JP2022053821A - 測定装置及び測定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体の上面部に搭載したアンテナ部材の障害物への衝突を回避して効率的に電波測定を行うことができる測定装置を提供する。【解決手段】測定装置は、アンテナ部材が移動体の上面部から立ち上がった第1の位置とアンテナ部材が移動体の上面部側に倒れた第2の位置とを取り得るようにアンテナ部材を支持する可動式の支持部材と、アンテナ部材が第1の位置にあるときに移動体の移動方向におけるアンテナ部材の前方の障害物を検知する障害物検知部と、障害物を検知したとき、アンテナ部材を第1の位置から第2の位置に回転させるように支持部材を駆動する手段と、を備える。アンテナ部材の傾きの検知結果に基づいてアンテナ部材の所定の基準線が鉛直方向に平行になるように支持部材を駆動してもよい。【選択図】図4

Description

本発明は、電波を受信して測定する測定装置及び測定システムに関するものである。
従来、移動通信網の基地局等から送信された電波を、指向性を有する指向性受信アンテナで受信して測定する測定装置が知られている。
例えば、特許文献1には、所定の最大感度方向を有する指向性受信アンテナと、指向性受信アンテナを保持するアンテナ保持部材と、指向性受信アンテナの最大感度方向が回転するようにアンテナ保持部材を回転させる回転機構部とを備える測定装置が開示されている。この測定装置によれば、電波測定の労力及び時間を掛けることなく、より正確な電波測定が可能になるとされている。
特開2018-148371号公報
一般に、移動通信網の基地局等から送信された電波の伝搬特性を正しく把握するには、対象エリアの複数の測定点で測定する必要がある。そのため、測定装置を車両(「電波測定車」又は「電測車」ともいう。)に搭載して複数の測定点に順次移動し、各測定点に停車した状態で複数方向から到来する電波が指向性受信アンテナで受信されて測定される。このように複数の測定点に順次移動して測定を行うため、各測定点での電波測定の労力及び時間を低減してより効率的に電波測定を行うことが要請される。しかしながら、電波測定車の上面部に搭載した指向性受信アンテナが信号機などの障害物に衝突する危険性があるとき、手作業で指向性受信アンテナをいったん倒して衝突を回避し、測定を開始するときに手作業で指向性受信アンテナを立ち上げる必要があり、効率的な電波測定を行うことができない。
本発明の一態様に係る測定装置は、移動体の上面部に搭載されたアンテナ部材を備える測定装置である。この測定装置は、前記アンテナ部材が前記移動体の上面部から立ち上がった第1の位置と前記アンテナ部材が前記移動体の上面部側に倒れた第2の位置とを取り得るように前記アンテナ部材を支持する可動式の支持部材と、前記アンテナ部材が前記第1の位置にあるときに前記移動体の移動方向における前記アンテナ部材の前方の障害物を検知する障害物検知部と、前記障害物を検知したとき、前記アンテナ部材を前記第1の位置から前記第2の位置に回転させるように前記支持部材を駆動する手段と、を備える。
前記測定装置において、前記支持部材は、前記アンテナ部材が前記第1の位置から前記第2の位置に回転したときに前記移動体の上面部に当接して前記アンテナ部材と前記移動体の上面部との間に空隙を形成する凸状部材を有してもよい。
前記測定装置において、前記障害物検知部は、前記移動体の移動方向における前記アンテナ部材の前方を撮像し、その撮像した画像に基づいて前記アンテナ部材の前方の障害物を検知してもよいし、又は、前記移動体の移動方向における前記アンテナ部材の前方に光、電波又は音波を放射し、その反射波の受信結果に基づいて前記アンテナ部材の前方の障害物を検知してもよい。
前記測定装置において、前記アンテナ部材の傾きを検知する傾き検知部と、前記アンテナ部材の傾きの検知結果に基づいて、前記アンテナ部材の所定の基準線が鉛直方向に平行になるように前記支持部材を駆動する手段と、を備えてもよい。
前記測定装置において、前記傾き検知部は、前記アンテナ部材又は前記移動体の上面部に取り付けられたジャイロセンサ、加速度センサ又は重力センサの出力に基づいて、前記アンテナ部材の傾きを検知してもよい。
本発明の他の態様に係る測定システムは、前記測定装置と、前記測定装置を搭載して移動可能な移動体と、を備える。
本発明によれば、移動体の上面部に搭載したアンテナ部材の障害物への衝突を回避して効率的に電波測定を行うことができる。
実施形態に係るアンテナ装置の概略構成の一例を示す斜視図。 アンテナ装置を構成するアンテナ部材の一例を示す斜視図。 アンテナ装置を構成するアンテナ部材の他の例を示す斜視図。 実施形態に係る可倒式のアンテナ部材の一例を示す説明図。 実施形態に係る測定装置及び電波測定車を備えた測定システムの一例を示す説明図。 実施形態に係る測定装置の主要部の一例を示すブロック図。 実施形態に係る測定システムの測定装置における障害物検知時の制御の一例を示すフローチャート。 (a)及び(b)はそれぞれ、平常時及び障害物検知時における電波測定車上のアンテナ装置の様子を示す説明図。 (a)及び(b)はそれぞれ、傾斜した道路を走行している電波測定車の側方及び後方から見た傾き補正前の電波測定車上のアンテナ部材の一例を示す説明図。 実施形態に係る測定システムの測定装置における傾き検知時の制御の一例を示すフローチャート。 (a)及び(b)はそれぞれ、傾斜した道路を走行している電波測定車の側方及び後方から見た傾き補正後の電波測定車上のアンテナ部材の一例を示す説明図。 (a)及び(b)はそれぞれ、アンテナ破損防止部材を有するアンテナ装置の一例を示す側面図及び背面図。 アンテナ部材が衝突回避位置に回転したときのアンテナ装置の一例を示す説明図。 アンテナ部材が衝突回避位置に回転したときのアンテナ装置の他の例を示す説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
本書に開示した実施形態に係る測定装置は、電波を受信して伝搬特性を測定する測定装置であり、指向性アンテナを有するアンテナ部材の破損防止機能及び傾き補正機能の少なくとも一方を備える車載用測定装置である。
図1は、実施形態に係るアンテナ装置10の概略構成の一例を示す斜視図である。アンテナ装置10は、アンテナ部材100と、アンテナ部材100を回転させる回転機構部200とを備える。アンテナ部材100には、所定方向に電波に対する受信感度(放射強度)が最大になる主ビームを有する指向性アンテナを備える。アンテナ部材100は、指向性アンテナが表面に配置された長尺の平板状部材101を有する。
回転機構部200は、鉛直方向の回転中心軸Vを中心に回転可能なベース部材(回転台)204と、アンテナ部材100の短手方向に延在する軸部材201と、ベース部材204上に設けられ軸部材201の端部201a,201bを回転可能に支持する複数の支持部材202,203とを有する。更に、回転機構部200は、後述の電装部から制御されるモータなど回転駆動源と、回転駆動源の回転駆動力を軸部材201及びベース部材204に伝達するギヤやベルトなどからなる回転駆動伝達部とを備える。回転駆動源は、軸部材201の回転駆動及びベース部材204の回転駆動の両方に兼用するものであってもよいし、また、軸部材201の回転駆動用の回転駆動源とベース部材204の回転駆動用の回転駆動源を別々に設けてもよい。
軸部材201は、例えば、アンテナ部材100の指向性アンテナが配置された表面とは反対側の背面に固定されている。軸部材201は、アンテナ部材100の長手方向に延在するように設けてもよい。
また、回転機構部200は、後述のように第1の回転駆動部と第2の回転駆動部とを有する。第1の回転駆動部は、鉛直方向に沿った回転中心軸Vを中心とした回転方向Rhにベース部材204を回転させる回転駆動部である。この回転方向Rhの回転により、アンテナ部材100の図中xy面内の水平方向における主ビームの指向性方向(水平面における方位を示す方向)を変化させることができる。第2の回転駆動部は、水平方向に沿った回転中心軸Hを中心とした回転方向Rvに、アンテナ部材100に固定された軸部材201を回転させる回転駆動部である。この回転方向Rvの回転により、アンテナ部材100の図中xz面内の垂直方向における主ビームの指向性方向(ある方位に平行な垂直面における上下方向)を変化させることができる。
図2は、アンテナ装置10を構成するアンテナ部材100の一例を示す斜視図である。本例のアンテナ部材100においては、長尺形状の平板状部材101のアンテナ配置面101sに指向性アンテナ110が配置されている。指向性アンテナ110は、平板状部材101の表面の長手方向に複数のパッチ状のアンテナ素子であるパッチアンテナ(平面アンテナ素子)111が1列に配列したパッチアレイアンテナ(リニアアレイアンテナ)である。なお、パッチアンテナ(平面アンテナ素子)は二次元的又は三次元的に配列してもよい。
図3は、アンテナ装置10を構成するアンテナ部材100の他の例を示す斜視図である。本例のアンテナ部材100においては、アンテナ部材100の平板状部材101の共通のアンテナ配置面101sに沿った一方向(図中の平板状部材101の短手方向である左右方向)に、互いに異なる3つの周波数f1,f2,f3に対応する3つの指向性アンテナ110、120、130が所定の間隔で並ぶように配置されている。アンテナの要求仕様に応じで3つの周波数のアンテナの配列位置を入れ替えてもよい。
複数の指向性アンテナ110、120、130が受信する複数の電波の周波数f1,f2,f3はf1<f2<f3の大小関係を有する。例えば、指向性アンテナ110が受信する電波の周波数f1は1GHz帯の周波数であり、指向性アンテナ120が受信する電波の周波数f2は2GHz帯の周波数であり、指向性アンテナ130が受信する電波の周波数f3は3GHz帯の周波数である。
図3のアンテナ部材100によれば、移動通信網の基地局等から送信された互いに異なる複数の周波数f1,f2,f3の電波を同時に受信し、複数の周波数の電波の伝搬特性の測定に用いることできる。
アンテナ装置10は、自動車などの移動体である電波測定車(「電測車」ともいう。)の上面部である屋根に取り付けられ、電波測定車と一緒に対象エリアの複数の測定点に順次移動し、各測定点に停車した状態でアンテナ部材100を回転させて複数方向から到来する電波を受信する。このように複数の測定点に順次移動して電波を受信して測定を行うため、各測定点での電波測定の労力及び時間を低減してより効率的に電波測定を行うことが要請される。このように複数の測定点に順次移動して測定を行うため、各測定点での電波測定の労力及び時間を低減してより効率的に電波測定を行うことが要請される。しかしながら、電波測定車の上面部に搭載したアンテナ部材が信号機などの障害物に衝突する危険性があるとき、手作業でアンテナ部材をいったん倒して衝突を回避し、測定を開始するときに手作業でアンテナ部材を立ち上げる必要があり、効率的な電波測定を行うことができない。また、信号機が位置する交差点における赤信号で停車中など短時間の停車の際には、手作業による信号機との衝突を回避するためのアンテナ部材の操作を安全に行うことができず、測定ができない。
そこで、本実施形態のアンテナ装置10は、障害物を検知したときにアンテナ部材100が自動で倒れて障害物との衝突を回避することができるように構成されている。
図4は、実施形態に係る可倒式のアンテナ部材100の一例を示す説明図である。図4において、支持部材202,203は、ベース部材204上に設けられた支持部材駆動機構部205,206を中心にして図中矢印Rs方向に揺動可能な可動式の支持部材である。支持部材202,203は、支持部材駆動機構部205,206を中心にして揺動することにより、アンテナ部材100が電波測定車の上面部から立ち上がった第1の位置P1と、アンテナ部材100が電波測定車の上面部側に倒れた第2の位置P2とを取り得る。
また、支持部材駆動機構部205,206は、支持部材202,203の長さ(軸部材201の端部201a,201bの鉛直方向における高さ)をそれぞれ独立に変化させることができる。
支持部材駆動機構部205,206は、アンテナ部材100を第1の位置P1から第2の位置P2に揺動(回転)させるように支持部材202,203を駆動する支持部材駆動手段を有する。また、支持部材駆動手段は、支持部材202,203の長さ(軸部材201の端部201a,201bの鉛直方向における高さ)をそれぞれ独立に変化させるように、支持部材202,203を駆動することもできる。この支持部材駆動手段は、例えば、支持部材202,203の下端に直接又は歯車を介して連結されたON/OFF制御可能なモータで構成することができる。また、上記支持部材駆動手段は、支持部材202,203の下端に設けたレバー部材と、アンテナ部材100を第1の位置P1に移動させる第1の向きにレバー部材を付勢する付勢部材(例えばバネなどの弾性部材)と、アンテナ部材100を第2の位置P2に移動させる第2の向きにレバー部材を押圧するON/OFF制御可能なソレノイドとを用いて構成してもよい。
支持部材駆動機構部205,206又は支持部材202,203には、支持部材202,203の揺動時の回転角度ψを検知する角度検知手段としての角度センサ(例えば、エンコーダ)が設けられている。
図5は、実施形態に係る測定装置及び電波測定車を備えた測定システムの一例を示す説明図である。図5において、本実施形態の測定装置は、アンテナ装置10と電装部30とを有する。アンテナ装置10は、移動体としての電波測定車50の上面部(ルーフ)51上に取り付けられている。電装部30は、アンテナ装置10で受信した受信信号を処理して伝搬特性を測定する測定器31と、測定データを処理するデータ処理装置としてのPC(コンピュータ装置)32とを有する。アンテナ装置10のアンテナ部材100に配置されている指向性アンテナと、電装部30の測定器31はケーブル(例えば所定のインピーダンスを有するケーブル)33で接続されている。
また、図5の測定システムの例では、電波測定車50の上面部(ルーフ)51の進行方向における前方部分に、アンテナ装置10にぶつかる危険性のある前方の障害物を検知するための障害物検知部35を備える。障害物検知部35は、例えば、電波測定車50の移動方向におけるアンテナ部材100の前方を撮像する撮像手段としてのカメラである。カメラの撮像画像データは、後述の制御部306で画像認識処理され、障害物が検知される。
障害物検知部35は、電波測定車50の移動方向におけるアンテナ部材100の前方に光(例えば赤外光)、電波(例えばミリ波)又は音波(例えば超音波)を放射し、その反射波の受信結果に基づいてアンテナ部材100の前方の障害物を検知する検知装置(センサ)であってもよい。この検知装置は、例えば、LiDAR(「Light Detection and Ranging」又は「Laser Imaging Detection and Ranging」)レーダー装置でもよいし、又は、ミリ波レーダー装置であってもよい。
また、図5の測定システムの例では、電波測定車50の上面部(ルーフ)51におけるアンテナ装置10の近くに、アンテナ装置10のアンテナ部材100の傾きを検知する傾き検知部36を備える。傾き検知部36は、アンテナ装置10に取り付けてもよい。傾き検知部36は、例えば、ジャイロセンサ、重力センサ又は加速度センサである。
障害物検知部35及び傾き検知部36は有線の信号ケーブルを介して電装部30の測定器31に接続されている。障害物検知部35及び傾き検知部36の出力信号はそれぞれ、信号ケーブルを介して電装部30の測定器31に送信される。障害物検知部35及び傾き検知部36の出力信号はそれぞれ、無線伝送方式を介して電装部30の測定器31に送信してもよい。
本実施形態の測定システムは、障害物検知部35及び傾き検知部36のいずれか一方のみを備えてもよい。
図6は、実施形態に係る測定装置40の主要部の一例を示すブロック図である。測定装置40は、上記構成のアンテナ装置10と電装部30と障害物検知部35と傾き検知部36とを有する。測定システムは、測定装置40と、測定装置40を搭載した状態で移動可能な自動車などの移動体である電波測定車とにより構成される。
図6において、測定装置40の電装部30は、駆動制御部301と受信部302と電力測定部(データ処理部)303と記憶部304と外部通信部305と制御部306とを備える。なお、電装部30を構成する駆動制御部301、受信部302、電力測定部(データ処理部)303、記憶部304、外部通信部305及び制御部306の一部分を図5における測定器31として構成し、残りの部分をPC32で構成してもよい。例えば、駆動制御部301、受信部302及び電力測定部(データ処理部)303を測定器31として構成し、記憶部304、外部通信部305及び制御部306をPC32で構成してもよい。
駆動制御部301は、アンテナ装置10の回転機構部200に設けられたモータやソレノイド等の回転駆動源210に制御信号を送って回転駆動源210を制御する。駆動制御部301は、アンテナ部材100などの回転角度(例えば、軸部材201の回転角度、ベース部材204の回転角度、アンテナ部材100の揺動角度、及び、アンテナ部材100の傾き補正角度)に関する情報を取得する回転角度情報取得部としても機能する。回転駆動源210に送る制御信号から取得してもよいし、回転駆動対象の軸部材201、ベース部材204、支持部材駆動機構部205,206等に設けられたエンコーダ等の角度センサ215の出力から取得してもよい。
受信部302は、アンテナ部材100の指向性アンテナに接続された無線受信機で構成される。
電力測定部303は、受信部302で受信した所定周波数の受信信号の電力を測定する。電力測定部303は、受信信号の電力の測定結果と、アンテナ部材の回転角度に関する情報とに基づいて、基地局等から送信された電波の伝搬特性を算出するデータ処理部としても機能する。また、電力測定部(データ処理部)303は、アンテナ部材の回転角度及び傾き補正角度に関する情報に基づいて、前述のアンテナ部材の主ビームBmが向いている天頂角θ及び方位角φを算出することもできる。受信電波の伝搬特性の算出には、送信元の基地局等から取得した送信信号の情報を用いてもよい。
記憶部304は、所定周波数の受信信号の電力の測定結果、アンテナ部材の回転角度に関する情報、受信電波の伝搬特性の算出結果、受信信号の電力の測定や伝搬特性の算出に用いる各種情報及びデータ等を記憶する。
外部通信部305は、有線又は無線の通信により外部装置や電波測定車内の他の装置との間で通信する。外部通信部305は、例えば、所定周波数の受信信号の電力の測定結果、受信電波の伝搬特性の算出結果などを、外部装置や電波測定車内の他の装置に送信する。
制御部306は、所定の制御プログラムを実行することにより、電装部30内の各部を制御する。例えば、制御部306は、障害物検知部35により電波測定車50の進行方向の前方に障害物を検知したとき、駆動制御部301を介して回転駆動源210を制御することにより、アンテナ部材100を測定時の第1の位置から退避時の第2の位置に回転させるように支持部材202,203を駆動する手段としても機能する。また、制御部306は、傾き検知部36によりアンテナ部材100の傾きを検知したときに、駆動制御部301を介して回転駆動源210を制御することにより、アンテナ部材100の所定の基準線(例えば指向性アンテナの長手方向の基準線)が鉛直方向(重力方向)に平行になるように支持部材202,203を駆動する手段としても機能する。
次に、上記構成の測定システムにおける障害物検知時のアンテナ部材100の衝突回避制御について説明する。
図7は、実施形態に係る測定システムの測定装置40における障害物検知時の制御の一例を示すフローチャートである。図8(a)及び(b)はそれぞれ、平常時及び障害物検知時における電波測定車50上のアンテナ装置10の様子を示す説明図である。
図7において、平常時にアンテナ部材100の支持部材202,203が立ち上がった第1の位置にある状態で電波測定車50が移動しているときに(図8(a)参照)、障害物検知部35が交差点の信号機などの障害物を検知すると(S101でYES)、測定装置40の制御部306は、アンテナ部材100及び支持部材202,203を所定の目標角度(ψ=90[度])まで回転(揺動)させるための制御データを生成して駆動制御部301に送る(S102)。
次に、駆動制御部301は、アンテナ部材100の長手方向が鉛直方向(重力方向)に平行又はほぼ平行になっていることを確認した後、制御部306から受けた制御データに基づいて制御信号を生成して回転機構部200の回転駆動源210に送信する(S103)。これにより、回転駆動源210のモータが駆動され、アンテナ部材100及び支持部材202,203が回転(揺動)する(S104)。その後、駆動制御部301は、回転駆動後のアンテナ部材100の支持部材202,203の回転角度(揺動角度)ψを計測する(S105)。
測定装置40の制御部306及び駆動制御部301は、計測した回転角度ψが所定の目標角度(ψ=90[度])になるまで、上記制御データの生成、制御信号の生成・送信、回転駆動源210のモータ駆動及び回転角度ψの計測を繰り返す(S102~S106)。これにより、アンテナ部材100の支持部材202,203が倒れた第2の位置になる(図8(b)参照)ので、電波測定車50がそのまま前方に移動したとしても交差点の信号機などの障害物との衝突を回避することができる。従って、オペレータが手動でアンテナ部材100を倒したり起こしたりする必要がなく交差点での信号待ちで停車中などの短時間の停車でも安全に電波の測定を行うことができ、測定ポイント(測定箇所)を増やして測定の効率を向上させることができる。
次に、上記構成の測定システムにおける傾き検知時のアンテナ部材100の傾き補正制御について説明する。
図9(a)及び(b)はそれぞれ、傾斜した道路を走行している電波測定車50の側方及び後方から見た傾き補正前の電波測定車上のアンテナ部材の一例を示す説明図である。電波測定車50が走行している道路の地面Gが傾斜していると、アンテナ部材100の指向性アンテナの中心を通って長手方向に延在する基準線Laが鉛直方向(重力方向)Vからずれるおそれがある。このようにアンテナ部材100の基準線Laが鉛直方向(重力方向)Vからずれると、アンテナ部材100の指向性アンテナの受信偏波面と到来する電波の偏波面との不整合(偏波不整合)によって受信レベルが低下する。また、電波の到来角の測定結果 に誤差が発生し、電波の伝搬特性の測定精度が低下する。
そこで、本実施形態の測定システムでは、アンテナ部材100の傾きの検知し、その検知結果に基づいて、アンテナ部材100の所定の基準線Laが鉛直方向(重力方向)Vに平行又はほぼ平行になるようにアンテナ部材100の支持部材202,203を駆動している。
図10は、実施形態に係る測定システムの測定装置40における傾き検知時の制御の一例を示すフローチャートである。図11(a)及び(b)はそれぞれ、傾斜した道路を走行している電波測定車50の側方及び後方から見た傾き補正後の電波測定車50上のアンテナ部材100の一例を示す説明図である。
図10において、平常時にアンテナ部材100の支持部材202,203が立ち上がった第1の位置にある状態で電波測定車50が傾斜している道路を移動しているときに(図11(a)参照)、傾き検知部36が、アンテナ部材100の傾きに対応する電波測定車50の上面部(ルーフ)の角度を検知すると、測定装置40の制御部306は、その検知結果が所定の指定角度範囲内にあるか否かを判断する(S201)。ここで、指定角度範囲は、前述の偏波不整合による受信レベル低下が許容範囲に入る程度に、又は、電波の到来角の測定結果に誤差及び電波の伝搬特性の測定精度の低下が許容範囲に入る程度に設定される。
上記傾き角度の検知結果が指定角度範囲内にないとき(S201でNO)、制御部306は、アンテナ部材100の傾きを補正するようにアンテナ部材100を回転させる補正角度を計算し、その補正角度だけ回転させるための制御データを生成して駆動制御部301に送る(S202)。
次に、駆動制御部301は、制御部306から受けた制御データに基づいて制御信号を生成して回転機構部200の回転駆動源210に送信する(S203)。これにより、回転駆動源210のモータ等が駆動され、アンテナ部材100の支持部材202,203がそれぞれ駆動されてアンテナ部材100が回転する(S204)。その後、駆動制御部301は、アンテナ部材100の回転角度を計測する(S205)。
測定装置40の制御部306及び駆動制御部301は、計測した回転角度が補正角度になるまで、上記制御データの生成、制御信号の生成・送信、回転駆動源210のモータ駆動及び傾き角度の計測を繰り返す(S202~S206)。これにより、アンテナ部材100の所定の基準線Laが鉛直方向(重力方向)Vに平行又はほぼ平行になるようにアンテナ部材100の姿勢を調整することができ(図11(b)参照)、偏波不整合による受信レベルの低下を防ぎ、電波の到来角の誤差を補正することができるので、電波の(伝搬特性の)測定の精度を向上させることができる。
図12(a)及び(b)はそれぞれ、アンテナ破損防止機能を有するアンテナ装置10の一例を示す側面図及び背面図である。図13は、図12のアンテナ部材100が衝突回避位置(第2の位置)に回転したときのアンテナ装置10の一例を示す説明図である。
図12において、アンテナ装置10では、支持部材202,203のアンテナ部材100の取付面とは反対側の側面に、アンテナ破損防止部材としての凸状部材207を備えている。凸状部材207は、図13に示すように、アンテナ部材が平常時の位置(第1の位置)から衝突回避位置(第2の位置)に回転したときに電波測定車50の上面部51に当接してアンテナ部材100と電波測定車50の上面部51との間に空隙を形成する。これにより、アンテナ部材100を倒したときに、アンテナ部材100が電波測定車50の上面部51にぶつかるのを回避することができ、アンテナ部材100の破損を防止し、アンテナ部材100の指向性アンテナの指向性特性(放射特性)の劣化を防止することができる。
図14は、アンテナ部材が衝突回避位置に回転したときのアンテナ装置10の他の例を示す説明図である。図14のアンテナ装置10は、2つのアンテナ部材100(1),100(2)の指向性アンテナが配置されていない裏面同士が互いに向かい合うように軸部材201を介して支持部材202,203に支持されている。このような1対のアンテナ部材100(1),100(2)を有する形状のアンテナ装置10であっても、アンテナ破損防止部材としての凸状部材207により、アンテナ部材100(1),100(2)を倒したときに、アンテナ部材100(1),100(2)が電波測定車50の上面部51にぶつかるのを回避することができ、アンテナ部材100(1),100(2)の破損を防止し、アンテナ部材100(1),100(2)の指向性アンテナの指向性特性(放射特性)の劣化を防止することができる。
なお、図13及び図14に示すように、電波測定車50の上面部51における凸状部材207が当接する位置に凸状の当接部材52を設け、アンテナ部材100を倒したときにアンテナ部材100と電波測定車50の上面部51との衝突をより確実に防止できるようにしてもよい。
以上、本実施形態によれば、電波測定車50の上面部51に搭載したアンテナ装置10のアンテナ部材100の障害物への衝突を回避して効率的に電波測定を行うことができる。
また、本実施形態によれば、アンテナ部材100を倒したときに、アンテナ部材100が電波測定車50の上面部51にぶつかるのを回避することができ、アンテナ部材100の破損を防止し、アンテナ部材100の指向性アンテナの指向性特性(放射特性)の劣化を防止することができる。
また、本実施形態によれば、偏波不整合による受信レベルの低下を防ぎ、電波の到来角の誤差を補正することができるので、電波の(伝搬特性の)測定の精度を向上させることができる。
なお、本明細書で説明された処理工程並びにアンテナ装置、測定装置及び測定システムの構成要素は、様々な手段によって実装することができる。例えば、これらの工程及び構成要素は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又は、それらの組み合わせで実装されてもよい。
ハードウェア実装については、実体(例えば、回転駆動装置、測定装置、各種無線通信装置、Node B、端末、ハードディスクドライブ装置、又は、光ディスクドライブ装置)において上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、1つ又は複数の、特定用途向けIC(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明された機能を実行するようにデザインされた他の電子ユニット、コンピュータ、又は、それらの組み合わせの中に実装されてもよい。
また、ファームウェア及び/又はソフトウェア実装については、上記構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、本明細書で説明された機能を実行するプログラム(例えば、プロシージャ、関数、モジュール、インストラクション、などのコード)で実装されてもよい。一般に、ファームウェア及び/又はソフトウェアのコードを明確に具体化する任意のコンピュータ/プロセッサ読み取り可能な媒体が、本明細書で説明された上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段の実装に利用されてもよい。例えば、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば制御装置において、メモリに記憶され、コンピュータやプロセッサにより実行されてもよい。そのメモリは、コンピュータやプロセッサの内部に実装されてもよいし、又は、プロセッサの外部に実装されてもよい。また、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、磁気又は光データ記憶装置、などのような、コンピュータやプロセッサで読み取り可能な媒体に記憶されてもよい。そのコードは、1又は複数のコンピュータやプロセッサにより実行されてもよく、また、コンピュータやプロセッサに、本明細書で説明された機能性のある態様を実行させてもよい。
また、前記媒体は非一時的な記録媒体であってもよい。また、前記プログラムのコードは、コンピュータ、プロセッサ、又は他のデバイス若しくは装置機械で読み込んで実行可能であればよく、その形式は特定の形式に限定されない。例えば、前記プログラムのコードは、ソースコード、オブジェクトコード及びバイナリコードのいずれでもよく、また、それらのコードの2以上が混在したものであってもよい。
また、本明細書で開示された実施形態の説明は、当業者が本開示を製造又は使用するのを可能にするために提供される。本開示に対するさまざまな修正は当業者には容易に明白になり、本明細書で定義される一般的原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用可能である。それゆえ、本開示は、本明細書で説明される例及びデザインに限定されるものではなく、本明細書で開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲に認められるべきである。
10 :アンテナ装置
30 :電装部
31 :測定器
32 :PC
35 :障害物検知部
36 :傾き検知部
40 :測定装置
50 :電波測定車
51 :上面部
52 :当接部材
100 :アンテナ部材
101 :平板状部材
101s :アンテナ配置面
110 :指向性アンテナ
120 :指向性アンテナ
130 :指向性アンテナ
200 :回転機構部
201 :軸部材
201a :端部
201b :端部
202 :支持部材
203 :支持部材
204 :ベース部材
205 :支持部材駆動機構部
206 :支持部材駆動機構部
207 :凸状部材
210 :回転駆動源
215 :角度センサ
301 :駆動制御部
302 :受信部
303 :電力測定部
304 :記憶部
305 :外部通信部
306 :制御部

Claims (7)

  1. 移動体の上面部に搭載されたアンテナ部材を備える測定装置であって、
    前記アンテナ部材が前記移動体の上面部から立ち上がった第1の位置と前記アンテナ部材が前記移動体の上面部側に倒れた第2の位置とを取り得るように前記アンテナ部材を支持する可動式の支持部材と、
    前記アンテナ部材が前記第1の位置にあるときに前記移動体の移動方向における前記アンテナ部材の前方の障害物を検知する障害物検知部と、
    前記障害物を検知したとき、前記アンテナ部材を前記第1の位置から前記第2の位置に回転させるように前記支持部材を駆動する手段と、を備えることを特徴とする測定装置。
  2. 請求項1の測定装置において、
    前記支持部材は、前記アンテナ部材が前記第1の位置から前記第2の位置に回転したときに前記移動体の上面部に当接して前記アンテナ部材と前記移動体の上面部との間に空隙を形成する凸状部材を有することを特徴とする測定装置。
  3. 請求項1又は2の測定装置において、
    前記障害物検知部は、前記移動体の移動方向における前記アンテナ部材の前方を撮像し、その撮像した画像に基づいて前記アンテナ部材の前方の障害物を検知することを特徴とする測定装置。
  4. 請求項1又は2の測定装置において、
    前記障害物検知部は、前記移動体の移動方向における前記アンテナ部材の前方に光、電波又は音波を放射し、その反射波の受信結果に基づいて前記アンテナ部材の前方の障害物を検知することを特徴とする測定装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの測定装置において、
    前記アンテナ部材の傾きを検知する傾き検知部と、
    前記アンテナ部材の傾きの検知結果に基づいて、前記アンテナ部材の所定の基準線が鉛直方向に平行になるように前記支持部材を駆動する手段と、を備えることを特徴とする測定装置。
  6. 請求項5の測定装置において、
    前記傾き検知部は、前記アンテナ部材又は前記移動体の上面部に取り付けられたジャイロセンサ、加速度センサ又は重力センサの出力に基づいて、前記アンテナ部材の傾きを検知することを特徴とする測定装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかの測定装置と、
    前記測定装置を上面部に搭載して移動可能な移動体と、
    を備える測定システム。
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