JP2022051203A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】取引対象とする商品の展示を促進できる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置10は、取引対象とする商品の販売に必須である販売必須情報のうち前記商品の展示に用いる一部の情報を受け付ける受付部15Aと、受付部15Aにより一部の情報が受け付けられた商品を購入可能な商品と区別して配信する配信部15Bとを備える。受付部15Aは、一部の情報として、商品の商品名または商品の画像データを受け付ける。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
電子商取引に関するサービスの1つとして、フリーマーケットサービス(以下、「フリマサービス」と呼ぶ)が知られている。
例えば、フリマサービスに関する技術として、出品時のユーザの情報入力作業を簡便に行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記した従来技術にあっては、ユーザが新たな出品を行う際に、過去に自分が出品した品物の情報を利用したい旨の要求をした時は、当該ユーザへ当該品物の情報をデフォルト値として埋め込んだ出品画面を表示する。これにより、新たな出品物の情報の登録に出品画面に埋め込まれたデフォルト値が利用される。
特開2002-163492号公報
しかしながら、従来技術には、取引対象とする商品の展示を促進するという点で改善の余地がある。
すなわち、上記のように、過去に自分が出品した品物の情報をデフォルト値として出品画面に埋め込んだとしても、ユーザが過去に出品した品物と異なる品物を出品する場面で有効に活用できないので、上記の従来技術の適用場面は限定的である。
加えて、上記の従来技術にあっては、出品画面に埋め込まれたデフォルト値を利用できたとしても、依然として、取引対象とする商品の販売に必須である販売必須情報の全ての項目の情報を入力しなければ出品できない点に変わりはない。
このように販売必須情報の全ての項目を入力させる手間は、次に説明する通り、商品展示のモチベーションを損なう一因となる。
1つの側面として、販売必須情報に含まれる項目は多岐にわたるので、その煩雑な入力作業の手間が商品展示のモチベーションを損なう一因となる。特に、ユーザが出品に不慣れである場合、販売必須情報に含まれる項目の各々に入力する内容がわからない事態も起こり得る。このようなユーザの知識不足も、商品展示のモチベーションを損なう一因となる。
別の側面として、取引対象とする商品の販売価格は、ユーザが求める利益や相場などの各種の要因から定められる一面がある。このような販売価格の設定は、出品に不慣れなユーザにとっては難易度が高く、また、出品に慣れたユーザであっても面倒である。このことから、販売価格の事前設定も、商品展示のモチベーションを損なう一因となる。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、取引対象とする商品の展示を促進できる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願にかかる情報処理装置は、受付部と、配信部とを備える。前記受付部は、取引対象とする商品の販売に必須である販売必須情報のうち前記商品の展示に用いる一部の情報を受け付ける。前記配信部は、前記受付部により前記一部の情報が受け付けられた商品を購入可能な商品と区別して配信する。
実施形態の一態様によれば、取引対象とする商品の展示を促進できる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す説明図である。 図2は、情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、情報処理装置の構成例を示す図である。 図4は、出品情報の一例を示す図である。 図5は、出品情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報処理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 図7は、応用例に係る情報処理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 図8は、価格の相談のページの一例を示す図である。 図9は、販売価格決定のアナウンスのページの一例を示す図である。 図10は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。
〔1.情報処理〕
まず、実施形態に係る情報処理の一例について図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す説明図である。
図1に示すように、情報処理装置10は、電子商取引に関するサービスの一例として、上記のフリマサービスを提供するサーバ等である。
なお、情報処理装置10は、単体の処理装置である必要はなく、クラウドシステム等の複数の処理装置が協調して動作することで実現されてもよい。また、上記のフリマサービスに加入するユーザが販売を希望する商品を展示する機能、すなわち出品機能は、必ずしも上記のフリマサービスに関する処理を行う機能にパッケージ化されて提供されずともよく、例えば、別々のサーバに分けて実現されてもよい。
端末装置30,50は、情報処理装置10とネットワークNW(図2参照)を介して通信を行うことができる機能を有する装置である。端末装置30,50は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップ型PC等により実現される。なお、端末装置30と端末装置50との間でも、ネットワークNWを介して通信することができる。
端末装置30は、上記のフリマサービスに加入するユーザのうち販売を希望する商品を出品するユーザ(以下、「出品者」と呼ぶ)U1によって使用される。一方、端末装置50は、商品の購入を希望するユーザ(以下、「購入希望者」と呼ぶ)U2によって使用される。したがって、以下では、端末装置30を「出品者端末30」、端末装置50を「購入者端末50」と記載する場合がある。
ここで、図1には、上記のフリマサービスのユースケースの一例として、セーターAの販売を希望する出品者U1により出品されたセーターAが購入希望者U2等の他のユーザに展示される例を挙げる。
なお、図1には、上記のフリマサービスで出品される商品のあくまで一例として、セーターAを例に挙げるが、これに限られない。また、商品としては、衣料品に限らず、バッグ類、パソコンなどの電気製品、スポーツ用品、雑貨などの任意の物品であってよい。さらに、商品は、物品に限らず、サービスであってもよいし、電子化された媒体、例えば電子チケットなどであってもよく、どのような商品であってかまわない。
図1に示すように、先ず、情報処理装置10は、出品者端末30から簡単出品のリクエストを受け付ける(ステップS1)。
ここで、ステップS1で受け付ける簡単出品のリクエストには、商品の販売に必須である販売必須情報の全ての項目の情報が含まれずともよく、商品の展示に用いる一部の情報(以下、「展示用情報」と呼ぶ)が含まれればよい。
販売必須情報とは、フリマでの取引対象の売買を実現するために必要な情報としてあらかじめ定められた情報である。また、販売必須情報とは、少なくとも価格である。が、これ以外にも、取引対象の名称、カテゴリが含まれていてもよい。また、設定によっては、画像でもよい。
このような簡単出品のリクエストは、一例として、かんたん出品のページ310に対する入力を介して受け付けることができる。
ここで、図1には、簡単出品のリクエストをかんたん出品のページ310に対する入力を介して受け付ける例を挙げるが、簡単出品のリクエストを受け付ける導線はこれに限定されない。
例えば、販売必須情報の入力欄を含む通常出品の入力フォームと展示用情報の入力欄を含むかんたん出品の入力フォームとの表示を切り替えるスイッチ等を含む出品ページを介して通常出品または簡単出品のいずれかのリクエストを択一で受け付けることもできる。
このような出品ページ上のスイッチで通常出品の入力フォームが選択された状態では、簡単出品を促す通知を行うことができる。例えば、通知の一例として、「かんたん出品をオンにすると、価格や配送方法を設定せずに出品を完了することができます」といったメッセージの表示または音声出力を実行できる。また、通知が行われる条件の例を挙げると、出品ページが表示されたタイミングや通常出品の入力フォームが選択されてからの無操作時間が閾値以上となったタイミング、あるいは展示用情報の入力が行われたタイミングなどが挙げられる。これにより、通常出品の入力フォームからかんたん出品の入力フォームへの切り替え、ひいてはかんたん出品を促すことができるので、簡単出品のサジェストを実現できる。
図1に示すかんたん出品のページ310は、一例として、出品者端末30上で動作するフリマサービスのクライアント用のアプリケーション(以下、「フリマAPP」と呼ぶ)からのリクエストにしたがって情報処理装置10から出品者端末30へ提供される。
かんたん出品のページ310には、商品写真、商品名、商品のカテゴリおよび商品の状態等の展示用情報の入力エリア311~314と、簡単出品のリクエストを行う「出品する」のボタン315とが含まれる。
商品写真の入力エリア311には、一例として、出品者端末30のカメラ機能等を用いて撮影された商品写真を入力することができる。この他、出品者端末30のストレージに保存された商品写真を指定させることもできる。例えば、商品写真の入力エリア311には、セーターAの外観、例えばざっくり編みのホワイトニットカーディガンが撮影されたピクチャが「商品写真」として入力されている。
商品名の入力エリア312は、ソフトウェアキーボード等を介して商品名のテキスト入力を受け付けることができる。例えば、商品名の入力エリア312には、文字列「セーターA」が「商品名」として入力されている。
商品のカテゴリの入力エリア313は、プルダウンやドリルダウンなどのGUI(Graphical User Interface)コンポーネントを介して、商品のカテゴリの入力を受け付けることができる。ここで言う「カテゴリ」は、多層の階層構造を有するものであってよい。例えば、商品のカテゴリの入力エリア313には、レディース>トップス、ニット>セーターが「商品のカテゴリ」として入力されている。
商品の状態の入力エリア314は、プルダウンやドリルダウン、ラジオボタンなどのGUIコンポーネントを介して、商品の状態の入力を受け付けることができる。ここで言う「商品の状態」には、未使用、未使用に近い、目立った傷や汚れなし、やや傷や汚れあり、あるいは傷や汚れありといった状態が含まれ得る。例えば、商品の状態の入力エリア314には、未使用が「商品の状態」として入力されている。
これら商品写真、商品名、商品のカテゴリおよび商品の状態などの展示用情報が入力済みである状態で「出品する」のボタン315が押下操作された場合、当該展示用情報を含む簡単出品のリクエストが出品者端末30から情報処理装置10へ送信される。
このように、ステップS1で受け付けられた展示用情報が情報処理装置10に登録されることにより、セーターAの出品登録が完了する。
なお、図1には、展示用情報として、商品写真、商品名、商品のカテゴリおよび商品の状態が含まれる例を挙げたが、これらの全ての項目が含まれずともよい。例えば、商品写真または商品名のいずれかを展示用情報として受け付けることもできる。
次に、情報処理装置10は、ステップS1で展示用情報を受け付けた商品を含む出品リストを購入希望者U2の購入者端末50を含む他のユーザの端末装置へ配信する(ステップS2)。
ここで言う「配信」は、プル通知またはプッシュ通知のいずれであってもよい。例えば、プル通知は、購入者端末50上で動作するフリマAPPから検索キーワードの入力、あるいはカテゴリの指定を受け付けた場合に実行することができる。また、プッシュ通知は、定期時刻になった場合、あるいは過去に購入者端末50から指定を受け付けた検索キーワードやカテゴリに対応する商品の出品登録が行われた場合に実行することができる。
例えば、出品リストは、ステップS2の配信実行までに情報処理装置10に出品登録が行われた商品のうち購入者端末50のフリマAPPから指定を受け付けた検索キーワードまたはカテゴリに対応する商品をリスト化することにより生成できる。
なお、ここでは、あくまで一例として、検索キーワードまたはカテゴリで絞り込まれた商品をリスト化する例を挙げるが、必ずしも絞り込みが行われずともよく、全てのカテゴリの商品がリスト化された出品リストが配信されることとしてもよい。
ここで、ステップS2で配信される出品リストでは、展示用情報のみを受け付けた商品と、展示用情報に加えて販売価格や配送情報を含む販売必須情報の全てを受け付けた商品との間で表示が区別される。
例えば、図1に示す購入希望者U2の例で言えば、出品リスト511を含む出品リストのページ510が情報処理装置10から購入者端末50へ配信される。なお、図1には、出品リスト511に含まれる商品写真のうち出品者U1により出品登録が行われたセーターAの写真の視認性を他の商品写真の視認性よりも高める側面から、他の商品写真を斜線のハッチングでマスクして示す。
出品リスト511には、商品写真のサムネイルが含まれる。出品リスト511に含まれるサムネイルのうち、販売必須情報の全てを受け付けた商品にあっては、商品写真のサムネイルおよび販売価格が対応付けられた状態で表示される。一方、出品者U1から展示用情報のみを受け付けたセーターAにあっては、商品写真のサムネイルに販売価格が対応付けられていない状態で表示される。例えば、セーターAの商品写真のサムネイルには、セーターAの購入を希望する希望価格を募る側面から、「希望価格」の標示が対応付けられた状態で表示されている。
このような区別表示により、即購入可能な商品と購入手続きを行うまでに販売価格の設定が必要な商品とを購入希望者U2を始めとする他のユーザに識別させることができる。
例えば、出品リスト511に含まれる商品写真のサムネイルのうちセーターAのサムネイルが選択された場合、購入者端末50の表示は、出品リストのページ510からセーターAの詳細を表示する商品詳細のページ520へ遷移する。
このような商品詳細のページ520に対する入力を通じて、情報処理装置10は、購入希望者U2から出品者U1への価格の相談のリクエストを受け付けることができる(ステップS3)。
商品詳細のページ520には、一例として、セーターAの商品写真の表示エリア521の他、セーターAの購入を希望する希望価格の入力エリア522が含まれる。例えば、希望価格の入力エリア522には、テキストボックス523と、スライドバー524と、スライダ524Sとが含まれる。
希望価格は、テキストボックス523に対する数値入力により受け付けることもできれば、数値範囲が示されたスライドバー524上で数値を指定するスライダ524Sをスライドさせることにより受け付けることもできる。
ここで、スライドバー524に設定される数値範囲は、一例として、販売価格の履歴に基づいて設定することができる。例えば、売買成立済みである商品のうち、セーターAと同一の商品名または同一のカテゴリに対応する商品の販売価格を抽出する。このように抽出された販売価格のうち、最低価格となる販売価格を数値範囲の下限値に設定する一方で、最高価格となる販売価格を数値範囲の上限値に設定することができる。これにより、相場から乖離した希望価格で価格の相談のリクエストが行われるのを抑止できる。
これらテキストボックス523またはスライダ524Sのいずれかを介して希望価格「1500円」が指定された状態で「希望価格を送る」のボタン525の押下操作を受け付ける。すると、当該希望価格「1500円」を含む価格の相談のリクエストが購入者端末50から情報処理装置10へ送信される。
このように購入者端末50から価格の相談のリクエストを受け付けた場合、情報処理装置10は、商品の希望価格を出品者端末30へ通知する(ステップS4)。
例えば、図1に示す出品者U1の例で言えば、希望価格を含む価格の相談のページ320が情報処理装置10から出品者端末30へ通知される。ここで、図1に示す価格の相談のページ320には、商品詳細のページ520で例示した購入希望者U2の希望価格に加えて、購入希望者U3の希望価格および購入希望者U4の希望価格が通知される例が示されている。
このような価格の相談のページ320に対する入力を通じて、情報処理装置10は、出品者U1の出品者端末30からセーターAの販売価格の設定を受け付けることができる(ステップS5)。
価格の相談のページ320には、一例として、価格の相談のアナウンス欄321と、商品の表示エリア322と、配送情報の入力エリア323と、希望価格の通知エリア324~326とが含まれる。
ここで、図1には、販売価格の設定方法の一例として、希望価格の中から販売価格を選択することにより販売価格を設定する例を挙げるが、後述する通り、販売価格は出品者U1により自由に設定させることができる。
価格の相談のアナウンス欄321では、価格の相談のアナウンスの一例として、「価格の希望が届いています。」や「この価格で売ってもいいなと思ったら24時間以内に返信してください。」などのメッセージが表示される。
商品の表示エリア322には、出品者U1により出品登録が行われた商品の商品写真および商品名が表示される。図1の例で言えば、商品名「セーターA」とその商品写真とが表示される。
配送情報の入力エリア323は、プルダウンやドリルダウン、ラジオボタンなどのGUIコンポーネントを介して、配送情報の入力を受け付けることができる。ここで言う「配送情報」には、商品の配送方法や商品の発送までの日数、商品の発送元などが含まれ得る。
1つの側面として、上記のフリマサービスにおいて商品の配送料が出品者負担である場合、配送料込みの販売価格の設定をサポートする側面から、販売価格が設定される段階で配送情報も設定させる。
希望価格の通知エリア324は、購入希望者U3の希望価格が通知されるエリアである。また、希望価格の通知エリア325は、購入希望者U2の希望価格が通知されるエリアである。さらに、希望価格の通知エリア326は、購入希望者U4の希望価格が通知されるエリアである。
これら希望価格の通知エリア324~326の各々には、価格の相談のページ320から削除する「削除」のボタン324A~326Aと、希望価格を販売価格に設定する「この価格にする」のボタン324B~326Bとが含まれる。
つまり、価格の相談のページ320によれば、購入希望者U3の希望価格「900円」、購入希望者U2の希望価格「1500円」および購入希望者U4の希望価格「1400円」の中からセーターAの販売価格を選択することができる。
あくまで一例として、3つの「この価格にする」のボタン324B~326Bのうち「この価格にする」のボタン325に対する操作が行われた場合、希望価格「1500円」が出品者端末30から情報処理装置10へ送信される。
この際、販売価格に選択された希望価格「1500円」の入力元である購入希望者の識別情報、例えば上記のフリマサービスのユーザID(IDentification)「U2」をさらに送信することもできる。さらに、商品の配送方法や商品の発送までの日数、商品の発送元などといった配送情報も送信することもできる。
このように販売価格の設定を受け付けた情報処理装置10は、あくまで一例として、当該販売価格に選択された希望価格の入力元である購入希望者の端末装置に購入手続きへの案内情報を配信する(ステップS6)。
例えば、図1に示す例で言えば、価格の相談のページ320の「この価格にする」のボタン325で選択された希望価格「1500円」の入力元である購入希望者U2の購入者端末50にセーターAの購入手続きへの案内ページ530が配信される。
購入手続きへの案内ページ530には、一例として、価格の相談結果のアナウンス欄531と、商品写真の表示エリア532と、購入手続きへの案内エリア533とが含まれる。
価格の相談結果のアナウンス欄531では、価格の相談結果のアナウンスの一例として、「価格の相談が成立しました!」や「24時間以内に購入してください。」などのメッセージが表示される。
商品写真の表示エリア532には、価格の相談が成立した商品の商品写真が表示される。図1の例で言えば、商品名「セーターA」の商品写真が表示される。
購入手続きへの案内エリア533には、商品名や価格の相談を行った希望価格が含まれる。この他、購入手続きへの案内エリア533には、希望価格での購入手続きが有効である有効期限の表示エリアが含まれる。
例えば、購入希望者U2により入力された希望価格「1500円」が出品者U1により販売価格として選択された時点から起算して所定の期間、例えば24時間が有効期限として設定される。図1の例で言えば、購入希望者U2の購入者端末50により購入手続きへの案内ページ530が閲覧された時点における有効期限の残り時間「12時間13分43秒」が表示されている。
さらに、購入手続きへの案内エリア533には、希望価格での購入手続きへ移行する「相談した価格で購入手続きへ」のボタン534が含まれる。「相談した価格で購入手続きへ」のボタン534に対する操作が行われた場合、セーターAを販売価格「1500円」で購入する購入手続きへ移行することができる。
例えば、購入手続きでは、購入希望者U2のアカウントに登録された決済方法、例えば2次元コードの決済サービスにチャージされた残高や電子マネーの他、クレジット決済やデビットカードなどの選択、購入意思の確認などが行われる。
その後、購入手続きが終了した場合、上記のフリマサービスの運営者への入金、出品者U1によるセーターAの発送、購入希望者U2のセーターAの受取、上記のフリマサービスの運営者から出品者U1への入金といった流れで手続きが進行する。
このように、あくまで一例として、販売価格「1500円」に選択された希望価格「1500円」の入力元である購入希望者U2を対象にしてセーターAの購入手続きへの案内がプッシュ通知で行われる。
その一方で、他の希望価格「900円」や「1400円」の入力元である購入希望者U3や購入希望者U4の他、価格の相談のリクエストを行っていない他のユーザにも、セーターAの購入手続きへの案内は行われない。
このような購入手続きへの案内により、販売価格及び希望価格が釣り合うペア、例えば出品者U1及び購入希望者U2の1対1のペアにセーターAの取引をクローズできるので、セーターAの速やかな売買成立を期待できる。
さらに、購入手続きには、有効期限が設定される。例えば、セーターAの購入手続きの有効期限が経過する場合、購入希望者U2以外の他のユーザの端末装置に配信される出品リストにも販売価格「1500円」付きで商品が登載される。それ故、出品者U1が購入希望者U2の過失でセーターAの販売機会を損失するリスクを低減できる。
なお、ここでは、購入希望者U2により入力された希望価格が出品者U1により販売価格として選択された時点から有効期限を起算する例を挙げたが、購入希望者U2が希望価格を入力した時点から有効期限を起算することとしてもよい。
以上のステップS1及びステップS2で実行される処理により、実施形態にかかる情報処理装置10は、取引対象とする商品の展示を促進できる。
すなわち、実施形態にかかる情報処理装置10では、取引対象とする商品の販売に必須である販売必須情報の全ての項目の情報を受け付ける出品登録と区別して、展示用情報のみを受け付ける簡易版の出品登録を実現できる。
1つ側面として、上記の簡単出品によれば、販売必須情報のうち販売価格を始め、配送方法や発送までの日数、発送元の地域などの配送情報の入力を省略できる。それ故、煩雑な入力作業の手間が一因となる商品展示のモチベーションの低下を抑制できる。さらに、簡単出品で入力させる情報が展示用情報に絞り込まれるので、出品に不慣れなユーザであっても簡単出品で入力する情報の知識不足に陥りにくい。このため、新規のユーザやライトユーザが出品するハードルを下げることもできる。
別の側面として、上記の簡単出品によれば、出品に不慣れなユーザにとっては難易度が高く、また、出品に慣れたユーザであっても面倒な作業である販売価格の事前設定を省略できる。それ故、販売価格の事前設定が一因となって商品展示のモチベーションが低下するのを抑制できる。
更なる側面として、上記の簡単出品により商品の展示が促進されることで、上記のフリマサービスに出品される商品の種類や数量を増加させることもできる。これにより、上記のフリマサービスのユーザのうち購入者サイドのユーザも簡単出品の恩恵を受けることができる。
さらに、上記のステップS4で実行される処理により、実施形態にかかる情報処理装置10は、出品者が販売価格の設定前に商品に対する評判や反応を購入希望者等のマーケットに尋ねる、いわゆるASKを実現できる。これにより、一例として、相場に即した販売価格の設定や出品者の想定よりも高い値付けなどが実現され得る。また、購入者サイドのユーザにも自身が納得できる値段で商品を購入できる機会を与えることができる。
〔2.情報処理システム〕
図2は、情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理装置10と、出品者端末30と、購入者端末50とを備える。
情報処理装置10と、出品者端末30と、購入者端末50とは、ネットワークNWを介して無線または有線で互いに通信可能に接続される。ネットワークNWは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図2に示す出品者端末30や購入者端末50の台数などは、あくまでも例示であって限定されるものではない。
また、出品者端末30A~30Nを区別しない場合には、単に出品者端末30と表記する場合がある。また、購入者端末50A~50Nを区別しない場合には、単に購入者端末50と表記する場合がある。
以下、情報処理装置10の構成について具体的に説明する。
〔3.情報処理装置10〕
図3は、情報処理装置10の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置10は、通信部11と、記憶部13と、制御部15とを備える。
〔3.1.通信部11〕
通信部11は、ネットワークNWと有線または無線で接続され、出品者端末30や購入者端末50などとの間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。
〔3.2.記憶部13〕
記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部13には、各種プログラムや設定データなどが記憶される。
〔3.2.1.出品情報13A〕
出品情報13Aは、通常の出品登録または簡易版の出品登録が行われた情報を指し、販売必須情報の一例に対応する。
図4及び図5は、出品情報13Aの一例を示す図である。図4及び図5に示すように、出品情報13Aには、「展示用情報」、「販売価格」および「配送情報」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「展示用情報」は、通常出品または簡単出品のいずれの出品形態でもエントリ受付時に登録される情報である。例えば、「展示用情報」には、「出品者ID」、「商品名」、「商品写真」、「カテゴリ」および「商品の状態」などのアイテムが含まれ得る。
「出品者ID」とは、通常出品または簡単出品を行うユーザの識別情報を指す。「商品名」とは、商品の名称を指す。「商品写真」とは、商品が撮影された写真を指す。「カテゴリ」とは、商品の分類区分や種類を指す。「商品の状態」とは、そのまま商品の状態を指す。
「販売価格」および「配送情報」は、通常出品のエントリ受付時には登録が必須とされる一方で、簡単出品のエントリ受付時には登録が必須とされない。例えば、通常出品時には、エントリ受付時に出品者端末30により設定された販売価格や配送情報が登録される。一方、簡単出品時には、エントリ受付後から購入手続きへの移行前の任意のタイミング、例えば購入希望者からの希望価格の通知時等に出品者端末30により設定された販売価格や配送情報が登録される。
「販売価格」は、出品者が商品を販売する価格を指す。また、「配送情報」には、「配送方法」、「発送までの日数」および「発送元の地域」などのアイテムが含まれ得る。
「配送方法」とは、配送業者により提供される配送サービスを指す。「発送までの日数」とは、購入希望者による購入手続きの完了後から商品が発送されるまでの日数を指す。「発送元の地域」とは、出品者が商品を発送する地域を指す。
図4に示す例では、出品者ID「U13」のエントリが通常出品である一方、出品者ID「U1」のエントリが簡単出品であることを示している。すなわち、通常出品の出品者ID「U13」のエントリには、展示用情報、販売価格および配送情報などの販売必須情報の全ての項目の情報が登録されている。一方、簡単出品の出品者ID「U1」のエントリには、展示用情報のみが登録されている。
さらに、図5に示す例では、簡単出品の出品者ID「U1」のエントリに販売価格および配送情報などの追加登録が行われたことを示している。このように販売価格および配送情報などの追加登録が行われて販売必須情報の全ての項目の情報がそろった段階で購入希望者による購入手続きが可能となる。
〔3.3.制御部15〕
図3の説明に戻ると、制御部15は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部15は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。
制御部15は、受付部15Aと、配信部15Bと、通知部15Cとを備える。
〔3.3.1.受付部15A〕
受付部15Aは、出品者端末30から通常出品および簡単出品に関する各種の情報を受け付ける。
1つの側面として、受付部15Aは、簡単出品のリクエストを受け付ける。例えば、受付部15Aは、図1のステップS1で例示した通り、かんたん出品のページ310に対する入力を介して簡単出品のリクエストを受け付けることができる。このように簡単出品のリクエストを受け付けると、受付部15Aは、記憶部13に記憶された出品情報13Aに当該簡単出品のリクエストに対応する新規のエントリを生成する。例えば、かんたん出品のページ310において展示用情報が入力済みである状態で「出品する」のボタン315が押下操作された場合、受付部15Aは、図4の出品情報13Aに示すように、出品者ID「U1」のエントリを新規に生成する。このように簡単出品では、エントリ受付の段階で展示用情報、例えば図4の出品者ID「U1」のエントリのうちハッチングで示された項目のみを受け付けることができる。
なお、ここでは、簡単出品のリクエストを受け付ける例を挙げたが、通常出品のリクエストは既存のフリマサービスで実行される処理と同様に受け付けることができる。例えば、展示用情報、販売価格および配送情報などを入力する項目を含む通常出品のページ(不図示)を介して通常出品のリクエストを受け付けることができる。この場合、図4に例示する出品者ID「U13」のエントリのように、展示用情報、販売価格および配送情報などの販売必須情報の全ての項目の情報が入力済みであるエントリが出品情報13Aに生成される。
他の側面として、受付部15Aは、出品情報13Aのうち簡単出品が行われたエントリを対象に商品の販売価格を含む残りの情報をさらに受け付ける。このように残りの情報を受け付けるタイミングは、簡単出品のエントリ受付後から購入手続きへの移行前の任意のタイミングであってよい。
例えば、受付部15Aは、図1のステップS4で例示した通り、購入希望者の希望価格が出品者端末30に通知されたタイミングで、残りの情報を受け付けることができる。この場合、受付部15Aは、図1に示す価格の相談のページ320に含まれる3つの「この価格にする」のボタン324B~326Bの中から選択を受け付けることにより、希望価格の中から販売価格を選択できる。このように販売価格が設定される際には、受付部15Aは、価格の相談のページ320に含まれる配送情報の入力エリア323に対する入力を介して配送情報も受け付けることができる。このとき、「この価格にする」のボタン325に対する操作が行われた場合、受付部15Aは、図5の出品情報13Aに含まれる出品者ID「U1」のエントリのうち残りの情報、例えば図5にハッチングで示された項目の情報を登録する。
〔3.3.2.配信部15B〕
配信部15Bは、出品者端末30により通常出品または簡単出品が行われた商品に関する各種の情報を配信する。
1つの側面として、配信部15Bは、通常出品または簡単出品が行われた商品を含む出品リストを購入者端末50に配信する。例えば、配信部15Bは、図1のステップS2で例示した通り、ステップS1で簡単出品が行われた商品「セーターA」を含む出品リスト511を含む出品リストのページ510を購入者端末50へ配信することができる。このように出品リストを配信する際、配信部15Bは、上述の通り、簡単出品が行われた商品と、通常出品が行われた商品との間で表示を区別する。例えば、図1に示す出品リスト511の例で言えば、配信部15Bは、通常出品が行われた商品にあっては、商品写真のサムネイルおよび販売価格が対応付けられた状態で表示する。一方、配信部15Bは、出品者U1により簡単出品が行われたセーターAにあっては、商品写真のサムネイルに販売価格が対応付けられていない状態、例えば「希望価格」の標示が対応付けられた状態で表示する。
他の側面として、配信部15Bは、出品情報13Aのうち簡単出品が行われたエントリに残りの情報が登録された商品を購入可能な商品として配信する。この際、配信部15Bは、一例として、簡単出品が行われた商品の販売価格に選択された希望価格の入力元である購入希望者の購入者端末50に購入手続きへの案内情報を配信する。例えば、図1に示す価格の相談のページ320の「この価格にする」のボタン325が選択されたとする。この場合、配信部15Bは、「この価格にする」のボタン325に対する操作で販売価格に選択された希望価格「1500円」の入力元である購入希望者U2の購入者端末50にセーターAの購入手続きへの案内ページ530を配信する。
〔3.3.3.通知部15C〕
通知部15Cは、購入者端末50から入力を受け付けた商品の希望価格を当該商品の出品者の出品者端末30へ通知する。例えば、通知部15Cは、図1のステップS4で例示した通り、購入希望者U2~U4から入力を受け付けたセーターAの希望価格を含む価格の相談のページ320を出品者U1の出品者端末30へ通知する。
〔4.情報処理システム1の全体動作〕
次に、本実施形態に係る情報処理システム1全体の動作について、図6を用いて説明する。図6は、実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例を示すシーケンス図である。図6には、2つの出品形態のうち出品者端末30により簡単出品が行われる例のシーケンスが示されている。
図6に示すように、出品者端末30は、商品名、商品写真、商品のカテゴリおよび商品の状態などの展示用情報の入力を受け付ける(ステップ101)。続いて、情報処理装置10は、ステップS101で入力を受け付けた展示用情報を含む簡単出品のリクエストを出品者端末30から受け付ける(ステップS102)。
次いで、情報処理装置10は、記憶部13に記憶された出品情報13AにステップS102で受け付けた簡単出品のリクエストに対応する展示用情報の新規のエントリを生成することより、簡易版の出品登録を行う(ステップS103)。
そして、情報処理装置10は、ステップS103で簡単出品が行われた商品を含む出品リストを購入者端末50A~50Nへ配信する(ステップS104A~S104N)。ここで挙げる「N」は、出品リストの配信をプッシュ通知又はプル通知で受け取ることができるユーザ数に対応し、最大で上記のフリマサービスに加入する全ユーザであってよい。
その後、情報処理装置10は、購入希望者の各々が商品の購入を希望する希望価格A~Mを購入者端末50A~50Mから受け付ける(ステップS105A~S105M)。ここで挙げる「M」は、出品リストの配信を受けたユーザの中でも希望価格を入力するユーザ数に対応し、N以下のユーザとなる。すると、情報処理装置10は、購入者端末50A~50Mから受け付けた希望価格A~Mを出品者端末30へ通知する(ステップS106)。
続いて、出品者端末30は、配送情報の入力と共に希望価格A~Mの中から販売価格に設定する希望価格の選択を受け付ける(ステップS107)。ここで、出品者が希望価格A~Mのうち希望価格Aを販売価格として選択したとする。この場合、情報処理装置10は、販売価格Aおよび配送情報などの販売必須情報の残りの情報を受け付ける(ステップS108)。
そして、情報処理装置10は、ステップS103で出品情報13Aに生成された簡単出品のエントリにステップS108で受け付けた販売価格Aおよび配送情報などの残りの情報を登録する(ステップS109)。
その後、情報処理装置10は、簡単出品が行われた商品の販売価格に選択された希望価格Aの入力元である購入希望者の購入者端末50Aに購入手続きへの案内情報を配信する(ステップS110)。
〔5.効果〕
情報処理装置10は、受付部15Aと、配信部15Bとを備える。受付部15Aは、取引対象とする商品の販売に必須である販売必須情報のうち商品の展示に用いる一部の情報を受け付ける。配信部15Bは、受付部15Aにより一部の情報が受け付けられた商品を購入可能な商品と区別して配信する。
このように、取引対象とする商品の販売に必須である販売必須情報の全ての項目の情報を受け付ける通常の出品登録と区別して、展示用情報のみを受け付ける簡易版の出品登録を実現できる。これにより、取引対象とする商品の展示を促進できる。
また、情報処理装置10は、通知部15Cをさらに備える。通知部15Cは、商品の購入を希望する購入希望者の端末装置から入力を受け付けた商品の希望価格を商品の販売を希望する販売希望者の端末装置へ通知する。
これにより、出品者が販売価格の設定前に商品に対する評判や反応を購入希望者等のマーケットに尋ねる、いわゆるASKを実現できる。さらに、一例として、相場に即した販売価格の設定や出品者の想定よりも高い値付けなどが実現され得る。また、購入者サイドのユーザも自身が納得できる値段で商品を購入できる機会を与えることができる。
〔6.応用例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の応用が可能である。以下、上記の実施形態の応用例について説明する。
〔6.1.販売価格の設定の応用例〕
上記の実施形態では、購入希望者により入力された希望価格の中から販売価格に設定する希望価格を出品者に選択させる例を挙げたが、これに限定されない。例えば、出品者に自由な価格を設定させることができる。
このように出品者が自由に価格を設定する場合、販売価格等の販売必須情報の残りの情報が登録された商品の情報は、希望価格の入力を行った購入希望者のみならず、他のユーザにも配信する。
図7は、応用例に係る情報処理システム1の動作の一例を示すシーケンス図である。図7には、図6に示すシーケンスで行われる処理と異なる処理が行われる手順に異なるステップ番号が付与されている。
図7に示すように、購入者端末50A~50Mから受け付けた希望価格A~Mが出品者端末30へ通知されるステップS106までの処理は、図6に示すシーケンスと変わらない一方、その後に行われる販売価格の設定方法が異なる。
すなわち、出品者端末30は、図6に示された通り、希望価格A~Mの中から販売価格に設定する希望価格A~Mの選択を受け付けることもできるが、図7に示すように、配送情報の入力と共に販売価格fの入力を受け付けることもできる(ステップS201)。
例えば、図1に示す出品者U1の出品者端末30からセーターAの販売価格の設定を受け付ける例に当てはめる場合、図8に示す価格の相談のページ330に対する入力を通じて、販売価格の入力を受け付けることができる。
図8は、価格の相談のページ330の一例を示す図である。図8に示すように、価格の相談のページ330には、一例として、価格の相談のアナウンス欄331と、商品の表示エリア332と、配送情報の入力エリア333と、希望価格の通知エリア334~335と、販売価格の入力エリア336とが含まれる。
価格の相談のアナウンス欄331、商品の表示エリア332、配送情報の入力エリア333および希望価格の通知エリア334~335は、図1に示す価格の相談のページ320に示されたものと変わりない。
ここで、販売価格の入力エリア336は、テキストボックス337と、スライドバー338と、スライダ338Sと、「価格を決定する」のボタン339とが含まれる。
販売価格は、テキストボックス337に対する数値入力により受け付けることもできれば、数値範囲が示されたスライドバー338上で数値を指定するスライダ338Sをスライドさせることにより受け付けることもできる。
これらテキストボックス337またはスライダ338Sのいずれかを介して販売価格「1500円」が指定された状態で「価格を決定する」のボタン339の押下操作を受け付ける。すると、当該販売価格「1500円」および配送情報の入力エリア333で入力された配送情報が出品者端末30から情報処理装置10へ送信される。
このように、出品者が自由に入力する自由価格が販売価格(自由価格)fに設定されたとする。この場合、情報処理装置10は、販売価格fおよび配送情報などの販売必須情報の残りの情報を受け付ける(ステップS202)。
次いで、情報処理装置10は、ステップS103で出品情報13Aに生成された簡単出品のエントリにステップS202で受け付けた販売価格fおよび配送情報などの残りの情報を登録する(ステップS203)。
その後、情報処理装置10は、希望価格A~Mの入力を行った購入者端末50A~50Mのみならず、その他のユーザの購入者端末50Nも対象に含めて販売価格fを配信することができる(ステップS204A~S204N)。
例えば、購入者端末50A~50Nのうち、希望価格A~Mの入力を行った購入者端末50A~50Mには、購入を希望していた商品に関する販売価格fの決定をアナウンスすることができる。
図9は、販売価格決定のアナウンスのページ540の一例を示す図である。図9には、図8に示された「価格を決定する」のボタン339に対する操作が行われた場合に希望価格の入力を行った購入者端末50へ配信されるページである。
図9に示すように、販売価格決定のアナウンスのページ540には、販売価格決定のアナウンス欄541と、商品写真の表示エリア542と、「価格の相談」のボタン543と、「購入手続きへ」のボタン544とが含まれ得る。
販売価格決定のアナウンス欄540では、販売価格決定のアナウンスの一例として、「希望価格を伝えていたセーターAの販売価格が決定しました」などのメッセージが表示される。
商品写真の表示エリア532には、販売価格が決定した商品の商品名および商品写真が対応付けられた状態で表示される。図9の例で言えば、商品名「セーターA」およびその商品写真が表示される。
「価格の相談」のボタン543は、出品者U1への価格の相談を受け付けるGUIコンポーネントである。例えば、「価格の相談」のボタン543の操作が行われた場合、図1に示す商品詳細のページ520で例示したような希望価格の入力を受け付けるページに遷移させることができる。このように受け付けた希望価格を出品者U1へ通知させることもできる。
「購入手続きへ」のボタン544は、販売価格「1500円」でセーターAを購入する手続きへ移行する操作を受け付けるGUIコンポーネントである。例えば、「購入手続きへ」のボタン544の操作が行われた場合、セーターAを販売価格「1500円」で購入する購入手続きへ移行することができる。
なお、希望価格A~Mの入力を行っていないユーザの購入者端末50M+1~50Nには、通常出品が行われた商品と同様に、セーターAを含む出品リストを配信することができる。このように配信される出品リストでは、通常出品が行われた商品と同様に、出品商品名または商品写真と販売価格とが対応付けられた状態でセーターAの表示を行うことができる。
〔7.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変形が可能である。以下、上記の実施形態の変形例について説明する。
〔7.1.情報処理の適用範囲〕
上記の実施形態では、受付部15A、配信部15Bおよび通知部15Cにより実行される情報処理が上記のフリマサービスに適用される例を挙げたがこれに限定されない。例えば、他の電子商取引、例えばオークションサービスやオンラインショッピングサービスにも上記の情報処理を適用することができる。この他、上記の情報処理の適用範囲は、消費者間の取引に限定されず、消費者および企業間の商取引、あるいは企業間の商取引にも適用できるのは言うまでもない。
〔7.2.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部51は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
〔8.ハードウェア構成〕
上述した実施形態における情報処理装置10は、例えば図10に示すような構成のコンピュータ100がプログラムを実行することによって実現される。
図10は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ100は、CPU101、RAM102、ROM103、HDD(Hard Disk Drive)104、通信インターフェイス(I/F)105、入出力インターフェイス(I/F)106、およびメディアインターフェイス(I/F)107を備える。
CPU101は、ROM103またはHDD104に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM103は、コンピュータ100の起動時にCPU101によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ100のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD104は、CPU101によって実行されるプログラムやプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス105は、通信部41に対応し、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU101へ送り、CPU101が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU101は、入出力インターフェイス106を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU101は、入出力インターフェイス106を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU101は、生成したデータを、入出力インターフェイス106を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス107は、記録媒体108に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM102を介してCPU101に提供する。CPU101は、当該プログラムを、メディアインターフェイス107を介して記録媒体108からRAM102上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体108は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ100が情報処理装置10として機能する場合、コンピュータ100のCPU101は、RAM102上にロードされたプログラムを実行することにより、図3に示す受付部15A、配信部15Bおよび通知部15Cの各機能を実現する。
コンピュータ100のCPU101は、これらのプログラムを、記録媒体108から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワークNWを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
11 通信部
13 記憶部
13A 出品情報
15 制御部
15A 受付部
15B 配信部
15C 通知部
30 出品者端末
50 購入者端末

Claims (15)

  1. 取引対象とする商品の販売に必須である販売必須情報のうち前記商品の展示に用いる一部の情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部により前記一部の情報が受け付けられた商品を購入可能な商品と区別して配信する配信部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記受付部は、前記一部の情報として、前記商品の商品名または前記商品の画像データを受け付けることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受付部は、前記一部の情報として、前記商品の状態、前記商品のカテゴリまたはこれらの組合せをさらに受け付けることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記受付部は、前記一部の情報をすべて入力したタイミングで、前記購入可能な商品と区別して配信することができる旨を前記商品の販売を希望する販売希望者の端末装置に通知する請求項1~3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記受付部は、前記販売必須情報の入力を受け付ける第1の入力フォームおよび前記一部の情報の入力を受け付ける第2の入力フォームの切り替えが可能であるページで前記第1の入力フォームが選択中である場合、前記第1の入力フォームから前記第2の入力フォームへの切り替えを促す通知を行うことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記受付部は、前記一部の情報の入力が行われたタイミング、前記ページが表示されたタイミング、あるいは前記第1の入力フォームが選択されてからの無操作時間が閾値以上となるタイミングで前記通知を行うことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記受付部は、前記販売必須情報のうち前記商品の販売価格を含む残りの情報をさらに受け付け、
    前記配信部は、前記受付部により前記残りの情報が得られた商品を前記購入可能な商品として配信することを特徴とする請求項1~6いずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記商品の購入を希望する購入希望者の端末装置から入力を受け付けた前記商品の希望価格を前記商品の販売を希望する販売希望者の端末装置へ通知する通知部をさらに備えることを特徴とする請求項1~7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記受付部は、前記商品の希望価格の中から前記商品の販売価格の選択を受け付けることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記配信部は、前記販売価格として選択が受け付けられた希望価格の入力元である購入希望者の端末装置に、前記商品の購入手続きに案内する案内情報を配信することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記配信部は、前記商品の購入手続きに有効期限が設定された前記案内情報を配信することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記有効期限は、前記希望価格が前記販売価格として選択された時点、あるいは前記希望価格の入力が受け付けられた時点から起算される所定の期間であることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記受付部は、前記残りの情報として、前記商品の配送方法、前記商品の発送までの日数、前記商品の発送元またはこれらの組合せをさらに受け付けることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  14. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    取引対象とする商品の販売に必須である販売必須情報のうち前記商品の展示に用いる一部の情報を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程により前記一部の情報が受け付けられた商品を購入可能な商品と区別して配信する配信工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  15. 取引対象とする商品の販売に必須である販売必須情報のうち前記商品の展示に用いる一部の情報を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順により前記一部の情報が受け付けられた商品を購入可能な商品と区別して配信する配信手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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