JP2022049770A - 乾燥モジュールおよび基板処理装置 - Google Patents

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阿沙葵 眞継
Asao Matsugi
賢一 赤澤
Kenichi Akazawa
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Abstract

【課題】基板に対する気体の噴射に起因して生じる基板のばたつきを抑制する。【解決手段】乾燥モジュールは、基板WFを搬送するように構成された搬送機構と、搬送機構によって搬送される基板WFの表面に対して気体を噴射するように構成された第1の乾燥ノズル530a-1と、基板WFの搬送経路を挟んで第1の乾燥ノズル530a-1に対向して配置され、搬送機構によって搬送される基板WFの裏面に対して気体を噴射するように構成された第2の乾燥ノズル530b-1と、第1の乾燥ノズル530a-1の先端部の基板搬送上流側に隣接して配置された整流部材560であって、搬送機構によって搬送される基板WFの表面に対向する第1の面560-1と、第1の面560-1の基板搬送下流側に接続され、第1の乾燥ノズル530a-1の先端部の側面に対向する第2の面560-2と、を有する整流部材560と、を含む。【選択図】図7

Description

本願は、乾燥モジュールおよび基板処理装置に関する。
半導体デバイスの製造に、基板の表面を平坦化するために基板処理装置が使用されている。半導体デバイスの製造に使用される基板は、多くの場合、円板形状である。また、半導体デバイスに限らず、CCL基板(Copper Clad Laminate基板)やPCB(Printed Circuit Board)基板、フォトマスク基板、ディスプレイパネルなどの四角形の基板の表面を平坦化する際の平坦度の要求も高まっている。
基板処理装置は、研磨処理および洗浄処理が行われた後の基板を乾燥させるための乾燥モジュールを備える。例えば特許文献1には、ローラで搬送される基板の表面および裏面に対して気体を噴射することによって基板に付着した液体を吹き飛ばして乾燥させる乾燥モジュールが開示されている。
特開2020-9987号公報
例えば特許文献1に開示されている従来技術は、基板に対する気体の噴射に起因して生じる基板のばたつきを抑制することについては考慮されていない。
すなわち、従来技術の乾燥モジュールは、基板を挟んで対向して配置された第1のノズルと第2のノズルを有し、第1のノズルは基板の表面に対して気体を噴射し、第2のノズルは基板の裏面に対して気体を噴射するように構成される。乾燥モジュールは、基板の表面および裏面の全体に対して気体を噴射できるように、基板が搬送されてくる少し前のタイミングで第1および第2のノズルから気体の噴射を開始する。したがって、基板がまだ搬送されてきていない状態では第1のノズルから噴射された気体と第2のノズルから噴射された気体とがぶつかり合い、その領域に乱流が発生する場合がある。この場合、乱流が発生している領域に基板が搬送されると、乱流によって基板の先端が上下にばたつき、基板が第1または第2のノズルに接触し、その結果、基板の乾燥が不完全になるおそれがある。
そこで、本願は、基板に対する気体の噴射に起因して生じる基板のばたつきを抑制することを1つの目的としている。
一実施形態によれば、基板を搬送するように構成された搬送機構と、前記搬送機構によって搬送される基板の表面に対して気体を噴射するように構成された第1の乾燥ノズルと、前記基板の搬送経路を挟んで前記第1の乾燥ノズルに対向して配置され、前記搬送機構によって搬送される基板の裏面に対して気体を噴射するように構成された第2の乾燥ノズルと、前記第1の乾燥ノズルまたは前記第2の乾燥ノズルの先端部の基板搬送上流側に隣接して配置された整流部材であって、前記搬送機構によって搬送される基板の表面または裏面に対向する第1の面と、前記第1の面の基板搬送下流側に接続され、前記第1の乾燥ノズルまたは前記第2の乾燥ノズルの先端部の側面に対向する第2の面と、を有する整流
部材と、を含む、乾燥モジュールが開示される。
一実施形態による基板処理装置の全体構成を示す平面図である。 一実施形態による搬送モジュールを模式的に示す側面図である。 一実施形態による搬送モジュールを示す斜視図である。 一実施形態による研磨モジュールを概略的に示す斜視図である。 一実施形態による乾燥モジュールを模式的に示す側面図である。 基板WFのばたつきが生じる状態を模式的に示す図である。 一実施形態による整流部材を模式的に示す側面図である。 一実施形態による整流部材を模式的に示す斜視図および断面図である。 一実施形態による整流部材を模式的に示す斜視図である。 一実施形態による整流部材の変形例を模式的に示す斜視図および断面図である。
以下に、本発明に係る乾燥モジュールおよび基板処理装置の実施形態を添付図面とともに説明する。添付図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号が付され、各実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。
図1は、一実施形態による基板処理装置1000の全体構成を示す平面図である。図1に示される基板処理装置1000は、ロードモジュール100、搬送モジュール200、研磨モジュール300、乾燥モジュール500、およびアンロードモジュール600を有する。図示の実施形態において、搬送モジュール200は、2つの搬送モジュール200A、200Bを有し、研磨モジュール300は、2つの研磨モジュール300A、300Bを有する。一実施形態において、これらの各モジュールは、独立に形成することができる。これらのモジュールを独立して形成することで、各モジュールの数を任意に組み合わせることで異なる構成の基板処理装置1000を簡易に形成することができる。また、基板処理装置1000は、制御装置900を備え、基板処理装置1000の各構成要素は制御装置900により制御される。一実施形態において、制御装置900は、入出力装置、演算装置、記憶装置などを備える一般的なコンピュータから構成することができる。
<ロードモジュール>
ロードモジュール100は、研磨および洗浄などの処理が行われる前の基板WFを基板処理装置1000内へ導入するためのモジュールである。一実施形態において、ロードモジュール100は、SMEMA(Surface Mount Equipment Manufacturers Association)の機械装置インタフェース規格(IPC-SMEMA-9851)に準拠するように構成される。
図示の実施形態において、ロードモジュール100の搬送機構は、複数の搬送ローラ202と、搬送ローラ202が取り付けられる複数のローラシャフト204とを有する。図1に示される実施形態においては、各ローラシャフト204には3つの搬送ローラ202が取り付けられている。基板WFは、搬送ローラ202上に配置され、搬送ローラ202が回転することで基板WFが搬送される。ローラシャフト204上の搬送ローラ202の取り付け位置は、基板WFを安定的に搬送することができる位置であれば任意とすることができる。ただし、搬送ローラ202は基板WFに接触するので、処理対象である基板WFに接触しても問題の無い領域に搬送ローラ202が接触するように配置すべきである。一実施形態において、ロードモジュール100の搬送ローラ202は、導電性ポリマーから構成することができる。一実施形態において、搬送ローラ202は、ローラシャフト2
04などを介して電気的に接地される。これは、基板WFが帯電して基板WF上の電子デバイス等を損傷することを防止するためである。
<搬送モジュール>
図2は一実施形態による搬送モジュール200を模式的に示す側面図である。図1に示される基板処理装置1000は、2つの搬送モジュール200A、200Bを備えている。2つの搬送モジュール200A、200Bは同一の構成とすることができるので、以下において、一括して搬送モジュール200として説明する。
図3は、一実施形態による搬送モジュール200を示す斜視図である。なお、図3においては、図示の明瞭化のために、後述する上搬送ローラ290およびその駆動機構は省略している。図2および図3に示すように、搬送モジュール200は、基板WFを搬送するための複数の搬送ローラ202を備えている。搬送ローラ202を回転させることで、搬送ローラ202上の基板WFを所定の方向に搬送することができる。搬送モジュール200の搬送ローラ202は、導電性ポリマーから形成されても、導電性のないポリマーから形成されてもよい。搬送ローラ202は、ローラシャフト204に取り付けられており、ギア206を介して、モータ208により駆動される。一実施形態において、モータ208はサーボモータとすることができ、ギア206は、歯車式とすることができるが、マグネットギアとすることもできる。また、図示の搬送モジュール200は、搬送中の基板WFの側面を支持するガイドローラ212を備える。
図2、3に示されるように、搬送モジュール200はプッシャ230を有する。プッシャ230は、複数の搬送ローラ202の上にある基板WFを、複数の搬送ローラ202から離れるように持ち上げることができるように構成される。またプッシャ230は、保持している基板WFを搬送モジュール200の搬送ローラ202に受け渡すことができるように構成される。
図2に示されるように、搬送モジュール200は、ストッパ220を有する。ストッパ220は、ストッパ移動機構222に接続されており、ストッパ220は搬送ローラ202上を移動する基板WFの搬送経路内に進入可能である。ストッパ220が基板WFの搬送経路内に位置しているときは、搬送ローラ202上を移動する基板WFの側面がストッパ220に接触し、移動中の基板WFをストッパ220の位置で停止させることができる。また、ストッパ220が基板WFの搬送経路から退避した位置にあるときは、基板WFは、搬送ローラ202上を移動することができる。ストッパ220による基板WFの停止位置は、プッシャ230が搬送ローラ202上の基板WFを受け取ることができる位置(基板受け渡し位置)である。
本実施形態の搬送モジュール200は、搬送ローラ202上の所定の位置における基板WFの存在の有無を検知するためのセンサ216を有する。センサ216は任意の形式のセンサとすることができ、例えば光学式のセンサとすることができる。図2に示される実施形態においては、センサ216は搬送モジュール200に7個(216a~216g)設けられている。一実施形態において、これらのセンサ216a~216gによる基板WFの検知に応じて、搬送モジュール200の動作を制御することができる。図2に示されるように、搬送モジュール200は、搬送モジュール200内に基板WFを受け入れるために開閉可能な入口シャッタ218を有する。
センサ216aは、搬送モジュール200の入口側に設けられる。センサ216aによって基板WFの後端が通過したことが確認されると、入口シャッタ218を閉じるようにすることができる。その後、センサ216aの下流側に配置されたセンサ216bにより基板WFの位置を監視しながら、搬送ローラ202で基板WFが搬送される。このときス
トッパ移動機構222によりストッパ220が基板WFの搬送経路内に移動されている。搬送ローラ202上を搬送されてきた基板WFは、ストッパ220に接触して停止する。また、センサ216cはストッパ220の位置に配置されており、センサ216cにより基板WFを検知すると搬送ローラ202の動作を停止する。ストッパ220の位置(基板受け渡し位置)で停止した基板WFは、プッシャ230を介して、研磨モジュール300のトップリング302に受け渡される。
図2、3に示される搬送モジュール200は、洗浄機構を有する。図2、3に示されるように、洗浄機構は洗浄ノズル284を有する。洗浄ノズル284は、搬送ローラ202の上側に配置される上洗浄ノズル284aと、下側に配置される下洗浄ノズル284bとを有する。上洗浄ノズル284aおよび下洗浄ノズル284bは、図示しない洗浄液の供給源に接続される。上洗浄ノズル284aは、搬送ローラ202上を搬送される基板WFの上面に洗浄液を供給するように構成される。下洗浄ノズル284bは、搬送ローラ202上を搬送される基板WFの下面に洗浄液を供給するように構成される。上洗浄ノズル284aおよび下洗浄ノズル284bは、搬送ローラ202上を搬送される基板WFの幅と同程度、またはそれ以上の幅を備え、基板WFが搬送ローラ202上を搬送されることで、基板WFの全面が洗浄されるように構成される。図2、図3に示されるように、洗浄機構は、搬送モジュール200の基板受け渡し領域よりも下流側に位置している。
図2に示されるように、プッシャ230による基板WFの受け渡しが行われない領域において、搬送ローラ202の上には上搬送ローラ290が配置されている。上搬送ローラ290は、動力源に接続されており、回転可能に構成されている。一実施形態において、上搬送ローラ290は、搬送ローラ202と同様にギア206およびモータ208により駆動されるように構成される。
<研磨モジュール>
図4は一実施形態による研磨モジュール300を概略的に示す斜視図である。図1に示される基板処理装置1000は、2つの研磨モジュール300A、300Bを備えている。2つの研磨モジュール300A、300Bは同一の構成とすることができるので、以下において、一括して研磨モジュール300として説明する。
図4に示されるように、研磨モジュール300は、研磨テーブル350と、トップリング302と、を備える。研磨テーブル350は、テーブルシャフト351に支持される。研磨テーブル350は、図示していない駆動部によって、矢印ACで示すように、テーブルシャフト351の軸心周りに回転するようになっている。研磨テーブル350には、研磨パッド352が貼り付けられる。トップリング302は、基板WFを保持して研磨パッド352に押圧する。トップリング302は、図示していない駆動源によって回転駆動される。基板WFは、トップリング302に保持されて研磨パッド352に押圧されることによって研磨される。
図4に示されるように、研磨モジュール300は、研磨パッド352に研磨液又はドレッシング液を供給するための研磨液供給ノズル354を備える。研磨液は、例えば、スラリである。ドレッシング液は、例えば、純水である。また、図4に示されるように、研磨テーブル350およびテーブルシャフト351には、研磨液を供給するための通路353が設けられている。通路353は、研磨テーブル350の表面の開口部355に連通している。研磨テーブル350の開口部355に対応する位置において研磨パッド352は貫通孔357が形成されており、通路353を通る研磨液は、研磨テーブル350の開口部355および研磨パッド352の貫通孔357から研磨パッド352の表面に供給される。また、研磨モジュール300は、研磨パッド352のコンディショニングを行うためのドレッサ356を備える。また、研磨モジュール300は、液体、又は、液体と気体との
混合流体、を研磨パッド352に向けて噴射するためのアトマイザ358を備える。アトマイザ358から噴射される液体は、例えば、純水であり、気体は、例えば、窒素ガスである。
トップリング302は、トップリングシャフト304によって支持される。トップリング302は、図示していない駆動部によって、矢印ABで示すように、トップリングシャフト304の軸心周りに回転するようになっている。また、トップリングシャフト304は、図示しない駆動機構により、上下方向に移動可能である。
基板WFは、トップリング302の研磨パッド352と対向する面に真空吸着によって保持される。研磨時には、研磨液供給ノズル354から、および/または研磨パッド352の貫通孔357から研磨パッド352の研磨面に研磨液が供給される。また、研磨時には、研磨テーブル350及びトップリング302が回転駆動される。基板WFは、トップリング302によって研磨パッド352の研磨面に押圧されることによって研磨される。
図4に示されるように、トップリングシャフト304は、アーム360に連結されており、アーム360は、回転軸362を中心に揺動可能である。基板WFの研磨中に、トップリング302が研磨パッド352の中心を通過するように、アーム360を固定あるいは揺動させてもよい。また、基板WFの研磨中に、基板WFが研磨パッド352の貫通孔357を覆うようにアーム360を固定または揺動させてもよい。図1に示されるように、揺動可能なアーム360により、トップリング302は、搬送モジュール200の方へ移動可能である。トップリング302が搬送モジュール200の基板受け渡し位置に移動することで、トップリング302は、プッシャ230から基板WFを受け取ることができる。また、トップリング302は、研磨モジュール300での基板WFの研磨後に、プッシャ230に基板WFを受け渡すことができる。
<乾燥モジュール>
乾燥モジュール500は、基板WFを乾燥させるための装置である。図1に示される基板処理装置1000においては、乾燥モジュール500は、研磨モジュール300で研磨された後に、搬送モジュール200の洗浄機構で洗浄された基板WFを乾燥させるためのモジュールである。図1に示されるように、乾燥モジュール500は、搬送モジュール200の下流に配置される。
図5は、一実施形態による乾燥モジュール500を模式的に示す側面図である。乾燥モジュール500は、基板WFを搬送するように構成された搬送機構210を含む。搬送機構210は、基板WFの搬送経路の下側において基板WFの搬送方向(図5中、矢印AAで示す)に沿って間隔をあけて配置された回転可能な複数のローラシャフト204を含む。また、搬送機構210は、基板WFの搬送経路の上側において基板WFの搬送方向(図5中、矢印AAで示す)に沿って間隔をあけて配置された回転可能な複数の上ローラシャフト291を含む。搬送機構210は、複数のローラシャフト204にそれぞれ取り付けられており、基板WFの表面(下面)を支持して搬送するように構成された搬送ローラ202を含む。また、搬送機構210は、複数の上ローラシャフト291にそれぞれ取り付けられており、搬送ローラ202とともに基板WFを挟持して搬送するように構成された上搬送ローラ290を含む。
一実施形態において、乾燥モジュール500の搬送ローラ202および上搬送ローラ290は、導電性ポリマーから構成することができる。搬送ローラ202および上搬送ローラ290は、ローラシャフト204および上ローラシャフト291などを介して電気的に接地される。これは、基板WFが帯電して基板WFを損傷することを防止するためである。搬送ローラ202および上搬送ローラ290は、搬送モジュール200において説明したものと同様にギア206およびモータ208により駆動されるので、構造および駆動機
構の詳細な説明を省略する。なお、本実施形態では、搬送機構210は、基板WFの表面(被研磨面)が下を向いた状態で基板WFを搬送する例を示したが、これに限らず、基板WFの搬送時の基板WFの向きは任意である。
図5に示される実施形態において、乾燥モジュール500は、搬送機構210によって搬送される基板WFに向けて気体を噴射するための乾燥ノズル530を有する。気体は、例えば圧縮された空気または窒素とすることができる。図示の実施形態において、乾燥ノズル530は、基板搬送路の下側に配置される第1の乾燥ノズル(下ノズル)530aと、基板搬送路の上側に配置される第2の乾燥ノズル(上ノズル)530bと、を有する。第1の乾燥ノズル530aは、搬送機構210によって搬送される基板WFの表面(下面)に気体を噴射するように配置される。また、第2の乾燥ノズル530bは、搬送機構210によって搬送される基板WFの裏面(上面)に気体を噴射するように配置される。
第1の乾燥ノズル530aおよび第2の乾燥ノズル530bは、それぞれローラシャフト204、291と平行に伸びており、搬送される基板WFの幅と同程度あるいはそれ以上の幅を有する。第1の乾燥ノズル530aおよび第2の乾燥ノズル530bは、基板WFの幅程度に伸びるスリット状の気体供給口を有し得る。これにより、第1の乾燥ノズル530aおよび第2の乾燥ノズル530bは、基板WFの全体に渡って気体を噴きつけることができる。乾燥モジュール500は、第1の乾燥ノズル530aおよび第2の乾燥ノズル530bを用いて基板WF上の水滴を吹き飛ばすことにより、基板WFを乾燥させることができる。
図5に示される実施形態では第1の乾燥ノズル530aは、基板WFの搬送方向の上流側から順番に3個の第1の乾燥ノズル530a-1,530a-2,530a-3を含む。第1の乾燥ノズル530a-1,530a-2,530a-3はそれぞれ、隣接する搬送ローラ202間に配置される。また、第2の乾燥ノズル530bは、基板WFの搬送方向の上流側から順番に3個の第2の乾燥ノズル530b-1,530b-2,530b-3を含む。第2の乾燥ノズル530b-1,530b-2,530b-3はそれぞれ、隣接する上搬送ローラ290間に配置される。このように本実施形態では第1の乾燥ノズル530aと第2の乾燥ノズル530bとの対が3対設けられているが、第1の乾燥ノズル530aおよび第2の乾燥ノズル530bの対の数は任意である。また、本実施形態では第1の乾燥ノズル530aおよび第2の乾燥ノズル530bから噴射される気体は、水滴除去効果を高めるために基板WFの搬送方向に対して逆らう方向を向いている。また、本実施形態では、第1の乾燥ノズル530aと第2の乾燥ノズル530bの傾斜角度は基板WFの搬送経路に対して線対称としているが、これに限らず、両者の傾斜角度は水滴除去効果を高めるために異ならせてもよい。
図5に示されるように、乾燥モジュール500の入口側には、入口シャッタ502が配置される。入口シャッタ502は、開閉可能に構成される。また、乾燥モジュール500は、搬送ローラ202上の所定の位置における基板WFの存在の有無を検知するためのセンサ504を有する。センサ504は任意の形式のセンサとすることができ、例えば光学式のセンサとすることができる。図5に示される実施形態においては、センサ504は乾燥モジュール500に3個(504a~504c)設けられている。一実施形態において、これらのセンサ504a~504cによる基板WFの検知に応じて、乾燥モジュール500の動作を制御することができる。例えば、乾燥モジュール500は、センサ504bによって基板WFの先端が検知されたら乾燥ノズル530から気体の噴射を開始するように構成される。
一実施形態において、乾燥モジュール500は、図5に示されるように、出口側に出口シャッタ540が配置されている。出口シャッタ540は、開閉可能に構成される。乾燥
モジュール500により基板WFが乾燥されると、出口シャッタ540を開いて乾燥後の基板WFを乾燥モジュール500の外へ搬送することができる。
乾燥モジュール500においては、第1の乾燥ノズル530aおよび第2の乾燥ノズル530bから基板WFに対して気体を噴射することに起因して基板WFのばたつきが生じる場合がある。図6は、基板WFのばたつきが生じる状態を模式的に示す図である。乾燥モジュール500は、基板WFの表面および裏面の全体に対して気体を噴射できるように、搬送方向(図6中、矢印AAで示す)に沿って搬送されてきた基板WFの先端がセンサ504bによって検知されたら乾燥ノズル530から気体の噴射を開始するように構成される。これにより、乾燥モジュール500は、基板WFが乾燥ノズル530による乾燥領域に搬送されてくる少し前のタイミングで第1の乾燥ノズル530aおよび第2の乾燥ノズル530bから気体の噴射を開始する。すると、基板WFがまだ搬送されてきていない状態では、例えば第1の乾燥ノズル530a-1から噴射された気体と第2の乾燥ノズル530b-1から噴射された気体とがぶつかり合う領域550に乱流が発生する場合がある。この場合、図6に示すように、乱流が発生している領域550に基板WFが搬送されると、乱流によって基板WFの先端が上下にばたつくおそれがある。特に近年は基板WFの薄型化が進む傾向があり、基板WFのばたつきは発生し易い。基板WFの先端がばたつくと基板WFが第1の乾燥ノズル530aまたは第2の乾燥ノズル530bに接触し、その結果、基板WFの乾燥が不完全になるおそれがある。
これに対して本実施形態の乾燥モジュール500は、整流部材を用いて基板WFのばたつきを抑制している。図7は、一実施形態による整流部材560を模式的に示す側面図である。図8は、一実施形態による整流部材560を模式的に示す斜視図および断面図である。図8(A)は、整流部材560の背面側の斜視図であり、図8(B)は、整流部材560の正面側の斜視図であり、図8(C)は、図8(B)のC-C線における断面図である。図9は、一実施形態による整流部材560を模式的に示す斜視図である。なお、図6,7においては、図示の明瞭化のために、第1の乾燥ノズル530a-3、第2の乾燥ノズル530b-3、およびこれらの前方のローラシャフト204、搬送ローラ202、上ローラシャフト291、上搬送ローラ290を省略している。
図7から図9に示すように、整流部材560は、ローラシャフト204と平行に伸びる棒状部材であり、第1の乾燥ノズル530a-1の先端部の基板搬送上流側に隣接して配置されている。整流部材560は、搬送ローラ202および上搬送ローラ290によって搬送方向(図7中、矢印AAで示す)に沿って搬送される基板WFの表面(被研磨面である下面)に対向する第1の面(上面)560-1と、第1の面560-1の基板搬送下流側に接続されており、第1の乾燥ノズル530a-1の先端部の側面に対向するように下側に向かって伸びる第2の面(下流側側面)560-2と、を有する。また、整流部材560は、第1の面560-1の基板搬送上流側に接続されており下側に向かって伸びる第3の面(上流側側面)560-3と、第2の面560-2の下端および第3の面560-3の下端に接続された第4の面(底面)560-4と、を有する。本実施形態において第1の乾燥ノズル530a-1の先端部の側面は、先端に向けて先細りするテーパ面530a-1aを有して形成されている。整流部材560の第2の面560-2は、第1の乾燥ノズル530a-1のテーパ面530a-1aと平行に対向する平行面560-2aを含む。
これにより、基板WFの表面と第1の面560-1との間に第1の流路564が形成される。また、第1の乾燥ノズル530a-1の先端のテーパ面530a-1aと第2の面560-2(平行面560-2a)との間に第2の流路566が形成される。第1の流路564および第2の流路566は、第1の乾燥ノズル530a-1から噴射された気体と第2の乾燥ノズル530b-1から噴射された気体とがぶつかり合う領域550に連通している。領域550においては気体がぶつかり合い圧力が高くなるので、領域550から
第1の流路564および第2の流路566を介して気体が流れることによって領域550の乱流が整流される。その結果、本実施形態の乾燥モジュール500によれば、領域550における乱流の発生が抑制されるので、基板WFに対する気体の噴射に起因して生じる基板WFのばたつきを抑制することができる。
なお、本実施形態では、整流部材560が第1の乾燥ノズル530a-1の先端部に対してのみ基板搬送上流側の近傍に隣接して配置される例を示したが、これに限定されず、整流部材560は、第2の乾燥ノズル530b-1の先端部の基板搬送上流側にのみ隣接して配置されてもよい。また、整流部材560は、第1の乾燥ノズル530a-1の先端部に隣接して、かつ、第2の乾燥ノズル530b-1の先端部に隣接してそれぞれ設けられてもよい。
また、本実施形態では、第1の乾燥ノズル530aおよび第2の乾燥ノズル530bの対が、基板WFの搬送方向に沿って複数対(3対)設けられている。本実施形態では、整流部材560は、複数対の第1の乾燥ノズル530aおよび第2の乾燥ノズル530bのうちの基板WFの搬送方向における最上流の対に対してのみ設けられている。これは、基板WFの搬送方向における最上流の対において乱流による基板WFのばたつきが発生しやすいためである。しかしながら、本実施形態に限定されず、整流部材560は、複数対の第1の乾燥ノズル530aおよび第2の乾燥ノズル530bのそれぞれに対して設けられていてもよい。
また、図7から図9に示すように、整流部材560の第1の面560-1の基板搬送方向における寸法は、隣接するローラシャフト204間の間隔よりも小さく形成されている。また、図7から図9に示すように、第3の面560-3は、整流部材560の基板搬送上流側に隣接する複数の搬送ローラ202の配置位置に対応する位置に複数の搬送ローラ202の形状に対応する形状の溝562を有する。整流部材560の基板搬送上流側に隣接する複数の搬送ローラ202は、搬送ローラ202の外周部が第3の面560-3の溝562内に位置するように配置される。整流部材560をこのように構成することによって、乾燥モジュール500を大型化させることなく乾燥性能を向上させることができる。すなわち、近年、基板WFは厚みが薄くなるとともに大型化しているので、搬送中の基板WFの撓みを防止するためにローラシャフト204間の間隔は狭くなっている。したがって、基板搬送方向における寸法が大きな整流部材を用いようとすると整流部材が搬送ローラ202に干渉するので好ましくない。これに対して、本実施形態のような整流部材560を用いることによって、搬送ローラ202と乾燥ノズル530を近接して配置できるため、大きくて薄い基板でも乾燥ノズル530からの風圧に負けずに安定して基板WFを搬送することができる。また、整流部材560を設けることによって乱流の発生を抑制することができるので、第1の乾燥ノズル530aおよび第2の乾燥ノズル530bから噴射される気体の流量または圧力を増加させることができ、その結果、乾燥性能を向上させることができる。
図10は、一実施形態による整流部材560の変形例を模式的に示す斜視図および断面図である。図10(A)は、変形例の整流部材570の斜視図であり、図10(B)は、図10(A)のB-B線における断面図である。図10(C)は、変形例の整流部材580の斜視図であり、図10(D)は、図10(C)のD-D線における断面図である。図7から図9において説明した整流部材560と同様の構成については説明を省略する。
図10(A),図10(B)に示すように、変形例の整流部材570は、第2の面570-2に開口し、整流部材570の内部を通って第3の面570-3に開口する複数の丸穴572を有していてもよい。複数の丸穴572は、整流部材570の伸びる方向に沿って所定の間隔で整列して配置され、第2の面570-2と第3の面570-3とを直線状
に貫通するように形成される。また、図10(C),図10(D)に示すように、変形例の整流部材580は、第2の面580-2に開口し、整流部材580の内部を通って第3の面580-3に開口する複数(本変形例では3個)の長穴582を有していてもよい。複数の長穴582は、整流部材580の伸びる方向に沿って所定の間隔で整列して配置され、第2の面580-2と第3の面580-3とを直線状に貫通するように形成される。
本変形例によれば、丸穴572または長穴582は、第1の乾燥ノズル530a-1から噴射された気体と第2の乾燥ノズル530b-1から噴射された気体とがぶつかり合う領域550に連通する第3の流路568となる。したがって、領域550に発生し得る乱流は、第1の流路564、第2の流路566、および第3の流路568を介して気体が流れることによって整流されるので、領域550における乱流の発生が抑制され、基板WFのばたつきをより抑制することができる。なお、本実施形態では丸穴572は、第2の面570-2と第3の面570-3とを貫通するように形成されているが、これに限られない。丸穴572は、第1の面570-1または第2の面570-2に開口し、整流部材570の内部を通って第1の面570-1または第2の面570-2以外の面、例えば、第3の面570-3または第4の面570-4に開口してもよい。長穴582についても同様である。
また、図10に示すように、整流部材570の第1の面570-1は、基板搬送下流側から基板搬送上流側に向かって高さが低くなるように傾斜させてもよい。第1の面570-1をこのように傾斜させることによって、基板WFから第1の面570-1に吹き飛ばされた水滴を流れ落ち易くすることができる。整流部材580の第1の面580-1についても同様である。
<アンロードモジュール>
アンロードモジュール600は、研磨および洗浄などの処理が行われた後の基板WFを基板処理装置1000の外へ搬出するためのモジュールである。図1に示される基板処理装置1000においては、アンロードモジュール600は、乾燥モジュール500で乾燥された後の基板を受け入れる。図1に示されるように、アンロードモジュール600は、乾燥モジュール500の下流に配置される。一実施形態において、アンロードモジュール600は、SMEMA(Surface Mount Equipment Manufacturers Association)の機械装置インタフェース規格(IPC-SMEMA-9851)に準拠するように構成される。
以上、いくつかの本発明の実施形態について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
本願は、一実施形態として、基板を搬送するように構成された搬送機構と、前記搬送機構によって搬送される基板の表面に対して気体を噴射するように構成された第1の乾燥ノズルと、前記基板の搬送経路を挟んで前記第1の乾燥ノズルに対向して配置され、前記搬送機構によって搬送される基板の裏面に対して気体を噴射するように構成された第2の乾燥ノズルと、前記第1の乾燥ノズルまたは前記第2の乾燥ノズルの先端部の基板搬送上流側に隣接して配置された整流部材であって、前記搬送機構によって搬送される基板の表面または裏面に対向する第1の面と、前記第1の面の基板搬送下流側に接続され、前記第1の乾燥ノズルまたは前記第2の乾燥ノズルの先端部の側面に対向する第2の面と、を有する整流部材と、を含む、乾燥モジュールを開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記整流部材は、前記第1の乾燥
ノズルまたは前記第2の乾燥ノズルのいずれか一方の先端部の基板搬送上流側にのみ隣接して配置される、乾燥モジュールを開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記搬送機構は、前記基板の搬送方向に沿って間隔をあけて配置された複数のローラシャフトと、前記複数のローラシャフトのそれぞれに取り付けられ前記基板を搬送するように構成された複数のローラと、を含んで構成され、
前記整流部材の前記第1の面の基板搬送方向における寸法は、前記複数のローラシャフトの隣接するローラシャフト間の間隔よりも小さい、乾燥モジュールを開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記整流部材は、前記第1の面の基板搬送上流側に接続された第3の面を含み、前記第3の面は、前記複数のローラの配置位置に対応する位置に前記複数のローラの形状に対応する形状の溝を有する、乾燥モジュールを開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記整流部材は、前記第1の面または前記第2の面に開口し、前記整流部材の内部を通って前記第1の面または前記第2の面以外の面に開口する穴を有する、乾燥モジュールを開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記第1の面は、基板搬送下流側から基板搬送上流側に向かって高さが低くなるように傾斜して形成される、乾燥モジュールを開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記第1の乾燥ノズルまたは前記第2の乾燥ノズルの先端部の側面は、先端に向けて先細りするテーパ面を有し、前記整流部材の前記第2の面は、前記テーパ面と平行に対向する平行面を含む、乾燥モジュールを開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記第1の乾燥ノズルおよび前記第2の乾燥ノズルの対は、前記基板の搬送方向に沿って複数対設けられ、前記整流部材は、前記複数対の前記第1の乾燥ノズルおよび前記第2の乾燥ノズルのうちの前記基板の搬送方向における最上流の対の前記第1の乾燥ノズルまたは前記第2の乾燥ノズルの先端の近傍に配置される、乾燥モジュールを開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、基板を研磨するように構成された研磨モジュールと、前記研磨モジュールによって研磨された基板を搬送するように構成された搬送モジュールと、前記搬送モジュールによって搬送された基板を乾燥させるように構成された上記に記載のいずれかの乾燥モジュールと、を含む、基板処理装置を開示する。
202 搬送ローラ
204 ローラシャフト
210 搬送機構
290 上搬送ローラ
291 上ローラシャフト
500 乾燥モジュール
530 乾燥ノズル
530a-1,530a-2,530a-3 第1の乾燥ノズル
530a-1a テーパ面
530b-1,530b-2,530b-3 第2の乾燥ノズル
560,570,580 整流部材
560-1 第1の面
560-2 第2の面
560-2a 平行面
560-3 第3の面
560-4 第4の面
562 溝
564 第1の流路
566 第2の流路
568 第3の流路
572 丸穴
582 長穴
1000 基板処理装置
WF 基板

Claims (9)

  1. 基板を搬送するように構成された搬送機構と、
    前記搬送機構によって搬送される基板の表面に対して気体を噴射するように構成された第1の乾燥ノズルと、
    前記基板の搬送経路を挟んで前記第1の乾燥ノズルに対向して配置され、前記搬送機構によって搬送される基板の裏面に対して気体を噴射するように構成された第2の乾燥ノズルと、
    前記第1の乾燥ノズルまたは前記第2の乾燥ノズルの先端部の基板搬送上流側に隣接して配置された整流部材であって、前記搬送機構によって搬送される基板の表面または裏面に対向する第1の面と、前記第1の面の基板搬送下流側に接続され、前記第1の乾燥ノズルまたは前記第2の乾燥ノズルの先端部の側面に対向する第2の面と、を有する整流部材と、
    を含む、乾燥モジュール。
  2. 前記整流部材は、前記第1の乾燥ノズルまたは前記第2の乾燥ノズルのいずれか一方の先端部の基板搬送上流側にのみ隣接して配置される、
    請求項1に記載の乾燥モジュール。
  3. 前記搬送機構は、前記基板の搬送方向に沿って間隔をあけて配置された複数のローラシャフトと、前記複数のローラシャフトのそれぞれに取り付けられ前記基板を搬送するように構成された複数のローラと、を含んで構成され、
    前記整流部材の前記第1の面の基板搬送方向における寸法は、前記複数のローラシャフトの隣接するローラシャフト間の間隔よりも小さい、
    請求項1または2に記載の乾燥モジュール。
  4. 前記整流部材は、前記第1の面の基板搬送上流側に接続された第3の面を含み、
    前記第3の面は、前記複数のローラの配置位置に対応する位置に前記複数のローラの形状に対応する形状の溝を有する、
    請求項3に記載の乾燥モジュール。
  5. 前記整流部材は、前記第1の面または前記第2の面に開口し、前記整流部材の内部を通って前記第1の面または前記第2の面以外の面に開口する穴を有する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の乾燥モジュール。
  6. 前記搬送機構は、前記基板の表面を下に向けた状態で前記基板を搬送するように構成され、
    前記整流部材は、前記第1の乾燥ノズルの先端部の基板搬送上流側に隣接して配置され、
    前記第1の面は、基板搬送下流側から基板搬送上流側に向かって高さが低くなるように傾斜して形成される、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の乾燥モジュール。
  7. 前記第1の乾燥ノズルまたは前記第2の乾燥ノズルの先端部の側面は、先端に向けて先細りするテーパ面を有し、
    前記整流部材の前記第2の面は、前記テーパ面と平行に対向する平行面を含む、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の乾燥モジュール。
  8. 前記第1の乾燥ノズルおよび前記第2の乾燥ノズルの対は、前記基板の搬送方向に沿って複数対設けられ、
    前記整流部材は、前記複数対の前記第1の乾燥ノズルおよび前記第2の乾燥ノズルのうちの前記基板の搬送方向における最上流の対の前記第1の乾燥ノズルまたは前記第2の乾燥ノズルの先端の近傍に配置される、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の乾燥モジュール。
  9. 基板を研磨するように構成された研磨モジュールと、
    前記研磨モジュールによって研磨された基板を搬送するように構成された搬送モジュールと、
    前記搬送モジュールによって搬送された基板を乾燥させるように構成された請求項1から8のいずれか一項に記載の乾燥モジュールと、
    を含む、基板処理装置。
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