JP2022052584A - 紙幣入出金装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】汚れた紙幣を出金しない紙幣入出金装置およびプログラムを提供する。【解決手段】紙幣入出金装置は、紙幣の金種および状態を識別する識別部と、紙幣を金種別に再利用可能に収納する収納部と、紙幣の退避先である貯留部と、入金された紙幣を、前記識別部を経て前記収納部へ搬送する入金処理部と、前記識別部による識別結果を識別順と関連付けて記憶する記憶部と、紙幣の出金に際し、前記記憶部を参照することにより前記収納部から順次取り出される紙幣の状態を把握する読出処理部と、前記読出処理部が把握した紙幣の状態が、所定の状態であれば当該紙幣を出金し、所定の状態でなければ当該紙幣を前記貯留部に退避させる選別出金部と、を備える。【選択図】図8

Description

本発明の実施形態は、紙幣入出金装置およびプログラムに関する。
従来、POS(Point Of Sales)端末やECR(Electronic Cash Register)等の電子機器に接続して使用するのに適した紙幣入出金装置が知られている。このような紙幣入出金装置は、投入口から投入された紙幣を金種別に選別して収納部に収納し、当該収納部の紙幣を、POS端末等からの出金指示に基づいて払い出す。したがって、このような紙幣入出金装置は、例え店側が汚れや皺がないきれいな紙幣を収納部に準備していても、客から受け取った紙幣に汚れがあれば、汚れた紙幣を釣銭として払い出すこととなる。
従来の紙幣入出金装置には、汚れが酷く金種が識別できないような紙幣を受付けず、リジェクト部から排出するものもある。しかしながら、紙幣入出金装置がリジェクトする程の汚れでは無く金種の識別も可能だが、店舗側としては客に釣銭として渡すのは控えたい紙幣もある。そこで、そのような店舗では、オペレータが釣銭を客に渡す際に汚れの多い紙幣を取り除き、きれいな紙幣を自ら選別して客に渡すなどしている。このような人手での選別作業は、オペレータにより結果がばらつき、また、精算の所用時間が増えるという問題がある。
上述のような問題に対し、汚れや皺が少ない紙幣を釣銭とするために、入金時或いは出金時に、汚れや皺が好ましくない紙幣を除く技術がある(特許文献1)。
一方、従来の紙幣入出金装置では、装置内で紙幣の向きを変える機能を有しないため、向きの揃った紙幣を出金させたいのであれば、入金口への入金作業の際にオペレータが紙幣の向きを揃え、或いは、出金された紙幣の向きを客に手渡す前に揃えるようにしている。しかしそのような作業があると、オペレータの手数が増えてしまう。
上述のような問題に対し、向きが揃った紙幣を釣銭として出金する技術がある(特許文献2)。
しかしながら、特許文献1,2が開示する技術では、好ましくない紙幣を再利用不可能に除去してしまうので、釣銭とする紙幣が不足しやすくなるおそれがある。
さらに、近年普及しているセルフPOS端末等のような客自身が操作する装置の場合、汚れた紙幣が払い出されることも紙幣の向きがばらばらで出金されることも客自身にはどうにもできず不快な思いをするだけであるので、店側としても好ましくない。
本発明が解決しようとする課題は、汚れた紙幣を出金しない紙幣入出金装置およびプログラムを提供することである。
また、本発明が解決しようとする第2の課題は、オペレータが入金または出金の際に紙幣の向きを揃える作業を行うことなく、紙幣の受け渡しを行うことができる紙幣入出金装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の紙幣入出金装置は、紙幣の金種および状態を識別する識別部と、紙幣を金種別に再利用可能に収納する収納部と、紙幣の退避先である貯留部と、入金された紙幣を、前記識別部を経て前記収納部へ搬送する入金処理部と、前記識別部による識別結果を識別順と関連付けて記憶する記憶部と、紙幣の出金に際し、前記記憶部を参照することにより前記収納部から順次取り出される紙幣の状態を把握する読出処理部と、前記読出処理部が把握した紙幣の状態が、所定の状態であれば当該紙幣を出金し、所定の状態でなければ当該紙幣を前記貯留部に退避させる選別出金部と、を備える。
図1は、実施形態にかかる釣銭機およびPOS端末の外観を示す斜視図である。 図2は、セルフPOS端末の外観を示す斜視図である。 図3は、紙幣釣銭機の内部を概略的に説明する平面図である。 図4は、紙幣釣銭機を構成する各ハードウェアの電気的接続を示すブロック図である。 図5は、各収納庫に収納される紙幣の状態を、収納順(識別順)に記録した表である。 図6は、制御部の機能構成を示すブロック図である。 図7は、入金にかかる処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 図8は、出金にかかる処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 図9は、残置回収にかかる処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 図10は、入金にかかる処理による紙幣の動きを示す図である。 図11は、出金にかかる処理による紙幣の動きを示す図である。 図12は、紙幣を戻す処理による紙幣の動きを示す図である。 図13は、残置回収にかかる処理による紙幣の動きを示す図である。
実施形態について図面を用いて説明する。図1は、実施形態にかかる釣銭機1およびPOS(Point Of Sales:販売時点情報管理)端末2の外観を示す斜視図である。
図1に示すように、釣銭機1は、紙幣釣銭機11および硬貨釣銭機12を有する。紙幣入出金装置である紙幣釣銭機11は、紙幣を識別して収納し、釣銭として紙幣を出金する。硬貨釣銭機12は、硬貨を識別して収納し、釣銭として硬貨を出金する。
販売データ処理装置であるPOS端末2は、一店舗に一台あるいは複数台備え付けられる。キャッシャ(オペレータ)は、売上処理にPOS端末2を用いる。POS端末2は、キーボード21、表示器22、カードリーダ/ライタ23、コードスキャナ(図示せず)などを備えている。
釣銭機1は、セルフPOS端末の一部としても用いられる。図2は、セルフPOS端末100の外観を示す斜視図である。セルフPOS端末100は、セルフチェックアウト装置とも呼ばれ、買物客が店員によらずに自身でチェックアウト作業を済ませるための装置である。チェックアウト作業とは、例えば購入商品の登録および決済である。
セルフPOS端末100は、縦長の本体部110の上に表示操作パネル120を備えている。本体部110は、外装ケースである筐体111内に、読取装置113や、紙幣釣銭機11おより硬貨釣銭機12を、備えている。
筐体111は、読取窓115を正面の上部に備えている。読取装置113は、カメラを読取窓115の奥に備えている。買物客は、購入する商品の登録に際して、商品のバーコードなどを読取窓115に向かい合わせる。読取装置113は、カメラによって読取窓115越しに撮像した商品のバーコードなどから、商品情報を得る。
また、筐体111は、硬貨受入口116、釣銭返却口117、紙幣受入口118、および紙幣返却口119を備えている。硬貨釣銭機12は、硬貨受入口116から受け入れた硬貨を収納し、釣銭としての硬貨を釣銭返却口117から返却する。紙幣釣銭機11は、紙幣受入口118から受け入れた紙幣を収納し、釣銭としての紙幣を紙幣返却口119から返却する。
表示操作パネル120は、モニタ121および当該モニタ121の表面に重ねて配置されたタッチパネル122を備えている。表示操作パネル120は、モニタ121にユーザに向けた情報を文字や画像で示すとともに、モニタ121の表示内容に応じた内容の操作をタッチパネル122から受け付ける。
図3は、紙幣釣銭機11の内部を概略的に説明する平面図である。紙幣釣銭機11は、筐体31、取込部32、出金部33、識別部34、収納部35、搬送部36、貯留部37および回収カセット38を備えている。また、収納部35は、紙幣を金種別に再利用可能に収納するものであって、第1収納庫41、第2収納庫42、第3収納庫43を備えている。
図4は、紙幣釣銭機11を構成する各ハードウェアの電気的接続を示すブロック図である。紙幣釣銭機11は、操作キー39、表示器40、制御部51、記憶部52、通信I/F(Interface)53、各種センサ61~66、各種モータ71~74、各種ソレノイド75~77を、さらに備えている。
操作キー39は、オペレータによる操作を受け付ける。表示器40は、文字などでオペレータにエラーなどを知らせる。通信I/F53は、紙幣釣銭機11の上位制御部と、有線または無線で接続し、データの送受信を可能とする。上位制御部は、例えば、POS端末2の制御部であって、紙幣釣銭機11に対して、出金指示の送信などを行う。
制御部51は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)により構成されている。CPUはプロセッサであって、プログラムを実行する。ROMはプログラムメモリであって、各種プログラム及び制御データを記憶する。RAMはワーキングメモリであって、各種データの展開に用いられる。CPUは、データバスを介して、ROM、RAM、記憶部52に接続する。制御部51は、CPUがROMに記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、各部を統括的に制御する。
記憶部52は、書換え可能な不揮発性のメモリにより構成する。記憶部52は、例えば、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等で実現できる。記憶部52は、制御プログラムあるいは制御データなどを記憶する。例えば、記憶部52は、制御プログラムを適宜インストール可能である。
各種センサ61~66は、詳細には、入金口センサ61、選別収納計数センサ62、払出計数センサ63、出金口残留検知センサ64、識別センサ65、磁気センサ66である。各種センサ61~66の出力は、制御部51に入力される。制御部51は、各種センサ61~66の出力に基づいて、各種制御を行う。
各種モータ71~74は、詳細には、入金口モータ71、搬送モータ72、収納モータ73、出金口モータ74である。各種ソレノイド75~77は、詳細には、収納部ゲートソレノイド75、カセットゲートソレノイド76、貯留部ゲートソレノイド77である。各種モータ71~74および各種ソレノイド75~77は、制御部51により制御される。
取込部32は、図1に示すように、筐体31に形成された入金口321を有している。また、取込部32は、入金口321に投入された紙幣を挟持して搬送するベルト機構を備えている。当該ベルト機構は、入金口モータ71で駆動されることにより動作し、紙幣を筐体31内へ取り込む。
出金部33は、図1に示すように、筐体31に形成された出金口331を有している。また、出金部33は、出金口331から出金する紙幣を挟持して搬送するベルト機構を備えている。当該ベルト機構は、出金口モータ74で駆動されることにより動作し、釣銭としての紙幣を出金口331から筐体31外へ出金する。
識別部34は、取込部32から貯留部37や収納部35の各収納庫41~43へと至る搬送経路に設けられ、各種センサ65,66の出力を用いて、当該搬送経路を搬送される紙幣の真偽、金種、および状態(汚れや皺の程度)を識別する。加えて、識別部34は、搬送経路を搬送される紙幣の向き(紙幣の表裏方向および上下方向)を識別する。ここで、紙幣の表裏方向とは、例えば紙幣に印刷された人物の肖像が印刷された面を表面とする紙幣の方向である。また、紙幣の上下方向とは、例えば紙幣に印刷された人物の肖像の頭を上とする方向である。
ここで、識別センサ65は、例えば透過センサや反射センサであって、紙幣の長さや厚さ、透過率に応じた信号を出力する。磁気センサ66は、紙幣の磁気に対する反応に応じた信号を出力する。これらのセンサ65,66の出力から、識別部34は、紙幣の真偽、金種、状態や向きを識別する。
このような識別部34は、搬送部36により搬送されている紙片が紙幣であるかを識別し、紙幣であればその金種を識別し、枚数を計上する。また、識別部34は、搬送部36により搬送されている紙幣の状態(汚れや皺の程度)を識別する。以下では、紙幣の汚れや皺をまとめて「紙幣の汚れ」として記載する。
汚れの程度の識別方法は特に限定しないが、一例として識別部34が備える識別センサ65の閾値判定等により紙幣の汚れの程度を識別することができる。例えば識別部34が、紙幣に光を照射し、紙幣からの反射光を受光するセンサ(受光素子)を識別センサ65として用いる場合の汚れ程度の識別方法について説明する。
一般に、汚れや皺の少ない奇麗な紙幣の表面は光を反射しやすく、汚れや皺の多い紙幣の表面は光を反射しにくい。従って、識別部34は、紙幣からの反射光の受光量が所定の閾値を下回った場合に、当該紙幣は汚れていると判定する。尚、識別部34は、受光量の平均値、あるいは受光量に何等かの数値操作を行った値に対して、閾値判定を行ってもよい。
なお、上記閾値は、ROM等の記憶装置が記憶すればよい。また、上記閾値を書き換え可能な記憶部52に記憶しておき、操作キー39からの操作により、汚れ有りと判定する識別センサ65の識別レベルをユーザが変更(設定)できるように構成してもよい。そして、識別部34は、設定された識別レベルに応じて紙幣の汚れを識別すればよい。
ここで、本実施形態においては、識別部34による識別結果を、例えば図5のように、記憶部52に記憶させる。図5は、各収納庫41~43に収納される紙幣の状態を、収納順(識別順)に記録した表である。この表は、金種毎に設けられる。
なお、図示の例は、各収納庫41~43の収納枚数が100枚の場合の表である。この表で収納状況が「収納」とされた番号の紙幣が収納庫に収納されており、「未」とされた番号の紙幣は収納されていない(図示の例は、11枚の紙幣が収納された収納庫についての記録である)。
各収納庫41~43が先入れ後出しであれば、番号の若い紙幣つまり先に入金された紙幣が、後に繰り出される。また、各収納庫41~43が先入れ先出しであれば、番号の若い紙幣つまり先に入金された紙幣が、先に繰り出される。後者の場合には、図5に示す表における番号が1番の紙幣から順に出金されるので、例えば紙幣が1枚ないし所定枚数繰り出される毎に、次に出金される紙幣の番号が1番からになるよう、番号を変更する。
紙幣の状態としては、まず、折り畳み、角折れ、折れ破れ、角破れ、汚れ、皺等がある。折れ破れは、折り畳んだ折れ線の部分での破れである。これら各種の状態を、例えば、ダメージがない場合を0としてダメージが進むほど数値が大きくなる0~3の4段階で示す。
図5の表には、さらに、総合レベルおよび収納向きが記録されている。総合レベルは、紙幣の状態を示す0~3の数値を積算したものであって、数値が大きいほど総合的な状態が悪いことを示す。また、収納向きは、表裏および上下の組み合わせが異なるA,B,C,Dの4パターンとして記録される。
収納部35は、第1~3収納庫41~43を有し、紙幣を金種別に収納する。第1収納庫41は、識別部34が第1金種の紙幣(例えば千円札)だと識別した紙片を収納する。第2収納庫42は、識別部34が第2金種の紙幣(例えば五千円札)だと識別した紙片を収納する。第3収納庫43は、識別部34が第3金種の紙幣(例えば一万円札)だと識別した紙片を収納する。尚、ここでは、収納部35が3種類の金種をそれぞれ収納するための収納庫を3つ備える例について示したが、取り扱う金種数および収納庫は3つに限定されず、2つ以下あるいは4つ以上であってもよい。
搬送部36は、取込部32から識別部34を経て収納部35の各収納庫(第1収納庫41、第2収納庫42、第3収納庫43)へと至る搬送経路を構成し、識別部34の識別結果に応じて決定される行き先へ紙幣を搬送する。また、搬送部36は、各収納庫41~43に収納された紙幣を回収或いは出金する場合に、各収納庫41~43から貯留部37や回収カセット38或いは出金部33へと至る搬送経路を構成し、紙幣を搬送する。さらに、搬送部36は、収納部35から出金部33へと至る搬送経路を構成し、釣銭として紙幣を搬送する。
搬送部36は、例えば搬送モータ72で駆動される無端状の搬送ベルトを有し、当該搬送ベルトが正方向または逆方向に回転することにより、搬送ベルト上の紙幣を正方向または逆方向に搬送する。尚、正方向とは筐体31の手前側から奥側に向かう方向で、取込部32側から第1収納庫41側に向かう方向である。逆方向とは筐体31の奥側から手前側に向かう方向で、第1収納庫41側から出金部33側に向かう方向である。
入金時において搬送部36は、搬送ベルトを正方向に回転させて、取込部32が筐体31内に取り込んだ紙幣を、収納部35の各収納庫41~43まで搬入する。出金時において搬送部36は、搬送ベルトを逆方向に回転させて、各収納庫41~43が払い出した紙幣を、出金口331まで搬出する。
尚、ここでは入金時と出金時とで搬送ベルトの回転方向を切り替えて、1つの搬送ベルトを入金搬送用と出金搬送用とに兼用させたが、実施形態はこれに限定されない。その他の構成として、入金搬送用のベルトと出金搬送用のベルトとを別に設けるとしてもよい。
貯留部37は、紙幣の退避先であって、主に、制御部51が収納部35の論理在高と実在高とが一致しているかを確認し直す際に用いられる。制御部51は、上位制御部やローカル操作の指示に従い、指定金種の収納庫41~43から紙幣を1枚ずつ繰り出し、貯留部37まで搬送し格納する。指定収納部の全枚数が貯留部37に格納された後、制御部51は、貯留部37から紙幣を1枚ずつ繰り出し、入金時と同じように識別部34による識別処理を行いながら、再度収納部35へ格納する(戻す)。これにより、制御部51は、論理在高と実在高とが一致しているかを確認する。
回収カセット38は、筐体31に対して取り外し可能に設けられており、店長などの権限を有するユーザの操作により不図示のロック機構を解除した上で、筐体31から取り外せるように構成されている。回収カセット38は、操作キー39からの指示に基づいて、第1収納庫41、第2収納庫42または第3収納庫43から移動した紙幣を収納する。このような回収カセット38は、例えば閉店後等に、収納部35内の紙幣を回収してバックヤード等へ移動させる際の容器として用いられる。
収納モータ73は、搬送部36から各収納庫41~43に紙幣を送り込む動力を発生させる。収納部ゲートソレノイド75は、各収納庫41~43の各々のゲートを開閉する。カセットゲートソレノイド76は、回収カセット38のゲートを開閉する。貯留部ゲートソレノイド77は、貯留部37のゲートを開閉する。
図6は、制御部51の機能構成を示すブロック図である。制御部51は、プログラムを実行することにより、入金処理部511、状態記録部512、読出処理部513、選別出金部514、第二読出処理部515、選別回収部516、戻し処理部517等として機能する。
入金処理部511は、入金口センサ61の出力により紙幣が検知されると、取込部32を作動させて紙幣を取り込み、当該取り込まれた(つまり入金された)紙幣を、識別部34を経て収納部35へ搬送する。また、このとき、選別収納計数センサ62により、収納部35の各収納庫41~43に収納された紙幣の枚数が計数される。
状態記録部512は、識別部34による識別結果を識別順と関連付けて記憶部52に記憶させる(図5参照)。また、状態記録部512は、紙幣の状態を示す複数の特徴について点数を付けて、記憶部52に記憶させる。より具体的には、状態記録部512は、図5に示すような表を、金種別にまとめ、記憶部52に記憶させる。
読出処理部513は、紙幣の出金に際し、収納部35から順次取り出される紙幣の状態を、記憶部52が記憶する図5に示す表を参照することにより、把握する。
選別出金部514は、読出処理部513が把握した紙幣の状態が、所定の状態であれば当該紙幣を出金し、所定の状態でなければ当該紙幣を貯留部37に退避させる。
ここで、選別出金部514は、状態記録部512が付けた点数の合計値に応じて、紙幣が使用可である第1の状態と、前記第1の状態の紙幣が不足の際に使用可とする第2の状態と、使用不可である第3の状態と、のいずれであるかを判断し、第1の状態の紙幣があればこれを上述の所定の状態の紙幣とし、第1の状態の紙幣がなければ第2の状態の紙幣を所定の状態の紙幣として扱う。
なお、このとき、払出計数センサ63により、出金された紙幣の枚数が計数される。また、出金口残留検知センサ64の出力により、出金口331から紙幣が取り除かれたか否かが検知される。
第二読出処理部515は、例えば閉店後に行う次の開店準備として、収納部35に所定の枚数を残置させて他の紙幣を回収カセット38に回収するに際し、収納部35から順次取り出される紙幣の状態を、記憶部52を参照することにより、把握する。
選別回収部516は、第二読出処理部515が把握した紙幣の状態が、前述の所定の状態であれば当該紙幣を貯留部37へ搬送し、所定の状態でなければ当該紙幣を回収カセット38へ搬送する。なお、選別回収部516は、予定の枚数が貯留部37に搬送された後は、残りの全紙幣を、回収カセット38へ搬送する。
戻し処理部517は、全紙幣が取り出し済みの収納部35に、選別回収部516により貯留部37に搬送されている紙幣を、戻し入れる。
このような構成の紙幣釣銭機11は、図7~図9に示す処理を行う。図7は、入金にかかる処理の流れを概略的に示すフローチャートである。図8は、出金にかかる処理の流れを概略的に示すフローチャートである。図9は、残置回収にかかる処理の流れを概略的に示すフローチャートである。これらの処理による紙幣の動きについて、図10~図13に示す図を参照しながら説明する。
図10は、入金にかかる処理による紙幣の動きを示す図である。図7に示すように、制御部51は、入金を待機し(ステップS1のNo)、入金口センサ61の出力により紙幣を検知すると(ステップS1のYes)、取込部32により紙幣を取り込み、搬送部36により紙幣を搬送し、識別部34により紙幣を識別し、識別結果を識別順と関連付けて記憶部52に記憶させる(ステップS2)。制御部51は、入金口321に差し込まれた全ての紙幣の入金(収納部35への収納)が完了するまで(ステップS3のNo)ステップS2を繰り返し、入金が完了すると(ステップS3のYes)、本処理を終了する。当該入金にかかる処理により、図5の表に示す情報が記録される。
図11は、出金にかかる処理による紙幣の動きを示す図である。図8に示すように、制御部51は、出金を待機し(ステップS11のNo)、POS端末2から出金指示を受けると(ステップS11のYes)、記憶部52から、図5の表に示す情報を読み出す(ステップS12)。読み出す情報の量は、収納部35から繰り出す枚数に応じて決定する。
制御部51は、収納部35から紙幣を繰り出し、当該紙幣が、ステップS12で読み出した情報に基づいて汚損なしと判断されるのであれば(ステップS13のYes)、当該紙幣を、図11(a)に示すように、出金口331へ送る(ステップS14)。また、制御部51は、繰り出された紙幣が汚損されたものであれば(ステップS13のNo)、当該紙幣を、図11(b)に示すように、貯留部37へ送る(ステップS15)。
なお、ステップS13において、紙幣の向きが所定の向きであるかを、判断に加えてもよい。これは、例えば、出金する紙幣を、汚損されていないだけでなく、向きが揃ったものとしたい場合に、好適である。制御部51は、図5の表でいうところの収納向きが「A」の紙幣が先に出金された後、続いて同じ金種を出金するのであれば、「A」を所定の向きと定め、次も「A」の向きで汚損されていない紙幣を出金するように、制御する。
制御部51は、POS端末2の出金指示に対応する全紙幣を出金し終えていなければ(ステップS16のNo)、処理をステップS12に戻す。また、制御部51は、POS端末2の出金指示に対応する全紙幣を出金し終えたら(ステップS16のYes)、貯留部37に退避させた紙幣を、図12に示すように、収納部35へ戻す(ステップS17)。ここで、図12は、紙幣を戻す処理による紙幣の動きを示す図である。なお、制御部51は、図8に示す処理を、POS端末2の出金指示に対応する紙幣の金種毎に、行う。
図13は、残置回収にかかる処理による紙幣の動きを示す図である。残置回収は、例えば閉店後などに行う作業であって、次の開店準備として、所定枚数の紙幣を収納部35に残し、他の全紙幣を、回収カセット38に回収する処理である。当該処理において、制御部51は、まず、記憶部52から図5の表に示す情報を読み出し(ステップS21)、収納部35から紙幣を繰り出し、当該紙幣が、ステップS21で読み出した情報に基づいて汚損なしと判断されるのであれば(ステップS22のYes)、当該紙幣を、図13(a)に示すように、貯留部37へ搬送する(ステップS23)。また、制御部51は、繰り出された紙幣が汚損されたものであれば(ステップS22のNo)、当該紙幣を、図13(b)に示すように、回収カセット38へ送る(ステップS24)。
なお、ステップS22において、紙幣の向きが所定の向きであるかを、判断に加えてもよい。これは、例えば、収納部35に残置する紙幣を、汚損されていないだけでなく、向きが揃ったものとしたい場合に、好適である。制御部51は、図5の表でいうところの収納向きが「A」の紙幣が先に一時貯留された後、同じ金種の一時貯留を継続するのであれば、「A」を所定の向きと定め、次も「A」の向きで汚損されていない紙幣が一時貯留されるように、制御する。
但し、本処理において収納部35から繰り出されて一時貯留されなかった紙幣は回収カセット38へ搬送され、再利用負荷となる(回収カセット38に送り込んだ紙幣を取り出す機能を紙幣釣銭機11は備えない)。このため、ステップS22では、ステップS21で読み出した情報から、予め、所定の状態の紙幣を予定の枚数だけ得ることが可能であるかを判断し、ここでもし不足が予測されるのであれば、貯留部37へ搬送する紙幣の程度の判断基準を緩和するようにしてもよい。例えば、第1の状態の紙幣に限らず、第2の状態の紙幣をも貯留部37へ搬送するようにしてもよい。
制御部51は、収納部35内の全紙幣を回収し終えていなければ(ステップS25のNo)、処理をステップS21に戻す。また、制御部51は、収納部35内の全紙幣を回収し終えたら(ステップS25のYes)、貯留部37に退避させた紙幣を、図12に示すように、収納部35へ戻す(ステップS26)。
このように、本実施形態の紙幣入出金装置によれば、所定の基準により汚損状態の程度が少ないと判断された奇麗な紙幣を、お客様に釣銭として手渡す紙幣とすることができる。また、本実施形態の紙幣入出金装置によれば、残置回収の後に収納部35内に残置させる紙幣についても同様に、所定の基準により汚損状態の程度が少ないと判断されたきれいな紙幣とすることができる。
これにより、お客様が、汚損程度の著しい紙幣を釣銭として受け取ることで不快な思いをしてしまう等の不都合の発生を、防止することができる。
また、セルフPOS端末100であれば、釣銭としての紙幣が客に渡る際に、店員が介在しないため、汚損紙幣の交換や紙幣の向きを揃える等の対応が不可能である。このため、本実施形態のように、機械的処理のみによって、奇麗で向きが揃った紙幣が出金されるのであると、大変好ましい。
なお、本実施形態の紙幣釣銭機11で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態の紙幣釣銭機11で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の紙幣釣銭機11で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の紙幣釣銭機11で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の紙幣釣銭機11で実行されるプログラムは、上述した各部(入金処理部511、状態記録部512、読出処理部513、選別出金部514、第二読出処理部515、選別回収部516、戻し処理部517)を含むモジュール構成となっている。CPU(プロセッサ)は、上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、上記各部を主記憶装置上にロードする。これにより、入金処理部511、状態記録部512、読出処理部513、選別出金部514、第二読出処理部515、選別回収部516、戻し処理部517が、主記憶装置上に生成される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…釣銭機
2…POS端末
11…紙幣釣銭機(紙幣入出金装置)
12…硬貨釣銭機
21…キーボード、22…表示器、23…カードリーダ/ライタ
31…筐体
32…取込部、321…入金口
33…出金部、331…出金口
34…識別部
35…収納部
36…搬送部
37…貯留部
38…回収カセット
39…操作キー
40…表示器
41~43…第1~3収納庫
51…制御部
52…記憶部
53…通信I/F
61…入金口センサ、62…選別収納計数センサ、63…払出計数センサ、
64…出金口残留検知センサ、65…識別センサ、66…磁気センサ
71…入金口モータ、72…搬送モータ、73…収納モータ、74…出金口モータ
75…収納部ゲートソレノイド
76…カセットゲートソレノイド
77…貯留部ゲートソレノイド
100…セルフPOS端末、110…本体部、111…筐体
113…読取装置、115…読取窓
116…硬貨受入口、117…釣銭返却口、118…紙幣受入口、119…紙幣返却口
120…表示操作パネル、121…モニタ、122…タッチパネル
511…入金処理部、512…状態記録部、513…読出処理部、
514…選別出金部、515…第二読出処理部、516…選別回収部、
517…戻し処理部
特開2016-146067号公報

Claims (6)

  1. 紙幣の金種および状態を識別する識別部と、
    紙幣を金種別に再利用可能に収納する収納部と、
    紙幣の退避先である貯留部と、
    入金された紙幣を、前記識別部を経て前記収納部へ搬送する入金処理部と、
    前記識別部による識別結果を識別順と関連付けて記憶する記憶部と、
    紙幣の出金に際し、前記記憶部を参照することにより前記収納部から順次取り出される紙幣の状態を把握する読出処理部と、
    前記読出処理部が把握した紙幣の状態が、所定の状態であれば当該紙幣を出金し、所定の状態でなければ当該紙幣を前記貯留部に退避させる選別出金部と、
    を備える紙幣入出金装置。
  2. 前記収納部に収納された紙幣を回収するためのものであって、前記収納部が設けられる装置筐体に対して取り外し可能である回収カセットと、
    前記収納部に所定の枚数を残置させて他の紙幣を前記回収カセットに回収するに際し、前記記憶部を参照することにより前記収納部から順次取り出される紙幣の状態を把握する第二読出処理部と、
    前記第二読出処理部が把握した紙幣の状態が、前記所定の状態であれば当該紙幣を前記貯留部へ搬送し、所定の状態でなければ当該紙幣を前記回収カセットへ搬送する選別回収部と、
    全紙幣が取り出し済みの前記収納部に、前記選別回収部により前記貯留部に搬送された紙幣を戻す戻し処理部と、
    をさらに備える請求項1に記載の紙幣入出金装置。
  3. 前記識別部は、紙幣の状態として、汚損の程度と向きとの少なくともいずれか一方を識別する
    請求項1または2に記載の紙幣入出金装置。
  4. 前記記憶部は、紙幣の状態を示す複数の特徴について点数を付けて記憶し、
    前記選別出金部は、前記点数の合計値に応じて、紙幣が使用可である第1の状態と、前記第1の状態の紙幣が不足の際に使用可とする第2の状態と、使用不可である第3の状態と、のいずれであるかを判断し、前記第1の状態の紙幣があればこれを前記所定の状態の紙幣とし、前記第1の状態の紙幣がなければ前記第2の状態の紙幣を前記所定の状態の紙幣として扱う
    請求項1~3のいずれか1項に記載の紙幣入出金装置。
  5. 紙幣の金種および状態を識別する識別部と、紙幣を金種別に再利用可能に収納する収納部と、紙幣の退避先である貯留部と、前記識別部による識別結果を識別順と関連付けて記憶する記憶部と、を備える紙幣入出金装置のコンピュータを、
    入金された紙幣を、前記識別部を経て前記収納部へ搬送する入金処理部と、
    紙幣の出金に際し、前記記憶部を参照することにより前記収納部から順次取り出される紙幣の状態を把握する読出処理部と、
    前記読出処理部が把握した紙幣の状態が、所定の状態であれば当該紙幣を出金し、所定の状態でなければ当該紙幣を前記貯留部に退避させる選別出金部と、
    として機能させるためのプログラム。
  6. 前記収納部が設けられる装置筐体に対して取り外し可能である回収カセットをさらに備える前記紙幣入出金装置の前記コンピュータを、
    前記収納部に所定の枚数を残置させて他の紙幣を前記回収カセットに回収するに際し、前記記憶部を参照することにより前記収納部から順次取り出される紙幣の状態を把握する第二読出処理部と、
    前記第二読出処理部が把握した紙幣の状態が、所定の状態であれば当該紙幣を前記貯留部へ搬送し、所定の状態でなければ当該紙幣を前記回収カセットへ搬送する選別回収部と、
    全紙幣が取り出し済みの前記収納部に、前記選別回収部により前記貯留部に搬送された紙幣を戻す戻し処理部と、
    としてさらに機能させるための請求項5に記載のプログラム。
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