JP2022043525A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークを用いた機能の実行履歴を考慮しない場合と比較して、ネットワークを用いる機能の使用の可否を適切に設定することが可能な情報処理装置及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理システム1において、画像形成装置2の制御部20は、履歴情報テーブル211aからネットワークを利用する機能を実行した履歴情報を取得し、履歴情報に基づいて設定情報テーブル212aに記録されている機能の使用の可否を設定した設定情報の変更に関する情報を出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
近年、ユーザが部品交換の必要性を判断することなく、画像形成装置を可及的長期間に亘って使用できるようにするため、ユーザが設定したジョブに対して代替ジョブを提示する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載された画像形成装置は、操作部の操作で設定された設定ジョブを実行する際に、使用される搬送路の搬送用の部品の消耗度が規定値を超えている場合、搬送エラーの発生情報に基づいて設定ジョブに対する代替ジョブを提示する提示手段を有する。
特開2009-276446号公報
使用される可能性が低い機能について、当該機能の使用が可能であることを設定することは、当該機能のプログラムを起動しておくことによりプロセッサの処理の負荷増大やメモリ資源等のリソースの無駄となる場合がある。
本発明の課題は、ネットワークを用いた機能の実行履歴を考慮しない場合と比較して、ネットワークを用いる機能の使用の可否を適切に設定することが可能な情報処理装置及びプログラムを提供することにある。
[1]ネットワークを利用する機能を実行した実行履歴を取得し、
前記実行履歴に基づいて前記機能の使用の可否を設定した設定情報の変更に関する情報を出力するプロセッサを備えた情報処理装置。
[2]前記プロセッサは、前記実行履歴に基づいて前記設定情報を変更する、前記[1]に記載の情報処理装置。
[3]前記プロセッサは、前記設定情報をネットワークインターフェースごとに変更する、前記[2]に記載の情報処理装置。
[4]前記変更に関する情報は、前記設定情報を変更したことを示す情報である、前記[2]又は[3]に記載の情報処理装置。
[5]前記変更に関する情報は、前記設定情報の変更の許可を求める情報であり、
前記プロセッサは、前記許可があった場合に前記設定情報を変更する、前記[2]から[4]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
[6]前記プロセッサは、前記ネットワークを利用する機能が予め定められた期間使用されていない場合、当該機能を使用不可の前記設定情報に変更する、前記[2]から[5]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
[7]前記実行履歴は、正常終了したか、異常終了したかの終了状態を含み、
前記プロセッサは、前記終了状態に基づいて前記設定情報の変更に関する情報を出力する、前記[1]から[6]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
[8]前記終了状態は、前記異常終了の要因を含む、前記[7]に記載の情報処理装置。
[9]前記変更に関する情報の出力は、前記機能の実行による処理結果の出力先の情報が登録されたアドレス帳への追加又は削除に基づいて行われる、前記[1]から[8]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
[10]前記プロセッサは、前記アドレス帳に通信先及び当該通信先のみが使用する機能が追加された場合、当該機能を使用可に設定し、通信先及び当該通信先のみが使用する機能がアドレス帳から削除された場合、当該機能を使用不可に設定する、前記[9]に記載の情報処理装置。
[11]前記プロセッサは、前記アドレス帳に通信先及び当該通信先のみが使用する機能が追加され、前記実行履歴から当該機能が使用される見込みがないと予測される場合、当該機能を使用可に設定しない、前記[10]に記載の情報処理装置。
[12]コンピュータを、ネットワークを利用する機能を実行した実行履歴を取得し、前記実行履歴に基づいて前記機能の使用の可否を設定した設定情報の変更に関する情報を出力させるためのプログラム。
請求項1、12に係る発明によれば、ネットワークを用いた機能の実行履歴を考慮しない場合と比較して、ネットワークを用いる機能の使用の可否を適切に設定することが可能になる。
請求項2に係る発明によれば、設定の手間を省くことができる。
請求項3に係る発明によれば、情報処理装置を利用する通信装置を、ネットワークに接続された入力側か出力側で分けることができ、セキュリティが必要な通信装置を他の通信装置から分離することができる。
請求項4に係る発明によれば、事後に変更したことを知らせることができる。
請求項5に係る発明によれば、ユーザの意思を反映することができる。
請求項6に係る発明によれば、ある期間使用されていない場合には、将来使用される可能性が低い機能を使用不可に設定することができる。
請求項7に係る発明によれば、異常終了する場合には、当該機能を使用不可にすることができる。
請求項8に係る発明によれば、異常終了の要因によって異常終了する可能性が分かる。
請求項9-11に係る発明によれば、アドレス帳により使用の意思が分かる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施の形態に係る情報処理システムの制御系の一例を示すブロック図である。 図3は、履歴情報テーブルの一例を示す図である。 図4は、設定情報テーブルの一例を示す図であり、(a)は、変更前、(b)は、変更後を示す。 図5は、本発明の第2の実施の形態に係る情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。 図6は、第2の実施の形態に係る情報処理システムの制御系の一例を示すブロック図である。 図7は、履歴情報テーブルの一例を示す図である。 図8は、設定情報テーブルの一例を示す図であり、(a)は、変更前、(b)は、変更後を示す。 図9は、本発明の第3の実施の形態に係る情報処理システムの制御系の一例を示すブロック図である。 図10は、アドレス帳の一例を示すブロック図である。 図11は、設定情報テーブルの一例を示す図であり、(a)は、変更前、(b)は、変更後を示す。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
[実施の形態の要約]
本実施の形態に係る情報処理装置は、ネットワークを利用する機能を実行した実行履歴を取得し、実行履歴に基づいて機能の使用の可否を設定した設定情報の変更に関する情報を出力するプロセッサを備える。
本明細書において「機能」とは、情報処理装置が有する機能のうちネットワークを利用する機能をいう。ネットワークを利用する機能は、例えば、プロトコルに応じた種類の機能がある。具体的には、プリント機能には、例えば、LPD、IPP、PORT9100の3種類のプロトコルに対応したプリント機能があり、スキャン機能には、例えば、SMB、FTP、SFTP、WSDの4種類のプロトコルを利用してスキャンして得られた画像を他の装置に送信するスキャン機能がある。なお、プロトコルはこれらに限られない。プリント機能は、ネットワークを介して情報処理装置に印刷用データを送信して印刷させる機能である。スキャン機能は、スキャンによって得られた画像データをネットワークを介してサーバ等の装置に送信する機能である。
「設定情報の変更に関する情報」には、設定情報を変更した後に出力する情報、設定情報を変更する前に出力する情報等がある。前者には、例えば、設定情報を変更したことを示す情報等があり、後者には、例えば、設定情報の変更の許可を求める情報等がある。
プリント機能には、例えば、最大同時受信可能数を設定できるものがあり、そのようなプリント機能を使用可に設定した場合、プロセッサが印刷データの受信待ち受け処理を行うプロセッサの処理量のリソースとこの処理を実行するプログラムが利用するメモリ資源等のリソースを確保しておく必要がある。しかし、そのプリント機能を使用する可能性が低い場合には、当該プリント機能を使用不可に設定しておくことにより、リソースの確保が不要になる。なお、機能の使用の可否を設定する意義は、リソースの確保の要否に限られない。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。
この情報処理システム1は、画像形成装置2と、画像形成装置2にネットワーク3を介して接続された複数の通信装置4とを備える。画像形成装置2は、情報処理装置の一例である。
画像形成装置2は、例えば、プリント機能、スキャン機能、コピー機能、電子メール機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有する複合機である。画像形成装置2が有する機能のうちネットワーク3を利用するプリント機能、スキャン機能、電子メール機能には、プロトコルに応じた種類の機能がある。また、画像形成装置2は、使用するプロトコルに応じた種類のプリント機能やスキャン機能等を有する。本画像形成装置2は、ネットワーク3を利用する機能に対して使用の可否を設定できるように構成されている。
プリント機能として、例えば、プリント機能(LPD)、プリント機能(IPP)、プリント機能(PORT9100)の3種類のプロトコルを利用したプリント機能を有する。スキャン機能として、例えば、スキャン機能(SMB)、スキャン機能(FTP)、スキャン機能(SFTP)、スキャン機能(WSD)の4種類のプロトコルを利用したスキャン機能を有する。これらの機能は、ネットワーク3を利用する機能の一例である。
LPR(Line Printer daemon Protocol)、IPP(Internet Printing Protocol)、PORT9100は、印刷プロトコルの一例である。SMB(Server Message Block)は、ファイル共有プロトコルの一例である。FTP(File Transfer Protocol)、SFTP(SSH File Transfer Protocol)、WSD(Web Service on Devices)は、ファイル転送プロトコルの一例である。
画像形成装置2は、ジョブを通信装置4又は操作表示部23から受け付けて実行する。例えば、プリント機能のジョブの場合、通信装置4から送信された印刷用データを給紙カセット26から取り出した用紙に印刷した後、指定された第1の排紙トレイ27A又は第2の排紙トレイ27Bに出力する。「ジョブ」とは、機能を実行する上で必要な項目に設定値が付与された処理をいう。以下、第1の排紙トレイ27Aの名称をトレイ1、第2の排紙トレイ27Bの名称をトレイ2とする。
ネットワーク3は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、イントラネット、インターネット、公衆回線網等の通信網であり、有線、無線を問わない。
通信装置4は、ノート型パソコン、タブレット端末等の情報処理端末、多機能携帯電話機(スマートフォン)等の移動通信端末、ファクシミリ装置、サーバ、外部ストレージでもよい。通信装置4は、画像形成装置2に対してジョブを送信する場合には、入力装置になり、ジョブにより処理された結果が出力される場合には、出力装置になる。
(画像形成装置の構成)
図2は、第1の実施の形態に係る情報処理システム1の制御系の一例を示すブロック図である。画像形成装置2は、画像形成装置2の各部を制御する制御部20を有し、この制御部20に、記憶部21、操作表示部22、画像読取部23、画像形成部24、通信部25が接続されている。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、インターフェース等から構成されている。制御部20は、記憶部21に記憶されたプログラム210を実行することにより、後述する制御を行う。
記憶部21は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等から構成され、プログラム210、履歴情報テーブル211a(図3参照)、設定情報テーブル212a(図4参照)等の各種の情報を記憶する。
操作表示部22は、情報の入力及び表示を行うものである。操作表示部22は、例えば、タッチパネルディスプレイであり、液晶ディスプレイ等のディスプレイにタッチパネルを重畳配置した構成を有する。
画像読取部23は、原稿台上に設けられた自動給紙装置と、原稿台に配置された原稿、又は自動給紙装置により送られた原稿から原稿画像を光学的に読み取るスキャナとを備える。
画像形成部24は、給紙カセット26から給紙された用紙に、例えば、電子写真方式、インクジェット方式等により画像を形成することで印刷物を作成し、第1の排紙トレイ27A又は第2の排紙トレイ27Bに出力する。
通信部25は、ネットワークインタフェースカード(NIC)、モデム等を備え、NICによりネットワーク3を介して通信装置4と通信し、モデムによりファクシミリ通信に必要な信号の変調・復調を行い、ネットワーク3を介して通信装置4とファクシミリ通信を行う。
図3は、履歴情報テーブル211aの一例を示す図である。履歴情報テーブル211aは、「完了時刻」、「機能(プロトコル)」、「入力元」、「出力先」、「ジョブ処理状態」等の複数の項目を有する。これらの項目からなる履歴情報は、ネットワーク3を利用する機能を実行した実行履歴の一例であり、制御部20によりジョブが実行された際に記録される。
「完了時刻」には、ジョブの実行が完了した時刻が記録される。「機能(プロトコル)」には、ジョブが指定する機能が記録される。機能は使用するプロトコル(かっこ内に表示)によって種類が異なる。「入力元」には、ジョブの送信元が記録される。「出力先」には、ジョブによる処理結果の出力先が記録される。「ジョブ処理状態」には、ジョブの終了した状態が記録される。例えば、正常に終了した場合は、正常終了、異常で終了した場合は、異常終了とその要因が記録される。入力元のPC-1~PC-5は、通信装置4がパーソナルコンピュータであることを示す。出力先のNAS-1、NAS-2は、通信装置4がネットワーク接続ハードディスク(Network Attached Storage)であることを示す。
図4は、設定情報テーブル212aの一例を示す図であり、(a)は、変更前を示し、(b)は、変更後を示す。設定情報テーブル212aは、「機能(プロトコル)」、「設定」等の複数の項目を有する。これらの項目からなる設定情報は、予め管理者又はユーザの操作に基づいて制御部20により記録される。管理者とは、画像形成装置2を管理する者をいう。
「機能(プロトコル)」には、ジョブが指定可能な機能(プロトコル)が記録される。「設定」には、対応する機能(プロトコル)の使用の可否が記録される。使用可の場合には「on」、使用不可の場合には「off」が記録される。機能(プロトコル)ごとに当該機能の使用の有無を設定することができる。offが設定された機能は、指定しても対応するプロトコルが起動されない。
次に、制御部20について説明する。
制御部20は、通信装置4からネットワーク3を介して送信されたジョブ、又は操作表示部22を操作して入力されたジョブを受け付け、ジョブが指定する機能が設定情報テーブル212aでonに設定されていることを確認した後、各部を制御してジョブを実行するよう制御する。ジョブが指定する機能が設定情報テーブル212aでoffに設定されている場合、制御部20は、対応するプロトコルを利用する機能を実現するプログラムやプロトコルを処理するプログラムを起動しない。
また、制御部20は、ジョブの実行が完了すると、ジョブの実行内容を履歴情報として履歴情報テーブル211aに記録する。制御部20は、履歴情報テーブル211aから履歴情報を取得し、履歴情報に基づいて設定情報テーブル212aの設定情報を変更する。設定情報の変更は、設定情報の変更に関する情報の出力の一例である。
図3(a)に示す履歴情報テーブル211aの場合、プリント機能(Port9100)及びスキャン機能(FTP)は、予め定められた期間(例えば、1ヵ月)使用実績が無いことから、制御部20は、図3(b)に示すように、それぞれ設定をoffに切り替える。
[第2の実施の形態]
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。第1の実施の形態では、画像形成装置2が1つのネットワークインターフェースを有していたが、本実施の形態は、2つのネットワークインターフェースを有するものである。以下、本実施の形態について、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
この情報処理システム1は、画像形成装置2と、画像形成装置2に第1のネットワーク3Aを介して接続された複数の通信装置4と、同じく画像形成装置2に第2のネットワーク3Bを介して接続された複数の通信装置4とを備える。
(画像形成装置の構成)
図6は、第2の実施の形態に係る情報処理システム1の制御系の一例を示すブロック図である。画像形成装置2は、第1の実施の形態と同様に、制御部20、記憶部21、操作表示部22、画像読取部23、画像形成部24を有し、さらに、第1のネットワーク3Aを介して通信装置4と通信する第1の通信部25Aと、第2のネットワーク3Bを介して通信装置4と通信する第2の通信部25Bとを有する。
制御部20は、CPU等のプロセッサ、インターフェース等から構成されている。制御部20は、記憶部21に記憶されたプログラム210を実行することにより、後述する制御を行う。
記憶部21は、ROM)、RAM、ハードディスク等から構成され、プログラム210、履歴情報テーブル211b(図7参照)、設定情報テーブル212b(図8参照)等の各種の情報を記憶する。
図7は、履歴情報テーブル211bの一例を示す図である。履歴情報テーブル211bは、図3に示す履歴情報テーブル211aと同様に、「完了時刻」、「機能(プロトコル)」、「入力元」、「出力先」、「ジョブ処理状態」の複数の項目を有し、さらに、「通信部」の項目を有する。これらの項目からなる履歴情報は、ネットワーク3を利用する機能を実行した実行履歴の一例であり、制御部20によりジョブが実行された際に記録される。
「完了時刻」、「機能(プロトコル)」、「入力元」、「出力先」、「ジョブ処理状態」の意味は、図3と同様であるので、説明を省略する。「通信部」には、第1の通信部25Aで使用するネットワークインターフェースの名称であるNIC1、又は第2の通信部25Bで使用するネットワークインターフェースの名称であるNIC2が記録される。入力元のPC-1~PC-5は、通信装置4がパーソナルコンピュータであることを示す。出力先のNAS-1~NAS-3は、通信装置4がネットワーク接続ハードディスクのNAS(Network Attached Storage)であることを示す。第2の実施の形態は、例えば、NIC1の第1の通信部25Aが通常業務で利用する第1のネットワーク3Aに接続され、NIC2の第2の通信部25Bがセキュアな第2のネットワーク3Bに接続されることを想定したものである。
「ジョブ処理状態」には、図7では、異常終了の場合、エラー要因も記録される。エラー要因には、図7に示すように、宛先なし、アクセス権エラーの他に、ログインエラー等の他の要因もある。これらは当該機能が利用不可能或いは利用禁止されていることが原因で発生し得るものである。
図8は、設定情報テーブル212bの一例を示す図であり、(a)は、変更前を示し、(b)は、変更後を示す。設定情報テーブル212bは、「機能(プロトコル)」、「第1の通信部」、「第2の通信部」等の複数の項目を有する。これらの項目からなる設定情報は、予め管理者又はユーザの操作に基づいて制御部20により記録される。
「機能(プロトコル)」は、図4に示す「機能(プロトコル)」と同じ意味である。「第1の通信部」及び「第2の通信部」には、使用の可否を示すon又はoffが記録される点が図4に示す「設定」とは異なる。例えば、「第1の通信部」にonが記録され、「第2の通信部」にoffが記録されている場合は、対応する機能は第1の通信部25Aでは使用可能であるが、第2の通信部25Bでは使用不可となる。
次に、制御部20について説明する。
制御部20は、通信装置4からネットワーク3を介して送信されたジョブ、又は操作表示部22を操作して入力されたジョブを受け付け、ジョブが指定する機能が使用する第1の通信部25A又は第2の通信部25Bにおいて設定情報テーブル212bでonに設定されていることを確認した後、各部を制御してジョブを実行するよう制御する。ジョブが指定する機能が設定情報テーブル212bでoffに設定されている場合、制御部20は、対応するプロトコルを起動しない。
また、制御部20は、ジョブの実行が完了すると、ジョブの実行内容を履歴情報として履歴情報テーブル211bに記録する。制御部20は、履歴情報テーブル211bから履歴情報を取得し、履歴情報に基づいて設定情報テーブル212bの設定情報を変更する。
図7に示す履歴情報テーブル211bの場合、プリント機能(IPP)は、第2の通信部25Bで予め定められた期間(例えば、1ヵ月)使用実績が無く、プリント機能(Port9100)は、第1の通信部25A及び第2の通信部25Bで予め定められた期間(例えば、1ヵ月)使用実績が無いことから、制御部20は、図8(a)、(b)に示すように、それぞれ設定をoffに切り替える。スキャン機能(FTP)は、第1の通信部25A及び第2の通信部25Bで予め定められた期間(例えば、1ヵ月)使用実績が無いことから、制御部20は、図8(a)、(b)に示すように、それぞれ設定をoffに切り替える。
また、スキャン機能(SMD)及びスキャン機能(WDS)は、第1の通信部25Aでは正常終了しているが、第2の通信部25Bでは異常終了していることから、制御部20は、図8(a)、(b)に示すように、それぞれ設定をoffに切り替える。
[第3の実施の形態]
図9は、本発明の第3の実施の形態に係る情報処理システム1の制御系の一例を示すブロック図である。本実施の形態は、第2の実施の形態に対して記憶部21がアドレス帳213(図10参照)をさらに記憶し、制御部20は、アドレス帳213への追加、削除に基づいて設定情報テーブル212c(図11参照)の設定を変更するものである。以下、本実施の形態について、第2の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
図10は、アドレス帳213の一例を示す図である。アドレス帳213は、「宛先種別」、「宛先」、「文書転送方法」、「通信部」等の複数の項目を有する。アドレス帳213は、管理者やユーザの要求に応じて制御部20により記録される。
「宛先種別」には、送信時の宛先を識別する宛先種別が記録される。図10中、サーバは、サーバ装置を意味し、ファクスはファクシミリ装置を意味する。「宛先」には、宛先種別がサーバの場合はサーバの名称が記録され、宛先種別がファクスの場合はファクス番号が記録される。「文書転送方法」には、宛先種別がサーバの場合は通信プロトコルが記録される。「通信部」には、使用するネットワークインターフェースの名称が記録される。「宛先」に記録されるサーバの名称やファクス番号は、機能の実行による処理結果の出力先の情報の一例である。宛先としては、IPアドレス等でもよい。
図11は、設定情報テーブル212cの一例を示す図であり、(a)は、変更前、(b)は、変更後を示す。設定情報テーブル212cは、図8に示す設定情報テーブル212bと同様に、「機能(プロトコル)」、「第1の通信部」、「第2の通信部」等の項目を有する。
制御部20は、アドレス帳213を参照し、文書転送方式として当該機能が設定情報テーブル212cで指定されていることを確認した後、文書転送を行う。
また、制御部20は、アドレス帳213に基づいて設定情報テーブル212cの設定を変更する。図10に示す場合、文書転送方式としてSFTPは記録されているが、SMB及びWSDは記録されていないため、図11(a)、(b)に示すように、スキャン機能(SMB)及びスキャン機能(WSD)の第1の通信部及び第2の通信部をoffに変更する。
また、制御部20は、アドレス帳213への追加又は削除に基づいて、設定情報テーブル212cの設定を変更してもよい。具体的には、制御部20は、アドレス帳213に通信先及び当該通信先のみが使用する機能が追加された場合、当該機能を使用可に設定し、通信先及び当該通信先のみが使用する機能がアドレス帳213から削除された場合、当該機能を使用不可に設定する。
また、制御部20は、履歴情報テーブル211b及びアドレス帳213に基づいて設定情報テーブル212cを変更してもよい。例えば、アドレス帳213に追加されたために設定情報テーブル212cに当該機能を使用可に設定した後、履歴情報テーブル211bから当該機能が使用される見込みがないと予測される場合、当該機能を使用不可に変更してもよく、使用される見込みがないと予測される場合には、当初から使用可に設定しなくてもよい。
(変形例1)
制御部20は、設定情報を変更したことを示す情報を全ての通信装置4又は一部の通信装置4(例えば、管理者が使用する通信装置4)に通知してもよい。また、制御部20は、設定情報の変更の許可を求める情報を、一部の通信装置4(例えば、管理者が使用する通信装置4)に送信し、許可があった場合に設定情報を変更してもよい。設定情報を変更したことを示す情報、及び設定情報の変更の許可を求める情報は、設定情報の変更に関する情報の一例である。
(変形例2)
制御部20は、機能の使用実績の有無を定期的に判断してもよく、管理者の指示した時点で判断してもよい。
(変形例3)
上記各実施の形態では、履歴情報テーブル及び設定情報テーブルを画像形成装置が保持していたが、複数の画像形成装置にネットワークを介して接続されたサーバが保持してもよい。この場合、サーバは、画像形成装置2の制御部20と同様に機能し、履歴情報テーブルに基づいて設定情報テーブルの設定情報を変更してもよい。
(変形例4)
上記各実施の形態では、履歴情報テーブル及び設定情報テーブルを画像形成装置が保持していたが、画像形成装置にネットワークを介して接続された管理者端末が保持してもよい。この場合、管理者端末は、画像形成装置2の制御部20と同様に機能し、履歴情報テーブルに基づいて設定情報テーブルの設定情報を変更してもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形、実施が可能である。
プロセッサの各手段は、それぞれ一部又は全部を再構成可能回路(FPGA:Field Programmable Gate Array)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)等のハードウエア回路によって構成してもよい。
上記実施の形態において、プロセッサは、広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス等)を含むものである。
また、上記実施の形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
また、上記実施の形態の構成要素の一部を省くことや変更してもよい。また、上記実施の形態のフローにおいて、ステップの追加、削除、変更、入替え等を行ってもよい。また、上記実施の形態で用いたプログラムをCD-ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供することができ、クラウドサーバ等の外部サーバに格納しておき、ネットワークを介して利用することもできる。
1…情報処理システム、2…画像形成装置、3…ネットワーク、
3A…第1のネットワーク、3B…第2のネットワーク、4…通信装置、
20…制御部、21…記憶部、22…操作表示部、23…画像読取部、
24…画像形成部、25…通信部、25A…第1の通信部、25B…第2の通信部、
26…給紙カセット、27A…第1の排紙トレイ、27B…第2の排紙トレイ、
210…プログラム、211a、211b…履歴情報テーブル、
212a~212c…設定情報テーブル、213…アドレス帳

Claims (12)

  1. ネットワークを利用する機能を実行した実行履歴を取得し、
    前記実行履歴に基づいて前記機能の使用の可否を設定した設定情報の変更に関する情報を出力するプロセッサと、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、前記実行履歴に基づいて前記設定情報を変更する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、前記設定情報をネットワークインタ-フェースごとに変更する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記変更に関する情報は、前記設定情報を変更したことを示す情報である、
    請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記変更に関する情報は、前記設定情報の変更の許可を求める情報であり、
    前記プロセッサは、前記許可があった場合に前記設定情報を変更する、
    請求項2から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、前記ネットワークを利用する機能が予め定められた期間使用されていない場合、当該機能を使用不可の前記設定情報に変更する、
    請求項2から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記実行履歴は、正常終了したか、異常終了したかの終了状態を含み、
    前記プロセッサは、前記終了状態に基づいて前記設定情報の変更に関する情報を出力する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記終了状態は、前記異常終了の要因を含む、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記変更に関する情報の出力は、前記機能の実行による処理結果の出力先の情報が登録されたアドレス帳 への追加又は削除に基づいて行われる、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記プロセッサは、前記アドレス帳に通信先及び当該通信先のみが使用する機能が追加された場合、当該機能を使用可に設定し、通信先及び当該通信先のみが使用する機能がアドレス帳から削除された場合、当該機能を使用不可に設定する、
    請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記プロセッサは、前記アドレス帳に通信先及び当該通信先のみが使用する機能が追加され、前記実行履歴から当該機能が使用される見込みがないと予測される場合、当該機能の使用可に設定しない、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. コンピュータを、
    ネットワークを利用する機能を実行した実行履歴を取得し、前記実行履歴に基づいて前記機能の使用の有無を設定した設定情報の変更に関する情報を出力させるためのプログラム。
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