JP2022059567A - 製造装置用センサーアセンブリ、ならびに製造装置のハウジングにおよび製造装置のハウジングからセンサーを移動する方法 - Google Patents

製造装置用センサーアセンブリ、ならびに製造装置のハウジングにおよび製造装置のハウジングからセンサーを移動する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2022059567A
JP2022059567A JP2021138285A JP2021138285A JP2022059567A JP 2022059567 A JP2022059567 A JP 2022059567A JP 2021138285 A JP2021138285 A JP 2021138285A JP 2021138285 A JP2021138285 A JP 2021138285A JP 2022059567 A JP2022059567 A JP 2022059567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
housing
sealing
sealing container
manufacturing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021138285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7344939B2 (ja
Inventor
マーティン シェーラー
Schoeler Martin
ベンジャミン ネールス
Nehls Benjamin
マルセル イスメール
Issmer Marcel
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fette Compacting GmbH
Original Assignee
Fette Compacting GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fette Compacting GmbH filed Critical Fette Compacting GmbH
Publication of JP2022059567A publication Critical patent/JP2022059567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7344939B2 publication Critical patent/JP7344939B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D11/00Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D11/24Housings ; Casings for instruments
    • G01D11/245Housings for sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B51/00Devices for, or methods of, sealing or securing package folds or closures; Devices for gathering or twisting wrappers, or necks of bags
    • B65B51/04Applying separate sealing or securing members, e.g. clips

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)

Abstract

【課題】時間を大幅に要することなく、封じ込め型の製造装置を安全に使用できる前述のタイプのセンサーアセンブリおよび方法を提供する。【解決手段】製造装置用センサーアセンブリであって、センサー信号を送信および/または受信するための送信および/または受信部50と、センサー部52とを備えるセンサーを備え、センサーは、送信および/または受信部とセンサー部との間に、封止スリーブ56が第1の端部によって封止状に固定された封止部54を有し、さらに、製造装置のハウジングのアクセス開口部に第1の端部で封止的に固定可能な封止容器62が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、センサーを備える製造装置用センサーアセンブリであって、センサーは、センサー信号を送信および/または受信するための送信および/または受信部と、センサー部とを備える、製造装置用センサーアセンブリに関する。本発明はまた、製造装置ならびに製造装置のハウジングにおよび製造装置のハウジングからセンサーを移動する方法に関する。
ここで取り上げる製造装置には、例えば、回転式錠剤プレス、カプセル充填機、および回転式錠剤プレスやカプセル充填機用のアイソレータなどが含まれる。例えば、回転式錠剤プレスでは、ダイプレートのキャビティに添加された粉末材料を、上下のパンチでプレスしてペレット化する。生産された錠剤は、通常、下部パンチによってダイプレートの上側に搬送され、例えば、掻寄要素によってダイプレートから掻き寄せられ、回転式錠剤プレスの1つ以上の出口に供給される。
例えばEP1568480B1(特許文献1)に開示されているように、回転式錠剤プレスで製造された錠剤を、例えばNIRセンサー(近赤外センサー)などの分光センサーを用いて、その有効成分の含有量などをモニターすることが知られている。また、例えば、重力を利用して、充填室からダイプレートのキャビティに、定期的に粉末製品を添加する充填装置において、回転式錠剤プレスで処理される粉末製品を、キャビティに押し込まれる前にモニターする技術も知られている。例えば、分光測定法を用いれば、原薬(API)と賦形剤や潤滑剤の望ましい混合比率を確実にモニターできる。ここで取り上げるセンサーは、通常、PATセンサー(Process Analytical Technology Sensor)とも呼ばれている。
近年、いわゆる封じ込め型の製造装置がますます重要視されている。このような製造装置では、製品の粉塵が、製造装置から環境中に出るのを最小限に抑えるため、設計上の工夫がなされている。このことは、特に、医薬品の有効成分の処理や、オペレーターの保護という点で大きな意味を持つ。封じ込めのレベルについては、与えられた製造装置と与えられた製造条件に対して、いわゆるSMEPACテスト(Standardized measurement of equipment particulate airborne concentration)に基づいて定義できる。ここで挙げられる製造装置は、例えば、SMEPACテストによるOEB 3以上の封じ込めレベルを有する。このような製造装置は、所望の封じ込めレベルを達成するために、環境に対して密閉するように設計されたハウジングを有する。そのため、ハウジングの内部へのアクセスは極力避ける必要がある。最低限必要なアクセスには、いわゆるラピッドトランスファーポートのように、アクセス用の開口部を特別に設けることができる。
穿刺装置で使用するセンサー、例えば分光法によるセンサーは、測定において製造装置のハウジング内に配置する必要がある。そのため、センサーが、ハウジング内部にある製品の粉塵に触れることは避けられない。そのため、後でセンサーをハウジングから取り外す際には、洗浄し、十分に汚れを除去する必要がある。しかし、既存のセンサーは、ウェットクリーニング(通常の、洗浄液を用いた汚れの除去)に対応するための十分な保護等級を有していない。また、既存のセンサーにおいては、その表面にリブまたは起伏を有することが多いため、洗浄が困難な場合もある。また同時に、封じ込め型の製造装置の操作における目標は、製造終了後、オペレーターや製造装置の環境を汚染することなく、製造装置から残留する医薬品などをすべて取り除くことである。この目標の達成は、ハウジングの内部に配置されたセンサーを、他のハウジング内部の部品と一緒に洗浄すれば可能であるが、既存のセンサーについては、上記で説明した理由によって不可能である。そのため、従来では、封じ込め型の製造装置にはPATセンサーが使用されず、また使用した場合には、非常に時間を要していた。
欧州特許第1568480B1号公報
上記で述べた従来技術から始まり、本発明の目的は、時間を大幅に要することなく、封じ込め型の製造装置を安全に使用できる前述のタイプのセンサーアセンブリおよび方法を提供することである。
本発明は、請求項1に記載のセンサーアセンブリならびに請求項15、16および17に記載の方法によってこの目的を達成する。有利な実施形態は、従属請求項、本明細書、および図面にて開示される。
前述のタイプのセンサーアセンブリに関して、本発明は、センサーが、送信および/または受信部とセンサー部との間に、封止スリーブが第1の端部によって封止状に固定された封止部を有し、さらに、製造装置のハウジングのアクセス開口部に第1の端部で封止的に固定可能な封止容器が設けられており、センサーは、ハウジングの内部への移動、およびハウジングの外部への移動のために、封止容器に収容することができ、封止スリーブは、第2の端部によって封止容器に封止的に固定されているので、封止容器がハウジングのアクセス開口部に固定された状態において、センサーは、封止容器からハウジングの内部へ、またハウジングの内部から封止容器へと移動することができ、封止スリーブによって、移動中において、センサー部とハウジングの内部との間を確実に分離することができるという点において目的を達成する。
製造装置としては、例えば回転式錠剤プレスなどの錠剤用プレス機、カプセル充填機、あるいは錠剤用プレス機やカプセル充填機のアイソレータなどが想定できる。このようなアイソレータは、錠剤用プレス機やカプセル充填機の下流に設置されることが多く、錠剤用プレス機やカプセル充填機で製造された錠剤やカプセルを受け取り、粉塵除去や、(別の)測定調査などの、製造における追加工程を行う。カプセル充填機では、周知のように、カプセルに粉末製品やペレットなどの製品を充填する。そのためには、カプセル充填機に二つの半体からなるカプセルを供給し、一方のカプセルに特定の製品を充填し、両者を結合してカプセルを閉じる。例えば回転式錠剤プレスでは、原薬(API)、賦形剤、潤滑剤など、頻繁に粉末化された製品が処理される。処理される粉末材料は、充填機によって、例えば重力を利用してダイプレートのキャビティに供給される。キャビティでは、粉末材料はプレスの上部パンチと下部パンチによって、公知の方法で錠剤に成型される。キャビティは、ダイプレートに穴を設けることによって直接形成できる。あるいは、ダイプレートには、キャビティが形成されたダイスリーブが着脱可能に設けられていてもよい。ダイプレートは、一体型のリングディスクで形成することもでき、またリングセグメントで構成することも可能である。キャビティで粉末材料がプレスされることで生産された錠剤は、通常、下部パンチによってダイプレートの上側に搬送され、上述のように、例えばノックオフ装置によって掻き寄せられ、回転式錠剤プレスの1つ以上の出口に供給される。
本発明は、不十分な洗浄を避けるため、プレス機のハウジング内でセンサーを洗浄することを必須とせず、センサーをプレス機のハウジングから取り外して、別の場所で洗浄できるようにするという概念に基づいている。先行技術においては、現時点では、封じ込め型と言える条件下で、つまり製造装置における封じ込めを保証した上で、センサーを挿入・取り外し可能とする技術は存在しない。本発明はこの課題を解決する。本発明では、まず、センサーの送信および/または受信部とセンサー部の間に、封止部が設けられている。最も単純な設計では、送信および/または受信部は、単に、電磁放射などのセンサー信号を転送して、製造装置で処理される粉末製品や、錠剤やカプセルなどの生産品など、モニタリング対象となる部品に送信したり、またそれら部品から来るセンサー信号をそれぞれ記録して返送する。送信および/または受信部は、例えば、円柱状の形状を有している。送信および/または受信部は、滑らかな外郭を持ち、そのため洗浄も容易である。送信および/または受信部が送信するセンサー信号は、センサーにおけるセンサー部から送信され、また受信されたセンサー信号はセンサー部に転送される。センサー部は、少なくとも1つのセンサー素子で構成できる。一方で、例えば、別の遠隔放射線送信機からの電磁放射を、送信および受信部に転送するための光学素子のみを有することも可能である。電磁放射などのセンサー信号の送信機は、センサー部の外側に配置することができる。センサー信号は、例えば光ファイバーケーブルでセンサー部に伝導され、受信されたセンサー信号は、光ファイバーケーブルで送られて更に評価される。センサー部は、特に、例えば洗浄液による洗浄に対する耐性が低い。つまりセンサー部は、一般的には、必要な保護等級を持たない。また、センサー部の外形は、洗浄性が著しく低くなり、洗浄が困難になるような、大きな起伏、たとえば冷却用リブなど、を持つことが多い。
本発明においては、封止スリーブが設けられ、その第1の端部によって、センサーの封止部に封止的に固定されている。この文脈で「封止」または「密閉」というのは、特にダストの通過に対して封止機能を持ち、ダストの通過を少なくとも最小限に抑えることを意味する。好ましくは、防塵封止機能が確保され、例えば、SMEPACテストによるOEB 3以上の封じ込めレベルを有する。封止部は、例えば、環状に形成してもよい。また、封止部は、Оリングのような封止リングで構成してもよい。
封止スリーブの第1の端部は封止部にしっかりと固定され、また封止スリーブの第2の端部は封止容器にしっかりと固定される。封止容器は、製造装置のハウジングへのアクセス用の開口部に自身を強固に固定可能な第1の端部を有しており、センサーをハウジングの内部に移動し、またハウジングの内部から取り出す機能を有している。封止スリーブの第2の端部は、例えば、封止容器の第1の端部領域に、または封止容器の第1の端部に保持できる。センサーをハウジングの内部へ移動するためには、センサーを、封止スリーブとともに封止容器に挿入する。センサー部には、センサー部への電気供給やセンサー信号の送受信を行うためのあらゆる供給ラインや、センサー信号線が接続されており、このような機能を持つラインを、例えば、封止容器の第2の端部を介してきっちりと誘導できる。これらのフィードスルーは、その要件に応じて、例えば、保護等級IP54またはIP67を満たしていてもよい。センサーが配置されたハウジングのアクセス開口部に封止容器が配置されている場合、グローブポートを用いてアクセス開口部を開くことのできるオペレーターによって、対応するグローブポートから、製造装置の封じ込め機能を損なうことなく、ハウジングの内部からアクセス開口部を開くことが可能である。その後、センサーは封止容器からハウジングの内部へ移動可能となるが、これもハウジングの内部から、例えば前述のグローブポートを使用して行われる。その後、ハウジングのアクセス開口部は再び閉鎖できる。逆の工程では、センサーをハウジングの内部から封止容器へ戻すことができる。
移送中、封止スリーブは反転する。これによって、常に、移送中のセンサー部とハウジングの内部がきっちりと分離される。また、製造工程中においても、封止スリーブはセンサー部、あるいは封止容器に固定されているため、製造中でもセンサー部とハウジングの内部を確実に分離できる。そのため、センサー部は、製造装置の内部において、製品の粉塵などの汚染から常に保護される。つまり、送信および/または受信部のみが、製品の粉塵に触れることになる。しかし、例えば少なくともIP54または少なくともIP67などの十分な保護等級や、その滑らかな表面によって、ハウジングの内部にある他の部品と同時に行うウェットクリーニングにも非常に適しており、ハウジングの内部からセンサーを取り外す前に洗浄することもできる。一方で、センサー部については、封止スリーブで保護されているため、洗浄は不要である。
この点に鑑み、本発明では、高感度センサーを製造装置のハウジングに挿入したり、取り出したりするためのインターフェースを実現する。封止スリーブによって、センサー部だけでなく、ハウジングの内部からセンサーを取り出すオペレーターも確実に保護される。センサー部は、信頼性のある防塵かつ防滴構造になっている。これにより、封じ込め型としての条件下でも、PATセンサーを確実かつ容易に使用できる。これにより、今までの時間を要するセンサー部のクリーニングと比較して、大幅な時間短縮が可能となる。例えば、取り外したセンサーをクリーニングルームに移動する作業は、封止容器によって大幅に簡素化できる。センサーの挿入と取り外しは、製造装置の製造工程の前、中、または後において実行できる。また、本発明によるセンサーアセンブリは、公知の製造装置にも容易に後付け可能である。しかし、アクセス開口部だけは必要であり、ほとんどの封じ込め型製造装置のように、例えばラピッドトランスファーポートのような形で設けることができる。ハウジングの内部では、例えば、回転式錠剤プレスのダイプレートに粉末製品を充填するための充填装置に、センサーを配置できる。センサーは、充填パイプ、充填ファンネル、またはそれら充填装置の充填室のいずれにも配置できる。一方で、製造装置の他の位置に配置することも可能であり、例えば回転式錠剤プレスの掻寄機に配置して、既に完成した錠剤をモニターすることも可能である。また、カプセル充填機やアイソレータでも、所望のセンサーアセンブリを実現できる。
一実施形態によれば、封止部と封止スリーブの第1の端部はそれぞれ環状に形成可能であり、封止スリーブの第1の端部は封止部にクランプによって保持される。クランプ用ホールドは、例えば、柔軟性のある封止スリーブの第1の端部の直径が、封止部の直径よりも若干小さくなるように構成できる。その後、封止スリーブの第1の端部は、弾性拡張によって封止部の上に引き寄せられ、封止スリーブの第1の端部は、当初の直径方向に再形成された後に、封止部とクランプによって係合する。上記で述べたように、例えばOリングなどの封止リングを設けることによって、封止部および/または封止スリーブの第1の端部の封止性をさらに向上することができる。封止スリーブの第1の端部を、封止部に恒久的に固定する(溶接する)構成ももちろん可能である。
別の実施形態では、封止スリーブの第2の端部を環状に形成してもよく、この構成においては、封止スリーブの第2の端部は封止容器にクランプによって保持されている。封止スリーブの第2の端部には、例えばOリングのような封止リングを設けてもよく、封止リングは、例えば、封止容器の第1の端部と、製造装置のハウジングのアクセス開口部の接続フランジとの間に、クランプ用リングを用いてクランプ式に保持される。これにより、特に優れた密閉性が実現できる。封止リングは、例えば、封止スリーブに溶接できる。
既に述べたように、あるいは既に知られているように、封止容器の第1の端部とハウジングのアクセス開口部は、いわゆるラピッドトランスファーポートを形成していてもよい。ラピッドトランスファーポートとは、汚染のない密閉された空間(ここではハウジングの内部)に部品を挿入したり、取り出したりするための迅速な交換システム、または転送システムのことである。ハウジングのアクセス開口部には、第1の接続ポートが形成されている。可動式の封止容器には、第2の接続ポートが形成されている。第2の接続ポートによって、封止容器を第1の接続ポートに、つまりハウジングにドッキングさせることができる。さらに、このようなラピッドトランスファーポートは、通常、グローブポートを有し、グローブポートによって、ハウジングの封じ込めを損なうことなく、ハウジングの内部から第1の接続ポートを開くことができる。封止容器の第2の接続ポートを用いた封止容器のドッキング解除は、ハウジングのアクセス開口部、特に第1の接続ポートが閉じられている場合にのみ可能であり、封止容器の第2の接続ポートも、通常は密閉されている。このため、封止容器は、特に閉鎖フラップを有し、製造装置のハウジングのアクセス開口部が閉鎖されているときに閉鎖フラップによって封止容器がしっかりと閉鎖されるので、封止容器がハウジングから分離されるときに、封止容器から出る塵が防止され、したがって環境汚染、またはオペレーターの危険を回避できる。
上記で説明したように、供給および/またはセンサー信号線は、封止容器の第2の端部を通って封止状態にて導入され、センサー部に接続できる。例えば、封止容器の第2の端部を閉鎖するカバーは、タイトなケーブルフィードスルーを有する。保護等級としては、例えば、少なくともIP54または少なくともIP67を有する。供給ラインは、センサー部に電気的な供給を行う電気供給ラインとしてもよい。センサー信号線は、例えば、分光センサーからの電磁放射用の光ファイバーケーブルである。
センサーが分光センサー、好ましくはNIRセンサ(近赤外線センサ)である場合は、例えば回転式錠剤プレスで処理された粉末製品の測定、又は回転式錠剤プレスで生成された錠剤の測定において、特に良好な測定結果を得ることができる。特に、有効成分の組成を、分光センサーを用いて、確実に把握することができる。
別の実施形態によれば、封止容器の第2の端部は、閉鎖状態では封止容器の第2の端部を密閉し、かつ封止容器の内部へのアクセス時には開放される閉鎖装置を有していてもよい。このような第2のタイトなアクセス開口部によって、封止容器内に位置したままのセンサーから分離された供給および/または信号ラインを、封止容器から取り外すことができる。また、供給および/または信号ラインは、そのまま洗浄室に輸送される必要がないため、取り扱いを大幅に簡略化できる。また、センサーは、封止容器を錠剤プレスのハウジングから取り外すことなく、封止容器の第2の端部の閉鎖装置を介して、封止容器に、または封止容器から出し入れできる。これにより、移動がさらに容易になる。センサーを封止容器から取り外す際に、例えば、封止スリーブを、封止容器側に残っている封止スリーブの第2の端部から、クリップ・アンド・カット法、またはヒート・シール・アンド・カット法を用いて切断することができ、この際、封止スリーブから周囲への製品の漏出も防止できる。クリップ・アンド・カット法、またはヒート・シール・アンド・カット法では、封止スリーブをカットすると同時に、切断端をしっかりと封止する。汚れたセンサーの送信および/または受信部は、短めのシール用ホースを用いて確実に封止され、その後の洗浄が行われる洗浄室に確実に送り込まれる。
特に実用的な実施形態によれば、封止スリーブは、柔軟なプラスチックから構成されることができる。
封止容器は、例えば、円柱または立方体の封止容器とすることができる。
本発明はまた、アクセス開口部を備えるハウジングを備え、本発明による、少なくとも1つのセンサーアセンブリを備える製造装置に関する。すでに述べたように、製造装置は、封じ込め型製造装置とすることができる。この製造装置は、具体的には、SMEPACテストに従い測定されたOEB 3以上の封じ込めレベルに応ずることができる。
すでに述べたように、製造装置は、錠剤プレス、またはカプセル充填機、あるいは錠剤プレスまたはカプセル充填機用のアイソレータとすることができる。
製造装置は、錠剤プレスが、回転駆動によって回転可能なローターを含む回転式錠剤プレスであり、ローターが、回転式錠剤プレスの上部パンチ用の上部パンチガイド、回転式錠剤プレスの下部パンチ用の下部パンチガイド、パンチガイドの間に配置されたダイプレートを有し、パンチが、ダイプレートのキャビティと相互作用し、製造装置が、プレス処理される粉末材料を、ダイプレートのキャビティに添加する充填装置をさらに備え、動作中に上部パンチおよび下部パンチと相互作用して、ダイプレートのキャビティ内の粉末材料をプレスする、少なくとも1つの上部プレス装置と少なくとも1つの下部プレス装置をさらに備え、また、キャビティ内で生成された錠剤を吐出する吐出装置をさらに備えることができる。
本発明はまた、本発明に記載のセンサーアセンブリを有する製造装置のハウジングにセンサーを移動する方法であって、
供給および/またはセンサー信号線が、センサーのセンサー部に接続され、
封止スリーブは、その第1の端部が、センサーの封止部に封止的に固定され、またその第2の端部が、封止容器に封止的に固定され、
センサーは、封止スリーブと共に、封止容器に挿入され、
封止容器は、その第1の端部が、製造装置のハウジングのアクセス開口部に封止的に固定され、
製造装置のハウジングのアクセス開口部が開いており、
ハウジングの内部から、センサーが、封止容器から取り外され、ハウジングの内部に移される、
方法によって目的を達成する。
すでに上述したように、供給および/または制御ラインは、封止容器の第2の端部を介してセンサー部に接続されることができる。
さらに、本発明は、本発明に記載のセンサーアセンブリを有する製造装置のハウジングからセンサーを移動する方法であって、
製造装置のハウジングの内部から、センサーが、ハウジングの内部から、封止容器に移され、
ハウジングのアクセス開口部が、閉じており、
封止容器を、センサーとともに、ハウジングのアクセス開口部から切り離し、センサーを封止容器から取り外す、
方法によって目的を達成する。
最後に、本発明は、少なくとも請求項8、具体的には少なくとも1つの追加請求項に記載の発明による、センサーアセンブリを有する製造装置のハウジングからセンサーを移動する方法であって、
製造装置のハウジングの内部から、センサーが、ハウジングの内部から、封止容器に移され、
ハウジングのアクセス開口部が、閉じており、
封止容器の第2の端部は、閉鎖装置を開くことによって開かれ、
封止容器の第2の端部を介して、供給および/またはセンサー信号線が、センサー部から切り離され、封止容器から取り外され、
封止容器の第2の端部を介して、センサーが、封止容器から取り外されるか、封止容器がセンサーとともに、ハウジングのアクセス開口部から切り離され、センサーが、封止容器から取り外される、
方法によって目的を達成する。
センサーは、封止容器をハウジングから切り離すことなく、封止容器の第2の端部を介して、封止容器から取り外すことができる。しかし、封止容器をハウジングからセンサーと一緒に切り離し、例えば後からセンサーを封止容器から取り外すことも可能である。
本発明による方法の各ステップは、方法の請求項に記載された順序で実行できるが、これに限定されない。これらの方法は、本発明による製造装置でも行うことができる。本方法は、さらに、各実施形態において説明した、本発明によるセンサーアセンブリ、または、本発明の製造装置で実行できる。
別の実施形態によれば、製造装置のハウジング外へセンサーを移動する方法において、封止容器内にセンサーを移動する前に、プレスのハウジングの内部を洗浄液で洗浄できる。このようなウェットクリーニングによって、製品の残留物が、ハウジングの内部から取り除かれる。このタイプの回転式錠剤プレスは、例えば、WIP回転式錠剤プレス(wash-in-place回転式錠剤プレス)とも呼ばれる。前述のように、送信および/または受信部は、ウェットクリーニングを容易にするため、高い保護等級、例えば、少なくともIP54または少なくともIP67を有していてもよい。また、前述のように、外表面を滑らかにすることで、表面を容易にクリーニングできる。その一方で、洗浄が困難なセンサー部は、封止スリーブによって汚れから保護され、そのためウェットクリーニング時に長時間かけて洗浄する必要はない。
製造装置のハウジングからセンサーを移動する本発明の方法において、センサーが封止容器から取り外された状態にある場合、封止スリーブを切断して封止し、センサーを封止容器に固定された封止スリーブの第2の端部から切り離すこともできる。これはすでに説明したとおりである。いわゆるカット・アンド・クリップ法や、ヒート・シール・アンド・カット法が適用できる。
本発明の例示的な実施形態は、図面に基づいて下記により詳細に説明されている。
本発明に記載の製造装置を側面にて示し、本例では、回転式錠剤プレスを示す。 図1にて示された回転式錠剤プレスのローターを平坦化した図にて示す。 第1の動作状態における本発明に記載のセンサーアセンブリを、部分的に透明な透視図にて示す。 第2の動作状態における図3のセンサーアセンブリを、部分的に透明な透視図で示す。 第3の動作状態における図3のセンサーアセンブリを、部分的に透明な透視図で示す。 第4の動作状態における図3のセンサーアセンブリを、部分的に透明な透視図で示す。 図3のセンサーアセンブリを、断面図にて示す。
特に明記しない限り、同一の参照番号は、図中の同一の対象を示す。
図1は、製造装置100(本例では回転式錠剤プレス100)を模式的に示したものである。回転式錠剤プレス100はハウジング102を有し、本例においてハウジング102は、製品の粉塵が周囲に漏出しないために封止されている。例えば、回転式錠剤プレス100は、SMEPACテストに基づくOEBレベル3以上の封じ込め型プレスである。ハウジング102には、覗き窓104が形成されている。さらに、参照番号106は、回転式錠剤プレス100において錠剤が生成される出口である。本例では、覗き窓104には、ラピッドトランスファーポートを形成するアクセス開口部108が形成されている。また、覗き窓には、付加的なアクセス開口部110も形成されている。さらに、いわゆるグローブポートを公知の方法で設けることで、封じ込め型を維持したまま、オペレーターがハウジング102の内部で作業を行うことができる。
このような回転式錠剤プレスの代表的な設計を、図2を参照して説明する。図2に示される回転式錠剤プレスには、複数のキャビティ12を有するダイプレート10と、回転駆動装置(図示せず)によって回転駆動されるローター11が設けられている。キャビティ12は、例えば、ダイプレート10に設けられた穴によって形成できる。ローター11には、ダイプレート10と同期して回転する、上部パンチガイド13に誘導される複数の上部パンチ14と、下部パンチガイド15に誘導される複数の下部パンチ16とがさらに設けられている。いずれの場合も、上部パンチ14と下部パンチ16からなるセットが、各キャビティ12に割り当てられる。ローター11の回転中の上部パンチ14と下部パンチ16の軸方向の動きは、上部制御カム要素18と下部制御カム要素20によって制御される。回転式錠剤プレスは、さらに、充填室24を持つ充填装置22を有している。充填装置22は、さらに、充填室24に充填管28で接続された、漏斗状の充填材貯留部26を備えている。このように、本実施例の粉末充填材は、重力によって充填管28を経由して充填室24に入り、やはり重力によって、そこを通過して、充填室24の下面に設けられた充填開口部を経由して、ダイプレート10のキャビティ12に入る。
また、回転式錠剤プレスは、プレス装置30を有する。プレス装置30は、上側の予備プレスローラー32と下側の予備プレスローラー34を有する予備プレス装置と、上側の本プレスローラー36と下側の本プレスローラー38を有する本プレス装置とを有している。さらに、回転式錠剤プレスは、(本例では)回転式錠剤プレスで生産された錠剤44を錠剤排出部46に供給する掻寄部42を備えた、吐出装置40を有する。
評価制御装置48は、回転式錠剤プレスの動作を制御するものであり、特に、ローター11の回転駆動部と配線(図示せず)によって接続されている。
図3は、本発明による、製造装置用、例えば図1および図2の回転式錠剤プレス100用のセンサーアセンブリを示している。センサーアセンブリは、センサー信号を送信および/または受信するための送信および/または受信部50と、センサー部52を備えたセンサーで構成されている。送信および/または受信部50とセンサー部52との間には、環状の封止部54が配置されており、その上に、第1の環状の端部58を有する封止スリーブ56が、本実施例ではクランプによって封止保持されている。封止スリーブ56の第2の(同じく環状の)端部60は、センサーを収容する封止容器62に保持され、クランプされている。特に、図7に示すように、封止リング64は、封止スリーブ56の第2の端部60上に、例えば溶接されて配置され、封止容器62の第1の端部を形成する封止容器62の前壁と、製造装置のハウジング102のアクセス開口部108の接続フランジ66との間で、本例では、クランプ用リング68によってクランプされて保持される。封止容器62の反対側の第2の端部は、閉鎖フラップ70としての閉鎖装置を有しており、この閉鎖装置も、クランプ用リング72および封止リング74によって、第2の端部を形成する封止容器62の面壁にクランプされ、強固に固定されている。閉鎖フラップ70は、図示の例では、タイトなケーブルフィードスルー76を有する。ケーブルフィードスルー76を介して、光ファイバーケーブル78と電気供給ライン80が誘導され、センサー部52に接続される。また、図7に示すように、送信および/または受信部50は、円柱状の送信機および/または受信機51と、それを支持する支持部53とを有している。支持部53により、送信機および/または受信機51の位置を長手方向(図7では左右)に調整できる。このように、送信機および/または受信機51を、ハウジングの内部の所望の位置に正確に移動させることができる。
センサーを製造装置100のハウジング102の内部に移動するために、まず、光ファイバーケーブル78と電気供給ライン80を、ケーブルフィードスルー76を介して誘導して、センサーのセンサー部52に接続する。封止スリーブ56は、その第1の端部58が、環状の封止部54に、またその第2の端部60が、封止容器62の第1の端部に、それぞれ封止的に固定される。封止容器62をハウジング102のアクセス開口部108の上に置くと、上記のように固定される。上記のように配置する前に、センサーと封止スリーブ56、光ファイバーケーブル78、供給ライン80を、封止容器62に挿入する。図4は、封止容器62をハウジング102上に置いた状態を示している。次に、ラピッドトランスファーポートとしての閉鎖開口部が、例えば上記で述べたグローブポートを使用して、ハウジング102の内部から開かれ、ここで封止容器62の対応する閉鎖フラップ82も開かれて、封止容器62の内部とハウジング102の内部との間に通路が生じる。その後、センサーは、ハウジング102の内部から、例えばグローブポートを使用して、封止容器62からハウジング102の内部に移送され、ハウジング102の内部の所望の位置、例えば充填装置22上に配置される。センサーの移送中は、封止スリーブ56が反転する。図5に、ハウジング102の内部に配置されたセンサーの状態を示す。なお、図5の回転式錠剤プレスのローター11は、理解を容易にするため、一部分のみを示す。特に、図4と図5の比較から明らかなように、センサー部52は、移動中および挿入された状態において、封止スリーブ56によって、ハウジング102の内部にある粉末製品による汚れから常に保護されている。
また、逆の手順で、センサーを再びハウジング102の内部から取り出すことができる。特に、例えば、再びグローブポートを使って、センサーをハウジングの内部から、封止容器62の内部に戻すことができる。これに伴い、封止容器62の閉鎖開口部108、また同時に閉鎖フラップ82もしっかりと閉鎖される。次に、封止容器62の第2の端部に設けられたクランプ用リング72を外すと、閉鎖フラップ70が開き、供給ライン80および光ファイバーケーブル78をセンサー部52から切り離すことができる。その後、センサーを、第2の端部を通して、例えばまだハウジング102上に配置されている封止容器62から取り外すことができる。封止スリーブ56は、例えば、図6に示すように、クリップ・アンド・カット法またはヒート・シール・アンド・カット法を用いて切断し、閉鎖することができる。これにより、封止スリーブ56の第2の端部を、封止容器62から切り離すことなく、センサーを取り外すことができ、別の場所での洗浄が可能になる。そのため、センサーは、切断されて小さくなったシール用ホース56とともに、例えば洗浄室に容易に搬送でき、粉末製品と接触するセンサーの送信および受信部50を洗浄することができる。
なお、図7の説明では、理解を容易にするために、図3~図6と比較して、構成要素の一部、例えば送信および/または受信部50を簡略化している。しかし、これらは同じ部品である。
10 ダイプレート
11 ローター
12 キャビティ
13 上部パンチガイド
14 パンチ
15 下部パンチガイド
16 パンチ
18 上部制御カム要素
20 下部制御カム要素
22 充填装置
24 充填室
26 充填材貯留部
28 充填管
30 プレス装置
32 上側の予備プレスローラー
34 下側の予備プレスローラー
36 上側の本プレスローラー
38 下側の本プレスローラー
40 吐出装置
42 掻寄部
44 錠剤
46 錠剤排出部
48 評価制御装置
50 送信および/または受信部
51 送信機および/または受信機
52 センサー部
53 支持部
54 封止部
56 封止スリーブ
58 封止スリーブの第1の端部
60 封止スリーブの第2の端部
62 封止容器
64 封止リング
66 接続フランジ
68 クランプ用リング
70 閉鎖フラップ
72 クランプ用リング
74 封止リング
76 ケーブルフィードスルー
78 光ファイバーケーブル
80 供給ライン
82 閉鎖フラップ
100 製造装置/回転式錠剤プレス
102 ハウジング
104 覗き窓
106 回転式錠剤プレスの出口
108 アクセス開口部
110 アクセス開口部

Claims (19)

  1. 製造装置(100)用センサーアセンブリであって、センサー信号を送信および/または受信するための送信および/または受信部(50)と、センサー部(52)とを備えるセンサーを備え、
    前記センサーは、前記送信および/または受信部(50)と前記センサー部(52)との間に、封止スリーブ(56)が第1の端部(58)によって封止状に固定された封止部(54)を有し、さらに、前記製造装置(100)のハウジング(102)のアクセス開口部(108)に第1の端部で封止的に固定可能な封止容器(62)が設けられており、前記センサーは、前記ハウジング(102)の内部への移動、および前記ハウジング(102)の外部への移動のために、前記封止容器(62)に収容することができ、前記封止スリーブ(56)は、第2の端部(60)によって前記封止容器(62)に封止的に固定されているので、前記封止容器(62)が前記ハウジング(102)の前記アクセス開口部(108)に固定された状態において、前記センサーは、前記封止容器(62)から前記ハウジング(102)の内部へ、また前記ハウジング(102)の内部から前記封止容器(62)へと移動することができ、前記封止スリーブ(56)によって、移動中において、前記センサー部(52)と前記ハウジング(102)の内部との間を確実に分離することができる、センサーアセンブリ。
  2. 前記封止部(54)が環状に形成されており、前記封止スリーブ(56)の前記第1の端部(58)が環状に形成されており、前記封止スリーブ(56)の前記第1の端部(58)が、前記封止部(54)にクランプによって保持されていることを特徴とする、請求項1に記載のセンサーアセンブリ。
  3. 前記封止スリーブ(56)の前記第2の端部(60)が環状に形成されており、前記封止スリーブ(56)の前記第2の端部(60)が、前記封止容器(62)にクランプによって保持されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のセンサーアセンブリ。
  4. 前記封止スリーブ(56)の前記第2の端部(60)は、前記封止容器(62)の前記第1の端部と、前記製造装置(100)の前記ハウジング(102)の前記アクセス開口部(108)の接続フランジ(66)との間で、クランプ用リング(68)を用いたクランプによって保持される封止リング(64)を有することを特徴とする、請求項3に記載のセンサーアセンブリ。
  5. 前記封止容器(62)の前記第1の端部と、前記ハウジング(102)の前記アクセス開口部(108)とがラピッドトランスファーポートを形成していることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載のセンサーアセンブリ。
  6. 供給および/またはセンサー信号線(78、80)が、前記封止容器(62)の第2の端部を通って封止的に導かれ、前記センサー部(52)に接続されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載のセンサーアセンブリ。
  7. 前記センサーが、分光センサー、好ましくはNIRセンサーであることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載のセンサーアセンブリ。
  8. 前記封止容器(62)の前記第2の端部は、閉鎖状態では、前記封止容器(62)の前記第2の端部を密閉し、かつ前記封止容器(62)の内部へのアクセス時には開放される閉鎖装置を有することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載のセンサーアセンブリ。
  9. 前記封止スリーブ(56)が柔軟なプラスチックからなることを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載のセンサーアセンブリ。
  10. 前記封止容器(62)は、円柱または立方体の封止容器であることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載のセンサーアセンブリ。
  11. アクセス開口部(108)を備えたハウジング(102)を有する製造装置であって、少なくとも請求項1から10のいずれか1項に記載のセンサーアセンブリを備えた製造装置。
  12. 前記製造装置(100)は、封じ込め型製造装置(100)であることを特徴とする、請求項11に記載の製造装置。
  13. 前記製造装置(100)が、錠剤プレス(100)、またはカプセル充填機、あるいは錠剤プレス(100)またはカプセル充填機用のアイソレータであることを特徴とする、請求項11または12に記載の製造装置。
  14. 前記錠剤プレス(100)が、回転駆動によって回転可能なローター(11)を含む回転式錠剤プレス(100)であり、前記ローター(11)が、前記回転式錠剤プレス(100)の上部パンチ(14)用の上部パンチガイド(13)、前記回転式錠剤プレス(100)の下部パンチ(16)用の下部パンチガイド(15)、前記パンチガイド(13、15)の間に配置されたダイプレート(10)を有し、前記パンチ(14、16)が、前記ダイプレート(10)のキャビティ(12)と相互作用し、
    前記製造装置が、プレス処理される粉末材料を、前記ダイプレート(10)の前記キャビティ(12)に添加する充填装置(22)をさらに備え、動作中に前記上部パンチ(14)および前記下部パンチ(16)と相互作用して、前記ダイプレート(10)の前記キャビティ(12)内の粉末材料をプレスする、少なくとも1つの上部プレス装置と少なくとも1つの下部プレス装置をさらに備え、また、前記キャビティ(12)内で生成された錠剤(44)を吐出する吐出装置(40)をさらに備えることを特徴とする、請求項13に記載の製造装置。
  15. 請求項1から10のいずれか1項に記載のセンサーアセンブリを備えた製造装置(100)のハウジング(102)にセンサーを移動する方法であって、
    供給および/またはセンサー信号線(78、80)が、前記センサーの前記センサー部(52)に接続され、
    前記封止スリーブ(56)は、その第1の端部(58)が、前記センサーの前記封止部(54)に封止的に固定され、またその第2の端部(60)が、前記封止容器(62)に封止的に固定され、
    前記センサーは、前記封止スリーブ(56)と共に、前記封止容器(62)に挿入され、
    前記封止容器(62)は、その第1の端部が、前記製造装置(100)の前記ハウジング(102)の前記アクセス開口部(108)に封止的に固定され、
    前記製造装置(100)の前記ハウジング(102)の前記アクセス開口部(108)が開いており、
    前記ハウジング(102)の内部から、前記センサーが、前記封止容器(62)から取り外され、前記ハウジング(102)の内部に移される方法。
  16. 請求項1から10のいずれか1項に記載のセンサーアセンブリを備えた製造装置(100)のハウジング(102)からセンサーを移動する方法であって、
    前記製造装置(100)の前記ハウジング(102)の内部から、前記センサーが、前記ハウジング(102)の内部から、前記封止容器(62)に移され、
    前記ハウジング(102)の前記アクセス開口部(108)が、閉じており、
    前記封止容器(62)を、前記センサーとともに、前記ハウジング(102)の前記アクセス開口部(108)から切り離し、前記センサーを前記封止容器(62)から取り外す方法。
  17. 少なくとも請求項8に記載のセンサーアセンブリを備えた製造装置(100)のハウジング(102)からセンサーを移動する方法であって、
    前記製造装置(100)の前記ハウジング(102)の内部から、前記センサーが、前記ハウジング(102)の内部から、前記封止容器(62)に移され、
    前記ハウジング(102)の前記アクセス開口部(108)が、閉じており、
    前記封止容器(62)の前記第2の端部は、前記閉鎖装置を開くことによって開かれ、
    前記封止容器(62)の前記第2の端部を介して、供給および/またはセンサー信号線(78、80)が、前記センサー部(52)から切り離され、前記封止容器(62)から取り外され、
    前記封止容器(62)の前記第2の端部を介して、前記センサーが、前記封止容器(62)から取り外されるか、前記封止容器(62)が前記センサーとともに、前記ハウジング(102)の前記アクセス開口部(108)から切り離され、前記センサーが、前記封止容器(62)から取り外される方法。
  18. 請求項16または17に記載の方法であって、前記センサーを前記封止容器(62)に移す前に、前記プレスハウジング(102)の内部を洗浄液で洗浄することを特徴とする方法。
  19. 請求項16から18のいずれか1項に記載の方法であって、前記センサーが前記封止容器(62)から外された状態において、前記封止スリーブ(56)を切断して封止し、前記封止容器(62)に固定された前記封止スリーブ(56)の前記第2の端部(60)から、前記センサーを切り離すことを特徴とする方法。
JP2021138285A 2020-10-01 2021-08-26 製造装置用センサーアセンブリ、ならびに製造装置のハウジングにおよび製造装置のハウジングからセンサーを移動する方法 Active JP7344939B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102020125653.1 2020-10-01
DE102020125653.1A DE102020125653B3 (de) 2020-10-01 2020-10-01 Sensoranordnung für eine Produktionseinrichtung sowie Verfahren zum Transferieren eines Sensors in ein Gehäuse einer Produktionseinrichtung und aus einem Gehäuse einer Produktionseinrichtung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022059567A true JP2022059567A (ja) 2022-04-13
JP7344939B2 JP7344939B2 (ja) 2023-09-14

Family

ID=78086202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021138285A Active JP7344939B2 (ja) 2020-10-01 2021-08-26 製造装置用センサーアセンブリ、ならびに製造装置のハウジングにおよび製造装置のハウジングからセンサーを移動する方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11499850B2 (ja)
EP (1) EP3978882B1 (ja)
JP (1) JP7344939B2 (ja)
CN (1) CN114272131A (ja)
DE (1) DE102020125653B3 (ja)
DK (1) DK3978882T3 (ja)
ES (1) ES2965661T3 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009047687A (ja) * 2007-07-24 2009-03-05 Uhlmann Visiotec Gmbh 錠剤を検査するシステム
JP2009095855A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Hata Tekkosho:Kk 回転式粉末圧縮成型方法及びその装置
JP2014221343A (ja) * 2014-06-23 2014-11-27 ジーイーエイ・ファーマ・システムズ・リミテッド 錠剤の製造モジュール及び錠剤の連続製造方法
JP2020011298A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 フェッテ コンパクティング ゲーエムベーハー タブレットプレスのタブレット排出部のゲート

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004008321B3 (de) 2004-02-20 2005-11-17 Fette Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Qualitätsüberwachung bei der Herstellung von Tabletten
DE102005060676B4 (de) * 2005-12-19 2021-01-21 Asm Automation Sensorik Messtechnik Gmbh Positionssensor in Stabbauweise sowie Verfahren zum Austausch
US8511160B2 (en) * 2011-03-31 2013-08-20 Qualitrol Company, Llc Combined hydrogen and pressure sensor assembly
DE102016202315A1 (de) * 2016-02-16 2017-08-17 Voith Patent Gmbh Getriebesensoranschlusssystem und Getriebe mit einem solchen System

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009047687A (ja) * 2007-07-24 2009-03-05 Uhlmann Visiotec Gmbh 錠剤を検査するシステム
JP2009095855A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Hata Tekkosho:Kk 回転式粉末圧縮成型方法及びその装置
JP2014221343A (ja) * 2014-06-23 2014-11-27 ジーイーエイ・ファーマ・システムズ・リミテッド 錠剤の製造モジュール及び錠剤の連続製造方法
JP2020011298A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 フェッテ コンパクティング ゲーエムベーハー タブレットプレスのタブレット排出部のゲート

Also Published As

Publication number Publication date
US20220107210A1 (en) 2022-04-07
EP3978882B1 (de) 2023-09-06
EP3978882A1 (de) 2022-04-06
US11499850B2 (en) 2022-11-15
DK3978882T3 (da) 2023-12-11
DE102020125653B3 (de) 2021-11-04
JP7344939B2 (ja) 2023-09-14
ES2965661T3 (es) 2024-04-16
CN114272131A (zh) 2022-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6676863B2 (en) Rotary tablet press and a method of using and cleaning the press
JP2022059567A (ja) 製造装置用センサーアセンブリ、ならびに製造装置のハウジングにおよび製造装置のハウジングからセンサーを移動する方法
US7140856B2 (en) Method for producing tablets with tablet presses protected from the environment and protective device for such tablet presses
US8328042B2 (en) Vessel port configured for use with a glove bag
GB2102719A (en) Posting system
EP2735317B1 (en) Sterile liquid transfer port
US4678624A (en) Method for loading fuel rods into a container
JP4073779B2 (ja) 紙カップ検査装置
CN210867874U (zh) 一种数控机床图像采集装置
JPH04262228A (ja) 原子力発電所の安全容器からガス試料およびまたは液体試料を取出すための装置
CN113939581A (zh) 生产装置、尤其用于制药行业的生产装置
CA2872418A1 (en) Processing system for powders, and method for processing powders
CN112244648A (zh) 胶囊落料机构
US20230257148A1 (en) Functional Module for Moving to a Dosing Station Positioned in a Process Chamber of a Containment System and Corresponding Method
JP6322386B2 (ja) 充填包装システム
US20240153660A1 (en) Transfer system for a sealed enclosure having a sealed connection device for connecting to an enclosed volume
CN220299275U (zh) 料斗装置及转运设备
RU2266822C2 (ru) Ротационный таблеточный пресс и способ промывки такого пресса
CN117425550A (zh) 用于密封封围件的包含可变形部分的传输装置
GB2195491A (en) Apparatus for cleaning analytical equipment at radioactive work places
JPH01132927A (ja) サンプリングシステム
RU2271906C1 (ru) Установка для электронно-лучевой сварки
GB2372565A (en) Sampling device
JPS61115889A (ja) 漏洩防止装置を備えた液体移し換え装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230216

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7344939

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150