JP2022064049A - センサ - Google Patents

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真 笠井
Makoto Kasai
主吏 藤岡
Shuri Fujioka
英雄 渡辺
Hideo Watanabe
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Abstract

Figure 2022064049000001
【課題】検出対象となる電線の予期せぬ離脱を抑制することが可能なセンサを提供する。
【解決手段】センサ10は、電線52の信号を検出する検出部28を有したセンサ本体12を備える。センサ10は、センサ本体12に直線移動可能に支持され、検出部28で信号を検出可能とした状態で電線52を拘束する拘束状態及び拘束状態を解除する解除状態100を選択的に形成可能とする拘束体30を備える。センサ10は、拘束状態を形成する拘束方向86へ拘束体30を付勢する付勢部材36と、センサ本体12から延出し、信号を伝達するケーブル42とを備える。ケーブル42は、拘束体30が移動する移動直線60から外れた位置より延出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電線から信号を検出するセンサに関する。
特許文献1には、センサが示されており、センサは、外側スリーブと、外側スリーブ内に配置された内側スリーブと、内側スリーブ内に配置されたプローブとを備えている。
このセンサで、電線の信号を検出する際には、指パッドでプローブを後退して内側スリーブの先端側の挿入部を開口し、この挿入部に電線を挿入する。そして、指パッドを離すことで、プローブの先端を電線に突き刺し、プローブに接続されたケーブルから信号を検出する。
米国特許第6756799号明細書
しかしながら、このセンサにあっては、プローブの後端から延出したケーブルがプローブの移動軸上に延在する。
このため、ケーブルが引っ張られると、電線からプローブが外れ、電線が挿入部から離脱する虞があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、検出対象となる電線の予期せぬ離脱を抑制することが可能なセンサを提供することを目的とする。
本発明のある態様によれば、電線の信号を検出する検出部を有したセンサ本体と、前記センサ本体に直線移動可能に支持され、前記検出部で前記信号を検出可能とした状態で前記電線を拘束する拘束状態及び前記拘束状態を解除する解除状態を選択的に形成可能とする拘束体と、前記拘束状態を形成する拘束方向へ前記拘束体を付勢する付勢部材と、前記センサ本体から延出し、前記信号を伝達するケーブルと、を備え、前記ケーブルは、前記拘束体が移動する移動直線から外れた位置より延出する。
この態様において、検出部を有したセンサ本体より延出するケーブルは、拘束体が移動する移動直線から外れた位置より延出しており、ケーブルが引っ張られた際にセンサ本体に生ずる力を、拘束体の移動方向と異なる方向に生じさせることができる。
このため、プローブの移動直線上にケーブルが延出する構造上、ケーブルが引っ張られるとプローブが電線から外れて拘束状態が解除される場合と比較して、電線の予期せぬ離脱を抑制することが可能となる。
図1は、第一実施形態に係るセンサを示す斜視図である。 図2は、第一実施形態に係るセンサの分解斜視図である。 図3は、第一実施形態に係るセンサの断面図である。 図4は、第一実施形態に係るセンサが解除状態とされた様子を示す断面図である。 図5は、第一実施形態に係るセンサの要部を示す分解斜視図である。 図6は、第一実施形態に係るセンサのケーブルガイドを示す斜視図である。 図7は、第二実施形態に係るセンサを示す斜視図である。 図8は、第二実施形態に係るセンサを示す側面図である。 図9は、第二実施形態に係るセンサの主要部を示す分解斜視図である。 図10は、第二実施形態に係るセンサの断面図である。 図11は、第二実施形態に係るセンサが解除状態とされた様子を示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の各実施形態について説明する。
<第一実施形態>
図1は、第一実施形態に係るセンサ10を示す斜視図であり、図2は、第一実施形態に係るセンサ10の分解斜視図である。また、図3は、第一実施形態に係るセンサ10の断面図であり、図4は、第一実施形態に係るセンサ10が解除状態とされた様子を示す断面図である。
このセンサ10は、電線の信号を検出する為のプローブを構成し、電線の電圧を検出する。センサ10は、検出した信号を図示しない測定装置に伝達し、検出した電圧を測定装置で測定する。
(全体説明)
センサ10は、図1に示すように、センサ本体12を備えている。センサ本体12のケーシング14は、図2に示すように、容器状の左ケース16及び右ケース18で構成されており、ケーシング14の内部には、ケーブルガイド20が設けられている。
ケーブルガイド20の先端部には、円筒部22が形成されており、円筒部22は、ケーシング14の先端部に形成された筒部24より延出するように構成されている。ケーブルガイド20の円筒部22には、円筒ガイド26の後端部が内嵌するように構成されており、円筒ガイド26内には、図3に示すように、電線からの信号を検出する検出部28が収容されている。
これにより、センサ10は、電気的機能を先端部に有する。電気的機能としては、例えば、検出機能又は導通機能が挙げられる。
ケーブルガイド20の先端部には、筒状の拘束体30の大径部32が摺動可能に外嵌しており、円筒ガイド26は、拘束体30によって包囲されている。ケーシング14の筒部24には、拘束体30を挿通するキャップ34が装着されており、キャップ34は、ケーシング14を構成する左ケース16及び右ケース18を固定する(図1参照)。
ケーブルガイド20の後方には、図2に示したように、付勢部材36を介して作動軸38が設けられており、作動軸38の先端部には、拘束体30に接続される。作動軸38の後端部には、操作部40が設けられており、操作部40は、作動軸38を介して拘束体30を移動操作する。
ケーブルガイド20には、図3に示したように、ケーブル42の先端部が挿通されており、ケーブル42は、検出部28に接続されている。ケーブル42は、自在ブッシュ44を介してケーシング14から延出し、ケーブル42の端部には、図2に示したように、コネクタ46が設けられている。
コネクタ46は、図示しない測定装置に接続され、測定装置は、検出した信号に追従する電圧をフィードバック回路で形成し、このフィードバック回路により形成された電圧から電線を流れる信号を取得する(例えば、特開2017-009576号公報)。
センサ10は、図3に示したように、拘束体30と検出部28と付勢部材36と操作部40とが一直線上に配置されている。
(詳細説明)
[円筒ガイド]
円筒ガイド26は、絶縁体で形成されている。円筒ガイド26は、検出部28とケーブルガイド20の円筒部22との電気的な接続を遮断するとともに、検出部28と検出部28を包囲する拘束体30との電気的な接続を遮断する。
[検出部]
検出部28は、金属製の円柱体で構成されており、検出部28の先端には、大径部50が形成されている。大径部50の先端は、図4に示すように、電線52の絶縁被覆54の外周面に接して芯線56の信号を検出する電極面を構成し、検出部28は、検出電極を構成する。
具体的に説明すると、検出部28は、拘束状態で電線52の絶縁被覆54に当接され、絶縁被覆54を介して芯線56と容量結合することで、芯線56で伝達される信号を検出する。なお、芯線56が絶縁被覆54で被覆された電線52を被覆電線ともいう。
なお、本実施形態では、絶縁被覆54を介して芯線56と検出部28の電極面とを容量結合して電線52の信号を検出する場合を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではなく他の非接触方式でもよい。また、例えば、芯線56が絶縁被覆54で被覆されていない電線52において、検出部28の電極面を芯線56に電気的に接続して信号を検出してもよい。
[拘束体]
拘束体30は、先端が閉塞された金属製の筒体で構成されており、拘束体30は、円筒ガイド26を介して検出部28を包囲する。拘束体30は、図3及び図4に示したように、ケーシング14に固定されたケーブルガイド20の円筒部22に沿って移動自在に支持される。これにより、拘束体30は、センサ本体12に直線移動可能に支持されており、拘束体30は、移動直線60に沿って移動可能である。
拘束体30の先端部には、図3中上方へ向けて開口した切欠きが形成されており、この切欠きによって電線52を挿入する挿入部62が形成されている。
拘束体30の後端部には、図2に示したように、側方へ突出する円柱状の係合凸部66が形成されており、拘束体30の後端部に作動軸38が連結される。
[作動軸]
図5は、第一実施形態に係るセンサ10の要部を示す分解斜視図である。図5に示すように、作動軸38は、先端部が二股に形成されており、作動軸38の先端部には、ケーブルガイド20の左側面に沿って配置される左片70と、ケーブルガイド20の右側面に沿って配置される右片72とが形成されている。
左片70及び右片72は、湾曲面で構成されており、各片70、72の先端部には、拘束体30の係合凸部66(図2参照)と係合する係合凹部74が形成されている。これにより、作動軸38は、拘束体30と連結される。
作動軸38の後端部には、平坦部76が形成されており、作動軸38の後端部は、左側部及び右側部が平坦に形成されている。平坦部76には、作動軸38の長さ方向に延在する長穴78が形成されている。
また、図3及び図4に示したように、左片70及び右片72が延出するとともに平坦部76の先端を構成する端面には、円柱状の先端突起82が形成されている。
[付勢部材]
付勢部材36は、一例としてコイルスプリングで構成されている。付勢部材36は、作動軸38の平坦部76の端面とケーブルガイド20の後端面との間に圧縮された状態で配置されており、付勢部材36は、ケーブルガイド20の後端面に形成された後端突起84と作動軸38に形成された先端突起82とで位置決めされている。
この付勢部材36によって作動軸38及び作動軸38に連結された拘束体30は、基端側に付勢される。
これにより、拘束体30は、付勢部材36で基端側である拘束方向86へ付勢された状態において、拘束体30の挿入部62に挿入された電線52を挿入部62の縁で検出部28の先端の電極面に押し当て、検出部28で信号を検出可能とする。信号を検出可能とした状態において、拘束体30は電線52を拘束した拘束状態を形成する。
[操作部]
操作部40は、図5に示したように、作動軸38の平坦部76に嵌合する嵌合部90を備えており、嵌合部90には、平坦部76の長穴78と合致する外長穴92が形成されている。
操作部40の外長穴92及び作動軸38の長穴78には、図2に示したように、ケーシング14の右ケース18の内面に突出した円筒状のナット部94が挿通される。外長穴92及び長穴78を挿通したナット部94には、左ケース16を挿通したネジ96が螺入される。
これにより、図2に示したように、ケーシング14の両ケース16、18は固定されるとともに、操作部40及び作動軸38は、外長穴92に沿った移動が許容される。なお、左ケース16に露出したネジ96は、カバー97で覆われる。
操作部40の後端は、図3及び図4に示したように、凹凸の滑り止めを有した操作面98を構成する。この操作面98を、一例として親指の腹で押すことで、付勢部材36の付勢力に抗して、操作部40と作動軸38と拘束体30とを先端側である解除方向102へ移動可能とする。
これにより、操作部40は、図4に示したように、拘束体30が電線52を拘束した拘束状態を解除して解除状態100を形成する。
操作部40の上部には、上方へ向けて突出したレバー部110が形成されている。レバー部110の後方側の後面112は、上方へ向かうに従って先端側へ傾斜した斜面で構成されている。
この操作部40の後面112を、一例として親指の腹で押すことで、付勢部材36の付勢力に抗して、操作部40と作動軸38と拘束体30とを解除方向102へ向けて移動可能とする。
[ケーブルガイド]
図6は、第一実施形態に係るセンサ10のケーブルガイド20を示す斜視図である。ケーブルガイド20は、導電性を有する材料で形成されている。ケーブルガイド20は、3Dプリンタ又はメタルインジェクションで成形することができ、本実施形態では、一例としてメタルインジェクションで成形する。
ケーブルガイド20は、L字状のガイド本体120と、ガイド本体120の開口部を閉鎖するカバー122と、ガイド本体120の先端部に設けられた円筒部22とを備えている。なお、ケーブルガイド20を、3Dプリンタ又はメタルインジェクションで形成することで、ガイド本体120とカバー122と円筒部22とを一体とすることができるが、それぞれ別体で構成してもよい。
ガイド本体120には、図3及び図4に示したように、円筒部22に連通する連通穴124が形成されている。ガイド本体120からは、円筒状の接続部126が延出しており、接続部126には、接続パイプ128が外嵌している。
このケーブルガイド20には、ケーブル42が挿通しており、ケーブル42は、一例として同軸ケーブルが用いられている。
ケーブル42の外部導体を形成する編組線は、一例としてケーブルガイド20の接続部126と接続パイプ128とで挟まれた状態で、ケーブルガイド20に電気的に接続されている。ケーブル42の内部導線130及び内部導線130を被覆する絶縁体132は、連通穴124を介して、円筒部22の先端部へ延びており、絶縁体132内の内部導線130は、円筒部22に挿入された検出部28に電気的に接続されている。
ケーブルガイド20は、円筒部22と接する拘束体30と電気的に接続されており、拘束体30及びケーブルガイド20は、ケーブル42の外部導体と同電位となる。また、編組線が剥がされた絶縁体132内の内部導線130及び内部導線130が接続された検出部28は、ケーブルガイド20及び拘束体30で包囲されシールドされる。
また、本実施形態では、編組線が剥がされた絶縁体132がセンサ10の先端側まで延ばされている。このため、編組線及びその被覆を含んだケーブル42全体を先端側まで延ばす場合と比較して、センサ10の先端部が小径化されている。
ガイド本体120の連通穴124は、S字状に形成されており、連通穴124には、円筒部22側に形成された第一湾曲部140と、接続部126側に形成された第二湾曲部142とを有している。この連通穴124を挿通する内部導線130の絶縁体132は、第一湾曲部140及び第二湾曲部142で曲げられた後、接続部126を介してセンサ本体12から延出する。これにより、センサ本体12は、ケーブル42を検出部28に案内するとともにケーブル42を屈曲する。
[センサ本体]
センサ本体12には、ケーシング14の周面より突出するとともに、操作部40より解除方向102に配置された突出部(150、152)が形成されている。突出部(150、152)は、ケーシング14の周面の上部から突出する第一突出部150と、第一突出部150と逆側の下部から突出する第二突出部152とで構成されている。
第一突出部150及び第二突出部152は、先端側の面154、156がセンサ本体12から外側へ向かうに従って後端側へ向けて傾斜している。第一突出部150及び第二突出部152は、一例として操作部40を親指で押す際に人差し指と中指とを引っ掛ける指掛け部を構成する。
なお、本実施形態では、ケーシング14の周面の上部から第一突出部150が突出するとともに、下部から第二突出部152が突出する場合を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。例えば、単一の突出部がケーシング14の周面の一部から突出する構造、又はリング状の突出部がケーシング14の周面に沿って延在する構造であってもよい。
第二突出部152の内側には、ケーブルガイド20のガイド本体120が配置されており、第二突出部152の後端には、ケーブル42を挿通する挿通穴160が形成されている。挿通穴160には、円筒状の自在ブッシュ44が固定されており、ケーブル42は、自在ブッシュ44を通って外部に延出する。
これにより、ケーブル42は、拘束体30が移動する移動直線60から外れた位置より延出するとともに、拘束体30の移動軌跡の延長領域162から外れた位置より延出する。
自在ブッシュ44は、その中心軸が移動直線60と交差した交差方向164に延出するように配置されている。これにより、自在ブッシュ44を挿通するケーブル42は、移動直線60の延在方向と異なる方向の一例である交差方向164に延出する。
(作用及び効果)
次に、本実施形態による作用効果について説明する。
本実施形態におけるセンサ10は、電線52の信号を検出する検出部28を有したセンサ本体12を備える。また、センサ10は、センサ本体12に直線移動可能に支持され、検出部28で信号を検出可能とした状態で電線52を拘束する拘束状態及び拘束状態を解除する解除状態100を選択的に形成可能とする拘束体30を備える。また、センサ10は、拘束状態を形成する拘束方向86へ拘束体30を付勢する付勢部材36と、センサ本体12から延出し、信号を伝達するケーブル42とを備える。ケーブル42は、拘束体30が移動する移動直線60から外れた位置より延出する。
この構成において、検出部28を有したセンサ本体12より延出するケーブル42は、拘束体30が移動する移動直線60から外れた位置より延出する。これにより、ケーブル42が延出方向へ引っ張られた際にセンサ本体12に生ずる力を、拘束体30の移動方向と異なる方向に生じさせることができる。
このため、プローブの移動直線上にケーブルが延出する構造上、ケーブルが引っ張られるとプローブが電線から外れて拘束状態が解除される場合と比較して、電線52の予期せぬ離脱を抑制することが可能となる。
これにより、電線52と検出部28との容量結合を維持できるので、検出結果に与える影響を抑制することが可能となる。
また、本実施形態において、ケーブル42は、拘束体30の移動軌跡の延長領域162から外れた位置より延出する。
この構成によれば、ケーブル42が延出方向へ引っ張られた際にセンサ本体12に生ずる力をさらに小さくすることができるので、保持した電線52の離脱抑制効果を高めることが可能となる。
さらに、本実施形態において、ケーブル42は、移動直線60の延在方向と異なる方向の一例である交差方向164に延出する。
この構成によれば、ケーブル42が延出方向へ引っ張られた際にセンサ本体12に生ずる力を異なる方向の一例である交差方向164へ分散することができる。
これにより、保持した電線52の離脱抑制効果をさらに高めることが可能となるとともに、検出結果に与える影響をさらに抑制することが可能となる。
また、本実施形態において、解除状態100を形成する解除方向102へ拘束体30を移動操作する操作部40が移動直線60上に配置されている。
この構成によれば、側部に設けられた操作部で操作する構造上、移動軸に対して傾きが生じ得る場合と比較して、例えば拘束体30とセンサ本体12との摺接抵抗を抑えることができるとともに、操作部40に生ずる偏荷重を抑制することができる。これにより、操作部40のスムーズな動作を可能とする。
また、センサ本体12の後方より操作部40を操作できるので、電線52を挿入する挿入部62の開口方向に関わらず、解除状態100を形成することができる。このため、側面のレバーを操作する構造上、センサの側部に操作空間を確保しなければならない場合と比較して、狭い場所での信号検出が可能となる。
さらに、操作部40が側面に形成された場合、操作性を良くするために、センサ本体12を長くする必要がある。しかし、本実施形態では、操作性を犠牲にすることなく、センサ本体12を短くすることができるので、狭い場所での検出に適する。
また、本実施形態では、センサ本体12の周面より突出するとともに操作部40より解除方向102に配置された突出部(150、152)を備える。
この構成によれば、操作部(150、152)を操作する際に指を引っ掛ける指掛け部として突出部(150、152)を利用することができる。これにより、操作性が向上する。
さらに、本実施形態では、突出部(150、152)は、周面の一部から突出する第一突出部150と、第一突出部150と逆側の部位から突出する第二突出部152とを含む。
この構成によれば、一例として操作部40を親指で押す際に人差し指と中指を引っ掛ける指掛け部として第一突出部150及び第二突出部152を利用することができる。これにより、操作性のさらなる向上を図ることができる。
さらに、本実施形態では、検出部28は、電線52の絶縁被覆54で覆われた芯線56の信号を検出する。
この構成によれば、絶縁被覆54で覆われた芯線56の信号を非接触で検出することができる。
また、本実施形態において、検出部28は、拘束状態で電線52の絶縁被覆54に当接され、芯線56と容量結合される。
この構成によれば、検出部28が絶縁被覆54で覆われた芯線56と容量結合することで、絶縁被覆54で覆われた芯線56の信号を検出することができる。
また、本実施形態において、センサ本体12は、ケーブル42を検出部28に案内するとともにケーブル42を屈曲するケーブルガイド20を有する。
この構成によれば、ケーブル42が引っ張られた際にケーブル42と検出部28との接合部に入力される引っ張り力を抑制することが可能となる。
また、本実施形態において、拘束体30は、検出部28を包囲するとともに電線52を挿入する挿入部62が側面に開口した筒体を有する。ケーブルガイド20は、導電性を有し、ケーブル42の外部導体を筒体に電気的に接続して筒体及びケーブルガイドを外部導体と同電位にする。
この構成によれば、検出部28からケーブル42の端部までをシールドで覆うことができ、外乱が検出結果に与える影響を抑制することが可能となる。
<第二実施形態>
次に、図面を参照しながら第二実施形態に係るセンサ1010について説明する。
図7は、第二実施形態に係るセンサ1010を示す斜視図であり、図8は、第二実施形態に係るセンサ1010を示す側面図である。図9は、第二実施形態に係るセンサ1010の主要部を示す分解斜視図であり、図10は、第二実施形態に係るセンサ1010の断面図である。図11は、第二実施形態に係るセンサ1010が解除状態とされた様子を示す断面図である。
このセンサ1010は、電線の信号を検出する為のプローブを構成し、電線の電流を検出する。センサ1010は、検出した信号を図示しない測定装置に伝達し、検出した電流を測定装置で測定する。
(全体構成)
センサ1010は、図7及び図8に示すように、センサ本体1012を備えている。センサ本体1012のケーシング1014は、図9に示すように、容器状の前ケース1016及び後ケース1018で構成されている。
センサ本体1012には、第一センサヘッド1020が設けられており、第一センサヘッド1020は、電線の信号を検出する検出部を構成する。
これにより、センサ1010は、先端部に電気的機能を有する。電気的機能としては、例えば、検出機能又は導通機能が挙げられる。
センサ本体1012には、拘束体1022が直線移動可能に支持されており、拘束体1022は、図8に示したように、移動直線1024に沿って移動する。
拘束体1022は、図8及び図10に示すように、センサ本体1012の第一センサヘッド1020と共に電線1025を拘束する第二センサヘッド1027を有する。拘束体1022は、第一センサヘッド1020で電線1025の信号を検出可能とした状態で電線1025を拘束した拘束状態1028を形成する。
また、拘束体1022は、図11に示すように、拘束状態1028を解除した解除状態1030を形成し、拘束体1022は、拘束状態1028と解除状態1030とを選択的に形成可能である。
センサ本体1012は、拘束状態1028を形成する拘束方向1032へ拘束体1022を付勢する付勢部材1034を備えている。また、拘束体1022には、操作部1036が設けられており、操作部1036は、解除状態1030を形成する解除方向1038へ拘束体1022を移動操作可能とする。
この操作部1036と付勢部材1034と拘束体1022の第二センサヘッド1027と検出部を構成する第一センサヘッド1020とは、移動直線1024上に配置されている。
センサ本体1012内には、第一センサヘッド1020で検出した信号を伝達するケーブル1040(図8参照)が配策されている。ケーブル1040は、図8に示したように、拘束体1022が移動する移動直線1024から外れた位置よりセンサ本体1012から外部へ延出する。
(詳細説明)
[第一センサヘッド]
第一センサヘッド1020には、図9に示したように、下部カバー1050が図示しないネジで固定される。下部カバー1050より延出する舌片1052には、挿通穴1054が形成されており、挿通穴1054には、図示しないネジが挿通される。
挿通穴1054を挿通したネジは、後ケース1018に突出した円筒状のナット部1056に螺入され、下部カバー1050を有した第一センサヘッド1020は、センサ本体1012に固定される。
第一センサヘッド1020の上端には、円弧状の下部後退部1060が形成されており、第一センサヘッド1020の上端部は、二股に形成されている。第一センサヘッド1020内には、図10に示すように、上方へ向けて開口した下部コア1062が収容されており、下部コア1062の上端には、図11に示すように、係合凹部1064が形成されている。
下部コア1062は、複数積層された金属板で構成されており、下部コア1062は、検出対象の電線1025を流れる電流の大きさに応じて発生する磁束が誘導される。
下部コア1062の下部には、巻き線が巻かれる巻付部1066が形成されており、下部コア1062に誘導された磁束によって巻付部1066に巻かれた巻き線に電流が生ずる。
巻き線には、一例としてシャント抵抗が並列接続され、シャント抵抗には、巻き線の電流に応じた電圧が生ずる。この巻き線には、ケーブル1040(図8参照)が接続される。
ここで、本実施形態では、巻き線にケーブル1040を接続する場合について説明するが、これに限定されるものではない。例えば巻き線に電子回路を接続し、電子回路の出力をケーブル1040で出力してもよい。
そして、ケーブル1040からの信号を測定することで、電線1025に流れる電流を測定することができる。これにより、検出部を構成する第一センサヘッド1020は、電線1025の絶縁被覆1070で覆われた芯線1072の信号を検出する。
[拘束体]
拘束体1022は、図10に示すように、第一センサヘッド1020の下面に沿って配置されたベース板1080と、ベース板1080の一側部より上方へ向けて延出した支柱1082とを備える。また、拘束体1022は、支柱1082の上端部より第一センサヘッド1020の上部空間へ延出する第二センサヘッド1027を備え、第二センサヘッド1027の上部には、上部カバー1084が装着される。
拘束体1022の支柱1082は、図9に示したように、前ケース1016の前ケース側面1090及び後ケース1018の後ケース側面1092に沿って移動可能に支持されている。これにより、拘束体1022は、センサ本体1012に直線移動可能に支持されており、拘束体1022の第二センサヘッド1027は、図8に示したように、センサ1010の中心線が構成する前述した移動直線1024に沿って移動可能である。
第二センサヘッド1027の下面には、図7及び図8に示したように、矩形状の上部後退部1094が形成されており、第二センサヘッド1027の下端部は、二股に形成されている。
拘束体1022は、図8に示したように、第二センサヘッド1027を第一センサヘッド1020側へ移動した状態で、第二センサヘッド1027の上部後退部1094と第一センサヘッド1020の下部後退部1060とで電線1025を包囲する。拘束体1022は、電線1025を両後退部1060、1094で包囲した状態で、電線1025を両後退部1060、1094内に拘束した拘束状態1028を形成する。
第二センサヘッド1027内には、図10に示すように、横方向へ延在するI字状の上部コア1100が収容されており、上部コア1100は、複数積層された金属板で構成されている。
上部コア1100の両端部からは、図11に示したように、下部コア1062へ向けて延出する係合片1102が設けられている。係合片1102は、拘束状態1028において(図10参照)、上部コア1100に形成された係合凹部1064に挿入される。
この拘束状態1028において、下部コア1062と上部コア1100とは磁気的に接続され、第一センサヘッド1020の下部コア1062と第二センサヘッド1027の上部コア1100とによって電線1025を包囲する磁気コア1106が形成される。
これにより、両コア1062、1100で包囲された電線1025(図8参照)からの磁束が磁気コア1106に誘導されて磁気コア1106内を流れる。すると、検出部を構成する第一センサヘッド1020の下部コア1062の巻き線には、磁気コア1106内を流れる磁束に応じた電流が流れ、この電流から電線1025に流れる信号を検出することができる。
拘束体1022のベース板1080には、保持部材1110が設けられている。保持部材1110には、大径円筒部1112と、大径円筒部1112の内側に配置された小径円筒部1114とが形成されている。
[付勢部材]
付勢部材1034は、一例としてコイルスプリングで構成されている。付勢部材1034の基端部は、拘束体1022に設けられた保持部材1110の大径円筒部1112と小径円筒部1114との間に保持されている。付勢部材1034の先端は、センサ本体1012に固定された第一センサヘッド1020の下部カバー1050に当接する。付勢部材1034は、軸方向に圧縮された状態で第一センサヘッド1020と拘束体1022のベース板1080との間に保持されている。
これにより、付勢部材1034は、第一センサヘッド1020が固定されたセンサ本体1012に対して拘束体1022を下方である拘束方向1032へ向けて付勢する。
[操作部]
操作部1036は、図10及び図11に示したように、拘束体1022のベース板1080に固定された板状の固定面1130と、固定面1130より下方へ延出する首部1132と、首部1132に設けられた板状の操作面1134とを備えている。固定面1130は、保持部材1110と共に拘束体1022のベース板1080を挟んだ状態においてネジ1136で共締めされており、操作部1036は、拘束体1022に固定されている。
操作部1036の操作面1134には、凹凸からなる滑り止めが形成されており、一例として操作面1134を親指の腹で押すことで、付勢部材1034の付勢力に抗して、操作部1036を拘束体1022と共に上方へ向けて移動可能とする。
操作部1036は、図8に示したように、拘束体1022における第二センサヘッド1027が移動する移動直線1024上に配置されている。解除状態1030を形成する解除方向1038へ拘束体1022を移動操作する操作部1036の操作面1134は、移動直線1024上に配置されている。
このように、センサ本体1012に対して拘束体1022を移動直線1024に沿って直線移動させる際に操作部1036は移動操作される。これにより、拘束体1022は、図11に示すように、操作部1036で上方である解除方向1038へ移動されることによって、拘束状態1028を解除した解除状態1030を形成する。
[センサ本体]
センサ本体1012には、図7及び図8に示したように、ケーシング1014の周面より突出するとともに操作部1036より解除方向1038に配置された突出部(1140、1142)が形成されている。突出部(1140、1142)は、ケーシング1014の周面の一方から突出する第一突出部1140と、第一突出部1140と逆側の他方から突出する第二突出部1142とで構成されている。
第一突出部1140及び第二突出部1142は、上側の面1144、1146がセンサ本体1012から外側へ向かうに従って下方へ向けて傾斜した傾斜面で構成されており、この面には、凹凸からなる滑り止めが形成されている。第一突出部1140及び第二突出部1142は、一例として操作部1036を親指の腹で押す際に人差し指と中指とを引っ掛ける指掛け部を構成する。
センサ本体1012の第一突出部1140の下部には、下方へ向かうに従って移動直線1024側へ向けて傾斜した下部傾斜面1150が形成されている。下部傾斜面1150には、図10及び図11に示したように、ケーブル1040を挿通する挿通穴1152が形成されている。挿通穴1152には、円筒状の自在ブッシュ1154が固定されており、ケーブル1040は、自在ブッシュ1154を通って外部に延出する。
これにより、ケーブル1040は、図8に示したように、拘束体1022が移動する移動直線1024から外れた位置より延出するとともに、拘束体1022の移動軌跡の延長領域1156から外れた位置より延出する。
自在ブッシュ1154は、その中心軸が移動直線1024と交差した交差方向1160に延在するように配置されている。これにより自在ブッシュ1154を挿通するケーブル1040は、移動直線1024の延在方向と異なる方向の一例である交差方向1160に延出する。
(作用及び効果)
次に、本実施形態による作用効果について説明する。
本実施形態におけるセンサ1010は、電線1025の信号を検出する検出部である第一センサヘッド1020を有したセンサ本体1012を備える。センサ1010は、センサ本体1012に直線移動可能に支持されている。センサ1010は、第一センサヘッド1020で信号を検出可能とした状態で電線1025を拘束する拘束状態1028及び拘束状態1028を解除する解除状態1030を選択的に形成可能とする拘束体1022を備える。
センサ1010は、拘束状態1028を形成する拘束方向1032へ拘束体1022を付勢する付勢部材1034と、センサ本体1012から延出し、信号を伝達するケーブル1040とを備える。ケーブル1040は、拘束体1022が移動する移動直線1024から外れた位置より延出する。
この構成において、検出部である第一センサヘッド1020を有したセンサ本体1012より延出するケーブル1040は、拘束体1022が移動する移動直線1024から外れた位置より延出する。これにより、ケーブル1040が延出方向へ引っ張られた際にセンサ本体1012に生ずる力を拘束体1022の移動方向と異なる方向に生じさせることができる。
このため、プローブの移動直線上にケーブルが延出する構造上、ケーブルが引っ張られるとプローブが電線から外れて拘束状態が解除される場合と比較して、電線1025の予期せぬ離脱を抑制することが可能となる。
また、各センサヘッド1026、1027の各コア1062、1100が構成する磁気コア1106と電線1025との磁気的結合を維持できるので、検出結果に与える影響を抑制することが可能となる。
また、本実施形態において、ケーブル1040は、拘束体1022の移動軌跡の延長領域1156から外れた位置より延出する。
この構成によれば、ケーブル1040が延出方向へ引っ張られた際にセンサ本体1012に生ずる力をさらに小さくすることができるので、保持した電線1025の離脱抑制効果を高めることが可能となる。
さらに、本実施形態において、ケーブル1040は、移動直線1024の延在方向と異なる方向の一例である交差方向1160に延出する。
この構成によれば、ケーブル1040が延出方向へ引っ張られた際にセンサ本体1012に生ずる力を異なる方向の一例である交差方向1160へ分散することができる。
これにより、保持した電線1025の離脱抑制効果をさらに高めることが可能となるとともに、検出結果に与える影響をさらに抑制することが可能となる。
また、本実施形態において、解除状態1030を形成する解除方向1038へ拘束体1022を移動操作する操作部1036が移動直線1024上に配置されている。
この構成によれば、側部に設けられた操作部で操作する構造上、移動軸に対して傾きが生じ得る場合と比較して、例えば拘束体1022とセンサ本体1012との摺接抵抗を抑えることができるとともに、操作部1036に生ずる偏荷重を抑制することができる。これにより、操作部1036のスムーズな動作を可能とする。
また、側面のレバーを操作する構造上、センサの側部に操作空間を確保しなければならない場合と比較して、狭い場所での信号検出が可能となる。
さらに、操作部が側面に形成された場合、操作性を良くするために、センサ本体1012を長くする必要がある。しかし、本実施形態では、操作性を犠牲にすることなく、センサ本体1012を短くすることができるので、狭い場所での検出に適する。
さらに、本実施形態では、センサ本体1012の周面より突出するとともに操作部1036より解除方向1038に配置された突出部(1140、1142)を備える。
この構成によれば、操作部1036を操作する際に指を引っ掛ける指掛け部として操作部(1140、1142)を利用することができる。これにより、操作性が向上する。
さらに、本実施形態では、突出部(1140、1142)は、周面の一部から突出する第一突出部1140と、第一突出部1140と逆側の部位から突出する第二突出部1142とを含む。
この構成によれば、一例として操作部1036を親指で押す際に人差し指と中指を引っ掛ける指掛け部として、第一突出部1140及び第二突出部1142を利用することができる。これにより、操作性のさらなる向上を図ることができる。
さらに、本実施形態では、検出部を構成する第一センサヘッド1020は、電線1025の絶縁被覆1070で覆われた芯線1072の信号を検出する。
この構成によれば、絶縁被覆1070で覆われた芯線1072の信号を非接触で検出することができる。
また、本実施形態において、検出部を構成する第一センサヘッド1020は、電線1025の周りに生ずる磁束から信号を検出する。
この構成によれば、検出部構成する第一センサヘッド1020が絶縁被覆1070で覆われた芯線1072と磁気的に結合することで、絶縁被覆1070で覆われた電線1025の信号を検出することができる。
また、本実施形態において、検出部は、第一センサヘッド1020を含み、拘束体1022は、拘束状態1028で第一センサヘッド1020と共に電線1025を包囲する磁気コア1106を形成する第二センサヘッド1027を含む。
この構成によれば、電線1025からの磁束を電線1025に沿って配置したコアに誘導する場合と比較して、信号の検出精度の向上が可能となる。
10 センサ
12 センサ本体
20 ケーブルガイド
28 検出部
30 拘束体
36 付勢部材
40 操作部
42 ケーブル
52 電線
54 絶縁被覆
56 芯線
60 移動直線
62 挿入部
86 拘束方向
100 解除状態
102 解除方向
150 第一突出部
152 第二突出部
162 延長領域
164 交差方向
1010 センサ
1012 センサ本体
1020 第一センサヘッド
1022 拘束体
1024 移動直線
1025 電線
1027 第二センサヘッド
1028 拘束状態
1030 解除状態
1032 拘束方向
1034 付勢部材
1036 操作部
1038 解除方向
1040 ケーブル
1070 絶縁被覆
1072 芯線
1106 磁気コア
1140 第一突出部
1142 第二突出部
1156 延長領域
1160 交差方向

Claims (12)

  1. 電線の信号を検出する検出部を有したセンサ本体と、
    前記センサ本体に直線移動可能に支持され、前記検出部で前記信号を検出可能とした状態で前記電線を拘束する拘束状態及び前記拘束状態を解除する解除状態を選択的に形成可能とする拘束体と、
    前記拘束状態を形成する拘束方向へ前記拘束体を付勢する付勢部材と、
    前記センサ本体から延出し、前記信号を伝達するケーブルと、
    を備え、
    前記ケーブルは、前記拘束体が移動する移動直線から外れた位置より延出する、
    センサ。
  2. 請求項1に記載のセンサであって、
    前記ケーブルは、前記拘束体の移動軌跡の延長領域から外れた位置より延出する、
    センサ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のセンサであって、
    前記ケーブルは、前記移動直線の延在方向と異なる方向に延出する、
    センサ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のセンサであって、
    前記解除状態を形成する解除方向へ前記拘束体を移動操作する操作部が前記移動直線上に配置されている、
    センサ。
  5. 請求項4に記載のセンサであって、
    前記センサ本体の周面より突出するとともに前記操作部より前記解除方向側に配置された突出部を備えるセンサ。
  6. 請求項5に記載のセンサであって、
    前記突出部は、前記周面の一方から突出する第一突出部と、前記第一突出部と逆側の他方から突出する第二突出部とを含む、
    センサ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のセンサであって、
    前記検出部は、前記電線の絶縁被覆で覆われた芯線の信号を非接触で検出する、
    センサ。
  8. 請求項7に記載のセンサであって、
    前記検出部は、前記拘束状態で前記電線の前記絶縁被覆に当接され、前記芯線と容量結合される、
    センサ。
  9. 請求項8に記載のセンサであって、
    前記センサ本体は、前記ケーブルを前記検出部に案内するとともに当該ケーブルを屈曲するケーブルガイドを有する、
    センサ。
  10. 請求項9に記載のセンサであって、
    前記拘束体は、前記検出部を包囲するとともに前記電線を挿入する挿入部が側面に開口した筒体を有し、
    前記ケーブルガイドは、導電性を有し、前記ケーブルの外部導体を前記筒体に電気的に接続して前記筒体及び当該ケーブルガイドを前記外部導体と同電位にする、
    センサ。
  11. 請求項7に記載のセンサであって、
    前記検出部は、前記電線の周りに生ずる磁束から前記信号を検出する、
    センサ。
  12. 請求項11に記載のセンサであって、
    前記検出部は、第一センサヘッドを含み、
    前記拘束体は、前記拘束状態で前記第一センサヘッドと共に前記電線を包囲する磁気コアを形成する第二センサヘッドを含む、
    センサ。
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