JP2022065494A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋における取っ手部を目立ちにくくすることで、意匠性をさらに向上させた洗濯機を提供する。【解決手段】洗濯機10は、洗濯機本体11の上面に蓋12を有している。蓋12を開くための取っ手構造としては、洗濯機10の上面板111の両側面の上縁部において、蓋12の下でユーザが指を差し入れることが可能な凹部111aが形成されている。ユーザが蓋12を開くときには、凹部111aに指を差し込み、蓋12の下面に指を掛けて蓋12を持ち上げることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯機本体の上面に蓋を有する洗濯機に関する。
いわゆる縦型洗濯機では、洗濯機本体の上面に洗濯物投入口が設けられているため、洗濯物投入口を覆う蓋も洗濯機本体の上面に設けられる。洗濯機の蓋は、洗濯機の意匠性に対して重要な要素であり、特に、蓋に設けられる取っ手部は、意匠性に大きな影響を与える。特許文献1には、蓋における良好な意匠性を確保するために、蓋の手前側において、上方に突出する形状の取っ手部を設けた構成が開示されている。
特開2018-102753号公報
特許文献1の蓋における取っ手部は、特に洗濯機を上方から見たときの意匠性を向上できるものとされている。しかしながら、洗濯機を前方から見たときには、取っ手部が洗濯機の上面から出っ張ったものとして視認されるため、意匠性が損なわれる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、蓋における取っ手部を目立ちにくくすることで、意匠性をさらに向上させた洗濯機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、洗濯機本体の上面に蓋を有する洗濯機であって、前記蓋を開くための取っ手構造として、当該洗濯機の上面板の両側面の上縁部において、前記蓋の下でユーザが指を差し入れることが可能な凹部が形成されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、蓋を開くための取っ手構造(すなわち、凹部)を、洗濯機の側面側に設けることで、蓋の前端部分に取っ手部を形成する必要がなくなる。そのため、蓋を閉じたときに、洗濯機を上方から見た場合だけでなく、前方から見た場合においても、ユーザから取っ手構造が視認されにくくなり、洗濯機の意匠性を向上させることができる。
また、上記洗濯機では、前記凹部は、当該洗濯機の前後方向を長手方向として形成されていると共に、当該洗濯機の前方側において左右方向の内側に深くえぐり込むような形状に形成されている構成とすることができる。
上記の構成によれば、凹部は、洗濯機の前後方向を長手方向として形成することで、凹部が視認しにくい状態であっても、ユーザが凹部に指を差し込み易くなっている。また、差し入れた指が凹部の浅い箇所に当たった場合には、ユーザはさらにその指を凹部に沿わせながら手前側に引くことで、ユーザの指が凹部における手前側の深い箇所に案内される。これにより、ユーザは蓋に対して指が深く掛かった状態で蓋を開くことができ、ユーザの使い勝手が向上する。
また、上記洗濯機では、前記凹部を当該洗濯機の側面から見た場合、前記凹部の前端は、前方に向かって上に上がるような傾斜を有する形状となっている構成とすることができる。
上記の構成によれば、ユーザが蓋を開こうとする際、ユーザが凹部に差し入れた指を凹部に沿わせながら手前側に引けば、その指は最終的に凹部の前端の傾斜に沿って上に上がるため、そのまま蓋を開く動作に繋げることができる。
また、上記洗濯機では、前記蓋は、裏面の外周縁に沿って形成された補強リブと、裏面において前記凹部と対向する箇所に当該洗濯機の前後方向に沿って形成された凸部とを有している構成とすることができる。
上記の構成によれば、ユーザが蓋を開くとき、ユーザの指には補強リブだけでなく凸部も当接する。これにより、ユーザの指に掛かる蓋の荷重は、補強リブおよび凸部に分散され、補強リブが指に食い込むことを抑制できる。
本発明の洗濯機は、蓋を開くための取っ手構造を、洗濯機の側面側に設けることで、蓋の前端部分に取っ手部を形成する必要がなくなり、蓋を閉じたときにユーザから取っ手構造が視認されにくくなり、洗濯機の意匠性を向上させることができるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態を示すものであり、洗濯機の斜視図である。 図1の洗濯機の上面図である。 蓋を開いた状態での凹部付近の平面図である。 蓋を閉じた状態での凹部付近の側面図である。 蓋の裏面図である。 蓋が開いた状態での洗濯機の背面図である。 図6のA-A断面図である。 図6のB-B断面図である。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態1に係る洗濯機10の斜視図である。図2は、洗濯機10の上面図である。
図1に示すように、洗濯機10は、洗濯機本体11と、洗濯機本体11の上面を覆う蓋12とを有している。蓋12は、洗濯機10の背面側でヒンジ13を介して洗濯機本体11と接続されており、蓋12の前端側を上下方向に回動させるようにして開閉可能となっている。蓋12では、洗濯機10の意匠性を高めるためにガラス板121が採用されている。このため、蓋12は、ガラス板121と、ガラス板121の外周を保持する蓋枠体122とによって構成されている。具体的には、蓋枠体122は略矩形状の開口122aを有しており、蓋枠体122の上面側で開口122aの周囲にガラス板121を両面テープなどで貼付している。これにより、蓋12は、その上面側の略全面をガラス面とすることができる。
洗濯機本体11の外部筐体は、上面板111と下部筐体112とに分割されて構成されている。上面板111には、洗濯物取出口113となる上下方向に貫通した開口が設けられている。また、上面板111の上面であって洗濯物取出口113の前方には操作パネル114が取り付けられており、蓋12を閉じたときに蓋12の上面と操作パネル114の上面とが面一となるように構成されている。これにより、蓋12と操作パネル114とが一体感のあるデザインとなり、洗濯機10の意匠性が高められている。
洗濯機10では、ユーザが蓋12を開くときに使用する取っ手構造を、洗濯機10の正面側(蓋12の手前側)ではなく、洗濯機10の側面側に設けたことを特徴としている。具体的には、洗濯機10は、上面板111の両側面の上縁部において凹部111aを形成している。これにより、ユーザが蓋12を開くときには、凹部111aに指を差し込み、蓋12の下面に指を掛けて蓋12を持ち上げることができる。
このように、本実施の形態1に係る洗濯機10では、蓋12を開くための取っ手構造(すなわち、凹部111a)を、洗濯機10の側面側に設けることで、蓋12の前端部分に取っ手部を形成する必要がなくなる。そのため、蓋12を閉じたときに、操作パネル114の後方縁部の形状と蓋12の前方縁部の形状とをほぼ一致させるように形成することが可能となる。また、蓋12が閉じられた状態では、洗濯機10を上方から見た場合だけでなく、前方から見た場合においても、ユーザから凹部111aが視認されにくくなり、洗濯機10の意匠性を向上させることができる。また、本実施の形態1に係る洗濯機10では、蓋12の前端部分に取っ手部を形成する必要がなくなることで、蓋12の薄型化および軽量化を図ることも容易となる。
尚、実施の形態1に係る洗濯機10では、洗濯物取出口113について、以下のような形状の工夫がされていてもよい。例えば、洗濯物取出口113は、図2に示すように、下端縁113aと上端縁113bとの間が傾斜面113cとされており、傾斜面113cにおいては、洗濯物取出口113の前方側中央部よりも、前方側両端部(すなわち、前方側の両隅)の方がより緩やかな傾斜となっていてもよい。すなわち、洗濯物取出口113は、図2における線分L1に沿った箇所で、緩やかな傾斜を有している。
このように、洗濯物取出口113においては、傾斜面113cの前方側両端部を緩やかな傾斜にすることで、ユーザが重量のある洗濯物を取り出そうとする場合に、洗濯機10の前方斜め方向から取り出すことで洗濯物の取り出しがさらに容易となる。また、洗濯物を洗濯機10の前方斜め方向から取り出す際には、操作パネル114に干渉することなく取り出しが可能となる。これにより、洗濯物の取り出し時に、誤って操作パネル114に触れてしまい、洗濯機10の誤動作が生じることも抑制できる。
そして、洗濯機10では、洗濯物取出口113の前方側両端部における傾斜面113cの面積が広くなっていることで、ユーザに対して洗濯機10の前方斜め方向から洗濯物を取り出すことを促すようなデザインにもなっている。それに加え、蓋12の取っ手構造が、洗濯機10の正面側(蓋12の手前側)ではなく、洗濯機10の側面側に設けたことでも、ユーザの洗濯機10に対する動作のアプローチを洗濯機10の側面に向けることができる。すなわち、ユーザが洗濯機10の蓋12を開く動作、およびユーザが洗濯機10から洗濯物を取り出す動作を、何れも洗濯機10の側面側から行うものとすることができ、ユーザによる洗濯機10に対する動作のアプローチに統一性を持たせることができる。
〔実施の形態2〕
洗濯機における取っ手構造は、良好な意匠性を確保するだけでなく、ユーザにとっての使い勝手を向上させることも重要である。本実施の形態2では、洗濯機10の取っ手構造において、ユーザにとっての使い勝手を向上させるための構成について、図3および図4を参照して説明する。図3は、蓋12を開いた状態での凹部111a付近の平面図である。図4は、蓋12を閉じた状態での凹部111a付近の側面図である。
凹部111aを上から見た場合、図3に示すように、凹部111aは、洗濯機10の前後方向を長手方向として比較的長く形成されているが、特に手前側(前方側)において左右方向の内側に深くえぐり込むような凹部形状に形成されている。凹部111aをこのような形状とすることは、以下の理由による。
上述したように、蓋12が閉じられた状態では、洗濯機10の側面側に設けられた凹部111aはユーザから視認されにくい。この場合、洗濯機10の前後方向において凹部111aの長さが短ければ、ユーザが蓋12を開く際に凹部111aの位置を認識しにくく、ユーザが凹部111aに指を差し込みにくくなる。このため、洗濯機10では、前後方向において凹部111aを比較的長く形成することで、凹部111aが視認しにくい状態であっても、ユーザが凹部111aに指を差し込み易くなるようにしている。
また、ユーザが蓋12を開くときには、凹部111aに指を差し込み、蓋12の下面に指を掛けて蓋12を開くが、ユーザの使い勝手を向上させるためには、蓋12に対して指がある程度深く掛かるようにすることが好ましい。すなわち、凹部111aは、左右方向の内側にある程度の深さを有するように形成されていることが好ましい。
しかしながら、洗濯機10の上面板111において洗濯物取出口113が広面積に形成されている場合、これに伴って洗濯物取出口113の周囲領域は狭くなる。洗濯物取出口113の周囲領域が狭くなれば、凹部111aを全体的に深く形成することも困難となる。一方で、洗濯機10の手前側には洗濯物取出口113の前方隅部が存在し、この前方隅部はR形状に形成されている。このため、洗濯機10の手前側では、洗濯物取出口113の左右方向外側において周囲領域のスペースを確保しやすい。このため、凹部111aは、手前側においては、左右方向の内側に深くえぐり込むような形状とすることが可能となる。
ユーザが蓋12を開こうとする際、ユーザは、最初に蓋12の前方付近の適当な箇所で凹部111aに指を差し入れる。このとき、ユーザから凹部111aが視認されにくくても、凹部111aが前後方向において比較的長く形成されていれば、凹部111aに指を差し入れることは容易である。また、差し入れた指が凹部111aの浅い箇所に当たった場合には、ユーザはさらにその指を凹部111aに沿わせながら手前側に引けばよい。これにより、凹部111aは、ユーザの指を手前側の深い箇所に案内することができる。ユーザの指が凹部111aにおける手前側の深い箇所に案内されれば、ユーザは蓋12に対して指が深く掛かった状態で蓋12を開くことができ、ユーザの使い勝手が向上する。
また、ユーザが凹部111aにおける手前側の深い箇所から蓋12に指を掛ける場合、ここに小指を掛けようとしても薬指や中指が邪魔となって小指は掛かりにくく、必然的に薬指や中指を掛ける持ち方になりやすい。すなわち、ユーザが力の入りにくい小指を掛けて蓋12を開けようとすることを抑制でき、蓋12を開く途中で指が滑るといった不具合も抑制できる。さらには、蓋12に対してユーザの指が掛かる位置(すなわち力点)がヒンジ13(すなわち支点)から離れた手前側となるため、蓋12を開く際により軽い力で蓋12を開くことができる。
また、凹部111aを側面から見た場合、図4に示すように、凹部111aの前端は、前方に向かって上に上がるような傾斜を有する形状となっている。ユーザが蓋12を開こうとする際、ユーザが凹部111aに差し入れた指を凹部111aに沿わせながら手前側に引けば、その指は最終的に凹部111aの前端の傾斜に沿って上に上がるため、そのまま蓋12を開く動作に繋げることができる。
図3や図4に示すように、凹部111aにおいて、左右方向の内側に深くえぐり込むような形状とする領域と、前端の傾斜が形成される領域とは、少なくとも一部が重なっていることが好ましく、前端の傾斜が形成される後端部に左右方向の内側に深くえぐり込むような形状とする領域が重なっていることがより好ましい。ユーザが蓋12を開こうとして、凹部111aに差し入れた指を凹部111aに沿わせながら手前側に引くと、その指が凹部111aの前端の傾斜に沿って上に上がり蓋12を持ち上げようとするが、その際、蓋12の重量が急激に指にかかるため、ユーザは、蓋12の重量を支えようとして無意識に指を蓋12の内側に入れようとする。このとき、指をガイドしている凹部111aが、左右方向の内側にえぐり込む形状となっていることで、ユーザが指を蓋12の内側に入れようとする動きを妨害しないため、ユーザは、違和感や不安感を感じずに蓋12を開くことができる。
〔実施の形態3〕
本実施の形態3では、洗濯機10の取っ手構造において、ユーザにとっての使い勝手を向上させるための蓋12の構成について図5を参照して説明する。図5は、蓋12の裏面図である。
上述したように、蓋12は、ガラス板121と、ガラス板121の外周を保持する蓋枠体122とによって構成されている。蓋枠体122は樹脂にて形成されており、蓋枠体122の裏面には、図5に示すように、蓋12の強度を上げるための補強リブ122bが外周縁に沿って設けられている。また、蓋枠体122の裏面において凹部111aと対向する箇所には、洗濯機10の前後方向に沿って形成された(前後方向を長手方向とする)凸部122cが形成されている。尚、凸部122cの下面は、補強リブ122bの下端と同じ(もしくは、ほぼ同じ)高さに形成されていることが好ましい。
凸部122cは、ユーザが蓋12を開く際に、ユーザの指に掛かる荷重を分散する機能を有する。すなわち、蓋12の裏面に凸部122cが無いと仮定すれば、ユーザが蓋12を開くとき、ユーザの指には補強リブ122bのみが当接し、補強リブ122bを介して蓋12の荷重が掛かることになる。ガラス板121を採用する蓋12はその重量も比較的大きいため、補強リブ122bを介してユーザの指に蓋12の荷重が掛かると、補強リブ122bが指に食い込み、ユーザに痛みを感じさせる恐れがある。
これに対し、蓋12の裏面に凸部122cが形成されている場合、ユーザが蓋12を開くとき、ユーザの指には補強リブ122bだけでなく凸部122cも当接する。これにより、ユーザの指に掛かる蓋12の荷重は、補強リブ122bおよび凸部122cに分散され、補強リブ122bが指に食い込むことを抑制できる。すなわち、蓋12を開く際に、ユーザに痛みを感じさせることを防止できる。また、凸部122cは、ユーザの指に食い込ない程度の幅を有していることが好ましい。具体的には、凸部122cは、洗濯機10を上から見た場合に、凸部122cの内側縁部が凹部111aの内側縁部よりもさらに内側に入り込む程度の幅を有していることが好ましい。
尚、図5に示す蓋12では、補強リブ122bと凸部122cとは接触しておらず、これらの間には、僅かな隙間(例えば3~5mm程度)の溝が形成されている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、補強リブ122bと凸部122cとは、これらが接触するように配置され、これらの間に隙間が形成されない構造であってもよい。但し、補強リブ122bと凸部122cとの間の溝は、ユーザが蓋12を開く際に指の滑り止めとして機能させることができるため、このような溝は形成されていることが好ましい。また、補強リブ122bと凸部122cとの間の溝は、蓋枠体122の上面側において、ガラス板121を両面テープで貼付するための貼付領域としても利用できる。
また、蓋12の裏面では、開口122aの周囲に環状の補強凸部122dが形成されている。この補強凸部122dの蓋12を補強するだけでなく、ガラス板121の周囲での水漏れを防止する機能も有している。
〔実施の形態4〕
本実施の形態4では、ヒンジ13付近における蓋12の支持構造について説明する。図6は、蓋12が開いた状態での洗濯機10の背面図である。図7Aは図6のA-A断面図であり、図7Bは図6のB-B断面図である。
蓋12が最大開放状態にあるとき、蓋12の後端部(ヒンジ側端部)の一部が上面板111に当接し、蓋12が所定の角度で保持されるようになっている。また、蓋12は、左右方向の両端の2箇所、より具体的にはヒンジ13の付近と、左右方向の中央付近との3箇所で上面板111との当接箇所を有している。蓋12が開かれるときは、最初に蓋12の左右方向の両端におけるヒンジ付近の当接箇所で、蓋12が上面板111に当接する(図7A参照)。但し、この時点では、蓋12の中央付近の当接箇所において、蓋12は上面板111に当接せず、蓋12と上面板111との間には僅かな隙間が生じている(図7B参照)。中央付近の当接箇所は、最大開放状態にある蓋12に対してさらに開放方向への外力が加えられた場合に上面板111に当接する。
本実施の形態4に係る洗濯機10では、蓋12が最大開放状態にあるとき、両端における2箇所の当接箇所で蓋12を支えることができる。このとき、ヒンジ13に近い箇所に当接箇所を設けることで、ヒンジ13に大きな荷重が掛かることを抑制でき、ヒンジ13の破損などを抑制することができる。
また、最大開放状態にある蓋12に対してさらに開放方向への外力が加えられた場合には、上面板111に当接する中央付近の当接箇所でも蓋12を支えることができる。これにより、蓋12に加えられる外力は、3箇所の当接箇所に分散されることになり、蓋12の耐荷重をより向上させることができる。また、上面板111の中央付近にも蓋12が当接して応力がかかるため、上面板111の両端のおける2箇所への応力による上面板111の変形と、上面板111の中央付近における応力による変形とが同じ方向となる。したがって、上面板111の両端に過大な応力がかかったときに、両端部と中央部との間のねじれによる上面板111の変形や破損を防止できる。
今回開示した実施形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
10 洗濯機
11 洗濯機本体
111 上面板
111a 凹部(取っ手構造)
112 下部筐体
113 洗濯物取出口
113a 下端縁
113b 上端縁
113c 傾斜面
114 操作パネル
12 蓋
121 ガラス板
122 蓋枠体
122a 開口
122b 補強リブ
122c 凸部
122d 補強凸部
13 ヒンジ

Claims (4)

  1. 洗濯機本体の上面に蓋を有する洗濯機であって、
    前記蓋を開くための取っ手構造として、当該洗濯機の上面板の両側面の上縁部において、前記蓋の下でユーザが指を差し入れることが可能な凹部が形成されていることを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機であって、
    前記凹部は、当該洗濯機の前後方向を長手方向として形成されていると共に、当該洗濯機の前方側において左右方向の内側に深くえぐり込むような形状に形成されていることを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1または2に記載の洗濯機であって、
    前記凹部を当該洗濯機の側面から見た場合、前記凹部の前端は、前方に向かって上に上がるような傾斜を有する形状となっていることを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載の洗濯機であって、
    前記蓋は、裏面の外周縁に沿って形成された補強リブと、裏面において前記凹部と対向する箇所に当該洗濯機の前後方向に沿って形成された凸部とを有していることを特徴とする洗濯機。
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