JP2022056355A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上できる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供すること。【解決手段】本発明に係る情報処理装置は、ユーザが所持するユーザ端末へメニューを提示させるための情報処理装置であって、ユーザの嗜好性に基づいて、メニューを記憶した第1記憶部からメニューを抽出する抽出部と、抽出されたメニューをユーザ端末へ提示させるための提示情報を前記ユーザ端末へ送信する送信部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
コロナ禍等による影響により飲食店の経営が厳しいものとなっている。このような中で、飲食店はテイクアウトを強化するなど努力を継続しているが、テイクアウトは客単価が高くないという問題がある。また衛生管理等など店内飲食とテイクアウトではオペレーションが異なるため対応が難しい面がある。このように、飲食店は、厳しい状況が継続することを前提とした中で存続するために固定費を低減した経営方針に移行する必要が生じている。
上記のような状況の中、例えば、人件費を抑制するために、お客自身がメニューのオーダーや決済を行う所謂セルフオーダー、セルフ決済が注目されている。例えば、特許文献1には、飲食店における注文を管理するセルフオーダーシステムが開示されている。この発明では、各テーブルに設置され、当該テーブルにおける注文の入力を受け付けるオーダー端末と、受け付けた注文の情報をテーブル毎に管理するオーダー管理サーバと、注文内容に応じた自動精算を実行する精算機と、を備え、精算機は、テーブル識別情報の入力を受け付け、オーダー管理サーバから取得した、テーブル識別情報に対応するテーブルの注文情報に基づいて自動精算を実行し、オーダー管理サーバは、精算機から、精算処理の完了通知を受信したら、精算が終了した注文情報を厨房に設置された装置に通知する。
特開2019-197543号公報
しかしながら、セルフオーダー、セルフ決済は、従来からも存在するが十分に浸透しているとは言い難い。これは、単にメニューを提示し、そこからユーザにメニューを選択・注文してもらうだけであり、何ら顧客体験を向上させる工夫がされていないことが一因であると考えられる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザの利便性を向上できる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、ユーザが所持するユーザ端末へメニューを提示させるための情報処理装置であって、ユーザの嗜好性に基づいて、メニューを記憶した第1記憶部からメニューを抽出する抽出部と、抽出されたメニューをユーザ端末へ提示させるための提示情報を前記ユーザ端末へ送信する送信部と、を備える。
本発明によれば、ユーザの利便性を向上できる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することができる。
実施形態に係る情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。 実施形態に係るサーバ(情報処理装置)の構成の一例を示す図である。 実施形態に係るサーバの記憶装置に記憶されているデータベースの一例を示す図である。 実施形態に係るデータベースに記憶されているデータの一例を示す図である。 実施形態に係るサーバの機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係る第1ユーザ端末の構成の一例を示す図である。 実施形態に係る第2ユーザ端末の構成の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理システムで実行される処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る第1ユーザ端末の表示装置に表示される画面の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理システムで実行される処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理システムで実行される処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理システムで実行される処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理システムで実行される処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態の変形例1に係る情報処理システムにおけるメニューのカスタマイズ画面の一例を示す図である。 実施形態の変形例1に係る情報処理システムにおけるメニューのカスタマイズ画面の一例を示す図である。 実施形態の変形例1に係る情報処理システムにおけるメニューのカスタマイズ画面の一例を示す図である。 実施形態の変形例1に係る情報処理システムで実行される処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態の変形例2に係る情報処理システムで実行される処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[実施形態]
(情報処理システム1の構成)
図1に示すように、実施形態の情報処理システム1は、情報処理システム1は、サーバ2、第1ユーザ端末3及び第2ユーザ端末4が通信ネットワーク5を介して接続された構成を有する。なお、情報処理システム1が備えるサーバ2、第1ユーザ端末3及び第2ユーザ端末4の数は任意である。
(サーバ2)
図2に示すように、サーバ2は、通信IF200A、記憶装置200B、CPU200Cなどを備える。
通信IF200Aは、外部端末(例えば、ユーザU1、U2が利用するSNSサーバ、第1ユーザ端末3及び第2ユーザ端末4など)と通信するためのインターフェースである。
記憶装置200Bは、例えば、HDDや半導体記憶装置である。記憶装置200Bには、サーバ2で利用する情報処理プログラムや各種データベースが記憶されている。なお、本実施形態では、情報処理プログラムや各種データベースは、サーバ2の記憶装置200Bに記憶されているが、USBメモリなどの外部記憶装置や通信ネットワーク5を介して接続された外部サーバ(データサーバ)に記憶し、必要に応じて参照やダウンロード可能に構成されていてもよい。
図3は、記憶装置200Bに記憶されているデータベースの一例である。図3に示すように、記憶装置200Bには、ユーザデータベース1(以下、ユーザDB1)、店舗データベース2(以下、店舗DB2)、空席情報データベース3(以下、空席情報DB3)、予約データベース(以下、予約DB4)が記憶されている。
また、図4は、各種データベースに記憶されている情報(データ)の一例を示す図である。なお、本実施形態では、複数のデータベースを備えているが一つのデータベースとして記憶装置200Bに記憶してもよい。また、必ずしもデータベースとして記憶装置200Bに記憶されていなくともよい。また、ユーザDB1から予約DB4の情報をどのように関連付けて記憶装置200Bに記憶するかは任意である。
(ユーザDB1)
図4(a)に示すように、ユーザDB1には、本情報処理システムの利用者であるユーザU1の情報、例えば、ユーザID(以下、UID)、ログイン用パスワード(以下、PW)、連絡先(例えば、携帯電話番号やメールアドレス、SNSアカウントなど)、氏名、性別、年齢、生年月日、住所、過去予約した飲食店などの情報がユーザU1ごとに記憶されている。住所は、ユーザU1の住所である。過去予約した飲食店は、ユーザU1が過去に予約した飲食店のIDである。また、ユーザU1が過去に予約した飲食店のIDごとに、訪問回数、キャンセル回数などの情報が関連付けられている。訪問回数は、ユーザU1が過去に予約した飲食店を訪問した回数である。
(店舗DB2)
図4(b)に示すように、店舗DB2には、本情報処理システムに登録されている飲食店の情報、例えば、店舗ID(以下、RID)、ログイン用パスワード(以下、PW)、店舗名、ジャンル、住所、電話番号、営業時間、メニューなどの情報が店舗ごとに記憶されている。ジャンルは、フランス料理、和食、中華、カフェ、創作など、店舗の業態のジャンルの情報である。なお、ジャンルに高級、カジュアル、低価格など、店舗の価格帯の情報を含めてもよい。住所は、店舗の所在地である。電話番号は、各店舗の電話番号である。営業時間は、店舗の営業時間である。なお、この営業時間には、営業曜日及び時間帯の情報が含まれる。メニューは、料理名やドリンク名である。また、メニューごとに、種別、料金、使用している食材名(例えば、トマト、パスタ、豚肉など)、調理法(例えば、煮る、揚げる、焼く、蒸すなど)及び調味料(醤油、ナンプラー、コチュジャンなど)などの情報が関連付けられている。なお、食材名、調理法及び調味料の少なくとも1以上を食材名等ともいう。種別は、料理、ドリンクなどメニューの種別である。料金は、メニューの料金である。なお、各メニューに画像を関連付けて店舗DB2へ記憶してもよい。また、店舗がSNSのアカウントを有している場合には、SNSのアカウントも店舗IDに関連付けて店舗DB2に記憶される。
また、実施形態では、サーバ2の記憶装置200Bには、店舗のフロアマップが店舗ID(RID)に関連付けて記憶されている。また、フロアマップに表示される各座席には対応する座席IDが関連付けられており、フロアマップに表示される各座席の状態が空席情報データベース3(以下、空席情報DB3)に記憶されている座席の状態(空席、予約、来店)と連動するように構成されている。なお、RIDに、テーブル(四角)、円卓など、座席の種類を関連付けるようにしてもよい。このような構成により、例えば、フロアマップに表示される座席が空席であれば予約可、空席でなければ予約不可とすることができる。なお、店舗のフロアマップの登録は情報処理システム1の利用に必須ではないため、必ずしも全てのRIDに関連付けて店舗のフロアマップが記憶されているわけではなく、店舗のフロアマップが関連付けられていない店舗が存在してもよい。
(空席情報DB3)
図4(c)に示すように、空席情報DB3には、本情報処理システムに登録されている飲食店の空席情報、例えば、座席ID、席数、状態、個室か否か、予約ID(YID)などの情報が店舗ごとに記憶されている。席数は、座席の席数(1人席、2人席、4人席など)である。状態は、座席の状態であり、本実施形態では、予約、来店、空席のいずれかとなる。個室か否かは、座席が個室であるか否かの情報(個室であればYES、個室でない場合NO)である。なお、予約IDについては予約DB4で説明する。
(予約DB4)
図4(d)に示すように、予約DB4には、ユーザU1による店舗の予約の情報が記憶される。例えば、予約DB4には、予約ID(YID)に関連付けて、座席を予約したユーザU1のユーザID、利用人数、予約時間(何年何月何時何分~何年何月何時何分)などの情報が記憶される。利用人数は、来店予定の人数である。予約時間は、ユーザU1が店舗に滞在を予定する時間である。なお、店舗滞在時間が不明の場合、来店予定時間だけを記憶してもよい。また、予め設定した所定時間(例えば、2時間や3時間)が来店予定時間からの滞在時間として自動的に記憶されるようにしてもよい。また、ユーザU1が予めメニューを注文している場合、注文したメニュー及び注文数の情報が予約IDに関連付けて記憶されるようにしてもよい。
CPU200Cは、サーバ2を制御し、図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えている。
(サーバ2の機能構成)
図5に示すように、サーバ2は、受信部201(第1~第5受信部)、送信部202、記憶装置制御部203、抽出部204、取得部205(第1,第2取得部)、学習部206、空席管理部207、判定部208、集計部209、付与部210などの機能を有する。なお、図5に示す機能は、CPU200Cが記憶装置200Bに記憶されている情報処理プログラムを実行することで実現される。
受信部201は、第1ユーザ端末3及び第2ユーザ端末4から送信される情報(データ)を受信する。例えば、受信部201は、第1ユーザ端末3から送信される店舗の予約を受信する。また、受信部201は、第1ユーザ端末3から送信されるユーザU1がメニューを検索する際に入力した食材名等を含む検索条件を受信する。また、受信部201は、ユーザU1が注文したメニューの料金を集計する第1ユーザ端末3の指定、負担割合、注文したメニューのうち1以上のメニューを指定する情報などを受信する。また、受信部201は、第1ユーザ端末3から送信される自己の保持するポイント(価値交換媒体)を付与するユーザの指定情報を受信する。また、受信部201は、第2ユーザ端末4から送信されるメニューと、メニューの最低提供数と、募集期間(何年何月何時まで)と、提供価格(提供価格(メニューの料金)については、必要に応じて入力される)を含む出品情報を受信する。なお上述した情報は、あくまで受信部201が受信する情報の一例である。
送信部202は、第1ユーザ端末3及び第2ユーザ端末4へ情報(データ)を送信する。例えば、送信部202は、抽出部204により抽出されたメニューを第1ユーザ端末3へ提示させるための提示情報を第1ユーザ端末3へ送信する。また、送信部202は、上記出品情報を第1ユーザ端末3へ送信する。また、送信部202は、判定部208での判定結果を、出品情報を登録した店舗の第2ユーザ端末4及び第1ユーザ端末3へ送信する。また、送信部202は、店舗の座席の配置情報が店舗ごとに関連付けて記憶された空席情報DB3(第2記憶部)を参照し、店舗に関連付けられた座席の配置情報を第1ユーザ端末3へ送信する。また、送信部202は、予約された座席の情報を第1ユーザ端末3へ送信する。なお上述した情報は、あくまで送信部202が送信する情報の一例である。
記憶装置制御部203は、記憶装置200Bを制御する。例えば、記憶装置制御部203は、記憶装置200Bへの情報の書き込みや読み出しを行う。
抽出部204は、学習部206により学習されたユーザU1の嗜好性に基づいて、メニューを記憶した店舗DB2(第1記憶部)からメニューを抽出する。この際、抽出部204は、取得部205により取得されたメニューを注文する店舗の情報に応じてメニューを抽出する。また、抽出部204は、受信部201が受信した検索条件に含まれる食材名等に基づいて、メニューを抽出する。
取得部205は、ユーザU1がメニューを注文する店舗の情報を店舗DB2から取得する。また、取得部205は、API連携等されたユーザU1のSNS(Social Networking Service)アカウントの投稿内容、例えば、食事の好みに関する投稿、店舗やメニューなどの投稿写真、「いいね」等の好みを表す情報が付与された店舗やメニューなどの情報を取得する。
学習部206(第1学習部)は、ユーザU1のメニューの注文履歴(ユーザU1が過去に注文したメニュー)に基づいてユーザU1の嗜好性を学習する。また、学習部206(第2学習部)は、取得部205により取得されるユーザU1のSNS(Social Networking Service)アカウントの投稿内容、例えば、食事の好みに関する投稿、店舗やメニューなどの投稿写真、「いいね」等の好みを表す情報が付与された店舗やメニューなどの情報に基づいてユーザU1の嗜好性を学習する。嗜好性には、例えば、メニューそのものの他、料理のジャンル、店舗の雰囲気などが含まれる。なお、嗜好性の学習には、既知の学習アルゴリズムを用いてもよい。既知の学習アルゴリズムとしては、例えば、決定木、ランダムフォレスト、パーセプトロン、ロジスティック回帰、サポートベクターマシン(SVM)、クラスタリング、自己組織化マップ(SOM)、協調フィルタリング、アソシエーション分析などが存在する。
空席管理部207は、空席情報DB3に記憶されている店舗の空席情報に含まれる席の状態を管理する。例えば、空席管理部207は、予約を受け付けると、予約を受け付けた店舗の席の状態を利用人数の分だけ予約状態に変更し、予約状態に変更した座席の座席IDに予約IDを関連付けて空席情報DB3に記憶させる。
判定部208は、出品情報に対する注文(例えば、注文予約)の数が最低提供数以上であるか否かを判定する。
集計部209は、指定された第1ユーザ端末3で注文されたメニューの料金を集計する(特定の人が料金を支払う場合など)。また、集計部209は、指定された第1ユーザ端末3で注文されたメニューの料金を集計し、集計した金額を指定された第1ユーザ端末3で除算して指定された第1ユーザ端末3ごとの料金を算出する(グループで注文したメニューの料金を割り勘する場合など)。また、集計部209は、指定された第1ユーザ端末3で注文されたメニューの料金を集計し、指定された負担割合に応じて、指定された第1ユーザ端末3ごとの料金を算出する(上司や部下など、ユーザU1に応じて負担割合を変えて料金を支払う場合など)。また、集計部209は、指定された1以上のメニューの料金を指定された第1ユーザ端末3で除算して、指定された第1ユーザ端末3ごとの料金を算出する(注文した特定の料理を特定の人で割り勘する場合など)。
なお、負担割合は%で指定してもよいし、金額で指定してもよい。例えば、上司であるユーザU1の第1ユーザ端末3では負担率80%とし、部下であるユーザU1の第1ユーザ端末3では負担率20%と指定すると、集計部209は、集計した金額の80%を上司であるユーザU1の第1ユーザ端末3の数で除算し、集計した金額の20%を部下であるユーザU1の第1ユーザ端末3の数で除算して、指定された第1ユーザ端末3ごとの料金を算出する。
また、金額を指定する場合、上司の負担額(例えば、上司1万円)を入力すると、集計部209は、上司であるユーザU1の第1ユーザ端末3の数に負担額を乗算した額を、集計した料金から減算し、減算した額を部下であるユーザU1の第1ユーザ端末3の数で除算して、指定された第1ユーザ端末3ごとの料金を算出する。なお、部下の負担額(例えば、部下2千円)を入力すると、集計部209は、部下であるユーザU1の第1ユーザ端末3の数に負担額を乗算した額を、集計した料金から減算し、減算した額を上司であるユーザU1の第1ユーザ端末3の数で除算して、指定された第1ユーザ端末3ごとの料金を算出する。
付与部210は、受信部201が、ユーザU1が保持するポイント(価値交換媒体)を付与するユーザの指定情報を受信すると、ユーザU1が保持するポイントを指定されたユーザのアカウントへ付与する。
なお、サーバ2に入力装置(例えば、キーボード、タッチパネルなど)及び表示装置(例えば、液晶モニタや有機ELモニタなど)を備えるようにしてもよい。
(第1ユーザ端末3)
第1ユーザ端末3は、PC(Personal Computer)や携帯端末(例えば、タブレット端末)などである。図6(a)に示すように、第1ユーザ端末3は、通信IF300A、記憶装置300B、入力装置300C、表示装置300D、CPU300Eなどを備える。
通信IF300Aは、他の装置(例えば、サーバ2)と通信するためのインターフェースである。
記憶装置300Bは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体記憶装置(SSD(Solid State Drive))である。記憶装置300Bには、第1ユーザ端末3の識別子(ID)及び情報処理プログラムなどが記憶されている。なお、識別子は、サーバ2が第1ユーザ端末3に対して新たに付与してもよいし、IP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレスなどを利用してもよい。
入力装置300Cは、例えば、キーボード、タッチパネルなどであり、ユーザU1は、入力装置300Cを操作して、情報処理システム1の利用に必要な情報を入力することができる。
表示装置300Dは、例えば、液晶モニタや有機ELモニタなどである。表示装置300Dは、情報処理システム1の利用に必要な画面を表示する。
CPU300Eは、第1ユーザ端末3を制御し、図示しないROM及びRAMを備えている。
図6(b)に示すように、第1ユーザ端末3は、受信部301、送信部302、記憶装置制御部303、操作受付部304、表示装置制御部305などの機能を有する。なお、図6(b)に示す機能は、CPU300Eが、記憶装置300Bに記憶されている情報処理プログラムを実行することで実現される。
受信部301は、サーバ2から送信される情報を受信する。
送信部302は、入力装置300Cを利用して入力された情報に識別子を付与してサーバ2へ送信する。第1ユーザ端末3から送信される情報に識別子を付与することでサーバ2は、受信した情報がどの第1ユーザ端末3から送信されたものであるかを認識できる。
記憶装置制御部303は、記憶装置300Bを制御する。具体的には、記憶装置制御部303は、記憶装置300Bを制御して情報の書き込みや読み出しを行う。
操作受付部304は、入力装置300Cでの入力操作を受け付ける。
表示装置制御部305は、表示装置300Dを制御する。具体的には、表示装置制御部305は、表示装置300Dを制御して実施形態に係る情報処理システム1の利用に必要な画面を表示させる。
なお、第1ユーザ端末3は、例えば、WEBブラウザを用いて、サーバ2から送信される情報を表示するようにしてもよいし、第1ユーザ端末3にアプリケーションソフトウェアがインストールされており、このアプリケーション上でサーバ2から送信される情報を表示してもよい。
(第2ユーザ端末4)
第2ユーザ端末4は、PC(Personal Computer)や携帯端末(例えば、タブレット端末)などであり、飲食店の店員などであるユーザU2により操作される。なお、第2ユーザ端末4は、専用端末であってもよい。図7(a)に示すように、第2ユーザ端末4は、通信IF400A、記憶装置400B、入力装置400C、表示装置400D、CPU400Eなどを備える。
通信IF400Aは、他の装置(例えば、サーバ2)と通信するためのインターフェースである。
記憶装置400Bは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体記憶装置(SSD(Solid State Drive))である。記憶装置400Bには、第2ユーザ端末4の識別子及び情報処理プログラムなどが記憶されている。なお、識別子は、サーバ2が第2ユーザ端末4に対して新たに付与してもよいし、IP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレスなどを利用してもよい。
入力装置400Cは、例えば、キーボード、タッチパネルなどであり、ユーザU2は、入力装置400Cを操作して、情報処理システム1の利用に必要な情報を入力することができる。
表示装置400Dは、例えば、液晶モニタや有機ELモニタなどである。表示装置400Dは、実施形態に係る情報処理システム1の利用に必要な画面を表示する。
CPU400Eは、実施形態に係る第2ユーザ端末4を制御し、図示しないROM及びRAMを備えている。
図7(b)に示すように、第2ユーザ端末4は、受信部401、送信部402、記憶装置制御部403、操作受付部404、表示装置制御部405などの機能を有する。なお、図7(b)に示す機能は、CPU400Eが、記憶装置400Bに記憶されている情報処理プログラムを実行することで実現される。
受信部401は、サーバ2から送信される情報を受信する。
送信部402は、入力装置400Cを利用して入力された情報に識別子を付与してサーバ2へ送信する。
記憶装置制御部403は、記憶装置400Bを制御する。具体的には、記憶装置制御部403は、記憶装置400Bを制御して情報の書き込みや読み出しを行う。
操作受付部404は、入力装置400Cでの入力操作を受け付ける。
表示装置制御部405は、表示装置400Dを制御する。具体的には、表示装置制御部405は、表示装置400Dを制御して実施形態に係る情報処理システム1の利用に必要な画面を表示させる。
(情報処理システム1で実行される処理)
図8~図13は、情報処理システム1で実行される処理の一例を示すフローチャート及び第1ユーザ端末3の表示装置300Dに表示される画面を示す図である。以下、図8~図13を参照して、情報処理システム1で実行される処理について説明するが、図1~図7を参照して説明した構成と同一の構成には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
(予約受付処理)
図8は、情報処理システム1で実行される予約受付処理の一例を示すフローチャートである。図9は予約受付処理において、第1ユーザ端末3の表示装置300Dに表示される画面の一例である。以下、図8及び図9を参照して、サーバ2で実行される予約受付処理について説明する。
(ステップS101)
ユーザU1は、第1ユーザ端末3の入力装置300Cを操作して、第1ユーザ端末3の表示装置300Dに表示された図9(a)に示す画面で、店舗情報1040を左右にスライドさせて予約したい店舗及び時刻(1043a~1043cのいずれか)を選択する。ユーザU1が店舗を選択すると、該選択が操作受付部304で受け付けられる。受け付けられた選択操作の情報は、送信部302から通信ネットワーク5を介してサーバ2へ送信される。送信された選択操作の情報は、サーバ2の受信部201で受信される。
(ステップS102)
サーバ2は、受信部201で受信した選択操作の情報が、席指定「有」の操作であるか、席指定「無」の操作であるかを判定する。席指定「有」の操作である場合、サーバ2はステップS103の処理を実行する。席指定「無」の操作である場合、サーバ2はステップS105の処理を実行する。
(ステップS103)
サーバ2の送信部202は、選択された店舗の店舗IDに関連付けられたフロアマップの情報を送信する。フロアマップの情報は、第1ユーザ端末3の受信部301で受信され、表示装置制御部305により図9(b)に示すフロアマップ表示画面が表示装置300Dに表示される。なお上述したように、フロアマップに表示される各座席には対応する座席IDが関連付けられており、フロアマップに表示される各座席の状態が空席情報データベース3(以下、空席情報DB3)に記憶されている座席の状態(空席、予約、来店)と連動するように構成されている。このため、図9(b)に示すように利用人数分(例では4名)が予約可の席1054bと予約不可の席1054a(予約済、来店中、利用人数分(例では4名)の席が無いなど)とが判別できる態様で表示される。
(ステップS104)
ユーザU1は、フロアマップ1052を拡大表示させるなどして図9(c)に示す座席指定画面において、第1ユーザ端末3の入力装置300Cを操作して、予約を希望する座席を選択操作等により指定する。ユーザU1が予約を希望する座席を選択すると、該選択操作が操作受付部304で受け付けられ、指定された座席の表示態様が変化する。次いで、ユーザU1が第1ユーザ端末3の入力装置300Cを操作して、ボタン1064を選択操作すると、該選択操作が操作受付部304で受け付けられ、送信部302からサーバ2へ送信され、サーバ2の受信部201で受信される。なお、表示装置300Dの表示画面が図9(d)の予約確定画面へと遷移する。
(ステップS105)
ユーザU1は、図9(d)に示す予約確定画面において、第1ユーザ端末3の入力装置300Cを操作して、ボタン1073を選択操作する。ユーザU1がボタン1073を選択操作すると、該選択操作が操作受付部304で受け付けられ、該選択操作が送信部302からサーバ2へ送信され、サーバ2の受信部201で受信される。
(ステップS106)
空席管理部207は、受信部201が第1ユーザ端末3から送信される選択操作を受信すると、席の状態を予約状態に変更し、予約状態に変更した座席の座席IDに予約IDを関連付けて空席情報DB3に記憶させる。より具体的には、ステップS104で座席が指定されている場合(S102のYES)には、空席管理部207は、指定された座席の状態を予約状態に変更し、予約状態に変更した座席の座席IDに予約IDを関連付けて空席情報DB3に記憶させる。また、座席が指定されていない場合(S102のNO)には、空席管理部207は、利用人数分の空席が存在する座席の状態を予約状態に変更し、予約状態に変更した座席の座席IDに予約IDを関連付けて空席情報DB3に記憶させる。また、記憶装置制御部203は、予約IDに関連付けて、座席を予約したユーザU1のユーザID、利用人数、予約時間(何年何月何時何分~何年何月何時何分)などの情報を予約DB4に記憶する。
(ステップS107)
空席管理部207により座席の状態が予約状態に変更されると、送信部202は、予約ID及び予約の情報(予約情報の氏名、予約時間、予約人数などの情報)を予約確定情報として第1ユーザ端末3及び第2ユーザ端末4へ送信する。送信部202から送信された予約ID及び予約の情報は、第1ユーザ端末3の受信部301及び第2ユーザ端末4の受信部401で受信される。第1ユーザ端末3の受信部301が予約ID及び予約の情報を受信すると、表示装置制御部305により予約席の位置を示すフロアマップ(予約席が他の席と異なる態様で表示される(例えば、異なる色彩や「予約席はこちら」などが表示される))の画面が表示装置300Dに表示される。このようにユーザU1は、店舗に来店した際にどの席に行けばよいかがわかるため、ユーザU1への席案内が不要となる(店員との接触も減らすことができる)。なお、店舗の座席に、テーブル番号や座席番号を貼付し、フロアマップに座席に貼付した番号を表示させるようにしてもよい。この場合、ユーザU1には、予約したテーブル番号や座席番号が提示される。また、第2ユーザ端末4の受信部401が予約ID及び予約の情報を受信すると、予約が入った旨が表示装置400Dに表示されるなどしてユーザU2に報知される。これより、ユーザU2は、ユーザU1から予約が入ったことを確認することができる。
(メニュー提示処理)
図10は、情報処理システム1で実行されるメニュー提示処理の一例を示すフローチャートである。以下、図10を参照して、情報処理システム1で実行されるメニュー提示処理について説明する。
(ステップS201)
サーバ2の取得部205は、ユーザU1がメニューを注文する店舗の情報を店舗DB2から取得する。例えば、店舗の机等に貼付された店舗のWEBサイトへアクセスするためのリンクであるURLがコード化されたQRコード(登録商標)などを読み取ることで、取得部205は、ユーザU1がメニューを注文する店舗を認識して、該店舗の情報を店舗DB2から取得してもよい。また、第1ユーザ端末3にGPSセンサを備え、取得部205は、該GPSセンサで検出される位置からユーザU1が来店した店舗を認識して、該店舗の情報を店舗DB2から取得してもよい。さらに、ユーザU1が店舗を予約している場合には、取得部205は、ユーザU1が予約した店舗の情報を店舗DB2から取得してもよい。
(ステップS202)
抽出部204は、受信部201で検索条件(例えば、食材名等)が受信されたか否かを判定する。検索条件(例えば、食材名等)が受信された場合(YES)、抽出部204は、ステップS203の処理を実行する。検索条件(例えば、食材名等)が受信されていない場合(NO)、抽出部204は、ステップS204の処理を実行する。
(ステップS203)
抽出部204は、受信部201が受信した検索条件に含まれる食材名等に基づいて、メニューを抽出する。具体的には、取得部205は、店舗DB2(第1記憶部)を参照し、ステップS201で取得した店舗に関連付けられたメニューから、検索条件に含まれる食材名等が関連付けられたメニューを抽出する。
(ステップS204)
抽出部204は、店舗DB2(第1記憶部)を参照し、ステップS201で取得した店舗に関連付けられたメニューから、学習部206により学習されたユーザU1の嗜好性に基づいてメニューを抽出する。この際、抽出部204は、取得部205により取得された店舗の情報に応じてメニューを抽出する。また、抽出部204は、受信部201が受信した検索条件に含まれる食材名等に基づいて、メニューを抽出する。
(ステップS205)
送信部202は、抽出部204により抽出されたメニューを第1ユーザ端末3へ提示させるための提示情報を第1ユーザ端末3へ送信する。具体的には、送信部202は、抽出部204により抽出されたメニューを店舗のメニュー提示画面において提示される情報として第1ユーザ端末3へ送信する。これにより、ユーザU1ごとに嗜好性や検索条件に応じたメニュー表が第1ユーザ端末3へ表示される。このように店舗のメニュー表がユーザU1に応じてカスタマイズされた状態でユーザU1に提示される。
なお、ステップS203において、抽出部204は、学習部206により学習されたユーザU1の嗜好性に基づいてメニューを抽出した後、受信部201が受信した検索条件に含まれる食材名等に基づいてメニューを抽出するようにしてもよい。また、ステップS203において、抽出部204は、受信部201が受信した検索条件に含まれる食材名等に基づいてメニューを抽出した後、学習部206により学習されたユーザU1の嗜好性に基づいてメニューを抽出するようにしてもよい。
(出品処理)
図11は、情報処理システム1で実行される出品処理の一例を示すフローチャートである。以下、図11を参照して、情報処理システム1で実行される出品処理について説明する。
(ステップS301)
ユーザU2は、第2ユーザ端末4の入力装置400Cを操作して、メニューと、メニューの最低提供数と、募集期間(何年何月何時まで)と、提供価格(提供価格(メニューの料金)については、必要に応じて入力される)を含む出品情報(例えば、「明日の13時までに10名上のご注文(予約注文)で和牛A5ランクのステーキ200gを2500円で提供」など)を入力する。ユーザU2の入力操作は、操作受付部404で受け付けられる。第2ユーザ端末4の送信部402は、該操作に対応する情報をサーバ2へ送信し、サーバ2の受信部201で受信される。
(ステップS302)
サーバ2の送信部202は、受信部201で受信された上記出品情報を第1ユーザ端末3へ送信する。送信部202は、例えば、ユーザDB1に記憶されているユーザU1の連絡先(例えば、メールアドレスなど)に送信する。なお、サーバ2は、店舗のSNSのアカウントとAPI連携し、上記出品情報を店舗のSNSのアカウントへ投稿するようにしてもよい。なお、上記出品情報を送信する第1ユーザ端末3をユーザU2が指定できるように構成してもよい。例えば、店舗のファンクラブのメンバーであるユーザU1を店舗IDに関連付けてユーザDB1又は店舗DB2に記憶しておき、ユーザU2が店舗のファンクラブのメンバーに送信することを指定すると、送信部202は、ファンクラブのメンバーに送信するようにしてもよい。
(ステップS303)
サーバ2の判定部208は、メニューと、メニューの最低提供数とを含む出品情報に対する注文の数が最低提供数以上であるか否かを判定する。具体的には、判定部208は、出品情報に含まれる募集期間(何年何月何時まで)内にメニューの最低提供数以上の注文があったか否かを判定する。
(ステップS304)
サーバ2の送信部202は、判定部208での判定結果を、出品情報を登録した店舗の第2ユーザ端末4及び第1ユーザ端末3へ送信する。
なお、図11の例では、ユーザU2は、注文が最低数に達しない場合、出品したメニューが提供されない形式で出品情報を提示している。しかしながら、どのような形式で出品するかは、ユーザU2が適宜選択することができる。例えば、ユーザU2は、all-in型、all-or-nothing型、寄付型、株式型などを選択して出品することができる。
(集計処理)
図12は、情報処理システム1で実行される集計処理の一例を示すフローチャートである。以下、図12を参照して、情報処理システム1で実行される集計処理について説明する。
(ステップS401)
サーバ2の受信部201は、ユーザU1が注文したメニューの料金を集計する第1ユーザ端末3の指定を受信する。
(ステップS402)
サーバ2の受信部201は、注文したメニューのうち1以上のメニューを指定する情報を受信する。
(ステップS403)
サーバ2の受信部201は、各ユーザU1の負担割合(0~100%)を受信する。
(ステップS404)
集計部209は、第1ユーザ端末3で注文されたメニューの料金を集計する(特定の人が料金を支払う場合など)。また、例えば、注文したメニューのうち1以上のメニューの指定及び各ユーザU1の負担割合の情報を受信していない場合、集計部209は、指定された第1ユーザ端末3で注文されたメニューの料金を集計し、集計した金額を指定された第1ユーザ端末3数で除算して指定された第1ユーザ端末3ごとの料金を算出する(割り勘にする場合など)。また、例えば、各ユーザU1の負担割合の情報が受信されている場合、集計部209は、指定された第1ユーザ端末3で注文されたメニューの料金を集計し、指定された負担割合に応じて、指定された第1ユーザ端末3ごとの料金を算出する(上司や部下など、ユーザU1に応じて負担割合を変えて料金を支払う場合など)。また、例えば、注文したメニューのうち1以上のメニューの指定及び各ユーザU1の負担割合の情報を受信している場合、集計部209は、指定された1以上のメニューの料金を集計し、指定された負担割合に応じて、指定された第1ユーザ端末3ごとの料金を算出する(注文した特定の料理を特定の人で割り勘する場合など)。
(ステップS405)
送信部202は、集計部209での集計結果を第1ユーザ端末3へ送信する。
(ポイント付与処理)
図13は、サーバ2で実行されるポイント付与処理の一例を示すフローチャートである。以下、図13を参照して、情報処理システム1で実行されるポイント付与処理について説明する。
(ステップS501)
サーバ2の受信部201は、ポイント(価値交換媒体)を付与する対象者(本実施形態では、スタッフや調理師(シェフ)などの店舗の店員である)のアカウントの情報(口座番号やユーザID)を受信する。ここで、ポイントを付与する対象者アカウントの情報を指定する方法としては、対象者のアカウント(口座)の情報をQRコード(登録商標)で読み取ったり、NFCタグを利用して取得してもよいし、サーバ2にポイントを付与する対象者のアカウントの情報を店舗IDに関連付けて記憶しておき、第1ユーザ端末3を利用してサーバ2へアクセスし、ポイントを付与する対象者を選択操作することでポイントを付与する対象者アカウントの情報を指定できるようにしてもよい。また、店舗の予約時に予約をしたユーザU1の担当者(店員)を決めておき、該担当者を、ポイントを付与する対象者アカウントの情報を指定するようにしてもよい。
(ステップS502)
ユーザU1は、第1ユーザ端末3の入力装置300Cを操作して、対象者へ付与するポイント数を入力すると、該入力操作が操作受付部304で受け付けられる。受け付けられた入力操作の情報は送信部302からサーバ2へ送信され、サーバ2の受信部201で受信される。
(ステップS503)
サーバ2の付与部210は、受信部201が、ユーザU1が保持するポイントを付与するユーザの指定情報(ステップS501)及び付与するポイント数(ステップS502)を受信すると、ユーザU1が保持するポイントを指定されたユーザ(店員)へ付与する。
なお、上記説明では、ユーザU1がポイント数を指定しているが、ポイント付与の対象者を指定すると予め決まった所定のポイント数が対象者へ付与される構成としてもよい。なお、本情報処理システム1において独自に流通しているポイントを付与できるようにしてもよいし、API連携等により他のサービスで流通しているポイント(例えば、LINEポイント(登録商標)、dポイント(登録商標)、楽天ポイント(登録商標)など)を付与できるようにしてもよい。なお、決済のための価値交換媒体が対象者に付与できればよく、ポイント以外にも、例えば、ビットコインなどの仮想通貨であってもよい。
以上のように、本実施形態のサーバ2は、ユーザU1が所持する第1ユーザ端末3へメニューを提示させるための情報処理装置である。サーバ2は、ユーザU1の嗜好性に基づいて、メニューを記憶した店舗DB2(第1記憶部)からメニューを抽出する抽出部204と、抽出されたメニューを第1ユーザ端末3へ提示させるための提示情報を第1ユーザ端末3へ送信する送信部202と、を備える。このため、ユーザU1に応じて異なるメニューを提示することができユーザU1の満足度や顧客体験の向上が期待できる。
また、サーバ2は、ユーザU1がメニューを注文する店舗の情報を取得する取得部205を備え、店舗DB2(第1記憶部)には、店舗と、店舗のメニューとが関連付けて記憶されている。サーバ2の抽出部204は、取得された店舗の情報に応じて、メニューを抽出する。このため来店した店舗に応じてメニューが抽出される。
また、本実施形態では、提示情報は、記店舗のメニュー提示画面において提示される情報として第1ユーザ端末3へ送信される。このため、店舗のメニュー表がユーザU1に応じてカスタマイズされた状態でユーザU1に提示され、ユーザU1の満足度や顧客体験の向上が期待できる。
また、本実施形態では、ユーザU1のメニューの注文履歴に基づいてユーザU1の嗜好性を学習する学習部206(第1学習部)を備える。このように、注文履歴に基づいてユーザU1の嗜好性を学習するのでメニューを抽出する精度の向上が期待できる。
また、本実施形態では、API連携等されたユーザU1のSNS(Social Networking Service)アカウントの投稿内容、例えば、食事の好みに関する投稿、店舗やメニューなどの投稿写真、「いいね」等の好みを表す情報が付与された店舗やメニューなどの情報を取得する取得部205と、取得部205で取得された情報に基づいてユーザU1の嗜好性を学習する学習部206(第2学習部)を備える。このように、注文履歴以外の情報に基づいて、ユーザU1の嗜好性を学習するので、メニューを抽出する精度の向上が期待できる。
また、本実施形態では、サーバ2は、食材名等を含む検索条件を受信する受信部201(第1受信部)を備える。そして、店舗DB2(第1記憶部)には、メニューと、メニューの材料である食材名等とが関連付けて記憶されており、抽出部204は、受信した検索条件に含まれる食材名等に基づいてメニューを抽出する。このように、メニュー名だけでなく食材名等に基づいてもメニューを抽出できるので利便性が向上する。
また、本実施形態では、サーバ2の送信部202は、メニューと、メニューの最低提供数とを含む出品情報を第1ユーザ端末3へ送信し、受信部201は、第1ユーザ端末3から出品情報に含まれるメニューの注文を受信する。そして、サーバ2は、注文の数が最低提供数以上であるか否かを判定する判定部208を備え、送信部202は、判定部208での判定結果を、出品情報を登録した店舗の第2ユーザ端末4及び第1ユーザ端末3へ送信する。
また、本実施形態では、店舗DB2(第1記憶部)には、メニューと、メニューの料金とが関連付けて記憶され、第1ユーザ端末3で注文されたメニューの料金を集計する集計部209を備える。このため、注文したメニューの会計を素早く行うことができる。
また、本実施形態では、注文したメニューの料金を集計する第1ユーザ端末3の指定情報を受信する受信部201(第3受信部)を備え、集計部209は、指定された第1ユーザ端末3で注文されたメニューの料金を集計し、集計した金額を指定された第1ユーザ端末3数で除算してユーザU1ごとの料金を算出する。このため、決められたユーザU1間で注文したメニューの料金を割り勘で支払うといった使い方ができ利便性が向上する。
また、本実施形態では、サーバ2の受信部201(第3受信部)は、注文したメニューの料金に関する負担割合(0~100%まで)の情報を受信し、集計部209は、指定された第1ユーザ端末3で注文されたメニューの料金を集計し、負担割合に応じて、ユーザU1ごとの料金を算出する。このため、男性と女性、新入社員と役職付社員、じゃんけんでの勝敗、など種々の状況に応じてユーザU1の会計の負担割合を決めて各ユーザU1の会計費用を算出することができ利便性が向上する。
また、本実施形態では、サーバ2の受信部201(第3受信部)は、注文したメニューのうち1以上のメニューを指定する情報と、指定した1以上のメニューの料金を支払う第1ユーザ端末3を指定する情報とを受信し、集計部209は、指定された1以上のメニューの料金を集計し、指定された第1ユーザ端末3数で除算して、ユーザごとの料金を算出する。このため、例えば5名のお客さん(お酒飲めない人が2人、飲める人3人)で、飲めない2人は、それぞれソフトドリンクを注文し、飲める3人はボトルワインを入れて、ボトルワインの会計は、この3人で負担する、などといった使いかたをすることができ利便性が向上する。
また、本実施形態では、サーバ2は、自己の保持する価値交換媒体を付与するユーザの指定情報を受信する受信部201(第4受信部)と、ポイント(価値交換媒体)を指定されたユーザ(例えば、店員など)へ付与する付与部210を備える。日本ではチップを支払う文化がほとんど見られないが、ポイントであれば金銭とは異なり心理的負担が低いため、チップを支払いやすい環境を整えることができる。また、ポイントであってももらう側(店員)にとってはモチベーションのアップにつながる。
また、本実施形態では、サーバ2は、第1ユーザ端末3から送信される店舗の予約を受信する受信部201(第5受信)を備え、送信部202は、店舗の座席の配置情報が店舗ごとに関連付けて記憶された空席情報DB3(第2記憶部)を参照し、店舗に関連付けられた座席の配置情報を第1ユーザ端末3へ送信する。このように座席の配置情報を第1ユーザ端末3へ送信するので、ユーザU1は店舗の間取りを事前(来店前)に確認することができ利便性が向上する。
また、本実施形態では、サーバ2の送信部202は、予約された座席の情報を第1ユーザ端末3へ送信する。このため、ユーザU1は、店舗に来店した際にどの席に行けばよいかがわかるため、ユーザU1への席案内が不要となる(店員との接触も減らすことができる)。
[実施形態の変形例1]
上記実施形態において、第1ユーザ端末3へメニューを提示させる際に、該メニューで使用する食材、味付け、調理法、トッピング、調味料、個数の少なくとも1以上をカスタマイズ可能に提示させるように構成してもよい。
実施形態の変形例1に係る情報処理システム1では、サーバ2の記憶装置200Bに記憶された店舗DB2のメニューには、メニューで選択可能な食材(食材には部位も含まれる)、味付け(味付けには、味の濃さや濃度が含まれる)、調理法、トッピング、調味料(ドレッシング、たれを含む)、個数の少なくとも1以上が選択可能な範囲で記憶されている。なお、これら選択可能な食材(食材の部位を含む)、味付け(味の濃さや濃度を含まれる)、調理法、トッピング、調味料(ドレッシング、たれを含む)、個数は、メニューにより異なる。
以下、選択可能な食材、味付け、調理法、トッピング、調味料、個数の選択の一例を示す。
食材の選択としては、例えば、「もも」、「むね」、「砂肝」などである。
味付けの選択としては、例えば、「塩」、「たれ」、「薄め」、「ふつう」、「濃いめ」などである。
調理法の選択としては、例えば、「炒める」、「蒸す」、「煮る」、「揚げる」などである。
トッピングの選択としては、例えば、「トマト」、「ミックスビーンズ」、「ブロッコリー」、「半熟煮卵」、「スムースチキン」、「アボカド」、「小エビ」、「生ハム」、「ペコリーノチーズ」などである。
調味料の選択としては、例えば、「一味」、「からし」、「和風(ドレッシング)」、「ごま(たれ)」などである。
個数の選択としては、例えば、「1本」、「2本」などである。
実施形態の変形例1に係る情報処理システム1のサーバ2の送信部202は、メニューと、メニューで選択可能な食材、味付け、調理法、トッピング、調味料、個数の少なくとも1以上とが記憶された店舗DBを参照し、メニューと、メニューで選択可能な食材、味付け、調理法、トッピング、調味料、個数の少なくとも1以上とを第1ユーザ端末3へ送信する。
また、サーバ2の受信部201(第6受信部)は、第1ユーザ端末3から送信される食材、味付け、調理法、トッピング、調味料、個数の1以上の選択をユーザU1のカスタマイズとして受信する。
図14~図16は、第1ユーザ端末3の表示装置300Dに表示されるメニューのカスタマイズ画面の一例を示す図である。
図14は、焼き鳥のカスタマイズ画面の一例を示す図である。
図14に示すように、焼き鳥のカスタマイズ画面では、ユーザU1は、食材として「もも」、「砂肝」、「ねぎま」のいずれかを選択することができる。また、ユーザU1は、味付けとして「塩」「たれ」のいずれかを選択することができる。なお、図14に示す焼き鳥のカスタマイズ画面は、あくまで一例であり、他の選択肢が提示されていてもよい。
図15は、サラダのカスタマイズ画面の一例を示す図である。
図15に示すように、サラダのカスタマイズ画面では、ユーザU1は、トッピングとして「トマト」、「ミックスビーンズ」、「ブロッコリー」を選択(複数可)することができる。また、ユーザU1は、追加トッピングとして「半熟煮卵」、「スムースチキン」、「アボカド」、「小エビ」、「生ハム」、「ペコリーノチーズ」などを選択(複数可)することができる。
また、ユーザU1は、調味料(ドレッシング)として「ごま」、「和風」、「イタリアン」のいずれかを選択することができる。
なお、図15に示すサラダのカスタマイズ画面は、あくまで一例であり、他の選択肢が提示されていてもよい。
図16は、お酒(レモンサワー)のカスタマイズ画面の一例を示す図である。
図16に示すように、お酒のカスタマイズ画面では、ユーザU1は、味付けとして「薄め」、「ふつう」、「濃いめ」のいずれかを選択することができる。また、ユーザU1は、トッピングとして「はちみつ」、「ジンジャー」、「ソルト(塩)」のいずれかを選択することができる。また、ユーザU1は、調理法として、レモンを「フローズンカット」、「フレッシュスライス」、「塩漬け込み」のいずれかから選択することができる。
なお、図16に示すお酒のカスタマイズ画面は、あくまで一例であり、他の選択肢が提示されていてもよい。
(メニュー提示処理)
図17は、実施形態の変形例1に係る情報処理システム1で実行されるメニュー提示処理の一例を示すフローチャートである。以下、図17を参照して、実施形態の変形例1に係る情報処理システム1で実行されるメニュー提示処理について説明する。
(ステップS601)
サーバ2の取得部205は、ユーザU1がメニューを注文する店舗の情報を店舗DB2から取得する。例えば、店舗の机等に貼付された店舗のWEBサイトへアクセスするためのリンクであるURLがコード化されたQRコード(登録商標)などを読み取ることで、取得部205は、ユーザU1がメニューを注文する店舗を認識して、該店舗の情報を店舗DB2から取得してもよい。また、第1ユーザ端末3にGPSセンサを備え、取得部205は、該GPSセンサで検出される位置からユーザU1が来店した店舗を認識して、該店舗の情報を店舗DB2から取得してもよい。さらに、ユーザU1が店舗を予約している場合には、取得部205は、ユーザU1が予約した店舗の情報を店舗DB2から取得してもよい。
(ステップS602)
サーバ2の送信部202は、店舗DB2を参照し、メニューを注文する店舗のメニューと、該メニューで選択可能な食材、味付け、調理法、トッピング、調味料、個数の少なくとも1以上を第1ユーザ端末3へ送信する。
(ステップS603)
サーバ2の受信部201は、第1ユーザ端末3から送信される食材、味付け、調理法、トッピング、調味料、個数の1以上の選択をユーザU1のカスタマイズとして受信する。
(ステップS604)
サーバ2の送信部202は、第1ユーザ端末3から送信される食材、味付け、調理法、トッピング、調味料、個数の1以上の選択をユーザU1のカスタマイズとして、ユーザU1が予約した店舗の第2ユーザ端末4へ送信する。これにより、ユーザU1のカスタマイズされたメニューが店舗に注文される。
なお、ステップS602において、抽出部204が学習部206により学習されたユーザU1の嗜好性に基づいてメニューを抽出した後、送信部202は、抽出部204が抽出したメニューと、該メニューで選択可能な食材、味付け、調理法、トッピング、調味料、個数の少なくとも1以上を第1ユーザ端末3へ送信するようにしてもよい。
以上のように、実施形態の変形例1に係る情報処理システム1は、サーバ2の送信部202が、店舗DB2を参照し、メニューと、該メニューで選択可能な食材、味付け、調理法、トッピング、調味料、個数の少なくとも1以上と第1ユーザ端末3へ送信する。
そして、サーバ2の受信部(第6受信部)は、第1ユーザ端末3から送信される食材、味付け、調理法、トッピング、調味料、個数の1以上の選択をユーザU1のカスタマイズとして第1ユーザ端末3から受信する。
このように、メニューをカスタマイズすることができるので、グループで入店しても個々人がそれぞれのニーズにあったメニューを注文することができる。また、近年、増えているおひとり様のユーザU1にも対応することができる。また、一人一人のユーザU1に対するあつらえ感が出るためチェーン店やフランチャイズ店などであっても家庭的な雰囲気を感じてもらうことができる。
[実施形態の変形例2]
また、上記実施形態において、店舗DB2に記憶されているメニューの料金を更新する料金更新部をサーバ2に備え、店舗の混雑度、食材の在庫量、食材の過去の値段の推移などに応じて更新する構成としてもよい。
実施形態の変形例2に係る情報処理システム1のサーバ2の記憶装置200Bには、在庫DB5及び過去推移DB6が記憶される。以下、在庫DB5及び過去推移DB6について説明する。
(在庫DB5)
在庫DB5には、食材の在庫量が店舗ごとに記憶されている。具体的には、最低在庫量、単位、発注量、消費期限及び日々の在庫量が食材ごとに記憶されている。在庫DB5に記憶されている食材の在庫量は、サーバ2の料金更新部がメニューの料金を変更する際に利用される。
(過去推移DB6)
過去推移DB6は、食材の過去の値段の推移、具体低には、食材の日々の値段が食材ごとに記憶されている。過去推移DB6に記憶されている食材の過去の値段の推移は、サーバ2の料金更新部がメニューの料金を変更する際に利用される。
次に、料金更新部について説明する。
料金更新部は、受信部201が受信した第1ユーザ端末3から送信される店舗の予約の来店日時に応じて、メニューの料金を変化させる。例えば、店舗の空席率又は混雑率(100-空席率)に応じてメニューの料金を変化させる(空席率が高ければメニューの料金を安く、空席率が低ければメニューの料金を高くする。また、混雑率が高ければメニューの料金を高く、混雑率が低ければメニューの料金を安くする。)。
また、料金更新部は、受信部201が受け付けたメニューの注文数に応じて、メニューの料金を変化させてもよい。この場合、同じメニューの注文数が多いほどメニューの料金を安くし、同じメニューの注文数が少ないほどメニューの料金を高くしてもよい。この際、同じユーザが注文する注文数を利用してもよいし、同日に注文される注文数を利用してもよい。
また、料金更新部は、食材の在庫量や消費期限に応じて、メニューの料金を変化させてもよい。例えば、料金更新部は、在庫量が多い(所定の在庫量を超える)食材を使用するメニューの料金を安くしてもよいし、食材の消費期限が近い(所定の日数以下の)食材を使用するメニューの料金を安くしてもよい。
また、料金更新部は、後述の推測部が推測した食材の値段に応じて、メニューの料金を変化させてもよい。例えば、料金更新部は、推測部が推測した食材の値段が高ければ、それに応じて該食材を使用するメニューの料金を高くしてもよい。
推測部は、記憶装置200Bに記憶された過去推移DB6を参照し、食材の過去の値段に応じて、予約日の食材の値段を推測する。例えば、推測部は、予約日の前年同日の食材の値段を予約日の食材の値段と推測してもよいし、予約日の前年同月の食材の値段の平均値を予約日の食材の値段と推測してもよい。
(料金変更処理)
図18は、情報処理システム1で実行される料金変更処理の一例を示すフローチャートである。以下、図18を参照して、情報処理システム1で実行される料金変更処理について説明する。
(ステップS701)
サーバ2の料金更新部は、在庫DB5を参照し、食材の在庫量に応じて、メニューの料金を変更する。なお、既に述べたように、料金更新部は、食材の消費期限に応じてメニューの料金を変更してもよい。
(ステップS702)
サーバ2の料金更新部は、ユーザの予約の来店日時に応じて、メニューの料金を変化させる。また、既に述べたように、料金更新部は、メニューの注文数に応じてメニューの料金を変更してもよい。
(ステップS703)
サーバ2の料金更新部は、推測部が推測した食材の値段に応じて、メニューの料金を変化させる。
なお、サーバ2の料金更新部は、必ずしも上記ステップS701~S703の全てのステップを処理する必要は無く、いずれか1以上のステップを処理するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の変形例では、サーバ2は、受信部201(受付部)が受信した(受け付けた)ユーザの来店日時に応じて、メニューの料金を変化させる料金更新部を備える。
このため、店舗の混雑状況や早割等をメニューの料金に反映することができ、利便性が向上する。
本実施形態のサーバ2の料金更新部は、受信部201(受付部)が受信した(受け付けた)メニューの注文数に応じて、メニューの料金を変化させる。
このように、注文数をメニューの料金に反映することができ、利便性が向上する。
本実施形態のサーバ2の料金更新部は、食材の在庫量に応じて、メニューの料金を変化させる。
このように、食材の在庫量をメニューの料金に反映することができ、利便性が向上する。
本実施形態のサーバ2は、食材の過去の値段に応じて、所定日時の食材の値段を推測する推測部を備える。そして、料金更新部は、推測部が推測した食材の値段に応じて、メニューの料金を変化させる。
このため、季節によって値段が大きく異なる食材の調達費用をメニューの料金に反映することができ、利便性が向上する(例えば、時価などと表示する必要性を低減できる)。またユーザU1も事前に料金を知ることができ、安心して注文することができる。
[実施形態の変形例3]
また、上記実施形態において、空席管理部207が管理する店舗の空席状況に応じて、受信部201(第7受信部)が受信したユーザによる店舗の予約の日時における店舗の混雑度(例えば、予約数、空席率、混雑率(100-空席率)などの情報)を第1ユーザ端末3へ送信する構成としてもよい。
このように、店舗の混雑度を送信するので、店舗の混雑度に応じて予約をしたり、しなかったり、といった選択肢をユーザに提示することができ、ユーザの利便性が向上する。
その他、上記実施形態及び変形例1~3は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。例えば、実施形態の各構成を各々組み合わせて実施してもよい。
1 情報処理システム
2 サーバ
200A 通信IF
200B 記憶装置
200C CPU
201 受信部(第1~第7受信部)
202 送信部
203 記憶装置制御部
204 抽出部
205 取得部(第1,第2取得部)
206 学習部
207 空席管理部
208 判定部
209 集計部
210 付与部
3,4 第1,第2ユーザ端末
300A,400A 通信IF
300B,400B 記憶装置
300C,400C 入力装置
300D,400D 表示装置
300E,400E CPU
301,401 受信部
302,402 送信部
303,403 記憶装置制御部
304,404 操作受付部
305,405 表示装置制御部
5 通信ネットワーク
DB1 ユーザデータベース
DB2 店舗データベース
DB3 空席情報データベース
DB4 予約データベース
U1,U2 ユーザ

Claims (23)

  1. ユーザが所持するユーザ端末へメニューを提示させるための情報処理装置であって、
    前記ユーザの嗜好性に基づいて、前記メニューを記憶した第1記憶部からメニューを抽出する抽出部と、
    抽出された前記メニューを前記ユーザ端末へ提示させるための提示情報を前記ユーザ端末へ送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ユーザがメニューを注文する店舗の情報を取得する第1取得部を備え、
    前記第1記憶部には、
    前記店舗と、前記店舗のメニューとが関連付けて記憶され、
    前記抽出部は、
    取得された店舗の情報に応じて、前記メニューを抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記提示情報は、
    前記店舗のメニュー提示画面において提示される情報として前記ユーザ端末へ送信されることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ユーザのメニューの注文履歴に基づいて前記ユーザの嗜好性を学習する第1学習部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記ユーザの投稿内容を取得する第2取得部と、
    前記ユーザの投稿内容に基づいて前記ユーザの嗜好性を学習する第2学習部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 食材名、調理法及び調味料の少なくとも1以上を含む検索条件を受信する第1受信部を備え、
    前記第1記憶部には、
    前記メニューと、前記メニューに使用される食材名、調理法及び調味料の少なくとも1以上とが関連付けて記憶され、
    前記抽出部は、
    受信した前記検索条件に含まれる食材名、調理法及び調味料の少なくとも1以上に基づいて、前記メニューを抽出する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記送信部は、
    メニューと、前記メニューの最低提供数とを含む出品情報を前記ユーザ端末へ送信し、
    前記情報処理装置は、
    前記ユーザ端末から前記出品情報に含まれるメニューの注文を受信する第2受信部と、
    前記注文の数が前記最低提供数以上であるか否かを判定する判定部と、を備え、
    前記送信部は、
    前記判定結果を、前記出品情報を登録した店舗へ送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 前記第1記憶部には、
    前記メニューと、前記メニューの料金とが関連付けて記憶され、
    前記ユーザ端末で注文された前記メニューの料金を集計する集計部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 注文したメニューの料金を集計するユーザ端末の指定情報を受信する第3受信部を備え、
    前記集計部は、
    指定された前記ユーザ端末で注文された前記メニューの料金を集計し、集計した金額を前記指定されたユーザ端末で除算して、前記ユーザ端末ごとの料金を算出することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記第3受信部は、
    前記注文したメニューの料金に関する負担割合の情報を受信し、
    前記集計部は、
    前記負担割合に応じて、前記ユーザ端末ごとの料金を算出することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記第3受信部は、
    前記注文したメニューのうち1以上のメニューを指定する情報と、前記指定した1以上のメニューの料金を支払うユーザ端末を指定する情報とを受信し、
    前記集計部は、
    指定された1以上のメニューの料金を集計し、前記指定されたユーザ端末ごとの料金を算出することを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 自己の保持する価値交換媒体を付与するユーザの指定情報を受信する第4受信部と、
    前記価値交換媒体を指定されたユーザへ付与する付与部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の情報処理装置。
  13. 前記ユーザ端末から送信される前記店舗の予約を受信する第5受信部を備え、
    前記送信部は、
    店舗の座席の配置情報が前記店舗ごとに関連付けて記憶された第2記憶部を参照し、前記店舗に関連付けられた座席の配置情報を前記ユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の情報処理装置。
  14. 前記送信部は、
    前記予約された座席の情報を前記ユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. ユーザ端末へメニューを提示させるための情報処理装置であって、
    前記ユーザ端末から前記メニューのカスタマイズを受信する第6受信部、を備える、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  16. 前記メニューと、前記メニューで選択可能な食材、味付け、調理法、トッピング、調味料、個数の少なくとも1以上とが記憶された第2記憶部を参照し、前記メニューと、前記メニューで選択可能な食材、味付け、調理法、トッピング、調味料、個数の少なくとも1以上とを前記ユーザ端末へ送信する送信部、を備え、
    前記第6受信部は、
    前記食材、前記味付け、前記調理法、前記トッピング、前記調味料、前記個数の1以上の選択を前記カスタマイズとして前記ユーザ端末から受信する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記ユーザ端末から来店日時を含む予約を受信する第7受信部と、
    前記第7受信部が受信した前記来店日時に応じて、前記メニューの料金を変化させる料金更新部と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれかに記載の情報処理装置。
  18. 前記第7受信部は、
    ユーザ端末から前記メニューの注文を受信し、
    前記料金更新部は、
    前記第7受信部が受信した前記メニューの注文数に応じて、前記メニューの料金を変化させる、
    ことを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 前記料金更新部は、
    食材の在庫量に応じて、前記メニューの料金を変化させる、
    ことを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の情報処理装置。
  20. 食材の過去の値段に応じて、所定日時の前記食材の値段を推測する推測部、を備え、
    前記料金更新部は、
    前記推測部が推測した前記食材の値段に応じて、前記メニューの料金を変化させる、
    ことを特徴とする請求項17乃至請求項19のいずれかに記載の情報処理装置。
  21. 前記第7受信部が受信した前記予約に応じて、前記店舗の空席を管理する空席管理部を備え、
    前記送信部は、
    前記空席管理部が管理する前記店舗の空席状況に応じて、前記第7受信部が受信した前記ユーザによる店舗の予約の日時における前記店舗の混雑度を前記ユーザ端末へ送信する、
    ことを特徴とする請求項17乃至請求項20のいずれかに記載の情報処理装置。
  22. ユーザが所持するユーザ端末へメニューを提示させるための情報処理方法であって、
    抽出部が、前記ユーザの嗜好性に基づいて、前記メニューを記憶した記憶部からメニューを抽出する工程と、
    送信部が、抽出された前記メニューを前記ユーザ端末へ提示させるための提示情報を前記ユーザ端末へ送信する工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  23. ユーザが所持するユーザ端末へメニューを提示させるための情報処理プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記ユーザの嗜好性に基づいて、前記メニューを記憶した記憶部からメニューを抽出する抽出部、
    抽出された前記メニューを前記ユーザ端末へ提示させるための提示情報を前記ユーザ端末へ送信する送信部、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。

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