JP2022043621A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで信頼性の高い密閉型圧縮機を提供する。【解決手段】密閉型圧縮機100において、ラジアル軸受部6aの軸方向一方側の端部には、周壁面から径方向外側に切り欠かれた第1切欠部6vが設けられ、ラジアル軸受部6aの軸方向他方側の端部には、周壁面から径方向外側に切り欠かれた第2切欠部6wが設けられている。密閉型圧縮機100は、第1切欠部6vに設置される円筒状の第1巻きブッシュ7と、第2切欠部6wに設置される円筒状の第2巻きブッシュ8と、を備え、第1巻きブッシュ7及び第2巻きブッシュ8は、それぞれ、ラジアル軸受部6aよりも摩擦係数が小さい。【選択図】図2

Description

本発明は、密閉型圧縮機に関する。
密閉型圧縮機に関して、例えば、特許文献1には、「・・・銅系含油多孔質焼結層において回転軸本体の一端側及び偏心軸の夫々を回転自在に支承する円筒状巻きブッシュ」を備えるものが記載されている。
特許第5640885号公報
特許文献1に記載の技術では、電動機の回転軸本体が挿通される筒状ボス部の内面に、円筒状巻きブッシュが設けられている。このような構成では、円筒状巻きブッシュを設ける分、筒状ボス部の肉厚が薄くなるため、筒状ボス部の強度の低下を招く。また、円筒状巻きブッシュが比較的高価であるという事情もある。
前記した課題を解決するために、本発明に係る密閉型圧縮機は、密閉容器と、前記密閉容器に収容され、固定子及び回転子を有する電動機と、前記回転子と一体で回転するクランクシャフトと、前記クランクシャフトの回転に伴ってガスを圧縮する圧縮機構部と、前記クランクシャフトが挿通される挿通孔が設けられ、前記挿通孔の周壁面を含むラジアル軸受部を有するフレームと、を備え、前記ラジアル軸受部の軸方向一方側の端部には、前記周壁面から径方向外側に切り欠かれた第1切欠部が設けられ、前記ラジアル軸受部の軸方向他方側の端部には、前記周壁面から径方向外側に切り欠かれた第2切欠部が設けられ、前記第1切欠部に設置される円筒状の第1低摩擦摺動部材と、前記第2切欠部に設置される円筒状の第2低摩擦摺動部材と、をさらに備え、前記第1低摩擦摺動部材及び前記第2低摩擦摺動部材は、それぞれ、前記ラジアル軸受部よりも摩擦係数が小さいことを特徴とする。
実施形態に係る密閉型圧縮機の縦断面図である。 実施形態に係る密閉型圧縮機において、クランクシャフトの付近を部分的に拡大した縦断面図である。 実施形態に係る密閉型圧縮機において、シャフト本体とラジアル軸受部との間に油膜が形成されている状態の説明図である。 実施形態に係る密閉型圧縮機において、シャフト本体が傾きながら回転している状態の説明図である。 比較例に係る密閉型圧縮機の縦断面図である。 比較例に係る密閉型圧縮機において、クランクシャフトの付近を部分的に拡大した縦断面図である。
≪実施形態≫
<密閉型圧縮機の構成>
図1は、実施形態に係る密閉型圧縮機100の縦断面図である。
図1に示す密閉型圧縮機100は、ガス状の冷媒を圧縮するレシプロ圧縮機である。図1に示すように、密閉型圧縮機100は、密閉容器1と、電動機2と、クランクシャフト3と、オイルポンプ4と、圧縮機構部5と、フレーム6と、を備えている。また、密閉型圧縮機100は、前記した構成の他に、第1巻きブッシュ7(第1低摩擦摺動部材)と、第2巻きブッシュ8(第2低摩擦摺動部材)と、スラスト軸受9と、バランスウェイト10と、弾性支持部材11と、を備えている。
密閉容器1は、電動機2やクランクシャフト3の他、圧縮機構部5、フレーム6等を収容する殻状の容器であり、略密閉されている。密閉容器1には、圧縮機構部5や各軸受の潤滑性を高めるための潤滑油(冷凍機油ともいう)が封入され、密閉容器1の底部に油溜りR1として貯留されている。
密閉容器1には、吸入パイプ(図示せず)が差し込まれて固定されている。この吸入パイプは、圧縮機構部5に冷媒を導く管である。また、密閉容器1には、吐出パイプ12が差し込まれて固定されている。吐出パイプ12は、圧縮機構部5で圧縮された冷媒を密閉容器1の外部に導く管である。
電動機2は、クランクシャフト3を回転させる駆動源であり、密閉容器1に収容されている。図1に示すように、電動機2は、固定子2aと、回転子2bと、を備えている。固定子2aは、電磁鋼板が積層されてなる鉄心と、この鉄心に所定に巻回される巻線と、を備え、バネ等の弾性支持部材11によって密閉容器1内で支持されている。回転子2bは、自身を貫く磁束の変化に伴って回転するロータであり、固定子2aの径方向内側に回転自在に配置されている。回転子2bには、その中心軸線Yと同軸となるようにクランクシャフト3が圧入等で固定されている。
クランクシャフト3は、電動機2の回転子2bと一体で回転する軸であり、上下方向に延びている。
図2は、実施形態に係る密閉型圧縮機100において、クランクシャフト3の付近を部分的に拡大した縦断面図である。
なお、図2では、クランクシャフト3の偏心軸部32の位置が図1とは異なっているが、密閉型圧縮機100の構成は、図1と同様である。図2に示すように、クランクシャフト3は、シャフト本体31(主軸ともいう)と、偏心軸部32(ピン部ともいう)と、フランジ部33と、を備えている。
シャフト本体31は、電動機2の回転子2bに同軸で固定され、この回転子2bと一体で回転する。シャフト本体31は、上ジャーナル部31a(第1ジャーナル部)と、下ジャーナル部31b(第2ジャーナル部)と、中間部31cと、を備え、これらが一体に構成されている。
上ジャーナル部31aは、後記するラジアル軸受部6aや第1巻きブッシュ7によって軸支される部分であり、その外形が円柱状を呈している。図2に示すように、上ジャーナル部31aは、中間部31cの上側(軸方向一方側)に連なっている。
下ジャーナル部31bは、後記するラジアル軸受部6aや第2巻きブッシュ8によって軸支される部分であり、その外形が円柱状を呈している。図2に示すように、下ジャーナル部31bは、中間部31cの下側(軸方向他方側)に連なっている。
中間部31cは、シャフト本体31において上ジャーナル部31aと下ジャーナル部31bの間の部分であり、その外形が円柱状を呈している。また、中間部31cの径は、上ジャーナル部31a(第1ジャーナル部)の径よりも小さいとともに、下ジャーナル部31b(第2ジャーナル部)の径よりも小さくなっている。したがって、中間部31cがラジアル軸受部6aに対して摺動することはない。
シャフト本体31には、オイルポンプ4(図1参照)からシャフト本体31の内部を介して、潤滑油を通流させる連通孔(図示せず)が設けられている。この連通孔は、上流側がシャフト本体31の下端で開口し、下流側がフランジ部33の上面(偏心軸部32が設けられていない箇所)で開口している。
図2に示すように、シャフト本体31の外周面には、螺旋状のスパイラル溝34が設けられている。また、シャフト本体31においてスパイラル溝34の下端付近には、前記した連通孔を介して潤滑油をスパイラル溝34に導く下側オイルポンプ孔(図示せず)が設けられており、ラジアル軸受部6a等を潤滑するようになっている。
また、シャフト本体31においてスパイラル溝34の上端付近には、スパイラル溝34を流れる潤滑油を偏心軸部32の給油孔(図示せず)に導く上側オイルポンプ孔(図示せず)が設けられている。そして、スパイラル溝34を流れる潤滑油が、前記した上側オイルポンプ孔(図示せず)を介して、偏心軸部32の給油孔(図示せず)に導かれるようになっている。なお、偏心軸部32の給油孔に導かれた潤滑油は、例えば、偏心軸部32の上面の開口(図示せず)を介して、密閉容器1の内部に飛散される。
図2に示す偏心軸部32は、シャフト本体31の中心軸線に対して偏心するように、シャフト本体31の上側に設けられている。そして、シャフト本体31の回転に伴って、平面視で偏心軸部32が旋回するようになっている。図2に示すように、フランジ部33の下側にシャフト本体31が設けられる一方、フランジ部33の上側に偏心軸部32が設けられている。
図1に示すオイルポンプ4は、密閉容器1の底に油溜りR1として貯留されている潤滑油を、クランクシャフト3の回転に伴い上昇させるポンプである。オイルポンプ4は、クランクシャフト3の下端付近に固定されている。
図1に示す圧縮機構部5は、クランクシャフト3の回転に伴ってガス状の冷媒(ガス)を圧縮する機構であり、密閉容器1内の上部空間に設けられている。図1に示すように、圧縮機構部5は、コンロッド5aと、ピストン5bと、ピストンピン5cと、シリンダ5dと、バルブプレート5eと、ヘッドカバー5fと、を備えている。
コンロッド5aは、偏心軸部32の旋回運動を直線運動(往復運動)に変換するものであり、その基端側が偏心軸部32に連結されている。ピストン5bは、シリンダ5d内を摺動し、シリンダ5dやバルブプレート5eとともに圧縮室C1を形成する部材である。なお、圧縮室C1とは、ガス状の冷媒を圧縮する空間である。
ピストンピン5cは、コンロッド5aとピストン5bとを相互に固定する部材である。シリンダ5dは、前記したように、ピストン5b等とともに圧縮室C1を形成する部材であり、その内部をピストン5bが摺動可能になるように、ピストン5bに対応した形状を呈している。そして、クランクシャフト3の回転に伴って、シリンダ5d内でピストン5bを往復させることで、圧縮室C1の冷媒(ガス)が圧縮されるようになっている。
バルブプレート5eは、シリンダ5dの開口を塞ぐ板状部材である。なお、バルブプレート5eとシリンダ5dとの間には、圧縮室C1に冷媒を吸気する際に開く吸入バルブ(図示せず)が設けられ、バルブプレート5eとヘッドカバー5fの間には、圧縮された冷媒を圧縮室C1から吐出する際に開く吐出バルブ(図示せず)が設けられている。図1に示すヘッドカバー5fは、バルブプレート5eと共に吐出空間を形成する。
フレーム6は、クランクシャフト3を軸支するものであり、密閉容器1に固定されている。シリンダブロックB1は、フレーム6の一部を構成するものとして、シリンダ5dとともに一体に構成されている。図2に示すように、フレーム6には、クランクシャフト3が挿通される挿通孔6hが設けられている。そして、挿通孔6hの周壁面を含む円筒状の部分(上ジャーナル部31aの付近を含む)が、ラジアル軸受部6aとして機能する。本実施形態の例では、クランクシャフト3が、ラジアル軸受部6aによって片持ちで軸支されている。
図2に示すラジアル軸受部6aは、シャフト本体31からの径方向の荷重を受ける部分であり、例えば、鉄(Fe)を主成分とする鋳鉄材で形成されている。なお、ラジアル軸受部6aの構成材料として、鉄(Fe)の他に、例えば、炭素(C)やケイ素(Si)が含まれていてもよい。また、ラジアル軸受部6aを含むシリンダブロックB1の全体が鋳鉄材で形成されていてもよい。その他、ラジアル軸受部6aの内周面に所定の表面処理や研磨加工が施されていてもよい。
また、図2に示すように、ラジアル軸受部6aの上側(軸方向一方側)の端部には、挿通孔6hの周壁面から径方向外側に切り欠かれた(つまり、径方向外側に凹んでなる)第1切欠部6vが設けられている。この第1切欠部6vは、第1巻きブッシュ7が設置される部分であり、上側に開口している。また、第1切欠部6vは、第1巻きブッシュ7の形状に対応して所定に切り欠かれている。
一方、ラジアル軸受部6aの下側(軸方向他方側)の端部には、挿通孔6hの周壁面から径方向外側に切り欠かれた(つまり、径方向外側に凹んでなる)第2切欠部6wが設けられている。この第2切欠部6wは、第2巻きブッシュ8が設置される部分であり、下側に開口している。また、第2切欠部6wは、第2巻きブッシュ8の形状に対応して、所定に切り欠かれている。
第1巻きブッシュ7は、第1切欠部6vに設置される円筒状の滑り軸受であり、その外径が第1切欠部6vの径に略等しくなっている。また、第1巻きブッシュ7は、ラジアル軸受部6aよりも摩擦係数が小さく、耐摩耗性・耐焼付き性において優れている。このような第1巻きブッシュ7として、例えば、母材である鉄(Fe)に黒鉛(C)等を所定に添加して焼結させたものを用いることができる。なお、鉄に添加される物質として、黒鉛の他に(又は黒鉛に代えて)、銅(Cu)、スズ(Sn)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、モリブデン(Mo)のうち一つ又は複数がさらに加えられてもよい。
第2巻きブッシュ8は、第2切欠部6wに設置される円筒状の滑り軸受であり、その外径が第2切欠部6wの径に略等しくなっている。また、第2巻きブッシュ8は、ラジアル軸受部6aよりも摩擦係数が小さく、耐摩耗性・耐焼付き性において優れている。このように、第1切欠部6vに第1巻きブッシュ7を設ける一方、第2切欠部6wに第2巻きブッシュ8を設けるようにした点が、本実施形態の主な特徴の一つである。なお、第2巻きブッシュ8の構成材料については、第1巻きブッシュ7と同様であるから、説明を省略する。
図2に示すように、クランクシャフト3の上ジャーナル部31a(第1ジャーナル部)の上端部(軸方向一方側の端部)を囲むように、円筒状の第1巻きブッシュ7が設けられている。また、クランクシャフト3の下ジャーナル部31b(第2ジャーナル部)の下端部(軸方向他方側の端部)を囲むように、円筒状の第2巻きブッシュ8が設けられている。
さらに詳しく説明すると、図2の例では、クランクシャフト3の軸方向において、上ジャーナル部31a(第1ジャーナル部)の上端(軸方向一方側の端)まで第1巻きブッシュ7が延在している。また、クランクシャフト3の軸方向において、下ジャーナル部31b(第2ジャーナル部)の下端(軸方向他方側の端)まで第2巻きブッシュ8が延在している。これによって、クランクシャフト3が傾きながら回転した場合でも、シャフト本体31の上端部・下端部がラジアル軸受部6aに直接あたることがほとんどないため、ラジアル軸受部6aの摩耗・焼付きを抑制できる。
なお、第1巻きブッシュ7の内周面、及び、第2巻きブッシュ8の内周面が、それぞれ、ラジアル軸受部6aの周壁面と面一であることが好ましい。このような構成によれば、クランクシャフト3がほとんど傾かずに回転しているときには、クランクシャフト3とラジアル軸受部6aとの間の微小な隙間に存在する潤滑油の油膜圧力が、クランクシャフト3に作用する。したがって、主に、第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8よりも強度の高いラジアル軸受部6aによってクランクシャフト3が軸支される。
また、図2に示すように、第1巻きブッシュ7の軸方向の長さL1は、上ジャーナル部31a(第1ジャーナル部)においてラジアル軸受部6aに径方向で対向している部分(第1巻きブッシュ7よりも中間部31c側の部分)の軸方向の長さL2よりも短いことが好ましい。
また、第2巻きブッシュ8の軸方向の長さL3は、下ジャーナル部31b(第2ジャーナル部)においてラジアル軸受部6aに径方向で対向している部分(第2巻きブッシュ8よりも中間部31c側の部分)の軸方向の長さL4よりも短いことが好ましい。
このような構成によれば、第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8の軸方向の長さが比較的短くてすむ。したがって、第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8をラジアル軸受部6aに圧入する工程で、ラジアル軸受部6aが変形することを抑制できる。また、鋳鉄材に比べて高価な第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8に要するコストを削減できる。
また、クランクシャフト3の軸方向における第1巻きブッシュ7の長さL1、及び、第2巻きブッシュ8の長さL3の合計値(L1+L3)は、ラジアル軸受部6aにおいて第1切欠部6v及び第2切欠部6wのいずれも設けられていない部分の軸方向の長さL5よりも短いことが好ましい。このような構成によれば、第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8の軸方向の長さが比較的短くてすむため、これらをラジアル軸受部6aに圧入する工程で、ラジアル軸受部6aが変形することを抑制できる。
図2に示すスラスト軸受9は、クランクシャフト3からの軸方向(スラスト方向)の荷重を受ける転がり軸受である。スラスト軸受9は、フレーム6とフランジ部33との間において、ラジアル軸受部6aの上端付近を囲むように設置されている。
図1に示すバランスウェイト10は、ピストン5bの往復運動に伴う振動を抑制するものであり、偏心軸部32の上部に固定されている。バランスウェイト10は、シャフト本体31の中心軸線Yを基準として、偏心軸部32が偏心している側とは反対側に設けられている。
図1に示す弾性支持部材11は、前記したように、密閉容器1の底に設置され、電動機2等を支持するものである。弾性支持部材11は、弾性変形可能なバネ等で構成されている。
図3は、実施形態に係る密閉型圧縮機100において、シャフト本体31とラジアル軸受部6aとの間に油膜が形成されている状態の説明図である。
なお、図3に示す構成は、図2のものと同一であるが、シャフト本体31とラジアル軸受部6aとの間の隙間を強調して広めに図示している。
例えば、低負荷運転中や高速運転中には、図3に示すように、円筒状のラジアル軸受部6aの軸線方向に対して、シャフト本体31がほとんど傾かずに回転することが多い。このような場合、スパイラル溝34を流れる潤滑油が、シャフト本体31とラジアル軸受部6aとの間の隙間に周方向で略均等に行きわたる。その結果、シャフト本体31とラジアル軸受部6aとの間のラジアル荷重によって、所定の油膜圧力が発生する。
特に上ジャーナル部31aや下ジャーナル部31bでは、ラジアル軸受部6aとの間の隙間が狭いため、比較的大きな油膜圧力が発生する。これによって、シャフト本体31が軸支される。なお、上ジャーナル部31aや下ジャーナル部31bを含むシャフト本体31は、前記したように、鋳鉄材で形成されているため、所定の油膜圧力に対して十分な強度を有している。
また、シャフト本体31がほとんど傾かずに回転しているときには、第1巻きブッシュ7とクランクシャフト3との間にも周方向で略均等に潤滑油が行きわり、所定の油膜圧力が発生する。なお、第2巻きブッシュ8についても同様である。これらの油膜圧力も、シャフト本体31の軸支に寄与している。ただし、第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8の本来の機能(耐摩耗性・耐焼付き性)が発揮されるのは、次の図4に示すように、クランクシャフト3が傾きながら回転しているときである。
図4は、実施形態に係る密閉型圧縮機100において、シャフト本体31が傾きながら回転している状態の説明図である。
例えば、高負荷運転中や低速運転中には、図4に示すように、円筒状のラジアル軸受部6aの軸線方向に対して、シャフト本体31が傾きながら回転する(クランクシャフト3が振れ回る)ことが多い。このような場合、シャフト本体31の上端部が第1巻きブッシュ7に接触する一方、シャフト本体31の下端部が第2巻きブッシュ8に接触する。
ここで、前記したように、第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8は、ラジアル軸受部6aよりも摩擦係数が小さく、耐摩耗性・耐焼付き性に優れている。したがって、シャフト本体31が傾いて第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8に接触した場合(図4参照)の他、シャフト本体31とラジアル軸受部6aとの間の油膜が破断した場合でも、ラジアル軸受部6aの摩耗・焼付きを抑制できる。
<効果>
本実施形態によれば、第1切欠部6v(図2参照)に設けられる第1巻きブッシュ7や、第2切欠部6wに設けられる第2巻きブッシュ8の摩擦係数が、ラジアル軸受部6aの摩擦係数よりも小さい。そして、クランクシャフト3が傾きながら回転した場合、クランクシャフト3に直接的に接触するのは、耐摩耗性・耐焼付き性に優れた第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8であり、ラジアル軸受部6aがクランクシャフト3に接触することはほとんどない。したがって、ラジアル軸受部6aの摩耗・焼付きを抑制し、ひいては、密閉型圧縮機100の信頼性を高めることができる。
図5は、比較例に係る密閉型圧縮機100Aの縦断面図である。
図5に示す比較例は、フレーム6Aにおけるラジアル軸受部6aの上端部・下端部が切り欠かれていない点が、実施形態(図1、図2参照)とは異なっている。また、図5に示す比較例は、ラジアル軸受部6aの周壁面の略全域に上側巻きブッシュ21や下側巻きブッシュ22(図6も参照)が設けられている点が、実施形態とは異なっている。なお、その他の各構成については実施形態と同様であるから、その説明を省略する。
図6は、比較例に係る密閉型圧縮機100Aにおいて、クランクシャフト3の付近を部分的に拡大した縦断面図である。
図6に示す比較例では、円筒状の上側巻きブッシュ21が、ラジアル軸受部6aの周壁面の上側領域に設けられている。一方、円筒状の下側巻きブッシュ22が、ラジアル軸受部6aの周壁面の下側領域に設けられている。上側巻きブッシュ21は、シャフト本体31の上ジャーナル部31aの全域、及び、中間部31cの一部(上側の部分)に径方向で対向している。一方、下側巻きブッシュ22は、シャフト本体31の下ジャーナル部31bの全域、及び、中間部31cの一部(下側の部分)に径方向で対向している。
このような比較例の構成では、軸方向における上側巻きブッシュ21の長さL6や、下側巻きブッシュ22の長さL7が比較的長く、これらがフレーム6Aに圧入される工程で大きな力を要するため、ラジアル軸受部6aの変形を招く可能性がある。また、密閉型圧縮機100Aの大型化を招くことなく、上側巻きブッシュ21や下側巻きブッシュ22を設置しようとすると、その分(つまり、各巻きブッシュ21,2の肉厚分)、ラジアル軸受部6aの肉厚が薄くなり、ラジアル軸受部6aの強度の低下を招く。
また、上側巻きブッシュ21や下側巻きブッシュ22の耐摩耗性・耐焼付き性が特に発揮されるのは、クランクシャフト3が傾いて、上側巻きブッシュ21や下側巻きブッシュ22に接触したときである。しかしながら、ラジアル軸受部6aの周壁面の略全域に設けられた上側巻きブッシュ21や下側巻きブッシュ22において、振れ回り中のクランクシャフト3に実際に接触し得るのは、上側巻きブッシュ21の上端部、及び、下側巻きブッシュ22の下端部のみである。さらに、上側巻きブッシュ21や下側巻きブッシュ22の軸方向長さが長いぶんだけ高価になり、密閉型圧縮機100Aの製造コストの増加を招く。
これに対して、本実施形態(図1、図2参照)では、前記したように、ラジアル軸受部6aの上端部に第1切欠部6vが設けられ、また、ラジアル軸受部6aの下端部に第2切欠部6wが設けられている。そして、第1切欠部6vには第1巻きブッシュ7が設けられる一方、第2切欠部6wには第2巻きブッシュ8が設けられている。このような構成によれば、第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8の軸方向の長さが短くてすむため、第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8をフレーム6の圧入する構成でそれほど大きな力をかける必要がなく、ラジアル軸受部6aの変形を抑制できる。また、密閉型圧縮機100を大型化せずとも、ラジアル軸受部6aの肉厚を十分に確保し、ひいては、ラジアル軸受部6aの強度を十分に確保できる。
また、クランクシャフト3が傾きながら回転した場合に接触し得る範囲を含むように、ラジアル軸受部6aの上端部に第1巻きブッシュ7が設けられ、また、ラジアル軸受部6aの下端部に第2巻きブッシュ8が設けられている。これによって、第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8に要するコストを削減しつつ、その耐摩耗性・耐焼付き性を十分に発揮させることができる。したがって、密閉型圧縮機100の高負荷運転時や低速運転時でも、ラジアル軸受部6aの摩耗・焼付きを抑制しつつ、クランクシャフト3を適切に軸支できる。また、潤滑油の粘度が比較的低く、油膜が形成されにくい場合にも、密閉型圧縮機100の信頼性を確保できる。このように、本実施形態によれば、低コストで信頼性の高い密閉型圧縮機100を提供できる。
≪変形例≫
以上、実施形態に係る密閉型圧縮機100について説明したが、これらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、実施形態では、第1巻きブッシュ7(図2参照)の内周面、及び、第2巻きブッシュ8(図2参照)の内周面が、それぞれ、ラジアル軸受部6aの周壁面と面一である場合について説明したが、これに限らない。すなわち、クランクシャフト3が傾いた場合に第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8に接触するような構成であれば、第1巻きブッシュ7の内周面、及び、第2巻きブッシュ8の内周面のうち少なくとも一方が、ラジアル軸受部6aの周壁面よりも径方向外側に位置していてもよい。このような構成でも、実施形態と同様の効果が奏される。
また、実施形態では、軸方向において、第1巻きブッシュ7(図2参照)が上ジャーナル部31aの上端まで延在し、さらに、第2巻きブッシュ8(図2参照)が下ジャーナル部31bの下端まで延在している構成について説明したが、これに限らない。例えば、クランクシャフト3が傾いた場合に第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8に接触するような構成であれば、次のような構成であってもよい。すなわち、第1巻きブッシュ7の上端の高さ位置が、上ジャーナル部31aの上端よりも低くなるようにしてもよい。また、第2巻きブッシュ8の下端の高さ位置が、下ジャーナル部31bの下端よりも高くなるようにしてもよい。このような構成でも、実施形態と同様の効果が奏される。
また、実施形態では、第1巻きブッシュ7の軸方向の長さL1(図2参照)が、上ジャーナル部31aにおいてラジアル軸受部6aに径方向で対向している部分の軸方向の長さL2よりも短い場合について説明したが、これに限らない。同様に、実施形態では、第2巻きブッシュ8(図2参照)の軸方向の長さL3が、下ジャーナル部31bにおいてラジアル軸受部6aに径方向で対向している部分の軸方向の長さL4よりも短い場合について説明したが、これに限らない。すなわち、前記した各長さの大小関係については、適宜に変更可能である。
また、実施形態では、第1切欠部6v(図2参照)に設置される「第1低摩擦摺動部材」として第1巻きブッシュ7が用いられ、また、第2切欠部6wに設置される「第2低摩擦摺動部材」として第2巻きブッシュ8が用いられる場合について説明したが、これに限らない。すなわち、ラジアル軸受部6aよりも摩擦係数が小さい「第1低摩擦摺動部材」や「第2低摩擦摺動部材」として、巻きブッシュ以外の所定の部材が用いられてもよい。
また、「円筒状」の第1巻きブッシュ7という事項には、第1巻きブッシュ7の軸方向の長さが比較的短く、第1巻きブッシュ7が肉薄の円環状を呈する構成も含まれるものとする。なお、「円筒状」の第2巻きブッシュ8についても同様のことがいえる。
また、実施形態では、ラジアル軸受部6aが鋳鉄材で構成される一方、第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8は、母材である鉄(Fe)に黒鉛(C)等を所定に添加して焼結させたものを用いる場合について説明したが、これに限らない。すなわち、第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8の方が、ラジアル軸受部6aよりも摩擦係数が小さいという関係が成立していれば、前記した各部材を他の所定材料で構成するようにしてもよい。
また、実施形態では、密閉型圧縮機100において、クランクシャフト3がラジアル軸受部6aによって片持ちで軸支される構成について説明したが、これに限らない。すなわち、クランクシャフト3がラジアル軸受部6aによって両持ちで軸支される構成であってもよい。なお、クランクシャフト3が片持ちで軸支される場合のほうが、クランクシャフト3の振れ回りが生じやすいため、第1巻きブッシュ7や第2巻きブッシュ8の耐摩耗性・耐焼付き性が発揮されやすい。
また、実施形態では、第1巻きブッシュ7と第2巻きブッシュ8とが同様の構成である場合について説明したが、これらの構成が異なっていてもよい。例えば、第1巻きブッシュ7の軸方向の長さと、第2巻きブッシュ8の軸方向の長さと、が異なっていもよい。また、第1巻きブッシュ7の構成材料と、第2巻きブッシュ8の構成材料と、が異なっていてもよい。
また、実施形態では、密閉型圧縮機100がレシプロ圧縮機である場合について説明したが、スクロール圧縮機といった他の種類の密閉型圧縮機にも適用できる。また、実施形態で説明した密閉型圧縮機100は、冷蔵庫等の冷凍サイクル装置に用いることができる。また、実施形態では、密閉型圧縮機100で圧縮される「ガス」が冷媒である場合について説明したが、冷媒以外の所定の「ガス」を圧縮するようにしてもよい。
また、各実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換を適宜に行うことが可能である。
また、前記した機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
100 密閉型圧縮機
1 密閉容器
2 電動機
2a 固定子
2b 回転子
3 クランクシャフト
31 シャフト本体
31a 上ジャーナル部(第1ジャーナル部)
31b 下ジャーナル部(第2ジャーナル部)
32 偏心軸部
33 フランジ部
31c 中間部
4 オイルポンプ
5 圧縮機構部
6 フレーム
6a ラジアル軸受部
6h 挿通孔
6v 第1切欠部
6w 第2切欠部
7 第1巻きブッシュ(第1低摩擦摺動部材)
8 第2巻きブッシュ(第2低摩擦摺動部材)

Claims (9)

  1. 密閉容器と、
    前記密閉容器に収容され、固定子及び回転子を有する電動機と、
    前記回転子と一体で回転するクランクシャフトと、
    前記クランクシャフトの回転に伴ってガスを圧縮する圧縮機構部と、
    前記クランクシャフトが挿通される挿通孔が設けられ、前記挿通孔の周壁面を含むラジアル軸受部を有するフレームと、を備え、
    前記ラジアル軸受部の軸方向一方側の端部には、前記周壁面から径方向外側に切り欠かれた第1切欠部が設けられ、
    前記ラジアル軸受部の軸方向他方側の端部には、前記周壁面から径方向外側に切り欠かれた第2切欠部が設けられ、
    前記第1切欠部に設置される円筒状の第1低摩擦摺動部材と、
    前記第2切欠部に設置される円筒状の第2低摩擦摺動部材と、をさらに備え、
    前記第1低摩擦摺動部材及び前記第2低摩擦摺動部材は、それぞれ、前記ラジアル軸受部よりも摩擦係数が小さいこと
    を特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 前記第1低摩擦摺動部材の内周面、及び、前記第2低摩擦摺動部材の内周面は、それぞれ、前記ラジアル軸受部の前記周壁面と面一であること
    を特徴とする請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 前記クランクシャフトの軸方向における前記第1低摩擦摺動部材の長さ、及び、前記第2低摩擦摺動部材の長さの合計値は、前記ラジアル軸受部において前記第1切欠部及び前記第2切欠部のいずれも設けられていない部分の軸方向の長さよりも短いこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 前記クランクシャフトのシャフト本体は、
    外形円柱状の中間部と、
    前記中間部の軸方向一方側に連なる外形円柱状の第1ジャーナル部と、
    前記中間部の軸方向他方側に連なる外形円柱状の第2ジャーナル部と、を有し、
    前記中間部の径は、前記第1ジャーナル部の径よりも小さいとともに、前記第2ジャーナル部の径よりも小さく、
    前記第1ジャーナル部の軸方向一方側の端部を囲むように、円筒状の前記第1低摩擦摺動部材が設けられ、
    前記第2ジャーナル部の軸方向他方側の端部を囲むように、円筒状の前記第2低摩擦摺動部材が設けられていること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  5. 前記第1低摩擦摺動部材は、前記クランクシャフトの軸方向において、前記第1ジャーナル部の軸方向一方側の端まで延在し、
    前記第2低摩擦摺動部材は、前記クランクシャフトの軸方向において、前記第2ジャーナル部の軸方向他方側の端まで延在していること
    を特徴とする請求項4に記載の密閉型圧縮機。
  6. 前記第1低摩擦摺動部材の軸方向の長さは、前記第1ジャーナル部において前記ラジアル軸受部に径方向で対向している部分の軸方向の長さよりも短く、
    前記第2低摩擦摺動部材の軸方向の長さは、前記第2ジャーナル部において前記ラジアル軸受部に径方向で対向している部分の軸方向の長さよりも短いこと
    を特徴とする請求項4又は請求項5に記載の密閉型圧縮機。
  7. 前記第1低摩擦摺動部材及び前記第2低摩擦摺動部材は、それぞれ、円筒状の巻きブッシュであること
    を特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  8. 前記クランクシャフトが、前記ラジアル軸受部によって片持ちで軸支されていること
    を特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  9. 前記密閉型圧縮機は、ピストン及びシリンダを備え、前記クランクシャフトの回転に伴って、前記シリンダ内で前記ピストンを往復させるように構成されたレシプロ圧縮機であること
    を特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
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