JP2022054042A - バンドおよび時計 - Google Patents

バンドおよび時計 Download PDF

Info

Publication number
JP2022054042A
JP2022054042A JP2020161004A JP2020161004A JP2022054042A JP 2022054042 A JP2022054042 A JP 2022054042A JP 2020161004 A JP2020161004 A JP 2020161004A JP 2020161004 A JP2020161004 A JP 2020161004A JP 2022054042 A JP2022054042 A JP 2022054042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
insertion hole
middle piece
arm
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020161004A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022054042A5 (ja
Inventor
洋平 丸山
Yohei Maruyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2020161004A priority Critical patent/JP2022054042A/ja
Priority to CN202111114650.5A priority patent/CN114246403A/zh
Priority to US17/483,849 priority patent/US20220095750A1/en
Publication of JP2022054042A publication Critical patent/JP2022054042A/ja
Publication of JP2022054042A5 publication Critical patent/JP2022054042A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/14Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps characterised by the way of fastening to a wrist-watch or the like
    • A44C5/142Cord type straps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/14Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps characterised by the way of fastening to a wrist-watch or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/02Link constructions
    • A44C5/022Link constructions with links threaded on at least one filamentary core

Abstract

【課題】一般的なバネ棒により連結される他のバンドと兼用でき、かつ、複数の装飾部材を備えるバンドを提供すること。【解決手段】本開示のバンドは、軸部材を備えるバネ棒と、連結された複数の装飾部材と、複数の装飾部材の端部に配置された接続用リングと、を備えるバンド本体と、バネ棒が挿通されるバネ棒挿通孔と、固定部材挿通孔と、接続用リングが配置される接続用リング配置部とを備え、バネ棒にて時計の時計本体に連結可能な連結具と、固定部材挿通孔および接続用リングに挿通されることで、バンド本体と連結具とを接続させる固定部材と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、バンドおよび時計に関する。
特許文献1には、腕時計の時計本体に連結されるバンドが開示されている。特許文献1では、真珠等から構成される装飾部材や固定部材等がワイヤに挿通されることでバンドが構成されている。そして、固定部材を時計本体のバンド装着部に設けられた装着穴に挿入し、係合部材をバンド装着部の裏側に形成されたネジ穴にねじ込むことでバンドを固定している。
特開2002-357675号公報
特許文献1では、時計本体のバンド装着部が、装飾部材を用いて構成したバンドを連結するための専用の構造であるため、時計本体に他のバンドを連結できないといった問題があった。
本開示のバンドは、軸部材を備えるバネ棒と、連結された複数の装飾部材と、前記複数の装飾部材の端部に連結された接続用リングと、を備えるバンド本体と、前記バネ棒が挿通されるバネ棒挿通孔と、固定部材挿通孔と、前記接続用リングが配置される接続用リング配置部とを備え、前記バネ棒にて時計の時計本体に連結可能な連結具と、前記固定部材挿通孔および前記接続用リングに挿通されることで、前記バンド本体と前記連結具とを接続させる固定部材と、を備える。
本開示の時計は、前記バンドを備える。
第1実施形態の時計の要部を示す斜視図。 第1実施形態のバンドを示す斜視図。 第1実施形態のバンドを示す断面図。 第1実施形態の連結具を示す分解斜視図。 第1実施形態の連結具を示す分解斜視図。 第1実施形態のバンドの組み立て方法を示す斜視図。 第1実施形態のバンドの組み立て方法を示す斜視図。 第1実施形態のバンドの組み立て方法を示す斜視図。 第2実施形態のバンドを示す斜視図。 第2実施形態のバンドを示す斜視図。 第3実施形態のバンドを示す斜視図。 第3実施形態のバンドを示す斜視図。
[第1実施形態]
以下、本開示の第1実施形態に係る時計100について、図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施形態の時計100の要部を示す斜視図である。
図1に示すように、時計100は、時計本体110と、バンド1とを有する。
時計本体110は、ケース111と、かん112とを有する。
ケース111は、胴113と、ガラス縁114と、カバーガラス115と、裏蓋116とを備える。
胴113は、金属で形成された円筒状の部材であり、内部に図示略の文字板やムーブメント等が配置されている。
ガラス縁114は、金属で形成された円環状の部材であり、胴113の上部に配置されている。カバーガラス115は、胴113の上部側の開口を覆うように配置され、ガラス縁114により固定されており、図示略の文字板を覆っている。裏蓋116は金属で形成された部材であり、胴113の下部側の開口を覆うように配置されている。
かん112は、胴113の6時方向および12時方向にそれぞれ設けられている。そして、それぞれのかん112は、胴113の側面から突出して設けられる一対の保持片部112A、112Bを有する。保持片部112A、112Bには、後述するバネ棒20の突出部材23、24が挿入される孔部1121がそれぞれ設けられている。
[バンド]
図2は、バンド1を示す斜視図であり、図3は、バンド1を示す断面図であり、図4、5は、連結具10を示す分解斜視図である。なお、図4と図5とでは、異なる方向から連結具10を見ている。また、連結具10は、時計本体110に対して、バンド1を取り付けるための所謂エンドピースである。
図1~5に示すように、バンド1は、バンド本体2と、バンド本体2の両端部に連結され、一対の保持片部112A、112Bに取り付けられる連結具10とを有する。なお、図1には、時計100の6時方向の保持片部112A、112Bに取り付けられる連結具10のみを図示している。
[バンド本体]
バンド本体2は、ユーザーの腕に巻かれるバンド1の本体部分であり、複数の装飾部材3と、接続用リング4と、ワイヤ5とを有する。
装飾部材3は、真珠により構成されており、ピアノ線等によって構成されるワイヤ5が真珠に設けられた貫通孔に挿通されることで、複数の装飾部材3が連結されている。本実施形態では、装飾部材3が2列に並ぶように、ワイヤ5によって連結されている。これにより、装飾性の高いバンド1が構成されている。なお、装飾部材3は、上記構成に限られるものではなく、例えば、オパール、メノウ、ルビー、金剛石等の宝石、白蝶貝や黒蝶貝等の貝、その他の貴石、および、木材等から構成されていてもよい。また、ワイヤ5は、糸状で装飾部材3を連結できるものであればよく、ピアノ線の他、ナイロンなどの合成繊維や絹糸によって構成されていてもよい。
接続用リング4は、金属等の材料で円環状に形成され、装飾部材3の両端部に、ワイヤ5によって、例えば接続用リング4にワイヤ5を結びつけることによって、連結されている。具体的には、接続用リング4は、バンド本体2の一方の端部に2つ連結され、他方の端部に2つ連結されている。そして、本実施形態では、接続用リング4は、後述する連結具10の接続用リング配置部60に配置され、後述する固定部材50によって連結具10に連結される。これにより、バンド本体2と連結具10とが連結される。なお、接続用リング4は、他の材料で環状に形成されていてもよく、ワイヤ5を環状に結んでワイヤ5と一体で形成されてもよい。
[連結具]
連結具10は、バネ棒20と、外駒30と、中駒40と、固定部材50と、接続用リング配置部60とを有する。
[バネ棒]
バネ棒20は、連結具10を一対の保持片部112A、112Bに着脱可能に連結させるための部材である。本実施形態では、バネ棒20は、軸部材21と、操作部22と、第1突出部材23と、第2突出部材24と、バネ部材25とを有する。また、バネ棒20は、後述する第1腕凹部311、中駒挿通孔42、中駒凹部41、第2腕凹部321、第2腕挿通孔322に挿通される。
なお、中駒挿通孔42および第2腕挿通孔322は、バネ棒20が挿通される本開示のバネ棒挿通孔を構成する。
軸部材21は金属製で筒状とされており、両側の端部に開口が設けられている。そして、軸部材21には、外周面に長孔211が設けられている。なお、軸部材21は、長さが、外駒30の幅方向の長さ、つまり、後述する第1腕部31の一方の側面313から第2腕部32の他方の側面325までの長さと略等しくなるように構成されている。
操作部22は、第1突出部材23から、軸部材21の軸方向Oと直交する方向に突出して設けられており、軸部材21の長孔211から突出している。本実施形態では、操作部22は、第1突出部材23と一体に設けられている。そして、操作部22は、軸方向Oに沿って長孔211内を移動可能に構成されている。これにより、操作部22に一体に設けられた第1突出部材23を軸方向Oに沿って移動させることができるので、連結具10を時計100のかん112に着脱させることができる。換言すれば、長孔211は、操作部22を軸方向Oに沿って移動させた際に、第1突出部材23が、かん112の孔部1121から外れる程度の長さに設けられている。なお、軸方向Oは、バンド1のバンド本体2が延設される方向と直交する方向である。
また、操作部22は、バネ棒20が外駒30および中駒40に収納された際に、後述する中駒凹部41の開口47から突出して配置される。これにより、バネ棒20が外駒30および中駒40に収納された状態で、操作部22は中駒凹部41および第2腕凹部321内を軸部材21の軸方向Oに沿って移動可能とされている。
第1突出部材23は、大径とされた基端部が軸部材21の内部に収納されている。そして、小径とされた先端部が、軸部材21の一方の端部に設けられた開口から軸方向Oに沿って突出している。
また、第1突出部材23は、バネ部材25によって、軸部材21の軸方向Oに沿って先端部が突出するように付勢されている。この際、第1突出部材23は、大径とされた基端部が、軸部材21の端部と係合した状態となっている。
さらに、第1突出部材23は、バネ棒20が外駒30および中駒40に収納された状態で、先端部が外駒30から軸方向Oに沿って突出するように配置されている。
第2突出部材24は、大径とされた基端部が軸部材21の内部に収納されている。そして、小径とされた先端部が、軸部材21の他方の端部に設けられた開口部から軸方向Oに沿って突出するように配置されている。
また、第2突出部材24は、バネ部材25によって、軸部材21の軸方向Oに沿って突出するように付勢されている。この際、第2突出部材24は、大径とされた基端部が、軸部材21の端部と係合した状態となっている。
さらに、第2突出部材24は、バネ棒20が外駒30および中駒40に収納された状態で、先端部が外駒30から突出するように配置されている。なお、第1突出部材23および第2突出部材24は、本開示の突出部材の一例である。
バネ部材25は、所謂コイルバネであり、軸部材21の内部に収納されている。そして、バネ部材25は、第1突出部材23の基端側の端部、および、第2突出部材24の基端側の端部と接触しており、第1突出部材23および第2突出部材24を、それぞれ軸部材21から軸方向Oに沿って突出するように付勢している。
[外駒]
外駒30は、中駒40と連結してバネ棒20を収納するための部材である。本実施形態では、外駒30は、無垢の金属材料に切削等の加工を施すことにより形成されており、第1腕部31と、第2腕部32と、胴部33とを有する。
第1腕部31は、胴部33の一方の端部側に設けられている。第1腕部31には、第1腕凹部311と、第1腕固定孔312とが設けられている。
第1腕凹部311は、バネ棒20の軸部材21が配置される凹部であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、第1腕凹部311は、第1腕部31の一方の側面313から他方の側面314にわたって設けられている。また、第1腕凹部311は、バンド1が時計本体110に取り付けられた際に、時計100の裏面側に開口するように設けられている。なお、第1腕凹部311は、本開示の第1凹部の一例である。
第1腕固定孔312は、固定部材50が挿入される孔であり、後述する固定部材50のピン51の軸方向に沿って設けられている。本実施形態では、第1腕固定孔312は、大径部3121と、大径部3121よりも径が小さくされた小径部3122とを有しており、一方の側面313から他方の側面314にかけて第1腕部31を貫通している。そして、大径部3121には、後述する固定部材50のCリング52が配置される。
さらに、本実施形態では、第1腕部31のバンド本体2側の端部に、球面状に切削された湾曲部315が形成されている。湾曲部315は、装飾部材3の球面に応じて形成されている。これにより、第1腕部31の角部と装飾部材3とが接触した際に、第1腕部31の角部が欠けてしまうことを抑制することができる。
第2腕部32は、胴部33の他方の端部側に設けられている。すなわち、第1腕部31と第2腕部32とは、胴部33を挟んで配置されている。
第2腕部32には、第2腕凹部321と、第2腕挿通孔322と、第2腕固定孔323とが設けられている。
第2腕凹部321は、バネ棒20の軸部材21が配置される凹部であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、第2腕凹部321は、第2腕部32の一方の側面324から、第2腕部32の中央付近にかけて設けられている。また、第2腕凹部321は、後述する中駒40の中駒凹部41に対応する位置、つまり、中駒凹部41に隣接して設けられている。さらに、第2腕凹部321は、バンド1が時計本体110に取り付けられた際に、時計100の裏面側に開口するように設けられている。
第2腕挿通孔322は、バネ棒20の軸部材21が挿通される孔であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、第2腕挿通孔322は、第2腕凹部321と連通し、第2腕凹部321から第2腕部32の他方の側面325まで第2腕部32を貫通している。なお、第2腕挿通孔322は、本開示の第1挿通孔の一例である。
第2腕固定孔323は、固定部材50が挿入される孔であり、後述する固定部材50のピン51の軸方向に沿って設けられている。本実施形態では、第2腕固定孔323は、一方の側面324から他方の側面325にかけて、第2腕部32を貫通している。そして、第2腕固定孔323には、後述する固定部材50のCリング52が配置される。
さらに、本実施形態では、第2腕部32のバンド本体2側の端部に、球面状に切削された湾曲部326が形成されている。湾曲部326は、装飾部材3の球面に応じて形成されている。これにより、第2腕部32の角部と装飾部材3とが接触した際に、第2腕部32の角部が欠けてしまうことを抑制することができる。
胴部33は、第1胴板部331と、当該第1胴板部331と交差する方向に延出された第2胴板部332とを備え、断面視L字状とされている。前述したとおり、胴部33の一方の端部側には第1腕部31が配置され、他方の端部側には第2腕部32が配置され、第1腕部31と第2腕部32とを連結している。
また、本実施形態では、胴部33は、バンド1が時計本体110に取り付けられた際に、バンド1の長手方向にほぼ平行な第2胴板部332の表面に垂直な方向から見た平面視において、第2胴板部332が中駒40と接続用リング4とを覆うように構成されている。これにより、接続用リング4を隠すことができるので、接続用リング4が露出することでバンド1の意匠性が低くなることを抑制できる。なお、第2胴板部332は、本開示の被覆部の一例である。
[中駒]
中駒40は、外駒30と連結してバネ棒20を収納するための部材であり、固定部材50によって、第1腕部31と第2腕部32との間に配置されている。本実施形態では、中駒40は、無垢の金属材料に切削等の加工を施すことにより形成されており、装飾部材3と対向する側の2箇所が切り欠かれて形成されている。
中駒40には、中駒凹部41と、中駒挿通孔42と、中駒固定孔43とが設けられている。
中駒凹部41は、バネ棒20の軸部材21が配置される凹部であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、中駒凹部41は、中駒40の側面46から、中駒40の中央に向けて設けられている。また、中駒凹部41は、第2腕部32の第2腕凹部321に隣接して設けられている。さらに、中駒凹部41は、バンド1が時計本体110に取り付けられた際に、時計100の裏面側に開口するように設けられている。なお、中駒凹部41は、本開示の第2凹部の一例である。
中駒挿通孔42は、バネ棒20の軸部材21が挿通される孔であり、軸部材21の軸方向Oに沿って設けられている。本実施形態では、中駒挿通孔42は、第1腕凹部311に対応する位置、つまり、第1腕凹部311に隣接して設けられている。また、中駒挿通孔42は、中駒40の側面45から中駒凹部41にかけて設けられている。つまり、中駒挿通孔42と中駒凹部41とは連通している。
このように、本実施形態では、第1腕凹部311、中駒挿通孔42、中駒凹部41、第2腕凹部321、および、第2腕挿通孔322は、軸方向Oに沿って、この順に配置されている。なお、中駒挿通孔42は、本開示の第2挿通孔の一例である。
中駒固定孔43は、固定部材50が挿入される孔であり、後述する固定部材50のピン51の軸方向Oに沿って設けられ、中駒40を貫通している。
さらに、本実施形態では、中駒40のバンド本体2側の端部に、球面状に切削された第1湾曲部48および第2湾曲部49が形成されている。第1湾曲部48および第2湾曲部49は、装飾部材3の球面に応じて形成されている。これにより、中駒40と装飾部材3とが接触した際に、中駒40の角部が欠けてしまうことを抑制することができる。
[固定部材]
固定部材50は、中駒40を外駒30の第1腕部31と第2腕部32との間に固定させるとともに、連結具10とバンド本体2とを連結させるための部材である。本実施形態では、固定部材50は、ピン51と、Cリング52とを有する。
ピン51は、金属製であり、第1腕固定孔312、接続用リング4、中駒固定孔43、および、第2腕固定孔323に挿入される。また、ピン51は、外径が、第1腕固定孔312の小径部3122、および、中駒固定孔43の内径と略等しくなるように構成されている。
Cリング52は、ステンレス鋼等の金属で構成されており、前述したように、第1腕固定孔312の大径部3121、および、第2腕固定孔323に配置される。そして、Cリング52の内側に、ピン51が挿入されている。
なお、第1腕固定孔312、中駒固定孔43、および、第2腕固定孔323は、固定部材50が挿通される本開示の固定部材挿通孔を構成する。
[接続用リング配置部]
接続用リング配置部60は、接続用リング4が配置される配置部である。本実施形態では、接続用リング配置部60は、外駒30と中駒40との間の2箇所の隙間により構成されている。具体的には、接続用リング配置部60は、第1腕部31と中駒40の切り欠かれた部分との間の隙間、および、第2腕部32と中駒40の切り欠かれた部分との間の隙間により構成されている。
[バンド1の組み立て方法]
次に、バンド1の組み立て方法について説明する。
図6~図8は、バンド1の組み立て方法を示す斜視図である。
まず、図6に示すように、バネ棒20の軸部材21を、中駒40の中駒挿通孔42に挿通させる。これにより、バネ棒20を、中駒40の中駒凹部41および中駒挿通孔42に配置する。この際、バネ棒20を、操作部22が中駒凹部41の開口47から突出するように配置する。
次に、図7に示すように、バネ棒20の操作部22を軸方向Oに沿って移動させ、操作部22を中駒40に係合させる。そして、Cリング52を第1腕固定孔312の大径部3121に配置する。
この状態で、中駒40を、外駒30の第1腕部31と第2腕部32との間に配置させる。この際、バネ棒20の軸部材21は、第1腕部31の第1腕凹部311に配置される。
また、この際、第1突出部材23は、第2腕凹部321に配置される。すなわち、中駒凹部41は、操作部22が中駒40に係合した状態で、第1突出部材23の先端部が中駒40の側面46から突出するように形成されている。
このため、第1突出部材23が中駒40の側面46から突出した状態で、当該第1突出部材23が第2腕部32と干渉しないので、中駒40を第1腕部31と第2腕部32との間に配置することができる。
次に、図8に示すように、バネ棒20の操作部22を軸方向Oに沿って移動させて、軸部材21を第2腕部32の第2腕挿通孔322に挿通させる。これにより、例えば、操作部22を第1腕部31側に移動させると、所定量移動した段階で操作部22が中駒40と干渉する。また、軸部材21を第2腕部32側に移動させると、所定量移動した段階で操作部22が第2腕部32と干渉する。そのため、操作部22を軸方向Oに沿って移動させた場合に、バネ棒20が外駒30および中駒40から脱落してしまうことを抑制できる。
次に、バンド本体2の接続用リング4を接続用リング配置部60に配置するとともに、Cリング52を第2腕固定孔323に挿入させる。
そして、最後に、ピン51を第1腕固定孔312、接続用リング4、中駒固定孔43、および、第2腕固定孔323に挿入する。そうすると、第1腕固定孔312の大径部3121、および、第2腕固定孔323に配置されたCリング52の内側にピン51が圧入され、当該Cリング52が外周側に変形する。これにより、Cリング52が第1腕固定孔312の大径部3121および第2腕固定孔323に係合され、ピン51が第1腕固定孔312、接続用リング4、中駒固定孔43、および、第2腕固定孔323から脱落しなくなる。そのため、固定部材50によって中駒40が外駒30に固定されるとともに、連結具10にバンド本体2が連結される。
[回転規制構造]
次に、バンド1の回転規制構造について説明する。
図3に示すように、本実施形態では、バンド1をピン51の軸方向から見た断面視において、胴部33の第2胴板部332から固定部材50のピン51の軸中心までの第2胴板部332の法線の距離Rが、ピン51の軸中心から中駒40の装飾部材3側の端部までの距離Lよりも短くなるように、連結具10が構成されている。より詳細には、距離Lは、ピン51の軸中心から第2胴板部332の装飾部材3側の端部までを結ぶ仮想線と中駒40の表面とが交差する点と、ピン51の軸中心との距離である。また、平面視において、第2胴板部332が中駒40を覆っている。これにより、固定部材50のピン51を回転軸とする、外駒30に対する中駒40の回転が第2胴板部332によって規制される。そのため、バンド1が時計本体110から取り外された際に、外駒30に対して中駒40が回転することによって、外駒30および中駒40からバネ棒20が外れてしまうことを防ぐことができる。
なお、第2胴板部332からピン51の軸中心までの第2胴板部332の法線の距離Rを、ピン51の軸中心から中駒40の装飾部材3側の端部までの距離Lよりも短くする連結具10の構造は、本開示の回転規制構造の一例である。
[第1実施形態の作用効果]
このような第1実施形態では、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、複数の装飾部材3を備えるバンド本体2が、固定部材50により連結具10と接続される。そして、このようなバンド本体2が接続された連結具10を、バネ棒20により時計本体110に容易に接続させることができる。そのため、本開示のバンド1と、一般的なバネ棒により連結される他のバンドとを兼用することができる。
また、本実施形態では、固定部材50を取り外せば、連結具10からバンド本体2を取り外すことができる。そのため、装飾部材3のメンテナンス等を容易にできる。
本実施形態では、連結具10は、接続用リング4を覆っている。
これにより、バンド1が時計本体110に取り付けられた際に、接続用リング4を隠すことができるので、接続用リング4が露出することでバンド1の意匠性が低くなることを抑制できる。
本実施形態では、バネ棒20は、第1腕凹部311、中駒挿通孔42、中駒凹部41、および、第2腕挿通孔322を貫通し、かつ、操作部22が中駒凹部41の開口47から突出するように配置される。また、バネ棒20は、外駒30および中駒40に収納された状態で、操作部22が軸方向Oに移動可能に構成されている。
これにより、操作部22を軸方向Oに沿って移動させた場合に、バネ棒20が外駒30および中駒40から脱落してしまうことを抑制できる。
また、金属部品の一部を折り曲げることなく、バネ棒20の脱落防止構造を達成できるので、脱落防止構造を構成する外駒30および中駒40を、無垢の金属材料から製造することができる。そのため、操作部22を有するバネ棒20を組み込み可能で、かつ、意匠性に優れ高級感が得られるバンド1を得ることができる。
本実施形態では、バネ棒20の操作部22が中駒凹部41に移動されてバンド1が時計本体110から取り外された際に、回転規制構造によって、外駒30に対する中駒40の回転が規制されるので、外駒30および中駒40からバネ棒20が外れてしまうことを防ぐことができる。
本実施形態では、第2胴板部332から固定部材50の軸中心までの第2胴板部332の法線の距離Rを、固定部材50の軸中心から中駒40における装飾部材3側の端部までの距離Lよりも短くすることで回転規制構造が構成される。これにより、中駒40の回転を規制するための部品を別途追加しなくても、中駒40の回転を第2胴板部332にて規制することができるので、部品点数を少なくすることができる。
[第2実施形態]
次に、本開示の第2実施形態に係るバンド1Aを図面に基づいて説明する。
第2実施形態のバンド1Aは、装飾部材3Aが3列に並ぶように、ワイヤ5Aによって連結されている点で前述した第1実施形態と相違する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同一または同様の構成には同一符号を付し、説明を省略する。
図9、図10は、第2実施形態のバンド1Aを示す斜視図である。なお、図9と図10とでは、異なる方向からバンド1Aを見ている。
図9、図10に示すように、バンド1Aは、前述した第1実施形態と同様に、複数の装飾部材3Aがワイヤ5Aにより連結されて構成されるバンド本体2Aと、バンド本体2Aの両端部に連結される連結具10Aとを有する。
[バンド本体]
バンド本体2Aは、前述した第1実施形態と同様にバンド1Aの本体部分であり、複数の装飾部材3Aと、接続用リング4Aと、ワイヤ5Aとを有する。
装飾部材3Aは、前述した第1実施形態と同様に真珠により構成されており、ピアノ線等によって構成されるワイヤ5Aによって連結されている。本実施形態では、装飾部材3Aが3列に並ぶように、ワイヤ5Aによって連結されている。
そして、装飾部材3Aの両端部に、接続用リング4Aがワイヤ5Aによって連結されている。具体的には、接続用リング4Aは、バンド本体2Aの一方の端部に3つ連結され、他方の端部に3つ連結されている。
[連結具]
連結具10Aは、バネ棒20と、外駒30Aと、中駒40Aと、固定部材50と、接続用リング配置部60Aとを有する。
[外駒]
外駒30Aは、前述した第1実施形態と同様に、第1腕部31Aと、第2腕部32Aと、胴部33Aとを有する。
本実施形態では、第1腕部31Aおよび第2腕部32Aは、第1腕部31Aおよび第2腕部32Aの装飾部材3Aと対向する側の端部の一部が切り欠かれて形成されている。そして、第1腕部31Aの切り欠かれた部分と中駒40Aとの間の隙間、および、第2腕部32Aの切り欠かれた部分と中駒40Aとの間の隙間により、接続用リング配置部60Aが構成されている。
[中駒]
中駒40Aは、前述した第1実施形態と同様に、第1腕部31Aと第2腕部32Aとの間に配置されている。本実施形態では、中駒40Aは、装飾部材3Aと対向する側の一部が切り欠かれて形成されている。そして、中駒40Aの切り欠かれた部分の隙間により、接続用リング配置部60Aが構成されている。
[第2実施形態の作用効果]
このような第2実施形態では、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、装飾部材3Aが3列に並ぶように、ワイヤ5Aによって連結されている。そのため、バンド1Aのデザインのバリエーションを増やすことができる。
[第3実施形態]
次に、本開示の第3実施形態に係るバンド1Bを図面に基づいて説明する。
第3実施形態のバンド1Bは、連結具10Bが1部材にて構成されるエンドピース70Bを備えて構成される点で前述した第1、2実施形態と相違する。なお、第3実施形態において、第1、2実施形態と同一または同様の構成には同一符号を付し、説明を省略する。
図11、図12は、第3実施形態のバンド1Bを示す斜視図である。なお、図11と図12とでは、異なる方向からバンド1Bを見ている。
図11、図12に示すように、バンド1Bは、前述した第1実施形態と同様に、複数の装飾部材3Bがワイヤ5Bにより連結されて構成されるバンド本体2Bと、バンド本体2Bの両端部に連結される連結具10Bとを有する。
[バンド本体]
バンド本体2Bは、前述した第1実施形態と同様にバンド1Bの本体部分であり、複数の装飾部材3Bと、接続用リング4Bと、ワイヤ5Bとを有する。
装飾部材3Bは、前述した第1実施形態と同様に真珠により構成されており、ピアノ線等によって構成されるワイヤ5Bによって連結されている。本実施形態では、装飾部材3Bが2列に並ぶように、ワイヤ5Bによって連結されている。
そして、本実施形態では、接続用リング4Bが連結具10Bの接続用リング配置部60Bに配置され、固定部材50によって連結具10Bに連結される。これにより、バンド本体2Bと連結具10Bとが連結される。
[連結具]
連結具10Bは、エンドピース70Bと、バネ棒80Bと、固定部材50と、接続用リング配置部60Bとを有する。
[エンドピース]
エンドピース70Bは、バネ棒80Bを収納するための部材である。本実施形態では、エンドピース70Bは、無垢の金属材料に切削等の加工を施すことにより1部材で形成されており、装飾部材3Bと対向する側の2箇所が切り欠かれて形成されている。そして、エンドピース70Bの切り欠かれた隙間にて、接続用リング配置部60Bが構成されている。
さらに、本実施形態では、エンドピース70Bの時計本体110と対向する側が、時計本体110の形状に合わせて、湾曲状に切削されている。
[バネ棒]
バネ棒80Bは、軸部と突出部とから構成される一般的なバネ棒であり、エンドピース70Bに収納されている。そして、バネ棒80Bの突出部が時計本体110の保持片部112A,112Bに設けられた孔部1121に挿入されることにより、バンド1Bが時計本体110に連結される。
[第3実施形態の作用効果]
このような第3実施形態では、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、バンド1Bを時計本体110に連結させるための連結具10Bが、1部材から構成されるエンドピース70Bを有している。そのため、このようなエンドピース70Bを用いた連結具10Bに、複数の装飾部材3Bを有するバンド本体2Bを連結させることができる。
[変形例]
なお、本開示は前述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本開示に含まれるものである。
前記各実施形態では、連結具10、10A、10Bとバンド本体2、2A,2Bとが、ピン51およびCリング52を備える固定部材50にて連結されていたが、これに限定されない。例えば、ネジ等により連結具と固定部材とが連結されていてもよい。
前記第1、2実施形態では、外駒30、30Aと中駒40、40Aとの間の隙間により、接続用リング配置部60、60Aが構成されていたが、これに限定されない。例えば、外駒の第1腕部および第2腕部の外側に切り欠き部が形成され、当該切り欠き部にて接続用リング配置部が構成されていてもよい。すなわち、外駒を挟み込むように接続用リングを配置した上で、固定部材にて連結するようにしてもよい。
前記各実施形態では、連結具10、10A、10Bは、接続用リング4を全て覆う形状としたが、これに限定されない。例えば、接続用リング4の一部のみを覆ってもよく、また、接続用リング4を全く覆わなくてもよい。例えば、前記実施形態1、2において、外駒30,30Aの胴部33,33Aが、第1胴板部331のみで形成されるようにしてもよく、実施形態3において、接続用リング配置部60Bが、エンドピース70Bの表側まで切り欠かれるように形成されていてもよい。
前記各実施形態では、装飾部材3,3A,3Bが2列または3列に並ぶようにバンド本体2,2A,2Bが形成されていたが、装飾部材は1列や4列以上に並んでいてもよい。
また、前記各実施形態では、装飾部材3,3A,3Bの列の各々に接続用リング4,4A,4Bが取り付けられていたが、これに限定されない。例えば、一つの接続用リングに、装飾部材の複数の列が取り付けられるようにしてもよい。
前記各実施形態では、外駒30、30A、中駒40、40A、および、エンドピース70Bは無垢の金属材料によって形成されていたが、これに限定されない。例えば、これらの部品はセラミックや樹脂によって形成されていてもよい。また、外駒30、30A、中駒40、40Aには、バンド本体2、2A側の端部に、球面状に切削された湾曲部315が形成されていたが、これに限定されない。外駒30、30A、中駒40、40Aに湾曲部を形成しなくてもよく、また、例えば、接続用リングと装飾部材との間に、装飾部材とは異なる介挿部材を挟むことで、外駒30、30A、中駒40、40Aを含むエンドピースと装飾部材とが直接接触することを防止してもよい。
前記第1、2実施形態では、第2腕部32、32Aには第2腕凹部321、321Aが設けられていたが、これに限定されない。例えば、第2腕部に第2腕凹部が設けられていない場合も、本開示に含まれる。この場合、バネ棒の操作部は、中駒凹部と第2腕部とによって可動範囲を規制されてもよい。
前記各実施形態では、時計100のバンド1、1A、1Bを例示したが、これに限定されない。例えば、本開示は、脈拍計などのリスト機器および当該リスト機器に取り付けられるバンドに適用できる。
[本開示のまとめ]
本開示のバンドは、軸部材を備えるバネ棒と、連結された複数の装飾部材と、前記複数の装飾部材の端部に連結された接続用リングと、を備えるバンド本体と、前記バネ棒が挿通されるバネ棒挿通孔と、固定部材挿通孔と、前記接続用リングが配置される接続用リング配置部とを備え、前記バネ棒にて時計の時計本体に連結可能な連結具と、前記固定部材挿通孔および前記接続用リングに挿通されることで、前記バンド本体と前記連結具とを接続させる固定部材と、を備える。
これにより、複数の装飾部材を備えるバンド本体が、固定部材により連結具と接続される。そして、このようなバンド本体が接続された連結具を、バネ棒により時計本体等に容易に接続させることができる。そのため、本開示のバンドと、一般的なバネ棒により連結される他のバンドとを兼用することができる。
また、固定部材を取り外せば、連結具からバンド本体を取り外すことができる。そのため、装飾部材のメンテナンス等を容易にできる。
本開示のバンドにおいて、前記連結具は、前記接続用リングの少なくとも一部を覆う被覆部を備えていてもよい。
これにより、接続用リングの少なくとも一部を隠すことができるので、接続用リングが露出することでバンドの意匠性が低くなることを抑制できる。
本開示のバンドにおいて、前記連結具は、第1腕部、第2腕部、および、前記第1腕部と前記第2腕部とを連結する胴部を有する外駒と、前記第1腕部と前記第2腕部との間に配置される中駒とを備え、前記外駒と前記中駒との間に前記接続用リング配置部が形成され、前記第1腕部には、第1凹部が前記軸部材の軸方向に沿って設けられ、前記第2腕部には、前記バネ棒挿通孔を構成する第1挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記中駒には、前記バネ棒挿通孔を構成する第2挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記第2挿通孔と連通する第2凹部が前記軸方向に沿って設けられ、前記軸方向に沿って、前記第1凹部、前記第2挿通孔、前記第2凹部、前記第1挿通孔は、この順に配置され、前記バネ棒は、操作部と、突出部材とを有し、前記第1凹部、前記第2挿通孔、前記第2凹部、および、前記第1挿通孔に挿通され、かつ、前記操作部が前記第2凹部の開口から突出するように配置され、この状態で、前記操作部が前記軸方向に移動可能に構成されていてもよい。
これにより、操作部を軸方向に沿って移動させた場合に、バネ棒が外駒および中駒から脱落してしまうことを抑制できる。
また、金属部品の一部を折り曲げることなく、バネ棒の脱落防止構造を達成できるので、脱落防止構造を構成する外駒および中駒を、無垢の金属材料から製造することができる。そのため、意匠性に優れ高級感が得られるバンドを得ることができる。
本開示のバンドにおいて、前記連結具は、前記固定部材を回転軸にして、前記外駒に対して前記中駒が回転することを規制する回転規制構造を有していてもよい。
これにより、バンドが時計本体等から取り外された際に、回転規制構造によって、外駒に対する中駒の回転が規制されるので、外駒および中駒からバネ棒が外れてしまうことを防ぐことができる。
本開示のバンドにおいて、前記胴部は、第1胴板部と、前記第1胴板部と交差する方向に延出され、前記中駒を覆う第2胴板部とを備え、前記回転規制構造は、前記第2胴板部から前記固定部材の中心までの前記第2胴板部の法線の距離を、前記固定部材の中心から前記中駒における装飾部材側の端部までの距離よりも短くすることで構成されていてもよい。
これにより、中駒の回転を規制するための部品を別途追加しなくても、中駒の回転を第2胴板部によって規制することができるので、部品点数を少なくすることができる。
本開示の時計は、前記バンドを備える。
1、1A、1B…バンド、2、2A、2B…バンド本体、3、3A、3B…装飾部材、4、4A、4B…接続用リング、5、5A、5B…ワイヤ、10、10A、10B…連結具、20…バネ棒、21…軸部材、22…操作部、23…第1突出部材、24…第2突出部材、25…バネ部材、30、30A…外駒、31、31A…第1腕部、32、32A…第2腕部、33、33A…胴部、40、40A…中駒、41…中駒凹部、42…中駒挿通孔、43…中駒固定孔、45…側面、46…側面、47…開口、48…第1湾曲部、49…第2湾曲部、50…固定部材、51…ピン、52…Cリング、60、60A、60B…接続用リング配置部、70B…エンドピース、80B…バネ棒、100…時計、110…時計本体、111…ケース、112…かん、112A…保持片部、112B…保持片部、113…胴、114…ガラス縁、115…カバーガラス、116…裏蓋、211…長孔、311…第1腕凹部、312…第1腕固定孔、313…側面、314…側面、315…湾曲部、321、321A…第2腕凹部、322…第2腕挿通孔、323…第2腕固定孔、324…側面、325…側面、326…湾曲部、331…第1胴板部、332…第2胴板部(被覆部)、1121…孔部、3121…大径部、3122…小径部。

Claims (6)

  1. 軸部材を備えるバネ棒と、
    連結された複数の装飾部材と、前記複数の装飾部材の端部に連結された接続用リングと、を備えるバンド本体と、
    前記バネ棒が挿通されるバネ棒挿通孔と、固定部材挿通孔と、前記接続用リングが配置される接続用リング配置部とを備え、前記バネ棒にて時計の時計本体に連結可能な連結具と、
    前記固定部材挿通孔および前記接続用リングに挿通されることで、前記バンド本体と前記連結具とを接続させる固定部材と、を備える
    ことを特徴とするバンド。
  2. 請求項1に記載のバンドにおいて、
    前記連結具は、前記接続用リングの少なくとも一部を覆う被覆部を備える
    ことを特徴とするバンド。
  3. 請求項1または請求項2に記載のバンドにおいて、
    前記連結具は、第1腕部、第2腕部、および、前記第1腕部と前記第2腕部とを連結する胴部を有する外駒と、前記第1腕部と前記第2腕部との間に配置される中駒とを備え、前記外駒と前記中駒との間に前記接続用リング配置部が形成され、
    前記第1腕部には、第1凹部が前記軸部材の軸方向に沿って設けられ、
    前記第2腕部には、前記バネ棒挿通孔を構成する第1挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、
    前記中駒には、前記バネ棒挿通孔を構成する第2挿通孔が前記軸方向に沿って設けられ、前記第2挿通孔と連通する第2凹部が前記軸方向に沿って設けられ、
    前記軸方向に沿って、前記第1凹部、前記第2挿通孔、前記第2凹部、前記第1挿通孔は、この順に配置され、
    前記バネ棒は、操作部と、突出部材とを有し、前記第1凹部、前記第2挿通孔、前記第2凹部、および、前記第1挿通孔に挿通され、かつ、前記操作部が前記第2凹部の開口から突出するように配置され、この状態で、前記操作部が前記軸方向に移動可能に構成される
    ことを特徴とするバンド。
  4. 請求項3に記載のバンドにおいて、
    前記連結具は、前記固定部材を回転軸にして、前記外駒に対して前記中駒が回転することを規制する回転規制構造を有する
    ことを特徴とするバンド。
  5. 請求項4に記載のバンドにおいて、
    前記胴部は、第1胴板部と、前記第1胴板部と交差する方向に延出され、前記中駒を覆う第2胴板部とを備え、
    前記回転規制構造は、前記第2胴板部から前記固定部材の中心までの前記第2胴板部の法線の距離を、前記固定部材の中心から前記中駒における装飾部材側の端部までの距離よりも短くすることで構成されている
    ことを特徴とするバンド。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のバンドを備える時計。
JP2020161004A 2020-09-25 2020-09-25 バンドおよび時計 Pending JP2022054042A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020161004A JP2022054042A (ja) 2020-09-25 2020-09-25 バンドおよび時計
CN202111114650.5A CN114246403A (zh) 2020-09-25 2021-09-23 表带和钟表
US17/483,849 US20220095750A1 (en) 2020-09-25 2021-09-24 Strap And Watch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020161004A JP2022054042A (ja) 2020-09-25 2020-09-25 バンドおよび時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022054042A true JP2022054042A (ja) 2022-04-06
JP2022054042A5 JP2022054042A5 (ja) 2023-08-04

Family

ID=80792060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020161004A Pending JP2022054042A (ja) 2020-09-25 2020-09-25 バンドおよび時計

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20220095750A1 (ja)
JP (1) JP2022054042A (ja)
CN (1) CN114246403A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022168423A (ja) * 2021-04-26 2022-11-08 セイコーエプソン株式会社 バンドおよび時計

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1672025A (en) * 1927-12-24 1928-06-05 Harry C Schick Inc Clasp terminal
US3247561A (en) * 1960-03-31 1966-04-26 Richelieu Corp Jewelry clasp
US3247560A (en) * 1960-03-31 1966-04-26 Richelieu Corp Jewelry clasp
JP7322685B2 (ja) * 2019-12-06 2023-08-08 セイコーエプソン株式会社 バンドおよび時計

Also Published As

Publication number Publication date
CN114246403A (zh) 2022-03-29
US20220095750A1 (en) 2022-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180168293A1 (en) Timepiece or jewellery bracelet
JP5550057B2 (ja) 複数の構成を備えた時計用ケース
JP2022054042A (ja) バンドおよび時計
CN111134428A (zh) 表带以及腕戴式设备
US6494030B2 (en) Bracelet made from links
US11419395B2 (en) Band and watch
JP2022168423A (ja) バンドおよび時計
CN110161830B (zh) 钟表
JP5136046B2 (ja) バンド取付構造
JP2020151464A (ja) リンク式ブレスレット
JP6978135B1 (ja) フリーサイズ指輪
US7325416B2 (en) Gem setting
JP5148226B2 (ja) 装飾品用駒および装飾品
JP4671327B2 (ja) 腕時計
JP4814728B2 (ja) 装身具用連結具
JP2020099676A (ja) 腕輪リンクのような要素のアセンブリー
GB2178942A (en) Link element for an ornamental band
JPH06505664A (ja) 腕輪
US20220104591A1 (en) Watch with removable horns
JP2005040375A (ja) 腕時計用バンド及びその取付具と時計ケース
JP2004223145A (ja) 装身具用連結具
JP4215684B2 (ja) 指輪
JP3106133U (ja) 指輪
JP3675377B2 (ja) 連結構造およびこの連結構造を用いた時計
KR200290584Y1 (ko) 시계

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210914

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20211101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230726

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240430