JP2022051400A - 磁場測定装置、サイクロトロンの製造方法、及びサイクロトロン - Google Patents

磁場測定装置、サイクロトロンの製造方法、及びサイクロトロン Download PDF

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Abstract

【課題】磁場測定用のケーブルの断線を抑制できる磁場測定装置、サイクロトロンの製造方法、及びサイクロトロンを提供する。【解決手段】磁場測定装置1は、サイクロトロン51の一対の磁極55A,55Bの間に配置され、磁場分布を測定するホールセンサ21を備える。従って、磁場測定装置1は、ホールセンサ21によって、一対の磁極55A,55Bの間の磁場分布を測定することができる。ここで、ケーブル20は、サイクロトロン51の中心部側から径方向の外側へ延びており、磁極55A,55Bの外周側に配置される側壁53aに及ぶ。この場合、サイクロトロン51の中心部からケーブル20を引き出す構成とは異なり、ホールセンサ21を回転させた場合であっても、中心部と側壁53aとの間の空間を利用して捻れの影響を低減できる。【選択図】図2

Description

特許法第30条第2項適用申請有り ▲1▼展示日 令和1年9月23日 ▲2▼展示会名、開催場所 the 22nd International Conference on Cyclotrons and their Applications(南アフリカ、ケープタウン、ウェスティンホテル) [刊行物等] ▲1▼開催日 令和1年9月27日 ▲2▼集会名、開催場所 the 22nd International Conference on Cyclotrons and their Applications(南アフリカ、ケープタウン、ウェスティンホテル) [刊行物等] ▲1▼ウェブサイトの掲載日 令和1年11月28日 ▲2▼ウェブサイトのアドレス(URL)https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0168900219314846
本発明は、磁場測定装置、サイクロトロンの製造方法、及びサイクロトロンに関するものである。
従来、下記特許文献1に記載のサイクロトロンが知られている。この種のサイクロトロンでは、荷電粒子を所望の軌道で加速するために、荷電粒子の加速空間には磁極によって所望の磁場が形成される必要がある。従ってサイクロトロンの製造時には、磁極の間の領域の二次元的な磁場分布を実測し、所望の磁場が得られることを確認する必要がある。
特開2016-207454号公報
しかしながら、上記のような二次元的な磁場分布を得るためには、対象の領域内の多数の測定点において磁束密度を各々測定する必要がある。ここで、当該領域にセンサなどの測定部を配置する場合、当該測定部にケーブルを接続すると共に、当該ケーブルをサイクルトロンの外部に引き出す必要がある。このとき、ケーブルをサイクロトロンの中心部(プラグを通して)から外部へ引き出すと、測定部を回転させた場合などにケーブルに捻れが発生して、断線などが生じる可能性がある。従って、ケーブルの断線を抑制できるように、ケーブルを引き回すことが求められる。
従って、本発明は、磁場測定用のケーブルの断線を抑制できる磁場測定装置、サイクロトロンの製造方法、及びサイクロトロンを提供することを目的とする。
本発明の磁場測定装置は、サイクロトロンの磁場分布を測定する磁場測定装置であって、サイクロトロンの一対の磁極の間に配置され、磁場分布を測定する測定部と、測定部に接続されるケーブルと、を備え、ケーブルは、サイクロトロンの中心部側から径方向の外側へ延びており、磁極の外周側に配置される側壁に及ぶ。
本発明の磁場測定装置は、サイクロトロンの一対の磁極の間に配置され、磁場分布を測定する測定部を備える。従って、磁場測定装置は、測定部によって、一対の磁極の間の磁場分布を測定することができる。ここで、ケーブルは、サイクロトロンの中心部から、一対の磁極の間を通ってサイクロトロンの側壁に及ぶ。この場合、サイクロトロンの中心部からケーブルを引き出す構成とは異なり、測定部を回転させた場合であっても、中心部と側壁との間の空間を利用して捻れの影響を低減できる。これにより、磁場測定用のケーブルの断線を抑制できる。
磁場測定装置は、サイクロトロンの中心部から側壁へ延びて、ケーブルを配置するダクトを更に備え、ダクトは、サイクロトロンの中心軸線が延びる方向から見て、磁極のバレー領域を通るように配置されてよい。この場合、ケーブルは、ダクト内に配置された状態にて、側壁の適切な位置まで引き回される。また、ダクトは、空間が確保された磁極のバレー領域に配置されているため、磁場測定を阻害しない位置に配置することができる。
ダクトは、非磁性材料によって構成されてよい。この場合、ダクトの磁場に対する影響を抑制することができる。
ダクトには、ケーブルを案内するケーブルガイドが設けられてよい。この場合、ダクト内にてケーブルが、移動時の摩擦によって損傷することが抑制される。
ダクトは、サイクロトロンの中心部から径方向の一方に延びる第1の部分と、径方向の他方に延びる第2の部分と、を有し、前記第1の部分、及び前記第2の部分において、側壁に支持されてよい。この場合、ダクトは、両持ち梁構造にて、安定した状態で側壁に支持される。
ダクトは、サイクロトロンの中心部で支持されると共に、側壁に支持される。この場合、ダクトは、両持ち梁構造にて、安定した状態で中心部及び側壁に支持される。
磁場測定装置は、ケーブルに対して張力を付与する張力付与機構を更に備えてよい。この場合、張力付与機構がケーブルに張力を付与することで、測定部が回転した場合でも、ケーブルの緩みを抑制することができる。
本発明に係るサイクロトロンの製造方法は、上述の磁場測定装置にて、サイクロトロンの一対の磁極の間の磁場分布を測定する測定工程と、測定工程の測定結果に基づいて、サイクロトロンの磁場分布を調整する調整工程と、を備える。
本発明に係るサイクロトロンによれば、上述の磁場測定装置と同趣旨の作用・効果を得ることができる。
本発明に係るサイクロトロンは、一対の磁極と、中心部から側壁へ延びて、ケーブルを収容可能なダクトと、を備え、ダクトは、中心軸線が延びる方向から見て、磁極のバレー領域を通るように配置されてよい。
本発明に係るサイクロトロンによれば、ケーブルは、ダクト内に配置された状態にて、側壁の適切な位置まで引き回される。また、ダクトは、空間が確保された磁極のバレー領域に配置されているため、磁場測定を阻害しない位置に配置することができる。
サイクロトロンは、サイクロトロンの一対の磁極の間に配置され、磁場分布を測定する測定部と、測定部に接続され、ダクトに配置されるケーブルと、を更に備え、測定部は、荷電粒子の周回軌道を回避する位置へ移動可能に設けられてよい。この場合、ケーブルの断線を抑制した状態にて、所望のタイミングにて磁場分布の測定を行うことができる。
本発明によれば、磁場測定用のケーブルの断線を抑制できる磁場測定装置、サイクロトロンの製造方法、及びサイクロトロンすることができる。
サイクロトロンの平面図であり、上の磁極を取り除いた状態を示す図である。 サイクロトロンの磁極と、当該磁極の間に磁場測定装置を設置した状態を示す分解斜視図である。 ダクトと磁極との位置関係を示す概略平面図である。 ケーブル台座に対するケーブルの巻き付け状態を示す概念図である。 張力付与機構の例を示す概念図である。
以下、図1~図5を参照しながら本発明に係る磁場測定装置の実施形態について説明する。磁場測定装置1は、サイクロトロンの磁場分布を測定する磁場測定装置である。
本実施形態においては、磁場測定装置1が図1に示すようなサイクロトロン51の磁場分布を測定する場合を例として説明する。また、磁場測定装置1による測定対象のサイクロトロン51は、荷電粒子の螺旋状の周回軌道Bが鉛直面上にあるように配置されてもよく、水平面上にあるように配置されてもよいが、本実施形態においては、サイクロトロン51の周回軌道Bが水平面上にあるものとする。また、以下の説明で用いる「径方向」、「周方向」、及び「軸方向」との文言は、サイクロトロン51が備える円柱状の磁極55A,55Bの径方向、周方向、及び軸方向を意味するものとする。
図1は、サイクロトロン51の平面図であり、磁極55Bを取り除いた状態を示す図である。図2は、サイクロトロン51の磁極55A,55Bと、当該磁極55A,55Bの間に磁場測定装置1を設置した状態を示す分解斜視図である。
図1及び図2に示されるように、サイクロトロン51は、真空容器53、磁極55A,55B、ディ電極57A,57B、インフレクタ59、静電デフレクタ61、及びマグネティックチャンネル63,64を有する。真空容器53は、荷電粒子の加速空間を高真空状態に保持するための容器である。
磁極55A,55Bは、軸線Zを中心軸線とする円柱状をなす。磁極55A,55Bは、真空容器53内に上下一対で互いの間に軸方向のギャップをあけて設けられ、当該ギャップ内に荷電粒子の周回軌道Bが形成される。磁極55A,55Bは、周回軌道Bに対して上下面対称の形状をなしている。磁極55Aの上面及び磁極55Bの下面には、螺旋状に湾曲した4つの凸部と、4つの凹部とが、周方向に交互に配列され形成されている。磁極55A及び磁極55Bの上記凸部同士で挟まれた領域がヒル領域56hであり、上記凹部同士で挟まれた領域がバレー領域56vである。このような磁極55A,55Bのそれぞれの周囲に超伝導コイルが配置され、粒子加速に必要な磁場が周回軌道B上に形成される。
ディ電極57A,57Bは、真空容器53内で磁極55A,55Bの中心の位置(軸線Z上の位置)に対し互いに点対称に設けられ、粒子加速に必要な電場を形成する電極である。インフレクタ59は、磁極55A,55Bの中心の位置(軸線Z上の位置)に設けられ、イオン源(図示せず)から送られてきた荷電粒子を偏向して、周回軌道B上に送り出す。
サイクロトロン51では、磁極55Aと磁極55Bとの間に磁場を発生させると共に、ディ電極57A,57Bに高周波電圧が付与されることで、インフレクタ59から送り出された荷電粒子は、加速されつつ螺旋状の周回軌道Bを進行する。そして、磁極55A,55Bの外周部の位置に達した荷電粒子は、静電デフレクタ61で周回軌道から分けられ、更にマグネティックチャンネル63,64の導入ギャップを通過して偏向と集束を繰り返し、ビーム引出ダクトを通じて外部に引き出され出射される。
磁場測定装置1は、上記の磁極55A,55Bによって周回軌道Bの位置に形成される二次元的な磁場分布を測定する装置である。このような磁場分布測定は、例えば、サイクロトロン51の製造時において、磁極55A,55Bの磁場の調整のために実行される。磁場分布測定作業においては、図2に示されるように、磁場測定装置1の測定ユニット2が、磁極55Aと磁極55Bとの間に上下に挟まれて設置される。
図2に示されるように、磁場測定装置1は、測定ユニット2と、ダクト30と、制御部40と、を備える。測定ユニット2は、磁場分布の測定を行うための機器を備えるユニットである。測定ユニット2は、θステージ3と、Rステージ5と、θアクチュエータ7と、Rアクチュエータ9と、ケーブル台座10と、を備えている。また、測定ユニット2は、Rステージ5に保持される複数のホールセンサ21(測定部)を備えている。
θステージ3は、磁極55A,55Bよりも小径の円板状をなす部材であり、磁極55A,55Bに対して同軸で軸線Z周りに回転可能であるように支持されている。Rステージ5は、磁極55A,55Bの中心位置を通り径方向に延在する長尺板状をなす部材であり、θステージ3に対し、径方向に直線的にスライド可能であるように支持されている。Rステージ5は、その一部がθステージ3の外周縁から径方向外側に突出する位置までスライド可能である。例えば、Rステージ5の移動を径方向にガイドするガイド部が、θステージ3に設けられている。
θアクチュエータ7は、磁極55A,55Bに対して位置固定されており、θステージ3の外周縁近傍に位置している。θアクチュエータ7は例えば磁極55A,55Bに固定されてもよい。θアクチュエータ7は、駆動ギアと従動ギアの機構により、θステージ3を軸線Z周りに回転させる。Rアクチュエータ9は、θステージ3に固定され、Rステージ5の側縁部近傍に位置している。Rアクチュエータ9はモータの回転をRステージ5の直線運動に変換するラックアンドピニオン機構によって構成される。
複数のホールセンサ21はRステージ5上において、当該Rステージ5のスライド方向(径方向)に沿って並んでいる。本実施形態においては、平面視で、すべてのホールセンサ21が径方向に一直線で等間隔で並ぶものとする。また、各ホールセンサ21は、周回軌道Bが存在する仮想平面上に位置している。なお、周回軌道Bが存在する仮想平面は、「メディアンプレーン」などと呼ばれる場合がある。各ホールセンサ21は、自機の現在位置における磁束密度をセンシングし、センシング信号を出力する。各ホールセンサ21は、上述したようなθステージ3及びRステージ5の動作によって、軸線Zの位置を原点とするRθ平面内で二次元的に移動される。
ケーブル台座10は、θステージ3の中心部、すなわち磁極55A,55Bの中心部に設けられる。ケーブル台座10は、測定ユニット2内の各種機器に接続されたケーブル20を支持し、且つダクト30へ案内するための台座である。ケーブル台座10は、θステージ3に固定されることで、当該θステージ3と共に回転する。ケーブル台座10は、Rステージ5のスライド方向の移動を阻害しないように設けられている。ケーブル台座10は、軸方向における磁極55B側へ突出する円柱状の軸部10a(図4参照)を有する。
磁場測定装置1は、複数のケーブル20を備える。磁場測定装置1は、少なくとも複数のホールセンサ21のそれぞれと接続される複数のケーブル20を備える。また、測定ユニット2には、ホールセンサ21の他、前述のθアクチュエータ7、Rアクチュエータ9、エンコーダ、リミットセンサ、温度センサなどの種々の機器が取り付けられており、磁場測定装置1は、これらの機器に接続されたケーブル20も有する。なお、構成の理解を容易とするために、図2においては、一つのホールセンサ21に接続された一束のケーブル20のみが示されており、他のケーブル20は省略されている。なお、図2では、測定ユニット2のケーブル20とダクト30のケーブル20とが分離されているが、両者は接続されている。
ホールセンサ21に接続されたケーブル20は、ケーブル台座10寄りの位置において、支持部22を介してθステージ3に支持され、動きが拘束された状態となっている。その一方、ケーブル20は、ホールセンサ21付近の位置では、θステージ3に対して支持されておらず、撓みを有した状態でフリーな状態となっている。これにより、Rステージ5の移動に伴ってホールセンサ21が移動した場合、支持部22によってケーブル台座10のケーブル20の移動は規制されつつ、ケーブル20も撓みの範囲でホールセンサ21と共に移動することができる(図2の破線で示すケーブル20を参照)。
ここで、図4(a)を参照し、ケーブル20がケーブル台座10にどのように支持されているかについて説明する。ホールセンサ21側から延びてきたケーブル20は、ケーブル台座10の軸部10aに巻き付けられ、ダクト30側へ延びる。なお、説明のため、ケーブル20のうち、ケーブル台座10よりもホールセンサ21側の部分をセンサ側ケーブル20aと称し、ケーブル台座10よりもダクト側ケーブル20bと称する場合がある。なお、図4(a)では、センサ側ケーブル20aの所定の位置に移動ポイントP1を仮想的に設定する。θステージ3と共にホールセンサ21が回転すると、移動ポイントP1が破線の矢印で示すような旋回起動を描きながら、ケーブル台座10の周りを旋回する。これにより、ケーブル20のうち、ケーブル台座10に巻き付けられていた部分が、センサ側ケーブル20aとして巻き戻される(図4(b)(c)参照)。
図2に示すように、ダクト30は、サイクロトロン51の中心部から側壁53aへ延びて、ケーブル20を配置する部材である。ダクト30は、測定ユニット2よりも軸方向において磁極55B側に配置される。従って、ケーブル20は、測定ユニット2のケーブル台座10において軸方向の磁極55B側に案内される。そして、測定ユニット2からのケーブル20は、サイクロトロン51の中心部において、ダクト30に入り込む。ケーブル20は、ダクト30内で引き回されて、サイクロトロン51の外部まで引き出され、制御部40に接続される。
制御部40は、測定ユニット2を制御して、磁場分布の測定を行う。制御部40は、θアクチュエータ7及びRアクチュエータ9を制御して、各ホールセンサ21を移動させる。また、各ホールセンサ21からの測定信号を受信することで、磁場分布を取得する。制御部40は、サイクロトロン51の外部に配置されている。
次に、図3を参照して、ダクト30の構成について詳細に説明する。図3は、ダクト30と磁極55Aとの位置関係を示す概略平面図である。図3では、測定ユニットは省略されている。なお、磁極55Aと磁極55Bとは、メディアンプレーンを基準として対象な構成を有する。従って、ダクト30と磁極55Aのヒル領域56h及びバレー領域56vとの位置関係は、ダクト30と磁極55Bのヒル領域56h及びバレー領域56vとの位置関係と等しくなる。
ダクト30は、軸部31と、第1の部分32と、第2の部分33と、を備える。軸部31は、サイクロトロン51の中心部に配置される円柱状の部材である。ダクト30は、非磁性材料によって構成される。具体的に、非磁性材料として、アルミニウムなどの非磁性金属、樹脂などの材料が採用されてよい。軸部31は、ケーブル台座10の軸部10aの上側に配置され、ケーブル台座10から案内されたケーブル20を第1の部分32へ案内する。第1の部分32は、サイクロトロン51の中心部側、すなわち軸部31から径方向の外側の一方に延びる。第2の部分33は、軸部31から径方向の外側の他方に延びる。第2の部分33は、軸部31周りに第1の部分32を180°回転させた位置に配置される。
ダクト30は、軸方向から見て、磁極55A,55Bのバレー領域56vを通るように配置される。具体的には、ダクト30の第1の部分32は、四つのバレー領域56vのうち、一のバレー領域56vに配置される。また、第2の部分33は、第1の部分32が配置されるバレー領域56vの反対側のバレー領域56vに配置される。なお、ダクト30は、メディアンプレーンよりも磁極55B側に配置されているため、第1の部分32及び第2の部分33は、磁極55Bのバレー領域56v内に収容されるように配置される。バレー領域56vは螺旋状に湾曲しているため、第1の部分32及び第2の部分も、当該形状に追従するように螺旋状の形状を有する。ただし、第1の部分32及び第2の部分は、軸方向から見て、複数段階で屈曲することによって、螺旋状の形状をなしている。第1の部分32及び第2の部分33は、螺旋状の形状をなす底壁部34と、底壁部34の幅方向における両端から立ち上がる側壁部36,37と、を有する(図2も参照)。側壁部36,37は、底壁部34の螺旋状の形状に対応して複数段階に屈曲する。
第1の部分32の径方向における外側の端部32aは、真空容器53の側壁53aに設けられたブラケット41に取り付けられる。ブラケット41は、ビームを取り出す取出口53bに設けられている。従って、第1の部分32に引き回されたケーブル20は、取出口53bからサイクロトロン51の外部へ引き出される。このように、ケーブル20は、サイクロトロン51の中心部から、一対の磁極55A,55Bの間を通ってサイクロトロン51の側壁53aに及ぶ。なお、図示されていないケーブル20を含め、全てのケーブル20を第1の部分32に引き回す場合、第2の部分33にはケーブル20が配置されない。この場合、第2の部分33は、ダミーのダクトとして機能する。ただし、第2の部分33にもケーブル20を引き回してよい。
第2の部分33の径方向における外側の端部33aは、真空容器53の側壁53aに設けられたブラケット42に取り付けられる。このように、ダクト30は、径方向の外側の両端部32a,33aにおいて、側壁53aに支持される。ダクト30は、第1の部分32の端部32a、及び第2の部分33の端部33aにおいて、側壁53aに支持される。ダクト30は、ケーブル台座10からは若干浮いており支持されていないため、両端部32a,33aにて両持ち梁構造を構成する。
ここで、ダクト30の第1の部分32には、ケーブル20を案内するケーブルガイド44が設けられる。ケーブルガイド44は、第1の部分32が螺旋状に屈曲する部分に配置される。ケーブルガイド44は、例えば、回転軸に支持されたローラーによって構成されてよい。この場合、ケーブル20が長手方向に移動しても、ケーブルガイド44は、ローラーを回転させてケーブル20をガイドすることができる。ただし、ケーブルガイド44は、ローラーのように回転する部材でなくともよく、角に丸み付けをした柱部材などであってもよい。
図5に示すように、磁場測定装置1は、ケーブル20に対して張力を付与する張力付与機構60を備える。例えば、ケーブル20に対して張力が付与されていない場合、図4(b)に示すように、ホールセンサ21が回転することでケーブル20がケーブル台座10から巻き戻された場合、センサ側ケーブル20aに緩みが発生する。この場合、ケーブル20が整然とせず、装置駆動時に問題を発生する可能性がある。例えば、ケーブル20が装置を拘束して装置の駆動を妨げたり、ケーブル20の破損などが発生する。その一方、張力付与機構70が設けられている場合、図4(c)に示すように、ホールセンサ21が回転することでケーブル20がケーブル台座10から巻き戻された場合、張力TSの影響により、センサ側ケーブル20aに緩みが発生することが抑制される。
張力付与機構70の具体的な例について説明する。例えば、図5(a)に示すように、張力付与機構70は、ケーブル20を案内するガイド部材71と、ケーブル20に取り付けられた重り72と、をサイクロトロン51の外部に備える。この場合、ケーブル20は、ガイド部材71に支持された状態で、重り72によって引っ張られることで、張力を付与される。あるいは、図5(b)に示すように、張力付与機構70は、ケーブル20を巻き取るモーター73をサイクロトロン51の外部に備える。この場合、モーター73は、ケーブル20に緩みが発生したときに、巻き取ることで張力を付与する。あるいは、図5(c)に示すように、張力付与機構70は、ケーブル20に弾性力を付与するバネ部材74をサイクロトロン51の外部に備える。この場合、バネ部材74は、ケーブル20を常時引っ張ることで、ケーブル20の緩みの発生を抑制する。あるいは、図5(d)に示すように、張力付与機構70は、サイクロトロン51の内部にバネ部材74を備えてよい。なお、図5(a)(b)(c)に示すケーブル20の先端は、張力付与機構70よりも更に引き出されており、制御部40に接続されている。
上述の磁場測定装置1を用いたサイクロトロン51の製造方法について説明する。まず、製造場所にて、サイクロトロン51の製作・組立を行う製作・組立工程を実行する。次に、磁場測定装置1を用いて磁極55A,55Bの間の磁場分布を測定する測定工程を実行する。ここで、磁場分布が所望の分布となっていない場合、測定工程の測定結果に基づいて、サイクロトロン51の磁場分布を調整する調整工程を実行する。このような測定工程と調整工程を必要に応じて繰り返し行うことで、所望の磁場分布を得られるように設定する。磁場分布の調整が完了したら、磁場測定装置1をサイクロトロン51から取り外す。これにより、サイクロトロン51の製造が完了する。
なお、サイクロトロン51は、磁場測定装置1を内部に備えたままであってもよい。ただし、この場合、ホールセンサ21、及びその他の磁場測定装置1が荷電粒子の周回軌道を回避する位置へ移動可能に設けられている。
次に、本実施形態に係る磁場測定装置1、サイクロトロン51、サイクロトロン51の製造方法について説明する。
本実施形態の磁場測定装置1は、サイクロトロン51の一対の磁極55A,55Bの間に配置され、磁場分布を測定するホールセンサ21を備える。従って、磁場測定装置1は、ホールセンサ21によって、一対の磁極55A,55Bの間の磁場分布を測定することができる。ここで、ケーブル20は、サイクロトロン51の中心部から、一対の磁極55A,55Bの間を通ってサイクロトロン51の側壁53aに及ぶ。この場合、サイクロトロン51の中心部からケーブル20を引き出す構成とは異なり、ホールセンサ21を回転させた場合であっても、中心部と側壁53aとの間の空間を利用して捻れの影響を低減できる。これにより、磁場測定用のケーブル20の断線を抑制できる。
磁場測定装置1は、サイクロトロン51の中心部から側壁53aへ延びて、ケーブル20を配置するダクト30を更に備え、ダクト30は、サイクロトロン51の中心軸線が延びる方向から見て、磁極55A,55Bのバレー領域56vを通るように配置されてよい。この場合、ケーブル20は、ダクト30内に配置された状態にて、側壁53aの適切な位置まで引き回される。また、ダクト30は、空間が確保された磁極55A,55Bのバレー領域56vに配置されているため、磁場測定を阻害しない位置に配置することができる。
ダクト30は、非磁性材料によって構成されてよい。この場合、ダクト30の磁場に対する影響を抑制することができる。
ダクト30には、ケーブル20を案内するケーブルガイド44が設けられてよい。この場合、ダクト30内にてケーブル20が、移動時の摩擦によって損傷することが抑制される。
ダクト30は、サイクロトロン51の中心部から径方向の一方に延びる第1の部分32と、径方向の他方に延びる第2の部分33と、を有し、第1の部分32、及び第2の部分33において、側壁53aに支持されてよい。この場合、ダクト30は、両持ち梁構造にて、安定した状態で側壁53aに支持される。
磁場測定装置1は、ケーブル20に対して張力を付与する張力付与機構60を更に備えてよい。この場合、張力付与機構60がケーブル20に張力を付与することで、ホールセンサ21が回転した場合でも、ケーブル20の緩みを抑制することができる。
本実施形態に係るサイクロトロン51の製造方法は、上述の磁場測定装置1にて、サイクロトロン51の一対の磁極55A,55Bの間の磁場分布を測定する測定工程と、測定工程の測定結果に基づいて、サイクロトロン51の磁場分布を調整する調整工程と、を備える。
本実施形態に係るサイクロトロン51によれば、上述の磁場測定装置1と同趣旨の作用・効果を得ることができる。
本実施形態に係るサイクロトロン51は、一対の磁極55A,55Bと、中心部から側壁53aへ延びて、ケーブル20を収容可能なダクト30と、を備え、ダクト30は、中心軸線が延びる方向から見て、磁極55A,55Bのバレー領域56vを通るように配置されてよい。
本実施形態に係るサイクロトロン51によれば、ケーブル20は、ダクト30内に配置された状態にて、側壁53aの適切な位置まで引き回される。また、ダクト30は、空間が確保された磁極55A,55Bのバレー領域56vに配置されているため、磁場測定を阻害しない位置に配置することができる。
サイクロトロン51は、サイクロトロン51の一対の磁極55A,55Bの間に配置され、磁場分布を測定するホールセンサ21と、ホールセンサ21に接続され、ダクト30に配置されるケーブル20と、を更に備え、ホールセンサ21は、荷電粒子の周回軌道を回避する位置へ移動可能に設けられてよい。この場合、ケーブル20の断線を抑制した状態にて、所望のタイミングにて磁場分布の測定を行うことができる。
本発明は、上述した実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。また、上述した実施形態に記載されている技術的事項を利用して、変形例を構成することも可能である。各実施形態の構成を適宜組み合わせて使用してもよい。
上述の実施形態では、ダクト30は、第1の部分32及び第2の部分33を有していたが、第2の部分33が省略されてもよい。この場合、ダクト30の中心部がケーブル台座10から浮いた状態であると、ダクト30が片持ち梁の構造となる。従って、ダクト30は、サイクロトロン51の中心部においてケーブル台座10で支持されると共に、側壁53aに支持されてよい。この際、ダクト30の軸部31は、ベアリングを介してケーブル台座10に支持されていることが好ましい。この場合、ダクト30は、両持ち梁構造にて、安定した状態で中心部及び側壁53aに支持される。
上述の実施形態では、ダクト30の第1の部分32及び第2の部分33の全域がバレー領域56vに配置されていた。これに代えて、第1の部分32及び第2の部分33の一部がヒル領域56hに存在してもよい。具体的には、内周側においては磁極55Aのヒル領域56hと磁極55Bのヒル領域56hとの間の隙間が大きくなっているため、当該内周側の領域にダクト30の一部が配置されてよい。
1…磁場測定装置、21…ホールセンサ(測定部)、20…ケーブル、30…ダクト、32…第1の部分、33…第2の部分、44…ケーブルガイド、51…サイクロトロン、55A,55B…磁極、56v…バレー領域、70…張力付与機構、Z…中心軸線。

Claims (10)

  1. サイクロトロンの磁場分布を測定する磁場測定装置であって、
    前記サイクロトロンの一対の磁極の間に配置され、磁場分布を測定する測定部と、
    前記測定部に接続されるケーブルと、を備え、
    前記ケーブルは、前記サイクロトロンの中心部から、一対の前記磁極の間を通って前記サイクロトロンの側壁に及ぶ、磁場測定装置。
  2. 前記サイクロトロンの中心部から前記側壁へ延びて、前記ケーブルを配置するダクトを更に備え、
    前記ダクトは、前記サイクロトロンの中心軸線が延びる方向から見て、前記磁極のバレー領域を通るように配置される、請求項1に記載の磁場測定装置。
  3. 前記ダクトは、非磁性材料によって構成される、請求項2に記載の磁場測定装置。
  4. 前記ダクトには、前記ケーブルを案内するケーブルガイドが設けられる、請求項2又は3に記載の磁場測定装置。
  5. 前記ダクトは、前記サイクロトロンの前記中心部から径方向の一方に延びる第1の部分と、前記径方向の他方に延びる第2の部分と、を有し、前記第1の部分、及び前記第2の部分において、前記側壁に支持される、請求項2~4の何れか一項に記載の磁場測定装置。
  6. 前記ダクトは、前記サイクロトロンの前記中心部で支持されると共に、前記側壁に支持される、請求項2~4の何れか一項に記載の磁場測定装置。
  7. 前記ケーブルに対して張力を付与する張力付与機構を更に備える、請求項1~6の何れか一項に記載の磁場測定装置。
  8. 請求項1~7の何れか一項に記載の磁場測定装置にて、前記サイクロトロンの一対の磁極の間の磁場分布を測定する測定工程と、
    前記測定工程の測定結果に基づいて、前記サイクロトロンの前記磁場分布を調整する調整工程と、を備える、サイクロトロンの製造方法。
  9. 一対の磁極と、
    中心部から側壁へ延びて、ケーブルを収容可能なダクトと、を備え、
    前記ダクトは、中心軸線が延びる方向から見て、前記磁極のバレー領域を通るように配置される、サイクロトロン。
  10. 前記サイクロトロンの一対の磁極の間に配置され、磁場分布を測定する測定部と、
    前記測定部に接続され、前記ダクトに配置されるケーブルと、を更に備え、
    前記測定部は、荷電粒子の周回軌道を回避する位置へ移動可能に設けられる、請求項9に記載のサイクロトロン。

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