JP2022045419A - 溶接治具、レーザ溶接装置および溶接アッセンブリの製造方法 - Google Patents

溶接治具、レーザ溶接装置および溶接アッセンブリの製造方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022045419000001
【課題】レーザ溶接を良好な品質で実施できる溶接治具および溶接アッセンブリの製造方法を提供する。
【解決手段】溶接治具10は、上治具10aと下治具10bとを含む。上治具10aには複数の溶接用開口10a1、10a2が設けられる。溶接治具10には、上側ワーク保持部12aと下側ワーク保持部12bと「シールドガス流路」とが設けられている。「シールドガス流路」は、溶接治具10においてシールドガスG1の通り道となる部位である。「シールドガス流路」は、シールドガス入口10b1、10b2と下側ガス流通溝13bと隙間h1と上側ガス流通溝13aと溶接用開口10a1、10a2とで構築される。
【選択図】図1

Description

本開示は、溶接治具、レーザ溶接装置および溶接アッセンブリの製造方法に関する。
特開平7-68397号公報に記載されているように、シールドガス雰囲気において溶接部にレーザを照射する技術がある。この技術では、減圧室の上面から溶接部へレーザ光を照射し、減圧室の一側面からシールドガスを導入している。シールドガスを用いることで良好な品質のレーザ溶接を得やすい利点がある。
レーザ溶接が施されるワークには様々なものがある。ワークの一例には、燃料電池セパレータも含まれる。一例として、特開2015-138745号公報には、燃料電池部品であるセパレータをエネルギー線で溶接する技術が記載されている。この公報の技術は、金属セパレータの外周およびマニホールド部をエネルギー線の照射によって溶接している。
特開平7-68397号公報 特開2015-138745号公報
上記引用文献の技術では、ある程度の容積を持つ減圧室に、一方向からシールドガスを送り込んでいる。しかしながら、この技術では、少ない濃度ムラでシールドガスを溶接部へと届けにくい。減圧室内でシールドガスの濃度が不均一となると、濃度ムラが溶接品質を低下させるおそれがある。
本開示は、レーザ溶接を良好な品質で実施できる溶接治具、レーザ溶接装置および溶接アッセンブリの製造方法を提供する。
溶接治具の一態様は、ワークの溶接部を露出させる溶接用開口と、前記溶接用開口のまわりに設けられ前記ワークに接するワーク保持部と、一の側が前記ワーク保持部を貫いて前記溶接用開口に達し他の側からシールドガス供給装置からのシールドガスを受け入れることで前記シールドガスを前記溶接用開口にみちびくシールドガス流路と、が設けられたものである。
レーザ溶接装置の一態様は、レーザ照射装置と、シールドガス供給装置と、溶接されるべきワークを保持する溶接治具と、を備え、前記溶接治具には、前記レーザ照射装置のレーザ光を受け入れる溶接用開口と、前記溶接用開口のまわりに設けられたワーク保持部と、一の側が前記ワーク保持部を貫いて前記溶接用開口に達し他の側から前記シールドガス供給装置からのシールドガスを受け入れることで前記シールドガスを前記溶接用開口にみちびくシールドガス流路と、が設けられる。
溶接アッセンブリの製造方法の一態様は、溶接治具によりワークを保持し前記溶接治具に設けた溶接開口から前記ワークの溶接部を露出させる段階と、前記溶接治具に設けたシールドガス流路を介してシールドガス供給装置から前記溶接用開口にシールドガスをみちびくとともに前記溶接用開口から溶接レーザ光を前記溶接部に当てる段階と、を備える。
溶接用開口へ達するシールドガス流路が溶接治具に設けられるので、シールドガス流路でレーザ光を遮らずにシールドガスを溶接部へと導きやすい。このため良好な溶接品質を得やすい利点がある。
実施の形態のレーザ溶接装置、溶接用治具装置および溶接治具の構成を表す正面図である。 実施の形態の溶接用治具装置および溶接治具の構成を表す斜視図である。 実施の形態の溶接用治具装置および溶接治具の構成を表す平面図である。 図3のP-P線に沿う断面を表す断面図である。 実施の形態の溶接用治具装置が持つベースの構成を表す斜視図である。 図3のA-A線に沿う断面を表す斜視断面図である。 図6のQ部を拡大した斜視断面図である。 実施の形態の溶接治具が備える下治具の構成を表す斜視図である。 図3のB-B線に沿う断面を表す斜視断面図である。 シール部材の近傍位置における溶接治具の断面を表す斜視断面図である。
実施の形態において、いくつかの図には、三次元直交座標系を構築するXYZ座標軸が図示される。XYZ座標軸は、実施の形態の構成を説明しやすくするために導入される便宜上のものである。Z軸方向は、溶接治具10およびワーク6の高さ方向あるいは厚さ方向に対応しており、以下便宜上「高さ方向z」あるいは「厚さ方向z」とも称する。X軸とY軸とで構成されるXY平面が、溶接治具10およびワーク6の各々の主面と平行であるものとする。X軸方向とY軸方向は、溶接治具10およびワーク6の「面方向」に対応する。実施の形態では、一例として溶接治具10およびワーク6が矩形(具体的には長方形)である。溶接治具10およびワーク6それぞれが持つ二つの長辺がX軸と平行であり、溶接治具10およびワーク6それぞれが持つ二つの短辺がY軸と平行である。
図1は、実施の形態のレーザ溶接装置1、溶接用治具装置8および溶接治具10の構成を表す正面図である。レーザ溶接装置1は、レーザ照射装置2とシールドガス供給装置4と溶接用治具装置8とを備える。図2は溶接用治具装置8および溶接治具10の構成を表す斜視図であり、図3はその平面図である。図4は図3のP-P線に沿う断面図である。
溶接用治具装置8は、溶接治具10とクランプ機構20とベース22とを備える。溶接治具10は、上治具10aと下治具10bとを含む。図1と図3にそれぞれ示すように、溶接治具10はワーク6を保持する。ワーク6は二枚のワークプレートを重ねたものである。二枚のワークプレートは、後述する図7の上ワーク6aおよび下ワーク6bである。実施の形態では、一例として、ワーク6が燃料電池セパレータであるものとする。複数の燃料電池セパレータを重ね合わせて溶接することで、燃料電池セパレータの強度およびシール性を確保できる。ワーク6は金属製でもよい。
図1に示すレーザ照射装置2は、溶接用のレーザ光LBをワーク6へと照射する。レーザ照射装置2の具体的構成に限定はないが、一例としてガルバノスキャナ方式のレーザ照射装置であってもよい。ガルバノスキャナ方式は、レーザ発振器からのレーザ光を複数のガルバノミラー(図示せず)で反射させつつ集光レンズで集光する。ガルバノスキャナ方式は、ガルバノミラーの制御によりレーザ光LBの照射方向や位置を変化させる。ガルバノスキャナ方式は高速加工が可能であるという利点をもつ。
図1に示すシールドガス供給装置4は、溶接加工時にシールドガスG1を供給する。シールドガスの種類に限定はない。シールドガスは、例えばアルゴンガス、ヘリウムガス、または窒素ガスを含んでもよい。シールドガスG1を使用することで、溶接時にスラグとよばれる溶融金属の酸化物が生成されることを抑制できる。スラグが溶融部に巻き込まれないようにすることで、溶接強度の低下などを抑制できる。
クランプ機構20は、上治具10aと下治具10bとでワーク6を挟み込む。上下からワーク6を密着保持することで、レーザ溶接の際にブローホールやピット等の溶接欠陥が防止される。
図2に示すように、上治具10aには複数の溶接用開口10a1、10a2が設けられる。各々の溶接用開口10a1、10a2は、ワーク6の溶接部WP(図7参照)を露出させる。溶接用開口10a1、10a2から露出した溶接部WPに、図1のレーザ光LBが照射される。
溶接治具10を構成する上治具10aと下治具10bは、それぞれ平らな板形状を持つ。上治具10aと下治具10bのそれぞれは、一例として金属製でもよいし、金属以外の材料で構築されてもよい。
図3の平面視から把握されるように、実施の形態では、各々の溶接用開口10a1、10a2が、XY平面と平行に上治具10aの面方向をのびるスリット状の溶接用開口とされる。具体的には、上治具10aには、各々がC字にのびる6個の溶接用開口10a2と、この複数の溶接用開口10a2をかこむようにそれらの外側をのびる2つの溶接用開口10a1とが設けられる。溶接用開口10a2は、ワーク6におけるワーク開口部(燃料電池マニホールド)の内周縁に沿ってのびている。各々の溶接用開口10a1、10a2は、上治具10aを厚さ方向zに貫通している。
図4の断面図から把握されるように、下治具10bは、シールドガス入口10b1、10b2を備えている。シールドガス入口10b1、10b2は、図3の平面視において溶接用開口10a1、10a2と重なるようにのびている。シールドガス入口10b1は溶接用開口10a1に重なるようにのびていて、その一方で、シールドガス入口10b2は溶接用開口10a2に重なるようにのびている。シールドガス入口10b1、10b2の構成は後ほど図8を用いて説明する。
図5はベース22の表面構造を表す斜視図である。ベース22には、ワーク6を挟み込んだ状態の上治具10aおよび下治具10bが載せられる。ベース22は、凹部22aと複数の貫通開口22bとを備える。凹部22aは、ベース22の中央領域において面方向(XY平面上)にひろがりを有する。凹部22aは、溶接治具10よりもひとまわり小さく設けられている。各々の貫通開口22bは、ベース22を厚さ方向zに貫通している。複数の貫通開口22bは、凹部22aの底部に等間隔で並べられている。
図6~図10を用いて溶接治具10の断面構造を説明する。図6は、図3のA-A線に沿う断面を表す斜視断面図である。図6には、上治具10aが持つ溶接用開口10a1、10a2と、下治具10bが持つシールドガス入口10b1、10b2と、ベース22が持つ複数の貫通開口22bと、が図示されている。シールドガス供給装置4からのシールドガスG1が、複数の貫通開口22bを通って下治具10bの直下に導かれる。シールドガスG1は、下治具10bのシールドガス入口10b1、10b2へと流入する。
ワーク6は、図6の断面図で示されるようにワーク外周端面6cとワーク開口端面6dとを備える。実施の形態ではワーク6が燃料電池セパレータである。ワーク6は、燃料電池用マニホールドとしてのワーク開口部を備えている。ワーク開口部は、ワーク6を厚さ方向zに貫通する。このワーク開口部の内周端面が、ワーク開口端面6dである。シールドガスG1はベース22の貫通開口22bを通じて下治具10bの下方へ流れ込む。下治具10bの下方のシールドガスG1は、さらにシールドガス入口10b1、10b2へと流入する。
図7は、図6のQ部を拡大した斜視断面図である。ワーク開口端面6dの付近の部位は、「ワーク開口部の内周縁」である。溶接用開口10a2は、このワーク開口部の内周縁を溶接部WPとして露出させている。溶接治具10は、シールドガス流路および溶接用開口10a2を経由して内周縁の近傍へとシールドガスG1をみちびくように構築される。図7に示すように、ワーク6は、溶接で接続されるべき上ワーク6aおよび下ワーク6bが重ねられたものである。
上治具10aは、内表面11aと、溶接用開口10a2と、上側ワーク保持部12aを備える。上側ワーク保持部12aは、ワーク6の側を向く内表面11aに設けられる。上側ワーク保持部12aは、溶接用開口10a2の縁に沿ってのびつつ、ワーク6の側へ凸となる。おなじく図7に示すように、下治具10bは、内表面11bと、シールドガス入口10b2と、下側ワーク保持部12bと、を備える。下側ワーク保持部12bは、ワーク6の側を向く内表面11bに設けられていて、且つシールドガス入口10b2の隣に設けられる。下側ワーク保持部12bは、ワーク6の側へ凸となる。下側ワーク保持部12bは、上側ワーク保持部12aとともにワーク6を挟む。
図7に示すように、上治具10aには、上側ガス流通溝13aが設けられている。下治具10bには、下側ガス流通溝13bが設けられている。下側ガス流通溝13bと隙間h1と上側ガス流通溝13aとが互いにつながっており、これらの構成が「シールドガス流路」を構築している。このシールドガス流路は、図7の矢印に沿ってシールドガスG1を流す流路となる。具体的には、上側ガス流通溝13aにおける一の側が、上側ワーク保持部12aを貫いて溶接用開口10a2に達する。上側ガス流通溝13aにおける他の側で、シールドガスG1を受け入れることができる。下側ガス流通溝13bは、シールドガス入口10b2から下側ワーク保持部12bを貫いてワーク6の端面付近に達する。この端面付近で上側ガス流通溝13aへシールドガスG1を受け渡すように下側ガス流通溝13bが構築される。上側ガス流通溝13aと下側ガス流通溝13bは、上治具10aおよび下治具10bそれぞれの面方向にひろがり(つまり幅および長さ)を有している。溶接治具10の平面視において、上側ガス流通溝13aと下側ガス流通溝13bとが重なる位置に設けられていて、両者のひろがりの大きさも同じとされている。
なお、図6における溶接用開口10a1とシールドガス入口10b1とが重なる部位にも、上記図7のQ部拡大部分と同様に、上側ワーク保持部12aと下側ワーク保持部12bと隙間h1と上側ガス流通溝13aと下側ガス流通溝13bとが設けられる。これにより、ワーク外周端面6cの付近においても、Q部拡大部分と同様に、シールドガスG1をシールドガス入口10b1から溶接用開口10a1へと伝達することができる。なお、これは後述の図9に示すB-B断面でも把握される。
以上説明したように、実施形態の溶接治具10には、上側ワーク保持部12aと下側ワーク保持部12bと「シールドガス流路」とが設けられている。上側ワーク保持部12aと下側ワーク保持部12bは、ワーク6をその表裏面から挟み込むことでワーク6を保持する。上側ワーク保持部12aは、溶接用開口10a1、10a2のまわりに設けられる。「シールドガス流路」は、溶接治具10においてシールドガスG1の通り道となる部位である。実施の形態の「シールドガス流路」は、シールドガス入口10b1、10b2と下側ガス流通溝13bと隙間h1と上側ガス流通溝13aと溶接用開口10a1、10a2とで構築される。シールドガス流路における一の側は、上側ワーク保持部12aを貫いて溶接用開口10a1、10a2に達する。シールドガス流路における他の側は、シールドガス供給装置4からのシールドガスG1を受け入れる。これによりシールドガス流路は、シールドガスG1を溶接用開口10a1、10a2にみちびくことができる。
ここで、隙間h1の構造を説明する。図7に示すように、ワーク6を内側に挟むように上治具10aと下治具10bとが重ねられたとき、上側ガス流通溝13aと下側ガス流通溝13bとが隙間h1を介して連通する。実施の形態では、上治具10aにおける内表面11aの中央領域全体において、上側ワーク保持部12aの凸を除く部位が全体的に凹んでいる。さらに、下治具10bにおける内表面11bの中央領域全体において、下側ワーク保持部12bの凸を除く部位が全体的に凹んでいる。これらの各々の内表面11a、11bの中央領域の凹みが向かい合わせでつながることで、面方向のひろがりを持つ隙間h1が溶接治具10の中央領域に構築されている。y軸方向に視ると、溶接用開口10a2をその両側から上側ワーク保持部12aが挟んでいて、さらに上側ワーク保持部12aの両外側で内表面11aが凹んでいる。y軸方向に沿ってみた場合にシールドガス入口10b2をその両側から下側ワーク保持部12bが挟んでいる。さらに下側ワーク保持部12bの両外側で内表面11bが凹んでいる。隙間h1は、厚さ方向zに高さを持ち且つxy平面方向にひろがりを持つ。隙間h1の厚さ方向寸法(つまり隙間h1の高さ)は、複数の平面体ワーク6を重ね合わせた合計厚さよりも大きい。したがって、隙間h1の流路径は、上側ガス流通溝13aの流路径よりも大きい。
図8は、実施の形態の溶接治具10が備える下治具10bの構成を表す斜視図である。シールドガス入口10b1、10b2は、厚さ方向zに下治具10bを貫通しており、ワーク6を下治具10bの下方へと露出させる。下側ワーク保持部12bは、図8の斜視図に表されるように四角環状にのびている。なお、上側ワーク保持部12aは、図3の平面視において溶接用開口10a2のC字形状のまわりを縁取るようにのびていてもよい。あるいは上側ワーク保持部12aが図8の下側ワーク保持部12bと同様に四角環状にのびてもよく、溶接用開口10a2がその四角環状の上側ワーク保持部12aを貫通しつつC字にのびてもよい。
実施の形態ではシールドガスG1が下記の供給手順で供給される。手順1として、シールドガスG1がベース22の貫通開口22bから供給される。図6に矢印で示すように上方(Z方向)へとシールドガスG1が流れる。手順2として、シールドガスG1が下治具10bの裏面からシールドガス入口10b1、10b2へと流入する。ワーク6における溶接部WPの裏面側にシールドガスG1が供給される。手順3として、下治具10bに設けたシールドガス入口10b1、10b2および下側ガス流通溝13bを経由して、隙間h1にシールドガスG1が流入する。隙間h1は、ワーク外周端面6cの付近とワーク開口端面6d(マニホールド)の内周端面の付近にそれぞれひろがっている。手順4として、隙間h1のシールドガスG1が、上側ガス流通溝13aを経由して溶接用開口10a1、10a2へと供給される。
実施の形態によれば溶接アッセンブリの製造方法が提供される。溶接アッセンブリとはレーザ溶接されたワーク6の完成品である。まず、ステップS1として、溶接治具10によりワーク6を保持し溶接治具10に設けた溶接用開口10a1、10a2からワーク6の溶接部WPを露出させる。次に、ステップS2として、溶接治具10に設けたシールドガス流路を介してシールドガス供給装置4から溶接用開口10a1、10a2にシールドガスG1をみちびくとともに、溶接用開口10a1、10a2からレーザ光LBを溶接部WPに当てる。具体的には、下側ガス流通溝13bにシールドガスG1を供給することで、下側ガス流通溝13bと隙間h1と上側ガス流通溝13aと溶接用開口10a1、10a2とを経由して、ワーク6の溶接部WPにシールドガスG1が送り込まれる。その後、シールドガスG1が存在する雰囲気で、ガルバノスキャナ方式によるレーザスキャニングが実施され、溶接部WPにレーザ光LBが照射される。これによりワーク6が溶接される。次に、ステップS3として、溶接工程の完了後にクランプ機構20を緩めることで、溶接治具10からワーク6が取り出される。これにより溶接完了後のワーク6が溶接アッセンブリとして製造される。
図9は、図3のB-B線に沿う断面を表す斜視断面図である。図10は、シール部材14の近傍位置における溶接治具10の断面を表す斜視断面図である。上治具10aと下治具10bとの間には、Oリング等のシール部材14が挟み込まれている。シール部材14は、下治具10bのシール溝11rにはめ込まれていて、溶接治具10のワーク外周端面6cをかこむ。シール部材14により密閉性が確保されるので、シールドガスG1の漏れ出しを抑制できる。
以上説明したように、実施の形態によれば、上側ワーク保持部12aを貫く上側ガス流通溝13aと下側ワーク保持部12bを貫く下側ガス流通溝13bとが設けられていて、これらによって溶接治具10そのものにシールドガス流路が形成されている。このため、溶接治具10でワーク6を保持しつつ溶接部WPの近傍にシールドガスG1を確実かつ容易に導きやすい利点がある。
また、実施の形態では、溶接治具10が上治具10aと下治具10bとを含み、これら各々に設けたガス流通溝13a、13bでシールドガス流路を構築できる。板状の溶接治具10部材に溝を設けることは加工容易性等の様々な面で利便性がある。平面体の上ワーク6aと下ワーク6bとを溶接する際にそれらを安定に挟み込みやすい利点もある。
また、実施の形態では、溶接用開口10a1、10a2が上治具10aの面方向にのびているので、ワーク6の面方向の任意位置に高い自由度で溶接部位を設定しやすい。上側ガス流通溝13aが上側ワーク保持部12aをつらぬいて溶接用開口10a1、10a2に到達するので、上側ワーク保持部12aによるワーク6の押さえ付け位置の直近に対してシールドガスG1を送り込みやすい。溶接用開口10a1、10a2と上側ガス流通溝13aとのそれぞれの流路断面積を任意に設計することでシールドガス流量を所望量に調整しやすい利点もある。
また、実施の形態では、下治具10bがシールドガス入口10b1、10b2と下側ワーク保持部12bとを備える。レーザ光LBの光源とは反対側において、下治具10bのシールドガス入口10b1、10b2へシールドガスG1を供給すれば、溶接部WPの表面と裏面との両方にシールドガスG1を導くことができる。下治具10bの側から上治具10aの側へとシールドガスG1を受け渡すことができる。一方向からシールドガスG1を供給するだけで、ワーク6の表裏面それぞれにシールドガス雰囲気を同時につくりだすことができる。
また、実施の形態では、溶接用開口10a1、10a2およびシールドガス入口10b1、10b2がテーパ形状を持つことで、シールドガスG1がスムースに流入/流出しやすい利点もある。
また、実施の形態では、ワーク6を内側に挟むように上治具10aと下治具10bとが重ねられたとき、上側ガス流通溝13aと下側ガス流通溝13bとが隙間h1を介して連通する。隙間h1を構築するように、上治具10aの内表面11aが上側ワーク保持部12aよりも凹んでおり、下治具10bの内表面11bが下側ワーク保持部12bよりも凹んでいる。隙間h1にある程度以上のシールドガスG1を受け入れて、隙間h1から上側ガス流通溝13aと下側ガス流通溝13bとに円滑にシールドガスG1を送り出すことができる。
また、実施の形態では、上側ワーク保持部12aと下側ワーク保持部12bとによって、溶接部WPの近傍のみが部分的に押さえられる。これにより上ワーク6aと下ワーク6bとの密着性が向上する利点がある。
実施の形態の溶接用治具装置8では、溶接治具10の他にガス流通用の構成を設けていない。例えばシールドガスG1のための他の配管部品を使用する場合は構成が煩雑になる等の欠点があるが、これとは対照的に実施の形態では簡素な構成で良好なシールドガス供給機能を得られる利点がある。特に、ガルバノスキャナ方式では、ミラーによる反射角制御によってレーザ光LBの照射方向が制御される。ガルバノスキャナ方式では鏡筒式のような同軸ユニットは使用できない。ガルバノスキャナ方式でシールドガスG1を適切に供給するために配管部品を用いるとすると、レーザ溶接の特性上レーザ光LBが照射されうる範囲には配管を設置できない。偏った配管設置により溶接箇所ごとのシールドガスG1濃度が不均一となることは避けたいので、多数の配管部品が必要になる問題がある。実施の形態ではこのような問題を抑制できる。特に、実施の形態によれば、隙間h1、上側ガス流通溝13a、および下側ガス流通溝13bによって、溶接治具10の内表面11a、11bとワーク6との間に「面方向ひろがりを持つシールドガス流通空間」が構築されていて、この空間を用いて溶接治具10の任意の位置へシールドガスG1を到達させやすい。配管部品のような引き回し位置の制約を受けにくく、溶接部WPによらずシールドガスG1をムラなく供給しやすい利点がある。
実施の形態の構成は様々に変形されてもよい。例えば下記の変形がおこなわれてもよい。溶接治具10の具体的な形状、構造は様々に変形されてもよい。ベース22の有無に限定はなく、ベース22が省略されてもよい。任意の方法でシールドガス入口10b1、10b2にシールドガスG1を流し込んでもよい。溶接治具10の固定構造にも特に制限はなく、クランプ機構20に限られないあらゆるクランプ機構を使用してもよい。シールドガスG1の種類にも制限はない。
溶接用開口10a1、10a2の具体的構成は、溶接部WPの位置、大きさ、範囲などに基づいて決まる。変形例として、溶接部WPはワーク6の任意の部位に設けることができる。例えば、図3の溶接用開口10a1、10a2が任意の位置、形状、大きさを持つ他の開口に変形されてもよい。溶接用開口10a1、10a2の外形サイズ、平面視形状、スリット幅などが任意に変形されてもよい。溶接用開口10a1、10a2は、実施の形態のようなスリット状貫通溝でなくともよく、所定の開口径を持ち且つ任意の輪郭形状の開口とされてもよい。
図6および図7の断面図にあるように、実施の形態では、一例として、溶接用開口10a1、10a2がワーク6の側へ徐々に縮径するテーパ形状とされている。実施の形態では、一例として、シールドガス入口10b1、10b2が下側ガス流通溝13bの側へ徐々に縮径するテーパ状とされている。ただし、変形例としてこれらのテーパ形状がなくともよい。
実施の形態では、図8の斜視平面図から把握されるように、四角環状の下側ワーク保持部12bの四辺にひとつずつ下側ガス流通溝13bが設けられている。図示しないが、図8の下側ガス流通溝13bと同様に、上側ガス流通溝13aも上側ワーク保持部12aの各辺に一つずつ設けられる。しかしながら、これは一例である。変形例として、複数の下側ガス流通溝13bが間隔をおきながら下側ワーク保持部12bに並べて設けられてもよい。この場合、下側ワーク保持部12bは、シールドガス入口10b1、10b2の縁にそって離間的にのびる。この変形は上側ガス流通溝13aも同様に適用されうる。
実施の形態では、隙間h1が、溶接治具10の中央領域に面方向のひろがりを有しており、その広がりの大きさはワーク6の平面サイズと同程度におよぶ。しかしながら、隙間h1は必ずしも面方向に大きなひろがりを持たなくてもよい。上治具10aの内表面11aに細かな溝が網状に張り巡らされて、この網状の溝が複数の上側ガス流通溝13aをつなぐように構築されてもよい。下治具10bの内表面11bに細かな溝が網状に張り巡らされて、この網状の溝が複数の下側ガス流通溝13bをつなぐように構築されてもよい。また、実施の形態では、隙間h1を構築するように、「上側ワーク保持部12aに対する内表面11aの相対的な凹み」と、「下側ワーク保持部12bに対する内表面11bの相対的な凹み」とが、両方とも設けられている。変形例として、これらの相対的な凹みのうち片方のみを設けて、その片方の凹みに上側ガス流通溝13aまたは下側ガス流通溝13bが接続されてもよい。
変形例として、ワーク6は燃料電池セパレータでなくともよい。ワーク6がワーク開口部を持たないものであってもよい。ワーク6が平面体ではなく例えば曲面体あるいはブロック体などに変形された場合には、そのワーク6の表面に接する形状となるように溶接治具10を変形するとともに、ワークの6の任意の溶接部WPを露出させるように溶接用開口10a1、10a2の位置、大きさ及び範囲を変形してもよい。
レーザ溶接の走査方式にはいくつかの方式がある。変形例として、レーザ光LBの走査方式として、鏡筒固定方式が用いられてもよい。鏡筒固定方式は、レーザ照射方向を鏡筒などで固定し、鏡筒とワーク6とを相対的に移動させる方式である。この場合、レーザ照射装置2の鏡筒が移動されてもよく、あるいはベース22が移動されてもよく、あるいはそれらの両方が移動されてもよい。鏡筒固定方式は、フラットベッド走査方式とも称される。変形例として、ガルバノスキャナ方式とフラットベッド走査方式とが組み合わされてもよく、具体的にはガルバノスキャナ方式のレーザ照射装置20とその下方のベース22とを相対的に移動させてもよい。
実施の形態では下治具10bに設けたテーパ状貫通溝をシールドガス入口10b1、10b2として用いているが、他の位置に別途シールドガスG1の入口を設ける変形が施されてもよい。例えば、上治具10aの上面または側端面の任意の位置に隙間h1に連通する上治具貫通穴を設けてもよく、この上治具貫通穴から隙間h1へとシールドガスG1を送り込んでもよい。上治具10aの上面とは、図1等において高さ方向zを向く側の主面である。この場合、シールドガス入口10b1、10b2はワーク6の裏面側にシールドガスG1をとどける裏面貫通溝として用いられてもよい。あるいは、下治具10bの側端面の任意の位置に隙間h1に連通する下治具貫通穴を設けてもよく、この下治具貫通穴から隙間h1へとシールドガスG1を送り込んでもよい。
変形例として、ワーク6は平面体でなくともよい。変形例として、上治具10aおよび下治具10bの少なくとも一方が平面体でなくともよい。平面体であるか曲面体であるか、あるいは厚さ方向zに大きさを持つブロック体であるかを問わず、溶接治具10の内部をのびるシールドガス流路を設けることでシールドガスG1を任意の溶接部WPに伝達すればよい。なお、シールドガス流路は溶接治具10の内表面に溝として設けるものに限られない。任意の位置、開口断面積、経路および本数の貫通流路が溶接治具10に設けられてもよく、この貫通流路でシールドガス流路を構築してもよい。
実施の形態はワーク6が二枚の平面状プレートからなりこれらを重ねて溶接する技術であるが、この技術に本開示は限定されない。変形例として、複数のワークの端面を突き合わせて、その突き合わせた端面同士を溶接接合するような溶接技術にも、本開示の技術を適用することができる。例えば、ある程度の大きさを持つ幅の溶接用開口を設け、この溶接用開口からワーク端面同士を突き合わせた部位を露出させ、当該突き合わせた部位を溶接接合してもよい。
実施の形態では、ワーク6を水平に置いて、ワーク6下方に上治具10aを配置し、ワーク6上方に下治具10bを載せているものとして説明をおこなった。しかしながら、本開示はこれに限られない。例えば、ワーク6を鉛直に立てて、ワーク6の前方と後方とから上治具10aと下治具10bとでワーク6を挟み込んでもよく、つまり図1~図4の各構成が鉛直軸と平行となるように起立させられてもよい。この場合にはワーク6と上治具10aと下治具10bとが重なる位置関係が上下の重なりではなく水平方向の重なりとなる。よってこの場合には上治具10aを「第一治具」と称するとともに下治具10bを「第二治具」と称してもよい。ワーク6を水平に対して斜めに傾けて置いてもよく、つまり図1~図4の各構成が水平面に対して斜めに傾けられてもよい。
1 レーザ溶接装置
2 レーザ照射装置
4 シールドガス供給装置
6 ワーク
6a 上ワーク
6b 下ワーク
6c ワーク外周端面
6d ワーク開口端面
8 溶接用治具装置
10 溶接治具
10a 上治具
10a1、10a2 溶接用開口
10b 下治具
10b1、10b2 シールドガス入口
11a、11b 内表面
11r シール溝
12a ワーク保持部(上側ワーク保持部)
12b ワーク保持部(下側ワーク保持部)
13a ガス流通溝(上側ガス流通溝)
13b ガス流通溝(下側ガス流通溝)
14 シール部材
20 クランプ機構
22 ベース
22a 凹部
22b 貫通開口
G1 シールドガス
LB レーザ光
WP 溶接部
h1 隙間

Claims (9)

  1. ワークの溶接部を露出させる溶接用開口と、前記溶接用開口のまわりに設けられ前記ワークに接するワーク保持部と、一の側が前記ワーク保持部を貫いて前記溶接用開口に達し他の側からシールドガス供給装置からのシールドガスを受け入れることで前記シールドガスを前記溶接用開口にみちびくシールドガス流路と、が設けられた溶接治具。
  2. 板形状を持ち且つ前記板形状の面方向にのびる第一ガス流通溝を持つ第一治具と、板形状を持ち且つ前記板形状の面方向にのびる第二ガス流通溝を持つ第二治具と、を含み、
    前記ワークを挟むように前記第一治具と前記第二治具とが重ねられたときに前記シールドガス流路の少なくとも一部を構築するように前記第一ガス流通溝と前記第二ガス流通溝とが連通する請求項1に記載の溶接治具。
  3. 前記溶接用開口は、前記第一治具を厚さ方向に貫通し前記第一治具の面方向にのびるとともに前記第一ガス流通溝と接続するように構築された請求項2に記載の溶接治具。
  4. 前記第二治具は、前記第二治具を厚さ方向に貫通し平面視において前記溶接用開口に重なるようにのび且つ前記第二ガス流通溝と接続するシールドガス入口を、さらに備える請求項3に記載の溶接治具。
  5. 前記溶接用開口と前記シールドガス入口とのうち少なくとも一方が、前記ワークの側へ向かって徐々に口径を小さくするようなテーパ形状を持つ請求項4に記載の溶接治具。
  6. 前記第一治具と前記第二治具とで前記ワークを挟んだときに前記ワークの端面付近に隙間を形成するように、前記第一治具の内表面と前記第二治具の内表面とのうち少なくとも一方が前記ワークの端面付近に凹みを有し、
    前記隙間を介して前記第一ガス流通溝と前記第二ガス流通溝とが接続する請求項2~5のいずれか1項に記載の溶接治具。
  7. 前記第一治具は、
    前記ワークの側を向く内表面から前記ワークの側へ凸となり、前記溶接用開口の縁に沿ってのびる第一ワーク保持部を、
    さらに備え、
    前記第二治具は、
    前記ワークの側を向く内表面から前記ワークの側へ凸となり、平面視で前記第一ワーク保持部と重なるように面方向にのびて、前記第一ワーク保持部とともに前記ワークを挟む第二ワーク保持部を、
    さらに備える請求項2~6のいずれか1項に記載の溶接治具。
  8. レーザ照射装置と、
    シールドガス供給装置と、
    溶接されるべきワークを保持する溶接治具と、
    を備え、
    前記溶接治具には、前記レーザ照射装置のレーザ光を受け入れる溶接用開口と、前記溶接用開口のまわりに設けられたワーク保持部と、一の側が前記ワーク保持部を貫いて前記溶接用開口に達し他の側から前記シールドガス供給装置からのシールドガスを受け入れることで前記シールドガスを前記溶接用開口にみちびくシールドガス流路と、が設けられたレーザ溶接装置。
  9. 溶接治具によりワークを保持し前記溶接治具に設けた溶接用開口から前記ワークの溶接部を露出させる段階と、
    前記溶接治具に設けたシールドガス流路を介してシールドガス供給装置から前記溶接用開口にシールドガスをみちびくとともに前記溶接用開口から溶接レーザ光を前記溶接部に当てる段階と、
    を備える溶接アッセンブリの製造方法。
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