JP2022061795A - バックラッシュ推定装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022061795000001
【課題】ギアの歯の間のバックラッシュを推定する。
【解決手段】車両の制御装置は、互いに噛み合う複数のギアの歯の間のバックラッシュを推定するバックラッシュ推定装置として機能する。制御装置には、入力変数が入力されることによりバックラッシュを示す出力変数を出力する写像を規定する写像データが記憶されている。写像は、複数の入力変数の少なくとも1つとして、車両で取得された音のうち予め定められた周波数の音の大きさを含んでいる。制御装置は、入力変数を取得する処理である取得処理と、取得処理により取得した入力変数を写像に入力することによって出力変数の値を出力する算出処理と、を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、バックラッシュ推定装置に関する。
特許文献1に記載の車両は、駆動源としてエンジン及びモータジェネレータを有している。また、特許文献1に記載の車両は、エンジン、モータジェネレータ、及び駆動輪の間で動力を分配する機構として、遊星歯車機構を有している。すなわち、特許文献1に記載の車両は、駆動源から駆動輪までの動力伝達経路上に、互いに噛み合う複数のギアを備えている。
特開2016-222088号公報
特許文献1に記載の車両では、例えばギアの摩耗に起因して、互いに噛み合うギアの歯と歯との隙間、いわゆるバックラッシュが、設計値よりも大きくなることがある。そして、このバックラッシュが過度に大きくなると、ギアの短寿命化や異音の発生の原因となる。そのため、ギアのバックラッシュを、適時に把握することが好ましい。しかしながら、ギアのバックラッシュを実際に把握するためには、車両を分解してギアのバックラッシュを直接測定したり、各ギアの寸法を測定してその寸法値から導き出したりする他なく、適時にバックラッシュを把握する手法としては非現実的である。
上記課題を解決するためのバックラッシュ推定装置は、駆動源から駆動輪までの動力伝達経路上に互いに噛み合う複数のギアが設けられている車両に適用され、互いに噛み合う複数の前記ギアの歯の間のバックラッシュを推定するバックラッシュ推定装置であって、実行装置と、記憶装置と、を備え、前記記憶装置には、入力変数が入力されることにより前記バックラッシュを示す出力変数を出力する写像を規定する写像データが記憶されており、前記写像は、複数の前記入力変数の少なくとも1つとして、前記車両で取得された音のうち予め定められた周波数の前記音の大きさを含み、前記実行装置は、前記入力変数を取得する処理である取得処理と、前記取得処理により取得した前記入力変数を写像に入力することによって前記出力変数の値を出力する算出処理と、を実行する。
上記構成によれば、車両において予め定められた周波数の音を取得することができれば、車両の分解等を伴うことなく、ギアの歯の間のバックラッシュを推定できる。したがって、簡便且つ適時に、ギアの歯の間のバックラッシュを把握できる。
車両の概略構成図。 自動変速機における変速段及び係合要素の関係を示す説明図。 推定制御を示すフローチャート。 パワースペクトルを示す説明図。
以下、本発明の一実施形態を図1~図4にしたがって説明する。先ず、車両100の概略構成について説明する。
図1に示すように、車両100は、内燃機関10、動力分割機構20、自動変速機30、駆動輪69、第1モータジェネレータ61、及び第2モータジェネレータ62を備えている。
内燃機関10は、当該内燃機関10の出力軸であるクランクシャフト11を備えている。クランクシャフト11は、動力分割機構20に連結している。動力分割機構20は、サンギアS、リングギアR、及びキャリアCを有する遊星歯車機構である。動力分割機構20のキャリアCは、クランクシャフト11に連結している。サンギアSは、第1モータジェネレータ61の回転軸61Aに連結している。リングギアRの出力軸であるリングギア軸RAは、第2モータジェネレータ62の回転軸62Aに連結している。また、リングギア軸RAは、自動変速機30に連結している。
自動変速機30は、入力軸41、及び出力軸42を備えている。自動変速機30の入力軸41は、リングギア軸RAに連結している。自動変速機30の出力軸42は、図示しないディファレンシャルギアを介して左右の駆動輪69に連結している。したがって、本実施形態において、駆動源としての内燃機関10から駆動輪69までの動力伝達経路上には、動力分割機構20及び自動変速機30が位置している。そして、これら動力分割機構20及び自動変速機30は、いずれも互いに噛み合う複数のギアを備えている。
内燃機関10が駆動して、動力分割機構20のキャリアCにクランクシャフト11からトルクが入力されると、そのトルクがサンギアS側とリングギアR側とに分割される。第1モータジェネレータ61が電動機として動作して、動力分割機構20のサンギアSにトルクが入力されると、そのトルクがキャリアC側とリングギアR側とに分割される。また、内燃機関10のトルクがサンギアSを介して第1モータジェネレータ61に入力されると、第1モータジェネレータ61が発電機として機能する。
第2モータジェネレータ62が電動機として動作して、リングギア軸RAにトルクが入力されると、そのトルクは自動変速機30へと伝達される。また、駆動輪69側からのトルクがリングギア軸RAを介して第2モータジェネレータ62に入力されると、第2モータジェネレータ62が発電機として機能し、車両100に回生制動力を発生させることが可能になっている。
自動変速機30は、第1遊星ギア機構30A、第2遊星ギア機構30B、第1クラッチC1、第2クラッチC2、第1ブレーキ機構B1、第2ブレーキ機構B2、及びワンウェイクラッチF1を備えている。
さらに、第1遊星ギア機構30Aは、サンギア31、リングギア32、ピニオンギア33、及びキャリア34を備えている。サンギア31は、ピニオンギア33を介してリングギア32に連結している。キャリア34は、ピニオンギア33を支持している。
サンギア31は、第1ブレーキ機構B1に連結している。第1ブレーキ機構B1は、当該第1ブレーキ機構B1に供給されるオイルの圧力によって係合状態及び解放状態が切り替え可能である。具体的には、第1ブレーキ機構B1に供給されるオイルの圧力が高くなることで、第1ブレーキ機構B1が解放状態から係合状態へと切り替えられる。そして、第1ブレーキ機構B1が係合状態であるときには、サンギア31の回転が制動される。
キャリア34は、ワンウェイクラッチF1に連結している。ワンウェイクラッチF1は、キャリア34の一方側への回転を規制しつつ他方側への回転を許容する。すなわち、ワンウェイクラッチF1は、キャリア34の回転を規制する規制状態、又はキャリア34の回転を許容する許容状態に切り替わる。また、キャリア34は、第2ブレーキ機構B2に連結している。第2ブレーキ機構B2は、第1ブレーキ機構B1と同様に、当該第2ブレーキ機構B2に供給されるオイルの圧力によって係合状態及び解放状態が切り替え可能である。そして、第2ブレーキ機構B2が係合状態であるときには、キャリア34の回転が制動される。
第2遊星ギア機構30Bは、サンギア36、リングギア37、ピニオンギア38、及びキャリア39を備えている。サンギア36は、ピニオンギア38を介してリングギア37に連結している。キャリア39は、ピニオンギア38を支持している。キャリア39は、出力軸42に連結している。
上記のように構成された各遊星ギア機構において、第1遊星ギア機構30Aのキャリア34は、第2遊星ギア機構30Bのリングギア37に連結している。また、第1遊星ギア機構30Aのリングギア32は、第2遊星ギア機構30Bのキャリア39に連結している。
第2遊星ギア機構30Bのサンギア36は、第1クラッチC1を介して入力軸41に連結している。第1クラッチC1は、当該第1クラッチC1に供給されるオイルの圧力によって係合状態及び解放状態が切り替え可能である。具体的には、第1クラッチC1に供給されるオイルの圧力が高くなることで、第1クラッチC1が解放状態から係合状態へと切り替えられる。そして、第1クラッチC1が係合状態となることで、第2遊星ギア機構30Bのサンギア36が入力軸41と共に回転する。
また、第1遊星ギア機構30Aのキャリア34は、第2クラッチC2を介して入力軸41に連結している。第2クラッチC2は、第1クラッチC1と同様に、当該第2クラッチC2に供給されるオイルの圧力によって係合状態及び解放状態が切り替え可能である。そして、第2クラッチC2が係合状態となることで、第1遊星ギア機構30Aのキャリア34が入力軸41と共に回転する。なお、本実施形態において、第1クラッチC1、第2クラッチC2、第1ブレーキ機構B1、及び第2ブレーキ機構B2のそれぞれが、係合要素である。
図2に示すように、自動変速機30では、第1クラッチC1、第2クラッチC2、第1ブレーキ機構B1、及び第2ブレーキ機構B2における係合状態、解放状態の組み合わせと、ワンウェイクラッチF1における規制状態、許容状態の組み合わせとにより、変速段が切り替えられる。この自動変速機30では、前進走行するための「1速」~「4速」の4個の変速段と、後進走行するための「R」の1個の変速段との合計5個の変速段を形成可能である。
なお、図2において、「〇」は、第1クラッチC1等の係合要素が係合状態であることや、ワンウェイクラッチF1が規制状態であることを示す。また、「(〇)」は、第2ブレーキ機構B2が係合状態又は解放状態であることを示す。さらに、空欄は、第1クラッチC1等の係合要素が解放状態であることや、ワンウェイクラッチF1が許容状態であることを示す。例えば、自動変速機30の変速段が2速である場合、第1クラッチC1、及び第1ブレーキ機構B1が係合状態になっている一方、第2クラッチC2、及び第2ブレーキ機構B2が解放状態になり、ワンウェイクラッチF1が許容状態になっている。
図1に示すように、車両100は、油圧装置65を備えている。油圧装置65は、オイルポンプ66、及びオイルポンプ66からのオイルが流通する油圧回路67を備えている。オイルポンプ66は、クランクシャフト11のトルクを受けて動作するいわゆる機械式のオイルポンプである。油圧回路67は、図示しないソレノイドバルブを複数備えている。これらソレノイドバルブが制御されることにより、油圧回路67は、第1クラッチC1、第2クラッチC2、第1ブレーキ機構B1、及び第2ブレーキ機構B2に供給するオイルの圧力を調整する。すなわち、本実施形態では、油圧回路67のソレノイドバルブを制御することにより、オイルの圧力を通じて第1クラッチC1等の係合要素の係合状態及び解放状態を制御する。
図1に示すように、車両100は、アクセルポジションセンサ72、車速センサ73、マイク74、表示器76、及びアクセルペダル77を備えている。アクセルポジションセンサ72は、運転者が操作するアクセルペダル77の操作量であるアクセル操作量ACCを検出する。車速センサ73は、車両100の速度である車速SPを検出する。マイク74は、自動変速機30の近傍に取り付けられている。マイク74は、当該マイク74に伝わる音の音量NSを検出する。本実施形態において、マイク74は、音の大きさをデシベル(dB)に換算して、音量NSとして検出する。表示器76は、車両100の運転者等に視覚情報を表示する。表示器76の一例は、ディスプレイである。
車両100は、制御装置90を備えている。制御装置90には、アクセル操作量ACCを示す信号がアクセルポジションセンサ72から入力される。制御装置90には、車速SPを示す信号が車速センサ73から入力される。制御装置90には、音量NSを示す信号がマイク74から入力される。
制御装置90は、CPU91、周辺回路92、ROM93、記憶装置94、及びバス95を備えている。バス95は、CPU91、周辺回路92、ROM93、及び記憶装置94を互いに通信可能に接続している。ROM93には、CPU91が各種の制御を実行するために各種のプログラムが予め記憶されている。記憶装置94には、写像データ94Aが予め記憶されている。写像データ94Aによって規定される写像Mは、入力変数が入力されることにより、自動変速機30において互いに噛み合う複数のギアの歯の間のバックラッシュを示す出力変数を出力する。ここで、バックラッシュは、ギアの歯が他のギアの歯に対して運動方向に接している状態において、運動方向とは反対側に生じる隙間のうち運動方向の最短距離である。なお、写像Mの具体的な説明は後述する。
記憶装置94は、制御装置90に入力された、アクセル操作量ACC、車速SP、及び音量NSを含むデータを一定期間に亘って記憶する。周辺回路92は、内部の動作を規定するクロック信号を生成する回路、電源回路、リセット回路等を含む。本実施形態において、CPU91及びROM93が実行装置である。また、記憶装置94が記憶装置である。制御装置90は、自動変速機30のギアのバックラッシュを推定するバックラッシュ推定装置として機能する。
CPU91は、ROM93に記憶された各種のプログラムを実行することにより、内燃機関10、第1モータジェネレータ61、第2モータジェネレータ62、自動変速機30等を制御する。具体的には、CPU91は、アクセル操作量ACC及び車速SPに基づいて、車両100が走行するために必要な出力の要求値である車両要求出力を算出する。CPU91は、車両要求出力に基づいて、内燃機関10、第1モータジェネレータ61、及び第2モータジェネレータ62のトルク配分を決定する。CPU91は、内燃機関10、第1モータジェネレータ61、及び第2モータジェネレータ62のトルク配分に基づいて、内燃機関10の出力と、第1モータジェネレータ61及び第2モータジェネレータ62の力行及び回生とを制御する。
また、CPU91は、車速SP及び車両要求出力に基づいて、自動変速機30において目標とする変速段である目標変速段を算出する。CPU91は、目標変速段に基づいて、第1クラッチC1、第2クラッチC2、第1ブレーキ機構B1、及び第2ブレーキ機構B2に供給するオイルの圧力の目標値である目標圧力を算出する。そして、CPU91は、目標圧力に基づいて、油圧装置65に制御信号S1を出力する。油圧装置65は、制御信号S1に基づいて、第1クラッチC1、第2クラッチC2、第1ブレーキ機構B1、及び第2ブレーキ機構B2に供給するオイルの圧力を変更する。例えば、図2に示すように、自動変速機30の変更前の変速段が2速である場合、第1クラッチC1、及び第1ブレーキ機構B1が係合状態になっている一方、第2クラッチC2、及び第2ブレーキ機構B2が解放状態になり、ワンウェイクラッチF1が許容状態になっている。ここで、自動変速機30の目標変速段が3速に設定されると、第2クラッチC2の目標圧力に基づいた制御信号S1に応じて、油圧装置65から第2クラッチC2に供給されるオイルの圧力が徐々に高くなることで、第2クラッチC2が解放状態から係合状態になる。一方、第1ブレーキ機構B1の目標圧力に基づいた制御信号S1に応じて、油圧装置65から第1ブレーキ機構B1に供給されるオイルの圧力が徐々に低くなることで、第1ブレーキ機構B1が係合状態から解放状態になる。その結果、自動変速機30の変速段が2速から3速に変更される。
次に、CPU91が自動変速機30のギアのバックラッシュを推定する推定制御について説明する。
なお、ROM93には、推定制御を実行するためのプログラムである推定用プログラムが予め記憶されている。CPU91は、制御装置90が起動している状態では、ROM93に記憶された推定用プログラムを実行することにより、推定制御を繰り返し行う。
本実施形態では、自動変速機30の第1遊星ギア機構30A及び第2遊星ギア機構30Bを対象として、バックラッシュの推定制御を行う。すなわち、この推定制御では、サンギア31及びピニオンギア33のギア間の第1バックラッシュZ1、ピニオンギア33及びリングギア32のギア間の第2バックラッシュZ2、サンギア36及びピニオンギア38のギア間の第3バックラッシュZ3、ピニオンギア38及びリングギア37のギア間の第4バックラッシュZ4を算出する。
図3に示すように、推定制御が開始されると、CPU91は、ステップS11を実行する。ステップS11において、CPU91は、音量NSが予め定められた規定音量A以上であるか否かを判定する。規定音量Aは、例えば、車両100の運転席において人間が知覚できる値として、予め試験及びシミュレーション等で定められている。CPU91は、音量NSが規定音量A未満であると判定した場合(S11:NO)、再びステップS11の処理を繰り返す。一方、CPU91は、音量NSが規定音量A以上であると判定した場合(S11:YES)、処理をステップS12に進める。
ステップS12において、CPU91は、ステップS11の処理時点からの所定期間における音量NSの推移を取得する。所定期間としては、例えば数秒である。そして、図4に示すように、CPU91は、所定期間の音量NSの推移を高速フーリエ変換することにより、音量NSのエネルギーを単位周波数毎に表すグラフ、いわゆるパワースペクトルを作成する。そして、CPU91は、パワースペクトルから、予め定められた第1周波数~第20周波数に対応した合計20個のパワーを、第1周波数から順に第1パワーP1~第20パワーP20として算出する。また、CPU91は、算出した第1パワーP1~第20パワーP20を記憶装置94に記憶させる。本実施形態において、上記の第1周波数~第20周波数は、自動変速機30のギア間から発生し得る音の周波数帯を、20に等分することで定められている。例えば、自動変速機30のギア間から発生し得る音の周波数帯として20kHz以下を設定した場合、第1周波数から順に、1kHz、2kHz・・・と定められている。その後、図3に示すように、CPU91は、処理をステップS13に進める。
ステップS13において、CPU91は、ステップS11の処理時点における自動変速機30の変速段に基づいて、自動変速機30の変速比GRを取得する。変速比GRとは、自動変速機30の入力軸41の単位時間当たりの回転数と出力軸42の単位時間当たりの回転数との比である。また、CPU91は、変速比GRを記憶装置94に記憶させる。その後、CPU91は、処理をステップS14に進める。
ステップS14において、CPU91は、ステップS11の処理時点における車両要求出力に基づいて、入力軸41に入力されるトルクである入力トルクTinを算出する。具体的には、CPU91は、車両要求出力が大きいほど入力トルクTinを大きい値として算出する。CPU91は、入力トルクTinを記憶装置94に記憶させる。その後、CPU91は、処理をステップS21に進める。
ステップS21において、CPU91は、記憶装置94にアクセスすることにより、各種の値を取得する。具体的には、CPU91は、第1パワーP1~第20パワーP20、変速比GR、及び入力トルクTinを取得する。なお、本実施形態において、ステップS21の処理が取得処理である。その後、CPU91は、処理をステップS22に進める。
ステップS22において、CPU91は、ステップS21の処理で取得した各種の値を、自動変速機30のギアのバックラッシュを推定する写像Mへの入力変数x(1)~入力変数x(22)として生成する。
CPU91は、入力変数x(1)~入力変数x(20)に、第1パワーP1~第20パワーP20を代入する。具体的には、CPU91は、入力変数x(1)に第1パワーP1を、入力変数x(2)に第2パワーP2を、といったように一つずつ代入する。本実施形態において、入力変数x(1)~入力変数x(20)は、車両100で取得された音のうち予め定められた周波数の音の大きさである。
CPU91は、入力変数x(21)に、変速比GRを代入する。CPU91は、入力変数x(22)に、入力トルクTinを代入する。その後、CPU91は、処理をステップS23に進める。
ステップS23において、CPU91は、記憶装置94に予め記憶されている写像データ94Aによって規定される写像Mに、ステップS22の処理において生成された入力変数x(1)~x(22)及びバイアスパラメータとしての入力変数x(0)を入力することによって、出力変数y(i)の値を算出する。その後、CPU91は、処理をステップS24に進める。
写像データ94Aによって規定される写像Mの一例は、関数近似器であり、中間層が1層の全結合順伝搬型のニューラルネットワークである。具体的には、写像データ94Aによって規定される写像Mでは、入力変数x(1)~入力変数x(22)及びバイアスパラメータとしての入力変数x(0)が、係数wFjk(j=1~m、k=0~22)によって規定される線形写像にて変換された「m」個の値のそれぞれが活性化関数fに代入されることによって、中間層のノードの値が定まる。また、係数wSij(i=1~4)によって規定される線形写像によって中間層のノードの値が変換された値のそれぞれが活性化関数gに代入されることによって、出力変数y(1)~出力変数y(4)が定まる。
出力変数y(1)は、サンギア31及びピニオンギア33のギア間の第1バックラッシュZ1を示す値である。出力変数y(2)は、ピニオンギア33及びリングギア32のギア間の第2バックラッシュZ2を示す値である。出力変数y(3)は、サンギア36及びピニオンギア38のギア間の第3バックラッシュZ3を示す値である。出力変数y(4)は、ピニオンギア38及びリングギア37のギア間の第4バックラッシュZ4を示す値である。
本実施形態において、ステップS22及びステップS23の処理が算出処理である。本実施形態において、活性化関数fの一例は、ReLU関数である。また、活性化関数gの一例は、恒等関数である。
なお、写像データ94Aによって規定される写像Mは、例えば次のように生成されたものである。先ず、製造された直後の自動変速機30、異常が生じている自動変速機30など、経年劣化の程度が異なる様々な自動変速機30を、試験用の自動変速機30として複数用意する。そして、これらの試験用の自動変速機30を分解するなどして、第1バックラッシュZ1~第4バックラッシュZ4を実際に測定することにより、特定する。その後、第1バックラッシュZ1~第4バックラッシュZ4が既に特定されている試験用の自動変速機30を同一車種の車両100に搭載し、様々な条件で走行させつつ、第1パワーP1~第20パワーP20、変速比GR、及び入力トルクTinを取得する。そして、第1バックラッシュZ1~第4バックラッシュZ4が特定されている各試験用の自動変速機30について、第1パワーP1~第20パワーP20、変速比GR、及び入力トルクTinを、訓練データとしての入力変数x(1)~入力変数x(22)とする。また、第1バックラッシュZ1~第4バックラッシュZ4を、教師データとしての出力変数y(1)~出力変数y(4)とする。これら訓練データとしての入力変数x(1)~入力変数x(22)、及び教師データとしての出力変数y(1)~出力変数y(4)を、写像Mに入力し、機械学習により写像Mの学習をする。
ステップS24において、CPU91は、出力変数y(1)が予め定められた閾値D1よりも大きいか否かを判定する。また、CPU91は、出力変数y(2)が予め定められた閾値D2よりも大きいか否かを判定する。CPU91は、出力変数y(3)が予め定められた閾値D3よりも大きいか否かを判定する。また、CPU91は、出力変数y(4)が予め定められた閾値D4よりも大きいか否かを判定する。そして、CPU91は、上記の4つの判定において少なくとも1つ以上の肯定判定を行った場合(S24:YES)、処理をステップS31に進める。ここで、閾値D1~閾値D4は、例えば以下のように定められている。第1バックラッシュZ1~第4バックラッシュZ4は、自動変速機30のギアの摩耗等に起因して次第に大きくなっていき、設計上における正常範囲な範囲の上限値を越えて大きくなる。そこで、閾値D1~閾値D4は、第1バックラッシュZ1~第4バックラッシュZ4の設計上における正常範囲の各上限値として予め定められている。
ステップS31において、CPU91は、自動変速機30に異常があると判定する。その後、CPU91は、処理をステップS32に進める。ステップS32において、CPU91は、出力変数y(1)~出力変数y(4)に基づいて、第1バックラッシュZ1~第4バックラッシュZ4を表示器76に表示させるための信号を当該表示器76に出力する。すなわち、本実施形態では、第1バックラッシュZ1~第4バックラッシュZ4の全ての数値が表示器76に表示される。その後、CPU91は、再びステップS11の処理を実行する。
一方、ステップS24において、CPU91は、出力変数y(1)~出力変数y(4)の全てが閾値D1~閾値D4以下であると判定した場合(S24:NO)、処理をステップS41に進める。ステップS41において、CPU91は、自動変速機30に異常がないと判定する。その後、CPU91は、再びステップS11の処理を実行する。
本実施形態の作用について説明する。
自動変速機30では、入力軸41から出力軸42へと動力が伝達される際に、互いに噛み合うギアの歯、例えばサンギア31の歯とピニオンギア33の歯とが接触するため、サンギア31の歯やピニオンギア33の歯が摩耗していく。ここで、サンギア31の歯やピニオンギア33の歯が摩耗することにより、サンギア31及びピニオンギア33のギア間の第1バックラッシュZ1が閾値D1を超えて大きくなっているものとする。このように第1バックラッシュZ1が大きくなると、サンギア31の歯とピニオンギア33の歯とが接触する際に発生する音が大きくなる傾向がある。
ところで、車両100では様々な音が発生するため、サンギア31及びピニオンギア33のギア間から発生する音だけでなく、様々な音がマイク74により検出される。ただし、自動変速機30における特定のギア間から発生する音は、ギアの形状や材質等に応じた特定の周波数で発生する。したがって、特定のギア間のバックラッシュが大きくなれば、その特定の周波数での音量が変化する蓋然性が高い。例えば、サンギア31及びピニオンギア33のギア間から発生する音の周波数が第10周波数、すなわち10kHz近傍であるとする。このとき、第10周波数に対応した第10パワーP10は、第1バックラッシュZ1が大きくなるほど大きくなる。したがって、図4において実線で示すように、第1バックラッシュZ1が閾値D1よりも大きくなっている場合における第10パワーP10は、図4において二点鎖線で示す第1バックラッシュZ1が閾値D1以下である場合に比べて大きくなる。
本実施形態の効果について説明する。
(1)本実施形態では、音量NSから導き出される第1パワーP1~第20パワーP20、変速比GR、及び入力トルクTinを入力変数として、バックラッシュを示す出力変数を得られる。そして、入力変数として必要な各パラメータは、車両100の分解を要することなく得られるパラメータである。したがって、各バックラッシュを把握するために自動変速機30を分解して第1バックラッシュZ1等を実際に測定する必要はない。その結果、簡便且つ適時に、第1バックラッシュZ1等を把握できる。
(2)本実施形態では、学習済みの写像Mを用いて、バックラッシュを示す出力変数を得ることができる。したがって、第1パワーP1~第20パワーP20、変速比GR、及び入力トルクTinの入力変数と、出力変数との関係性が、関数等で表すことが難しい複雑な関係性であっても、写像Mの学習により、適切な出力変数を得られる。
(3)自動変速機30では、入力軸41の入力トルクTinが大きいほど、互いに噛み合うギア、例えばサンギア31とピニオンギア33との間で伝達されるトルクが大きくなる傾向があるため、サンギア31の歯とピニオンギア33の歯とが強く接触する。その結果、第1バックラッシュZ1が同じであっても、入力トルクTinが大きいほど、第10パワーP10が大きくなる傾向がある。つまり、入力トルクTinは、バックラッシュと音量NSとの関係に影響を与え得る。この点、本実施形態では、入力トルクTinが写像Mの入力変数に含まれる。これにより、入力トルクTinを加味しない構成に比べて、第1バックラッシュZ1等の推定精度を向上できる。
(4)自動変速機30の変速比GRが変化すると、入力軸41から出力軸42へと伝達される動力の伝達経路が変化する。そのため、入力軸41の入力トルクTinが同じであっても、互いに噛み合うギア、例えばサンギア31とピニオンギア33との間で伝達されるトルクが変化することがある。つまり、入力トルクTinと同様に、変速比GRは、バックラッシュと音量NSとの関係に影響を与え得る。本実施形態では、変速比GRが写像Mの入力変数に含まれる。その結果、変速比GRを加味することにより、第1バックラッシュZ1等を高い精度で推定できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
「入力変数について」
・上記実施形態において、写像Mに入力する入力変数は、上記実施形態の例に限らない。具体例としては、自動変速機30の構造等によっては、互いに噛み合うギア間から発生する音の大きさと、入力トルクTinとの相関が低いことがある。この場合、写像Mの入力変数としての入力トルクTinを省略しても差し支えない。
・例えば、写像Mの入力変数としては、入力トルクTinに基づいて補正した第1パワーP1~第20パワーP20を採用してもよい。具体的には、上述したように、第1バックラッシュZ1が同じであっても、入力トルクTinが大きいほど、第10パワーP10が大きくなる傾向がある。そこで、入力トルクTinが大きいほど、第1パワーP1~第20パワーP20が小さくなるように補正する。そして、写像Mの入力変数としては、補正した第1パワーP1~第20パワーP20を採用する。これにより、写像Mの入力変数としての入力トルクTinを省略したとしても、第1バックラッシュZ1等の推定精度が低下することを抑制できる。
・例えば、写像Mの入力変数として、変速比GRを採用しなくてもよい。具体例としては、自動変速機30が特定の変速段であることを条件として推定制御を実行することができる。この場合、写像Mの入力変数としての変速比GRを省略しても差し支えない。
・例えば、写像Mの入力変数として入力する周波数毎のパワーの数は、合計20個である必要はなく、19個以下でもよいし、21個以上であってもよい。
・例えば、写像Mの入力変数として、第1パワーP1~第20パワーP20の全てを必ずしも採用しなくてもよい。具体例としては、第1バックラッシュZ1の推定にあたって、第1バックラッシュZ1の変化に応じて第10パワーP10が変化することが実験等により予め特定されていたとする。この場合、第1バックラッシュZ1の推定にあたっては、写像Mの入力変数として、少なくとも第10パワーP10を採用していれば差し支えない。
・例えば、写像Mの入力変数として、第1パワーP1~第20パワーP20に代えて、又は加えて、予め定められた周波数の音の大きさを採用してもよい。具体例としては、第1バックラッシュZ1の推定にあたって、サンギア31及びピニオンギア33のギア間から発生する音の周波数が実験等により特定されていたとする。この場合、マイク74により、上記の特定の周波数における音の大きさを検出し、その特定の周波数における音の大きさを写像Mの入力変数として用いてもよい。なお、上記構成において、特定の周波数における音の大きさは、予め定められた周波数の音の大きさに相当する。
「出力変数について」
・上記実施形態において、写像Mの出力変数の数は、上記実施形態の例に限らない。つまり、写像Mの出力変数の数は、推定するバックラッシュの数に合わせて適宜変更できる。
・上記実施形態では、写像Mの出力変数は、自動変速機30の各ギア間のバックラッシュを示すものであったが、これに限らない。すなわち、バックラッシュの推定対象となるギアは、内燃機関10から駆動輪69までの動力伝達経路上に位置しているギアであれば問わない。このようなギアとしては、自動変速機30の他に、動力分割機構20などが挙げられる。
・写像Mの出力変数は、バックラッシュの値そのものでなくてもよい。例えば、出力変数は「0」~「1」の間の変数であり、「1」に近いほどバックラッシュが大きいことを示していてもよい。
「推定制御について」
・上記実施形態において、推定制御は、上記実施形態の例に限らない。例えば、上記実施形態では、ステップS24において肯定判定されたことを条件に、第1バックラッシュZ1~第4バックラッシュZ4を表示器76に表示させていたが、ステップS24において否定判定されたときにも、第1バックラッシュZ1~第4バックラッシュZ4を表示器76に表示させてもよい。すなわち、ステップS24における判定内容に拘わらず、常に、第1バックラッシュZ1~第4バックラッシュZ4を表示器76に表示させてもよい。
「写像について」
・上記実施形態において、写像Mの活性化関数は例示であり、上記実施形態の例に限らない。例えば、写像Mの活性化関数fや活性化関数gとしては、シグモイド関数等を採用してもよい。
・上記実施形態において、ニューラルネットワークとして、中間層の数が1層のニューラルネットワークを例示したが、中間層の数が2層以上であってもよい。
・上記実施形態において、ニューラルネットワークとして、全結合順伝搬型のニューラルネットワークを例示したが、これに限らない。例えば、ニューラルネットワークとしては、回帰結合型ニューラルネットワークを採用してもよい。
・上記実施形態において、写像Mとしての関数近似器は、ニューラルネットワークに限らない。例えば、中間層を備えない回帰式であってもよい。
「バックラッシュ推定装置について」
・上記実施形態では、バックラッシュ推定装置としての制御装置90が、車両100に搭載されていたが、これに限らない。例えば、バックラッシュ推定装置は、車両のメンテナンスを行うためのディーラー等に設置されていてもよい。この場合、車両の制御装置は、推定制御におけるステップS11~ステップS14の処理を行うことにより、各種の値を記憶装置94に記憶しておく。一方、ディーラー等に設置してあるバックラッシュ推定装置は、車両のメンテナンス等の際に車両の記憶装置94に記憶された各種の値を取得する。そして、バックラッシュ推定装置は、取得した各種の値を写像Mの入力変数として入力することにより、第1バックラッシュZ1~第4バックラッシュZ4を推定してもよい。
「実行装置について」
・上記実施形態において、実行装置としては、CPU91及びROM93を備えてソフトウェア処理を実行するものに限らない。具体例としては、上記実施形態においてソフトウェア処理されたものの少なくとも一部をハードウェア処理する、例えばASIC等の専用のハードウェア回路を備えてもよい。すなわち、実行装置は、以下の(a)~(c)のいずれかの構成であればよい。(a)上記処理の全てを、プログラムに従って実行する処理装置と、プログラムを記憶するROM等のプログラム格納装置とを備える。(b)上記処理の一部をプログラムに従って実行する処理装置およびプログラム格納装置と、残りの処理を実行する専用のハードウェア回路とを備える。(c)上記処理の全てを実行する専用のハードウェア回路を備える。ここで、処理装置およびプログラム格納装置を備えたソフトウェア実行装置や、専用のハードウェア回路は複数であってもよい。
「センサについて」
・マイク74で音量NSを検出するにあたって、ノイズ等を除去して特定の周波数帯の音のみを検出してもよい。例えば、バンドパスフィルタを用いて、マイク74で収集した音波のうち特定の周波数帯のみを検出する。そして、この特定の周波数帯の音量NSを検出してもよい。なお、例えば、第1バックラッシュZ1の推定にあたっては、サンギア31及びピニオンギア33のギア間から発生する音の周波数が上記の特定の周波数帯に含まれていればよい。
「車両について」
・上記実施形態において、車両としては、いわゆるシリーズ・パラレルハイブリッド車を例示したが、これに限らない。例えば、車両としては、シリーズハイブリッド車や、パラレルハイブリッド車であってもよい。
・上記実施形態において、車両としては、内燃機関とモータジェネレータとを備えるものに限らない。例えば、車両としては、内燃機関を備えるもののモータジェネレータを備えない車両であってもよい。さらに、例えば、車両としては、モータジェネレータを備えるものの内燃機関を備えない車両であってもよい。なお、この車両では、駆動源としてのモータジェネレータから駆動輪までの動力伝達経路上に互いに噛み合う複数のギアが設けられていればよい。
Z1…第1バックラッシュ
Z2…第2バックラッシュ
Z3…第3バックラッシュ
Z4…第4バックラッシュ
10…内燃機関
20…動力分割機構
30…自動変速機
31…サンギア
32…リングギア
33…ピニオンギア
34…キャリア
36…サンギア
37…リングギア
38…ピニオンギア
39…キャリア
41…入力軸
42…出力軸
61…第1モータジェネレータ
62…第2モータジェネレータ
69…駆動輪
74…マイク
90…制御装置
91…CPU
92…周辺回路
93…ROM
94…記憶装置
94A…写像データ
100…車両

Claims (1)

  1. 駆動源から駆動輪までの動力伝達経路上に互いに噛み合う複数のギアが設けられている車両に適用され、互いに噛み合う複数の前記ギアの歯の間のバックラッシュを推定するバックラッシュ推定装置であって、
    実行装置と、記憶装置と、を備え、
    前記記憶装置には、入力変数が入力されることにより前記バックラッシュを示す出力変数を出力する写像を規定する写像データが記憶されており、
    前記写像は、複数の前記入力変数の少なくとも1つとして、前記車両で取得された音のうち予め定められた周波数の前記音の大きさを含み、
    前記実行装置は、前記入力変数を取得する処理である取得処理と、前記取得処理により取得した前記入力変数を写像に入力することによって前記出力変数の値を出力する算出処理と、を実行する
    バックラッシュ推定装置。
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