JP2022037530A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ローラブルタッチパネルを有する情報処理装置の利便性を向上させること。【解決手段】画像処理装置100は、ユーザによる巻き取り及び引き伸ばしが可能な操作表示部10と、ユーザにより操作表示部10が引き伸ばされた場合、操作表示部10に表示されている表示内容の配置を制御する制御部50と、を備える。【選択図】図1B
Description
本発明は、情報処理装置に関する。
近年、スマートフォンやタブレット型端末を構成する情報処理装置は、技術の進歩に伴い、大型の表示パネルが設けられている。表示パネルの大型化は、ユーザの視認性を向上させるとともに、一度に表示される情報量が多くなるため、ユーザの利便性が向上する。
同時に表示パネルの大型化は、ユーザにとって携帯性が失われ、表示パネルの大型化に限界が生じている。そのため、ユーザによっては用途の異なる端末としてスマートフォンとタブレット型端末の2台を所有し、スマートフォンとタブレット型端末との2台を日々携帯しなくてはならないこともある。
近年、フォルダブルパネルを搭載したスマートフォンが発表されている。フォルダブルパネルとは、画面真ん中で折り曲げ可能な構造を有しており、折り曲げると半分のサイズになる表示パネルのことをいう。これにより表示パネルを拡げて視認性を向上させ、表示パネルを折り曲げて携帯性を向上させることができる。
このフォルダブルパネルのように、タッチセンサー・電極保護層・フィルムなど、タッチパネルを形成する様々な層を曲げられる技術が確立され始めている。また、近年では、フォルダブルパネルの先にある、タッチパネルの巻き取りや引き延ばしが可能なローラブルタッチパネルを見据えた材料開発が行われている。
しかしながら、このようなローラブルタッチパネルを機器に用いたときの利便性(操作性)については未だ検討されていなかった。
ここで、従来のフラットな表示パネル(操作パネル)の角度を調整して、表示パネルへの照明等の映り込みを抑制することができる画像形成装置に関する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
表示パネルの角度を調整することにより、例えば、車椅子を利用するユーザ及び低身長のユーザの利便性が向上する場合がある。
しかしながら、ローラブルタッチパネルではユーザが角度を調整するだけではなく、ユーザが任意に引き伸ばすことができるため、表示の自由度が大きくなっている。よって、これに対応した操作表示制御が必要である。
そこで、本発明は、ローラブルタッチパネルを有する情報処理装置の利便性を向上させることを課題とする。
すなわち、本発明の上記課題は、下記の構成により解決される。
(1)ユーザによる巻き取り及び引き伸ばしが可能な操作表示部と、
ユーザにより前記操作表示部が引き伸ばされた場合、前記操作表示部に表示されている表示内容の配置を制御する制御部と、
を備える情報処理装置。
(1)ユーザによる巻き取り及び引き伸ばしが可能な操作表示部と、
ユーザにより前記操作表示部が引き伸ばされた場合、前記操作表示部に表示されている表示内容の配置を制御する制御部と、
を備える情報処理装置。
(2)前記操作表示部の一部を支点として回転させる回転機構と、
前記回転機構が前記操作表示部を回転させたときの回転角度を検出する回転角度検出部と、をさらに備え、
前記制御部は、
前記回転角度検出部により検出した回転角度により表示内容の配置を制御する、
(1)に記載の情報処理装置。
前記回転機構が前記操作表示部を回転させたときの回転角度を検出する回転角度検出部と、をさらに備え、
前記制御部は、
前記回転角度検出部により検出した回転角度により表示内容の配置を制御する、
(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記制御部は、
前記ユーザの属性に応じて、前記表示内容の配置を所定の方向に偏らせる、
(2)に記載の情報処理装置。
前記ユーザの属性に応じて、前記表示内容の配置を所定の方向に偏らせる、
(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記制御部は、
ユーザの操作に従って、前記表示内容の配置を偏らせるか否かと、偏らせる方向とを決定する、
(2)に記載の情報処理装置。
ユーザの操作に従って、前記表示内容の配置を偏らせるか否かと、偏らせる方向とを決定する、
(2)に記載の情報処理装置。
(5)前記制御部は、
ユーザにより前記操作表示部が引き伸ばされた場合、前記表示内容の配置を変更し続ける、
(2)又は(3)に記載の情報処理装置。
ユーザにより前記操作表示部が引き伸ばされた場合、前記表示内容の配置を変更し続ける、
(2)又は(3)に記載の情報処理装置。
(6)前記制御部は、
前記操作表示部が引き伸ばされる量と前記表示内容の移動する量とが比例関係となるように、前記表示内容を配置する、
(1)に記載の情報処理装置。
前記操作表示部が引き伸ばされる量と前記表示内容の移動する量とが比例関係となるように、前記表示内容を配置する、
(1)に記載の情報処理装置。
(7)前記制御部は、
ユーザにより前記操作表示部が引き伸ばされたことを検知した場合、当該操作表示部に表示される表示内容を、露出部分の中心位置にオフセットする、
(1)から(5)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
ユーザにより前記操作表示部が引き伸ばされたことを検知した場合、当該操作表示部に表示される表示内容を、露出部分の中心位置にオフセットする、
(1)から(5)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(8)前記制御部は、
自身を使用しているユーザの情報に基づいて、前記表示内容を前記ユーザに対して設定された配置に移動する、
(3)に記載の情報処理装置。
自身を使用しているユーザの情報に基づいて、前記表示内容を前記ユーザに対して設定された配置に移動する、
(3)に記載の情報処理装置。
(9)前記制御部は、
自身を使用しているユーザの身長情報から、前記表示内容の配置を変更する、
(1)に記載の情報処理装置。
自身を使用しているユーザの身長情報から、前記表示内容の配置を変更する、
(1)に記載の情報処理装置。
(10)ユーザを検知する人感センサを備え、
前記制御部は、
前記人感センサがユーザを複数検知した場合、前記操作表示部に対して長手方向の両端に操作ボタンを配置する、
(1)に記載の情報処理装置。
前記制御部は、
前記人感センサがユーザを複数検知した場合、前記操作表示部に対して長手方向の両端に操作ボタンを配置する、
(1)に記載の情報処理装置。
(11)前記制御部は、
前記表示内容を、前記操作表示部の長手方向の一端に偏らせて配置させた場合、前記操作表示部の長手方向の他端に情報画像を表示させる、
(1)から(9)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
前記表示内容を、前記操作表示部の長手方向の一端に偏らせて配置させた場合、前記操作表示部の長手方向の他端に情報画像を表示させる、
(1)から(9)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(12)前記制御部は、
前記表示内容のうち使用頻度の高い操作要素を、前記操作表示部の長手方向の端部に配置する、
(1)から(10)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
前記表示内容のうち使用頻度の高い操作要素を、前記操作表示部の長手方向の端部に配置する、
(1)から(10)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
本発明によれば、ローラブルタッチパネルを有する情報処理装置の利便性を向上させることができる。
以下に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。
本発明の実施形態の詳細について説明する前に、まず、比較例の概要を説明する。
(比較例の概要)
本発明に係る画像処理装置(情報処理装置)の比較例について説明する。
本発明に係る画像処理装置(情報処理装置)の比較例について説明する。
図11は、比較例として従来から知られている画像処理装置100Pの使用状態を示した説明図である。画像処理装置100Pは、チルト機能を備える平面状の操作表示部10Pを備えている。ユーザURは、画像処理装置100Pの操作表示部10Pを操作している。
例えば、ユーザURが平均的な身長である場合、ユーザURは、自身の視線方向と操作表示部10Pとの角度を垂直に近づけることができる。ユーザURの視線方向と操作表示部10Pとの角度が垂直に近いほど、操作表示部10Pの視認性が向上する。
図12は、ユーザURが車椅子の使用者である場合の使用状態を示した説明図である。ユーザURが、例えば、車椅子を使用している場合、画像処理装置100Pの操作表示部10PをユーザURが見上げることになる。そのため、ユーザURの視線方向と操作表示部10Pとの角度を垂直に近づけることが困難になる。更に、ユーザURは、操作表示部10Pを操作するために腕を斜め上に保持しなければならず、利便性が悪い。
(本実施形態の概要)
そこで、本実施形態に係る画像処理装置100は、ローラブルタッチパネルで構成されている操作表示部10を備えている。
そこで、本実施形態に係る画像処理装置100は、ローラブルタッチパネルで構成されている操作表示部10を備えている。
図13は、本実施形態に係る画像処理装置100が、引き伸ばしが可能なローラブルタッチパネルで構成された操作表示部10を備えた場合の使用状態を示した説明図である。操作表示部10がローラブルタッチパネルで構成されている場合、ユーザURが車椅子を使用していても、この操作表示部10を引き伸ばすことにより、ユーザURの視線方向と画像処理装置100の操作表示部10との角度を垂直に近づけることができる。
これにより、ユーザURが車椅子を使用している場合でも、操作表示部10の視認性を向上させることができる。更に、ユーザURは、操作表示部10Pを操作するために腕を横に保持すればよいため、利便性が良くなる。
さらに、本実施形態に係る画像処理装置100は、ユーザURにより操作表示部10が引き伸ばされた場合、操作表示部10に表示される表示内容の配置を変更する。
本実施形態によれば、ローラブルタッチパネルを有する画像処理装置100の利便性を向上させることができる。
<本実施形態>
[画像処理装置全体の構成]
図1Aは、本実施形態に係る画像処理装置100(情報処理装置)の概略の構成を説明する説明図である。画像処理装置100は、例えば、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、ネットワーク機能、及びボックス機能といった複数の機能が搭載された複合機(MFP:Multi Function Peripheral)である。
[画像処理装置全体の構成]
図1Aは、本実施形態に係る画像処理装置100(情報処理装置)の概略の構成を説明する説明図である。画像処理装置100は、例えば、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、ネットワーク機能、及びボックス機能といった複数の機能が搭載された複合機(MFP:Multi Function Peripheral)である。
図1Aに示すように、画像処理装置100は、操作表示部10、スキャナ20、通信部30、フィーダ31、トレイ32(図1B参照)、カメラ40、制御部50、画像形成部60、及び給紙トレイ71~73を備えて構成されている。操作表示部10は、タッチパネル12を有する表示パネル11、加速度センサ13、人感センサ14、引き伸ばし量エンコーダ17、及び回転機構15を備えて構成されている。
なお、以下では、この操作者から見て手前に向かう方向を「前方」、奥に向かう方向を「後方」、左に向かう方向を「左方」、右に向かう方向を「右方」、上に向かう方向を「上方」、下に向かう方向を「下方」と記す。
操作表示部10の表示パネル11は、少なくとも一部が可撓性を有し、ユーザによる巻き取り及び引き伸ばしが可能になっている。操作表示部10の表示パネル11は、巻き取り可能であるためローラブルタッチパネルとも呼ばれる。操作表示部10は、表示パネル11において各種情報を表示させるとともに、タッチパネル12に対する操作者の入力操作を電気信号に変換し、制御部50に送出する。なお、ユーザによる巻き取り及び引き伸ばしには、手動と自動が含まれる。
操作表示部10の表示パネル11のうち、先端から所定範囲内の常時露出部分が外部に露出し、表示パネル11のうち常時露出部分を除いた部分が収納部の内部に巻き取られている。
加速度センサ13は、操作表示部10の向きを検出する。加速度センサ13は、例えば、操作表示部10の向きを検出すると、制御部50に送出する。制御部50は、操作表示部10の向きを取得すると、操作表示部10の向きに応じて、表示パネル11の露出部分の表示内容の配置を変更する。このように、制御部50は、加速度センサ13で検出された操作表示部10の向きに応じて、表示パネル11における表示内容の配置を変更する。なお、図1Aに示した操作表示部10の回転角度は0度であり、かつ、表示パネル11がユーザの顔に向くようにやや傾いている。
人感センサ14は、ユーザの存在とその人数を検知する。人感センサ14はユーザの存在を検知すると、制御部50に通知する。制御部50は、複数のユーザを人感センサ14が検知した場合、操作表示部10に対して長手方向の両端に操作ボタンを配置する。これにより、複数のユーザの夫々は、同時に操作表示部10を操作することができる。なお、複数のユーザとは、例えば、2人の場合は、操作表示部10の表示パネル11における長手方向の両端に操作ボタンを配置する。また、3人の場合は、さらに中心位置にも操作ボタンを配置する。
回転機構15は、操作表示部10の一部を支点として回転させる機構である。回転機構15は、例えば、ヒンジにより構成される。回転機構15は、画像処理装置100本体に取り付けられ、操作表示部10に垂直な回転軸の回りで操作表示部10を自由に回転させる。加速度センサ13は、操作表示部10に設置されて、重力加速度の方向を検知する。これにより、加速度センサ13は、回転機構15を中心に操作表示部10を回転させたときの回転角度を検出する回転角度検出部として機能する。
引き伸ばし量エンコーダ17は、表示パネル11の引き伸ばし量を計測するエンコーダである。制御部50は、引き伸ばし量エンコーダ17の信号により、表示パネル11の引き伸ばし量を計測し、よって表示パネル11のうち外部に露出している露出部分の長さを計測する。制御部50は、この引き伸ばし量または表示パネル11の露出部分の長さに応じて、表示パネル11の表示内容の配置を変更する。
スキャナ20は、画像読取部21と、カバー部材22とを備えて構成されている。画像読取部21は、印刷される用紙が載置されるプラテンガラス(不図示)と、プラテンガラスに載置された用紙に光を照射するための光源や反射鏡などの光学系(不図示)と、当該光学系から照射された用紙において反射された光を検出する撮像素子(不図示)と、を備えて構成される。スキャナ20は、原稿を光学的に読みって、画像データを取得する。
カバー部材22は、画像読取部21の上側に設けられ、用紙に対して、画像読取部21の上から押圧する。カバー部材22は、手差し原稿を1枚ずつ搬送し、画像読取部21に読み取らせる。カバー部材22には、フィーダ31が設けられている。
フィーダ31は、画像を読み取る原稿をスキャナ20の画像読取部21に送出する。
通信部30は、ネットワークインターフェス部により構成される。通信部30は、例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワークに画像処理装置100を接続する。通信部30は、LANに接続すると、画像処理装置100と、ネットワークに接続された外部機器とがデータの送受信を行う。
カメラ40は、ユーザを撮像する。これにより制御部50は、ユーザの身長に関する情報(これを、ユーザの身長情報ともいう。)を取得する。制御部50は、画像処理装置100を使用しているユーザの身長情報から表示内容の配置を変更する。なお、カメラ40は、任意の構成要素である。
画像形成部60は、画像処理装置100において用紙に画像を形成する。画像形成部60は、スキャナ20によって読み取った画像データに基づいて、用紙に画像を印刷する。なお、画像形成部60については、図2を用いて後述する。
トレイ32(図1B参照)には、画像形成部60によって画像が形成された用紙が排紙される。
給紙トレイ71~73には、画像を印刷するための用紙がサイズ毎に格納されている。画像形成部60において形成された画像は、給紙トレイ71~73の何れかの所望の用紙に印刷される。
図1Aに示した本実施形態に係る画像処理装置100は、操作表示部10を回転させていない通常時の実施形態である。本実施形態に係る画像処理装置100は、回転機構15により、操作表示部10を回転させることができる。
図1Bは、本実施形態に係る画像処理装置100の変形例の構成を説明する説明図である。図1Bに示す画像処理装置100と、図1Aに示す画像処理装置100とが異なる点は、図1Bに示す画像処理装置100の操作表示部10が、回転角度90度で回転しており、かつユーザの顔を向くように傾いている点である。このとき、表示パネル11の表示内容は-90度回転している。
図1Aでは、画像処理装置100は、操作表示部10が回転していないため、表示パネル11を、左方に引き伸ばすことができ、その表示内容は回転していない。これに対し、図1Bでは、画像処理装置100は、操作表示部10が回転機構15により回転角度90度で回転しており、かつユーザの顔を向くように傾いているため、表示パネル11を、下方(斜め下向き)に引き伸ばすことができ、その表示内容は-90度回転している。
次に、本実施形態における画像処理装置100の画像形成部60について、図2を用いて説明する。
図2は、本実施形態に係る画像処理装置100の画像形成部60の構成を説明する説明図である。なお、同一の構成については同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
図2に示されるように、画像処理装置100は、内部の略中央部にベルト部材として中間転写ベルト9を備えている。中間転写ベルト9の下部水平部の下には、イエロー(Y:Yellow)、マゼンタ(M:Magenta)、シアン(C:Cyan)、ブラック(K:blacK)の各色にそれぞれ対応する4つの作像ユニット7Y,7M,7C,7Kが中間転写ベルト9に沿って並んで配置される。これらの作像ユニット7Y,7M,7C,7Kは、トナー像を担持可能に構成される感光体4Y,4M,4C,4Kと、帯電器2Y,2M,2C,2Kと、露光装置1Y,1M,1C,1Kと、現像ローラ6Y,6M,6C,6Kと、クリーニングブレード3Y,3M,3C,3Kとをそれぞれ有している。
なお、感光体4Y,4M,4C,4Kのうちいずれかを特定する必要がない場合は、単に、感光体4と表示する。また、帯電器2Y,2M,2C,2Kのうちいずれかを特定する必要がない場合は、単に、帯電器2と表示する。
像担持体である各感光体4Y,4M,4C,4Kの周囲には、その回転方向に沿って順に、対応する感光体を帯電するための帯電器2Y,2M,2C,2Kと、露光装置1Y,1M,1C,1Kと、現像ローラ6Y,6M,6C,6Kと、中間転写ベルト9を挟んで各感光体4Y,4M,4C,4Kと対向する1次転写ローラ5Y,5M,5C,5Kと、クリーニングブレード3Y,3M,3C,3Kとがそれぞれ配置される。
中間転写ベルト9の中間転写ベルト駆動ローラ83で支持された部分には、2次転写ローラ82が圧接されており、当該領域で用紙への2次転写が行なわれる。2次転写領域後方の搬送路Wの下流位置には、定着ローラ85と加圧ローラ84とを含む定着加熱部86が配置されている。
画像処理装置100の下部には、給紙トレイ71,72,73が着脱可能に配置されている。給紙トレイ71,72,73内に積載収容された用紙は、給紙ローラ74の回転によって最上部の用紙から1枚ずつ搬送路Wに送り出される。
画像処理装置100は、上部に操作表示部10が配置されるとともに、排紙ローラ87と、通信部30、制御部50とを備えて構成されている。
次に、本実施形態に係る画像処理装置100の制御部50について説明する。
図3は、本実施形態に係る画像処理装置100の機能を示すブロック図である。画像処理装置100は、操作表示部10、スキャナ20、通信部30、カメラ40、制御部50、画像形成部60を備えて構成されている。なお、同一の構成については同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)51、RAM(Random Access Memory)52、ROM(Read Only Memory)53、及び記憶部54を備えて構成されている。
CPU51は、ROM53に格納されている各種プログラムを読み出して実行することにより、各種機能を実現する。ROM53は、画像処理装置100を制御する制御プログラムを格納する。RAM52は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)により実現され、CPU51が制御プログラムを実行するために必要なデータを一時的に記憶するワーキングメモリとして機能する。
記憶部54は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)により構成される。記憶部54は、例えば、ユーザの属性情報として、ユーザの身長情報、表示内容の配置を偏らせるか否か、偏らせる方向などの情報を記憶する。
[画像処理装置の処理]
次に、上記構成からなる画像処理装置100が実行する、表示内容の配置変更処理について、図1から図3を参照しながら、フローチャートを用いて説明する。
次に、上記構成からなる画像処理装置100が実行する、表示内容の配置変更処理について、図1から図3を参照しながら、フローチャートを用いて説明する。
図4は、本実施形態に係る画像処理装置100が実行する、表示内容の配置変更処理を示したフローチャートである。
画像処理装置100は、ユーザにより電源が投入されると起動し、初期化された後、コピー機能やスキャン機能等が実施可能となる。
最初、ユーザは、画像処理装置100を構成するMFPの前に移動する(ステップS001)。
次に、ステップS003において、制御部50は、ユーザが画像処理装置100にログインしたか否かを判定する。ユーザは、社員番号、又はユーザナンバなどにより画像処理装置100にログインする。制御部50は、ユーザがログインしたと判定した場合(ステップS003のYes)、ステップS005に進む。制御部50は、ユーザの身長情報を含むユーザ情報を呼び出し(ステップS005)、ステップS007に進む。
次に、ステップS007において、制御部50は、ログインによりユーザの身長情報を呼び出すことができたか否かを判定し、ユーザの身長情報を呼び出せた場合(ステップS007のYes)、ステップS009に進み、ユーザの身長情報に合わせて、操作表示部10の表示パネル11を引き伸ばされた場合のオフセット値の決定を行う(ステップS009)。
一方、制御部50は、ステップS003において、ユーザがログインしていない場合(ステップS003のNo)、又は、ステップS007において、ログインしたユーザに係る身長情報が存在しなかった場合(ステップS007のNo)、ステップS011に進む。
次に、ステップS011において、制御部50は、画像処理装置100にカメラ40が搭載されていた場合(ステップS011のYes)、ステップS013に進む。画像処理装置100にカメラ40が搭載されていない場合(ステップS011のNo)、制御部50は、ユーザが標準身長であるものとして(ステップS012)、ステップS009に進む。
ステップS013において、制御部50は、カメラ40でユーザを撮像して、ユーザの身長を取得する。そして、制御部50は、ステップS009に進み、ユーザの身長情報に合わせて、表示パネル11が引き伸ばされた場合のオフセット値を決定すると、ステップS015に進む。
なお、制御部50は、画像処理装置100にカメラ40が搭載されていない場合(ステップS011のNo)、ユーザによる身長情報の入力を受け付けるようにしてもよい。
次に、ステップS015において、制御部50は、操作表示部10が回転されたか否かを判定する(ステップS015)。操作表示部10が回転されたとは、この表示パネル11の引き伸ばし方向が下方(斜め下向き)であることをいう。操作表示部10が回転された場合(ステップS015のYes)、制御部50は、表示パネル11が引き伸ばされたか否かを判定する(ステップS017)。
一方、操作表示部10が回転されなかった場合(ステップS015のNo)、制御部50は、表示パネル11が引き伸ばされたか否かを判定する(ステップS021)。操作表示部10が回転されなかったとは、この表示パネル11の引き伸ばし方向が左方であることをいう。
ステップS017において、制御部50は、表示パネル11が引き伸ばされた場合(ステップS017のYes)、表示パネル11内の操作ボタン配置を、表示パネル11の露出部分の端部に変更し(ステップS019)、ステップS015の処理に戻る。
一方、表示パネル11が引き伸ばされなかった場合(ステップS017のNo)、制御部50は、表示パネル11内の操作ボタンの配置を変更することなく、ステップS015の処理に戻る。
図5は、本実施形態の画像処理装置100の制御部50が、操作表示部10の表示パネル11の表示内容の配置を変更した例を示した説明図である。表示パネル11の引き伸ばし方向は、下方である。このとき、ユーザは、操作表示部10を90度回転させている。
図5に示すように、このとき制御部50は、操作表示部10における表示パネル11の表示内容の配置を露出部分の下方(端部)に偏らせている。方向SDは、表示パネル11が引き伸ばされた露出部分の下方を示している。表示パネル11の引き伸ばされた露出部分の下方に各操作ボタンが配置されることにより、ユーザは、表示パネル11を視認しやすく、かつ操作しやすくなり、利便性が向上する。
例えば、表示パネル11における操作ボタンBT1~BT5のそれぞれには、コピー、FAX、スキャン、プリンタ、ボックスなどの操作に関する機能が割り当てられる。操作ボタンBU1~BU3のそれぞれには、音設定、アドレス帳、格納先などの設定に関する機能が割り当てられる。操作ボタンBV1には、用紙の選択に関する機能が設定される。操作ボタンBW1~BW5のそれぞれには、メニュー、両面/ページ集約、片面/両面、解像度、メディアなどの設定に関する機能が割り当てられる。操作ボタンBX1には、セキュリティに関する設定が割り当てられる。
なお、各種の操作ボタン(操作ボタンBT1~BT5、操作ボタンBU1~BU3、操作ボタンBV1、操作ボタンBW1~BW5、操作ボタンBX1)の割り当ては例示であり、これに限定されるものではない。
図5では、ユーザは、操作表示部10を、下方に90度回転させている。加速度センサ13は、回転機構15により操作表示部10が回転されていることを検出する。
これにより、制御部50は、加速度センサ13により検出した回転角度(例えば、90度)に基づいて、表示パネル11の表示内容を構成する各種の操作ボタンの配置を変更する。なお、加速度センサ13が検知する回転角度は、90度に限定されるものではなく、0~360度(0~±180度)の回転を検知することができる。
また、制御部50は、ユーザが画像処理装置100にログインしたときのユーザの属性に基づいて、図5に示すように、表示内容の配置を所定の方向(例えば、端部の方向)に偏らせてもいい。
例えば、画像処理装置100に予め登録されているユーザの身長情報に基づいて、画像処理装置100の下方であって床面から所定の高さの各種の操作ボタンを配置する。
この場合、例えば、ユーザの身長情報ごとに表示内容を構成する各種の操作ボタンの配置が割り当てられており、身長情報が登録されているユーザが画像処理装置100にログインする度に、そのユーザの属性(ユーザの身長情報)に基づいて、操作ボタンの配置を変更する。
このように、制御部50は、画像処理装置100を使用しているユーザの身長情報から、表示パネル11の表示内容の配置を変更することができる。
また、制御部50は、表示内容のうち使用頻度の高い操作要素(例えば、使用頻度の高い操作ボタン)を、表示パネル11の露出部分における長手方向の端部に配置してもよい。
なお、本実施形態では、ステップS009において、制御部50は、表示パネル11が引き伸ばされた場合における表示内容の配置のオフセット値の決定を自動で行っていたが、ユーザの操作を受け付けるようにしてもよい。
例えば、制御部50は、ユーザの操作に従って、表示内容を構成する操作ボタンの配置を偏らせるか否かと、偏らせる方向とを決定する。この場合、操作表示部10のタッチパネル12は、ユーザからの操作を受け付けて、ユーザの使いやすい配置や偏らせ方を受け付ける。
また、制御部50は、ユーザにより表示パネル11が引き伸ばされた場合、表示内容を構成する操作ボタンの配置を、操作表示部10の回転と、表示パネル11の引き伸ばし量とに応じて変更し続ける。
そして、制御部50は、表示パネル11の露出部分に表示内容を構成する各種の操作ボタン(操作ボタンBT1~BT5、操作ボタンBU1~BU3、操作ボタンBV1、操作ボタンBW1~BW5、操作ボタンBX1)を配置すると、操作表示部10が回転されることを待ち受けて、継続的に表示パネル11の制御を繰り返す(図4のステップS015参照)。
図4のフローチャートに戻り、ステップS021において、制御部50は、表示パネル11が引き伸ばされたか否かを判定する。
ステップS021において、表示パネル11が引き伸ばされた場合(ステップS021のYes)、ステップS023に進み、制御部50は、表示パネル11内の操作ボタンの配置を、表示パネル11の露出部分の中心部に変更し、ステップS015に戻る。
一方、表示パネル11が引き伸ばされなかった場合(ステップS021のNo)、制御部50は、ステップS015に戻る。
図6は、本実施形態の画像処理装置100の制御部50が、表示パネル11の表示内容の配置を中心位置CTにオフセットした例を示した説明図である。
図6に示すように、制御部50は、表示パネル11上に表示される表示内容を、露出部分の中心位置CTにオフセットする。
ここで、操作表示部10は、回転していない。操作表示部10は、表示パネル11を左方に引き伸ばし可能な状態であり、このときユーザは標準身長であることが想定される。そのため、制御部50は、表示パネル11の表示内容を引き伸ばした方向に偏らせるのではなく、図6に示すように、表示パネル11の露出部分の中心位置CTを基準に、操作ボタンBA1~BA7を配置する。つまり、制御部50は、表示パネル11の表示内容を、露出部分の中心位置CTにオフセットする。
なお、表示パネル11における操作ボタンBA1~BA7のそれぞれは、例えば、上述した、コピー、FAX、スキャン、プリンタ、ボックスなどの操作に関する機能や音設定、アドレス帳、格納先などの設定に関する機能が割り当てられる。
また、制御部50は、表示パネル11の引き伸ばし量と表示内容の移動量とが比例関係となるように、表示内容を配置してもよい。
例えば、制御部50は、ユーザが表示パネル11を引き伸ばすと同時に、動的に表示パネル11の表示内容を変更する。
図7A及び図7Bは、本実施形態の画像処理装置100の制御部50が、操作表示部10の表示パネル11の表示内容の配置を、表示パネル11の引き伸ばし量と表示内容の移動量とが比例関係となるように変更した例を示した説明図である。
図7Aでは、ユーザが表示パネル11を引き伸ばしている或る瞬間における表示パネル11の状態を示している。図7Bでは、図7Aの表示パネル11よりも更に表示パネル11が引き伸ばされ状態を示している。
図7Aにおいて、表示パネル11の露出部分の長さは、M1である。これに対して表示内容(操作ボタンBA1~BA7)の中心位置は、M2である。即ち、表示内容の中心位置M2は、表示パネル11の露出部分の左方端部から操作ボタンBA1~BA7の中心CCまでである。
同様に、図7Bにおいて、表示パネル11の露出部分の長さは、L1である。これに対して表示内容(操作ボタンBA1~BA7)の中心位置は、L2である。即ち、図7Aから図7Bまでの引き伸ばし量は、(L1-M1)であり、表示内容の移動量は、(L2-M2)である。引き伸ばし量と表示内容の移動量の比は一定である。
図7A及び図7Bでは、図7Aの状態から図7Bの状態へ移行することを示しており、表示パネル11の露出部分の長さに対する操作ボタンBA1~BA7の中心CCの位置が比例関係となるように動的に変更される。
また、制御部50は、表示パネル11を引き伸ばした方向に表示内容を偏らせてもよい。この場合、制御部50は、画像処理装置100を使用しているユーザに対して設定された配置情報に基づいて、表示パネル11上の表示内容を移動させる。
図8は、本実施形態の画像処理装置100の制御部50が、画像処理装置100を使用しているユーザの情報に基づいて、表示内容をユーザに対して設定された配置に移動する例を示した説明図である。
図8に示すように、表示パネル11における操作ボタンBA1~BA7は、一例として、ユーザに対して設定可能な最大の移動量を、操作表示部10の表示内容に設定した例を示している。
このように、制御部50は、表示パネル11に表示内容を構成する操作ボタンBA1~BA7を配置すると、操作表示部10が回転されることを待ち受けて、継続的に表示パネル11の制御を繰り返す(図4のステップS015参照)。
以上説明したように、本実施形態における画像処理装置100の制御部50は、ユーザにより操作表示部10が引き伸ばされた場合、操作表示部10に表示されている表示内容の配置を制御する。
これにより、本実施形態の画像処理装置100は、表示パネル11を有する操作表示部10の利便性をさらに向上させることができる。
本実施形態によれば、表示パネル11を有する画像処理装置100の利便性を向上させることができる。
<変形例1>
本実施形態に係る画像処理装置100の操作表示部10は、ユーザを検知する人感センサ14を備えて構成されている。これにより、制御部50は、複数のユーザを人感センサ14が検知した場合、操作表示部10に対して長手方向の両端に操作ボタンを配置する。
本実施形態に係る画像処理装置100の操作表示部10は、ユーザを検知する人感センサ14を備えて構成されている。これにより、制御部50は、複数のユーザを人感センサ14が検知した場合、操作表示部10に対して長手方向の両端に操作ボタンを配置する。
図9は、本実施形態の画像処理装置100の制御部50が、表示パネル11に配置されていた単一の表示内容を、表示パネル11の両端に重複して配置した例を示した説明図である。
制御部50は、人感センサ14により複数のユーザを検知すると、図9に示すように、表示内容を表示パネル11の両端に重複して配置する。
図9では、ユーザが2人の場合を示しており、1人のユーザは、表示パネル11の操作ボタンBA1~BA6を使用する。他のもう1人のユーザは、表示パネル11の操作ボタンBB1~BB5を使用する。なお、表示パネル11における操作ボタンBB1~BB5のそれぞれは、例えば、上述した、コピー、FAX、スキャン、プリンタ、ボックスなどの操作に関する機能や音設定、アドレス帳、格納先などの設定に関する機能が割り当てられる。
このように、本実施形態の画像処理装置100の制御部50は、人感センサ14により複数のユーザを検知した場合、操作表示部10に対して長手方向の両端に操作ボタンBA1~BA6,BB1~BB5を重複して配置し、複数のユーザに使用させることができる。
<変形例2>
本実施形態に係る画像処理装置100の制御部50は、表示パネル11の表示内容を、操作表示部10の長手方向の一端に偏らせて配置させた場合、操作表示部10の長手方向の他端に情報画像を表示させる。
本実施形態に係る画像処理装置100の制御部50は、表示パネル11の表示内容を、操作表示部10の長手方向の一端に偏らせて配置させた場合、操作表示部10の長手方向の他端に情報画像を表示させる。
図10は、本実施形態の画像処理装置100の制御部50が、表示パネル11の表示内容を操作表示部10の長手方向の一端に偏らせて配置させた場合、操作表示部10の長手方向の他端に情報画像を表示させた例を示した説明図である。
図10では、図8に示した説明図において、表示パネル11の露出部分の右端に、プレビュー画像PV(情報画像)を表示させている。図10に示すように、制御部50は、表示パネル11の露出部分の長手方向の左方端に表示内容を構成する操作ボタンBA1~BA7を偏らせると、表示パネル11の露出部分の長手方向の右方端に空き領域が発生する。この場合、制御部50は、表示パネル11の露出部分の長手方向の右方端(空き領域)に、例えば、入力操作を必要としないプレビュー画像PVや広告画像を表示する。
このように、本実施形態の画像処理装置100の制御部50は、表示パネル11の露出部分の長手方向の一端に操作ボタン等を表示させ、かつ、表示パネル11の露出部分の長手方向の他端にプレビュー画像を表示させることができる。
10,10P 操作表示部
11 表示パネル
12 タッチパネル
13 加速度センサ
14 人感センサ
15 回転機構
17 引き伸ばし量エンコーダ
20 スキャナ
21 画像読取部
30 通信部
40 カメラ
50 制御部
51 CPU
52 RAM
53 ROM
54 記憶部
60 画像形成部
100,100P 画像処理装置
UR ユーザ
11 表示パネル
12 タッチパネル
13 加速度センサ
14 人感センサ
15 回転機構
17 引き伸ばし量エンコーダ
20 スキャナ
21 画像読取部
30 通信部
40 カメラ
50 制御部
51 CPU
52 RAM
53 ROM
54 記憶部
60 画像形成部
100,100P 画像処理装置
UR ユーザ
Claims (12)
- ユーザによる巻き取り及び引き伸ばしが可能な操作表示部と、
ユーザにより前記操作表示部が引き伸ばされた場合、前記操作表示部に表示されている表示内容の配置を制御する制御部と、
を備える情報処理装置。 - 前記操作表示部の一部を支点として回転させる回転機構と、
前記回転機構が前記操作表示部を回転させたときの回転角度を検出する回転角度検出部と、をさらに備え、
前記制御部は、
前記回転角度検出部により検出した回転角度により表示内容の配置を制御する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
前記ユーザの属性に応じて、前記表示内容の配置を所定の方向に偏らせる、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
ユーザの操作に従って、前記表示内容の配置を偏らせるか否かと、偏らせる方向とを決定する、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
ユーザにより前記操作表示部が引き伸ばされた場合、前記表示内容の配置を変更し続ける、
請求項2又は3に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
前記操作表示部が引き伸ばされる量と前記表示内容の移動する量とが比例関係となるように、前記表示内容を配置する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
ユーザにより前記操作表示部が引き伸ばされたことを検知した場合、当該操作表示部に表示される表示内容を、露出部分の中心位置にオフセットする、
請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
自身を使用しているユーザの情報に基づいて、前記表示内容を前記ユーザに対して設定された配置に移動する、
請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
自身を使用しているユーザの身長情報から、前記表示内容の配置を変更する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - ユーザを検知する人感センサを備え、
前記制御部は、
前記人感センサがユーザを複数検知した場合、前記操作表示部に対して長手方向の両端に操作ボタンを配置する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
前記表示内容を、前記操作表示部の長手方向の一端に偏らせて配置させた場合、前記操作表示部の長手方向の他端に情報画像を表示させる、
請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
前記表示内容のうち使用頻度の高い操作要素を、前記操作表示部の長手方向の端部に配置する、
請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020141718A JP2022037530A (ja) | 2020-08-25 | 2020-08-25 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020141718A JP2022037530A (ja) | 2020-08-25 | 2020-08-25 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022037530A true JP2022037530A (ja) | 2022-03-09 |
Family
ID=80494776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020141718A Pending JP2022037530A (ja) | 2020-08-25 | 2020-08-25 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022037530A (ja) |
-
2020
- 2020-08-25 JP JP2020141718A patent/JP2022037530A/ja active Pending
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230517 |
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
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