JP2022041096A - 待機時間可視化装置、待機時間可視化方法および待機時間可視化プログラム - Google Patents

待機時間可視化装置、待機時間可視化方法および待機時間可視化プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従業員の待機時間を可視化することができる待機時間可視化装置、待機時間可視化方法および待機時間可視化プログラムの提供を課題とする。【解決手段】本実施形態では、(1)個人別勤務表の画面において特定の勤務日が選択されると、当該選択された勤務日において前記従業員が作業を行った時間帯である作業時間帯を入力可能な画面である作業入力画面を表示し、(2)前記作業入力画面に同日における複数の前記作業時間帯が入力されると、前記複数の前記作業時間帯および前記複数の前記作業時間帯の間の時間帯である待機時間を識別可能な態様で表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、待機時間可視化装置、待機時間可視化方法および待機時間可視化プログラムに関する。
特許文献1には、「流通業界の各物流拠点間の運搬及び納品作業等において、物流工程の諸段階ならびに全体における情報連携を高めるとともに、トラックドライバーの待機時間の長期化解消の観点からのシステム改善」が求められることが開示されている(特許文献1の0018段落参照)。
特開2019-6555号公報
上記特許文献1に記載のように、従業員の待機時間の管理は、物流業界のみならず、例えば、派遣業界およびメンテナンス業界等においても重要な課題であるが、従来においては、従業員の待機時間を容易かつ正確に把握することは困難であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、従業員の待機時間を可視化することができる待機時間可視化装置、待機時間可視化方法および待機時間可視化プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る待機時間可視化装置は、制御部を備える待機時間可視化装置であって、前記制御部が、勤務日を少なくとも含む、ある従業員についての勤務表を表示する画面において特定の前記勤務日が選択されると、当該選択された勤務日において前記従業員が作業を行った時間帯である作業時間帯を入力可能な画面である作業入力画面を表示する作業入力画面表示手段と、前記作業入力画面に同日における複数の前記作業時間帯が入力されると、前記複数の前記作業時間帯および前記複数の前記作業時間帯の間の時間帯である待機時間を識別可能な態様で表示する待機時間等表示手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る待機時間可視化装置は、前記作業入力画面においては、更に、休憩時間を入力可能であり、前記待機時間等表示手段が、前記作業入力画面に同日における前記複数の前記作業時間帯および前記休憩時間が入力されると、前記複数の前記作業時間帯、前記待機時間および前記休憩時間をそれぞれ識別可能な態様で表示すること、を特徴とする。
また、本発明に係る待機時間可視化装置は、前記制御部が、前記勤務表を表示する画面において、前記勤務日における前記待機時間の詳細を登録可能な画面である待機時間詳細登録画面への遷移を指示するためのボタンが選択されると、当該選択されたボタンに対応する前記勤務日についての前記待機時間詳細登録画面を表示する待機時間詳細登録画面表示手段と、前記待機時間詳細登録画面に、前記待機時間および前記待機時間が発生した理由である待機理由が登録されると、前記従業員を識別するためのデータと、前記対応する前記勤務日と、前記登録された待機時間と、前記登録された待機理由と、を含む待機詳細データを生成する待機詳細データ生成手段と、を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る待機時間可視化装置は、前記制御部が、前記待機詳細データ中の前記待機時間のうち、指定された期間に属する前記対応する前記勤務日におけるものを、前記従業員別かつ前記待機理由別に集計する待機時間集計手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る待機時間可視化方法は、制御部を備える情報処理装置で実行される待機時間可視化方法であって、前記制御部で実行される、勤務日を少なくとも含む、ある従業員についての勤務表を表示する画面において特定の前記勤務日が選択されると、当該選択された勤務日において前記従業員が作業を行った時間帯である作業時間帯を入力可能な画面である作業入力画面を表示する作業入力画面表示ステップと、前記作業入力画面に同日における複数の前記作業時間帯が入力されると、前記複数の前記作業時間帯および前記複数の前記作業時間帯の間の時間帯である待機時間を識別可能な態様で表示する待機時間等表示ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る待機時間可視化プログラムは、制御部を備える情報処理装置に実行させるための待機時間可視化プログラムであって、前記制御部に実行させるための、勤務日を少なくとも含む、ある従業員についての勤務表を表示する画面において特定の前記勤務日が選択されると、当該選択された勤務日において前記従業員が作業を行った時間帯である作業時間帯を入力可能な画面である作業入力画面を表示する作業入力画面表示ステップと、前記作業入力画面に同日における複数の前記作業時間帯が入力されると、前記複数の前記作業時間帯および前記複数の前記作業時間帯の間の時間帯である待機時間を識別可能な態様で表示する待機時間等表示ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、従業員の待機時間を可視化することができるという効果を奏する。
図1は、待機時間可視化装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、各テーブルの相関の一例を示す図である。 図3は、個人別勤務表の表示画面の一例を示す図である。 図4は、作業実績入力前における作業実績入力画面の一例を示す図である。 図5は、作業実績入力後における作業実績入力画面の一例を示す図である。 図6は、待機時間詳細登録画面の一例を示す図である。 図7は、待機時間の集計結果の一例を示す図である。 図8は、具体的な値の登録前における、作業実績テーブル、勤務実績テーブルおよび日報実績テーブルの一例を示す図である。 図9は、具体的な値の登録後における、作業実績テーブル、勤務実績テーブルおよび日報実績テーブルの一例を示す図である。
以下に、本発明に係る待機時間可視化装置、待機時間可視化方法および待機時間可視化プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[1.構成]
本実施形態に係る待機時間可視化装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、待機時間可視化装置100の構成の一例を示すブロック図である。
待機時間可視化装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、待機時間可視化装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
待機時間可視化装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。待機時間可視化装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、待機時間可視化装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、待機時間可視化装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、作業実績テーブル106aと、勤務実績テーブル106bと、待機詳細データとしての日報実績テーブル106cと、を備えている。各テーブルの相関図は、図2に示すとおりである。
作業実績テーブル106aは、実際の作業時間を入力するためのテーブルである。作業実績テーブル106aは、図2、図8および図9に示すように、例えば、作業日と、実績NOと、作業担当者CDと、作業開始時間と、作業終了時間と、休憩開始時間と、休憩終了時間と、作業時間と、等を含む。
勤務実績テーブル106bは、所定の勤務時間を予め設定するためのテーブルである。勤務実績テーブル106bは、図2、図8および図9に示すように、例えば、従業員CDと、勤務日と、出勤時刻と、退勤時刻と、所定開始時刻と、所定終了時刻と、出勤打刻時刻と、退勤打刻時刻と、休憩開始時間と、休憩終了時間と、作業時間と、所定時間と、残業時間と、待機時間と、等を含む。勤務実績テーブル106bは、図示しないが、プロジェクト識別データを更に含んでいてもよい。
ここで、作業実績テーブル106aにおける日別の作業開始の最初の時刻<勤務実績テーブル106bにおける所定開始時間の場合、図2に(1)で示すように、勤務実績テーブル106bにおける前記出勤時刻として作業実績テーブル106aにおける前記作業開始時間を転送することにより、就業システムへの連携を行うことができる。また、勤務実績テーブル106bにおける所定終了時間<作業実績テーブル106aにおける日別の作業終了時間の最後の時刻の場合、図2に(2)で示すように、勤務実績テーブル106bにおける前記退勤時刻として作業実績テーブル106aにおける前記作業終了時間を転送することにより、就業システムへの連携を行うことができる。そして、図2に(3)で示すように、就業システム側では、計算処理において、夜間に更新処理が実施され、各種時間(実働時間、深夜時間、残業時間および待機時間等)の計算が実施される。
日報実績テーブル106cは、待機時間に関する情報を管理するためのテーブルである。日報実績テーブル106cは、図8および図9に示すように、例えば、従業員CD(本発明の「従業員を識別するためのデータ」に相当)と、作業日(本発明の「対応する前記勤務日」に相当)と、明細番号を意味するSEQと、作業区分(本発明の「登録された待機理由」に相当)と、待機時間(本発明の「登録された待機時間」に相当)と、備考と、等を含む。
制御部102は、待機時間可視化装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)勤務日を少なくとも含む、ある従業員についての勤務表を表示する画面において特定の前記勤務日が選択されると、当該選択された勤務日において前記従業員が作業を行った時間帯である作業時間帯を入力可能な画面である作業入力画面を表示する作業入力画面表示手段としての作業入力画面表示部102aと、(2)前記作業入力画面に同日における複数の前記作業時間帯が入力されると、前記複数の前記作業時間帯および前記複数の前記作業時間帯の間の時間帯である待機時間を識別可能な態様で表示する待機時間等表示手段としての待機時間等表示部102bと、(3)前記勤務表を表示する画面において、前記勤務日における前記待機時間の詳細を登録可能な画面である待機時間詳細登録画面への遷移を指示するためのボタンが選択されると、当該選択されたボタンに対応する前記勤務日についての前記待機時間詳細登録画面を表示する待機時間詳細登録画面表示手段としての待機時間詳細登録画面表示部102cと、(4)前記待機時間詳細登録画面に、前記待機時間および前記待機時間が発生した理由である待機理由が登録されると、前記従業員を識別するためのデータと、前記対応する前記勤務日と、前記登録された待機時間と、前記登録された待機理由と、を含む待機詳細データを生成する待機詳細データ生成手段としての待機詳細データ生成部102dと、(5)前記待機詳細データ中の前記待機時間のうち、指定された期間に属する前記対応する前記勤務日におけるものを、前記従業員別かつ前記待機理由別に集計する待機時間集計手段としての待機時間集計部102eと、を備えている。
作業入力画面表示部102aは、勤務日を少なくとも含む、ある従業員についての勤務表を表示する画面(図3参照)において特定の前記勤務日が選択されると、当該選択された勤務日において前記従業員が作業を行った時間帯である作業時間帯を入力可能な画面である作業入力画面(図4および図5参照)を表示する。前記作業入力画面においては、更に、休憩時間も入力可能である。
待機時間等表示部102bは、前記作業入力画面に同日における複数の前記作業時間帯が入力されると、前記複数の前記作業時間帯および前記複数の前記作業時間帯の間の時間帯である待機時間を識別可能な態様で表示する(図5のMA1参照)。待機時間等表示部102bは、前記作業入力画面に同日における前記複数の前記作業時間帯および前記休憩時間が入力されると、前記複数の前記作業時間帯、前記待機時間および前記休憩時間をそれぞれ識別可能な態様で表示してもよい(図5のMA1参照)。なお、前記識別可能な態様での表示として、図5のMA1には、ハッチングの使い分けによる帯グラフでの表示の例を示しているが、各時間の識別さえできれば、表示の仕方はこれに限定されず、例えば、色の塗分けによる表示であってもよいし、非グラフでの表示であってもよい。
待機時間詳細登録画面表示部102cは、前記勤務表を表示する画面(図3参照)において、前記勤務日における前記待機時間の詳細を登録可能な画面である待機時間詳細登録画面への遷移を指示するためのボタン(図3の「日報」)が選択されると、当該選択されたボタンに対応する前記勤務日についての前記待機時間詳細登録画面(図6参照)を表示する。
待機詳細データ生成部102dは、前記待機時間詳細登録画面(図6参照)に、前記待機時間および前記待機時間が発生した理由である待機理由が登録されると、前記従業員を識別するためのデータと、前記対応する前記勤務日と、前記登録された待機時間と、前記登録された待機理由と、を含む日報実績テーブル106cを生成する。
待機時間集計部102eは、日報実績テーブル106c中の前記待機時間のうち、指定された期間に属する前記対応する前記勤務日におけるものを、前記従業員別かつ前記待機理由別に集計する。
[2.処理の具体例]
本項目では、本実施形態に係る処理の具体例を説明する。[2-1]において、待機時間の可視化について説明し、[2-2]において、待機時間の集計について説明する。なお、図8に示すように、処理開始時においては、作業実績テーブル106aおよび日報実績テーブル106cの内容としては、何も登録されておらず、勤務実績テーブル106bの内容としては、所定開始時刻9:00、所定終了時刻18:00、休憩開始時間12:00および休憩終了時間13:00が予め登録されているものとして説明を進める。
[2-1.待機時間の可視化]
まず、従業員CD「A」の社員(以下、単に「社員A」という。)についての個人別勤務表を表示する画面(図3参照)において、社員Aにより、勤務日として「3/20」が選択されたとする。この場合、作業入力画面表示部102aは、作業時間帯および休憩時間を入力可能な「作業実績表示」のテーブルを含む作業入力画面(図4参照)を表示する。言い換えると、作業入力画面(図4参照)は、個人別勤務表の日付リンクより起動することができる。
なお、作業入力画面(図4参照)には、作業時間帯および休憩時間の入力前は、本項目[2.処理の具体例]の冒頭で説明した勤務実績テーブル106bの内容が帯グラフとして表示される。具体的には、図4に示すように、勤務時間である9:00~12:00,13:00~19:00と、休憩時間である12:00~13:00と、に異なるハッチングが付された帯グラフが表示される。
続いて、表示された作業入力画面(図4参照)中の「作業実績表示」のテーブルに、社員Aにより、図5に示すように、1勤務目の作業時間帯として作業開始時間8:00および作業終了時間14:00が入力され、1勤務目の休憩時間として休憩開始時間12:30および休憩終了時間13:30が入力され、2勤務目の作業時間帯として作業開始時間15:00および作業終了時間19:00が入力されたとする。この場合、待機時間等表示102bは、図5にMA1で示すように、勤務時間である8:00~12:30,13:30~14:00,15:00~19:00と、待機時間である14:00~15:00と、休憩時間である12:30~13:30と、に異なるハッチングが付された帯グラフを表示する。
なお、「作業実績表示」のテーブルに入力された内容に応じて、[1.構成]で説明した転送のルールに従い、「勤務実績表示」のテーブル中の出勤時刻および退勤時刻が自動セットされる。すなわち、図5に示すように、「作業実績表示」のテーブル中の最初の作業開始時間8:00は、「勤務実績表示」のテーブル中の所定開始時時刻9:00より早いため、作業開始時間8:00が「勤務実績表示」のテーブル中の出勤時刻として自動セットされる。また、図5に示すように、「作業実績表示」のテーブル中の最後の作業終了時間19:00は、「勤務実績表示」中の所定終了時刻18:00より遅いため、作業終了時間19:00が「勤務実績表示」中の退勤時刻として自動セットされる。そして、「作業実績表示」のテーブル中の休憩開始時間12:30および休憩終了時間13:30は、それぞれそのまま、「勤務実績表示」のテーブル中の休憩開始時間12:30および休憩終了時間13:30として自動セットされる。「作業実績表示」のテーブルの登録後の内容を表す作業実績テーブル106aおよび「勤務実績表示」のテーブルの登録後の内容を表す勤務実績テーブル106bを、図9に示す。
[2-2.待機時間の集計]
次に、個人別勤務表を表示する画面(図3参照)に説明を戻し、当該画面において、社員Aにより、勤務日3/20の行の「日報」が選択されたとする。この場合、待機時間詳細登録画面表示部102cは、待機時間詳細登録画面(図6参照)を表示する。言い換えると、待機時間詳細登録画面(図6参照)は、個人別勤務表の日報リンクより起動することができる。
続いて、表示された待機時間詳細登録画面(図6参照)において、社員Aにより、実働時間として「10:00」が登録され、作業時間として「9:00」が登録され、待機時間として「1:00」が登録され、待機時間内訳として(すなわち、待機理由として)「A:Aロス」が登録され、待機開始時間として「14:00」が登録され、待機終了時間として「15:00」が登録され、備考として「所定時間内待機、移動請求なし」が登録された上で、画面右下の「登録」ボタンが選択されたとする。「登録」ボタンが選択されると、待機詳細データ生成部102dは、社員Aを識別するための従業員CDである「A」と、勤務日である「3/20」と、前記登録された待機時間である「1:00」と、前記登録された作業区分(前記待機時間内訳に相当)である「A」と、を含む日報実績テーブル106cを生成する。当該生成された日報実績テーブル106cを、図9に示す。なお、前記待機時間内訳の種類としては、例えば、「A:Aロス」に対応する「A:所定時間内待機、移動請求なし」、「B:時間外待機」、「C:有休」、「D:欠勤」、「E:事務処理」、「F:社内研修」および「G:キャリアプラン研修」等が挙げられる。担当者は、ロス時間をKPI(Key Performance Indicators)の項目として扱い、非請求時間として、集計および分析を実施することができる。
最後に、担当者は、BI(Business Intelligence)ツール等を用いて、リアルタイムに、待機時間を出力し、分析することができる。具体的には、待機時間の集計対象月として「2020年3月」が指定されたとすると、待機時間集計部102eは、2020/03/01~2020/03/31の分の日報実績テーブル106c中の待機時間を、社員別かつ前記待機時間内訳別に集計する。集計結果の例を、図7に示す。
[3.本実施形態のまとめ]
以上説明してきたように、本実施形態に係る待機時間可視化装置100によれば、[2-1]で説明したように、従業員の待機時間を、例えば帯グラフ等により可視化することができる。また、本実施形態に係る待機時間可視化装置100によれば、[2-2]で説明したように、待機時間を集計することもできる。このような可視化および集計をすることで、例えば、待機時間として未請求の分を待機理由によっては得意先に請求したり、または、売上を上げるための分析に役立てたりすることが可能となる。
ここで、従来においては、派遣先または請負先に作業が発生する際には、作業時間の結果から就業時間の入力を別々に行う必要があったため、本実施形態においては、作業実績を就業システムへ連携できるようにし、チェックを行うのは就業システム側のみで済むようにした。また、本実施形態においては、作業実績の時間帯と勤怠上の所定時間をそれぞれ可視化することで、事務処理のミスの軽減および効率化を実現した。この際、作業者に対して1日の勤務時間内のうち、作業を実施していない時間を待機時間として算出し、営業所にて待機時間の理由を入力し、本部で集計および分析することで、より売上を上げるための指標として待機時間を参照できるようにした。そして、本実施形態においては、待機時間の集計結果を出力できるようにした。
本実施形態の概要は、例えば、本段落で述べるとおりである。複数の作業実績の内容を就業システムに帯グラフとして可視化することで、直接、社員の作業時間および待機時間の管理をできるようにした。また、非請求時間に対して、理由を登録し分析することで、得意先への請求の交渉および派遣社員の研修時間の把握を行えるようにした。
本実施形態による実現内容は、例えば、本段落で述べるとおりである。勤怠画面に、作業実績の内容を表示することで、作業時間と勤務時間の不整合をチェックし、待機時間の算出および発生した原因を入力できるようにした。待機時間については、従来エクセル等にて手管理していたが、システム化することで、データ収集のスピードおよび精度の向上に成功した。
本実施形態による効果は、例えば、本段落で述べるとおりである。待機時間に対して、理由を登録することで、待機時間の状況を把握できるようにした。これにより、得意先からの待機依頼で未請求になった部分については得意先に請求交渉したり、または、派遣社員に対する年度内のキャリアプラン研修の時間の把握をできるようにした。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、待機時間可視化装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、待機時間可視化装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて待機時間可視化装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、待機時間可視化装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、待機時間可視化装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、待機時間可視化装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、例えば、1日に複数の顧客(得意先)を巡回し、作業を実施するような業界(例えば、派遣業界およびメンテナンス業界等)において有用である。
100 待機時間可視化装置
102 制御部
102a 作業入力画面表示部
102b 待機時間等表示部
102c 待機時間詳細登録画面表示部
102d 待機詳細データ生成部
102e 待機時間集計部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 作業実績テーブル
106b 勤務実績テーブル
106c 日報実績テーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (6)

  1. 制御部を備える待機時間可視化装置であって、
    前記制御部は、
    勤務日を少なくとも含む、ある従業員についての勤務表を表示する画面において特定の前記勤務日が選択されると、当該選択された勤務日において前記従業員が作業を行った時間帯である作業時間帯を入力可能な画面である作業入力画面を表示する作業入力画面表示手段と、
    前記作業入力画面に同日における複数の前記作業時間帯が入力されると、前記複数の前記作業時間帯および前記複数の前記作業時間帯の間の時間帯である待機時間を識別可能な態様で表示する待機時間等表示手段と、
    を備えること、
    を特徴とする待機時間可視化装置。
  2. 前記作業入力画面においては、更に、休憩時間を入力可能であり、
    前記待機時間等表示手段は、前記作業入力画面に同日における前記複数の前記作業時間帯および前記休憩時間が入力されると、前記複数の前記作業時間帯、前記待機時間および前記休憩時間をそれぞれ識別可能な態様で表示すること、
    を特徴とする請求項1に記載の待機時間可視化装置。
  3. 前記制御部は、
    前記勤務表を表示する画面において、前記勤務日における前記待機時間の詳細を登録可能な画面である待機時間詳細登録画面への遷移を指示するためのボタンが選択されると、当該選択されたボタンに対応する前記勤務日についての前記待機時間詳細登録画面を表示する待機時間詳細登録画面表示手段と、
    前記待機時間詳細登録画面に、前記待機時間および前記待機時間が発生した理由である待機理由が登録されると、前記従業員を識別するためのデータと、前記対応する前記勤務日と、前記登録された待機時間と、前記登録された待機理由と、を含む待機詳細データを生成する待機詳細データ生成手段と、
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の待機時間可視化装置。
  4. 前記制御部は、
    前記待機詳細データ中の前記待機時間のうち、指定された期間に属する前記対応する前記勤務日におけるものを、前記従業員別かつ前記待機理由別に集計する待機時間集計手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項3に記載の待機時間可視化装置。
  5. 制御部を備える情報処理装置で実行される待機時間可視化方法であって、
    前記制御部で実行される、
    勤務日を少なくとも含む、ある従業員についての勤務表を表示する画面において特定の前記勤務日が選択されると、当該選択された勤務日において前記従業員が作業を行った時間帯である作業時間帯を入力可能な画面である作業入力画面を表示する作業入力画面表示ステップと、
    前記作業入力画面に同日における複数の前記作業時間帯が入力されると、前記複数の前記作業時間帯および前記複数の前記作業時間帯の間の時間帯である待機時間を識別可能な態様で表示する待機時間等表示ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする待機時間可視化方法。
  6. 制御部を備える情報処理装置に実行させるための待機時間可視化プログラムであって、
    前記制御部に実行させるための、
    勤務日を少なくとも含む、ある従業員についての勤務表を表示する画面において特定の前記勤務日が選択されると、当該選択された勤務日において前記従業員が作業を行った時間帯である作業時間帯を入力可能な画面である作業入力画面を表示する作業入力画面表示ステップと、
    前記作業入力画面に同日における複数の前記作業時間帯が入力されると、前記複数の前記作業時間帯および前記複数の前記作業時間帯の間の時間帯である待機時間を識別可能な態様で表示する待機時間等表示ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする待機時間可視化プログラム。
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