JP2022041654A - 集合住宅(マンション・アパート・ハイツ等)向け ドア用宅配バッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】宅配用のバッグを提供する。【解決手段】本体1の内側は保温等に有利なアルミ加工を施すとともに、外部から刃物等による荷物盗難を防止するため強化プラスチック保護具5を仕込む。本体上面の荷物を入れる部分は長い折り返し2を設けることで防水に有利となり、この部分に鍵を外した状態のチェーン錠4を設けることで、施錠を簡便にする。本体側面部に受取認印を装填するためのポケット6を設ける。本体背面部(ドア取付面)には5つのDカン8,9を設け、予め準備したマグネットフックを、集合住宅(マンション,アパート,ハイツ等)でも利用範囲の広いスチール製ドアに取り付け、4つのDカン9をドアへ設置したマグネットフックに取り付けるとともに、残ったDカン8には持ち去り防止紐11を取り付け、これをドア室内面のノブ等に取り付ける。更に、配達業者用として、荷物を入れる手順説明を示したマグネットプレート10を付属する。【選択図】図1
Description
2020年、コロナ禍の現状において、感染拡大防止対策として宅配並びにデリバリーサービスが増加するなか、自宅不在時受取用宅配ボックス(以下、宅配ボックスと略す)を利用するケースも同様に増加している。
本発明は、従来の宅配ボックスから更なる使い易さと安全化・清潔化を図ることで、宅配業者においては再配達の手間を軽減し、そしてこれまで戸建て家庭の利用が中心であった宅配ボックスの利用範囲を、スチール製ドアの使用率が高い集合住宅(マンション・アパート・ハイツ等)に対しても安心・安全に利用範囲拡大するための技術に関するものである。
本発明は、従来の宅配ボックスから更なる使い易さと安全化・清潔化を図ることで、宅配業者においては再配達の手間を軽減し、そしてこれまで戸建て家庭の利用が中心であった宅配ボックスの利用範囲を、スチール製ドアの使用率が高い集合住宅(マンション・アパート・ハイツ等)に対しても安心・安全に利用範囲拡大するための技術に関するものである。
従来、宅配ボックスはドア前の地面に設置し、大きく以下2つの方法で利用されていた。
1. ダイヤル式宅配ボックス
宅配業者は空いているボックスに荷物を入れ、ダイヤルの開錠番号を決める。ボックスを開けるための番号は、固定ではなくその場で決められるものとなっている。番号を決め、ダイヤルを回し、番号を知らない人が開けられないようにした後で、開錠番号を書いた配達通知書を、配達先の郵便ポストに入る。その紙には「宅配ボックスに荷物を入れました。開錠番号は****です」といったことが書かれており。受取人がそれを見て宅配ボックスを開け、荷物を受け取る。
2. 電気式宅配ボックス
錠がテンキー式になっており、それに開錠番号を打ち込んでボックスを開ける。これは単に開けるのがテンキーというだけでなく、システムによって管理されているため、いつ荷物が入れられたかということが記録されたり、荷物が入れられるとメールが届くものがある。カードキー式も電気式宅配ボックスなり、使用方法はダイヤル式とほぼ同様。
3. 置き配
在宅や不在宅にかかわらず、玄関先など指定した場所や簡易型宅配ボックスを介して荷物を受け取る方法。ロッカー型宅配ボックスの備わっている物件でなくても再配達を軽減できるが、一方で、宅配物の盗難や破損、配達伝票からの個人情報漏洩などのリスクがある。
1. ダイヤル式宅配ボックス
宅配業者は空いているボックスに荷物を入れ、ダイヤルの開錠番号を決める。ボックスを開けるための番号は、固定ではなくその場で決められるものとなっている。番号を決め、ダイヤルを回し、番号を知らない人が開けられないようにした後で、開錠番号を書いた配達通知書を、配達先の郵便ポストに入る。その紙には「宅配ボックスに荷物を入れました。開錠番号は****です」といったことが書かれており。受取人がそれを見て宅配ボックスを開け、荷物を受け取る。
2. 電気式宅配ボックス
錠がテンキー式になっており、それに開錠番号を打ち込んでボックスを開ける。これは単に開けるのがテンキーというだけでなく、システムによって管理されているため、いつ荷物が入れられたかということが記録されたり、荷物が入れられるとメールが届くものがある。カードキー式も電気式宅配ボックスなり、使用方法はダイヤル式とほぼ同様。
3. 置き配
在宅や不在宅にかかわらず、玄関先など指定した場所や簡易型宅配ボックスを介して荷物を受け取る方法。ロッカー型宅配ボックスの備わっている物件でなくても再配達を軽減できるが、一方で、宅配物の盗難や破損、配達伝票からの個人情報漏洩などのリスクがある。
これには次のような欠点があった。
(イ) 荷物を入れる~施錠~開錠番号をポストに入れる等の全体操作が複雑で時間を要する。
(ロ) そのため、せっかく宅配ボックスがあるにも関わらず配達業者が使用しないケースもあり、再配達の手間が増加する。
(ハ) 集合住宅(マンション・アパート・ハイツ等)ではドア前の共有スペースが狭い場合があり、他の居
住者へ迷惑になる場合がある。
(ニ) 置くだけなので、宅配ボックスごと持ち去り等の盗難被害に遭い易い。
(ホ) 地面に設置されているため不潔なイメージが否めず、接地面の隙間に虫などが住み着くことがある。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
(イ) 荷物を入れる~施錠~開錠番号をポストに入れる等の全体操作が複雑で時間を要する。
(ロ) そのため、せっかく宅配ボックスがあるにも関わらず配達業者が使用しないケースもあり、再配達の手間が増加する。
(ハ) 集合住宅(マンション・アパート・ハイツ等)ではドア前の共有スペースが狭い場合があり、他の居
住者へ迷惑になる場合がある。
(ニ) 置くだけなので、宅配ボックスごと持ち去り等の盗難被害に遭い易い。
(ホ) 地面に設置されているため不潔なイメージが否めず、接地面の隙間に虫などが住み着くことがある。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
まず、宅配バッグ本体の軽量化を図るため、本体基材は従来よりも質量の低い素材に変更し、本体内側は保温等に有利なアルミ加工を施すとともに、外部から刃物等による荷物盗難を防止するため強化プラスチックで保護する。
本体上面の荷物を入れる部分は長い折り返しを設けることで防水に有利となり、この部分に鍵を外した状態のチェーン錠を設けることで、施錠を簡便にする。
本体側面部1箇所に、受取認印を入れるためのポケットを設ける。
本体背面部(ドア取付面)には5つのDカンを設け、予め準備したマグネットフックをドアに取り付け、4つのDカンをドアへ設置したマグネットフックに取り付けるとともに、残ったDカンには持ち去り防止紐を取り付け、これをドア室内面のノブ等に取り付ける。
更に、配達業者用として、荷物を入れる手順説明を示したマグネットプレート(以下、宅配業者説明用プレートと略す)を付属する。
本発明は、以上の構成によりなる宅配ボックスの全体的な利用方法の改善を実施するための技術である。
本体上面の荷物を入れる部分は長い折り返しを設けることで防水に有利となり、この部分に鍵を外した状態のチェーン錠を設けることで、施錠を簡便にする。
本体側面部1箇所に、受取認印を入れるためのポケットを設ける。
本体背面部(ドア取付面)には5つのDカンを設け、予め準備したマグネットフックをドアに取り付け、4つのDカンをドアへ設置したマグネットフックに取り付けるとともに、残ったDカンには持ち去り防止紐を取り付け、これをドア室内面のノブ等に取り付ける。
更に、配達業者用として、荷物を入れる手順説明を示したマグネットプレート(以下、宅配業者説明用プレートと略す)を付属する。
本発明は、以上の構成によりなる宅配ボックスの全体的な利用方法の改善を実施するための技術である。
(イ) 荷物入れ~施錠までの手順が簡便になり、配達業者の負担が軽減できる。また、再配達の手間も減少する。
(ロ) マグネットを利用したドア設置のため取付が簡単で、地面に接地しないので清潔な状態で使用でき、また、賃貸物件のドアにも傷を付けることなく簡単に設置が可能。
(ハ) 集合住宅(マンション・アパート・ハイツ等)は防火対策のためスチール製ドアの使用率が高いため、一人暮らしの方も気軽に利用可能になり、ドア前の共有スペースも確保できる。
(ニ) 素材は軽量で保温適性を有し、内部の強化プラスチック保護具併用により、刃物等を使用した盗難が困難になる。
(ホ) 鉄線入り持ち去り防止紐の使用により、持ち去りによる盗難が困難になる。
(ロ) マグネットを利用したドア設置のため取付が簡単で、地面に接地しないので清潔な状態で使用でき、また、賃貸物件のドアにも傷を付けることなく簡単に設置が可能。
(ハ) 集合住宅(マンション・アパート・ハイツ等)は防火対策のためスチール製ドアの使用率が高いため、一人暮らしの方も気軽に利用可能になり、ドア前の共有スペースも確保できる。
(ニ) 素材は軽量で保温適性を有し、内部の強化プラスチック保護具併用により、刃物等を使用した盗難が困難になる。
(ホ) 鉄線入り持ち去り防止紐の使用により、持ち去りによる盗難が困難になる。
以下、発明の実施をするための形態について説明する。
軽量化を施した本体を製造し、本体の内側に保温を目的としたアルミ加工を施し、刃物等による盗難を防止するため強化プラスチック保護具を仕込む。
本体上部から正面の折り返しには封緘用のマジックテープとDカン各1箇所を設け、マジックテープで封緘した後にDカンを穴に通してチェーン錠を取り付ける。
本体側面の1箇所に、受取認印を装填するためのポケットを設ける。
本体背面(ドア設置面)には5箇所のDカンを設け、このうち4箇所は予めドアに取り付けたマグネットフックへの取り付け用、1箇所は鉄線入り持ち去り防止紐と配達業者説明用プレートを取り付ける。
本発明は、以上のような構造である。
本発明を利用者が使用する際は、自宅のドアにマグネットフックを4箇所取り付けて本体を設置し、開錠された状態のチェーン錠を本体正面のDカンに設置し、配達業者説明用プレートをドアに貼り、鉄
線入り持ち去り防止紐を本体背面のDカンからドア室内面のドアノブ等に取り付けるだけでよい。
また、宅配やデリバリーサービスの業者は、本体正面から荷物を入れてチェーン錠を施錠し、本体側
面の認印を押すだけでよい。
荷物入れ~施錠までの手順が簡便になり、再配達の減少にもなり配達業者の負担が軽減できる。
マグネットを利用したドア設置のため簡単で、清潔な状態で使用できる。
素材は軽量で保温適性を有し、内部の強化プラスチック保護具併用により、刃物等を使用した盗難が困難になる。
持ち去り防止紐の使用により、持ち去りによる盗難が困難になる。
軽量化を施した本体を製造し、本体の内側に保温を目的としたアルミ加工を施し、刃物等による盗難を防止するため強化プラスチック保護具を仕込む。
本体上部から正面の折り返しには封緘用のマジックテープとDカン各1箇所を設け、マジックテープで封緘した後にDカンを穴に通してチェーン錠を取り付ける。
本体側面の1箇所に、受取認印を装填するためのポケットを設ける。
本体背面(ドア設置面)には5箇所のDカンを設け、このうち4箇所は予めドアに取り付けたマグネットフックへの取り付け用、1箇所は鉄線入り持ち去り防止紐と配達業者説明用プレートを取り付ける。
本発明は、以上のような構造である。
本発明を利用者が使用する際は、自宅のドアにマグネットフックを4箇所取り付けて本体を設置し、開錠された状態のチェーン錠を本体正面のDカンに設置し、配達業者説明用プレートをドアに貼り、鉄
線入り持ち去り防止紐を本体背面のDカンからドア室内面のドアノブ等に取り付けるだけでよい。
また、宅配やデリバリーサービスの業者は、本体正面から荷物を入れてチェーン錠を施錠し、本体側
面の認印を押すだけでよい。
荷物入れ~施錠までの手順が簡便になり、再配達の減少にもなり配達業者の負担が軽減できる。
マグネットを利用したドア設置のため簡単で、清潔な状態で使用できる。
素材は軽量で保温適性を有し、内部の強化プラスチック保護具併用により、刃物等を使用した盗難が困難になる。
持ち去り防止紐の使用により、持ち去りによる盗難が困難になる。
1 本体
2 折り返し部
3 封緘用マジックテープ
4 チェーン錠
5 内面アルミ加工部(強化プラスチック保護具を仕込済)
6 認印装填用ポケット
7 把手
8 持ち去り防止紐・配達業者説明用プレート通し用Dカン
9 マグネットフック取付用Dカン
10 配達業者説明用プレート
11 鉄線入り持ち去り防止紐
12 本体取り付け用マグネットフックを取り付ける。
13 マグネットフック取付用Dカンをマグネットフックに取り付け、持ち去り防止紐・配達業者説明用プレート通し用Dカンに配達業者説明用プレートに付属のチェーンを通し、ドアに接着させる。
14 持ち去り防止紐・配達業者説明用プレート通し用Dカンに持ち去り防止紐を通してドア室内側へ引き込む。この時、ドアのラッチボルト・デッドボルトに持ち去り防止紐がかからないように注意する。
15 持ち去り防止紐をドア室内側に引き込み、ドアレバーに取り付ける。
16 取付完成。
17 配達業者説明用プレート
18 本体折り返し部を起こす。
19 開口部より荷物を入れる。
20 折り返し部を戻し、穴からDカンを通してから封緘用マジックテープを留める。
21 チェーン錠をロックして完了。認印が必要な場合は右側面 認印装填用ポケットより認印を取り出し、使用後戻す。
2 折り返し部
3 封緘用マジックテープ
4 チェーン錠
5 内面アルミ加工部(強化プラスチック保護具を仕込済)
6 認印装填用ポケット
7 把手
8 持ち去り防止紐・配達業者説明用プレート通し用Dカン
9 マグネットフック取付用Dカン
10 配達業者説明用プレート
11 鉄線入り持ち去り防止紐
12 本体取り付け用マグネットフックを取り付ける。
13 マグネットフック取付用Dカンをマグネットフックに取り付け、持ち去り防止紐・配達業者説明用プレート通し用Dカンに配達業者説明用プレートに付属のチェーンを通し、ドアに接着させる。
14 持ち去り防止紐・配達業者説明用プレート通し用Dカンに持ち去り防止紐を通してドア室内側へ引き込む。この時、ドアのラッチボルト・デッドボルトに持ち去り防止紐がかからないように注意する。
15 持ち去り防止紐をドア室内側に引き込み、ドアレバーに取り付ける。
16 取付完成。
17 配達業者説明用プレート
18 本体折り返し部を起こす。
19 開口部より荷物を入れる。
20 折り返し部を戻し、穴からDカンを通してから封緘用マジックテープを留める。
21 チェーン錠をロックして完了。認印が必要な場合は右側面 認印装填用ポケットより認印を取り出し、使用後戻す。
Claims (1)
-
従来よりも質量の低い本体基材を使用し、保温等に有利なアルミ加工を施し、外部から刃物等による荷物盗難を防止するため強化プラスチック保護具を仕込んだ本体内部を有し、荷物を入れる部分に長い折り返しを設けて防水に有利とし、施錠が簡便で、本体側面部1箇所には受取認印を入れるためのポケットがあり、本体背面部(ドア取付面)には5つのDカンを設け、予め準備したマグネットフックをドアに取り付けた上で4つのDカンで地面に接地することなく簡単に取付られ、残ったDカンには持ち去り防止紐を取り付け、これをドア室内面のノブ等に取り付けることで持ち去り盗難を困難にし、更に、配達業者用として、荷物を入れる手順説明を示したマグネットプレート(以下、配達業者説明用プレートと略す)を付属した宅配バッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020146991A JP2022041654A (ja) | 2020-09-01 | 2020-09-01 | 集合住宅(マンション・アパート・ハイツ等)向け ドア用宅配バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020146991A JP2022041654A (ja) | 2020-09-01 | 2020-09-01 | 集合住宅(マンション・アパート・ハイツ等)向け ドア用宅配バッグ |
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JP2022041654A true JP2022041654A (ja) | 2022-03-11 |
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2020
- 2020-09-01 JP JP2020146991A patent/JP2022041654A/ja active Pending
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