での前記巻き芯部の中心よりも前記第3端子電極側から前記第4端子電極へと延びており、前記第1ワイヤの前記巻き芯部に巻き回されている部分のうち、前記第1ワイヤの線路上で前記第1端子電極に接続されている側の端に最も近い1周分を1ターン目、前記第1ワイヤの線路上で前記第3端子電極に接続されている側の端に最も近い最終ターンをMターン目とし、前記第2ワイヤの前記巻き芯部に巻き回されている部分のうち、前記第2ワイヤの線路上で前記第2端子電極に接続されている側の端に最も近い1周分を1ターン目、前記第2ワイヤの線路上で最も前記第4端子電極に接続されている側の端に最も近い最終ターンをNターン目としたとき、前記第2ワイヤのNターン目よりも、前記軸線方向の第2鍔部側には、少なくとも2ターン分のワイヤが存在しているコイル部品である。
上記構成において、コイル部品の巻き芯部では、2ターン分のワイヤが、第2ワイヤの最終ターンであるNターン目よりも第2鍔部側に巻き回されている。換言すれば、第2ワイヤのNターン目と第2鍔部との間には、少なくともワイヤを2周巻き回せるだけの距離が確保されている。したがって、上記構成によれば、コイル部品を基板等に実装する際に、第3端子電極に付着させたはんだが、第2ワイヤと接触することを防止できる。
本開示の一態様によれば、コイル部品の短絡を防止する。
コイル部品の斜視図。 コイル部品の上面図。 図2における3-3線に沿うインダクタ部品の断面における第2方向の第2端側を示す図。 比較例のコイル部品のワイヤを示す説明図。 コイル部品の変更例における巻き芯部に巻き回されたワイヤを示す説明図。 コイル部品の変更例における巻き芯部に巻き回されたワイヤを示す説明図。
以下、コイル部品について図面を参照して説明する。
図1に示すように、コイル部品10は、長方形柱状の巻き芯部11を備えている。なお、以下の説明では、巻き芯部11の軸線方向と直交する方向であって巻き芯部11の断面長方形の長辺に沿う方向を第1方向とする。そして、軸線方向及び第1方向の双方に直交する方向を第2方向とする。
巻き芯部11の軸線方向第1端には、第1鍔部12が設けられている。第1鍔部12は、巻き芯部11よりも第1方向の外側及び第2方向の外側に張り出している。第1鍔部12の第2方向第1端側の端面においては、窪み部13が窪んでいる。窪み部13は、第1鍔部12の第1方向中央部に位置している。窪み部13は、軸線方向において第1鍔部12の両側に開放している。その結果として、第1鍔部12の第2方向の第1端側の一部は、窪み部13を挟んで二股に分かれたような形状になっている。
巻き芯部11の軸線方向第2端には、第2鍔部14が設けられている。第2鍔部14は、第1鍔部12と軸線方向に対称形状になっている。すなわち、第2鍔部14の第2方向第1端側の端面においても、第1鍔部12の窪み部13と対称形状の窪み部15が窪んでいる。
巻き芯部11、第1鍔部12及び第2鍔部14は、コイル部品10のコア10Cを構成している。コア10Cの材質は、非導電性材料である。具体的には、コア10Cの材質は、例えば、アルミナ、Ni-Zn系フェライト、樹脂、及びこれらの混合物等とすることができる。
コア10Cの第2方向第2端側には、天板16が取り付けられている。天板16は、長方形板状になっている。天板16は、第1鍔部12の第2方向第2端側の端面と第2鍔部14の第2方向第2端側の端面とを架け渡すように、コア10Cに取り付けられている。天板16は、コア10Cと同じ材質からなり、コア10Cと共に閉磁路を形成している。
第1鍔部12の第2方向第1端側の端面において、窪み部13よりも第1方向第1端側には、第1端子電極20が積層されている。第1鍔部12の第2方向第1端側の端面において、窪み部13よりも第1方向第2端側には、第2端子電極21が積層されている。
同様に、第2鍔部14の第2方向第1端側の端面において、窪み部15よりも第1方向第1端側には、第3端子電極22が積層されている。第2鍔部14の第2方向第1端側の端面において、窪み部15よりも第1方向第2端側には、第4端子電極23が積層されている。なお、図1では、第1端子電極20、第2端子電極21、第3端子電極22、及び第4端子電極23を、二点鎖線で図示している。
上記の第1端子電極20~第4端子電極23は、銀の金属層及び金属層の表面に施された銅、ニッケル、スズのめっき層からなる。本実施形態では、コイル部品10において第1端子電極20~第4端子電極23が設けられている側は、コイル部品10を基板に実装する際に基板と対向する側である。
図2に示すように、巻き芯部11には、第1ワイヤ30が巻き回されている。第1ワイヤ30は、第1ワイヤ30の延びる方向に直交する断面視で円形状になっている。なお、第1ワイヤ30は、直径30マイクロメートルの銅線に10マイクロメートルの絶縁被膜を被せて構成されている。すなわち、第1ワイヤ30の断面視での直径は、50マイクロメートルである。
第1ワイヤ30の一端は第1端子電極20に接続されている。第1ワイヤ30における第1端子電極20に接続されている端を含む一部は、第1端子電極20から、第1方向での巻き芯部11の中心よりも第2端子電極21側へ向かって延びている。なお、本実施形態では、第1ワイヤ30は、第1端子電極20から、巻き芯部11の4つの稜線のうちの第2端子電極21に最も近い稜線に向かって延びている。
第1ワイヤ30は、軸線方向の第1端側から視たとき、時計回りで巻き芯部11に巻き回されている。第1ワイヤ30の他端部は、巻き芯部11の第2鍔部14の近傍において、巻き芯部11の4つの稜線のうちの第4端子電極23から最も遠い稜線から第3端子電極22に向かって延びている。第1ワイヤ30の他端は、第3端子電極22に接続されている。
巻き芯部11には、第2ワイヤ40が巻き回されている。第2ワイヤ40は、第1ワイヤ30と同じ断面形状及び寸法のワイヤである。
第2ワイヤ40の一端は、第2端子電極21に接続されている。第2ワイヤ40は、第2端子電極21から、巻き芯部11の4つの稜線のうちの第1端子電極20から最も遠い稜線に向かって延びている。
第2ワイヤ40は、第1ワイヤ30と同様に、軸線方向の第1端側から視たとき、時計回りで巻き芯部11に巻き回されている。第2ワイヤ40の他端部は、巻き芯部11の第2鍔部14の近傍において、第1方向での巻き芯部11の中心よりも第3端子電極22側から第4端子電極23へ向かって延びている。なお、本実施形態では、第2ワイヤ40は、巻き芯部11の4つの稜線のうちの第3端子電極22に最も近い稜線から第4端子電極23に向かって延びている。第2ワイヤ40の他端は、第4端子電極23に接続されている。つまり、第2ワイヤ40における第4端子電極23に接続されている端を含む一部は、第1方向での巻き芯部11の中心よりも第3端子電極22側から第4端子電極23へと延びている。
図3に示すように、第1ワイヤ30の巻き芯部11に巻き回されている部分のうち、第1ワイヤ30の線路上で第1端子電極20に接続されている側の端に最も近い1周分を1ターン目とする。なお、具体的には、ワイヤが巻き芯部11に接触した箇所から、巻き芯部11の外周に沿って1回巻き回されたワイヤを1周分とする。巻き芯部11に巻き回された第1ワイヤ30の周回は、第3端子電極22側に向かうにつれて、2ターン目、3ターン目・・・とする。第1ワイヤ30の線路上で第3端子電極22に接続されている側の端に最も近い最終ターンをMターン目とする。つまり、本実施形態では、第1ワイヤ30は、合計で巻き芯部11にM周分巻き回されている。本実施形態において、第1ワイヤ30の最終ターンは、第1ワイヤ30が巻き芯部11に巻き回される工程において、最後に巻き回された周回を意味する。また、本実施形態において、第1ワイヤ30の線路上とは、第1ワイヤ30を辿った経路上であることを意味する。なお、図3では、第1ワイヤ30を、ドットを付すとともにターン数を付して図示している。
第1ワイヤ30の1ターン目は、第1鍔部12の近傍で巻き芯部11の外周面に巻き回されている。第1ワイヤ30の2ターン目は、第1ワイヤ30の1ターン目と隣接して、1ターン目より軸線方向において第2鍔部14側に巻き回されている。同様にして、第1ワイヤの3ターン目からM-2ターン目までは、1ターン前に巻いた第1ワイヤ30と隣接して、ターン数が大きい方が軸線方向において第2鍔部14側になるように、巻き芯部11の外周面に巻き回されている。
第2ワイヤ40の巻き芯部11に巻き回されている部分のうち、第2ワイヤ40の線路上で第2端子電極21に接続されている側の端に最も近い1周分を1ターン目とする。巻き芯部11に巻き回された第2ワイヤ40の周回は第4端子電極23側に向かうにつれて、2ターン目、3ターン目・・・とする。そして、第2ワイヤ40の線路上で第4端子電極23に接続されている側の端に最も近い最終ターンである1周分をNターン目とする。つまり、第2ワイヤ40は、合計で巻き芯部11にN周分巻き回されている。この実施形態では、第2ワイヤ40の巻き数Mは、第1ワイヤ30の巻き数Nと同一である。また、本実施形態において、第2ワイヤ40の最終ターンは、第2ワイヤ40が巻き芯部11に巻き回される工程において、最後に巻き回された周回を意味する。また、本実施形態において、第2ワイヤ40の線路上とは、第2ワイヤ40に沿った経路上であることを意味する。なお、図3では、第2ワイヤ40を、白抜きにするとともにターン数を付して図示している。
第2ワイヤ40の1ターン目は、第1鍔部12の近傍で巻き芯部11の外周面に巻き回されている。ただし、第2ワイヤ40の1ターン目の方が、第1ワイヤ30の1ターン目よりも、軸線方向において第1鍔部12側に位置するように巻き回されている。換言すると、第1ワイヤ30の1ターン目は、軸線方向において第2ワイヤ40の1ターン目よりも第2鍔部14側に位置している。
また、軸線方向において、第1ワイヤ30の1ターン目及び第2ワイヤ40の1ターン目は、離れて巻き回されている。第1ワイヤ30の1ターン目と第2ワイヤ40の1ターン目との隙間の距離Lは、50マイクロメートル以上が確保されている。すなわち、第1ワイヤ30の1ターン目と第2ワイヤ40の1ターン目との隙間の距離Lは、第1ワイヤ30の直径以上である。
第2ワイヤ40の2ターン目は、第1ワイヤ30の1ターン目と第1ワイヤ30の2ターン目との間で、第1ワイヤ30よりも巻き芯部11の径方向外側に巻き回されている。つまり、第2ワイヤ40の2ターン目は、第1ワイヤ30の1ターン目の外面と第1ワイヤ30の2ターン目の外面とで形成された谷状の部分に接した状態で、巻き回されている。
第2ワイヤ40の3ターン目からN-2ターン目までは、1ターン前に巻いた第2ワイヤ40と隣接して、ターン数が大きい方が軸線方向において第2鍔部14側になるように、第1ワイヤ30の径方向外側で巻き回されている。なお、第2ワイヤ40の3ターン目からN-2ターン目までは、第2ワイヤ40の2ターン目と同様にして、第1ワイヤ30に接した状態で巻き回されている。
第2ワイヤ40のN-1ターン目は、第1ワイヤ30のM-2ターン目と隣接して巻き芯部11の外周面に巻き回されている。第2ワイヤ40のN-1ターン目は、第1ワイヤ30のM-2ターン目よりも軸線方向において第2鍔部14側に巻き回されている。
第1ワイヤ30のM-1ターン目は、上述の第2ワイヤ40のN-1ターン目と隣接して巻き芯部11の外周面に巻き回されている。第1ワイヤ30のM-1ターン目は、第2ワイヤ40のN-1ターン目よりも軸線方向において第2鍔部14側に巻き回されている。
第1ワイヤ30の最終ターンであるMターン目は、第2ワイヤ40のN-1ターン目と第1ワイヤ30のM-1ターン目との間で、当該2つのワイヤよりも巻き芯部11の径方向外側で巻き回されている。つまり、第1ワイヤ30のMターン目は、第2ワイヤ40のN-1ターン目の外面及び第1ワイヤ30のM-1ターン目の外面とで形成された谷状の部分に接した状態で巻き回されている。
第2ワイヤ40の最終ターンであるNターン目は、第1ワイヤ30のM-2ターン目と第2ワイヤ40のN-1ターン目との間で、当該2つのワイヤよりも巻き芯部11の径方向外側で巻き回されている。つまり、第2ワイヤ40のNターン目は、第1ワイヤ30のM-2ターン目の外面と第2ワイヤ40のN-1ターン目の外面とで形成された谷状の部分に接した状態で巻き回されている。
上記構成において、第2ワイヤ40のNターン目に注目したとき、第2ワイヤ40のNターン目は、第1ワイヤ30のMターン目、及び第1ワイヤ30のM-1ターン目よりも軸線方向において第1鍔部12側に位置している。また、第2ワイヤ40のNターン目よりも軸線方向の第2鍔部14側には、第1ワイヤ30のM-1ターン目、第1ワイヤ30のMターン目、及び第2ワイヤのN-1ターン目の3ターン分のワイヤが存在している。本実施例では、第2ワイヤ40のNターン目よりも軸線方向の第2鍔部14側には、ワイヤの半径3本分に亘って、ワイヤが存在している。
次に、本実施形態の作用について説明する。
第2鍔部14近傍では、第2ワイヤ40のNターン目よりも軸線方向の第2鍔部14側には、3ターン分のワイヤが巻き芯部11に巻き回されている。したがって、図2に示すように、巻き芯部11から引き出されて第4端子電極23に接続される第2ワイヤ40の他端部は、少なくともワイヤの直径3つ分ワイヤを巻き回せるだけ、第2鍔部14に設けられた第3端子電極22から遠ざかっている。具体的いえば、第2鍔部14から第2ワイヤ40のNターン目が巻き芯部11から引き出されている箇所までの距離は、ワイヤの直径1.5つ分より長くなっており、75マイクロメートル以上である。
また、第1鍔部12近傍では、第1ワイヤ30の1ターン目よりも軸線方向の第1鍔部12側には、第2ワイヤ40の1ターン目が巻き回されている。また、第1ワイヤ30の1ターン目と第2ワイヤ40の1ターン目との隙間の距離Lは、ワイヤの直径1つ分の50マイクロメートルである。したがって、巻き芯部11から引き出されて第1端子電極20に接続される第1ワイヤ30の一端部は、少なくともワイヤの直径2つ分のワイヤだけ、第1鍔部12に設けられた第2端子電極21から遠ざかっている。具体的にいえば、第1鍔部12から第1ワイヤ30の1ターン目が巻き芯部11から引き出されている箇所までの距離は、ワイヤの直径2つ分より長くなっており、100マイクロメートル以上である。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)仮に、コイル部品の第1ワイヤ及び第2ワイヤが、本実施形態のコイル部品10と異なるように巻き回されている場合について説明する。例えば、図4に示すように、コイル部品10Xにおいて、第2ワイヤ40Xの最終ターンであるNターン目が、第1ワイヤ30Xの最終ターンであるMターン目と接触して、第2鍔部14X近傍に巻き回されているとする。図4に示す例では、第1ワイヤ30XのMターン目が軸線方向において第2鍔部14X側に巻き芯部11Xの外周面に巻き回されている。また、第2ワイヤ40XのNターン目よりも軸線方向において第2鍔部14X側に配置されているのは、第1ワイヤ30XのMターン目のみである。この場合、第2ワイヤ40XのNターン目が巻き芯部11Xから引き出されている箇所から第2鍔部14Xまでの距離は、最短で50マイクロメートルである。
本実施形態では、上述したように、3ターン分のワイヤが、第2ワイヤ40のNターン目よりも軸線方向において第2鍔部14側に巻き回されている。換言すると第2ワイヤ40のNターン目と第2鍔部14との間には、ワイヤを3ターン分だけ巻き回せる距離が確保されている。本実施形態のコイル部品10では、上記の図4に示したコイル部品10Xの例と比べて、第2ワイヤ40から第2鍔部14までの距離が長くなっている。したがって、第2ワイヤ40が巻き芯部11の稜線から引き出される位置は、軸線方向において第3端子電極22から遠ざかっているといえる。そのため、コイル部品10を基板等に実装する際に、第3端子電極22に付着させたはんだが、第2ワイヤ40と接触することを抑制できる。
(2)本実施形態では、第2ワイヤ40のNターン目は、軸線方向において、第2ワイヤ40のN-1ターン目よりも第1鍔部12側に位置している。すなわち、第2ワイヤ40のNターン目は、1つ前のターンであるN-1ターン目よりも軸線方向において第1鍔部12側に戻って巻き回されている。そのため、第2ワイヤ40のNターン目から第2鍔部14までの距離が確保されやすい。
(3)本実施形態では、第2ワイヤ40のNターン目は、第1ワイヤ30のM-2ターン目の外側と第2ワイヤ40のN-1ターン目の外側とで形成された谷状の部分に接した状態で巻き回されている。換言すると、本実施形態においては、第2ワイヤ40のNターン目の径方向外側には、第1ワイヤ30及び第2ワイヤ40の他のターンは巻き回されていない。つまり、第2ワイヤ40のNターン目が巻き芯部11から引き出されている箇所において、他のワイヤの干渉を受けにくくなっている。そのため、第2ワイヤ40のNターン目が第4端子電極23に接続されるとき、他のワイヤが干渉して第2ワイヤ40に応力がかかることを抑制でき、応力による第2ワイヤ40の断線などを抑制できる。
(4)仮に、図4に示す例のように、コイル部品10Xにおいて、第1ワイヤ30Xの1ターン目と第2ワイヤ40Xの1ターン目とが接して第1鍔部12Xの近傍の巻き芯部11Xに巻き回されているとする。図4に示す例では、第2ワイヤ40Xの方が軸線方向において第1鍔部12X側に巻き回されている。
この例において、第1ワイヤ30Xの1ターン目よりも軸線方向において第1鍔部12X側に巻き回されているのは、第2ワイヤ40Xの1ターン目のみである。この場合、第1ワイヤ30Xの1ターン目から第1鍔部12Xまでの距離は、最短でもワイヤの直径1つ分の50マイクロメートルである。
本実施形態では、第1ワイヤ30の1ターン目よりも軸線方向において第1鍔部12側には、ワイヤの直径1つ分の間隔をあけて第2ワイヤ40の1ターン目のみが巻き回されている。すなわち、第1ワイヤ30の1ターン目から第1鍔部12までの距離は、最短でも100マイクロメートルである。
したがって、本実施形態のコイル部品10と上記のコイル部品10Xの例とを比較すると、本実施形態では、第1ワイヤ30から第1鍔部12までの距離は長くなっている。換言すると、第1ワイヤ30の1ターン目が巻き芯部11の稜線から引き出される位置は、軸線方向において第2端子電極21から遠ざかっているといえる。そのため、コイル部品10を基板等に実装する際に、第2端子電極21に付着させたはんだが、第1ワイヤ30と接触することを抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態において、巻き芯部11の形状は上記実施形態の例に限定されない。例えば、円柱状でもよいし、四角形以外の多角形状でもよい。
・上記実施形態において、第1端子電極20~第4端子電極23の材料及び形状は上記実施形態の例に限定されない。例えば、第1端子電極20~第4端子電極23におけるめっき層の材料は、錫やニッケル合金などでもよい。また、第1端子電極20~第4端子電極23が、めっき層を有さず、導電性を有する金属層が露出していてもよい。
・上記実施形態において、第1ワイヤ30及び第2ワイヤ40の断面形状及び寸法は上記実施形態の例に限定されない。例えば、銅線の直径がより大きくてもよいし、より厚い絶縁被膜が適用されていてもよい。
・上記構成において、第2ワイヤ40のNターン目よりも第2鍔部14側に存在するワイヤは、上記構成の例に限定されない。例えば、第2ワイヤ40のNターン目がN-1ターン目よりも第2鍔部14側に位置していてもよい。図5に示す例では、第2ワイヤ40のN-1ターン目は、第1ワイヤ30のM-2ターン目と隣接して巻き芯部11の外周面に巻き回されている。また、第1ワイヤ30のM-1ターン目は、第2ワイヤ40のN-1ターン目に隣接して巻き芯部11の外周面に巻き回され、第1ワイヤ30のMターン目は、第1ワイヤ30のM-1ターン目に隣接して、巻き芯部11の外周面に巻き回されている。そして、第2ワイヤ40のNターン目は、第2ワイヤ40のN-1ターン目と第1ワイヤ30のM-1ターン目との間で、当該2つのワイヤよりも巻き芯部11の径方向外側で巻き回されている。この例の場合は、第2ワイヤ40のNターン目よりも第2鍔部14側に2ターン分のワイヤが存在する。第2ワイヤ40のNターン目よりも第2鍔部14側に2ターン分以上のワイヤが存在していれば、第2鍔部14と第2ワイヤ40との間にワイヤの直径から直径の2倍程度の距離が確保される。そのため、コイル部品10を基板等に実装する際に、第3端子電極22に付着させたはんだが、第2ワイヤ40と接触することを抑制できる。
・図6に示す例では、第2ワイヤ40のN-1ターン目は、第1ワイヤ30のM-2ターン目と隣接して巻き芯部11の外周面に巻き回されている。また、第1ワイヤ30のM-1ターン目は、第2ワイヤ40のN-1ターン目に隣接して巻き芯部11の外周面に巻き回され、第1ワイヤ30のMターン目は、第1ワイヤ30のMターン目に隣接して巻き芯部11の外周面に巻き回されている。そして、第2ワイヤ40のNターン目は、第1ワイヤ30のM-2ターン目と第2ワイヤ40のN-1ターン目との間で、当該2つのワイヤよりも巻き芯部11の径方向外側で巻き回されている。この例の場合は、第2ワイヤ40のNターン目よりも第2鍔部14側に3ターン分のワイヤが存在する。この例や上記実施形態のように、第2ワイヤ40のNターン目がN-1ターン目よりも第1鍔部12側に位置していると、第2ワイヤ40のNターン目と第2鍔部14との間に距離を確保しやすい。
・上記実施形態において、第1ワイヤ30のM-1ターン目及びMターン目が、第2ワイヤ40のNターン目よりも軸線方向において第1鍔部12側に巻き回されていてもよい。この場合、例えば、第2ワイヤ40のN-2ターン目及びN-1ターン目を、第2ワイヤ40のNターン目よりも第2鍔部14側に配置する。
・上記実施形態において、第2ワイヤ40のNターン目及び第2ワイヤ40の2ターン目からN-2ターン目までは、第1ワイヤ30の径方向外側に巻き回されているが、これら一部のターンが巻き芯部11の外周面に巻き回されることもある。例えば、第2ワイヤ40の2ターン目が、第1ワイヤ30の1ターン目と2ターン目との間に落ち込んで巻き芯部11の外周面に巻き回されることもある。同様に、第1ワイヤ30の一部のターンが、第1ワイヤ30の他のターンや第2ワイヤ40の上に乗りかかって他のワイヤよりも径方向外側に巻き回されることもある。
・上記実施形態において、第1ワイヤ30の1ターン目及び第2ワイヤ40の1ターン目が、互いに接した状態で巻き芯部11に巻き回されていてもよい。その場合、ワイヤが互いに接触して巻き芯部11に巻き回されるため、コイル部品10のインダクタンス値の向上が期待できる。
・上記実施形態において、第1ワイヤ30の1ターン目と第2ワイヤ40の1ターン目との隙間の距離Lが第1ワイヤ30の直径よりも小さくてもよい。
・第1ワイヤ30の合計ターン数Mと第2ワイヤ40の合計ターン数Nとは、同一でなくてもよい。例えば、コア10Cに第1ワイヤ30と第2ワイヤ40とを同時に巻き回した場合には、両者の合計ターン数を、容易に同一にできる。その一方で、コア10Cに第1ワイヤ30を巻き回した後、第2ワイヤ40を巻き回す場合には、両者の合計ターン数に違いを出すことが容易である。
10…コイル部品
10C…コア
11…巻き芯部
12…第1鍔部
13…窪み部
14…第2鍔部
15…窪み部
16…天板
20…第1端子電極
21…第2端子電極
22…第3端子電極
23…第4端子電極
30…第1ワイヤ
40…第2ワイヤ

Claims (6)

  1. 柱状の巻き芯部と、
    前記巻き芯部の軸線方向の第1端に設けられた第1鍔部と、
    前記巻き芯部の前記軸線方向の第2端に設けられた第2鍔部と、
    前記第1鍔部における前記軸線方向に直交する第1方向の第1端側の端部に設けられた第1端子電極と、
    前記第1鍔部における前記第1方向の第2端側の端部に設けられた第2端子電極と、
    前記第2鍔部における前記第1方向の第1端側の端部に設けられた第3端子電極と、
    前記第2鍔部における前記第1方向の第2端側の端部に設けられた第4端子電極と、
    前記巻き芯部に巻き回され、一端が前記第1端子電極に接続され、他端が前記第3端子電極に接続された第1ワイヤと、
    前記巻き芯部に巻き回され、一端が前記第2端子電極に接続され、他端が前記第4端子電極に接続された第2ワイヤと、を備え、
    前記軸線方向及び前記第1方向の双方と直交する方向を第2方向としたとき、
    前記第1鍔部は、前記第2方向において前記巻き芯部の外側に張り出しており、
    前記第2鍔部は、前記第2方向において前記巻き芯部の外側に張り出しており、
    前記第2ワイヤにおける前記第4端子電極に接続されている端を含む一部は、前記第1方向での前記巻き芯部の中心よりも前記第3端子電極側から前記第4端子電極へと延びており、
    前記第1ワイヤの前記巻き芯部に巻き回されている部分のうち、前記第1ワイヤの線路上で前記第1端子電極に接続されている側の端に最も近い1周分を1ターン目、前記第1ワイヤの線路上で前記第3端子電極に接続されている側の端に最も近い最終ターンをMターン目とし、
    前記第2ワイヤの前記巻き芯部に巻き回されている部分のうち、前記第2ワイヤの線路上で前記第2端子電極に接続されている側の端に最も近い1周分を1ターン目、前記第2ワイヤの線路上で最も前記第4端子電極に接続されている側の端に最も近い最終ターンをNターン目としたとき、
    前記第2ワイヤのNターン目よりも、前記軸線方向の第2鍔部側には、少なくとも2ターン分のワイヤが存在している
    コイル部品。
  2. 前記第2ワイヤのNターン目は、前記軸線方向において、前記第1ワイヤのMターン目、及び前記第1ワイヤのM-1ターン目よりも前記第1鍔部側に位置している
    請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記第2ワイヤのNターン目は、前記軸線方向において、前記第2ワイヤのN-1ターン目よりも前記第1鍔部側に位置している
    請求項1又は2に記載のコイル部品。
  4. 前記第1ワイヤにおける前記第1端子電極に接続されている端を含む一部は、前記第1方向での前記巻き芯部の中心よりも前記第1端子電極側から前記第2端子電極へと延びており、
    前記第1ワイヤの1ターン目は、前記軸線方向において前記第2ワイヤの1ターン目よりも前記第2鍔部側に位置している
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコイル部品。
  5. 前記軸線方向において前記第1ワイヤの1ターン目は、前記第2ワイヤの1ターン目と離れている
    請求項4に記載のコイル部品。
  6. 前記第1ワイヤは、当該第1ワイヤの延びる方向に直交する断面視で円形状であり、
    前記軸線方向における前記第1ワイヤの1ターン目と前記第2ワイヤの1ターン目との隙間の距離が、前記第1ワイヤの直径以上である
    請求項5に記載のコイル部品。
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