JP2022063238A - 制御装置および制御方法 - Google Patents

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Takehiro Kanzaki
健 松本
Takeshi Matsumoto
伸哉 森本
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Abstract

【課題】サブバッテリに充電されている電力を有効活用することができる制御装置および制御方法を提供する。【解決手段】実施形態に係る制御装置は、バックアップ制御部と、余剰電力供給部とを備える。バックアップ制御部は、車両が備える複数の負荷へ電力を供給するメインバッテリに異常が発生した場合に、サブバッテリから複数の負荷へ電力を供給させる。余剰電力供給部は、メインバッテリに異常が発生していない場合に、サブバッテリに確保すべき充電状態の閾値を超えて充電された余剰電力を車両の走行モードに応じて負荷へ供給させる。【選択図】図1

Description

開示の実施形態は、制御装置および制御方法に関する。
車両が備える負荷へ電力を供給するメインバッテリに異常が発生した場合に、サブバッテリから負荷へ電力を供給させる車両用電源システムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-63543号公報
しかしながら、従来の車両用電源システムでは、サブバッテリに充電されている電力を有効活用できているとはいえない。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、サブバッテリに充電されている電力を有効活用することができる制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る制御装置は、バックアップ制御部と、余剰電力供給部とを備える。バックアップ制御部は、車両が備える複数の負荷へ電力を供給するメインバッテリに異常が発生した場合に、サブバッテリから前記複数の負荷へ電力を供給させる。余剰電力供給部は、前記メインバッテリに異常が発生していない場合に、前記サブバッテリに確保すべき充電状態の閾値を超えて充電された余剰電力を前記車両の走行モードに応じて前記負荷へ供給させる。
実施形態の一態様に係る制御装置および制御方法は、サブバッテリに充電されている電力を有効活用することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る制御装置の構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係る正常時における電力の供給経路を示す図である。 図3は、実施形態に係る異常時における電力の供給経路を示す図である。 図4は、実施形態に係る余剰電力の供給経路を示す図である。 図5は、実施形態に係る優先順位に基づく電力供給方法を示す図である。 図6は、実施形態に係る閾値の動作説明図である。 図7は、実施形態に係る閾値の動作説明図である。 図8は、実施形態に係る閾値の動作説明図である。 図9は、実施形態に係る制御装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態の変形例に係る制御装置の構成例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、制御装置および制御方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施形態に係る制御装置1は、車両に搭載されるメインバッテリおよびサブバッテリから車両が備える複数の負荷へ電力を供給する制御を行う装置である。車両は、電気自動車またはハイブリット車である。車両は、走行モードとして、少なくとも自動運転モード、手動運転モード、および終了モードを有する。
自動運転モードは、車両の走る、曲がる、および止まるという全ての動作を車両制御装置が自動で行わせるモードである。手動運転モードは、車両の走る、曲がる、および止まるという動作をドライバが行わせるモードである。終了モードは、車両が停止してからシステムをシャットダウンするための処理を車両制御装置が行うモードである。なお、車両が有する走行モードは、2モードであってもよく、4モード以上であってもよい。
図1は、実施形態に係る制御装置の構成例を示す図である。図2は、実施形態に係る正常時における電力の供給経路を示す図である。図3は、実施形態に係る異常時における電力の供給経路を示す図である。
図1に示すように、制御装置1は、電源100と、給電対象装置200と、車両制御装置300と、オルタネータ400と、第1切替装置SW1と、第2切替装置SW2とに接続される。
電源100は、メインバッテリ101とサブバッテリ102とを備える。メインバッテリ101とサブバッテリ102には、最低限確保すべき充電状態の閾値が設定される。以下では、メインバッテリ101とサブバッテリ102の各充電状態をSOC(State Of Charge)と記載する。
なお、ここでは、図示を省略しているが、電源100は、メインバッテリ101およびサブバッテリ102から出力される直流電流を交流電流に変換するインバータや、出力する直流電流を変圧するDC/DCコンバータ等も含む。
給電対象装置200は、複数の負荷20を含む。負荷20としては、例えば、車両を走行させるモータ、電動ステアリング、電動ブレーキ、電動アクセル、および、これらのアクチュエータを制御する各種ECU(Electronic Control Unit)等がある。
また、複数の負荷20としては、自動運転モードにおいて、車両周囲の状況を認識するカメラおよび各種センサ等もある。また、複数の負荷20としては、各種ライト、エアコン、AV(Audio Video)機器等もある。
車両制御装置300は、車両全体を統括的に制御する上位ECUである。オルタネータ400は、車両の走行エネルギーを電気エネルギーに変換して、メインバッテリ101およびサブバッテリ102を充電する発電機である。オルタネータ400は、電源100からメインバッテリ101およびサブバッテリ102のSOCを取得し、SOCが閾値未満になると充電を開始する。
第1切替装置SW1は、第1スイッチSWaと、第2スイッチSWbとを備える。第1スイッチSWaは、メインバッテリ101と給電対象装置200との間を接離可能に接続する。第2スイッチSWbは、サブバッテリ102と給電対象装置200との間を切離可能に接続する。第1スイッチSWaおよび第2スイッチSWbは、制御装置1によってONとOFFとが切り替えられる。
第2切替装置SW2は、サブバッテリ102と給電対象装置200の各負荷20との間を切離可能に接続する複数のスイッチを備える。複数の各スイッチは、制御装置1によってONとOFFとが切り替えられる。
制御装置1は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。制御装置1は、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する複数の処理部を備える。
具体的には、制御装置1は、バックアップ制御部2、余剰電力供給部3、取得部4、決定部5、および閾値変更部6を備える。制御装置1が備えるバックアップ制御部2、余剰電力供給部3、取得部4、決定部5、および閾値変更部6は、一部または全部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
制御装置1が備えるバックアップ制御部2、余剰電力供給部3、取得部4、決定部5、および閾値変更部6は、それぞれ以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御装置1の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
バックアップ制御部2は、電源100からメインバッテリ101およびサブバッテリ102の状態を取得し、メインバッテリ101に異常が発生していない場合、メインバッテリ101から給電対象装置200へ電力を供給させる。
図2に示すように、バックアップ制御部2は、第1スイッチSWaをONにし、第2スイッチSWbをOFFにする。このとき、制御装置1は、第2切替装置SW2の全てのスイッチをOFFにする。これにより、図2に太線矢印で示すように、メインバッテリ101から給電対象装置200へ電力が供給される。
また、バックアップ制御部2は、メインバッテリ101に異常が発生した場合、サブバッテリ102から給電対象装置200へ電力を供給する。図3に示すように、バックアップ制御部2は、第1スイッチSWaをOFFにし、第2スイッチSWbをONにする。
このとき、制御装置1は、第2切替装置SW2の全てのスイッチをOFFにする。これにより、図3に太線矢印で示すように、サブバッテリ102から給電対象装置200へ電力が供給される。これにより、制御装置1は、例えば、自動運転モードにおいてメインバッテリ101に異常が発生しても、サブバッテリ102から供給する電力によって、車両を安全な場所まで走行させて停車させることができる。
ここで、以前の制御装置は、メインバッテリ101に異常が発生したときに、車両を安全に停止させるまでの電力をサブバッテリ102に確保させておくため、メインバッテリ101に異常が発生したときにしかサブバッテリ102を使用していなかった。このため、以前の制御装置は、サブバッテリ102に充電されている電力を有効活用できているとはいえなかった。
確かに、安全の観点からサブバッテリ102に一定の電力を確保させておくことは必要である。しかしながら、サブバッテリ102に最低限確保させておくべき充電量は、状況によって異なる。
例えば、自動運転モードにおいては、これまで同様の充電量をサブバッテリ102に確保しておく必要がある。一方、例えば、手動運転モードや終了モードにおいては、自動運転のために必要なカメラ、各種センサ、および各種アクチュエータを作動させる必要がない。このため、サブバッテリ102に確保しておくべき充電量は、これまでよりも少なくて済む。
そこで、制御装置1は、例えば、手動運転モードおよび終了モードにおいては、メインバッテリ101に異常が発生していなくても、サブバッテリ102に確保すべきSOCの閾値を超えて充電された余剰電力をサブバッテリ102から給電対象装置200へ供給させる。
余剰電力供給部3は、車両制御装置300から現在の走行モードを示す情報を取得する。そして、余剰電力供給部3は、メインバッテリ101に異常が発生していない場合に、サブバッテリ102に確保すべきSOCの閾値を超える余剰電力を車両の走行モードに応じて負荷20へ供給する。
例えば、図4に示すように、メインバッテリ101に異常が発生していない場合、メインバッテリ101から給電対象装置200へ電力が供給される。このとき、余剰電力供給部3は、走行モードが手動運転モードおよび終了モードであれば、第2切替装置SW2のスイッチをONにして、図4に中太線矢印で示すように、サブバッテリ102の余剰電力を負荷20へ供給する。
これにより、制御装置1は、サブバッテリ102に充電されている余剰電力を有効活用することができる。このとき、余剰電力供給部3は、第1切替装置SW1の第2スイッチSWbをONにして、サブバッテリ102の余剰電力を負荷20へ供給する構成であってもよい。しかし、余剰電力供給部3は、第1切替装置SW1の第2スイッチSWbをONにすると、サブバッテリ102から全ての負荷20へ給電することになり、余剰電力の消費速度が速くなる。
そこで、余剰電力供給部3は、第2切替装置SW2の各スイッチを個別に制御することによって、サブバッテリ102の余剰電力を効率的に各負荷20へ供給する。具体的には、制御装置1の取得部4は、給電対象装置200から複数の各負荷20の電力消費状況を取得する。取得部4は、取得した各負荷20の電力消費状況を決定部5へ出力する。
決定部5は、各負荷20の電力消費状況に基づいて、サブバッテリ102の余剰電力を供給する負荷の優先順位を決定する。例えば、決定部5は、単位時間あたりの電力消費量が大きな負荷20ほど順位が高くなるように優先順位を決定する。これにより、制御装置1は、サブバッテリ102のSOCが閾値未満になるまでの一時的な期間において、メインバッテリ101の放電量を低く抑えることができる。
また、決定部5は、単位時間あたりの電力消費量が小さな負荷20ほど順位が高くなるように優先順位を決定することもできる。これにより、制御装置1は、サブバッテリ102によってメインバッテリ101を補助する時間を長くすることができる。
図5は、実施形態に係る優先順位に基づく電力供給方法を示す図である。図5に示すように、余剰電力供給部3は、例えば、優先順位が上位の所定数の負荷20とサブバッテリ102とを接続するスイッチをONにし、それ以外の負荷20とサブバッテリ102とを接続するスイッチをOFFにする。
このとき、余剰電力供給部3は、サブバッテリ102に充電されている余剰電力が多いほど、多くの負荷20へサブバッテリ102から余剰電力を供給させるように、第2切替装置SW2のスイッチを制御することもできる。
このように、余剰電力供給部3は、決定部5によって決定される優先順位に応じて、負荷20へ余剰電力を供給するので、サブバッテリ102の余剰電力を効率的に各負荷20へ供給することができる。
また、制御装置1は、自動運転モードにおいて、メインバッテリ101に異常が発生した場合には、車両を安全に停止させるために動作する全ての負荷20へサブバッテリ102から電力を供給し続ける必要がある。
これに対して、制御装置1は、手動運転モードにおいて、メインバッテリ101に異常が発生した場合には、車両を安全に停止させるまでの一部の操作をドライバが行うため、サブバッテリ102から電力を供給する負荷20の数を削減できる。
また、制御装置1は、終了モードにおいて、メインバッテリ101に異常が発生した場合には、既に車両が停止状態であるため、サブバッテリ102から電力を供給する負荷20の数をさらに削減できる。
そこで、制御装置1の閾値変更部6は、車両制御装置300から車両の走行モードを示す情報を取得し、車両の走行モードに応じて、サブバッテリ102に確保すべきSOCの閾値を変更する。これにより、閾値変更部6は、閾値を下げることによって、サブバッテリ102のSOCが一定であっても、負荷20へ供給可能となる余剰電力量を増大させることができる。
ここで、図6~図8を参照し、閾値変更部6の動作について説明する。図6~図8は、実施形態に係る閾値の動作説明図である。図6に示すように、閾値変更部6は、例えば、自動運転モードにおいては、サブバッテリ102に確保すべきSOCの閾値を80%に設定する。
その結果、サブバッテリ102は、満充電状態の場合、充電されている電力全体の20%を余剰電力として負荷20へ供給することが可能になる。これにより、制御装置1は、自動運転中に、メインバッテリ101に異常が発生しても、車両を安全な場所まで走行させて停車させることができる。
その後、図7に示すように、閾値変更部6は、例えば、走行モードが手動運転モードに遷移すると、サブバッテリ102に確保すべきSOCの閾値を70%に設定する。その結果、サブバッテリ102は、満充電状態の場合、充電されている電力全体の30%を余剰電力として負荷20へ供給することが可能になる。
これにより、制御装置1は、手動運転中にメインバッテリ101に異常が発生しても、手動運転によって車両を安全に停車させるまでに必要十分な電力をサブバッテリ102から負荷20へ供給することができる。
その後、図8に示すように、閾値変更部6は、例えば、走行モードが終了モードに遷移すると、サブバッテリ102に確保すべきSOCの閾値を50%に設定する。その結果、サブバッテリ102は、満充電状態の場合、充電されている電力全体の50%を余剰電力として負荷20へ供給することが可能になる。これにより、制御装置1は、既に車両が停車しているので、サブバッテリ102の余剰電力によって、確実に車両のシステムを終了させることができる。
このように、閾値変更部6は、自動運転モード、手動運転モード、および終了モードの順に、サブバッテリ102に確保すべきSOCの閾値を低く設定する。これにより、制御装置1は、各走行モードにおいて、メインバッテリ101に異常が発生しても、必要十分な電力をサブバッテリ102から負荷20へ供給することができる。
次に、図9を参照し、実施形態に係る制御装置1が実行する処理の一例について説明する。図9は、実施形態に係る制御装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。図9に示すように、制御装置1は、車両が起動されると、まず、メインバッテリ101が正常か否かを判定する(ステップS101)。
制御装置1は、メインバッテリ101が正常でないと判定した場合(ステップS101,No)、処理をステップS107へ移す。また、制御装置1は、メインバッテリ101が正常であると判定した場合(ステップS101,Yes)、メインバッテリ101による給電を行わせる(ステップS102)。
続いて、制御装置1は、車両制御装置300から車両の走行モードを取得し(ステップS103)、走行モードに応じたSOCの閾値を設定する(ステップS104)。その後、制御装置1は、自動運転モードが否かを判定する(ステップS105)。
制御装置1は、自動運転モードでないと判定した場合(ステップS105,No)、処理をステップS107へ移す。また、制御装置1は、自動運転モードであると判定した場合(ステップS105,Yes)、終了モードに移行したか否かを判定する(ステップS106)。
制御装置1は、終了モードに移行していないと判定した場合(ステップS106,No)、処理をステップS103へ移す。また、制御装置1は、終了モードに移行したと判定した場合(ステップS106,Yes)、サブバッテリ102による給電を行わせ(ステップS107)、終了処理が完了したか否かを判定する(ステップS108)。
制御装置1は、終了処理が完了していないと判定した場合(ステップS108,No)、終了処理が完了するまでステップS108の判定を繰り返す。また、制御装置1は、終了処理が完了したと判定した場合(ステップS108,Yes)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る制御装置は、バックアップ制御部2と、余剰電力供給部3とを備える。バックアップ制御部2は、車両が備える複数の負荷20へ電力を供給するメインバッテリ101に異常が発生した場合に、サブバッテリ102から複数の負荷20へ電力を供給させる。余剰電力供給部3は、メインバッテリ101に異常が発生していない場合に、サブバッテリ102に確保すべき充電状態の閾値を超えて充電された余剰電力を車両の走行モードに応じて負荷へ供給させる。これにより、制御装置1は、サブバッテリ102に充電されている電力を有効活用することができる。
なお、上記した実施形態は一例であり、種々の変形が可能である。例えば、制御装置1は、車両が備える複数の負荷20へ電力を供給するメインバッテリ101に異常が発生した場合に、サブバッテリ102から複数の負荷20へ電力を供給させるバックアップ制御部2と、複数の負荷20の電力消費状況を取得する取得部4と、メインバッテリ101に異常が発生していない場合に、サブバッテリ102に確保すべき充電状態の閾値を超えて充電された余剰電力を負荷20の電力消費状況に応じた優先順位で負荷20へ供給させる余剰電力供給部3とを備える構成であってもよい。
つまり、余剰電力供給部3は、メインバッテリ101に異常が発生していない場合、車両の走行モードに関係なく、負荷20の電力消費状況に応じた優先順位で負荷20へ余剰電力を供給させる。かかる構成によれば、制御装置1は、負荷20の電力消費状況に応じて、サブバッテリ102に充電されている電力を有効活用することができる。
なお、上記した実施形態では、サブバッテリ102の余剰電力を負荷20に供給したが、実施形態に係る制御装置は、余剰電力に限らず、サブバッテリ102のSOCが閾値以下のときにもサブバッテリ102の電力を負荷20に供給するように構成されてもよい。
以下、余剰電源に限らずサブバッテリ102の電力を負荷20に供給する変形例について説明する。図10は、実施形態の変形例に係る制御装置の構成例を示す図である。図10に示すように、変形例に係る制御装置1aは、図1に示す余剰電力供給部3に代えて電力供給部31を備える構成が図1に示す制御装置1とは異なり、他の構成は、図1に示す制御装置1と同様である。
変形例に係る電力供給部31は、メインバッテリ101に異常が発生していない場合に、車両の走行モードが自動運転モードのときは、サブバッテリ102から複数の負荷20への電力の供給を禁止し、車両の走行モードが自動運転モード以外のモードのときは、サブバッテリ102から複数の負荷20の内少なくとも1以上の負荷20への電力の供給を許可する。
具体的には、電力供給部31は、車両の走行モードが自動運転モード以外のモードであって、メインバッテリ101が複数の負荷20に電力を供給しているときに、過負荷等により電圧が低下する負荷20に対する第2切替装置SW2のスイッチをオンし、サブバッテリ102の電力を当該電圧が低下する負荷20に供給させる。
より詳細には、取得部4は、給電対象装置200から複数の各負荷20の電力消費状況を取得する。決定部5は各負荷20の電力消費状況から電圧が低下する負荷20を第1優先として決定する。
電力供給部31は、決定部5によって決定された第1優先の負荷20に対する第2切替装置SW2のスイッチをオンする。それにより、サブバッテリ102の電力が当該負荷20に供給されるため、当該負荷20の電圧の落ち込み、あるいは瞬断を防止することができる。
なお、電圧が低下する負荷20を、取得部4と決定部5とが検出するのではなく、電力供給部31が車両制御装置300から各負荷20を制御する制御情報を入手して検出してもよい。具体的には、電力供給部31は、外部装置である車両制御装置300から、複数の負荷20の駆動情報を入手し、その駆動情報に基づき電圧が低下する負荷を検出し、検出した負荷20に対してサブバッテリ102の電力を供給させる。
より詳細には、電力供給部31は、車両制御装置300から、複数の負荷20の駆動情報を入手し、急ハンドル等、電圧の落ち込みが予想される駆動が行われる負荷20を検出する。電力供給部31は、電圧の落ち込みが予想される負荷20に対する第2切替装置SW2のスイッチをオンする。
それにより、サブバッテリ102の電力が当該負荷20に供給されるため、当該負荷20の電圧が落ち込む前にサブバッテリ102の電力を当該負荷20に供給することができ、電圧の落ち込み、あるいは瞬断をより確実に防止することができる。
変形例に係る制御装置1aが実行する処理は、図9に示すフローチャートと基本的に同じである。変形例では、ステップS107において、電力供給部31が、電圧の落ち込む負荷20を検出し、その負荷20に対してサブバッテリ102による給電を行わせる。
以上説明した通り、実施形態の変形例に係る制御装置1aは、車両が備える複数の負荷20へ電力を供給するメインバッテリ101に異常が発生した場合に、サブバッテリ102から複数の負荷20へ電力を供給させるバックアップ制御部2と、メインバッテリ101に異常が発生していない場合に、車両の走行モードが自動運転モードのときは、サブバッテリ102から複数の負荷20への電力の供給を禁止し、車両の走行モードが自動運転モード以外のモードのときは、サブバッテリ102から複数の負荷20の内少なくとも1以上の負荷への電力の供給を許可する電力供給部とを備える。
これにより、制御装置1aは、自動運転モードのときは、サブバッテリ102の電力を消費させないため、メインバッテリ異常時のバックアップ時間を長くすることができる。また、自動運転モード以外のモードのときはサブバッテリ102に充電されている電力を有効活用することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 制御装置
2 バックアップ制御部
3 余剰電力供給部
31 電力供給部
4 取得部
5 決定部
6 閾値変更部
100 電源
101 メインバッテリ
102 サブバッテリ
200 給電対象装置
20 負荷
300 車両制御装置
400 オルタネータ
SW1 第1切替装置
SWa 第1スイッチ
SWb 第2スイッチ
SW2 第2切替装置

Claims (9)

  1. 車両が備える複数の負荷へ電力を供給するメインバッテリに異常が発生した場合に、サブバッテリから前記複数の負荷へ電力を供給させるバックアップ制御部と、
    前記メインバッテリに異常が発生していない場合に、前記サブバッテリに確保すべき充電状態の閾値を超えて充電された余剰電力を前記車両の走行モードに応じて前記負荷へ供給させる余剰電力供給部と
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記複数の負荷の電力消費状況を取得する取得部と、
    前記電力消費状況に基づいて前記余剰電力を供給する前記負荷の優先順位を決定する決定部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記車両の走行モードに応じて前記閾値を変更する閾値変更部
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記車両は、
    前記走行モードとして、自動運転モード、手動運転モード、および終了モード
    を有し、
    前記閾値変更部は、
    前記自動運転モード、前記手動運転モード、および前記終了モードの順に、前記閾値を低くする
    ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 車両が備える複数の負荷へ電力を供給するメインバッテリに異常が発生した場合に、サブバッテリから前記複数の負荷へ電力を供給させるバックアップ制御工程と、
    前記メインバッテリに異常が発生していない場合に、前記サブバッテリに確保すべき充電状態の閾値を超えて充電された余剰電力を前記車両の走行モードに応じて前記負荷へ供給させる余剰電力供給工程と
    を含むことを特徴とする制御方法。
  6. 車両が備える複数の負荷へ電力を供給するメインバッテリに異常が発生した場合に、サブバッテリから前記複数の負荷へ電力を供給させるバックアップ制御部と、
    前記複数の負荷の電力消費状況を取得する取得部と、
    前記メインバッテリに異常が発生していない場合に、前記サブバッテリに確保すべき充電状態の閾値を超えて充電された余剰電力を前記負荷の電力消費状況に応じた優先順位で前記負荷へ供給させる余剰電力供給部と
    を備えることを特徴とする制御装置。
  7. 車両が備える複数の負荷へ電力を供給するメインバッテリに異常が発生した場合に、サブバッテリから前記複数の負荷へ電力を供給させるバックアップ制御部と、
    前記メインバッテリに異常が発生していない場合に、
    前記車両の走行モードが自動運転モードのときは、前記サブバッテリから前記複数の負荷への電力の供給を禁止し、
    前記車両の走行モードが自動運転モード以外のモードのときは、前記サブバッテリから前記複数の負荷の内少なくとも1以上の負荷への電力の供給を許可する電力供給部と
    を備えることを特徴とする制御装置。
  8. 前記電力供給部は、
    前記メインバッテリが前記複数の負荷に電力を供給しているときに、電圧が低下する負荷に対して前記サブバッテリの電力を供給させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記電力供給部は、
    外部装置から前記複数の負荷の駆動情報を入手し、前記電圧が低下する負荷を前記駆動情報に基づいて検出する
    ことを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
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