JP2022053725A - 送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】二つの空調ユニットから供給される気流の切り替え応答性を向上させることが可能な送風装置を提供する。【解決手段】送風装置3は、第一送風部22が動作することによって、第一流出開口部24から第一温度を有する第一気流X1を供給する第一気調ユニット20と、第二送風部32が動作することによって、第二流出開口部34から第二温度を有する第二気流X2を供給する第二気調ユニット30と、第一気流X1の風圧と第二気流X2の風圧とによって回動可能に構成された合流パネル16を有する合流部15とを備える。そして、送風装置3では、第一送風部22の送風力と第二送風部32の送風力との間の比率を変化させることによって、合流パネル16の回動位置が第一流出開口部24を塞ぐ状態から第二流出開口部34を塞ぐ状態までの範囲で調整され、合流部15において第三気流X3となる第一気流X1と第二気流X2の合流割合が調整される。【選択図】図4

Description

本発明は、送風装置に関する。
画像表示装置に表示される画像の臨場感を高めるために、画像表示装置の近傍に配置した吹出口から、画像表示装置に表示される画像に合わせて温調された空気(冷風または温風)を吹き出すように構成された送風装置(空調装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来の送風装置では、二つの空調ユニットを用いて環境(例えば、温湿度)の異なる空気をそれぞれ準備し、複数の開閉ダンパの切り替えによって一方の空調ユニットから温調した空気を送風している。そして、一方の空調ユニットが送風を行っている間に、他方の空調ユニットが次に表示される画像に合わせた環境の空気を形成するための準備を行うようにして、急激な環境変化をつくり出せるようにしている。
特開平4-212388号公報
しかしながら、従来の送風装置では、二つの空調ユニットにおけるファンの電動式切り替えとともに、複数の開閉ダンパの電動式切り替えを伴って温調した空気の切り替えを行うため、ファンと開閉ダンパの同期ずれあるいは開閉ダンパ同士の同期ずれが生じて、結果として、画像表示装置に表示される画像と温調した空気の送風タイミングとの間にずれが生じて、画像の臨場感を低下させるという課題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、二つの空調ユニットから供給される気流の切り替え応答性を向上させることが可能な送風装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る送風装置は、第一気調ユニットと、第二気調ユニットと、合流部と、吹出口とを備える。第一気調ユニットは、第一送風部が動作することによって、第一開口部から第一温度を有する第一気流を供給する。第二気調ユニットは、第二送風部が動作することによって、第二開口部から第一温度とは異なる第二温度を有する第二気流を供給する。合流部は、第一開口部からの第一気流と、第二開口部からの第二気流とを合流可能に構成される。吹出口は、合流部から送出される気流を第三気流として制御空間に吹き出す。また、合流部は、第一気流の風圧と第二気流の風圧とによって回動可能に構成されたダンパ部を有する。そして、送風装置では、第一送風部の送風力と第二送風部の送風力との間の比率を変化させることによって、ダンパ部の回動位置が前記第一開口部を塞ぐ状態から第二開口部を塞ぐ状態までの範囲で調整され、合流部において第三気流となる第一気流と第二気流の合流割合が調整される。
本発明によれば、二つの空調ユニットから供給される気流の切り替え応答性を向上させることが可能な送風装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る送風装置を用いた映像体感システムの概略構成図である。 図2は、送風装置の第一送風部が動作して第一気流が流通する状態での内部構成を示す概略図である。 図3は、送風装置の第二送風部が動作して第二気流が流通する状態での内部構成を示す概略図である。 図4は、送風装置の第一送風部及び第二送風部が動作して第一気流及び第二気流が流通する状態での内部構成を示す概略図である。
本発明に係る送風装置は、第一気調ユニットと、第二気調ユニットと、合流部と、吹出口とを備える。第一気調ユニットは、第一送風部が動作することによって、第一開口部から第一温度を有する第一気流を供給する。第二気調ユニットは、第二送風部が動作することによって、第二開口部から第一温度とは異なる第二温度を有する第二気流を供給する。合流部は、第一開口部からの第一気流と、第二開口部からの第二気流とを合流可能に構成される。吹出口は、合流部から送出される気流を第三気流として制御空間に吹き出す。また、合流部は、第一気流の風圧と第二気流の風圧とによって回動可能に構成されたダンパ部を有する。そして、送風装置では、第一送風部の送風力と第二送風部の送風力との間の比率を変化させることによって、ダンパ部の回動位置が第一開口部を塞ぐ状態から第二開口部を塞ぐ状態までの範囲で調整され、合流部において第三気流となる第一気流と第二気流の合流割合が調整される。
こうした構成によれば、第一送風部の送風力と第二送風部の送風力とを制御することによって、合流部における風路制御がなされるので、従来の送風装置のように電動式の開閉ダンパ等に起因した同期ずれが生じることなく、例えば、第一開口部を塞ぐ状態(第二気流の流通状態)と第二開口部を塞ぐ状態(第一気流の流通状態)との間での切り替えを行うことができる。つまり、二つの空調ユニットから供給される気流の切り替え応答性を向上させることが可能な送風装置とすることができる。
本発明に係る送風装置は、制御空間から吸い込んだ空気を、第一気調ユニットと第二気調ユニットとに分流可能に構成された分流部をさらに備える。そして、分流部は、第一送風部の送風力に応じて回動可能に構成された第一分岐パネルと、第二送風部の送風力に応じて回動可能に構成された第二分岐パネルとを有している。これにより、第一送風部の送風力と第二送風部の送風力とを制御することによって、分流部における風路制御がなされるので、従来の送風装置のように電動式の開閉ダンパ等に起因した同期ずれが生じることなく、例えば、第一分岐パネルを回動して第一気流のみを流通させる状態と、第二分岐パネルを回動して第二気流のみを流通させる状態との間での切り替えを行うことができる。つまり、送風装置では、二つの空調ユニットから供給される気流の切り替え応答性をさらに向上させることできる。
本発明に係る送風装置では、ダンパ部は、回転軸を中心にして回動可能に構成されており、回転軸は、鉛直方向に沿って設けられていることが好ましい。このようにすることで、第一気流のみ流通する状態あるいは第二気流のみが流通する状態では、ダンパ部を気流の風圧で押し続ける必要がなくなり、ダンパ部による通風抵抗が減るので、第三気流を効率よく送風することができる。
本発明に係る送風装置では、第一温度は、制御空間の空気の温度よりも低い温度であり、第二温度は、制御空間の空気の温度よりも高い温度であることが好ましい。このようにすることで、映像体感システムに適用した場合には、表示装置に表示される画像に合わせた第一温度の冷気または第二温度の暖気を吹き出すことができ、映し出される映像の臨場感(体感性)を確実に高めることができる。
以下、本発明を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。よって、以下の実施の形態で示される、形状、構成要素、構成要素の配置位置などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。従って、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化する。
(実施の形態1)
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態1に係る送風装置3を用いた映像体感システム1の概略を説明する。図1は、本発明の実施の形態1に送風装置3を用いた映像体感システム1の概略構成図である。
映像体感システム1は、ボックス型のルームユニットとして構成され、利用者が表示画面に映し出される映像(風景あるいは状況等)に応じた気流(冷気または暖気)を感じることで、映し出される映像の臨場感(体感性)が得られるシステムである。
具体的には、図1に示すように、映像体感システム1は、利用者(図示せず)が椅子51に着座して映像を視聴する制御空間2と、利用者に向けて気流を送風する送風装置3と、制御空間2と送風装置3とを連通接続する循環ダクト7とを有して構成される。
制御空間2は、利用者が映像を視聴するための空間である。制御空間2は、前後左右上下を壁面で囲まれた部屋(視聴部屋)によって構成される空間である。制御空間2には、その中央後方に複数の利用者が着座可能な椅子51が設置されるとともに、椅子51の前方となる壁面に表示装置50が設けられている。そして、表示装置50の左右両端には、椅子51に着座する利用者に向けて気流(第三気流X3)を吹き出す一対の気流吹出口4が設けられている。また、制御空間2の天井には、制御空間2から空気を排出する循環口5が設けられている。また、椅子51の後方となる壁面には、制御空間2への出入口となるドア(図示せず)が設けられている。
なお、制御空間2には、制御空間2内の空気を所定の温度(例えば、25℃)に調節する空調機(エアコンディショナー)が設けられていてもよい。また、制御空間2には、循環口5とは別に、熱交換換気を行う熱交換形換気装置の給気口及び排気口が設けられていてもよい。
表示装置50は、例えば、様々な映像を表示する情報媒体であるデジタルサイネージ等の大型の表示画面を有する装置である。表示装置50は、椅子51の前方となる制御空間2の壁面に設置される。
椅子51は、利用者が着座可能な座部と、座部の後部に設けられて傾倒可能な(リクライニング可能な)背もたれ部とを備える。このため、椅子51に着座する利用者は、リラックスした状態で表示装置50に映し出される映像を視聴することができる。
送風装置3は、椅子51の前方となる壁面側において制御空間2と隣接して設置され、表示装置50の左右両端に設けられた一対の気流吹出口4のそれぞれから椅子51に着座する利用者に向けて気流を送出する装置である。送風装置3は、吸込口6と、一対の気流吹出口4とを有し、吸込口6から吸い込んだ空気(制御空間2からの空気)を第三気流X3として気流吹出口4から吹き出す。送風装置3の詳細については後述する。
循環ダクト7は、制御空間2の天井に設けられた循環口5と送風装置3の吸込口6とを連通接続するダクトである。循環ダクト7は、制御空間2の天井裏において延設され、送風装置3の動作時には、循環口5から排出される空気を吸込口6へと流通させる。
循環口5は、制御空間2から空気を排出する開口である。循環口5は、椅子51の後方側から空気が排出されるように、気流吹出口4が設けられる壁面と対向する壁面側の天井(椅子51の後方となる壁面側の天井)に設けられる。
次に、図2及び図3を参照して、映像体感システム1に用いる送風装置3について説明する。図2は、送風装置3の第一送風部22が動作して第一気流X1が流通する状態での内部構成を示す概略図である。図3は、送風装置3の第二送風部32が動作して第二気流X2が流通する状態での内部構成を示す概略図である。ここで、図2では、送風装置3は、第一送風部22の運転動作を行い、且つ、第二送風部32の運転動作を停止している状態である。一方、図3では、送風装置3は、第二送風部32の運転動作を行い、且つ、第一送風部22の運転動作を停止している状態である。なお、図2及び図3では、送風装置3の箱体手前側の壁面を省略して示している。
送風装置3は、二つの気調ユニット(第一気調ユニット20、第二気調ユニット30)を用いて環境(例えば、温湿度)の異なる空気をそれぞれ準備しておき、第一気調ユニット20に設けられた第一送風部22の送風力(風量とも言える)と、第二気調ユニット30に設けられた第二送風部32の送風力との間の比率(送風力比率)を変化させることによって、第一気調ユニット20からの第一気流X1と第二気調ユニット30からの第二気流X2の合流割合を調整して第三気流X3として送出する装置である。なお、合流割合には、第一気流X1の割合が「0」あるいは第二気流X2の割合が「0」の場合も含む。
具体的には、図2及び図3に示すように、送風装置3は、分流部11と、第一気調ユニット20と、第二気調ユニット30と、合流部15とを備える。
まず、分流部11について説明する。
分流部11は、送風装置3の上部に位置し、吸込口6から吸い込んだ空気を、第一気調ユニット20と第二気調ユニット30とに分流する部材である。分流部11は、吸込口6と、第一分岐パネル12と、第二分岐パネル13と、第一留め具12bと、第二留め具13bとを有している。
吸込口6は、循環口5から排出される空気を、循環ダクト7を介して分流部11内に吸い込む開口である。吸込口6は、送風装置3の上面、つまり分流部11の上部に設けられる。
第一分岐パネル12は、第一回転軸12aを中心に回動することにより、第一気調ユニット20の第一流入開口部23を開閉する部材である。より詳細には、第一分岐パネル12は、平板状の部材であり、分流部11の上面に固定された第一回転軸12aから自重により垂下して構成される。そして、第一分岐パネル12は、第一送風部22の運転停止状態には、図3に示すように、自重によって第一気調ユニット20への風路を塞ぐ状態となる。一方、第一分岐パネル12は、第一送風部22の運転動作時には、図2に示すように、第一送風部22の送風力によって第一気調ユニット20側に回動して第一気調ユニット20への風路を開通した状態となる。
第二分岐パネル13は、第二回転軸13aを中心に回動することにより、第二気調ユニット30の第二流入開口部33を開閉する部材である。より詳細には、第二分岐パネル13は、平板状の部材であり、分流部11の上面に固定された第二回転軸13aから自重により垂下して構成される。そして、第二分岐パネル13は、第二送風部32の運転停止状態には、図2に示すように、自重によって第二気調ユニット30への風路を塞ぐ状態となる。一方、第二分岐パネル13は、第二送風部32の運転動作時には、図3に示すように、第二送風部32の送風力によって第二気調ユニット30側に回動して第二気調ユニット30への風路を開通した状態となる。
第一留め具12bは、第一分岐パネル12の可動域を制限する部材である。第一留め具12bは、第一分岐パネル12の先端部が第一留め具12bと接触した状態からさらに第二気調ユニット30側に可動するのを制限する。なお、図3に示すように、第一分岐パネル12は、その先端部が第一留め具12bと接触した状態で、第一気調ユニット20の第一流入開口部23を完全に塞いだ状態となる。
第二留め具13bは、第二分岐パネル13の可動域を制限する部材である。第二留め具13bは、第二分岐パネル13の先端部が第二留め具13bと接触した状態からさらに第一気調ユニット20側に可動するのを制限する。なお、図2に示すように、第二分岐パネル13は、その先端部が第二留め具13bと接触した状態で、第二気調ユニット30の第二流入開口部33を完全に塞いだ状態となる。
次に、図2を参照して、第一気調ユニット20について説明する。
第一気調ユニット20は、第一送風部22が運転動作することにより、第一流入開口部23から導入される空気(第一気流X1)を、第一空調部21によって第一温度に温調して、第一流出開口部24から合流部15に送出するユニットである。ここで、第一温度は、例えば、制御空間2の空気よりも低い温度に設定される。つまり、送風装置3では、第一気調ユニット20から第一気流X1として冷気(冷風)が送出される。
具体的には、図2に示すように、第一気調ユニット20は、第一流入開口部23と、第一空調部21と、第一送風部22と、第一流出開口部24とを備える。なお、第一流出開口部24は、請求項の「第一開口部」に相当する。
第一流入開口部23は、分流部11の第一分岐パネル12側において分流部11と連通接続され、第一分岐パネル12が回動して風路が開通した際に、分流部11から空気が流入する開口部である。
第一空調部21は、第一気調ユニット20に導入された第一気流X1の温度(例えば、25℃)を冷気となる第一温度(例えば、15℃)に調節する部材である。第一空調部21は、例えば、一般的な冷房機であればよい。
第一送風部22は、第一気調ユニット20内に第一気流X1の流れを生じさせる装置である。第一送風部22は、例えば、一般的な送風ファンであればよい。そして、第一送風部22は、第一流出開口部24から送出する第一気流X1の風圧(第一送風部22の送風力)によって、合流部15における合流パネル16を第二気調ユニット30の第二流出開口部34側に回動させて風路を開通する。さらに、第一送風部22は、第一流出開口部24からの第一気流X1の放出に伴って生じる誘引力によって、分流部11における第一分岐パネル12を第一気調ユニット20側に回動させて風路を開通する。これにより、送風装置3では、分流部11から第一気調ユニット20を介した合流部15への風路が開通し、装置内に第一気流X1の流れが生じる。
次に、図3を参照して、第二気調ユニット30について説明する。
第二気調ユニット30は、第二送風部32が運転動作することにより、第二流入開口部33から導入される空気(第二気流X2)を、第二空調部31によって第二温度に温調して、第二流出開口部34から合流部15に送出するユニットである。ここで、第二温度は、例えば、制御空間2の空気よりも高い温度に設定される。つまり、送風装置3では、第二気調ユニット30から第二気流X2として暖気(温風)が送出される。
具体的には、図3に示すように、第二気調ユニット30は、第二流入開口部33と、第二空調部31と、第二送風部32と、第二流出開口部34とを備える。なお、第二流出開口部34は、請求項の「第二開口部」に相当する。
第二流入開口部33は、分流部11の第二分岐パネル13側において分流部11と連通接続され、第二分岐パネル13が回動して風路が開通した際に、分流部11から空気が流入する開口部である。
第二空調部31は、第二気調ユニット30に導入された第二気流X2の温度(例えば、25℃)を暖気となる第二温度(例えば、35℃)に調節する部材である。第二空調部31は、例えば、一般的な暖房機であればよい。
第二送風部32は、第二気調ユニット30に第二気流X2の流れを生じさせる装置である。第二送風部32は、例えば、一般的な送風ファンであればよい。そして、第二送風部32は、第二流出開口部34から送出する第二気流X2の風圧(第二送風部32の送風力)によって、合流部15における合流パネル16を第一気調ユニット20の第一流出開口部24側に回動させて風路を開通する。さらに、第二送風部32は、第二流出開口部34からの第二気流X2の放出に伴って生じる誘引力によって、分流部11における第二分岐パネル13を第二気調ユニット30側に回動させて風路を開通する。これにより、送風装置3では、分流部11から第二気調ユニット30を介した合流部15への風路が開通し、装置内に第二気流X2の流れが生じる。なお、本実施の形態では、第一送風部22と第二送風部32とは、同じ性能(送風能力)を有する送風ファンが用いられる。
次に、合流部15について説明する。
合流部15は、第一気調ユニット20からの第一気流X1と第二気調ユニット30からの第二気流X2を合流させて第三気流X3として送出する部材である。そして、合流部15から送出された第三気流X3は、合流部15と連通接続される送風ダクト(図示せず)を流通して一対の気流吹出口4(図1参照)から吹き出される。なお、気流吹出口4は、請求項の「吹出口」に相当する。
具体的には、図2及び図3に示すように、合流部15は、その中央部分に平板状の合流パネル16を有して構成される。また、合流部15を構成する筐体には、第一気調ユニット20の第一流出開口部24と、第二気調ユニット30の第二流出開口部34と、送風ダクトと連通接続する吹出開口部(図示せず)とがそれぞれ設けられている。なお、合流パネル16は、請求項の「ダンパ部」に相当する。
合流パネル16は、第一気調ユニット20からの第一気流X1による風圧及び/又は第二気調ユニット30からの第二気流X2による風圧を受けて第三回転軸16aを中心に回動することにより、第一気調ユニット20の第一流出開口部24を塞ぐ状態(図3参照)から第二気調ユニット30の第二流出開口部34を塞ぐ状態(図2参照)までの範囲で可動する部材である。なお、本実施の形態では、第三回転軸16aは、第一回転軸12a及び第二回転軸13aとは異なり、鉛直上下方向に沿った軸となっている。
そして、合流パネル16は、第一送風部22の運転状態(且つ、第二送風部32の運転停止状態)では、図2に示すように、第一送風部22による第一気流X1の風圧(第一送風部22の送風力)によって第二気調ユニット30側に回動して第二流出開口部34を塞ぐ状態となる。そして、合流部15は、第一気調ユニット20からの風路を開通した状態となる。一方、合流パネル16は、第二送風部32の運転状態(且つ、第一送風部22の運転停止状態)では、図3に示すように、第二送風部32による第二気流X2の風圧(第二送風部32の送風力)によって第一気調ユニット20側に回動して第一流出開口部24を塞ぐ状態となる。そして、合流部15は、第二気調ユニット30からの風路を開通した状態となる。
以上のように、送風装置3では、第一送風部22が運転状態になると、第一送風部22による第一気流X1の風圧(第一送風部22の送風力)によって第一流出開口部24が開口した状態となるとともに、第一流出開口部24からの第一気流X1の放出に伴って生じる誘引力によって第一流入開口部23が開口した状態となる。つまり、送風装置3では、分流部11から第一気調ユニット20を介した合流部15への風路が開通し、装置内に第一気流X1の流れが生じることになる。
一方、送風装置3では、第二送風部32が運転状態になると、第二送風部32による第二気流X2の風圧(第二送風部32の送風力)によって第二流出開口部34が開口した状態となるとともに、第二流出開口部34からの第二気流X2の放出に伴って生じる誘引力によって第二流入開口部33が開口した状態となる。つまり、送風装置3では、分流部11から第二気調ユニット30を介した合流部15への風路が開通し、装置内に第二気流X2の流れが生じることになる。
そして、合流部15では、導入された気流(第一気流X1、第二気流X2)を合流させて第三気流X3として送出される。
次に、図4を参照して、送風装置3の第一送風部22及び第二送風部32の両方が運転動作している状態について説明する。図4は、送風装置3の第一送風部22及び第二送風部32が動作して第一気流X1及び第二気流X2が流通する状態での内部構成を示す概略図である。以下では、第一送風部22の送風力と第二送風部32の送風力とが同じである場合を例にして説明する。
送風装置3では、図4に示すように、第一送風部22及び第二送風部32の両方が運転動作すると、第一気調ユニット20を流通する第一気流X1と第二気調ユニット30を流通する第二気流X2がそれぞれ生じる。そして、合流部15には、第一気調ユニット20からの第一気流X1及び第二気調ユニット30からの第二気流X2の両方が同時に流れ込む。この際、合流部15では、合流パネル16の一方の面(左側の面)が第一気流X1の風圧によって押され、合流パネル16の反対側の面(右側の面)が第二気流X2の風圧によって押される。そして、双方の送風力(風圧)が同じであるので、合流パネル16は、可動範囲の中間位置でバランスの取れた状態(停止状態)となる。つまり、合流部15では、第一気流X1と第二気流X2の合流割合が「1:1」となる第三気流X3が送出される。そして、この際、第三気流X3は、冷気(第一温度)と暖気(第二温度)の中間の温度を有する気流となる。
また、分流部11では、合流部15への第一気流X1の放出に伴って生じる誘引力によって第一分岐パネル12が回動して第一流入開口部23が開口した状態となる。その結果、第一気調ユニット20には、合流部15に放出した量と同じ量の空気が第一気流X1として流入する。さらに、分流部11では、合流部15への第二気流X2の放出に伴って生じる誘引力によって第二分岐パネル13が回動して第二流入開口部33が開口した状態となる。その結果、第二気調ユニット30には、合流部15に放出した量と同じ量の空気が第二気流X2として流入する。この際、分流部11においても、双方の誘引力が同じであるので、第一分岐パネル12及び第二分岐パネル13の可動量(開口割合)は同じとなる。つまり、分流部11では、吸込口6から吸い込む空気を、「1:1」の割合で第一気流X1と第二気流X2とに分流する。
以上のように、第一送風部22及び第二送風部32の両方が運転動作すると、送風装置3では、第一送風部22の送風力による分流部11から第一気調ユニット20を介した合流部15への第一気流X1の流れと、第二送風部32の送風力による分流部11から第二気調ユニット30を介した合流部15への第二気流X2の流れとが「1:1」の割合で生じ、その後、合流部15にて合流して第三気流X3として送出される。
ここで、第一送風部22の送風力(第一気流X1の風圧)と第二送風部32の送風力(第二気流X2の風圧)との間の比率を変化させた場合、例えば、第一送風部22の送風力を第二送風部32の送風力よりも強くした場合には、合流パネル16は、可動範囲の中間位置よりも第二気調ユニット30側の位置で停止することになる。つまり、合流部15では、第一気流X1の割合が第二気流X2よりも多くなって合流して第三気流X3が送出される。反対に、第二送風部32の送風力を第一送風部22の送風力よりも強くした場合には、合流パネル16は、可動範囲の中間位置よりも第一気調ユニット20側の位置で停止することになる。つまり、合流部15では、第二気流X2の割合が第一気流X1よりも多くなって合流して第三気流X3が送出される。
以上のように、送風装置3では、第一送風部22の送風力(第一気流X1の風圧)と第二送風部32の送風力(第二気流X2の風圧)との間の比率を変化させることによって、合流部15において第三気流X3となる第一気流X1と第二気流X2の合流割合を調整することが可能となっている。
次に、図1~図3を参照して、映像体感システム1での動作について説明する。ここで、第一気調ユニット20では、第一空調部21によって内部の空気を冷気となる第一温度に予め温調し、第二気調ユニット30では、第二空調部31によって内部の空気を暖気となる第二温度に予め温調している。
映像体感システム1では、制御空間2において、表示装置50に冷感をイメージさせる映像が映し出される際、第二気調ユニット30の第二送風部32を停止した状態で、第一気調ユニット20の第一送風部22を稼働すると、制御空間2に冷気が第三気流X3として供給され、視覚と空気の感覚がリンクすることで利用者に臨場感を与えることができる。この際、第二送風部32は停止しているので、合流パネル16は、第一送風部22による第一気流X1の風圧で押され、第二気調ユニット30から合流部15への風路が閉ざされている。このため、第一気調ユニット20で生成された空気のみが映像体感システム1を循環し効率よく所望の空気質(冷気)を供給し続けることができる。
一方、映像体感システム1では、制御空間2において、表示装置50に暖感をイメージさせる映像が映し出される際、冷感の時の動きが逆になり、第一気調ユニット20の第一送風部22を停止した状態で、第二気調ユニット30の第二送風部32を稼働すると、制御空間2に暖気が第三気流X3として供給され、視覚と空気の感覚がリンクすることで利用者に臨場感を与えることができる。
そして、映像体感システム1では、表示装置50に映し出される映像が、冷感をイメージさせる映像から暖感をイメージさせる映像に切り替わる場合には、第一送風部22及び第二送風部32の稼働状態/停止状態を相互に切り替えるだけで、風路切り替えも同時になされるので、第三気流X3を冷気から暖気の状態に瞬時に調整することができる。逆の場合も同様である。
以上、本実施の形態1に係る送風装置3によれば、以下の効果を享受することができる。
(1)送風装置3は、第一気調ユニット20と、第二気調ユニット30と、合流部15と、気流吹出口4とを有して構成した。第一気調ユニット20は、第一送風部22が動作することによって、第一流出開口部24から第一温度を有する第一気流X1を供給する。第二気調ユニット30は、第二送風部32が動作することによって、第二流出開口部34から第一温度とは異なる第二温度を有する第二気流X2を供給する。合流部15は、第一流出開口部24からの第一気流X1と、第二流出開口部34からの第二気流X2とを合流可能に構成される。気流吹出口4は、合流部15から送出される気流を第三気流X3として制御空間2に吹き出す。また、合流部15は、第一気流X1の風圧と第二気流X2の風圧とによって回動可能に構成された合流パネル16を有する。そして、送風装置3では、第一送風部22の送風力と第二送風部32の送風力との間の比率を変化させることによって、合流パネル16の回動位置が第一流出開口部24を塞ぐ状態から第二流出開口部34を塞ぐ状態までの範囲で調整され、合流部15において第三気流X3となる第一気流X1と第二気流X2の合流割合が調整されるようにした。
こうした構成によれば、第一送風部22の送風力と第二送風部32の送風力とを制御することによって、合流部15における風路制御がなされるので、従来の送風装置のように電動式の開閉ダンパ等に起因した同期ずれが生じることなく、例えば、第一流出開口部24を塞ぐ状態(第二気流X2の流通状態)と第二流出開口部34を塞ぐ状態(第一気流X1の流通状態)との間での切り替えを行うことができる。つまり、二つの空調ユニットから供給される気流の切り替え応答性を向上させることが可能な送風装置3とすることができる。
(2)送風装置3は、制御空間2から吸い込んだ空気を、第一気調ユニット20と第二気調ユニット30とに分流可能に構成された分流部11をさらに備える構成とした。そして、分流部11は、第一送風部22の送風力に応じて回動可能に構成された第一分岐パネル12と、第二送風部32の送風力に応じて回動可能に構成された第二分岐パネル13とを有している。これにより、第一送風部22の送風力と第二送風部32の送風力とを制御することによって、分流部11における風路制御がなされるので、従来の送風装置のように電動式の開閉ダンパ等に起因した同期ずれが生じることなく、例えば、第一分岐パネル12を回動して第一気流X1のみを流通させる状態と、第二分岐パネル13を回動して第二気流X2のみを流通させる状態との間での切り替えを行うことができる。つまり、送風装置3では、二つの空調ユニットから供給される気流の切り替え応答性をさらに向上させることできる。
(3)送風装置3では、合流パネル16は、第三回転軸16aを中心にして回動可能に構成されており、第三回転軸16aは、鉛直方向に沿って設けた。これにより、第一気流X1のみ流通する状態あるいは第二気流X2のみが流通する状態では、合流パネル16を気流の風圧で押し続ける必要がなくなり、合流パネル16による通風抵抗が減るので、第三気流X3を効率よく送風することができる。
(4)送風装置3では、第一温度は、制御空間2の空気の温度よりも低い温度であり、第二温度は、制御空間2の空気の温度よりも高い温度であるようにした。これにより、映像体感システム1に適用した場合には、表示装置50に表示される画像に合わせた第一温度の冷気または第二温度の暖気を吹き出すことができ、映し出される映像の臨場感(体感性)を確実に高めることができる。
(5)送風装置3では、第一送風部22の送風力と第二送風部32の送風力との間の比率を変化させることによって、合流部15において第三気流X3となる第一気流X1と第二気流X2の合流割合が調整されるようにした。これにより、送風装置3から吹き出す第三気流X3の温度を、第一温度から第二温度の範囲で任意に調整して吹き出すことができるので、表示装置50に映し出される映像の臨場感(体感性)をさらに高めることができる。
(6)送風装置3では、第一分岐パネル12、第二分岐パネル13、及び合流パネル16の回転動作を、第一送風部22の送風力及び/又は第二送風部32の送風力のみによって行うように構成した。これにより、各パネルの回転動作を電動式で行う場合に比べて、パネル構成を簡略化することができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
本実施の形態に係る送風装置3では、第一空調部21において第一温度を制御空間2の空気の温度よりも低く設定し、第二空調部31において第二温度を制御空間2の空気の温度よりも高く設定したが、これに限られない。例えば、第一空調部21及び第二空調部31の両方において設定される温度を、制御空間2の空気の温度よりも低くしてもよいし、高くしてもよい。このようにしても上述した効果を享受することができる。
また、本実施の形態に係る送風装置3では、第一空調部21及び第二空調部31は、各ユニット内の空気の温度のみを調整したが、これに限られない。例えば、各ユニット内の空気の湿度を含めた温湿度を調整するようにしてもよい。このようにすることで、送風装置3からは、低温低湿(低温乾燥)、低温多湿、高温低湿(高温乾燥)あるいは高温多湿に調整された第三気流X3を吹き出すことができるので、表示装置50に映し出される映像の臨場感(体感性)をより一層高めることができる。
また、本実施の形態に係る送風装置3では、空調部(第一空調部21、第二空調部31)に加えて、気調ユニット内を流通する空気に香り成分(例えば、芳香化合物)を付加する調香部あるいは気調ユニット内を流通する空気に空気浄化成分(例えば、次亜塩素酸)を付加する空気浄化部などを設けてもよい。これにより、送風装置3では、第三気流X3の空気質をさらに詳細に調整することが可能となり、表示装置50に映し出される映像の臨場感(体感性)をより一層高めることができる。
本発明に係る送風装置は、画像の表示面から前方に向けて気流を送出する送風装置として有用であり、例えば、こうした送風装置を用いた映像視聴システムに利用できる。
1 映像体感システム
2 制御空間
3 送風装置
4 気流吹出口
5 循環口
6 吸込口
7 循環ダクト
11 分流部
12 第一分岐パネル
12a 第一回転軸
12b 第一留め具
13 第二分岐パネル
13a 第二回転軸
13b 第二留め具
15 合流部
16 合流パネル
16a 第三回転軸
20 第一気調ユニット
21 第一空調部
22 第一送風部
23 第一流入開口部
24 第一流出開口部
30 第二気調ユニット
31 第二空調部
32 第二送風部
33 第二流入開口部
34 第二流出開口部
50 表示装置
51 椅子
X1 第一気流
X2 第二気流
X3 第三気流
この目的を達成するために、本発明に係る送風装置は、第一送風部の動作によって第一気流を第一開口部から供給する第一気調ユニットと、第二送風部の動作によって第二気流を第二開口部から供給する第二気調ユニットと、第一開口部から供給される第一気流と、第二開口部から供給される第二気流と、を合流可能に構成された合流部と、合流部から送出される第一気流および第二気流の少なくとも一方を含む気流を制御空間に吹き出す吹出口と、を備える。合流部は、第一気流の風圧と、第二気流の風圧と、によって回動可能に構成されたダンパ部を有する

Claims (4)

  1. 第一送風部が動作することによって、第一開口部から第一温度を有する第一気流を供給する第一気調ユニットと、
    第二送風部が動作することによって、第二開口部から前記第一温度とは異なる第二温度を有する第二気流を供給する第二気調ユニットと、
    前記第一開口部からの前記第一気流と、前記第二開口部からの前記第二気流とを合流可能に構成された合流部と、
    前記合流部から送出される気流を第三気流として制御空間に吹き出す吹出口と、
    を備え、
    前記合流部は、前記第一気流の風圧と前記第二気流の風圧とによって回動可能に構成されたダンパ部を有し、
    前記第一送風部の送風力と前記第二送風部の送風力との間の比率を変化させることによって、前記ダンパ部の回動位置が前記第一開口部を塞ぐ状態から前記第二開口部を塞ぐ状態までの範囲で調整され、前記合流部において前記第三気流となる前記第一気流と前記第二気流の合流割合が調整されることを特徴とする送風装置。
  2. 前記制御空間から吸い込んだ空気を、前記第一気調ユニットと前記第二気調ユニットとに分流可能に構成された分流部をさらに備え、
    前記分流部は、前記第一送風部の送風力に応じて回動可能に構成された第一分岐パネルと、前記第二送風部の送風力に応じて回動可能に構成された第二分岐パネルとを有していることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記ダンパ部は、回転軸を中心にして回動可能に構成されており、
    前記回転軸は、鉛直方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の送風装置。
  4. 前記第一温度は、前記制御空間の空気の温度よりも低い温度であり、
    前記第二温度は、前記制御空間の空気の温度よりも高い温度であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の送風装置。
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