JP2022051099A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】パイプを所定の位置へ容易に固定できるような形状を備える冷蔵庫を提供すること。【解決手段】冷蔵庫は、冷蔵庫本体、並びに冷蔵庫本体に収容された第1収納室、第2収納室、第1収納室と第2収納室との間に配置されて区画する仕切り壁、およびパイプを備え、仕切り壁は、パイプおよびパイプを覆うためのカバーを前面に設けられ、パイプは、U字状に形成され、仕切り壁の前面において、外周部と接続されている前面の一方がU字の開放端側となり、その反対側がU字の閉鎖端側となるように第1方向に延び、かつ前面に沿って第1方向と直交する第2方向に関して並列に延びており、仕切り壁は、並列に延びるパイプを、第2方向に関して外側から抑え込むように配置された少なくとも一対の第1リブと、少なくとも一つの一対の第1リブよりも第1方向に開放端側にあり、並列に延びるパイプを内側から広げるようにパイプ間に配置された第2リブとを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、パイプを固定するための構造を備える冷蔵庫に関する。
冷蔵庫は、庫内の温度と外気温との差により、冷蔵庫の表面に結露が発生する可能性がある。このような結露を防ぐために高温の流体が流れる配管であるホットガスパイプが冷蔵庫に配設されている。
このようなパイプは、他の部品と適切に接触することで結露の発生を適切に防止することができる。そのため、パイプを所定の位置へ適切に配置することが求められる。例えば、特許文献1には、パイプを上記した他の部品に固定するための発明が開示されている。
特開平8-313142号公報
特許文献1には、仕切り壁の前部に取り付ける前板にパイプを固定する発明が開示されている。当該文献には、前板とパイプを別の部品を用いて予め固定し、その後、パイプと固定された前板を仕切り壁の前部に固定する発明が記載されている。
しかし、当該発明では、前板と別の部品とを、例えば溶接するなど、何らかの方法で固定する必要があり、組み付け作業性が悪いという問題がある。また、別の部品を用いるため、コストが悪化するという問題がある。
そこで、本開示に係る発明は、パイプを所定の位置へ容易に固定できるような形状を備える冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明に係る冷蔵庫は、冷蔵庫本体、並びに前記冷蔵庫本体に収容された第1収納室、第2収納室、前記第1収納室と前記第2収納室との間に配置されて区画する仕切り壁、およびパイプを備え、前記仕切り壁は、前記パイプおよび前記パイプを覆うためのカバーを前面に設けられ、前記前面は、第1方向に延びて前記冷蔵庫本体の外周部と接続するように構成され、前記パイプは、U字状に形成され、前記仕切り壁の前記前面において、前記外周部と接続されている前記前面の一方が前記U字の開放端側となり、その反対側が前記U字の閉鎖端側となるように前記第1方向に延び、かつ前記前面に沿って前記第1方向と直交する第2方向に関して並列に延びており、前記仕切り壁は、並列に延びる前記パイプを、前記第2方向に関して外側から抑え込むように配置された少なくとも一対の第1リブと、少なくとも一つの前記一対の第1リブよりも前記第1方向に前記開放端側にあり、並列に延びる前記パイプを内側から広げるように並列に延びる前記パイプ間に配置された第2リブとを備える、ことを特徴とする構成となっている。
この構成によると、並列に延びるパイプを、一対の第1リブによって外側から内側へ抑え込み、第2リブによって内側から外側へと押し広げるようにリブを配置することができる。それによって、一対の第1リブのそれぞれと、第2リブとによってパイプを挟み込み、パイプを所定位置に固定することできる。
また、前記冷蔵庫はさらに、並列に延びる前記パイプを前記第2方向に関して外側から抑え込むように配置された一対の第3リブを備え、前記一対の第3リブは、前記第2リブよりも前記第1方向に前記開放端側にあり、前記第1リブよりも前記第1方向に長く延びるように前記パイプに沿うように形成されている、ことを特徴としてもよい。
この構成によると、並列に延びるパイプが第2リブより開放端側で第2方向に外側に広がるのを防止することができる。それによって、パイプを取り付けた際、より確実に所定の位置へ配置することができる。
また、前記一対の第3リブは、前記第1方向に関して、前記第2方向で互いに重ならないように配置されている、ことを特徴としてもよい。
この構成によると、一対の第3リブが、第1方向に関して、第2方向で互いに重なるように配置されているときよりも、パイプを仕切り壁の前面の第1リブ、第2リブおよび第3リブの間へと、容易に、小さな力で配設することができる。それによって冷蔵庫の組み付け作業を容易に行うことができる。
また、冷蔵庫は、前記第3リブよりも前記第1方向において前記開放端側にあり、並列に延びる前記パイプを前記第2方向に関して内側から広げるように並列に延びる前記パイプ間に配置された第4リブをさらに備える、ことを特徴としてもよい。
この構成によると、パイプの組み付け後に行われる、冷蔵庫本体や仕切り壁内への発泡剤の充填発泡の際、パイプの開放端側の位置をより確実に所定の位置へと配置することができる。それによって、仕切り壁の前面にカバーを取り付ける際、想定外の位置でパイプと干渉するのを避けることができる。したがって、カバーへの結露や消費電力の上昇を防ぐことができる。
また、外側から抑え込む各リブはそれぞれ、前記第2方向に関して、少なくとも一つの内側から広げるリブとの距離が前記パイプの外径よりも小さくなるように形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によると、パイプを各リブ間に配置するだけで、より強固に固定することができる。それによって、冷蔵庫の組み付け時、パイプ固定後の浮きなどを考慮する必要がなくなり、特殊なリブ形状を設けることなく、組み付け作業をより容易に行うことができる。
本開示に係る発明によれば、パイプを所定の位置へ容易に固定できるような形状を備える冷蔵庫を提供することができる。
図1は、本発明に係る実施形態の冷蔵庫の斜視図である。 図2は、冷蔵庫本体の仕切り壁の正面図である。 図3は、冷蔵庫本体の仕切り壁の斜視図である。 図4は、本発明に係る別の実施形態の冷蔵庫の側面断面図である。
図面を参照しつつ、本発明に係る冷蔵庫1の概要を説明する。図1は、本発明に係る実施形態の冷蔵庫の斜視図である。冷蔵庫1は、水平面に載置された状態において、冷蔵庫本体2、冷蔵庫本体2の前方部分に水平方向に回転可能に設けられた上側扉体3、および扉体の下側に水平方向に回転可能に設けられた下方扉体4を備える。上側扉体3および下方扉体4は、その左右いずれか一方に設けられたヒンジ5によってそれぞれの上部および下部を冷蔵庫本体2と結合され、当該ヒンジ5の軸を中心に回転する。
冷蔵庫本体2は、内壁10および外壁11を備える。内壁10と外壁11との間には断熱材12が充填され、冷蔵庫本体2の内部と外部とを断熱している。上側扉体3および下方扉体4も同様に、内壁10および外壁11を備え、内壁10と外壁11との間には断熱材12が充填され、上側扉体3等においても内部と外部とを断熱している。冷蔵庫本体2内部は、内壁10と仕切り壁13によって、上側扉体3をヒンジ軸中心に回転させて開くことができる冷蔵室14、下方扉体4をヒンジ軸中心に回転させて開くことができる冷凍室15に区画されている。
なお、本実施形態に係る冷蔵庫1において、下方扉体4をヒンジ軸中心に回転する扉体として記載しているが、前後方向に移動することができる引出式であってもよい。
図2は、冷蔵庫本体2の仕切り壁13の正面図である。図3は、冷蔵庫本体2の仕切り壁13の斜視図である。図2および図3において、仕切り壁13は、仕切り壁13の前面16に設けられたカバー17が取り外された状態で記載されている。図2において、一点鎖線は、記載されている構成部品の一部(図2では冷蔵庫の仕切り壁13の上下部分)を省略しているときの図示を省略した部分との境界部を表す。他の図においても同様である。仕切り壁13の前面16は、冷蔵室14および冷凍室15の開口と同じ方向に設けられている。図2において、前面16は左右方向に延びているが、例えば、上下方向に延びる場合もある。仕切り壁13は、その前面16にホットガスパイプ18を設けられる。ホットガスパイプ18は、例えば冷凍サイクルにおける凝縮器の一部を用いて構成し、凝縮器につながる圧縮機が作動しているときにその内部に高温の気体を流すことができる。それによって、ホットガスパイプ18と接触しているカバー17を温め、冷蔵室内や冷凍室内の温度と外気温との差によってカバー17が結露するのを防止することができる。
図2に示すように、本実施形態に係る冷蔵庫1において、仕切り壁13の前面16は、右側および左側が冷蔵庫本体へと延びるように構成されている。そして、ホットガスパイプ18が、冷蔵庫の左側側方から仕切り壁13の前面16へと配設されるように構成されている。ホットガスパイプ18は、当該前面16において、左側から右側へと略水平に延び、前面16の右側で折り返し、再度左側へと略水平に延びている。つまり、ホットガスパイプ18は、冷蔵庫本体2の仕切り壁13の前面16において、その左側側方から横向きにU字を描くように、右端の折り返し部以外は上下方向に並列に、略水平方向に延びるように配設されている。また、図示しないが、ホットガスパイプ18は、仕切り壁13の前面16から他の場所へと接続されるように、冷蔵庫本体2の左側側方の外壁11内に配設されている。
以下、図2における前面16の左側側方のようにホットガスパイプ18が開いている端部がある側を適宜「開放端側」19という。また、右側側方のようにホットガスパイプ18が折り返されている端部がある側を「閉鎖端側」20という。
仕切り壁13には、ホットガスパイプ18を仕切り壁13に容易に取り付けることができるように複数のリブが形成されている。まず、仕切り壁13は、少なくとも一対の第1リブ21を備える。第1リブ21は、上下方向に対となって配置されており、ホットガスパイプ18の位置に関して上下方向へのずれを防止するように構成されている。第1リブ21によって、ホットガスパイプ18の上下方向に関して位置を規制することができる。
図2に示すように、第1リブ21の対は、パイプが配設される左右方向に複数配置されてもよい。それによって、少なくとも上下方向に関して、ホットガスパイプ18をより適切に所定の位置(すわなち、設計時に意図していた位置)に配設することができる。一対の第1リブ21の少なくとも一つは、後述するリブの中で最も閉鎖端側20に配置されると好ましい。
また、仕切り壁13は、第2リブ22を備える。第2リブ22は、略水平方向に延びるように上下方向に並列に配設されている2列のホットガスパイプ18の内側に配置され、外側へ(すなわち、本実施形態においては上下方向へ)ホットガスパイプ18を押し広げるように構成されている。第2リブ22は、例えば、前述した最も閉鎖端側20にある1対の第1リブ21に対して開放端側19に配置されると好ましい。
このようにして、上下方向に並列に延びている2列のホットガスパイプ18を、少なくとも一対の第1リブ21により内側に抑え込み、第2リブ22により外側へと押し広げることで、ホットガスパイプ18を固定することができる。
さらに、仕切り壁13は、第3リブ23を備えてもよい。第3リブは、第1リブ21と同様に上下方向に対となって配置されている。第3リブ23は、前述した第2リブ22に対してさらに開放端側19に配置されると好ましい。それにより、第3リブ23は、第2リブ22によって広がる方向へと力を加えられたホットガスパイプ18が変形し、外側に広がりすぎないように内側へ向けて抑え込むことができる。
図2において第3リブ23がない場合、第2リブ22の左側に延びるホットガスパイプ18は、一旦外側へと広がり、そして、さらに開放端側19にある一対の第1リブ21の間に収まるように配置される可能性がある。つまり、図2における中央部分が上下に膨らむように、ホットガスパイプ18が配置される可能性がある。このような場合、例えば、U字状のホットガスパイプ18の開放端側19は、所定の位置よりも内側に配設されるなど、歪んだ位置に配置される可能性がある。これに対して、第3リブ23を設けることで、当該膨らみを防止することができ、ホットガスパイプ18を所定の位置へ配置することができる。
第3リブ23は、図2に示すように、ホットガスパイプ18に沿うように配置されると好ましい。また、第3リブ23は、パイプ18に沿って所定の長さ(例えば、1cm~4cm程度)を有するように構成されると好ましい。ホットガスパイプ18の水平方向の長さによっては、第1リブ21と同じように第3リブ23の対を複数設けてもよい。
さらに、第3リブ23の対は、水平方向に関して、上下方向に重なるような同等の位置に配置するよりも、上下方向に重ならない異なる位置へ配置する方が好ましい。これによって、ホットガスパイプ18を仕切り壁13の前面16の第1リブ21、第2リブ22および第3リブ23の間へと配設する際、より容易に、小さな力で配設することができる。
本実施形態における冷蔵庫1の仕切り壁13は、さらに第4リブ24を備える。第4リブ24は、図2に示すように、前述した第1リブ21、第2リブ22、第3リブ23よりもホットガスパイプ18の開放端側19に、すなわち、最も開放端側19に配置されると好ましい。第4リブ24は、第2リブ22と同じように、U字に配設されるホットガスパイプ18の内側に配置され、外側へ(すなわち、本実施形態においては上下方向へ)ホットガスパイプ18を押し広げるように構成されている。
冷蔵庫の組み付け順序を考慮すると、一般的に、ホットガスパイプ18を仕切り壁13に取り付けた後、冷蔵庫本体2の内壁10、外壁11間および仕切り壁13の内部に発泡剤を充填し発泡させる。したがって、発泡剤を充填する前に、ホットガスパイプ18を所定の位置へと固定する必要がある。図2に記載する本実施形態に係る冷蔵庫1の仕切り壁13において、第4リブ24が設けられていない場合、発泡剤の充填発泡前にホットガスパイプ18の開放端側19の位置が定まらず、カバー17を取り付ける際に干渉する可能性がある。
しかし、本実施形態に記載しているように第4リブ24を設けることで、発泡剤を充填し発泡させる前に、ホットガスパイプ18をより安定して所定の位置へ配設することができる。それによって、冷蔵庫を製造する際、組み付け作業を容易に行うことができるようになる。
このように並列に配置されたパイプを外側から抑えつけるリブ(第1リブおよび第3リブ)と、内側から広げるリブとを少なくとも部分的に交互に配置することで、冷蔵庫の組み付け作業時にパイプの位置がずれるのを防止し、また、特殊なリブ形状を設けることなくパイプを固定することができる。
ホットガスパイプ18を配設する経路が水平である場合、前述した、外側からホットガスパイプ18を挟み込む第1リブ21と第3リブ23はそれぞれ、内側からホットガスパイプ18を押し広げる第2リブ22と第4リブ24の少なくとも一つとの間の垂直方向の距離が、ホットガスパイプ18の外径よりも若干小さくなるように構成されると好ましい。具体的には、当該距離は、例えば、ホットガスパイプ18の外径よりも1mm~2mmほど小さくなるように構成されてもよい。それによって、特殊なリブ形状を設けることなく、ホットガスパイプ18は、各リブの間に配置するだけで、より強固に固定される。したがって、パイプ固定後の浮きなどを考慮する必要がなくなる。当然、ホットガスパイプ18を配設する経路が上下方向に関して変化する場合、それに応じてリブの位置が移動してもよい。
本実施形態に係るパイプ固定用リブ形状のような、ホットガスパイプ18を固定するための形状を仕切り壁13の前面16に設けない場合、発泡剤を充填発泡し、カバー17を取り付けるまで、パイプを仕切り壁13の前面16に固定することができない。したがって、従来、例えば粘着テープによってパイプ18を仕切り壁13の前面16へと貼り付けることで一時的に固定し、カバー17を取り付ける際に、当該テープを取り外すという作業が行われていた。この場合、当該テープを取り外す際に、パイプ18の浮きや位置のずれが発生し、パイプ18がカバー17に対して適切に接触せず、カバーに結露等が生じる可能性があった。また、冷蔵庫や冷凍庫内側へと熱が漏出し消費電力量が増加する可能性があった。
しかし、本実施形態に係るパイプ固定用リブ形状によれば、粘着テープを取り外す必要が無いため、当該取り外し時のパイプの位置のずれは発生しない。そのため、冷蔵庫の組み付け作業時にパイプ18の位置を適切に保持することができ、上述したような不具合の発生を防ぐことができる。また、粘着テープの貼り付け、取り外しを行う必要がなくなるため組み付け作業量を低減し、粘着テープの廃棄を削減することができる。したがって、製造コストを低減することができる。
また、ホットガスパイプ18を固定するための形状を仕切り壁13の前面16に設ける場合、本実施形態に係る複数のリブによる固定形状を形成することで、ホットガスパイプ18を固定するリブにパイプ18を固定するための爪形状を設けることなく、ホットガスパイプ18を確実に固定することができる。そのような爪形状は、金型の一般的な分離方向では形成できないアンダーカット形状となることが多いため、金型の費用が高くなる傾向にある。また、金型にアンダーカット形状を設けることが難しい場合もある。
図2および図3から分かるように、本実施形態に係る仕切り壁13の前面16は、上述した第1リブ21等のパイプ固定用リブの他に、仕切り壁13の前面16の剛性を確保、またはホットガスパイプ18の前後位置を調整するための前面リブ25が設けられている。当該前面リブ25と同様の方向にパイプ固定用リブを形成すれば、当該リブを作成する金型の分離方向でパイプ固定用リブを形成できる。そのため、そのような方向に形成した、本実施形態による冷蔵庫本体2の仕切り壁13のリブ形状によれば、アンダーカット形状がないため、金型の一般的な分離方向に分離するような形状に設計できる。また、固定形状を設けるために別の部品を用いる必要がない。したがって、コストを低減することができる。
また、仕切り壁13の前面16に取り付けるカバー17の結露を効率的に防止するためには、ホットガスパイプ18をカバー17と接触させ、熱を効率的に伝導させる必要がある。ここで、ホットガスパイプ18の外径は一般的に数mm~1cm程度である。したがって、仮にリブに爪形状を付けるとなると、当該爪形状は、パイプの外径の半分以下の大きさとなるため、非常に小さな形状となる。そのため、爪形状による固定形状を設けたとしても、爪が小さいために耐久性が低くなり、ホットガスパイプ18を仕切り壁13のリブの爪部に組み付ける際に破損する可能性があった。爪形状が破損した場合、固定する機能が失われるため、上記したテープによる固定と同様、パイプ18の浮きや位置のずれが発生し、パイプ18がカバー17に対して適切に接触せず、カバー17に結露等が生じる可能性があった。
しかし、本実施形態に係るパイプ固定用リブ形状によれば、このような爪形状を設ける必要が無いため、組み付け時に固定部の破損は発生しない。そのため、冷蔵庫の組み付け作業時にパイプ18の位置を適切に保持することができ、上述したような不具合の発生を防ぐことができる。
図4は、上述した実施形態とは異なり、第3リブが水平方向に関して上下方向に重なる位置に形成されている実施形態における、ホットガスパイプ18およびいくつかの上記リブ22、23が示されている、側面断面図である。図4に示されているように、ホットガスパイプ18とカバー17は、カバー17が仕切り壁13の前面16に取り付けられると接触するように構成されている。また、図4から明らかなように、ホットガスパイプ18は、各リブの間を、前方から後方へ取り付けることで、所定の位置へ固定することができる。
本実施形態において、ホットガスパイプは横方向にU字状に配設されているが、これに限定されるものではない。例えば、冷蔵庫の冷蔵室と冷凍室を区画する仕切り壁が水平方向に関する中央部分で上下方向に配置されている場合(すなわち縦方向に長く構成されている場合)、ホットガスパイプは、同様に縦向きにU字を描くように配設されてもよい。すなわち、縦方向に並列にホットガスパイプが延び、上側に開放端側19が、下側に閉鎖端側20(または、上側に閉鎖端側20、下側に開放端側19)が構成されるような形態であってもよい。この場合、ホットガスパイプの向きに合わせて、上述したリブの位置および向きも変更される。
本実施形態において、ホットガスパイプ18に関して説明したが、それ以外にも、並列に取り付けられるように配置されるパイプであれば、本発明に係るパイプの取り付け形状を適用可能である。
本発明は、例示された実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能である。
以上のように、本開示に係る発明によれば、パイプを所定の位置へより容易に固定できるような形状を備える冷蔵庫を提供することができるため、この種の冷蔵庫の産業分野において好適に利用できる。
1 冷蔵庫
2 冷蔵庫本体
13 仕切り壁
14 冷蔵室
15 冷凍室
16 前面
17 カバー
18 ホットガスパイプ
19 開放端側
20 閉鎖端側
21 第1リブ
22 第2リブ
23 第3リブ
24 第4リブ

Claims (5)

  1. 冷蔵庫本体、並びに前記冷蔵庫本体に収容された第1収納室、第2収納室、前記第1収納室と前記第2収納室との間に配置されて区画する仕切り壁、およびパイプを備え、
    前記仕切り壁は、前記パイプおよび前記パイプを覆うためのカバーを前面に設けられ、前記前面は、第1方向に延びて前記冷蔵庫本体の外周部と接続するように構成され、
    前記パイプは、U字状に形成され、前記仕切り壁の前記前面において、前記外周部と接続されている前記前面の一方が前記U字の開放端側となり、その反対側が前記U字の閉鎖端側となるように前記第1方向に延び、かつ前記前面に沿って前記第1方向と直交する第2方向に関して並列に延びており、
    前記仕切り壁は、並列に延びる前記パイプを、前記第2方向に関して外側から抑え込むように配置された少なくとも一対の第1リブと、少なくとも一つの前記一対の第1リブよりも前記第1方向に前記開放端側にあり、並列に延びる前記パイプを内側から広げるように並列に延びる前記パイプ間に配置された第2リブとを備えることを特徴とする、冷蔵庫。
  2. 前記冷蔵庫はさらに、並列に延びる前記パイプを前記第2方向に関して外側から抑え込むように配置された一対の第3リブを備え、前記一対の第3リブは、前記第2リブよりも前記第1方向に前記開放端側にあり、前記第1リブよりも前記第1方向に長く延びるように前記パイプに沿うように形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記一対の第3リブは、前記第1方向に関して、前記第2方向で互いに重ならないように配置されていることを特徴とする、請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記第3リブよりも前記第1方向において前記開放端側にあり、並列に延びる前記パイプを前記第2方向に関して内側から広げるように並列に延びる前記パイプ間に配置された第4リブをさらに備えることを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 外側から抑え込む各リブはそれぞれ、前記第2方向に関して、少なくとも一つの内側から広げるリブとの距離が前記パイプの外径よりも小さくなるように形成されていることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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