JP2022050037A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アシスト素子に対する弊害を回避し、アシスト素子の故障頻度を低減させる磁気ディスク装置を提供すること。【解決手段】磁気ディスク装置は、磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデータをライトする磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドが前記磁気ディスクへデータをライトする場合、アシスト素子を利用して前記データのライトをアシストするアシスト部と、前記アシスト素子に印加する電圧を制御する電圧制御部と、前記磁気ディスクに対して前記磁気ヘッドの位置決めをサーボデータに基づいて行うと共に、前記サーボデータに基づいて位置された前記磁気ヘッドの位置誤差データを取得する位置決め制御部と、を備える。前記電圧制御部は、前記位置誤差データに基づき、前記アシスト素子に印加する電圧を調整する。【選択図】図1

Description

実施形態は、磁気ディスク装置に関する。
データの記録を行う場合に、アシスト素子を利用して記録精度を向上させた磁気ディスク装置が知られている。
特開2012-14792号公報 特開2010-9671号公報 米国特許出願公開第2015/103437号明細書 米国特許出願公開第2019/279668号明細書
磁気ディスク装置において、外乱振動が加わった際のサーボ位置決め品質が悪い磁気ヘッドの場合、外乱が加わった場合のライトリトライ頻度が高くなる。これにより、磁気ディスク装置は、実ライトデータ長に対してアシスト素子、例えば、高周波素子への電圧印可時間が長くなる事態が生じる。このような事態が生じると、アシスト素子の劣化の進行が速くなる。
本発明が解決しようとする課題は、アシスト素子に対する弊害を回避し、アシスト素子の故障頻度を低減させる磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
一実施形態に係る、磁気ディスク装置は、磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデータをライトする磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドが前記磁気ディスクへデータをライトする場合、アシスト素子を利用して前記データのライトをアシストするアシスト部と、前記アシスト素子に印加する電圧を制御する電圧制御部と、前記磁気ディスクに対して前記磁気ヘッドの位置決めをサーボデータに基づいて行うと共に、前記サーボデータに基づいて位置された前記磁気ヘッドの位置誤差データを取得する位置決め制御部と、を備える。前記電圧制御部は、前記位置誤差データに基づき、前記アシスト素子に印加する電圧を調整する。
第1実施形態に係る磁気ディスク装置の制御ブロックの一例を示す図。 同実施形態に係る磁気ヘッドの記録ヘッド部のトラックセンター断面の一例を示す斜視図。 同実施形態に係る磁気ヘッドの記録ヘッド部分と磁気ディスクの一例を示す横断面図。 同実施形態に係るアシスト素子をSTO素子場合において、バイアス電圧を実際に通電しながらデータをライトする際のタイミングチャートの一例を示す図。 同実施形態に係るライトのリトライの説明をするための図。 同実施形態に係るSTO素子がエレクトロマイグレーションにより破断されデータが記録再生できなくなる故障率の関係の一例を示す図。 同実施形態に係るバイアス電圧に対するSTO素子10の平均寿命との関係の一例を示す図。 実施形態に係るPES(σ)/WOSに応じてSTO素子に印加するバイアス電圧(mV)の調整例を示す図。 同実施形態に係るPES(σ)/WOSに応じたSTO素子の素子故障率の一例を示す図。 第2実施形態に係るヘッドスタックアセンブリHSAの断面の一例を模式的に示す図。 実施形態に係るヘッドジンバルアセンブリが設けられた位置に対するPES(σ)/WOSの一例を示す図。 同実施形態に係るヘッドジンバルアセンブリが設けられた位置に対するSTO素子に印加するバイアス電圧の一例を示す図。 同実施形態に係るヘッドジンバルアセンブリが設けられた位置に対するSTO素子の素子故障率の一例を示す図。 第3実施形態に係る磁気ディスク装置の制御ブロックの一例を示す図。 同実施形態に係る熱アシスト部を有する磁気ヘッドの断面の構成の一例を示す図。 同実施形態に係るアシスト素子を光素子とした場合において、バイアス電圧を実際に通電しながらデータをライトする際のタイミングチャートの一例を示す図。 同実施形態に係るライトのリトライの説明をするための図。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
(第1実施形態)
図1は、磁気ディスク装置150の制御ブロックの一例を示す図である。なお、本実施形態では、データのライトに関する技術を説明するため、主としてデータのライトに関する構成、及び処理について詳細に説明し、データのリードに関する構成、及び処理についての詳細な説明は省略する。
図1に示すように、磁気ディスク装置150は、磁気ヘッド100、磁気ディスク200、プリントサーキットボード(PCB)300、プリアンプ400、及びボイスコイルモータ(VCM)500を有している。
磁気ヘッド100は、磁気ディスク200に対してデータのリード/ライトを行う。磁気ヘッド100の詳細は、図2,図3を参照して後述する。磁気ヘッド100は、リードヘッド、ライトヘッドに加え、データのライトをアシストするアシスト素子10(参照:図3)を有している。本実施形態では、アシスト素子としてSTO(スピントルクオシレータ:高周波)素子10を有する。つまり、磁気ヘッド100は、STO素子10を用いてデータのライトをアシストする高周波アシスト部を有している。
磁気ディスク200は、例えば、円板状に形成され非磁性体からなる基板を有している。基板の各表面には、下地層として軟磁気特性を示す材料からなる軟磁性層と、その上層部に、ディスク面に対して垂直方向に磁気異方性を有する磁気記録層と、その上層部に保護膜層とが記載の順に積層されている。このような構成により、磁気ディスク200は、データを記録・保持することできるようになっている。
プリントサーキットボード300は、データのリード/ライトを制御するR/Wチャネル、ホストとのインタフェースを構成するハードディスクコントローラ、及び磁気ディスク装置150内の各部を制御する主制御部が組み込まれた1チップの集積回路である。本実施形態では、プリントサーキットボード300は、これらハードウェアにより、記録データ生成部301、ライトゲート生成部302、バイアスゲート生成部303、位置決め性能毎電圧制御部304、及び位置決め制御部305という各機能ブロックを含む。
記録データ生成部301は、磁気ディスク200に記録するデータのライト信号を生成する。ライトゲート生成部302は、データを記録するタイミングで、ゲートをONするライトゲート信号を生成する。この記録データ生成部301のライト信号、及びライトゲート生成部302のライトゲート信号は、プリアンプ400に供給される。バイアスゲート生成部303は、STO素子10を用いてデータのライトを行うタイミングで、ゲートをONするバイアスゲート信号を生成する。位置決め性能毎電圧制御部304は、磁気ヘッド100の位置決め性能毎のSTO素子10に印加する電圧の大きさを決定する。ここで、位置決め性能は、位置決め制御部305から供給される位置誤差データに基づいて決定される。バイアスゲート生成部303が生成するバイアスゲート信号、及び位置決め性能毎電圧制御部304が決定する電圧の大きさは、プリアンプ400に供給される。
位置決め制御部305は、磁気ディスク200に対する磁気ヘッド100の位置決めを磁気ディスク2からリードするサーボデータに基づいて行うと共に、当該サーボデータに基づいて位置された磁気ヘッドの位置誤差データ(PES)を取得する。具体的には、位置決め制御部305は、サーボデータに基づく位置決め信号をボイスコイルモータ500に供給する。これにより、ボイスコイルモータ500が動作し、磁気ヘッド100が所望の位置に位置される。また、位置決め制御部305は、このように位置された磁気ヘッド100の位置が所望の位置からずれた量、つまり、位置誤差を示す位置誤差データを、位置決め信号が示す位置と、磁気ヘッド100から送信される位置データが示す実際の磁気ヘッド100の位置とに基づいて演算する。さらに、位置決め制御部305は、演算した位置誤差データを位置決め性能毎電圧制御部304に供給する。
プリアンプ400は、磁気ヘッド100のライトヘッドにライト信号を供給し、磁気ディスク1200へのデータのライトを行う。また、プリアンプ400は、磁気ヘッド100のリードヘッドがリードしたデータを増幅し、プリントサーキットボード300へ出力する。プリアンプ400は、ライトドライバ401、及びSTOバイアス電圧制御部402を有する。
ライトドライバ401は、記録データ生成部301から供給されるライト信号、及びライトゲート生成部302が生成するライトゲート信号に基づいて、磁気ヘッド100のライトヘッドにライト信号を供給する。これにより、磁気ディスク200にデータが記録される。STOバイアス電圧制御部402は、バイアスゲート生成部303が生成するバイアスゲート信号、及び位置決め性能毎電圧制御部304から供給される電圧の大きさに基づいて、STO素子10に印加する電圧を制御する。これにより、データのライトがアシストされる。
ボイスコイルモータ500は、位置決め制御部305から供給される位置決め信号に基づいて磁気ヘッド100の位置決めを行う。また、磁気ヘッド100の現在の位置を示す位置データが磁気ヘッド100から位置決め制御部305に出力される。
既述のような構成の磁気ディスク装置150において、ホストによりデータを記録するライトコマンドが発行され、磁気ディスク装置150がホストコマンドを受信した場合、プリントサーキットボード300内の記録データ生成部301からのライトデータと、ライトゲート生成部302からのライトゲート信号に基づいて、プリアンプ400内のライトドライバ401から磁気ヘッド100へ記録電流が通電され、磁気ディスク200へデータが記録される。また、STO素子10へのバイアス電圧に関しても、バイアス通電タイミングを決めるバイアスゲート信号に基づいてSTOバイアス電圧制御部402により磁気ヘッド100へ通電され、データのライト時にアシスト記録がされる。この際、位置決め性能毎電圧制御部304は、位置決め制御部305から送信される位置誤差データに基づき、必要に応じて、STOバイアス電圧制御部402の電圧の大きさを変調させる。ここで、電圧の変調の範囲については、位置決め性能毎電圧制御部304は、位置誤差データの分散値が最も小さい磁気ヘッド10のSTO素子10に印加する電圧を第1電圧とし、位置決め信号の分散値が最も大きい磁気ヘッド10のSTO素子10に印加する電圧を第2電圧とした場合、第1電圧が第2電圧以上となるようにSTO素子10に印加する電圧を調整することが望ましい。
図2は、磁気ヘッド100の記録ヘッド部のトラックセンター断面の一例を示す斜視図である。また、図3は、磁気ヘッド100の記録ヘッド部分と磁気ディスクの一例を示す横断面図である。
本実施形態の磁気ディスク200は、既述のように、ディスク面に対して垂直方向に異方性をもつ記録層を有する垂直記録媒体である。磁気ヘッド100は、記録用ヘッドと再生用ヘッドが分離された分離型磁気ヘッドである。記録ヘッド部は、高透磁率材料からなる主磁極1と、その主磁極1のトレーリング側に配置された垂直ヘッドの主磁極直下の軟磁性層を介して効率的に磁路を閉じるために設けられたリターン磁極2と、主磁極1に磁束を流すために主磁極及びリターン磁極2を含む磁路に巻きつくように配置された記録ヘッドコイル11と、リターン磁極2と主磁極1とに挟まれて配置されるアシスト素子であるSTO10から構成されている。
主磁極1には、第1の端子71が接続され、リターン磁極2には第2の端子72が接続されている。2つの記録ヘッドコイル11は互いに反対向きに巻かれており、記録ヘッドコイル11に交流電流が流れることにより、主磁極1が励磁される。また、磁気ヘッド100の記録再生時の磁気ディスク200の記録面に対する浮上量を制御するために記録素子部の奥行き側に配置される第1のヒータ6、及び、第1のリーダ75、この第1のリーダ75のシールド膜76,77を有する再生素子部の奥行き側に配置される第2のヒータ7が設けられる。なお、図3において、第1のリーダ75しか図示していないが、紙面方向の所定位置に第2のリーダが設けられてもよい。また、磁気ヘッド100は、非導電体3、接続部4、リーディング磁極5を有している。
図4は、アシスト素子をSTO素子10とした場合において、バイアス電圧を実際に通電しながらデータをライトする際のタイミングチャートの一例を示す図である。
図4において、データセクタ2~データセクタ4にデータを記録する場合、該当のタイミングでライトゲート信号が立ちあがり、ライト信号(ライト電流)が磁気ヘッド100へ通電される。また、STO素子10のバイアス電圧に関しては、STO素子10の応答性、及び電圧値が安定するまでの時間を考慮し、例えば、図4に示すように、ライトするデータセクタの1つ前のデータセクタ(つまり、データセクタ1)のタイミングでバイアスゲート(Vbゲート)信号が立ちあがり、データのライト完了後も1つ分のデータセクタ後(つまり、データセクタ5)のタイミングでバイアスゲート信号が立ち下がるように制御される。
一方で、データを記録しているとき磁気ディスク装置150に何らかの外乱振動が加わり、磁気ヘッド100の位置が所望のトラックからズレる場合もある。このような場合には、データの信頼性を担保するためにライトをリトライする必要性が生じる。図5は、このライトのリトライの説明をするための図である。
図5(a)に示すように、データセクタ2~データセクタ4にデータを記録しようとする場合において、データセクタ3にデータを記録した直後に、位置決め信号(PES)が、データをライトするトラックに隣接する隣接トラックの破損を防止するために設定されている閾値、つまり、ライトオフトラックスライス(WOS)を逸脱した場合、即座にデータセクタ4のライトを中断するようにライトゲート信号が制御される。つまり、ライトゲート生成部302から供給されるライトゲート信号が立下り、データのライトが停止される。
その後、図5(b)に示すように、磁気ディスク200の回転を待った後、改めて、残りのデータセクタ4へのデータの記録動作が再開される。しかしながら、前回WOSの逸脱を検出したデータセクタ3が適正にデータのライトがされていない可能性がある。このため、磁気ディスク装置150は、データセクタ4に加えてデータセクタ3も含めてデータを記録するように制御する。この際、STO素子10へのバイアス電圧は、既述の通り、電圧安定性を確保するため1データセクタ分のマージンをもつようにバイアスゲート信号が制御される。したがって、結果として、外乱振動が磁気ディスク装置150に加わる場合には、STO素子10に対して、図5(b)にTrで示される冗長なバイアス電圧印可時間が生じることになる。
外乱振動が多く、ライトのリトライが発動されやすい場合には、磁気ディスク装置150において、STO素子10へのバイアス電圧印可時間が長くなり、その結果、STO素子10へ負荷が加わりやすくなる。
図6は、磁気ディスク装置150に設定されるWOSと、位置誤差データ(PES(σ))との比に対する、保障年数(例えば、5年)内のSTO素子10へのバイアス通電時間、及び、長期通電に伴い、STO素子10がエレクトロマイグレーションにより破断されデータが記録再生できなくなる故障率の関係の一例を示す図である。
図6に示すように、磁気ディスク装置150に大きな外乱振動が加わっていない場合には、WOSを逸脱することによる通電時間が増大する影響は見られない。一方で、磁気ディスク装置150に大きな外乱振動が加わり、PES(σ)/WOSが0.4を超えてくるあたりになると徐々に通電時間が増大するとともにSTO素子10の素子故障率も増加する傾向となる。
ここで、図7は、バイアス電圧に対するSTO素子10の平均寿命との関係の一例を示す図である。
図7に示すように、バイアス電圧と、STO素子10の平均寿命とは、一定の関係を有する。そこで、本実施形態では、プリントサーキットボード300の位置決め性能毎電圧制御部304は、図7に示すバイアス電圧に対する平均素子寿命の傾向に基づき、位置決め性能悪化によるバイアス通電時間の増大比に応じて、平均寿命ターゲットを調整し、設定すべきバイアス電圧を変調するように制御する。
図8は、PES(σ)/WOSに応じてSTO素子10に印加するバイアス電圧(mV)の調整例を示す図である。
図8に示すように、図示左側のPES(σ)/WOSが0.1あたりの外乱振動が無しのタイミングからPES(σ)/WOS比が少しずつ大きくなる。本実施形態の技術を用いない他の技術によれば、PES(σ)/WOS比が大きくなってもバイアス電圧は一定のままである。つまり、外乱振動時の位置決め性能によらずSTO素子10に一定のバイアス電圧が印加される。これに対して、本実施形態では、PES(σ)/WOS比が大きくなるに従って、位置決め性能毎電圧制御部304は、STO素子10に印加するバイアス電圧を低減するように調整する。
図9は、PES(σ)/WOSに応じたSTO素子10の素子故障率(dppm)の一例を示す図である。
図9に示すように、既述の本実施形態の技術を用いない他の技術によれば(参照:図8)、図示左側のPES(σ)/WOSが0.1あたりの外乱振動が無しのタイミングから0.4あたりまでは、STO素子10の故障率が一定であるが、当該0.4を超え、磁気ディスク装置150が外乱振動の影響を受け、PES(σ)/WOS比が大きくなるに従って、STO素子10の故障率が大きくなる。これに対して、本実施形態では、PES(σ)/WOS比が大きくなるに従っても、STO素子10の故障率は一定である。
つまり、本実施形態によると、磁気ディスク装置150は、外乱振動の影響を受け、PES(σ)/WOS比が大きくなる場合でも、位置決め性能毎電圧制御部304の制御に基づいて、STOバイアス電圧制御部402がSTO素子10に印加する電圧をPES(σ)/WOS比が大きくなるに従って、STO素子10に印加するバイアス電圧を低減する。これにより、磁気ディスク装置150は、STO素子10の故障率の増大を抑制することができる。したがって、磁気ディスク装置150は、STO素子10に発生する弊害を回避し、STO素子10の故障頻度を低減させることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、磁気ディスク装置150Aに含まれるヘッドスタックアセンブリ(HSA)に組み込まれるヘッドジンバルアセンブリ(HGA)の位置に応じて生じる外乱振動の影響に基づいて、STO素子10に印加する電圧を調整する点が上記第1実施形態と異なっている。したがって、ヘッドジンバルアセンブリの位置応じて生じる外乱振動の影響に基づいて、STO素子10に印加する電圧を調整する処理について詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一構成には同一の符号を付し、これら構成については詳細な説明は省略する。
図10は、ヘッドスタックアセンブリHSAの断面の一例を模式的に示す図である。
図10においては、ヘッドスタックアセンブリHSAは、4枚の磁気ディスク200を有しており、4枚の磁気ディスク200の表裏それぞれにアクセスするようにヘッドジンバルアセンブリ701から708がこの順に設けられている。ヘッドジンバルアセンブリ701がトップカバー側に設けられており、ヘッドジンバルアセンブリ708がボトム(ベース)側に設けられている。また、各ヘッドジンバルアセンブリ701から708は、それぞれ磁気ヘッド100を含むスライダ600を先端に有している。さらに、各ヘッドジンバルアセンブリ701から708は、ボイスコイルモータ500により磁気ディスク200の所定位置にスライダ600を位置するように制御される。
このように構成されたヘッドジンバルアセンブリHSAに外乱振動が加わると、ボイスコイルモータ500自体がたわむ。この影響を受け、ヘッドジンバルアセンブリ701から708は、ヘッドスタックアセンブリHSAに設けられる位置に応じて位置決め性能に影響を及ぼす。
図11は、ヘッドジンバルアセンブリ701から708が設けられた位置に対するPES(σ)/WOSの一例を示す図である。
図11に示すように、ヘッドスタックアセンブリHSAの中心に近いヘッドジンバルアセンブリ704,705は、比較的位置決め性能が悪化していない。一方、この中心に近いヘッドジンバルアセンブリからトップ側、及びボトム側に位置するに従って、ヘッドジンバルアセンブリの位置決め性能が大きく悪化する。したがって、ヘッドスタックアセンブリHSA内のヘッドジンバルアセンブリ701から708の位置に応じて、STO素子10に印加する電圧を調整しない場合、トップ側と、ボトム側のSTO素子10が破損しやすくなる。
図12は、ヘッドジンバルアセンブリ701から708が設けられた位置に対するSTO素子10に印加するバイアス電圧の一例を示す図である。
図12に示すように、本実施形態と異なる他の技術によると、ヘッドジンバルアセンブリ701から708が設けられた位置が異なっていても一定のバイアス電圧をSTO素子10に印加する。一方、本実施形態の技術によると、ヘッドジンバルアセンブリ701から708が設けられた位置がトップ側、及びボトム側の場合、位置決め性能毎電圧制御部304の制御に基づいて、STOバイアス電圧制御部402は、STO素子10に印加する電圧を低減するように調整する。
図13は、ヘッドジンバルアセンブリ701から708が設けられた位置に対するSTO素子10の素子故障率の一例を示す図である。
図13に示すように、既述の本実施形態の技術を用いない他の技術によれば(参照:図12)、ヘッドジンバルアセンブリ701から708が設けられた位置がトップ側、及びボトム側の場合、STO素子10の故障率が上昇する。これに対して、本実施形態では、ヘッドジンバルアセンブリ701から708が設けられた位置に依存せず、STO素子10の故障率は、略一定に保たれる。つまり、本実施形態によると、磁気ディスク装置150は、外乱振動の影響を受け、ヘッドジンバルアセンブリ701から708が設けられた位置がトップ側、及びボトム側の場合、位置決め性能が悪化する。このような場合でも、ヘッドジンバルアセンブリ701から708が設けられた位置がトップ側、及びボトム側のSTO素子10に印加する電圧を低減することにより、磁気ディスク装置150は、STO素子10の故障率の増大を抑制することができる。したがって、磁気ディスク装置150は、STO素子10に発生する弊害を回避し、STO素子10の故障頻度を低減させることができる。
また、位置決め性能毎電圧制御部304は、STO素子10に印加する電圧の大きさを以下のように制御してもよい。トップカバー側に最も近いヘッドジンバルアセンブリ701の磁気ヘッド100のデータのライトをアシストするSTO素子10に印加する電圧と、ベース側に最も近いいヘッドジンバルアセンブリ708の磁気ヘッド100のデータのライトをアシストするSTO素子10に印加する電圧との平均値を第3電圧とし、それ以外のヘッドジンバルアセンブリ702~707の磁気ヘッド100のデータのライトをアシストするSTO素子10に印加する電圧を第4電圧とした場合、位置決め性能毎電圧制御部304は、第4電圧が第3電圧以上となるように、STO電圧制御部402がSTO素子10に印加する電圧の大きさを調整するようにしてもよい。
さらに、本実施形態の技術と、既述の第1実施形態との技術を組み合わせることも可能である。つまり、位置決め性能毎電圧制御部304の制御に基づいて、STOバイアス電圧制御部402がSTO素子10に印加する電圧をPES(σ)/WOS比が大きくなるに従って、STO素子10に印加するバイアス電圧を低減する。さらに、位置決め性能毎電圧制御部304の制御に基づいて、STOバイアス電圧制御部402がヘッドジンバルアセンブリ701から708が設けられた位置がトップ側、及びボトム側のSTO素子10に印加する電圧を低減するようにする。これにより、磁気ディスク装置150が外乱振動の影響を受けたときに、磁気ディスク装置150は、さらにSTO素子10に発生する弊害を回避し、STO素子10の故障頻度を低減させることができる。
(第3実施形態)
本実施形態は、磁気ヘッド100がデータをライトするときに当該データのライトをアシストする構成が光素子を用いてアシストする熱アシスト部となっている点が既述の第1と異なっている。したがって、熱アシスト部に関する構成等について詳細な説明をする。なお、第1実施形態と同一構成には同一の符号を付し、これら構成については詳細な説明は省略する。
図14は、磁気ディスク装置150Aの制御ブロックの一例を示す図である。図1と比較すると、STOバイアス電圧制御部402に代えて、光素子電圧制御部403が設けられている。光素子電圧制御部403は、後述する光素子に印加する電圧を制御する。
図15は、熱アシスト部を有する磁気ヘッド100Aの断面の構成の一例を示す図である。
図15に示すように、図3の場合と比較すると、図示左側に、リターン磁極2、非導電体3、接続部4、第1の端子71、及び第2の端子72等に代えて、光源20、導光路21、及び光素子(近接場光素子)22が設けられている。光源20から発光されたレーザ光が導光路21を介して光素子22に導かれる。この際、光素子電圧制御部403により印加される電圧に基づいて光素子22が動作し、磁気ヘッド100のライトヘッドのデータのライトをアシストする構成になっている。
図16は、アシスト素子を光素子22とした場合において、バイアス電圧を実際に通電しながらデータをライトする際のタイミングチャートの一例を示す図である。
図16において、データセクタ2~データセクタ4にデータを記録する場合、該当のタイミングでライトゲート信号が立ちあがり、ライト信号(ライト電流)が磁気ヘッド100へ通電される。また、光素子22に印加するiLD電圧に関しては、光素子22の応答性、及び電圧値が安定するまでの時間を考慮し、例えば、図16に示すように、ライトするデータセクタの1つ前のデータセクタ(つまり、データセクタ1)のタイミングでバイアスゲート(iLDゲート)信号が必要電圧の半分程度立ちあがり、この後、データセクタ2~4に対応するタイミングでさらに立ち上がりと既述の半分程度まで立ち下がる処理を繰り返し、データのライト完了後も1つ分のデータセクタ後(つまり、データセクタ5)のタイミングまで既述の半分程度立ち上がりを継続し、データセクタ4を経過したタイミングでバイアスゲート信号が立ち下がるように制御される。
一方で、データを記録しているとき磁気ディスク装置150Aに何らかの振動が加わり、第1実施形態と同様に、磁気ヘッド100の位置が所望のトラックからズレる場合もある。このような場合には、データの信頼性を担保するためにライトをリトライする必要性が生じる。図17は、このライトのリトライの説明をするための図である。
図17(a)に示すように、データセクタ2~データセクタ4にデータを記録しようとする場合において、データセクタ3にデータを記録した直後に、位置決め信号(PES)が、隣接トラックの破損を防止するために設定されているライトオフトラックスライス(WOS)を逸脱した場合、即座にデータセクタ4のライトを中断するようにライトゲート信号が制御される。つまり、ライトゲート生成部302から供給されるライトゲート信号が立下り、データのライトが停止される。
その後、図17(b)に示すように、磁気ディスク200の回転を待った後、改めて、残りのデータセクタ4へのデータの記録動作が再開されるが、第1実施形態と同様に、前回WOSの逸脱を検出したデータセクタ3が適正にデータのライトがされていない可能性がある。このため、データセクタ4に加えてデータセクタ3も含めてデータを記録するように制御される。この際、光素子22へのバイアス電圧は、既述の通り、電圧安定性を確保するため1データセクタ分のマージンをもつようにバイアスゲート信号が制御される。したがって、結果として、外乱振動が磁気ディスク装置150Aに加わる場合には、光素子22に対して、図17(b)にTrで示される冗長なバイアス電圧印可時間が生じることになる。
外乱振動が多く、ライトのリトライが発動されやすい場合には、磁気ディスク装置150Aにおいて、バイアス電圧印可時間が長くなり光素子22へ負荷が加わりやすくなる。したがって、アシスト素子として光素子22を用いた磁気ディスク装置150Aの場合においても、光素子電圧制御部403が、既述のSTO素子10電圧制御部402と同様に、光素子電圧制御部403が光素子22に印加する電圧をPES(σ)/WOS比が大きくなるに従って、光素子22に印加するバイアス電圧を低減し、又は/及び、ヘッドジンバルアセンブリ701から708が設けられた位置がトップ側、及びボトム側の光素子22に印加する電圧を低減するようにする。これにより、磁気ディスク装置150Aが外乱の影響を受けたときに、磁気ディスク装置150Aは、光素子22に発生する弊害を回避し、光素子22の故障頻度を低減させることができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…STO素子、22…光素子、100…磁気ヘッド100,150A…磁気ディスク装置、200…磁気ディスク、300…プリントサーキットボード(PCB)、301…記録データ生成部、302…ライトゲート生成部、303…バイアスゲート生成部、304…位置決め性能毎電圧制御部、305…位置決め制御部、400…プリアンプ、401…ライトドライバ、402…STOバイアス電圧制御部、403…光素子電圧制御部、500…ボイスコイルモータ

Claims (9)

  1. 磁気ディスクと、
    前記磁気ディスクにデータをライトする磁気ヘッドと、
    前記磁気ヘッドが前記磁気ディスクへデータをライトする場合、アシスト素子を利用して前記データのライトをアシストするアシスト部と、
    前記アシスト素子に印加する電圧を制御する電圧制御部と、
    前記磁気ディスクに対して前記磁気ヘッドの位置決めをサーボデータに基づいて行うと共に、前記サーボデータに基づいて位置された前記磁気ヘッドの位置誤差データを取得する位置決め制御部と、
    を備え、
    前記電圧制御部は、前記位置誤差データに基づき、前記アシスト素子に印加する電圧を調整する、
    磁気ディスク装置。
  2. 前記電圧制御部は、前記位置決め制御部が演算する前記位置誤差データが位置決め性能の悪化を示す所定値を超えた場合、前記アシスト素子に印加する電圧を調整する、
    磁気ディスク装置。
  3. 前記位置誤差データが前記所定値を超えた場合、前記電圧制御部が前記アシスト素子に印加する電圧の大きさを調整する電圧調整制御部を備え、
    前記電圧制御部は、前記電圧調整制御部の制御に基づいて、前記アシスト素子に印加する電圧の大きさを決定する、
    請求項2に記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記電圧調整制御部は、前記位置誤差データに基づき、位置誤差が大きくなるに従って、前記アシスト素子に印加する電圧を小さくするように前記電圧制御部の電圧の大きさを調整する、
    請求項3に記載の磁気ディスク装置。
  5. 前記アシスト素子に印加する電圧を小さくする量は、前記アシスト素子に印加される電圧に対する前記アシスト素子の平均素子寿命の傾向に基づいて定められる、
    請求項4に記載の磁気ディスク装置。
  6. 前記位置誤差データの分散値が最も小さい前記磁気ヘッドの前記アシスト素子に印加する電圧を第1電圧とし、前記分散値が最も大きい前記磁気ヘッドの前記アシスト素子に印加する電圧を第2電圧とした場合、
    前記電圧調整制御部は、前記第1電圧が前記第2電圧以上となるように前記電圧制御部が前記アシスト素子に印加する電圧の大きさを調整する、
    請求項2に記載の磁気ディスク装置。
  7. 前記磁気ディスク、及び前記磁気ディスクの組を3つ以上有し、当該3つ以上の組は、トップカバーと、ベースとを含む筐体に収納され、
    前記トップカバー側に最も近い前記磁気ヘッドの前記アシスト素子に印加する電圧と、前記ベース側に最も近い前記磁気ヘッドの前記アシスト素子に印加する電圧と、の平均値を第3電圧、それ以外の前記磁気ヘッドの前記アシスト素子に印加する電圧の平均値を第4電圧とした場合、
    前記電圧調整制御部は、前記第4電圧が前記第3電圧以上となるように前記電圧制御部が前記アシスト素子に印加する電圧の大きさを調整する、
    請求項2に記載の磁気ディスク装置。
  8. 前記アシスト素子は、高周波を発振するスピントルクオシレータ素子であり、
    前記アシスト部は、前記スピントルクオシレータ素子を用いて前記データのライトをアシストする高周波アシスト部である、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の磁気ディスク装置。
  9. 前記アシスト素子は、レーザ光を発光する光素子であり、
    前記アシスト部は、前記光素子を用いて前記データのライトをアシストする熱アシスト部である、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の磁気ディスク装置。
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