JP2020149519A - 飲食店用接客支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】店舗に備える設備の規模を小さくし、外国人顧客が自分の求めるメニューを選択しやすい上に、外国人顧客から注文を受けることについて接客スタッフに大きな負担をかけないで済む携帯通信端末プログラム及び接客支援システムを得る。【解決手段】 ユーザーの携帯端末と、ユーザー携帯端末との間で情報を交換する管理サーバーと、多言語で作成された顧客属性情報データベースと、多言語で作成されたメニュー属性情報データベースと、多言語で作成された店舗情報データベースと、多言語で作成された顧客・メニューマッチング情報データベースと、によって、外国人の携帯情報端末にチャットを通じて最適メニューを提供するシステムを構築する。【選択図】図1

Description

本発明は、飲食店向け注文受付用携帯通信端末プログラムを利用した接客支援システムに関する。
近年、海外からの旅行者が増加し、外国人客がレストランや居酒屋を利用することが多くなっており、飲食店スタッフにとって、言語の異なる外国人の注文をスムースに受けることは、文字や言葉の壁があり、意思の疎通が難しい。
また、今後増加傾向が続くと思われる外国人スタッフにとっては、顧客の大半を占める日本人顧客に対する場合も含め、日本人スタッフと同程度の接客ができるようになるまで、日本語教育や育成の手間、コストと時間がかかり、この手間などの軽減が求められている。
さらに近年、人手不足の進行及び人件費の高騰のため、飲食店のスタッフの省力化は、喫緊の課題となっている。
そこで、レストランや居酒屋等飲食物を提供する店舗では、飲食物の注文を厨房に伝達する手間や、飲食代金の会計を行う手間を省力化するために、飲食店スタッフが客から受けた飲食物の注文を通信端末に入力し、注文管理装置に送信する注文管理システムや、座席に用意された通信端末に、客が注文を入力し、入力された注文を入力装置から注文管理装置に送信する注文管理システムが用いられるようになり、このような注文管理システムを用いることで、注文処理や会計処理における飲食店スタッフの負担を軽減し、育成にかかる時間や手間を減らすことで、人手不足の進行及び人件費の高騰に対応している。
しかし、言語の異なる外国人の注文をスムースに入力することは、文字や言葉の壁があり、意思の疎通が難しく、また、日本人用の通信端末に外国人客が注文を入力することは困難な場合が多い。
そのため、外国人客用に、メニューデータの中からメニューに関する単語を指定した言語に翻訳し端末に表示させるシステムが用いられている。
そのようなシステムによれば、メニューデータの中からメニューに関する単語を指定した言語に翻訳し、端末に表示させることで、外国人客に対し、注文できるメニューの詳細情報を知らせることができる。しかしながら、外国人に翻訳メニューを見せたとしても、外国人客がスタッフに、正確に注文を伝えることは容易ではなく、客が入力するシステムにおいて、各店舗それぞれの入力装置の取り扱いに、外国人客が直ちに対応できるとは限らず、スタッフにとっては、外国人客に装置の使用方法を説明しなければならず、かえって手間が増えてしまい、省力化とはならないことという問題がある。
そのような問題を解決するために、入力キーの操作により入力された注文情報を注文管理装置に送信する入力装置と、前記入力装置から注文入力を受信して注文処理を行う注文管理装置と、顧客が携帯する携帯情報端末と、文字列を各国の言語に翻訳する翻訳装置と、を備え、前記翻訳装置は、前記入力装置に表示される用語から生成された表示用マスターデータを多言語に翻訳して前記注文管理装置に送り、前記入力装置は、当該入力装置の画面の表示を行うための表示画面制御データを前記注文管理装置に送り、前記注文管理装置は、前記入力装置からの表示画面制御データと、前記多言語に翻訳された表示用マスターデータとから、前記入力装置の画面の表示に対応する翻訳画面データを生成して保存し、前記入力装置は、当該入力装置の画面に対応する翻訳画面データのアクセス先の情報を表示し、前記携帯情報端末は、前記入力装置の画面に対応する翻訳画面データの画面のアクセス先の情報を読み取り、当該入力装置の画面に対応する翻訳画面データの画面のアクセス先の情報で指定された画面をアクセスし、前記入力装置の画面に対応する翻訳画面を表示する注文管理システム(特許文献1)が知られている。
しかし、上記システムでは、各店舗に接客スタッフ用の入力装置が必要となり、また、外国人顧客が携帯する携帯端末に翻訳されたメニュー情報を表示するとしても、狭い画面の中に一覧性のあるメニューを表示することは困難で、外国人顧客は満足できるメニューの選択に時間がかかってしまい、その間接客スタッフは1組の顧客の接客に占有されてしまうことになるという問題もあった。また、外国人スタッフについては、通常の接客スキルに加えて、システムの使用についても育成しなければならず、スタッフの負担軽減にはつながりにくいという問題もあった。
特開2018−151721号公報
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、店舗に備える設備の規模を最小限に抑え、外国人顧客が自分の求めるメニューを選択しやすい上に、外国人顧客から注文を受けることについて接客スタッフに大きな負担をかけないで済み、また、近年増加傾向にある外国人スタッフにとっても、育成等の負担が少なく、熟練スタッフと同程度のサービスを提供することができる飲食店用接客支援システムを提供することを目的とする。
このような目的に応えるために、本発明に係る飲食店用接客支援システムは、ユーザーの携帯端末と、ユーザー携帯端末との間で情報を交換する管理サーバーと、多言語で作成された顧客属性情報データベースと、多言語で作成されたメニュー属性情報データベースと、多言語で作成された店舗情報データベースと、多言語で作成された顧客・メニューマッチング情報データベースと、を備え、管理サーバーは、携帯端末設定言語探知手段と、多言語で作成されたチャットボットを含むユーザーインターフェース(以下「チャットボット等」という)と、顧客・メニューマッチング手段と、店舗メニュー受注手段と、を備え、前記店舗情報データベースは、店舗メニュー情報を備え、管理サーバーにおいて、携帯端末が前記管理サーバーにアクセスするステップと、アクセスした前記携帯端末の設定言語を取得するステップと、チャットボット等により携帯端末の設定言語で作成されたチャットを含む即時双方向情報交換(以下「チャット等」という。)を通じて、顧客属性情報を収集するステップと、前記顧客・メニューマッチング情報に基づき前記顧客・メニューマッチング手段により前記顧客属性情報と前記メニュー属性情報をマッチングさせて最適メニュー属性を抽出するステップと、前記顧客・メニューマッチング手段により前記最適メニュー属性を店舗メニュー情報と照合して最適店舗メニューを抽出するステップと、最適店舗メニューをチャット等に表示して、顧客におすすめするステップと、ユーザーがチャットで注文した店舗メニューを受注するステップと、おすすめメニュー情報に基づいてユーザーの操作で指定された料理情報を、携帯端末から情報提供サーバーへ送信するステップと、が実行されることを特徴とする。
このような構成によれば、外国人接客に不慣れなスタッフや、日本での接客に習熟しない外国人スタッフで構成される飲食店において、低コストで、接客スタッフの負担を最小限に抑えて、熟練なスタッフであってもスキルの高いスタッフと同程度の精度で顧客から飲食物の注文を受けることができ、顧客は、最小限の手間で自分に適した飲食物注文手段を得ることができるなど、未熟練なスタッフからであってもスキルの高いスタッフとからと同程度のサービスを受けることができ、また、自分の携帯端末にアプリケーションをダウンロードしないので、携帯端末の記憶容量を圧迫しないで済む。
また、このような目的に応えるために、本発明に係る飲食店用接客支援システムにおいて、管理サーバーが、顧客情報入力画面生成手段を備え、管理サーバーが作成した前記顧客情報入力画面に前記携帯端末から顧客属性情報を入力するステップが実行されることを特徴とする。
このような構成によれば、チャット等により顧客属性情報を収集するよりも、簡単で迅速に顧客属性情報を収集することができる。
さらに、このような目的に応えるために、本発明に係る飲食店用接客支援システムにおいて、顧客・メニューマッチング手段において、ユーザーから収集する国籍・グループ・宗教などのユーザー顧客属性と、食材・調理方法・時期・地域・禁忌などのメニュー属性情報とを組み合わせて最適メニュー属性を抽出し、該最適メニュー属性を備える前記店舗メニュー情報を選択するステップが実行されることを特徴とする。
このような構成によれば、顧客が想定するよりも顧客の属性に適したおすすめメニュー情報を提供することができる。
さらに、このような目的に応えるために、本発明に係る飲食店用接客支援システムにおいて、管理サーバーは、顧客・メニューマッチング情報更新手段を備え、ユーザーからの店舗メニュー注文情報が更新されると、該店舗メニュー注文情報に基づき顧客・メニューマッチング情報が更新されるステップが実行されることを特徴とする。
このような構成によれば、外国人顧客がその属性により注文した飲食物の情報が蓄積されるほど、その属性に好まれるようにおすすめメニュー情報を最適化することができ、初めて来店した顧客にもその属性に適したおすすめメニュー情報を提供することができる。
そして、このような目的に応えるために、本発明に係る飲食店用接客支援システムにおいて、メニュー属性情報データベースは、前記顧客・メニューマッチング情報からユーザーに選択された店舗目メニュー情報と相性の良い組み合わせとなるメニュー属性組み合わせ情報を備え、前記管理サーバーにおいて、前記顧客・メニューマッチング情報からユーザーに選択された店舗目メニュー情報と相性の良い組み合わせとなるメニュー属性情報を備える店舗メニューをチャット等に表示するステップが実行されることを特徴とする。
このような構成によれば、ある飲食物を注文すると、その飲食物と合わせて飲食するのに適したおすすめメニュー情報を提供することができる。
その上、このような目的に応えるために、本発明に係る飲食店用接客支援システムにおいて、前記チャットボット等が、チャット等に表示された店舗メニュー情報の食材・調理方法・時期・地域・禁忌などのメニュー属性情報を表示する手段を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、顧客は注文前に詳細なメニュー属性情報を知ることができる。
一方、このような目的に応えるために、本発明に係る飲食店用接客支援システムにおいて、料理を提供する店舗の厨房に設置される注文料理表示手段を備え、
ユーザー端末から店舗メニューの注文が行われると、該店舗メニュー情報が前記注文料理表示手段に表示されるステップが実行されることを特徴とする。
このような構成によれば、顧客の注文を迅速に厨房に知らせ、迅速に飲食物を提供することができる。
その上、このような目的に応えるために、本発明に係る飲食店用接客支援システムは、ユーザーの携帯端末において、ユーザーが注文した飲食物の種類・数量・金額明細と合計を表示させるステップと、ユーザーが料金を精算するステップを実行すると、料理を提供する店舗の決済手段へ、ユーザーの携帯端末からの注文情報が送信されるステップが実行されることを特徴とする
このような構成によれば、接客スタッフを介さずに、外国人顧客から飲食物の注文について決済を行ことができる。
また更に、このような目的に応えるために、本発明に係る飲食店用接客支援システムは、店舗用情報通信端末を備え、前記店舗用情報入力端末は、店舗メニュー情報入力手段を備え、前記管理サーバーは、自動翻訳手段を備え、前記店舗用情報通信端末から前記店舗情報データベースに入力された店舗メニュー情報が前記自動翻訳手段により翻訳されて前記店舗情報データベースデータベース情報を作成、又は更新するステップが実行されることを特徴とする。
このような構成によれば、各店舗ごとに異なるメニュー情報について、複数の外国語によるメニュー情報を店舗のスタッフによらずに作成することができる。
その上、このような目的に応えるために、本発明に係る飲食店用接客支援システムにおいて、前記管理サーバーは、メニュー名称などの固有名詞について、自動翻訳を行うステップと、自動翻訳が適切な訳出ができないときに、前記店舗データベース内の独自辞書による翻訳を行うステップと、独自辞書により適切な翻訳ができないときに、マニュアル翻訳を行うステップと、を実行する手段を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、翻訳不能だったり誤訳を誘発したりするような固有名詞を伴うメニュー情報について、適切な外国語によるメニュー情報を店舗のスタッフによらずに作成することができる。
また更に、このような目的に応えるために、本発明に係る飲食店用接客支援システムにおいて、前記管理サーバーが、前記顧客・メニューマッチング情報データベースのデータから、個人情報を排除して、顧客属性とメニュー属性の関係を解析し、汎用性のあるおすすめ顧客・メニューマッチング情報を作成する手段を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、本発明に係る飲食店用接客支援システムを使用していない接客支援システムの管理者等に対して、本発明に係る飲食店用接客支援システムで収集した顧客属性に適したおすすめメニュー情報自体を販売等することができる。
以上説明したように本発明に係る飲食店用接客支援システムによれば、店舗側としては、外国人接客に不慣れなスタッフや、日本での接客に習熟しない外国人スタッフで構成される飲食店において、低コストで、接客スタッフの負担を最小限に抑えて、熟練なスタッフであってもスキルの高いスタッフと同程度の精度で顧客から飲食物の注文を受けることができ、チャット等により顧客属性情報を収集するよりも、簡単で迅速に顧客属性情報を収集することができ、顧客が想定するよりも顧客の属性に適したおすすめメニュー情報を提供することができ、ある飲食物を注文すると、その飲食物と合わせて飲食するのに適したおすすめメニュー情報を提供することができ、顧客の注文を迅速に厨房に知らせ、迅速に飲食物を提供することができ、接客スタッフを介さずに、外国人顧客から飲食物の注文について決済を行ことができ、外国人顧客がその属性により注文した飲食物の情報が蓄積されるほど、その属性に好まれるようにおすすめメニュー情報を最適化することができ、初めて来店した顧客にもその属性に適したおすすめメニュー情報を提供することができ、各店舗ごとに異なるメニュー情報について、複数の外国語によるメニュー情報を店舗のスタッフによらずに作成することができ、翻訳不能だったり誤訳を誘発したりするような固有名詞を伴うメニュー情報について、適切な外国語によるメニュー情報を店舗のスタッフによらずに作成することができ、サーバー管理者側としては、本発明に係る飲食店用接客支援システムを使用していない接客支援システムの管理者等に対して、本発明に係る飲食店用接客支援システムで収集した顧客属性に適したおすすめメニュー情報自体を販売等することができ、顧客側としては、最小限の手間で自分に適した飲食物注文手段を得ることができるなど、未熟練なスタッフからであってもスキルの高いスタッフとからと同程度のサービスを受けることができ、また、自分の携帯端末にアプリケーションをダウンロードしないので、携帯端末の記憶容量を圧迫しないで済み、顧客は注文前に詳細なメニュー属性情報を知ることができ、接客スタッフを介さずに、注文した飲食物を総覧することができ、予算に合わせて追加注文を行ったり、追加注文を抑制したりすることができるという優れた効果がある。
図1は本発明に係る飲食店用接客支援システムの実施の形態のイメージ図である。 図2は図1のサーバーサイドのブロック図である。 図3は本発明に係る飲食店用接客支援システムの実施の形態において、ユーザーの携帯端末からアクセスするときの図である。 図4は本発明に係る飲食店用接客支援システムの実施の形態において、ユーザーの携帯端末からアクセスするときのフローチャートである。 図5は図4に続き、チャット等で料理を注文する際のフローチャートである。 図6は図2の顧客属性情報データベースの内容例である。 図7は図2のメニュー属性情報データベースの内容例である。 図8は図2の店舗属性情報データベースの内容例である。 図9は図2の顧客属性・メニュー属性マッチング情報データベースの一の内容例である。 図10は図2の顧客・メニューマッチング情報データベースの他の内容例である。 図11は図5においておすすめメニューが表示されるときのフローチャートである。 図12は注文を受けてから厨房に伝達する場合のイメージ図である。 図13は注文が終了してから決済手段に移るときのフローチャートである。 図14は店舗端末から管理サーバー経由で店舗情報を入力・更新する際の入力画面の例である。 図15は図14の店舗情報の入力・更新における翻訳が行われるときのフローチャートである。 図16は本発明に係る飲食店用接客支援システムにおいて、汎用性のあるおすすめ顧客・メニューマッチング情報を作成するときのフローチャートである。
本発明は以上のような構成であるので、これを図面に基づきながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係る飲食店用接客支援システムの実施の形態のイメージ図である。
サーバーサイド1は、管理サーバー10と、データベース11と、管理端末12と、を備える。
ユーザーサイド2において、スマートフォン20を使用し、インターネットを通じてサーバーサイドにアクセスする。
店舗サイド3は、店舗端末30を備え、インターネットを通じてサーバーサイドにアクセスする。
図2は図1のサーバーサイドのブロック図である。管理サーバーは、携帯端末設定言語探知手段と、多言語で作成されたチャットボットと、顧客属性入力画面生成手段と、メニュー属性・店舗メニュー情報紹介手段と、店舗メニュー情報表示画面生成手段と、受注情報集計手段と、受注確認画面生成手段と、顧客属性・メニュー属性マッチング手段と、顧客属性・メニュー属性マッチング情報生成手段と、情報加工手段と、を備え、データベースとして、それぞれ多言語で作成された顧客属性情報データベースと、メニュー属性情報データベースと、顧客・メニューマッチング情報データベースと、店舗情報データベースと、を備える。店舗情報データベースは、店舗プロファイル情報データベースと、店舗メニュー情報データベースと、受注情報データベースと、決済情報データベースと、独自辞書データベースとを備える。
図3は本発明に係る飲食店用接客支援システムの実施の形態において、ユーザーの携帯端末からアクセスするときの図である。店舗に備えられた二次元コード21をスマートフォン20で読み取ってサーバーとのアクセスを行い、併せて、携帯端末設定言語探知手段へアクセスする。この場合二次元コード21は、例えば、店舗の各座席に備えられ、その座席情報も管理サーバーへ送信することにより、ユーザーと座席の紐づけを行い、注文、提供、決済を円滑に行うことができる。また、座席には備えずに、外国語メニューを提示する際に、二次元コード21を示すこともできる。
図4は本発明に係る飲食店用接客支援システムの実施の形態において、チャットで料理を注文する際のフローチャートである。(a)で示すように、スマートフォンから取得した設定言語によるチャットは、まず顧客属性を自分で入力するかどうかを尋ね、Yesにすると、顧客属性入力画面が表示され、必要な項目への入力が終われば、その顧客属性を基にメニュー属性とのマッチングが行われる。
顧客属性情報の入力にNoと答えた場合には、収集された設定言語情報から得られた属性を基にメニュー属性とのマッチングが行われる。
また、(b)で示すように、顧客属性を自分で入力するかどうかを尋ねる前に、店舗が優先的に提案したい、当日のおすすめメニューや日替わりメニューなどを表示し、その後顧客属性を自分で入力するかどうかを尋ねるステップに移行することもできる。
図5は、図4に続き、チャットで料理を注文する際のフローチャートである。表示されたおすすめメニュー情報だけでは注文するか否かを決められない場合に備え、店舗メニューの中から、おすすめのメニューが表示されると、チャットでこのメニューの詳細情報を見るかどうかが問われ、Yesであれば、詳細情報を表示し、詳細情報の閲覧が終了すると、注文の有無を問う。メニューの詳細情報を見るかどうかを問い、Noであれば、そのまま注文の有無を問う。
表示されたおすすめメニューを選択しない場合は、改めて、マッチングの程度が高いメニュー属性情報を多く備えるおすすめのメニューが表示される。表示されたおすすめメニューを選択した場合は、追加注文をするかどうか問われ、Yesであれば、顧客属性及び選択されたメニューとマッチングの程度が高いメニュー属性情報を多く備えるおすすめのメニューが表示される。この場合、食物だけでなく飲料も対象としてマッチングが行われる。Noであれば、注文は終了となる。
図6は図2の顧客属性データベースの内容例である。アクセス日時、アクセス店舗、年齢、性別、国籍、宗教等の個人的属性だけでなく、来店したグループの属性を含むのは、グループ属性がメニュー選択に及ぼす影響が、個人的属性による影響に劣らず大きいからである。
図7は図2のメニュー属性データベースの内容例である。食材、調理方法、調味料による嗜好だけでなく、適合季節や適合地域情報を備え、顧客属性のアクセス日時やアクセス店舗情報と組み合わせて判断することができる。ハラール等の禁忌情報を含むことにより、顧客属性の宗教と組み合わせて、禁忌に触れるメニューを紹介しないようにできる。
図8は図2の店舗属性データベースの内容例である。特に、個別の店舗のメニュー情報に、メニュー属性情報と同様の情報を入力しておくことにより、マッチングを行って顧客に好まれそうなメニュー属性を備えた個別店舗のメニューを抽出することができる。また、ここに備えておいた画像を、おすすめメニュー情報を表示する際に、同時に表示することで、顧客はメニューをより具体的に把握することができる。特に、アクセス時優先提案のフラグを立てるようにすることなどで、顧客属性を自分で入力するかどうかを尋ねる前に、店舗が優先的に提案したい、当日のおすすめメニューや日替わりメニューなどを表示し、その後顧客属性を自分で入力するかどうかを尋ねるステップを実行するようにすることもできる。
図9は図2の顧客・メニューマッチング情報データベースの一の内容例である。あらかじめ入力されているメニュー属性と、顧客の入力又はスマートフォンの設定言語による顧客属性の各要素の間で、それぞれマッチングの係数を定めて置き、これに基づいて、顧客と最適なメニュー属性を抽出する。
図10は図2の顧客・メニューマッチング情報データベースの他の内容例である。図9のマッチングで選ばれたメニュー属性と店舗の各メニューの属性を対照するための具体的な情報である。
図11は図5において、顧客属性とメニュー属性のマッチングが行われて、おすすめメニューが表示される際のフローチャートである。図9のマッチング情報により、顧客属性に適したメニュー属性を抽出し、抽出されたメニュー属性と店舗の各メニューの属性を対照して、共通の属性の多い店舗メニューを、おすすめメニューとして表示する。
図12は注文を受けてから厨房に伝達する場合のイメージ図である。図5で注文が終了すると、管理サーバー10から店舗端末30に情報が送信され、厨房に備えられた厨房用ディスプレイ31に、注文情報が表示される。これによりスタッフを介することなく、迅速に注文された料理の調理に取り掛かることができる。
図13は注文を受けてから決済手段に伝達するときのフローチャートである。いったん注文が終了した後、追加注文を行うかどうか検討し、追加注文をこれ以上しない場合、注文した飲食物の種類・数量・金額などの明細を表示し、ユーザーが携帯端末から清算要求を行うかどうかを問い、精算するときは、支払方法選択画面が表示される。店舗での支払いも選択できるが、支払い代行業者も選択することができ、スマートフォンから直接決済することもできる。
図14は店舗端末から管理サーバー経由で店舗情報を入力・更新する際のイメージ図である。登録時の店舗情報や、店舗メニュー情報の入力、情報の更新等を管理サーバー経由で行うことができる。例えばこの特記事項の欄に、アクセス時の優先提案情報を記録することができる。
図15は図14の店舗情報を入力・更新する際における翻訳が行われる際のフローチャートである。店舗メニューの入力形式において、正確性が重視され、間違えているとまったく意味がわからなくなる名詞や代名詞は、店舗データベース内の独自辞書データベースを使用し、適切に訳出できればその訳語を使用し、適切に訳出できなければシステム管理スタッフが翻訳し、結果を独自辞書データベースに記録して、以後使用する。単語の連続なので類推が働きやすい文章については、正確性は重視されるけれど多少間違えていてもある程度意味がつかめるので、自動翻訳を行う。
図16は本発明に係る飲食店用接客支援システムにおいて、汎用性のあるおすすめ顧客・メニューマッチング情報を作成するときのフローチャートである。顧客属性・メニュー属性マッチング情報データベースにあらかじめ入力されたデータによっておすすめメニュー情報を表示しているが、実際に注文を受けた顧客とメニュー属性とのマッチングデータを、顧客・メニューマッチング情報データベースに追加していくことにより、マッチングの精度を上げていくことができる。
本発明に係る飲食店用接客支援システムは、原則として顧客を旅行者と想定しており、個人の好みを蓄積していくものではないが、類似の属性を持つ顧客間のマッチング情報を追加していくことによって、初めて来店する顧客へのおすすめメニュー情報の精度を上げていくこともできる。これは外国人旅行者のみならず、日本人顧客へのサービスの向上にもつながる。
そして、所定のデータ蓄積が行われたら、顧客・メニューマッチング情報データベースを更新し、更新した顧客・メニューマッチング情報から、個人情報を削除して属性のみのビッグデータに加工し、本発明に係る飲食店用接客支援システムにおいて、マッチングの精度を高めるのみならず、他のシステムや、マーケティング等に活用できるようにすることができる。
なお、本発明は上述した実施の形態で説明した構造には限定されず、実施の形態を適宜変形、変更し得ることはいうまでもない。一度アクセスした顧客をユーザー登録し、個人の履歴と本システムの顧客・メニューマッチング情報の両方を利用して、より顧客の好みに合ったメニューを提案することも考えられる。これらもまた本発明の範囲に属する。
1 サーバーサイド
2 ユーザーサイド
3 店舗サイド
10 管理サーバー
11 データベース
12 管理端末
20 スマートフォン
21 二次元コード
30 店舗端末
31 厨房用ディスプレイ

Claims (11)

  1. ユーザーの携帯端末と、
    ユーザー携帯端末との間で情報を交換する管理サーバーと、
    多言語で作成された顧客属性情報データベースと、
    多言語で作成されたメニュー属性情報データベースと、
    多言語で作成された店舗情報データベースと、
    多言語で作成された顧客・メニューマッチング情報データベースと、
    を備え、
    前記管理サーバーは、
    携帯端末設定言語探知手段と、
    多言語で作成されたチャットボットを含むユーザーインターフェース(以下「チャットボット等」という)と、
    顧客・メニューマッチング手段と、
    店舗メニュー受注手段と、
    を備え、
    前記店舗情報データベースは、店舗メニュー情報を備え、
    前記管理サーバーにおいて、
    前記携帯端末が前記管理サーバーにアクセスするステップと
    アクセスした前記携帯端末の設定言語を取得するステップと、
    前記チャットボット等により前記携帯端末の設定言語で作成されたチャットを含む即時双方向情報交換(以下「チャット等」という。)を通じて、顧客属性情報を収集するステップと、
    前記顧客・メニューマッチング情報に基づき前記顧客・メニューマッチング手段により前記顧客属性情報と前記メニュー属性情報をマッチングさせて最適メニュー属性を抽出するステップと、
    前記顧客・メニューマッチング手段により前記最適メニュー属性を店舗メニュー情報と照合して最適店舗メニューを抽出するステップと、
    前記最適店舗メニューをチャット等に表示して、顧客にお勧めするステップと、
    前記ユーザーがチャット等で注文した前記店舗メニューを受注するステップと、
    前記おすすめメニュー情報に基づいて前記ユーザーの操作で指定された料理情報を、前記携帯端末から前記情報提供サーバーへ送信するステップと、
    が実行されることを特徴とする接客支援システム。
  2. 前記管理サーバーが、顧客情報入力画面生成手段を備え、
    前記管理サーバーが作成した前記顧客情報入力画面に前記携帯端末から顧客属性情報を入力するステップが実行されることを特徴とする接客支援システム。
  3. 前記顧客・メニューマッチング手段において、
    ユーザーから収集する国籍・グループ・宗教などのユーザー顧客属性と、食材・調理方法・時期・地域・禁忌などのメニュー属性情報とを組み合わせて最適メニュー属性を抽出し、該最適メニュー属性を備える前記店舗メニュー情報を選択するステップが実行されることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載された接客支援システム。
  4. 前記管理サーバーは、
    前記顧客・メニューマッチング情報更新手段を備え、
    ユーザーからの店舗メニュー注文情報が更新されると、該店舗メニュー注文情報に基づき顧客・メニューマッチング情報が更新されるステップが実行されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された接客支援システム。
  5. 前記メニュー属性情報データベースは、前記顧客・メニューマッチング情報からユーザーに選択された店舗目メニュー情報と相性の良い組み合わせとなるメニュー属性組み合わせ情報を備え、
    前記管理サーバーにおいて、
    前記顧客・メニューマッチング情報からユーザーに選択された店舗目メニュー情報と相性の良い組み合わせとなるメニュー属性情報を備える店舗メニュ―をチャットに表示するステップが実行されることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載された接客支援システム。
  6. 前記チャットボット等が、チャット等に表示された店舗メニュー情報の食材・調理方法・時期・地域・禁忌などのメニュー属性情報を表示する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載された接客支援システム。
  7. 料理を提供する店舗の厨房に設置される注文料理表示手段を備え、
    前記ユーザーの携帯端末から店舗メニューの注文が行われると、該店舗メニュー情報が前記注文料理表示手段に表示されるステップが実行されることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載された接客支援システム。
  8. 前記ユーザーの携帯端末において、ユーザーが注文した飲食物の種類・数量・金額明細と合計を表示させるステップと、ユーザーが料金を精算するステップを実行すると、料理を提供する店舗の決済手段へ、前記ユーザーの携帯端末からの注文情報が送信されるステップが実行されることを特徴とする請求項1乃至請求項7に記載された接客支援システム。
  9. 店舗用情報通信端末を備え、
    前記店舗用情報入力端末は、店舗メニュー情報入力手段を備え、
    前記管理サーバーは、自動翻訳手段を備え、
    前記店舗用情報通信端末から前記店舗情報データベースに入力された店舗メニュー情報が前記自動翻訳手段により翻訳されて前記店舗情報データベースデータベース情報を作成、又は更新するステップが実行されることを特徴とする請求項1乃至請求項8に記載された接客支援システム。
  10. 前記管理サーバーは、メニュー名称などの固有名詞について、自動翻訳を行うステップと、自動翻訳が適切な訳出ができないときに、前記店舗データベース内の独自辞書による翻訳を行うステップと、独自辞書により適切な翻訳ができないときに、マニュアル翻訳を行うステップと、を実行する手段を備えることを特徴とする請求項9に記載された接客支援システム。
  11. 前記管理サーバーが、前記顧客・メニューマッチング情報データベースのデータから、個人情報を排除して、顧客属性とメニュー属性の関係を解析し、汎用性のあるおすすめ顧客・メニューマッチング情報を作成する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項10に記載された接客支援システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7465383B1 (ja) 2023-03-03 2024-04-10 株式会社カカクコム 注文受付管理システム、注文受付管理方法、及び注文受付管理プログラム

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