JP2022061253A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無端状伝達部材の張力の増大を抑制できる内燃機関の制御装置を提供する。【解決手段】クランクシャフトとカムシャフトが無端状伝達部材で伝達される内燃機関であって、カムシャフトは、バルブカムと、燃料ポンプ用ポンプカムとが設けられ、バルブカムが機関バルブから受ける回転方向に対して逆方向に作用するトルクが最大値をとる際に、ポンプカムは燃料ポンプから回転方向のトルクを受け、バルブカムが回転方向に作用するトルクが最大値をとる際に、ポンプカムは燃料ポンプから逆方向のトルクを受けるように、ポンプカム及びバルブカムの位相が調整されており、運転状態が高回転低負荷以外の場合には、燃料ポンプによって制御される燃圧の目標値である目標燃圧を、運転状態に応じて要求される要求燃圧に設定し、運転状態が高回転低負荷の場合には、目標燃圧を要求燃圧よりも高く設定する。【選択図】図6

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
タイミングチェーンによってクランクシャフトの回転をカムシャフトに伝達する内燃機関において、タイミングチェーンの不適切な張力を減少させる位相器を備えた構成が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2005-036804号公報
上記特許文献のように位相器を設けると、構成が複雑化する恐れがある。
そこで本発明は、構成の複雑化を招くことなく無端状伝達部材の張力の増大を抑制できる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的は、クランクシャフトと、所定の回転方向に回転するカムシャフトと、前記クランクシャフトの回転を前記カムシャフトに伝達する無端状伝達部材と、を備えた内燃機関の制御装置であって、前記カムシャフトは、前記内燃機関の機関バルブを開閉駆動するバルブカムと、燃料を加圧する燃料ポンプを駆動するポンプカムとが設けられ、前記バルブカムが前記機関バルブから受ける前記回転方向に対して逆方向に作用するトルクが最大値をとる際に、前記ポンプカムは前記燃料ポンプから前記回転方向のトルクを受け、前記バルブカムが前記機関バルブから受ける前記回転方向に作用するトルクが最大値をとる際に、前記ポンプカムは前記燃料ポンプから前記逆方向のトルクを受けるように、前記ポンプカム及びバルブカムの位相が調整されており、前記内燃機関の運転状態が高回転低負荷以外の場合には、前記燃料ポンプによって制御される燃圧の目標値である目標燃圧を、前記内燃機関の運転状態に応じて要求される要求燃圧に設定し、前記内燃機関の運転状態が前記高回転低負荷の場合には、前記目標燃圧を前記要求燃圧よりも高く設定する、内燃機関の制御装置によって達成できる。
本発明によれば、構成の複雑化を招くことなく無端状伝達部材の張力の増大を抑制できる内燃機関の制御装置を提供できる。
図1は、本実施例のエンジンシステムの概略構成図である。 図2は、動弁機構の概略構成の説明図である。 図3は、動弁機構の概略構成の説明図である。 図4は、吸気カムシャフトに作用するトルクの推移を示したグラフである。 図5は、タイミングチェーンに作用する張力とエンジンの回転速度との関係を示したグラフである。 図6は、ECUが実行する燃圧制御の一例を示したフローチャートである。
[エンジンシステムの概略構成]
図1は、本実施例のエンジンシステム1の概略構成図である。エンジンシステム1は、エンジン10と、エンジン10を制御するECU(Electronic Control Unit)40とを含む。エンジン10は、直列に配置された気筒111~114を含む気筒群11、筒内噴射弁群37、及びポート噴射弁群27を備えた火花点火式の直列4気筒エンジンである。エンジン10は内燃機関の一例である。ECU40は、内燃機関の制御装置の一例である。
筒内噴射弁群37は、気筒111~114内にそれぞれ燃料を噴射する筒内噴射弁371~374を含む。ポート噴射弁群27は、気筒111~114に連通した吸気ポート13内にそれぞれ燃料を噴射するポート噴射弁271~274を含む。筒内噴射弁群37及びポート噴射弁群27のそれぞれは、所定の通電期間で電磁コイルを通電して弁座から弁体を離隔させることにより燃料噴射量が調整される電磁駆動式の開閉弁である。
エンジン10には、気筒群11のそれぞれ対応する複数の吸気ポート13を有する吸気通路12と、不図示の複数の排気ポートを有する排気通路とが形成されている。気筒群11のそれぞれでは、不図示のピストンが収納されて燃焼室が画定される。燃焼室は、吸気バルブ及び排気バルブにより開閉される。更にエンジン10には、図示しない点火プラグを備えている。また、エンジン10は、複数のピストンに連動したクランクシャフト14と、クランクシャフト14に連動して吸気バルブを駆動する吸気カムシャフト15を備えている。また、クランクシャフト14の回転角を検出するクランク角センサ14aが設けられている。
また、エンジンシステム1は、燃料タンク21、低圧燃料ポンプ22、プレッシャレギュレータ23、低圧燃料配管25、低圧デリバリパイプ26、及び燃圧センサ28を含む。燃料タンク21には、燃料であるガソリンが貯留されている。低圧燃料ポンプ22は、燃料を加圧して低圧燃料配管25内に吐出する。プレッシャレギュレータ23は、低圧燃料配管25内に吐出される燃料を予め設定された低圧側の供給圧に調圧する。低圧燃料ポンプ22は、ECU40により駆動が制御される。
低圧燃料配管25及び低圧デリバリパイプ26は、低圧燃料ポンプ22から吐出された燃料をポート噴射弁群27に供給する。低圧燃料ポンプ22により所定の圧力レベルまで加圧されプレッシャレギュレータ23により低圧側の供給圧に調圧された燃料は、低圧燃料配管25を介して低圧デリバリパイプ26に導入される。
ポート噴射弁群27は、低圧デリバリパイプ26に接続されており、気筒群11にそれぞれ対応した吸気ポート13内に燃料を噴射する。燃圧センサ28は、低圧デリバリパイプ26内の燃圧値を検出する。
また、エンジンシステム1は、高圧燃料ポンプ31、高圧燃料配管35、高圧デリバリパイプ36、及び燃圧センサ38を含む。高圧燃料ポンプ31は、低圧燃料配管25から分岐した分岐配管25aから燃料を吸入して、低圧燃料ポンプ22からの供給圧レベルより高圧の高圧レベルに加圧する。分岐配管25aには、分岐配管25a内の燃圧脈動を抑制するパルセーションダンパ29が設けられている。
高圧燃料ポンプ31は、具体的には、ポンプハウジング31hと、ポンプハウジング31h内を摺動可能なプランジャ31pと、ポンプハウジング31h及びプランジャ31p間で画定される加圧室31aとを含む。加圧室31aの容積は、プランジャ31pの変位に応じて変化する。加圧室31aには、電磁弁32が開いた状態で、低圧燃料ポンプ22により加圧された燃料が分岐配管25aを介して導入される。加圧室31a内の燃料は、プランジャ31pにより高圧に加圧されて高圧燃料配管35内に吐出される。
エンジン10の吸気カムシャフト15には、プランジャ31pを駆動するポンプカム19が装着されている。高圧燃料ポンプ31は、ポンプカム19により昇降されるフォロアリフタ31fと、フォロアリフタ31fをポンプカム19側に付勢するポンプスプリング31gとを有している。フォロアリフタ31fにプランジャ31pが連動し、フォロアリフタ31fと共にプランジャ31pも昇降する。
高圧燃料ポンプ31の加圧室31aの燃料導入口部には、電磁弁32が設けられている。電磁弁32は、弁体32vと、弁体32vを駆動するコイル32cと、弁体32vを常に開方向に付勢するスプリング32kとを有している。コイル32cへの通電は、ECU40により制御される。コイル32cが通電されると、弁体32vは、スプリング32kの付勢力に抗して低圧燃料配管25の分岐配管25aと加圧室31aとを遮断する。コイル32cが非通電の状態では、弁体32vは、スプリング32kの付勢力により開状態が維持される。
高圧燃料ポンプ31と筒内噴射弁群37との間の高圧燃料配管35には、ばね付の逆止弁34が設けられている。逆止弁34は、高圧燃料ポンプ31内の燃圧が高圧燃料配管35内の燃圧より所定の分だけ高くなったときに開く。
高圧燃料ポンプ31の吸入行程では、電磁弁32が開きプランジャ31pが下降して、燃料が低圧燃料配管25の分岐配管25aから加圧室31aに充填される。加圧行程では、電磁弁32が閉じプランジャ31pの上昇に伴い加圧室31aの容積が減少し、加圧室31a内の燃料が昇圧される。吐出行程では、加圧室31a内の燃圧による力が逆止弁34のばねの付勢力より大きくなったときに逆止弁34が開き、昇圧された燃料が高圧燃料配管35及び高圧デリバリパイプ36へ供給される。上述したようにプランジャ31pの昇降は、ポンプカム19の回転により実現され、ポンプカム19は吸気カムシャフト15を介してクランクシャフト14に連動しているため、高圧燃料ポンプ31はクランクシャフト14に連動して駆動される。
尚、ここでは電磁弁32は非通電で開いた状態となるが、これに限定されない。例えば電磁弁32は、コイル32c及びスプリング32kの付勢方向をそれぞれ逆向きにして、非通電で閉じた状態となるものであってもよい。この場合、燃料の吸入行程でコイル32cが通電され、加圧及び吐出行程で非通電になる。
高圧デリバリパイプ36には、高圧燃料ポンプ31により加圧された高圧の燃料が高圧燃料配管35を介して蓄圧されている。高圧燃料配管35及び高圧デリバリパイプ36は、高圧燃料ポンプ31から筒内噴射弁371~374に高圧の燃料を供給する。
筒内噴射弁群37は、高圧デリバリパイプ36内から気筒111~114のそれぞれの内部に所定の順序で高圧燃料を直接に噴射する。燃圧センサ38は、高圧デリバリパイプ36内の燃圧を検出する。
ECU40は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)を含む。ECU40は、ROM内に予め格納された制御プログラムに従って、センサからの情報や予めROMに格納されている情報等に基づいて、後述する燃圧制御を実行する。詳しくは後述する。ECU40には、アクセル操作量Accを検出するためのアクセル操作量センサ41や、上述した燃圧センサ28及び38が電気的に接続されている。
ECU40は、クランク角センサ14aによって検出されたエンジン10の回転速度NEと、アクセル操作量センサ41によって検出されたアクセル操作量Accとに基づいて、筒内噴射弁群37とポート噴射弁群27の燃料噴射の分担比率を決定する。次に、分担比率と回転速度NEとアクセル操作量Accとに基づいて、筒内噴射弁371~374の各目標噴射量Qdtと、筒内噴射弁371~374のそれぞれから燃料を噴射する際の高圧デリバリパイプ36の燃圧の目標値である目標燃圧Pdtとを算出する。目標燃圧Pdtは、原則的に、回転速度NEが高いときには低いときに比して高くなるように算出され、アクセル操作量Accが多いときには小さいときに比して高くなるように算出される。次にECU40は、目標噴射量Qdtと目標燃圧Pdtとに基づいて、筒内噴射弁371~374の各燃料噴射の実行時間である噴射時間Fdiを算出する。噴射時間Fdiは、目標噴射量Qdtが多いときには少ないときに比して長くなるように算出され、目標燃圧Pdtが高いときには低いときに比して短くなるように算出される。ECU40は、所定のクランク角間隔で筒内噴射弁371、373、374、372の順に、算出された噴射時間Fdiだけ通電する。このようにして、筒内噴射弁371~374の各燃料噴射量が目標噴射量Qdtに制御される。
同様にECU40は、上述した分担比率と回転速度NEとアクセル操作量Accとに基づいて、ポート噴射弁271~274の各目標噴射量Qptと、ポート噴射弁271~274のそれぞれから燃料を噴射する際の低圧デリバリパイプ26の燃圧の目標値である目標燃圧Pptとを算出する。次にECU40は、目標噴射量Qptと目標燃圧Pptとに基づいて、ポート噴射弁271~274の各燃料噴射の実行時間である噴射時間Fpiを算出する。ECU40は、所定のクランク角間隔でポート噴射弁271、273、274、272の順に、算出された噴射時間Fpiだけ通電する。このようにして、ポート噴射弁271~274の各燃料噴射量が目標噴射量Qptに制御される。尚、目標燃圧Pdt及びPptは、原則的には高負荷運転時には高い値に設定され、低負荷運転時には低い値に設定される。
[動弁機構の概略構成]
図2及び図3は、動弁機構の概略構成の説明図である。吸気カムシャフト15には、吸気バルブ63を駆動するバルブカムである吸気カム171~174が設けられている。具体的には、気筒111用の2つの吸気バルブをそれぞれ駆動する2つの吸気カム171、気筒112用の2つの吸気バルブをそれぞれ駆動する2つの吸気カム172、気筒113用の2つの吸気バルブをそれぞれ駆動する2つの吸気カム173、気筒114用の2つの吸気バルブをそれぞれ駆動する2つの吸気カム174が設けられている。吸気カム171~174のそれぞれは1つのカム山を有しており、吸気カムシャフト15が1回転する間に対応する吸気バルブ63を1回開閉させる。同じ気筒に対して設けられた2つの吸気カムのカム山の位置は、吸気カムシャフト15に対して同じ角度位置に設けられている。尚、図3では、吸気カム171のみを示し、他の吸気カム172~174については省略してある。
吸気カムシャフト15の端には、タイミングチェーン50が巻き掛けられるスプロケットを備えた吸気側バルブタイミング変更機構51が取り付けられている。吸気側バルブタイミング変更機構51は、油圧によって吸気カムシャフト15に対するスプロケットの位相を変更する機構である。吸気側バルブタイミング変更機構51は、油圧によって吸気カムシャフト15に対するスプロケットの位相を変更することにより、クランクシャフト14の回転位相に対して吸気カムシャフト15の回転位相を進角又は遅角させる。これにより、吸気バルブ63の開閉タイミングを変更する。
同様に、排気カムシャフト16には、排気バルブを駆動するバルブカムである排気カム181~184が設けられている。排気カムシャフト16の端には、タイミングチェーン50が巻き掛けられるスプロケットを備えた排気側バルブタイミング変更機構52が取り付けられている。排気側バルブタイミング変更機構52は、油圧によって排気カムシャフト16に対するスプロケットの位相を変更する機構である。排気側バルブタイミング変更機構52も同様に排気バルブの開閉タイミングを変更する。
吸気側バルブタイミング変更機構51のスプロケット及び排気側バルブタイミング変更機構52のスプロケットには、タイミングチェーン50が巻き掛けられている。タイミングチェーン50はクランクシャフト14に設けられたスプロケットにも巻き掛けられている。そのため、この内燃機関では、クランクシャフト14の回転力がタイミングチェーン50を介して吸気カムシャフト15及び排気カムシャフト16に伝達される。タイミングチェーン50は、無端状伝達部材の一例である。したがって、クランクシャフト14が回転するとそれに伴って吸気カムシャフト15及び排気カムシャフト16が回転し、吸気カム171~174によって吸気バルブが開閉され、排気カム181~184によって排気バルブが開閉される。クランクシャフト14が2回転する間に、吸気カムシャフト15及び排気カムシャフト16はそれぞれ1回転する。
図2に示されているように、ポンプカム19は、吸気側バルブタイミング変更機構51から最も離れた位置にある気筒の吸気バルブを駆動する2つの吸気カム174の間に設けられているがこれに限定されない。
図3に示されているように、ポンプカム19は4つのカム山を有している。ポンプカム19では、4つのカム山が、各々の頂点が吸気カムシャフト15の回転中心軸C1を中心に90°の間隔で並ぶように配置されている。従って、吸気カムシャフト15が1回転する間に高圧燃料ポンプ31のフォロアリフタ31f及びプランジャ31pがポンプカム19によって4回往復動させられる。
高圧燃料ポンプ31のフォロアリフタ31fが上方からポンプカム19に当接しているのに対して、吸気バルブ63を駆動するロッカアーム60のローラ61が下方から吸気カム171に当接している。
ロッカアーム60は、中央にローラ61を備え、一端がラッシュアジャスタ62により下方から支持され、他端が吸気バルブ63のステムの末端により下方から支持されている。吸気バルブ63はバルブスプリング64によって閉弁方向、すなわち上方に向かって付勢されている。これにより、ラッシュアジャスタ62によって支持されている部分を支点にロッカアーム60が吸気バルブ63によって吸気カム171側に押し上げられており、ローラ61が吸気カム171に押し付けられている。
[カムシャフトに作用するトルク]
図4は、吸気カムシャフト15に作用するトルクの推移を示したグラフである。縦軸はトルクを示し、横軸は時間を示す。図4では、吸気カムシャフト15の回転方向に作用するトルクを正の値として示し、吸気カムシャフト15の回転方向とは逆方向に作用するトルクを負の値として示している。図4では、低燃圧時での合成トルクを実線で示し、高燃圧時での合成トルクを点線で示し、低燃圧時でのポンプトルクを一点鎖線で示し、高燃圧時でのポンプトルクを二点鎖線で示し、バルブトルクを破線で示している。合成トルクとは、吸気カムシャフト15の吸気カム171~174に作用する吸気バルブからのバルブトルクと、ポンプカム19に作用する高圧燃料ポンプ31からのポンプトルクとを合成したトルクである。即ち、吸気カムシャフト15全体には常にこの合成トルクが作用している。また、低燃圧時及び高燃圧時での「燃圧」は、高圧燃料ポンプ31により制御される高圧デリバリパイプ36の燃圧を意味し、即ち、筒内噴射弁371~374から噴射される燃料の圧力を意味する。
ここで、吸気カム171~174のカム山は、吸気カムシャフト15の回転中心軸C1を中心とした90°の等角度間隔で配置されている。このため吸気カムシャフト15が一回転する間にバルブトルクは略同じ波形が4つ繰り返される。同様に、ポンプカム19のカム山も図3に示したように90°の等角度間隔で4つ設けられているため、吸気カムシャフト15が一回転する間にほぼ同じ波形が4つ繰り返される。
バルブトルクは以下のようにして作用する。吸気カムシャフト15が回転することにより、吸気カム171とローラ61との接触地点がカム山の手前の地点からカム山の頂点に至る間に、バルブトルクが負の値となって負の最大値を得て再び上昇する。吸気カム171は、バルブスプリング64の付勢力に抗して吸気バルブ63が開弁するようにロッカアーム60のローラ61を押圧するため、吸気カム171への回転の抵抗となり、バルブトルクが負の最大値となる。その後に徐々に吸気カム171に作用するバルブスプリング64からの付勢力が低下するため、バルブトルクが上昇する。
吸気カム171とローラ61との接触地点がカム山の頂点に至ると、吸気カム171の回転に対して抵抗となるトルクは略ゼロとなり、バルブトルクは略ゼロとなる。更に吸気カムシャフト15が回転して、吸気カム171とローラ61との接触地点がカム山の頂点を越えて回転すると、吸気カム171にはバルブスプリング64の付勢力が吸気カムシャフト15の回転を後押しするようにトルクが作用するため、この期間ではバルブトルクが上昇して正の最大値となる。その後、吸気カム171のベース円部とローラ61を得て再び下降してゼロとなる。次に吸気カム171の次には、吸気カム173、174、及び172の順により上記のようなバルブトルクが周期的に作用する。
ポンプトルクは以下のようにして作用する。ポンプカム19とフォロアリフタ31fとの接触地点がカム山の手前の地点からカム山の頂点に至る間に、ポンプトルクは負の値となって負の最大値を得て再び上昇する。ポンプカム19はポンプスプリング31gの付勢力に抗してフォロアリフタ31fを押し上げるため、ポンプトルクが負の最大値となり、その後に徐々にポンプカム19に作用するポンプスプリング31gからの付勢力が低下するからである。ポンプカム19とフォロアリフタ31fとの接触地点がカム山の頂点に至ると、ポンプカム19の回転に対して抵抗となるトルクは略ゼロとなり、ポンプトルクは略ゼロとなる。更に吸気カムシャフト15が回転してポンプカム19とフォロアリフタ31fとの接触地点がカム山の頂点を越えて回転すると、ポンプカム19にはポンプスプリング31gの付勢力に従って吸気カムシャフト15の回転を後押しするようにトルクが作用するため、この期間ではポンプトルクが上昇して正の最大値となって再び下降してゼロとなる。このようにポンプカム19の1つ目のカム山の次に、2つ目、3つ目、及び4つ目のカム山により、上記のようなポンプトルクが周期的に作用する。
ここで、図4に示すように、バルブトルクとポンプトルクとが正負逆の値となるように位相が調整されている。従って、合成トルクの振幅はバルブトルクの振幅よりも小さくなっており、吸気カムシャフト15全体に作用するトルクの変動幅が抑制されている。
バルブトルクとポンプトルクとが正負逆の値となるようにするために、吸気カム171~174とポンプカム19とのカム山の角度位置関係を、例えば以下のように設定することができる。ポンプカム19の4つのカム山の角度位置をそれぞれ0°、90°、180°、270°とする。ポンプカム19が45°の位置でフォロアリフタ31fに接触した時点で、吸気カム171の一つのカム山の頂点が、対応するロッカアーム60のローラ61に接触する。ポンプカム19が135°の位置でフォロアリフタ31fに接触した時点で、吸気カム173のカム山の頂点が、対応するロッカアーム60のローラ61に接触する。ポンプカム19が225°の位置でフォロアリフタ31fに接触した時点で、次の吸気カム174のカム山の頂点が、対応するロッカアーム60のローラ61に接触する。ポンプカム19が315°の位置でフォロアリフタ31fに接触した時点で、次の172のカム山の頂点が、対応するロッカアーム60のローラ61に接触する。このように構成することにより、バルブトルクとポンプトルクとが正負逆の値となるようにすることができる。
尚、バルブトルクとポンプトルクとを厳密に正負逆の値となるようにする必要はなく、即ち、バルブトルクがゼロになるタイミングとポンプトルクがゼロになるタイミングとはずれていてもよい。例えば、バルブトルクが正の最大値となる際にポンプトルクは負の値をとり、バルブトルクが負の最大値となる際にポンプトルクは正の値をとればよい。これにより、合成トルクの振幅はバルブトルクの振幅よりも小さくすることができる。
図4に示すように、高燃圧時のポンプトルクの負の最大値の絶対値は、低燃圧時のポンプトルクの負の最大値の絶対値よりも大きい。この理由は、高燃圧時では、ポンプスプリング31gの付勢力に加えて、加圧室31a内の燃料をプランジャ31pにより高圧燃料配管35内に吐出される際に大きな圧力が必要となり、これにより、ポンプカム19の回転に大きな抵抗となるからである。
高燃圧時のポンプトルクの正の最大値は、低燃圧時のポンプトルクと略同じであるか又は僅かに大きい。この理由は、ポンプトルクが正の値となる際には、主にポンプスプリング31gの付勢力により吸気カムシャフト15の回転を後押しするようにバルブトルクが作用するからであり、この際にはプランジャ31pが下降して加圧室31a内に新たな燃料が吸入されるが、加圧室31a内に新たに導入された燃料の圧力のポンプカム19への影響は小さいからである。
また、バルブスプリング64の付勢力はポンプスプリング31gの付勢力よりも大きいため、バルブトルクの正の最大値はポンプトルクの正の最大値よりも大きく、バルブトルクの負の最大値の絶対値は、低燃圧時でのポンプトルクの負の最大値の絶対値よりも大きい。このため、低燃圧時では、合成トルクに対してバルブトルクの方がポンプトルクよりも支配的である。
しかしながら、上述したように高燃圧時でのポンプトルクの負の最大値の絶対値は、低燃圧時でのポンプトルクの負の最大値の絶対値よりも大きい。また、上述したように、ポンプトルクとバルブトルクとは正負逆の値をとる。このため、高燃圧時では合成トルクの正の最大値は、低燃圧時での合成トルクの正の最大値よりも小さく、高燃圧時での合成トルクの負の最大値の絶対値は、低燃圧時での合成トルクの負の最大値の絶対値よりも小さい。このように、高燃圧時での合成トルクの振幅は、低燃圧時での合成トルクよりも振幅が小さい。即ち、吸気カムシャフト15に作用する合成トルクの変動幅は、高燃圧時での方が低燃圧時よりも抑制されている。
[タイミングチェーンの張力]
図5は、タイミングチェーン50に作用する張力とエンジン10の回転速度NEとの関係を示したグラフである。縦軸はタイミングチェーン50に作用する張力を示し、横軸はエンジン10の回転速度NEを示している。図5には、低燃圧時での張力を実線で示し、高燃圧時での張力を点線で示している。ここで、「燃圧」は、上述した場合と同様に高圧燃料ポンプ31により制御される高圧デリバリパイプ36の燃圧を意味する。
図5に示すようにタイミングチェーン50に作用する張力は、回転速度NEが大きくなるほど増大する傾向がある。これは、回転速度NEが大きい場合に小さい場合よりも、吸気バルブ63や高圧燃料ポンプ31を駆動する際に吸気カムシャフト15に作用するトルクが大きくなるためと考えられる。また、所定の回転速度でタイミングチェーン50の張力が顕著に高くなっている。これは、タイミングチェーン50に応じて定まる共振周波数に、タイミングチェーン50への入力トルクの周波数が一致するために生じたものと考えられる。ここで、入力トルクとは、吸気カムシャフト15に加わる合成トルクである。
図5に示すように、回転速度NEが閾値α未満の領域では、張力は燃圧によらずにほぼ同じである。しかしながら回転速度NEが閾値α以上の領域では、高燃圧時での張力の方が低燃圧時での張力よりも小さい。これは、図4に示したように、吸気カムシャフト15に作用する合成トルクの変動の振幅が高燃圧時の方が低燃圧時よりも小さいことに起因していると考えられる。このように、回転速度NEが閾値α以上で低燃圧時にタイミングチェーン50に大きな張力が作用すると、タイミングチェーン50の強度余裕が減少し、また強度の高いタイミングチェーンを用意する必要があり、またはタイミングチェーン50の張力を調整するための新たな機構などを設ける必要性が生じる。
[燃圧制御]
そこで、ECU40は、以下のような燃圧制御を実行する。図6は、ECU40が実行する燃圧制御の一例を示したフローチャートである。本制御は繰り返し実行される。ECU40は、エンジン10の運転状態が高回転低負荷であるか否かを判定する(ステップS1)。即ち、エンジン10の回転速度NEが上述した閾値α以上の高回転状態であって、且つ設定されている目標燃圧Pdtが図5に示すように低燃圧に制御されているか否かを判定する。ここで、目標燃圧Pdtは、筒内噴射弁371~374のそれぞれから燃料を噴射する際の高圧デリバリパイプ36の燃圧の目標値である。目標燃圧Pdtが低燃圧であるか否の判定は、目標燃圧Pdtが回転速度NEに応じて定められた閾値未満であるか否かにより判定される。
ステップS1でNoの場合、即ち、エンジン10の運転状態が高回転高負荷や低回転低負荷、又は低回転高負荷の場合には、上述したようにタイミングチェーン50への張力が増大する恐れは少ないものとみなして、ECU40は目標燃圧Pdtを、エンジン10の運転状態に応じて定められる要求燃圧に設定する(ステップS2)。即ち、通常時での燃圧制御が実行される。
ステップS1でYesの場合、即ち、エンジン10の運転状態が高回転低負荷の場合、タイミングチェーン50の張力が増大するおそれが高いものとみなして、ECU40は目標燃圧Pdtを、エンジン10の運転状態に応じて定められる要求燃圧よりも高い値に設定する(ステップS3)。これにより、構成の複雑化を招くことなくタイミングチェーン50の張力の増大を抑制することができる。
尚、ステップS3で要求燃圧よりも高く目標燃圧Pdtを設定した場合には、筒内噴射弁371~374の各目標噴射量Qdtが通常時と同様となるように、通電期間を短く設定することが好ましい。これにより、エンジン10の出力への影響を抑制できる。
[その他]
上記実施例では、吸気カムシャフト15にポンプカム19が設けられていたが、これに限定されず、排気カムシャフト16にポンプカム19を設けてもよい。上記実施例では、無端状伝達部材の一例としてタイミングチェーン50を説明したが、これに限定されずタイミングベルトであってもよい。
直列3気筒エンジンでは、角が丸められた3つのカム山を有した略正方形のポンプカムを用いる。ポンプカムの3つのカム山の角度位置をそれぞれ0°、120°、240°とする。この場合も、本実施例と同様に、バルブトルクとポンプトルクとが正負逆の値となるように位相が設定されていることが好ましい。例えば、以下のようにバルブカムとポンプカムの角度位置関係が設定されていることが好ましい。ポンプカムが60°の位置で高圧燃料ポンプのフォロアリフタに接触した時点で、位相が異なる3つのバルブカムの一つのカム山の頂点が、対応するロッカアームのローラに接触する。ポンプカムが180°の位置でフォロアリフタに接触した時点で、次のバルブカムのカム山の頂点が、対応するロッカアームのローラに接触する。ポンプカムが300°の位置でフォロアリフタに接触した時点で、次のバルブカムのカム山の頂点が、対応するロッカアームのローラに接触する。このように構成することにより、カムシャフトに作用するトルクの変動幅を抑制できる。
直列6気筒エンジンの場合には、角が丸められた6つのカム山を有した略正六角形のポンプカムを用いる。ポンプカムの6つのカム山の角度位置をそれぞれ0°、60°、120°、180°、240°、300°とする。この場合、以下のようにポンプカムとバルブカムの角度位置関係を設定することが好ましい。ポンプカムが30°の位置でフォロアリフタに接触した時点で、位相が異なる6つのバルブカムの一つのカム山の頂点が、対応するロッカアームのローラに接触する。ポンプカムが90°の位置でフォロアリフタに接触した時点で、次のバルブカムのカム山の頂点が、対応するロッカアームのローラに接触する。ポンプカムが150°の位置でフォロアリフタに接触した時点で、次のバルブカムのカム山の頂点が、対応するロッカアームのローラに接触する。ポンプカムが210°の位置でフォロアリフタに接触した時点で、次のバルブカムのカム山の頂点が、対応するロッカアームのローラに接触する。ポンプカムが270°の位置でフォロアリフタに接触した時点で、次のバルブカムのカム山の頂点が、対応するロッカアームのローラに接触する。ポンプカムが330°の位置でフォロアリフタに接触した時点で、次のバルブカムのカム山の頂点が、対応するロッカアームのローラに接触する。このような構成によっても、カムシャフトに作用するトルクの変動幅を抑制できる。
直列2気筒エンジンでは、角が丸められた2つのカム山を有した楕円形のポンプカムを用いる。ポンプカムの2つのカム山の角度位置をそれぞれ0°、180°とする。この場合、以下のようにポンプカムとバルブカムの角度位置関係を設定することが好ましい。ポンプカムが90°の位置でフォロアリフタに接触した時点で、位相が異なる2つのバルブカムの一つのカム山の頂点が、対応するロッカアームのローラに接触する。ポンプカムが270°の位置でフォロアリフタに接触した時点で、次のバルブカムのカム山の頂点が対応するロッカアームのローラに接触する。このような構成により、カムシャフトに作用するトルクの変動を抑制できる。
このように、n個の気筒が設けられた直列エンジンに対しては、n個のカム山が等角度間隔で設けられたポンプカムを用いて、バルブトルクとポンプトルクとが正負逆の値となるように位相が設定されていることが好ましい。
本実施例では、図3に示したように動弁機構としてスイングアーム式を例に説明したが、これに限定されず、直接駆動式であってもよい。
また、上記の実施の形態の内燃機関の制御装置は、車両用内燃機関に適用した例について説明したが、動力源として内燃機関を用いるものであれば適用可能であり、例えば、所謂ハイブリッド車や自動二輪車等に搭載される内燃機関はもとより、船舶や建設機械等のように車両以外のものに搭載される内燃機関にも適用可能である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 エンジンシステム
10 エンジン(内燃機関)
11 気筒群
111~114 気筒
14 クランクシャフト
14a クランク角センサ
15 吸気カムシャフト
16 排気カムシャフト
171~174 吸気カム
19 ポンプカム
22 低圧燃料ポンプ
25 低圧燃料配管
26 低圧デリバリパイプ
27 ポート噴射弁群
271~274 ポート噴射弁
28 燃圧センサ
31 高圧燃料ポンプ
31f フォロアリフタ
31g ポンプスプリング
35 高圧燃料配管
36 高圧デリバリパイプ
37 筒内噴射弁群
371~374 筒内噴射弁
40 ECU
50 タイミングチェーン(無端状伝達部材)
60 ロッカアーム
61 ローラ
62 ラッシュアジャスタ
63 吸気バルブ
64 バルブスプリング

Claims (1)

  1. クランクシャフトと、所定の回転方向に回転するカムシャフトと、前記クランクシャフトの回転を前記カムシャフトに伝達する無端状伝達部材と、を備えた内燃機関の制御装置であって、
    前記カムシャフトは、前記内燃機関の機関バルブを開閉駆動するバルブカムと、燃料を加圧する燃料ポンプを駆動するポンプカムとが設けられ、
    前記バルブカムが前記機関バルブから受ける前記回転方向に対して逆方向に作用するトルクが最大値をとる際に、前記ポンプカムは前記燃料ポンプから前記回転方向のトルクを受け、前記バルブカムが前記機関バルブから受ける前記回転方向に作用するトルクが最大値をとる際に、前記ポンプカムは前記燃料ポンプから前記逆方向のトルクを受けるように、前記ポンプカム及びバルブカムの位相が調整されており、
    前記内燃機関の運転状態が高回転低負荷以外の場合には、前記燃料ポンプによって制御される燃圧の目標値である目標燃圧を、前記内燃機関の運転状態に応じて要求される要求燃圧に設定し、
    前記内燃機関の運転状態が前記高回転低負荷の場合には、前記目標燃圧を前記要求燃圧よりも高く設定する、内燃機関の制御装置。
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