JP2022055990A - Egrクーラの温度調節装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】凝縮水によるEGRクーラ内部の腐食を抑制する。【解決手段】内燃機関1に設けられた水冷式EGRクーラ6の温度調節装置は、EGRクーラを加熱するためのヒータ24と、EGRクーラ内に堆積した凝縮水の水量を検出するための水量センサ26と、EGRクーラ内の冷却水の流量を調節するためのバルブ23と、ヒータおよびバルブを制御するように構成された制御ユニット100とを備える。制御ユニットは、水量センサにより検出された水量が所定量を超えたときヒータを作動させ、ヒータ作動時に、水量センサの検出値に基づき、水量の減少速度を算出し、減少速度が所定値未満のとき、バルブの開度を減少してEGRクーラ内の冷却水流量を減少させる。【選択図】図1

Description

本開示はEGRクーラの温度調節装置に係り、特に、内燃機関に設けられた水冷式EGRクーラの温度を調節するための装置に関する。ここでEGR(Exhaust Gas Recirculation)とは排気再循環の略称であり、内燃機関の排気ガスの一部(EGRガスという)を取り出して吸気系に環流させることをいう。
水冷式EGRクーラでは一般的に、EGRクーラ内にEGRガスと冷却水を導入すると共に、EGRガスを冷却水により冷却させて排出する。これによりEGRガスの高密度化を図り、高いEGR率でEGRが実行可能となる。
特開2020-76369号公報
ところで、EGRガスに含まれた水分が低温時等に凝縮して凝縮水となり、EGRクーラ内に堆積することがある。凝縮水は硫酸等を含む酸性水である。このため凝縮水がEGRクーラ内に堆積すると、EGRクーラの内部の壁面を腐食させる虞がある。
そこで本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、凝縮水によるEGRクーラ内部の腐食を抑制することができるEGRクーラの温度調節装置を提供することにある。
本開示の一の態様によれば、
内燃機関に設けられた水冷式EGRクーラの温度調節装置であって、
前記EGRクーラを加熱するためのヒータと、
前記EGRクーラ内に堆積した凝縮水の水量を検出するための水量センサと、
前記EGRクーラ内の冷却水の流量を調節するためのバルブと、
前記ヒータおよび前記バルブを制御するように構成された制御ユニットと、
を備え、
前記制御ユニットは、
前記水量センサにより検出された水量が所定量を超えたとき前記ヒータを作動させ、
前記ヒータ作動時に、前記水量センサの検出値に基づき、水量の減少速度を算出し、
減少速度が所定値未満のとき、前記バルブの開度を減少して前記EGRクーラ内の冷却水流量を減少させる
ことを特徴とするEGRクーラの温度調節装置が提供される。
好ましくは、前記温度調節装置は、前記EGRクーラ内の冷却水の温度を検出するための水温センサを備え、
前記制御ユニットは、前記EGRクーラ内の冷却水流量を減少させる際、前記水温センサにより検出された水温が所定の目標温度に近づくよう、前記バルブの開度をフィードバック制御する。
好ましくは、前記目標温度は、水の沸点以上で冷却水の沸点より低い温度に設定される。
好ましくは、前記温度調節装置は、前記EGRクーラ内のEGRガスの流量を調節するためのEGR弁を備え、
前記制御ユニットは、前記EGRクーラ内の冷却水流量を減少させる際、前記水温センサにより検出された水温が前記目標温度より低い場合には、前記EGR弁の開度を増加させる。
好ましくは、前記温度調節装置は、前記内燃機関のエンジンブロックの温度を検出するための温度センサを備え、
前記制御ユニットは、減少速度が所定値未満であり、かつ前記温度センサにより検出された温度が所定値未満のとき、前記バルブの開度を減少して前記EGRクーラ内の冷却水流量を減少させる。
本開示によれば、凝縮水によるEGRクーラ内部の腐食を抑制することができる。
本実施形態の内燃機関を示す概略構成図である。 EGRクーラの構造を示す断面図である。 水センサの先端部の構造を示す概略図である。 第1の水センサにより取得された撮像データの一例を示す図である。 第2の水センサにより取得された撮像データの一例を示す図である。 本実施形態の制御ルーチンを示すフローチャートである。 凝縮水量とヒータ供給電力との関係を示すグラフである。 EGRクーラ内の水温とクーラ入口バルブの開度との関係を示す図である。 第1変形例の制御ルーチンを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態を説明する。なお本開示は以下の実施形態に限定されない点に留意されたい。
図1は本実施形態に係る内燃機関の概略構成図である。内燃機関(エンジンともいう)1は、車両に搭載された多気筒の圧縮着火式内燃機関(例えばディーゼルエンジン)である。車両はトラック等の大型車両である。但し車両および内燃機関の種類、形式、用途等に特に限定はなく、例えば車両は乗用車等の小型車両であってもよいし、エンジンは火花点火式内燃機関(例えば天然ガスエンジンまたはガソリンエンジン)であってもよい。なおエンジンは、車両以外の移動体、例えば船舶、建設機械、または産業機械に搭載されたものであってもよい。またエンジンは、移動体に搭載されたものでなくてもよく、定置式のものであってもよい。
図中、太実線矢印で冷却水の流れを示し、実線矢印で排気の流れを示し、破線矢印でEGRガスの流れを示し、一点鎖線矢印で吸気の流れを示す。
エンジン1は、エンジンブロックを構成するシリンダブロック2およびシリンダヘッド3と、ラジエータ4と、ターボチャージャ5と、EGRクーラ6とを備える。シリンダブロック2とシリンダヘッド3は一体的に組み付けられている。シリンダヘッド3には吸気マニホールド7と排気マニホールド8が取り付けられている。
図示しないエアクリーナから吸い込まれた吸気は、吸気通路9を流れ、ターボチャージャ5のコンプレッサで圧縮された後、吸気マニホールド7に供給される。またシリンダヘッド3から排出された排気は、排気マニホールド8を経て排気通路10を流れ、ターボチャージャ5のタービンで圧縮仕事をした後、図示しない後処理ユニットに供給される。
また排気マニホールド8から取り出されたEGRガスは、EGR通路11を流れ、EGRクーラ6で冷却され、EGR弁12で流量を調節された後、吸気マニホールド7に供給される。EGRクーラ6は水冷式であり、導入した冷却水をEGRガスと熱交換させてEGRガスを冷却する。冷却水には、エンジン1を冷却するための冷却水(具体的にはLLC(Long Life Coolant))が使用される。
冷却水は、シリンダブロック2に取り付けられたウォータポンプ13により循環駆動される。本実施形態のウォータポンプ13は電動式であり、シリンダブロック2の前壁下端部に取り付けられ、シリンダブロック2のウォータジャケット内に冷却水を直接吐出する。その後冷却水は、シリンダブロック2およびシリンダヘッド3のウォータジャケット内を通過し、外部の送り通路14に送られる。
冷却水は、送り通路14を通じてシリンダヘッド3からラジエータ4に供給される。そしてラジエータ4で冷却された後、戻り通路15を通じてウォータポンプ13に戻される。ラジエータ4をバイパスするバイパス通路16が送り通路14と戻り通路15を連絡する。冷却水温度に応じて開閉する感温式サーモスタットバルブ17が、送り通路14とバイパス通路16の分岐点に設けられる。
冷却水温度が所定の開弁温度より低いとき、サーモスタットバルブ17は閉弁し、上流側から送られてきた冷却水をバイパス通路16に流し、ラジエータ4には流さない。他方、冷却水温度が開弁温度以上のとき、サーモスタットバルブ17は開弁し、上流側から送られてきた冷却水をラジエータ4に流し、バイパス通路16には流さない。
送り通路14におけるサーモスタットバルブ17の上流側には、冷却水温度を検出するための水温センサ(メイン水温センサという)18が設けられる。
他方、ウォータポンプ13から吐出された直後の比較的低温の冷却水が、シリンダブロック2を一旦通過した後、ターボチャージャ5およびEGRクーラ6に送られる。
シリンダブロック2の冷却水出口とターボチャージャ5の冷却水入口とは、配管により画成されたターボ入口通路19により互いに連結される。同様に、シリンダブロック2の冷却水出口とEGRクーラ6の冷却水入口とは、配管により画成されたクーラ入口通路20により互いに連結される。図ではこれら通路19,20の上流側部分が共通とされているが、別体とされていてもよい。
また、ターボチャージャ5の冷却水出口と、メイン水温センサ18の上流側に位置する送り通路14とは、配管により画成されたターボ出口通路21により互いに連結される。同様に、EGRクーラ6の冷却水出口と、メイン水温センサ18の上流側に位置する送り通路14とは、配管により画成されたクーラ出口通路22により互いに連結される。図ではこれら通路21,22の下流側部分が共通とされているが、別体とされていてもよい。
このように冷却水系統に関し、ターボチャージャ5とEGRクーラ6は互いに並列の関係で設けられる。
EGRクーラ6内の冷却水の流量を調節するためのバルブが設けられる。本実施形態の場合、バルブは、クーラ入口通路20に設けられたクーラ入口バルブ23によって形成される。クーラ入口バルブ23は、その開度を変化させることにより、EGRクーラ6に供給される冷却水の流量を変化させ、EGRクーラ6内の冷却水の流量を変化させる。
EGRクーラ6には、これを加熱するためのヒータ24と、EGRクーラ6内の冷却水の温度を検出するための水温センサ(クーラ水温センサという)25と、EGRクーラ6内に堆積した凝縮水を検知する水センサ26とが設けられる。ヒータ24は電気ヒータにより形成される。
また、シリンダブロック2には、その温度(ブロック温度という)を検出するための温度センサ(ブロック温度センサという)27が設けられ、シリンダヘッド3には、その温度(ヘッド温度という)を検出するための温度センサ(ヘッド温度センサという)28が設けられる。
制御ユニット、回路要素(circuitry)もしくはコントローラをなす電子制御ユニット(ECU(Electronic Control Unit)という)100が設けられる。ECU100は、車両に通常装備されているエンジン制御用ECUもしくは車両制御用ECUにより構成されることができる。
ECU100は、前述のEGR弁12、ウォータポンプ13、クーラ入口バルブ23およびヒータ24を制御するように構成されている。またECU100には、前述のメイン水温センサ18、クーラ水温センサ25、水センサ26、ブロック温度センサ27およびヘッド温度センサ28が電気的に接続されている。
本実施形態における温度調節装置は、EGRクーラ6の温度を調節するためのものであり、前述のヒータ24、水センサ26、クーラ入口バルブ23およびECU100を備える。また温度調節装置は、クーラ水温センサ25、EGR弁12、ブロック温度センサ27およびヘッド温度センサ28を備える。
図2には、EGRクーラ6の断面構造を示す。EGRクーラ6は、その中心軸Cの方向に延びる筒状のケーシング31と、ケーシング31の軸方向両端の位置に同軸に配置された小径のガス入口32およびガス出口33とを備える。またEGRクーラ6は、ケーシング31のガス入口側の一端とガス入口32とを結ぶ入口側端壁34と、ケーシング31のガス出口側の他端とガス出口33とを結ぶ出口側端壁35とを備える。入口側端壁34と出口側端壁35はテーパ状に形成される。
ケーシング31内には、軸方向に互いに離間された入口側エンドプレート36および出口側エンドプレート37と、これら入口側エンドプレート36および出口側エンドプレート37に両端が固定された複数のヒートパイプ38とが設けられる。
入口側エンドプレート36および出口側エンドプレート37は、軸方向に垂直に配置されてケーシング31内を気密かつ液密に仕切る。入口側エンドプレート36のガス上流側には入口側ガス室42が形成され、出口側エンドプレート37のガス下流側には出口側ガス室43が形成される。
入口側エンドプレート36および出口側エンドプレート37の間には、冷却水が流れる水室39が形成される。水室39の上端かつガス入口側端部に冷却水入口40が設けられ、水室39の下端かつガス出口側端部に冷却水出口41が設けられる。これら冷却水入口40および冷却水出口41にはそれぞれ、前述のクーラ入口通路20およびクーラ出口通路22が接続される。水室39内では冷却水が冷却水入口40から冷却水出口41に向かって対角状に流れる。図示しないが、前述のクーラ水温センサ25はケーシング31に取り付けられ、水室39内の冷却水の温度を検出する。
ヒートパイプ38は水室39内で軸方向に延びる。このヒートパイプ38内を流れるEGRガスが、水室39内を流れる冷却水と熱交換され、冷却水により冷却される。
ヒータ24は、第1ヒータ24Aと第2ヒータ24Bを備える。第1ヒータ24Aは、ケーシング31の外周部を周方向に取り囲むように配置される。本実施形態の場合、第1ヒータ24Aは、軸方向における冷却水入口40と冷却水出口41の間の位置において、水室39の外周側に位置されるケーシング31の外周部を取り囲む。
第2ヒータ24Bは、出口側ガス室43の底部付近を加熱するような位置に配置される。すなわち、第2ヒータ24Bは、出口側エンドプレート37よりもガス出口側に位置するケーシング31および出口側端壁35の下端部外周面を覆うように配置される。こうした位置に設置する理由は、図2および図4に符号W2で示すように、出口側ガス室43の底部に凝縮水が溜まり易いからである。ヒータ24の制御方法については後に詳述する。なお第1ヒータ24Aと第2ヒータ24Bは同時にオンオフされる。
水センサ26は、本実施形態においては光学式センサとされ、EGRクーラ6内のガスが流れる部分を撮影すると共に、このときの撮像データをECU100に送るようになっている。ECU100は、この撮像データに基づいて、EGRクーラ6内に堆積した凝縮水の水量を推定する。このように本実施形態の温度調節装置は、EGRクーラ6内に堆積した凝縮水の水量を検出するための水量センサを備え、水量センサは、水センサ26とECU100により構成される。ここでいう検出には推定が含まれる。
図3に示すように、水センサ26はその先端部に発光部51と受光部52を備える。発光部51はLED等の光源を含み、検知部位に向かって光を照射する。受光部52はCMOS等の撮像素子を含み、検知部位から反射した光を受け取る。検知部位に存在する物質の種類によって反射光の波長は異なる。よってECU100は、受光部52から受け取った撮像データに対してスペクトル分析を行い、撮像データ中の各部の波長の違いから水すなわち凝縮水を検知する。受光部52がCMOS等の撮像素子を含むので、カメラで写真を撮るように広範囲の凝縮水の反射光を捉えることができる。なお、水センサ26の先端部には発光部51と受光部52を覆って保護する透明なカバーが設けられる。カバーは例えばガラスにより形成される。
本実施形態の場合、複数(具体的には3本)の水センサ26が、出口側エンドプレート37よりもガス出口側に位置するケーシング31と出口側端壁35に取り付けられる。ケーシング31の上端に取り付けられた第1の水センサ26Aは、その先端部を下向きにして主に出口側ガス室43の底部付近を撮影するよう配置される。この第1の水センサ26Aにより取得された撮像データの一例を図4に示す。
また第2および第3の水センサ26B,26Cが、出口側端壁35の上下にそれぞれ取り付けられる。これら水センサ26B,26Cは、その先端部をガス入口側に向け、主に複数のヒートパイプ38内を撮影するよう配置される。第2の水センサ26Bにより取得された撮像データの一例を図5に示す。
例えば、低温環境下(例えば外気温が0℃以下)でエンジンが冷間始動されたとき、低温状態にあるEGRクーラ6内に、比較的高温のEGRガスが導入される。その後EGRガスはEGRクーラ6内で徐々に冷却され、凝縮される。ヒートパイプ38内で生成されその内面に付着した凝縮水は、重力でその底面に流下すると共に、EGRガスの流れによって下流側すなわちガス出口側に押し流される。そしてヒートパイプ38から出ると、出口側エンドプレート37を伝わって流下し、出口側ガス室43の底部に溜まる。ヒートパイプ38内に付着した凝縮水を符号W1で示し、出口側ガス室43の底部に溜まった凝縮水を符号W2で示す。凝縮水は、軸方向においてはガス出口側、上下方向においては下側に溜まる傾向にある。
一方、第1の水センサ26Aからは図4に示すような撮像データが取得され、第2および第3の水センサ26B,26Cからは図5に示すような撮像データが取得される。ECU100は、これら撮像データから凝縮水W1,W2を検知し、凝縮水W1,W2を示す部分の面積を計算する。実際の凝縮水W1,W2の量が増えるほど面積が増大し、両者は相関関係にある。そこでECU100は、計算した面積に基づいて、EGRクーラ6内に堆積した凝縮水W1,W2の量を推定する。
この際、ECU100は、第1~第3の水センサ26A,26B,26Cにより取得された撮像データの凝縮水部分の合計面積を計算し、予め作成されたマップ(関数でもよい)を用いて、合計面積に対応した凝縮水の水量(凝縮水量という)を計算する。
代替的に、ECU100は、合計面積をそのまま凝縮水量として計算してもよいし、第1の水センサ26Aの撮像データにおける凝縮水部分の面積のみに基づいて凝縮水量を計算してもよい。第2および第3の水センサ26B,26Cの撮像データにおける凝縮水部分の合計面積に基づいて凝縮水量を計算してもよい。第2および第3の水センサ26B,26Cの一方の撮像データにおける凝縮水部分の面積に基づいて凝縮水量を計算してもよい。
このようにECU100は、光学式の水センサ26により取得された撮像データから凝縮水部分の面積を計算し、この面積に基づいて凝縮水量を計算ないし推定する。よって大掛かりな装置を用いることなく、簡便な装置で凝縮水量を検出することができ、コストおよびレイアウト面で有利である。
但し、凝縮水量の推定方法および検出方法は任意であり、上記以外の方法も可能である。
出口側端壁35がテーパ状なので、出口側ガス室43の底部に溜まった凝縮水W2の量が増えるほど、第1の水センサ26Aの撮像データにおける凝縮水部分の面積(図4の凝縮水W2の面積)は顕著に増加する。よって当該面積によって凝縮水量を精度良く推定可能である。
さて、EGRガスに含まれた水分の凝縮によりEGRクーラ6内には凝縮水が生成される。この凝縮水は硫酸等を含む酸性水である。そのため凝縮水がEGRクーラ6内に堆積すると、EGRクーラ6の内部の壁面を腐食させる虞がある。
そこで本実施形態の温度調節装置は、ヒータ24によりEGRクーラ6を加熱することによりEGRクーラ6の内部の凝縮水を加熱し、蒸発させ、消失させるようにしている。これにより凝縮水によるEGRクーラ内部の壁面腐食を抑制することができる。
一方、EGRクーラ6内に凝縮水が発生するような状況下(例えば低温環境下での冷間始動後)では、EGRクーラ6内に低温の冷却水が導入される。このためヒータ24によりEGRクーラ6を加熱しても、加熱が不十分で、凝縮水を早期に消失できない可能性がある。
そこで本実施形態の温度調節装置は、以下の制御を行うことにより、凝縮水の蒸発を促進するようにしている。
図6は、本実施形態の制御ルーチンを示すフローチャートである。図示するルーチンはECU100により所定の演算周期τ(例えば10ms)毎に繰り返し実行される。
初回のルーチンは、エンジンを始動させるためのエンジンスイッチがオン(ON)された時に開始される。この開始時の初期状態について、ヒータ24はオフ(OFF)、クーラ入口バルブ23は開である。特にクーラ入口バルブ23の開度は所定の初期開度(本実施形態では全開)に制御される。EGR弁12は通常、エンジン運転状態(例えばエンジン回転数と燃料噴射量)に応じた開度に制御される。なおエンジン回転数は図示しない回転センサにより検出される。燃料噴射量は、エンジン回転数と、図示しないアクセル開度センサにより検出されたアクセル開度とに基づき、ECU100により計算される。
まずステップS101において、ECU100は、推定した凝縮水量M(EGRクーラ6内に堆積した凝縮水の量)が所定のしきい値Msを超えているか否かを判断する。超えてない場合は、凝縮水の加熱蒸発が不要なほどに凝縮水量Mが少ない(ゼロを含む)ので、ECU100はルーチンを終える。他方、超えている場合はステップS102に進む。
ステップS102において、ECU100は、ヒータ24をオン(ON)し、ヒータ24を作動させる。これによりEGRクーラ6が加熱され、その内部の凝縮水も加熱される。
この加熱の際、ECU100は、凝縮水量Mがしきい値Msより多いほど、ヒータ24に供給する電力Pを増大する。凝縮水量Mとヒータ供給電力Pとの関係を図7に示す。凝縮水量Mがしきい値Ms以下のときヒータ供給電力Pはゼロである。凝縮水量Mがしきい値Msより大きいとき、ヒータ供給電力Pは、凝縮水量Mの増加に対して比例的に増加される。図7に示すような関係をマップまたは関数の形で予めECU100に記憶し、この関係に従って供給電力Pを制御してもよい。
このようにヒータ24を制御することにより、凝縮水量Mが多いほど凝縮水に与える熱エネルギを増大させ、制御を行わない場合よりも短時間で凝縮水を蒸発させることができる。
次にステップS103において、ECU100は、推定した凝縮水量Mに基づき、凝縮水の減少速度Vを計算する。そしてこの減少速度Vが、所定のしきい値Vs未満か否かを判断する。
例えば、今回(n)の減少速度Vnは、今回計算された凝縮水量Mnを、前回(n-1)計算された凝縮水量Mn-1から減じて計算される(Vn=Mn-1-Mn)。なお前回計算された凝縮水量Mn-1に代わって、前回より前の所定回(m)に計算された凝縮水量Mmを用いてもよい。
減少速度Vがしきい値Vs以上の場合、凝縮水は十分な速度で蒸発していると考えられるので、ECU100はルーチンを終える。他方、しきい値Vs未満の場合は、凝縮水の蒸発速度が遅いと考えられるので、ステップS104に進む。
ステップS104において、ECU100は、クーラ入口バルブ23の開度を初期開度(全開=100%)よりも減少させ、EGRクーラ6内の冷却水流量を減少させる。この際、ECU100は、クーラ水温センサ25により検出された水温Tcが所定の目標温度Tctに近づくよう、クーラ入口バルブ23の開度をフィードバック制御する。
図8に示すように、目標温度Tctは、水の沸点TcL以上で冷却水の沸点TcHより低い温度に設定される(TcL≦Tct<TcH)。水の沸点TcLは100℃であり、冷却水の沸点TcHは例えば120~130℃の範囲内の値である。目標温度Tctは、例えば100℃以上で120℃未満の値、好ましくは100℃以上で105℃以下の値、例えば105℃に設定される。
ECU100は、クーラ水温センサ25により検出された水温Tcが目標温度Tct以下のとき、クーラ入口バルブ23の開度を初期開度より小さい開度、例えば全閉(=0%)に制御する。これによりクーラ入口通路20が遮断され、EGRクーラ6に冷却水が供給されなくなり、EGRクーラ6内に滞留した冷却水がEGRガスにより迅速に加熱される。これにより、冷却水によるEGRクーラ6の冷却を抑制し、EGRクーラ6および凝縮水の加熱を促進できる。
また、EGRクーラ6内の水温Tcを目標温度Tctに近づけるよう、クーラ入口バルブ23の開度をフィードバック制御するので、その水温Tcを目標温度Tctに速やかに近づけることができる。目標温度Tctが、水の沸点TcL以上に設定されているので、EGRクーラ6内の冷却水に接触するヒートパイプ38、さらにはその内面に付着する凝縮水の温度を、水の沸点TcL以上に上昇させることができ、凝縮水の蒸発を速やかになすことができる。
なお、クーラ入口バルブ23の開度は必ずしも全閉でなくてもよく、初期開度より小さい任意の開度であってよい。例えば、全閉より大きく半開(=50%)より小さい開度、例えば20%の開度としてもよい。
他方、ECU100は、検出された水温Tcが目標温度Tctより高いとき、クーラ入口バルブ23の開度を、目標温度Tct以下のときより大きい初期開度(全開)に制御する。これによりEGRクーラ6に冷却水が流され、EGRクーラ6内の冷却水の過度の温度上昇を抑制できる。
目標温度Tctが、冷却水の沸点TcHより低い温度に設定されているので、EGRクーラ6内の冷却水の温度がその沸点TcH以上に上昇するのを抑制し、冷却水の沸騰を確実に抑制することができる。
クーラ入口バルブ23の開度は必ずしも全開でなくてもよく、水温Tcが目標温度Tct以下のときの開度より大きい任意の開度であってよい。例えば、全開より小さく半開(=50%)より大きい開度、例えば80%の開度としてもよい。
クーラ入口バルブ23の制御方法については代替方法が可能である。例えば、検出された水温Tcと目標温度Tctの差に基づきクーラ入口バルブ23の開度をフィードバック制御してもよい。この場合、公知のPID制御を行うのが好ましい。
次にステップS105において、ECU100は、クーラ水温センサ25により検出された水温Tcが目標温度Tctより低いか否かを判断する。低くない場合、すなわち目標温度Tct以上の場合はルーチンを終え、目標温度Tctより低い場合はステップS106に進む。
ステップS106において、ECU100は、EGR弁12の開度を増加する。すなわち、エンジン運転状態に基づいて定まる通常開度よりも大きい開度に、EGR弁12の開度を制御する。
こうすると、EGRクーラ6内を流れるEGRガスの流量が増大されるので、EGRガスからEGRクーラ6および凝縮水に伝達される熱量を増やし、凝縮水の蒸発を促進することができる。
なお、水温Tcが目標温度Tct以上の場合、ステップS105がノーとなり、EGR弁12は通常開度に制御される。この場合、ステップS105がイエスのときよりも開度が減少されるので、水分を含むEGRガスのクーラ内への流入を抑制し、凝縮水の発生を抑制できる。
ECU100は、ステップS106を実行した後、ルーチンを終える。
以上述べたように、本実施形態によれば、EGRクーラ内の凝縮水の加熱および蒸発を促進して凝縮水によるEGRクーラ内部の腐食を抑制することができる。
次に、変形例を説明する。なお前記基本実施形態と同様の部分には図中同一符号を付して説明を割愛し、以下、基本実施形態との相違点を主に説明する。
[第1変形例]
基本実施形態においては、ステップS104においてクーラ入口バルブ23の開度を減少し、特にフィードバック制御することで、EGRクーラ6内の冷却水の温度を上昇させた。またステップS105においてEGR弁12の開度を増加することで、EGRガス流量を増加し、凝縮水の加熱量を増加した。これらの制御は、ヒータ24による加熱に追加して実行されるので、これらを纏めて便宜上、追加昇温制御という。
この追加昇温制御を実行すると、EGRクーラ6の出口側における冷却水の温度が上昇するので、これに伴ってエンジンブロック(シリンダブロック2およびシリンダヘッド3を含む)の冷却が不十分となり、最悪オーバーヒートでエンジンブロックが破損する虞がある。
よって本変形例では、こうした事態を避けるべく、制御の内容を変更している。本変形例の制御ルーチンのフローチャートを図9に示す。
本変形例のルーチンのステップS201~S206は、図6に示した基本実施形態のルーチンのステップS101~S106と同様である。本変形例は、ステップS203とS204の間にステップS203AとステップS203Bが追加されている点が、基本実施形態と異なる。
ECU100は、ステップS203において凝縮水の減少速度Vをがしきい値Vs未満と判断したとき、ステップS203Aに進んで、ヘッド温度センサ28により検出されたヘッド温度Thが所定のしきい値Thsより低いか否かを判断する。しきい値Thsは、事前の耐久試験等を通じて設定されたシリンダヘッド3の許容上限温度より僅かに低い値に設定されている。
ヘッド温度Thがしきい値Ths以上の場合、仮に追加昇温制御を実行すると実際のヘッド温度Thが許容上限温度を上回りシリンダヘッド3が破損する虞がある。そこでこの場合には追加昇温制御を中止すべく、ルーチンを直ちに終了する。
他方、ヘッド温度Thがしきい値Thsより低い場合にはステップS203Bに進む。ステップS203BにおいてECU100は、ブロック温度センサ27により検出されたブロック温度Tbが所定のしきい値Tbsより低いか否かを判断する。しきい値Tbsは、事前の耐久試験等を通じて設定されたシリンダブロック2の許容上限温度より僅かに低い値に設定されている。
ブロック温度Tbがしきい値Tbs以上の場合、仮に追加昇温制御を実行すると実際のブロック温度Tbが許容上限温度を上回りシリンダブロック2が破損する虞がある。そこでこの場合には追加昇温制御を中止すべく、ルーチンを直ちに終了する。
他方、ブロック温度Tbがしきい値Tbsより低い場合には、ステップS204に進み、追加昇温制御を開始する。
このように本変形例においては、エンジンブロックの温度、すなわちヘッド温度Thおよびブロック温度Tbがしきい値Ths、Tbs以上のとき、追加昇温制御を行わないので、追加昇温制御を行うことによるエンジンブロックの冷却不足および破損を未然に防止することができる。また、ヘッド温度Thおよびブロック温度Tbがしきい値Ths、Tbs未満のときに限って追加昇温制御を行うので、エンジンブロックの安全性を担保した上で追加昇温制御を行うことができ、追加昇温制御による効果を最大限得ることができる。
なお本変形例では、ヘッド温度Thおよびブロック温度Tbの両方に基づいて追加昇温制御の実行可否を判断したが、いずれか一方に基づいて実行可否を判断してもよい。
[第2変形例]
前記ステップS104、S204においては、クーラ入口バルブ23の開度を減少することでEGRクーラ6内の冷却水の温度を上昇させた。
これに対し、本変形例では、クーラ入口バルブ23の開度を減少することに代えてまたはこれに加えて、電動ウォータポンプ13の回転数を減少し、EGRクーラ6内の冷却水の流量を減らすことで、EGRクーラ6内の冷却水の温度を上昇させる。こうしても前記同様の作用効果が得られる。
なお、ウォータポンプ13の回転数を減少させるとシリンダブロック2およびシリンダヘッド3への冷却水流量も減少するが、これに起因するヘッド温度Thおよびブロック温度Tbの過剰上昇は、図9に示した第1変形例の制御により回避可能である。
[第3変形例]
水量センサに関しても変形が可能である。前記基本実施形態においては3本の水センサ26A~26Bを用いたが、これらのうち1本または2本を用いてもよいし、追加の水センサを用いることもできる。水センサ26の設置位置も適宜変更可能である。
光学式の水センサ26を用いる代わりに、可能であれば、重量計を用いて凝縮水の重量を直接検出してもよい。
[第4変形例]
クーラ入口通路20に配置されたクーラ入口バルブ23に代えてまたはこれに加えて、クーラ出口通路22に配置されたクーラ出口バルブを設けてもよい。そして、EGRクーラ6の冷却水の流量を調節するためのバルブを、これらクーラ入口バルブ23とクーラ出口バルブの一方または両方により形成してもよい。クーラ出口バルブの制御方法は、クーラ入口バルブ23と同様とすることができる。
[第5変形例]
冷却水系統において、ターボチャージャ5とは異なる機器をEGRクーラ6と並列に設けてもよい。
[第6変形例]
ウォータポンプ13は、クランクシャフトで駆動される機械式としてもよい。
前述の実施形態および各変形例の構成は、特に矛盾が無い限り、部分的にまたは全体的に組み合わせることが可能である。本開示の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本開示の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本開示に含まれる。従って本開示は、限定的に解釈されるべきではなく、本開示の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 内燃機関(エンジン)
6 EGRクーラ
12 EGR弁
23 クーラ入口バルブ
24 ヒータ
25 水温センサ
26 水センサ
27,28 温度センサ
100 電子制御ユニット(ECU)

Claims (5)

  1. 内燃機関に設けられた水冷式EGRクーラの温度調節装置であって、
    前記EGRクーラを加熱するためのヒータと、
    前記EGRクーラ内に堆積した凝縮水の水量を検出するための水量センサと、
    前記EGRクーラ内の冷却水の流量を調節するためのバルブと、
    前記ヒータおよび前記バルブを制御するように構成された制御ユニットと、
    を備え、
    前記制御ユニットは、
    前記水量センサにより検出された水量が所定量を超えたとき前記ヒータを作動させ、
    前記ヒータ作動時に、前記水量センサの検出値に基づき、水量の減少速度を算出し、
    減少速度が所定値未満のとき、前記バルブの開度を減少して前記EGRクーラ内の冷却水流量を減少させる
    ことを特徴とするEGRクーラの温度調節装置。
  2. 前記EGRクーラ内の冷却水の温度を検出するための水温センサを備え、
    前記制御ユニットは、前記EGRクーラ内の冷却水流量を減少させる際、前記水温センサにより検出された水温が所定の目標温度に近づくよう、前記バルブの開度をフィードバック制御する
    請求項1に記載のEGRクーラの温度調節装置。
  3. 前記目標温度は、水の沸点以上で冷却水の沸点より低い温度に設定される
    請求項2に記載のEGRクーラの温度調節装置。
  4. 前記EGRクーラ内のEGRガスの流量を調節するためのEGR弁を備え、
    前記制御ユニットは、前記EGRクーラ内の冷却水流量を減少させる際、前記水温センサにより検出された水温が前記目標温度より低い場合には、前記EGR弁の開度を増加させる
    請求項2または3に記載のEGRクーラの温度調節装置。
  5. 前記内燃機関のエンジンブロックの温度を検出するための温度センサを備え、
    前記制御ユニットは、減少速度が所定値未満であり、かつ前記温度センサにより検出された温度が所定値未満のとき、前記バルブの開度を減少して前記EGRクーラ内の冷却水流量を減少させる
    請求項1~4のいずれか一項に記載のEGRクーラの温度調節装置。
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