JP2022040640A - 光学系、プロジェクター、および撮像装置 - Google Patents

光学系、プロジェクター、および撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光学系を構成するレンズが凹形状の反射面を備える場合に、レンズ内の光密度が高くなることに起因する温度上昇により、レンズの光学特性の低下を抑制できる光学系を提供すること。【解決手段】本例の光学系3Aは、縮小側から拡大側に向かって第1透過面41、反射面42、および第2透過面43をこの順に備えるレンズ34を有する光学系3Aにおいて、レンズ34は、樹脂製であり、反射面42は、凹形状である。また、光学系3AのFナンバーをFno、光学系3Aにおける焦点距離をf、拡大側共役面における光量をqとする場合、次の条件式を満たす。10 ≦ q×Fno/f2≦ 2989【選択図】図3

Description

本発明は、光学系、プロジェクター、および撮像装置に関する。
画像形成部が形成した投写画像を、投写光学系により拡大して投写するプロジェクターは特許文献1に記載されている。同文献の投写光学系は、縮小側から拡大側に向かって順に第1光学系と、第2光学系と、からなる。第1光学系は、複数枚のレンズを備える屈折光学系である。第2光学系は、1枚の光学素子である。光学素子は、ガラスまたはプラスチック等の光学材料からなる。光学素子は、縮小側から拡大側に向かって順に、入射面、反射面、および出射面を備える。反射面は、凹形状を備える。入射面から光学素子の内部に入射した光線は、反射面により折り返されて、光学素子の内部を射出面に向かう。
特開2019-133061号公報
特許文献1に開示の技術では、光学素子に入射した光線は、凹形状の反射面により、光学素子の内部に向かって折り返される。従って、光学素子内には、光密度が高い領域が出現する。ここで、光学素子の内部に光密度が高い領域が出現すると、この領域の温度が上昇する。光学素子の内部の温度の上昇は、光学素子の光学特性を変化させる場合がある。
ここで、ガラス製の光学素子は、樹脂製の光学素子と比較して、耐熱性に優れる。従って、ガラス製の光学素子を用いれば、温度上昇による光学素子の膨張や溶解を回避できる。よって、光学素子の光学特性が変化することを抑制できる。しかし、ガラス製の光学素子は、樹脂製の光学素子と比較して、重量が嵩む。また、同一形状の光学素子を製造する際に、ガラス製の光学素子は、樹脂製の光学素子と比較して、製造コストがかかる場合が多い。
上記の課題を解決するために、本発明は、縮小側から拡大側に向かって第1透過面、反射面、および第2透過面をこの順に備えるレンズを有する光学系において、前記レンズは、樹脂製であり、前記反射面は、凹形状であり、前記光学系のFナンバーをFno、前記光学系における焦点距離をf、前記拡大側共役面における光量をqとする場合、次の条件式を満たすことを特徴とする。
10 ≦ q×Fno/f ≦ 2989
有することを特徴とする。
本発明のプロジエクターは、上記の光学系と、前記光学系の縮小側結像面に投写画像を形成する画像形成部と、を有し、前記画像形成部は、光源と、前記光源からの光線を変調させる光変調素子と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の形態のプロジェクターは、上記の光学系と、前記光学系の縮小側共役面に投写画像を形成する画像形成部と、を有し、前記画像形成部は、自ら発光して前記投写画像を形成する画像表示素子を備えることを特徴とする。
次に、本発明の撮像装置は、上記の光学系と、前記光学系の縮小側結像面に配置された撮像素子と、を有することを特徴とする。
本発明の光学系を備えるプロジェクターの概略構成図である。 実施例1の光学系の全体を模式的に表す光線図である。 実施例1の光学系の光線図である。 図3を垂直な方向から見た場合の実施例1の光学系の光線図である。 実施例1の第1光学系の最も拡大側に位置するレンズ、および第2光学系の光線図である。 実施例1の光学系の拡大側のMTFを示す図である。 実施例2の光学系の全体を模式的に表す光線図である。 実施例2の光学系の光線図である。 実施例2の第2光学系の光線図である。 実施例2の光学系の拡大側のMTFを示す図である。 図5に点線で示す仮想平面上の光の強度部分を示すグラフである。 レンズを通過する各光束の仮想平面上の通過領域を説明図である。 焦点距離fを変化させたときの投写状態の変化を示す説明図である。 焦点距離fを変化させたとき瞳の大きさの変化を示す説明図である。 数式「q×Fno/f」の値と光密度との関係を示すグラフである。 他の実施例の光学系の光線図である。 光学系を備えるプロジェクターの変形例に係る概略構成図である。 本発明の光学系を備える撮像装置の説明図である。
以下に図面を参照して、本発明の実施形態に係る光学系およびプロジェクターを説明する。
(プロジェクター)
図1は本発明の光学系3を備えるプロジェクターの概略構成図である。図1に示すように、プロジェクター1は、スクリーンSに投写する投写画像を生成する画像形成部2と、投写画像を拡大してスクリーンSに拡大像を投写する光学系3と、画像形成部2の動作を制御する制御部4と、を備える。
(画像形成部および制御部)
画像形成部2は、光源10、第1インテグレーターレンズ11、第2インテグレーターレンズ12、偏光変換素子13、重畳レンズ14を備える。光源10は、例えば、超高圧水銀ランプ、固体光源等で構成される。第1インテグレーターレンズ11および第2インテグレーターレンズ12は、アレイ状に配列された複数のレンズ素子をそれぞれ有する。第1インテグレーターレンズ11は、光源10からの光束を複数に分割する。第1インテグレーターレンズ11の各レンズ素子は、光源10からの光束を第2インテグレーターレンズ12の各レンズ素子の近傍に集光させる。
偏光変換素子13は、第2インテグレーターレンズ12からの光を所定の直線偏光に変換させる。重畳レンズ14は、第1インテグレーターレンズ11の各レンズ素子の像を、第2インテグレーターレンズ12を介して、後述する液晶パネル18R、液晶パネル18G、および、液晶パネル18Bの表示領域上で重畳させる。
また、画像形成部2は、第1ダイクロイックミラー15、反射ミラー16およびフィールドレンズ17R、および、液晶パネル18Rを備える。第1ダイクロイックミラー15は、重畳レンズ14から入射した光線の一部であるR光を反射させ、重畳レンズ14から入射した光線の一部であるG光およびB光を透過させる。第1ダイクロイックミラー15で反射されたR光は、反射ミラー16およびフィールドレンズ17Rを経て、液晶パネル18Rへ入射する。液晶パネル18Rは光変調素子である。液晶パネル18RはR光を画像信号に応じて変調することにより、赤色の投写画像を形成する。
さらに、画像形成部2は、第2ダイクロイックミラー21、フィールドレンズ17G、および、液晶パネル18Gを備える。第2ダイクロイックミラー21は、第1ダイクロイックミラー15からの光線の一部であるG光を反射させ、第1ダイクロイックミラー15からの光線の一部であるB光を透過させる。第2ダイクロイックミラー21で反射されたG光は、フィールドレンズ17Gを経て、液晶パネル18Gへ入射する。液晶パネル18Gは光変調素子である。液晶パネル18GはG光を画像信号に応じて変調することにより、緑色の投写画像を形成する。
また、画像形成部2は、リレーレンズ22、反射ミラー23、リレーレンズ24、反射ミラー25、およびフィールドレンズ17B、および、液晶パネル18Bおよびクロスダイクロイックプリズム19を備える。第2ダイクロイックミラー21を透過したB光は、リレーレンズ22、反射ミラー23、リレーレンズ24、反射ミラー25、およびフィールドレンズ17Bを経て、液晶パネル18Bへ入射する。液晶パネル18Bは画像表示素子である。液晶パネル18BはB光を画像信号に応じて変調することにより、青色の投写画像を形成する。
液晶パネル18R、液晶パネル18G、および、液晶パネル18Bは、クロスダイクロイックプリズム19を3方向から囲んでいる。クロスダイクロイックプリズム19は、光合成用のプリズムであり、各液晶パネル18R、18G、18Bで変調された光を合成した投写画像を生成する。
光学系3は、クロスダイクロイックプリズム19が合成した投写画像をスクリーンSに拡大して投写する。スクリーンSは、光学系3の拡大側共役面である。ここで、光源10から液晶パネル18R、18G、18Bまでの光学部品は、画像形成光学系9を構成する。
制御部4は、ビデオ信号等の外部画像信号が入力される画像処理部6と、画像処理部6から出力される画像信号に基づいて液晶パネル18R、液晶パネル18Gおよび液晶パネル18Bを駆動する表示駆動部7と、を備える。
画像処理部6は、外部の機器から入力された画像信号を各色の階調等を含む画像信号に変換する。表示駆動部7は、画像処理部6から出力された各色の投写画像信号に基づいて液晶パネル18R、液晶パネル18Gおよび液晶パネル18Bを動作させる。これにより、画像処理部6は、画像信号に対応した投写画像を液晶パネル18R、液晶パネル18Gおよび液晶パネル18Bに表示する。
(光学系)
次に、プロジェクター1に搭載される光学系3の構成例として実施例1、2を説明する。なお、各実施例1、2において、光学系の光線図では、液晶パネル18R、液晶パネル18G、液晶パネル18Bを、液晶パネル18として表す。
(実施例1)
図2は、実施例1の光学系の全体を模式的に表す光線図である。図2では、本例の光学系3AからスクリーンSに到達する光束を、光束F1~F3により模式的に示す。光束F1は最も像高が低い位置に達する光束である。光束F3は最も像高が高い位置に達する光束である。光束F2は光束F1と光束F3との間の位置に達する光束である。図3は、実施例1の光学系3Aの光線図である。図4は、図3を垂直な方向から見た場合の実施例1の光学系3Aの光線図である。図5は、第1光学系の最も拡大側に位置するレンズ、および第2光学系の光線図である。
本例の光学系3Aは、図3に示すように、縮小側から拡大側に向かって順に、第1光学系31、および第2光学系32からなる。第2光学系32は、第1光学系31の光軸N上に配置されている。
以下の説明では、便宜上、互いに直交する3軸をX軸、Y軸、およびZ軸とする。Z軸は、第1光学系31の光軸Nと一致する。Z軸方向は、光軸Nに沿った方向である。Z軸方向において、第1光学系31が位置する側を第1方向Z1、第2光学系32が位置する側を第2方向Z2とする。Y軸は、スクリーンSに沿って延びる。Y軸方向は、上下方向であり、Y軸方向の一方側を上方Y1、他方側を下方Y2とする。X軸は、スクリーンの幅方向に延びる。また、Z軸を含みZ軸と垂直な面をYZ平面とする。Z軸を含みYZ平面と直交する平面をXZ平面とする。図2、図3、図5は、YZ平面上の光線図である。図4は、XZ平面上の光線図である。
第1光学系31は、屈折光学系である。第1光学系31は、縮小側から拡大側に向かってこの順に配置されたレンズL1~L14を有する。本例では、レンズL2とレンズL3は接合された第1接合レンズL21である。レンズL4とレンズL5は接合された第2接合レンズL22である。レンズL9とレンズL10は接合された第3接合レンズL23である。レンズL7とレンズL8との間には、絞りOが配置されている。
第2光学系32は、1枚のレンズ34からなる。レンズ34は、樹脂製である。図3に示すように、レンズの光軸Mは、Z軸方向に延びる。レンズ34の光軸Mは、第1光学系31の光軸Nと一致する。従って、レンズの光軸Mは、Z軸方向に延びる。第2光学系32と第1光学系31とは、単一の光軸を備える。
レンズ34は、縮小側を向く第1面36と、第1面36とは反対側を向く第2面37とを備える。また、レンズ34は、第2面37に反射コーティング層を備える。第1面36および第2面37は、いずれも凸形状を備える。ここで、レンズ34は、縮小側から拡大側に向かって順に、第1透過面41、反射面42、および第2透過面43を有する。第1透過面41は、第1面36に設けられている。第1透過面41は凸形状を備える。反射面42は、反射コーティング層であり、第2面37の表面形状が転写された凹形状を備える。第2透過面43は、第1面36に設けられている。第2透過面43は凸形状を備える。
図5に示すように、第1透過面41および反射面42は、光軸Nの下方Y2に位置する。第2透過面43は、光軸Nの上方Y1に位置する。第1透過面41、反射面42および第2透過面43のうちの、少なくとも1面は非球面である。非球面は、自由曲面の場合がある。
ここで、光学系3Aの縮小側共役面には、画像形成部2の液晶パネル18が配置されている。光学系3Aの拡大側共役面には、スクリーンSが配置されている。
液晶パネル18は、第1光学系31の光軸Nに垂直な画像形成面内に投写画像を形成する。液晶パネル18は、第1光学系31の光軸Nに対して上方Y1にオフセットされた位置に配置されている。従って、投写画像は、光軸Nに対して上方Y1にオフセットされた位置に形成される。
液晶パネル18からの光線は、第1光学系31、および第2光学系32を、この順に通過する。第1光学系31と第2光学系32との間において、光線は、光軸Nの下方Y2を通過する。これにより、光線は、第2光学系32を構成するレンズ34の第1透過面41に入射する。
第1透過面41を介してレンズ34に入射した光線は、光軸Nの下方Y2を反射面42に向かう。ここで、第1透過面41と反射面42との間には、投写画像と共役な中間像35が形成される。
反射面42に到達した光線は、第1方向Z1を上方Y1に向かって折り返される。反射面42により折り返された光線は、光軸Nを上方Y1に横切って、第2透過面43に向かう。また、図4に示すように、反射面42に到達した光線は、X軸方向に折り返される。これにより、レンズ34内では、反射面42と第2透過面43との間におけるレンズ34の光軸Mを含む領域Aで、X軸方向における一方側の光線と、他方側の光線とが交差する。この結果、反射面42の縮小側に形成された中間像35は、反射面42の拡大側において、X軸方向の一方側と他方側とが入れ替わる。
ここで、反射面42と第2透過面43との間におけるレンズ34の光軸Mを含む領域Aでは、X軸方向における一方側の光線と他方側の光線とが交差する。この結果、領域Aは、光密度が上昇した状態になる。領域A内でレンズ34の光軸Mと交わる位置にできる光束幅の部分は、第2光学系32の「瞳」ということができる。
次に、X軸方向における一方側と他方側とが入れ替わった光線は、第2透過面43から、第1方向Z1を上方Y1に向かって出射される。ここで、スクリーンSは、光軸Nの上方Y1に配置されている。スクリーンSには、中間像35と共役な拡大像が形成される。
(投写仕様)
本例の光学系3Aのデバイス、光軸シフト、最大像高、Fナンバー、TR、最大投写角度、光学系の焦点距離、光量、q×FNO/fは、以下のとおりである。デバイスは、液晶パネル18の画像形成面の寸法である。光軸シフトは、光軸Nから液晶パネル18の画像形成面の中心までのシフト寸法である。最大像高は、画像形成面における最大像高さである。Fナンバーは、Fnoで示す。TRは、スローレシオであり、投写距離を、投写画像をスクリーンSへ投写した時のX軸方向の寸法で除算した値である。最大投写角度は、第1光学系31の光軸Nと光束F3の最外郭の光線とが成す角度である。光学系の焦点距離はfで示す。光量は、スクリーンS上における光量であり、qで示す。
デバイス[mm×mm] 12.8×8
光軸シフト[mm] 5.6
最大像高[mm] 11.594
Fno 1.634
TR 0.23
最大投写角度[deg] 75.46
f[mm] 3.04
q[lm] 5000
q×FNO/f 884
また、本例の光学系3Aは、以下の条件式を満たす。
10 ≦ q×Fno/f ≦ 2989
条件式は、第2光学系32に樹脂製のレンズ34を採用することを可能とするものである。条件式に含まれる数式「q×Fno/f」は、領域Aにおける光密度の高低を示す指標である。条件式が上限値を満たす場合には、領域Aの光密度の上昇に起因して樹脂製のレンズの領域Aの温度が上昇した場合でも、レンズの膨張を抑制でき、レンズ34の溶解を防止できる。これにより、レンズの光学特性の変化を防止、或いは抑制できる。かかる効果は、実機を用いた検証により確認された効果である。
また、条件式が下限値を満たす場合には、樹脂製のレンズ34を用いたときに、100lm以上の光量でスクリーンS上に拡大像を形成することが容易である。かかる効果は、実機を用いた検証により、確認された効果である。なお、数式「q×Fno/f」を領域Aにおける光密度の高低を示す指標として用いることの妥当性については、光学系3の実施例1、2を説明の後に、記載する。
(作用効果)
本例の光学系3Aは、縮小側から拡大側に向かって第1透過面41、反射面42、および第2透過面43をこの順に備えるレンズを有する。レンズ34は、樹脂製であり、反射面42は、凹形状である。また、光学系3AのFナンバーをFno、光学系における焦点距離をf、拡大側共役面における光量をqとする場合、次の条件式を満たす。
10 ≦ q×Fno/f ≦ 2989
従って、第2光学系32のレンズとして、樹脂製のレンズ34を使用できる。ここで、レンズ34を樹脂製とすれば、レンズ34をガラス製とする場合と比較して、第2光学系32の重量を抑制できる。また、非球面を備えるレンズを製造する場合などに、レンズ34を樹脂製とすれば、レンズ34をガラス製とする場合と比較して、レンズ34の製造コストを抑制できる。
また、レンズ34は、第1面36と、第1面36とは反対側を向く第2面37とを備える。第1透過面41、および第2透過面43は、第1面36に設けられ、反射面42は、第2面37に設けられる。従って、1枚のレンズに、第1透過面41、反射面42、および第2透過面43を備えることが容易である。
さらに、第2光学系32を構成するレンズ34の内部には、拡大側共役面と共役な中間像35が形成される。従って、内部に中間像35を形成しない光学系と比較して、光学系の倍率を高くすることが容易となる。
また、本例において、レンズ34は、第2面37に反射コーティング層を備え、第2面37は、凸形状を備え、反射面42は、反射コーティング層であり、第2面37の表面形状が転写されているものとすることができる。このようにすれば、レンズ34に、凹形状の反射面42を備えることが容易である。
本例において、第2透過面43は、凸形状を備える。従って、反射面42および第2透過面43の2面の作用により、投写画像を拡大できる。よって、光学系3Aの倍率を高くすることが容易となる。
また、第1透過面41は、凸形状を備えるものとすることができる。このようにすれば、レンズ34の第1面36を凸形状とすることにより、当該第1面36に第1透過面41と第2透過面43とを設に設けることができる。従って、レンズ34の製造が容易である。また、第1透過面41が凸形状を備えれば、第1透過面41の拡大側に形成される中間像35を小さくできる。これにより、反射面42を小さくすることが容易となる。
さらに、本例では、第2光学系32を構成するレンズ34の縮小側に、複数のレンズからなる屈折光学系を有する。従って、第1光学系31において、収差の発生を抑制できる。よって、光学系3Aの全体で収差の発生を抑制できる。
次に、本例のプロジェクター1は、上記の光学系3と、光学系3の縮小側結像面に投写画像を形成する画像形成部2と、を有する。画像形成部2は、光源10と、光源10からの光線を変調させる光変調素子と、を備える。本例のプロジェクターでは、光学系3が条件式を満たす範囲で、光源10の光量を設定できる。
図6は、光学系3Aの拡大側共役面のMTFを示す図である。図6の横軸は空間周波数である。縦軸はコントラスト再現比である。図中において、黒色のグラフは、タンジェンシャル光線(T)を示し、灰色のグラフは、ラジアル光線(R)を示す。また、タンジェンシャル光線(T)およびラジアル光線(R)のそれぞれにおいて、実線は、光束F1であり、間隔の長い破線は、光束F2であり、破線は、光束F3である。図6に示すように、本例の光学系3Aは、高い解像度を有する。
(実施例2)
図7は、実施例2の光学系の全体を模式的に表す光線図である。図7では、本例の光学系3BからスクリーンSに到達する光束を、光束F1~F3により模式的に示す。光束F1は最も像高が低い位置に達する光束である。光束F3は最も像高が高い位置に達する光束である。光束F2は光束F1と光束F3との間の位置に達する光束である。図8は、実施例2の光学系3Bの光線図である。図9は、第2光学系の光線図である。
本例の光学系3Bは、図8に示すように、縮小側から拡大側に向かって順に、第1光学系31、および第2光学系32からなる。第2光学系32は、第1光学系31の光軸N上に配置されている。
第1光学系31は、屈折光学系である。第1光学系31は、縮小側から拡大側に向かってこの順に配置されたレンズL1~L16を有する。本例では、レンズL3とレンズL4は接合された第1接合レンズL21である。レンズL11とレンズL12は接合された第2接合レンズL22である。レンズL14とレンズL15は接合された第3接合レンズL23である。レンズL4とレンズL5との間には、絞りOが配置されている。
第2光学系32は、1枚の光学素子34からなる。レンズ34は、樹脂製である。図8に示すように、レンズの光軸Mは、Z軸方向に延びる。レンズ34の光軸Mは、第1光学系31の光軸Nと一致する。従って、レンズの光軸Mは、Z軸方向に延びる。第2光学系32と第1光学系31とは、単一の光軸を備える。
レンズ34は、縮小側を向く第1面36と、第1面36とは反対側を向く第2面37とを備える。また、レンズ34は、第2面37に反射コーティング層を備える。第1面36および第2面37は、いずれも凸形状を備える。ここで、レンズ34は、縮小側から拡大側に向かって順に、第1透過面41、反射面42、および第2透過面43を有する。第1透過面41は、第1面36に設けられている。第1透過面41は凸形状を備える。反射面42は、反射コーティング層であり、第2面37の表面形状が転写された凹形状を備える。第2透過面43は、第1面36に設けられている。第2透過面43は凸形状を備える。
図9に示すように、第1透過面41および反射面42は、光軸Nの下方Y2に位置する。第2透過面43は、光軸Nの上方Y1に位置する。第1透過面41、反射面42および第2透過面43のうちの、少なくとも1面は非球面である。非球面は、自由曲面の場合がある。
ここで、光学系3Bの縮小側共役面には、画像形成部2の液晶パネル18が配置されている。光学系3Bの拡大側共役面には、スクリーンSが配置されている。
液晶パネル18は、第1光学系31の光軸Nに垂直な画像形成面内に投写画像を形成する。液晶パネル18は、第1光学系31の光軸Nに対して下方Y2にオフセットされた位置に配置されている。従って、投写画像は、光軸Nに対して下方Y2にオフセットされた位置に形成される。
実施例2においても、液晶パネル18からの光線は、第1光学系31、および第2光学系32を、この順に通過する。第1光学系31と第2光学系32との間において、光線は、光軸Nの下方Y2を通過する。これにより、光線は、第2光学系32を構成するレンズ34の第1透過面41に入射する。
第1透過面41を介してレンズに入射した光線は、光軸Nの下方Y2を反射面に向かう。ここで、第1透過面41と反射面42との間には、投写画像と共役な中間像35が形成される。
反射面42に到達した光線は、第1方向Z1を上方Y1に向かって折り返される。反射面42により折り返された光線は、光軸Nを上方Y1に横切って、第2透過面43に向かう。また、図9に示すように、反射面42に到達した光線は、X軸方向に折り返される。これにより、レンズ34内では、反射面42と第2透過面43との間におけるレンズ34の光軸Mを含む領域Aで、X軸方向における一方側の光線と、他方側の光線とが交差する。この結果、反射面42の縮小側に形成された中間像35は、反射面42の拡大側において、X軸方向の一方側と他方側とが入れ替わる。
ここで、反射面42と第2透過面43との間におけるレンズ34の光軸Mを含む領域Aでは、X軸方向における一方側の光線と他方側の光線とが交差する。この結果、領域Aは、光密度が上昇した状態になる。領域A内でレンズ34の光軸Mと交わる位置にできる光束幅の部分は、第2光学系32の「瞳」ということができる。
次に、X軸方向における一方側と他方側とが入れ替わった光線は、第2透過面43から、第1方向Z1を上方Y1に向かって出射される。ここで、スクリーンSは、光軸Nの上方Y1に配置されている。スクリーンSには、中間像35と共役な拡大像が形成される。
(投写仕様)
本例の光学系3Bのデバイス、光軸シフト、最大像高、Fナンバー、TR、最大投写角度、光学系の焦点距離、光量、q×FNO/fは、以下のとおりである。デバイスは、液晶パネル18の画像形成面の寸法である。光軸シフトは、光軸Nから液晶パネル18の画像形成面の中心までのシフト寸法である。最大像高は、画像形成面における最大像高さである。Fナンバーは、Fnoで示す。TRは、スローレシオであり、投写距離を、投写画像をスクリーンSへ投写した時のX軸方向の寸法で除算した値である。最大投写角度は、第1光学系31の光軸Nと光束F3の最外郭の光線とが成す角度である。光学系の焦点距離はfで示す。光量は、スクリーンS上における光量であり、qで示す。
デバイス[mm×mm] 12.8×8
光軸シフト[mm] 5.6
最大像高[mm] 11.594
FNO 2.5
TR 0.14
最大投写角度[deg] 80.46
f[mm] 1.94
q[lm] 4500
q×FNO/f 2989
また、本例の光学系は、以下の条件式を満たす。
10 ≦ q×Fno/f ≦ 2989
すなわち、q×FNO/f = 2989 である
(作用効果)
本例の光学系3Bは、条件式を満たす。従って、第2光学系32のレンズ34として、樹脂製のレンズ34を使用できる。また、本例の光学系3Bは、上記の光学系と同様の作用効果を奏する。
図10は、光学系3Bの拡大側共役面のMTFを示す。MTFを示す図10の横軸は空間周波数である。縦軸はコントラスト再現比である。図中において、黒色のグラフは、タンジェンシャル光線(T)を示し、灰色のグラフは、ラジアル光線(R)を示す。また、タンジェンシャル光線(T)およびラジアル光線(R)のそれぞれにおいて、実線は、光束F1であり、間隔の長い破線は、光束F2であり、破線は、光束F3である。図10に示すように、本例の光学系3Bにおいて、レンズ34に樹脂を用いた場合でも、高い解像度を有する。
(数式「q×Fno/f」の妥当性)
次に、図11から図15を参照して、数式「q×Fno/f」を領域Aにおける光密度の高低を示す指標として用いることの妥当性を説明する。図11は、図5に点線で示す仮想平面B上の光の強度部分を示すグラフである。図12は、レンズ34を通過する各光束の仮想平面B上の通過領域を説明図である。仮想平面Bは、投写画像の中央の光束の主光線が光軸Nを通過する位置において、主光線の方向に対して垂直である。仮想平面Bは、領域Aを通過する。以下の説明では、仮想平面B上でレンズ34の光軸Mと交わる位置にできる光束幅の部分を、便宜上、第2光学系32の瞳という。
図11において、グラフの手前側において僅かに光の強度が上昇している矩形形状の領域Cは、中間像35が形成されている領域である。グラフの中央において、光の強度が著しく高くなっている領域Dは、瞳である。図11に示すグラフから、瞳では、全光束の集中により、光密度が著しく高くなっていることが分かる。また、図12から、レンズを通過する各光束が、仮想平面B上における比較的狭い範囲を通過することが確認できる。
ここで、瞳が大きくなると領域Aの光密度は低下し、瞳が小さくなると領域Aの光密度が増大する。また、瞳径Eは、光学系のFナンバーFnoと、焦点距離fと、によって決まる。瞳径Eは、FナンバーFno、焦点距離fは、以下の関係となる。
Fno=f/E
従って、瞳径Eの算出式は、以下のとおりである。
E=f/Fno
瞳径Eの算出式からは、焦点距離fを長くしたときに、瞳径Eが大きくなることが分かる。従って、焦点距離fを長くすれば、領域Aの光密度を低下させることができることが分かる。また、瞳径Eの算出式からは、FナンバーFnoを小さくしたときに、瞳径Eが大きくなることが分かる。従って、FナンバーFnoを小さくすれば、領域Aの光密度を低下させることができることが分かる。言い換えれば、焦点距離fを短くすれば、領域Aの光密度が高くなることが分かる。また、FナンバーFnoを大きくすれば、領域Aの光密度が高くなることが分かる。
ここで、光密度は、レンズ34を通過した光量qに対して、単純な比例関係にある。また、FナンバーFnoと、レンズ34を通過した光線の光量qとは、単純な比例関係にある。一方、焦点距離fと、光密度とは、焦点距離fの2乗に対して反比例の関係にあると推察される。かかる推察から、瞳を含む領域Aにおける光束の光密度の高低示す指標として、数式「q×Fno/f」を規定することができる。
次に、焦点距離fの変化と瞳径Eの変化とが、相関関係を有することを確認する。かかる検証は、実施例1の光学系3Aの構成において、以下の仕様で実施した。
デバイス[mm×mm] 12.8×8
投写シフト量[%] 70
Fno 1.634
q[lm] 5000
図13は、スローレシオTRを変化させることにより、焦点距離fを3.04、3.888、5.036、6.530に変化させたときの投写状態の変化を示す説明図である。図14は、焦点距離fを3.04、3.888、5.036、6.530に変化させたとき瞳の大きさの変化を示す説明図である。図13、図14に示すように、焦点距離fが短くなるにつれて、瞳径Eが小さくなることが確認できる。
ここで、スローレシオTRを変化させながら、瞳の面積を測定した。具体的には、仮想平面Bにおける瞳の幅Wと高さTを測定して、「W×T/2」を瞳の面積とした。幅Wおよび高さTの単位は、mmである。スローレシオTRを変化させたときの焦点距離f、FナンバーFno、数式、瞳の幅W、瞳の高さT、瞳の面積[W×T/2]、光密度dの各値は以下のとおりである。dは、瞳を通過する光線の光密度である。光密度dの単位は、lm/mmである。
TR f FNO q×FNO/f2 W T W×T/2 d
0.230 3.040 1.634 884 1.71 2.43 2.08 2400
0.250 3.321 1.634 741 1.90 2.58 2.45 2038
0.273 3.603 1.634 629 2.09 2.74 2.86 1747
0.295 3.888 1.634 540 2.26 2.87 3.24 1545
0.318 4.173 1.634 469 2.42 3.00 3.62 1382
0.341 4.459 1.634 411 2.56 3.11 3.98 1257
0.363 4.749 1.634 362 2.72 3.26 4.44 1127
0.386 5.036 1.634 322 2.86 3.38 4.84 1033
0.409 5.322 1.634 289 3.01 3.52 5.29 945
0.432 5.638 1.634 257 3.18 3.68 5.84 856
0.454 5.898 1.634 235 3.32 3.82 6.34 789
0.477 6.230 1.634 210 3.48 3.96 6.89 725
0.500 6.530 1.634 192 3.63 4.09 7.42 674
図15は、上記のデータに基づいて、数式「q×Fno/f」の値と、瞳における光密度との関係を示すグラフである。図15にグラフによれば、数式「q×Fno/f」と、瞳における光密度との間には、高い相関関係があることが明らかである。従って、数式「q×Fno/f」は、瞳を含む領域Aにおける光密度の高低を示す指標として使用することは、妥当である。
なお、条件式の下限値は、光学系を、以下の投写仕様で用いた場合に基づく。
デバイス 0.37“16:9
投写シフト量[%] 70
Fno 2.0
TR 0.35
f[mm] 4.45
q[lm] 100
q×Fno/f 10.11
(他の実施例)
図16は、他の実施例の光学系の光線図である。なお、本例の光学系3Cは、上記の光学系と対応する構成を備える。従って、対応する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
本例の光学系3Cは、図16に示すように、縮小側から拡大側に向かって順に、第1光学系31、および第2光学系32からなる。第1光学系31は、縮小側から拡大側に向かって、第1光学素子38と、第2光学素子39と、を備える。
本例の説明では、便宜上、互いに直交する3軸をX軸、Y軸、およびZ軸とする。Y軸方向は、第1光学素子38と第2光学素子39との配列方向とする。Z軸方向は、液晶パネル18と第2光学素子39との配列方向とする。また、Y軸方向において第1光学素子38が位置する側をY1方向、第2光学素子39が位置する側をY2方向とする。Z軸方向おいて、液晶パネルが位置する側をZ1方向、第1光学素子38が位置する側をZ2方向とする。
第1光学素子38は、Z1方向を向く第1面51と、第1面51とは反対側を向く第2面と、Y1方向を向く第3面53を備える。第1光学素子38は、第1面51のY1方向の側に第1反射コーティング層を備える。さらに、第1光学素子38は、第2面52に第2反射コーティング層を備える。これにより、これにより、第1面51のY2方向の側の部分は、入射面61とされ、第1面51のY1方向の部分は第1反射面62とされている。第2面52は、第2反射面63とされている。第3面53は出射面64とされている。第1光学素子38を縮小側から拡大側に向かって通過する光線は、入射面61、第2反射面63、第1反射面62、および出射面64を、この順に経由する。
第2光学素子39は、第1光学素子38の側を向く第1面56と、第2光学系32の側を向く第2面57と、第2面57とは反対側を向く第3面58を備える。第2光学素子39は、第2面57のY2方向の側に第1反射コーティング層を備える。第2光学素子39は、第3面58に第2反射コーティング層を備える。これにより、第1面56は、入射面66とされる。第2面57のY2方向の側の部分は、第1反射面67とされ、第2面57のY1方向の側の部分は、出射面68とされる。第3面58は第2反射面69とされている。第2光学素子39を縮小側から拡大側に向かって通過する光線は、入射面66、第1反射面67、第2反射面69、および出射面68を、この順に経由する。
第2光学系32は、1枚のレンズ34からなる。レンズ34は、第2光学素子39のZ2方向に配置されている。レンズ34は、Z1方向を向く第1面36と、Z2方向を向く第2面37を備える。第1面36および第2面37は、いずれも凸形状を備える。レンズ34の光軸Mは、Z軸方向に延びる。
レンズ34は、縮小側から順に、第1透過面41、反射面42、および第2透過面43を有する。第1透過面41は第1面36に設けられている。従って、第1透過面41は、凸形状を備える。反射面42は、レンズ34の第2面37に設けられた反射コーティング層である。従って、反射面42は、第2面37の表面形状が転写された凹形状を備える。反射面42の光軸は、レンズ34の光軸Mと一致する。第1透過面41と反射面42とは、Z軸方向に配列されている。第1透過面41と反射面42は、レンズ34の光軸の下方Y2に位置する。第2透過面43は、第1面36に設けられている。従って、第2透過面43は、凸形状を備える。第1透過面41と第2透過面43とは、Y軸方向に配列されている。第2透過面43は、レンズ34の光軸MのY2方向に位置する。
液晶パネル18からの光線は、第1光学系31、および第2光学系32を、この順に通過する。第1光学系31と第2光学系32との間において、光線は、レンズ34の光軸Mの下方Y2を通過する。これにより、光線は、第2光学系32を構成するレンズ34の第1透過面41に入射する。
第1透過面41を介してレンズに入射した光線は、光軸Mの下方Y2を反射面42に向かう。ここで、第1透過面と反射面との間には、投写画像と共役な中間像が形成される。
その後、光線は、反射面42により第1方向Z1の上方Y1に向かって折り返される。反射面42により折り返された光線は、光軸Mを上方Y1に横切って、第2透過面43に向かう。また、光線は、図4に示すように、反射面42によりX軸方向に折り返される。これにより、レンズ34内では、反射面42と第2透過面43との間におけるレンズの光軸を含む領域Aで、X軸方向における一方側の光線と、他方側の光線とが交差する。この結果、反射面42の縮小側に形成された中間像は、反射面42の拡大側において、X軸方向の一方側と他方側とが入れ替わる。ここで、反射面42と第2透過面43との間におけるレンズ34の光軸Mを含む領域Aでは、X軸方向における一方側の光線と他方側の光線とが交差する。この結果、光密度が上昇した状態になる。領域A内でレンズ34の光軸Mと交わる位置にできる光束幅の部分は、第2光学系32の瞳ということができる。
次に、X軸方向における一方側と他方側とが入れ替わった光線は、第2透過面43から、第1方向Z1を上方Y1に向かって射出される。ここで、スクリーンSは、光軸Nの上方Y1に配置されている。スクリーンSには、中間像と共役な拡大像が形成される。
(作用効果)
本例の光学系3Cにおいても、第2光学系32が、縮小側から拡大側に向かって第1透過面41、反射面42、および第2透過面43をこの順に備えるレンズ34を有する。レンズ34は、樹脂製であり、反射面42は、凹形状である。また、光学系3CのFナンバーFnoをFno、光学系3Cにおける焦点距離fをf、前記拡大側共役面における光量をqとする場合、次の条件式を満たす。
10 ≦ q×Fno/f ≦ 2989
従って、第2光学系32のレンズ34として、樹脂製のレンズ34を使用できる。ここで、レンズ34を樹脂製とすれば、レンズ34をガラス製とする場合と比較して、第2光学系32の重量を抑制できる。また、非球面を備えるレンズ34を製造する場合などに、レンズ34を樹脂製とすれば、レンズ34をガラス製とする場合と比較して、レンズ34の製造コストを抑制できる。
(プロジェクターの変形例)
図17は本発明の光学系3を備えるプロジェクターの変形例に係る概略構成図である。なお、本例のプロジェクターは、上記のプロジェクターと対応する構成を備える。したがって、対応する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図17に示すように、プロジェクター1は、スクリーンSに投写する投写画像を生成する画像形成部2と、投写画像を拡大してスクリーンSに拡大像を投写する光学系3と、画像形成部2の動作を制御する制御部4と、を備える。
本例のプロジェクター1では、画像形成部2は、液晶パネル18と、クロスダイクロイックプリズム19とを備える。本例の液晶パネル18は、自ら発光するとともに投写画像を形成する。液晶パネル18は、液晶パネル18R、液晶パネル18G、および、液晶パネル18Bを備える。
本例のプロジェクター1では、本例の液晶パネル18が自ら発光するので、画像形成部2は、光源および照明光学系を備えない。したがって、画像形成部2が光源および照明光学系を備える場合と比べて、本例の画像形成部2は、光源および照明光学系を備えないので、プロジェクター1をコンパクトにすることができる。
(撮像装置)
図18は、本例のレンズ34を採用した光学系3を備える撮像装置5の説明図である。本例の撮像装置5では、プロジェクターに用いた上記光学系3を採用する。また、撮像装置5では、光学系3の縮小側結像面100に撮像素子8を配置する。
本例の撮像装置5では、光学系3は、縮小側から拡大側に向かって第1透過面41、反射面42、および第2透過面43をこの順に備えるレンズ34を有する。レンズ34は、樹脂製であり、反射面42は、凹形状である。また、光学系3のFナンバーをFno、光学系3における焦点距離をf、拡大側共役面200における光量をqとする場合、次の条件式を満たす。
10 ≦ q×Fno/f ≦ 2989
従って、被写体が光量qを備える場合でも、第2光学系32のレンズ34として、樹脂製のレンズ34を使用できる。
1…プロジェクター、2…画像形成部、3、3A、3B、3C…光学系、4…制御部、5…撮像装置、6…画像処理部、7…表示駆動部、8…撮像素子、9…画像形成光学系、10…光源、11…第1インテグレーターレンズ、12…第2インテグレーターレンズ、13…偏光変換素子、14…重畳レンズ、15…第1ダイクロイックミラー、16…反射ミラー、17R…フィールドレンズ、17G…フィールドレンズ、17B…フィールドレンズ、18R…液晶パネル、18G…液晶パネル、18B…液晶パネル、18R…各液晶パネル、19…クロスダイクロイックプリズム、21…第2ダイクロイックミラー、22…リレーレンズ、23…反射ミラー、24…リレーレンズ、25…反射ミラー、31…第1光学系、32…第2光学系、34…レンズ、35…中間像、36…第1面、37…第2面、38…第1光学素子、39…第2光学素子、41…第1透過面、42…反射面、43…第2透過面、51…第1面、52…第2面、53…第3面、56…第1面、57…第2面、58…第3面、61…入射面、62…第1反射面、63…第2反射面、64…出射面、66…入射面、67…第1反射面、68…出射面、69…第2反射面、100…縮小側共役面、200…拡大側共役面、F1~F3…光束、L1~L14…レンズ、L21~L23…接合レンズ、N…光軸、M…光軸、S…スクリーン、A…領域、B…仮想平面、C…領域、D…領域。

Claims (10)

  1. 縮小側から拡大側に向かって第1透過面、反射面、および第2透過面をこの順に備えるレンズを有する光学系において、
    前記レンズは、樹脂製であり、
    前記反射面は、凹形状であり、
    前記光学系のFナンバーをFno、前記光学系における焦点距離をf、拡大側共役面における光量をqとする場合、次の条件式を満たすことを特徴とする光学系。
    10 ≦ q×Fno/f ≦ 2989
  2. 前記レンズは、第1面と、前記第1面とは反対側を向く第2面とを備え、
    前記第1透過面、および前記第2透過面は、前記第1面に設けられ、
    前記反射面は、前記第2面に設けられることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. 前記レンズは、前記第2面に反射コーティング層を備え、
    前記第2面は、凸形状を備え、
    前記反射面は、前記反射コーティング層であり、前記第2面の表面形状が転写されていることを特徴とする請求項2に記載の光学系。
  4. 前記レンズの内部には、前記拡大側共役面と共役な中間像が形成されることを特徴とする請求項1から3のうち何れか一項に記載の光学系。
  5. 前記第2透過面は、凸形状を備えることを特徴とする請求項1から4のうち何れか一項に記載の光学系。
  6. 前記第1透過面は、凸形状を備えることを特徴とする請求項1から5のうち何れか一項に記載の光学系。
  7. 前記レンズの前記縮小側に、屈折光学系を有することを特徴とする請求項1から6のうちのいずれか一項に記載の光学系。
  8. 請求項1から7のうちのいずれか一項に記載の光学系と、
    前記光学系の縮小側結像面に投写画像を形成する画像形成部と、を有し、
    前記画像形成部は、光源と、前記光源からの光線を変調させる光変調素子と、を備えることを特徴とするプロジェクター。
  9. 請求項1から7のうちのいずれか一項に記載の光学系と、
    前記光学系の縮小側共役面に投写画像を形成する画像形成部と、を有し、
    前記画像形成部は、自ら発光して前記投写画像を形成する画像表示素子を備えることを特徴とするプロジェクター。
  10. 請求項1から7のうちのいずれか一項に記載の光学系と、
    前記光学系の縮小側結像面に配置された撮像素子と、を有することを特徴とする撮像装置。
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