JP2022104463A - 感染症対策評価システム - Google Patents

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Abstract

【課題】統一的な基準に沿って感染症の対策を施しているかが一目でわかるような評価システムを提供する。【解決手段】感染症対策評価システム100は、感染症対策スコアを含む感染症対策データファイル53が格納された感染症対策スコアデータベース55を備えるサーバ装置50を有する。感染症対策データファイルは、店舗端末500の保有者である店舗の店舗情報データにリンク付けされている。感染症対策ネットワークプログラムは、店舗の店舗情報データにリンク付けした感染症対策スコアを、ユーザ端末10に送信する。感染症対策スコアは、少なくとも5個の指標の点数に基づいて算出される。店舗端末には、第1感染症対策チェックリスト入力プログラムが配信され、ユーザ端末には、第2感染症対策チェックリスト入力プログラムが配信される。店舗情報データには、ハッシュタグの情報が含まれ、ハッシュタグの検索において、感染症対策スコアが表示される。【選択図】図3

Description

本発明は、感染症対策評価システムおよび感染症対策評価方法に関する。特に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策を評価するシステムに関する。本発明はまた、インバウンドで日本に訪問する観光客に対しても、新型コロナウイルス感染症の対策の評価結果を提示するシステムに関する。
現在、2020年に始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が全世界に広まって、経済活動の大幅な縮小が余儀なくされている。その中でも、特に飲食店(レストランなど)は継続して営業を行うために、新型コロナウイルス感染症の対策におわれている。そして、政府や地方自治体は、新型コロナウイルス感染症の対策を行っている店舗(飲食店など)に対して、感染防止宣言ステッカーなどを配付して、きちんと対策を行っているところができるだけわかるようにしている。
しかしながら、政府や地方自治体が配付する感染防止宣言ステッカーは、その店がきちんと新型コロナウイルス感染症の対策をとっていることを保証するものではない。すなわち、各店が、新型コロナウイルス感染症の対策をとっていると自認すれば、そのような感染防止宣言ステッカーは入手できてしまい、そして自己判断で貼れてしまうものである。また、当初はきちんと対策をとっていたとしても、後日にきちんと対策をとっていないこともあり得る。また、政府等による感染症対策のガイドラインは一応あるものの、店(特に飲食店の店舗)ごとの感染症対策の方法やレベルは統一されておらず、利用者(客)は、どの店であれば、安心して利用(食事など)できるかどうか困惑してしまう。
特開2005-170063号公報 特開2009-15979号公報
飲食店を評価するサイトとして、食べログ(登録商標)、ぐるなび(登録商標)のウェブサイトが知られている(例えば、特許文献1、2など参照)。このようなウェブサイトの店舗情報において、感染症対策の簡単な説明がされていることがある。しかしながら、それらのウェブサイトの全ての店舗の情報において、感染症対策の説明があるわけでなく、また、単に、感染症対策がされている説明だけでは、利用者(客)はどの程度のレベルの感染症対策がされているか一目で理解することは難しい。
さらには、そのような飲食店を評価するウェブサイトでは、飲食店からの広告収入・有料会員報酬に頼っているため、一目で、悪い評価がわかるような感染症対策表示を積極的に取りにくいのが実情である。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の対策をきちんとっている店(飲食店の店舗)をだれもが一目でわかるようにすること、そして、新型コロナウイルス感染症の対策の基準を統一してそれを守ることのインセンティブを提供することは、利用者(客)のみならず、店にとっても大きなメリットがあるものと思われる。
また、新型コロナウイルス感染症が広がる前は、日本に数多くの外国人(インバウンド観光客)が押し寄せていた。現在、新型コロナウイルス感染症のワクチンがほぼ完成しており、それが全世界に広まるにともなって、再び、数多くの外国人(インバウンド観光客)が日本にやってくると思われる。しかしながら、アフターコロナの世界では、そのような外国人(観光客)は、当然、新型コロナウイルス感染症の対策をきちんとっている店(飲食店の店舗)かどうかを知りたいはずである。新型コロナウイルス感染症のワクチンを投与した人であっても、再び、新型コロナウイルス感染症にかかるリスクは極力下げたいものであるからである。
そのような状況下で、当該外国人(観光客)が、主に日本語で説明されている食べログ(登録商標)やぐるなび(登録商標)のようなウェブサイトをみても、訪問したい希望の店が、統一的な基準に沿って新型コロナウイルス感染症の対策を施しているかは、一目で理解するのは困難である。さらには、旅行の評価サイト(例えば、トリップアドバイザーなど)であっても、新型コロナウイルス感染症の対策の項目が列挙しているだけあり、その評価サイトが、英語(または、観光客が読むことができる言語)で表示されているからといって、訪問したい希望の店が、統一的な基準に沿って新型コロナウイルス感染症の対策を施しているかを一目で理解するのは難しい。もっといえば、その列挙されている項目をすべてその店が毎日確実に守っているかどうかの保証もない。
そのような中、本願発明者は、既存の飲食店を評価するサイトにまかせるのではなく、自ら主体的に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策を評価するシステムを構築することに注力し、鋭意検討する中で、本発明に想到した。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、統一的な基準に沿って新型コロナウイルス感染症の対策を施しているかが一目でわかるような評価システム(感染症対策評価システム)を提供することにある。また、本発明の他の目的は、日本に訪問する外国人(インバウンド観光客)でも、統一的な基準に沿って新型コロナウイルス感染症の対策を施しているかが、すぐに理解できる評価システム(感染症対策評価システム)を提供することにある。
本発明に係る感染症対策評価システムは、感染症の対策を評価する感染症対策評価システムであり、感染症対策スコアを含む対策スコアファイルが格納された感染症対策スコアデータベースと、通信ネットワークを介して、感染症対策スコアデータベースにアクセス可能なホスト端末とを備えている。前記通信ネットワークには、店舗端末およびユーザ端末が接続され、前記感染症対策スコアデータベースに格納された前記対策スコアファイルは、前記店舗端末の保有者である店舗の店舗情報データにリンク付けされている。前記感染症対策スコアデータベースには、感染症対策ネットワークプログラムが含まれている。前記感染症対策ネットワークプログラムは、前記店舗の店舗情報データにリンク付けした状態での前記感染症対策スコアを、前記ユーザ端末に送信する機能を実現するプログラムである。前記感染症対策スコアは、少なくとも5個の指標の点数に基づいて、感染症対策スコア算出プログラムによって算出され、前記感染症対策スコアを有する対策スコアデータは、前記通信ネットワークを介して、前記ユーザ端末の間に送信可能なデータ形式を備えている。前記店舗端末には、前記少なくとも5個の指標の点数を入力するための第1感染症対策チェックリスト入力プログラムが配信され、前記ユーザ端末には、前記少なくとも5個の指標の点数を入力するための第2感染症対策チェックリスト入力プログラムが配信される。前記店舗情報データには、ハッシュタグの情報が含められており、前記ハッシュタグの検索において、前記感染症対策スコアが表示される。
ある好適な実施形態において、前記店舗は、飲食店、小売店、デパートメントストア、ホテル、結婚式場、医療施設、イベント施設、レジャー施設、福祉施設および公共交通施設からなる群から選択される。前記ユーザ端末の少なくとも一つは、スマートフォンである。前記スマートフォンには、前記感染症対策ネットワークプログラムに基づくスマートフォン用感染症対策プログラムが導入される。前記スマートフォン用感染症対策プログラムが動作することにより、前記スマートフォンの画面には、前記店舗の前記店舗情報データと、前記店舗の前記感染症対策スコアとを含む感染症対策スコア画像データが表示される。前記スマートフォン用感染症対策プログラムは、前記感染症対策スコア画像データを、前記スマートフォンからSNS(ソーシャル・ネットワーク・システム)を通じて他のスマートフォンに送信する画像SNS送信機能を有している。
ある好適な実施形態において、前記感染症対策スコアは、少なくとも10個の指標の点数に基づいて、感染症対策スコア算出プログラムによって算出されるものである。前記スマートフォン用感染症対策プログラムが動作することにより、前記第2感染症対策チェックリスト入力プログラムによって、前記少なくとも10個の指標の点数を入力する機能と、前記入力された前記指標の点数を前記感染症対策スコアデータベースに送信する機能とが実現される。
ある好適な実施形態では、前記スマートフォン用感染症対策プログラムが動作することにより、前記スマートフォンの画面でハッシュタグ検索に基づいて、前記感染症対策スコア画像データが表示される。
ある好適な実施形態において、前記感染症対策ネットワークプログラムは、前記店舗の店舗情報データを、前記対策スコアファイルに登録する機能と、前記店舗に関連したハッシュタグ情報を入力して登録する機能と、前記店舗に関連した画像を登録する機能と、前記第1感染症対策チェックリスト入力プログラムによって、前記店舗における前記少なくとも5個の指標の点数を入力して登録する機能とを実現するプログラムである。前記感染症対策ネットワークプログラムには、前記ハッシュタグ情報の入力を補助するハッシュタグサポート機能を実現するハッシュタグ作成補助プログラムが含まれている。
ある好適な実施形態において、感染症対策スコア算出プログラムは、前記第1感染症対策チェックリスト入力プログラムによって入力された前記指標の点数と、前記第2感染症対策チェックリスト入力プログラムによって入力された前記指標の点数とを集計して重み付けすることによって、前記感染症対策スコアを算出する機能を有するプログラムである。
ある好適な実施形態において、前記第2感染症対策チェックリスト入力プログラムによって入力された前記指標の点数は、前記店舗を使用したユーザが保持する前記ユーザ端末によって入力された点数と、当該ユーザとは異なる調査員が保持する前記ユーザ端末によって入力された点数とが含まれている。前記感染症対策スコア算出プログラムは、前記調査員が保持する前記ユーザ端末によって入力された点数を重み付けして処理する。
ある好適な実施形態において、前記感染症対策ネットワークプログラムは、前記感染症対策スコアデータベースとは異なる追加サーバ装置に、前記対策スコアデータを送信する機能を備えている。前記追加サーバ装置は、前記店舗のクオリティを評価する評価サイトサーバ装置である。
本発明に係る感染症対策評価方法は、感染症対策ネットワークプログラムによって実現される感染症の対策を評価する感染症対策評価方法である。前記感染症対策ネットワークプログラムは、店舗の店舗情報データを、対策スコアファイルとして、感染症対策スコアデータベースに登録する機能と、前記店舗の店舗情報データにリンク付けした状態での感染症対策スコアを、ユーザ端末に送信する機能を実現するプログラムである。前記対策スコアファイルには、店舗IDおよび店舗名の少なくとも一つを含む店舗特定タグ情報と、店舗住所、店舗電話番号、店舗メールアドレスおよび店舗URLからなる群から選択される少なくとも一つの店舗基本情報と、少なくとも5個の指標の点数に基づいて算出された感染症対策スコアとが含まれている。前記感染症対策評価方法は、前記感染症対策ネットワークプログラムによって実現された機能によって、前記感染症対策スコアデータベースに、店舗の店舗情報データを登録する工程と、前記店舗の店舗情報データにリンク付けした状態での前記感染症対策スコアを、前記ユーザ端末に送信する工程とを含む。さらに、前記感染症対策評価方法は、前記ユーザ端末によって入力された少なくとも5個の指標の点数を、前記感染症対策スコアデータベースを含むサーバ装置が受信する工程と、前記指標の点数に基づいて、前記感染症対策スコアを算出する工程と、前記店舗情報データに、ハッシュタグの情報を登録する工程と、前記ハッシュタグの検索において、前記感染症対策スコアを表示する工程と、前記感染症対策スコアデータベースとは異なる追加サーバ装置に、対策スコアを送信する工程とを含む。
ある好適な実施形態において、前記店舗は、飲食店、小売店、デパートメントストア、ホテル、結婚式場、医療施設、イベント施設、レジャー施設、福祉施設および公共交通施設からなる群から選択される。前記ユーザ端末の少なくとも一つは、スマートフォンである。前記スマートフォンには、前記感染症対策ネットワークプログラムに基づくスマートフォン用感染症対策プログラムが導入される。前記スマートフォン用感染症対策プログラムが動作することにより、前記スマートフォンの画面には、前記店舗の前記店舗情報データと、前記店舗の前記感染症対策スコアとを含む感染症対策スコア画像データが表示される。前記スマートフォン用感染症対策プログラムは、前記感染症対策スコア画像データを、前記スマートフォンからSNS(ソーシャル・ネットワーク・システム)を通じて他の前記スマートフォンに送信する画像SNS送信機能を有している。前記感染症対策スコアは、少なくとも10個の指標の点数に基づいて、感染症対策スコア算出プログラムによって算出されるものである。前記スマートフォン用感染症対策プログラムが動作することにより、第2感染症対策チェックリスト入力プログラムによって、前記少なくとも10個の指標の点数を入力するステップと、前記入力された前記指標の点数を前記感染症対策スコアデータベースに送信するステップとが行われる。
ある好適な実施形態では、前記スマートフォン用感染症対策プログラムは、店舗端末の入力による店舗点数と、前記店舗を使用したユーザの前記ユーザ端末の入力によるユーザ点数と、調査を専門とした調査員の前記ユーザ端末の入力による調査員点数とに基づいて、前記感染症対策スコアの算出の処理を実行する。前記感染症対策スコアの算出の処理においては、前記店舗点数、前記ユーザ点数および前記調査員点数のうち、前記調査員点数を一番評価が強く反映されるような重み処理が実行される。
ある好適な実施形態では、前記スマートフォン用感染症対策プログラムが動作することにより、前記スマートフォンの画面でハッシュタグ検索に基づいて、前記感染症対策スコア画像データが表示される。
ある好適な実施形態において、さらに、前記店舗特定タグ情報および前記店舗の前記感染症対策スコアを少なくとも含むデータを、前記感染症対策スコアデータベースとは異なる追加サーバ装置に、前記対策スコアデータを送信する工程が実行される。前記追加サーバ装置は、前記店舗のクオリティを評価する評価サイトサーバ装置である。
本発明においては、感染症対策ネットワークプログラムが店舗の店舗情報データにリンク付けした状態での感染症対策スコアをユーザ端末に送信する機能を実現するプログラムであって、感染症対策スコアは感染症対策スコア算出プログラム)によって算出され、感染症対策スコアを有する対策スコアデータはユーザ端末の間に送信可能なデータ形式を備え、店舗情報データにはハッシュタグの情報が含められており、ハッシュタグの検索において感染症対策スコアが表示されるように構成されている。したがって、統一的な基準に沿って新型コロナウイルス感染症の対策を施しているかが一目でわかるような評価システムを提供することができる。また、ハッシュタグ検索によって感染症対策スコアを確認することができるので、日本に訪問する外国人(インバウンド観光客)でも、統一的な基準に沿って新型コロナウイルス感染症の対策を施しているかが、すぐに理解することが可能となる。なお、本発明のさらなる特徴または効果は、発明を実施するための形態にて示すこととする。
本発明の実施形態に係る感染症対策評価システム100を含む感染症対策連係ネットワーク190を説明するブロック図である。 本発明の実施形態に係る感染症対策評価システム100を含む感染症対策ネットワーク190を説明する構成図である。 本発明の実施形態に係る感染症対策データ処理装置(サーバ装置)50の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るスマートフォン用感染症対策プログラム(アプリケーション)285が導入された情報端末10(スマートフォン200)の構成図(正面図、表示部250側の筐体図)である。 本発明の実施形態に係るスマートフォン用感染症対策プログラム285が作動しているときの感染症対策スコア20が表示されている画面を説明する図である。 本発明の実施形態に係るスマートフォン用感染症対策プログラム285が作動しているときの感染症対策評価に係る指標(10項目)の点数を入力するための画面を説明する図である。 本発明の実施形態に係る感染症対策評価に係る指標(10項目)を説明するテーブルである。 本発明の実施形態に係る感染症対策評価システム100に登録するための店舗端末500(スマートフォン200)の入力画面を説明する図である。 本発明の実施形態に係る感染症対策評価方法(店舗会員登録方法)を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る感染症対策データ処理装置(サーバ装置)50の改変例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る感染症対策データ処理装置(サーバ装置)50に格納されているプログラム51および59を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るスマートフォン用感染症対策プログラム285が作動しているときの各店舗(73)の感染症対策スコア20が表示されている図である。 本発明の実施形態に係る感染症対策評価方法(感染症対策スコアの表示・送信方法)を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る感染症対策評価方法(チェックリスト入力・感染症対策スコア出力)を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る感染症対策評価方法(感染症対策スコア更新)を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る感染症対策評価方法(ハッシュタグ検索)を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る感染症対策評価方法(ユーザ端末操作)を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る感染症対策ネットワークプログラム51が作動しているときのユーザ端末10(パーソナルコンピュータ201)のTOP画面を説明する図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末10(スマートフォン200)の表示画面(TOP画面)を説明する図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末10(スマートフォン200)の表示画面(検索画面)を説明する図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末10(スマートフォン200)の表示画面(地図表示画面)を説明する図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末10(スマートフォン200)の表示画面(予約画面)を説明する図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末10(スマートフォン200)の表示画面(詳細表示画面)を説明する図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末10(スマートフォン200)の表示画面(一覧画面)を説明する図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末10(スマートフォン200)の表示画面(店舗画面)を説明する図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末10(スマートフォン200)の表示画面(予約操作画面)を説明する図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末10(スマートフォン200)の表示画面(店舗のユーザ名一覧画面)を説明する図である。
本願発明者は、新型コロナウイルス感染症が広がる中、安心・安全の店舗訪問ができるように考えていた。既存の食べログ(登録商標)やぐるなび(登録商標)のような評価ウェブサイトでは、店舗情報にコロナ対策をしていると記載してあっても、それが正しいと確認する手段もなく、さらには、文字を読まなくてはいけないので直感的にわかりにくい。そして、そのような評価ウェブサイトでは、店舗(広告主)からの広告料をもらっている関係上、新型コロナウイルス感染症の対策ができていない店や悪い評価の店を積極的に掲載することが難しく、サイト運営者にそのようなモチベーションも働きにくい。また、店舗に訪れるインバウンドの観光客は、日本語が読めない人が多いとともに、仮に外国語(英語、中国語、韓国語など)があったとしても、そこから、感染症対策の情報を読むのは一苦労である。すなわち、店舗に入りたいだけなので、日本語サイトを外国語に変換しただけのサイトに行って、そこで感染症対策の情報を読むまでの苦労は行わないのが実情である。
本願発明者は、店舗に訪れる客(インバウンド観光客を含む)にとっては、統一的な基準に沿って新型コロナウイルス感染症の対策を施していることの評価を点数でわかればそれが一番良い(外国語の問題も大幅に低減する)と考えた。さらには、そのような感染症の対策の点数(評価スコア)が、画像の状態で、SNS(ソーシャル・ネットワーク・システム)を通じて広まるとさらに便利あり、利用しやすくなることに気づいた。特に、インバウンド観光客は、インターネット検索(例えば、Google検索)で、その土地(例えば、大阪)の店舗を探すよりも、SNSを通じて知人からその土地の店舗(飲食店、小売店など)の情報を共有することが多く、その点でも、感染症の対策の点数(評価スコア)が、画像の状態でSNSを通じると、感染症に対して安心・安全を提供しやすくなる。加えて、レストラン・カフェなどの飲食店業界では、インターネット検索(例えば、Google検索)よりも、インスタグラムを始めとするSNSを利用したハッシュタグ検索の方が、特に若い人に利用されており、ハッシュタグ検索で、その店/料理の写真とともに、感染症の対策の点数(評価スコア)が検索/表示されると便利である。そのような感染症の対策の点数(評価スコア)の提供を、広告料の問題がある評価ウェブサイトではなく、第三者の機関のような形で提供できれば、さらに信頼性をあげることができ、ひいては、かなりの広範囲の人(客、店舗の人、地域の人など)に、感染症に対する安心・安全を提供することができる。
このような状況下で、統一的な基準に沿って新型コロナウイルス感染症の対策を施しているかが一目でわかるような評価システム(感染症対策評価システム)を考え抜いた結果として、本発明に至った。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態を説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のために、同じ作用を奏する部材、部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略または簡略化することがある。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は、必ずしも実際の寸法関係を正確に反映していない場合がある。また、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事項は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書及び図面によって開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。加えて、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1および図2を参照しながら、本実施形態の感染症対策評価システム100について説明する。図1は、本実施形態の感染症対策評価システム100の一例を説明するブロック図(ネットワーク図)である。また、図2は、本発明の実施形態に係る感染症対策評価システム100の一例を説明する図(イラストを利用したネットワーク図)である。なお、本実施形態の感染症対策評価システム100を含む全体を感染症対策ネットワーク190と称することとする。
本実施形態の感染症対策評価システム100は、感染症の対策を評価するシステムである。本実施形態の感染症対策評価システム100は、図1および図2に示すように、感染症対策データベース55が設けられた感染症対策データ処理装置(サーバ装置)50と、ホスト端末60とを備えている。ホスト端末60は、通信ネットワーク90を介して、感染症対策データベース55にアクセス可能な端末(例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末など)である。
本実施形態の構成において、通信ネットワーク90には、店舗端末500およびユーザ端末10が接続されている。通信ネットワーク90は、インターネット(インターネット回線網)である。店舗端末500は、店舗400(401、402、405)内に配置されている。店舗端末500は、インターネット(通信ネットワーク)90にアクセス可能な端末(例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン、タブレット端末など)である。また、ユーザ端末10は、インターネット(通信ネットワーク)90にアクセス可能な端末(例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット端末など)である。
さらに説明すると、本実施形態の通信ネットワーク90であるインターネット通信網(インターネット回線ネットワーク)は、現在、最も普及している通信ネットワークであるが、将来これを超える通信ネットワークが発生すればそれを採用することができる。なお、本実施形態の通信ネットワーク90は、社内LAN、無線LAN(例えば、Wi-Fi)を含めた形でのインターネット通信網であって構わない。また、インターネット通信網90を使用するものの、本実施形態の感染症対策評価システム100を運営する会社(あるいは、団体または個人)がそれを所有することまで要求されるものではなく、本発明の構成要件としての「通信ネットワーク90(インターネット回線網)」は、通信利用できるような形態で使用できれば構わない。さらに、通信ネットワーク90は、電話線ネットワーク(特に、携帯電話通信ネットワーク)も利用することができ、現在は第5世代の規格であるが、次世代の第5世代の規格(または、それ以降の規格)に対応したものを採用することもできる。
また、感染症対策データ処理装置50は、インターネット通信網(通信ネットワーク)90に接続されたサーバ装置である。サーバ装置50は、インターネット通信網90へのデータ送受信機能を備えた電子計算機(コンピュータ装置)であり、記憶装置および半導体集積回路(IC)を備えている。本実施形態の感染症対策データベース55は、ハードディスク(HDD)から構成されている。具体的には、通信ネットワーク90に接続されたサーバ装置50内の記憶媒体である。ただし、感染症対策データベース55は、サーバ装置50の筐体から物理的に離れた位置にある記憶媒体(例えば、LANハードディスク)、または、クラウドコンピュータ上の記録媒体(ハードディスクなどの記録装置)であっても構わない。また、記録媒体は、ハードディスク(HDD)のような磁気記録媒体に限らず、光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体記録媒体(ソリッドステートドライブ:SSD)などの他の記録媒体であっても構わない。
なお、本実施形態の感染症対策データベース55は、感染症対策評価システム100を運営する会社の内に配置されている場合の他、セキュリティをさらに高度にするために専門のデータ管理会社内で保管することも可能である。また、民間の会社の中でも、社会的に個人情報に対して信頼性の高い会社(例えば、銀行、保険会社、クレジットカード会社、著名なデータ管理会社(あるいは、政府関係の機関))の管理で、感染症対策データベース55を保管・運営してもらうことも可能である。
本実施形態のホスト端末60は、典型的には、パーソナルコンピュータ(PC)である。ホスト端末(PC)60は、インターネット通信網(通信ネットワーク)90に接続可能な通信装置(例えば、光ファイバ接続端子、無線接続装置)と、ディスプレイ装置(例えば、液晶表示装置、有機EL表示装置)、入力装置(例えば、キーボード、マウス、音声入力装置など)、演算装置(例えば、半導体集積回路装置(IC)または中央演算装置(CPU))、記憶装置(例えば、ハードディスク、半導体記憶装置など)から構成されている。ホスト端末(PC)10は、入力装置を用いて必要な情報の入力を行うことができ、それを記憶装置(HDD、SSDなど(または、ROM、RAM))を用いながら演算装置(CPU)で処理して、サーバ装置50を制御することができる。なお、ホスト端末60の説明は、店舗端末500についても同様である。
なお、ホスト端末60は、パーソナルコンピュータ(PC)に限らず、サーバ装置50を操作できるのであれば、他の装置であってもよく、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話などであってもよい。また、ホスト端末60は、インターネット通信網90に接続されずに、他の通信回線、すなわち、社内LAN(有線LAN、または、無線LAN)などでサーバ装置50に接続してもよい。または、ホスト端末60は、パーソナルコンピュータ(PC)ではなく、ワークステーションの端末であってもよい。なお、本実施形態の感染症対策データ処理装置50は、典型的なサーバ装置に限らず、セキュリティが確保できるのであれば、パーソナルコンピュータ(PC)などのコンピュータ装置を用いることも可能である。また、本実施形態において、通信ネットワーク90に情報通信端末(PC、スマートフォンなど)が接続されているとは、情報通信的に接続されていること(通信可能なこと)を意味し、有線ケーブルで物理的に接続されている場合の他、無線または光通信で接続されている場合も含む。
また、インターネット通信網(通信ネットワーク)90に接続されるユーザ端末10は、感染症対策評価システム100を利用するユーザ300(301、302、303)の情報通信端末であり、典型的には、携帯型端末(例えば、スマートフォン、タブレット、ノートPCなど)である。本実施形態では、ユーザ端末10は、スマートフォン(例えば、アップル社製のiPhone(登録商標)、Android OSを搭載したスマートフォン(各種のAndroidスマートフォン))である。スマートフォンは、多機能の携帯電話であり、通話機能、インターネット通信機能を備えており、通話機能だけでなく、情報を管理・加工・送信などすることができる。ただし、本実施形態の情報通信端末10は、スマートフォンに限らず、情報通信ができるものであれば、パソコン(例えば、デスクトップPC)、ゲーム機、携帯電話、テレビなどの端末であっても構わない。また、携帯できる形の携帯通信機器(情報通信端末)としては、スマートフォン、携帯電話の他、タブレット型コンピュータ、ノートパソコン、ウェアラブルコンピュータを用いることも可能である。
図2では、感染症対策評価システム100を利用するユーザ300の一例として、店舗を利用する個人301、観光客302(特に、インバウンドの外国人観光客)、家族303を示してる。図2では、個人301(使用者310)は、ユーザ端末10(ここでは、スマートフォン)を持っており、そのユーザ端末10(スマートフォン)を操作して、感染症対策評価システム100を利用している。観光客302や家族303のときは、その内の少なくとも一人がユーザ端末10(スマートフォン)を持っており、それを使用することができればよい。なお、図1に示した構成例において、ユーザ300Xは、感染症対策評価システム100をまだ使用したことがない未登録・未使用のユーザを表している。加えて、ユーザ350は、店舗400がきちんと感染症対策を実行しているかどうかチェックする調査員を表している。調査員350は、店舗400を単に利用する客ではなく、別途、調査会社・団体から派遣された者であり、店舗を利用するユーザ300よりも、さらに客観的な評価を行うことができる。
図2に示した構成例では、本実施形態の店舗400として、小規模飲食店410(例えば、ラーメン屋、喫茶店、バーなど)、中規模飲食店411(例えば、洋食レストラン、和食レストラン、チェーン店型のレストラン・飲食店など)、小売店420(洋服屋、文房具店、化粧品店、本屋、コンビニエンスストアなど)を表している。さらに、店舗400として、大規模店舗430(デパートメントストア、ホテル、結婚式場、スーパーマーケット、ホームセンタ、モールなど)、医療関係施設450(病院、歯科医院、薬局、介護施設、老人ホームなど)、イベント施設・レジャー施設470(遊園地、コンサート会場、スポーツ施設、動物園、美術館、映画館、カラオケ店、パチンコ店、ゲームセンタなど)を表している。店舗400として、福祉施設、学校、幼稚園・保育園、公共施設(鉄道、バス、空港、タクシーなど)を含めても構わない。また、本実施形態の店舗400として、専ら飲食店(410、411)だけに使用できるように、感染症対策評価システム100を構築してもよいし、あるいは、専ら小売店420だけ、専らホテル(430)だけに使用できるように、感染症対策評価システム100を構築してもよい。なお、図1に示した構成例において、店舗400Xは、感染症対策評価システム100をまだ使用したことがない未登録・未使用の店舗を表している。
図1及び図2に示した構成例では、本実施形態の感染症対策データベース55が設けられたサーバ装置(第1サーバ装置、または、メインサーバ装置、感染症対策データ処理装置)50とは別に、追加サーバ装置150がインターネット90に接続されている。追加サーバ装置150は、感染症対策データベース55とは異なるデータベース155が設けられている。なお、感染症対策データベース55とデータベース155とを一つのサーバ装置50に設けることは可能である。また、データベース55(155)は、上述したように、ハードディスクまたは半導体記録装置などのハードウエアで構成されているものの他、インターネット90上に存在するクラウドサーバのようなものであっても構わない。
次に、図1を参照しながら、本実施形態の感染症対策評価システム100についてさらに説明する。本実施形態のサーバ装置(感染症対策データ処理装置)50には、感染症対策ネットワークプログラム51が含まれている。また、本実施形態の構成において、サーバ装置(感染症対策データ処理装置)50には、感染症対策スコアを含む対策スコアファイル53が含まれている。そして、サーバ装置(感染症対策データ処理装置)50には、感染症対策スコア算出プログラム59が含まれている。感染症対策スコアは、少なくとも5個の指標(本実施形態では、典型的には10個の指標、又は、少なくとも10個)の点数に基づいて、感染症対策スコア算出プログラム59によって算出されるものである。なお、感染症対策スコア算出プログラム59の詳細は後述する。
図示した構成例では、感染症対策ネットワークプログラム51は、感染症対策データベース55内に格納されている。そして、店舗端末500の保有者である店舗400(410、411、420、430、450、470など)の情報(特に、感染症対策評価システム100を使用する店舗提供情報)は、感染症対策データファイル53のデータ形態で、感染症対策データベース55に格納されている。加えて、本実施形態のサーバ装置(感染症対策データ処理装置)50には、サーバ用プログラム(不図示)を格納させておくことができる。サーバ用プログラム159は、サーバをどうさせるためのプログラムであり、データの送受信、データの保存・書き換えなどのプログラムである。
図1に示した例では、上述したように、通信ネットワーク90には、サーバ装置50、ホスト端末60、感染症対策評価システム100に登録されている店舗400の店舗端末500、および、感染症対策評価システム100に未登録の店舗400Xの店舗端末500が接続されている。さらに、登録ユーザ300(301、302、303)のユーザ端末(登録ユーザ端末)10、および、未登録ユーザ300Xの情報端末(新規ユーザ端末、未登録ゲスト端末)10が接続されている。ユーザ端末10は、典型的には、スマートフォンであるが、上述したように、PCなどの情報通信端末であっても構わない。また、本実施形態の通信ネットワーク90には、本実施形態のサーバ装置(感染症対策データ処理装置)50とは異なる別のサーバ装置150が接続されていても構わない。別のサーバ装置150(外部サーバ装置150)は、外部サーバデータベース155を有している。外部サーバデータベース155には、サーバ用プログラム151(または、プログラム機能、プログラム構造体)および、予約データ、転職データ、各種の条件データなどのデータ構造体153が格納されている。
本実施形態の構成において、サーバ装置(感染症対策データ処理装置)50の感染症対策ネットワークプログラム51は、ホスト端末60、店舗端末500、ユーザ端末10に導入(または、インストール)される。未登録店舗400Xの店舗端末500および未登録ユーザ300Xのユーザ端末10には、登録手続の際に、感染症対策ネットワークプログラム51が導入される。そして、当該感染症対策ネットワークプログラム51の起動によって、感染症対策評価システム100が、当該ネットワーク90に関係するハードウエアおよびソフトウエアの協働によって実現する。
ホスト端末60は、サーバ装置(感染症対策データ処理装置)50を操作する情報端末である。すなわち、ホスト端末60は、サーバ装置50にアクセス可能であり、そして、サーバ装置50の動作を制御し、サーバ装置50内のプログラムを起動させることができ、そして、サーバ装置50内のデータベース55内のデータを追加・編集・削除などすることができる。ホスト端末60には、サーバ装置50からダウンロードされて実行するホスト端末用プログラム61が含まれている。また、ホスト端末60には、ホスト端末60におけるデータ処理装置(CPU、メモリ装置、入出力装置など)63が含まれている。また、ホスト端末60には、ネットワーク90を介してデータの送受信をする送受信装置も含まれている。なお、本実施形態の構成では、サーバ装置50からのダウンロードでなく、ホスト端末60から直接端末(500、10)へ導入できるように、ホスト端末60用の感染症対策ネットワークプログラム69が格納されている。サーバ装置50から端末(500、10)に何らかの理由でダウンロードできないときに、この感染症対策ネットワークプログラム69によって端末(500、10)にソフト・アプリをインストールすることが可能である。
店舗端末500は、店舗400(401、402、405)の情報端末である。店舗端末500は、ネットワーク90を介して、サーバ装置50との間でデータの送受信を行うことができる。店舗端末500には、サーバ装置50からダウンロードされて実行する店舗端末用プログラム510、店舗端末500におけるデータ処理装置(CPU、メモリ装置、入出力装置など)520が含まれている。また、店舗端末500には、ネットワーク90を介してデータの送受信をする送受信装置も含まれている。店舗400の担当者(412、422など)は、店舗端末500を操作することで、感染症対策ネットワークプログラム51の動作によって構築された感染症対策評価システム100を使用することができる。
ユーザ端末10は、感染症対策評価システム100を使用することができる情報端末であり、ネットワーク90を介して、サーバ装置50との間でデータの送受信を行うことができる。ユーザ端末10には、サーバ装置50からダウンロードされて実行するユーザ端末用プログラム111、および、ユーザ端末10おけるデータ処理装置(CPU、メモリ装置、入出力装置など)112が含まれている。なお、店舗端末500を、ユーザ端末10として使用することも可能である。
なお、未登録ユーザ300Xのユーザ端末(新規ユーザ端末、未登録ゲスト端末)10は、まだ、感染症対策評価システム100を利用していない情報端末である。未登録のユーザ端末10は、サーバ装置50からプログラムがダウンロードされるプログラム領域111が存在する。また、未登録のユーザ端末10には、データ処理装置(CPU、メモリ装置、入出力装置など)112が含まれており、ネットワーク90を介してデータの送受信をする送受信装置も含まれている。
本実施形態のサーバ装置50は、情報端末(10、60、500)からのデータ入力(93)、および、それらの情報端末へのデータ出力(94)を行うことができる。各情報端末(10、500)は、通信ネットワーク90に送受信可能な状態となっている(矢印91、矢印92)。
図3は、本実施形態の感染症対策データベース55の構成を説明するためのブロック図である。上述したように感染症対策データベース55は、感染症対策データファイル53を備えている。本実施形態の感染症対策データファイル53は、店舗400(410、411、420、430、450など)を特定するための店舗ID(identification、識別番号)および店舗名(例えば、○○店舗、〇〇レストラン、〇〇デパート、〇〇医院など)の少なくとも一方を含んでいる(店舗IDおよび店舗名の両方が含まれていることが好ましい)。また、感染症対策データファイル53には、店舗住所、店舗電話番号、店舗メールアドレスおよび店舗URLからなる群から選択される少なくとも一つの店舗基本情報が含まれている(店舗住所と、店舗の連絡先(店舗電話番号、店舗メールアドレス)、店舗のホームページ情報・店舗SNS情報(店舗URL)の全てが含まれていることが好ましいが、店舗によっては一部空欄の情報があっても構わない)。
図3に示した感染症対策データファイル53は、各店舗400(または、店舗端末500)の店舗IDに対応した個別感染症対策データファイル(53a、53b、・・・)から構成されている。この例に示した個別感染症対策データファイル(53a、53b、・・・)には、店舗ID、店舗名、店舗住所、店舗電話番号、店舗メールアドレス、店舗URLが含まれている。
また、本実施形態の構成では、感染症対策データベース55は、感染症対策データファイル53の情報を処理する感染症対策データファイル処理部52を有している。感染症対策データファイル処理部52は、感染症対策データファイル53と外部との間のデータを送受信するデータ送受信部52aと、感染症対策データファイル53に新規情報を追加して更新する店舗データ更新部52bと、感染症対策データファイル53を編集する店舗情報編集部52cとから構成されている。
感染症対策データファイル53における個別感染症対策データファイル53(53a、53b、・・・)は、ホスト端末60及び/又は店舗端末500からの入力によって作成される。そして、サーバ装置50と店舗端末500とのデータ送受信は、個別感染症対策データファイル53(53a、53b、・・・)における店舗IDに基づいて実行される。本実施形態の感染症対策データファイル53のデータ構造、および、感染症対策データファイル処理部52(52a、52b、52c)は、感染症対策ネットワークプログラム51の実行によって構築(具現化)されるものである。
また、本実施形態の構成では、感染症対策データベース55に感染症対策ネットワークプログラム51が含まれており、感染症対策ネットワークプログラム51を実行すると、感染症対策ネットワークプログラム51で実現した機能が実行可能な状態となる。なお、本実施形態の構成例では、感染症対策ネットワークプログラム51は、感染症対策データベース55内に格納されているが、これらのプログラムが適切に実行できるのであれば、感染症対策データベース55以外の場所に格納されていてもよい。
本実施形態の感染症対策ネットワークプログラム51は、
(a)店舗400の店舗情報データにリンク付けした状態での感染症対策スコアを、ユーザ端末10に送信する機能を実現することができるプログラムである。
さらに、感染症対策ネットワークプログラム51は、
(b)店舗400の店舗提供情報データを、感染症対策データファイル53(53a、53b、・・・)として、感染症対策データベース55に登録する機能と、
(c)登録された感染症対策データファイル53に、その店舗に係る感染症対策スコアをリンク付けする機能と
を実現することができる。
なお、店舗IDでなく、店舗名によって、これらの情報データ(店舗情報データ)を入力・登録する(又は、紐付ける)ことも可能であるが、同名の店舗があることを考慮すると、店舗ID(数字、英語、英数字などの番号での特定)で管理することが好ましい。また、この店舗提供情報データは、店舗400の店舗端末500から感染症対策データベース55にアップロードすることができるが、店舗400から委託された形態でホスト端末60からアップロードすることも可能である。
この機能(a)、そして機能(b)および(c)は、図3に示した感染症対策データファイル処理部52によって実行することができる。具体的には、感染症対策データファイル53と外部との間のデータを送受信するデータ送受信部52aによって、外部(端末500又は60)から店舗提供情報データを取り込み、店舗データ更新部52bによって、取り込んだ店舗提供情報データを感染症対策データファイル53に登録(又は更新)することができる。そして、感染症対策データファイル53に登録された店舗提供情報データは、店舗情報編集部52cによって編集することができる。そして、感染症対策データファイル53に登録されている店舗提供情報データは、データ送受信部52aは外部に(特に、ユーザ端末10に)送信することができ、そして、その外部の情報端末(特に、ユーザ端末10)で表示させることができる。
また、本実施形態の感染症対策ネットワークプログラム51は、さらに、
(d)ユーザ端末10と店舗端末500とを接続する機能
を実現することができるプログラムである。この機能(d)によって、サーバ装置50を介して、ユーザ端末10と店舗端末500との間で相互に通信を行うことができる。したがって、ユーザ端末10の入力情報やメッセージなどを、店舗端末500で受け取ることができるとともに、店舗端末500からの返信、条件提示やオファーをユーザ端末10で受け取ることができる。なお、ユーザ端末10と店舗端末500との間のやり取りを、感染症対策データファイル53に記録しておくことも可能である。そのときには、感染症対策データファイル処理部52(52a、52b、52c)によって、その送受信、登録(記録)・更新のステップを実行することができる。
加えて、本実施形態の感染症対策ネットワークプログラム51は、さらに、
(e)ホスト端末60と感染症対策データベース55とを接続する機能と、
(f)店舗端末500と感染症対策データベース55とを接続する機能と、
(g)ユーザ端末10と感染症対策データベース55とを接続する機能と
を実現するプログラムであってもよい。これらの機能(d)から(g)、すなわち、外部端末(60、500、10)と感染症対策データベース55とを接続する機能は、感染症対策ネットワークプログラム51でなくて汎用のプログラムによって実現することもできるが、本実施形態の感染症対策ネットワークプログラム51によって実現させることも可能である。この機能(d)および(f)、および、感染症対策データファイル処理部52(特に、データ送受信部52a)の協働により、外部端末(60、500、10)と感染症対策データベース55との相互通信が確保される。
本実施形態における個別感染症対策データファイル53(53a、53b、・・・)について例示的に説明すると、以下のような要素を含んでいる。
(1)店舗ID(および店舗名):店舗400(または店舗端末500)に対応した識別番号であり、一つの店舗(店舗名)400に、一つの店舗IDが付与されて、重複しては付与されない。店舗端末500に店舗IDを付するときに、一つの店舗400に複数の店舗端末500があるときには、店舗IDに枝番をつけたり、複数の店舗IDを付したりしてもよい。店舗IDは、シリアルナンバー方式(またはランダム方式)で本システム(100)の側で自動的に付与してもよいし、店舗端末500を保有する人が自由に選択できる方式であってもよい。
(2)店舗基本情報:店舗電話番号、店舗メールアドレス、店舗URLなどであり、店舗の基本的な内容を知ることができる情報のすべてが含まれていることが好ましいが、店舗が実在することを特定できる最低限の情報に限定しても構わない。店舗基本情報として、電話番号(及び/又は、FAX番号)、アクセス情報(電話、住所など)、店舗の特徴・詳細な説明(例えば、店舗の経歴、店長のプロフィールなど)、店舗(または飲食店ならば料理など)の画像(または動画)などを含めておくことが好ましい。
(3)感染症対策スコア:その店舗についての感染症対策スコア(点数)であり、当該感染症対策スコアは、少なくとも5個の指標(この例では、10個の指標)の点数に基づいて、感染症対策スコア算出プログラム(59)によって算出されるものである。感染症対策スコアの指標などについては後述する。
(4)店舗端末アドレス:例えば、電子メールアドレス、携帯電話番号を利用したアドレス(ショートメールアドレス)、SNS(ソーシャルネットワーク)のアドレス(インスタグラム、フェイスブックやLINEなどのアドレス)である。本実施形態の構成では、店舗IDによって、サーバ装置50と店舗端末500との通信が確立されているので、店舗端末アドレスは必須ではないが、電子メールアドレスなどの店舗端末アドレスがあった方が便利であるとともに、緊急時や不測の事態に対応とれる連絡先は多い方がよい(電話番号、FAX番号なども含めて)。
上述の説明は、店舗400における個別感染症対策データファイル(53a、53b、・・・)についてであるが、ユーザ300(301、302、303)の個別感染症対策データファイル(53a、53b、・・・)を構築することもできる。本実施形態の感染症対策評価システム100を数多く利用するユーザ300(ヘビーユーザ)は、本システム100の信頼度を向上させる上で重要であるからである。その時には、以下のような要素を含めることが好ましい。
(1a)ユーザID:ユーザ301(または、302、303)に対応した識別番号であり、一つのユーザ301(302、303)に、一つのユーザIDが付与されて、重複しては付与されない。また、一つのユーザが複数のIDを所望するときは、ユーザIDに枝番をつけたり、複数のユーザIDを付したりしてもよい。ユーザIDは、シリアルナンバー方式(またはランダム方式)で本システム(100)の側で自動的に付与してもよいし、ユーザ端末10を保有する人が自由に選択できる方式であってもよい。
(2a)ユーザ基本情報:ユーザ氏名、住所、年齢、生年月日などであり、ユーザを特定する基本的な内容である。これらの全ての情報のすべてが含まれていることが好ましいが、個人情報に関するものでもあるので、一部または全部を任意としてもよいし、必須項目の中でも(例えば氏名)、匿名・ニックネームを認めるなどの対応をしてもよい。加えて、ユーザ基本情報として、電話番号(及び/又は、携帯電話番号)、メールアドレス、SNSアドレス等を含めてもよい。
次に、図4から図9も参照しながら、本実施形態の感染症対策ネットワークプログラム51によって実現される感染症対策評価システム100の動作について説明する。言い換えると、感染症対策評価システム100を用いた感染症対策評価方法について説明する。
図4は、本実施形態に係る情報通信端末(スマートフォン)10であり、そして、スマートフォン10の表面(画像表示部側)を示している。図示したスマートフォン10は、筐体210、ボタン(ホームボタン)230、カメラ240、画像表示部(ディスプレイ部)250を備えている。筐体210の側面には、スイッチボタン211が設けられている。ディスプレイ部250は、タッチパネル式のディスプレイ(液晶ディスプレイ、または、有機ELディスプレイ)である。なお、図示したスマートフォン10は、スピーカー、マイクが備え付けられており、ホームボタン230が存在しないものもある。なお、スマートフォン10には、パスワード認証、指紋認証、顔認証、虹彩認証などによって、本人によるアクセスのセキュリティが確保されていることが好ましい。
スマートフォン10は、特定のプログラム(アプリケーション)を動作させることができ、そのアプリケーション(「アプリ」と称する場合あり)280が、ディスプレイ部250に表示されている。ディスプレイ部250のアイコン(280等)を触ることで、アプリケーションを動作させることができる。本実施形態の感染症対策評価システム100からのプログラムは、通信ネットワーク90(インターネット回線、携帯電話回線など)を通じてダウンロードされてスマートフォン10に導入されており、そして、本実施形態のアプリケーションアイコン285となって表示されている。なお、本実施形態のアプリケーションアイコン285を押して動作させる形態でなく、ウェブブラウザ(例えば、Safali、Chromeなど)を用いて、本実施形態の感染症対策評価システム100からのプログラムを動作させることもできるし、そのような使用を専ら好むユーザもいても構わない。
また、スマートフォン10は、GPS機能(Global Positioning System)を備えており、位置情報を入手することができる。その位置情報は、通信ネットワーク90を通じて、サーバ装置50へ送信することができる。さらに、カメラ240で撮像した画像は、通信ネットワーク(インターネット回線)90を経由して送信することができるし、あるいは、その画像(例えば、二次元バーコードなど)を解析して情報処理することも可能である。
本実施形態のアプリアイコン285を指で押すと(または、その後、所定の操作・検索などをすると)、図5に示すような感染症対策スコア20が表示されている画面が表示される。本実施形態の構成例では、感染症対策スコア20は、店名22を含めて、感染症対策スコアデータ(または、略して「対策スコアデータ」)25の形態で、ユーザ端末(スマートフォン)10のディスプレイ部250に表示される。なお、ウェブブラウザ(例えば、Safali、Chromeなど)を用いて、本実施形態の感染症対策評価システム100からのプログラムを動作させて、同じような表示をさせることができる。さらには、スマートフォンでなく、PCを用いても同様の表示をさせることも可能である。
本実施形態の感染症対策スコアデータ(対策スコアデータ)25は、通信ネットワーク90を介して、ユーザ端末10の間に送信可能なデータ形式(27)を備えている。本実施形態の構成では、対策スコアデータ25の画面をクリックすると、その画像(27)をSNS(例えば、インスタグラム、フェイスブック、ツイッター、中国用SNSとしては、WeChat(ウィーチャット)、Weibo(ウェイボー)など)に送信・アップデートすることができる。ここでのユーザ端末10の間に送信可能なデータ形式(27)とは、例えば、PNG、JPG(JPEG)、GIFなどフォーマットであるが、ここでの送信可能なデータ形式(27)とは、単に、例えばJPG(JPEG)で画像が編集されているという意味だけでなく、その感染症対策スコア20を含む画像(対策スコアデータ25)が、SNSまたはメールなどですぐに(簡単な手順で)送信できるようにセットされていることを意味している。
図5に示した例では、対策スコアデータ25は、点数の数字20aと、図形(星図形)20bとの両方で表現されている。このように、点数の数字20a星図形20bとの両方で表現すると、ユーザは直感的に理解しやすい。なお、対策スコアデータ25は、点数の数字20a、星図形20bの何れか一方でも構わないが、その時にはより分かりやすい表現にすることが望ましい。
図6は、スマートフォン用感染症対策プログラム285が作動しているときに感染症対策評価に係る指標(ここでは、10項目)の点数を入力する際の画面を示している。また、図7は、感染症対策評価に係る指標(10項目)を示すテーブルである。
本実施形態のアプリアイコン285を指で押すと(または、その後、所定の操作をすると)、図6に示すような感染症対策評価に係る指標を入力する画面(指標点数の入力処理画面)28が表示される。そこで各項目92a、92b・・・に入力していく(点数を付ける)。
図7は、感染症対策評価に係る指標(そして、各項目に対する点数入力のテーブル)を表しており、このテーブルの内容(10項目)が、図6に示した画面(入力処理画面28)に対応している。なお、ここでの感染症対策評価に係る指標は、少なくとも5個は必要と思われるところ(1~3個では自主的な評価と大差ないように思われる)、少なくとも10個あれば十分と思われる。仮に30個の評価というのも設定可能であるが、あまりにも多すぎると、入力が手間となってかえって評価に悪影響を与えかねない。項目は12個、15個などでもよいが、本実施形態では、10項目で評価を実施している。10項目の評価は適正な量・質であるとともに、入力する人の負担が過度にならないものである。
図7に示した感染症対策評価に係る指標(感染症対策チェックリスト)の内容は、以下の通りである。なお、この感染症対策チェックリストは、主に飲食店用のものであり、あらゆる人が集まる空間(例えば、ホテルなど)ではこの項目の一部または全部を改変して使用してもよい。もちろん、飲食店用のものを、ホテル用に流用してもよい。なお、あらゆる人が集まる空間とは、上述した小規模飲食店410、中規模飲食店411、小売店420、大規模店舗430、医療関係施設450、イベント施設・レジャー施設470などである。ただし、この感染症対策評価に係る指標(感染症対策チェックリスト)は、の感染症対策スコア20を算出する基準になるものであるので、特別の理由がないかぎり(例えば、WHOなどの公的機関で、ある項目の重要性が大きく低下したとか、このリストにない項目の重要性が大幅に高まったとかの特別の理由がないかぎり)変更しないことが好ましい。以下に項目(1)~(10)の内容を示す。
(1)消毒アイテムの設置:
・店内入口に手指消毒用アイテム(消毒用スプレー、ジェル、シートなど)が設置してあるかどうか
(2)来店客への手指消毒・マスク着用の声かけ:
・客来店時にスプレーを使用してもらうよう声をかけているか。マスク会食(食事中にマスクを着け外しして会話する)を推進している場合はさらに良い点をつけてもよい。
(3)各席消毒の徹底:
・客入れ替わり時にテーブルを消毒しているか。※膳直前に客前でテーブル消毒をする、または、テーブル消毒済みの立て札がある場合はさらに良い点をつけてもよい。
(4)ホール従業員のマスク着用:
・ホールに出入りし、接客対応する従業員がマスクを着用しているか
(5)厨房従業員のマスク着用:
・接客をしない調理担当従業員もマスクを着用しているか
(6)飛沫防止アイテムの設置:
・席ごとに間仕切りアクリル板やビニール天幕などを設置しているか(下記(7)を満たす場合は、この項目をマル(良い点)としてもよい)
(7)カウンター1席飛ばし、テーブル席ディスタンス1メートル以上:
・カウンター席の場合は1席ごとに使用不可とし、間隔をあけているか(上記(6)を満たす場合は、この項目をマル(良い点)としてもよい)。または、テーブル席の場合は隣のテーブルとの間隔を1メートル以上あけているか。(上記(6)を満たす場合は、この項目をマル(良い点)としてもよい)。なお、1メートルの間隔の基準は、大阪府飲食店向けガイドラインの最低限のテーブル間隔に準じたものである。また、テーブル席での間仕切りのない相席は、悪い評価(低い点数)の対象となる。加えて、上記(6)、(7)は、どちらか一方を満たしていれば、両方、マル(良い点)になる。両方満たしてる場合は、二重マルの評価(さらに良い点)となり、より効果的な対策を取っている店舗として、見分けられるようにされる。
(8)店内空気循環または出入口開放換気:
・店内の空気を換気扇やサーキュレーター等で常時換気しているか、または出入口を30分に1回出入口・窓を開けて換気しているか。
(9)開店前・従業員の検温、入店時・客への検温:
・出勤時に従業員の検温を実施しているか(37.5℃以上の場合、勤務しない)。客入店時に検温を実施しているか(37.5℃以上の場合、入店を断る)。
(10)店内BGMを60dB(デシベル)以下に調整:
・客同士の会話音を小さくし飛沫の飛散を防ぐため、店内BGMを60dB以下に調整しているか。(人の会話音が60dB程度であるとされるため、BGMを上回る声で話すのを防ぐことによる。なお、測定方法はスマホの無料アプリを使用して計測することができる。)
上記項目(1)~(10)の内容に基づき、図7に示すように、感染症対策チェックリストの各項目に点数を付ける。5段階評価(各項目が5点満点)ならば、その範囲内の点数を記入して、それを合計(または平均化/平均点に)する。また、10段階評価(各項目が10点満点)ならば、その範囲内の点数を記入して、それを合計(または平均化/平均点に)する。
この感染症対策チェックリストの各項目の点数(合計)を数多く集計して、信頼性に優れた感染症対策スコア20を算出する。感染症対策スコア20の算出は、感染症対策スコア算出プログラム59(図1及び図3に示したプログラム59)の機能によって行われる。感染症対策チェックリストの各項目の点数は、ユーザ端末10を用いて行う利用者のものだけでなく、店舗400の店舗端末500を用いて行う店舗関係者のものも含まれる。本実施形態では、店舗400の店舗関係者による自主申告の各項目の点数(合計)を最初のスタートとして、それからユーザ端末10による各項目の点数(合計)の補正を行うようにしている。
ユーザ300のユーザ端末10による評価(点数)の方が、使用者目線であるとともに、客観的であるので、そちらの評価点数を重くすることができる(及び/又は、店舗関係者による自主申告の評価点数の方を軽くすることができ)。さらには、調査員(図1の「350」)による評価(点数)の方を加えることができる。調査員350も、ユーザ端末10を用いて、感染症対策チェックリストの各項目の点数(合計)を入力することができる。一例では、店舗400の店舗関係者による自主申告の各項目の点数(合計)と、ユーザ300(例えば301、302、303)のユーザ端末10による各項目の点数(合計)と、調査員350のユーザ端末10による各項目の点数(合計)とを、合計して1/3にする簡易版の手法を採用してもよい。または、調査員350のユーザ端末10による各項目の点数(合計)が最も客観的であるので、その各項目の点数(合計)の重み付けを一番多くするような処理を行ってもよい。ただし、項目(5)の厨房従業員のマスク着用、項目(9)の従業員の検温などは、店舗関係者による自主申告の評価点数の方が、実態をよく反映させているので、そのような店側の方が有利に取得できる情報の項目(点数)は、それをユーザ(使用者)の項目(点数)に流用させるようなやり方で感染症対策スコア算出プログラム59による処理を実行することもできる。
加えて、店舗400の評判を落とすためだけの悪意ある低得点の入力・書き込み(あるいは、実態と乖離して、店舗400の評判を上げるためだけの高得点の入力・書き込み)は、典型的な点数(または平均値の点数)から大きく乖離した数字として排除できるようなプログラム演算処理を行ってもよい。
図8は、感染症対策評価システム100を使用するために店舗400が登録のために行う店舗端末500(スマートフォン200)の画面(登録画面71)の一例を示している。また、図9は、店舗400が登録のために行うためのフローチャートである。
図8に示した例では、登録画面71には、店舗情報の入力箇所72、登録画像(代表となる画像)の箇所73が存在する。この例の店舗情報72には、店名、住所、電話(TEL)、URLの登録欄があり、さらに詳細な情報を追加入力したいときは、詳細72aを押して、そこに出てくる詳細入力欄に入力したい情報を入れる。
また、入力簡易サポート部(テーブル形式の選択式入力欄)81では、店舗400が例えば飲食店であったときに、ジャンル(例えば、和食、中華、イタリアン、フレンチなど)、地域(例えば、東京、大阪、京都など)、ハッシュタグ(ここでは、ジャンルと地域とから組み合わせて合成される合成ハッシュタグ(#中華大阪、#イタリアン京都など)の候補から所望のものを選択することができる。また、店名を自動的に組み入れるような候補を生成できるように、入力簡易サポート部のプログラムを構築してもよい。
さらに、希望するハッシュタグを登録したいときには、ハッシュタグ入力部82を押して、そこに出てくる入力欄(希望(任意キーワード)のハッシュタグ入力欄)に入力したい情報(キーワード、文字などのハッシュタグ情報)を入れる。また、図示した例では、テキスト入力部82aが用意されているので、そこに希望のキーワード(ハッシュタグのキーワード)を入力する。そして、入力したいハッシュタグの情報が決まったら、ハッシュッタグ登録部(登録ボタン)83で、感染症対策スコア20を含む画像データ(図5の画像「25」)にハッシュタグを組み入れることができる(または、感染症対策スコア20の算出がまだのときは、その組み入れの登録準備を完了することができる)。なお、ハッシュタグは、「ハッシュ」が半角(#)でないといけないとか、複数補ハッシュタグを記述するときはスペースを空ける、記号、句読点、スペースなどは使えないなどのルールがあるので、そのようなハッシュタグのルールに沿っているかどうかを、このハッシュッタグ登録部83を押した時に、ハッシュタグチェックプログラムでチェックすることができる。間違いがあれば、エラーを表示し、正しいルールに沿ったものに注意喚起するメッセージを、当該プログラムで発することができる。
また、代表の画像73以外に、店舗400の写真(外観、内装)、料理の写真、店長・シェフ・スタッフの写真、お客の写真などを登録したいときには、画像登録部84で、登録したい写真・画像(場合によっては動画)を登録することができる。なお、この登録したい画像データに、上記のハッシュタグを付ける機能を、当該登録プログラムに設けてもよい。
そして、チェックリスト(感染症対策チェックリスト)の入力部85では、図7に示した項目(少なくとも5項目、この例では10項目)の内容を確認しながら、店舗400の側でチェックリストを入力(点数付け)していく。
すべての項目(場合によっては、全てでなく、一部の項目)の入力が完了したら、登録確認のボタン(不図示)を押して、登録が完了する。その入力情報は、図3に示すように、店舗端末500から、感染症対策データ処理装置(サーバ装置)50に送信されて、感染症対策データファイル53のデータ形態で感染症対策データベース55に格納される。また、送信されたチェックリストの入力情報は、感染症対策スコア算出プログラム59で演算処理されて、感染症対策スコア20が算出される。
これらの店舗登録工程を、図9を参照しながら説明すると、以下の通りである。まず、感染症対策評価システム100を使用するために店舗400が、システム100を利用する会員になろうとしたら、登録のために行う店舗端末500(スマートフォン200)を操作して、会員登録を開始する(工程S100)。具体的には、図8に示したような会員登録の入力画面を立ち上げる。
次に、登録画面71(入力画面)において、店舗400の基本情報を入力する(工程S110)。具体的には、店舗情報72として、例えば、店名、住所、電話(TEL)、URLを入力し、代表となる画像73を登録する。
続いて、入力簡易サポート部(テーブル形式の選択式入力欄)81、ハッシュタグ入力部82(82a)、ハッシュタブ登録部(チェック部)83を用いて、ハッシュタグ処理(入力、登録処理)を行う(工程S120)。
次に、画像登録部84を用いて、アップロードしたい画像(店舗400の写真(外観、内装)、料理の写真、店長・シェフ・スタッフの写真、お客の写真など)を選択して登録する(工程S125)。
次いで、チェックリスト(感染症対策チェックリスト)の入力部85を用いて、図7に示した項目のチェックリストを入力して、チェックリスト処理を行う(工程S130)。
その後、登録したい情報を登録して、その情報をアップロードして、登録が完了する(工程S140)。
なお、この例では、スマートフォン200を店舗端末500として使用して一連の登録手続きを行ったが、PC、タブレットなどの店舗端末500で登録手続きを行ってもよい。また、上述した手続き・処理(プログラム処理)の他に、所望する手続きや処理を行ってもよいし、登録プログラムに新たな機能を設けても構わない。
次に、図10および図11を参照しながら、本実施形態の感染症対策ネットワークプログラム51および感染症対策スコア算出プログラム59によって実現される感染症対策評価システム100の改変例について説明する。
図10は、本実施形態のサーバ装置50において、感染症対策データベース55(第1データベース)とともに、店舗端末500からアップロードされた画像データベース57(第2データベース)の構成を示すブロック図である。本実施形態の構成においては、感染症対策データファイル53を含む感染症対策データベース55と、画像データファイル56を含む画像データベース57とはとは別のデータベースとして構築されている。画像データファイル56は、頻繁にアップロードされて追加されるのに対し(または、変更・削除されたりするのに対し)、感染症対策データベース55(第1データベース)の方は、感染症対策スコア20が随時更新される点を除くと、それほど大きな更新がないことを考慮して別のデータベース構成にしたものである。なお、更新のことなどを無視すれば、感染症対策データベース55と画像データベース57とを一つのデータベースとして構築することも可能である。また、本実施形態のサーバ装置50は、感染症対策データベース55と画像データベース57との両方を含んでいるが、物理的に一つのサーバ装置50に格納されていてもよいし、情報的に接続されているのであれば、物理的に離れた場所に設置されていてもよい。また、感染症対策スコア算出プログラム59だけ感染症対策データベース55に格納しておいても構わない。
本実施形態の構成おいては、感染症対策ネットワークプログラム51を実行すると、サーバ装置50において(ここでは、画像データベース57内において)、画像データを格納する画像データ格納部56と、画像データを処理する画像データ処理部58が構築される。本実施形態の画像データ処理部58は、画像データ格納部56と外部(90)との送受信をする画像データ送受信部58aと、感染症対策データファイル53から、店舗属性に従って前記データ抽出を実行するデータ抽出部58bと、画像データを編集する画像データ編集部58cとを含んでいる。
本実施形態の構成では、店舗400の店舗端末500からアップロードされた画像(画像データ)は、ネットワーク90を介してサーバ装置50の画像データベース57に送信されて、次いで、画像データベース57の画像データ格納部56内に保存される。これらの処理、すなわち、送信された画像データを受信および保存の処理は、画像データ処理部58(58a、58bなど)によって実行することができる。さらに、このような画像データのアップロード処理を、本実施形態の感染症対策ネットワークプログラム以外のプログラムの処理で行うことができるような構成にすることができる。
また、画像データ格納部56には、各店舗400(各店舗端末500)に対応した感染症対策スコア20を含む画像データ(例えば、図5中の対策スコアデータ25)が含まれている。各店舗400(各店舗端末500)の感染症対策スコア20を含む画像データは、感染症対策スコア算出プログラム59の機能によって作成される。さらには、感染症対策スコア算出プログラム59の機能(または、感染症対策ネットワークプログラム51の機能)によって、感染症対策スコア20を含む画像データに、ハッシュタグ処理(図9中の工程S130)で生成されたハッシュタグ情報が付与され、そして、画像データベース57の画像データ格納部56内に保存される。なお、外部のサーバ装置150の外部データベース155の方が便利であるようであれば、画像データ格納部56内の画像データ群は、外部データベース155に格納させるようにしてもよい。
図11は、感染症対策ネットワークプログラム51によって実現される機能51a~51fを模式的に示している。また、感染症対策スコア算出プログラム59によって実現される機能59a(および、その他の機能59x)を模式的に示している。なお、機能51a~51f、および、機能59a~59xは、サーバ装置50内のOS(オペレーションシステム)及びアプリケーションプログラムなどのソフトウエアおよびハードウエアと協働して、上述した感染症対策評価システム100を構築する。例えば、感染症対策ネットワークプログラム51によって実現される機能51a~51fの一例は、上述した機能(a)から(g)などである。また、感染症対策スコア算出プログラム59によって実現される機能59a~59xは、上述した機能(画像データのダウンロード処理、保存処理、アップロード処理など)である。感染症対策ネットワークプログラム59によって実現される機能の一つとして、感染症対策スコア20が更新されたら(点数の変更があったら)、定期的に(例えば、1日ごと、8時間ごと、1週間ごと、10日ごと、1ヶ月ごと等)所望の端末(10、500)にアップロードする機能を含めることができる。
なお、サーバ装置50内におけるデータ格納プログラム、データ編集プログラム、データ送受信プログラム、入出力装置とのインターフェイスプログラム、バックアッププログラム、エラーメッセージプログラムなどについては、本発明の実施形態の主要項目ではないので、技術内容の理解を簡明する目的で省略する。それらの技術については、情報通信技術分野の技術常識に基づいて実装/運用(実施)することができる。また、情報通信端末(例えば、スマートフォン)におけるデータ処理プログラム、データ送受信プログラム、通話・通信技術、インターネット関連技術(ホームページ表示、広告表示機能含む)、カメラ撮像技術、画像情報処理技術(OCR機能、バーコード処理機能なども含む)、ICタグ認識技術、アプリケーション動作技術も同様に、技術内容の理解を簡明する目的で省略する。それらの技術については、情報通信端末(スマートフォン)の技術分野の技術常識に基づいて実装/運用(実施)することができる。また、上記で説明したプログラムによって実現した機能は、主に、サーバ装置50を中心にして見た機能である。すなわち、「送信」と「受信」は対の用語であるので、情報通信端末(10など)から見た機能では、用語の名称は変わる点を付言する。つまり、サーバ装置50からの送信(矢印94参照)は、情報通信端末(10など)では受信になる。一方、情報通信端末(10など)からの送信は、サーバ装置50では受信になる(矢印93参照)。また、各種プログラムの具体的なプログラミン言語/コード、プログラム機能名/構造などは、情報通信技術分野の技術常識に基づいて実行することができる。また、感染症対策スコア20を含むデータや画像データの暗号化技術(または、ブロックチェーン技術)、および、他のデータ(店舗基本情報)についても、本発明の実施形態の主要項目ではないので、技術内容の理解を簡明する目的で省略する。
また、本実施形態の感染症対策スコア20(および感染症対策スコア20を含むデータ(例えば、図5中の画像データ「25」)は、食べログ(登録商標)、ぐるなび(登録商標)等の既存のウェブサイト(比較・評価サイト)に提供することができる。図1に示したブロック図を例にすると、追加サーバ装置150に、既存の比較評価ウェブサイト(食べログ(登録商標)、ぐるなび(登録商標)など)が存在しているとしたら、本実施形態の感染症対策データ処理装置(サーバ装置)50から、感染症対策スコア20(または感染症対策スコア20を含むデータ)を送信して、当該追加サーバ装置150において体現されている当該比較評価ウェブサイトにおいて、感染症対策スコア20を表示させるようにプログラムを構築することができる。上述した感染症対策ネットワークプログラム59によって実現される機能の一つとして、感染症対策スコア20が更新されたら、定期的にアップロードする機能がある場合、その機能を拡張して定期的に当該比較評価ウェブサイトにおいて、更新された感染症対策スコア20を表示させるようにすることができる。なお、当該比較評価ウェブサイトにおいて感染症対策スコア20を表示させるには、その比較評価ウェブサイトのデータ形式・プログラム内容に応じた形式の感染症対策スコア20を送信する必要がある。そして、それらの対応をすることにより、例えば図5に示したユーザ端末10(スマートフォン200)が既存の比較評価ウェブサイト(食べログ(登録商標)など)を表示している場合において、その表示画面に、感染症対策スコア20を有する対策スコアデータ25を表示させることができる。
ここで、図5に示した比較評価ウェブサイトを見ている人(ユーザ)は、感染症対策スコア20(対策スコアデータ25)を見ることで、一目で(直感的に)その店舗(400)の感染症対策のレベルを知ることができる。一方で、比較評価ウェブサイトの方は、感染症対策のための評価・点数などを得るための労力を払う必要がないとともに、この感染症対策スコア20は、外部機関による評価を表示しているだけなので、広告主(特に、店舗400)のことを気にする度合いが格段に低下する。なお、感染症対策のレベルをより詳しく知りたい人(ユーザ)のために、対策スコアデータ25の画面をクリックすることで、本実施形態の感染症対策評価システム100によって体現されているウェブサイトが表示されるように構築すれば、そのウェブサイト(システム100)で、感染症対策の内容・評価の内容を詳しく知ることができる。また、感染症対策スコア20(対策スコアデータ25)をSNSにアップロードすることで、さらに感染症対策ができている店舗、できていない店舗をよく知ることができ、ひいては、感染症に対する不安を大幅に低減させることに寄与する。加えて、感染症対策スコア20(対策スコアデータ25)にハッシュタグ情報が追加されている態様では、Google検索のような文字のウェブ検索とは異なって、画像で検索している人、SNS内の画像を見ている人にも、簡便に感染症対策スコア20を伝えることができ、その点でも、感染症対策ができている店舗、できていない店舗を広く・簡便に伝えることができ、ハッシュタグ検索(画像検索)を通じて感染症に対する不安を大幅に低減させることに寄与する。
<実施例>
次に、図12から図17、および、図18から図27を参照しながら、本実施形態の感染症対策評価システム100の実施例について説明する。
図12は、感染症対策ネットワークプログラム51によって実現される感染症対策評価システム100を、ユーザ端末10(スマートフォン200)で見ている図である。図13から図17は、感染症対策評価システム100の利用方法(または、感染症対策評価方法)を説明するためのフローチャートである。なお、この実施例は、本実施形態のシステム・方法を、よりわかりやすく具体的に説明するための例示であり、これ以外の実施手法は多数存在するものである。
図12に示した例では、検索を行った結果の画面で、複数の店舗400(400a、400b、400c)が表示されている。バナー70(上位バナー)は、本サイト(システム100)のタイトルロゴである。また、本サイトが既存の比較評価ウェブサイト(食べログ(登録商標)など)の場合で、そのサイトに感染症対策スコア20が提供される形態のときは、その比較評価ウェブサイトの名前のバナー70が表示される。図12に示すように、各店舗400((400a、400b、400c)には、その店舗に対応した感染症対策スコア20が表示されている。
ここで、図13に示すようにして、感染症対策スコア20を、他の人(他の登録ユーザ端末10、または、未登録(図1中の300X)のユーザ端末10)に送信することができる。まず、図12に示した状態で、必要な店舗400(例えば、400a)の情報を表示させる(工程S200)。次に、図8に示した感染症対策スコア20(対策スコアデータ25)を選択する(工程S210)。感染症対策スコア20(対策スコアデータ25)は、他の人に送信可能なデータ形式をしているので、この感染症対策スコア20(対策スコアデータ25)を、通信ネットワーク90に送信する(工程S220)。具体的には、ユーザがSNS(例えば、インスタグラム)を使用しているときは、感染症対策スコア20(25)を選択した際(指でタップ、又はクリックした時)に、そのSNS(インスタグラム)が立ち上がるようにプログラム(本システム100におけるスマートフォンに導入されるプログラム)を構築しておき、そのSNS(インスタグラム)に、感染症対策スコア20(25)の画像データを送信できるようにしておけばよい。さらには、当該画像データとともに、ページアドレスを(例えば、SNSにリンク(URL)を掲載するような形で)送信できるようにすることもできる。また、感染症対策スコア20(対策スコアデータ25)を、メールを通じて他の人に送信してもよい。また、SNSではなく、本実施形態の感染症対策データ処理装置(サーバ装置)50を使用して、登録しているユーザ端末10に、感染症対策スコア20(対策スコアデータ25)を送信することができる。
また、図14に示すようにして、使用した店舗400についてのチェックリストを入力して、感染症対策スコア20を出力することができる。図12に示した状態で使用した店舗400(例えば、400a)の情報を表示させ、そこから、図6に示した画面へと移動し、そこでチェックリストの各項目に点数を入力する(工程S300)。次に、チェックリストの点数が演算される(本システム100におけるスマートフォンに導入されるプログラムによって演算がされる。工程S310)。すると、そのユーザが使用した際の、チェックリストの各項目の点数から感染症対策スコア20が出力される(工程S320)。この感染症対策スコア20(および、チェックリストの各項目の点数)は、ユーザ端末10(ここでは、スマートフォン200)から、感染症対策データ処理装置(サーバ装置)50へと送信され、感染症対策データ処理装置50で処理される。
さらに、図15に示すようにして、感染症対策スコア20を更新して、更新した感染症対策スコア20を表示させることができる。まず、図14に示した工程S320のように、ユーザ端末10(または、店舗端末500)から、新たな感染症対策スコア20が送信されてくると、感染症対策データ処理装置50がそれを受信して、感染症対策データ処理装置50の感染症対策スコア算出プログラム59の機能によって、感染症対策スコア20が更新される(工程S400)。そして、更新された感染症対策スコア20は、定期的に(例えば、1日一回)送信される(工程S410)。そして、送信された感染症対策スコア20は、各種端末(10、500)で表示される(工程S420)。感染症対策スコア20が、既存の比較評価ウェブサイト(食べログなど。例えば、図1中の追加サーバ装置150)に送信されているときは、言い換えると、対策スコア20を既存の比較評価ウェブサイト(150)に提供している形態のときは、更新するたびに、その既存の比較評価ウェブサイト(150)に送信される。
さらに、図16に示すようにして、感染症対策スコア20を含む画像データ(25)にハッシュタグ情報が追加されているときは、ハッシュタグ検索を行うことができる。まず、ユーザ端末10(スマートフォン20)の検索画面で(または、本システム100のアプリケーション画面の検索画面で)ハッシュタグ検索をする(工程S500)。すると、ハッシュタグ検索に基づいた画像が表示される(工程S510)。その中で、感染症対策スコア20が表示されているものを選択して、感染症対策スコア20の出力(表示)を行う。そして、それをSNS(又は、他の人)に伝えたいときは、感染症対策スコア20をSNS(又は、他の人)に出力(アップロード)する(工程S520)。この感染症対策スコア20のSNS出力は、日本語がよく読めない人(インバウンド観光客)が、感染症対策に優れている店舗400を見つけるのに便利である。
また、図17に示すようにして、感染症対策に優れている店舗400を見つけて、その店舗400を使用して、次いで、店舗評価をすることができる。まず、本システム100のサイトにログイン(または、ブラウザを使用するときは本システム100のサイトを表示)する(工程S600)。次いで、希望する店舗の条件(例えば、地域は大阪、食べたいものはイタリアンなど)を入力する(工程S610)。条件入力(工程S610)では、営業時間、希望の価格帯などを入力することができる場合もある。
続いて、条件入力の結果に対して、感染症対策スコア20での並び替えを行う(工程S620)。その中で、希望にあう店舗400(または、見た目から行きたい店舗400)の情報を表示する(工程S625)。そこで、その店舗400の予約を行う(工程S630)。その店舗400を利用した後は、店舗の評価を行う(工程S640)。店舗評価(工程S640)は、図14で説明した通りに行うことができる(工程S300~S320)。
図18は、本システム100(感染症対策評価システム100)のサイト300(PC201のサイト)を表している。本システムのサイト名(301)又はURLを検索すると、このサイト201が、ユーザ端末10(PC(201)、又は、タブレット)に表示される。
本システム100のサイト画面300は、サイト名を含むトップバナー301と、検索部(検索窓)302、施設ジャンルの選択部304、サイト説明(新着情報)305などが含まれている。また、下にスクロールすると(矢印390参照)、外国を含む各国のサイト(外国語サイト、または、海外のコロナ情報サイト)306、特集記事307のタブが表示される。このサイト画面300には、広告領域309も設けられており、感染症・コロナ関連商品の広告を出すことも可能である。
検索窓302で、必要なキーワード・条件を入力すると、感染症対策スコア20を含む情報(画像、インターネットサイト)が優先的に表示されたり、本システムの感染症対策を導入している店舗400が優先的に表示されて、安心して利用できる店舗が見つけやすくなっている。
図19から図27は、本システム100(感染症対策評価システム100)のサイト300(スマートフォン200のサイト)を表している。基本的に、図18に示したPCサイトと同じであるが、画面サイズなどが異なる。なお、共通の点は、説明を簡明にする上で省略する。
図19に示したスマホサイト300では、下にスクロールしていくと、隠れていたサイト領域300bが表示される。この例では、サイトトップ部301に、ログイン310のボタンがあり、会員登録(無料登録を含む)している人だけのサイトの入口を表示させている。ただし、このような特別のサイトを設けなくてもよいが、会員登録のサイトを設けることにより、より価値ある感染症対策の情報(優良な店舗情報などを含む)をその会員サイトに積極的にアップすることができる。
図20は、近くの店舗を検索するためのサイトページを示している。このサイト300には、「近くのお店」のタブ311(または入力窓、検索窓)と、場所検索の窓312、ジャンル検索(ここでは、料理ジャンル検索)313と、評価基準の項目(点数)の欄315が表示されている。
図21は、地図検索するためのサイトページを示している。このサイト300には、検索窓302と、地図の検索結果画面(地図画面)320が表示されている。地図画面320で、店舗(ここでは、飲食店)400の位置が確認できる。このサイト300には、感染症対策スコア20を含む情報(25)があり、その中には、付加情報(ここでは、「距離/場所/料理ジャンル」)321、価格帯322も含まれている。また、リスト表示325のボタンを押すと、地図画面320に表示されている店舗400をリスト一覧表示させることができる。
図22は、店舗400をリスト一覧表示させた画面である。このサイト画面では、複数の画像325が登録されており、そして、評価項目画面330および空席情報331が表示されている。ここで、詳細ボタン335を押すと、図23に示すように、評価項目画面330とともに、評価内訳339の文章・説明を読むことができるようになる。なお、図23では、評価が高い項目は見えやすいように表示され(例えば、実線の図形(黒丸)、明るい色の図形)、そうでない評価が低い項目は見えにくいように表示(例えば、点線の図形(黒丸)、薄い色の図形など)するようにプログラミング処理されている。
図24は、一つの店舗400の全てのサイト情報を示している。上から説明すると、代表的な画像325、店名22、補足説明322、点数(感染症対策スコア)20などが表示されている。あと、店主画像325a、店主コメント326とともに、電話・ネット予約339、店内画像325b、店舗説明340、料理画像325c、ネット予約330、口コミ341、地図343、店舗情報(詳細)345などの情報も含まれている。
図25は、ネット予約を行うときのサイト300の説明図である。図25に示したサイト300の空席情報331をタップすると、図26に示す予約入力画面350が出てくる。そこで、日付・人数351を決定して、希望する時間帯353を決める。そして、確定ボタン355を押して、電話番号(連絡先)357を入力すると、ネット予約が完了する。
図27は、1つの特定の店舗400における複数のユーザの評価(感染症対策スコア20)を一覧にした画面を示している。このように、複数のユーザの評価(感染症対策スコア20)を比較することで、さらに、感染症対策の安心度を上げることができる。この例のサイト300では、ユーザ名360、点数(感染症対策スコア)20、ユーザコメント361、ユーザがアップした画像362が表示されている。
本実施形態の感染症対策評価システム100は、感染症対策スコア20を含む対策スコアファイル53が格納された感染症対策スコアデータベース55を備えている。そして、スコアファイル53は、店舗端末500の保有者である店舗400の店舗情報データにリンク付けされている。また、感染症対策ネットワークプログラム51は、店舗400の店舗情報データにリンク付けした状態での感染症対策スコア20を、ユーザ端末10に送信する機能を実現するプログラムであり、感染症対策スコアは、少なくとも5個の指標(典型的には10個の指標)の点数に基づいて感染症対策スコア算出プログラム59によって算出されるものである。さらに、感染症対策スコア20を有する対策スコアデータ25は、ユーザ端末10の間に送信可能なデータ形式を備えている。また、店舗端末500には、第1の感染症対策チェックリスト入力プログラムが配信され、ユーザ端末10には、第2の感染症対策チェックリスト入力プログラムが配信される。加えて、店舗情報データには、ハッシュタグの情報が含められており、ハッシュタグの検索において、感染症対策スコア20が表示されるものである。言い換えると、本実施形態の構成においては、感染症対策ネットワークプログラム51が店舗400の店舗情報データにリンク付けした状態での感染症対策スコア20をユーザ端末10に送信する機能を実現するものである。そして、感染症対策スコア20は、感染症対策スコア算出プログラム59によって算出され、感染症対策スコア20を有する対策スコアデータ25はユーザ端末10の間に送信可能なデータ形式を備えおり、店舗情報データにはハッシュタグの情報が含められており、ハッシュタグの検索において感染症対策スコア20が表示されるように構成されている。それゆえに、統一的な基準に沿って新型コロナウイルス感染症の対策を施しているかが一目でわかるような評価システム100を提供することができる。また、ハッシュタグ検索によって感染症対策スコアを確認することができるので、日本に訪問する外国人(インバウンド観光客)でも、統一的な基準に沿って新型コロナウイルス感染症の対策を施しているかが、すぐに理解することが可能となる。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。また、本実施形態のシステム100全体を説明してきたが、本実施形態に係るプログラム51、59単体(特に、スマートフォン10に導入するスマートフォン用感染症対策プログラム(スマートフォンアプリケーション285))を、具体的には、プログラム自体、または、プログラムを格納した記録媒体、ダウンロード可能なプログラム製品を知的財産として商品化することも可能である。
本発明によれば、統一的な基準に沿って感染症の対策を施しているかが一目でわかるような評価システムおよび評価方法を提供することができる。
10 ユーザ端末
20 感染症対策スコア
22 店名
25 感染症対策スコアデータ(対策スコアデータ)
50 感染症対策データ処理装置(サーバ装置)
51 感染症対策ネットワークプログラム
52 感染症対策データファイル処理部
53 感染症対策データファイル
55 感染症対策スコアデータベース
56 画像データファイル
57 画像データベース
58 画像データ処理部
59 感染症対策スコア算出プログラム
60 ホスト端末
61 ホスト端末用プログラム
70 バナー
71 登録画面
72 店舗情報
73 画像
81 選択式入力欄
82 ハッシュタグ入力部
83 ハッシュッタグ登録部(登録ボタン)
84 画像登録部
85 入力部
90 通信ネットワーク(インターネット通信網)
100 感染症対策評価システム
111 ユーザ端末用プログラム
150 追加サーバ装置
151 サーバ用プログラム
153 データ構造体
155 データベース
159 サーバ用プログラム
190 感染症対策連係ネットワーク
200 スマートフォン
300 ユーザ
400 店舗
500 店舗端末

Claims (13)

  1. 感染症の対策を評価する感染症対策評価システムであって、
    感染症対策スコアを含む対策スコアファイルが格納された感染症対策スコアデータベースと、
    通信ネットワークを介して、感染症対策スコアデータベースにアクセス可能なホスト端末と
    を備え、
    前記通信ネットワークには、店舗端末およびユーザ端末が接続され、
    前記感染症対策スコアデータベースに格納された前記対策スコアファイルは、前記店舗端末の保有者である店舗の店舗情報データにリンク付けされており、
    前記感染症対策スコアデータベースには、感染症対策ネットワークプログラムが含まれており、
    前記感染症対策ネットワークプログラムは、
    前記店舗の店舗情報データにリンク付けした状態での前記感染症対策スコアを、前記ユーザ端末に送信する機能を実現するプログラムであり、
    前記感染症対策スコアは、少なくとも5個の指標の点数に基づいて、感染症対策スコア算出プログラムによって算出され、
    前記感染症対策スコアを有する対策スコアデータは、前記通信ネットワークを介して、前記ユーザ端末の間に送信可能なデータ形式を備えており、
    前記店舗端末には、前記少なくとも5個の指標の点数を入力するための第1感染症対策チェックリスト入力プログラムが配信され、
    前記ユーザ端末には、前記少なくとも5個の指標の点数を入力するための第2感染症対策チェックリスト入力プログラムが配信され、
    前記店舗情報データには、ハッシュタグの情報が含められており、前記ハッシュタグの検索において、前記感染症対策スコアが表示される、感染症対策評価システム。
  2. 前記店舗は、飲食店、小売店、デパートメントストア、ホテル、結婚式場、医療施設、イベント施設、レジャー施設、福祉施設および公共交通施設からなる群から選択され、
    前記ユーザ端末の少なくとも一つは、スマートフォンであり、
    前記スマートフォンには、前記感染症対策ネットワークプログラムに基づくスマートフォン用感染症対策プログラムが導入され、
    前記スマートフォン用感染症対策プログラムが動作することにより、前記スマートフォンの画面には、前記店舗の前記店舗情報データと、前記店舗の前記感染症対策スコアとを含む感染症対策スコア画像データが表示され、
    前記スマートフォン用感染症対策プログラムは、
    前記感染症対策スコア画像データを、前記スマートフォンからSNS(ソーシャル・ネットワーク・システム)を通じて他のスマートフォンに送信する画像SNS送信機能を有している、請求項1に記載の感染症対策評価システム。
  3. 前記感染症対策スコアは、少なくとも10個の指標の点数に基づいて、感染症対策スコア算出プログラムによって算出されるものであり、
    前記スマートフォン用感染症対策プログラムが動作することにより、
    前記第2感染症対策チェックリスト入力プログラムによって、前記少なくとも10個の指標の点数を入力する機能と、
    前記入力された前記指標の点数を前記感染症対策スコアデータベースに送信する機能と
    が実現される、請求項2に記載の感染症対策評価システム。
  4. 前記スマートフォン用感染症対策プログラムが動作することにより、前記スマートフォンの画面でハッシュタグ検索に基づいて、前記感染症対策スコア画像データが表示される、請求項2または3に記載の感染症対策評価システム。
  5. 前記感染症対策ネットワークプログラムは、
    前記店舗の店舗情報データを、前記対策スコアファイルに登録する機能と、
    前記店舗に関連したハッシュタグ情報を入力して登録する機能と、
    前記店舗に関連した画像を登録する機能と、
    前記第1感染症対策チェックリスト入力プログラムによって、前記店舗における前記少なくとも5個の指標の点数を入力して登録する機能と
    を実現するプログラムであり、
    前記感染症対策ネットワークプログラムには、前記ハッシュタグ情報の入力を補助するハッシュタグサポート機能を実現するハッシュタグ作成補助プログラムが含まれている、請求項1から4の何れか一つに記載の感染症対策評価システム。
  6. 感染症対策スコア算出プログラムは、
    前記第1感染症対策チェックリスト入力プログラムによって入力された前記指標の点数と、
    前記第2感染症対策チェックリスト入力プログラムによって入力された前記指標の点数と
    を集計して重み付けすることによって、前記感染症対策スコアを算出する機能を有するプログラムである、請求項1から5の何れか一つに記載の感染症対策評価システム。
  7. 前記第2感染症対策チェックリスト入力プログラムによって入力された前記指標の点数は、前記店舗を使用したユーザが保持する前記ユーザ端末によって入力された点数と、当該ユーザとは異なる調査員が保持する前記ユーザ端末によって入力された点数とが含まれており、
    前記感染症対策スコア算出プログラムは、前記調査員が保持する前記ユーザ端末によって入力された点数を重み付けして処理する、請求項6に記載の感染症対策評価システム。
  8. 前記感染症対策ネットワークプログラムは、
    前記感染症対策スコアデータベースとは異なる追加サーバ装置に、前記対策スコアデータを送信する機能を備えており、
    前記追加サーバ装置は、前記店舗のクオリティを評価する評価サイトサーバ装置である、請求項1から7の何れか一つに記載の感染症対策評価システム。
  9. 感染症対策ネットワークプログラムによって実現される感染症の対策を評価する感染症対策評価方法であって、
    前記感染症対策ネットワークプログラムは、
    店舗の店舗情報データを、対策スコアファイルとして、感染症対策スコアデータベースに登録する機能と、
    前記店舗の店舗情報データにリンク付けした状態での感染症対策スコアを、ユーザ端末に送信する機能
    を実現するプログラムであり、
    前記対策スコアファイルには、
    店舗IDおよび店舗名の少なくとも一つを含む店舗特定タグ情報と、
    店舗住所、店舗電話番号、店舗メールアドレスおよび店舗URLからなる群から選択される少なくとも一つの店舗基本情報と、
    少なくとも5個の指標の点数に基づいて算出された感染症対策スコアと
    が含まれており、
    前記感染症対策評価方法は、前記感染症対策ネットワークプログラムによって実現された機能によって、
    前記感染症対策スコアデータベースに、店舗の店舗情報データを登録する工程と、
    前記店舗の店舗情報データにリンク付けした状態での前記感染症対策スコアを、前記ユーザ端末に送信する工程と
    を含み、
    さらに、前記感染症対策評価方法は、
    前記ユーザ端末によって入力された少なくとも5個の指標の点数を、前記感染症対策スコアデータベースを含むサーバ装置が受信する工程と、
    前記指標の点数に基づいて、前記感染症対策スコアを算出する工程と、
    前記店舗情報データに、ハッシュタグの情報を登録する工程と、
    前記ハッシュタグの検索において、前記感染症対策スコアを表示する工程と
    前記感染症対策スコアデータベースとは異なる追加サーバ装置に、対策スコアを送信する工程と
    を含む、感染症対策評価方法。
  10. 前記店舗は、飲食店、小売店、デパートメントストア、ホテル、結婚式場、医療施設、イベント施設、レジャー施設、福祉施設および公共交通施設からなる群から選択され、
    前記ユーザ端末の少なくとも一つは、スマートフォンであり、
    前記スマートフォンには、前記感染症対策ネットワークプログラムに基づくスマートフォン用感染症対策プログラムが導入され、
    前記スマートフォン用感染症対策プログラムが動作することにより、前記スマートフォンの画面には、前記店舗の前記店舗情報データと、前記店舗の前記感染症対策スコアとを含む感染症対策スコア画像データが表示され、
    前記スマートフォン用感染症対策プログラムは、
    前記感染症対策スコア画像データを、前記スマートフォンからSNS(ソーシャル・ネットワーク・システム)を通じて他の前記スマートフォンに送信する画像SNS送信機能を有しており、
    前記感染症対策スコアは、少なくとも10個の指標の点数に基づいて、感染症対策スコア算出プログラムによって算出されるものであり、
    前記スマートフォン用感染症対策プログラムが動作することにより、
    第2感染症対策チェックリスト入力プログラムによって、前記少なくとも10個の指標の点数を入力するステップと、
    前記入力された前記指標の点数を前記感染症対策スコアデータベースに送信するステップと
    が行われる、請求項9に記載の感染症対策評価方法。
  11. 前記スマートフォン用感染症対策プログラムは、店舗端末の入力による店舗点数と、前記店舗を使用したユーザの前記ユーザ端末の入力によるユーザ点数と、調査を専門とした調査員の前記ユーザ端末の入力による調査員点数とに基づいて、前記感染症対策スコアの算出の処理を実行し、
    前記感染症対策スコアの算出の処理においては、 前記店舗点数、前記ユーザ点数および前記調査員点数のうち、前記調査員点数を一番評価が強く反映されるような重み処理が実行される、請求項10に記載の感染症対策評価方法。
  12. 前記スマートフォン用感染症対策プログラムが動作することにより、前記スマートフォンの画面でハッシュタグ検索に基づいて、前記感染症対策スコア画像データが表示される、請求項10から11の何れか一つに記載の感染症対策評価方法。
  13. さらに、前記店舗特定タグ情報および前記店舗の前記感染症対策スコアを少なくとも含むデータを、前記感染症対策スコアデータベースとは異なる追加サーバ装置に、前記対策スコアデータを送信する工程が実行され、
    前記追加サーバ装置は、前記店舗のクオリティを評価する評価サイトサーバ装置である、請求項10から12の何れか一つに記載の感染症対策評価方法。
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