JP2022044905A - 超音波気管支鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】非同軸ケーブルが断線することを抑止し、配線の自由度を改善できる。超音波気管支鏡を提供する。【解決手段】超音波気管支鏡は、超音波振動子アレイを有する先端部と、先端部の基端に連結され、二方向に湾曲可能な湾曲部と、湾曲部の基端に連結される軟性部と、軟性部および湾曲部に挿通されるケーブルと、複数の超音波振動子とケーブルとを電気的に接続し、先端部、湾曲部、及び軟性部の一部にわたって配置されるフレキシブル基板と、を備え、ケーブルは複数の非同軸ケーブルを備え、かつ非同軸ケーブルは複数の信号線を備え、フレキシブル基板は、かつ、先端部がフレキシブル基板の回転方向を規制する構造を備えることで、フレキシブル基板は湾曲部と同じ二方向に湾曲可能であり、複数の信号線とフレキシブル基板の複数の電極パッドとが電気的に接合された複数の第1の電気的接合部は軟性部の領域に位置する。【選択図】図3

Description

本発明は、超音波気管支鏡に関する。
近年、医療現場において、被検者の体内に超音波を照射し、その反射波を受信して映像化することにより、体内の状態を観察する超音波内視鏡が使用されている。
このような超音波内視鏡は、例えば特許文献1に開示されているように、超音波振動子を構成する圧電素子を備える先端部と、先端部の基端に接続された湾曲部及び軟性部と、湾曲部及び軟性部に挿通される複数の同軸ケーブルと、圧電素子と同軸ケーブルとを電気的に接続する先端部に配置されたフレキシブル基板と、を備える。
特開2019-054962号公報
ところで、同軸ケーブルは、絶縁被覆された1本の信号線の周囲をシールド層、及び外皮で覆うため、同軸ケーブルの外径が大きくなり、超音波内視鏡、特に超音波気管支鏡を細径化することが困難であった。
そこで、この同軸ケーブルに代えて非同軸ケーブルを適用することにより、気管支鏡を細径化することが考えられる。しかしながら、非同軸ケーブルは、1本の信号線ごとに、シールド層、及び外皮を備えないため、配線基板に接続する際に切断しやすい問題がある。
また、非同軸ケーブルは複数の信号線を一つのセットとして、電気的な接合をするため、フレキシブル基板との接続において配線の自由度が低い問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、非同軸ケーブルが切断することを抑止し、配線の自由度を改善できる超音波気管支鏡を提供することを目的とする。
第1態様の超音波気管支鏡は、複数の超音波振動子が配列された超音波振動子アレイを有する先端部と、先端部の基端に連結され、二方向に湾曲可能な湾曲部と、湾曲部の基端に連結される軟性部と、軟性部および湾曲部に挿通されるケーブルと、複数の超音波振動子とケーブルとを電気的に接続するフレキシブル基板であって、複数の超音波振動子にそれぞれ接続された複数の電極パッドを備えるフレキシブル基板と、を備える超音波気管支鏡であって、ケーブルは、複数の信号線および複数のグランド線からなる第1のケーブル束と、第1のケーブル束を被覆する第1のシールド層と、を含む非同軸ケーブルと、複数の非同軸ケーブルからなる第2のケーブル束を被覆する外皮と、を有し、フレキシブル基板は、先端部、湾曲部、及び軟性部の一部にわたって配置され、かつ、先端部がフレキシブル基板の回転方向を規制する構造を備えることで、フレキシブル基板は湾曲部と同じ二方向に湾曲可能であり、ケーブルから各第1のケーブル束が個々に引き出され、さらに第1のケーブル束の各信号線が引き出され、電極パッドに電気的に接合されて、複数の第1の電気的接合部が形成され、複数の第1の電気的接合部は軟性部の領域に位置する。
第2態様の超音波気管支鏡において、複数の第1の電気的接合部は、第1のケーブル束ごとにまとめて配置され、ケーブルは、基端側でコネクタ基板と接続され、コネクタ基板は、第1のケーブル束に含まれる信号線に対応するコネクタ側電極パッドを備え、コネクタ側電極パッドと信号線とが接続されて複数の第2の電気的接合部が形成され、複数の第2の電気的接合部は、第1のケーブル束ごとにまとめて配置される。
第3態様の超音波気管支鏡において、フレキシブル基板は、両面にそれぞれグランド層が設けられた多層フレキシブル基板である。
第4態様の超音波気管支鏡において、第1の電気的接合部を覆う第1の絶縁部材を有する。
第5態様の超音波気管支鏡において、フレキシブル基板を覆う第2の絶縁部材を有する。
第6態様の超音波気管支鏡において、第1の電気的接合部を保護する補強材を備える。
第7態様の超音波気管支鏡において、構造は、先端部を先端第1部材と先端第2部材との2分割構造とし、接着剤により先端第2部材の溝に固定されたフレキシブル基板と、フレキシブル基板を挟み込む先端第1部材と先端第2部材とにより構成される。
第8態様の超音波気管支鏡において、構造は、先端部を先端第1部材と先端第2部材の2分割構造とし、封止部材で被覆したフレキシブル基板であって、封止部材により先端第2部材の溝に固定されたフレキシブル基板と、フレキシブル基板を挟み込む先端第1部材と先端第2部材とにより構成される。
第9態様の超音波気管支鏡において、構造は、先端部を先端第1部材と先端第2部材の2分割構造とし、接着剤により先端第2部材の溝に固定されたフレキシブル基板と、フレキシブル基板を挟み込む先端第1部材とは異なる蓋部材と先端第2部材とにより構成される。
第10態様の超音波気管支鏡において、構造は、先端部を先端第1部材と先端第2部材の2分割構造とし、先端第2部材に設けられた貫通孔に挿通されたフレキシブル基板と、貫通孔にフレキシブル基板との隙間にはめ込まれた係止部材とにより構成される。
第11態様の超音波気管支鏡において、構造は、先端部を先端第1部材と先端第2部材の2分割構造とし、先端第2部材の溝にフレキシブル基板を配置し、さらに締結部材によりフレキシブル基板を先端第2部材に固定する構造である。
本発明の超音波気管支鏡によれば、非同軸ケーブルが断線することを抑止し、配線の自由度を改善できる。
図1は超音波検査システムの構成の一例を示す概略構成図である。 図2は図1の超音波気管支鏡の先端部、湾曲部及び軟性部の一部を含む平面図である。 図3は図2のIII-III線に沿った断面図である。 図4は非同軸ケーブルの断面図である。 図5のケーブルの断面図である。 図6はフレキシブル基板と非同軸ケーブルとの接続構造の第1の形態を示す図である。 図7はフレキシブル基板と非同軸ケーブルとの接続構造の第2の形態を示す図である。 図8はフレキシブル基板と非同軸ケーブルとの接続構造の第2の形態の変形を示す図である。 図9は、超音波気管支鏡の湾曲部の動作を示す図である。 図10は、規制構造の第1の形態を説明するための図である。 図11は、規制構造の第2の形態を説明するための図である。 図12は、規制構造の第3の形態を説明するための図である。 図13は、規制構造の第4の形態を説明するための図である。 図14は、規制構造の第5の形態を説明するための図である。 図15は、ケーブルと、フレキシブル基板及びコネクタ基板との接続構造を説明するための図である。 図16は、絶縁部材を説明するための図である。
以下、添付図面に従って本発明に係る超音波気管支鏡の好ましい実施形態について説明する。
図1は、実施形態の超音波気管支鏡12を使用する超音波検査システム10の一例を示す概略構成図である。
図1に示すように、超音波検査システム10は、超音波気管支鏡12と、超音波画像を生成する超音波用プロセッサ装置14と、内視鏡画像を生成する内視鏡用プロセッサ装置16と、体腔内を照明する照明光を超音波気管支鏡12に供給する光源装置18と、超音波画像及び内視鏡画像を表示するモニタ20と、を備える。また、超音波検査システム10は吸引物を吸引する吸引ポンプ21を備える。
超音波気管支鏡12は、被検体の体腔内に挿入される挿入部22と、挿入部22の基端部に連設され、術者が操作を行うための操作部24と、操作部24に一端が接続されたユニバーサルコード26とを有する。
操作部24には、吸引ボタン28aと、吸引ボタン28aの操作に連動して開閉される吸引コネクタ28bを備える。吸引コネクタ28bは吸引用チューブ34を介して、吸引ポンプ21に接続される。操作部24には、バルーン送水口27と、アングルレバー29と処置具挿入口30とが設けられる。超音波用バルーンを使用する場合、バルーン送水口27から滅菌水を注水し、超音波用バルーンを膨らませることができる。
ユニバーサルコード26の他端部には、超音波用プロセッサ装置14に接続される超音波用のコネクタ32aと、内視鏡用プロセッサ装置16に接続される内視鏡用のコネクタ32bと、光源装置18に接続される光源用のコネクタ32cとが設けられる。超音波気管支鏡12は、これらのコネクタ32a、32b及び32cを介してそれぞれ超音波用プロセッサ装置14、内視鏡用プロセッサ装置16及び光源装置18に着脱自在に接続される。
挿入部22は、先端側から順に、超音波観察部36と内視鏡観察部38とを有する先端部40と、先端部40の基端側に連設された二方向に湾曲可能な湾曲部42と、湾曲部42の基端側と操作部24の先端側との間を連結する軟性部43とを有する。
湾曲部42は、操作部24に設けられたアングルレバー29を操作することにより、遠隔的に二方向に湾曲操作される。この操作より、先端部40が、観察したい部位に向けられる。
超音波用プロセッサ装置14は、後述する超音波観察部36の超音波振動子ユニット46(図2参照)の超音波振動子アレイ50に超音波を発生させるための超音波信号を生成して供給する。また、超音波用プロセッサ装置14は、超音波が放射された観察対象部位から反射されたエコー信号を超音波振動子アレイ50で受信して取得し、取得したエコー信号に対して各種の信号処理を施してモニタ20に表示される超音波画像を生成する。
内視鏡用プロセッサ装置16は、内視鏡観察部38において光源装置18からの照明光に照明された観察対象部位から取得された撮像画像信号を受信して取得し、取得した画像信号に対して各種の信号処理及び画像処理を施して、モニタ20に表示される内視鏡画像を生成する。
超音波用プロセッサ装置14及び内視鏡用プロセッサ装置16が、別々に設けられた2台の装置(コンピュータ)によって構成されている。ただし、これに限定されるものではなく、1台の装置によって超音波用プロセッサ装置14及び内視鏡用プロセッサ装置16の双方が構成されてもよい。
光源装置18は、内視鏡観察部38を用いて体腔内の観察対象部位を撮像して画像信号を取得するために、赤光、緑光及び青光などの3原色光からなる白色光又は特定波長光などの照明光を発生させて、超音波気管支鏡12内のライトガイド(不図示)などを伝搬し、内視鏡観察部38から出射して体腔内の観察対象部位を照明する。
モニタ20は、超音波用プロセッサ装置14及び内視鏡用プロセッサ装置16により生成された各映像信号を受けて超音波画像及び内視鏡画像を表示する。これらの超音波画像及び内視鏡画像の表示は、いずれか一方のみの画像を適宜切り替えてモニタ20に表示したり両方の画像を同時に表示したりすることも可能である。
なお、実施形態では、一台のモニタ20に超音波画像及び内視鏡画像を表示するが、超音波画像表示用のモニタと、内視鏡画像表示用のモニタとが別々に設けられてもよい。また、モニタ20以外の表示形態、例えば、術者が携帯する端末のディスプレイに表示する形態にて超音波画像及び内視鏡画像を表示してもよい。
次に、図2及び図3を参照して先端部40の構成を説明する。
図2は、図1に示す先端部40及びその近傍を示す部分拡大平面図である。図3は、図2に示すIII-III線に沿った断面図であり、先端部40をその長手軸方向に沿った中心線で切断した縦断面図である。
図2及び図3に示すように、先端部40には、先端側に超音波画像を取得するための超音波観察部36と、基端側に内視鏡画像を取得するための内視鏡観察部38とが搭載される。また、先端部40には、超音波観察部36と内視鏡観察部38との間に処置具導出口44が設けられている。
内視鏡観察部38は、観察窓82、及び照明窓88などから構成される。観察窓82には不図示の対物レンズ、固体撮像素子、及び配線ケーブルが配置される。
処置具導出口44は、挿入部22の内部に挿通される処置具チャンネル45に接続される。図1の処置具挿入口30から挿入された処置具(不図示)が、処置具チャンネル45を介して処置具導出口44から体腔内に導出される。
超音波観察部36は、図2及び図3に示すように、超音波振動子ユニット46と、超音波振動子ユニット46を保持する外装部材41と、超音波振動子ユニット46と、を備える。
超音波振動子ユニット46は、複数の超音波振動子48からなる超音波振動子アレイ50と、超音波振動子アレイ50の幅方向(挿入部22の長手軸方向に直交する方向)の端部側に設けられる電極(不図示)と、各超音波振動子48を下面側から支持するバッキング材層54と、外装部材41とバッキング材層54との間の内部空間に充填される充填剤層(不図示)と、を有する。なお、外装部材41は、硬質樹脂などの硬質部材からなり、先端部40の一部を構成する。
超音波振動子アレイ50の電極(不図示)は、超音波振動子48毎に個々に独立した個別電極(不図示)と、超音波振動子48の全てに共通の共通電極である振動子グランド(不図示)とを有する。
超音波振動子ユニット46は、超音波振動子アレイ50の上に積層された音響整合層76と、音響整合層76の上に積層された音響レンズ78とを有する。すなわち、超音波振動子ユニット46は、音響レンズ78、音響整合層76、超音波振動子アレイ50及びバッキング材層54を有する積層体47として構成される。
超音波振動子アレイ50は、外側に向けて凸円弧状に配列された複数の直方体形状の超音波振動子48から構成されている。この超音波振動子アレイ50は、例えば48から192個の超音波振動子48からなる48から192チャンネルのアレイである。これらの超音波振動子48は、それぞれ圧電体(不図示)を有している。
超音波振動子アレイ50の電極と、フレキシブル基板60とが、複数の信号線56により電気的に接続される。信号線56と超音波振動子アレイ50の電極との電気的な接合は、例えば、導電性を有する樹脂材によって確立できる。樹脂材としては、熱硬化性樹脂に微細な導電性粒子を混ぜ合わせたものを膜状に成型したACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電フィルム)又はACP(Anisotropic Conductive Paste:異方性導電ペースト)を例示できる。別の樹脂材として、例えば、エポキシ又はウレタンなどのバインダー樹脂の中に金属粒子などの導電性のフィラーを分散させて、接着後にフィラーが導電パスを形成する樹脂材であってもよい。この樹脂材として、銀ペーストなどの導電性ペーストが例示できる。
フレキシブル基板60は、48から192個の超音波振動子48の個別電極とそれぞれ電気的に接続する48~192個の信号配線(不図示)を備える。
実施形態のフレキシブル基板60は、先端部40、湾曲部42、及び軟性部43の一部に亘って配置される。フレキシブル基板60は、基端の側に、複数の電極パッド62を有する。複数の電極パッド62は、信号配線を介して超音波振動子48にそれぞれ電気的に接続される。
フレキシブル基板60は、2つの主面が向かい合う薄いシート形状で構成され、湾曲可能な柔軟性を有する。フレキシブル基板60は、湾曲部42と同じ二方向に湾曲可能な向きに配置される。フレキシブル基板60は、フレキシブルプリント基板(FPC(Flexible Printed Circuit))ともいう。
図3に示すように、ケーブル100は複数の非同軸ケーブル110を含む。非同軸ケーブル110は第1のシールド層118に覆われた第1のケーブル束116を含み、第1のケーブル束116は複数の信号線112を含む。電極パッド62と信号線112とが、電気的に接合され、第1の電気的接合部63が形成される。後述するように、第1の電気的接合部63を保護するため、補強材130が第1の電気的接合部63に備えられることが好ましい。
超音波振動子アレイ50は、複数の超音波振動子48を一例として、一次元アレイ状に予め定められたピッチで配列された構成を有する。超音波振動子アレイ50を構成する各超音波振動子48は、先端部40の軸線方向(挿入部22の長手軸方向)に沿って凸湾曲状に等間隔で配列されており、超音波用プロセッサ装置14(図1参照)から入力される駆動信号に基づいて順次駆動される。これにより、図2に示す超音波振動子48が配列された範囲を走査範囲としてコンベックス電子走査が行われる。
音響整合層76は、被検体と超音波振動子48との間の音響インピーダンス整合をとるためのものである。
音響レンズ78は、超音波振動子アレイ50から発せられる超音波を観察対象部位に向けて収束させるためのものである。この音響レンズ78は、例えば、シリコン系樹脂(ミラブル型シリコンゴム及び液状シリコンゴムなど)、ブタジエン系樹脂又はポリウレタン系樹脂によって形成されている。また、音響レンズ78には、必要に応じて酸化チタン、アルミナ又はシリカなどの粉末が混合される。これにより、音響レンズ78は、音響整合層76において被検体と超音波振動子48との間の音響インピーダンス整合をとり、かつ、超音波の透過率を高めることができる。
バッキング材層54は、図3に示すように、複数の超音波振動子48の配列面に対して内側となる、すなわち超音波振動子アレイ50の背面(下面)に配設される。バッキング材層54は、バッキング材からなる部材の層で構成される。バッキング材層54は、超音波振動子アレイ50を機械的に、かつ、柔軟に支持すると共に、複数の超音波振動子48から発振され、もしくは観察対象から反射して伝播した超音波信号のうち、バッキング材層54側に伝播した超音波を減衰させる役割を有する。このため、バッキング材は、硬質ゴムなどの剛性を有する材料からなり、超音波減衰材(フェライト、セラミックスなど)が必要に応じて添加されている。
上記のように構成された超音波振動子ユニット46によれば、超音波振動子アレイ50の各超音波振動子48が駆動される。ケーブル100の非同軸ケーブル110、フレキシブル基板60の配線、及び信号線56を介して、超音波振動子48の電極に電圧が印加されると、圧電体が振動して超音波を順次発生し、被検体の観察対象部位に向けて超音波が照射される。そして、複数の超音波振動子48をマルチプレクサなどの電子スイッチで順次駆動させることで、超音波振動子アレイ50が配された曲面に沿った走査範囲、例えば曲面の曲率中心から数十mm程度の範囲で超音波が走査される。
また、観察対象部位から反射されたエコー信号を受信すると、圧電体が振動して電圧が発生し、この電圧を受信した超音波エコーに応じた電気信号として超音波用プロセッサ装置14に出力する。そして、超音波用プロセッサ装置14において各種の信号処理が施されてから、超音波画像としてモニタ20に表示される。
次に、図4に基づいて非同軸ケーブル110の断面構造を説明し、次に、図5に基づいてケーブル100の断面構造を説明する。ここで断面構造は、非同軸ケーブル110及びケーブル100の長手軸方向に直交する面で切断した断面視の構造である。
図4に示すように、非同軸ケーブル110は、複数の信号線112と、複数のグランド線114とを有する。信号線112は、例えば、導体112aと、導体112aの周囲を被覆する絶縁層112bと、から構成される。導体112aは、例えば、銅又は銅合金の素線で構成される。素線には、例えば、錫メッキ、銀メッキ等のメッキ処理が施される。導体112aは、0.03mmから0.04mmの直径を有する。
絶縁層112bは、例えば、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、パーフルオロアルコキシ(PFA)等の樹脂材料により構成できる。絶縁層112bは、0.015mmから0.025mmの厚みを有する。
グランド線114は、信号線112と同一の直径を有する導体で構成される。グランド線114は、銅又は銅合金の素線、又は銅又は銅合金の複数の素線を撚り合わせた撚線で構成される。
複数の信号線112と、複数のグランド線114とが撚り合わされることにより、第1のケーブル束116が構成される。
非同軸ケーブル110は、第1のケーブル束116の周囲を被覆する第1のシールド層118を備える。第1のシールド層118は、接着剤を介して金属箔をラミネートした絶縁フィルムで構成できる。絶縁フィルムはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムで構成される。また、金属箔はアルミニウム箔又は銅箔で構成される。
非同軸ケーブル110は、複数の信号線112を1セットとして第1のシールド層118によりシールドされる。非同軸ケーブル110単位で信号線112が取り扱われる。
図4に示すように、実施形態の非同軸ケーブル110において、第1のケーブル束116は、4本の信号線112と3本のグランド線の7本が撚り合わされて構成される。4本の信号線112の中の1本の信号線112が中心に配置される。残りの3本の信号線112と3本のグランド線114とが、中心の信号線112の周囲に、隣接して配置される。ただし、第1のケーブル束116における、信号線112の本数、グランド線114の本数、及びこれらの配置は、図4の構造に限定されない。
次に、図5に示すように、ケーブル100は複数の非同軸ケーブル110を備える。複数の非同軸ケーブル110により、第2のケーブル束104が構成される。
外皮102が、第2のケーブル束104を被覆する。外皮102は、押出し被覆されたPFA、FEP、エチレン・四フッ化エチレン共重合体(ETFE)、ポリ塩化ビニル(PVC)等のフッ素系の樹脂材料で構成できる。外皮102は、巻回された樹脂製テープ(PETテープ)で構成できる。外皮102による第2のケーブル束104の被覆は、第2のケーブル束104の外側を直接的に被覆する場合と、間接的に被覆する場合とを含む。間接的な被覆は、外皮102と第2のケーブル束104との間に他の層を配置することを含む。
実施形態のケーブル100は、外皮102と第2のケーブル束104との間に、内側から順に、樹脂層106と第2のシールド層108とを備える。樹脂層106は第2のケーブル束104を被覆する。樹脂層106は、例えば、上述のフッ素系の樹脂材料、樹脂製テープで構成できる。
第2のシールド層108は、例えば、複数本の素線を編み組むことで構成できる。素線は、メッキ処理(錫メッキ又は銀メッキ)された銅線又は銅合金線等で構成される。
ケーブル100は、上述した構成以外に樹脂層106及び第2のシールド層108を何れも備えない場合、樹脂層106及び第2のシールド層108のいずれか一方のみを備える場合であってもよい。
実施形態のケーブル100は、16本の非同軸ケーブル110を含んでおり、64本の信号線112を含んでいる。非同軸ケーブル110及び信号線112の数はこの数値に限定されない。
上述したように、ケーブル100に含まれる非同軸ケーブル110は、従来の同軸ケーブルとは異なり、信号線112ごとにシールド層、及び外皮を備えていない。特に、複数の非同軸ケーブル110でケーブル100を構成した場合、ケーブル100は、従来の同軸ケーブルと比較して細径化が可能になる。また、同軸ケーブルと外径が同じ場合、ケーブル100は、従来の同軸ケーブルと比較してより多くの信号線112を備えることができる。
次に、フレキシブル基板60と非同軸ケーブル110との接続構造の第1の形態を説明する。図6に示すように、フレキシブル基板60の辺60aの側において、ケーブル100の樹脂層106(不図示)、第2のシールド層108(不図示)、及び外皮102が除去され、複数の非同軸ケーブル110が露出する。さらに、フレキシブル基板60の辺60aにより近い側において、各々の非同軸ケーブル110の第1のシールド層118が除去され、第1のケーブル束116が露出する。非同軸ケーブル110は、辺60aと直交する辺60b及び辺60cに平行に配置される。
フレキシブル基板60の主面と直交する方向から見て(以下、平面視)、フレキシブル基板60と第1のシールド層118とは、重なり合っていない。フレキシブル基板60と第1のシールド層118とは、重なり合せてもよい。
複数の信号線112と複数のグランド線114との撚線により構成された第1のケーブル束116は、先端116aにおいて、各信号線112に解きほぐされる。解きほぐされた各信号線112は、フレキシブル基板60に配置された各電極パッド62と電気的に接合され、複数の第1の電気的接合部63が形成される。なお、先端116aは各信号線112に解きほぐされる開始位置である。
図6に示す第1形態の接続構造では、各非同軸ケーブル110に対応する各電極パッド62がまとめて配置される。すなわち、4本の信号線112と4個の電極パッド62との第1の電気的接合部63が、フレキシブル基板60の上で、第1のケーブル束116ごとにまとめて配置される。非同軸ケーブル110の信号線112の断線を回避するため、非同軸ケーブル110と電極パッド62との距離を近づけるためである。
実施形態では、フレキシブル基板60が先端部40から湾曲部42を経て、軟性部43の一部にまで延長され、電極パッド62と信号線112との第1の電気的接合部63は、フレキシブル基板60の上で、かつ軟性部43の領域に位置させている。
ケーブル100の複数の非同軸ケーブル110とフレキシブル基板60との電気的な接合は、ケーブル100を先端部40まで延長し、フレキシブル基板60を小さくすることで、先端部40の位置でも可能である。
しかしながら、先端部40は、人体内に挿入することを目的とするため、スペースが非常に小さく、配置されるフレキシブル基板60も小さくなる。非同軸ケーブル110に対応する電極パッド62がまとめて配置される構造であるため、フレキシブル基板60の上での、電極パッド62の配置が制約され、複数の非同軸ケーブル110とフレキシブル基板60の配線の自由度は低くなる。
軟性部43の曲がりは、湾曲部42の曲がりよりも緩やかであり、また、フレキシブル基板60を、長手軸方向に沿って延長することで大きくできるので、複数の第1の電気的接合部63を、フレキシブル基板60の上で、かつ軟性部43の領域に形成できる。その結果、非同軸ケーブル110とフレキシブル基板60の配線の自由度を、先端部40で接合する場合と比較して、高めることができる。
なお、第1の電気的接合部63に大きな負荷が加えられた場合でも、信号線112の断線を防止するため、第1の電気的接合部63を保護する補強材130を第1の電気的接合部63に備えることが好ましい。補強材130は剛性の高い(リジッド)な部材であることが好ましい。補強材130は、接着剤硬化等による絶縁樹脂層、金属、又は硬度の大きな樹脂部材であることが好ましい。特に、補強材130が金属の場合、放射電磁波を抑制できる。なお、一部の第1のケーブル束116において、理解を容易にするため補強材130を省略する。
フレキシブル基板60には電極パッド62とは別にグランド電極パッド64が配置される。各第1のケーブル束116に含まれるグランド線114が、グランド電極パッド64に電気的に接合される。グランド線114をグランド電極パッド64に電気的に接合することにより、複数の第1のケーブル束116の接地電位を同一の電位にすることができる。なお、複数のグランド線114の少なくとも1本のグランド線114が、グランド電極パッド64に電気的に接合できればよい。複数のグランド線114が第1のケーブル束116において接触するからである。グランド電極パッド64に電気的に接合されるグランド線114を少なくすることにより、配線が占める領域を小さくできる。
図6に示す接続構造では、非同軸ケーブル110の信号線112に接続される電極パッド62の位置は、隣接する非同軸ケーブル110の間で異なる。すなわち、第1のケーブル束116の先端116aから電極パッド62までの距離Lが異なる2種類の距離Lが存在する(図6の辺60bに近い側の距離Lと辺60cに近い側の距離Lを参照)。
その結果、非同軸ケーブル110の信号線112に対応する複数の電極パッド62が、平面視において、複数の電極パッド62ごとにジグザグに配置される。隣接する複数の電極パッド62間の間隔を狭めることができ、ジグザグに配置されていない場合(複数の電極パッド62が辺60aに沿って直線に配置される場合)に比較して、複数の電極パッド62を高密度に配置できる。
図6においては、2種類の距離Lを示したが、2種類以上の距離Lを設定できる。複数の電極パッド62をより高密度に配置できる。
ジグザグに配置された電極パッド62ごと対応して、非同軸ケーブル110の第1のケーブル束116同士の間で、信号線112の長さは異なる。
一方で、非同軸ケーブル110の単位でみれば、複数の信号線112に対応する電極パッド62と、第1のケーブル束116の先端116aとの距離Lは等しい。
次に、フレキシブル基板60と非同軸ケーブル110との接続構造の第2の形態を説明する。なお、図6の接続構造と同様の構成には同様の符号を付して説明を省略する場合がある。図7に示すように、フレキシブル基板60の基端側において、ケーブル100の樹脂層106(不図示)、第2のシールド層108(不図示)、及び外皮102が除去され、複数の非同軸ケーブル110が露出する。また、フレキシブル基板60の側において、各々の非同軸ケーブル110の第1のシールド層118が除去され、第1のケーブル束116が露出する。
非同軸ケーブル110は、複数の信号線112と複数のグランド線114とからなる第1のケーブル束116を含む。各第1のケーブル束116に含まれる複数の信号線112に対応するフレキシブル基板60の電極パッド62と、第1のケーブル束116の先端116aとの距離Lが、第1のケーブル束116ごとに4種類存在する。
その結果、平面視において、第1のケーブル束116に対応する複数の電極パッド62は、ケーブル長手軸方向(辺60bに沿った方向)に沿って順次ずれて配置されており、各電極パッド62のケーブル長手軸方向に直交する方向(辺60aに沿った方向)の配置ピッチが、小さくなっており、同方向に占める電極パッド62のスペースが狭くなっている。第1のケーブル束116ごとに、複数の電極パッド62を高密度に配置できる。第2の形態においても、第1の電気的接合部63は、フレキシブル基板60の上で、かつ軟性部43の領域に形成される。
次に、フレキシブル基板60と非同軸ケーブル110との接続構造の第2の形態の変形例を説明する。なお、図7の接続構造と同様の構成には同様の符号を付して説明を省略する場合がある。図8に示すように、各第1のケーブル束116に含まれる複数の信号線112に対応するフレキシブル基板60の電極パッド62と、第1のケーブル束116の先端116aとの距離Lが、第1のケーブル束116ごとに2種類存在する。第2の形態の変形例は、距離Lの種類の数が第2の形態と異なる。
第1のケーブル束116において、隣接する信号線112同士では距離Lが異なる。隣接する信号線112同士の距離Lが異なるので、平面視において、電極パッド62をジグザグに配置される。隣接する複数の電極パッド62間の間隔を狭めることができ、ジグザグに配置されていない場合(複数の電極パッド62が辺60aに沿って直線に配置される場合)に比較して、第1のケーブル束116ごとに、複数の電極パッド62を高密度に配置できる。第2の形態の変形例においても、第1の電気的接合部63は、フレキシブル基板60の上で、かつ軟性部43の領域に形成される。
第2の形態、及び第2の形態の変形例は、第1の形態と同様に、非同軸ケーブル110とフレキシブル基板60の配線の自由度を高めることができる。第2の形態、及び第2の形態の変形例は、第1の形態と同様に、第1の電気的接合部63が、フレキシブル基板60の上で、第1のケーブル束116ごとにまとめて配置される。
図9は、超音波気管支鏡12の湾曲部の動作を示す図である。上述したように、実施形態の超音波気管支鏡12では、フレキシブル基板60が、先端部40から湾曲部42を経て軟性部43の一部に亘って配置され、湾曲部42と同じ二方向に湾曲可能に配置される。図9に示すように、アングルレバー29(不図示)の操作により、湾曲部42は二方向に湾曲する。すなわち、フレキシブル基板60の2つの主面が湾曲部42の湾曲方向を向くように配置されるので、フレキシブル基板60は湾曲部42に追従し、同じ二方向に湾曲可能である。
さらに、実施形態では、フレキシブル基板60を湾曲部42と同じ二方向に確実に湾曲させるため、先端部40は、フレキシブル基板60が挿入部22の長手軸方向Axを回転中心として回転することを規制する構造(以下、規制構造)を備えている。
次に、好ましい規制構造について、図面を参照して説明する。図10は、規制構造の第1の形態を説明するための図である。図10(A)は、先端部40の平面図であり、図10(B)は長手軸方向Axに沿い、かつフレキシブル基板60の主面に直交する面で切断した断面図であり、図10(C)はA1-A1線に沿う断面図である。
図10(B)に示すように、先端部40は、先端第1部材40aと先端第2部材40bとの2分割構造で構成される。実施形態では、処置具導出口44、及び観察窓82が先端第1部材40aに配置される。超音波観察部36、信号線56、及びフレキシブル基板60の一部が配置される。
なお、図10(A)は、理解を容易にするため先端部40の先端第1部材40aを省略する。図10(A)に示すように、溝40cが先端第2部材40bの基端の側に形成される。溝40cは、長手軸方向Axに平行に直線状に延び、フレキシブル基板60の一部が幅方向(短手方向)の長さと略等しい幅で形成される。フレキシブル基板60が溝40cに配置される。
図10(C)に示すように、フレキシブル基板60が溝40cに収容される。先端第1部材40aと先端第2部材40bとが、フレキシブル基板60を挟みこむ。フレキシブル基板60が先端第1部材40aと先端第2部材40bの溝40cとにより周囲を囲まれる状態となる。この先端部40の規制構造が、フレキシブル基板60の回転方向を規制する。その結果、図9に示すように、湾曲部42とフレキシブル基板60とが同じ二方向に湾曲できる。
フレキシブル基板60を挟みこむ場合、先端第1部材40a及び先端第2部材40bは、フレキシブル基板60と離間していてもよい。湾曲部42とフレキシブル基板60とが同じ二方向に湾曲できるように、フレキシブル基板60の回転方向が規制できれば、先端第1部材40a及び先端第2部材40bにフレキシブル基板60に密接しなくてもよい。
図11は、規制構造の第2の形態を説明するための図である。図11(A)は、先端部40の平面図であり、図11(B)は長手軸方向Axに沿い、かつフレキシブル基板60の主面に直交する面で切断した断面図であり、図11(C)はA2-A2線に沿う断面図である。図11(A)では、理解を容易にするため先端部40の先端第1部材40aを省略する。
規制構造の第1の形態と同様の構成に同様の符号を付して説明を省略する場合がある。規制構造の第2の形態は、規制構造の第1の形態と異なり、フレキシブル基板60が、固定位置(溝40c)において、封止部材65により被覆される。フレキシブル基板60の一部が、封止部材65により先端第2部材40bの溝40cに固定される。封止部材65として、封止剤、封止テープなどが適用できる。
図12は、規制構造の第3の形態を説明するための図である。図12(A)は、先端部40の平面図であり、図12(B)は長手軸方向Axに沿い、かつフレキシブル基板の主面に直交する面で切断した断面図であり、図12(C)はA3-A3線に沿う断面図である。図12(A)では、理解を容易にするため先端部40の先端第1部材40aを省略する。
規制構造の第1の形態、及び第2の形態と同様の構成に同様の符号を付して説明を省略する場合がある。規制構造の第3の形態は、規制構造の第1の形態及び第2の形態と異なり、フレキシブル基板60の一部が、接着剤66により先端第2部材40bの溝40cに固定される。さらに、先端第1部材40aとは異なる蓋部材67と先端第2部材40bとが、フレキシブル基板60を挟みこむ。規制構造の第3の形態では、フレキシブル基板60が蓋部材67と接着剤66とにより溝40cに固定される。
図13は、規制構造の第4の形態を説明するための図である。図13(A)は、先端部の拡大平面図であり、図13(B)は長手軸方向Axに沿い、かつフレキシブル基板の主面に直交する面で切断した断面図であり、図13(C)はA4-A4線に沿う断面図である。図13(A)では、理解を容易にするため先端部40の先端第1部材40aを省略する。
規制構造の第1の形態から第3の形態と同様の構成に同様の符号を付して説明を省略する場合がある。規制構造の第4の形態は、規制構造の第1の形態から第3の形態と異なり、先端第2部材40bが長手軸方向Axに沿って延びる貫通孔40dを備える。貫通孔40dは、基端側と先端側とにフレキシブル基板60の挿通を可能にする開口を有する。フレキシブル基板60が、先端第2部材40bの貫通孔40dに挿通される。さらに、係止部材68が貫通孔40dとフレキシブル基板60との隙間にはめ込まれる。規制構造の第4の形態では、フレキシブル基板60が係止部材68により貫通孔40dに対して固定される。
図14は、規制構造の第5の形態を説明するための図である。図14(A)は、先端部の拡大平面図であり、図14(B)は長手軸方向Axに沿い、かつフレキシブル基板の主面に直交する面で切断した断面図であり、図14(C)はA5-A5線に沿う断面図である。図14(A)では、理解を容易にするため先端部40の先端第1部材40aを省略する。
規制構造の第1の形態から第4の形態と同様の構成に同様の符号を付して説明を省略する場合がある。規制構造の第5の形態は、規制構造の第1の形態から第4の形態と異なり、フレキシブル基板60が、フレキシブル基板60の幅方向に延び、かつ平面視で矩形の2個の拡大部分60dを備える。フレキシブル基板60の一部及び拡大部分60dが先端第2部材40bの溝40cに収容される。溝40cは長手軸方向Axに平行な部分と、長手軸方向Axに直交する部分とを有する。2つの拡大部分60dは、溝40cの長手軸方向Axに直交する部分に収容される。さらに、2つの拡大部分60dは、締結部材69であるネジにより先端第2部材40bの溝40cに固定される。
次に、ケーブルとコネクタ基板との接続構造について、図15に基づいて説明する。ケーブル100は、先端側でフレキシブル基板60の電極パッド62と電気的に接続され、後端側で超音波用のコネクタ32aに配置されたコネクタ基板140と電気的に接続される。
コネクタ基板140の辺140aにより近い側において、各々の非同軸ケーブル110の第1のシールド層118が除去され、第1のケーブル束116が露出する。非同軸ケーブル110は、辺140a直交する辺140b及び辺140cに平行に配置される。コネクタ基板140は、非同軸ケーブル110に含まれる第1のケーブル束116に含まれる信号線112に対応するコネクタ側電極パッド142を備える。非同軸ケーブル110の信号線112とコネクタ側電極パッド142とが電気的に接合され、第2の電気的接合部143が形成される。複数の第2の電気的接合部143は、第1のケーブル束116ごとにまとめて配置される。
第1の電気的接合部63がフレキシブル基板60の上で第1のケーブル束116ごとにまとめられ、第2の電気的接合部143がコネクタ基板140の上で第1のケーブル束116ごとにまとめられ、かつ第1の電気的接合部63と第2の電気的接合部143とが1対1の対応関係で電気的に接続される。
第1の電気的接合部63と第2の電気的接合部143とが上記接続構造を有する限り、1対1の対応関係を有する対応する第1の電気的接合部63及び第2の電気的接合部143の並び順は限定されない。
例えば、フレキシブル基板60の辺60bに最も近い第1のケーブル束116に対応する電極パッド62に接続される配線の番号をW1、W2、W3及びW4とする。W1、W2、W3及びW4は、先端部40において対応する超音波振動子48に接続される。第1のケーブル束116の4本の信号線112が、W1、W2、W3及びW4に対応する電極パッド62に接合される。
4本の信号線112を介してW1、W2、W3及びW4に超音波信号を送受信するため、第1のケーブル束116の信号線112は、対応するコネクタ側電極パッド142に電気的に接合される。
図15に示すように、第1の電気的接合部63のフレキシブル基板60に対する並び順と、第2の電気的接合部143のコネクタ基板140に対する並び順とは異なっていてもよい。W1、W2、W3及びW4に対応する第1の電気的接合部63は辺60bの側に位置する。一方、W1、W2、W3及びW4に対応する第2の電気的接合部143は辺140cの側に位置する。図15に示すように、フレキシブル基板60とコネクタ基板140との間でW1、W2、W3及びW4、並びの順が異なっている場合であっても、第1のケーブル束116に対応する第1の電気的接合部63と第2の電気的接合部143とが、それぞれまとまって配置され、1対1の対応関係で電気的に接続されていればよい。
次に、フレキシブル基板の好ましい形態を図16に基づいて説明する。図16(A)はフレキシブル基板60の平面図であり、図16(B)はB-B線に沿った断面図であり、図16(C)はC-C線に沿った断面図である。図16(C)では、フレキシブル基板60の断面構造を省略する。図16(B)に示すように、フレキシブル基板60は、複数の信号配線60eと、信号配線60eを挟み込む絶縁層60fと、絶縁層60fの両面に設けられたグランド層60gとを備える多層フレキシブル基板で構成される。信号配線60eを両面のグランド層60gで挟み込む構成の多層フレキシブル基板とすることで、フレキシブル基板60に対する放射電磁波の影響を減らすことができる。多層フレキシブル基板にすることでフレキシブル基板60の柔軟性は低下するが、二方向の湾曲させる超音波気管支鏡12であれば、多層フレキシブル基板であっても二方向に湾曲させることができる。
図16(B)に示すように、超音波振動子48(不図示)は、40V程度高電圧で駆動されることから、電気安全性を高めるため、フレキシブル基板60を絶縁部材70(第2の絶縁部材)で覆うことが好ましい。絶縁部材70は、例えば絶縁テープである。フレキシブル基板60を両側から絶縁部材70で挟み込むことができる。絶縁テープ以外に絶縁チューブを絶縁部材70として適用できる。絶縁部材70は、2kV以上の絶縁破壊電圧を有することが好ましい。
また、図16(C)に示すように、第1の電気的接合部63を、絶縁部材72で覆うことが好ましい。図16(B)と同様に安全性を上げるためである。絶縁部材72(第1の絶縁部材)は、絶縁テープ又は絶縁チューブである。絶縁部材72は、2kV以上の絶縁破壊電圧の特性を有することが好ましい。
以上、本発明について説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
10 超音波検査システム
12 超音波気管支鏡
14 超音波用プロセッサ装置
16 内視鏡用プロセッサ装置
18 光源装置
20 モニタ
21 吸引ポンプ
22 挿入部
24 操作部
26 ユニバーサルコード
27 バルーン送水口
28a 吸引ボタン
28b 吸引コネクタ
29 アングルレバー
30 処置具挿入口
32a コネクタ
32b コネクタ
32c コネクタ
34 吸引用チューブ
36 超音波観察部
38 内視鏡観察部
40 先端部
40a 先端第1部材
40b 先端第2部材
40c 溝
40d 貫通孔
41 外装部材
42 湾曲部
43 軟性部
44 処置具導出口
45 処置具チャンネル
46 超音波振動子ユニット
47 積層体
48 超音波振動子
50 超音波振動子アレイ
54 バッキング材層
56 信号線
60 フレキシブル基板
60a 辺
60b 辺
60c 辺
60d 拡大部分
60e 信号配線
60f 絶縁層
60g グランド層
62 電極パッド
63 第1の電気的接合部
64 グランド電極パッド
65 封止部材
66 接着剤
67 蓋部材
68 係止部材
69 締結部材
70 絶縁部材
72 絶縁部材
76 音響整合層
78 音響レンズ
82 観察窓
88 照明窓
100 ケーブル
102 外皮
104 第2のケーブル束
106 樹脂層
108 第2のシールド層
110 非同軸ケーブル
112 信号線
112a 導体
112b 絶縁層
114 グランド線
116 第1のケーブル束
116a 先端
118 第1のシールド層
130 補強材
140 コネクタ基板
140a 辺
140b 辺
140c 辺
142 コネクタ側電極パッド
143 第2の電気的接合部
Ax 長手軸方向
L 距離

Claims (11)

  1. 複数の超音波振動子が配列された超音波振動子アレイを有する先端部と、
    前記先端部の基端に連結され、二方向に湾曲可能な湾曲部と、
    前記湾曲部の基端に連結される軟性部と、
    前記軟性部および湾曲部に挿通されるケーブルと、
    前記複数の超音波振動子と前記ケーブルとを電気的に接続するフレキシブル基板であって、前記複数の超音波振動子にそれぞれ接続された複数の電極パッドを備えるフレキシブル基板と、
    を備える超音波気管支鏡であって、
    前記ケーブルは、
    複数の信号線および複数のグランド線からなる第1のケーブル束と、前記第1のケーブル束を被覆する第1のシールド層と、を含む非同軸ケーブルと、
    複数の前記非同軸ケーブルからなる第2のケーブル束を被覆する外皮と、
    を有し、
    前記フレキシブル基板は、前記先端部、前記湾曲部、及び前記軟性部の一部にわたって配置され、
    かつ、前記先端部が前記フレキシブル基板の回転方向を規制する構造を備えることで、前記フレキシブル基板は前記湾曲部と同じ二方向に湾曲可能であり、
    前記ケーブルから各前記第1のケーブル束が個々に引き出され、さらに第1のケーブル束の各前記信号線が引き出され、前記電極パッドに電気的に接合されて、複数の第1の電気的接合部が形成され、
    複数の前記第1の電気的接合部は前記軟性部の領域に位置する、超音波気管支鏡。
  2. 複数の前記第1の電気的接合部は、前記第1のケーブル束ごとにまとめて配置され、
    前記ケーブルは、基端側でコネクタ基板と接続され、
    前記コネクタ基板は、前記第1のケーブル束に含まれる前記信号線に対応するコネクタ側電極パッドを備え、
    前記コネクタ側電極パッドと前記信号線とが接続されて複数の第2の電気的接合部が形成され、
    複数の前記第2の電気的接合部は、前記第1のケーブル束ごとにまとめて配置される、
    請求項1に記載の超音波気管支鏡。
  3. 前記フレキシブル基板は、両面にそれぞれグランド層が設けられた多層フレキシブル基板である、請求項1又は2に記載の超音波気管支鏡。
  4. 前記第1の電気的接合部を覆う第1の絶縁部材を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の超音波気管支鏡。
  5. 前記フレキシブル基板を覆う第2の絶縁部材を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の超音波気管支鏡。
  6. 前記第1の電気的接合部を保護する補強材を備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の超音波気管支鏡。
  7. 前記構造は、前記先端部を先端第1部材と先端第2部材との2分割構造とし、接着剤により前記先端第2部材の溝に固定された前記フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板を挟み込む前記先端第1部材と前記先端第2部材とにより構成される、請求項1から6のいずれか一項に記載の超音波気管支鏡。
  8. 前記構造は、前記先端部を先端第1部材と先端第2部材の2分割構造とし、封止部材で被覆した前記フレキシブル基板であって、前記封止部材により前記先端第2部材の溝に固定された前記フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板を挟み込む前記先端第1部材と前記先端第2部材とにより構成される、請求項1から6のいずれか一項に記載の超音波気管支鏡。
  9. 前記構造は、前記先端部を先端第1部材と先端第2部材の2分割構造とし、接着剤により前記先端第2部材の溝に固定された前記フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板を挟み込む前記先端第1部材とは異なる蓋部材と前記先端第2部材とにより構成される、請求項1から6のいずれか一項に記載の超音波気管支鏡。
  10. 前記構造は、前記先端部を先端第1部材と先端第2部材の2分割構造とし、前記先端第2部材に設けられた貫通孔に挿通された前記フレキシブル基板と、前記貫通孔に前記フレキシブル基板との隙間にはめ込まれた係止部材とにより構成される、請求項1から6のいずれか一項に記載の超音波気管支鏡。
  11. 前記構造は、前記先端部を先端第1部材と先端第2部材の2分割構造とし、前記先端第2部材の溝に前記フレキシブル基板を配置し、さらに締結部材により前記フレキシブル基板を前記先端第2部材に固定する構造である、請求項1から6のいずれか一項に記載の超音波気管支鏡。
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