JP2022067466A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】上部電極又はその周辺の温度の測定精度を高める。【解決手段】処理室と、前記処理室内に配置され、基板を載置する載置台14と、前記載置台14に対向する上部電極と、前記上部電極の温度を調整する部材と、前記上部電極の温度を調整する部材の内部に設けられ、前記上部電極の温度を測定する第1のセンサ100と、前記上部電極と前記第1のセンサ100との間に配置され、周波数が1MHzにおける比誘電率が2.4以上の第1のシート部材140と、を有するプラズマ処理装置が提供される。【選択図】図3

Description

本開示は、プラズマ処理装置に関する。
例えば、特許文献1は、上部電極に温度センサを設け、上部電極の温度を測定することを提案している。
国際公開第2018/101065号
ところで、近年のプロセスではプロセス条件によりプロセス中の温度を安定して測定することができない場合がある。本開示は、上部電極又はその周辺の温度の測定精度を高めることができる技術を提供する。
本開示の一の態様によれば、処理室と、前記処理室内に配置され、基板を載置する載置台と、前記載置台に対向する上部電極と、前記上部電極の温度を調整する部材と、前記上部電極の温度を調整する部材の内部に設けられ、前記上部電極の温度を測定する第1のセンサと、前記上部電極と前記第1のセンサとの間に配置され、周波数が1MHzにおける比誘電率が2.4以上の第1のシート部材と、を有するプラズマ処理装置が提供される。
一の側面によれば、上部電極又はその周辺の温度の測定精度を高めることができる。
実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を示す断面模式図である。 温度測定の課題と実施形態に係る温度の測定結果の一例を示す図である。 実施形態に係る上部電極及びその周辺の構造の一例を示す図である。 実施形態に係る温度センサの一例を示す図である。 実施形態に係る温度センサの他の例を示す図である。 実施形態に係るシート部材によるシールド効果を説明するための図である。
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
[プラズマ処理装置]
まず、実施形態に係るプラズマ処理装置1の一例について、図1を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係るプラズマ処理装置1の一例を示す断面模式図である。図1のプラズマ処理装置1は、容量結合型のプラズマ処理装置である。
プラズマ処理装置1は、チャンバ10を有する。チャンバ10は、チャンバ本体12を含んでいる。チャンバ本体12は、略円筒形状を有している。内部空間10sは、チャンバ本体12の内側に提供されている。チャンバ本体12は、例えばアルミニウムから形成され、内部空間10sは基板に所望のプラズマ処理を施す処理室となっている。チャンバ本体12の内壁面上には、耐食性を有する膜が設けられている。耐食性を有する膜は、アルミナ(酸化アルミニウム)、酸化イットリウムといったセラミックスから形成され、陽極酸化処理された酸化膜であり得る。
チャンバ本体12の側壁には、通路12pが形成されている。基板Wは、内部空間10sとチャンバ10の外部との間で搬送されるときに、通路12pを通過する。通路12pは、ゲートバルブ12gにより開閉可能となっている。ゲートバルブ12gは、チャンバ本体12の側壁に沿って設けられている。
チャンバ本体12の底部上には、支持部13が設けられている。支持部13は、絶縁材料から形成されている。支持部13は、略円筒形状を有している。支持部13は、内部空間10sの中で、チャンバ本体12の底部から上方に延在している。支持部13上には、基板の周囲を囲むエッジリング25(フォーカスリングとも呼ばれる)が設けられている。エッジリング25は、略円筒形状を有し、シリコン等で形成されてもよい。
プラズマ処理装置1は、載置台14を更に備えている。載置台14は、支持部13によって支持されている。載置台14は、処理室内に配置され、基板Wを載置する。
載置台14は、下部電極18及び静電チャック20を有している。載置台14は、電極プレート16を更に有し得る。電極プレート16は、例えばアルミニウムといった導体から形成されており、略円盤形状を有している。下部電極18は、電極プレート16上に設けられている。下部電極18は、例えばアルミニウムといった導体から形成されており、略円盤形状を有している。下部電極18は、電極プレート16に電気的に接続されている。下部電極18の外周面及び電極プレート16の外周面は、支持部13によって囲まれている。
静電チャック20は、下部電極18上に設けられている。静電チャック20の吸着電極20aは、スイッチ20sを介して直流電源20pに接続されている。直流電源20pからの電圧が電極に印加されると、静電引力により基板Wが静電チャック20に保持される。静電チャック20は、基板W及びエッジリング25を支持する。
下部電極18の内部には、流路18fが形成されている。流路18fには、チャンバ10の外部に設けられているチラーユニットから配管22aを介して熱交換媒体(例えば冷媒)が供給される。流路18fに供給された熱交換媒体は、配管22bを介してチラーユニットに戻される。プラズマ処理装置1では、静電チャック20上に載置された基板Wの温度が、熱交換媒体と下部電極18との熱交換により、調整される。
プラズマ処理装置1には、ガス供給ライン24が設けられている。ガス供給ライン24は、伝熱ガス供給機構からの伝熱ガス(例えばHeガス)を、静電チャック20の上面と基板Wの下面との間に供給する。
プラズマ処理装置1は、載置台14に対向する上部電極30を備える。上部電極30は、天板34及び支持体36を有する。上部電極30は、環状部材220を介して、チャンバ本体12の上部に支持されている。環状部材220は、円環状であり、導電性を有する材料から形成されている。上部電極30及び環状部材220は、チャンバ本体12の上部開口を閉じている。
天板34の下面は、内部空間10sの側の下面であり、内部空間10sを画成している。天板34は、ジュール熱の少ない低抵抗の導電体又は半導体から形成され得る。天板34には、複数のガス吐出孔34aが形成されている。複数のガス吐出孔34aは、天板34をその板厚方向に貫通している。
支持体36は、天板34を着脱自在に支持する。支持体36は、接地されている。支持体36は、アルミニウムといった導電性材料から形成される。支持体36の内部には、ガス拡散室36aが設けられている。支持体36には、複数のガス孔36bが形成されている。複数のガス孔36bは、ガス拡散室36aから下方に延びている。複数のガス孔36bは、複数のガス吐出孔34aにそれぞれ連通している。支持体36には、ガス導入口36cが形成されている。ガス導入口36cは、ガス拡散室36aに接続している。ガス導入口36cには、ガス供給管38が接続されている。
ガス供給管38には、ガスソース群40、流量制御器群44及びバルブ群42を含むガス供給部GSが接続されている。ガスソース群40は、流量制御器群44及びバルブ群42を介して、ガス供給管38に接続されている。ガスソース群40は、複数のガスソースを含んでいる。バルブ群42は、複数の開閉バルブを含んでいる。流量制御器群44は、複数の流量制御器を含んでいる。流量制御器群44の複数の流量制御器の各々は、マスフローコントローラ又は圧力制御式の流量制御器である。ガスソース群40の複数のガスソースの各々は、流量制御器群44の対応の流量制御器及びバルブ群42の対応の開閉バルブを介して、ガス供給管38に接続されている。
プラズマ処理装置1では、チャンバ本体12の内壁面に沿って、シールド46が着脱自在に設けられている。シールド46は、支持部13の外周にも設けられている。シールド46は、チャンバ本体12にエッチング副生物等の反応生成物が付着することを防止する。シールド46は、例えば、アルミニウムから形成された部材の表面に耐食性を有する膜を形成することにより構成される。耐食性を有する膜は、アルミナ又は酸化イットリウムといった酸化膜であり得る。
支持部13とチャンバ本体12の側壁との間には、バッフルプレート48が設けられている。バッフルプレート48は、例えば、アルミニウムから形成された部材の表面に耐食性を有する膜を形成することにより構成される。耐食性を有する膜は、アルミナ又は酸化イットリウムといった酸化膜であり得る。バッフルプレート48には、複数の貫通孔が形成されている。バッフルプレート48の下方、且つ、チャンバ本体12の底部には、排気口12eが設けられている。排気口12eには、排気管52を介して排気装置51が接続されている。排気装置51は、例えばターボ分子ポンプといった真空ポンプを有している。
プラズマ処理装置1は、プラズマ生成用の高周波HFの電力を印加する第1高周波電源62を備えている。第1高周波電源62は、チャンバ10内でガスからプラズマを生成するために、高周波HFの電力を発生するように構成されている。高周波HFの周波数は、例えば27MHz~100MHzの範囲内の周波数である。
第1高周波電源62は、整合器66を介して電極プレート16に電気的に接続されている。整合器66は、整合回路を有している。整合器66の整合回路は、第1高周波電源62の負荷側(下部電極側)のインピーダンスを、第1高周波電源62の出力インピーダンスに整合させるよう構成されている。別の実施形態では、第1高周波電源62は、整合器66を介して上部電極30に電気的に接続されていてもよい。
プラズマ処理装置1は、イオン引き込み用の高周波LFの電力を印加する第2高周波電源64を更に備え得る。第2高周波電源64は、高周波LFの電力を発生するように構成されている。高周波LFは、主としてイオンを基板Wに引き込むことに適した周波数を有し、例えば400kHz~13.56MHzの範囲内の周波数である。或いは、高周波LFは、矩形の波形を有するパルス状の電圧であってもよい。
第2高周波電源64は、整合器68を介して電極プレート16に電気的に接続されている。整合器68は、整合回路を有している。整合器68の整合回路は、第2高周波電源64の負荷側(下部電極側)のインピーダンスを、第2高周波電源64の出力インピーダンスに整合させるよう構成されている。
係る構成のプラズマ処理装置1において、チャンバ10(チャンバ本体12)の中心軸を軸Axとしたとき、載置台14、エッジリング25、上部電極30(天板34、支持体36)及び環状部材220の中心軸は、軸Axに略一致する。
上部電極30には、上部電極30の温度を測定する第1のセンサ100が取り付けられている。第1のセンサ100は、支持体36の内部に設けられ、支持体36と天板34との間に設けられた第1のシート部材140にその先端が当接し、上部電極30の温度を測定する。
第1のセンサ100は、1つであってもよいし、複数であってもよい。例えば、第1のセンサ100は、軸Axを中心として円周方向に複数設けることができる。例えば、第1のセンサ100を、軸Axを中心として円周方向に3つ配置した場合、上部電極30の3か所の温度を測定できる。これにより、3つの温度の測定結果に基づき上部電極30の温度の測定精度を高めることができる。また、3つの測定値の差分が許容範囲を超える場合に上部電極30の取り付けミスを判定できる。
上部電極30の周囲には、接地電位である接地電極210が設けられている。上部電極30及び接地電極210は、導電性のある部材により形成されている。上部電極30と接地電極210との間には、絶縁部材230が設けられ、上部電極30と接地電極210との間を絶縁している。絶縁部材230はシート状であってもよい。
環状部材220には、接地電極210の温度を測定する第2のセンサ200が取り付けられている。第2のセンサ200は、環状部材220の内部に設けられ、環状部材220と接地電極210との間に設けられた第2のシート部材240にその先端が当接し、接地電極210の温度を測定する。
第2のセンサ200は、1つであってもよいし、複数であってもよい。例えば、第2のセンサ200は、軸Axを中心として円周方向に複数設けることができる。例えば、第2のセンサ200を、軸Axを中心として円周方向に3つ配置した場合、接地電極210の3か所の温度を測定できる。これにより、3つの温度の測定結果に基づき接地電極210の温度の測定精度を高めることができる。また、3つの測定値の差分が許容範囲を超える場合に接地電極210の取り付けミスを判定できる。
第1高周波電源62から出力した高周波HFの電力は、上部電極30よりも載置台14に印加することが好ましい。これによれば、高パワーの高周波HFの電力を上部電極30に印加しないことにより、第1のセンサ100及び/又は第2のセンサ200にて上部電極30の温度を測定する際、測定精度を高めることができる。
プラズマ処理装置1は、制御部80を更に備え得る。制御部80は、プロセッサ、メモリといった記憶部、入力装置、表示装置、信号の入出力インターフェイス等を備えるコンピュータであり得る。制御部80は、プラズマ処理装置1の各部を制御する。制御部80では、入力装置を用いて、オペレータがプラズマ処理装置1を管理するためにコマンドの入力操作等を行うことができる。また、制御部80では、表示装置により、プラズマ処理装置1の稼働状況を可視化して表示することができる。さらに、制御部80の記憶部には、制御プログラム及びレシピデータが格納されている。制御プログラムは、プラズマ処理装置1で各種処理を実行するために、制御部80のプロセッサによって実行される。制御部80のプロセッサが、制御プログラムを実行し、レシピデータに従ってプラズマ処理装置1の各部を制御することにより、種々のプロセス、例えばプラズマ処理方法がプラズマ処理装置1で実行される。
次に、図2(a)を参照して、上部電極30の温度測定の課題について説明する。図2(a)は、上部電極30の温度測定の課題を示す図であり、図2(b)は、実施形態に係る第1のセンサ100及び/又は第2のセンサ200による温度の測定結果の一例を示す図である。
本実施形態に係るプラズマ処理装置1には、図1に示す第1のシート部材140及び第2のシート部材240が設けられているが、従来のプラズマ処理装置の場合には、第1のシート部材140及び第2のシート部材240が設けられていない。よって、従来のプラズマ処理装置の場合、上部電極30の下方にて生成されるプラズマが上部電極30及び接地電極210の隙間に進入し、その隙間にてRF放電が発生すると、第1のセンサ100及び第2のセンサ200は、直接その空間放電の影響を受ける。この結果、各センサがプロセス中の温度を安定して測定することができない場合が生じ、測定精度が低下することがある。
特に、近年、HARC(High Aspect Ratio Contact)等のプロセスでは、プラズマ処理装置に印加する高周波RF(HF、LF)のパワーが大きくなり、かつ基板Wの処理時間が長くなる傾向にある。この結果、図2(a)に示すように、高周波RFを印加した瞬間(RF ONの立ち上がり)、第1のセンサ100及び第2のセンサ200によって測定した温度Tは、急に高い値を取る(図2(a)のA)。その後も、高周波RFを印加している間(RF ONの間)、第1のセンサ100及び第2のセンサ200によって測定される温度は、予め設定された温度の到達安定制御範囲を超え、不安定な状態となる(図2(a)のB)。このように、上部電極30及び接地電極210の温度は、高周波RFの高パワー化等により上部電極30の近傍や内部で空間放電が発生し易くなっている結果、測定値にノイズが入り、安定化し難くなっている。
そこで、基板W毎の処理室内のコンディションを維持し、上部電極30及びその周辺の温度を測定するときの環境をより安定化させ、温度の測定結果に基づき、プロセスの制御を適切に行うことが求められている。
係る目的を達成するために、本実施形態に係るプラズマ処理装置1では、第1のシート部材140及び第2のシート部材240が設けられる。以下では、図3を参照しながら、実施形態に係る上部電極30及びその周辺の構造についてさらに詳しく説明する。
第1のシート部材140は、上部電極30(天板34)と第1のセンサ100との間に配置され、周波数が1MHzにおける比誘電率が2.4以上の高容量材料から形成されている。これにより、第1のセンサ100の先端は、直接、天板34に接触しない。第1のシート部材140は、天板34と支持体36の間の電位差を小さくし、プラズマ放電を抑制し、高周波電流が直接各センサに流れることを抑制し、高周波電流によるノイズを概ね除去する。この結果、第1のセンサ100により温度を測定するときの環境が安定化し、温度の測定精度を向上させることができる。
第1のシート部材140は、耐電圧を持つ特性を有する部材により形成される。例えば、第1のシート部材140がフッ素含有材料の場合、周波数が1MHzにおける比誘電率が2.4以上の高容量材料から形成されることが好ましい。第1のシート部材140がシリコン含有材料の場合、周波数が1MHzにおける比誘電率が4.0以上の高容量材料から形成されることが好ましい。
第2のシート部材240は、接地電極210と第2のセンサ200との間に配置され、周波数が1MHzにおける比誘電率が2.4以上の高容量材料から形成されている。第2のシート部材240の作用及び効果については、第1のシート部材140の作用及び効果と同様である。
第2のシート部材240は、耐電圧を持つ特性を有する部材により形成される。例えば、第2のシート部材240がフッ素含有材料の場合、周波数が1MHzにおける比誘電率が2.4以上の高容量材料から形成されることが好ましい。第2のシート部材240がシリコン含有材料の場合、周波数が1MHzにおける比誘電率が4.0以上の高容量材料から形成されることが好ましい。
支持体36には、流路37が形成されている。また、支持体36には、ヒータ39が埋め込まれている。流路37には、チャンバ10の外部に設けられているチラーユニットから熱交換媒体(例えば冷媒)が供給される。熱交換媒体は流路37を循環し、チラーユニットに戻される。プラズマ処理装置1では、天板34の温度が、流路37に供給される熱交換媒体及びヒータ39と、天板34との熱交換により調整される。
環状部材220には、ヒータ250が埋め込まれている。接地電極210の温度は、ヒータ250による加熱により調整される。さらに、環状部材220には、流路が形成されてもよい。これにより、接地電極210の温度が調整される。
支持体36及び環状部材220は、いずれも導電性部材から形成される。本実施形態では、支持体36及び環状部材220は別体であるが、一体であってもよい。支持体36は、上部電極30の温度を調整する部材の一例である。環状部材220は、接地電極210の温度を調整する部材の一例である。
第1のセンサ100及び第2のセンサ200により測定された上部電極30の温度及び接地電極210の温度は、制御部80に送信される。制御部80は、測定された上部電極30の温度及び接地電極210の温度に基づき、上部電極30の温度及び接地電極210の温度が目標温度に調整されるようにヒータ39、250の加熱温度及び流路37に供給する熱交換媒体の温度を制御する。
[温度センサ]
次に、本実施形態に係る温度センサについて、図4を参照しながら説明する。図4は、実施形態に係る温度センサの一例を示す図である。図4では、温度センサの一例として、第1のセンサ100を例に挙げてその構成を説明する。第2のセンサ200は、第1のセンサ100と同一の構成であるため、説明を省略する。
第1のセンサ100は、センサ素子110、シールド部材130、リング状部材120、及びシールドケーブル101を有する。センサ素子110は、筒状のシールド部材130で囲まれている。シールド部材130は、導電性材料により形成され、接地電位である。センサ素子110は、白金により形成され、内部にて導体のシールドケーブル101と接続される。導体のシールドケーブル101は、センサ素子110の内部に挿入されてもよい。
シールド部材130の先端は、本体部よりも小径化し、支持体36に形成された凹部に挿入されている。センサ素子110は、シールド部材130の基端(本体部)で太く、先端で細くなり、シールド部材130の先端の穴を貫通し、支持体36に形成された貫通する穴を通って、第1のシート部材140に当接する。
上部電極30内にプラズマが進入すると、内部空間にて、高周波HF、LFによる放電(RF放電)が生じる場合がある。上部電極30の内部空間では、パッシェンの法則に従い、所望の圧力及び所望の距離の空間において放電が生じる。放電を、センサ素子110が直接受けてしまうとセンサ素子110が測定した温度の測定値にノイズが生じ、温度の測定精度が低下する。このため、これを回避するために、周波数が1MHzにおける比誘電率が2.4以上の高容量材料の第1のシート部材140を、第1のセンサ100と天板34との間に設ける。これにより、第1のシート部材140によって高周波電流を減衰させる。この第1のシート部材140のシールド効果により、第1のセンサ100は、直接、放電の影響を受けない。これにより、上部電極30の温度を測定する際の外乱を減らし、温度の測定精度を高めることができる。
また、第1のセンサ100内では、センサ素子110だけでなく、シールド部材130側でも放電が生じる。しかし、シールド部材130は導電性材料で形成されており、接地電位であるため、シールド部材130を流れる高周波電流をグランドに流すことで放電の影響を抑えることができる。
さらに、センサ素子110とシールド部材130との間には、これらの部材間の隙間を封止するリング状部材120が配置されている。リング状部材120は、シリコン含有構造体又はカーボン含有構造体であり得る。
リング状部材120は、例えば導電性を有する樹脂で形成されてもよい。センサ素子110とシールド部材130との間に高周波電流が入り込むと、センサ素子110とシールド部材130との間で放電が生じる可能性がある。そうすると、前述したようにセンサ素子110による温度の測定値にノイズが生じ、温度の測定精度が低下する。よって、これを回避するために、リング状部材120により高周波電流の伝播を遮蔽する。
図5は、実施形態に係る温度センサの他の例を示す図である。ここでも、第1のセンサ100を例に挙げて説明するが、第2のセンサ200についても同様に図5の構成を有してもよい。
図5の第1のセンサ100が図4の第1のセンサ100と異なる点は、図5の第1のセンサ100では、シールド部材130が、内部にラビリンス構造を有する点である。図5の例では、シールド部材130の内壁及びセンサ素子110の外壁の少なくともいずれかに凹凸を設けることで、シールド部材130の内部がラビリンス構造となっている。これにより、パッシェンの法則に基づき、シールド部材130の内部にて空間放電が生じにくい条件にすることで、放電による温度の測定精度の低下を更に抑制できる。第1のセンサ100のその他の構成については、図4と同じであるため。
[シールド効果]
第1のシート部材140及び第2のシート部材240によるシールド効果について、図6を参照しながら説明する。図6は、実施形態に係る第1のシート部材140及び第2のシート部材240によるシールド効果を説明するための図である。
図6(a)の横軸は、図4及び図5に示すセンサ素子110が貫通する穴の直径(φD)mmを示し、縦軸は、減衰量(A)dBを示す。図6(b)の横軸は、図4及び図5に示すセンサ素子110が貫通する穴の長さ(t)mmを示し、縦軸は、減衰量(A)dBを示す。
減衰量Aは、式(1)によって示される。
Figure 2022067466000002
式(1)において、α及びβは定数、λは、高周波HF又は高周波LFの波長を示す。減衰量Aは、第1のシート部材140及び第2のシート部材240のシールド効果、つまり、高周波電流を遮断する効果の指標である。減衰量Aが大きい程、高周波電流を遮断する効果が高い。
高周波HFの周波数が40MHzのとき、波長λは約7.5mとなり、高周波LFの周波数が400kHzのとき、波長λは約750mとなる。式(1)から、高周波HFの波長を式(1)のλに代入した場合に算出される減衰量Aは、高周波LFの波長を式(1)のλに代入した場合に算出される減衰量Aよりも小さくなる。
よって、ここでは、高周波HF、LFのうち、シールド効果(減衰量A)の値が小さくなる、より厳しい条件の高周波HFの波長λを使用して、第1のシート部材140及び第2のシート部材240の減衰量Aを算出し、シールド効果の指標として使用する。
図6(a)に示す減衰量Aが予め定められた閾値S1よりも大きくなれば、第1のシート部材140及び第2のシート部材240のシールド効果によりRF放電を遮断できる。つまり、閾値S1は、RF放電を遮断できる減衰量Aを示している。よって、減衰量Aが閾値S1よりも大きくなるように穴の直径(φD)を設計する。
また、図6(b)に示す減衰量Aが予め定められた閾値S1よりも大きくなれば、第1のシート部材140及び第2のシート部材240のシールド効果によりRF放電を遮断できる。よって、減衰量Aが閾値S1よりも大きくなるように穴の長さ(t)を設計する。穴の直径φD及び穴の長さtの両方が閾値S1を超えることが好ましい。これにより、第1のシート部材140及び第2のシート部材240により放電を遮断できる。
第1のシート部材140及び第2のシート部材240を設けた場合の、第1のセンサ100及び/又は第2のセンサ200による温度の測定結果を、図2(b)に示す。このように、本実施形態に係るプラズマ処理装置1によれば、高周波RFを印加している間(RF ON)、第1のセンサ100(及び第2のセンサ200)によって測定した温度Tは、到達安定制御範囲内であり安定している(図2(b)のC)。このように、本実施形態に係る上部電極30及びその周辺の構成によれば、上部電極30の温度の測定精度を向上させることができる。
今回開示された実施形態に係るプラズマ処理装置は、すべての点において例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実施形態は、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で変形及び改良が可能である。上記複数の実施形態に記載された事項は、矛盾しない範囲で他の構成も取り得ることができ、また、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
例えば、プラズマ処理装置の一例としてプラズマ処理装置を挙げて説明したが、プラズマ処理装置は、基板に所定の処理(例えば、成膜処理、エッチング処理等)を施す装置であればよく、プラズマ処理装置に限定されるものではない。
本開示のプラズマ処理装置は、Atomic Layer Deposition(ALD)装置、Capacitively Coupled Plasma(CCP)、Inductively Coupled Plasma(ICP)、Radial Line Slot Antenna(RLSA)、Electron Cyclotron Resonance Plasma(ECR)、Helicon Wave Plasma(HWP)のいずれのタイプの装置でも適用可能である。
1 プラズマ処理装置
10 チャンバ
14 載置台
30 上部電極
34 天板
36 支持体
37 流路
39 ヒータ
62 第1高周波電源
64 第2高周波電源
80 制御部
100 第1のセンサ
130 シールド部材
140 第1のシート部材
200 第2のセンサ
210 接地電極
220 環状部材
240 第2のシート部材
250 ヒータ

Claims (8)

  1. 処理室と、
    前記処理室内に配置され、基板を載置する載置台と、
    前記載置台に対向する上部電極と、
    前記上部電極の温度を調整する部材と、
    前記上部電極の温度を調整する部材の内部に設けられ、前記上部電極の温度を測定する第1のセンサと、
    前記上部電極と前記第1のセンサとの間に配置され、周波数が1MHzにおける比誘電率が2.4以上の第1のシート部材と、
    を有するプラズマ処理装置。
  2. 前記上部電極の周囲に配置され、接地電位である接地電極と、
    前記接地電極の温度を調整する部材と、
    前記接地電極の温度を調整する部材の内部に設けられ、前記接地電極の温度を測定する第2のセンサと、
    前記接地電極と前記第2のセンサとの間に配置され、周波数が1MHzにおける比誘電率が2.4以上の第2のシート部材と、を有する、
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記第1のセンサ及び/又は前記第2のセンサは、導体のシールド部材で囲まれている、
    請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記シールド部材は、内部にラビリンス構造を有する、
    請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記シールド部材は、接地電位である、
    請求項3又は4に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記第1のセンサ及び/又は前記第2のセンサと、前記シールド部材との隙間を封止する導電性のリング状部材を有する、
    請求項3~5のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記上部電極の温度を調整する部材に形成された前記第1のセンサの先端部が貫通する穴、及び/又は前記接地電極の温度を調整する部材に形成された前記第2のセンサの先端部が貫通する穴の直径φDと、前記穴の長さtとは、式(1)から算出される減衰量Aが予め設定された閾値以上になるように設計されている、
    Figure 2022067466000003
    請求項2~6のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記第1のセンサ及び/又は前記第2のセンサは、円周方向に複数配置される、
    請求項2~7のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
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