JP2022044552A - 結晶式発振器、及び結晶式発振器の始動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速な始動シーケンスを提供し電力消費が少ない結晶式発振器、携行型電子デバイス及び結晶式発振器の動作を開始方法を提供する。【解決手段】結晶式発振器10は、結晶式共振器12と、電子発振回路14と、第1のキャパシター21と、第2のキャパシター22と、スイッチ30と、を備える。スイッチ30は、第1の端子31、第2の端子32及び第3の端子33を有する。スイッチ30の第1の端子31と第2の端子32の間の導電率は、第3の端子33の電圧によって制御可能である。スイッチ30の第1の端子31は、第1のキャパシター21の第1の端子23と接続し、第2の端子32は、第2のキャパシター22の第1の端子24と接続する。【選択図】図1

Description

本開示は、結晶式発振器及びこのような結晶式発振器を備える携行型電子デバイスに関する。別の態様において、本開示は、結晶式発振器の動作を開始する方法に関する。
結晶式発振器は、従来から広く知られている。結晶式発振器は、圧電材料によって作られた振動性の結晶の機械的共振を利用して、正確な周波数の電気信号を作る電子発振回路である。このような周波数は、クオーツ制御の腕時計におけるように、時間の正確な進行を維持するために多く用いられており、これによって、デジタル集積回路に安定したクロック信号を与えたり、無線トランスミッターやレシーバーにおける周波数を安定させたりする。
いわゆるピアース(Pierce)タイプやコルピッツ(Colpitts)タイプと呼ばれる伝統的な結晶式発振器は、典型的には、通常はコントローラーによって励起される2つのキャパシターを備えて、発振器をやや速く始動させる。結晶式発振器を高速で始動させるために、通常は結晶をその端子にて電気的に励起する。結晶の端子はそれぞれ、典型的には、第1のキャパシターと第2のキャパシターによってチャージされる。このために、励起回路は、これらの2つのキャパシターの帯電と放電を提供し、そして、これらのキャパシターは、接地に接続される。このような伝統的な発振器のアーキテクチャーにおいては、接地に接続されたキャパシターの頻繁な帯電と放電が原因で、電力消費が大きい。
このような状況で、本開示は、相当に高速な始動シーケンスを提供し既知の手法よりも電力消費が少ないような、改善された結晶式発振器を提供することを目的とする。このことは、電気エネルギー源が有限な電池によって結晶式発振器が駆動されるようなモバイルにおけるアプリケーションにおいては特に興味深い。
上記の要求は、独立請求項の特徴にしたがった結晶式発振器、携行型電子デバイス、及び結晶式発振器の動作を開始する方法によって解決される。本発明の別の特徴が従属請求項の主題となっている。
1つの態様において、結晶式発振器が提供される。前記結晶式発振器には、第1の端子と第2の端子がある。前記結晶式発振器は、さらに、結晶式共振器に接続された電子発振回路を備える。前記結晶式発振器は、さらに、第1のキャパシターと第2のキャパシターを備える。前記第1のキャパシターには、第1の端子と第2の端子がある。前記第1のキャパシターの前記第2の端子は、前記結晶式共振器の前記第1の端子に接続される。前記第2のキャパシターにも、第1の端子と第2の端子がある。ここで、この第2の端子は、前記結晶式共振器の前記第2の端子に接続される。
前記結晶式発振器は、さらに、スイッチを備える。前記スイッチには、第1の端子、第2の端子、及び第3の端子がある。この第3の端子を用いて、第1の端子と第2の端子をまたがる前記スイッチの導電率の制御及び/又は変更を行うことができる。すなわち、前記スイッチの前記第1の端子と前記第2の端子の間の導電率は、前記第3の端子における電圧によって制御可能である。前記スイッチの前記第1の端子は、前記第1のキャパシターの前記第1の端子に接続され、前記スイッチの前記第2の端子は、前記第2のキャパシターの前記第1の端子に接続される。
前記スイッチを用いて、前記結晶式発振器の始動段階のために、前記第1及び第2のキャパシターを頻繁に帯電させ放電させることによって、前記結晶式共振器を励起することができる。前記発振が始動した後に、前記スイッチによって、前記発振器のインピーダンスを低くすることが可能になり、これを低くする。典型的には、前記スイッチによって、前記結晶式発振器を始動モードから駆動モードへと切り替えることが可能になる。駆動モードにおいて、前記スイッチの第1及び第2の端子の間の導電率は、比較的低い。
実際に、前記スイッチは、開いており、したがって、第1及び第2のキャパシターの通常の帯電と放電を提供する。駆動モードへと切り替えられると、前記スイッチの前記第1の端子と前記第2の端子の間の導電率が高くなる。このときに、前記第1及び第2のキャパシターは、コントローラー又は始動コントローラーから有効に分離され、電力消費を相当に低減させることができる。駆動モードへと切り替えられると、前記第1及び第2のキャパシターを帯電したり放電したりする必要がなくなる。代わりに、これらのキャパシターは、いわゆる結合キャパシターとして動作し、ふるまうようになる。
別の実施形態の1つにおいて、前記電子発振回路には、入力端子と出力端子がある。前記電子発振回路の前記入力端子は、前記結晶式共振器の前記第1の端子に接続される。前記電子発振回路の前記出力端子は、前記結晶式共振器の前記第2の端子に接続される。実際に、前記結晶式共振器は、前記電子発振回路の入力端子と出力端子に並列に接続される。また、前記第1のキャパシターは、前記結晶式共振器の前記第1の端子に直列に接続される。前記第2のキャパシターは、前記結晶式共振器の前記第2の端子に直列に接続される。したがって、前記第1のキャパシターは、前記電子共振回路の前記入力端子と直列に接続され、前記第2のキャパシターは、前記電子共振回路の前記出力端子と直列に接続される。
前記スイッチは、典型的には、第1及び第2のキャパシターの第1の端子どうしの間に接続される。このようにして、前記結晶式発振器の始動手順の間、かつ/又はそのために、第1及び第2のキャパシターの第1の端子の間の導電率を変更することができる。始動モードとなっているときには、前記スイッチは、典型的には開いており、第1及び第2のキャパシターの前記第1の端子の間には接続がない。前記結晶式発振器を駆動モードへと切り替えるときに、前記第1及び第2のキャパシターの前記第1の端子どうしを有効に接続することができ、これによって、インピーダンスを接地まで低減させ、そして、注入源、例えば、始動コントローラーによって提供されるもの、から前記第1及び第2のキャパシターを有効に分離することができる。
したがって、前記結晶式発振器の別の例において、前記結晶式発振器の動作を始動モードから駆動モードへと切り替えることができる。始動モードにおいて、前記スイッチの前記第1の端子と前記第2の端子の間の導電率は、駆動モードのときの前記スイッチの前記第1の端子と前記第2の端子の間の導電率よりも低い。典型的には、前記スイッチは、ドレイン、ソース及びゲートがある、MOSトランジスターとして実装される。ドレインとソースはそれぞれ、第1及び第2のキャパシターの前記第1の端子に接続される。ゲートにおける電圧は、典型的には、始動コントローラーによって制御可能とすることができる。このようにして、前記始動コントローラーは、前記トランジスターを切り替えるように、したがって、始動モードと駆動モードの間を切り替えるように、動作することができ、それを可能とする。
別の例において、前記結晶式発振器は、第1のバッファーアンプと第2のバッファーアンプを備える。前記第1のバッファーアンプの出力端子は、前記第1のキャパシターの前記第1の端子に接続される。前記第2のバッファーアンプの出力端子は、前記第2のキャパシターの前記第1の端子に接続される。
第1及び第2のバッファーアンプは、前記第1及び第2のキャパシターへの、したがって、前記電子発振回路への、始動コントローラーの電気インピーダンス転換を提供する。このようにして、テブナン(Thevenin)の理論に基づいて、典型的には水晶の結晶として実装される、前記結晶式共振器に有効に与えられるインピーダンスは、時間にわたって比較的一定に留まることができる。したがって、始動モード、そして、駆動モードの間に、前記結晶式共振器において見られるインピーダンスは、有効に一定かつ/又は不変に留まることができる。このことは、前記電子発振回路の動作にとって、そして、前記電子発振回路が与えるクロック信号の生成にとって、特に前記結晶式発振器が始動モードから駆動モードへと切り替わるときに、特に有益である。
別の例において、前記結晶式発振器は、位相出力と始動制御出力がある始動コントローラーを備える。典型的には、前記始動コントローラーは、前記結晶式発振器の始動手順を開始し制御するように構成している。前記始動コントローラーの前記位相出力は、典型的には、前記結晶式共振器及び/又は第1及び第2のキャパシターに接続され又は接続可能であり、これによって、共振器の励起、又は前記電子発振回路の位相注入を与える。
前記始動制御出力は、前記結晶式発振器の動作モードを制御するように有効に動作可能である。したがって、前記始動制御出力は、前記結晶式発振器の始動モードと駆動モードの間を切り替えるように、前記スイッチへと対応する制御信号を与えるように構成している。
別の例において、前記始動コントローラーの前記始動制御出力は、前記スイッチの前記第3の端子に接続される。前記始動制御出力は、特に、前記スイッチの構成、したがって、前記発振回路の動作のモード、を変えるように動作することができる。このようにして、前記始動コントローラーは、前記結晶式発振器の動作モードを幾分直接的に制御する。
別の例において、前記始動コントローラーの前記位相出力において与えられる位相信号は、第1の位相信号として、前記第1のキャパシターの前記第1の端子に結合することができる。前記位相出力において与えられる位相信号は、さらに、第2の位相信号として、前記第2のキャパシターの前記第1の端子に結合することができる。典型的には、第1及び第2の位相信号は、位相シフトされている。第1及び第2の位相信号は、互いに反転していることができ、また、互いに補うように相補的であることができる。第1及び第2の位相信号は、発振信号であり、これによって、少なくとも始動モードの間に、前記第1及び第2のキャパシターを、規則的又は頻繁に、帯電し放電することができる。
典型的には、別の例において、前記第2のキャパシターの前記第1の端子に与えられる前記第2の位相信号は、前記第1のキャパシターの前記第1の端子に存在する又は与えられる前記第2の位相信号に対して、位相シフトされており、かつ/又は反転している。互いに対応しているが、位相シフトしていたり又は反転されていたりする第1及び第2の位相信号を与えるために、前記第1及び第2のキャパシターの前記第1の端子のうちの一方は、前記始動コントローラーの前記位相出力に直接的に接続されており、一方で、前記第1及び第2のキャパシターの前記第1の端子のうちの他方は、インバーターを介して、前記始動コントローラーの前記位相出力に接続される。
典型的には、第1及び第2の位相信号は、共通源、特に、前記始動コントローラーの前記位相出力、から導かれ、かつ/又は得られる。このようにして、第1及び第2の位相信号の間の明確に定められた位相シフトが得られ維持することができる。
別の例において、前記結晶式発振器は、第1の論理ゲートと第2の論理ゲートを備える。前記第1及び第2の論理ゲートにはそれぞれ、第1の入力端子と第2の入力端子がある。前記第1及び前記第2の論理ゲートの前記第1の入力端子は、前記始動コントローラーの位相出力に接続される。前記第1及び前記第2の論理ゲートの前記第2の入力端子は、前記始動コントローラーの前記始動制御出力に接続される。
一部の例において、前記第1及び第2の論理ゲートの少なくとも一方は、論理ANDゲートとして実装される。一部の例において、前記第1及び第2の論理ゲートの両方は、論理ANDゲートとして実装される。ここで、前記第1及び第2の論理ゲートの前記第1の入力端子は、前記始動コントローラーの前記位相出力に直接的に接続されることができ、前記第1及び第2の論理ゲートの前記第1の入力端子の他方は、インバーターを介して前記始動コントローラーの前記位相出力に接続されることができる。
別の例において、前記第1及び第2の論理ゲートの一方は、論理ANDゲートとして実装され、前記第1及び第2の論理ゲートの他方は、論理NANDゲートとして実装される。
両方の論理ゲートが論理ANDゲートとして実装される場合に、対応する第1及び第2のゲートの出力は、前記始動コントローラーの前記始動制御出力によって与えられる対応する制御信号によって有効に0にセットされることができる。典型的には、第1及び第2の論理ゲートの出力はそれぞれ、前記第1及び第2のバッファーアンプの入力に、かつ/又は第1及び第2のキャパシターの第1の端子に、接続される。
前記始動制御出力において与えられる前記始動制御信号を論理値0にセットすることによって、前記始動コントローラーによる前記第1及び第2のキャパシターの位相注入を有効にオフに切り替えることができる。
別の例において、前記第1及び第2の論理ゲートの前記第1の入力端子は、インバーターによって、前記位相出力に結合される。前記始動コントローラーの前記位相出力が周期的な発振信号を与えると仮定すると、前記第1の論理ゲートの出力は、前記第2の論理ゲートの出力と比べて、有効に反転され、又は180°位相シフトされることができる。このように、第1及び第2のキャパシターを帯電させ又は放電させるため、かつ/又は第1及び第2のバッファーアンプを駆動させるために、第1及び第2の位相信号の間の必要な位相シフトを与えることができる。
別の例において、前記第1及び第2の論理ゲートの前記第2の入力端子は、インバーターを介して、前記スイッチの前記第3の端子に接続される。このように、前記スイッチの切り替えの挙動と比べた第1及び第2の論理ゲートの同時的な動作を提供することができる。実際に、前記スイッチの前記第3の端子と前記第1及び第2の論理ゲートの第2の入力端子の間にてインバーターを利用することによって、前記スイッチを有効にオンにすることができ、これによって、前記結晶式発振器を駆動モードに切り替えることができる。前記スイッチのオンへの切り替えと同時に又は同時的に、前記第1及び第2の論理ゲートを有効にシャットダウンすることができ、第1及び第2のキャパシターを帯電させるための第1及び第2の位相信号については生成されることがなくなる。このようにして、電力を有効に節約することができる。
別の例において、前記第1の論理ゲートの出力端子は、前記第1のバッファーアンプの入力端子に接続され、前記第2の論理ゲートの出力端子は、前記第2のバッファーアンプの入力端子に接続される。このようにして、第1及び第2の論理ゲートはそれぞれ、対応する第1及び第2のバッファーアンプを駆動するように動作可能である。実際に、前記第1の論理ゲート、前記第1のバッファーアンプ及び前記第1のキャパシターは、直列に構成している。したがって、前記第2の論理ゲート、前記第2のバッファーアンプ及び前記第2のキャパシターも、直列に構成している。
別の態様において、携行型電子デバイスが提供される。この携行型電子デバイスは、ユーザーが装着するように構成しているウェアラブル電子デバイスとして実装されることができる。この携行型電子デバイスは、ハウジングと、エネルギー源と、上述した結晶式発振器とを備え、ハウジングの内部に配置される。ここにおいては、前記結晶式発振器を前記電気的エネルギー源によって、駆動されたり又はパワー供給されたりする。前記電気的エネルギー源は、バッテリー含むことができる。この電池は、二次電池として実装することができる。前記携行型又はウェアラブル電子デバイスは、携行型時計、腕時計、又はスマート携行型時計として実装することができる。前記結晶式発振器は、クロック信号を提供し、したがって、前記携行型電子デバイスの電子回路を駆動するための明確に定められたクロックを提供する出力端子を提供する。
別の例において、前記携行型電子デバイスは、表示要素と時計機構を備える。前記時計機構は、前記表示要素を動作させることができるように前記表示要素に接続される。前記時計機構は、前記結晶式発振器を備える。前記時計機構を、機械的及び/又は電子的に実装することができる。機械的に実装する場合、時計機構は、少なくとも、明確に定められたクロック信号を提供する上述の結晶式発振器を備え、これによって、機械的に実装された時計機構を駆動する。
別の態様において、本開示は、さらに、前記結晶式発振器の動作を開始する方法に関する。この方法は、上述のように結晶式発振器を提供し、始動モードにて前記結晶式発振器を動作させるステップを備える。始動モードの間に、前記結晶式発振器の第1及び第2のキャパシターに、第1及び第2の位相信号が与えられる。典型的には、発振が始動するにしたがって、前記結晶式発振器の前記スイッチを動作させて、これによって、前記結晶式発振器を始動モードから駆動モードへと切り替える。前記結晶式発振器の駆動モードへの切り替えの際、又はこれによって、前記第1及び第2のキャパシターには、第1及び第2の位相信号が与えられなくなり、前記結晶式発振器の電気エネルギー消費を最小限に低減させることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の結晶式発振器の例を詳細に説明する。
結晶式発振器の例を示しているブロック図を模式的に示している。 結晶式発振器を搭載した携行型電子デバイスの例を模式的に示している。 結晶式発振器の動作を開始する方法のフローチャートである。
図1に、結晶式発振器10の実装の1つのブロック図を詳細に示している。結晶式発振器10は、結晶式共振器12を備える。結晶式共振器12は、典型的には、水晶(クオーツ)の結晶を備える。結晶式発振器10は、さらに、結晶式共振器12に電気的に接続された電子発振回路14を備える。結晶式共振器12と電子発振回路14は、並列に接続される。電子発振回路14には、出力端子50があり、この出力端子50によって、結晶式共振器12の共振周波数に同期する明確に定められ周波数が安定化されたクロック信号を与えることができる。
結晶式発振器10は、さらに、第1及び第2のキャパシター21、22を備える。第1及び第2のキャパシター21、22はそれぞれ、電子発振回路14の対応する入力端子及び出力端子47、49に接続されている。詳細には、第1のキャパシター21には、電子発振回路14の第1の入力端子47に電気的に接続された第2の端子25がある。第1のキャパシター22には、電子発振回路の第2の出力端子49に電気的に接続された第2の端子26がある。
結晶式発振器12には、第1の端子27がある。第1の端子27は、第2の端子25に、そして、第1の入力端子47に、電気的に接続されている。結晶式発振器12の第2の端子29は、第2のキャパシター22の第2の端子26に、そして、電子発振回路14の第2の出力端子49に、電気的に接続されている。
結晶式発振器10は、さらに、スイッチ30を備える。スイッチ30は、MOSトランジスターとして実装することができる。スイッチ30には、第1の端子31、第2の端子32、及び少なくとも第3の端子33がある。第1及び第2の端子31、32は、トランジスターのソースとドレインによって実装される。第3の端子33は、トランジスターのゲート又はスイッチ30によって実装される。スイッチ30の第1の端子31は、第1のキャパシター21の第1の端子23に接続されている。スイッチ30の第2の端子32は、第2のキャパシター22の第1の端子24に接続されている。
第1及び第2のキャパシター21、22は、結晶式発振器12及び/又は電子発振回路14に駆動周波数を注入するように動作可能である。これらのキャパシター21、22は、典型的には、始動コントローラー16の位相出力17によって与えられる位相信号によって駆動される。始動コントローラー16は、少なくとも結晶式発振器10の始動手順の始動段階の間に、位相シフトされた駆動信号を第1及び第2のキャパシター21、22に与えるようにはたらく。
特に、スイッチ30は、結晶式発振器10を始動モードと駆動モードの間で切り替えるように構成している。始動モードにおいて、第1及び第2のキャパシター21、22は、始動コントローラー16によって頻繁に帯電され放電される。駆動モードにおいて、第1及び第2のキャパシター21、22は、始動コントローラー16から有効に分離される。
始動モードにおいて、スイッチ30は開いており、したがって、スイッチ38の第1の端子31と第2の端子32の間の導電率は比較的低い。スイッチ30の切り替えによって、第1の端子31と第2の端子32の間の導電率が増加する。このようにして、電子発振回路14において見られるインピーダンスを低くすることができ、始動段階における結晶式発振器の電力消費を相当に低くすることができる。
始動コントローラー16には、位相出力17と始動制御出力18がある。位相出力17は、特定の周波数、典型的には結晶式発振器12の周波数の範囲のもの、の発振位相信号を与える。始動制御出力18は、始動制御信号を与える。始動制御信号は、論理値1又は論理値0のいずれかであることができる。始動制御出力18において与えられる始動制御信号が高又は論理値1であれば、結晶式発振器10は、始動モードとなっている。始動制御出力18における前記信号が0又は低であれば、結晶式発振器10は、駆動モードとなっている。
図1に示しているように、スイッチ30の第3の端子33は、インバーター62を介して始動制御出力18に接続されている。このようにして、始動制御出力18における始動制御信号が高であるときに、スイッチ30は有効にオフに切り替わる。逆に、始動制御出力18における始動制御信号が低又は0であるときに、スイッチ30はオンにされる。
結晶式発振器10は、さらに、第1の論理ゲート51及び第2の論理ゲート52を備える。第1の論理ゲート51及び第2の論理ゲート52は両方とも、論理ANDゲートとして実装される。第1の論理ゲート51には、始動コントローラー16の位相出力17に接続された第1の入力端子53がある。始動コントローラー16の始動制御出力18には、第2の入力端子55が接続される。同様に、第2の論理ゲート52には、第1の入力端子54と第2の入力端子56がある。第2の入力端子56は、始動コントローラー16の始動制御出力18に接続される。第1の入力端子54は、別のインバーター60を介して始動コントローラー16の始動制御出力17に接続される。
このようにして、インバーター60を用いて、第1及び第2の論理ゲート51、52の第1の入力端子53、54に与えられる入力信号どうしは、互いに対して反転していたり、又は180°位相シフトしていたりする。このように位相シフトされていたり反転されていたりする信号をそれぞれ、第1及び第2の論理ゲート51、52の出力端子57、58に与えることができる。
論理ゲート51の出力端子57は、第1のバッファーアンプ41の入力端子43に接続されている。第1のバッファーアンプ41の対応する出力45は、スイッチ30の第1の端子31に、そして、第1のキャパシター21の第1の端子23に、接続される。同様に、第2のバッファーアンプ42が設けられる。第2のバッファーアンプ42の入力端子44は、第2の論理ゲート52の出力58に接続される。第2のバッファーアンプ42の出力端子46は、スイッチ30の第2の端子32に、そして、第2のキャパシター22の第1の端子24に、接続される。
バッファーアンプ41、42に関連して、結晶式共振器12において見られる入射インピーダンスは、結晶式発振器の各動作モードごとに実質的に一定に維持することができる。このようにして、電子発振回路14の出力端子50において、かなり一定であり安定な周波数出力を与えることができる。
2つの論理ANDゲート51、52の実装と、これらの論理ゲート51、52の第2の入力端子55、56が始動制御出力18に結合していることは、スイッチ30の第3の端子33が始動制御出力18に反転結合していることとともに、同時的な切り替えの挙動を与える。スイッチ30が有効にオフに切り替わるために、したがって、始動制御出力において与えられる始動制御信号が高であるときに、第1及び第2の論理ゲート51、52は、位相シフトされた第1及び第2の位相信号を与え、これによって、第1及び第2のバッファーアンプ41、42を駆動することができ、そして、これによって、第1及び第2のキャパシター21、22をそれぞれ帯電させ放電させることができる。
始動制御出力18が論理値0に切り替わるために、スイッチ30は有効にオンに切り替わり、第1及び第2の論理ゲート51、52、第1及び第2のバッファーアンプ41、42の構成によって与えられる位相注入は、やや同時的に有効にオフに切り替わる。
図2に、腕時計として実装された携行型電子デバイス100の例を示している。携行型電子デバイス100は、ハウジング101とリストバンド103を備える。電子デバイス100は、さらに、表示要素102に接続している又はつながっている時計機構105を備える。図2に簡易的にのみ示しているように、電子デバイスは、さらに、電池のような電子エネルギー源104と、上述したような結晶式発振器10を備える。結晶式発振器10は、明確に定められ、周波数安定化された、したがって、かなり正確な、クロック信号を提供する。
最後に、図3において、上述のような結晶式発振器の動作を開始する方法のフローチャートを模式的に示している。この方法は、図1に関連して上に説明している結晶式発振器10を利用する。第1のステップ200において、結晶式発振器10を始動モードで動作させる。ここで、結晶式発振器10の第1及び第2のキャパシター21、22に、第1及び第2の位相信号が与えられる。その後に、電子発振回路14が発振し始めたときに、結晶式発振器10は、この結晶式発振器10のスイッチ30を利用することによって、駆動モードへと切り替えられる。
始動モードから駆動モードへの結晶式発振器の切り替えは、典型的には、電子発振回路14が発振し始めるにしたがって始動コントローラー16によって統括される。このために、電子発振回路14から始動コントローラー16へのフィードバック(図示せず)を設けることができる。
10 結晶式発振器
12 結晶式共振器
14 電子発振回路
16 始動コントローラー
17 位相出力
18 始動制御出力
21 キャパシター
22 キャパシター
23 端子
24 端子
25 端子
26 端子
27 端子
29 端子
30 スイッチ
31 端子
32 端子
33 端子
41 バッファーアンプ
42 バッファーアンプ
43 入力端子
44 入力端子
45 出力端子
46 出力端子
47 端子
49 端子
50 出力端子
51 論理ゲート
52 論理ゲート
53 入力端子
54 入力端子
55 入力端子
56 入力端子
57 出力端子
58 出力端子
60 インバーター
62 インバーター
100 電子デバイス
101 ハウジング
102 表示要素
103 リストバンド
104 電気エネルギー源
105 時計機構

Claims (13)

  1. 結晶式共振器(12)と、電子発振回路(14)と、第1のキャパシター(21)と、第2のキャパシター(22)と、及びスイッチ(30)とを備える結晶式発振器(10)であって、
    前記結晶式共振器(12)には、第1の端子(27)と第2の端子(29)があり、
    前記電子発振回路(14)は、前記結晶式共振器(12)に接続され、
    前記結晶式共振器(12)と前記電子発振回路(14)は、並列に接続され、
    前記電子発振回路(14)には、出力端子(50)があり、この出力端子(50)によって、前記結晶式共振器(12)の共振周波数に同期する明確に定められ周波数が安定化されたクロック信号が与えられ、
    前記第1のキャパシター(21)には、第1の端子(23)と第2の端子(25)があり、
    この第2の端子(25)は、前記結晶式共振器(12)の前記第1の端子(27)に接続され、
    前記第2のキャパシター(22)には、第1の端子(24)と第2の端子(26)があり、
    この第2の端子(26)は、前記結晶式共振器(12)の前記第2の端子(29)に接続され、
    前記スイッチ(30)には、第1の端子(31)、第2の端子(32)及び第3の端子(33)があり、
    前記スイッチ(30)の前記第1の端子(31)と前記第2の端子(32)の間の導電率は、前記第3の端子(33)における電圧によって制御可能であり、
    前記スイッチ(30)の前記第1の端子(31)は、前記第1のキャパシター(21)の前記第1の端子(23)に接続され、
    前記スイッチ(30)の前記第2の端子(32)は、前記第2のキャパシター(22)の前記第1の端子(24)に接続され、
    前記結晶式発振器(10)は、第1のバッファーアンプ(41)と第2のバッファーアンプ(42)を備え、
    前記第1のバッファーアンプ(41)の出力端子(45)は、前記第1のキャパシター(21)の前記第1の端子(23)に接続され、
    前記第2のバッファーアンプ(42)の出力端子(46)は、前記第2のキャパシター(22)の前記第1の端子(24)に接続される
    ことを特徴とする結晶式発振器(10)。
  2. 前記電子発振回路(14)には、第1の入力端子(47)と第2の出力端子(49)があり、
    前記電子発振回路(14)の前記第1の入力端子(47)は、前記結晶式共振器(12)の前記第1の端子(27)に接続され、
    前記電子発振回路(14)の前記第2の出力端子(49)は、前記結晶式共振器(12)の前記第2の端子(29)に接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載の結晶式発振器(10)。
  3. 前記結晶式発振器(10)の動作を始動モードから駆動モードへと切り替えることができ、
    始動モードにおいて、前記スイッチ(30)の前記第1の端子(31)と前記第2の端子(33)の間の導電率は、駆動モードのときの前記スイッチ(30)の前記第1の端子(31)と前記第2の端子(33)の間の導電率よりも低い
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の結晶式発振器(10)。
  4. さらに、位相出力(17)と始動制御出力(18)がある始動コントローラー(16)を備える
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の結晶式発振器(10)。
  5. 前記始動制御出力(18)は、前記スイッチ器(30)の前記第3の端子(33)に接続される
    ことを特徴とする請求項4に記載の結晶式発振器(10)。
  6. 前記位相出力(17)において与えられる位相信号は、第1の位相信号として、前記第1のキャパシター(21)の前記第1の端子(23)に結合することができ、
    前記位相出力(17)において与えられる位相信号は、さらに、第2の位相信号として、前記第2のキャパシター(22)の前記第1の端子(24)に結合することができ、
    前記第1の位相信号と前記第2の位相信号は、位相シフトされている
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の結晶式発振器(10)。
  7. さらに、第1の論理ゲート(51)及び第2の論理ゲート(52)を備え、
    前記第1の論理ゲート(51)及び前記第2の論理ゲート(52)にはそれぞれ、第1の入力端子(53、54)と第2の入力端子(55、56)があり、
    前記第1及び前記第2の論理ゲート(51、52)の前記第1の入力端子(53、54)は、前記始動コントローラー器(16)の前記位相出力(17)に接続され、
    前記第1及び前記第2の論理ゲート(51、52)の前記第2の入力端子(55、56)は、前記始動コントローラー(16)の前記始動制御出力(18)に接続される
    ことを特徴とする請求項6に記載の結晶式発振器(10)。
  8. 前記第1及び前記第2の論理ゲート(51、52)の前記第1の入力端子(53、54)の1つは、インバーター(60)によって、前記位相出力(17)に接続される
    ことを特徴とする請求項7に記載の結晶式発振器(10)。
  9. 前記第1及び前記第2の論理ゲート(51、52)の前記第2の入力端子(55、56)は、インバーター(60)を介して、前記スイッチ(30)の前記第3の端子(33)に接続される
    ことを特徴とする請求項7に記載の結晶式発振器(10)。
  10. 前記第1の論理ゲート(51)の出力端子(57)は、前記第1のバッファーアンプ(41)の入力端子(43)に接続され、
    前記第2の論理ゲート(52)の出力端子(58)は、前記第2のバッファーアンプ(42)の入力端子(44)に接続される
    ことを特徴とする請求項1または請求項7~9のいずれか一項に記載の結晶式発振器(10)。
  11. ハウジング(101)と、電気エネルギー源(104)と、及び前記ハウジング(101)の内側に配置される請求項1~10のいずれか一項に記載の結晶式発振器(10)とを備える携行型電子デバイス(100)であって、
    前記結晶式発振器(10)は、前記電気エネルギー源(104)によって駆動される
    ことを特徴とする携行型電子デバイス(100)。
  12. さらに、表示要素(102)と、及び前記表示要素(102)を動作させることが可能なように前記表示要素(102)に接続される時計機構(105)とを備え、
    前記時計機構(105)は、前記結晶式発振器(10)を備える
    ことを特徴とする請求項11に記載の携行型電子デバイス(100)。
  13. 結晶式発振器(10)の動作を開始する方法であって、
    請求項1~11のいずれか一項に記載の結晶式発振器(10)を用意するステップと、
    前記結晶式発振器(10)を始動モードにて動作させて、これによって、前記結晶式発振器(10)の前記第1及び第2のキャパシター(21、22)に第1及び第2の位相信号を与えるステップと、及び
    前記結晶式発振器(10)の前記スイッチ(30)を切り替えて、これによって、前記結晶式発振器(10)を始動モードから駆動モードへと切り替えるステップと
    を備えることを特徴とする方法。
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