JP2022064284A - 回転ディスク式月相インジケーター - Google Patents

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Abstract

Figure 2022064284000001
【課題】空における月の像を忠実に再現する計時器のための表示デバイスを提供する。
【解決手段】少なくとも1つの月ディスク110、少なくとも1つの開口120及び少なくとも1つの駆動機構によって月の秤動現象を表現する、計時器のための表示デバイスであって、表示デバイスは、少なくとも第1の主動作モード150及び/又は少なくとも第1の副動作モード160にしたがって、機能するように構成しており、少なくとも1つの月ディスク110には、少なくとも3つの月相を含む月相表現群があり、各月相には、第1の領域、第2の領域、及び/又は第1の領域と第2の領域の境界を定めるように構成している境界があり、少なくとも1つの開口120は、月相表現群を見せるように構成しており、少なくとも1つの駆動機構は、月の秤動現象を表現するように、少なくとも1つの月ディスク110を動かすように構成している。
【選択図】図6

Description

本出願は、携行型時計(例、腕時計、懐中時計)の製造の分野に関し、特に、月相の表現に関する。好ましくは、本発明は、特定のパラメーターに応じて、かつ/又はユーザーの要求に応じて、月相を忠実に表現することに関する。
月相インジケーターの多くは、マスクの下で2つの円形の月が回転して開口を介して見えるような要素を用いる。マスクと開口に対して回転するこれらの月の角位置によって、空に見える月相の状況をシミュレーションしようとしている。この機構は、特に半月の後と前における満ち欠けの段階における、大ざっぱな表現しか与えることができない。
また、月の明るい側の曲がりは、時間が経過しても、これらの月相インジケーターにおいて一定に保たれる。この場合、第1の四半期などの後に、現実には凹んでいるように観察されるにもかかわらず、凸型のままである。
いくつかのモデルにおいては、表盤上に複数の月相を表現して逆行針を用いて月相を表示することを伴う別のコンセプトを提案している。しかし、その月相の表現は静的であり非常に大ざっぱであると考えられる。なぜなら、約28の月相を表現するために3~4の表現しか用いないからである。
また、これらの表現には、秤動現象がまったく反映されていないようであり、このことに愛好家の多くは残念に思っているようである。
本発明の目的は、好ましくは月の秤動現象の間に、特に空における月の像を再現する月相表現群を表示するための、好ましくは計時器の表示デバイスである、計時器のための表示デバイスによって、上記の課題のすべて又は一部を解決することである。
前記表示デバイスは、少なくとも第1の主動作モード及び/又は少なくとも第1の副動作モードにしたがって、機能するように構成しており、前記表示デバイスは、少なくとも1つの月ディスクと、少なくとも1つの開口と、及び少なくとも1つの駆動機構とを備え、前記少なくとも1つの月ディスクには、前記月相表現群があり、前記月相表現群は、少なくとも3つの月相を含み、前記少なくとも3つの月相の各月相には、第1の領域、第2の領域、及び/又は前記第1の領域と前記第2の領域の境界を定めるように構成している境界があるように構成しており、前記少なくとも1つの開口は、前記月相表現群、好ましくは前記少なくとも3つの月相のうちの1つの月相、を見せるように構成しており、前記少なくとも1つの駆動機構は、前記少なくとも第1の主動作モードにおいて前記少なくとも1つの月ディスクを第1の軸を軸として動かすこと、及び/又は前記少なくとも第1の副動作モードにおいて前記少なくとも1つの開口を第2の軸を軸として動かすこと、を行うように構成している。
この構成のおかげで、本発明においては、北半球又は南半球における、空における月の像、そして、地球から見える月の領域、すなわち、照らされる構造、を可能なかぎり忠実に、すなわち、月の秤動現象も反映するように、再現して様々な月相を表現することができる。
一実施形態において、前記少なくとも第1の主動作モードにおいて、前記少なくとも1つの月ディスクは、少なくとも第1の主位置と少なくとも第2の主位置の間を前記第1の軸を軸として動くことができるように構成しており、かつ/又は前記少なくとも第1の副動作モードにおいて、前記少なくとも1つの開口は、少なくとも第1の副位置と少なくとも第2の副位置の間で前記第2の軸を軸として動くことができるように構成している。
この構成のおかげで、前記月相表現群は、動作モードに応じて異なる半球における月を表現する。
一実施形態において、前記表示デバイスは、前記第1の主動作モードと前記第1の副動作モードとを切り替えるように構成している切り替え機構を備える。
この構成のおかげで、ユーザーは、前記第1の主動作モードと前記第1の副動作モードの間を切り替えることができる。
一実施形態において、前記少なくとも第1の主動作モードにおいて、前記少なくとも1つの月ディスクは、少なくとも第1の主方向に動くことができるように構成しており、かつ/又は前記少なくとも第1の副動作モードにおいて、前記少なくとも1つの開口は、少なくとも第1の副方向に動くことができるように構成している。
一実施形態において、前記少なくとも第1の主動作モードにおいて、前記少なくとも1つの月ディスクは、少なくとも第2の主方向に動くことができるように構成しており、かつ/又は前記少なくとも第1の副動作モードにおいて、前記少なくとも1つの開口は、少なくとも第2の副方向に動くことができるように構成している。
一実施形態において、前記少なくとも第1の主方向は、前記少なくとも第1の副方向と反対方向であり、かつ/又は前記少なくとも第2の主方向は、前記少なくとも第2の副方向と反対方向である。
この構成のおかげで、前記様々な月相は、北半球及び/又は南半球における、空における月の像、そして、明るい構造と可視面の運動を再現する。
一実施形態において、前記少なくとも1つの駆動機構は、前記少なくとも1つの主動作モードにおいて、前記少なくとも1つの月ディスクを前記少なくとも第1の主位置と前記少なくとも第1の主位置の間で動かすこと、及び/又は前記少なくとも第1の副動作モードにおいて、前記少なくとも1つの開口を前記少なくとも第1の副位置と前記少なくとも第2の副位置の間に動かすこと、を行うように構成している。
一実施形態において、前記少なくとも1つの駆動機構は、前記少なくとも第1の主動作モードにおいて、前記少なくとも1つの月ディスクを前記少なくとも第1の主位置から前記少なくとも第2の主位置へと第1の主方向に沿って動かすこと、及び/又は前記少なくとも第1の主動作モードにおいて、前記少なくとも1つの月ディスクを前記少なくとも第2の主位置から前記少なくとも第1の主位置へと第2の主方向に沿って動かすこと、を行うように構成している。
一実施形態において、前記少なくとも1つの駆動機構は、前記少なくとも第1の副動作モードにおいて、前記少なくとも1つの開口を前記少なくとも第1の副位置から前記少なくとも第2の副位置へと第1の副方向に沿って動かすこと、及び/又は前記少なくとも第1の副動作モードにおいて、前記少なくとも1つの開口を前記少なくとも第2の副位置から前記少なくとも第1の副位置へと第2の副方向に沿って動かすこと、を行うように構成している。
これらの構成のうちの1つ又は複数のおかげで、前記少なくとも1つの開口及び/又は前記少なくとも1つの月ディスクは、視聴者が位置する緯度に応じて、所定の時間に対する、北半球及び/又は南半球における、空における月の正確な像、そして、明るい構造及び可視面の運動を再現する。
一実施形態において、前記表示デバイスは、前記少なくとも主動作モードにおいて、前記少なくとも1つの駆動機構を介して、前記少なくとも第1の主位置と前記少なくとも第2の主位置の間における前記少なくとも1つの月ディスクの運動を制御すること、及び/又は前記少なくとも第1の副動作モードにおいて、前記少なくとも1つの駆動機構を介して、前記少なくとも第1の副位置と前記少なくとも第2の副位置の間における前記少なくとも1つの開口の運動を制御することを行うように構成している少なくとも1つの制御ユニットを備える。
この構成のおかげで、前記少なくとも1つの制御ユニットは、北半球及び/又は南半球における、空における月の像、そして、明るい構造及び可視面の運動を再現するように、前記少なくとも1つの開口及び/又は前記少なくとも1つの月ディスクのポジショニングを制御する。
一実施形態において、前記少なくとも1つの制御ユニットは、日付、時間及び/又は地理的位置を少なくとも含むデータセットを受信するように構成している。
この構成のおかげで、前記表示デバイスは、前記データセットに基づいて、空における月の像、そして、明るい構造及び可視面の運動を可能なかぎり忠実に再現する様々な月相を表現することを可能とする。
一実施形態において、前記少なくとも第1の主位置、前記少なくとも第2の主位置、前記少なくとも第1の副位置及び/又は前記少なくとも第2の副位置は、好ましくは前記データセットによって、ユーザー及び/又は前記少なくとも1つの制御ユニットによって、決められる。
一実施形態において、前記データセットは、無線周波数通信、衛星ジオロケーション、及び/又は有線及び/又は光通信を介して前記少なくとも1つの制御ユニットによって受信されるか、又は前記データセットは、手動で導入される。
これらの構成のうちの1つ又は複数のおかげで、前記表示デバイスは、ユーザーの要求に応じて、かつ/又は前記少なくとも1つの制御ユニットによって自動的に、空における月の像、そして、明るい構造及び可視面の運動を可能なかぎり忠実に再現する様々な月相を表現することを可能とする。
一実施形態において、前記第1の軸と前記第2の軸は同軸である。
一実施形態において、前記少なくとも1つの月相は、前記第1の軸を中心に回転するように構成しており、かつ/又は前記開口は、前記第2の軸を中心に回転するように構成している。
これらの構成のうちの1つ又は複数のおかげで、前記表示デバイスの機構は、様々な月相を表現するように単純化される。
一実施形態において、前記第1の領域は、前記少なくとも1つの月ディスクに形成される透明又は光透過性である開口であり、前記第2の領域は、不透明又は光透過性であり、前記第1の領域は、前記第2の領域よりも透明性又は光透過性が高く、かつ/又は前記第1の領域は、前記第2の領域よりも明るい。
一実施形態において、前記表示デバイスには、前記第1の領域及び/又は前記第2の領域によって前記開口にて見えるように構成している月表現がある。
これらの構成のうちの1つ又は複数のおかげで、本発明は、北半球や南半球の空における、月の像、そして、明るい構造や視認可能な面の経過を可能なかぎり忠実に再現する様々な月相を表現することを可能とする。
一実施形態において、前記表示デバイスは、少なくとも1つの光源を備え、前記少なくとも1つの光源は、前記第1の領域及び/又は前記第2の領域及び/又は白色拡散面及び/又は輝石のような鏡のような反射面を、好ましくは、これらを介して照射するように構成している。
この構成のおかげで、前記表示デバイスは、暗くなっている月の像を可能なかぎり忠実に再現するように様々な月相を表現する。
一実施形態において、前記第1の領域は、光輝性であり、反射性であり、発光性フォトルミネッセント、かつ/又は硫酸バリウムによって作られた、材料を含み、かつ/又は前記第2の領域は、不透明性であり、光吸収性であり、かつ/又は炭素によって作られ、かつ/又はカーボンナノチューブによって作られた、材料を含む。
この構成のおかげで、前記表示デバイスは、月の像を可能なかぎり忠実に再現するように様々な月相を表現する。
一実施形態において、前記境界は、曲がっており、好ましくは、前記少なくとも3つの月相の各月相の前記境界どうしは、明暗境界線の実際の形を最適に表現するような異なる曲率半径を有する。
この構成のおかげで、前記表示デバイスは、様々な月相の像を可能なかぎり忠実に再現するように様々な月相を表現する。
一実施形態において、前記月相表現群は、月の秤動現象を表現するように構成している。
一実施形態において、前記月相表現群は、少なくとも28個の月相を含む。
これらの構成のうちの1つ又は複数によって、前記表示デバイスは、明るい構造の運動を再現し、様々な時間における月面の様々な部分を視覚化する。
一実施形態において、前記表示デバイスは、前記少なくとも1つの月ディスクが不動であるような少なくとも第2の主動作モードにて動作し、かつ/又は前記少なくとも1つの開口が不動であるような少なくとも第2の副動作モードにて動作する。
一実施形態において、前記第1の領域、前記第2の領域及び/又は前記少なくとも1つの光源には、月面クレーターのような少なくとも1つのレリーフがある。
この構成のおかげで、本発明は、空における月の像を可能なかぎり忠実に再現するように様々な月相を表現することを可能にする。
本発明は、本発明の少なくとも1つの実施形態に係る表示デバイスを備える携行型時計に関する。
この構成のおかげで、本発明は、北半球や南半球における、空における月の像、そして、明るい構造の経過、特に月の秤動現象、を可能なかぎり忠実に再現するように様々な月相を表現することを可能にする。
以下、例として与えられる添付の図面を用いて、本発明を詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る少なくとも1つの月ディスク110を示している。 本発明の一実施形態に係る少なくとも1つの開口120を示している。 本発明の一実施形態に係る、特定のパラメーターにしたがって、かつ/又はユーザーの要求に応じて、前記月相表現群115の各月相116及び前記少なくとも1つの開口120の様々な形と相対的な位置を示している。 図4A及び4Bは、第1の実施形態に係る前記少なくとも1つの月ディスク110及び前記少なくとも1つの開口120の使用を示している。 図5A及び5Bは、第2の実施形態に係る前記少なくとも1つの月ディスク110及び前記少なくとも1つの開口120の使用を示している。 図6A及び6Bは、第3の実施形態に係る前記少なくとも1つの月ディスク110及び前記少なくとも1つの開口120の使用を示している。 第1の実施形態に係る前記少なくとも1つの月ディスク110及び前記少なくとも1つの開口120の使用を示している。 第2の実施形態に係る前記少なくとも1つの月ディスク110及び前記少なくとも1つの開口120の使用を示している。 第3の実施形態に係る前記少なくとも1つの月ディスク110及び前記少なくとも1つの開口120の使用を示している。
開口を介して見える2つの円形の月がマスクの下で回転するような要素がある月相インジケーターを備える携行型時計が利用可能であるが、これにおける月は、地球上のどこにいても、満ち欠けや地球から見える領域を忠実には再現せず、大ざっぱでしか表現しない。
本発明によって、北半球や南半球において、空における月の像、そして、明るい構造及び可視面の経過、を可能なかぎり忠実に再現するように様々な月相を表現することができる。
実際に、本発明は、好ましくは計時器の表示デバイス100である、計時器のための表示デバイス100を備える携行型時計に関することができる。前記表示デバイス100は、空における月の像を再現する月相表現群115を表示するように構成しており、そして、少なくとも第1の主動作モード150、少なくとも第2の主動作モード159、少なくとも第1の副動作モード160及び/又は少なくとも第2の副動作モード169のうちの少なくとも1つの動作モードにしたがって機能するように構成している。
少なくとも第1の主動作モード150、少なくとも第2の主動作モード159、少なくとも第1の副動作モード160及び/又は少なくとも第2の副動作モード169の間の切り替えは、ユーザーが、少なくとも第1の主動作モード150、少なくとも第2の主動作モード159、少なくとも第1の副動作モード160及び/又は少なくとも第2の副動作モード169の間で切り替えることができるように、少なくとも第1の主動作モード150、少なくとも第2の主動作モード159、少なくとも第1の副動作モード160及び/又は少なくとも第2の副動作モード169の間で切り替えるように構成しているスイッチング機構のおかげで可能になっている。
前記表示デバイス100には、少なくとも1つの月ディスク110と、少なくとも1つの開口120と、及び少なくとも1つの駆動機構130があることができ、この駆動機構130は、前記少なくとも1つの月ディスク110を動かすこと、及び/又は前記少なくとも1つの開口120を動かすことを行うように構成している。
図1に示している前記少なくとも1つの月相110は、前記月相表現群115によって構成していることができる。前記月相表現群115は、少なくとも3つの月相を含み、前記少なくとも3つの月相の各月相116は、第1の領域118、第2の領域119、及び/又は前記第1の領域118と前記第2の領域119の境界を定めるように構成している境界117があるように構成している。前記第1の領域118及び/又は前記第2の領域119には、月を最もうまく表現するように色の濃淡付きで3D印刷され、又は微細構造化され、又は2D印刷される、月面クレーターのような少なくとも1つのレリーフ造形がある。
前記境界117は、満月時及び/又は新月時に、存在しないようにすることができ、又は月表現の曲がりと融合させることができる。したがって、前記境界117は、曲がっており、好ましくは、前記少なくとも3つの月相の各月相116が、対応する月相の像を可能なかぎり忠実に再現するように、前記少なくとも3つの月相の各月相116の前記境界117どうしが異なる曲率半径を有する。
本実施形態において、前記第1の領域118は前記第2の領域119よりも透明性又は光透過性が高いことができ、かつ/又は前記第1の領域118は前記第2の領域119よりも明るいことができる。また、代替的実施形態において、前記第1の領域118は、前記少なくとも1つの月ディスク110に形成される開口であったり、透明又は光透過性であったりすることができ、かつ/又は前記第2の領域119は、不透明又は光透過性であることができる。これらの実施形態において、前記表示デバイス100には、前記第1の領域118を通して、かつ/又は前記第2の領域119を通して、前記開口にて見えるように構成している月表現があることができる。前記月表現は、静的なものであることができ、また、前記携行型時計の一部に、好ましくは、前記携行型時計の表盤の一部に、位置していることができる。
また、前記表示デバイス100は、前記第1の領域118及び/又は前記第2の領域119を、好ましくは透過させるように、照らすように構成している少なくとも1つの光源140を備えることができ、この少なくとも1つの光源140の上に前記月表現を配置させることができる。したがって、好ましいことに、前記第1の領域118においては、開いているか、透明であるか、又は光透過性であるかにかかわらず、比較的不透明又は光透過性の度合いが低い前記第2の領域119よりも光を通しやすい。これによって、様々な月相が、暗くなっている月の像を可能なかぎり忠実に再現する。また、同じ結果を得るために、鏡、白色拡散面、及び/又は輝石のような反射面によって前記少なくとも1つの光源140を置き換えることも可能である。
なお、前記第1の領域118は、開いていたり、透明又は光透過性であったりすることができるが、これらの代替的実施形態は、同等であると考えることはできない。なぜなら、開口には透明又は光透過性の面にはない利点があることがあるからである。実際に、レーザーのおかげで、前記第1の領域118と前記境界117を形成し、前記少なくとも1つの光源140とのアライメント問題を防ぐように前記第2の領域119に開口を形成することが可能となる。一方では、この光源140は、例えば、第2及び第3の実施形態におけるような、前記少なくとも1つの月ディスク110のリム全体にわたって配置することができ、他方では、前記第2の領域119は、時間の経過とともに、前記少なくとも1つの光源140からの光線の通過を徐々に制限することができ、前記第1の領域118、すなわち、前記開口は、変化せず、したがって、時間の経過とともに、空における月の像を可能なかぎり忠実に再現するように様々な月相を表現する。これは、例えば、月の像が前記少なくとも1つの光源140にインプリントされ、前記第2の領域119が前記少なくとも1つの光源140にインプリントされた月の像を完全又は部分的に隠し、そして、一定であって変わらない前記開口が、月表現の明るい部分、すなわち、前記第1の領域118、を見せ、これが時間の経過とともに変わるような場合である。
別の代替的実施形態において、前記第1の領域118は、閉じていることができ、すなわち、開いているのとは対照的に中実であることができ、光輝性であり、反射性であり、ルミネセンス性であり、光ルミネセンス性であり、かつ/又は硫酸バリウムによって作られている、材料を含むことができる。前記第2の領域119が、不透明又は光透過性の材料によって作られ、かつ、不透明性であり、光吸収性であり、かつ/又は炭素によって作られ、かつ/又はカーボンナノチューブによって作られている、材料によって完全に又は部分的に被覆されている可能性が排除されていないことを念頭に置くべきである。
注意深い観察者であれば、本願にて図示している前記月相表現群115が、少なくとも4つの月相と、最大で29の月相、又はさらには30の月相、を含むことができ、したがって、月相を可能なかぎり細かく表現することができることがわかるであろう。このために、前記第1の領域118と前記第2の領域119は、好ましくは前記境界117と連係して、各月相ごとに、空において観察可能な月の面の様々な部分を示す。
また、前記少なくとも1つの月ディスク110は、前記少なくとも第1の主動作モード150において、少なくとも第1の主位置151と少なくとも第2の主位置152の間にて第1の軸111を軸として運動可能なように構成しており、これによって、前記月相表現群115が、動作モードに応じて異なる半球において月を表現することができる。
一方、前記少なくとも1つの開口120は、前記月相表現群115、好ましくは前記少なくとも3つの月相のうちの1つの月相116、を見せるように構成しており、前記少なくとも第1の副動作モード160において、少なくとも第1の副位置161と少なくとも第2の副位置162の間にて第2の軸121を軸として運動可能なように構成している。なお、前記第1の軸111と前記第2の軸121は、同軸であることができ、また、別の軸であることができる。
上述したように、図1及び2に示している前記少なくとも1つの駆動機構130は、前記少なくとも第1の主動作モード150において、前記少なくとも1つの月ディスク110を前記少なくとも第1の主位置151から前記少なくとも第2の主位置152へと第1の主方向155に沿って動かすことができ、かつ/又は前記少なくとも第1の主動作モード150において、前記少なくとも1つの月ディスク110を前記少なくとも第2の主位置152から前記少なくとも第1の主位置151へと前記第1の主方向155の反対方向であることができる第2の主方向156に沿って動かすことができる。
同様に、前記少なくとも1つの駆動機構130は、前記少なくとも第1の副動作モード160において、前記少なくとも1つの開口120を前記少なくとも第1の副位置161から前記少なくとも第2の副位置162へと第1の副方向165に沿って動かすことができ、かつ/又は前記少なくとも第1の副動作モード160において、前記少なくとも1つの開口120を前記少なくとも第2の副位置162から前記少なくとも第1の副位置161へと第1の副次方向165と反対方向であることができる第2の副方向166に沿って動くことができる。前記第1の軸111と前記第2の軸121が別の軸である実施形態において、前記少なくとも1つの駆動機構130は、前記少なくとも1つの開口120と前記少なくとも1つの月ディスク110の間に配置することができ、当業者によく知られている切断可能なメッシュシステムによって、前記少なくとも1つの月ディスク110を前記第1の軸111を軸として動かすことができ、好ましくは、前記第1の軸111を中心に回転させることができ、かつ/又は前記開口120を前記第1の軸121を軸として動かすことができ、好ましくは前記第2の軸121を中心に回転させることができる。本実施形態の代替形態において、前記少なくとも1つの月ディスク110と前記少なくとも1つの開口120が独立して動くように2つの駆動機構130を設けることができる。
前記のように、前記表示デバイス100は、前記少なくとも第2の主動作モード159及び/又は前記少なくとも第2の副動作モード169にしたがって、機能するように構成していることができる。図4A及び4Bに示しているように、前記少なくとも1つの月ディスク110は、前記少なくとも第2の主動作モード159において不動であり、前記少なくとも第2の副動作モード169において不動であるのは、前記少なくとも1つの開口120である(図5A及び5B)。
図6A及び6Bに示しているように、第3の実施形態において、前記少なくとも第1の主動作モード150及び/又は前記少なくとも第2の副動作モード160における前記少なくとも1つの月ディスク110と前記少なくとも1つの開口120の運動方向155、156、165、165を観察することができる。なぜなら、北半球及び/又は南半球における空における月の像を様々な月相が再現するように、前記少なくとも1つの月ディスク110と前記少なくとも1つの開口120が同時にかつ独立して運動可能であるからである。
このような前記少なくとも1つの月ディスク110及び/又は前記少なくとも1つの開口120の運動性は、少なくとも1つの制御ユニットによって制御することができ、これによって、前記少なくとも第1の主動作モード150において、前記少なくとも1つの月ディスク110を、前記少なくとも1つの駆動機構130を介して、前記少なくとも第1の主位置151と前記少なくとも第2の主位置152の間で動かすこと、及び/又は前記少なくとも第1の副動作モード160において、前記少なくとも1つの開口120を、前記少なくとも1つの駆動機構130を介して、前記少なくとも第1の副位置161と前記少なくとも第2の副位置162の間で動かすことが可能となる。
前記少なくとも1つの制御ユニットは、少なくとも日付171、少なくとも時間172及び/又は少なくとも地理的位置173を含むことができるデータセット170を受信するように構成しており、この地理的位置173は、好ましくは、複数のタイムゾーンに対応している一部の携行型時計のように空港を示すようなトリグラム(3つの英字)によって示される(図3)。
実際に、いくつかの実施形態において、前記少なくとも第1の主位置151、前記少なくとも第2の主位置152、前記少なくとも第1の副位置161及び/又は前記少なくとも第2の副位置162は、ユーザーによって決めることができ、かつ/又は前記データセット170を介して前記少なくとも1つの制御ユニットによって決めることができ、このデータセット170は、無線周波数通信を介して、衛星ジオロケーションを介して、かつ/又は有線通信及び/又は光通信を介して前記少なくとも1つの制御ユニットによって受信することができ、又は手動で導入することができる。これによって、ユーザーの要求に応じて、かつ/又は前記少なくとも1つの制御ユニットによって自動的に、様々な月相が可能なかぎり忠実に再現される。また、機械式携行型時計において、リューズやベゼルを用いて手動で位置や緯度を導入することも排除しない。
前記少なくとも1つの制御ユニットが与える利点の1つは、北半球及び/又は南半球における、空における月の像、そして、明るい構造の運動、すなわち、月の秤動現象、を再現するように、前記少なくとも1つの開口120及び/又は前記少なくとも1つの月ディスク110のポジショニングを制御することを可能にすることである。
また、これらの配置によって、様々な月相を表現することができ、天空における月の高度のような位置を忠実に再現することができる。
第1の実施形態
図4A及び4Bに示しているこの第1の実施形態において、前記表示デバイス100は、前記少なくとも第1の主動作モード150及び/又は前記少なくとも第2の副動作モード169にしたがって、機能することができる。
実際に、図4Aに示している前記少なくとも1つの月ディスク110は、前記少なくとも第1の主動作モード150において、前記少なくとも第1の主位置151と前記少なくとも第2の主位置152の間にて前記第1の軸111を軸として回転可能である。一方、前記少なくとも1つの開口120は、前記少なくとも第2の副動作モード169にしたがって不動であることができる(図4B)。
ユーザーからの要求や、前記少なくとも地理的位置173の変更のような前記データセット170の変更がないと、前記少なくとも1つの月ディスク110(図7)は、前記少なくとも第1の主動作モード150において、時間とともに、前記少なくとも第1の主位置151と前記少なくとも第2の主位置152の間にて前記第1の軸111を軸として動き、前記少なくとも1つの開口120は、前記少なくとも第2の副動作モード169にしたがって不動のままである(図7)。
ユーザーの要求があったとき、又は前記データセット170に応じて、12:05に、ユーザーが例としてチューリッヒに位置しており、南半球へと移動しているときに、又は例えばこの南半球における月相を知りたいときに、前記少なくとも1つの制御ユニットは、前記少なくとも1つの駆動機構130を介して、前記少なくとも1つの月ディスク110を、前記第1の主方向155に沿って前記少なくとも第1の主位置151から前記少なくとも第2の主位置152へと、又は前記第2の主方向156に沿って前記少なくとも第2の主位置152から前記少なくとも第1の主位置151へ動かして、ZRH(チューリッヒ)にて観測可能な第1の四半月から、EZE(ブエノスアイレス)で見える第1の四半月へと切り替える(図3)。ユーザーは、前記少なくとも第2の副動作モード169において不動である前記少なくとも1つの開口120を通してスクロールする前記月相表現群115の一部を見ることになる。
第2の実施形態
図5A及び5Bに示しているこの第2の実施形態において、前記表示デバイス100は、前記少なくとも第1の副動作モード160及び/又は前記少なくとも第2の主動作モード159にしたがって、機能することができる。
実際に、図5Bに示している前記少なくとも1つの開口120は、前記少なくとも第1の副動作モード160において、前記少なくとも第1の副位置161と前記少なくとも第2の副位置162の間にて前記第2の軸121を軸として回転可能である。一方、前記少なくとも1つの月ディスク110は、前記少なくとも第2の主動作モード159にしたがって不動であることができる(図5A)。
このように、ユーザーの要求に応じて、又は前記データセット170にしたがって、12:05に、ユーザーが例としてチューリッヒに位置しており南半球へと移動しているとき、又は例としてこの半球における月相を知りたいときに、前記少なくとも1つの制御ユニットは、前記少なくとも1つの駆動機構130を介して前記少なくとも1つの開口120を、前記第1の副方向165に沿って前記少なくとも第1の副位置161から前記少なくとも第2の副位置162へと、又は前記第2の副方向166に沿って前記少なくとも第2の副位置162から前記少なくとも第1の副位置161へと動かして、ZRH(チューリッヒ)から観測可能な第1の四半月からEZE(ブエノスアイレス)で見える第1の四半月へと切り替える(図3及び8)。ユーザーは、前記少なくとも1つの開口120を通してスクロールしながら、前記少なくとも第2の主動作モード159において不動の前記月相表現群115の一部を見ることになる。
第3の実施形態
図6A、6B及び9に示しているこの第3の実施形態において、前記表示デバイス100は、前記少なくとも第1の主動作モード150及び前記少なくとも第2の動作モード160にしたがって機能することができる。
このために、図6Aに示している前記少なくとも1つの月ディスク110は、前記少なくとも第1の主動作モード150において前記少なくとも第1の主位置151と前記少なくとも第2の主位置152の間にて前記第1の軸111を軸として回転可能であり、図6Bに示している前記少なくとも1つの開口120は、前記少なくとも第1の副動作モード160において前記第1の副位置161と前記少なくとも第2の副位置162の間にて前記第2の軸121を軸として回転可能である。
このように、ユーザーの要求に応じて、又は前記データセット170にしたがって、12:05にユーザーが例としてチューリッヒに位置しており赤道付近を移動しているとき、又はインドネシアにおける月相を知りたいときに、前記少なくとも1つの制御ユニットは、前記少なくとも1つの駆動機構130を介して、前記少なくとも1つの月ディスク110を、前記第1の主方向155に沿って前記少なくとも第1の主位置151から前記少なくとも第2の主位置152へと、又は前記第2の主方向156に沿って前記少なくとも第2の主位置152から前記少なくとも第1の主位置151へと、動かして、これによって、ZRH(チューリッヒ)から観測可能な第1の四半月からCGK(ジャカルタ)で見える第1の四半月へと切り換える。また、これと同時に又は同時でないようにして、前記少なくとも1つの制御ユニットは、前記少なくとも1つの駆動機構130を介して前記少なくとも1つの開口120を、前記第1の副方向165に沿って前記少なくとも第1の副位置161から前記少なくとも第2の副位置162へと、又は前記第2の副方向166に沿って前記少なくとも第2の副位置162から前記少なくとも第1の副位置161へと、動かして、これによって、ZRH(チューリッヒ)から観測可能な第1の四半月からCGK(ジャカルタ)で見える第1の四半月へと切り替える(図3及び9)。
この実施形態の大きな利点の1つは、様々な緯度すべてにおける明暗境界線の形に加えて、月にて見えるクレーターの向き(角位置)を表現することができることである。
100 表示デバイス
110 月ディスク
111 第1の軸
115 月相表現群
116 月相
117 境界
118 第1の領域
119 第2の領域
120 開口
121 第2の軸
130 駆動機構
140 光源
150 第1の主動作モード
151 第1の主位置
152 第2の主位置
155 第1の主方向
159 第2の主動作モード
160 第1の副動作モード
161 第1の副位置
162 第2の副位置
165 第1の副方向
169 第2の副動作モード
170 データセット
171 日付
172 時間
173 地理的位置

Claims (16)

  1. 好ましくは計時器の表示デバイスである、計時器のための表示デバイス(100)であって、
    前記表示デバイス(100)は、特に、空における月の像を再現する月相表現群(115)を、好ましくは月の秤動現象とともに、表示するためものであり、
    前記表示デバイス(100)は、少なくとも第1の主動作モード(150)及び/又は少なくとも第1の副動作モード(160)にしたがって、機能するように構成しており、
    前記表示デバイス(100)は、少なくとも1つの月ディスク(110)と、少なくとも1つの開口(120)と、及び少なくとも1つの駆動機構(130)とを備え、
    前記少なくとも1つの月ディスク(110)には、前記月相表現群(115)があり、
    前記月相表現群(115)は、少なくとも3つの月相を含み、前記少なくとも3つの月相の各月相(116)には、第1の領域(118)、第2の領域(119)、及び/又は前記第1の領域(118)と前記第2の領域(119)の境界を定めるように構成している境界(117)があるように構成しており、
    前記少なくとも1つの開口(120)は、前記月相表現群(115)、好ましくは前記少なくとも3つの月相のうちの1つの月相(116)、を見せるように構成しており、
    前記少なくとも1つの駆動機構(130)は、前記少なくとも第1の主動作モード(150)において前記少なくとも1つの月ディスク(110)を第1の軸(111)を軸として動かすこと、及び/又は前記少なくとも第1の副動作モード(160)において前記少なくとも1つの開口(120)を第2の軸(121)を軸として動かすこと、を行うように構成している
    ことを特徴とする表示デバイス(100)。
  2. 前記少なくとも第1の主動作モード(150)において、前記少なくとも1つの月ディスク(110)は、少なくとも第1の主位置(151)と少なくとも第2の主位置(152)の間を前記第1の軸(111)を軸として動くことができるように構成しており、かつ/又は
    前記少なくとも第1の副動作モード(160)において、前記少なくとも1つの開口(120)は、少なくとも第1の副位置(161)と少なくとも第2の副位置(162)の間で前記第2の軸(121)を軸として動くことができるように構成している
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示デバイス(100)。
  3. 前記少なくとも第1の主動作モード(150)において、前記少なくとも1つの月ディスク(110)は、少なくとも第1の主方向(155)に動くことができるように構成しており、かつ/又は
    前記少なくとも第1の副動作モード(160)において、前記少なくとも1つの開口(120)は、少なくとも第1の副方向(165)に動くことができるように構成している
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示デバイス(100)。
  4. 前記表示デバイス(100)は、前記少なくとも主動作モード(150)において、前記少なくとも1つの駆動機構(130)を介して、前記少なくとも第1の主位置(151)と前記少なくとも第2の主位置(152)の間における前記少なくとも1つの月ディスク(110)の運動を制御すること、及び/又は前記少なくとも第1の副動作モード(160)において、前記少なくとも1つの駆動機構(130)を介して、前記少なくとも第1の副位置(161)と前記少なくとも第2の副位置(162)の間における前記少なくとも1つの開口(120)の運動を制御することを行うように構成している少なくとも1つの制御ユニットを備える
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の表示デバイス(100)。
  5. 前記少なくとも1つの制御ユニットは、日付(171)、時間(172)及び/又は地理的位置(173)を少なくとも含むデータセット(170)を受信するように構成している
    ことを特徴とする請求項4に記載の表示デバイス(100)。
  6. 前記少なくとも第1の主位置(151)、前記少なくとも第2の主位置(152)、前記少なくとも第1の副位置(161)及び/又は前記少なくとも第2の副位置(162)は、好ましくは前記データセット(170)によって、ユーザー及び/又は前記少なくとも1つの制御ユニットによって、決められる
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の表示デバイス(100)。
  7. 前記データセット(170)は、無線周波数通信、衛星ジオロケーション、及び/又は有線及び/又は光通信を介して前記少なくとも1つの制御ユニットによって受信されるか、又は前記データセット(170)は、手動で導入される
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の表示デバイス(100)。
  8. 前記第1の軸(111)と前記第2の軸(121)は同軸である
    ことを特徴とする請求項2~7のいずれか一項に記載の表示デバイス(100)。
  9. 前記第1の領域(118)は、前記少なくとも1つの月ディスク(110)に形成される透明又は光透過性である開口であり、
    前記第2の領域(119)は、不透明又は光透過性であり、
    前記第1の領域(118)は、前記第2の領域(119)よりも透明性又は光透過性が高く、かつ/又は
    前記第1の領域(118)は、前記第2の領域(119)よりも明るい
    ことを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の表示デバイス(100)。
  10. 前記表示デバイス(100)は、少なくとも1つの光源(140)を備え、
    前記少なくとも1つの光源(140)は、前記第1の領域(118)及び/又は前記第2の領域(119)、及び/又は鏡、白色拡散面及び/又は輝石のような反射面を、好ましくは貫通するように、照らすように構成している
    ことを特徴とする請求項9に記載の表示デバイス(100)。
  11. 前記第1の領域(118)は、光輝性であり、反射性であり、発光性フォトルミネッセント、かつ/又は硫酸バリウムによって作られた、材料を含み、かつ/又は
    前記第2の領域(119)は、マット性であり、光吸収性であり、炭素によって作られ、かつ/又はカーボンナノチューブによって作られた、材料を含む
    ことを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載の表示デバイス(100)。
  12. 前記境界(117)は、曲がっており、好ましくは、前記少なくとも3つの月相の各月相(116)の前記境界(117)どうしは、異なる曲率半径を有する
    ことを特徴とする請求項1~11のいずれか一項に記載の表示デバイス(100)。
  13. 前記月相表現群(115)は、月の秤動現象を表現するように構成している
    ことを特徴とする請求項1~12のいずれか一項に記載の表示デバイス(100)。
  14. 前記表示デバイス(100)は、少なくとも第2の主動作モード(159)で動作し、
    前記少なくとも1つの月ディスク(110)は、不動であり、かつ/又は前記少なくとも1つの開口(120)が不動であるような少なくとも第2の副動作モード(169)で動作する
    ことを特徴とする請求項1~12のいずれか一項に記載の表示デバイス(100)。
  15. 前記第1の領域(118)、前記第2の領域(119)及び/又は前記少なくとも1つの光源(140)には、月面クレーターのような少なくとも1つのレリーフがある
    ことを特徴とする請求項1~14のいずれか一項に記載の表示デバイス(100)。
  16. 請求項1~15のいずれか一項に記載の表示デバイス(100)を備える
    ことを特徴とする時計。
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