JP2022055973A - 水栓弁装置 - Google Patents

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Kenichi Hashimoto
真 畠山
Makoto Hatakeyama
政信 金城
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Abstract

【課題】温度調整の電動化を実現することに適した水栓弁装置を提供すること。【解決手段】中空円筒状に構成されたシリンダ体と、シリンダ体の周壁内にそれぞれ設けられた水流入孔、湯流入孔、及び、湯水流出孔と、シリンダ体を回転可能に収容するハウジング体と、ハウジング体の内部空間に連通するようにそれぞれ設けられた水供給路、湯供給路、及び、湯水流出路と、シリンダ体の軸方向一方側に回転操作可能に設けられた操作部と、シリンダ体を軸方向に貫通すると共にシリンダ体に接続ないし一体化されたシャフト体と、を備える。シャフト体の両端は、ハウジング体の内部空間と連通しない領域内にあって大気開放されている。シリンダ体及びシャフト体は、操作部の回転操作によって回転位置を変える。シリンダ体の回転位置に応じて、水供給路と水流入孔との連通量と、湯供給路と湯流入孔との連通量と、が変化することで温度調整がなされる。【選択図】図4

Description

本発明は、水栓弁装置に関し、特には、温度調整の電動化を実現することに適した水栓弁装置に関する。
流量調整バルブについては、本件出願人が電動化を実現している(特許文献1)。
特開2017-201200号公報
しかしながら、温度調整の電動化を実現することに適した水栓弁装置については、未だ好適なものが提案されていなかった。
本発明は、以上のような背景の下で創案されたものである。本発明の目的は、温度調整の電動化を実現することに適した水栓弁装置を提供することである。
本発明は、
中空円筒状に構成されたシリンダ体と、
前記シリンダ体の周壁内にそれぞれ設けられた、水流入孔、湯流入孔、及び、湯水流出孔と、
前記シリンダ体を回転可能に収容するハウジング体と、
前記ハウジング体の内部空間に連通するようにそれぞれ設けられた、水供給路、湯供給路、及び、湯水流出路と、
前記シリンダ体の軸方向一方側に、回転操作可能に設けられた操作部と、
前記シリンダ体を軸方向に貫通すると共に、前記シリンダ体に接続ないし一体化されたシャフト体と、
を備え、
前記シャフト体の両端は、前記ハウジング体の前記内部空間と連通しない領域内にあって、大気開放されており、
前記シリンダ体及び前記シャフト体は、前記操作部の回転操作によって回転位置を変えるようになっており、
前記シリンダ体の回転位置に応じて、前記水供給路と前記水流入孔との連通量、前記湯供給路と前記湯流入孔との連通量、及び/または、前記湯水流出孔と前記湯水流出路との連通量、が変化することによって、温度調整が実現される
ことを特徴とする水栓弁装置である。
本発明によれば、シリンダ体の回転位置に応じて温度調整が実現されるため、コンパクトな水栓弁設計が実現され得る。
また、本発明によれば、操作部の電動化に支障がないため、温度調整の電動化を実現することに適している。
また、本発明の水栓弁装置は、前記シリンダ体を軸方向に貫通すると共に前記シリンダ体に接続ないし一体化されたシャフト体を備えている。
これにより、シリンダ体の位置を変更するための制御をシャフト体の位置を制御する比較的簡単な構成で実現することができる。
また、本発明において、前記シャフト体の両端は、前記ハウジング体の前記内部空間と連通しない領域内にあって、大気開放されている。
これにより、ハウジング体の内部空間の水圧がシャフト体に及ぼす影響が顕著に抑制されている。
このため、シャフト体を回転させるのに必要なトルク(力)力が小さくて済み、すなわち、電動化の実現にとって非常に都合が良い。
例えば、前記シャフト体の両端が存在する領域は、シール部材によって、前記ハウジング体の前記内部空間と連通しないように遮断されている。
また、前記シャフト体の一端部に接続ないし一体化されると共に、前記操作部に対して回転方向に固定された接続部材を更に備え、前記接続部材は、前記操作部に対して軸方向に移動可能となるように設置されていることが好ましい。
これによれば、操作部の回転操作をシャフト体の回転力として確実に伝達することができる一方で、シャフト体の軸方向に作用し得る力が操作部の操作を阻害することがない。
また、前記シャフト体の他端部の軸方向移動を規制する一方で、当該シャフト体の他端部の回転は規制しない保持部材を更に備えることが好ましい。
このような保持部材によれば、シャフト体の他端部の軸方向移動を規制しながらも、シャフト体の回転、ひいては操作部の操作、を阻害することが抑制される。
前記ハウジング体は、前記内部空間を区画するために、軸方向一方側の蓋部材と、軸方向他方側の蓋部材と、を有していることが好ましい。
これによれば、蓋部材を取り外すことで、ハウジング体の内部の部品の組立ないし分解(例えばメンテナンス等のため)が容易である。
この場合、更に、前記ハウジング体の前記蓋部材の各々は、前記ハウジング体の軸方向端部よりも内方に位置していることが好ましい。
これによれば、シャフト体の長さを抑制することができ、水栓弁装置のコンパクト化にとって都合が良い。
本発明によれば、シリンダ体の回転位置に応じて温度調整が実現されるため、コンパクトな水栓弁設計が実現され得る。また、本発明によれば、操作部の電動化に支障がないため、温度調整の電動化を実現することに適している。
特に、本発明によれば、シャフト体の両端がハウジング体の内部空間と連通しない領域内にあって、大気開放されているため、ハウジング体の内部空間の水圧がシャフト体に及ぼす影響が顕著に抑制されている。これにより、シャフト体を回転させるのに必要なトルク力(力)が小さくて済み、すなわち、電動化の実現にとって非常に都合が良い。
本発明の一実施形態による水栓弁装置の概略斜視図である。 本実施形態の水栓弁装置の概略正面図である。 本実施形態の水栓弁装置の概略縦断面斜視図である。 本実施形態の水栓弁装置の概略縦断面図である。 図4のシリンダ体部分の拡大図である。 本実施形態のシリンダ体及びシャフト体を抜き出して示す概略斜視図である。 本実施形態の水側補助管部材の概略斜視図である(湯側補助管部材も同様)。 本実施形態の水側補助管部材及び湯側補助管部材がシリンダ体に当接する様子を示す概略図である。 シリンダ体の回転位置に応じて温度調整がなされる具体例の概略説明図である。
次に、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による水栓弁装置について説明する。本実施形態の水栓弁装置100は、温度調整の電動化を実現することに適した水栓弁装置である。
図1は、本発明の一実施形態による水栓弁装置100の概略斜視図であり、図2は、本実施形態の水栓弁装置100の概略正面図であり、図3は、本実施形態の水栓弁装置100の概略縦断面斜視図であり、図4は、本実施形態の水栓弁装置100の概略縦断面図である。また、図5は、図4のシリンダ体部分の拡大図であり、図6は、本実施形態のシリンダ体30及びシャフト体20を抜き出して示す概略斜視図である。
図1乃至図6に示すように、本実施形態の水栓弁装置100は、中空円筒状に構成されたシリンダ体30と、当該シリンダ体30を回転可能に収容するハウジング体10と、を備えている。
[シリンダ体30]
シリンダ体30は、例えば、外径15mm、肉厚0.5mm、軸方向長さ50mmであり、ステンレス鋼によって形成されている。シリンダ体30を樹脂材料で構成する場合には、さらに肉厚にすることが好ましい。
特に図5を参照して、シリンダ体30の右端には樹脂製の右端壁31が嵌合され、シリンダ体30の左端には樹脂製の左端壁32が嵌合されている。
シリンダ体30の周壁33の右側領域には、略矩形状の水流入孔34が設けられている。水流入孔34は、例えば、周方向角度(軸心回りに測った角度)0°(以後の角度位置の説明の基準とする)~90°で開口し、シリンダ体30の右端から軸方向に一定の距離の領域に形成されている。
シリンダ体30の周壁33の左側領域には、略矩形状の湯流入孔35が設けられている。湯流入孔35は、例えば、周方向角度(軸心回りに測った角度)90°~180°で開口し(すなわち、水流入孔34とは異なる角度位置で開口し)、シリンダ体30の左端から軸方向に一定の距離の領域に形成されている。
シリンダ体30の周壁33の軸方向略中央領域には、湯水流出孔36が設けられている。
また、本実施形態のシリンダ体30は、右端壁31から左端壁32まで延在する中心管部37を有している。シリンダ体30の湯水流出孔36に対応する軸方向位置において、中心管部37の径方向外側に延在する隔壁38が設けられている(図6も参照)。
[シャフト体20]
そして、シャフト体20が、中心管部37内に挿通されると共に、右端壁31及び左端壁32とそれぞれ固定されている。これにより、シャフト体20とシリンダ体30とは、一体的に回転するようになっている。シャフト体20は、例えばφ3であり、ステンレス鋼製である。
[ハウジング体10]
シリンダ体30を収容するハウジング体10の内部空間は、例えば円筒状空間であり、シリンダ体30の周壁33との間に隙間が設けられている。ハウジング体10も、ステンレス鋼によって形成されている。一方、ハウジング体10の外観は、概ね四角柱状となっており、PPS樹脂で構成されている。
特に図4及び図5を参照して、ハウジング体10の内部空間の左端は、左側蓋部材47によって区画されている。左側蓋部材47は、概ねディスク状の部材であり、Oリング47aを介してハウジング体10の内周段差面内に嵌合されている。また、左側蓋部材47は、中央部にシャフト体20が挿通される貫通孔が設けられている。当該貫通孔は、Xリング47bによって、シャフト体20の回転を許容しつつ、シールされている。
同様に、ハウジング体10の内部空間の右端は、右側蓋部材57によって区画されている。右側蓋部材57は、概ねディスク状の部材であり、Oリング57aを介してハウジング体10の内周段差面内に嵌合されている。また、右側蓋部材57は、中央部にシャフト体20が挿通される貫通孔が設けられている。当該貫通孔は、Xリング57bによって、シャフト体20の回転を許容しつつ、シールされている。
また、ハウジング体10には、その内部空間に連通するように、水供給路、湯供給路、及び、湯水流出路が設けられている。
具体的には、本実施形態の湯水流出路は、ハウジング体10と一体の湯水流出口15によって提供されている。湯水流出口15は、ハウジング体10の上方に向けて開口しており、例えばエルボ接続管62を介して、湯水供給管63に接続されている。
また、シリンダ体30が可動域内のどの位置姿勢であってもシリンダ体30の湯水流出孔36の全部が連通できる大きさ及び位置に、湯水流出口15が設けられている。
一方、本実施形態の水供給路は、ハウジング体10から取り外し可能な水供給管11と、当該水供給管11内とハウジング体10の内部空間とを連通する水側連通孔12と、によって提供されている。水供給管11は、ハウジング体10の下方面に設けられた接続口11r内にOリングを介して嵌合している。水側連通孔12は、水供給管11側が円形断面孔となっており、ハウジング体10の内部空間側が当該円形断面内に収まる矩形断面孔となっている。
同様に、本実施形態の湯供給路は、ハウジング体10から取り外し可能な湯供給管13と、当該湯供給管13内とハウジング体10の内部空間とを連通する湯側連通孔14と、によって提供されている。によって提供されている。水供給管11と同様に、湯供給管13も、ハウジング体10の下方面に設けられた接続口13r内にOリングを介して嵌合している。水側連通孔12と同様に、湯側連通孔14も、湯供給管13側が円形断面孔となっており、ハウジング体10の内部空間側が当該円形断面内に収まる矩形断面孔となっている。
[補助管部材16、18]
そして、水側連通孔12の内部に、水側補助管部材16の下方側(一方側の一例)が収容されている。水側補助管部材16は、その下方側と上方側(他方側の一例)との間の水圧差に応じて、水側連通孔12の内部を上方または下方に摺動移動可能となっている。具体的には、水側連通孔12と水側補助管部材16との間にパッキン17(水側シール部材)が介在しており、当該パッキン17が、水側補助管部材16を水側連通孔12に対して上方または下方に摺動移動可能に保持している。そして、水側補助管部材16が上方に移動した時、水側補助管部材16の上方側(他方側の一例)は、シリンダ体30の周壁33に当接可能で、且つ、水流入孔34に連通可能となっている。
図7は、本実施形態の水側補助管部材16の概略斜視図である。図7に示すように、本実施形態の水側補助管部材16は、水側連通孔12の内部に対する摺動移動可能なストロークを規制する水側移動規制部として、フランジ部16fを有している。フランジ部16fは、水側連通孔12の水供給管11側の円形断面孔内に収容されており、水側連通孔12の矩形断面孔内には入れないサイズとなっており、フランジ部16fが当接することで水側補助管部材16の移動量を規制している。本実施形態では、水側補助管部材16の摺動移動のストロークは1mmとなっている。また、水側補助管部材16は、パッキン17の嵌合のための溝部16gを有している。
図7に示すように、水側補助管部材16の上方側の面16rは、出荷時(使用前)において、曲率半径10mm(好適な範囲は5mm~15mm)の円筒面の一部となっている。すなわち、当該曲率半径は、シリンダ体30の周壁33の曲率半径(8.5mm)よりもわずかに大きくなっている。これにより、水側補助管部材16の上方側の面16rの円弧状方向の両端部のみがシリンダ体30に当接するという状態(曲率半径の大小関係が逆の場合に生じ得る状態)が回避され、すなわち、水側補助管部材16の上方側の面16rの円弧状方向の中央部がシリンダ体30に当接する状態が確保され、水側補助管部材16の上方側の面16rとシリンダ体30との密着の程度が良好となる。
また、水側補助管部材16の(少なくとも上方側の面の)硬度は、シリンダ体30の周壁33の硬度よりも小さい。これにより、シリンダ体30の周壁33が不所望に摩耗することが抑制される一方、水側補助管部材16の上方側の面16rは、シリンダ体30の周壁33に倣うように摩耗していくことが期待され、水側補助管部材16の上方側の面16rとシリンダ体30との密着性能にとって好適である。一方で、水側移動規制部としてのフランジ部16fによって、移動量が規制されているため、必要以上に摩耗してしまうことも抑制できる。
硬度の大小は、例えば、ISO6507(JIS Z 2244)で規定される試験により得られるビッカース硬度によって判定される。本実施形態の水側補助管部材16は、ポリアセタール樹脂製であり、ステンレス鋼製であるシリンダ体30の周壁33よりも、硬度は顕著に小さい。
水側補助管部材16の管孔16hのサイズ及び(ハウジング体10の軸方向についての)位置は、水側補助管部材16と水流入孔34との連通量が最大となるように制御された状態で、水流入孔34の全体と連通できるようなサイズ及び位置となっている(後述の図8及び図9参照)。
同様に、湯側連通孔14の内部に、湯側補助管部材18の下方側(一方側の一例)が収容されている。湯側補助管部材18は、その下方側と上方側(他方側の一例)との間の水圧差に応じて、湯側連通孔14の内部を上方または下方に摺動移動可能となっている。具体的には、湯側連通孔14と湯側補助管部材18との間にパッキン19(湯側シール部材)が介在しており、当該パッキン19が、湯側補助管部材18を湯側連通孔14に対して上方または下方に摺動移動可能に保持している。そして、湯側補助管部材18が上方に移動した時、湯側補助管部材18の上方側(他方側の一例)は、シリンダ体30の周壁33に当接可能で、且つ、湯流入孔35に連通可能となっている。
図7は、本実施形態の湯側補助管部材18の概略斜視図でもある。図7に示すように、本実施形態の湯側補助管部材18も、湯側連通孔14の内部に対する摺動移動可能なストロークを規制する湯側移動規制部として、フランジ部18fを有している。フランジ部18fは、湯側連通孔14の湯供給管13側の円形断面孔内に収容されており、湯側連通孔14の矩形断面孔内には入れないサイズとなっており、フランジ部18fが当接することで湯側補助管部材18の移動量を規制している。本実施形態では、湯側補助管部材18の摺動移動のストロークは5mmとなっている。また、湯側補助管部材18は、パッキン19の嵌合のための溝部18gを有している。
図7に示すように、湯側補助管部材18の上方側の面18rも、出荷時(使用前)において、曲率半径10mm(好適な範囲は5mm~15mm)の円筒面の一部となっている。すなわち、当該曲率半径は、シリンダ体30の周壁33の曲率半径(8.5mm)よりもわずかに大きくなっている。これにより、湯側補助管部材18の上方側の面18rの円弧状方向の両端部のみがシリンダ体30に当接するという状態(曲率半径の大小関係が逆の場合に生じ得る状態)が回避され、すなわち、湯側補助管部材18の上方側の面18rの円弧状方向の中央部がシリンダ体30に当接する状態が確保され、湯側補助管部材18の上方側の面18rとシリンダ体30との密着の程度が良好となる。
また、湯側補助管部材18の(少なくとも上方側の面の)硬度も、シリンダ体30の周壁33の硬度よりも小さい。これにより、シリンダ体30の周壁33が不所望に摩耗することが抑制される一方、湯側補助管部材18の上方側の面18rは、シリンダ体30の周壁33に倣うように摩耗していくことが期待され、湯側補助管部材18の上方側の面18rとシリンダ体30との密着性能にとって好適である。一方で、湯側移動規制部としてのフランジ部18fによって、移動量が規制されているため、必要以上に摩耗してしまうことも抑制できる。
本実施形態の湯側補助管部材18も、ポリアセタール樹脂製であり、ステンレス鋼製であるシリンダ体30の周壁33よりも、硬度は顕著に小さい。
湯側補助管部材18の管孔18hのサイズ及び(ハウジング体10の軸方向についての)位置は、湯側補助管部材18と湯流入孔35との連通量が最大となるように制御された状態で、湯流入孔35の全体と連通できるようなサイズ及び位置となっている(後述の図9及び図10参照)。
[操作機構40]
図1乃至図4に示すように、シリンダ体30の左側(軸方向一方側)に、操作機構40が設けられている。操作機構40は、回転操作可能に設けられた操作部41を有している。操作部41は、本実施形態では、不図示の制御本体部から制御指令を受信して、当該制御指令によって回転操作され得るステッピングモータである。
本実施形態では、シャフト体20及びシリンダ体30は、操作部41の回転操作によって軸方向位置を変えないで回転位置を変えるようになっている。
具体的には、特に図4に示すように、操作部41の回転軸(出力軸)41sが、回転筒42の底部に軸方向にも回転方向にも固定されている。回転筒42は、その底部が左側に位置するように配置されていて、ハウジング筒45内で軸線回りに回転可能に保持されている。
ハウジング筒45は、その左側で、保持リング44を介して、操作部41の本体(回転軸41sの近傍位置)をも保持している。また、ハウジング筒45は、その右側で、接続リング46を介して、ハウジング体10の左端部及び左側蓋部材47に接続(嵌合)されている。接続リング46の中央部には、シャフト体20の挿通のための樹脂製滑り軸受(ブシュ)46bが設けられている(図5参照)。
回転筒42は、右側(底部と反対側)が開放されており、摺動筒43が軸方向に摺動移動可能に嵌合されており、回転筒42と摺動筒43とは、回転方向には固定されている。例えば、摺動筒43は、軸方向断面において十字状に突出する4つの凸部を有していて、回転筒42は、当該4つの凸部を軸方向に摺動移動可能に収容する4つの凹部を有している。すなわち、当該4つの凸部のそれぞれが4つの凹部のそれぞれに収容されており、回転筒42が回転する際には、摺動筒43も同様に回転する。摺動筒43が回転すると、シャフト体20及びシリンダ体30も、同様に回転する。一方で、摺動筒43は、回転筒42に対して軸方向には固定されずに、回転筒42に収納されている。すなわち、シャフト体20が軸方向に移動しても、回転筒42が軸方向に移動してしまうことが抑制されている、もしくは、回転筒42に対して軸方向に力が掛からずに空転するようになっている。(このため、後述する第2操作部51の操作力が比較的小さくても、シャフト体20及びシリンダ体30の軸方向の移動が十分に可能である。)
そして、摺動筒43が、シャフト体20の左端に固定されている。これにより、摺動筒43が、接続部材として、操作部41の回転軸41sに対して回転方向に固定される一方で、操作部41の回転軸41sに対して軸方向には移動可能となっている。
本実施形態では、操作部41は、最大で90°+αの回動操作を提供するようになっている。
[支持機構50]
一方、シリンダ体30の右側(軸方向他方側)に、支持機構50が設けられている。当該支持機構50によって、シャフト体20及びシリンダ体30は、軸方向位置を変えないで回転可能に支持されている。
具体的には、ハウジング筒45と略左右対称に、ハウジング筒55が設けられている。そして、ハウジング筒55が、シャフト体20の右端部を、一対の止め輪58を介して保持している。これにより、ハウジング筒55とシャフト体20とは、互いに回転可能であるが、軸方向には固定されている。
また、ハウジング筒55は、その左側で、接続リング56を介して、ハウジング体10の右端部及び右側蓋部材57に接続(嵌合)されている。接続リング56の中央部にも、シャフト体20の挿通のための樹脂製滑り軸受(ブシュ)56bが設けられている(図5参照)。
[シャフト体20の両端]
前述の構成により、本実施形態のシャフト体20の両端は、ハウジング体10の内部空間と連通しないように遮断された領域内にあって、大気開放されている(水圧ではなく大気圧を受けている)。
具体的には、シャフト体20の左端は、樹脂製滑り軸受(ブシュ)46bとXリング47bとによって、ハウジング体10の内部空間と連通しないように遮断されており、シャフト体20の右端は、樹脂製滑り軸受(ブシュ)56bとXリング57bとによって、ハウジング体10の内部空間と連通しないように遮断されている。
これにより、ハウジング体10の内部空間の水圧がシャフト体20に及ぼす影響が顕著に抑制されている。このため、シャフト体20(及びシリンダ体30)を回転させるのに必要なトルク(力)が小さくて済み、すなわち、操作部41に必要なトルクが小さくて済む。シャフト体20のうち遮断される部分の径が同径であれば、さらに良い。
また、ハウジング体10は、内部空間を区画するために、左側蓋部材47と右側蓋部材57とを有しているが、これらの蓋部材47、57を取り外すことで、ハウジング体10の内部の部品の組立ないし分解(例えばメンテナンス等のため)が容易である。
更に、本実施形態では、ハウジング体10の蓋部材47、57の各々がハウジング体10の軸方向端部よりも内方に位置していて、シャフト体20の長さを抑制している。
[止水機能]
また、本実施形態の水栓弁装置100は、湯水を止水する湯水止水部を更に備えている。具体的には、湯水止水部は、水供給路の上流側に設けられる水止水部11sと、湯供給路の上流側に設けられる湯止水部13sと、を有する(図2参照)。これによれば、湯または水が他方の上流側に逆流することが防止される。
[水栓弁装置100の作用]
次に、本実施形態の水栓弁装置100の作用について説明する。
前述の構成により、本実施形態のシリンダ体30は、操作部41の回転操作によって軸方向位置を変えないで回転位置を変えるようになっている。
そして、シリンダ体30の回転位置に応じて、水側補助管部材16(水供給路)と水流入孔34との連通量、及び、湯側補助管部材18(湯供給路)と湯流入孔35との連通量、が変化することによって、温度調整が実現されるようになっている。本実施形態では、湯水流出孔36と湯水流出路とは、常時良好な連通状態に維持される。図8は、本実施形態の水側補助管部材16及び湯側補助管部材18がシリンダ体30に当接する様子を示す概略図である。
本実施形態では、操作部41の回転操作によって、水側補助管部材16(水供給路)と水流入孔34との連通量と、湯側補助管部材18(湯供給路)と湯流入孔35との連通量と、の比率が変化して温度調整が実現されるようになっている。
図9は、本実施形態のシリンダ体30の位置制御の概略説明図である。本実施形態では、シリンダ体30の回転位置に応じて温度調整がなされる。
図9(a)は、シリンダ体30の周壁33における水流入孔34と湯流入孔35の位置を概略的に示している。
図9(b)は、水側補助管部材16(湯水給路)と水流入孔34との連通量が最大で、湯側補助管部材18(湯供給路)と湯流入孔35との連通が遮断される、という状態を概略的に示している。この時、湯水流出孔36及び湯水流出路を介して出力される湯水混合水は、水:100%、湯:0%、である。
図9(c)は、図9(b)の状態から操作部41の回転操作によってシャフト体20及びシリンダ体30が回転位置を変え、水側補助管部材16(水供給路)と水流入孔34との連通量が50%で、湯側補助管部材18(湯供給路)と湯流入孔35との連通量も50%である、という状態を概略的に示している。この時、湯水流出孔36及び湯水流出路を介して出力される湯水混合水は、水:50%、湯:50%、である。
図9(d)は、図9(c)の状態から更に操作部41の回転操作によってシャフト体20及びシリンダ体30が回転位置を変え、水側補助管部材16(水供給路)と水流入孔34との連通が遮断され、湯側補助管部材18(湯供給路)と湯流入孔35との連通量が最大である、という状態を概略的に示している。この時、湯水流出孔36及び湯水流出路を介して出力される湯水混合水は、水:0%、湯:100%、である。
[基本的効果]
以上のように、本実施形態の水栓弁装置100によれば、シリンダ体30の回転位置に応じて温度調整が実現されるため、コンパクトな水栓弁設計が実現され得る。
また、本実施形態の水栓弁装置100によれば、操作部41の電動化に支障がないため、温度調整の電動化を実現することに適している。
また、本実施形態の水栓弁装置100によれば、シリンダ体30を軸方向に貫通すると共にシリンダ体30に固定(接続)されたシャフト体20が設けられている。これにより、シリンダ体30の位置を変更するための制御をシャフト体20の位置を制御する比較的簡単な構成で実現することができる。
また、本実施形態の水栓弁装置100によれば、シャフト体20の左端部に固定(接続)されると共に操作部41に対して回転方向に固定された接続部材としての摺動筒43が設けられており、当該摺動筒43は、操作部41に対して軸方向には移動可能である。これにより、操作部41の回転操作をシャフト体20の回転力として確実に伝達することができる一方で、シャフト体20の軸方向に作用し得る力が操作部41の操作を阻害することがない。
また、本実施形態の水栓弁装置100によれば、シャフト体20の右端部の軸方向移動を規制する一方で、当該シャフト体20の右端部の回転は規制しない支持機構50が設けられている。これにより、シャフト体20の右端部の軸方向移動を規制しながらも、シャフト体20の回転、ひいては操作部41の操作、を阻害することが抑制される。
[大気開放による効果]
また、本実施形態の水栓弁装置100によれば、シャフト体20がシリンダ体30を軸方向に貫通しており、シャフト体20の両端は、ハウジング体10の内部空間と連通しない領域内にあって、大気開放されている。これにより、ハウジング体10の内部空間の水圧がシャフト体20に及ぼす影響が顕著に抑制されている。このため、シャフト体20を回転させるのに必要なトルク(力)が小さくて済み、すなわち、電動化の実現にとって非常に都合が良い。
特に、本実施形態の水栓弁装置100によれば、シャフト体20の左端は、樹脂製滑り軸受(ブシュ)46bとXリング47bとによって、ハウジング体10の内部空間と連通しないように遮断されており、シャフト体20の右端は、樹脂製滑り軸受(ブシュ)56bとXリング57bとによって、ハウジング体10の内部空間と連通しないように遮断されている。このため、ハウジング体10の内部空間の水圧がシャフト体20に及ぼす影響が極めて効果的に抑制されている。また、シャフト体20の左右両端の、ハウジング体10の内部空間と連通しないように遮断されている部分の径は、等しくなっており、作用する水圧が相殺するように構成されている。
また、本実施形態の水栓弁装置100によれば、ハウジング体10の内部空間を区画するために、左側蓋部材47と右側蓋部材57とが設けられている。これにより、左側蓋部材47及び/または右側蓋部材57を取り外すことで、ハウジング体10の内部の部品の組立ないし分解(例えばメンテナンス等のため)が容易である。
更に、本実施形態の水栓弁装置100によれば、左側蓋部材47及び右側蓋部材57の各々が、ハウジング体10の軸方向端部よりも内方に位置している。これにより、シャフト体20の長さが抑制されており、水栓弁装置100のコンパクト化にとって都合が良い。
また、本実施形態の水栓弁装置100によれば、ハウジング体10とシリンダ体30との間に、ゴム製の弾性部材(いわゆるパッキン)が存在せず、ハウジング体10とシリンダ体30との間を直接接触させて一定のシール性を持たせている。これにより、ハウジング体10の内部でのシリンダ体30の動作が、不所望に阻害されるおそれが小さい。このことも、シリンダ体30の回転位置を変化させるトルク(力)が小さくて済むことに貢献している。
[水側補助管部材及び湯側補助管部材による効果]
また、本実施形態の水栓弁装置100によれば、水側補助管部材16がその一方側と他方側との間の水圧差に応じてシリンダ体30の周壁33に当接可能で且つ水流入孔34に連通可能であり、同様に、湯側補助管部材18がその一方側と他方側との間の水圧差に応じてシリンダ体30の周壁33に当接可能で且つ湯流入孔35に連通可能であるため、シリンダ体30の内部への水供給及び湯供給を確実に補助でき、ハウジング体10とシリンダ体30との間にゴム製の弾性部材を介在させる必要がない。このことも、シリンダ体30の回転位置を変化させるトルク(力)が小さくて済むことに貢献している。
また、本実施形態の水栓弁装置100によれば、水側補助管部材16は、水供給路に対する摺動移動可能なストロークを規制する水側移動規制部を有し、湯側補助管部材18は、湯供給路に対する摺動移動可能なストロークを規制する湯側移動規制部を有している。これにより、水側補助管部材16及び湯側補助管部材18の移動ストロークを所望の範囲に規制することができ、必要以上にシリンダ体30の方に突出することが防止されている。
特に、本実施形態の水栓弁装置100によれば、水側移動規制部は、フランジ形状を有するフランジ部16fとして提供され、湯側移動規制部も、フランジ形状を有するフランジ部18fとして提供されている。これにより、水側移動規制部及び湯側移動規制部が比較的簡単に提供されている。
また、本実施形態の水栓弁装置100によれば、水側補助管部材16の上方側の面16rの硬度及び湯側補助管部材18の上方側の面18rの硬度が、シリンダ体30の周壁33の硬度よりも小さい。これにより、シリンダ体30が不所望に摩耗することが抑制されている。一方、水側補助管部材16の上方側の面16r、及び、湯側補助管部材18の上方側の面18rは、シリンダ体30の周壁33に倣うように摩耗することが、むしろ好適である。
特に、本実施形態の水栓弁装置100によれば、シリンダ体30の周壁33は、所定の曲率半径を有する円筒面であり、水側補助管部材16の上方側の面16rは、所定の曲率半径を有する円筒面の一部であり、湯側補助管部材18の上方側の面18rは、所定の曲率半径を有する円筒面の一部であり、水側補助管部材16の上方側の面16rの曲率半径及び湯側補助管部材18の上方側の面18rの曲率半径は、シリンダ体30の周壁33の曲率半径よりも大きい。これにより、水側補助管部材16の上方側の面16r及び湯側補助管部材18の上方側の面の各々の円弧状方向の両端部のみがシリンダ体30に当接するという状態が回避され(円弧状方向の中央部でシリンダ体30に当接する状態が確保され)、水側補助管部材16の上方側の面16rとシリンダ体30との密着の程度が良好であり、同様に、湯側補助管部材18の上方側の面18rとシリンダ体30との密着の程度も良好である。
また、本実施形態の水栓弁装置100は、湯水を止水する湯水止水部が設けられている。これにより、流量調整機能によって最少流量に調整するたけでは止水が不完全である(遮断制御状態でのシール機能が不十分である)場合でも、確実な止水機能が確保されている。
特に、本実施形態の水栓弁装置100によれば、湯水止水部は、水供給路の上流側に設けられる水止水部11sと、湯供給路の上流側に設けられる湯止水部13sと、によって構成されており、湯または水が他方の上流側に逆流することが防止されている。
10 ハウジング体
11 水供給管
11r 接続口
11s 水止水部
12 水側連通孔
13 湯供給管
13r 接続口
13s 湯止水部
14 湯側連通孔
15 湯水流出口
16 水側補助管部材
16f フランジ部
16g 溝部
16h 管孔
16r 上方側(他方側)の受け面
17 パッキン
18 湯側補助管部材
18f フランジ部
18g 溝部
18h 管孔
18r 上方側(他方側)の受け面
19 パッキン
20 シャフト体
30 シリンダ体
31 右端壁
32 左端壁
33 周壁
34 水流入孔
35 湯流入孔
36 湯水流出孔
37 中心管部
38 隔壁
40 操作機構
41 操作部
41s 回転軸
42 回転筒
43 摺動筒
44 保持リング
45 ハウジング筒
46 接続リング
47 左側蓋部材
47a Oリング
47b Xリング
50 支持機構
55 ハウジング筒
57 右側蓋部材
57a Oリング
57b Xリング
58 止め輪
61 化粧板
62 エルボ接続管
63 湯水供給管
100 水栓弁装置

Claims (6)

  1. 中空円筒状に構成されたシリンダ体と、
    前記シリンダ体の周壁内にそれぞれ設けられた、水流入孔、湯流入孔、及び、湯水流出孔と、
    前記シリンダ体を回転可能に収容するハウジング体と、
    前記ハウジング体の内部空間に連通するようにそれぞれ設けられた、水供給路、湯供給路、及び、湯水流出路と、
    前記シリンダ体の軸方向一方側に、回転操作可能に設けられた操作部と、
    前記シリンダ体を軸方向に貫通すると共に、前記シリンダ体に接続ないし一体化されたシャフト体と、
    を備え、
    前記シャフト体の両端は、前記ハウジング体の前記内部空間と連通しない領域内にあって、大気開放されており、
    前記シリンダ体及び前記シャフト体は、前記操作部の回転操作によって回転位置を変えるようになっており、
    前記シリンダ体の回転位置に応じて、前記水供給路と前記水流入孔との連通量、前記湯供給路と前記湯流入孔との連通量、及び/または、前記湯水流出孔と前記湯水流出路との連通量、が変化することによって、温度調整が実現される
    ことを特徴とする水栓弁装置。
  2. 前記シャフト体の両端が存在する領域は、シール部材によって、前記ハウジング体の前記内部空間と連通しないように遮断されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の水栓弁装置。
  3. 前記シャフト体の一端部に接続ないし一体化されると共に、前記操作部に対して回転方向に固定された接続部材
    を更に備え、
    前記接続部材は、前記操作部に対して軸方向に移動可能となるように設置されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の水栓弁装置。
  4. 前記シャフト体の他端部の軸方向移動を規制する一方で、当該シャフト体の他端部の回転は規制しない保持部材
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の水栓弁装置。
  5. 前記ハウジング体は、前記内部空間を区画するために、軸方向一方側の蓋部材と、軸方向他方側の蓋部材と、を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の水栓弁装置。
  6. 前記ハウジング体の前記蓋部材の各々は、前記ハウジング体の軸方向端部よりも内方に位置している
    ことを特徴とする請求項5に記載の水栓弁装置。
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